JP2023022631A - 寝姿勢保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】マットレスの大きな凹み又は沈み込みに由来するユーザの不自然な寝姿勢を抑制し、ユーザにとって快適な寝姿勢を保持する。【解決手段】平面視で略長方形状の形状を備えたマットレス2の外表面3に対して前記略長方形の短辺方向に沿いつつ一周するように巻回して用いられる、マットレス2にユーザMが平臥するときの寝姿勢保持具1であって、前記巻回方向に沿って略帯状に延設され、当該巻回された状態でユーザMの腰部14の下に少なくとも位置し、ユーザの自重に抗する所定の強度補強がなされた剛性部5と、剛性部5よりも前記略帯状の延設方向に沿った一方側に設けられた係合部6と、剛性部5よりも前記略帯状の延設方向に沿った他方側に設けられ、係合部6に係合される被係合部7とを有する寝姿勢保持具1。【選択図】図1

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 令和3年7月28日にメール送信にて寝姿勢保持具を公開
本発明は、寝姿勢保持具に関する。
従来、寝具としてベッド上に配置するマットレスが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、平面視で長方形状を備えたベッドマットレス1について開示されている。
実用新案登録第3178692号公報
上記従来技術のマットレスとしては、種々の硬さを備えた複数種類のものが販売されているが、ちょうどよい硬さのものを選ぶことは容易でなく、例えばユーザが選択して購入したものが予想よりも柔らかい場合がある。このような場合には、実際に平臥してみたときに、ユーザの体重による凹み量又は沈み込みが予想以上に大きくなり、不自然な寝姿勢となって特に腰に不快感をおぼえたり、腰痛の原因になったりする場合があった。また、急な腰痛が起こった場合の「腰部の下のみを硬くしたい」という要望に応えるものである。
本発明の目的は、マットレスの大きな凹み又は沈み込みに由来するユーザの不自然な寝姿勢を抑制し、ユーザにとって快適な寝姿勢を保持する寝姿勢保持具を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、平面視で略長方形状の形状を備えたマットレスの外表面に対して前記略長方形の短辺方向に沿いつつ一周するように巻回して用いられる、前記マットレスにユーザが平臥するときの寝姿勢保持具であって、前記巻回方向に沿って略帯状に延設され、当該巻回された状態でユーザの腰部の下に少なくとも位置し、ユーザの自重に抗する所定の強度補強がなされた剛性部と、前記剛性部よりも前記略帯状の延設方向に沿った一方側に設けられた係合部と、前記剛性部よりも前記略帯状の延設方向に沿った他方側に設けられ、前記係合に係合される被係合部と、を有することを特徴としている。
マットレスは、種々の硬さを備えた複数種類が販売されている。ユーザが選択して購入したものが予想よりも柔らかい場合がある。このような場合には、実際に平臥してみたときに、ユーザの体重による凹み量又は沈み込みが予想以上に大きくなり、不自然な寝姿勢となって特に腰に不快感をおぼえたり、腰痛の原因になったりする場合がある。
本願発明の寝姿勢保持具は、このような場合にマットレスの外表面まわりを一周するように巻回して用いられる。本願発明の寝姿勢保持具は、剛性部と、係合部と、被係合部と、を有しており、上記のように巻回された後に係合部と被係合部とが係合されることによりマットレスに対して装着され、位置が固定される。
そして、このように巻回された状態においては、少なくともユーザの腰部の下に剛性部が位置するようになる。この剛性部は、その他の部位(係合部、被係合部等)よりも剛性が大きくなるように、ユーザの自重に抗する所定の強度補強がなされている。これにより、前述のようなマットレスの大きな凹み又は沈み込みに由来するユーザの不自然な寝姿勢を抑制し、ユーザにとって快適な寝姿勢を保持することができる。したがって、寝心地の向上や腰痛の予防及び腰痛や腰回りの不快感の改善等を図ることができる。
本発明の寝姿勢保持具によれば、マットレスの大きな凹み又は沈み込みに由来するユーザの不自然な寝姿勢を抑制し、ユーザにとって快適な寝姿勢を保持することができる。
本実施形態に係る寝姿勢保持具をマットレスに装着した状態を表す斜視図である。 寝姿勢保持具の平面図である。 寝姿勢保持具を装着したマットレスにユーザが仰向けに平臥した状態を表す平面図である。 寝姿勢保持具の取り付け方法の一例を説明する概念図である。 剛性が異なる複数種類の剛性バーを含む変形例に係る寝姿勢保持具をマットレスに装着した状態を表す斜視図である。 変形例に係る寝姿勢保持具を装着したマットレスにユーザが仰向けに平臥した状態を表す平面図である。 ユーザが寝返りを打った状態を表す概念図である。 布ベルトを用いた変形例に係る寝姿勢保持具をマットレスに装着した状態を表す斜視図である。 剛性部のサイズが大きい変形例に係る寝姿勢保持具をマットレスに装着した状態を表す斜視図である。 寝姿勢保持具をマットレスに複数個装着した変形例に係る斜視図である。 剛性バーが千鳥状に配列する変形例に係る寝姿勢保持具の平面図である。 剛性バーが第1方向に延設する変形例に係る寝姿勢保持具の平面図である。 剛性バーを着脱または交換する変形例を説明する概念図である。 変形例に係る寝姿勢保持具のマットレスへの取り付け方法を説明する概念図である。 基部が剛性部である変形例に係る寝姿勢保持具をマットレスに装着した状態を表す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。
図1に本実施形態に係る寝姿勢保持具1をマットレス2に装着した状態を表す斜視図を示す。図1に示した方角はマットレス2にユーザが仰向けで平臥した時、ユーザから見た左右方向及び、ユーザの頭がある方向である前方向とユーザの脚がある方向の後ろ方向からなる前後方向、及びマットレス2を平置きした接地面(図示なし)に垂直な上下方向であり、上下方向、左右方向、前後方向はそれぞれ直交する。同様の方角が適宜図2~図15にも適用される。
寝姿勢保持具1は平面視で略長方形状の形状を備えたマットレス2の外表面3に対して略長方形の短辺4の方向(この図の左右方向)に沿いつつ一周するように巻回して用いられる。寝姿勢保持具1はマットレス2にユーザが平臥するときに用いられる。
寝姿勢保持具1は前記巻回方向(この図の左右方向)に沿って略帯状に延設され、当該巻回された状態でユーザの腰部の下に少なくとも位置し、ユーザの自重に抗する所定の強度補強がなされた剛性部5を有する。
この図では寝姿勢保持具1は係合部6及び被係合部7を有し、マットレス2のうち略長方形の長辺8に対応する側部9において係合部6及び被係合部7が互いに係合されている。しかし、係合部6と被係合部7とは、例えばマットレス2の底面(この図の下方向側の面)で係合されていてもかまわない。
図2に寝姿勢保持具1の平面図を示す。
係合部6は寝姿勢保持具1の剛性部5よりも、前記略帯状の延設方向(この図の左右方向)に沿った一方側(この図では左方向側)に設けられ、被係合部7は剛性部5よりも前記略帯状の延設方向に沿った他方側(この図では右方向側)に設けられ、係合部6に係合されるようになっている。この図では、係合部6の方が被係合部7よりも左右方向の長さが短くなっているが、係合部6のほうが長くなっていてもかまわない。
係合部6はバンド部材12及び二か所の面ファスナー13を備え、被係合部7はバンド部材12′及び二か所の面ファスナー13′を備える。この図では矩形状の二本のゴムバンドを取り回しがしやすいように左方向または右方向端部で一つにまとめたものをバンド部材12及びバンド部材12′としているが、ゴムバンドのかわりにゴムひも、その他のひも、布ベルトや皮ベルト等を用いてもよく、バンド部材12、12′の形状も、特に限定されるものではない。また、面ファスナー13、13′のかわりに、ファスナー、ホック、ボタン、フック、とリングなどを用いても構わない。
剛性部5は、寝姿勢保持具1の前記延設方向と平行な第1方向(この図の左右方向)に沿って延びる基部10と、基部10に配置される複数の剛性バー11とを備える。この図では、8本の剛性バー11が、基部10において前記延設方向と直交する第2方向(この図の前後方向)に沿ってそれぞれ延設され、互いに前記第1方向に並んで配置されている。図1では8本の剛性バー11が配置されている一例について示したが、この図では16本の剛性バー11が配置されている。剛性バー11の数はもっと多くてもよいし少なくてもかまわない。
基部10の素材は特に限定されるものでないが、剛性バー11なしでも使用することが出来る硬さを備えた生地、例えば、通気性の良いポリエステル等のメッシュ生地により構成される。剛性バー11は例えば短冊状の板状や棒状の形状であって、例えばステンレスやスチール等の金属や、アクリル板等の樹脂により構成される。
各剛性バー11は、基部10の内部に適宜に縫い込まれて固定される態様、例えば、基部10に設けたポケット状の密閉空間内に配置されている。具体的な手法の一例としては、後述の図13に示すような筒部18の内部に、開口部20から各剛性バー11が挿入された後、開口部20を閉止することで、上述したポケット状の密閉区間内における剛性バー11の配置を行うことができる。
図3に寝姿勢保持具1を装着したマットレス2にユーザMが仰向けに平臥した状態を表す平面図を示す。
寝姿勢保持具1はマットレス2の外表面3に対して巻回された状態でユーザMの腰部14の下に少なくとも位置するように取り付けられている。
この図では剛性部5に16本の剛性バー11が配置され、そのうち4本がユーザMの腰部14の下に配置されるようになっている。
剛性部5のサイズはユーザMの体格やマットレス2のサイズに応じて所望のものとすることができる。
剛性部5の左右方向の幅は、ユーザMが寝返りを打ったときも腰部14を支えることができるように、この図では、マットレス2の短辺4と略等しい幅となっている。
剛性部5の前後方向の幅はマットレス2の長辺8よりも短い長さであることが好ましい。ユーザMの体重は通常腰部14(全体の約44%)、胸部21(全体の約33%)に主にかかるため、ユーザMの腰部14及び胸部21の少なくとも一部の下に剛性部5が配置されるように構成されることが好ましい。
図4に寝姿勢保持具1の取り付け方法の一例を説明する概念図を示す。寝姿勢保持具1の取り付け方法は例えば工程(A)~(D)を含む。
まず工程(A)においてユーザMはマットレス2を持ち上げ寝姿勢保持具1の被係合部7をマットレス2の下に敷きこむ。
次いで工程(B)において所望の装着位置まで寝姿勢保持具1とマットレス2の位置を調整してずらす。
ついで工程(C)において寝姿勢保持具1を左右方向に沿ってマットレス2の上方向から巻き回す。
工程(D)においてこの図の右方向側におけるマットレス2の長辺における側部9において係合部6に設けられた面ファスナー13と被係合部7に設けられた面ファスナー13′とを係合させてマットレス2への取り付けが完了する。
<実施形態の効果>
マットレス2は、種々の硬さを備えた複数種類が販売されているが、ユーザMが選択して購入したものが予想よりも柔らかい場合がある。このような場合には、実際に平臥してみたときに、ユーザMの体重による凹み量又は沈み込みが予想以上に大きくなり、不自然な寝姿勢となって特に腰に不快感をおぼえたり、腰痛の原因になったりする場合がある。
本実施形態の寝姿勢保持具1は、このような場合にマットレス2の外表面3まわりを一周するように巻回して用いられる。本実施形態の寝姿勢保持具1は、剛性部5と、係合部6と、被係合部7とを有しており、上記のように巻回された後に係合部6と被係合部7とが係合されることによりマットレス2に対して装着され、位置が固定される。
そして、このように巻回された状態においては、少なくともユーザMの腰部14の下に剛性部5が位置するようになる。この剛性部5は、その他の部位(係合部6、被係合部7等)よりも剛性が大きくなるように、ユーザMの自重に抗する所定の強度補強がなされている。これにより、前述のようなマットレス2の大きな凹み又は沈み込みに由来するユーザMの不自然な寝姿勢を抑制し、ユーザMにとって快適な寝姿勢を保持することができる。したがって、寝心地の向上や腰痛の予防等(腰痛・腰回りの不快感の改善)を図ることができる。
また、本実施形態では特に、例えばマットレス2の真裏(底部の外表面)で係合部6と被係合部7とを係合する構成とした場合、新規に係合を行って本実施形態の寝姿勢保持具1を装着する場合も、係合を解除して寝姿勢保持具1を取り外す場合も、マットレス2を浮かせたりずらしたり立てたりしなければならず、ユーザMの労力負担が大きい。本実施形態においては、上記の係合をマットレス2の側部において行う構成とすることにより、前述の不具合を回避し、労力負担を軽減することができる。
また、本実施形態では特に、基部10に対し、例えば金属やアクリル板その他の高剛性体から構成される剛性バー11を複数個配設することで、剛性部5を構成する。このように、剛性を与える剛性バー11とそれ以外の基部10とに分かれた構成とすることで、剛性部5を安価かつ簡素に製造することができる。
また、例えば複数の剛性バー11の配置位置や配置数等を適宜に調整することで、ユーザMの性別や体格等による腰の位置の違いや、ユーザMの求める剛性の度合いの好みにも対応することができる。
また、本実施形態では特に、寝姿勢保持具1の剛性バー11が例えば第2方向に沿って延設され、互いに第1方向に並んで配置されることで、腰のコルセット(サポーター)と類似の固定効果を発揮するため、ユーザMが元々腰痛を患っているが、コルセットを装着したまま眠ると通気性が悪く夏は暑い、あるいは締め付けが苦しく就寝の妨げとなる等の時に、就寝時のコルセットの代用として用いることができる。
また、本実施形態では特に、剛性部5の第1方向の幅がマットレス2の短辺4と例えば略等しい幅であることによって、ユーザMの寝返りにも対応できるとともに、剛性部5の第2方向の幅は、マットレス2の長辺8よりも短く、例えばユーザMの腰部14と上腕部15の少なくとも一部の下に配置される幅であることによって、ユーザMが所望する場所のみ剛性を高め、それ以外の部分については柔らかな寝心地とすることができる。
通常寝具はマットレス2、ベッドパッド、シーツの順で用いられる。ベッドパッドの上に寝姿勢保持具1を装着すると、より硬く感じることができ、ベッドパッドの下に寝姿勢保持具1を装着すると、より寝心地良く感じることができる。シーツの上など、どの位置に寝姿勢保持具1を装着してもかまわない。このような操作で寝姿勢保持具1装着時の寝心地を適宜調節することができる。
<変形例>
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例について説明する。
(1)寝姿勢保持具1aが互いに剛性の異なる複数種類の剛性バー11~11″を含む場合
図5に変形例の寝姿勢保持具1aをマットレス2に装着した状態を表す斜視図を示す。寝姿勢保持具1aの剛性部5aはそれぞれ互いに剛性の異なる複数種類の剛性バー11と、剛性バー11′と、剛性バー11″とを備える。この図では、4本の剛性バー11、2本の剛性バー11′、2本の剛性バー11″が剛性部5aに配置されている。
ここでは相対的に最も低い剛性を有する剛性バー11をミディアム、最も高い剛性を有する剛性バー11″をスーパーハード、11と11″の中間の剛性を有する剛性バー11′をハードとして以下称する。
剛性バー11~11″がステンレス製やスチール製の場合には例えば剛性バー11~11″の厚みを変えるか、ステンレスやスチールの圧縮率を変えることで剛性を調節することができる。剛性バー11~11″がアクリル板製の場合には、例えばアクリル板の厚みを変えることで剛性を調節することができる。その場合、アクリル板の厚さは、少なくとも、例えば上から子供が踏んだ場合に割れない程度の厚さ以上とすることが好ましい。
剛性バー11~11″の剛性は上記以外の公知の方法によって異ならせてもよいし、剛性バー11~11″の素材は、上記以外のものを用いてもかまわない。この図では3種類の異なる剛性の剛性バー11~11″を用いたがもっと多くの種類としてもかまわないし剛性バー11~11″のそれぞれの本数や配置箇所も所望のものに変更可能である。
図6に寝姿勢保持具1aを装着したマットレス2にユーザMが仰向けに平臥した状態を表す平面図を示す。この図では、剛性部5aにおいてユーザMの少なくとも腰部14の下に剛性バー11″(スーパーハード)が4本配置され、その外側に剛性バー11′(ハードが)左右方向にそれぞれ2本ずつ配置され、その外側に剛性バー11(ミディアム)が左右方向にそれぞれ4本ずつ配置されている。
図7にユーザMが寝返りを打った状態を表す概念図を示す。この図ではユーザMが左方向に寝返りを打って横向きになった時、例えばユーザMの上腕部15の下に剛性バー11(ミディアム)が配置されるようになっている。
この変形例においても実施形態と同様の効果を有する。また、この変形例においては例えば「スーパーハード」「ハード」「ミディアム」等の複数種類の剛性(硬さ)の剛性バー11~11″を用意することで、ユーザMの性別、体格、好み、寝姿勢の違い等にきめ細かく対応することができる。
また、例えば、仰向けに寝ている寝姿勢において腰部14の下に位置する剛性バー11″と、寝返りをうって横向きになった寝姿勢において腰部14に代わる上腕部15(又は肩)の下に位置する剛性バー11とで、剛性に差を設けることもできる(例えば、横向きの場合、上腕部15又は腰部14・肩の下の剛性が高いと、硬くて寝心地が悪くなる場合があるので、剛性バー11の剛性を弱くする)。この場合、上記のような寝姿勢の変化(腰部14により多くの体重がかかる寝姿勢→腰部14ではなく上腕部15又は肩により多くの体重がかかる寝姿勢)に対応した、よりきめ細やかな調整が可能となる。
(2)係合部6′及び被係合部7′に布ベルト16を用いた場合
図8に寝姿勢保持具1bをマットレス2に装着した状態を表す斜視図を示す。寝姿勢保持具1bの係合部6′及び被係合部7′はそれぞれ2本の布ベルト16を備え、係合部6′の端部に接続された布ベルト用バックル17に被係合部7′の端部が係合されている。この図ではメッシュ生地の布ベルト16を用いているが、皮ベルトを用いてもよい。
この変形例においても実施形態と同様の効果を有する。また、布ベルト16は硬さの面で優れるため、バンド部材12として前述のように係合部6及び被係合部7にゴムバンドやゴムひもを用いると、ゴムが柔らかすぎる懸念があったり強度的に心もとないような場合には、この被係合部6′及び被係合部7′のように布ベルト16を用いることが好ましい。
(3)剛性部5fのサイズが大きい場合
図9に寝姿勢保持具1cをマットレス2に装着した状態を表す斜視図を示す。寝姿勢保持具1cの剛性部5f及び剛性バー11dは前記第2方向(この図の前後方向)の幅が図1よりも広くなっている。また、寝姿勢保持具1cの係合部6″及び被係合部7″はそれぞれ1本のバンド部材12a及び12bを備え、それぞれの端部に3個ずつの面ファスナー13a及び13bを備える。面ファスナー13a及び13bが係合されることにより、係合部6″と被係合部7″が係合される。面ファスナー13a及び13bは、例えばもっと大きな形状で1個のみ配置されていてもよい。
この変形例においても実施形態と同様の効果を有する。また、寝姿勢保持具1cは剛性部5f及び剛性バー11dの第2方向(この図の前後方向)の幅が広くなっているので、ユーザMの体格が大きい場合にも腰部14の下を含めた所望の箇所の剛性を高めることができるようになっている。
(4)寝姿勢保持具1を複数個用いる場合
図10に寝姿勢保持具1aをマットレス2に複数個装着した状態を表す斜視図を示す。この図では2個の寝姿勢保持具1aがマットレス2の前後方向において並べて装着されている。この図では、同じ剛性分布を有する寝姿勢保持具1aを2個並べているが、異なる剛性分布を有するもの(たとえば寝姿勢保持具1と寝姿勢保持具1a)とを並べてもよい。
この変形例によれば、ユーザMの好みや要望により剛性部5の領域をマットレス2上で広くしたいとき、例えばマットレス2上全体の剛性を高めたい時等に剛性部5の領域を広くすることができる。マットレス2のサイズが大きい時あるいは1つのマットレス2を複数人で使用する時等にも使用可能である。また、この変形例においても実施形態と同様の効果を有する。
(5)剛性バー11a及び11bが千鳥状に配列する場合
図11に寝姿勢保持具1dの平面図を示す。寝姿勢保持具1dの剛性部5bに設けられた複数の剛性バー11a及び11bは、基部10において前記延設方向(この図の左右方向)と直交する第2方向(この図の前後方向)に沿ってそれぞれ延設されており、かつ、基部10に対し、前記第2方向において千鳥状に配列されている。
すなわち、この図では、第2方向の長さが相対的に短い剛性バー11aが第2方向に2個並んだ配列と、第2方向の長さが相対的に長い剛性バー11bが第2方向に1個並んだ配列とが、第1方向に交互に繰り返されて配置されている。
この変形例によれば、第1方向や第2方向に複数の剛性バー11を一列に配置するのにこだわらず、千鳥配列とすることにより、さらにきめ細やかに剛性分布を調整することができる。この千鳥配列において、各剛性バー11a及び11bの剛性をさらに異ならせれば、さらに所望の剛性分布のバリエーションを広げることができる。またこの変形例においても実施形態と同様の効果を有する。
(6)剛性バー11cが第1方向に延設する場合
図12に寝姿勢保持具1eの平面図を示す。寝姿勢保持具1eの剛性部5cには、複数の剛性バー11cが、基部10において前記第1方向(この図の左右方向)に沿ってそれぞれ延設され、互いに前記第2方向(この図の前後方向)に並んで配置されている。この図では、前記第1方向において各剛性バー11c同士の間に所定の空間が設けられ、各剛性バー11c同士が左右方向において3つのグループg1~g3に分かれて配置されるようになっている。
この変形例においても実施形態と同様の効果を有する。また、このような剛性バー11cの配置の一例は所望の寝心地や剛性分布を得るためのバリエーションの一つである。
(7)剛性バー11が基部10′に装着、交換可能である場合
図13に剛性バー11を基部10′に着脱可能に装着または交換する方法の一例を表す概念図を示す。寝姿勢保持具1fの剛性部5dにおいて、基部10′は複数の剛性バー11をそれぞれ挿抜可能な複数の筒部18を備える。筒部18は例えばこの図において3箇所の縫製部19により基部10′のメッシュ生地に係合され前記第1方向(この図の左右方向)端部に開口部20を備える。筒部18の開口部20にユーザM自らが剛性バー11を挿抜して装着または交換することができる。図示は省略するが、開口部20付近には例えばメッシュ生地で構成されるポケット蓋等を設けておき、ピロケースの合わせ方式に準ずる方法でポケット蓋を筒部18内に折り込んで開口部20を閉じるか、前記ポケット蓋に筒部18と係合可能な面ファスナーやボタン等を設けて開口部20を閉じる等の方法により、剛性バー11を筒部18に固定させる。このような方法で閉じた開口部20はユーザMによりいつでも開閉可能であり剛性バー11の交換が可能である。
図14に寝姿勢保持具1fのマットレス2への取り付け方法を説明する概念図を示す。取り付け方法は工程(A′)~(D′)を含む。なお、寝姿勢保持具1fは厳密には剛性バー11及び11′を装着する工程(D′)で完成するが、説明の便宜上、それ以外の工程においても寝姿勢保持具1fと称している。
まず工程(A′)においてマットレス2の下に寝姿勢保持具1fの被係合部7を敷き込む。図4では基部10にあらかじめ剛性バー11が固定されていたが、基部10′の剛性バー11は備えられていない状態である。
次いで、工程(B′)において所望の位置にマットレス2及び寝姿勢保持具1fを調節する。
次いで、工程(C′)において寝姿勢保持具1fをマットレス2の左右方向に巻き回す。
工程(D′)において係合部6及び被係合部7の面ファスナー13と13′とを係合させて、マットレス2に寝姿勢保持具1fを取り付ける。その後、基部10′の図示されない筒部18に、好みの剛性バー11を装着させる。この図では、剛性バー11が2本、剛性バー11′が1本装着されているが、必要に応じて所望の本数だけ、好みの剛性バー11~11″を装着すれば寝姿勢保持具1fが完成し、寝姿勢保持具1fの取り付けが完了する。
この変形例においても、実施形態と同様の効果を有する。また、この変形例では、剛性バー11が交換可能となるので、ユーザは、一度使用してみた後にさらに体感を改善したい場合、体格の変化等により剛性の分布を変えたい場合等において、装着されている剛性バー11を取り外し、別の剛性バー11′~11″等に交換することができる。また、製造・販売業者が、基部10と剛性バー11とで別売り形式としたオプション形式とすることも可能となる。
(8)基部10″が剛性部5eである場合
図15に寝姿勢保持具1gをマットレス2に装着した状態を表す斜視図を示す。寝姿勢保持具1gの剛性部5eは基部10″のみから構成されており、剛性バー11を含まない。基部10″は、例えば少なくともシーツやベッドパッドなどに用いられる布よりも剛性が高くなるような厚手あるいは高強度の布素材等を用いるか、縫製方法などにより基部10″の剛性を高めることで構成される。
この変形例においても、実施形態と同様に、ユーザの腰部14の下に配置されることによって、腰部14の下のみマットレス2が沈み込むことによる不自然な寝姿勢の改善や腰痛の防止(予防)あるいはすでにある腰痛の緩和の効果(腰部14の違和感の緩和)を有する。
(9)その他
なお、上記において、バンド部材12、12′等を一様に同一材料で製造するのではなく、例えばユーザの目に触れにくい影の部分(マットレス2の底面に隠れる部分)等においては、それ以外の部分よりも薄くしたり寸法を小さくしたり安い素材を用いることで、バンド部材全体の製造コストを低減するようにしてもよい。
また、以上の説明において、「垂直」「平行」「平面」等の記載がある場合には、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「垂直」「平行」「平面」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に垂直」「実質的に平行」「実質的に平面」という意味である。
また、以上の説明において、外観上の寸法や大きさが「同一」「等しい」「異なる」等の記載がある場合は、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「同一」「等しい」「異なる」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に同一」「実質的に等しい」「実質的に異なる」という意味である。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1、1a~1g 寝姿勢保持具
2 マットレス
3 外表面
4 短辺
5、5a~5f 剛性部
6、6′、6″ 係合部
7、7′、7″ 被係合部
8 長辺
9 側部
10、10′、10″ 基部
11、11′、11″、11a~d 剛性バー
12、12′、12a、12b バンド部材
13、13′、13a、13b 面ファスナー
14 腰部
15 上腕部
16 布ベルト
17 布ベルト用バックル
18 筒部
19 縫製部
20 開口部
21 胸部
上記目的を達成するために、本願発明は、平面視で略長方形状の形状を備えたマットレスの外表面に対して前記略長方形の短辺方向に沿いつつ一周するように巻回して用いられる、前記マットレスにユーザが平臥するときの寝姿勢保持具であって、前記巻回方向に沿って略帯状に延設され、当該巻回された状態でユーザの腰部の下に少なくとも位置し、ユーザの自重に抗する所定の強度補強がなされた剛性部と、前記剛性部よりも前記略帯状の延設方向に沿った一方側に設けられた係合部と、前記剛性部よりも前記略帯状の延設方向に沿った他方側に設けられ、前記係合に係合される被係合部と、を有し、前記係合部と前記被係合部とは、前記巻回された状態で、前記マットレスのうち前記略長方形の長辺に対応する側部において互いに係合されており、前記剛性部は、前記延設方向と平行な第1方向に沿って延びる基部と、前記基部において前記延設方向と直交する第2方向に沿ってそれぞれ延設され、互いに前記第1方向に並んで配置されるか、若しくは、前記基部において前記第1方向に沿ってそれぞれ延設され、互いに前記第2方向に並んで配置される、複数の剛性バーと、を備えることを特徴としている。

Claims (6)

  1. 平面視で略長方形状の形状を備えたマットレスの外表面に対して前記略長方形の短辺方向に沿いつつ一周するように巻回して用いられる、前記マットレスにユーザが平臥するときの寝姿勢保持具であって、
    前記巻回方向に沿って略帯状に延設され、当該巻回された状態でユーザの腰部の下に少なくとも位置し、ユーザの自重に抗する所定の強度補強がなされた剛性部と、
    前記剛性部よりも前記略帯状の延設方向に沿った一方側に設けられた係合部と、
    前記剛性部よりも前記略帯状の延設方向に沿った他方側に設けられ、前記係合部に係合される被係合部と、
    を有することを特徴とする寝姿勢保持具。
  2. 請求項1記載の寝姿勢保持具において、
    前記係合部と前記被係合部とは、
    前記巻回された状態で、前記マットレスのうち前記略長方形の長辺に対応する側部において互いに係合されている
    ことを特徴とする寝姿勢保持具。
  3. 請求項2記載の寝姿勢保持具において、
    前記剛性部は、
    前記延設方向と平行な第1方向に沿って延びる基部と
    前記基部において前記延設方向と直交する第2方向に沿ってそれぞれ延設され、互いに前記第1方向に並んで配置されるか、若しくは、前記基部において前記第1方向に沿ってそれぞれ延設され、互いに前記第2方向に並んで配置される、複数の剛性バーと、
    を備えることを特徴とする寝姿勢保持具。
  4. 請求項3記載の寝姿勢保持具において、
    前記複数の剛性バーは、
    互いに剛性が異なる複数種類を含む
    ことを特徴とする寝姿勢保持具。
  5. 請求項4記載の寝姿勢保持具において、
    前記基部は、
    前記複数の剛性バーをそれぞれ挿抜可能な複数の筒部を備える
    ことを特徴とする寝姿勢保持具。
  6. 請求項3乃至請求項5のいずれか1項記載の寝姿勢保持具において、
    前記複数の剛性バーは、
    前記基部において前記延設方向と直交する第2方向に沿ってそれぞれ延設されており、かつ、前記基部に対し、前記第2方向において千鳥状に配列されている
    ことを特徴とする寝姿勢保持具。
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