JP3169429U - マットレス - Google Patents
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Abstract
【課題】快適性及び健康性を維持した健全及び良質な睡眠を得ることを考慮し、複数の従来型マットレスを一体的に利用可能な、極めて実用上の効果の高いマットレスを提供する。【解決手段】本マットレス10は、化学繊維によって構成される化学繊維層1と、化学繊維層1の鉛直下方に積層され、化学繊維及び天然繊維によって構成される混合繊維層2と、混合繊維層2の鉛直下方に積層され、繊維を織らずに絡み合わせたシート状である不織布層3と、不織布層3の鉛直下方に積層され、高反発性の弾力体で構成される高反発マット層4とを備え、高反発マット層4の鉛直下方に、不織布層3、混合繊維層2及び化学繊維層1を順に積層し、矩形に敷き詰められ、互いに隙間なく隣接する複数の従来型マットレスの上に載置する。【選択図】図3
Description
本考案は、健康に良質な睡眠を維持するマットレスに関する。
従来、健康を維持するため、良質な睡眠を摂ることは非常に重要な因子であり、長時間にわたって伏していても疲労しにくく、健全な身体を維持可能なマットレスの開発が要望されている。そのため、座位や就寝位での体とマットレスとの接触部の硬度を低くして、体圧を広い面積で受けることにより、接触面の単位面積当たりの圧力を軽減し、圧迫感を避けるように設計されている低反発マットレスや、寝返り及び体動の少ないクッションマットレスが望ましいとされてきた。このような目的のため、剛性の異なる複数のクッション材を積層したもの(例えば、特許文献1を参照)、立体編み物クッションを積層したもの(例えば、特許文献2を参照)、厚手のスポンジマットを積層し、このスポンジマットの間にシリコンゲルシートを配置したもの(例えば、特許文献3を参照)、就寝時の体圧の集中を軽減して、就寝中に圧迫感を感じることの少ない多層マットレス(例えば、特許文献4を参照)等のマットレスが提案されている。
しかしながら、長時間維持できる理想的な姿勢はなく、数時間以上の連続的に就寝や座位を継続する場合には、特定の部位や筋肉に圧迫や緊張が生じ、循環障害や筋疲労が生じ、腰背部痛や循環障害による褥瘡などの発症要因となる。また、従来提案されているマットレスの場合、重みの集中する部分だけが大きく沈み込むという、いわゆるハンモック現象が見られる。このため、仰臥姿勢で寝た者の臀部が大きく沈み込んでしまい、腰椎の前湾が増強して腰痛の原因となる。さらに、体圧分散を図るあまり、低硬度ウレタンを用いると、その劣化が問題となる。また、ウレタン等の低反発性のため、寝返りがうちにくいという現象が発生する。このような問題は、特に腰痛者や寝たきりの患者、体力のない老人にとって大きな問題となる。ハンモック現象をなくすには、沈み込みの少ない硬めのクッションを用いればよい。硬めのクッションを用いた場合、腰椎の前湾変形を防ぐことができ、寝返りも打ちやすくなるが、体圧分散効果が悪くなり、寝たきりの患者の場合、褥瘡発生の危険性が高くなってしまう。一方、褥瘡の発生を防止するには、柔らか目のクッションを用いて体圧の分散を図ればよいが、柔らか目のクッションを用いた場合、短期間のうちにクッションとしての弾性が劣化してしまい、耐用年数の点で問題を生じる。
そこで、本考案は、上記のような問題を解決するためになされたもので、ハンモック現象を軽減すると同時に体圧分散にも優れ、腰痛の予防と改善並びに褥瘡予防を図ることができるとともに、寝心地がよく、寝返りの打ちやすいマットレスを提供することを課題とするものである。さらに、本考案は、マットレスの耐用年数を延ばすことができるともに、通気性に優れ、蒸れ軽減にも役立つマットレスを提供することを課題とするものである。
すなわち、本考案は、気象環境因子によって弾力性は変化しないため時間及び場所の影響を受けずに、体圧がバランス良く分散支持されることで寝返りも打ちやすく、通気性に優れているため蒸れを軽減し、その結果、睡眠時における長時間の横臥により、体の両側や腰部、肩などの突出した部分に余計な圧力がかかるハンモック現象、局部的圧迫による褥瘡及び腰痛の予防を図ることができ、快適性及び健康性を維持した健全及び良質な睡眠を得ることを考慮した極めて実用上の効果の高いマットレスを提供する。
さらに、従来提供されているマットレスを矩形に複数枚数隙間なく敷き詰め、その上に載置することで、従来型マットレス間の境目の違和感を排除すると共に、複数のユーザが同時に横臥することのできる大型マットレスとして使用可能になるマットレスを提供する。また、従来型マットレスの上に載置することで、従来型マットレスの機能に加え、本考案に係るマットレス本来の機能を更に加えることで、全体として非常に高機能なマットレスを提供することができる。
そこで、本考案は、上記のような問題を解決するためになされたもので、ハンモック現象を軽減すると同時に体圧分散にも優れ、腰痛の予防と改善並びに褥瘡予防を図ることができるとともに、寝心地がよく、寝返りの打ちやすいマットレスを提供することを課題とするものである。さらに、本考案は、マットレスの耐用年数を延ばすことができるともに、通気性に優れ、蒸れ軽減にも役立つマットレスを提供することを課題とするものである。
すなわち、本考案は、気象環境因子によって弾力性は変化しないため時間及び場所の影響を受けずに、体圧がバランス良く分散支持されることで寝返りも打ちやすく、通気性に優れているため蒸れを軽減し、その結果、睡眠時における長時間の横臥により、体の両側や腰部、肩などの突出した部分に余計な圧力がかかるハンモック現象、局部的圧迫による褥瘡及び腰痛の予防を図ることができ、快適性及び健康性を維持した健全及び良質な睡眠を得ることを考慮した極めて実用上の効果の高いマットレスを提供する。
さらに、従来提供されているマットレスを矩形に複数枚数隙間なく敷き詰め、その上に載置することで、従来型マットレス間の境目の違和感を排除すると共に、複数のユーザが同時に横臥することのできる大型マットレスとして使用可能になるマットレスを提供する。また、従来型マットレスの上に載置することで、従来型マットレスの機能に加え、本考案に係るマットレス本来の機能を更に加えることで、全体として非常に高機能なマットレスを提供することができる。
上記課題を解決するため、本考案の様態は、化学繊維によって構成される化学繊維層と、前記化学繊維層の鉛直下方に積層され、前記化学繊維及び天然繊維によって構成される混合繊維層と、前記混合繊維層の鉛直下方に積層され、繊維を織らずに絡み合わせたシート状である不織布層と、前記不織布層の鉛直下方に積層され、高反発性の弾力体で構成される高反発マット層とを備え、前記高反発マット層の鉛直下方に、前記不織布層、前記混合繊維層及び前記化学繊維層を順に積層し、矩形に敷き詰められ、互いに隙間なく隣接する複数の従来型マットレスの上に載置するマットレスを提供する。
また、本考案の別の様態は、ファスナーを有し、前記化学繊維層、前記混合繊維層、前記不織布層、前記高反発マット層、前記不織布層、前記混合繊維層及び前記化学繊維層の順に載置された積層体を一体的に被覆するマットレスカバーを備えるマットレスを提供する。
また、本校案の更に別の様態は、ホールファスナーを有し、積層体及び積層体の下に載置された複数の従来型マットレスを一体的に被覆するホールマットレスカバーを備えるマットレスを提供する。
また、本考案の別の様態は、ファスナーを有し、前記化学繊維層、前記混合繊維層、前記不織布層、前記高反発マット層、前記不織布層、前記混合繊維層及び前記化学繊維層の順に載置された積層体を一体的に被覆するマットレスカバーを備えるマットレスを提供する。
また、本校案の更に別の様態は、ホールファスナーを有し、積層体及び積層体の下に載置された複数の従来型マットレスを一体的に被覆するホールマットレスカバーを備えるマットレスを提供する。
本考案に係るマットレスによれば、化学繊維によって構成される化学繊維層と、前記化学繊維層の鉛直下方に積層され、前記化学繊維及び天然繊維によって構成される混合繊維層と、前記混合繊維層の鉛直下方に積層され、繊維を織らずに絡み合わせたシート状である不織布層と、前記不織布層の鉛直下方に積層され、高反発性の弾力体で構成される高反発マット層とを備え、前記高反発マット層の鉛直下方に、前記不織布層、前記混合繊維層及び前記化学繊維層を順に積層し、矩形に敷き詰められ、互いに隙間なく隣接する複数の従来型マットレスの上に載置する。
また、本考案に係るマットレスによれば、ファスナーを有し、前記化学繊維層、前記混合繊維層、前記不織布層、前記高反発マット層、前記不織布層、前記混合繊維層及び前記化学繊維層の順に載置された積層体を一体的に被覆するマットレスカバーを備える。
さらに、本考案に係るマットレスによれば、ホールファスナーを有し、積層体及び積層体の下に載置された複数の従来型マットレスを一体的に被覆するホールマットレスカバーを備える。
また、本考案に係るマットレスによれば、ファスナーを有し、前記化学繊維層、前記混合繊維層、前記不織布層、前記高反発マット層、前記不織布層、前記混合繊維層及び前記化学繊維層の順に載置された積層体を一体的に被覆するマットレスカバーを備える。
さらに、本考案に係るマットレスによれば、ホールファスナーを有し、積層体及び積層体の下に載置された複数の従来型マットレスを一体的に被覆するホールマットレスカバーを備える。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1の実施の形態]
本考案の第1の実施の形態に係るマットレス10は、図1、2及び3に示すように、化学繊維によって構成される化学繊維層1と、化学繊維層1の鉛直下方に積層され、化学繊維及び天然繊維によって構成される混合繊維層2と、混合繊維層2の鉛直下方に積層され、繊維を織らずに絡み合わせたシート状である不織布層3と、不織布層3の鉛直下方に積層され、高反発性の弾力体で構成される高反発マット層4とを備え、高反発マット層4の鉛直下方に、不織布層3、混合繊維層2及び化学繊維層1を順に積層し、矩形に敷き詰められ、互いに隙間なく隣接する複数の従来型マットレスの上に載置する。
本考案の第1の実施の形態において、複数の従来型マットレスは2枚(従来型マットレス11,12)として説明する。本考案の第1の実施の形態に係るマットレス10は、隙間なく隣接する2枚の従来型マットレス11,12の上に載置される。マットレス10は、従来型マットレス11,12が提供する機能の短所を吸収し、更に従来型マットレス11,12の接触部分における凹凸がマットレス10へ横臥するユーザに及ぼす影響を吸収することが可能である。その結果、ユーザは2枚の従来型マットレス11,12を意識することなく、マットレス10上の如何なる方向及び位置においても快適に追うがすることが可能となる。
つぎに、化学繊維層1は、耐久性及び通気性を維持するために化学繊維で構成された材料が選択される。また、通気性を高めるためには、複数の通気孔(図しない)を設けることも可能である。このとき、通気孔の直径及び隣り合う通気孔同士のピッチは、通気性能、耐圧分散性能及び強度等のバランスから決定される。化学繊維層1は、体圧に対応する変形性能が高いことが望ましい。通気孔を設けることによって変形性能を向上させることも可能である。化学繊維層1において、頭部、肩部及び臀部等の体圧の高い突出箇所を支持する領域は、これらの部位を柔らかく支持するために体形に対応した形状に変形し、体圧を分散して支持することにより、良好な寝心地が得られる。特に寝返り等に伴い体圧分布が変化した時、通気孔の作用により短時間で体圧変化に追従して変形できるため、常に体圧が均等に支持される。その結果寝返り等姿勢変化をスムーズに行えるととともに、常に体全体が柔らかく包まれるような感触で支持されるため、寝心地が著しく向上するとともに安眠と全身の血行が促進されて、健康増進が図れる。さらには、寝返り動作を含め体圧が偏ることなく分散され、しかも、肩甲骨部、仙骨部等の骨が突出した箇所を含め全身が柔らかく支持されるため、寝たきりの状態においても褥瘡を防止できる。また高い通気性能により睡眠中に体から発散する水分が滞留することなく蒸発するため、夏場等においても健康快適な睡眠が得られる。さらに、化学繊維層1及び混合繊維層2内部の臭気成分が通気孔から早期に放散して低減するため、睡眠中に鼻をつく臭いで不快感を持つことがない。
化学繊維層1には、例えば、JIS
K6400による硬さが35〜180N、損失係数が0.3〜0.95のスポンジ材を用いることができる。硬さは、下限については50N以上、上限については130N以下が適する。また、損失係数は、下限については0.45以上、上限については0.8以下が適する。硬さが35N未満では、化学繊維層1の体圧支持力が不足してユーザによる不安定感が生じ、寝心地を損ね、逆に180Nを超えると、柔らかさを欠くため睡眠の快適性が低下し、しかも体圧が不均一となるため睡眠中の血行不良を生じ、かつ褥瘡発症の恐れが生じる。また、損失係数が0.3未満では、反発力が過大で体圧分散が不充分となるため、寝心地が低下するとともに血行不良、褥瘡発症を招き、逆に0.95を超えると、体圧支持力の不足により、安定感を欠いた寝心地となる。なお、化学繊維層1を構成するスポンジ材は、第1の実施の形態において、例えば、低反発性のウレタンフォームを用いる。スポンジ材については、またポリエチレンフォーム等を使用することが可能である。また、化学繊維層1には、ポリエステルを用いたB.I.C生地を採用することが可能である。
混合繊維層2は、人工的に製造された繊維以外の繊維である天然繊維及び化学的プロセスにより製造される繊維である化学繊維(人造繊維)の混毛によって構成される。天然繊維には、植物繊維として綿、麻及びリンネル等、動物繊維として絹、特に獣毛線として羊毛、アンゴラ、モヘア、キャメル及びカシミア等、鉱物繊維として石綿及びガラス繊維が採用可能である。また、化学繊維には、天然繊維(天然高分子)を原料にして製造される再生繊維として、レーヨン、キュプラ及びポリノジックのようなセルロース系再生繊維等が、天然高分子を改質して製造する半合成繊維として、アセテートのようなセルロース系半合成繊維及びプロミックスのようなタンパク質系半合成繊維等が、純合成的に有機高分子化合物を製造する合成繊維として、ポリエステル系合成繊維及びナイロンのようなポリアミド系合成繊維等が、そして無機化合物からなる無機繊維としてガラス繊維及び炭素繊維等が採用可能である。また、セルロース再生繊維として、ビスコースレーヨン(レーヨン)及び銅アンモニアレーヨン(キュプラ)等が、ポリアミド繊維として、ナイロン(ナイロン−66、ナイロン−6)等が、ポリエステル繊維として、ポリエチレンテレフタラート (PET)等が適用可能である。
なお、天然繊維及び化学繊維の混毛割合は、マットレスの使用者の快適性及び健康性を維持する目的において、個々に設定可能である。
不織布層3は、体圧支持力を向上させるとともに、繰返し屈曲動作に対する疲労強度を強化する。不織布層3は、例えば、ネット体Nを用いることが可能である。ネット体Nは、ポリエチレン、ポリスチレン、ABS樹脂、塩化ビニル樹脂、メラミン樹脂等のプラスチックを用いたモノフィラ、または撚り糸などのコードを網状に配して交差部を熱溶着、接着剤などにより一体化することにより形成することが可能である。
不織布層3の発現する面弾性は、ポリウレタンフォーム等の圧縮弾性と異なり、圧力作用点を中心として面弾性の及ぶ広い範囲にわたって膜状に作用する。このため、マットレス10は広い範囲にわたって滑らかに沈み込み、ポリウレタンフォーム等のように圧力の作用する部分だけが大きく窪んで落ち込んでしまうという、いわゆるハンモック現象も軽減される。このため、臀部や腰部のような重い部分だけが深く沈み込むようなことがなくなり、腰痛発生の原因となる腰椎の前湾変形を防ぐことができるとともに、寝返りも打ちやすくなる。
高反発マット層4は、例えば、JIS K6400による硬さが100〜450N、損失係数が0.05〜0.3のスポンジ材を用いることができる。硬さは、下限についてより好ましくは150N以上、上限についてより好ましくは350N以下の値を取るような材料を選択することが可能である。また、損失係数は下限についてより好ましくは0.1以上、上限についてより好ましくは0.25以下が良い。硬さが100N未満では、高反発マット層4の弾性力が不足するため、底付き感を与える恐れがあり、逆に400N
を超えると、クッション性が不足するため寝心地に硬さが感じられて睡眠の快適性が低下する。また損失係数が0.05未満では、反発力が過大となるため寝心地が低下し、逆に0.3を超えると、反発力が不足するため底付き感を与える恐れがある。
なお、損失係数とは、材料が変形する際にどの程度のエネルギーを熱に変えることにより吸収するかを示す値で、動的粘弾性測定装置で測定される。また損失係数は、貯蔵剪断弾性率(G’)
と損失剪断弾性率(G’’)との比、G’’/G’で表され、値が大きいほど多くのエネルギーを吸収することを示す。また、高反発マット層4を構成するスポンジ材には、ウレタンフォームを用いることが可能である。スポンジ材は、この他ポリエチレンフォームなどを使用することも可能である。
化学繊維層1、混合繊維層2、不織布層3及び高反発マット層4はそれぞれ互いの接触面(重ね合わせ面)で摩擦により相互の位置ずれが防止されるが、接触面の両端を含む複数箇所、あるいは全面において接着されることで一体化することも可能である。
また、マットレス10のサイズは、例えば、シングルサイズで横方向幅(W)×縦方向幅(L)×高さ方向幅(D)=1600(mm)×1950(mm)×60(mm)、ダブルサイズで横方向幅(W)×縦方向幅(L)×高さ方向幅(D)=1940(mm)×1950(mm)×60(mm)とすることができる。なお、快適な寝心地を維持するためには、積層体7における高さ方向幅(D)は、一般成人の体重に対して、底付き感を与えることから回避するよう設定することが必要となる。底付き感回避の手段としては、化学繊維層1、混合繊維層2、不織布層3及び高反発マット層4によって構成される積層体7全体の弾力性を調整することでも可能である。
[第2の実施の形態]
本考案の第2の実施の形態に係るマットレス10は、図6に示すように、ファスナー5を有し、化学繊維層1、混合繊維層2、不織布層3、高反発マット層4、不織布層3、混合繊維層2及び化学繊維層1の順に載置された積層体7を一体的に被覆するマットレスカバー6を更に備える。
マットレスカバー6は、綿、麻などの天然繊維、レーヨン、ポリエステル、ビニロン等の化学繊維を用いた布地で縫製される。さらに、織目が細かく滑らかなパイル素材を用いると、体表面から発散する水分を素早く吸収するため、汗ばむ季節に快適に使用できる点で好ましい。また、マットレスカバー6は、図2に示すように、布地で袋状に縫製され、かつ開閉可能とするため例えば片側の縁部に沿うファスナー5を備える。さらに、マットレスカバー6は、積層体7の構成体がそれぞれずれることを防止する。なお、マットレスカバー6は衛生面の向上のため洗濯可能である。
ファスナー5は、マットレスカバー6の一部を開閉し、被服した積層体7をマットレスカバー6から出し入れ可能にする。
[第3の実施の形態]
本考案の第3の実施の形態に係るマットレス10は、図7に示すように、ホールファスナー8を有し、積層体7及び積層体7の下に載置された複数の従来型マットレス11及び12を一体的に被覆するホールマットレスカバー9を備える。
ホールマットレスカバー9の素材は、マットレスカバー6と同様である。また、ホールマットレスカバー9は、図7に示すように、布地で袋状に縫製され、かつ開閉可能とするため例えば片側の縁部に沿うホールファスナー8を備える。さらに、ホールマットレスカバー9は、積層体7の構成体及び従来のマットレス11,12がそれぞれずれることを防止する。ホールマットレスカバー9は、積層体7及び従来のマットレス11,12を被覆することも可能であり、積層体7はマットレスカバー6に被覆された状態でホールマットレスカバー9に被服されることも可能である。なお、ホールマットレスカバー9は衛生面の向上のため洗濯可能である。
ホールファスナー8は、ホールマットレスカバー9の一部を開閉し、被服した積層体7及び従来型マットレス11及び12をホールマットレスカバー9から出し入れ可能にする。
図7に示すように、高さ方向幅’(D’)は、構成体7の高さ方向幅(D)と、従来型マットレス11,12の高さ方向幅との合計でなる。
[その他の実施形態]
(1)前述の各実施の形態では、高反発マット層4を中心として対象に7層の積層体7によって構成されるマットレスを記載した。しかしながら、図4に示すように、高反発マット層4を介して、高反発マット層4の下層には高反発マット層4の上層とは更に異なる材料層1’,2’,3’をそれぞれ備えることも可能である。また、図5に示すように、高反発マット層4の鉛直下方に、不織布層3、混合繊維層2及び化学繊維層1を順に積層せずに、全体を4層とした片面仕様のマットレスとすることもできる。
(2)化学繊維層1、混合繊維層2、不織布層3及び高反発マット層4等の具体的構成、あるいは各層の厚みや積層順序等の具体的構成は、使用者や使用状況等の実情に応じて適宜に変更することができる。
(3)前述の各実施の形態では、従来型マットレスが2枚の場合における構成を説明したが、従来型マットレスを床に敷き詰めた際、矩形を構成することを条件として、2枚以上の複数枚数を組み合わせて利用することが可能である。
[第1の実施の形態]
本考案の第1の実施の形態に係るマットレス10は、図1、2及び3に示すように、化学繊維によって構成される化学繊維層1と、化学繊維層1の鉛直下方に積層され、化学繊維及び天然繊維によって構成される混合繊維層2と、混合繊維層2の鉛直下方に積層され、繊維を織らずに絡み合わせたシート状である不織布層3と、不織布層3の鉛直下方に積層され、高反発性の弾力体で構成される高反発マット層4とを備え、高反発マット層4の鉛直下方に、不織布層3、混合繊維層2及び化学繊維層1を順に積層し、矩形に敷き詰められ、互いに隙間なく隣接する複数の従来型マットレスの上に載置する。
本考案の第1の実施の形態において、複数の従来型マットレスは2枚(従来型マットレス11,12)として説明する。本考案の第1の実施の形態に係るマットレス10は、隙間なく隣接する2枚の従来型マットレス11,12の上に載置される。マットレス10は、従来型マットレス11,12が提供する機能の短所を吸収し、更に従来型マットレス11,12の接触部分における凹凸がマットレス10へ横臥するユーザに及ぼす影響を吸収することが可能である。その結果、ユーザは2枚の従来型マットレス11,12を意識することなく、マットレス10上の如何なる方向及び位置においても快適に追うがすることが可能となる。
つぎに、化学繊維層1は、耐久性及び通気性を維持するために化学繊維で構成された材料が選択される。また、通気性を高めるためには、複数の通気孔(図しない)を設けることも可能である。このとき、通気孔の直径及び隣り合う通気孔同士のピッチは、通気性能、耐圧分散性能及び強度等のバランスから決定される。化学繊維層1は、体圧に対応する変形性能が高いことが望ましい。通気孔を設けることによって変形性能を向上させることも可能である。化学繊維層1において、頭部、肩部及び臀部等の体圧の高い突出箇所を支持する領域は、これらの部位を柔らかく支持するために体形に対応した形状に変形し、体圧を分散して支持することにより、良好な寝心地が得られる。特に寝返り等に伴い体圧分布が変化した時、通気孔の作用により短時間で体圧変化に追従して変形できるため、常に体圧が均等に支持される。その結果寝返り等姿勢変化をスムーズに行えるととともに、常に体全体が柔らかく包まれるような感触で支持されるため、寝心地が著しく向上するとともに安眠と全身の血行が促進されて、健康増進が図れる。さらには、寝返り動作を含め体圧が偏ることなく分散され、しかも、肩甲骨部、仙骨部等の骨が突出した箇所を含め全身が柔らかく支持されるため、寝たきりの状態においても褥瘡を防止できる。また高い通気性能により睡眠中に体から発散する水分が滞留することなく蒸発するため、夏場等においても健康快適な睡眠が得られる。さらに、化学繊維層1及び混合繊維層2内部の臭気成分が通気孔から早期に放散して低減するため、睡眠中に鼻をつく臭いで不快感を持つことがない。
化学繊維層1には、例えば、JIS
K6400による硬さが35〜180N、損失係数が0.3〜0.95のスポンジ材を用いることができる。硬さは、下限については50N以上、上限については130N以下が適する。また、損失係数は、下限については0.45以上、上限については0.8以下が適する。硬さが35N未満では、化学繊維層1の体圧支持力が不足してユーザによる不安定感が生じ、寝心地を損ね、逆に180Nを超えると、柔らかさを欠くため睡眠の快適性が低下し、しかも体圧が不均一となるため睡眠中の血行不良を生じ、かつ褥瘡発症の恐れが生じる。また、損失係数が0.3未満では、反発力が過大で体圧分散が不充分となるため、寝心地が低下するとともに血行不良、褥瘡発症を招き、逆に0.95を超えると、体圧支持力の不足により、安定感を欠いた寝心地となる。なお、化学繊維層1を構成するスポンジ材は、第1の実施の形態において、例えば、低反発性のウレタンフォームを用いる。スポンジ材については、またポリエチレンフォーム等を使用することが可能である。また、化学繊維層1には、ポリエステルを用いたB.I.C生地を採用することが可能である。
混合繊維層2は、人工的に製造された繊維以外の繊維である天然繊維及び化学的プロセスにより製造される繊維である化学繊維(人造繊維)の混毛によって構成される。天然繊維には、植物繊維として綿、麻及びリンネル等、動物繊維として絹、特に獣毛線として羊毛、アンゴラ、モヘア、キャメル及びカシミア等、鉱物繊維として石綿及びガラス繊維が採用可能である。また、化学繊維には、天然繊維(天然高分子)を原料にして製造される再生繊維として、レーヨン、キュプラ及びポリノジックのようなセルロース系再生繊維等が、天然高分子を改質して製造する半合成繊維として、アセテートのようなセルロース系半合成繊維及びプロミックスのようなタンパク質系半合成繊維等が、純合成的に有機高分子化合物を製造する合成繊維として、ポリエステル系合成繊維及びナイロンのようなポリアミド系合成繊維等が、そして無機化合物からなる無機繊維としてガラス繊維及び炭素繊維等が採用可能である。また、セルロース再生繊維として、ビスコースレーヨン(レーヨン)及び銅アンモニアレーヨン(キュプラ)等が、ポリアミド繊維として、ナイロン(ナイロン−66、ナイロン−6)等が、ポリエステル繊維として、ポリエチレンテレフタラート (PET)等が適用可能である。
なお、天然繊維及び化学繊維の混毛割合は、マットレスの使用者の快適性及び健康性を維持する目的において、個々に設定可能である。
不織布層3は、体圧支持力を向上させるとともに、繰返し屈曲動作に対する疲労強度を強化する。不織布層3は、例えば、ネット体Nを用いることが可能である。ネット体Nは、ポリエチレン、ポリスチレン、ABS樹脂、塩化ビニル樹脂、メラミン樹脂等のプラスチックを用いたモノフィラ、または撚り糸などのコードを網状に配して交差部を熱溶着、接着剤などにより一体化することにより形成することが可能である。
不織布層3の発現する面弾性は、ポリウレタンフォーム等の圧縮弾性と異なり、圧力作用点を中心として面弾性の及ぶ広い範囲にわたって膜状に作用する。このため、マットレス10は広い範囲にわたって滑らかに沈み込み、ポリウレタンフォーム等のように圧力の作用する部分だけが大きく窪んで落ち込んでしまうという、いわゆるハンモック現象も軽減される。このため、臀部や腰部のような重い部分だけが深く沈み込むようなことがなくなり、腰痛発生の原因となる腰椎の前湾変形を防ぐことができるとともに、寝返りも打ちやすくなる。
高反発マット層4は、例えば、JIS K6400による硬さが100〜450N、損失係数が0.05〜0.3のスポンジ材を用いることができる。硬さは、下限についてより好ましくは150N以上、上限についてより好ましくは350N以下の値を取るような材料を選択することが可能である。また、損失係数は下限についてより好ましくは0.1以上、上限についてより好ましくは0.25以下が良い。硬さが100N未満では、高反発マット層4の弾性力が不足するため、底付き感を与える恐れがあり、逆に400N
を超えると、クッション性が不足するため寝心地に硬さが感じられて睡眠の快適性が低下する。また損失係数が0.05未満では、反発力が過大となるため寝心地が低下し、逆に0.3を超えると、反発力が不足するため底付き感を与える恐れがある。
なお、損失係数とは、材料が変形する際にどの程度のエネルギーを熱に変えることにより吸収するかを示す値で、動的粘弾性測定装置で測定される。また損失係数は、貯蔵剪断弾性率(G’)
と損失剪断弾性率(G’’)との比、G’’/G’で表され、値が大きいほど多くのエネルギーを吸収することを示す。また、高反発マット層4を構成するスポンジ材には、ウレタンフォームを用いることが可能である。スポンジ材は、この他ポリエチレンフォームなどを使用することも可能である。
化学繊維層1、混合繊維層2、不織布層3及び高反発マット層4はそれぞれ互いの接触面(重ね合わせ面)で摩擦により相互の位置ずれが防止されるが、接触面の両端を含む複数箇所、あるいは全面において接着されることで一体化することも可能である。
また、マットレス10のサイズは、例えば、シングルサイズで横方向幅(W)×縦方向幅(L)×高さ方向幅(D)=1600(mm)×1950(mm)×60(mm)、ダブルサイズで横方向幅(W)×縦方向幅(L)×高さ方向幅(D)=1940(mm)×1950(mm)×60(mm)とすることができる。なお、快適な寝心地を維持するためには、積層体7における高さ方向幅(D)は、一般成人の体重に対して、底付き感を与えることから回避するよう設定することが必要となる。底付き感回避の手段としては、化学繊維層1、混合繊維層2、不織布層3及び高反発マット層4によって構成される積層体7全体の弾力性を調整することでも可能である。
[第2の実施の形態]
本考案の第2の実施の形態に係るマットレス10は、図6に示すように、ファスナー5を有し、化学繊維層1、混合繊維層2、不織布層3、高反発マット層4、不織布層3、混合繊維層2及び化学繊維層1の順に載置された積層体7を一体的に被覆するマットレスカバー6を更に備える。
マットレスカバー6は、綿、麻などの天然繊維、レーヨン、ポリエステル、ビニロン等の化学繊維を用いた布地で縫製される。さらに、織目が細かく滑らかなパイル素材を用いると、体表面から発散する水分を素早く吸収するため、汗ばむ季節に快適に使用できる点で好ましい。また、マットレスカバー6は、図2に示すように、布地で袋状に縫製され、かつ開閉可能とするため例えば片側の縁部に沿うファスナー5を備える。さらに、マットレスカバー6は、積層体7の構成体がそれぞれずれることを防止する。なお、マットレスカバー6は衛生面の向上のため洗濯可能である。
ファスナー5は、マットレスカバー6の一部を開閉し、被服した積層体7をマットレスカバー6から出し入れ可能にする。
[第3の実施の形態]
本考案の第3の実施の形態に係るマットレス10は、図7に示すように、ホールファスナー8を有し、積層体7及び積層体7の下に載置された複数の従来型マットレス11及び12を一体的に被覆するホールマットレスカバー9を備える。
ホールマットレスカバー9の素材は、マットレスカバー6と同様である。また、ホールマットレスカバー9は、図7に示すように、布地で袋状に縫製され、かつ開閉可能とするため例えば片側の縁部に沿うホールファスナー8を備える。さらに、ホールマットレスカバー9は、積層体7の構成体及び従来のマットレス11,12がそれぞれずれることを防止する。ホールマットレスカバー9は、積層体7及び従来のマットレス11,12を被覆することも可能であり、積層体7はマットレスカバー6に被覆された状態でホールマットレスカバー9に被服されることも可能である。なお、ホールマットレスカバー9は衛生面の向上のため洗濯可能である。
ホールファスナー8は、ホールマットレスカバー9の一部を開閉し、被服した積層体7及び従来型マットレス11及び12をホールマットレスカバー9から出し入れ可能にする。
図7に示すように、高さ方向幅’(D’)は、構成体7の高さ方向幅(D)と、従来型マットレス11,12の高さ方向幅との合計でなる。
[その他の実施形態]
(1)前述の各実施の形態では、高反発マット層4を中心として対象に7層の積層体7によって構成されるマットレスを記載した。しかしながら、図4に示すように、高反発マット層4を介して、高反発マット層4の下層には高反発マット層4の上層とは更に異なる材料層1’,2’,3’をそれぞれ備えることも可能である。また、図5に示すように、高反発マット層4の鉛直下方に、不織布層3、混合繊維層2及び化学繊維層1を順に積層せずに、全体を4層とした片面仕様のマットレスとすることもできる。
(2)化学繊維層1、混合繊維層2、不織布層3及び高反発マット層4等の具体的構成、あるいは各層の厚みや積層順序等の具体的構成は、使用者や使用状況等の実情に応じて適宜に変更することができる。
(3)前述の各実施の形態では、従来型マットレスが2枚の場合における構成を説明したが、従来型マットレスを床に敷き詰めた際、矩形を構成することを条件として、2枚以上の複数枚数を組み合わせて利用することが可能である。
1
化学繊維層
2
混合繊維層
3
不織布層
4
高反発マット層
5
マットレスカバー
6
ファスナー
7
積層体
8
ホールファスナー
9
ホールマットレスカバー
10
マットレス
11
従来型マットレス
12
従来型マットレス
化学繊維層
2
混合繊維層
3
不織布層
4
高反発マット層
5
マットレスカバー
6
ファスナー
7
積層体
8
ホールファスナー
9
ホールマットレスカバー
10
マットレス
11
従来型マットレス
12
従来型マットレス
Claims (3)
- 化学繊維によって構成される化学繊維層と、
前記化学繊維層の鉛直下方に積層され、前記化学繊維及び天然繊維によって構成される混合繊維層と、
前記混合繊維層の鉛直下方に積層され、繊維を織らずに絡み合わせたシート状である不織布層と、
前記不織布層の鉛直下方に積層され、高反発性の弾力体で構成される高反発マット層とを備え、
前記高反発マット層の鉛直下方に、前記不織布層、前記混合繊維層及び前記化学繊維層を順に積層し、矩形に敷き詰められ、互いに隙間なく隣接する複数の従来型マットレスの上に載置することを特徴とするマットレス。 - ファスナーを有し、前記化学繊維層、前記混合繊維層、前記不織布層、前記高反発マット層、前記不織布層、前記混合繊維層及び前記化学繊維層の順に載置された積層体を一体的に被覆するマットレスカバーを備えることを特徴とする請求項1に記載のマットレス。
- ホールファスナーを有し、前記積層体及び前記積層体の下に載置された複数の前記従来型マットレスを一体的に被覆するホールマットレスカバーを備えることを特徴とする請求項1または2に記載のマットレス。
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