JP2023014720A - 予測装置、予測方法、および予測プログラム - Google Patents

予測装置、予測方法、および予測プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】容易に予測資金残高を予測する。【解決手段】予測装置100は、記憶部106および制御部102を備える。制御部102は、受付部102aと、第1取得部102bと、第2取得部102cと、計算部102dと、表示制御部102eと、を備える。受付部102aは、資金繰りの予測対象期間の入力を受付ける。第1取得部102bは、予測対象期間より前の現預金科目の実績値である開始残高を、会計システム102fで管理されている仕訳明細テーブル106bから取得する。第2取得部102cは、予測対象期間の入出金予定金額を、販売システム102gで管理されている販売システムテーブル106cから取得する。計算部102dは、開始残高および入出金予定金額に基づいて、予測対象期間の予測資金残高を計算する。表示制御部102eは、予測資金残高を表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、予測装置、予測方法、および予測プログラムに関する。
経営の観点から資金繰り予測を行うことが行われている(例えば、特許文献1参照)。例えば、実績値と入出金予定を用いて将来の特定の期間の予測資金残高を予測することが行われている。
特開2004-102463号公報
実績値と入出金予定とは別々のシステムで管理されるのが一般的であり、各々のシステムでは、システムの用途や管理するデータの粒度が異なる。このため、従来技術では、1つの仕組みの中で容易に資金繰りを予測することは困難であった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、容易に予測資金残高を予測可能な予測装置、予測方法、および予測プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る予測装置は、制御部を備える予測装置であって、前記制御部は、資金繰りの予測対象期間の入力を受付ける受付部と、前記予測対象期間より前の現預金科目の実績値である開始残高を、会計システムで管理されている仕訳明細テーブルから取得する第1取得部と、前記予測対象期間の入出金予定金額を、販売システムで管理されている販売システムテーブルから取得する第2取得部と、前記開始残高および前記入出金予定金額に基づいて、前記予測対象期間の予測資金残高を計算する計算部と、前記予測資金残高を表示する表示制御部と、を備える。
本発明に係る予測装置の前記受付部は、前記販売システムで未管理の追加入出金予定金額の入力を受付け、前記計算部は、前記開始残高、前記入出金予定金額、および前記追加入出金予定金額に基づいて、前記予測対象期間の前記予測資金残高を計算する。
本発明に係る予測装置の前記受付部は、前記予測対象期間および予測対象の決済口座の入力を受付け、前記第1取得部は、前記予測対象期間より前の前記決済口座の前記開始残高を前記仕訳明細テーブルから取得し、前記第2取得部は、前記予測対象期間および前記決済口座の前記入出金予定金額を前記販売システムテーブルから取得する。
本発明に係る予測装置の前記受付部は、表示画面を介して前記予測対象期間の入力を受付け、前記表示制御部は、前記表示画面に前記予測資金残高を表示する。
本発明に係る予測方法は、制御部を備える情報処理装置に実行させるための予測方法であって、前記制御部で実行される、資金繰りの予測対象期間の入力を受付けるステップと、前記予測対象期間より前の現預金科目の実績値である開始残高を、会計システムで管理されている仕訳明細テーブルから取得するステップと、前記予測対象期間の入出金予定金額を、販売システムで管理されている販売システムテーブルから取得するステップと、前記開始残高および前記入出金予定金額に基づいて、前記予測対象期間の予測資金残高を計算するステップと、前記予測資金残高を表示するステップと、を含む。
本発明に係る予測プログラムは、制御部を備える情報処理装置に実行させるための予測プログラムであって、前記制御部において、資金繰りの予測対象期間の入力を受付けるステップと、前記予測対象期間より前の現預金科目の実績値である開始残高を、会計システムで管理されている仕訳明細テーブルから取得するステップと、前記予測対象期間の入出金予定金額を、販売システムで管理されている販売システムテーブルから取得するステップと、前記開始残高および前記入出金予定金額に基づいて、前記予測対象期間の予測資金残高を計算するステップと、前記予測資金残高を表示するステップと、を実行させるための予測プログラムである。
本発明によれば、容易に予測資金残高を予測することができる、という効果を奏する。
図1は、予測装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、予測装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図3は、表示画面の一例を示す模式図である。 図4は、決済口座マスタのデータ構成の一例を示す模式図である。 図5は、仕訳明細テーブルのデータ構成の一例を示す模式図である。 図6は、表示画面の一例の模式図である。 図7Aは、回収予定テーブルのデータ構成の一例を示す模式図である。 図7Bは、入金明細テーブルのデータ構成の一例を示す模式図である。 図7Cは、請求先マスタのデータ構成の一例を示す模式図である。 図7Dは、支払予定テーブルのデータ構成の一例を示す模式図である。 図7Eは、支払明細テーブルのデータ構成の一例を示す模式図である。 図7Fは、支払先マスタのデータ構成の一例を示す模式図である。 図8は、表示画面の一例を示す模式図である。 図9は、表示画面の一例を示す模式図である。 図10は、資金繰り明細テーブルのデータ構成の一例を示す模式図である。
以下に、本発明に係る予測装置、予測方法、および予測プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
[1.構成]
本実施形態に係る予測装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、予測装置100の構成の一例を示すブロック図である。
予測装置100は、将来の特定の期間の資金繰り予測を行うための情報処理装置である。本実施形態の予測装置100は、資金繰り予測として、予測対象期間の予測資金残高を計算する。
予測装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、予測装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
予測装置100は、制御部102と、通信インターフェース部104と、記憶部106と、入出力インターフェース部108と、を備える。予測装置100が備える各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータなどの通信装置および専用線などの有線または無線の通信回線を介して、予測装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、予測装置100と、サーバ200と、を相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、記憶部106に記憶されている各種のデータは、例えばサーバ200に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、ディスプレイ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するディスプレイを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をディスプレイ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、例えば、決済口座マスタ106aと、仕訳明細テーブル106bと、販売システムテーブル106cと、資金繰り明細テーブル106dと、を記憶する。販売システムテーブル106cは、回収予定テーブル106c1、入金明細テーブル106c2、請求先マスタ106c3、支払予定テーブル106c4、支払明細テーブル106c5、および支払先マスタ106c6を含む。これらのマスタおよびテーブルのデータ形式は、例えば、データベースであるが、テーブルなどであってもよい。
これらのマスタおよびテーブルのデータ構成の具体例は後述する。なお、本実施形態では、マスタやテーブルの構造を簡略化して記載するものとする。予測装置100が用いるマスタやテーブルの実際の構造は、より複雑であるが、本発明と直接関係のない部分については実際より簡略化して示す。
制御部102は、予測装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS(オペレーティング・システム)等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
本実施形態では、制御部102は、受付部102aと、第1取得部102bと、第2取得部102cと、計算部102dと、表示制御部102eと、を備える。
また、本実施形態では、制御部102は、会計システム102fと、販売システム102gと、を備える。
会計システム102fは、現預金科目の実績値である開始残高を管理するシステムである。詳細には、会計システム102fは、現預金科目として管理されている勘定科目(補助/内訳含む)ごとの、特定日時点の残高を管理するシステムである。勘定科目は、当座預金、普通預金などの科目である。会計システム102fでは、管理対象のデータの粒度が銀行の口座ごとである場合、銀行の口座単位で残高の実績値を管理する。会計システム102fには、公知の会計システムを用いればよい。会計システム102fは、仕訳明細テーブル106bを用いて現預金科目の実績値を管理する。すなわち、仕訳明細テーブル106bは、会計システム102fで管理されるマスタである。
販売システム102gは、入出金予定金額を管理するシステムである。詳細には、販売システム102gは、販売システムテーブル106cを用いて、入金予定金額および出金予定金額を管理する。すなわち、販売システムテーブル106cは、販売システム102gで管理されるマスタである。
入金予定には、例えば、銀行振込による入金予定と、受入手形入金の未決済残高と、が含まれる。
銀行振込による入金予定は、例えば、受注残/売上等の計上データを元にした回収予定データによって表される。回収予定日は、例えば、締日・決済条件に従って計算された日付である。販売システム102gでは、例えば、請求先マスタ106c3の決済口座の設定などにより、どの銀行・口座への入金予定かを把握可能に管理する。
受入手形入金の未決済残高は、例えば、受取手形および電子債権で回収された実績データを元に、手形が現金化されるデータによって表される。このため、受入手形入金の未決済残高は、手形期日ベースで管理される。販売システム102gでは、例えば、請求先マスタ106c3の決済口座の設定などにより、どの銀行・口座への入金予定かを把握可能に管理する。
出金予定には、例えば、銀行振込による支払予定と、支払手形の未決済残高と、が含まれる。
銀行振込による支払予定は、例えば、発注残/仕入・経費等の計上データを元にした支払予定データによって表される。支払予定日は、例えば、締日・決済条件に従って計算された日付である。販売システム102gでは、例えば、振込支払であれば、支払先マスタ106c6の決済口座の設定により、どの銀行・口座への入金予定かを把握可能に管理する。
支払手形の実決済残高は、例えば、自社が振出した支払手形および電子債務の実績データを元に、手形の決済予定データによって表される。このため、支払手形の実決済残高は、手形期日ベースで管理される。販売システム102gでは、例えば、振込支払と同様に、支払先マスタ106c6の設定により、どの銀行・口座への支払予定かを把握可能に管理する。
なお、本実施形態では、制御部102が、会計システム102fおよび販売システム102gの双方を含む形態を一例として説明する。しかし、会計システム102fおよび販売システム102gの少なくとも一方は、サーバ200などの外部の情報処理装置に搭載された形態であってもよい。この場合、会計システム102fおよび販売システム102gの各々が管理する仕訳明細テーブル106bおよび販売システムテーブル106cの最新版が、記憶部106に記憶されているものとすればよい。例えば、制御部102は、外部の情報処理装置に搭載された会計システム102fおよび販売システム102gから、各々が管理する仕訳明細テーブル106bおよび販売システムテーブル106cの最新版を取得して記憶部106に記憶すればよい。
受付部102aは、資金繰りの予測対象期間の入力を受付ける。受付部102aは、ユーザによる入力装置112の操作指示によって入力された予測対象期間を受付ける。例えば、受付部102aは、表示画面を介して予測対象期間の入力を受付ける。受付部102aは、予測対象期間および予測対象の決済口座の入力を受付けてもよい。
また、受付部102aは、販売システム102gで未管理の追加入出金予定金額の入力を受付ける。
追加入出金予定金額とは、販売システム102gで管理されている入出金予定金額以外の入出金予定を、ユーザが任意に追加するための金額である。追加入出金予定金額には、追加入金予定金額と、追加出金予定金額と、が含まれる。例えば、ユーザは、販管費や営業外で発生する資金の増減などを、追加入出金予定金額として入力する。
第1取得部102bは、受付部102aで受け付けた予測対象期間より前の現預金科目の実績値である開始残高を、会計システム102fで管理されている仕訳明細テーブル106bから取得する。受付部102aが予測対象期間および決済口座を受付けた場合、第1取得部102bは、予測対象期間より前の該決済口座の開始残高を、仕訳明細テーブル106bから取得すればよい。
第2取得部102cは、受付部102aで受け付けた予測対象期間の入出金予定金額を、販売システム102gで管理されている販売システムテーブル106cから取得する。受付部102aが予測対象期間および決済口座を受付けた場合、受け付けた予測対象期間および決済口座の入出金予定金額を、販売システムテーブル106cから取得する。
計算部102dは、第1取得部102bで取得した開始残高、および第2取得部102cで取得した入出金予定金額に基づいて、予測対象期間の予測資金残高を計算する。また、計算部102dは、受付部102aで追加入出金予定金額の入力を受付けた場合、開始残高、入出金予定金額、および追加入出金予定金額に基づいて、予測対象期間の予測資金残高を計算する。
具体的には、計算部102dは、下記式(1)により予測資金残高を計算する。
開始残高+入金予定金額-出金予定金額+追加入金予定金額-追加出金予定金額=予測資金残高 ・・・式(1)
表示制御部102eは、計算された予測資金残高を含む表示画面をディスプレイ114へ表示する。
[2.具体例]
図2~図10を参照して、本実施の形態における予測装置100の処理の具体例を説明する。
図2は、本実施の形態における予測装置100の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
表示制御部102eが、資金繰り予測の表示画面30をディスプレイ114に表示する(ステップS100)。受付部102aは、表示画面30を介して入力された予測対象期間および決算口座を受付ける(ステップS102)。
図3は、表示画面30の一例を示す模式図である。表示画面30は、例えば、予測対象期間の入力欄30Aと、予測対象の決済口座の入力欄30Bと、開始残高の表示欄30Cと、入出金予定および予測資金残高の表示欄30Dと、を含む。
ユーザは、表示画面30を参照しながら入力装置112を操作することで、予測対象期間の入力欄30Aに資金繰りの予測対象期間を入力し、予測対象の決済口座の入力欄30Bに決算口座を入力する。図3には、予測対象期間「2021/7~2021/12」、および決算口座「M001」を入力した場面を一例として示す。受付部102aは、入力装置112から予測対象期間および決算口座を受付ける。
なお、表示制御部102eは、受け付けた決算口座に対応する決算口座名を決済口座マスタ106aから特定し、表示画面30に表示してもよい。
図4は、決済口座マスタ106aのデータ構成の一例を示す模式図である。決済口座マスタ106aは、決算口座コードと、決算口座名と、銀行コードと、預金種別と、口座番号と、会計勘定科目と、会計補助科目と、会計補助内訳科目と、が対応付けて登録されている。決算口座コードは、販売システム102g側で検索キーとして用いる項目の一例である。口座番号、会計勘定科目、会計補助科目、および会計補助内訳科目は、会計システム102f側で検索キーとして用いる項目の一例である。
表示制御部102eは、決済口座マスタ106aにおける受け付けた決算口座「M001」に対応する決算口座名を読み取り、表示画面30に表示する。この場合、図3に示すように、入力された決算口座に対応する決算口座名が表示される。
図2に戻り説明を続ける。第1取得部102bは、ステップS102で受け付けた予測対象期間より前の、ステップS102で受け付けた決済口座の開始残高を仕訳明細テーブル106bから集計し取得する(ステップS104)。
第1取得部102bは、決済口座マスタ106aにおける、ステップS102で受け付けた決算口座に対応する、会計システム102fの検索キーである口座番号、会計勘定科目、会計補助科目、および会計補助内訳科目を読み取る。ステップS102で予測対象期間「2021/7~2021/12」を受付け、決算口座「M001」を受付けた場合を想定して説明を続ける。この場合、第1取得部102bは、決済口座マスタ106aにおける、決算口座「M001」に対応する、会計システム102fの検索キーである口座番号「1234567」、会計勘定科目「1005」、会計補助科目「0005」、および会計補助内訳科目「12345」を取得する。
そして、第1取得部102bは、予測対象期間より前として、例えば、2021/6の、決算口座「M001」の現預金科目の実績値を、仕訳明細テーブル106bから取得する。
図5は、仕訳明細テーブル106bのデータ構成の一例を示す模式図である。仕訳明細テーブル106bは、例えば、伝票日付と、伝票番号と、借方勘定科目と、借方補助科目と、借方補助内訳と、貸方勘定科目と、貸方補助科目と、貸方補助内訳と、金額と、伝票摘要と、を対応付けたデータベースである。
第1取得部102bは、例えば、予測対象期間「2021/7~2021/12」より前の実績値として、2021年6月末までの伝票日付の、決算口座「M001」に対応する口座番号「1234567」の仕訳明細テーブル106bの、会計勘定科目「1005」、会計補助科目「0005」、および会計補助内訳科目「12345」の各々に対応する「金額」を読み取る。図5に示す例の場合、第1取得部102bは、金額「¥125,800」、「¥43,456」「¥61,000」「¥12,000」、「¥43,000」、「¥15,800」の各々の金額を読み取る。そして、第1取得部102bは、これらの金額の合計金額である「¥123,456」を、該決算口座「M001」の開始残高として取得する。
図2に戻り説明を続ける。表示制御部102eは、ステップS104で取得した開始残高を表示画面30の開始残高の表示欄30Cに表示する(ステップS106)。
図6は、表示画面30の一例の模式図である。ステップS106の処理によって、表示画面30の予測対象の決済口座の入力欄30Bには、開始残高「¥123,456」が表示される。
図2に戻り説明を続ける。表示制御部102eは、表示画面30の値を記憶部106に記憶する(ステップS108)。例えば、表示制御部102eは、予測対象期間の入力欄30Aに入力された予測対象期間と、予測対象の決済口座の入力欄30Bに入力された決済口座と、開始残高の表示欄30Cに表示された開始残高と、を対応付けて記憶部106に記憶する。
次に、第2取得部102cは、ステップS102で受け付けた予測対象期間および決算口座の入出金予定金額を販売システムテーブル106cから取得する(ステップS110)。
図7A~図7Fは、販売システムテーブル106cのデータ構成の一例を示す模式図である。上述したように、販売システムテーブル106cは、回収予定テーブル106c1、入金明細テーブル106c2、請求先マスタ106c3、支払予定テーブル106c4、支払明細テーブル106c5、および支払先マスタ106c6を含む。
図7Aは、回収予定テーブル106c1のデータ構成の一例を示す模式図である。回収予定テーブル106c1は、販売システム102gによって管理されるテーブルであって、銀行振込による入金予定を管理するためのテーブルである。例えば、回収予定テーブル106c1は、伝票番号と、請求先と、計上日と、回収予定日と、回収予定金額と、回収済額と、未回収額と、を対応付けたテーブルである。
図7Bは、入金明細テーブル106c2のデータ構成の一例を示す模式図である。入金明細テーブル106c2は、販売システム102gによって管理されるテーブルであって、受入手形入金の未決済残高を管理するためのテーブルである。例えば、入金明細テーブル106c2は、伝票番号と、請求先と、入金日と、入金区分と、手形種別と、入金額と、を対応付けたテーブルである。
図7Cは、請求先マスタ106c3のデータ構成の一例を示す模式図である。請求先マスタ106c3は、請求先コードと、請求先名と、決済条件と、決済口座と、を対応付けたテーブルである。
図7Dは、支払予定テーブル106c4のデータ構成の一例を示す模式図である。支払予定テーブル106c4は、販売システム102gによって管理されるテーブルであって、銀行振込による支払予定を管理するためのテーブルである。例えば、支払予定テーブル106c4は、伝票番号と、支払先と、計上日と、支払予定日と、支払方法と、支払予定金額と、支払済額と、未支払い額と、を対応付けたテーブルである。
図7Eは、支払明細テーブル106c5のデータ構成の一例を示す模式図である。支払明細テーブル106c5は、販売システム102gによって管理されるテーブルであって、支払手形の未決済残高を管理するためのテーブルである。例えば、支払明細テーブル106c5は、伝票番号と、支払先と、支払日と、支払区分と、手形種別と、手形期日と、支払額と、を対応付けたテーブルである。
図7Fは、支払先マスタ106c6のデータ構成の一例を示す模式図である。支払先マスタ106c6は、支払先コードと、支払先名と、決済条件と、決済口座と、を対応付けたテーブルである。
例えば、第2取得部102cは、ステップS102で受け付けた決算口座「M001」に対応する請求先コード「SK001」および請求先コード「SK002」を請求先マスタ106c3から特定する。そして、第2取得部102cは、ステップS102で受け付けた予測対象期間「2021/7~2021/12」を回収予定日とし、且つ、特定した請求先コード「SK001」、「SK002」に対応する未回収額「¥500」、「¥3,500」を、銀行振込による入金予定として取得する。
また、第2取得部102cは、ステップS102で受け付けた決算口座「M001」に対応する請求先コード「SK001」および請求先コード「SK002」を請求先マスタ106c3から特定する。そして、第2取得部102cは、ステップS102で受け付けた予測対象期間「2021/7~2021/12」を手形期日とし、且つ、特定した請求先コード「SK001」、「SK002」に対応する入金額「¥1,000」、「¥5,000」を、受入手形入金の未決済残高として取得する。
また、第2取得部102cは、ステップS102で受け付けた決算口座「M001」に対応する支払先コード「SSH100」を支払先マスタ106c6から特定する。そして、第2取得部102cは、ステップS102で受け付けた予測対象期間「2021/7~2021/12」を支払予定日とし、且つ、特定した支払先コード「SSH100」に対応する未支払額「¥750」、「¥3,500」、「¥4,500」「¥17,800」を、銀行振込による支払予定として取得する。
また、第2取得部102cは、ステップS102で受け付けた決算口座「M001」に対応する支払先コード「SSH100」を支払先マスタ106c6から特定する。そして、第2取得部102cは、ステップS102で受け付けた予測対象期間「2021/7~2021/12」を手形期日とし、且つ、特定した支払先コード「SSH100」に対応する支払額「¥70,000」を、支払手形の未決済残高として取得する。
これらの処理により、第2取得部102cは、決算口座「M001」および予測対象期間「2021/7~2021/12」に対応する入出金予定金額として、期日を表す年月日の各々に対応する、銀行振込による入金予定および受入手形入金の未決済残高を含む入金予定金額と、銀行振込による支払予定および支払手形の未決済残高を含む出金予定金額と、を取得する。
表示制御部102eは、ステップS110で取得した入出金予定金額を表示画面30の入出金予定および予測資金残高の表示欄30Dに期日の年月日ごとに表示する。
図2に戻り説明を続ける。計算部102dは、ステップS104で取得した開始残高、およびステップS110で取得した入出金予定金額に基づいて、予測対象期間の予測資金残高を計算する(ステップS112)。例えば、計算部102dは、ステップS104で取得した開始残高およびステップS110で取得した入出金予定金額について、期日ごとに、「開始残高+入金予定金額-出金予定金額」の値を計算する。この計算処理により、計算部102dは、期日ごとの予測資金残高を計算する。
表示制御部102eは、ステップS112で計算された予測資金残高を、表示画面30の入出金予定および予測資金残高の表示欄30Dに表示する(ステップS114)。
図8は、表示画面30の一例を示す模式図である。ステップS114の処理によって、表示画面30の入出金予定および予測資金残高の表示欄30Dには、期日の年月日ごとの、入出金予定金額である銀行振込による入金予定、受入手形入金の未決済残高を含む入金予定金額、銀行振込による支払予定、および支払手形の未決済残高を含む出金予定金額と、予測資金残高と、が表示される。なお、表示画面30中、「振込入金」が“銀行振込による入金予定”に相当し、「受手未決済」が“受入手形入金の未決済残高”に相当し、「振込支払」が“銀行振込による支払予定”に相当し、「支手未決済」が“支払手形の未決済残高”に相当する。
図2に戻り説明を続ける。表示制御部102eは、表示画面30の値を記憶部106に記憶する(ステップS116)。例えば、表示制御部102eは、予測対象期間の入力欄30Aに入力された予測対象期間と、予測対象の決済口座の入力欄30Bに入力された決済口座と、開始残高の表示欄30Cに表示された開始残高と、入出金予定および予測資金残高の表示欄30Dに表示された、期日である年月日ごとの入出金予定金額および予測資金残高と、を対応付けて記憶部106に記憶する。
次に、受付部102aが、追加入出金予定金額を入力装置112から受付ける(ステップS118)。計算部102dは、ステップS104で取得した開始残高、ステップS110で取得した入出金予定金額、およびステップS118で受け付けた追加入出金予定金額に基づいて、予測対象期間の予測資金残高を計算する(ステップS120)。そして、表示制御部102eは、受け付けた追加入出金予定金額および計算した予測資金残高を表示画面30に表示する(ステップS122)。
具体的には、ステップS118では、例えば、ユーザは、ステップS114でディスプレイ114に表示された表示画面30(図8参照)を視認しながら、入出金予定および予測資金残高の表示欄30Dにおける「その他(入金)」の欄に追加入金予定金額を入力し、「その他(支払)」の欄に、追加出金予定金額を入力する。
図9は、表示画面30の一例を示す模式図である。例えば、入出金予定および予測資金残高の表示欄30Dにおける追加入金予定金額入力欄30D1、および、入出金予定および予測資金残高の表示欄30Dにおける追加出金予定金額入力欄30D2の各々に、図9に示す金額が入力された場合を想定する。
具体的には、年月日「2021/7/1」の「その他(入金)」の受取利息として「¥100」入金予定であることを表す追加入金予定金額が入力される。また、例えば、年月日「2021/7/1」の「その他(支払)」の支払家賃として「¥1,200」支払予定であることを表す追加支払予定金額が入力される。また、例えば、年月日「2021/7/6」の「その他(入金)」の借入金として「¥300」入金予定であることを表す追加入金予定金額が入力される。また、例えば、年月日「2021/7/6」の「その他(支払)」の経費の立替精算として「¥1,200」支払予定であることを表す追加支払予定金額が入力される。また、例えば、年月日「2021/7/6」の「その他(支払)」の給与の立替精算として「¥5,000」支払予定であることを表す追加支払予定金額が入力される。
計算部102dは、期日である年月日の各々ごとに、上記式(1)を用いて予測資金残高を計算する。そして、表示制御部102eは、受け付けた追加入出金予定金額および計算した予測資金残高を表示画面30に表示する。このため、図9に示すように、入出金予定および予測資金残高の表示欄30Dの予測資金残高の表示欄30D3には、予測資金残高の計算結果が表示される。
このため、例えば、ユーザは、表示された予測資金残高を参照することで、資金繰り予測を確認し、資金ショートのタイミングを見極めることが容易となる。また、追加入金予定金額入力欄30D1、および、追加出金予定金額入力欄30D2は、資金繰り予測のシミュレーション用としても利用可能である。
図2に戻り説明を続ける。表示制御部102eは、表示画面30の値を記憶部106に記憶する(ステップS124)。そして、本ルーチンを終了する。例えば、表示制御部102eは、予測対象期間の入力欄30Aに入力された予測対象期間と、予測対象の決済口座の入力欄30Bに入力された決済口座と、開始残高の表示欄30Cに表示された開始残高と、入出金予定および予測資金残高の表示欄30Dに表示された、期日である年月日ごとの入出金予定金額、追加入出金予定金額、および予測資金残高と、を対応付けて記憶部106に記憶する。また、表示制御部102eは、入出金予定および予測資金残高の表示欄30Dにおける追加入金予定金額入力欄30D1、および追加出金予定金額入力欄30D2の各々に入力された追加予定入出金予定金額を、ステップS102で受け付けた決済口座に対応付けて資金繰り明細テーブル106dに登録する。
図10は、資金繰り明細テーブル106dのデータ構成の一例を示す模式図である。資金繰り明細テーブル106dは、追加予定入出金予定金額を管理するためのテーブルである。例えば、資金繰り明細テーブル106dは、年月日と、決済口座と、その他入金と、その他支払と、を対応付けたテーブルである。「その他入金」は追加入金予定金額に相当し、「その他支払」は、追加出金予定金額に相当する。
このため、予測装置100は、年月日および決済口座ごとに、追加入手金予定金額を管理することができる。
以上説明したように、本実施形態の予測装置100は、記憶部106および制御部102を備える。制御部102は、受付部102aと、第1取得部102bと、第2取得部102cと、計算部102dと、表示制御部102eと、を備える。受付部102aは、資金繰りの予測対象期間の入力を受付ける。第1取得部102bは、予測対象期間より前の現預金科目の実績値である開始残高を、会計システム102fで管理されている仕訳明細テーブル106bから取得する。第2取得部102cは、予測対象期間の入出金予定金額を、販売システム102gで管理されている販売システムテーブル106cから取得する。計算部102dは、開始残高および入出金予定金額に基づいて、予測対象期間の予測資金残高を計算する。表示制御部102eは、予測資金残高を表示する。
ここで、従来から、経営の観点から資金繰り予測を行うことが行われている。例えば、企業が健全な経営をするうえで、資金繰り計画による現預金の過不足を把握することは一般的に多くの会社で必要なことであり、商売の損益だけではなく、手許資金を予測・把握し、必要な借入の計画や資金移動、回収・支払サイトの設定などを行う必要がある。従来、会計上の資金残高と、販売システムを始めとする基幹システムでの入出金予定は別々のデータとして管理されており、システム外で合算し、資金繰り予測計算をすることが多かった。また、商取引以外の要素による入出金(資金増減)の要素もあるため、1つの仕組みの中で資金繰り予測を構築することが難しかった。すなわち、実績値と入出金予定とは別々のシステムで管理されるのが一般的であり、各々のシステムでは、システムの用途や管理するデータの粒度が異なる。このため、従来技術では、1つの仕組みの中で容易に資金繰りを予測行うことは困難であった。
一方、本実施形態の予測装置100では、ユーザによって入力された予測対象期間に応じて、会計システム102fで管理されている仕訳明細テーブル106bから予測対象期間より前の実績値である開始残高を取得し、販売システム102gで管理されている販売システムテーブル106cから予測対象期間の入出金予定金額を取得する。そして、計算部102dが開始残高および入出金予定金額に基づいて予測対象期間の予測資金残高を計算し、表示制御部102eが計算された予測資金残高を表示する。
従って、本実施形態の予測装置100では、容易に予測資金残高を予測することができる。
すなわち、本実施形態の予測装置100では、会計システム102fの現預金科目の特定時点の残高を基準として、販売システム102g上の取引伝票から未来の予測対象期間の入出金予定を加味した、将来の資金残高を計算することができる。
また、本実施形態の予測装置100では、1つの表示画面30上で、予測対象期間の入力から予測資金残高の表示までを実現することができる。
なお、資金繰り予測に必要な未来の入出金予定は、販売システム102g以外にも発生しうるため、それらの要素も加味する必要がある。
本実施形態の予測装置100は、販売システム102gで未管理の追加入出金予定金額の入力を受付け、計算部102dは、開始残高、入出金予定金額、および追加入出金予定金額に基づいて、予測対象期間の予測資金残高を計算する。
このため、本実施形態の予測装置100は、販売システム102gで管理する商取引の伝票以外の要素も任意に加味することができ、予測資金残高を高精度に予測することができる。
[3.国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8及び9に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、13及び15に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、予測装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、予測装置100が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて予測装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、予測装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、およびBlu-ray(登録商標)Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、本実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、予測装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、予測装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
100 予測装置
102 制御部
102a 受付部
102b 第1取得部
102c 第2取得部
102d 計算部
102e 表示制御部

Claims (6)

  1. 制御部を備える予測装置であって、
    前記制御部は、
    資金繰りの予測対象期間の入力を受付ける受付部と、
    前記予測対象期間より前の現預金科目の実績値である開始残高を、会計システムで管理されている仕訳明細テーブルから取得する第1取得部と、
    前記予測対象期間の入出金予定金額を、販売システムで管理されている販売システムテーブルから取得する第2取得部と、
    前記開始残高および前記入出金予定金額に基づいて、前記予測対象期間の予測資金残高を計算する計算部と、
    前記予測資金残高を表示する表示制御部と、
    を備える予測装置。
  2. 前記受付部は、
    前記販売システムで未管理の追加入出金予定金額の入力を受付け、
    前記計算部は、
    前記開始残高、前記入出金予定金額、および前記追加入出金予定金額に基づいて、前記予測対象期間の前記予測資金残高を計算する、
    請求項1に記載の予測装置。
  3. 前記受付部は、
    前記予測対象期間および予測対象の決済口座の入力を受付け、
    前記第1取得部は、
    前記予測対象期間より前の前記決済口座の前記開始残高を前記仕訳明細テーブルから取得し、
    前記第2取得部は、
    前記予測対象期間および前記決済口座の前記入出金予定金額を前記販売システムテーブルから取得する、
    請求項1または請求項2に記載の予測装置。
  4. 前記受付部は、
    表示画面を介して前記予測対象期間の入力を受付け、
    前記表示制御部は、
    前記表示画面に前記予測資金残高を表示する、
    請求項1~請求項3の何れか1項に記載の予測装置。
  5. 制御部を備える情報処理装置に実行させるための予測方法であって、
    前記制御部で実行される、
    資金繰りの予測対象期間の入力を受付けるステップと、
    前記予測対象期間より前の現預金科目の実績値である開始残高を、会計システムで管理されている仕訳明細テーブルから取得するステップと、
    前記予測対象期間の入出金予定金額を、販売システムで管理されている販売システムテーブルから取得するステップと、
    前記開始残高および前記入出金予定金額に基づいて、前記予測対象期間の予測資金残高を計算するステップと、
    前記予測資金残高を表示するステップと、
    を含む予測方法。
  6. 制御部を備える情報処理装置に実行させるための予測プログラムであって、
    前記制御部において、
    資金繰りの予測対象期間の入力を受付けるステップと、
    前記予測対象期間より前の現預金科目の実績値である開始残高を、会計システムで管理されている仕訳明細テーブルから取得するステップと、
    前記予測対象期間の入出金予定金額を、販売システムで管理されている販売システムテーブルから取得するステップと、
    前記開始残高および前記入出金予定金額に基づいて、前記予測対象期間の予測資金残高を計算するステップと、
    前記予測資金残高を表示するステップと、
    を実行させるための予測プログラム。
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