JP2023012730A - 紙葉類収納装置 - Google Patents

Abstract

【課題】紙葉類収納装置のメンテナンスを容易にする。【解決手段】紙葉類収納装置１０１は、回転ドラム１０１１と、紙葉類を回転ドラムに巻き付けるテープ１０１２と、回転ドラムに巻き取られるテープ及び紙葉類を案内するガイド１０１４と、回転ドラム及びガイドを収容するフレーム１０１５と、を備え、フレームは、第１フレーム１０１６と第２フレーム１０１７とを有し、第１フレームと第２フレームとは、相対移動することによってフレームが開状態と閉状態とに変化するよう連結され、２フレームは、開状態においてガイドの少なくとも一部が第２フレームから離れる方向に第２フレームに対して相対移動するよう、ガイドを支持している。【選択図】図１

Description

ここに開示する技術は、紙葉類収納装置に関する。

特許文献１には、紙葉類収納装置が記載されている。紙葉類収納装置は、ドラムとガイドとフレームとを備えている。ドラムは紙葉類を巻き取る。ガイドは紙葉類をドラムへ案内する。ガイドは、ドラムへ紙葉類を搬送する搬送路の一部を構成する。フレームはドラム及びガイドを収容する。フレームは、相対移動する第１フレーム部と第２フレーム部とを有している。第１フレーム部と第２フレーム部とが相対移動すると、紙葉類収納装置は、紙葉類の搬送路が閉じた状態であって紙葉類が搬送可能な状態と、搬送路が開放された状態とに切り替わる。

特開２０２０－４７２５８号公報

従来の紙葉類収納装置は、搬送路を開放させることができる。しかしながら、搬送路を開放させても、ガイドとフレームとによって囲まれた空間は開放されない。従来の紙葉類収納装置は、メンテナンス性に劣る。

ここに開示する技術は、紙葉類収納装置のメンテナンスを容易にする。

ここに開示する技術は、紙葉類収納装置に係る。この紙葉類収納装置は、回転ドラムと、前記回転ドラムの外周面に巻き取られることによって、紙葉類を前記回転ドラムに巻き付けるテープと、前記回転ドラムに巻き取られる前記テープ及び紙葉類を案内するガイドと、前記回転ドラム及び前記ガイドを収容するフレームと、を備え、前記フレームは、第１フレームと第２フレームとを有し、前記第１フレームと前記第２フレームとは、相対移動することによって前記フレームが開状態と閉状態とに変化するよう連結され、前記第２フレームは、前記開状態において前記ガイドの少なくとも一部が前記第２フレームから離れる方向に前記第２フレームに対して相対移動するよう、前記ガイドを支持している。

ユーザーは、この紙葉類収納装置のメンテナンスを容易に行うことができる。

前記紙葉類収納装置は、前記第２フレームと前記ガイドとの間に位置する第１センサをさらに備え、前記開状態において、前記ガイドの少なくとも一部が前記第２フレームに対して相対移動することによって、前記第１センサが開放される、としてもよい。

第２フレームまたはガイドの少なくとも一部が第１センサから離れる方向に移動し、ユーザーは第１センサに容易にアクセスできる。ユーザーは、第１センサのメンテナンスを容易に行うことができる。

前記紙葉類収納装置は、前記閉状態において、前記第１フレームと前記ガイドとの間に位置する第２センサをさらに備え、前記フレームが前記閉状態から前記開状態に変化することによって、前記第２センサが開放される、としてもよい。

第２フレームまたはガイドの少なくとも一部が第２センサから離れる方向に移動し、ユーザーは第２センサに容易にアクセスできる。ユーザーは、第２センサのメンテナンスを容易に行うことができる。

前記第２フレームと前記ガイドとの間には、前記テープの経路が位置し、前記開状態において、前記ガイドの少なくとも一部が前記第２フレームに対して相対移動することによって、前記テープの経路が開放される、としてもよい。

第２フレームまたはガイドの少なくとも一部がテープの経路から離れる方向に移動し、ユーザーはテープの経路に容易にアクセスできる。ユーザーは、テープの経路のメンテナンスを容易に行うことができる。

前記回転ドラムは、前記第２フレームと前記ガイドとの間に位置し、前記開状態において、前記ガイドの少なくとも一部が前記第２フレームに対して相対移動することによって、前記回転ドラムが開放される、としてもよい。

第２フレームまたはガイドの少なくとも一部が回転ドラムから離れる方向に移動し、ユーザーは回転ドラムに容易にアクセスできる。ユーザーは、回転ドラムのメンテナンスを容易に行うことができる。

前記ガイドは、第１ガイドと第２ガイドとを有し、前記開状態において、前記第１ガイドと前記第２ガイドとが相対移動することによって、紙葉類の搬送路が開放される、としてもよい。

第１ガイドまたは第２ガイドが紙葉類の搬送路から離れる方向に移動し、ユーザーは紙葉類の搬送路に容易にアクセスできる。ユーザーは、紙葉類の搬送路のメンテナンスを容易に行うことができる。

前記フレームは、前記閉状態において方形をなし、前記第１フレームと前記第２フレームとは、互いに枢支されており、前記第１フレームと前記第２フレームとは、前記フレームが前記閉状態と前記開状態との間で変化する間に、９０°回動する、としてもよい。

フレームの内部が大きく開放される。

前記第１フレームと前記第２フレームとは、前記フレームが前記閉状態と前記開状態との間の半開状態となる角度において止まる、としてもよい。

ユーザーは、フレームの半開状態において、紙葉類収納装置のメンテナンスができる。

前記フレームの少なくとも一部は、透明又は半透明の樹脂素材からなる、としてもよい。

ユーザーは、フレームを開けなくても、フレームの内部を視認できる。

前記フレームは、前記フレームの内外を連通させるスリットを有している、としてもよい。

紙葉類から発生する紙粉等の異物が、スリットを通じてフレームの中から外へ排出される。

ユーザーは、前記の紙葉類収納装置のメンテナンスを容易に行うことができる。

図１は、紙葉類収納装置の第１構成を例示する。 図２は、紙葉類収納装置の第２構成を例示する。 図３は、紙葉類収納装置の第３構成を例示する。 図４は、紙葉類収納装置の第４構成を例示する。 図５は、紙葉類収納装置の第５構成を例示する。 図６は、紙葉類収納装置の第６構成を例示する。 図７は、半開状態の紙葉類収納装置を例示する。 図８は、開状態の紙葉類収納装置を例示する。 図９Ａは、閉状態から半開状態へ遷移する紙葉類収納装置を例示する。 図９Ｂは、開状態の紙葉類収納装置を例示する。 図１０は、紙葉類収納装置の、例示的な底面を示す。 図１１は、例示的な第２フレームとガイドとを示す。

以下、紙葉類収納装置の実施形態が、図面を参照しながら説明される。ここで説明される紙葉類収納装置は例示である。

紙葉類収納装置は、紙葉類処理装置に取り付けられる。紙葉類処理装置は、紙葉類に関する処理を行う。紙葉類は、例えば、紙幣、小切手、商品券、証券である。紙葉類処理装置は、例えば紙葉類を外部から内部へ取り込む処理を行う。紙葉類収納装置は、紙葉類処理装置の内部へ取り込まれた紙葉類を収納する。また、紙葉類処理装置は、例えば紙葉類を内部から外部へ送り出す処理を行う。紙葉類収納装置は、紙葉類処理装置の外部へ送り出す紙葉類を排出する。

（第１構成）
図１は、第１構成の紙葉類収納装置１０１を示している。紙葉類収納装置１０１は回転ドラム１０１１と、テープ１０１２と、リール１０１３と、ガイド１０１４と、フレーム１０１５とを備えている。

回転ドラム１０１１は、軸を中心に回転する。回転ドラム１０１１は、フレーム１０１５内に進入した紙葉類を、テープ１０１２と共に巻き取る。

リール１０１３は、テープ１０１２を巻き取る。リール１０１３から引き出されたテープ１０１２は、回転ドラム１０１１に巻き取られる。

ガイド１０１４は、紙葉類及びテープ１０１２を、回転ドラム１０１１へ案内する。ガイド１０１４は、紙葉類の搬送路の少なくとも一部を構成する。ガイド１０１４は、回転ドラム１０１１に近接している。

フレーム１０１５は、回転ドラム１０１１、テープ１０１２、リール１０１３及びガイド１０１４を収容する。フレーム１０１５は方形をなしている。フレーム１０１５は、紙葉類が進入する開口１０１９を有している。

フレーム１０１５は、第１フレーム１０１６及び第２フレーム１０１７を有している。第１フレーム１０１６と第２フレーム１０１７とは、相対移動が可能に連結されている。より詳細に、第１フレーム１０１６と第２フレーム１０１７とは、枢支軸１０１０において互いに枢支されている。第２フレーム１０１７が、第１フレーム１０１６に対して相対的に回動すると、フレーム１０１５は、閉状態と開状態とに変化する。図１の左図は、フレーム１０１５の閉状態を示し、図１の右図は、フレーム１０１５の開状態を示す。

閉状態のフレーム１０１５は、回転ドラム１０１１、テープ１０１２、リール１０１３及びガイド１０１４を、外部から隔離する。ユーザーは、回転ドラム１０１１、テープ１０１２、リール１０１３及びガイド１０１４にアクセスできない。開状態のフレーム１０１５は、フレーム１０１５の内部を開放する。ユーザーは、回転ドラム１０１１、テープ１０１２、リール１０１３、ガイド１０１４、及び、紙葉類の搬送路にアクセスできる。ユーザーは、紙葉類収納装置１０１をメンテナンスすることができる。

以下、紙葉類収納装置１０１の構成が、より詳細に説明される。第１フレーム１０１６は、回転ドラム１０１１及びリール１０１３を支持している。第２フレーム１０１７は、ガイド１０１４を支持している。より詳細に、ガイド１０１４の基端部は、第２フレーム１０１７に枢支されている。

第２フレーム１０１７とガイド１０１４との間には、テープ１０１２の経路の一部が位置している。また、第２フレーム１０１７とガイド１０１４との間には、第１センサ１０１８が位置している。第１センサ１０１８は、例えばテープ１０１２の走行状態を検知するためのセンサである。テープ１０１２の走行状態とは、例えばテープ１０１２の走行速度である。

第２フレーム１０１７は、第１フレーム１０１６に対して９０°回動できる。ユーザーが第２フレーム１０１７を回動させると、第２フレーム１０１７及びガイド１０１４は、回転ドラム１０１１から離れる。ユーザーは、回転ドラム１０１１、ガイド１０１４、リール１０１３、及び、紙葉類の搬送路にアクセスできる。ユーザーは、回転ドラム１０１１、ガイド１０１４、リール１０１３、及び、紙葉類の搬送路のメンテナンスを行うことができる。

フレーム１０１５の開状態において、ガイド１０１４は、第２フレーム１０１７から離れる方向へ相対移動できる。より詳細には、ガイド１０１４は、第２フレーム１０１７から離れる方向へ回動できる。倒れた第２フレーム１０１７に対して、ガイド１０１４は起立する。

図１の右図に矢印で示すようにガイド１０１４が回動すると、ガイド１０１４の裏に隠れていたテープ１０１２の経路及び第１センサ１０１８が開放される。テープ１０１２の経路及び第１センサ１０１８が露出するから、ユーザーは、テープ１０１２の経路及び第１センサ１０１８にアクセスできる。ユーザーは、テープ１０１２の経路及び第１センサ１０１８のメンテナンスを行うことができる。

ユーザーは、この紙葉類収納装置１０１のメンテナンスを容易に行うことができる。

（第２構成）
図２は、第２構成の紙葉類収納装置１０２を示している。紙葉類収納装置１０２は、図１の紙葉類収納装置１０１の変形例である。

紙葉類収納装置１０２のリール１０１３は、第２フレーム１０１７に支持されている。第２フレーム１０１７が、第１フレーム１０１６に対して回動すると、図２の右図に示すように、ガイド１０１４及びリール１０１３は、第１フレーム１０１６から離れる。ユーザーは、紙葉類の搬送路及び回転ドラム１０１１のメンテナンスを行うことができる。

フレーム１０１５の開状態において、ガイド１０１４は、第２フレーム１０１７から離れる方向へ、相対的に移動できる。ガイド１０１４が回動すると、テープ１０１２の経路、第１センサ１０１８、及び、リール１０１３が開放される。ユーザーは、テープ１０１２の経路、第１センサ１０１８、及び、リール１０１３のメンテナンスを行うことができる。

尚、紙葉類収納装置１０２は、図２に破線で示す第２のリール１０２４を備えてもよい。第２のリール１０２４は、もう一つのテープを巻き取る。回転ドラム１０１１は、テープ１０１２ともう一つのテープとの間に挟まれた紙葉類を巻き取る。図２の構成例において、第２のリール１０２４は、第１フレーム１０１６に支持される。第２のリール１０２４は、第２フレーム１０１７に支持されてもよい。

（第３構成）
図３は、第３構成の紙葉類収納装置１０３を示している。紙葉類収納装置１０３は、図１の紙葉類収納装置１０１の変形例である。紙葉類収納装置１０３の第１フレーム１０１６及び第２フレーム１０１７の位置は、紙葉類収納装置１０１の第１フレーム１０１６及び第２フレーム１０１７の位置から入れ替わっている。

紙葉類収納装置１０３の第２フレーム１０１７は、回転ドラム１０１１、リール１０１３及びガイド１０１４を支持している。第１フレーム１０１６が、第２フレーム１０１７に対して相対的に回動すると、フレーム１０１５の内部が開放される。

第１フレーム１０１６には、第２センサ１０２０が取り付けられている。第２センサ１０２０は、例えばテープ１０１２の走行状態を検知する。第１フレーム１０１６が回動すると、テープ１０１２の経路の一部及び第２センサ１０２０が開放される。ユーザーは、テープ１０１２の経路及び第２センサ１０２０のメンテナンスを容易に行うことができる。

フレーム１０１５の開状態において、ガイド１０１４は、第２フレーム１０１７から離れる方向へ、相対的に移動できる。ガイド１０１４が回動すると、紙葉類の搬送路、回転ドラム１０１１及びリール１０１３が開放される。ユーザーは、紙葉類の搬送路、回転ドラム１０１１、及び、リール１０１３のメンテナンスを行うことができる。

（第４構成）
図４は、第４構成の紙葉類収納装置１０４を示している。紙葉類収納装置１０４は、図１の紙葉類収納装置１０１の変形例である。

紙葉類収納装置１０４のガイドは、第１ガイド１０２１と第２ガイド１０２２とによって構成されている。第１ガイド１０２１と第２ガイド１０２２とは、重なっている。紙葉類は、第１ガイド１０２１と第２ガイド１０２２との間を通って、回転ドラム１０１１へ搬送される。第１ガイド１０２１と第２ガイド１０２２とは、紙葉類の搬送路の一部を構成する。

第１のリール１０１３から引き出されたテープ１０１２は、第２ガイド１０２２を介して回転ドラム１０１１に至る。第２のリール１０２４から引き出されたテープ１０２３は、第１ガイド１０２１を介して回転ドラム１０１１に至る。第１のリール１０１３は、第２フレーム１０１７に支持されている。第２のリール１０２４は、第１フレーム１０１６に支持されている。

第１フレーム１０１６は、第１ガイド１０２１を支持している。第１ガイド１０２１の基端部は、第１フレーム１０１６に枢支されている。第２フレーム１０１７は、第２ガイド１０２２を支持している。第２ガイド１０２２の基端部は、第２フレーム１０１７に枢支されている。

第２フレーム１０１７が回動すると、第１ガイド１０２１と第２ガイド１０２２とが離れることによって、紙葉類の搬送路が開放される。ユーザーは、搬送路のメンテナンスを容易に行うことができる。

フレーム１０１５の開状態において、第１ガイド１０２１は、第１フレーム１０１６から離れる方向へ、相対的に移動できる。第１ガイド１０２１が回動すると、回転ドラム１０１１、第２のリール１０２４及びテープ１０１２、１０２３の経路が開放される。ユーザーは、回転ドラム１０１１及び第２のリール１０２４のメンテナンスを行うことができる。

フレーム１０１５の開状態において、第２ガイド１０２２は、第２フレーム１０１７から離れる方向へ、相対的に移動できる。第２ガイド１０２２が回動すると、第１のリール１０１３、第１センサ１０１８、及び、テープ１０１２の経路が開放される。ユーザーは、第１のリール１０１３、第１センサ１０１８、及び、テープ１０１２の経路のメンテナンスを行うことができる。

（第５構成）
図５は、第５構成の紙葉類収納装置１０５を示している。紙葉類収納装置１０５は、図１の紙葉類収納装置１０１の変形例である。

紙葉類収納装置１０５の第１ガイド１０２１及び第２ガイド１０２２は、第２フレーム１０１７に支持されている。第１ガイド１０２１の基端部は、第２フレーム１０１７に枢支されている。第２ガイド１０２２の先端部は、第１ガイド１０２１の先端部に枢支されている。

第１フレーム１０１６が回動すると、第１フレーム１０１６に取り付けられた第２センサ１０２０が開放される。

フレーム１０１５の開状態において、第２ガイド１０２２は、第２フレーム１０１７から離れる方向へ、相対的に移動できる。第２ガイド１０２２が回動すると、紙葉類の搬送路及びテープ１０１２、１０２３の経路の一部が開放される。ユーザーは、搬送路及びテープ１０１２、１０２３の経路の一部のメンテナンスを行うことができる。

尚、図１～図５に例示した各構成は相互に組み合わせることが可能である。例えば図１の紙葉類収納装置１０１又は図２の紙葉類収納装置１０２に、図５の紙葉類収納装置１０５の第１ガイド１０２１及び第２ガイド１０２２を組み合わせることが可能である。

また、ガイド１０１４、第１ガイド１０２１、又は、第２ガイド１０２２は、単一の部材で構成されることに限らない。ガイド１０１４、第１ガイド１０２１、又は、第２ガイド１０２２が複数の部材によって構成されることによって、ガイド１０１４、第１ガイド１０２１、又は、第２ガイド１０２２は、その中間位置において折れ曲がるよう構成してもよい。

（第６構成）
図６～１１は、第６構成の紙葉類収納装置９を示している。紙葉類収納装置９は、図１の紙葉類収納装置１０１の変形例である。尚、各図には、理解を容易にするために、紙面の左から右へ向かう方向をＹ軸正方向、紙面に直交する方向において、手前から奥へ向かう方向をＸ軸正方向、紙面の下から上へ向かう方向をＺ軸正方向として、Ｘ軸、Ｙ軸、及びＺ軸を示す。紙葉類収納装置は、紙葉類処理装置に取り付けられる。Ｙ軸正方向は、紙葉類処理装置の正面から背面に向かう方向に相当し、Ｘ軸正方向は、紙葉類処理装置の右から左へ向かう方向に相当し、Ｚ軸正方向は、紙葉類処理装置の下から上へ向かう方向に相当する。紙葉類処理装置の正面は、紙葉類を投入する投入口が位置する面であり、紙葉類処理装置の右及び左は、例えば、紙葉類処理装置の正面にユーザーが相対した場合に、ユーザーから見た右及び左である。

紙葉類収納装置９は、収納機構９０と、収納機構９０を収容するフレーム９１と、を備えている。紙葉類収納装置９の上面には、紙葉類が出入する開口９１０が設けられている。

収納機構９０は、テープとテープとの間に挟んだ紙葉類を、テープと共にドラム９３に巻き取るよう構成されている。収納機構９０は、二つの第１リール９２１と、二つの第２リール９２２と、ドラム９３と、を備えている。尚、図６～８においては、リールが一つのみ図示されている。これは、合計四つのリール９２１、９２２が、Ｘ軸方向に位置がずれていると共に、Ｙ軸方向及びＺ軸方向に同じ位置に位置しているためである。このようなリールの配置は、特開２０２０－０４７２５８号公報（出願人：グローリー株式会社）に詳細に記載されている。

第１リール９２１には、第１テープ９４１の基端が固定されていると共に、第１テープ９４１が巻かれている。第２リール９２２には、第２テープ９４２の基端が固定されていると共に、第２テープ９４２が巻かれている。第１テープ９４１の先端、及び、第２テープ９４２の先端はそれぞれ、ドラム９３の外周面に係合している。

第１リール９２１から引き出された第１テープ９４１と、第２リール９２２から引き出された第２テープ９４２とは、重なった状態で、ドラム９３の外周面に巻き取られる。紙葉類は、第１テープ９４１と第２テープ９４２との間に挟まれる。

ドラム９３は、紙葉類及びテープの巻き取り方向、及び、紙葉類及びテープの繰り出し方向に回転する。図６の例において、ドラム９３が、紙葉類及びテープを巻き取る方向は、時計回り方向であり、紙葉類及びテープを繰り出す方向は、反時計回り方向である。

図６は、紙葉類収納装置９に紙葉類が収納されていない状態を示している。ドラム９３の径は比較的小さい。ドラム９３の径が小さいため、紙葉類収納装置９は、そのフレーム９１のサイズを大きくしなくても、容量を大にできる。つまり、ドラム９３は、多数の紙葉類を巻き取っても径が大きくなることが抑制される。

開口９１０とドラム９３との間には、搬送路９２０が形成されている。搬送路９２０は、ローラー対と、固定されたガイド部材と、後述する可動ガイド７によって構成されている。紙葉類は、搬送路９２０に沿って、開口９１０からドラム９３に向かう方向に、又は、ドラム９３から開口９１０に向かう方向に搬送される。

フレーム９１は、第１フレーム９１１と、第２フレーム９１２とを有している。第１フレーム９１１と第２フレーム９１２とは、枢支軸９１３の位置において、相互に枢支されている。枢支軸９１３は、紙葉類収納装置９の下端部における、Ｙ軸正方向の端部に位置している。

第１フレーム９１１は、ドラム９３のシャフト９３０を支持している。ドラム９３の軸線は、Ｘ軸方向に延びる。第１フレーム９１１はまた、第１リール９２１及び第２リール９２２を支持している。

第１リール９２１から引き出された第１テープ９４１は、第１テープ経路８１０に沿って走行することにより、ドラム９３に到達する。第１テープ経路８１０は、第１テーププーリ８１１０、第２テーププーリ８１２０、第３テーププーリ８１３０、第４テーププーリ８１４０、第５テーププーリ８１５０、第６テーププーリ８１６０、及び第７テーププーリ８１７０によって構成されている。第１テープ経路８１０は、ドラム９３を迂回するように形成されている。尚、第１テーププーリ８１１０、第２テーププーリ８１２０、第３テーププーリ８１３０、第４テーププーリ８１４０、第５テーププーリ８１５０、第６テーププーリ８１６０、及び第７テーププーリ８１７０は、二本の第１テープ９４１に対応して、二つずつ存在している。尚、第１テーププーリ８１１０、第２テーププーリ８１２０はそれぞれ、第１フレーム９１１に支持され、第３テーププーリ８１３０、第４テーププーリ８１４０、第５テーププーリ８１５０及び第６テーププーリ８１６０はそれぞれ、第２フレーム９１２に支持されている。第７テーププーリ８１７０は、可動ガイド７に支持されている。

第２テーププーリ８１２０及び第３テーププーリ８１３０はそれぞれ、回転軸が、Ｘ軸に対して傾いている。第１リール９２１から引き出された第１テープ９４１は、回転軸が傾いた第２テーププーリ８１２０及び第３テーププーリ８１３０に巻きかけられることにより、Ｘ軸方向の位置が、第１リール９２１の位置から、第２リール９２２の位置へと変わる。第１テープ９４１はその後、第４テーププーリ８１４０、第５テーププーリ８１５０、及び第６テーププーリ８１６０に巻きかけられて、第７テーププーリ８１７０に至る。このときに、第１テープ９４１は、Ｘ軸方向について、第２テープ９４２と同じ位置に位置している。

第２リール９２２から引き出された第２テープ９４２は、第２テープ経路８２０に沿って走行することにより、ドラム９３に到達する。第２テープ経路８２０は、第８テーププーリ８２１０、第９テーププーリ８２２０、第１０テーププーリ８２３０、及び前記の第７テーププーリ８１７０によって構成されている。第８テーププーリ８２１０、第９テーププーリ８２２０、及び第１０テーププーリ８２３０も、二本の第２テープ９４２に対応して、二つずつ存在している。尚、第８テーププーリ８２１０、第９テーププーリ８２２０及び、第１０テーププーリ８２３０はそれぞれ、第１フレーム９１１に支持されている。

第７テーププーリ８１７０は、第１テープ９４１と第２テープ９４２とを重ねて、これら第１テープ９４１及び第２テープ９４２を、ドラム９３の外周面に向かって案内する。紙葉類は、第７テーププーリ８１７０の位置において、第１テープ９４１と第２テープ９４２とに挟まれる。

ドラム９３が正転すると、第１テープ９４１と第２テープ９４２とに挟まれた紙葉類は、第１テープ９４１と第２テープ９４２と共に、ドラム９３の外周面に巻き取られる。紙葉類収納装置９は、紙葉類を収納する。このとき、ドラム９３は、図の時計回り方向に回転し、第１リール９２１及び第２リール９２２は、図の反時計回り方向に追従して回転する。

第１リール９２１及び第２リール９２２が正転すると、第１テープ９４１と第２テープ９４２とに挟まれた紙葉類は、第１テープ９４１と第２テープ９４２と共に、ドラム９３の外周面から繰り出される。その後、紙葉類は、搬送路９２０を通って、開口９１０から紙葉類収納装置９の外へ送り出される。このとき、第１リール９２１及び第２リール９２２は、図の時計回り方向に回転し、ドラム９３は、図の反時計回り方向に追従して回転する。

可動ガイド７は、第１テープ９４１、第２テープ９４２及び紙葉類を、ドラム９３に向かって案内する。

可動ガイド７の基端部、つまり、図６における上端部は、第２フレーム９１２に対して回動可能に取り付けられている。可動ガイド７は、第１０テーププーリ８２３０の近辺に配置される軸を支点として回動する。可動ガイド７の回動軸は、第１０テーププーリ８２３０に対向配置されるプーリ８２３１の軸と同じ軸線上に配置されてもよい。第２フレーム９１２は、可動ガイド７を、変位可能に支持している。可動ガイド７は、捩りばね７０によって、図６における時計回り方向に付勢されている。

可動ガイド７は、図９Ｂ又は図１１に示すように、Ｘ方向及びＺ方向に広がる板状である。第７テーププーリ８１７０は、可動ガイド７の上部に取り付けられている。可動ガイド７の上部は、図６に示す状態において、可動ガイド７のＺ軸正方向側の部位である。第７テーププーリ８１７０は、Ｘ方向に間隔を空けて二つ、可動ガイド７に取り付けられている。二つの第７テーププーリ８１７０の間隔は、二本の第１テープ９４１の間隔に対応する。

可動ガイド７の下部には、第２押し当て部材７３が取り付けられている。可動ガイド７の下部は、図６に示す状態において、可動ガイド７のＺ軸負方向側の部位である。第２押し当て部材７３は、ローラーであって、Ｘ軸方向に伸びる回転軸を中心に回転するよう、可動ガイド７に対して取り付けられている。第２押し当て部材７３は、可動ガイド７に対して二つ取り付けられている。二つの第２押し当て部材７３の間隔は、二本の第１テープ９４１の間隔に対応している。第２押し当て部材７３は、ドラム９３に巻き取られる第１テープ９４１、第２テープ９４２、及び、第１テープ９４１と第２テープ９４２とに挟まれた紙葉類を、ドラム９３に押し当てる。これにより、第２押し当て部材７３は、第１テープ９４１と第２テーププーリ８１２０と紙葉類との密着性を高める。ドラム９３は、第１及び第２テープ９４１、９４２及び紙葉類を安定的に巻き取ることができる。

可動ガイド７は、第２押し当て部材７３がドラム９３の最外径部に当たることにより、ドラム９３の径が大きくなるに従って回動する。より詳細に、可動ガイド７は、捩りばね７０によって、図６における時計回り方向に付勢されている。ドラム９３の径が大きくなると、可動ガイド７は、反時計回り方向に回動をする。可動ガイド７は、ドラム９３の径が変化しても、第１及び第２テープ９４１、９４２と紙葉類とを、ドラム９３へ案内することができる。

可動ガイド７には、一つ又は複数の第１押し当て部材７４が取り付けられている。第１押し当て部材７４は、ドラム９３に巻き取られる紙葉類を、ドラム９３の外周面に押し当てる。第１押し当て部材７４は、ローラーである。第１押し当て部材７４は、Ｘ軸方向に伸びる回転軸を中心に回転するよう、可動ガイド７に取り付けられている。可動ガイド７は、第１押し当て部材７４を支持している。

第１押し当て部材７４は、二つの第１テープ９４１及び第２テープ９４２の間に位置している。換言すれば、二つの第１押し当て部材７４は、二つの第１テープ９４１及び第２テープ９４２に対して、Ｘ軸方向に位置がずれている。

第１押し当て部材７４は、可動ガイド７が捩りばね７０によって付勢されていることにより、ドラム９３の外周面に当接する。ドラム９３が回転すると、第１押し当て部材７４も回転する。

図６に示すように、第１押し当て部材７４と第２押し当て部材７３とは、ドラム９３の周方向に位置がずれている。より詳細に、ドラム９３に第１テープ９４１及び第２テープ９４２が巻き取られる際の、第１テープ９４１及び第２テープ９４２の走行方向を基準にした場合、第１押し当て部材７４は、第２押し当て部材７３よりも、第１テープ９４１及び第２テープ９４２の走行方向の上流に位置している。

第１押し当て部材７４は、ドラム９３に巻き取られる第１テープ９４１及び第２テープ９４２が、ドラム９３に対して最初に接触する開始位置に位置している。第１押し当て部材７４は、第１及び第２テープ９４１、９４２と共にドラム９３に巻き取られる紙葉類において、第１及び第２テープ９４１、９４２によって押さえられない箇所を、ドラム９３に押し当てることができる。紙葉類において、第１及び第２テープ９４１、９４２によって押さえられない箇所が、ドラム９３から離れる方向に膨らむことが抑制される。

（フレームの開閉構造）
図７に示すように、第２フレーム９１２が枢支軸９１３を中心に回動すると、第２フレーム９１２に支持されている可動ガイド７が、ドラム９３から離れる。これによって、第１テープ９４１と第２テープ９４２とが互いに離れる。開口９１０からドラム９３に至る搬送路９２０が開放される。図７は、フレーム９１の半開状態に相当する。搬送路９２０において紙葉類の詰まり等が発生した場合、紙葉類処理装置のユーザーは、紙葉類処理装置から紙葉類収納装置９を取り外すと共に、第２フレーム９１２を第１フレーム９１１に対して相対的に回動させる。これにより、ユーザーは、紙葉類の搬送路９２０にアクセスできるから、ユーザーは、搬送路９２０において詰まった紙葉類を、取り除くことができる。なお、枢支軸９１３は、第３テーププーリ８１３０と第１テープ９４１が接する位置に設けてもよい。これにより、第２フレーム９１２が枢支軸９１３を中心に回動した場合に、第１テープ９４１がドラム９３から繰り出されることを防止できる。

第２フレーム９１２は、第１フレーム９１１に対してさらに回動できる。図８は、フレーム９１の開状態を示している。第２フレーム９１２は、第１フレーム９１１に対して９０°回動できる。ユーザーは、例えば作業台７１に紙葉類収納装置９を置いた状態で、第２フレーム９１２を回動させると、第１フレーム９１１の底面及び第２フレーム９１２の側面それぞれが、作業台７１の上に当たった状態になる。第１フレーム９１１の底面と第２フレーム９１２の側面が同じ平面内に位置する。紙葉類収納装置９を安定的に作業台７１に置いた状態において、ユーザーは、メンテナンス作業を行うことができる。ユーザーは、メンテナンス作業を行いやすい。

第２フレーム９１２を回動させると、可動ガイド７がドラム９３から離れる。可動ガイド７は、捩りばね７０に付勢されているため、可動ガイド７は、倒れた第２フレーム９１２に対して、起立した姿勢になる。ここで、閉状態の紙葉類収納装置９において、可動ガイド７と第２フレーム９１２との間には、第１センサ７２が取り付けられている。第１センサ７２は、例えばフォトセンサである。図１１に示すように、第１センサ７２は、検知盤７５の回転を検知する。検知盤７５は、第５テーププーリ８１５０のシャフト８１５１に取り付けられかつ、第５テーププーリ８１５０と同期して回転する。検知盤７５は、第１テープ９４１の走行状態、より正確には第１テープ９４１の走行速度を検知する。第１センサ７２の検知信号が入力されるコントローラは、第１テープ９４１の走行速度とドラム９３の回転速度とに基づいて、ドラム９３の径の大きさを判断することができる。

前述の通り、可動ガイド７が起立した姿勢になると、可動ガイド７の裏に隠れていた第１センサ７２が露出する。第１センサ７２が開放されるから、ユーザーは、第１センサ７２のメンテナンスを容易に行うことができる。また、可動ガイド７が起立した姿勢になると、可動ガイド７と第２フレーム９１２との間に位置する第１テープ経路８１０が開放される。ユーザーは、第１テープ経路８１０のメンテナンスも、容易に行うことができる（図１１も参照）。

次に、図９Ａ及び図９Ｂを参照しながら、紙葉類収納装置９の構造についてさらに説明をする。図９Ａ及び図９Ｂは、紙葉類収納装置９の閉状態から半開状態を経て開状態へ至る状態の変化を例示している。

紙葉類収納装置９のフレーム９１は、前述したように、第１フレーム９１１及び第２フレーム９１２を有している。ここで、第１フレーム９１１は、上壁９１１１、左右の側壁９１１２、９１１３、後壁９１１４、及び底壁９１１５を有している。第２フレーム９１２は、上壁９１２１、及び、前壁９１２２を有している。第１フレーム９１１と第２フレーム９１２とが組み合わさることにより閉状態となったフレーム９１は方形である。フレーム９１の内部は、外部から隔てられる。フレーム９１の内部に手が入らないため、紙葉類収納装置９に収納されている紙葉類に触れられない。紙葉類収納装置９のセキュリティが向上する。また、フレーム９１の内部に不用意に手が入って、例えばテープに支障が生じるといった不具合が回避できる。

尚、図１０に示すように、フレーム９１の底壁９１１５には、複数のスリット９１１６、９１１７、９１１８が形成されている。各スリット９１１６、９１１７、９１１８は、フレーム９１の内部に手が入らない大きさである。各スリット９１１６、９１１７、９１１８は、フレーム９１の内部において発生した紙粉等の異物を、フレーム９１の外に排出する機能を有している。フレーム９１の内部に異物が溜まってしまうことが抑制され、紙葉類収納装置９の動作に支障が生じることが未然に回避される。

第１フレーム９１１の各壁９１１１、９１１２、９１１３、９１１４、９１１５、及び、第２フレーム９１２の各壁９１２１、９１２２は、透明材料又は半透明材料によって構成されている。透明材料又は半透明材料は、例えば樹脂材料である。ユーザーは、フレーム９１を開けなくても、フレーム９１の内部を、外から視認できる。

図９Ａの上図に示すように、第１ねじ９４を用いて、第２フレーム９１２は、第１フレーム９１１に対してねじ止めされている。ユーザーは、第１ねじ９４を外すことによって、閉状態のフレーム９１を開けることができる。

第２フレーム９１２の左右の両側部には、溝９５が設けられている。溝９５は、円弧形状を有している。溝９５には、第１フレーム９１１の側部に取り付けられた第２ねじ９５１の先端が係合している。第２フレーム９１２を回動させると、第２ねじ９５１は、溝９５の内部を相対移動する。第２フレーム９１２が所定角度だけ回動すると、第２ねじ９５１が溝９５の端に当たるため、第２フレーム９１２が、それ以上に、回動することが規制される（図９Ａの下図参照）。この状態は、フレーム９１の半開状態に相当する。つまり、第１フレーム９１１と第２フレーム９１２とは、フレーム９１が閉状態と開状態との間の半開状態となる角度において止まる。例えば、紙葉類の搬送路９２０において詰まった紙葉類を取り出すだけであれば、紙葉類収納装置９のユーザーは、第１ねじ９４のみを取り外し、フレーム９１を半開状態にすることによって、紙葉類を取り出すことができる。

ユーザーが第２ねじ９５１を外すと、第２ねじ９５１と溝９５との係合が解消されるため、第２フレーム９１２は、半開状態からさらに回動できる。図９Ｂに示すように、第２フレーム９１２は、第１フレーム９１１に対して、９０°回動することによって、フレーム９１は開状態になる。この状態では、前述の通り、可動ガイド７が、倒れた第２フレーム９１２に対して起立した状態になる。フレーム９１の開状態においては、図１１に例示するように、第１センサ及び第１テープ経路８１０の一部が開放されるから、ユーザーは、第１センサ７２及び第１テープ経路８１０のメンテナンスを容易に行うことができる。例えば、紙葉類収納装置９の保守員が第２ねじ９５１を外し、紙葉類処理装置１のユーザーは第２ねじ９５１を外さないとしてもよい。保守員は、フレーム９１を開状態にして、紙葉類収納装置９の様々なメンテナンスを行うことができる。これに対し、ユーザーは、フレーム９１を開状態にしないため、フレーム９１の内部を不用意に触ってしまうことを避けられる。しかしユーザーは、フレーム９１を半開状態にすることによって、紙葉類収納装置９の使用中に発生し得る紙葉類の詰まりを解消できる。紙葉類収納装置９のユーザビリティと、メンテナンス性とが両立する。

１０１ 紙葉類収納装置
１０２ 紙葉類収納装置
１０３ 紙葉類収納装置
１０４ 紙葉類収納装置
１０５ 紙葉類収納装置
１０１１ 回転ドラム
１０１２ テープ
１０１４ ガイド
１０１５ フレーム
１０１６ 第１フレーム
１０１７ 第２フレーム
１０１８ 第１センサ
１０２０ 第２センサ
１０２１ 第１ガイド
１０２２ 第２ガイド
７ 可動ガイド
８１０ 第１テープ経路
９ 紙葉類収納装置
９１ フレーム
９１１ 第１フレーム
９１２ 第２フレーム
９１１６ スリット
９１１７ スリット
９１１８ スリット
９３ ドラム
９４１ 第１テープ
９４２ 第２テープ

Claims (10)

1. 回転ドラムと、
   前記回転ドラムの外周面に巻き取られることによって、紙葉類を前記回転ドラムに巻き付けるテープと、
   前記回転ドラムに巻き取られる前記テープ及び紙葉類を案内するガイドと、
   前記回転ドラム及び前記ガイドを収容するフレームと、を備え、
   前記フレームは、第１フレームと第２フレームとを有し、
   前記第１フレームと前記第２フレームとは、相対移動することによって前記フレームが開状態と閉状態とに変化するよう連結され、
   前記第２フレームは、前記開状態において前記ガイドの少なくとも一部が前記第２フレームから離れる方向に前記第２フレームに対して相対移動するよう、前記ガイドを支持している、
   紙葉類収納装置。
2. 前記第２フレームと前記ガイドとの間に位置する第１センサをさらに備え、
   前記開状態において、前記ガイドの少なくとも一部が前記第２フレームに対して相対移動することによって、前記第１センサが開放される、
   請求項１に記載の紙葉類収納装置。
3. 前記閉状態において、前記第１フレームと前記ガイドとの間に位置する第２センサをさらに備え、
   前記フレームが前記閉状態から前記開状態に変化することによって、前記第２センサが開放される、請求項１又は２に記載の紙葉類収納装置。
4. 前記第２フレームと前記ガイドとの間には、前記テープの経路が位置し、
   前記開状態において、前記ガイドの少なくとも一部が前記第２フレームに対して相対移動することによって、前記テープの経路が開放される、
   請求項１～３のいずれか１項に記載の紙葉類収納装置。
5. 前記回転ドラムは、前記第２フレームと前記ガイドとの間に位置し、
   前記開状態において、前記ガイドの少なくとも一部が前記第２フレームに対して相対移動することによって、前記回転ドラムが開放される、
   請求項１～４のいずれか１項に記載の紙葉類収納装置。
6. 前記ガイドは、第１ガイドと第２ガイドとを有し、
   前記開状態において、前記第１ガイドと前記第２ガイドとが相対移動することによって、紙葉類の搬送路が開放される、
   請求項１～５のいずれか１項に記載の紙葉類収納装置。
7. 前記フレームは、前記閉状態において方形をなし、
   前記第１フレームと前記第２フレームとは、互いに枢支されており、
   前記第１フレームと前記第２フレームとは、前記フレームが前記閉状態と前記開状態との間で変化する間に、９０°回動する、
   請求項１～６のいずれか１項に記載の紙葉類収納装置。
8. 前記第１フレームと前記第２フレームとは、前記フレームが前記閉状態と前記開状態との間の半開状態となる角度において止まる、
   請求項７に記載の紙葉類収納装置。
9. 前記フレームの少なくとも一部は、透明又は半透明の樹脂素材からなる、
   請求項１～８のいずれか１項に記載の紙葉類収納装置。
10. 前記フレームは、前記フレームの内外を連通させるスリットを有している、
    請求項１～９のいずれか１項に記載の紙葉類収納装置。
    

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