JP2023012326A - 動吸振器 - Google Patents

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琢志 石田
Takushi Ishida
慎介 稲井
Shinsuke Inai
友祐 佐藤
Yusuke Sato
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Abstract

【課題】 制振対象に対してコンパクトな構成により、設置対象への負荷が軽微で、制振対象に応じた振動減衰特性を設定できる動吸振器を提供する。【解決手段】建造物の床Fなどの設置対象に固定されるコイルばね9,10を介して支持され、設置対象の振動に伴う慣性質量体3の慣性質量により振動を減衰する動吸振器1を、基端部を慣性質量体3に回転自在に枢支される第1リンク11と、慣性質量体3の振動に関わらず固定的に回転自在に軸支され、回転軸上に第1リンク11の自由端部が重錘部7の振動に伴う第1リンク11の傾動を許容すべく摺動自在に係合する第1回転慣性体12と、基端部を慣性質量体3に回転自在に枢支される第2リンク13と、第2リンク13の自由端部に固定され、かつ慣性質量体3の振動に伴う第2リンク13の傾動を許容すべく振動と直交方向に相対移動可能な回転自在に軸支される第2回転慣性体14とを具備させる。【選択図】図1

Description

本発明は、動吸振器、特に重錘などの慣性質量体の慣性質量に回転慣性質量を付加して振動を減衰させるものに関する。
大型建造物の梁や床などの長大な構造部分に対する制振装置は、特許文献1(特に図6,図7)に記載されている。床の振動の振幅が最も大きくなる床中央部に設けられるTMD(Tuned Mass Damper)は、床の下面に固着される粘弾性ゴム部材と、粘弾性ゴム部材の下面に固定される質量体とを具備し、粘弾性ゴム部材の剛性を床の固有振動数に同調するように設定することにより、床の振動に質量体を共振させて大きく振動させ、床の振動エネルギーを吸収して振動を低減している。
また、特許文献2(特に図10,図11)には、高架橋の橋軸方向端部側に位置する橋脚間に設けられた一対の支持横桁の間に、橋軸の直角方向に沿って設けられる制振装置が開示されている。この制振装置は、ベース基台上に立設された支持軸により貫通される可動質量体が上下移動をガイドされつつ、各支持軸周りの上下のコイルばねにより弾性支持されている。可動質量体に高架橋の振動が伝達すると、可動質量体がばね反力に抗しつつ支持軸に沿って上下に振動し、高架橋の固有振動と同期して振動すると共に、ベース架台と可動質量体の間のオイルダンパーがオリフィスを通過するオイルの粘性抵抗を発生することにより高架橋の振動を減衰する。
さらに、特許文献3(特に図1,図2)には、分割された複数の床板に対する動吸振器が開示されている。この動吸振器は、梁状ばね部材と、マスと、粘弾性体とを備える。梁状ばね部材は、複数の分割床板の下面に一端側が固着されて分割床板の振動が入力され、他端が分割床板に対して撓み変形のばね力で振動する。マスは、梁状ばね部材の他端側の下面に固定される。粘弾性体は、梁状ばね部材の他端側に設けられ、梁状ばね部材の他端の振動に伴って、分割床板に対して打撃を与え、または接触状態に応じた圧縮力を付与する。動吸振器のマスに分割床板の振動が伝達されることにより、分割床板の振動を抑制し、さらに動吸振器の粘弾性体が分割床板に接触することで、分割床板の振動をさらに抑制する。
また、動吸振器は定常振動に対する揺れの低減効果が大きい事から、交通振動対策だけでなく、近年では超高層建物の風揺れ対策に加えて長周期地震動対策として適用されている例もある。その代表例として特許文献4を示す。特許文献4は揺れの方向に対し異なる固有振動数を持つ構造物に対して、構造の複雑化を防ぎつつ揺れ方向に対し適したばねの配置が可能な構造を持つ動吸振器である。しかし、振動の低減を果たすために大質量の錘を用いている点では従来の動吸振器と同じものである。
特開2018-145627号公報 特開2017-82493号公報 特開2016-118031号公報 特開2017-025943号公報
上記従来の制振装置及び動吸振器においては、いずれも、慣性質量体として錘を用いるため、大型建造物や高層建物などの長大な構造物に適用する場合に、制振対象の重量に対応する相応の質量の錘を使用する必要があるから、錘の自重による強度上の負荷が大きくなり、また錘の慣性質量により決定される固定された振動減衰特性にならざるを得ない。
したがって、本発明は、梁・床を始めとする比較的長大な制振対象に対してコンパクトで制振対象への負荷が軽微な構成でありながら、制振対象に応じて適切な振動特性を設定可能な動吸振器を提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するため、建造物の床Fなどの設置対象に連結されるコイルばね9,10などの弾性体を介して接続され、制振対象の振動に伴う慣性質量体3の慣性質量により振動を減衰する動吸振器1を、制振対象に枠体2などの取付部材を介して回転自在に軸支される回転慣性体12,14と、一端部が慣性質量体7に、他端部が回転慣性体12,14の回転軸12a,14a上にそれぞれ枢支され、慣性質量体の振動に伴い回転慣性体12,14を回転させるリンク11,13とを具備させた。制振対象の振動に伴う慣性質量体3の慣性質量に回転慣性体12,14の回転慣性質量を重ね合わせることにより、慣性質量体3の慣性質量を増減変更して、制振対象に適した振動減衰力を付与する。
本発明によれば、慣性質量体の慣性質量に回転慣性体の回転慣性質量が加わり、慣性質量を増減させるので、全体としてコンパクトで制振対象への負荷が軽微な構成にもかかわらず、適切な慣性質量を得ることができ、また慣性質量の適切な調整により、想定される振動に対して最適な振動減衰特性を付与することができる。
本発明の一実施形態に係る動吸振器の正面図である。 図1の動吸振器の背面図である。 図1の動吸振器の側面図である。 図1の動吸振器の平面図である。 第1回転慣性機構の動作説明図である。 第2回転慣性機構の動作説明図である。 (A)は第1回転慣性機構の回転角度と慣性質量体に対する等価質量の倍率との関係を示すグラフ、(B)は第2回転慣性機構の回転角度と慣性質量体に対する等価質量の倍率との関係を示すグラフである。 慣性質量体の等価質量の倍率を10%及び20%増減変更させた場合における入力振動数比に対する振幅倍率の変化を示すグラフである。 慣性質量体の等価質量が10%減少した場合における入力振動数比に対する振幅倍率の変化の比較を示すグラフである。 慣性質量体の等価質量が10%増加した場合における入力振動数比に対する振幅倍率の変化の比較を示すグラフである。 慣性質量体の等価質量が20%減少した場合における入力振動数比に対する振幅倍率の変化の比較を示すグラフである。 慣性質量体の等価質量が20%増加した場合における入力振動数比に対する振幅倍率の変化の比較を示すグラフである。 図1の動吸振器の動作説明図である。 リンク長さ比と回転慣性質量比を表1に示す条件1に設定した第1回転慣性機構と第2回転慣性機構を組み合わせた動吸振器の回転角度と等価質量の関係を示すグラフである。 リンク長さ比と回転慣性質量比を表1に示す条件2に設定した第1回転慣性機構と第2回転慣性機構を組み合わせた動吸振器の回転角度と等価質量の関係を示すグラフである。 リンク長さ比と回転慣性質量比を表1に示す条件3に設定した第1回転慣性機構と第2回転慣性機構を組み合わせた動吸振器の回転角度と等価質量の関係を示すグラフである。 リンク長さ比と回転慣性質量比を表1に示す条件4に設定した第1回転慣性機構と第2回転慣性機構を組み合わせた動吸振器の回転角度と等価質量の関係を示すグラフである。 リンク長さ比と回転慣性質量比を表1に示す条件5に設定した第1回転慣性機構と第2回転慣性機構を組み合わせた動吸振器の回転角度と等価質量の関係を示すグラフである。 他の実施形態に係る動吸振器の正面図である。
本発明の実施の一形態について図面を参照しつつ説明する。
図1ないし図4において、動吸振器1は、制振対象である床Fの下面に取り付けられ、床Fに対する以下の付属物の取付部材を構成する略十字状の枠体2と、この枠体2の縦板部に沿って上下に支持され床Fの上下方向の振動に対する共振により減衰作用を行う慣性質量体3と、枠体2の横板部の両側にそれぞれ支持され慣性質量体3に対して回転慣性質量を付加することにより慣性質量を増減させる第1,第2の回転慣性機構4,5と、床Fの振動を減衰させる振動減衰手段6とを具備する。枠体2は、床Fの下面に固定するための上枠2aと、下部において上枠2aに対向する下枠2bと、上枠2aと下枠2bを上下端部に結合する略十字状の支持板2cと、上枠2aと下枠2bを結合する連結杆2dとを具備する。
慣性質量体3は、枠体2の支持板2cの縦片に沿って上下方向に支持される直方形状の重錘部7と、重錘部7から上下方向に延び上枠2a,下枠2bを摺動自在に貫通するガイド軸部8とを具備する。慣性質量体3は、重錘部7と上枠2a,下枠2bとの間に係止されるコイルばね9,10により枠体2に上下に移動自在に保持される。なお、ガイド軸部8の下端部に接続される振動減衰手段6は、慣性質量体3の上下の振動の継続を防止するために、必要に応じて減衰効果を補強するもので、慣性質量体の挙動に抵抗を付与する周知の各種のダンパーを適用することができる。
第1回転慣性機構4は、重錘部7の枢軸7aに回転自在に軸支され支持板2cの一方の横片に沿って延びる第1リンク11と、支持板2cに中心が枢支されると共に第1リンク11の先端部に係合する第1回転慣性体12とを具備する。第1リンク11は、基端が重錘部7の正面中央部に位置する枢軸7aを中心に回転自在に支持され、重錘部7の初期位置で支持板2cの横片に沿って水平に延び、先端部に長手方向の所定長さの小径部11aを備える。第1回転慣性体12は、所定の回転慣性質量を有し、中心の回転軸12aと一体の円盤状をなし、支持板2cに回転軸12aを中心に垂直方向に回転自在に支持される。延長された回転軸12aの先端部には、軸線直交方向に水平な係合筒12bが固定されている。係合筒12bは、第1リンク11の小径部11aが摺動自在に貫通し、慣性質量体3の上下動に伴う第1リンク11の傾動と共に、第1回転慣性体12の回転を許容する。
第2回転慣性機構5は、重錘部7の枢軸7aに回転自在に支持され支持板2cの他方に沿って水平方向に延びる第2リンク13と、支持板2cに中心が枢支されると共に第2リンク13の先端部に係合する第2回転慣性体14とを具備する。第2リンク13は、基端が重錘部7の枢軸7aの正面中央部に回転自在に支持され、重錘部7の初期位置で第1リンク11と反対側に水平に延び、先端部に第2回転慣性体14の回転軸14aに結合する。第2回転慣性体14は、所定の回転慣性質量を有し、中心の回転軸14aと一体の円盤状をなし、支持板2cに回転軸14aを中心に垂直方向に回転自在に支持される。第2回転慣性体14は、支持板2cに形成された長手方向の長孔15の範囲で水平方向に移動可能に支持され、慣性質量体3の上下動に伴う第2リンク13の傾動と共に、第2回転慣性体14の回転を許容する。
いま、床Fの振動が動吸振器1に伝達されて、図5に示すように、慣性質量体3が上方へ移動したときの第1回転慣性機構4の等価質量は以下になる。
Figure 2023012326000002
但し、Me;第1回転慣性体の等価質量、Ir;第1回転慣性体の慣性質量(第1リンクを含む)、r;第1回転慣性体と慣性質量体の中心間距離、θ;第1リンクの回転角とする。
また、床Fの振動が動吸振器1に伝達されて、図6に示すように、慣性質量体3が上方へ移動したときの第2回転慣性機構5の等価質量は以下になる。
Figure 2023012326000003
但し、Me;第2回転慣性体の等価質量、Ir;第2回転慣性体の慣性質量(第2リンクを含む)、r;第2回転慣性体と慣性質量体を結ぶ第2リンク長さ、θ;第2リンクの回転角とする。
図7(A),(B)に示すように、慣性質量体3の等価質量は、第1,第2回転慣性機構4,5の回転角度に対して増減する特性を有する。同図中破線は、等価質量の倍率が10%を超える領域を示す。
図8に示すように、慣性質量体3の等価質量に応じて振幅倍率曲線が変わり、振動特性が変化する。特に、図9A,図9Bに示すように等価質量の増減が10%以内であれば振幅の増幅倍率は比較的小さな変化になるが、図9C,図9Dに示すように等価質量の増減が20%を超えると振幅倍率は大きな変化になる。すなわち、慣性質量体3の等価質量の増減が10%以内であれば、慣性質量体3の変位は動吸振器の機能上許容されるが、等価質量の増減が10%を超過する領域であれば、慣性質量体3の変位が過大になり動吸振器の機能上好ましくない場合がありうる。しかし、第1、第2回転慣性機構4,5の単体での慣性質量体3への等価質量の増減効果は限定的であるが有効である。
本実施形態における第1及び第2回転慣性機構4,5を具備する動吸振器1に設置対象の床Fの振動が伝達されて、図10に示すように、慣性質量体が上方へ移動したときの慣性質量体3の等価質量は以下になる。
Figure 2023012326000004
但し、α;リンク長さ比r/r、β;回転慣性質量比Ir/Irとする。
リンク長さ比αと回転慣性質量比βは、慣性質量体3の変位に伴い変動するので、等価質量の増減にも影響を及ぼす。
等価質量の増幅率が高くなると、慣性質量体3の変位に伴う等価質量の変動は大きくなり、逆に増幅率が低くなると、慣性質量体3の変位に伴う等価質量の変動は小さくなる傾向にある。
リンク長さ比αと回転慣性質量比βの設定如何によって、第1、第2回転慣性機構4,5単体の場合と比較して慣性質量体3の等価質量の増幅率を高くすることも可能である。
リンク長さ比αと回転慣性質量比βを以下の表1に示す5条件について、第1リンク11の変位角に対する慣性質量体3の等価質量の増幅比の変化を図11AからEに示す。
Figure 2023012326000005
第1,第2回転慣性機構4,5をそれぞれ単体で用いた場合の等価質量の倍率変化は、図7に示すように、10%以内の領域が第1回転慣性機構4で回転角度約13度以下、第2回転慣性機構5で回転角度約17.5度以下になっている。これに対して、図11AからEに示すように、本実施形態の動吸振器1は、いずれの条件においても回転角度約30度を超える範囲まで慣性質量体3の可動域が拡がっていることを確認できる。
以上のように、動吸振器1においては、慣性質量体3に第1,第2の回転慣性機構4,5をそれぞれ単独で連結すれば、慣性質量体3の変位に応じて等価質量が増減変化するため、慣性質量体3の固定された慣性質量を振動の変位に応じて加減調整することができる。また、第1,第2の回転慣性機構4,5を組み合わせることにより、慣性質量体3の変位による回転慣性質量の変化を互いに打消し合い、回転慣性質量の変化を抑制し、慣性質量体3がほぼ一定倍率の慣性質量となる可動範囲を拡大することができる。従って、本発明の動吸振器1は、慣性質量体3の質量を抑えつつ制振対象に適した振動減衰特性を設定することができる。さらに、等価質量が減少する特性を持つ第1回転慣性機構4と、増幅する特性を持つ第2回転慣性機構5とを組み合わせれば、動吸振器の機能上有効な等価質量の増減が10%以内の慣性質量体3の変位領域を拡大することができる。
また、この動吸振器1においては、慣性質量体3の変位に応じて慣性質量体3の等価質量がほぼ一定倍率となる領域から増減する領域に移行する特性を有するので、例えば、制振対象が風などの微小振幅の振動時において、等価質量の変動が10%以内の領域で振動を抑える一方、地震時の過大振幅の振動時において、等価質量の変動が10%の閾値を超える領域で等価質量を増加して振動を抑える。このように、動吸振器1は、多様な振幅の振動を抑えることができ、一般建築構造物にも適用できる。
なお、本発明に係る動吸振器1は、図12に示すように、構造物の壁面Wなどに設置することにより横方向の振動に対しても上記実施形態と同様にして有効であり、本発明が制振対象の振動方向に対して限定されることはない。
1 動吸振器
2 枠体
2a 上枠
2b 下枠
2c 支持板
2d 連結杆
3 慣性質量体
4 第1回転慣性機構
5 第2回転慣性機構
6 振動減衰手段
7 重錘部
7a 枢軸
8 ガイド軸部
9 コイルばね
10 コイルばね
11 第1リンク
11a 小径部
12 第1回転慣性体
12a 回転軸
12b 係合筒
13 第2リンク
14 第2回転慣性体
14a 回転軸
15 長孔
F 床
W 壁

Claims (4)

  1. 制振対象に弾性体を介して相対移動可能に接続され、制振対象の振動に伴う慣性質量体の振動により制振対象の振動を減衰する動吸振器であって、
    制振対象に取付部材を介して回転自在に軸支される回転慣性体と、
    一端部が前記慣性質量体に、他端部が前記回転慣性体の回転軸上にそれぞれ枢支され、慣性質量体の振動に伴い回転慣性体を回転させるリンクとを具備し、
    制振対象の振動に伴う慣性質量体の慣性質量に前記回転慣性体の回転慣性質量を重ね合わせて振動減衰力を付与することを特徴とする動吸振器。
  2. 前記回転慣性体は、前記慣性質量体の振動に伴う相対変位を許容すべく、回転軸が前記リンクに摺動自在に係合する第1回転慣性体であることを特徴とする請求項1に記載の動吸振器。
  3. 前記回転慣性体は、前記慣性質量体の振動に伴う相対変位を許容すべく、回転軸が制振対象の振動と直交方向に移動可能に係合する第2回転慣性体であることを特徴とする請求項1に記載の動吸振器。
  4. 前記第1回転慣性体と、前記第2回転慣性体とを具備することを特徴とする請求項1に記載の動吸振器。
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