JP2023011820A - 計量装置、商品データ処理システム、及びその方法 - Google Patents

計量装置、商品データ処理システム、及びその方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2023011820000001
【課題】客が操作中の画面の変化を安定化させることによって、計量装置において客による商品選択する際のユーザインタフェースを安定化させ、客による商品選択を容易化させること。
【解決手段】前記商品の種類を識別する識別情報を前記端末装置から受け取る受取部と、前記操作者により載置された所定の商品の計量値を取得する計量部と、前記識別情報に対応する商品選択関連情報を表示するように特定する特定部と、前記操作者により選択された所定の商品選択関連情報に対応する識別情報と、前記計量部が計量した前記所定の商品の計量値とから、前記所定の商品の価格を含む情報が印字されたラベルを発行するラベル発行部と、前記操作者の前記計量装置の操作の最中において、受け取られたタイミングが前記操作の開始後である前記商品選択関連情報を、受け取られたタイミングが前記操作の開始前である前記商品選択関連情報と異なる態様で表示するよう制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、計量装置、商品データ処理システム及びその方法に関する。
スーパーマーケットなどの生鮮食料品店では、野菜や果物などの生鮮食品が種類毎に区分けされて山積みの状態で売り場に陳列されている。1つ1つの商品には値段やバーコードを印字したラベルは貼付されておらず、客は必要分の商品を備え付けのビニール袋に入れて、レジに持って行く。レジでは、袋ごと秤で計量して、レジに設けられているプリセットキーを操作することにより当該商品の単価データを呼び出し、その単価と計量結果の計量値とを乗算するなどして値段を算出し、商品登録を行う。
例えば、売り場に陳列された商品の種類毎に設けられ、客によって操作されると該商品を指示する指示情報を計量装置に送信する端末装置がある。
また、ショーケース内に商品を収容、陳列し、ショーケース上に販売価格を算出、表示する対面販売用電子秤装置を設けて販売する対面式販売データ処理システムがある。
特許第5023727号公報 特許第4147934号公報
客が指定した商品の情報を計量装置に転送する技術においては、第1の客が計量装置の操作中の画面の表示が、第2の客以降の商品選択の行動によって変化することとなる。このため、客が操作中の画面の変化に困惑するなどの状況が発生することがあった。
開示の技術は、客が操作中の画面の変化を安定化させることによって、計量装置において客による商品選択する際のユーザインタフェースを安定化させ、客による商品選択を容易化させることを目的とする。
一実施の形態によれば、売り場に陳列された商品の種類毎に対応して設けられた端末装置からの情報を取得する計量装置であって、操作者と前記端末装置とのインターラクションに応じて提供される、前記商品の種類を識別する識別情報を前記端末装置から受け取る受取部と、前記操作者により載置された所定の商品の計量値を取得する計量部と、受け取られた前記識別情報に対応する商品選択関連情報を表示するように特定する特定部と、前記操作者により選択された所定の商品選択関連情報に対応する識別情報と、前記計量部が計量した前記所定の商品の計量値とから、前記所定の商品の価格を含む情報が印字されたラベルを前記操作者に発行するラベル発行部と、前記操作者の前記計量装置の操作の最中において、受け取られたタイミングが前記操作の開始後である前記識別情報に対応する前記商品選択関連情報を、受け取られたタイミングが前記操作の開始前である前記商品選択関連情報と異なる態様で表示するよう制御するとともに前記操作者が選択した商品選択関連情報を特定する、表示制御部と、を有する計量装置が提供される。
また、他の実施形態によれば、売り場に陳列された商品の種類毎に対応して設けられた端末装置からの情報を取得する計量装置の動作方法であって、操作者と前記端末装置とのインターラクションに応じて提供される、前記商品の種類を識別する識別情報を前記端末装置から受け取るステップと、前記操作者により載置された所定の商品の計量値を取得するステップと、受け取られた前記識別情報に対応する商品選択関連情報を表示するように特定するステップと、前記操作者により選択された所定の商品選択関連情報に対応する識別情報と、前記計量値を取得するステップが計量した前記所定の商品の計量値とから、前記所定の商品の価格を含む情報が印字されたラベルを前記操作者に発行するステップと、前記操作者の前記計量装置の操作の最中において、受け取られたタイミングが前記操作の開始後である前記識別情報に対応する前記商品選択関連情報を、受け取られたタイミングが前記操作の開始前である前記商品選択関連情報と異なる態様で表示するよう制御するとともに前記操作者が選択した商品選択関連情報を特定することで表示を制御するステップと、を有する計量装置の動作方法が提供される。
また、他の実施形態によれば、上記方法を前記計量装置に実行させるためのプログラムが提供される。
一実施の形態により、客が操作中の画面の変化を安定化させることによって、計量装置における客による商品選択の際のユーザインタフェースを安定化させ、客による商品選択を容易化させることができる。
一実施形態による商品販売システムのシステム構成図である。 商品群、商品タグ装置、計量装置10の設置例を示す図である。 計量装置の構成を示すブロック図である。 タグ装置20の構成を示すブロック図である。 計量装置のブロック図である。 PLUファイルの一例を示した図である。 アイコンテーブルの一例を示した図である。 計量装置の表示タッチパネルを示した図である。 商品が計量装置に載置されたときの状態を示した図である。 計量装置での商品選択の例を示す図である。 ラベルをプリントする様子を示した図である。 アイコンの表示態様の一例を示した図である。 アイコンの表示態様の一例を示した図である。 アイコンの表示態様の一例を示した図である。 アイコンの表示態様の一例を示した図である。 計量装置の作動方法のフローチャートを示す図である。
上述の一実施の形態によれば、計量装置は受け取った商品識別情報に従って商品選択関連情報(例えば商品を選択するためのアイコンボタン)を表示する。また表示されるのは計量装置を操作する客が操作した端末装置に対応する商品の商品選択関連情報が含まれる。したがって、商品の種類が多くても、表示された商品選択関連情報の中から容易に目的のものを探し出すことができる。
また、計量装置を操作している第1の客以外の複数の客によって端末装置が複数回操作される等した場合は、第1の客が計量装置を操作している最中においては、他の複数の客のアクションにより受け取られた商品識別情報は、受け取られたタイミングに応じて、商品選択関連情報が異なる態様で表示される。このため、計量装置を操作している第1の客に対する計量装置の表示画面に表示されたユーザインタフェースは、より安定したものとなり、第1の客が混乱することなく、計量装置を適切に操作することができる。
<実施形態1>
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
図1は、一実施形態による商品販売システムのシステム構成図である。
図2は売り場における商品群(40-1、40-2、40-N)のそれぞれに、商品タグ装置(20-1、20-2、20-N)が設置されており、商品群の近傍に計量装置10が設置されている様子を示している。
この商品販売システムは、例えば野菜や果物などの生鮮食品を販売するスーパーマーケットに設けられる。スーパーマーケットの生鮮食品売り場では、図2に示すように、バラ売りされる野菜や果物などの商品40-1~40-Nが種類毎に区分けされて、それぞれの陳列場所50に陳列されている。また、陳列場所毎に、当該陳列場所の商品に対応してタグ装置20-1~20-N(端末装置)が設けられている。各商品は、バラ売りのため値段やバーコードを印字したラベルは貼付されておらず、客が商品を種類毎に必要なだけビニールなどの袋に詰めて計量装置10で計量することで、購入する分の商品のラベルが計量装置10から発行される。そしてこの発行されたラベルを客が商品を詰めたビニール袋に貼り付け、ラベルには価格等の情報を含むシンボルコードが印字されているため、その商品をPOS端末32等で商品登録することができる。
各タグ装置20は、表示タッチパネルを備えており、この表示タッチパネルが客により操作(タッチ)されると、タグ装置20は記憶しているPLU(Price Look Up)コード(又は商品識別情報)を計量装置10へ送信する。このPLUコードは、商品の種類を識別する商品識別番号(指示情報)であり、当該タグ装置20に対応付けられた商品を指示するものである。客は、購入しようとする商品をビニール袋に詰める際に、その商品に対応するタグ装置20に対して上記タッチ操作を行う。こうして、計量装置10で計量を行う商品のPLUコードが、各タグ装置20から計量装置10へ送信される。なお、各タグ装置20と計量装置10とは有線LAN又は無線LANなどにより通信が可能に接続されている。図1に示す全ての機器が、単一のLAN又は無線LANで接続されてもよい。
計量装置10は、タグ装置20から上記PLUコードを受信して、受信したPLUコードに対応する商品のアイコン(商品選択関連情報)を表示タッチパネル104の画面上に表示する。受信したPLUコードが複数であれば、それらを画面上に表示する。また、計量装置10は、計量部(秤)に載置された商品の重量を計量するとともに、表示タッチパネルで客に選択されたアイコンに対応する商品の単価などの商品データを記憶部(RAM)から呼び出して、商品の値段を計算してラベルを発行する。
また、印字部110は、計算された商品の価格及び必要に応じてバーコードを印字したラベルを出力する。
載置台を含む計量部109は、載置台に載せられた商品の重量を計測する。
POS端末32、セルフPOS端末33(商品登録装置)又はセルフPOS用携帯端末は、いわゆるレジであり、客が購入する商品(計量装置10で計量する生鮮食品のほか、予めラベルが貼付されている商品も含む)の商品登録や代金精算などを行う。POS端末32は店員が操作し、セルフPOS端末33は客自らが操作する。商品のラベルには、PLUコード等の商品識別番号や、計量装置10で発行されたラベルの場合には重量に応じた値段情報などが、バーコードの形式で印字されており、POS端末32およびセルフPOS端末33はこれらバーコードを読み取る読取装置を備えている。そして、POS端末
32およびセルフPOS端末33は、読取装置で読み取ったバーコードの情報とメモリに記憶している商品売価などの情報に基づいて、商品の登録処理を行う。
ストアコントローラ31は、スーパーマーケット内で各種データの管理を行うコンピュータであり、計量装置10、POS端末32、セルフPOS端末33とLAN(Local Area Network)により接続されている。各種データとして、例えば、POS端末32およびセルフPOS端末33が記憶する商品売価等の情報を格納した商品ファイルや、計量装置10が記憶する後述のPLUファイル(図6参照)、またPOS端末3
2およびセルフPOS端末33から送信される実績ファイルなどがある。
図3は、計量装置10の構成を示すブロック図である。計量装置10は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、表示タッチパネル104と、キー操作部105と、時計部106と、第1通信部107と、第2通信部108と、計量部109と、印字部110と、撮像部111と、外部記憶制御部112とを有し構成されている。
外部記憶制御部112には、DVD-ROM、USBメモリなどの可搬型記憶媒体113が接続される。可搬型記憶媒体113には、プログラムを含む情報が格納されており、外部記憶制御部112により、その情報の読み書きが行われる。
CPU101は、計量装置10の動作を制御する中央処理装置であり、ROM102からプログラムを読み出して実行することで、そのプログラムに従った計量装置10の動作を実現する。ROM102は、読出し専用メモリであり、上記プログラムが格納されている。RAM103は、随時書込み読出しメモリであり、後述するPLUファイルやアイコンテーブル、その他一時データ等を記憶する。
表示タッチパネル104は、計量装置10を操作する客との間のユーザ入出力インタフェースであり、計量する対象の商品を選択するためのアイコン及びその他各種情報を画面上に表示するとともに、表示されたアイコンに対する客からの選択入力を受け付ける。タグ装置20から送信されて第2通信部108で受け取られるPLUコードなどの商品識別情報によって、表示タッチパネル104に表示するアイコンが特定される。表示タッチパネル104の画面表示例については後述する。また、客が画面上から選択したアイコンに対応する商品のデータがRAM103のPLUファイルから読み出されて、当該商品の値段が計算される。
キー操作部105は、表示タッチパネル104で行う入力以外の入力を行うためのものである。
時計部106は、時刻情報を出力する。この時刻情報は、表示タッチパネル104に表示するアイコンの表示の態様を制御するために用いられる。
第1通信部107は、LANインタフェースであり、ストアコントローラ31との通信を制御する。この第1通信部107を介して、ストアコントローラ31からPLUファイルが取得される。第1通信部を介して、ストアコントローラから計量装置にプログラムが転送されてもよい。転送されたプログラムは、例えばRAM103に記憶され得る。
第2通信部108は、各タグ装置20との通信を制御する。各タグ装置20から送信されるPLUコードは、この第2通信部108によって受信される。
図3では、第1通信装置と第2通信装置の二つの通信装置を備えているが、1つの通信装置が、全ての通信を行うようにしてもよい。
計量部109は、計量装置10本体の上部に備えられた計量皿に載置された商品の重量を計量し計量値を出力する。
印字部110は、計量部109で計量された商品について、値段やバーコードを印字したラベルを発行する。このラベルには、計量部109から計量結果として出力される計量値とRAM103に格納されたPLUファイル内の当該商品に関する商品情報(単価データなど)とに基づいて、印字が行われる。
図4は、タグ装置20の構成を示すブロック図である。タグ装置20は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、通信部204と、表示タッチパネル205と、報知を行うための報知用ランプ206と、報知・ガイダンスなどを行うための音響出力部209と、外部記憶制御部210とを有して構成されている。なお、表示タッチパネル205が報知・ガイダンスを行えば、報知用ランプ206及び音響出力部209は無くてもよい。
外部記憶制御部210には、DVD-ROM、USBメモリなどの可搬型記憶媒体213が接続される。可搬型記憶媒体213には、プログラムを含む情報が格納されており、外部記憶制御部210により、その情報の読み書きが行われる。
CPU201は、タグ装置20の動作を制御する中央処理装置であり、ROM202からプログラムを読み出して実行することで、そのプログラムに従ったタグ装置20の動作を実現する。ROM202は、読出し専用メモリであり、上記プログラムが格納されている。RAM203は、随時書込み読出しメモリであり、当該タグ装置20に対応付けられている商品(当該タグ装置20が備えられた陳列場所に陳列されている商品)のPLUコードを記憶している。
通信部204は、例えば、LANインタフェースであり、計量装置10との通信を制御する。この通信部204を介して、RAM203に記憶されているPLUコードが計量装置10へ送信される。
表示タッチパネル205は、客によって接触がなされたことを検知するほか種々のガイダンスを表示する。表示タッチパネル205が操作(接触)された場合、報知用ランプ206は所定時間点灯し、音響出力部209は所定時間報知音を出力することが望ましい。
図5は、一実施形態における計量装置のブロック図である。
操作者がタグ装置20(端末装置)のタッチパネルをタッチするなど、操作者とタグ装置20とのインターラクションに応答して、PLUコード(商品識別情報)が、受取部401に受け取られる。タッチパネルへのタッチは、インターラクションの一例である。インターラクションはこれに限られず、例えば、タグ装置20に設置された物理的なボタンを押すこと、及び表示された商品識別コードを含むシンボルコードをスマートフォンで撮像し、スマートフォン経由で計量装置が商品識別コードを受け取る場合には、スマートフォンがタグ装置のシンボルコードを読み取ることもインターラクションの他の例である。
特定部403は、受け取られたPLUコードから、商品アイコン(商品選択関連情報)を特定する。商品アイコンは、表示タッチパネル104に表示されるためのものである。
表示制御部407は、操作者が計量装置を操作している最中であるか否かに応じて、商品アイコンの表示の態様を制御する。また、操作者が商品アイコンをタッチするなどして選択すると、その商品アイコンに対応するPLUコードが認識されるようになっている。PLUコードをラベル発行部に送る。
計量部405は、載置台に載せられた商品の重量を計測する。
ラベル発行部409は、印字の指示を受けると、商品の価格及び必要に応じてバーコードを含む情報をラベルに印字する。商品の価格は、計量部から受け取った商品の重量と、表示制御部から受け取ったPLUコードと、あらかじめ記憶しておいた単価情報等を基にして、商品の価格を計算する。リンゴなど、個数で単価が設定されている場合には、個数を推定して、商品価格を計算する。
図6は、PLUファイルの一例を示したものである。
PLUファイルは、計量装置10での計量対象となる商品毎に、PLUコード、品名、単価、重量、まとめ買い金額、アイコン名、の各項目のデータを記憶したファイルであり、ストアコントローラ31によって作成され、計量装置10へ送信されてRAM103に記憶されている。
ここで、重量のデータは、商品1個当りの平均値として設定された値であり、計量装置10で計量された計量値からその商品の個数を計算するために使用するデータである。よってこのデータは、例えばりんご等の個数売り商品にのみ設定されている。個数売りでない商品、例えば精肉などのグラム売り商品の場合は単価のデータ(グラム単価)のみを用いて値段が計算される。単価のデータは、個数売り商品については1個当りの金額、グラム売り商品については例えば100グラム当りの金額が設定される。
図7は、計量装置10のRAM103に作成されて記憶されるアイコンテーブルの一例を示したものである。アイコンテーブルには、PLUコード、アイコンカウンタ、時刻メモリ、表示優先度、選択可能、などの各項目のデータが記憶される。このアイコンテーブルは、計量装置10が表示タッチパネル104の画面上に表示する商品のアイコンを管理するために使用される。ここで、表示タッチパネル104に同時に表示できるアイコンの数は限られている。アイコンテーブルは、4までのエントリが示されているが、それ以上のエントリを持つよう設計されることが望ましい。各番号は、たとえば表示タッチパネル104の画面の左上からのアイコンの表示の順番を示す。
具体的に、計量装置10は、タグ装置20からPLUコードを受信すると、そのPLUコードがアイコンテーブルに存在するか判定し、存在しない場合、空いているエントリに当該PLUコードを新しく追加し、アイコンカウンタの数値を「1」に設定し時刻メモリの値をその時の時刻に設定する。そして、例えば、操作者が、計量装置を操作し始めたときに、存在するエントリに優先度1を設定し、選択可能の欄を1に設定して、それぞれのアイコンを表示させる。
そして、操作者が計量装置を操作している最中に、他の客がタグ装置20にタッチしたことにより、PLUコードが受け取られた場合には、アイコンテーブルに、そのエントリを加える。その際、操作者に混乱等を与えないように、例えば、アイコンの優先度の設定を0に設定し、アイコンの表示を禁止することとしてもよい。或いは、優先度0のエントリは、グレー表示としたり、アイコンの大きさを小さくしたり、点滅させたりしてもよい。また、例えば、選択可能の欄に0を設定することで、操作者が選択できないようにしてもよい。
あるいは、既にアイコンが表示されている場合には、表示されているアイコンカウンタの値をインクリメントしてもよい。画面上にも、アイコンにカウンタの値を表示させてもよい。
また、受信したPLUコードがアイコンテーブルに存在する場合には、既にそのPLUコードが存在している当該エントリのアイコンカウンタの数値を1つ増加させ、時刻メモ
リの値をその時の時刻に設定する。そして、この場合は、その商品のアイコンは既に表示されている場合には画面上の表示は変更しない(カウンタの値だけ更新してもよい)。
優先度が1でないエントリのPLUコードが再度受診された場合には、PLUコードが存在している当該エントリのアイコンカウンタの数値を1つ増加させ、時刻メモリの値をその時の時刻に設定する。この場合、そのアイコンの表示の態様は維持されるようにしてもよい。
こうして、同じ商品のPLUコードが受信される毎に、アイコンカウンタの数値が1ずつ増加していく。
そして、操作者が操作を終え、次の客が計量装置を操作するまで、例えば、アイコンテーブルに登録されているエントリのすべての表示優先度を1に変更する。このことにより、客による計量装置の操作のときに、現在アイコンテーブルにエントリされているアイコンが表示される。
なお、上記の表示優先度及び選択可能の欄の設定値と表示の態様は、一例であり、その他の表示態様の設定を行ってもよいことは言うまでもない。
また、アイコンの時刻が現在時刻から所定の時間よりも前である場合には、客の操作ミスであることが推定されるため、アイコンの表示を禁止するとともに、アイコンのエントリを消去することが望ましい。
また、計量装置10は、表示タッチパネル104の画面上に表示したアイコンが客によって選択され、対応する商品の計量が実行されてラベルを発行すると、アイコンテーブルにおけるその商品のPLUコードのエントリについて、アイコンカウンタの数値を1つ減少させる。そして、その結果アイコンカウンタの数値が「0」になった場合は、そのエントリをアイコンテーブルから削除するとともに、画面上から当該商品のアイコンを消去する。アイコンカウンタの数値が「0」でない場合、エントリの削除とアイコンの消去は行わない。
このように、アイコンカウンタは、その商品についてまだ計量が済んでいない客の数を表しており、このアイコンカウンタが「0」になるまでは表示タッチパネル104の画面上に当該商品のアイコンが表示され続ける。
なお、客(操作者)による計量装置への操作の最中である期間については、上述のように、客が商品を載置してから、ラベルをプリントアウトするまでとして扱った。
しかしながら、客が計量装置の前にその後も留まっている場合には、複数の商品の計量を行う可能性が高い。客が、計量装置を離れるまでは、客の操作が継続していると判断して、アイコンの表示の態様をそのまま維持するようにしてもよい。例えば、計量装置に人感センサを設けて、客が離れたかを感知したり、客の顔を認識して、同じ客が計量装置の前に存在するかを検知したりすることで、客の操作が終了したかを検知するようにしてもよい。或いは、所定の時間、計量装置10に載置されない場合には、客の操作が終了したと認識してもよい。
図8は、計量装置10の表示タッチパネルを示した図である。表示タッチパネルの初期画面104bの画面下部に示されるように、「商品をハカリに載せてください」と表示されている(104c)。なお、画面上部には、スマホアプリで計量装置を操作する際の説明が表示されている。操作者が、商品を載置すると、商品を選択するためのアイコンが表示される画面が表示されるようにしてもよい。或いは、操作者が計量措置の画面をタッチ
しても、商品が載置されたときと同様の動作が行われるようにしてもよい。
図9は、客が商品を計量装置に載置したときの状態を示した図である。図9(A)に示されるように、客が商品リンゴ40-1を載置している。
図9(B)に示されるように、商品が載置されると、表示タッチパネル104cに示されるように、重量が計算され0.3606Kgである旨表示される。そして、「商品を選択してくださいと」説明が表示される。また、リンゴのアイコン104Pと、レモンのア
イコン104Qが表示されている。これらのアイコンが表示されているのは、既に客が、リンゴとレモンのタグ装置20をタッチしていたからである。
なお、計量を中止するボタン104X、他の商品を選択するためのサーチキー104Yが表示されてもよい。
客の操作中に中止するボタン104Xがタッチされた場合には、待機画面(例えば図9の画面)に戻り、選択されていたアイコンは非選択となり、表示されていたアイコンはクリアされずに、所定時間が経つまでその画面が表示されるようにしてもよい。所定時間が経つと、例えば、図8の初期画面を表示させてもよい。
或いは、後述する各種の変形例などで示されているように、ある画面に異なる表示態様でアイコンが表示されているときに、中止するボタン104Xがタッチされた場合には、待機画面(例えば図8の画面)に戻り、操作者が再度操作を進めると全てのアイコンが同じ表示態様で表示されるようにしてもよい。
また、サーチキー104Yがタッチされた場合には、撮像部111により載置された商品をパターン認識し、パターン認識結果に基づいて、商品を検索できるようにしてもよい。或いは、計量装置が文字入力キーを表示して、客が商品の名前の一部を入力することにより、商品を検索できるようにしてもよい。複数の検索結果候補が存在する場合には、客に、その複数の候補を表示画面に提示し、客に選択を促すようにしてもよい。
また、1つの商品でも計量及びラベルの印刷が終わると、第1の客の操作が終わった旨を宣言する操作完了ボタン(図12、104Z)が、計量装置の画面に表示されるようにしてもよい。操作者が操作完了ボタン(図12、104Z)を押すと、中止するボタン104Xと同様に待機画面に戻り、客が選択した商品に対応するアイコン全てが同じ表示態様になるようにしてもよい。
図10は、計量装置での商品選択の例を示す図である。図10(A)に示されるように、客は、リンゴのアイコン104Pを選択している。
図10(B)の画面104eでは、りんご1個の単価120円が表示されており、合計が360円であることが示される。また、プリントボタン104Tが表示されている。また、戻るボタン104Sが表示されている。
この図10(B)の画面においても、或いは後述のラベルの印刷を指示出きる画面や印刷を説明する画面中(図11(A)又は(B)の画面)においても、第1の客がタッチすることが可能であったアイコンの集合を、画面の一部に小さく表示して見えるようにすると共に選択指示できるようにしてもよい。このようにすることによって、客がアイコンを押下することで、操作の途中で商品データを入れ替えることも可能となる。このような表示を行うことによって、操作ミスした場合であっても、例えば図9(B)の画面まで戻ることなく、正しい商品を選択し直すことができる。
図11は、ラベルをプリントする様子を示した図である。図11(A)の画面104fに示されるように、操作者は、表示された商品を購入するべく、プリントボタン104Tにタッチしている。この操作によって、ラベルがプリントされる。
図11(B)は、画面104gにラベルLを商品の袋に貼るためのガイダンスが表示されている。客は、このガイダンスに従って、プリントされたラベルを商品の袋に貼ればよい。
図12は、アイコンの表示態様の一例を示した図である。図12(A)に示すように、リンゴのラベルがプリントされたため、リンゴのアイコン(104P)の表示は消えている。
図12(B)は、客の操作が終了したため、客の操作の最中に他の客がタグ装置20をタッチすることにより、新たな商品がエントリされ、このエントリに基づいて、商品のアイコンが表示されている様子を示している。新たに、リンゴとレモンとオレンジがエントリされたため、リンゴのアイコンが再度表示されている。また、オレンジのアイコン104Qが新たに表示されている。
なお、レモンのアイコンには、2の数値を示すカウンタ値104Vが表示されている。レモンについては、2名の客が購入する予定であることがわかる。なお、カウンタ値が1の場合には、図12(B)に示すように、カウンタ値の表示を省略してもよい。すでに説明したように、カウンタ値が2以上の商品のアイコンについては、客の操作が終了したときにカウンタ値をデクリメントした値を表示するようにして、アイコンの表示は消去しない。
図12(A)の画面から図12(B)の画面に遷移する契機の例としては、所定の時間が経過したとき、新たに商品が載置されたとき、操作完了ボタン104Zが押されたとき、などが挙げられる。なお、操作完了ボタン104Zは、他の画面において表示されてもよい。或いは、図8に示す初期画面以外の全ての画面で、操作完了ボタンが表示されてもよい。
なお、図12(B)の画面を表示する前に、図8の初期画面104bを表示させ、客が商品を載置したら、図12(B)を表示させるようにしてもよい。
例えば、第1の客の操作開始時刻T1までに、商品A、B、Cにそれぞれ対応する商品タグ装置がタッチされていた場合、商品A、B、Cにそれぞれ対応するアイコンが表示され、計量装置が、商品Aを計量し、ラベルを印刷すると、完了して画面が切り替わることとなる。この第1の客の操作開始時刻T1の後に、客によってタッチされた商品タグ装置に対応する商品D、E、Fのアイコンも併せて表示され、すなわち商品B、C、D、E、Fのアイコンが表示されるようにしてもよい。
なお、商品D、E、Fのアイコンの表示態様は、商品A、B、Cの表示態様と異なるようにしてもよいし、同じ表示態様であってもよい。表示態様を異ならせた場合には、例えば操作開始時刻T1から所定時間が経過した場合、または操作完了ボタン(図12、104Z)などが客に押された場合には、商品B、C、D、E、Fのアイコンが同じ態様で表示されるようにしてもよい。
<実施形態2>
第1の客の操作開始時刻T2までに、商品A、B、Cにそれぞれ対応する商品タグ装置がタッチされていた場合、例えば、商品A、B、Cの計量及び印刷までの全てが完了したか、操作完了ボタン(図12、104Z)などが客により押されたか、操作開始時刻T2から所定時間が経過したか、のいずれかの状況にならなければ、第の1の客が操作開始時刻T2の後に客によってタッチされた商品タグ装置に対応する商品D、E、Fのアイコンは表示されないようにするか、または表示態様が異なって表示されるようにしてもよい。
<変形例1>
図13は、アイコンの表示態様の一例を示した図である。客が計量装置を操作する前にエントリされた商品のアイコンは、領域Aに表示され、客が選択することができるようにしている。
客が操作中にエントリされた商品のアイコンは、領域Bに表示させている。領域Bに表示されたアイコンは、客がエントリしたものではないため、グレーアウトの表示にしたり、色を変えたり、選択できないようにすることが望ましい。
<変形例2>
図14は、アイコンの表示態様の一例を示した図である。客が計量装置を操作する前にエントリされた商品のアイコンは、領域Aに表示させ、客が選択することができるようにしている。
客が操作中にエントリされた商品のアイコンは、領域Bに表示させている。領域Bに表示されたアイコンは、客がエントリしたものではないため、領域Aのアイコンよりも小さなアイコンとなっており、グレーアウトの表示にしたり、色を変えたり、選択できないようにすることが望ましい。
<変形例3>
図15は、アイコンの表示態様の一例を示した図である。客が商品をエントリした時刻から現在までの時刻までの経過時間が長いほど、アイコンの大きさを変えると共に、上位に表示させた例である。上位に表示されたアイコンは、客が選択する可能性が高いアイコンであり、下部に小さく表示されたアイコンは、客の操作中に他の客がエントリしたアイコンである可能性が高い。客は、上位に大きく表示されたアイコンに注目して、商品を選択することが容易に行える。なお、この場合、小さく表示されたアイコンは、客が選択できないようにしてもよい。また、経過時間が所定の時間よりも長いエントリのアイコンについては、上述したようにアイコンの表示を禁止するとともに、エントリを削除することが望ましい。客が誤って商品をエントリした可能性が高いからである。
<変形例4>
第1の客が最初に操作し始めてからの時間をタイマで計測するようにしてもよい。そして、所定時間(例えば3分)までは、第1の客が計量装置の操作を開始するタイミングまでに押された商品のアイコンしか表示されないようにしてもよい。すなわち、たとえ第1の客が、商品を1品だけ計量しラベルの印字を完了したとしても第1の客が操作し始めたタイミング以降に第2の客などによって選択された商品のアイコンは表示されないようにしてもよい。ただし、第1の客が上記所定時間までに、表示されているアイコンに対応する全ての商品の計量及びラベルの印字まで完了した場合には、第2の客が上記タイミング以降に選択した商品のアイコンを表示してもよい。
<変形例5>
また、上記タイマが所定時間に達した場合には、たとえ第1の客が選択した商品のアイコンの表示がまだ残っていたとしても、第2の客以降が上記タイミング以降に選択した商品のアイコンを表示するようにしてもよい。この際、タイマが所定時間に達した瞬間に表示することでもよいが、所定時間に達しても直ちに表示を変更するのではなく、所定時間に達した後にラベル発行処理が完了した後に第2の客以降が前記タイミング以降に選択した商品のアイコンを表示させるようにしてもよい。
<実施形態3>
図16は、計量装置の動作方法及びその動作を計量装置に実行させるプログラムの実施形態を示すフローチャートである。
図16(A)は、タグ装置からの商品選択に関する情報を監視し、常にその情報を受け取るフローチャートである。
図16(B)は、載置された商品の計量値と、タッチされたアイコンから、商品の価格を決定して、ラベルを発行するフローチャートである。
図16(A)において、ステップS501は、たとえば割り込みによって定期的に開始するようにして、計量装置に接続された複数のタグ装置を常に監視する状態を形成することが望ましい。
ステップ503で、客がタグ装置にタッチした場合にタグ装置から送られてくるPLUデータ(商品識別情報)が受け取られる。そして処理はステップS505に移る。
ステップS505で、受け取られたPLUデータに対応する、表示するべきアイコンを特定する。
処理は終了するが、上記の処理は繰返し行われることが望ましい。
図16(B)において、ステップS551で、計量値が取得される、計量措置の画面がタッチされた場合には、そのタッチのタイミングで、後述のステップS553を活性化させる。画面がタッチされなければ、商品が載置されたタイミングで、後述のステップS553を活性化させる。いずれにしても、このステップにおいて、載置された商品の計量値を取得する。処理は、まずステップS553に移る。
ステップS553で、商品情報の受取タイミングが、客の操作開始タイミングの前か後かに応じて、アイコンの表示態様を異ならせて表示する。表示の異ならせ方は、既に述べた実施形態、及び変形例のいずれもが適用できる。そして、客により選択されたアイコンを特定する。処理はステップS555に移る。
ステップS555は、ステップS551とステップS553からの二つの情報がそろったときに実行される。計量値と単価を用いて、載置された商品の価格を計算する。客からの印刷の指示に応答して、ラベルを印刷する。
以上が、計量装置の動作方法及び計量措置を動作させるプログラムのフローの概略である。その他の実施形態及び変形例は、既に述べた実施形態及び変形例がそのまま適用できる。
以上、実施形態及びその変形例について説明した。これらの実施形態及び変形例は、その一部を他の実施形態及びその変形例と組み合わせることができることは言うまでもない。
また、これらの実施形態及びその変形例は、生鮮食料品の販売の適用に限定されるものではない。例えば、ショーケースに置かれたケーキなどを客又は店員が選択するときに、それぞれのケーキの近傍に、タグ装置20をそれぞれ設けて、店員のポス端末での処理を容易化させることに適用することもできる。
また、これらの実施形態及びその変形例は、例示であって、この例示に限定されるものではない。
また、各実施形態及び変形例では、例えば計量装置は、対面秤のようにタッチパネルディスプレイ、計量部、ラベル発行部が一体となったものとなっているが、これに限られない。すなわち、計量装置を構成する各単体が、別位置に存在し、相互接続されたものでもよい。また、表示タッチパネルと計量部が一体化された秤と、ラベルプリンタが、分離しており、相互接続されていてもよい。また、表示タッチパネルとラベル発行部が一体化したラベルプリンタと、単体の秤が接続されたものでもよい。
実施形態を実現するプログラムは、記憶媒体(non transitory)に記憶され必要に応じて読み込まれる。
本実施形態の処理ステップは、矛盾の無い限り順番を入れ替えることができる。また、各処理ステップは、リカーシブに実行されることがあり得る。また、各処理ステップは、矛盾の無い限り同時に実行され得る。
10 計量装置
20 タグ装置
31 ストアコントローラ
32 POS端末
33 セルフPOS端末
104 表示タッチパネル

一実施の形態によれば、売り場に陳列された商品の種類毎に対応して設けられた端末装置からの情報を出力する出力装置であって、操作者と前記端末装置とのインターラクションに応じて提供される、前記商品の種類を識別する識別情報を前記端末装置から受け取る受取部と受け取られた前記識別情報に対応する商品選択関連情報を表示するように特定する特定部と、前記操作者により選択された所定の商品選択関連情報に対応する識別情報と、所定の商品の重量とから、前記所定の商品の価格を含む情報を出力する出力部と、前記操作者の前記出力装置の操作の最中において、受け取られたタイミングが前記操作の開始後である前記識別情報に対応する前記商品選択関連情報を、受け取られたタイミングが前記操作の開始前である前記商品選択関連情報と異なる態様で表示するよう制御するとともに前記操作者が選択した商品選択関連情報を特定する、表示制御部と、を有する出力装置が提供される。
また、他の実施形態によれば、売り場に陳列された商品の種類毎に対応して設けられた端末装置からの情報を出力する出力装置の動作方法であって、操作者と前記端末装置とのインターラクションに応じて提供される、前記商品の種類を識別する識別情報を前記端末装置から受け取るステップと、受け取られた前記識別情報に対応する商品選択関連情報を表示するように特定するステップと、前記操作者により選択された所定の商品選択関連情報に対応する識別情報と、所定の商品の重量とから、前記所定の商品の価格を含む情報を出力するステップと、前記操作者の前記出力装置の操作の最中において、受け取られたタイミングが前記操作の開始後である前記識別情報に対応する前記商品選択関連情報を、受け取られたタイミングが前記操作の開始前である前記商品選択関連情報と異なる態様で表示するよう制御するとともに前記操作者が選択した商品選択関連情報を特定することで表示を制御するステップと、を有する出力装置の動作方法が提供される。
また、他の実施形態によれば、上記方法を前記出力装置に実行させるためのプログラムが提供される。

Claims (13)

  1. 売り場に陳列された商品の種類毎に対応して設けられた端末装置からの情報を取得する計量装置であって、
    操作者と前記端末装置とのインターラクションに応じて提供される、前記商品の種類を識別する識別情報を前記端末装置から受け取る受取部と、
    前記操作者により載置された所定の商品の計量値を取得する計量部と、
    受け取られた前記識別情報に対応する商品選択関連情報を表示するように特定する特定部と、
    前記操作者により選択された所定の商品選択関連情報に対応する識別情報と、前記計量部が計量した前記所定の商品の計量値とから、前記所定の商品の価格を含む情報が印字されたラベルを前記操作者に発行するラベル発行部と、
    前記操作者の前記計量装置の操作の最中において、受け取られたタイミングが前記操作の開始後である前記識別情報に対応する前記商品選択関連情報を、受け取られたタイミングが前記操作の開始前である前記商品選択関連情報と異なる態様で表示するよう制御するとともに前記操作者が選択した商品選択関連情報を特定する、表示制御部と、
    を有する計量装置。
  2. 前記表示制御部は、
    一方の識別情報が受け取られたタイミングが、他方の識別情報が受け取られたタイミングよりも早い時刻である場合、前記一方の識別情報に対応する商品選択関連情報の大きさを、前記他方の識別情報に対応する商品選択関連情報の大きさ以上とするよう前記商品選択関連情報の表示を制御する、
    請求項1に記載の計量装置。
  3. 前記表示制御部は、
    前記操作の最中に受け取られた前記識別情報に対応する前記商品選択関連情報を、前記操作の前に受け取られた前記識別情報に対応する前記商品選択関連情報と比較して、小さくする、色を異ならせる若しくは明度を暗くなるよう表示させるか、又は点滅させるように前記商品選択関連情報の表示を制御する、
    請求項1又は2に記載の計量装置。
  4. 前記表示制御部は、
    前記操作の最中に受け取られた前記識別情報に対応する商品選択関連情報を、前記操作者が選択できない態様で表示するよう前記商品選択関連情報の表示を制御する、
    請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の計量装置。
  5. 前記表示制御部は、
    受け取られたタイミングが前記操作の開始後である前記識別情報に対応する商品選択関連情報を、非表示又は表示禁止とするよう前記商品選択関連情報の表示を制御する、
    請求項1に記載の計量装置。
  6. 商品の種類毎に用意された初期値ゼロのカウンタであって、前記識別情報が受け取られる毎に、受け取られた前記識別情報に対応するカウンタをインクリメントし、商品のラベルが発行されると、該商品の種類に対応するカウンタをデクリメントするカウンタ、
    を更に有し、
    前記表示制御部は、
    前記カウンタの値がゼロになると、当該カウンタに対応する商品選択関連情報の表示を消去する、
    請求項1ないし5のうちいずれか1項に記載の計量装置。
  7. 前記表示制御部は、
    前記カウンタの値を、カウンタに対応する商品選択関連情報と共に表示する、
    請求項6に記載の計量装置。
  8. 前記操作者の前記計量装置の操作が終了すると、前記商品選択関連情報の異なる態様での表示を解除する、
    請求項1ないし7のうちいずれか1項に記載の計量装置。
  9. 前記操作者の一連の操作は、前記計量装置への商品の載置に開始され、前記ラベルの発行が終了したタイミング又は前記商品の載置が解除されたタイミング、前記操作者が前記計量装置から離れたタイミング、操作完了を宣言する指示を受け取ったタイミングのうち、いずれかのタイミングで終了する、
    請求項1ないし8のうちいずれか1項に記載の計量装置。
  10. 請求項1ないし9のうちいずれか1項に記載の前記端末装置及び前記計量装置を有する商品データ処理システム。
  11. 売り場に陳列された商品の種類毎に対応して設けられた端末装置からの情報を取得する計量装置の動作方法であって、
    操作者と前記端末装置とのインターラクションに応じて提供される、前記商品の種類を識別する識別情報を前記端末装置から受け取るステップと、
    前記操作者により載置された所定の商品の計量値を取得するステップと、
    受け取られた前記識別情報に対応する商品選択関連情報を表示するように特定するステップと、
    前記操作者により選択された所定の商品選択関連情報に対応する識別情報と、前記計量値を取得するステップが計量した前記所定の商品の計量値とから、前記所定の商品の価格を含む情報が印字されたラベルを前記操作者に発行するステップと、
    前記操作者の前記計量装置の操作の最中において、受け取られたタイミングが前記操作の開始後である前記識別情報に対応する前記商品選択関連情報を、受け取られたタイミングが前記操作の開始前である前記商品選択関連情報と異なる態様で表示するよう制御するとともに前記操作者が選択した商品選択関連情報を特定することで表示を制御するステップと、
    を有する計量装置の動作方法。
  12. 前記表示を制御するステップは、
    受け取られたタイミングが前記操作の開始後である前記識別情報に対応する商品選択関連情報を、非表示又は表示禁止とするよう前記商品選択関連情報の表示を制御する、
    請求項11に記載の計量装置の動作方法。
  13. 請求項11又は12に記載の動作方法を、前記計量装置に実行させるためのプログラム。
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