JP2023011452A - モバイル自動通知システム - Google Patents

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Abstract

【課題】当日の手術患者の進捗状況を携帯するスマートフォンまたはタブレットに自動通知可能とし、当該手術に関係する医師、手術看護師、病棟看護師、放射線技師、清掃スタッフなどの業務コミュニュケーションを向上したモバイル自動通知システムを提供する。【解決手段】医療機関内に設置された電子カルテや麻酔記録システムとシステム連携をすることで、患者の手術進捗状況(患者入室、麻酔開始、手術開始、人工心肺開始、人工心肺終了、閉創、手術終了、麻酔終了、患者退出など)が進むごとにリアルタイムで該当手術に関わるスタッフ全員が所有するモバイル端末へ自動通知するモバイル自動通知システム。【選択図】図1

Description

本発明は、モバイル自動通知システムに関し、当日の手術患者の進捗状況を携帯するスマートフォンまたはタブレットに自動通知することで当該手術に関係する医師、手術看護師、病棟看護師、放射線技師、清掃スタッフなどの業務コミュニュケーションを改善するのに好適なモバイル自動通知システムに関する。
従来、病院における当該日の手術予定は電子カルテまたはオーダリングシステムにて事前に患者ID、患者名、性別、年齢、術者、術式、手術室番号、時間枠などが予定入力されたスケジュールにて計画される。それに伴い手術患者を担当する麻酔科医、外回り看護師、器械出し看護師が勤務シフト表を考慮して麻酔科医および手術看護師長がそれぞれ割り付けている。各手術室での朝一番の手術はほぼ時間通りに始まったとしても(実際には遅れることが多い)、次の手術からは前の手術が遅れたり、逆に早まったりすることで手術の開始時間変わるオンコールで進行されるのが常である(図3参照)。
このように、予定通りに進行しない各手術室の手術を手配するために、図2に示すように、当日の手術看護師リーダー達がその手術の担当スタッフ全員(術者、麻酔科医、外回り看護師、器械出し看護師、患者を連れてくる病棟看護師、放射線技師、清掃スタッフ)に手術患者入室決定時間連絡、手術時間の変更、まれに手術室の変更、またはキャンセルの連絡を携帯している院内無線電話(PHS)で通話連絡したり、問い合わせに対して応答する。または直接現場に行って手術の手術の状況を確認したり、ナースセンターや廊下の一部に掛けてあるモニターディスプレイのところに行って状況を目視確認するといった業務行動に日々繰り返し忙殺されている。手術室は常に時間変更の調整を看護師が中心となり、様々な部署と行うことで成り立っている(図4、図5(a)(b)参照)。
手術室における手術の課題に対して、手術の予定に対する実績を的確に管理する手術予定表示システムが提案されている(特許文献1)。この特許文献1は、携帯端末などにより看護師(手術室看護師)が手術の予定入力と実施情報の入力を行い、手術予定表示を実施状況と関連づけて一覧表示するシステムが開示されている。携帯端末は、各手術室で入力されるとの記載があり、手術室看護師が携帯端末に入力する構成のシステムである。少なくとも看護師は携帯端末(スマートフォン)を使い、サーバに情報を送信し、PCで情報を閲覧するシステムである。
また、手術室における手術の課題に対して、手術間の諸作業の進捗を手術室外において人手を要することなく正確且つリアルタイムに認識し得ることで、手術後及び次の手術の手術前の関連業務等を円滑に行うことが可能となる告知装置が提案されている(特許文献2)。この特許文献2は、カメラで手術室を撮像して手術の終了を検出する終了検出手段と手術終了後に起動される状態検出手段を有し、検出された状態を手術室外のディスプレイ等に告知する手段を備えた告知装置である。
特許文献3は、術前・術後の管理のために、効率よく手術関連業務を行うようにした手術関連業務支援装置が提案されている。
特許第4781085号公報 特許第5683176号公報 特開2016-62480号公報
上記特許文献1では、看護師(手術室看護師)が手術の予定に対する実績を携帯端末で入力し、サーバにデータを送り、PCで閲覧するシステムのため、手術室の看護師に対する業務負担を増加させ、手術室看護師の業務改善は実現できなかった。
上記特許文献2には、カメラで手術室の状況を撮像し、手術室の状態を検出するものであり、装置が大掛かりになり、システムコスト高となるという問題があった。
上記特許文献3では、一部の手術関連業務の改善ができるが、一連の業務改善に供するものではなかった。
本発明の目的は、上記従来の課題を解決したものであり、当日の手術患者の進捗状況を携帯するスマートフォンまたはタブレットに自動通知可能とし、当該手術に関係する医師、手術看護師、病棟看護師、放射線技師、清掃スタッフなどの業務コミュニュケーションを向上したモバイル自動通知システムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、モバイルツールで情報伝達を自動化し、連絡業務を大幅に低減可能な病院内モバイル自動通知システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明のモバイル自動通知システムは、以下の構成である。
医療機関内に設置された電子カルテや麻酔記録システムとシステム連携をすることで、患者の手術進捗状況(患者入室、麻酔開始、手術開始、人工心肺開始、人工心肺終了、閉創、手術終了、麻酔終了、患者退出など)が進むごとにリアルタイムで該当手術に関わるスタッフ全員が所有するモバイル端末へ自動通知することを特徴とするモバイル自動通知システム(請求項1対応)。
前記構成に加え、前記スタッフ全員は、手術患者の関係スタッフであるモバイル自動通知システム(請求項2対応)。
前記構成に加え、前記通知の内容は、スタッフの職種により通知可否を設定可能であるモバイル自動通知システム(請求項3対応)。
前記構成に加え、当該手術患者の家族のモバイル端末への呼び出し機能を有するモバイル自動通知システム(請求項4対応)。
前記構成に加え、前記通知を未読の場合は、定期的に再通知を行うモバイル自動通知システム(請求項5対応)。
前記構成に加え、前記手術進捗状況が、スケジュール画面として前記モバイル端末に一覧表示されるモバイル自動通知システム(請求項6対応)。
本発明によれば、当日の手術患者の進捗状況を携帯するスマートフォンまたはタブレットに自動通知可能とし、当該手術に関係する医師、手術看護師、病棟看護師、放射線技師、清掃スタッフなどの業務コミュニュケーションを向上したモバイル自動通知システムを実現できる。
図面は、本開示に係る本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
本発明の実施形態を示すモバイル自動通知システムの機能ブロック図。 本発明の概念を説明するための図。 従来の課題を説明するための図。 本発明の業務改善効果を説明するための図 (a)はPCからモバイル端末(スマートフォン)へのシフト図。(b)は手術室周りの関係部署への自動通知説明図。 本実施形態のモバイルアプリの処理フローチャート。 本実施形態のモバイル通知サービスの手術イベント通知管理フローチャート。 本実施形態における手術通知イベントの例を示す図。 本実施形態のオンプレミスサーバ又はクラウドサーバシステムの概要図。 本実施形態における手術室看護師がモバイル端末を操作している例を示す図 (a)は本実施形態における通知イベントの履歴。(b)は患者のスケジュール例を示す図。(c)はチャット一覧例を示す図。 モバイル端末の初期設定画面例を示す図。 モバイル端末のログイン画面例を示す図。 モバイル端末の(患者の家族等)画面例を示す図。 モバイル端末のTOP画面例を示す図。 モバイル端末のログアウト確認ダイアログ例を示す図。 モバイル端末の通知履歴画面例を示す図。 モバイル端末の手術予定表画面例を示す図。 モバイル端末の手術詳細ポップアップ画面例を示す図。 モバイル端末の日付選択ポップアップ画面例を示す図。 タブレット端末の手術予定表画面例を示す図。 モバイル端末の手術当日の初期表示画面例を示す図 モバイル端末のサービス選択画面例を示す図。 モバイル端末にPDF画面表示したX線画像表示例を示す図。 モバイル端末のテンプレート選択画面例を示す図。 モバイル端末のテンプレート選択時の手術時間決定イベント通知画面例を示す図。 モバイル端末のテンプレート選択時のその他のイベント通知画面例を示す図。 モバイル端末のテンプレート選択時の時間選択画面例を示す図。 モバイル端末のチャット一覧画面例を示す図。 モバイル端末のチャットメンバー一覧画面例を示す図。 モバイル端末の診療科選択画面例を示す図。 モバイル端末の職員選択画面例を示す図。 図32のモバイル端末の職員選択時の追加ポップアップ確認画面例を示す図。 モバイル端末のチャット画面例を示す図。 図34のX線画像の拡大表示例を示す図。 本実施形態のモバイル自動通知システムにおけるSSO連携システムの構成図。 本実施形態のモバイル自動通知システムにおける認証フロー図。 本実施形態のモバイル自動通知システムにおけるオンプレミスログイン方法シーケンス図。 本実施形態のモバイル自動通知システムにおける拡張SSOログイン方法シーケンス図。 本実施形態のモバイル自動通知システムにおける汎用通知サービスのシステム構成図。 本実施形態のモバイル自動通知システムにおける連携GWフロー図。 本実施形態のモバイル自動通知システムにおける汎用通知サービスのIF使用説明図。 本実施形態のモバイル自動通知システムにおける腕時計型端末へのイベント通知例の説明図。 本実施形態のモバイル自動通知システムにおける腕時計型端末への通知イベント表示例を示す図。
添付の図面を参照し、本発明に係るモバイル自動通知システムの詳細を説明すると、以下のとおりである。また、以下の実施形態は、本発明の欠くことのできない要件を含む他に、選択的に採用することのできる要件及び適宜に組み合わせることのできる要件を含んでいる。
<実施形態>
本実施形態のモバイル自動通知システムは、図1に示すように、モバイル通知サービス1と、電子カルテ(電子カルテシステム)2と、麻酔記録システム3と、連携GW4と、コラボレーションツール6と、モバイルアプリ(モバイルアプリケーション)7とから構成される。電子カルテ2、麻酔記録システム3、医療機関(病院)内の部門システム5から情報取得を行い、モバイルアプリ7に対して、イベント通知を行う機能を提供する。また、モバイルアプリ7において、患者情報の取得、および利用者間の情報共有(チャット・イベント通知)を行う機能を提供する。すなわち、本実施形態のモバイル自動通知システムは、医療機関内に設置された電子カルテ2や麻酔記録システム3とシステム連携をすることで、患者の手術進捗状況(患者入室、麻酔開始、手術開始、人工心肺開始、人工心肺終了、閉創、手術終了、麻酔終了、患者退出など)が進むごとにリアルタイムで該当手術に関わるスタッフ全員が所有するモバイル端末へ自動通知するものである。ここで、モバイル端末とは、スマートフォンやタブレット端末等の携帯端末を含む。また、病院内職員(以下、利用者という)へ患者情報の共有、イベント通知、チャット機能の提供を行う。これにより、図4に示すような病院内での電話を使用した確認業務の多発による時間ロスを削減し、作業の効率化・生産性向上できる。
連携GW(ゲートウェイ)4は、病院内の電子カルテ2、麻酔記録システム3を監視し、特定の条件を満たした場合、モバイル通知サービス1に通知する。モバイル通知サービス1からの要求を受けて、認証用の職員・診療科の情報を取得したり、部門システム5から画面イメージを取得し、モバイル通知サービス1に提供する。
モバイル通知サービス1は、連携GW4から受信した通知イベント情報をモバイルアプリ7に通知する。モバイルアプリ7からの要求を受けて、連携GW4とも連携して、部門システム5から画面イメージを取得し、モバイルアプリ7に送信する機能を提供する。モバイルアプリ7で使用するチャットサービスのサーバ機能を提供する。オンプレミス版では通知イベントはPUSH通知ではなくポーリング方式とする。
モバイルアプリ7は、病院の職員が利用する各種サービスを提供する。各種サービスには、本サービスへのログイン、手術予定表の表示、患者状態の通知イベント表示、患者状態の通知イベントの手動発信(通知イベント:コールON)、指定した患者に関する部門システム5の画面表示、チャットなどが含まれる。
モバイル自動通知システムのハードウェア構成(一覧/配置)について説明する。
クラウド版はAppStoreやGooglePlayにモバイルアプリを登録しておき、アプリ配信を行う。PUSH通知サービスとしては、図9に示すように、APNsやFNSを使用する。連携GW4は医療機関(病院)内に設置し、Windows Serverや仮想サーバで実現する。モバイル通知サービス1は、クラウドサーバーで実現する。病院内の職員、患者、患者の家族が所有する携帯端末(スマートフォン)にモバイルアプリ7をインストールして使用する。スマートフォンとしては、Android端末、iPone端末などが使用できる。
オンプレミス版で構築する場合は、病院内に設置するWindows Serverや仮想サーバにPUSH通知サービスや連携GW4、モバイル通知サービス1を組み込んで構成する。モバイルアプリ7は、スマートフォンへのローカルインストールにより実装する。図36にこの例を示す。
ソフトウェア構成については、PUSH通知サービスソフトウェアと、院内連携GWサーバソフトウェアと、モバイル通知サービスアプリと、モバイル通知アプリとからなる。これらのソフトウェアはPHP、Java、JavaScriptなどの言語が使用でき、フレームワークとしてCakePHP、Thruway、ReactNativeを利用できる。図38、図39にこの例を示す。
院内連携GWサーバソフトウェアは電子カルテ・麻酔記録連携GWソフトウェアと、画面Proxyソフトウェアを有する。
以下、各種システム連携について概要を説明する。図40、図41、図42に連携システムの構成例を示す。
<電子カルテ・麻酔記録連携>
電子カルテ、麻酔記録連携システムは、対象の病院により、使用しているメーカ・製品が異なり、データ開示I/Fも各メーカ・製品により異なっている。病院毎に連携I/Fを提供する際の開発効率を考慮して、各メーカ・製品毎の個別I/F仕様に対応する個別I/F、およびモバイル通知GWに対して共通のフォーマットで通知イベントを送信する共通I/Fの2つのモジュールから構成する。
<通知イベント連携方式>
連携先のシステムより、前回実行以降に作成された通知イベントの取得を行う。取得方式はポーリング方式とする。ポーリング間隔はパラメータ化し、システム再起動なく、変更可能とする。通知イベントの取得は、所定時間内に行う。ほぼリアルタイムに業務コミニュケーションを行う時間としては、「1分」程度内であれば、支障がないと考えるが、所定時間は病院の要求仕様によって適宜変更しても良い。
<通知イベント連携仕様>
通知イベントに対するイベントコードをイベントメッセージビューテーブル(EVENT_MESSAGE_VIEWテーブル)を参照して通知イベントを取得する。
図8に本実施形態で使用される手術進捗状況の通知イベント例を示す。各通知イベントは「通知イベント」、「通知メッセージ内容」、「ステータス表示名」から構成される。通知イベントの種類としては、「入室時間決定」、「入室」、「麻酔開始」、「手術開始」、「人工心肺開始」、「人工心肺終了」、「手術終了」、「麻酔終了」、「退室」、「清掃開始」、「清掃終了」などのイベントがある。手術内容によっては、通知イベントを追加、変更、省略して行っても良い。通知イベントは各通知イベントにイベントコードを持たせ、イベントコードの内容によって、どの通知イベントが発行されたかを知ることができる。そして、モバイル端末への通知イベントの表示は、例えば、「手術室 手術室名称(Noや記号)「入室」しました。」の形態で行われる。手術進捗状況のステータスは、「入室時間決定」、「入室」、「麻酔開始」、「手術開始」、「人工心肺開始」、「人工心肺終了」、「手術終了」、「麻酔終了」、「退室」、「清掃開始」、「清掃終了」などがモバイル端末へ表示される。
<PUSH通知>
オンプレミス版は、Thruwayを介して通知トリガーをモバイルに通知し、モバイルアプリ7より、PUSH通知を行う。クラウド版は、モバイル通知サービス1よりAPNs、FNSを使用して通知を行う。PUSH通知の対象は、通知イベント、チャットのなどを機能に対して行う。
<部門システム画面連携(画面Proxy)>
部門システム5の画面連携の方法として、部門システムにアクセスした結果を画面キャプチャし、キャプチャ画像をモバイル通知サーバに送付することにより行う。画面キャプチャ方式としては、ChromeWinを使用する。
<アプリ配信>
クラウド版では、公式のアプリストア(AppStore、GooglePlay)からアプリ配信を行う。オンプレミス版では、モバイル通知サービスサーバにAndroidのインストーラファイル(APKファイル)を配置し、Web画面にてダウンロードして、手動でインストールを行う。
<構成>
<連携GWの構成>
連携GW4は、図1に示すように、通知イベントGW部41と、手術予定GW部42と、認証マスタ連携部43と、画面連携GW部44と、GW設定取得部45と、個別I/F46と、画面取得部47とを有する。
「個別I/F」46は、導入対象の病院で使用されている電子カルテ・麻酔記録システムに対して、そのメーカ・製品毎のデータ開示仕様に基づいて、システムに接続を行い、通知イベントに関するデータを取得する。呼出し元は共通I/Fとし、呼出し契機は呼出し元に依存する。個別I/F46の入力は取得データ種別(通知イベント、認証マスタ)毎に行う。前回呼出し日時の差分も取得する。個別I/F46の出力は取得データ(通知イベント情報、認証マスタ)などである。ここで、メーカ・製品毎のフォーマットから共通フォーマットに変換する。
個別I/F46の処理は、電子カルテ・麻酔記録システムに、データ開示仕様に基づいて接続し、共通I/Fから指定された種別のデータ(通知イベント、認証マスタ)を取得する。前回呼び出し日時からの差分を取得する。ここで、通知イベントの場合、取得したデータが、通知対象かを判定し、通知対象の場合のみ、データを返却する。
「認証マスタ連携部」43はモバイルアプリ7での認証用に、職員・診療科の情報を取得する。認証マスタ連携部43による呼出しは所定の間隔で行う。所定の間隔はGW設定取得部45にて設定可能である。認証マスタ連携部43の処理は定期間隔で共通I/Fを呼出し、認証マスタ情報を取得する。このとき、前回からの差分を取得し、取得したデータを、認証マスタ取得部15に対して送信する。認証マスタ連携部43は、今回の保存日時を「前回保存日時」として保存する。
「通知イベントGW部」41は、図8に示すような通知イベントを取得する。
通知イベントGW部41による呼出しは所定の間隔で行う。所定の間隔はGW設定取得部45にて設定可能である。通知イベントGW部41の処理は定期間隔で共通I/Fを呼出し、図8に示す通知イベント情報を取得する。このとき、前回からの差分を取得し、取得したデータを、通知イベント受信部11に対して送信する。通知イベントGW部41は、今回の保存日時を「前回保存日時」として保存する。
「画面連携GW部44」は、画面イメージ取得要求確認ポーリングと画面イメージ送信を行う。画面連携GW部44による画面イメージ取得要求確認ポーリングは所定の定期間隔で行い、所定の定期間隔はGW設定取得部45にて設定可能である。画面連携GW部44の処理は定期間隔で画面Proxy部17に対してポーリングを行い、画面イメージ取得要求がないか確認する。画面連携GW部44は画面イメージ取得要求を受信した場合、画面イメージ送信処理を行う。画面連携GW部44は要求された部門システム5の画面イメージを取得して送信する。画面連携GW部44の入力は取得対象の部門システム、患者ID、日付、診療科などの画面イメージである。画面連携GW部44の処理は、画面取得ツールを使用して、対象の部門システムにHTTPアクセスを行い、結果のHTMLを画像イメージに変換する。そして、取得した画面イメージを画面Proxy部17に送信する。
「GW設定取得部」45は、モバイル通知サービス1から、連携GW4の設定情報を取得する。GW設定取得部45の処理は、OS起動時に1回、モバイル通知サービス1にアクセスし、連携GW4の設定情報を取得する。取得結果は、連携GW内のローカルDBに保存する。
<モバイル通知サービスの構成>
モバイル通知サービス1は、図1に示すように、通知イベント受信部11と、通知イベント管理部12と、手術予定受信部13と、手術予定管理部14と、認証マスタ取得部15と、認証管理部16と、画面Proxy部17と、画面取得管理部18と、チャット管理部19と、設定管理部20と、コラボレーションツール(Teams)連携部21と、を有する。図7にモバイルアプリに通知する対象者を設定することができる。その設定フローにより、執刀医(ステップ703)、医師(ステップ704)、病棟看護師(ステップ705)、手術室看護師(ステップ706)、放射線・病理(ステップ707)、清掃・その他(ステップ708)に通知する。この通知は任意に選択することができる。その他のメンバーとしては、患者又は患者の家族なども含まれる。
「認証マスタ取得部」15は、連携GW4から、認証マスタ情報を受信する。認証マスタ取得部15は、受信した認証マスタ情報(前回差分)をもとに、DB(データベース)に格納された認証マスタ情報を更新する。初回は認証マスタ情報を登録する。DB更新の結果(正常/異常)の応答を返却する。
「通知イベント受信部」11は、連携GW4から、図8に示す通知イベント情報を受信する。通知イベント受信部11は、受信した通知イベント情報(前回差分)をDBに格納する。DB登録の結果(正常/異常)の応答を返却する。
また、コラボレーションツール(Teams)連携部のTeams連携機能がONの場合、Teams連携を呼出す。
また、「画面Proxy部」17は、画面連携GW部44からのポーリングを受信し、画面取得要求有無を応答する。画面イメージ取得要求の有の場合、取得要求のリストを作成する。リストは、要求ID、取得対象の部門システム、患者ID、日付、診療科などの情報からなる。画面Proxy部17は、DBを検索し、未処理の画面イメージ取得要求がないか確認する。取得要求有の場合、取得要求のリストを作成し、応答を返却する。画面Proxy部17は画面連携GW部44からの画面イメージを受信し、画面取得要求有無を応答する。画面Proxy部17は画面イメージを受信し、ファイル保存する。また、DBのステータスを更新する。
「設定管理部」20は、GW設定取得要求を受信し、GW設定情報を返却する。設定管理部20はDBを検索し、GW設定情報を取得し、GW設定情報を応答する。また、設定管理部20はアプリ設定取得要求を受信し、アプリ設定情報を返却する。設定管理部20はDBを検索し、アプリ設定情報を取得し、アプリ設定情報を応答する。
「コラボレーションツール連携部(Teams連携部)」21は通知イベント情報をコラボレーションツール(例えば、Teams)に送信する。Teamsに接続し、通知イベント情報を送信する。
「通知イベント管理部」12は通知ポーリングからのポーリングを受信し、通知イベント情報有無を応答する。通知イベント情報有無が有の場合、通知イベントのリストを作成する。通知イベント管理部12はDBを検索し、未読の通知イベント情報がないか確認する。未読の通知イベント情報有の場合、通知イベント情報のリストを作成し、応答を返却する。
また、通知イベント管理部12は通知イベント情報の既読通知を送信する。通知イベント管理部12は受信した既読通知をもとに、DB内の通知イベント情報の既読/未読ステータスを更新する。
さらに、通知イベント管理部12は手動通知イベント情報を受信する。受信した手動通知イベントをDB内の通知イベント情報に格納する。
「認証管理部」16は利用者の認証処理を行う。認証情報は、患者の家族の場合などはゲストIDを発行する。ゲストログインの場合はアクセスできる情報に制限を加える。患者の個人情報保護上重要だからである。認証管理部16は認証情報をもとに、認証処理を行い、認証判定結果(正常/異常)を出力し、結果応答を返却する。
「画面取得管理部」18は画面取得要求を受信する。取得要求有の場合、取得対象の部門システム、患者ID、日付、診療科のリストを作成する。正常/異常応答を行う。正常の場合、画面取得要求の情報をDBに登録し、登録時に要求IDを採番して応答する。
画面取得管理部18は画面取得部79からのポーリングを受信し、画面取得結果有無を応答する。画面取得管理部18はDBを検索して、画面取得結果有無を判定する。画面イメージ取得要求の有無が有の場合、画面イメージを応答する。
「チャット管理部」19はチャット投稿受信とチャット表示取得ポーリングを行う。チャット投稿の受信すると、チャット投稿の情報をDBに登録する。
チャット管理部19は、チャット表示取得ポーリング動作によりチャット投稿/表示部84からのポーリングを受信し、チャット表示取得結果有無を応答する。チャット管理部19は、DBを検索して、未読のチャット表示情報有無を判定する。判定結果、有の場合、未読のチャット表示情報を応答する。
図1の手術予定GW部42、手術予定受信部13、手術予定管理部14は、従来の手術オーダリングシステムにおける手術予定管理であり、本実施形態のモバイル自動通知システムにおける当日の手術進捗の自動通知とは異なるので、説明を省略した。
<モバイルアプリの構成>
モバイルアプリ7は、図1に示すように、ログイン部71と、TOPメニュー部72と、認証部73と、通知履歴履歴部74と、手術予定部75と、手術予定表部76と、通知イベント部77と、画面呼出し78と、画面取得部79と、イベント通知部80と、アプリ設定取得部81と、チャット一覧部82と、チャット部83と、チャット投稿/表示84と、を有する。図1のモバイルアプリのフローチャートを図6に示す。また、モバイルアプリ7は、図10に示すように、看護師65、その他のスタッフがモバイル端末66を携帯して、イベント通知を確認する。チャット一覧やチャット投稿ができる。図11(a)(b)(c)に通知イベントの画面例を示す。図12~図35にモバイル端末に表示される各種画面例を示す。図18にモバイル端末がスマートフォンの場合の手術予定表画面例を示す。図18の例では、病院内に手術室が10室あり、2021年2月5日に手術室が3室利用され、6名の患者が3部屋に割付けられている例を示している。図21にモバイル端末がタブレット端末の横画面表示例を示している。図22にモバイル端末に当日の手術進捗表示の初期画面表示例を示している。担当患者の手術進捗表示がされており、一覧表示される。手術進捗のステータスはカラー表示され、現在の手術進捗がバー表示される。これにより、図4に示すような当日の手術調整における電話に要する想定時間の大幅な短縮が図れる。
「通知イベント部」77はポーリング動作により通知イベント情報有無を確認する。通知イベント部77は通知イベント管理部12にポーリングを行い、未読の通知イベント情報がないか確認する。ポーリング応答を確認し、未読の通知イベント情報が有の場合、通知イベント情報のリストを作成し、ローカルDBに保存する。既読通知になった場合は、通知イベント情報の既読通知を送信する。通知イベント部77は既読通知を通知イベント管理部12に送信する。通知イベント部77は利用者の操作により手動通知イベント情報を送信することができる。通知イベント部77は手動通知イベントを通知イベント管理部12に送信する。
「認証部」73は、利用者の認証処理を行う。認証部73は認証情報をもとに、認証処理を行い、認証判定結果(正常/異常)結果を出力し、応答を返却する。図37に認証フローを示す。
「画面取得部」79は画面取得管理部18に対してポーリング動作を行うことにより上述したような画面取得を行う。
「アプリ設定取得部」81はモバイルアプリ起動時、または日付変更時、アプリの設定情報を取得、更新する。アプリ設定取得部81はモバイルアプリ起動時、または日付変更時、設定管理部20に対してアプリの設定情報を要求し、受け取った情報を保存する。
「チャット投稿/表示部」84はチャット投稿とチャット取得表示ポーリングを行う。チャット投稿/表示部84は利用者の操作によりチャット投稿の情報を送信する。また、チャット投稿/表示部84はチャット表示取得ポーリングを行い、チャット表示取得結果有無を取得する。チャット表示取得有無が有の場合、未読のチャット表示情報を受信する。
「TOPメニュー」72は、利用者のログイン時にTOPメニューを表示する。ここで、サービスメニュー全体を表示する。
「ログイン部」71は利用者によるログインを行う。モバイルアプリ起動時にログイン画面を表示させ、利用者が入力したログイン情報をもとに、認証に認証依頼を行う。認証が正常の場合、TOPメニューに遷移する。
「通知履歴部」74は、履歴画面表示と通知開封操作を行う。履歴画面表示については、モバイル自動通知サービス1から受け取った通知情報を表示する。利用者操作によりローカルDBに保存された通知履歴を表示する。また、通知開封操作については、開封した通知情報をモバイル自動通知サービスに送信する。
通知履歴部74は、通知を開封した際、開封した通知データを、通知ポーリング経由でモバイル自動通知サービスに送信する。
「手術予定表部」76は、利用者の操作により手術予定表表示と通知開封操作を行う。手術予定表表示についてはモバイル自動通知サービスから受け取った、手術情報を表示する。手術予定表部76はモバイル自動通知サービスに手術情報データを要求を行い、受け取った情報を元に手術予定一覧を表示する。通知開封操作については、開封した通知情報をモバイル自動通知サービスに送信する。手術予定表部76は、通知を開封した際、開封した通知データを、通知ポーリング経由でモバイル通知サービスに送信する。
「画面呼出し部」78は利用者操作によりモバイル自動通知サービスから受け取った画面情報を表示する。画面呼出し部78はモバイル自動通知サービス1に対して画面情報を要求を行い、受け取った画面イメージを表示する。
「イベント通知部」80は、利用者操作によりモバイル自動通知サービス1にイベント情報を送信する。利用者により入力されたイベント情報を、通知ポーリングを経由して、モバイル通知サービス1に送信する。
「チャット一覧部」82は、利用者の操作によりモバイル自動通知サービスから受け取ったチャット情報を表示する。チャット一覧部82は、モバイル通知サービスにチャット情報を要求し、受信したチャット情報を表示する。
「チャット部」83は、チャット投稿とチャット表示を行う。利用者操作により入力したチャット情報をモバイル通知サービス1に送信する。チャット表示については、利用者の操作によりモバイル通知サービスから受け取ったチャット情報を表示する。チャット部83はモバイル通知サービスにチャット情報を要求し、受信したチャット情報を表示する。
上記実施形態においては、モバイル端末として、主にスマートフォンやタブレット端末の例について説明したが、図43に示すような医師151が腕に装着している腕時計型の端末に通知イベントを送信し、当日の手術進捗ステータスを表示するようにしても良い。この場合、腕時計型端末の表示画面は小形なので、図44に示すように、患者名、性別、手術室番号、時刻、進行状況などを表示するようにしても良い。
このように、本実施形態によれば、当日の手術患者の進捗状況を携帯するスマートフォンまたはタブレットに自動通知可能とし、当該手術に関係する医師、手術看護師、病棟看護師、放射線技師、清掃スタッフなどの業務コミュニュケーションを向上したモバイル自動通知システムを実現できる。
1 モバイル通知サービス
2 電子カルテ
3 麻酔記録システム
4 連携GW
5 部門システム
6 コラボレーションツール
7モバイルアプリ
11 通知イベント受信部
12 通知イベント管理部
13 手術予定受信部
14 手術予定管理部
15 認証マスタ取得部
16 認証管理部
17 画面Proxy部
18 画面取得管理部
19 チャット管理部
20 設定管理部
21 コラボレーションツール連携部
41 通知イベントGW部
42 手術予定GW部
43 認証マスタ連携部
44 画面連携GW部
45 GW設定取得部
46 個別I/F
47 画面取得部
71 ログイン部
72 TOPメニュー部
73 認証部
74 通知履歴部
75 手術予定部
76 手術予定表部
77 通知イベント部
78 画面呼出し部
79 画面取得部
80 イベント通知部
81 アプリ設定取得部
82 チャット一覧部
83 チャット部
84 チャット投稿/表示部

Claims (6)

  1. 医療機関内に設置された電子カルテや麻酔記録システムとシステム連携をすることで、患者の手術進捗状況(患者入室、麻酔開始、手術開始、人工心肺開始、人工心肺終了、閉創、手術終了、麻酔終了、患者退出など)が進むごとにリアルタイムで該当手術に関わるスタッフ全員が所有するモバイル端末へ自動通知することを特徴とするモバイル自動通知システム。
  2. 前記スタッフ全員は、手術患者の関係スタッフであることを特徴とする請求項1記載のモバイル自動通知システム。
  3. 前記通知の内容は、スタッフの職種により通知可否を設定可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のモバイル自動通知システム。
  4. 当該手術患者の家族のモバイル端末への呼び出し機能を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一に記載のモバイル自動通知システム。
  5. 前記通知を未読の場合は、定期的に再通知を行うことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一に記載のモバイル自動通知システム。
  6. 前記手術進捗状況が、スケジュール画面として前記モバイル端末に一覧表示されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一に記載のモバイル自動通知システム。
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