JP2023010372A - 樹脂加熱成形装置、及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】樹脂加熱成形装置では、クランプは、平板状のワークの端部を保持可能に設けられ、制御部は、上型との型合わせに対応させて下型上に載置する型合わせ位置で、クランプで保持した状態のワークに対し、垂れ下がった垂下部の底を、上型に向けて上昇する下型の当接で、支えた状態となった下型の支持状態位置で、クランプによるワークの把持を解除する。支持状態位置は、下型の上面と接触可能なワークの有効接触面積S1のうち、下型と接触する垂下部の底に対し、下型側に投影される垂下部の底の投影接触面積S2を占める割合S2/S1が、少なくとも5%の条件を満たす状態に到達した位置である。
【選択図】 図8
Description
(2)(1)に記載する樹脂加熱成形装置において、前記下型は、前記支持状態位置で停止すること、を特徴とする。
(3)(1)に記載する樹脂加熱成形装置において、前記制御部は、前記垂下部の底との接触を開始する前記下型の接触開始位置を境に、前記下型の動作に対し、一次速度V1(0<V1)から、負の加速度で減速された二次速度V2(0<V2<V1)に変化させる制御を、前記駆動手段に行い、前記二次速度V2は、閾値として設定された閾値速度v(0<v<V2)より小さく抑えると共に、速度成分v0(0<v0<v)を有する前記下型の動きの下、前記支持状態位置で、前記負の加速度から向き変えた正の加速度を含む速度であること、を特徴とする。
(5)(4)に記載する樹脂加熱成形装置の制御方法において、前記制御部は、前記支持状態位置に合わせて、前記下型の上昇動作を停止させること、を特徴とする樹脂加熱成形装置の制御方法。
(6)(4)に記載する樹脂加熱成形装置の制御方法において、前記制御部は、前記垂下部の底との接触を開始する前記下型の接触開始位置を境に、前記下型の動作に対し、一次速度V1(0<V1)から、負の加速度で減速された二次速度V2(0<V2<V1)に変化させる制御を、前記駆動手段に行い、前記二次速度V2は、閾値として設定された閾値速度v(0<v<V2)より小さく抑えると共に、速度成分v0(0<v0<v)を有する前記下型の動きの下、前記支持状態位置で、前記負の加速度から変化させた正の加速度を含む速度であること、を特徴とする樹脂加熱成形装置の制御方法。
実施例1に係る下型12の動作制御では、図9(a)に示すように、下型12は、接触開始位置L2から支持状態位置L3に向けて、二次速度V2で減速しながら上昇し続け、制御部3は、支持状態位置L3に合わせて、下型12の上昇動作を停止させる。下型12が停止したら、制御部3は、下型12を支持状態位置L3で停止させたまま、搬送部20に対し、クランプ21同士を互いに離間させ、ワーク50の端部51の把持を解除する。
また、実施例2に係る下型12の動作制御では、下型12は、接触開始位置L2から支持状態位置L3に向けて、二次速度V2で減速しながら上昇し続ける。実施例2の場合、図9(b)に示すように、二次速度V2は、閾値として設定された閾値速度v(0<v<V2)より小さく抑えると共に、速度成分v0(0<v0<v)を有する下型の動きの下、支持状態位置L3で加速度の向きを変え、負の加速度から変化させた正の加速度を含む速度である。
2 (駆動手段)
3 制御部
10 金型
11 上型
12 下型
20 搬送部
21 クランプ
P1 退避位置
P2 型合わせ位置
50 ワーク
51 端部
52 垂下部
53 底
60 樹脂成形品
S1 有効接触面積
S2 投影接触面積
L2 接触開始位置
L3 支持状態位置
V1 一次速度
V2 二次動作速度
v 閾値速度
Claims (6)
- 熱可塑性樹脂材からなるワークを、加熱した状態の下で、上型と下型で一対をなす金型により成形される樹脂成形品の製造にあたり、該金型より小さいサイズの該ワークに対し、把持またはその解除を可能なクランプを有し、該ワークを、該上型との型合わせに対応させて、該下型上に載置可能な型合わせ位置と、該金型から離れた退避位置との間を移動可能な搬送部と、を備え、
該搬送部は、端部が該クランプで把持された該ワークを、型合わせ位置まで搬送し、該型合わせ位置で該ワークの把持を解除した後、該クランプを退避位置に戻す動作をなす樹脂加熱成形装置において、
前記クランプは、平板状に形成された前記ワークに対し、対向する前記端部同士を保持可能に設けられていること、
少なくとも前記下型は、駆動手段に基づいて、昇降またはその停止を可能に構成され、前記搬送部、前記クランプ、及び前記駆動手段の動作を制御する制御部を備えていること、
前記制御部は、前記型合わせ位置で、前記クランプにより保持された状態の前記ワークに対し、前記クランプより下に垂れ下がった垂下部の底を、前記上型に向けて上昇する前記下型による当接で、支えた状態になった前記下型の支持状態位置で、前記クランプによる前記ワークの把持を解除すること、
前記支持状態位置は、前記下型の上面と接触可能な前記ワークの有効接触面積S1のうち、前記下型と接触する前記垂下部の底に対し、前記下型側に投影される前記垂下部の底の投影接触面積S2を占める割合S2/S1が、少なくとも5%の条件を満たす状態に到達した位置であること、
を特徴とする樹脂加熱成形装置。 - 請求項1に記載する樹脂加熱成形装置において、
前記下型は、前記支持状態位置で停止すること、
を特徴とする樹脂加熱成形装置。 - 請求項1に記載する樹脂加熱成形装置において、
前記制御部は、前記垂下部の底との接触を開始する前記下型の接触開始位置を境に、前記下型の動作に対し、一次速度V1(0<V1)から、負の加速度で減速された二次速度V2(0<V2<V1)に変化させる制御を、前記駆動手段に行い、
前記二次速度V2は、閾値として設定された閾値速度v(0<v<V2)より小さく抑えると共に、速度成分v0(0<v0<v)を有する前記下型の動きの下、前記支持状態位置で、前記負の加速度から向き変えた正の加速度を含む速度であること、
を特徴とする樹脂加熱成形装置。 - 熱可塑性樹脂材からなるワークを、加熱した状態の下で、上型と下型で一対をなす金型により成形される樹脂成形品の製造にあたり、該金型より小さいサイズの該ワークに対し、把持またはその解除を可能なクランプを有し、該ワークを、該上型との型合わせに対応させて、該下型上に載置可能な型合わせ位置と、該金型から離れた退避位置との間を移動可能な搬送部と、を備え、該搬送部は、端部が該クランプで把持された該ワークを、型合わせ位置まで搬送し、該型合わせ位置で該ワークを解除した後、該クランプを退避位置に戻す動作をなす樹脂加熱成形装置の制御方法において、前記クランプは、平板状に形成された前記ワークに対し、対向する前記端部同士を保持可能に設けられていること、少なくとも前記下型は、駆動手段に基づいて、昇降またはその停止を可能に構成され、前記搬送部、前記クランプ、及び前記駆動手段の動作を制御する制御部を備えていること、前記制御部は、前記型合わせ位置で、前記クランプにより保持された状態の前記ワークに対し、前記クランプより下側に垂れ下がった垂下部の底を、前記上型に向けて上昇する前記下型による当接で、支えた状態になった前記下型の支持状態位置で、前記クランプによる前記ワークの把持を解除すること、前記支持状態位置は、前記下型の上面と接触可能な前記ワークの有効接触面積S1のうち、前記下型と接触する前記垂下部の底に対し、前記下型側に投影される前記垂下部の底の投影接触面積S2を占める割合S2/S1が、少なくとも5%の条件を満たす状態に到達した位置であること、を特徴とする樹脂加熱成形装置の制御方法。
- 請求項4に記載する樹脂加熱成形装置の制御方法において、
前記制御部は、前記支持状態位置に合わせて、前記下型の上昇動作を停止させること、
を特徴とする樹脂加熱成形装置の制御方法。 - 請求項4に記載する樹脂加熱成形装置の制御方法において、前記制御部は、前記垂下部の底との接触を開始する前記下型の接触開始位置を境に、前記下型の動作に対し、一次速度V1(0<V1)から、負の加速度で減速された二次速度V2(0<V2<V1)に変化させる制御を、前記駆動手段に行い、前記二次速度V2は、閾値として設定された閾値速度v(0<v<V2)より小さく抑えると共に、速度成分v0(0<v0<v)を有する前記下型の動きの下、前記支持状態位置で、前記負の加速度から変化させた正の加速度を含む速度であること、を特徴とする樹脂加熱成形装置の制御方法。
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JPS60154033A (ja) * | 1984-01-24 | 1985-08-13 | Ikeda Bussan Co Ltd | 平板状基材の成形方法 |
JPS62161523A (ja) * | 1986-01-10 | 1987-07-17 | Asano Kenkyusho:Kk | カツトシ−ト熱成形機のシ−トテンシヨン装置 |
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