JP2023006900A - 角形ボトル - Google Patents

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敏正 田中
Toshimasa Tanaka
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

【課題】接地部を補強することができ、また、製造ラインにおいて搬送コンベアで搬送される時に予期せぬ引っ掛かりを招きにくい角形ボトルを提供する。【解決手段】口部2、肩部3、胴部4、接地部5aをこの順に有し、胴部4が4つの主面部4bと4つのコーナー部4aとを有し、胴部4の下端部4dにおけるコーナー部4aの各々に、周方向に間欠的に並ぶ複数の凹部8aからなる間欠凹部8を有し、胴部4の下端部4dにおける主面部4bの各々の周方向中央部に、間欠凹部8が設けられていない平滑部9を有する、合成樹脂製の角形ボトル1。【選択図】図1

Description

本発明は角形ボトルに関する。
口部、肩部、胴部、接地部をこの順に有する合成樹脂製の角形ボトルにおいて、塑性変形(永久変形)を抑制し外観意匠性を維持するため等の目的で、剛性を高めるための凹部を胴部等に設けることが一般的に行われている(例えば特許文献1参照)。
特開2004-149126号公報
上記のような角形ボトルは、段ボール箱に詰めて保管される場合など、段ボール箱のフラップの縁部などで形成される段差面上に載置された状態で保管される場合がある。この場合、接地部の剛性が低いと、接地部が段差面によって折れ曲がって塑性変形してしまう虞がある。
そこで、接地部を補強すべく胴部の下端部に凹部を設けることが考えられる。しかしこの場合、製造ラインにおいて角形ボトルが搬送コンベアで搬送される時に予期せぬ引っ掛かりを招き、それにより角形ボトルの転倒や詰まりを生じてしまう虞がある。
そこで本発明の目的は、接地部を補強することができ、また、製造ラインにおいて搬送コンベアで搬送される時に予期せぬ引っ掛かりを招きにくい角形ボトルを提供することにある。
本発明の角形ボトルは、口部、肩部、胴部、接地部をこの順に有し、前記胴部が4つの主面部と4つのコーナー部とを有し、前記胴部の下端部における前記コーナー部の各々に、周方向に間欠的に並ぶ複数の凹部からなる間欠凹部を有し、前記胴部の下端部における前記主面部の各々の周方向中央部に、前記間欠凹部が設けられていない平滑部を有する、合成樹脂製の角形ボトルである。
また、本発明の角形ボトルは、上記構成において、各々の前記間欠凹部が前記胴部の前記下端部内に収まるように設けられる角形ボトルであるのが好ましい。
また、本発明の角形ボトルは、上記構成において、各々の前記間欠凹部を形成する前記複数の凹部の各々がディンプルからなる角形ボトルであるのが好ましい。
本発明によれば、接地部を補強することができ、また、製造ラインにおいて搬送コンベアで搬送される時に予期せぬ引っ掛かりを招きにくい角形ボトルを提供することができる。
本発明の一実施形態の角形ボトルを第1方向から示す側面図である。 図1に示す角形ボトルを第2方向から示す側面図である。 図1の部分拡大図である。 図2の部分拡大図である。 図1に示す角形ボトルの底面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を例示説明する。
図1~5に示すように、本発明の一実施形態において角形ボトル1は、口部2、肩部3、胴部4、底部5を下方に向けてこの順に有し、胴部4が4つのコーナー部4aを有するボトルである。底部5は、胴部4の下端に連なる環状の接地部5aと、接地部5aの内周縁に連なり上方に向けて凹む底凹部5bと、からなる。なお、接地部5aは平面状の支持面に全周に亘って接地可能な形状を有するが、これに限らない。
なお、本実施形態において、上下方向とは角形ボトル1の中心軸線Oに沿う方向を意味し、上方とは底部5から口部2に向かう方向を意味し、下方とはその反対方向を意味し、径方向とは中心軸線Oに直交する直線に沿う方向を意味し、周方向とは中心軸線Oを周回する方向を意味している。
角形ボトル1は、本実施形態では上下方向に垂直な第1方向D1(図5参照)に見た時(図1参照)の幅が上下方向と第1方向D1の両方に垂直な第2方向D2(図5参照)に見た時(図2参照)の幅よりも大きい扁平状をなすが、これに限らず、非扁平状の構成としてもよい。
角形ボトル1は合成樹脂製であり、例えばブロー成形によって形成される。ブロー成形としては、例えば、二軸延伸ブロー成形、押し出しブロー成形などが挙げられる。角形ボトル1を形成する合成樹脂は特に限定されず、例えば、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレンなどのポリオレフィンなどである。角形ボトル1は単層構造であってもよいし、積層構造であってもよい。
角形ボトル1に収容される内容物は本実施形態では液体である。なお、内容物は液体に限らず、例えば粉体などであってもよい。内容物は例えば、飲料などの食品、化粧品、洗浄剤、薬品などであり、特に限定されない。
口部2は中心軸線Oを中心とする円筒状をなし、外周面に図示しないキャップを係止するための雄ねじ2aを有する。なお、口部2にキャップを係止するための係止構造は雄ねじ2aに限らず、例えば、打栓によってキャップを係止するための環状凸部であってもよい。また、口部2は円筒状以外の筒状であってもよい。キャップは口部2を単に閉塞するための閉塞キャップに限らず、例えば、内容物を吐出する吐出口を有する吐出キャップであってもよい。口部2は本実施形態では雄ねじ2a部の下方にネックリング2bを有するが、これに限らない。
肩部3は口部2の下端に連なり、下方に向けて拡径する。肩部3の下端は胴部4の上端に連なる。本実施形態では肩部3の下端は拡径する段部6を介して胴部4の上端に連なるが、これに限らず、段部6を設けない構成としてもよい。
胴部4は、上下方向に垂直な第1方向D1に互いに対向する2つの主面部4bと、上下方向と第1方向D1の両方に垂直な第2方向D2に互いに対向する2つの主面部4bと、からなる4つの主面部4bと、4つのコーナー部4aと、からなり、各々のコーナー部4aは周方向に隣り合う2つの主面部4bを連ねる。各々のコーナー部4aは胴部4の下部(ヒール部)4cを除く部分において、いずれの主面部4bよりも幅の小さい平面帯状をなす。なお、平面帯状に代えて、上面視円弧状などに湾曲する湾曲帯状をなす構成としてもよい。また、各々のコーナー部4aは胴部4の下部4cを除く部分においては上下方向に一定の幅を有するが、胴部4の下部4cにおいては下方に向けて周方向に拡幅する。なお、各々のコーナー部4aは、胴部4の下部4cにおいて上下方向に一定の幅を有する構成としてもよいし、胴部4の下部4cにおいて下方に向けて周方向に減幅する構成としてもよい。
各々の主面部4bは径方向に窪む減圧吸収パネル7を有する。減圧吸収パネル7はその外周縁7aが段差を形成し、ボトル内部の減圧に伴ってボトル内側に容易に変形することができる。なお、減圧吸収パネル7を設けない構成としてもよいし、4つの主面部4bの一部のみに減圧吸収パネル7を設ける構成としてもよい。減圧吸収パネル7の形状や配置、大きさ等は適宜設定できる。
胴部4は、剛性を向上するために適宜、周方向に延びる凸状又は凹状の周リブや、上下方向に延びる凸状又は凹状の縦リブなどの凹凸形状を有する構成としてもよい。
本実施形態では、胴部4の下部4c(図3~図4参照)は下方に向けて縮径する。なお、胴部4の下部4cは直線状に縮径してもよいし、径方向外側に凸となる曲線状に縮径してもよい。また、胴部4の下部4cは下方に向けて縮径する構成に限らず、上下方向に一定の外径を有してもよい。胴部4の下端部4d(図3~図4参照)は接地部5aに連なる。胴部4の下端部4dは本実施形態では下方に向けて曲線状に縮径する。なお、胴部4の下端部4dは胴部4の下部4cの一部である。胴部4の下端部4dの傾斜角度は、胴部4の下部4cにおける下端部4dよりも上側の部分の傾斜角度よりも大きくなっているが、これに限らず、傾斜角度が同じであってもよい。
本実施形態では、角形ボトル1は、胴部4の下端部4dにおけるコーナー部4aの各々に、周方向に間欠的に並ぶ複数の凹部8a(図5参照)からなる間欠凹部8を有し、胴部4の下端部4dにおける主面部4bの各々の周方向中央部に、間欠凹部8が設けられていない平滑部9を有する。このように、胴部4の下端部4dにおけるコーナー部4aの各々に間欠凹部8を設けることで、接地部5aを補強することができる。また、胴部4の下端部4dにおける主面部4bの各々の周方向中央部に平滑部9を設けることで、製造ラインにおいて角形ボトル1が搬送コンベアで搬送される時に予期せぬ引っ掛かりを招くことを抑制することができる。すなわち、角形ボトル1が第1方向D1に搬送される時には、第2方向D2に互いに対向する2つの主面部4bの周方向中央部における下端部が凹部8aを有さないことにより、引っ掛かりを招きにくく、角形ボトル1が第2方向D2に搬送される時には、第1方向D1に互いに対向する2つの主面部4bの周方向中央部における下端部が凹部8aを有さないことにより、引っ掛かりを招きにくい。なお、各々の間欠凹部8を形成する凹部8aの数は本実施形態では8個であるが、これに限らず、2個以上であればよい。
本実施形態では、各々の間欠凹部8は胴部4の下端部4dのコーナー部4aのみに設けられる。したがって、引っ掛かりをより一層招きにくくすることができる。しかし、各々の間欠凹部8を胴部4の下端部4dのコーナー部4aから多少はみ出るように設ける構成としてもよい。なお、本実施形態では胴部4はその下端部4dにおいても扁平状をなし、下端部4dの下端は、短軸方向に互いに対向する2つの直線部と、長軸方向に互いに対向する第1曲率の2つの曲線部と、コーナー部4aに対応する第1曲率よりも大きい第2曲率の4つの曲線部と、からなる略トラック形状をなすが、これに限らない。
また本実施形態では、各々の間欠凹部8は胴部4の下端部4d内に収まるように設けられる。したがって、接地部5aを効率的に補強することができ、また、引っ掛かりをより一層招きにくくすることができる。なお、各々の間欠凹部8は胴部4の下端部4d内に収まるように設けられる構成に限らず、例えば、各々の間欠凹部8を胴部4の下端部4d、つまり下方に向けて曲線状に縮径する部分、からはみ出るように設ける構成としてもよい。この場合、各々の間欠凹部8は、胴部4の下部4cにおける下端部4dよりも上側の部分まではみ出るように設ける構成としてもよい。なお、引っ掛かりを抑制する観点からは、接地部5aにははみ出ない構成とするのが好ましい。
また本実施形態では、各々の間欠凹部8を形成する複数の凹部8aの各々はディンプル、つまり、上下方向と周方向の大きさの差が少ない例えば円形や半円形、角形などの小さな凹部8aからなる。したがって、接地部5aを効率的に補強することができる。なお、各々の間欠凹部8を形成する複数の凹部8aの各々はこれに限らず、例えば、上下方向に細長い構成としてもよいし、周方向に細長い構成としてもよい。
また本実施形態では、各々の間欠凹部8を形成する複数の凹部8aは、コーナー部4aの全長に亘って周方向に等間隔で間欠的に並ぶ。したがって、接地部5aを効率的に補強することができる。なお、各々の間欠凹部8を形成する複数の凹部8aはこれに限らず、例えば、コーナー部4aの全長の一部のみに亘って周方向に間欠的に並ぶ構成としてもよいし、周方向に異なる間隔で間欠的に並ぶ構成としてもよい。
また本実施形態では、各々の間欠凹部8を形成する複数の凹部8aは互いに同じ形状と大きさを有する。したがって、接地部5aを効率的に補強することができる。なお、各々の間欠凹部8を形成する複数の凹部8aはこれに限らず、例えば、互いに異なる形状又は大きさを有する構成としてもよい。
本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
したがって、前述した実施形態の角形ボトル1は、例えば以下に述べるような種々の変更が可能である。
前述した実施形態の角形ボトル1は、口部2、肩部3、胴部4、接地部5aをこの順に有し、胴部4が4つの主面部4bと4つのコーナー部4aとを有し、胴部4の下端部4dにおけるコーナー部4aの各々に、周方向に間欠的に並ぶ複数の凹部8aからなる間欠凹部8を有し、胴部4の下端部4dにおける主面部4bの各々の周方向中央部に、間欠凹部8が設けられていない平滑部9を有する、合成樹脂製の角形ボトル1である限り、種々変更可能である。
例えば、底凹部5bの形状は適宜設定できる。また、底部5は底凹部5bを有する構成に限らない。また、口部2の径寸法は適宜設定できる。また、肩部3の形状は適宜設定できる。
また、前述した実施形態の角形ボトル1は、上記構成において、各々の間欠凹部8が胴部4の下端部4d内に収まるように設けられる角形ボトル1であるのが好ましい。
また、前述した実施形態の角形ボトル1は、上記構成において、各々の間欠凹部8を形成する複数の凹部8aの各々がディンプルからなる角形ボトル1であるのが好ましい。
1 角形ボトル
2 口部
2a 雄ねじ
2b ネックリング
3 肩部
4 胴部
4a コーナー部
4b 主面部
4c 胴部の下部
4d 胴部の下端部
5 底部
5a 接地部
5b 底凹部
6 段部
7 減圧吸収パネル
7a 減圧吸収パネルの外周縁
8 間欠凹部
8a 凹部
9 平滑部
O 中心軸線
D1 第1方向
D2 第2方向

Claims (3)

  1. 口部、肩部、胴部、接地部をこの順に有し、
    前記胴部が4つの主面部と4つのコーナー部とを有し、
    前記胴部の下端部における前記コーナー部の各々に、周方向に間欠的に並ぶ複数の凹部からなる間欠凹部を有し、
    前記胴部の下端部における前記主面部の各々の周方向中央部に、前記間欠凹部が設けられていない平滑部を有する、合成樹脂製の角形ボトル。
  2. 各々の前記間欠凹部が前記胴部の前記下端部内に収まるように設けられる、請求項1に記載の角形ボトル。
  3. 各々の前記間欠凹部を形成する前記複数の凹部の各々がディンプルからなる、請求項1又は2に記載の角形ボトル。
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