JP2023006372A - プログラム及び印刷制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザにとって意図しない印刷物が印刷される可能性を低減できるプログラム及び印刷制御装置を提供する。
【解決手段】メイン処理において、印刷制御装置は供給電力の情報と、画像の情報とを取得する。画像は、シアン、マゼンタ、およびイエローの組み合わせにより表現される。印刷制御装置は取得した供給電力の情報、画像の情報に基づき、プレビュー画面処理を実行する。外部電源が接続され、供給電力がDxである場合、プレビュー画面処理において、印刷結果を示すプレビュー画像がプレビュー画面82に表示される。プリンタがバッテリで駆動し、供給電力が小さい場合、プレビュー画面処理において、プレビュー画面82に供給電力がDxである場合と異なるプレビュー画像62bが表示される。
【選択図】図6
【解決手段】メイン処理において、印刷制御装置は供給電力の情報と、画像の情報とを取得する。画像は、シアン、マゼンタ、およびイエローの組み合わせにより表現される。印刷制御装置は取得した供給電力の情報、画像の情報に基づき、プレビュー画面処理を実行する。外部電源が接続され、供給電力がDxである場合、プレビュー画面処理において、印刷結果を示すプレビュー画像がプレビュー画面82に表示される。プリンタがバッテリで駆動し、供給電力が小さい場合、プレビュー画面処理において、プレビュー画面82に供給電力がDxである場合と異なるプレビュー画像62bが表示される。
【選択図】図6
Description
本発明は、プログラム及び印刷制御装置に関する。
従来、サーマルヘッドがカラー感熱紙に熱エネルギーを与えることでカラー印刷を行うカラー印刷機が開示されている(例えば、特許文献1参照)。カラー感熱紙は、シアン発色層とマゼンタ発色層を有する。カラー印刷時において、マゼンタ発色層は、シアン発色層よりもサーマルヘッドに遠い位置に位置する。マゼンタ発色層の発色温度は、シアン発色層の発色温度よりも低温である。マゼンタ発色層の発色には、シアン発色層の発色よりも長時間の加熱が必要である。
カラー印刷機は、バッテリを電源とした場合、バッテリの消耗により供給電力が小さくなる。供給電力が小さいとき、カラー印刷機はカラー印刷紙の各発色層の発色に必要な熱エネルギー(発色温度、時間)をサーマルヘッドにより与えることができないことがある。このとき、カラー印刷機は、例えば発色温度がマゼンタ発色層よりも高温であるシアン発色層が発色しない等、ユーザにとって意図しない印刷物を形成する可能性がある。
本発明の目的は、ユーザにとって意図しない印刷物が印刷される可能性を低減できるプログラム及び印刷制御装置を提供することである。
本発明の第1態様に係るプログラムは、電力の大きさに応じて表現される色が異なる媒体への印刷を制御する印刷制御装置を動作させるプログラムであって、前記印刷制御装置に供給される供給電力に関する情報を取得する電力取得処理と、第1色と第2色との組み合わせにより表される画像を取得する画像取得処理と、前記電力取得処理により取得された情報に基づき、前記供給電力が前記画像における前記第1色と前記第2色を表現可能な第1電力の場合、前記画像の印刷イメージを表示装置に表示する表示処理と、前記電力取得処理により取得された情報に基づき、前記供給電力が前記画像における前記第1色は表現可能であるが前記第2色は表現可能でない第2電力の場合、前記画像の印刷イメージと異なる情報を報知する報知処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
第1態様によれば、ユーザは、印刷装置が媒体に第1色と第2色とが組み合わされることで表される画像を印刷不可能であることを報知により把握できる。よって、プログラムは、ユーザにとって意図しない印刷物が印刷される可能性を低減できる。
第1態様のプログラムにおいて、前記報知処理は、前記画像から前記第2色による表現が制限された制限画像の印刷イメージを前記表示装置に表示してもよい。この場合、ユーザは、表示装置に表示される制限画像の印刷イメージにより、画像のうち第2色により表される部分を印刷不可能であることを把握できる。よって、プログラムは、ユーザにとって意図しない印刷物が印刷される可能性を低減できる。
第1態様のプログラムにおいて、前記報知処理は、前記画像を、前記供給電力が前記第2電力であっても前記第2色を表現可能なサイズに縮小した縮小画像の印刷イメージを前記表示装置に表示してもよい。この場合、ユーザは、表示装置に表示される縮小画像の印刷イメージにより、印刷したいサイズの画像では印刷不可能であることを把握できる。よって、プログラムは、ユーザにとって意図しない印刷物が印刷される可能性を低減できる。
第1態様のプログラムにおいて、前記報知処理は、前記画像のうち前記第2色により表される部分を表現できないことを示すメッセージを報知してもよい。ユーザは、報知されるメッセージにより画像のうち第2色により表される部分を印刷不可能であることを把握できる。よって、プログラムは、ユーザにとって意図しない印刷物が印刷される可能性を低減できる。
第1態様のプログラムにおいて、前記メッセージは、前記供給電力の変更を促す情報を含んでもよい。この場合、ユーザは、メッセージにより電源を変更することで画像を媒体に印刷可能であることを把握できる。よって、プログラムは、ユーザにとって意図しない印刷物が印刷される可能性を低減できる。
第1態様のプログラムにおいて、前記報知処理は、前記画像から前記第2色の表現が制限された制限画像が前記媒体に印刷された場合の印刷イメージと併せて、前記印刷制御装置に電力を供給する電源の変更後の印刷イメージ及び前記画像を縮小した縮小画像の印刷イメージの少なくとも一方を前記表示装置に表示してもよい。この場合、ユーザは、印刷イメージにより、電源の変更、及び画像の縮小の少なくとも一方を実行することにより画像を媒体に印刷可能であることを把握できる。よって、プログラムは、ユーザにとって意図しない印刷物が印刷される可能性を低減できる。
第1態様のプログラムにおいて、前記供給電力が変更されたか判断する電力変更処理を実行し、前記電力変更処理により前記供給電力が前記第1電力に変更された場合、前記表示処理を実行してもよい。この場合、ユーザは、電源からの供給電力が第1電力に変更されたことで、変更後の供給電力により画像を印刷可能であることを把握できる。よって、プログラムは、ユーザにとって意図しない印刷物が印刷される可能性を低減できる。
第1態様のプログラムにおいて、前記画像取得処理により取得される前記画像は、前記画像を印刷する前記媒体を特定する媒体情報が対応付けられており、前記画像は、対応付けられた前記媒体情報で特定される前記媒体の幅方向の長さに応じて画像サイズが変更され、前記プログラムは、前記画像に対応する前記媒体情報が変更されたか判断する媒体変更処理を実行し、前記媒体変更処理により、前記供給電力が前記第2電力であっても前記第1色を表現可能なサイズに縮小した縮小画像に対応する前記媒体を特定する前記媒体情報に変更されたと判断された場合、前記表示処理を実行してもよい。この場合、ユーザは、変更後の媒体に画像を印字可能であるか否かを把握できる。よって、プログラムは、ユーザにとって意図しない印刷物を形成する可能性を低減できる。
第1態様のプログラムにおいて、変更後の前記供給電力または変更後の前記媒体で、前記表示処理により、印刷イメージとともに、要望通りに印刷できる旨の更新メッセージを報知してもよい。この場合、ユーザは、電源の変更または媒体の変更により画像を媒体に印字可能であることを把握できる。よって、ユーザは、要望通りの印刷物を得ることができる。
本発明の第2態様に係る印刷制御装置は、電力の大きさに応じて表現される色が異なる媒体への印刷を制御する制御部を備える印刷制御装置であって、前記制御部は、前記印刷制御装置に供給される供給電力に関する情報を取得する電力取得部と、第1色と第2色との組み合わせにより表される画像を取得する画像取得部と、前記電力取得部により取得された情報に基づき、前記供給電力が前記画像における前記第1色と前記第2色を表現可能な第1電力の場合、前記画像の印刷イメージを表示装置に表示する表示部と、前記電力取得部により取得された情報に基づき、前記供給電力が前記画像における前記第1色は表現可能であるが前記第2色は表現可能でない第2電力の場合、前記画像の印刷イメージと異なる情報を報知する報知部とを備えることを特徴とする。第2態様は第1態様と同様の効果を奏することができる。
図面を参照して、本発明の一実施形態に係る印刷システム100を説明する。図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられる。すなわち、図面に記載されている装置の構成および制御は、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
図1を参照し、印刷システム100の概要を説明する。印刷システム100は、印刷制御装置1とプリンタ2とで構成される。印刷制御装置1は、例えばパーソナルコンピュータであり、プリンタ2と無線または有線で相互に通信できる。印刷制御装置1は、感熱テープ4への印刷内容を編集し、編集された印刷内容に基づく印刷データをプリンタ2に送信する。
プリンタ2は、印刷制御装置1から送信された印刷データに基づいて画像を感熱テープ4に印刷し、印刷済みのラベル6を作成する。プリンタ2は、作成されたラベル6を切断することでラベル60を作成する。本実施形態において、画像はシアン、マゼンタ、およびイエローの組み合わせにより表現される一または複数の文字、図形、記号等で構成される。プリンタ2は、バッテリ50を備える。バッテリ50は、プリンタ2と接続される外部電源90により充電可能である。プリンタ2は、バッテリ50または外部電源90からの供給電力で駆動する。
図1を参照し、印刷制御装置1の電気的構成を説明する。印刷制御装置1は、相互に接続するCPU11、ROM12、RAM13、フラッシュメモリ14、表示装置15、入力部16、および通信部17を備える。CPU11はプロセッサとして機能し、印刷制御装置1を制御する。ROM12は、後述のプレビュー処理(図9参照)を含む各処理をCPU11が実行するためのメインプログラム、後述するプロファイル80(図3参照)、メインプログラムの実行時にCPU11が必要な情報等を記憶する。RAM13は、メインプログラムの実行時に各処理でCPU11が参照する各種データ等を一時的に記憶する。フラッシュメモリ14は印刷に必要な印刷データ等を記憶する。表示装置15は、後述の編集画面81(図4参照)、プレビュー画面82(図5参照)等を表示する。入力部16は、ユーザによって操作され、操作に応じた信号をCPU11に出力する。通信部17は、プリンタ2と通信するためのコントローラである。
図1を参照し、プリンタ2の機械的構成を説明する。プリンタ2は装着部21を備える。装着部21には、テープカセット3が着脱可能に装着される。テープカセット3の中には、第一テープロール31、第二テープロール32、および圧着ローラ35が設けられる。
第一テープロール31は、第一スプール311に感熱テープ4が巻かれることで構成される。第二テープロール32は、第二スプール321に粘着テープ5が巻かれることで構成される。圧着ローラ35は、テープカセット3から外部に露出する。
装着部21には、サーマルヘッド22、プラテンローラ23、圧着ローラ24が設けられる。サーマルヘッド22は複数の発熱体(図示略)を備える。サーマルヘッド22は、感熱テープ4を複数の発熱体によって加熱することで印刷を行う。プラテンローラ23は、サーマルヘッド22との間で感熱テープ4を挟み、回転することで第一テープロール31から感熱テープ4を引き出して搬送する。
圧着ローラ24は、圧着ローラ35との間で感熱テープ4と粘着テープ5とを挟み、感熱テープ4に粘着テープ5を圧着することでラベル6を作成する。圧着ローラ24、35は、回転することで、第二テープロール32から粘着テープ5を引き出しながら、作成されたラベル6を搬送する。圧着ローラ24よりもラベル6の搬送方向下流には、カッタ26が設けられる。カッタ26はラベル6を切断する。
図1を参照し、プリンタ2の電気的構成を説明する。プリンタ2は、CPU51を備える。CPU51は、RAM53、サーマルヘッド22、カッタ26、搬送モータ55、媒体センサ56、電力センサ57、および通信部58と相互に接続する。CPU51はプロセッサとして機能し、プリンタ2を制御する。RAM53は、媒体センサ56および電力センサ57が検出した情報等を一時的に記憶する。搬送モータ55は、プラテンローラ23および圧着ローラ24を回転駆動する。媒体センサ56は、装着部21に装着されたテープカセット3が収容する感熱テープ4および粘着テープ5の情報を検出する。本実施形態において、媒体センサ56は感熱テープ4の幅を検出する。電力センサ57は、バッテリ50に充電されている電力を検出する。通信部58は、印刷制御装置1と通信するためのコントローラである。
図2を参照し、感熱テープ4の構成を説明する。以下では、図4の上側および下側をそれぞれ各テープの上側および下側とする。感熱テープ4は、複数の層が積層されて構成される。詳細には感熱テープ4は基材41と複数の感熱層42と複数の遮熱層43とオーバーコート層44とを有する。本実施形態では複数の感熱層42は第一感熱層421と第二感熱層422と第三感熱層423とを含む。複数の遮熱層43は第一遮熱層431と第二遮熱層432とを含む。
基材41、第一感熱層421、第一遮熱層431、第二感熱層422、第二遮熱層432、第三感熱層423、およびオーバーコート層44は、この順で感熱テープ4の下側から順に感熱テープ4の厚み方向(図2の上下方向)に並んで積層される。つまり、オーバーコート層44は複数の感熱層42に対して基材41とは反対側、詳細には感熱テープ4の上面に設けられる。
基材41は樹脂フィルムであり、詳細には樹脂フィルムであり、より詳細にはポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムである。
複数の感熱層42の各層は、各層に応じた発色温度に加熱されることで、各層に応じた色を発色する。複数の感熱層42には例えば特開2008-6830号公報に記載の薬品が用いられる。
第一感熱層421は、第一遮熱層431の下面に薬品が塗布されることで膜状に形成される。第一感熱層421は、第一温度を超えた場合に第一色に発色する。本実施形態では第一色はシアンである。
第二感熱層422は、第二遮熱層432の下面に薬品が塗布されることで膜状に形成される。第二感熱層422は、第二温度を超えた場合に第二色に発色する。第二温度は第一温度よりも高い。本実施形態では第二色はマゼンタである。
第三感熱層423は、第二遮熱層432の上面に薬品が塗布されることで膜状に形成される。第三感熱層423は、第三温度を超えた場合に第三色に発色する。第三温度は第二温度よりも高い。本実施形態では第三色はイエローである。
複数の遮熱層43はシート状である。複数の遮熱層43の熱伝導性は低いので、複数の遮熱層43は熱伝導に対して抵抗として作用する。これにより、第二遮熱層432は第二感熱層422の温度を第三感熱層423の温度よりも低くすることができる。第一遮熱層431は第一感熱層421の温度を第二感熱層422の温度よりも低くすることができる。このように、感熱テープ4は遮熱層43の作用によって、第一感熱層421の温度を第一温度より高く且つ第二温度よりも低い温度に、第二感熱層422の温度を第二温度よりも高く且つ第三温度よりも低い温度に、第三感熱層423の温度を第三温度よりも高い温度に、それぞれ意図的に制御することが可能となる。
オーバーコート層44は、第三感熱層423の上面にコーティングされることで膜状に形成される。オーバーコート層44は、基材41とは反対側(つまり、感熱テープ4の上面側)から複数の感熱層42を保護する。
上記構成によれば、プリンタ2は以下のように印刷動作を実行する。CPU51は、搬送モータ55を制御しながらサーマルヘッド22およびカッタ26を制御する。詳細には、CPU51は、感熱テープ4を搬送しながら複数の感熱層42をサーマルヘッド22によって加熱する。複数の感熱層42が発色して、感熱テープ4が印刷される。CPU51は、印刷された感熱テープ4に粘着テープ7を圧着ローラ24、35の間で貼り合わせてラベル6を作成する。感熱テープ4は複数の感熱層42に対して基材41とは反対側から粘着テープ7が貼り合わされる。CPU91はカッタ26を制御してラベル6を切断することで、ラベル60を作成する。
図3を参照し、印刷制御装置1のROM12に記憶されるプロファイル80を説明する。プロファイル80は、印刷する画像の幅W1、W2、W3・・・(W1<W2<W3・・・)と、供給電力D1、D2、D3・・・(D1<D2<D3・・・)との組み合わせで、プリンタ2において複数の感熱層42がそれぞれ発色できるか否かを示す。
例えば、プリンタ2は供給電力がD2であるとき、シアン、マゼンタ、およびイエローの組み合わせにより表現される幅W2の画像を印刷できる。一方、プリンタ2は供給電力がD1であるとき、シアン、マゼンタ、およびイエローの組み合わせにより表現される幅W2の画像のうち、イエローで表現される部分を印刷できない。プリンタ2は、外部電源90と接続する等、供給電力を大きくするか、画像のサイズを縮小することで、ユーザの要望通りの画像を印刷できる。外部電源90からの供給電力Dxは、プリンタ2によりユーザの要望通りの画像を印刷するために必要な電力よりも十分に大きい。外部電源90と接続されたプリンタ2は、テープカセット3に収容される全ての幅の感熱テープ4に、ユーザの要望通りの画像を印刷できる。
図4~図8を参照し、印刷制御装置1の表示装置15に表示される編集画面81およびプレビュー画面82の表示内容を説明する。図4~図8における左右方向および上下方向は、それぞれ、ラベル60の長尺方向および幅方向である。なお、図4~図8では、画像の第一色(シアン)で表現される部分を黒色で図示する。画像の第二色(マゼンタ)で表現される部分を右側に向かって上方に傾斜した斜線で図示する。画像の第三色(イエロー)であることを右側に向かって下方に傾斜した斜線で図示する。
図4を参照し、編集画面81の表示内容を説明する。ユーザは、入力部16を操作し、メイン処理の実行をCPU11に入力する。CPU11は、ROM12から制御プログラムを読みだして動作することで、メイン処理を実行する。編集画面81は、メイン処理を実行することで表示される画面である。編集画面81は、編集イメージ表示領域81aと、各種コマンド操作領域81bとを含む。編集イメージ表示領域81aは、ユーザによって編集された、ラベル60を作成するための印刷内容を表示する。編集イメージ表示領域81aは、印刷内容として感熱テープ4に印刷する画像の印刷イメージである編集イメージ61を表示する。編集イメージ61は、感熱テープ4に印刷する画像と同じ色、即ちシアン、マゼンタ、およびイエローの組み合わせにより表現される。各種コマンド操作領域81bは、編集イメージ表示領域81aに表示される印刷内容に対し、入力部16を介してユーザからのコマンド入力を行うためのアイコン70が表示される。各種コマンド操作領域81bには、編集イメージ表示領域81aに表示される印刷内容がプリンタ2で印刷された場合の印刷結果を仮想的に示すプレビュー画像62の表示指示を行うためのプレビューアイコン70aを含む。
図5~図8を参照し、プレビュー画面82の表示内容を説明する。プレビュー画面82は、編集画面81のプレビューアイコン70aを操作することにより表示される画面であり、印刷制御装置1がプリンタ2から取得する情報に基づき、プリンタ2で画像が印刷された場合の印刷結果を仮想的に示すプレビュー画像62を表示する。本実施形態において、印刷制御装置1がプリンタ2から取得する情報は、電力センサ57が検出するバッテリ50の電力、および媒体センサ56が検出する感熱テープ4の幅である。
プロファイル80(図3参照)に基づき、感熱テープ4にユーザの要望通りの画像を印刷できる場合、図5に示すように、プレビュー画面82に表示されるプレビュー画像62a(62)は編集イメージ61と同じになる。即ち、プレビュー画像62aは、感熱テープ4に印刷する画像と同じ色により表現される。
プロファイル80に基づき、感熱テープ4にユーザの要望通りの画像を印刷できない場合、プレビュー画面82はプレビュー画像62b(62)、メッセージ71、および変更プレビュー画面83、84を表示する。プレビュー画像62bは、印刷する画像から印刷できない色による表現が制限されたプレビュー画像62である。バッテリ50の供給電力D2で幅W3の画像を感熱テープ4に印刷する場合、図6に示すように、プレビュー画像62bは印刷する画像から黄色が制限されて表示される。
メッセージ71は、プレビュー画像62bの下側に設けられる。メッセージ71は、バッテリ50に充電されている電力では感熱テープ4にユーザの要望通りの画像を印刷できないこと、および外部電源90を接続するか、感熱テープ4の幅を狭くすることでユーザの要望通りの画像を印刷できるようになることを報知する。具体的に、どの幅の感熱テープ4(本実施例では、幅W2以下の感熱テープ4)にすればユーザの要望通りに画像を印刷できるようになるかもあわせて報知してもよい。
変更プレビュー画面83、84は、メッセージ71の下側に設けられる。変更プレビュー画面84は、変更プレビュー画面83の下側に並べられる。変更プレビュー画面83は、プリンタ2に外部電源90が接続された場合のプレビュー画像63(62)を表示する。よって、プレビュー画像63は、感熱テープ4に印刷する画像と同じ色、即ちシアン、マゼンタ、およびイエローの組み合わせにより表現される。
変更プレビュー画面84は、感熱テープ4が幅の狭いものに変更された場合のプレビュー画像64(62)を表示する。プレビュー画像64は、変更された感熱テープ4にサイズが縮小された画像が印刷される場合の印刷結果を示す。プレビュー画像64で示される印刷結果は、バッテリ50に充電されている電力で印刷する場合のものである。本実施形態では、プロファイル80に基づき印刷が可能となる幅の感熱テープ4のうち最大の幅W2の感熱テープ4に印刷された場合の印刷結果が示される。プレビュー画像64の上下方向の大きさは、プレビュー画像62bの上下方向の大きさよりも小さくなる。プレビュー画像64は、感熱テープ4に印刷する画像と同じ色、即ちシアン、マゼンタ、およびイエローの組み合わせにより表現される。
印刷制御装置1は、感熱テープ4にユーザの要望通りの画像を印刷できない場合、プリンタ2に外部電源90を接続されたか、または感熱テープ4の幅が狭くなったか否かを判断する。プリンタ2に外部電源90を接続された、または感熱テープ4の幅が狭くなった場合、変更された内容に基づきプレビュー画面82が更新される。
プリンタ2に外部電源90を接続された場合、図7に示すように、プレビュー画面82が更新され、プレビュー画像62c(62)、メッセージ72が表示される。プレビュー画像62cはプレビュー画像63と同じになる。即ち、プレビュー画像62cは、感熱テープ4に印刷する画像と同じ色により表現される。メッセージ72は、プレビュー画像62cの下側に設けられる。メッセージ72は、外部電源90を接続されたことでユーザの要望通りの画像を印刷できることを報知する。
感熱テープ4の幅が狭くなった場合、プレビュー画面82が更新される。プレビュー画像62dの上下方向の大きさは、媒体センサ56が検出した感熱テープ4の幅に基づき、編集イメージ61の上下方向の大きさに対して縮小される。変更後の感熱テープ4の幅が、ユーザの要望通りの画像を印刷できる幅である場合、図8に示すように、プレビュー画面82はプレビュー画像62d(62)、メッセージ73を表示する。プレビュー画像62dは、感熱テープ4に印刷する画像と同じ色により表現される。メッセージ73は、プレビュー画像62dの下側に設けられる。メッセージ73は、感熱テープ4の幅が狭くなったことでユーザの要望通りの画像を印刷できることを報知する。
図9を参照し、プレビュー処理を説明する。プレビュー処理は、表示装置15に表示される編集画面81から入力部16(図1参照)を介してプレビューアイコン70aが操作されることで、プレビュー画面82の表示指示が入力された場合に、CPU11が実行する表示装置15に表示する処理である。
プレビュー処理が開始されると、CPU11は通信部17を介してプリンタ2から供給電力の情報を取得する(S1)。プリンタ2は、外部電源90が接続されているか否かの情報、および電力センサ57が検出するバッテリ50に充電されている電力をRAM53に記憶する。プリンタ2のCPU51は、プリンタ2と外部電源90とが接続されている場合は供給電力がDxであることをCPU11に通知する。CPU51は、プリンタ2と外部電源90とが接続されていない場合はバッテリ50に充電されている電力を供給電力としてCPU11に通知する。
CPU11は、通信部17を介して感熱テープ4の幅の情報を取得する(S2)。プリンタ2は、媒体センサ56が検出する感熱テープ4の幅をRAM53に記憶する。CPU51は、感熱テープ4の幅の情報をCPU11に通知する。
CPU11は、印刷内容として感熱テープ4に印刷する画像の情報を取得する(S3)。ユーザは、メイン処理で編集画面81を操作することで、ラベル60を作成するための印刷内容を編集する。編集された画像の情報には、通信部17を介して取得された感熱テープ4の幅の情報が対応付けられる。画像の情報は、RAM13に記憶される。
CPU11は、プレビュー画面表示処理を実行する(S4)。プレビュー画面表示処理において、CPU11は取得した供給電力の情報、画像の情報、およびプロファイル80に基づき、プレビュー画面82を表示装置15に表示する(図5参照)。ユーザは、プレビュー画面82を確認し、プリンタ2による印刷を実行するか否かを決定する。
CPU11は、感熱テープ4の幅の情報が変更されたか否かを判断する(S5)。CPU11は、プレビュー処理を実行している間、定期的にプリンタ2に感熱テープ4の幅の情報を問い合わせる。S5は、CPU51が通知する感熱テープ4の幅の情報に基づき判断される。感熱テープ4の幅の情報が変更された場合(S5:YES)、変更された感熱テープ4の幅の情報に基づき、プレビュー画面82を図8に示すように更新する(S4)。感熱テープ4の幅の情報に変更がない場合(S5:NO)、CPU11は処理をS6に移行する。
CPU11は、供給電力の情報が変更されたか否かを判断する(S6)。CPU11は、プレビュー処理を実行している間、定期的にプリンタ2に供給電力の情報を問い合わせる。S6は、CPU51が通知する供給電力の情報に基づき判断される。供給電力が変更された場合(S6:YES)、変更された供給電力に基づき、プレビュー画面82を図7に示すように更新する(S4)。供給電力の情報に変更がない場合(S6:NO)、CPU11は、処理をS7に移行する。
CPU11は、ユーザから入力部16を介して印刷指示が入力されたか否かを判断する(S7)。印刷指示が入力された場合(S7:YES)、CPU11は、通信部17を介してプリンタ2に印刷データを含む印刷指示を送信し(S8)、プレビュー処理を終了する。プリンタ2は、印刷指示を受信すると、感熱テープ4に印刷データを印刷する。印刷指示が入力されていない場合(S7:NO)、CPU11は処理をS5に戻す。
以上説明したように、メイン処理において、CPU11は供給電力の情報(S1)と、画像の情報(S3)とを取得する。画像は、シアン、マゼンタ、およびイエローの組み合わせにより表現される。CPU11は取得した供給電力の情報、画像の情報に基づき、プレビュー画面処理を実行する(S4)。外部電源90が接続され、供給電力がDxである場合、プリンタ2は感熱テープ4に画像を印刷できる。この場合、プレビュー画面処理において、ユーザが編集した印刷内容である編集イメージ61が編集画面81に、印刷結果を示すプレビュー画像62aがプレビュー画面82にそれぞれ表示される(図4参照)。プリンタ2がバッテリ50で駆動し、供給電力が小さい場合、プリンタ2は画像のうち、例えばイエローで表現される部分を印刷できない。この場合、プレビュー画面処理において、プレビュー画面82に供給電力がDxである場合と異なるプレビュー画像62bが表示される(図5参照)。ユーザは、プレビュー画面82を確認することで要望通りの画像を印刷不可能であることを把握できる。よって、メイン処理を実行するためのメインプログラムは、ユーザにとって意図しないラベル60が作成される可能性を低減できる。
プレビュー画面処理において、印刷する画像から印刷できない色による表現が制限されたプレビュー画像62bが表示される。ユーザは、プレビュー画像62bにより、編集された画像から印刷できない色があることを把握できる。よって、メインプログラムは、ユーザにとって意図しないラベル60が作成される可能性を低減できる。
プレビュー画面処理において、変更プレビュー画面84は、感熱テープ4が幅の狭いものに変更された場合のプレビュー画像64を表示する。プレビュー画像64は、変更された感熱テープ4に、サイズが縮小された画像が印刷される場合の印刷結果が示される。ユーザは、プレビュー画像64により、印刷したいサイズの画像では印刷不可能であることを把握できる。よって、メインプログラムは、ユーザにとって意図しないラベル60が作成される可能性を低減できる。
プレビュー画面処理において、プレビュー画面82にメッセージ71が表示される。メッセージ71は、バッテリ50に充電されている電力では感熱テープ4にユーザの要望通りの画像を印刷できないことを報知する。ユーザは、メッセージ71により、編集された画像から印刷できない色はあることを把握できる。よって、メインプログラムは、ユーザにとって意図しないラベル60が作成される可能性を低減できる。
メッセージ71は、供給電力の変更を促すために、外部電源90を接続することでユーザの要望通りの画像を印刷できるようになることを報知する。この場合、ユーザは、メッセージ71により、外部電源90を接続することで要望通りの画像を印刷できるようになることを把握できる。よって、メインプログラムは、ユーザにとって意図しないラベル60が作成される可能性を低減できる。
プレビュー画面処理において、プレビュー画面82には、プレビュー画像62bと併せてプレビュー画像63、64が表示される。プレビュー画像63は、プリンタ2に外部電源90が接続された場合の印刷結果が示される。ユーザは、プレビュー画像63、64により、外部電源90の接続及び画像の縮小の少なくとも一方を実行することで要望通りの画像を印刷できるようになることを把握できる。よって、メインプログラムは、ユーザにとって意図しないラベル60が作成される可能性を低減できる。
メイン処理において、CPU11は供給電力の情報が変更されたか否かを判断する(S6)。供給電力が変更された場合(S6:YES)、CPU11は変更された供給電力に基づき、プレビュー画面82を更新する(S4)。ユーザは、供給電力が変更されたことで、要望通りの画像を印刷できるようになることを把握できる。よって、メインプログラムは、ユーザにとって意図しないラベル60が作成される可能性を低減できる。
メイン処理において、CPU11は感熱テープ4の幅の情報が変更されたか否かを判断する(S5)。感熱テープ4の幅の情報が変更された場合(S5:YES)、CPU11は変更された感熱テープ4の幅の情報が画像の情報に対応付け(S3)、プレビュー画面82を更新する(S4)。ユーザは、感熱テープ4の幅が変更されたことで、バッテリ50に充電されている電圧であっても要望通りの画像を印刷できるようになることを把握できる。よって、メインプログラムは、ユーザにとって意図しないラベル60が作成される可能性を低減できる。
供給電力が変更されて更新されたプレビュー画面82では、メッセージ72が表示される(図6参照)。メッセージ72は、外部電源90を接続されたことでユーザの要望通りの画像を印刷できることを報知する。感熱テープ4が変更されて更新されたプレビュー画面82では、メッセージ73が表示される(図7参照)。メッセージ73は、感熱テープ4の幅が狭くなったことでユーザの要望通りの画像を印刷できることを報知する。ユーザは、供給電力または感熱テープ4の幅が変更されたことで、要望通りの画像を印刷できるようになることを把握できる。よって、メインプログラムは、ユーザの要望通りのラベル60を作成できる。
上記実施形態において、感熱テープ4が本発明の「媒体」に相当する。CPU11が本発明の「制御部」に相当する。S1が本発明の「電力取得処理」に相当し、S1を実行するCPU11が本発明の「電力取得部」に相当する。S3が本発明の「画像取得処理」に相当し、S3を実行するCPU11が本発明の「画像取得部」に相当する。マゼンタが本発明の「第1色」に相当する。イエローが本発明の「第2色」に相当する。供給電力Dxが本発明の「第1電力」に相当する。プレビュー画像62aが本発明の「画像のイメージ」に相当する。プレビュー画像62aが表示されるS4が本発明の「表示処理」に相当し、S4を実行するCPU11が本発明の「表示部」に相当する。イエローを表現不可能である供給電力D1が本発明の「第2電力」に相当する。プレビュー画像62bが本発明の「異なる情報」「制限画像の印刷イメージ」に相当する。プレビュー画像62bが表示されるS4が本発明の「報知処理」に相当し、S4を実行するCPU11が本発明の「報知部」に相当する。プレビュー画像64が本発明の「縮小画像の印刷イメージ」に相当する。メッセージ71が本発明の「メッセージ」に相当する。S6が本発明の「電力変更処理」に相当する。感熱テープ4の幅の情報が本発明の「媒体情報」に相当する。S5が本発明の「媒体変更処理」に相当する。メッセージ72、73が本発明の「更新メッセージ」に相当する。
本発明は上記実施形態から種々変更できる。以下説明する各種変形例は、矛盾が生じない限りそれぞれ組み合わせ可能である。CPU11が処理を実行するための指令を含むプログラムは、印刷制御装置1がプログラムを実行するまでに、当該装置の記憶機器に記憶されればよい。従って、プログラムの取得方法、取得経路及びプログラムを記憶する機器の各々は、適宜変更してもよい。印刷制御装置1で実行されるプログラムは、ケーブル又は無線通信を介して他の装置から受信し、フラッシュメモリ14等の記憶装置に記憶されてもよい。他の装置は、例えば、PC、及びネットワーク網を介して接続されるサーバを含む。
上記実施形態では、印刷システム100は印刷制御装置1とプリンタ2とで構成される。これに対し、印刷システム100は印刷制御装置1とプリンタ2とが一体となった構成であってもよい。
上記実施形態では、プロファイル80に基づき、供給電力と印刷する画像のサイズ(幅)の組み合わせで、ユーザの要望通りの画像が印刷できるか否かが決定される。これに対し、供給電力にのみ基づき、ユーザの要望通りの画像が印刷できるか否かが決定されてもよい。この場合、感熱テープ4の幅の変更がないとして、プリンタ2は媒体センサ56を備えなくてもよい。また、感熱テープ4の幅に代えて、印刷する画像のサイズに基づき、ユーザの要望通りの画像が印刷できるか否かが決定されてもよい。この場合、感熱テープ4が変更されず、画像が縮小された場合であっても、ユーザの要望通りの画像が印刷できる。
上記実施形態では、印刷制御装置1のプログラムは、要望通りではない画像(例えば、イエローによる表現が制限された画像)が印刷される場合に、表示装置15のプレビュー画面82に表示されるプレビュー画像62b等で要望通りではない画像が印刷されることを報知した。これに対し、プログラムは、表示装置15による表示以外の態様で報知してもよい。例えば、印刷制御装置1はスピーカを備え、スピーカから音声を出力することで報知してもよい。
上記実施形態では、要望通りではない画像が印刷される場合に、プレビュー画像62bおよびメッセージ71を表示したが、プレビュー画像62bおよびメッセージ71の何れか一方のみが表示されていればよい。要望通りではない画像が印刷される場合に、変更プレビュー画面83、84は表示されなくてもよい。
上記実施形態では、供給電力が変更されて更新されたプレビュー画面82では、プレビュー画像62cおよびメッセージ72が表示される。これに対し、供給電力が変更されて更新されたプレビュー画面82ではプレビュー画像62cおよびメッセージ72の何れか一方のみが表示されていればよい。感熱テープ4の幅が変更されて更新されたプレビュー画面82では、プレビュー画像62dおよびメッセージ73が表示される。これに対し、感熱テープ4の幅が変更されて更新されたプレビュー画面82ではプレビュー画像62dおよびメッセージ73の何れか一方のみが表示されていればよい。
上記実施形態では、プリンタ2は、バッテリ50または外部電源90からの供給電力で駆動する。これに対し、プリンタ2は、バッテリ50の供給電力でのみ駆動してもよい。この場合、S1においてCPU11は電力センサ57が検出するバッテリ50の電力を取得する。バッテリ50は、プリンタ2に対して交換可能であってもよいし、交換不可能であってもよい。バッテリ50がプリンタ2に対して交換可能である場合、バッテリ50の交換により、ユーザの要望通りの画像を印刷できるか否かを決定してもよい。
上記実施形態では、メイン処理においてCPU11はプリンタ2から供給電力の情報(S1)、感熱テープ4の幅の情報(S2)をそれぞれ取得したが、取得する情報はこれに限定されない。例えば、CPU11は複数の感熱層42のそれぞれの発する色、発色温度等を取得してもよい。
上記実施形態において、複数の感熱層42は2層で構成されてもよい。つまり、第三感熱層423は省略されてもよい。この場合、第二遮熱層432も省略されてもよい。この場合、第一遮熱層431の下面に薬品が塗布されることで第一感熱層421が形成され、第一遮熱層431の上面に薬品が塗布されることで第二感熱層422が形成されてもよい。
上記実施形態において、複数の感熱層42は4層以上で構成されてもよい。例えば第三感熱層423に対して第二感熱層422とは反対側に第四感熱層(図示略)が設けられてもよい。この場合、第四感熱層は例えば第四温度を超えた場合に第四色に発色する。第四温度は第三温度よりも高い。第四色は例えばブラックである。この場合、厚み方向において第三感熱層423と第四感熱層との間には第三遮熱層(図示略)が設けられる。
上記実施形態において、第一色、第二色、および第三色はそれぞれシアン、マゼンタ、およびイエロー以外の色でもよく、例えばそれぞれ赤、青、および緑でもよい。
上記実施形態において複数の感熱層42はそれぞれ複数の遮熱層43の上面に薬品が塗布されることで形成されてもよい。複数の感熱層42はあらかじめシート状に形成され、複数の遮熱層43に接着されてもよい。
1 印刷制御装置
2 プリンタ
4 感熱テープ
11 CPU
15 表示装置
50 バッテリ
56 媒体センサ
57 電力センサ
60 ラベル
61 編集イメージ
62、62a、62b、62c、62d、63、64 プレビュー画像
71、72、73 メッセージ
80 プロファイル
81 編集画面
82 プレビュー画面
90 外部電源
2 プリンタ
4 感熱テープ
11 CPU
15 表示装置
50 バッテリ
56 媒体センサ
57 電力センサ
60 ラベル
61 編集イメージ
62、62a、62b、62c、62d、63、64 プレビュー画像
71、72、73 メッセージ
80 プロファイル
81 編集画面
82 プレビュー画面
90 外部電源
Claims (10)
- 電力の大きさに応じて表現される色が異なる媒体への印刷を制御する印刷制御装置を動作させるプログラムであって、
前記印刷制御装置に供給される供給電力に関する情報を取得する電力取得処理と、
第1色と第2色との組み合わせにより表される画像を取得する画像取得処理と、
前記電力取得処理により取得された情報に基づき、前記供給電力が前記画像における前記第1色と前記第2色を表現可能な第1電力の場合、前記画像の印刷イメージを表示装置に表示する表示処理と、
前記電力取得処理により取得された情報に基づき、前記供給電力が前記画像における前記第1色は表現可能であるが前記第2色は表現可能でない第2電力の場合、前記画像の印刷イメージと異なる情報を報知する報知処理と
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 前記報知処理は、前記画像から前記第2色による表現が制限された制限画像の印刷イメージを前記表示装置に表示することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
- 前記報知処理は、前記画像を、前記供給電力が前記第2電力であっても前記第2色を表現可能なサイズに縮小した縮小画像の印刷イメージを前記表示装置に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載のプログラム。
- 前記報知処理は、前記画像のうち前記第2色により表される部分を表現できないことを示すメッセージを報知することを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のプログラム。
- 前記メッセージは、前記供給電力の変更を促す情報を含むことを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
- 前記報知処理は、前記画像から前記第2色の表現が制限された制限画像が前記媒体に印刷された場合の印刷イメージと併せて、前記印刷制御装置に電力を供給する電源の変更後の印刷イメージ及び前記画像を縮小した縮小画像の印刷イメージの少なくとも一方を前記表示装置に表示することを特徴とする請求項1~5の何れかに記載のプログラム。
- 前記供給電力が変更されたか判断する電力変更処理を実行し、
前記電力変更処理により前記供給電力が前記第1電力に変更された場合、前記表示処理を実行することを特徴とする請求項1~6の何れかに記載のプログラム。 - 前記画像取得処理により取得される前記画像は、前記画像を印刷する前記媒体を特定する媒体情報が対応付けられており、前記画像は、対応付けられた前記媒体情報で特定される前記媒体の幅方向の長さに応じて画像サイズが変更され、
前記プログラムは、
前記画像に対応する前記媒体情報が変更されたか判断する媒体変更処理を実行し、
前記媒体変更処理により、前記供給電力が前記第2電力であっても前記第1色を表現可能なサイズに縮小した縮小画像に対応する前記媒体を特定する前記媒体情報に変更されたと判断された場合、前記表示処理を実行することを特徴とする請求項1~6の何れかに記載のプログラム。 - 変更後の前記供給電力または変更後の前記媒体で、前記表示処理により、印刷イメージとともに、要望通りに印刷できる旨の更新メッセージを報知することを特徴とする請求項7又は8に記載のプログラム。
- 電力の大きさに応じて表現される色が異なる媒体への印刷を制御する制御部を備える印刷制御装置であって、
前記制御部は、
前記印刷制御装置に供給される供給電力に関する情報を取得する電力取得部と、
第1色と第2色との組み合わせにより表される画像を取得する画像取得部と、
前記電力取得部により取得された情報に基づき、前記供給電力が前記画像における前記第1色と前記第2色を表現可能な第1電力の場合、前記画像の印刷イメージを表示装置に表示する表示部と、
前記電力取得部により取得された情報に基づき、前記供給電力が前記画像における前記第1色は表現可能であるが前記第2色は表現可能でない第2電力の場合、前記画像の印刷イメージと異なる情報を報知する報知部と
を備えることを特徴とする印刷制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021108938A JP2023006372A (ja) | 2021-06-30 | 2021-06-30 | プログラム及び印刷制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021108938A JP2023006372A (ja) | 2021-06-30 | 2021-06-30 | プログラム及び印刷制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023006372A true JP2023006372A (ja) | 2023-01-18 |
Family
ID=85107957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021108938A Pending JP2023006372A (ja) | 2021-06-30 | 2021-06-30 | プログラム及び印刷制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023006372A (ja) |
-
2021
- 2021-06-30 JP JP2021108938A patent/JP2023006372A/ja active Pending
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