JP2023004472A - 充填装置 - Google Patents

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隆 宮崎
Takashi Miyazaki
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Abstract

【課題】 効率的な容器への液体の充填と容器の計量を行うことを目的とする。【解決手段】 バイアル2(容器)は、底部に貫通穴12aが形成された収容部12を備えたネスト7(収容部材)に収容された状態で移動手段3によって移動するように設けられている。計量手段4は上記ネスト7の収容部12に形成された貫通穴12aを通過して上記バイアル2の下方から当接する支持部材4aを備え、さらに上記充填手段5の充填ノズル5aを上記支持部材4aの上方に設けている。上記移動手段3が上記ネスト7の収容部12を上記支持部材4aと上記充填ノズル5aとの間に位置させ、さらに上記ネスト7を下降させて上記支持部材4aがバイアル2を収容部12の底部から相対的に上方に離脱させることで、上記計量手段がバイアル2の計量を行い、充填手段5は上記計量手段4がバイアル2を計量した状態のまま液体の充填を行う。【選択図】 図4

Description

本発明は充填装置に関し、詳しくは容器を移動させる移動手段と、容器に液体を充填する充填ノズルを備えた充填手段と、上記容器の重量を計量する計量手段とを備えた充填装置に関する。
従来、液状の薬剤をバイアル等の容器に充填する充填装置では、充填手段が充填した液体の重量を計測するために、容器の重量を計量する計量手段を備えた充填装置が知られている(特許文献1、2)
上記特許文献1、2では、上記容器を収容部材に収容した状態で上記充填装置に供給するようになっており、上記計量手段は収容部材に収容された容器の重量を計量するための構成を備えている。
特表2018-517626号公報 特表2019-526054号公報
しかしながら上記特許文献1の充填装置の場合、上記計量手段によって容器の重量を計量する際、容器を一本ずつ上記収容部材から取り出して計量を行っていることから、動作が煩雑であるため動作時間にロスがあるという問題があった。
一方、特許文献2の充填装置では、容器を収容部材に収容したままロボットによって搬送し、また計量手段において収容部材に収容したまま容器の重量を計量しているが、ロボットによる充填手段と計量手段との間の移動に時間がかかるため、動作時間にロスがあるという問題があった。
このような問題に鑑み、本発明はより効率的に容器への液体の充填と容器の計量を行うことが可能な充填装置を提供するものである。
すなわち請求項1の発明にかかる充填装置は、容器を移動させる移動手段と、容器に液体を充填する充填ノズルを備えた充填手段と、上記容器の重量を計量する計量手段とを備えた充填装置において、
上記容器は、容器を支持する支持部に貫通穴が形成され、搬送方向に直交する方向に複数の収容部を備えた収容部材に収容された状態で上記移動手段によって移動され、
上記計量手段は、搬送方向に直交する方向に複数設けられるとともに、上記収容部の貫通穴を通過して上記容器の下方から当接する支持部材を備え、さらに上記充填手段の充填ノズルを上記支持部材の上方に設け、
上記移動手段が上記収容部材の収容部を上記支持部材と上記充填ノズルとの間に位置させ、さらに上記収容部材を下降させて上記支持部材が容器を収容部の支持部から相対的に上方に離脱させることで、上記計量手段が複数の容器の計量を同時に行い、充填手段は上記計量部材が容器を支持した状態のまま液体の充填を行うことを特徴としている。
上記発明によれば、計量手段に設けた支持部材と充填手段に設けた充填ノズルとの間に、上記移動手段が収容部材に収容された状態の容器を移動させることで、当該容器を収容部材に収容したまま、容器の重量の計量と液体の充填とを行うことが可能であり、効率的な充填が可能となっている。
本実施例にかかる充填装置の平面図 充填装置の正面図 充填装置の側面図 充填装置の拡大正面図
以下図示実施例について説明すると、図1~図3は本実施例にかかる充填装置1を示し、容器としてのバイアル2に液状の薬剤を充填する装置となっている。
上記充填装置1は、上記バイアル2を移動させる移動手段3と、バイアル2の重量を計量する計量手段4と、上記バイアル2に液体を充填する充填手段5とを備えており、これらは図示しない制御手段によって制御されるようになっている。
本実施例の充填装置1は、図1に示すように上記計量手段4の上方に上記充填手段5を設けた構成となっていることから、上記移動手段3は上記バイアル2を計量手段4と充填手段5との間に移動させることで、計量と充填とを一ヶ所で行うことが可能となっている。
上記バイアル2は断面が円形を有したガラス製となっており、薬剤が充填された後は、充填装置1の下流側に設けられた図示しない打栓装置によってゴム製のキャップが打栓されるようになっている。
また上記バイアル2は収容部材としてのネスト7に収容された状態で充填装置1に供給されるようになっており、当該ネスト7は図1に示すように搬送方向(図1における図示上下方向(以下、X方向とする))に9列、搬送方向に直交する方向(以下、Y方向とする)に10列の合計90個のバイアル2を収容可能となっている。
また本実施例のネスト7は、上記バイアル2を千鳥状、すなわちX方向に並んだ奇数番目のバイアルと偶数番目のバイアルがそれぞれバイアル2の直径の半分だけずれた状態で収容されている。
そして上記バイアル2は予め殺菌された状態でネスト7に収容され、ネスト7は、図示しない上方が開口する箱状をなすタブ内に収容される。さらに、タブの上部を図示しないリッドによって覆った状態で充填装置1に供給されるようになっており、充填装置1の上流側に隣接した位置には、上記リッドをタブから除去するリッド除去装置が設けられている。
図4に示すように、上記ネスト7は平板状のプレート11と、当該プレート11と一体的に形成されるとともに、上記バイアル2を1本ずつ収容可能に形成された有底筒状の収容部12とから構成されている。
上記収容部12の断面形状は上記バイアル2の断面形状と同じ円形となっており、上記バイアル2がほぼ隙間なく収容されることで、上記バイアル2は収容部12に対して上下への移動のみが許容されるようになっている。
また、上記収容部12の底部には貫通穴12aが穿設されており、当該貫通穴12aを上記バイアル2の直径よりも小径とすることで、バイアル2が収容部12から脱落しないようにされている。
そして後述するようにこの貫通穴12aを介してバイアル2の底部を下方から支持することで、バイアル2を収容部12の底部から上方に離脱させることが可能となっている。
上記移動手段3は上記ネスト7を支持する支持部材13と、当該支持部材13をX方向に移動させるX方向スライダ14と、Y方向に移動させるY方向スライダ15と、垂直方向(図2、図3の図示上下方向(以下、Z方向とする))に移動させるZ方向スライダ16とを備えている。
上記支持部材13は上記ネスト7における上記プレート11の外周縁を下方から支持するように構成され、図3に示すように当該支持部材13におけるY方向の両端部に上記Z方向スライダ16が設けられている。
そして上記Z方向スライダ16は上記Y方向スライダ15に固定され、当該Y方向スライダ15は図3に示すように上記X方向スライダ14に固定されている。
上記計量手段4は図2に示すようにベース部材21の上部に設けられるとともに、図1に示すようにY方向に5つ設けられた秤量器4aによって構成されている。
図3に示すように、上記秤量器4aの間隔は上記ネスト7におけるひとつおきの収容部12の間隔と等しく設定され、また図4に示すように、秤量器4aの上部には上方に向けて突出する支持部材4bが設けられている。
上記支持部材4bは円柱状を有しており、その直径は上記収容部12の底部に形成された貫通穴12aよりも小径となっている。
このような構成により、上記移動手段3がネスト7の収容部12を上記秤量器4aの支持部材4bの上方に位置させ、その状態でネスト7を下方に移動させると、上記支持部材4bが貫通穴12aを通過して上記バイアル2の底部に接触する。
この状態からさらにネスト7を下方に移動させると、バイアル2が収容部12の底部から離脱し、この支持部材4bがバイアル2を支持した状態で上記秤量器4aによるバイアル2の計量が可能となる。
なお、このときバイアル2の側面とネスト7の収容部12の内面とが接触しているものの、双方の表面が平滑となっていることから計量に影響を及ぼすことはない。
上記充填手段5は図3に示すように上記計量手段4の上方に5つの充填ノズル5aを備えており、当該充填ノズル5aは図示しない昇降手段によってZ方向に昇降可能に設けられている。
上記充填ノズル5aは図3に示すようにY方向に設けられたステー17によって等間隔に設けられており、当該間隔は上記計量手段4における上記秤量器4aの間隔と等しく設定され、また充填ノズル5aの真下に各秤量器4aの支持部材4bが位置するようになっている。
そして、上記移動手段3がネスト7に収容された空バイアル2を充填ノズル5aの下方に位置させると、充填手段5が充填ノズル5aを下降させ、その先端を上記バイアル2の内部に挿入した状態で液体を充填するようになっている。
上記充填手段5は各充填ノズル5aに対して液体を供給する供給手段を備えており、上記制御手段によって供給手段を制御することにより、充填ノズル5aからの液体の排出と停止を制御するようになっている。
以下、上記構成を有する充填装置1の動作について説明する。最初に、空バイアル2を収容したネスト7を収容した図示しないタブが、充填装置内に導入される。その後、図示しないリッド除去装置により、タブを覆うリッドが除去される。
続いて、図示しない搬送手段により、上記充填装置1を構成する移動手段3にネスト7が設置される。このとき、上記ネスト7のプレート11の外周縁が上記移動手段3の支持部材13に載置され、これによりネスト7が移動手段3によって移動可能な状態となる。
その後、制御手段は上記充填装置1の制御を開始し、上記移動手段3によるネスト7の移動を開始させる。
制御手段は、上記ネスト7における各収容部12の位置を記憶しているか、もしくはあらかじめ設定された動作にしたがって移動手段3を制御し、ネスト7における所要の5つの収容部12を計量手段4と充填手段5との間に移動させる。
図1、図4は、すでに充填装置1による処理が進み、ネスト7に設けられた第9列目の収容部12のうち、左方から数えて偶数番目に設けられた収容部12に収容されているバイアル2に処理を行っている状態を示している。
移動手段3が上記5つの収容部12を上記計量手段4を構成する5つの秤量器4aの支持部材4bの上方に位置させると、当該5つの収容部12の上方には上記充填手段5を構成する5つの充填ノズル5aが位置するようになっている。
この状態から移動手段3がネスト7を下降させると、図4に示すように、上記秤量器4aの支持部材4bが収容部12の底部に形成された貫通穴12aを通過して上記バイアル2の底部に接触し、さらに移動手段3がネスト7を下降させることで、バイアル2が収容部12の底部より相対的に上方に離脱する。
これにより、秤量器4aによるバイアル2の重量の計量が可能となり、上記制御手段はこの空バイアル2の重量を記憶する。
このようにして空バイアル2の重量を計量したら、制御手段は充填手段5を制御し、上記充填ノズル5aを下降させてその先端を上記バイアル2の内部に挿入する。このとき、充填ノズル5aの先端がバイアル2の底部に接触しないようにする。
充填ノズル5aの先端がバイアル2に挿入されると、充填手段5は図示しない供給手段から液体を供給し、バイアル2への液体の供給が開始される。
このとき、上記バイアル2は上記計量手段4の支持部材4bによって上記収容部12の底部から上方に離脱した状態を維持しており、上記計量手段4によるバイアル2の重量の計量が継続されている状態となっている。
したがって、上記充填ノズル5aから液体が供給されると、これに伴ってバイアル2の重量が増加することとなり、この重量の増加分が液体の充填量となる。制御手段はこの充填量を監視し、所要の充填量に達した時点で上記供給手段からの液体の供給を停止させる。
これにより、各バイアル2には所定量の液体が充填されることとなり、制御手段は上記充填ノズル5aをバイアル2の上方に退避させ、これによりバイアル2への液体の充填が完了する。
このようにして、バイアル2への液体の充填が終了すると、移動手段3はネスト7を移動させて新たなバイアル2への液体の充填を行う。
例えば図1の状態で、第9列目の左方から偶数番目の収容部12に収容されたバイアル2に対する液体の充填が終了すると、移動手段3は上記Y方向テーブルによってネスト7をY方向に移動させ、第9列目の左方から奇数番目の収容部12を、計量手段4の5つの秤量器4aの支持部材4bと充填手段5の充填ノズル5aとの間に位置させ、上述したようにバイアル2の計量を行いながら液体の充填を行う。
このようにしてネスト7に収容されたバイアル2の全てに対して液体の充填が終了すると、図示しない搬送手段によりネスト7が移動手段3より取り出されるとともに、空のバイアル2を収容したネスト7が新たに移動手段3にセットされる。
なお、上記ネスト7における上記収容部12の配置については、上記実施例以外の配列であってもよく、収容部12の数を増減させたり、上記実施例に対して収容部12をX方向にも直線状に整列するように配置してもよい。
また上記実施例では計量手段4および充填手段5はそれぞれ5個の秤量器4aおよび充填ノズル5aを備えているが、例えば10個の秤量器および充填ノズルを設けてもよく、逆に2個や1個などとしてもよい。
例えば、上記ネスト7の収容部12をX方向に直線的に整列させ、かつ計量手段4の秤量器4aおよび充填手段5の充填ノズル5aを10個整列させる構成とすれば、上記移動手段3におけるY方向スライダ15が不要となり、より高速に処理を行うことが可能となる。
1 充填装置 2 バイアル(容器)
3 移動手段 4 計量手段
4a 秤量器 4b 支持部材
5 充填手段 5a 充填ノズル
7 ネスト 12 収容部
12a 貫通穴

Claims (2)

  1. 容器を移動させる移動手段と、容器に液体を充填する充填ノズルを備えた充填手段と、上記容器の重量を計量する計量手段とを備えた充填装置において、
    上記容器は、容器を支持する支持部に貫通穴が形成され、搬送方向に直交する方向に複数の収容部を備えた収容部材に収容された状態で上記移動手段によって移動され、
    上記計量手段は、搬送方向に直交する方向に複数設けられるとともに、上記収容部の貫通穴を通過して上記容器の下方から当接する支持部材を備え、さらに上記充填手段の充填ノズルを上記支持部材の上方に設け、
    上記移動手段が上記収容部材の収容部を上記支持部材と上記充填ノズルとの間に位置させ、さらに上記収容部材を下降させて上記支持部材が容器を収容部の支持部から相対的に上方に離脱させることで、上記計量手段が複数の容器の計量を同時に行い、充填手段は上記計量部材が容器を支持した状態のまま液体の充填を行うことを特徴とする充填装置。
  2. 上記収容部材は、搬送方向に複数列の上記容器を収容可能となっていることを特徴とする請求項1に記載の充填装置。
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