JP2023001723A - ヒューズブロック及びそれを備えた電源ブロック - Google Patents

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Yasuhito Suzuki
雅利 江川
Masatoshi Egawa
信崇 金子
Nobutaka Kaneko
達彦 池田
Tatsuhiko Ikeda
良則 佐野
Yoshinori Sano
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Abstract

【課題】汎用性及び拡張性に優れたヒューズブロック及びそれを備えた電源ブロックを提供する。【解決手段】電線47の端部に設けられた端子48が締結される締結部41を有するメインブロック30に組付けられるヒューズブロック10であって、複数のヒューズ14が装着されるハウジング11と、ハウジング11に収容されたバスバ12と、を備え、バスバ12は、帯状に形成された本体部20と、本体部20の一側部に形成され、ハウジング11に装着されるヒューズ14が接続される複数のヒューズ端子部21と、メインブロック30の締結部41に対してボルト33及びナット49によって端子48と共締めされて電線47と電気的に接続される締結片22と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、ヒューズブロック及びそれを備えた電源ブロックに関する。
自動車等の車両には、各種の機器に電力供給や信号伝送を行うための電気接続箱が搭載されている。
この電気接続箱として、バスバを有するブロック本体部と、部品装着部を有するブロック別体部に分割され、ブロック本体部にブロック別体部が装着される構造のものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2014-11929号公報
ところで、上記の電気接続箱では、ブロック本体部に装着されるブロック別体部は、ブロック本体部に対して装着可能な定まった専用の形状に形成されており、汎用性に乏しかった。また、ブロック本体部側のバスバとブロック別体部の各部品装着部とが、それぞれバスバの部品接続部を介して接続される構造であるので、ブロック別体部における部品接続数が予め定まっている。このため、部品点数を増やして機能を拡張することが困難であった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、汎用性及び拡張性に優れたヒューズブロック及びそれを備えた電源ブロックを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るヒューズブロック及びそれを備えた電源ブロックは、下記(1)~(5)を特徴としている。
(1) 電線の端部に設けられた端子が締結される締結部を有するメインブロックに組付けられるヒューズブロックであって、
複数のヒューズが装着されるハウジングと、
前記ハウジングに収容されたバスバと、
を備え、
前記バスバは、
帯状に形成された本体部と、
前記本体部の一側部に形成され、前記ハウジングに装着される前記ヒューズが接続される複数のヒューズ端子部と、
前記メインブロックの前記締結部に対して締結具によって前記端子と共締めされて前記電線と電気的に接続される締結片と、
を有する、
ヒューズブロック。
上記(1)の構成のヒューズブロックによれば、メインブロックの締結部に対してバスバの締結片を締結具によって端子とともに共締めすることにより、メインブロックの締結部へ端子とともにバスバを接続してメインブロックに組付け、容易に機能を拡張させることができる。つまり、本発明によれば、汎用性及び拡張性に優れたヒューズブロックとすることができる。
(2) 前記ハウジングは、前記バスバの前記締結片が前記締結部に共締めされた状態で、前記メインブロックに沿って平行に配置される、
上記(1)に記載のヒューズブロック。
上記(2)の構成のヒューズブロックによれば、メインブロックに組付けることにより、バスバを収容するハウジングがメインブロックに沿って平行に配置されるので、良好な汎用性を確保しつつ全体のコンパクト化を図ることができる。
(3) 前記ハウジングは、前記バスバの前記締結片が前記締結部に共締めされた状態で、前記メインブロックに沿って前記メインブロックから離間する方向へ延在される、
上記(1)に記載のヒューズブロック。
上記(3)の構成のヒューズブロックによれば、メインブロックに組付けることにより、バスバを収容するハウジングがメインブロックに沿ってメインブロックから離間する方向へ延在されるので、良好な汎用性を確保しつつ外形の嵩張りを抑えることができる。
(4) 上記(1)~(3)のいずれかに記載のヒューズブロックがメインブロックに組付けられた電源ブロックであって、
前記メインブロックは、
電線の端部に設けられた端子が締結される締結部を有するメインバスバを備え、
前記メインバスバの前記締結部に、前記ヒューズブロックの前記バスバの前記締結片が共締めされる、
電源ブロック。
上記(4)の構成の電源ブロックによれば、メインブロックにヒューズブロックが組付けられることにより、ヒューズ端子部にヒューズが接続されたヒューズブロックのバスバをメインブロックのメインバスバに接続してヒューズ機能が拡張された電源ブロックとすることができる。
(5) 前記メインバスバは、可溶部を介して接続された複数の端子接続部を有し、前記メインブロックには、前記可溶部を覆う位置に透光性カバーが装着されている、
上記(4)に記載の電源ブロック。
上記(5)の構成の電源ブロックによれば、メインブロックにおけるメインバスバの可溶部の状態を、透光性カバーを通して容易に視認することができる。
本発明によれば、汎用性及び拡張性に優れたヒューズブロック及びそれを備えた電源ブロックを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、第1実施形態に係るヒューズブロックがメインブロックに組付けられた電源ブロックの斜視図である。 図2は、電源ブロックの分解斜視図である。 図3は、ヒューズブロックの分解斜視図である。 図4は、メインブロックに設けられたメインバスバの概略平面図である。 図5は、第2実施形態に係るヒューズブロックがメインブロックに組付けられた電源ブロックの斜視図である。 図6は、電源ブロックの分解斜視図である。 図7は、ヒューズブロックの分解斜視図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態に係るヒューズブロックがメインブロックに組付けられた電源ブロックの斜視図である。図2は、電源ブロックの分解斜視図である。
図1及び図2に示すように、第1実施形態に係るヒューズブロック10は、メインブロック30に組付けられて電源ブロック100を構成する。電源ブロック100は、例えば、自動車等の車両に搭載されて各種の機器に電力供給や信号伝送を行う。
図3は、ヒューズブロックの分解斜視図である。
図3に示すように、ヒューズブロック10は、ハウジング11と、バスバ12とを備えている。
ハウジング11は、絶縁性を有する合成樹脂により成形されており、箱型に形成されている。このハウジング11には、その上部に、複数の挿し込み孔13が形成されている。これらの挿し込み孔13は、ハウジング11の長手方向に沿って配列されている。これらの挿し込み孔13には、それぞれヒューズ14が挿し込まれて収容される。このハウジング11には、その一端に、下方へ延在するアーム部15が形成されている。
バスバ12は、例えば、銅または銅合金などの導電性金属材料による板材である。バスバ12は、金属板をプレス加工することにより形成される。バスバ12は、本体部20と、複数のヒューズ端子部21と、締結片22とを有している。
本体部20は、帯状に形成されている。複数のヒューズ端子部21は、二股に形成された音叉端子からなり、本体部20の一側部に形成されている。締結片22は、締結孔22aを有する板状に形成されている。締結片22は、本体部20の一端側に、連結部24によって連結されている。そして、締結片22は、本体部20の一端寄りの下方に間隔をあけて配置されている。連結部24は、本体部20及び締結片22に対して略直角に折り曲げられている。
バスバ12は、本体部20が、ハウジング11に対して下方側から挿し込まれる。これにより、バスバ12は、ヒューズ端子部21を有する本体部20がハウジング11に収容され、連結部24がハウジング11のアーム部15の内面に沿って配設される。そして、ハウジング11の挿し込み孔13に挿し込まれて装着されるヒューズ14は、ハウジング11に収容されたバスバ12の本体部20に形成されたヒューズ端子部21に接続される。
図1及び図2に示すように、メインブロック30は、アダプタ31と、ブロック本体32とを有している。アダプタ31は、絶縁性を有する樹脂により成形されており、板状に形成されている。このアダプタ31は、同一方向へ突出する一対のボルト(締結具)33を有している。これらのボルト33の両側には、それぞれ隔壁34が形成されており、これらの隔壁34の間における上方寄りにボルト33が配置されている。
ブロック本体32は、メインバスバ35を有している。メインバスバ35には、合成樹脂製のモールド部36が一体成形されている。また、メインバスバ35には、透光性カバー37が装着されている。
図4は、メインブロックに設けられたメインバスバの概略平面図である。
図4に示すように、このメインバスバ35は、本体部40と、締結部41と、端子接続部42とを有している。メインバスバ35は、例えば、銅または銅合金などの導電性金属材料による板材から形成されている。
本体部40は、二つの分割本体部40a,40bから構成されており、これらの分割本体部40a,40b同士が可溶部40cによって接続されている。可溶部40cは、定格を越える電流が流れた際に溶融し、分割本体部40a,40b間の電気的な接続状態を遮断する。締結部41は、本体部40の両端に設けられている。これらの締結部41は、締結孔41aを有しており、本体部40から下方へ向かって延在されている。
端子接続部42は、本体部40の下方の側部に並列に形成されている。本例では、メインバスバ35は、3つの端子接続部42を有している。本体部40と端子接続部42との間には、それぞれ可溶部43が設けられており、この可溶部43を介して本体部40に端子接続部42が接続されている。これらの可溶部43は、定格を越える電流が流れた際に溶融し、本体部40と端子接続部42との間の電気的な接続状態を遮断する。また、各端子接続部42には、ボルト44が立設されている。
図1及び図2に示すように、モールド部36は、メインバスバ35の締結部41、可溶部40c,43及びボルト44を除く部分を覆うようにメインバスバ35に一体成形されている。このモールド部36は、隔壁45によって区画された収容部46を有しており、これらの収容部46に、端子接続部42に立設されたボルト44が配置されている。
透光性カバー37は、ブロック本体32のメインバスバ35における可溶部40c,43の露出部分を覆うように、ブロック本体32に装着される。この透光性カバー37は、透明または半透明の合成樹脂から成形されている。これにより、ブロック本体32のメインバスバ35の可溶部40c,43は、透明または半透明の透光性カバー37によって覆われた状態で、透光性カバー37を通して視認可能とされる。
ブロック本体32は、アダプタ31に対して、その正面側から装着される。これにより、アダプタ31とブロック本体32とからなるメインブロック30が構成される。ブロック本体32をアダプタ31に装着すると、アダプタ31の中央にブロック本体32のモールド部36が嵌め込まれ、メインバスバ35の締結部41が一対の隔壁34の間に配置される。そして、これらの締結部41に形成された締結孔41aにアダプタ31のボルト33が挿し込まれる。
ヒューズブロック10は、アダプタ31とブロック本体32とからなるメインブロック30に対して正面側から装着される。これにより、メインブロック30とヒューズブロック10とからなる電源ブロック100が構成される。
このように、ヒューズブロック10をメインブロック30へ装着させるには、ヒューズブロック10の締結片22の締結孔22aにメインブロック30のアダプタ31に設けられた一方のボルト33を挿し込ませ、ブロック本体32のメインバスバ35に設けられた締結部41に重ね合わせる。その後、メインブロック30の各ボルト33,44に、電線47の端部に接続された端子48の孔部48aを通し、さらに、ナット(締結具)49を螺合させる。そして、各ボルト33,44とナット49とで端子48を締結して接続する。すると、締結部41に重ね合わせたヒューズブロック10の締結片22が、ボルト33とナット49とによってメインブロック30のメインバスバ35の締結部41に端子48とともに共締めされる。これにより、ヒューズブロック10のバスバ12とメインブロック30のメインバスバ35とが電線47に電気的に接続された状態でヒューズブロック10がメインブロック30に組付けられる。そして、ヒューズブロック10は、メインブロック30への組付け状態において、バスバ12を収容したハウジング11がメインブロック30に沿って平行に配置される。
以上、説明したように、第1実施形態に係るヒューズブロック10によれば、メインブロック30の締結部41に対してバスバ12の締結片22をボルト33及びナット49によって端子48とともに共締めすることにより、メインブロック30の締結部41へ端子48とともにバスバ12を接続してメインブロック30に組付け、容易に機能を拡張させることができる。つまり、汎用性及び拡張性に優れたヒューズブロック10とすることができる。
そして、このヒューズブロック10をメインブロック30に組付けることにより、ヒューズ端子部21にヒューズ14が接続されたヒューズブロック10のバスバ12をメインブロック30のメインバスバ35に接続してヒューズ機能が拡張された電源ブロック100とすることができる。
また、メインブロック30にヒューズブロック10を組付けた状態で、バスバ12を収容するハウジング11がメインブロック30に沿って平行に配置されるので、良好な汎用性を確保しつつ全体のコンパクト化を図ることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。
図5は、第2実施形態に係るヒューズブロックがメインブロックに組付けられた電源ブロックの斜視図である。図6は、電源ブロックの分解斜視図である。
図5及び図6に示すように、第2実施形態に係るヒューズブロック60は、メインブロック80に組付けられて電源ブロック200を構成する。電源ブロック200においても、例えば、自動車等の車両に搭載されて各種の機器に電力供給や信号伝送を行う。
図7は、ヒューズブロックの分解斜視図である。
図7に示すように、ヒューズブロック60は、ハウジング61と、バスバ62とを備えている。
ハウジング61は、絶縁性を有する合成樹脂により成形されており、箱型に形成されている。このハウジング61には、その上部に、複数の挿し込み孔63が形成されている。これらの挿し込み孔63は、ハウジング61の長手方向に沿って配列されている。これらの挿し込み孔63には、それぞれヒューズ64が挿し込まれて収容される。
バスバ62は、例えば、銅または銅合金などの導電性金属材料による板材である。バスバ62は、金属板をプレス加工することにより形成される。バスバ62は、本体部70と、複数のヒューズ端子部71と、締結片72とを有している。
本体部70は、帯状に形成されている。複数のヒューズ端子部71は、二股に形成された音叉端子からなり、本体部70の一側部に形成されている。締結片72は、締結孔72aを有する板状に形成されている。締結片72は、本体部70の一端側に設けられている。締結片72は、本体部70に対して下方へ延在されている。
バスバ62は、本体部70が、ハウジング61に対して下方側から挿し込まれる。これにより、バスバ62は、ヒューズ端子部71を有する本体部70がハウジング61に収容され、締結片72がハウジング61から下方へ突出される。
また、ハウジング61には、複数の電線75の端部に接続された端子76が下方側から挿し込まれて収容される。
ヒューズブロック60では、ハウジング61の挿し込み孔63に挿し込まれて装着されるヒューズ64が、バスバ62の本体部70に形成されたヒューズ端子部71及びハウジング61に収容された電線75の端子76に接続される。
図5及び図6に示すように、メインブロック80は、ハウジング81と、メインバスバ82とを有しており、メインバスバ82は、ハウジング81内に収容されている。ハウジング81は、絶縁性を有する樹脂により成形されており、その上部には、複数の装着孔83が形成されている。これらの装着孔83には、それぞれヒューズ84が嵌め込まれて装着されており、メインバスバ82に形成された端子部(図示略)に接続されている。メインバスバ82は、締結部85,86を有している。一方の締結部85は、締結孔85aを有しており、ハウジング81の側面に露出されている。ハウジング81には、締結部85の裏側に図示しないナット(締結具)が配置されており、このナットは、そのネジ孔が締結部85の締結孔85aに対応する位置に配置されるように固定されている。他方の締結部86には、ボルト87が立設されており、ハウジング81の上面に露出されている。
このように、ヒューズブロック60は、メインブロック80に対して正面側から装着される。これにより、メインブロック80とヒューズブロック60とからなる電源ブロック200が構成される。
ヒューズブロック60をメインブロック80へ装着させるには、ヒューズブロック60の締結片72をメインブロック80の締結部85に重ね合わせ、締結孔72a,85aを互いに連通させる。この状態で、電線90の端部に接続された端子91の孔部91aへ通したボルト(締結具)92を、互いに連通させた締結孔72a,85aに挿し込み、締結部85の裏側に配置されたナットに螺合させる。そして、ボルト92とナットとで端子91を締結して接続する。すると、締結部85に重ね合わせたヒューズブロック60の締結片72が、ボルト92とナットとによってメインブロック80のメインバスバ82の締結部85に端子91とともに共締めされる。これにより、ヒューズブロック60のバスバ62とメインブロック80のメインバスバ82とが電線90に電気的に接続された状態でヒューズブロック60がメインブロック80に組付けられる。そして、ヒューズブロック60は、メインブロック80への組付け状態において、バスバ62を収容したハウジング61がメインブロック80に沿ってメインブロック80から離間する方向へ延在される。
以上、説明したように、第2実施形態に係るヒューズブロック60の場合も、メインブロック80の締結部85に対してバスバ62の締結片72をボルト92及びナットによって端子91とともに共締めすることにより、メインブロック80の締結部85へ端子91とともにバスバ62を接続してメインブロック80に組付け、容易に機能を拡張させることができる。つまり、汎用性及び拡張性に優れたヒューズブロック60とすることができる。
そして、このヒューズブロック60をメインブロック80に組付けることにより、ヒューズ端子部71にヒューズ64が接続されたヒューズブロック60のバスバ62をメインブロック80のメインバスバ82に接続してヒューズ機能が拡張された電源ブロック200とすることができる。
また、メインブロック80にヒューズブロック60を組付けた状態で、バスバ62を収容するハウジング61がメインブロック80に沿ってメインブロック80から離間する方向へ延在されるので、良好な汎用性を確保しつつ外形の嵩張りを抑えることができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
ここで、上述した本発明の実施形態に係るヒューズブロック及びそれを備えた電源ブロックの特徴をそれぞれ以下[1]~[5]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 電線(47,90)の端部に設けられた端子(48,91)が締結される締結部(41,85)を有するメインブロック(30,80)に組付けられるヒューズブロック(10,60)であって、
複数のヒューズ(14,64)が装着されるハウジング(11,61)と、
前記ハウジング(11,61)に収容されたバスバ(12,62)と、
を備え、
前記バスバ(12,62)は、
帯状に形成された本体部(20,70)と、
前記本体部(20,70)の一側部に形成され、前記ハウジング(11,61)に装着される前記ヒューズ(14,64)が接続される複数のヒューズ端子部(21,71)と、
前記メインブロック(30,80)の前記締結部(41,85)に対して締結具(ボルト33,92,ナット49)によって前記端子(48,91)と共締めされて前記電線(47,90)と電気的に接続される締結片(22,72)と、
を有する、
ヒューズブロック。
[2] 前記ハウジング(11)は、前記バスバ(12)の前記締結片(22)が前記締結部(41)に共締めされた状態で、前記メインブロック(30)に沿って平行に配置される、
上記[1]に記載のヒューズブロック。
[3] 前記ハウジング(61)は、前記バスバ(62)の前記締結片(72)が前記締結部(85)に共締めされた状態で、前記メインブロック(80)に沿って前記メインブロック(85)から離間する方向へ延在される、
上記[1]に記載のヒューズブロック。
[4] 上記[1]~[3]のいずれかに記載のヒューズブロック(10,60)がメインブロック(30,80)に組付けられた電源ブロック(100,200)であって、
前記メインブロック(30,80)は、
電線(47,90)の端部に設けられた端子(48,91)が締結される締結部(41,85)を有するメインバスバ(35,82)を備え、
前記メインバスバ(35,82)の前記締結部(41,85)に、前記ヒューズブロック(10,60)の前記バスバ(12,62)の前記締結片(22,72)が共締めされる、
電源ブロック。
[5] 前記メインバスバ(35)は、可溶部(43)を介して接続された複数の端子接続部(42)を有し、前記メインブロック(30)には、前記可溶部(43)を覆う位置に透光性カバー(37)が装着されている、
上記[4]に記載の電源ブロック。
10,60 ヒューズブロック
11,61 ハウジング
12,62 バスバ
14,64 ヒューズ
20,70 本体部
21,71 ヒューズ端子部
22,72 締結片
30,80 メインブロック
33,92 ボルト(締結具)
35,82 メインバスバ
37 透光性カバー
41,85 締結部
42 端子接続部
43 可溶部
47,90 電線
48,91 端子
49 ナット(締結具)
100,200 電源ブロック

Claims (5)

  1. 電線の端部に設けられた端子が締結される締結部を有するメインブロックに組付けられるヒューズブロックであって、
    複数のヒューズが装着されるハウジングと、
    前記ハウジングに収容されたバスバと、
    を備え、
    前記バスバは、
    帯状に形成された本体部と、
    前記本体部の一側部に形成され、前記ハウジングに装着される前記ヒューズが接続される複数のヒューズ端子部と、
    前記メインブロックの前記締結部に対して締結具によって前記端子と共締めされて前記電線と電気的に接続される締結片と、
    を有する、
    ヒューズブロック。
  2. 前記ハウジングは、前記バスバの前記締結片が前記締結部に共締めされた状態で、前記メインブロックに沿って平行に配置される、
    請求項1に記載のヒューズブロック。
  3. 前記ハウジングは、前記バスバの前記締結片が前記締結部に共締めされた状態で、前記メインブロックに沿って前記メインブロックから離間する方向へ延在される、
    請求項1に記載のヒューズブロック。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載のヒューズブロックがメインブロックに組付けられた電源ブロックであって、
    前記メインブロックは、
    電線の端部に設けられた端子が締結される締結部を有するメインバスバを備え、
    前記メインバスバの前記締結部に、前記ヒューズブロックの前記バスバの前記締結片が共締めされる、
    電源ブロック。
  5. 前記メインバスバは、可溶部を介して接続された複数の端子接続部を有し、前記メインブロックには、前記可溶部を覆う位置に透光性カバーが装着されている、
    請求項4に記載の電源ブロック。
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