JP2023001493A - 車両運行システム - Google Patents

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孝典 榊原
Takanori Sakakibara
陽一 大西
Yoichi Onishi
賢治 金森
Kenji Kanamori
侑資 松川
Yusuke Matsukawa
佳 河崎
Kei Kawasaki
万人 大須賀
Mahito Osuka
恵介 斎藤
Keisuke Saito
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【課題】自動運転可能な車両がハッキングされた場合でも目的地まで自動走行可能とする。【解決手段】走行制御装置とナビゲーション装置とを備える車両と、車両の位置情報を受信し車両の走行経路を設定する運行サーバと、を含む車両運行システムであって、車両は、運行開始前に、運行サーバから走行経路の初期設定情報を受信して走行制御装置の記憶部に格納し(S201、S202)、運行サーバは、車両がハッキングされたことを検知した場合に、車両に外部との通信回線を遮断する指令を送信し、車両は、運行サーバから通信遮断指令を受信した場合に(S207)、外部との通信回線を遮断し(S208)、走行制御装置の記憶部に格納した走行経路の初期設定情報に基づいて目的地まで自律走行し(S210)、目的地に到着したら車両の電源をオフにする(S211)。【選択図】図7

Description

本発明は、自動運転可能な車両の運行を行う車両運行システムに関する。
自動運転可能な車両の盗難防止のための様々なシステムが提案されている。例えば、車両が盗難状態であることを検知した場合に、警察等の所定の移動先まで車両を自動運転モードで自走させるシステムが提案されている(例えば、特許文献1)。
また、自動運転中にサイバー攻撃を検知した場合には、動力伝達経路が開放されて他の車両による牽引或いは手押しによる車両の移動のみが可能とするシステムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2020-155138号公報 特開2019-108012号公報
ところで、特許文献1、2に記載されたシステムでは、車両が盗難或いはハッキングされた際に車両を目的地まで自動運転することができない。そこで、本発明は、自動運転可能な車両がハッキングされた場合でも目的地まで自動走行させることを目的とする。
本発明の車両運行システムは、走行経路に基づいて自律走行を行う走行制御装置と、位置情報を出力するナビゲーション装置とを備える車両と、前記車両と通信して前記車両の前記位置情報を受信し、目的地までの前記車両の前記走行経路を設定し、設定した前記走行経路を前記車両に送信する運行サーバと、を含む車両運行システムであって、前記車両は、運行開始前に、前記運行サーバから前記走行経路の初期設定情報を受信し、受信した前記走行経路の前記初期設定情報を前記走行制御装置の記憶部に格納し、前記運行サーバは、前記車両がハッキングされたことを検知した場合に、前記車両に外部との通信回線を遮断する指令を送信し、前記車両は、前記運行サーバから通信遮断指令を受信した場合に、外部との通信回線を遮断し、前記走行制御装置の前記記憶部に格納した前記走行経路の前記初期設定情報に基づいて前記目的地まで自律走行し、前記目的地に到着したら前記車両の電源をオフにすること、を特徴とする。
このように、受信した走行経路の初期設定情報を記憶部に格納しておき、ハッキングされた場合には、初期設定情報に基づいてスタンドアローンで自動走行を行うので、車両がハッキングされた場合でも、目的地まで自動走行することができる。
本発明の車両運行システムにおいて、前記運行サーバは、前記車両から受信した前記車両の現在位置が前記走行経路からはずれている場合に、前記車両がハッキングされたと判断してもよい。
本発明の車両運行システムにおいて、前記走行経路に沿って設置され、撮像した画像を前記運行サーバに送信する監視カメラを含み、前記運行サーバは、前記監視カメラから受信した画像に基づいて、前記走行経路上の所定の場所で所定の時刻に前記車両を検知できない場合に、前記車両がハッキングされたと判断してもよい。
本発明の車両運行システムにおいて、前記運行サーバは、前記車両と異なる他の車両と通信し、前記他の車両に搭載されたカメラから画像を受信し、前記カメラから受信した画像に基づいて、前記走行経路上の所定の場所で所定の時刻に車両を検知できない場合に、前記車両がハッキングされたと判断してもよい。
本発明は、自動運転可能な車両がハッキングされた場合でも目的地まで自動走行させることができる。
実施形態の車両運行システムの構成を示す系統図である。 図1に示す稼働状態データベースのデータ構造を示す図である。 図1に示す利用者データベースのデータ構造を示す図である。 実施形態の車両運行システムに用いられる車両の構成を示す図である。 図4に示す車両の制御ブロック図である。 図1に示す運行サーバの動作を示すフローチャートである。 図1に示す車両の走行制御装置の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら実施形態の車両運行システム100について説明する。図1に示すように、実施形態の車両運行システム100は、所定の運行エリア80の中で、自動運転可能な複数の車両10を運行するシステムである。複数の車両10は、運行管理センタ50に設置された運行サーバ60からの指令に基づいて自動運転により運行エリア80の中を自律走行して利用者70を輸送する自動運転タクシーである。運行サーバ60と車両10とはそれぞれ無線通信回線45によって接続されている。
実施形態の車両運行システム100では、8台の車両10を運行することとして説明する。8台の車両10をそれぞれ区別する場合には、各車両を車両10a~10hと記載し、8台の車両を区別しない場合には、車両10と記載する。図1では、3台の車両10f~10hが運行エリア80の中の車両基地82の駐車スペース83に駐車しており、他の5台の車両10a~10eが運行エリア80の中の道路81を走行している状態を示している。また、図1に示すように、車両基地82には、車両10の整備点検を行う建屋84が設けられており、建屋84の中には、運行サーバ60と通信して各車両10の稼働状態等を表示する基地端末85が設けられている。尚、図1では、車両10a、10b、10hと運行サーバ60との接続状態を示し、他の車両10と運行サーバ60との接続状態の図示は省略する。また、運行エリア80の道路81に沿って監視カメラ76a、76bが設けられている。監視カメラ76a、76bは無線通信回線45によって運行サーバ60に接続され、撮像した画像を運行サーバ60に送信する。
運行サーバ60は、内部に情報処理を行うCPU65と、動作プログラム、動作データ、データベース等が格納されるメモリ66とで構成されるコンピュータであり、車両10の運行管理を行う。運行サーバ60には、地図情報データベース61、稼働状態データベース62、利用者データベース63が接続されている。地図情報データベース61は、地図情報を格納しているデータベースである。また、運行サーバ60は、センタ側通信装置67を介して無線通信回線45と接続されている。
図2に示すように、稼働状態データベース62は、運行サーバ60が運行管理を行う複数の車両番号と、利用者名と、稼働状態と、走行経路情報と、車両特徴情報とを関連付けて格納したデータベースである。
走行経路情報は、乗車時刻、乗車地、経由地、目的地、到着予定時刻を一組としたデータセットである。ここで、稼働状態には、乗車中、迎車中、予約実行待、利用者降車中、回送中、プール待機中、配車待等の各車両10の稼働状態が格納される。乗車中は、利用者70が車両10に乗車して目的地又は経由地に向かって移動中であることを示す。迎車中は、利用者70の依頼を受けて乗車地に向けて移動行中であることを示す。予約実行待は利用者70の予約を受けて配車され、利用開始時間まで待機している状態を示す。回送中は、利用者70の利用が終了し、車両基地82まで戻る途中であることを示す。プール待機中は、充電が終了し、稼働可能状態で車両基地82の中で待機中であることを示す。配車待は、1つの業務が終了し、次の配車を待っている状態を示す。尚、乗車時刻は、利用者70が現在よりも前に乗車している場合は乗車した時刻、現在より後に乗車予定の場合には、乗車予定時刻が格納される。同様に乗車地には実際に乗車した地点、或いは、乗車予定地点が格納される。乗車予定のない場合には、その項目はブランクとなっている。経由地は、乗車地と目的地との間の経路にあり利用者70が降車して立ち寄る地点の名称等が入力される。経由地には、実際に利用者70が降車した地点の名称、或いは、降車を予定している経由予定地点の名称等が格納される。乗車地と目的地との間で利用者70が降車しない場合には、経由地はブランクとなっている。
車両特徴情報は、車種、ナンバープレートデータ、カラーを一組としたデータセットである。ここで、ナンバープレートデータは、例えば、ナンバープレートの下4桁の番号を格納するようにしてもよい。また、カラーは、車両10の外装の色を表す頭文字のアルファベットを格納するようにしてもよい。例えば、シルバーの場合にはS、赤の場合にはR、白の場合にはWを格納するようにしてもよい。
図3に示すように、利用者データベース63は、車両10を利用する利用者70の利用者ID、氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレスを関連付けて格納したデータベースである。
図4、図5に示すように、車両10は、自動運転により自律走行可能な電動車両であり、駆動用のモータ11と、モータ11に駆動電力を供給するバッテリ12と、車輪13の舵角を調整する操舵装置14と、車両10の走行制御を行う走行制御装置21と、ナビゲーション装置27と、車両側通信装置40と、利用者70が目的地93を入力するタッチパネル30とを備えている。
モータ11と、バッテリ12と、操舵装置14とは走行制御装置21に接続されている。また、バッテリ12とモータ11との間には、バッテリ12からモータ11に供給される電力の電圧と電流を検出する電圧センサ15と電流センサ16とが取付けられている。また、バッテリ12にはバッテリ12の温度を検出する温度センサ17が取付けられている。また、モータ11と車輪13との間には、車速を検出する車速センサ18と、車輪13の舵角を検出する舵角センサ19とが取付けられている。電圧センサ15と、電流センサ16と、温度センサ17と、車速センサ18と、舵角センサ19とは走行制御装置21に接続されている。
車両10には、車両10の加速度、角速度を検出する加速度センサ28と角速度センサ29が取付けられている。加速度センサ28と角速度センサ29とはナビゲーション装置27に接続されている。ナビゲーション装置27は、車両側通信装置40を介してGPS衛星90から取得したGPS信号と、加速度センサ28、角速度センサ29から取得した車両10の加速度情報と角速度情報とに基づいて、車両10の現在位置を特定し、車両10の位置情報を走行制御装置21に出力する。また、ナビゲーション装置27は、無線通信回線45を介して車両10の現在の位置情報を運行サーバ60に出力する。
走行制御装置21は、内部に情報処理を行うCPU22と、CPU22が実行するソフトウェアやプログラムやデータを格納するメモリ23と、を備えるコンピュータである。走行制御装置21には、運行サーバ60から受信した走行経路94を格納する走行経路記憶部24が接続されている。走行制御装置21は、運行サーバ60から受信した運行指令、走行経路94、又は、タッチパネル30から入力された目的地93と、ナビゲーション装置27から入力された現在の位置情報と、各種のセンサ15~19からの入力データとに基づいて、メモリ23に格納されたソフトウェアをCPU22が実行することにより、モータ11、バッテリ12、操舵装置14を制御し、自動運転で車両10を自律走行させる。また、走行制御装置21は、電圧センサ15と電流センサ16とで検出したバッテリ12からモータ11に出力される電力の電圧、電流と、温度センサ17で検出したバッテリ12の温度に基づいて、バッテリ12の残存容量を算出して車両状態情報として出力する。
次に、図6、7を参照して車両運行システム100の動作について説明する。最初に図6を参照しながら運行サーバ60の動作について説明する。
運行エリア80にいる利用者70が、利用者70の携帯端末71を運行サーバ60に接続して利用者70のID、メールアドレス、乗車地92、目的地93、経由地93a(図1参照)、配車時刻等を入力し、車両10の配車を依頼する。運行サーバ60は、図6のステップS101に示すように、利用者70の携帯端末71から車両10の配車依頼を受信したら、利用者データベース63を参照して登録した利用者70であることを確認する。確認できたら、運行サーバ60は、図6のステップS102に進んで、利用者70の配車依頼内容を稼働状態データベース62に登録する。
運行サーバ60は、図6のステップS103で各車両10から現在地の位置情報を受信し、乗車地92の近傍に位置している車両10aを利用者70に配車する(図1参照)。そして、運行サーバ60は、図6のステップS103で車両10aの現在地91から乗車地92、経由地93aを経て目的地93までの走行経路94の初期設定情報を算出する。そして、運行サーバ60は、図6のステップS104で目的地93までの運行指令とともに走行経路94の初期設定情報を車両10aに送信する。そして運行サーバ60は、図6のステップS105に進んで車両10aのハッキング検知を開始する。
運行サーバ60は、車両10aが利用者70を乗車させて走行を開始すると、図6のステップS106で交通情報等により、走行経路94の変更が必要かどうか判断する。そして、図6のステップS106でYESと判断した場合には、図6のステップS107に進んで、車両10aの現在位置を受信し、目的地93までの走行経路94を更新し、更新情報を設定する。そして、図6のステップS108で走行経路94の更新情報を車両10aに送信して図6のステップS109に進む。また、運行サーバ60は、図6のステップS106でNOと判断した場合には、図6のステップS107、ステップS108をスキップして図6のステップS109に進む。
運行サーバ60は、図6のステップS109で車両10aのハッキングを検知したかどうか判断する。車両10aのハッキングを検知しない場合には、図6のステップS109でNOと判断して図6のステップS106に戻り、図6のステップS106からステップS109を繰り返し実行する。
一方、運行サーバ60は、図6のステップS109でYESと判断した場合には、図6のステップS110に進んで車両10aに外部との通信回線を遮断する通信遮断指令を送信する。
ここで、運行サーバ60が車両10aのハッキングを検知する方法について説明する。ハッキングの検知には、様々な方法があるが、例えば、運行サーバ60は、車両10aから受信した車両10aの現在位置が走行経路94からはずれている場合に、車両10aがハッキングされたと判断してもよい。
また、運行サーバ60は、走行経路94に沿って設置された監視カメラ76aの前(所定の場所)を車両10aが通過する所定の時刻を算出し、走行経路94に沿って設置された監視カメラ76aの画像を受信し、算出した上記の所定の時刻の画像から車両10aを検知できない場合に、車両10aがハッキングされたと判断してもよい。この際、車両10aの検知は、例えば、稼働状態データベース62の車両特徴情報を参照し、監視カメラ76aから受信した画像から、車両10aのカラーと車種の情報から複数の候補画像を選出し、選出した複数の候補画像の中からナンバープレートの数字を読み出し、車両特徴情報のナンバープレートデータと一致する候補画像を車両10aの画像として検出してもよい。そして、受信した画像から車両10aの画像を検出できなかった場合に、車両10aがハッキングされたと判断してもよい。
また、複数の車両10の走行経路情報に基づいて、走行経路94上の所定の場所で所定の時刻に車両10aと同様の場所を走行し、車両10aの画像を撮像可能な他の車両10bを選定し、選定した車両10bに搭載されたカメラから走行経路94上の所定の場所で所定の時刻の画像を受信し、受信した画像から車両10aを検出するようにしてもよい。そして、受信した画像から車両10aの画像を検出できなかった場合に、車両10aがハッキングされたと判断してもよい。
次に図7を参照しながら車両10aの走行制御装置21の動作について説明する。走行制御装置21は、図7のステップS201に示す様に、運行サーバ60から目的地93までの運行指令と、走行経路94の初期設定情報を受信するまで待機し、運行指令と、走行経路94の初期設定情報を受信したら、図7のステップS202に進んで運行開始前に走行経路94の初期設定情報を走行経路記憶部24に格納する。
走行制御装置21は、図7のステップS203に進んで受信した運行指令に含まれる乗車予定時刻、乗車地92、目的地93、経由地93aと、走行経路94の初期設定情報とをナビゲーション装置27に入力し、走行経路94に沿って現在地91から自動運転によって乗車地92まで車両10aを走行させる。走行制御装置21は、車両10aに乗車地92までの走行を開始させたら、稼働状態が迎車中になった信号を運行サーバ60に送信する。運行サーバ60は、受信した稼働状態を稼働状態データベース62に登録する。
走行制御装置21は、図7のステップS204に示すように、乗車地92に到着して利用者70が車両10aに乗車したら、運行サーバ60に稼働状態が乗車中になった信号と、目的地93への到着時刻を送信する。運行サーバ60は、受信した稼働状態を稼働状態データベース62に登録する。そして、車両10aは、走行経路94に沿って走行して目的地93に向かって走行を開始する。
図7のステップS205に示すように、走行の途中で運行サーバ60から走行経路94の更新情報を受信した場合には、図7のステップS206に進んで走行経路94の更新情報を走行経路記憶部24に格納するとともに、ナビゲーション装置27に入力して更新された走行路情報に基づいて目的地93まで走行を継続し、図7のステップS207に進む。また、走行制御装置21は、図7のステップS205でNOと判断した場合には、図7のステップS206をスキップして図7のステップS207に進む。
走行制御装置21は、図7のステップS207において運行サーバ60から通信遮断指令を受信したかどうかを判断し、通信遮断指令を受信していない場合には、図7のステップS205に戻って図7のステップS205からステップS207を繰り返して実行する。
走行制御装置21は、図7のステップS207でYESと判断した場合には、図7のステップS208に進んで車両側通信装置40をシャットダウンして外部との通信回線を遮断する。そして、図7のステップS209に進んで走行経路94の初期設定情報を読み出し、図7のステップS210で読み出した走行経路94の初期設定情報に基づいて目的地93まで走行する。この際、ナビゲーション装置27は、加速度センサ28、角速度センサ29から取得した車両10の加速度情報と角速度情報に基づいて、車両10aの現在位置を特定して走行制御装置21に出力し、走行制御装置21はナビゲーション装置27から入力された現在位置情報に基づいて車両10aを自律走行させる。そして、車両10aが目的地93に到着したら、走行制御装置21は、図7のステップS211に進んで車両10aの電源をオフにする。
以上説明したように、実施形態の車両運行システム100では、車両10aがハッキングされた場合に、走行制御装置21が外部との通信回線を遮断し、走行経路記憶部24に格納してある走行経路94の初期設定情報に基づいてスタンドアローンで車両10aを目的地93まで走行させるので、車両10aがハッキングされた場合でも目的地93まで自動走行できる。これにより、利用者70の利便性を向上させることができる。
以上説明した実施形態の車両運行システム100では、車両10は、自動運転タクシーとして説明したが、これに限らず、自動運転可能なシェアリング車両であってもよい。
10,10a~10h 車両、11 モータ、12 バッテリ、13 車輪、14 操舵装置、15 電圧センサ、16 電流センサ、17 温度センサ、18 車速センサ、19 舵角センサ、21 走行制御装置、22,65 CPU、23,66 メモリ、24 走行経路記憶部、27 ナビゲーション装置、28 加速度センサ、29 角速度センサ、30 タッチパネル、40 車両側通信装置、45 無線通信回線、50 運行管理センタ、60 運行サーバ、61 地図情報データベース、62 稼働状態データベース、63 利用者データベース、67 センタ側通信装置、70 利用者、71 携帯端末、76a、76b 監視カメラ、80 運行エリア、81 道路、82 車両基地、83 駐車スペース、84 建屋、85 基地端末、90 GPS衛星、91 現在地、92 乗車地、93 目的地、93a 経由地、94 走行経路、100 車両運行システム。

Claims (4)

  1. 走行経路に基づいて自律走行を行う走行制御装置と、位置情報を出力するナビゲーション装置とを備える車両と、
    前記車両と通信して前記車両の前記位置情報を受信し、目的地までの前記車両の前記走行経路を設定し、設定した前記走行経路を前記車両に送信する運行サーバと、を含む車両運行システムであって、
    前記車両は、運行開始前に、前記運行サーバから前記走行経路の初期設定情報を受信し、受信した前記走行経路の前記初期設定情報を前記走行制御装置の記憶部に格納し、
    前記運行サーバは、前記車両がハッキングされたことを検知した場合に、前記車両に外部との通信回線を遮断する指令を送信し、
    前記車両は、前記運行サーバから通信遮断指令を受信した場合に、外部との通信回線を遮断し、前記走行制御装置の前記記憶部に格納した前記走行経路の前記初期設定情報に基づいて前記目的地まで自律走行し、
    前記目的地に到着したら前記車両の電源をオフにすること、
    を特徴とする車両運行システム。
  2. 請求項1に記載の車両運行システムであって、
    前記運行サーバは、前記車両から受信した前記車両の現在位置が前記走行経路からはずれている場合に、前記車両がハッキングされたと判断すること、
    を特徴とする車両運行システム。
  3. 請求項1又は2に記載の車両運行システムであって、
    前記走行経路に沿って設置され、撮像した画像を前記運行サーバに送信する監視カメラを含み、
    前記運行サーバは、前記監視カメラから受信した画像に基づいて、前記走行経路上の所定の場所で所定の時刻に前記車両を検知できない場合に、前記車両がハッキングされたと判断すること、
    を特徴とする車両運行システム。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載の車両運行システムであって、
    前記運行サーバは、前記車両と異なる他の車両と通信し、前記他の車両に搭載されたカメラから画像を受信し、
    前記カメラから受信した画像に基づいて、前記走行経路上の所定の場所で所定の時刻に車両を検知できない場合に、前記車両がハッキングされたと判断すること、
    を特徴とする車両運行システム。
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