JP2023000621A - 燃料噴射弁 - Google Patents
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Abstract
Description
一端部に設けられた弁体、他端部に設けられた可動鉄心、及び前記弁体と前記可動鉄心との間に延設されたロッド部を有し、前記可動鉄心の内周側から前記ロッド部の内周側に連通するように燃料通路が形成された可動子と、
前記可動鉄心と対向して前記可動鉄心との間に磁気吸引力を発生する固定鉄心と、
一端部が前記固定鉄心の側に支持され、他端部が前記可動子の側に支持され、前記可動子を付勢する付勢部材と、
を備え、
前記可動子は、前記ロッド部の内周側と外周側とを連通する連通孔と、前記ロッド部において前記燃料通路を形成する孔と、前記孔の内側に収納された燃料フィルタと、を有し、
前記燃料フィルタは、前記可動子に対して相対変位可能に配置される。
・下流側燃料フィルタ80の構造自体を簡略化可能である。
これは、下流側燃料フィルタ80に固定構造を設けない構成とすることができ、この場合、下流側燃料フィルタ80および可動子27の構造を単純なものにすることができる。その結果、下流側燃料フィルタ80および可動子27のコストを低減することができる。また本実施例においては、下流側燃料フィルタ80を金属又は樹脂製の繊維状部材を纏めて塊にした部材で構成することを説明したが、この構成もこのメリットにより実現できる。
・下流側燃料フィルタ80の組立工程を簡略化可能である。
下流側燃料フィルタ80の固定に係る作業が不要である。下流側燃料フィルタ80は繊維状部材を纏めた塊であり、ロッド部27bの孔27baに下流側燃料フィルタ80を押し込むことで、下流側燃料フィルタ80を可動子27に組み付けることができ、下流側燃料フィルタ80の固定に係る作業が不要になる。その結果、下流側燃料フィルタ80および可動子27の組立に係るコストを低減することができる。
また、下流側燃料フィルタ80は繊維状部材を纏めた塊であることから弾力性を有する。この場合、下流側燃料フィルタ80は、ロッド部27bに組み付けられる前の外径(直径)がロッド部27bの孔27baの内径(直径)よりも大きく形成されるとよい。下流側燃料フィルタ80は、径方向に圧縮された状態で、ロッド部27bの孔27baに押し込まれる。その際に、下流側燃料フィルタ80には元の形状(外径)に戻ろうとする復元力が発生する。この復元力により、下流側燃料フィルタ80はロッド部27bの内周面との間に隙間を有することなく、ロッド部27bの内周面に接触するようになる。
下流側燃料フィルタ80とロッド部27bの内周面との間に隙間ができると、この隙間を通過して異物が下流側燃料フィルタ80の下流側に流れる可能性がある。本例では、下流側燃料フィルタ80がロッド部27bの内周面に接触することで、異物が下流側燃料フィルタ80の下流側に流れる可能性を低減することができる。
・可動子27の重量の増加を抑制することができる。
下流側燃料フィルタ80が可動子27に固定される場合、可動子27の質量が増加することになる。本実施例の場合、下流側燃料フィルタ80は可動子27に固定されず、可動子27に非固定の状態で、可動子27に対して中心軸線1aに沿う方向に相対変位可能に組み付けられる。このため、下流側燃料フィルタ80は可動子27の質量に含まれることなく、可動子27に組み付けられる。
下流側燃料フィルタ80が可動子27に対して固定されると、可動子27の質量が大きくなる。可動子27は開弁動作を行う場合には固定鉄心(ストッパ)25と衝突し、閉弁動作を行う場合には弁座15bと衝突する。可動子27が大きな質量を有していると、固定鉄心25との衝突、または弁座15bとの衝突に際して、大きな跳ね返り現象を引き起こすことになる。このような跳ね返り現象は、弁体27cが構成される可動子27の挙動を不安定にし、燃料噴射弁1から噴射される燃料量を不安定にし、開弁時間と燃料噴射量との関係における線形性を阻害する可能性がある。
本実施例では、下流側燃料フィルタ80が可動子27の質量に含まれることなく、可動子27に組み付けられることにより、可動子27の質量の増加を抑制し、可動子27の挙動を安定化させることができる。これにより、本実施例の燃料噴射弁1は、可動子27の内部に下流側燃料フィルタ80を配置して異物の捕集性能を向上しつつ、可動子27の質量の増加を抑制して可動子27の挙動を安定化することができる。そして、開弁時間と燃料噴射量との関係における線形性の悪化を抑制し、その品質を向上することができる。
可動子27に対する下流側燃料フィルタ80の相対変位を可能にするために、ロッド部27bの孔27ba内には、図3に示すように、中心軸線1aに沿う方向における下流側燃料フィルタ80の相対変位を許容する隙間(相対変位許容隙間または相対変位許容空間)δ801が設けられる。相対変位許容隙間δ801は、下流側燃料フィルタ80に対して、中心軸線1aに沿う方向に設けられる。相対変位許容隙間δ801は、弁体27cとばね座27ag(凹部27aaの底部の開口部(開口面)27af)との間に設けられる。この場合、開口部(開口面)27afは、可動鉄心27aのばね座27agが形成される底面部に開口する開口部(開口面)である。
仮に下流側燃料フィルタ80の上端80a部がロッド部27bの孔27baの開口部27afから飛び出すと、開口部27afから飛び出した上端80a部は、径方向に圧縮された状態から解放されて拡径するため、孔27baの内側に戻れなくなる。この状態では、下流側燃料フィルタ80は可動子27に対して固定された状態と変わりなくなってしまう。そのため、相対変位許容隙間δ801は、弁体27cとばね座27ag(凹部27aaの底部の開口部27af)との間に設けられるようにすることが好ましい。
以上の説明では、下流側燃料フィルタ80は可動子27に非固定の状態で組み付けられるものとして説明してきた。しかし、流側燃料フィルタ80がロッド部27bの内周面に接触していることで、可動子27の移動に際して、流側燃料フィルタ80が可動子27と一体となって動作することが考えられ、この場合、流側燃料フィルタ80の質量が可動子27の質量に含まれることになり兼ねない。これを防ぐため、ロッド部27bの内周面の表面処理を行うなどして、ロッド部27bの内周面の滑りをよくすることが望ましい。
なお、燃料噴射弁1が内燃機関に実装された状態では、相対変位許容隙間δ801には燃料が充填される。このため相対変位許容隙間δ801は実装状態において空間にならない。しかし、燃料は下流側燃料フィルタ80の変位を阻止する物体にはならない。このため本明細書において、隙間δ801は空間として扱うものとする。
図3では、下流側燃料フィルタ80の下端面80bが弁体27cに当接した状態を示しており、相対変位許容隙間δ801は下流側燃料フィルタ80の上側に形成されている。下流側燃料フィルタ80が可動子27に対して相対変位することにより、相対変位許容隙間δ801は下流側燃料フィルタ80の上側と下側とに分かれて形成される場合もある。
可動鉄心27aと対向して可動鉄心27aとの間に磁気吸引力を発生する固定鉄心25と、
一端部が固定鉄心25の側に支持され、他端部が可動子27の側に支持され、可動子27を付勢する付勢部材39と、
を備え、
可動子27は、ロッド部27bの内周側と外周側とを連通する連通孔27boと、ロッド部27bにおいて燃料通路を形成する孔27baと、孔27baの内側に収納された燃料フィルタ80と、を有し、
燃料フィルタ80は、可動子27に対して相対変位可能に配置される。
ロッド部27bは、燃料フィルタ80の可動子27に対する中心軸線1aに沿う方向における相対変位を許容する相対変位許容隙間δ801を有する。
可動鉄心27aは、固定鉄心25と対向する対向面27abから固定鉄心25の側とは反対側に窪む凹部27aaを有し、
相対変位許容隙間δ801は、凹部27aaの底面に孔27baによって開口する開口面と弁体27cとの間に設けられる。
係止部材81は、燃料フィルタ80を係止するフィルタ側係止部81aと、固定鉄心25の側に固定される係止部材支持部81bと、を備える。
係止部材81は、係止部材支持部81bが付勢部材39の一端部とアジャスタ35との間に挟持される。
Claims (9)
- 一端部に設けられた弁体、他端部に設けられた可動鉄心、及び前記弁体と前記可動鉄心との間に延設されたロッド部を有し、前記可動鉄心の内周側から前記ロッド部の内周側に連通するように燃料通路が形成された可動子と、
前記可動鉄心と対向して前記可動鉄心との間に磁気吸引力を発生する固定鉄心と、
一端部が前記固定鉄心の側に支持され、他端部が前記可動子の側に支持され、前記可動子を付勢する付勢部材と、
を備え、
前記可動子は、前記ロッド部の内周側と外周側とを連通する連通孔と、前記ロッド部において前記燃料通路を形成する孔と、前記孔の内側に収納された燃料フィルタと、を有し、
前記燃料フィルタは、前記可動子に対して相対変位可能に配置された燃料噴射弁。 - 請求項1に記載の燃料噴射弁において、
前記燃料フィルタは、金属又は樹脂製の繊維状部材を纏めて塊にした部材で構成される燃料噴射弁。 - 請求項2に記載の燃料噴射弁において、
前記燃料フィルタは、径方向に圧縮されて前記孔の内側に収納される燃料噴射弁。 - 請求項3に記載の燃料噴射弁において、
前記燃料フィルタは、中心軸線に沿う方向における長さが、常に前記連通孔の全範囲を覆う長さを有する燃料噴射弁。 - 請求項2に記載の燃料噴射弁において、
前記可動鉄心は、その外径が前記ロッド部の外径に対して大径をなし、
前記ロッド部は、前記燃料フィルタの前記可動子に対する中心軸線に沿う方向における相対変位を許容する相対変位許容隙間を有する燃料噴射弁。 - 請求項5に記載の燃料噴射弁において、
前記付勢部材はコイルばねで構成され、
前記可動鉄心は、前記固定鉄心と対向する対向面から前記固定鉄心の側とは反対側に窪む凹部を有し、
前記相対変位許容隙間は、前記凹部の底面に前記孔によって開口する開口面と前記弁体との間に設けられる燃料噴射弁。 - 請求項1に記載の燃料噴射弁において、
前記燃料フィルタは、前記可動鉄心の側に位置する一端面に、当該一端面とは反対側の他端面の側に向かって窪んだ凹部を有する燃料噴射弁。 - 請求項1に記載の燃料噴射弁において、
前記燃料フィルタの、当該燃料噴射弁に対する中心軸線に沿う方向における位置を固定する係止部材を備え、
前記係止部材は、前記燃料フィルタを係止するフィルタ側係止部と、前記固定鉄心の側に固定される係止部材支持部と、を備える燃料噴射弁。 - 請求項8に記載の燃料噴射弁において、
前記固定鉄心に固定されて前記付勢部材の付勢力を調整するアジャスタを備え、
前記係止部材は、前記係止部材支持部が前記付勢部材の前記一端部と前記アジャスタとの間に挟持される燃料噴射弁。
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