JP2022534132A - 空気熱力学環境保全型トイレ用具、取り付け方法およびその用途 - Google Patents

空気熱力学環境保全型トイレ用具、取り付け方法およびその用途 Download PDF

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Abstract

本発明は、空気熱力学環境保全型トイレ用具、取り付け方法及びその用途に関する。当該トイレ用具は、受入れ部と、処理部と、固体貯蔵部と、液体貯蔵部と、乾燥装置から構成され、当該トイレ用具は、空気熱力学原理を利用して無臭を実現することができ、用便者がない場合、排風口での換気ファンでトイレ用具の各空洞から空気を小量抽出し、異臭源が一方向に制御され、人の用便後に廃棄物処理ボタンがトリガーされたと、熱気流が下方へと流動し、受入れ部の受入れガイドの下錐口よりも上方の空気を下方へとガイドする作用を奏し、それによっても異臭源が一方向に制御され、無異臭の要求に満たすことができ、用便者の体験が良く、定期的に固体砕屑物と液体などの有機肥料を発生でき、なお、建設又は改造コストが低く、掃除及びメンテナンスが便利で、電気消費量がかなり少なく、定期的な掃除に少量の水が必要である以外に、絶対的な「無水トイレ」を実現することができる。【選択図】図1

Description

本出願は、2019年4月28日に中国特許庁に提出された、出願番号が201910351820.8、発明の名称が「空気熱力学環境保全型トイレ用具、取り付け方法およびその用途」である中国特許出願の優先権を主張しており、当該中国特許出願の全文が援用により本出願に組み込まれるものとする。
本発明は、空気熱力学環境保全型トイレ用具、取り付け方法およびその用途に関し、エコ・省エネの技術分野に属する。
市場上では、既存の「無水便器」とは、一般的に水タンク無しの便器のことを指す。このような無水便器の作動原理は、都市水道の水圧を十分に利用して流体力学原理を適用することで、知能的に便器内の便量の多少を識別して合理的に相応しい水量で洗浄し、巧みに洗浄用水量と洗浄による運動エネルギーを一致させることにあり、節水効果が50%以上に達することができ、このことから、本当の無水ではない。このような「無水便器」は「節水便器」と呼ぶべきであろう。
一部の農村や辺境地区では、露天トイレ、即ち所謂「茅坑(粗末な便所)」や「汲み取り式便所(Pit latrine)」はまだ多量に存在している。これらの露天トイレは、簡単で便利に建てる以外に、何れのメリットもなく、例えば、土壌汚染、地下水汚染、廃棄物処理困難、用便体験不良などが挙げられる。これらのトイレをアップグレードするには、基礎施設は必ずしも備えられるとは限らない。正常な水洗トイレを建てるには、水パイプと下水パイプを合わせて敷設しなければならず、所要する資金が多量である。また、辺境地区では、水不足という現実が存在しており、「節水便器」というトイレ用具の普及が相変わらず難しい。
初期の宇宙飛行時間が短いので、宇宙飛行士は使い捨ての糞便収納袋を十分な量で持っていなければならない。宇宙で収納袋を使って「袋で包む方法」により糞便を処理する。収納袋の袋口には弾性のあるゴム紐が備えられ、使用時は弾性袋口を開けて便器の開口端に固定させる。便器内筒の内壁の筒底には一連の小孔が開設され、使用時は外筒に接続される抽気パイプで抽気することで一定の負圧が形成され、使用後は収納袋を取り外す際に、袋口が自動的に縮まるようになる。廃棄物の入れた収納装置を外装袋に入れ込んだ後に特定の廃棄物箱内に投入する。
≪有人宇宙機技術≫(戚発じん、国防工業出版社、1999)では、そのP134の図5~15は「宇宙飛行機の組合せ式便器の内部構成概略図」であり、2経路を持つ受入れ部構造が用いられている。1経路は空気、尿、洗浄水であるが、もう1経路は空気流及び固体廃棄物である。後者の多くの面は、空間での微小重力を対象として特化したものであり、それに用いられる構造が極めて複雑で、地面に適用しない。次の例が挙げられる:(a)固形物受入れ部の構造としては「長円体形状」が用いられ、製造加工が複雑で、コストが極めて高い。(b)中心下部には「モータ駆動による投げ器」が用いられ、投げ器では「ヒンジ接続」された一連の切削刃が外方に展開し、固形廃棄物を粉砕して便器の内壁の「層間」に沈殿させ、「層間」の構造が複雑である。投げ器では「ヒンジ接続方法」により回転盤と切削刃を接続し、製造が複雑である。図中のヒンジ接続された切削刃としては近「平行四辺形」且つヒンジ接続された針状刃が用いられ、「フック付き端部」が用いられるので、地面での低速モータ回転数で一定の粘性を持つ固体廃棄物の切断及び排出分離には不利である。回転盤の縁部はフラットなものであるため、回転盤が回転せず、且つ縁部に液体廃棄物がある場合、液体廃棄物は内方に向かって電機軸に流動することとなる。
「環境保全型無水便器」(CN107802200A)では、受入れ部の構造として「液体緩衝溝」及び「固体処理筒」が用いられ、モータ回転による切断粉砕機構が内設されている。この構造では、異臭除去装置が配置されておらず、特許において「一方通行バルブ(又は一方通行弁)によって下からの異臭現象の発生を効果的に防ぐことができる」と記載されているが、これは「異臭がする」ことを防止するだけで、「無異臭」を実現することができない。(b)空洞構造の形状が相対的に複雑で、同じ横断面での内外組合せが相対的に多く、空洞の数が相対的に多く(例えば3、4、13、14、15、16など)、空洞の壁面としては柱形、錐形、不規則な曲面形がある。(c)固体処理筒には外側面に電熱線を巻いて乾燥や加熱をするという方法が用いられ、熱慣性が大きく、筒壁の熱容量としては最初に熱量を多く吸収しなければならず、固体廃棄物に対して熱伝導で加熱するだけであり、筒の内壁面と接触する固体廃棄物は面積では極めて小さな割合を占めているので、固体廃棄物の加熱乾燥効率が低い。(d)外分離筒と内分離盤との間に「縦接続板」が設けられ、その構造が複雑で、溶接難度が大きく、コストが高い。(e)モータによる切断装置に加えて「固体排出ポンプ」も配置され、「固体排出ポンプ」は、コストの割合が比較的大きく、その出入り用継手には所定の空間と継手設計が必要であり、複雑さ及びコストがさらに増大するようになる。(f)温度センサー、湿度センサーが用いられ、測定された温度、湿度値、及び相応しい「プリセット閾値」により「加熱装置」及び「粉砕モータ」の起動及び停止を制御し、その制御が複雑で、信頼性が悪く、環境温度が変化したと「プリセット閾値」を再設定しなければならず、利便性が低い。(g)洋式トイレのみに適用し、和式トイレには適用しない。(h)便器では廃棄物を乾燥及び処理することしかできず、外部には「固体廃棄物及び液体廃棄物の貯蔵部」が配置されなければならない。(i)取り付け及び取り外しの難度が大きく、メンテナンスコストが高い。
「無水便器」(CN104127151B)では、尿液処理システム、糞便粉砕部及び乾燥部が用いられ、この無水便器の欠点は次の通りである:(a)「高温で尿液及び糞便中の液体が蒸発する」が、尿液中の水分が大部分を占めているので、このような方法では熱量及び電力を多く消費してしまう。(b)粉砕及び輸送装置は過度に複雑で、製造の難度が大きく、コストが高い。例えば、「粉砕室」は「粉砕用空洞、輪軸、モータ」を含み、「輸送装置」は「輸送用空洞、第1タービン、第2タービン、第2運転軸、第3運転軸、及び輸送モータ」を含む。(c)「赤外線センサーとデータプロセッサ」で人体と便器の距離を感知するので、高級な洋式便器のみに適用され、コストが高い。(d)除菌には「負イオン次亜塩素酸ナトリウム発生器」が用いられ、定期的に薬液を添加しなければならず、一方では、発生した廃棄物が化学添加物になり、他方では、メンテナンス手順が多く、メンテナンスコストが高い。(e)駆動の面では「駆動モータ」及び「乾燥モータ」が用いられ、モータコストの製造コストに占める割合がかなり大きいので、1つのモータが追加されると、コストが増加するようになる。(f)「ギア、タービン」の使用量が多過ぎ、その加工が複雑で、精度の要求が高く、難度が大きく、それに加えて、数が多く、コストの増幅が巨大である。例えば、「駆動ギア15」、「ラック17」、「第2ギア28」、「第1ギア29」、「乾燥ギア27」、「破砕ギア38」、「排便ギア40」、「第1タービン18」、「第2タービン19」「同期プーリー22」などが挙げられ、さらに、相応しい軸及びセット接続も必要不可欠である。
「固体汚物急速分解処理装置」(CN1974967A)では、「真空、マイクロ波」による乾燥処理方法を利用して固体廃棄物を無菌無臭の「乾燥なシート状物」に処理し、以下に分析を記載する:(a)「真空」による方法には、余計な真空設備が必要であり、コストが高く、且つ余計な抽気による真空室形成用の処理時間が必要であり、処理時間の遅延が多い。(b)マイクロ波マグネトロン及び処理用空洞が多過ぎ、例えば、少なくとも3つの空洞内には複数組のマグネトロン及びランプが存在する。(c)ポンプ及びモータの数も相対的に多く、例えば「固液分離2」、「螺旋ポンプ7」、「汚水ポンプ8」、「水ポンプ12」、「モータ36」、「真空ポンプ22」などが挙げられ、コストが高い。(d)構造が複雑で、着脱が不便で、掃除及びメンテナンスコストが高い。
「無水トイレ」(CN201414748Y)では、「熱風機、除湿機、同期ヒーター」により「単純な固体廃棄物の処理」を実現することが期待され、以下に分析を記載する:(a)この実用新案では「糞便タンク」のみが設けられ、「液体廃棄物の出口及び貯蔵部」が設けられていないので、用便者には「大便する」ことしかできず、「小便」ができないことが求められ、現実的ではない。何故かと言うと、尿液が「糞便タンク」に入った後、システムでは乾燥できないからである。(b)「糞便タンク」中の「突出」している固体廃棄物に対して水平移動する「垂直片状スムーザー」で「平らにする」には、余計なモータで駆動しなければならず、構造が複雑で、コストが高い。(c)電気器具の数も相対的に多く、例えば「熱風機8」、「除湿機11」、「抽気機15」、「大型抽気機18」、「小型抽気機19」、「ヒーター12」、「電動スムーザー20」などが挙げられ、部品が多いと、コストが必ず高くなる。(d)電気駆動ダクトの外部との継手が多く、2、3個ある。
本発明の目的は、上記のような従来の技術の欠点を克服して、次のような空気熱力学環境保全型トイレ用具を提供することにあり、当該トイレ用具は、空気熱力学原理を利用して無臭を実現することができ、用便者の体験が良く、構造が簡単で、コストが低く、固体廃棄物の乾燥、破砕及び固液分離を実現でき、定期的に固体砕屑物と液体などの有機肥料を発生でき、なお、建設又は改造コストが低く、掃除及びメンテナンスが便利で、電気消費量がかなり少なく、定期的な掃除に少量の水が必要である以外に、絶対的な無水トイレを実現することができる。
本発明の別の目的は、空気熱力学環境保全型トイレ用具の取り付け方法を提供することにある。
本発明のさらに別の目的は、空気熱力学環境保全型トイレ用具の用途を提供することにある。
本発明の上記した目的は主として次の技術案によって実現される。
空気熱力学環境保全型トイレ用具であって、受入れ部と、処理部と、固体貯蔵部と、液体貯蔵部と、乾燥装置と、を備え、受入れ部、処理部、固体貯蔵部、液体貯蔵部が順次接続され、処理部の内部には破砕機構が設けられ、乾燥装置が受入れ部に連通され、発生した熱気流は受入れ部を通過して処理部に入り、人の用便後、排泄物は受入れ部を通過して処理部の破砕機構に落下し、排泄物中の液体は直接に固体貯蔵部を通過して液体貯蔵部に入り、排泄物中の固体は前記熱気流による乾燥処理及び前記破砕機構による破砕処理を受けた後に固体貯蔵部に入り、熱気流は熱気流経路に入って、熱気流経路の末端にある吹き出し口を通過して外部に排出される、空気熱力学環境保全型トイレ用具。
上記した空気熱力学環境保全型トイレ用具において、受入れ部に接続された人の用便に用いられる器具をさらに備え、前記器具は、和式器具または洋式器具を含む。
上記した空気熱力学環境保全型トイレ用具において、前記受入れ部は空洞構造であり、空洞構造の内部には上から下へと内径が徐々に縮径する受入れガイドが設けられ、受入れガイドは、排泄物を受入れるためのものであり、その外壁と空洞構造の内壁との間に環形多孔板が設けられている。
上記した空気熱力学環境保全型トイレ用具において、前記受入れガイドは、縦断面が台形で、中心線が破砕機構の遠心回転盤の中心線と重なり合う。
上記した空気熱力学環境保全型トイレ用具において、前記乾燥装置の出口は、前記環形多孔板よりも上方に位置し、前記環形多孔板は、絞り及び導流の作用を奏し、乾燥装置によって発生する熱気流を下方へと流動させる。
上記した空気熱力学環境保全型トイレ用具において、前記処理部の内部には破砕機構が設けられ、前記破砕機構は、モータと、軸がモータに接続され且つ熱気流経路よりも上方に位置する遠心回転盤と、遠心回転盤に設けられた切削部品と、を含み、遠心回転盤のサイズ設計は、少なくとも熱気流経路の入口を完全に覆うことを満たす。
上記した空気熱力学環境保全型トイレ用具において、前記遠心回転盤の縁部には環形遮蔽板が設けられ、前記環形遮蔽板の母線と遠心回転盤の所在する平面との角は、30°~150°である。
上記した空気熱力学環境保全型トイレ用具において、前記切削部品は、切削刀と、線状刀と、を備える。
上記した空気熱力学環境保全型トイレ用具において、前記処理部の空洞構造の内壁と熱気流経路を形成する外壁との間には第1固定レバーが設けられ、前記モータと熱気流経路を形成する内壁との間には第2固定レバーが設けられ、前記固体貯蔵部の空洞構造の内壁と熱気流経路を形成する外壁との間に第3固定レバーが設けられている。
上記した空気熱力学環境保全型トイレ用具において、前記固体貯蔵部と液体貯蔵部は、形状がマッチングする環形空洞構造であり、それらの内部に形成された熱気流経路が処理部の内部に形成された熱気流経路に連通して完全な熱気流経路を構成する。
上記した空気熱力学環境保全型トイレ用具において、前記固体貯蔵部の環形空洞の底部には液体が通過するためのスルーホールが設けられ、前記液体貯蔵部の環形空洞の底部が閉鎖構造である。
上記した空気熱力学環境保全型トイレ用具において、前記乾燥装置は、送風機と、送風機に連通される熱風送風管と、熱風送風管の内部に設けられた空気ヒーターと、を備える。
上記した空気熱力学環境保全型トイレ用具において、トリガーボタンをさらに備え、人は用便した後、トリガーボタンを起動することで、乾燥装置及び破砕機構を起動して排泄物中の固体を乾燥及び破砕する。
上記した空気熱力学環境保全型トイレ用具において、トリガーボタンに接続されて時間遅延制御を実現するためのタイムリレーをさらに備える。
上記した空気熱力学環境保全型トイレ用具において、取り付けられた受入れ部、処理部、固体貯蔵部、液体貯蔵部を周方向にロック固定するためのロック装置をさらに備える。
上記した空気熱力学環境保全型トイレ用具において、前記ロック装置は、ロックレバーと、若干の固定部品と、を備え、前記若干の固定部品がそれぞれ受入れ部、処理部、固体貯蔵部、及び液体貯蔵部に取り付けられ、各固定部品には、ロックレバーと連携してトイレ用具を周方向にロックするための固定溝が開設されている。
上記した空気熱力学環境保全型トイレ用具において、前記受入れ部と処理部との間には固定的な接続又は可動的な接続が用いられ、前記処理部と固体貯蔵部との間、固体貯蔵部と液体貯蔵部との間には可動的な接続が用いられる。
上記した空気熱力学環境保全型トイレ用具において、所用する可動的な接続装置は、サイド耳部と、固定フックと、を備え、互いに接続された2つの構成部分のうち、一方の構成部分の固定フックで他方の構成部分のサイド耳部をフックする。
上記した空気熱力学環境保全型トイレ用具において、前記受入れ部、処理部、固体貯蔵部、液体貯蔵部は、互いに接続された端面の間で、フラットな継手、外方から内方への係止継手、内方から外方への係止継手、外方から内方への錐形継手又は内方から外方への錐形継手が用いられる。
上記した空気熱力学環境保全型トイレ用具において、前記受入れ部、処理部、固体貯蔵部、液体貯蔵部は全体的に地上又は地下に配置されている。
上記した空気熱力学環境保全型トイレ用具において、前記吹き出し口はパイプを介して排風口に連通し、排風口の出口には換気ファンが取り付けられている。
空気熱力学環境保全型トイレ用具の取り付け方法であって、受入れ部を人の用便に用いられる器具に接続し、接続箇所を封止するステップと、液体貯蔵部を固定的な吹き出し口に接続するステップと、処理部を受入れ部に接続するステップと、固体貯蔵部を処理部に接続するステップと、液体貯蔵部を固体貯蔵部に接続するステップと、取り付けられた受入れ部、処理部、固体貯蔵部、液体貯蔵部をロック装置によってロック固定するステップと、を含む、空気熱力学環境保全型トイレ用具の取り付け方法。
上記した空気熱力学環境保全型トイレ用具の取り付け方法において、取り付け具によって、液体貯蔵部を固定的な吹き出し口に接続したり取り外したりすること、処理部を受入れ部に接続したり取り外したりすること、固体貯蔵部を処理部に接続したり取り外したりすること、液体貯蔵部を固体貯蔵部に接続したり取り外したりすることを実現し、前記取り付け具は、レバー本体と、円弧と、少なくとも1つのハンドルと、を含み、レバー本体の一端部には円弧が設けられ、レバー本体の他端部及び/又は2つの端部の間にはハンドルが設けられ、前記円弧はアーチ構造であり、その両端のそれぞれには上向きフックが設けられ、前記円弧は構成部分本体に合わせるもので、前記上向きフックは構成部分のサイド耳部に合わせるものである。
上記した空気熱力学環境保全型トイレ用具の取り付け方法において、前記レバー本体は、折り曲げ構造または直線構造であり、円弧と接続セットによって接続され、前記接続セットは、T字型の構造であり、レバー本体と円弧とを固定して強度を増加させる。
空気熱力学環境保全型トイレ用具の農村及び辺境地区トイレ用具、宇宙トイレ用具、都市トイレ用具、公園トイレ用具又は観光スポットトイレ用具での用途。
本発明は、従来の技術に比べ次の有益な効果を有する。
(1)本発明で提案する空気熱力学環境保全型トイレ用具は、受入れ部と、処理部と、固体貯蔵部と、液体貯蔵部と、乾燥装置から構成され、当該トイレ用具は、排気及び空気熱力学原理を利用して無臭を実現し、用便者の体験がよいという要求を満たすだけでなく、定期的に固体砕屑物と液体などの有機肥料を発生することもでき、なお、建設又は改造コストが低く、掃除及びメンテナンスが便利で、電気消費量がかなり少なく、定期的な掃除に少量の水が必要である以外に、絶対的な無水トイレを実現することができる。
(2)本発明によれば、異臭感のないトイレ用具を実現することができ、用便者がない場合、排風口での送風機でトイレ用具の各空洞から空気を小量抽出し、異臭源が一方向に制御され、人の用便後に廃棄物処理ボタンがトリガーされたとき、熱気流が下方へと流動し、受入れ部の受け入れガイドの下錐口よりも上方の空気をガイドする作用を奏し、それによっても異臭源が一方向に制御され、無異臭の要求が実現される。
(3)本発明に係るトイレ用具によれば、固体廃棄物と液体廃棄物が効果的に分離され、液体廃棄物は破砕機構に到達したとき、破砕機構の縁部から自然的に滴下し、好ましくは回転盤の遮蔽板から自然的に滴下し、固体貯蔵部を通過して液体貯蔵部に入り、固体廃棄物は処理時に熱気流による自発的な乾燥、粉砕を受け、遠心力で固体貯蔵部へと分離され、固体貯蔵部及び液体貯蔵部を定期的に掃除することにより、固体砕屑物と液体などの有機肥料の効果的な分離が実現される。
(4)本発明によれば、本当の無水トイレ用具が実現され、長時間間隔の定期的な掃除及び表面洗浄処理に少量の水が必要である以外、トイレ用具の正常使用中、水が不要である。
(5)本発明によれば、電気消費量が少なく、乾燥装置及び破砕機構などのみが小量の電力消費を必要とし、省エネし、コストを低減させることができる。
(6)本発明に係るトイレ用具は、地下に施工されるように設計してもよいし、地上に支持及び取入用空間構造を建設してもよく、建設又は改造コストが低く、施工時は受入れ部及び処理部が地面と相対的に固定される。固体貯蔵部及び液体貯蔵部が可動であるので、便利に収納して、取り出してから、入れ込むことができ、掃除及びメンテナンスには便利であり、受入れ部、処理部、固体貯蔵部、液体貯蔵部の筒体間の接続には簡単で効果的な密封方法が用いられ、取り外しには便利である。
(7)本発明に係るトイレ用具は、適用範囲が広く、農村及び辺境地区、宇宙、都市、公園、観光地区の何れにも適用し、その外部が和式器具と洋式器具などの何れにも接続可能である。
(8)本発明では、トイレ用具の各構成部分が巧みに設計され、構造性能の最適化に達した。例えば、固体貯蔵部の底部には篩目構造が用いられ、固体砕屑物を乗せるだけでなく、便利に液体廃棄物を液体貯蔵部へと流動させることもできる。
(9)本発明に係るトイレ用具は、乾燥効率が高く、トイレットペーパーを含む固体廃棄物が粉砕された後に処理部の熱気流に分散されており、固気接触面積が大きくて十分で、乾燥時間が短く、乾燥効果が良い。
(10)本発明に係るトイレ用具によれば、二次乾燥の効果が実現され、固体貯蔵部に入った砕屑物が中心に近接する位置で次の用便者に排出された液体にうたれることとなり、ここでは熱気流が衝撃を受けて引き返し、「二次乾燥」が発生することとなり、これは髪を乾かす過程に類似し、固体貯蔵部がほぼ満杯になっても、固体廃棄物が壁に付着しなくて吐き出されやすい乾燥度に達することを確保することができる。
(11)本発明では、人体工学に符合するトイレ用具の取り付け及び取り外し具が専門的に設計され、操作者による操作時はその顔部が固体貯蔵部や液体貯蔵部から比較的遠い距離を維持でき、把持が快適で、取り付け及び取り外し操作が便利である。
本発明に係る空気熱力学環境保全型トイレ用具の構成概略図である。 本発明に係る空気熱力学環境保全型トイレ用具の受入れ部と乾燥装置の接続構造の概略図である。 本発明に係る空気熱力学環境保全型トイレ用具の処理部の構成概略図である。 本発明に係る空気熱力学環境保全型トイレ用具の固体貯蔵部の構成概略図である。 本発明に係る空気熱力学環境保全型トイレ用具の液体貯蔵部の構成概略図である。 本発明に係るロック装置による受入れ部、処理部、固体貯蔵部、液体貯蔵部のロック状態及びロック解除状態の概略図である。 本発明に係るサイド耳部、固定フック、固定部品の構成概略図であり、図7aは固定フックの概略図で、図7bはサイド耳部の概略図で、図7cは固定部品の概略図である。 本発明に係る隣接する2つの構成部分の端面接続形態の概略図であり、図8aは隣接する2つの構成部分間にはフラットな継手が用いられることを示し、図8bは隣接する2つの構成部分間には外方から内方への係止継手が用いられることを示し、図8cは隣接する2つの構成部分間には内方から外方への係止継手が用いられることを示し、図8dは隣接する2つの構成部分間には外方から内方への錐形継手が用いられることを示し、図8eは隣接する2つの構成部分間には内方から外方への錐形継手が用いられることを示す。 本発明に係る取り付け具の3面図であり、図9aは正面図で、図9bは側面図で、図9cは平面図である。 本発明に係る空気熱力学環境保全型トイレ用具の取り付けフローチャートである。
以下では、本発明について図面と具体的な実施例を合わせてより一層詳しく説明する。
図1は、本発明に係る空気熱力学環境保全型トイレ用具の構成概略図である。図示から分かるように、本発明に係る空気熱力学環境保全型トイレ用具は、受入れ部1と、処理部2と、固体貯蔵部3と、液体貯蔵部4と、乾燥装置と、を備え、受入れ部1、処理部2、固体貯蔵部3、液体貯蔵部4が上から下へと順次接続され、乾燥装置が受入れ部1に連通される。各構成部分が地下に配置されても、地上に配置されてもよく、例えば、地上に支持及び取入用空間構造を建てることができ、ここでは、受入れ部1及び処理部2が地面と相対的に固定され、固体貯蔵部3及び液体貯蔵部4が可動であるので、便利に収納して、取り出してから、入れ込むことができる。
図2は、本発明に係る空気熱力学環境保全型トイレ用具の受入れ部と乾燥装置の接続構造の概略図である。本発明に係る空気熱力学環境保全型トイレ用具は、受入れ部1に接続された人の用便に用いられる器具をさらに備え、例えば、この器具は通常の和式器具または洋式器具とすることができる。図2には、和式器具又は洋式器具が別々に受入れ部1に接続されることが図示され、図中、25は和式器具又は洋式器具、26は和式器具の足置き台、27は洋式器具の足置き台、28は壁を示す。受入れ部1が和式器具又は洋式器具25にフランジ継手で接続され、フランジ継手にはマルチスタッド及びナットの組合せによる締付け接続が用いられることが好ましく、表面の隙間が防水防熱接着剤で密封される。
受入れ部1は空洞構造であり、空洞構造の内部には上から下へと内径が徐々に縮径する受入れガイド11が設けられ、受入れガイド11は人の用便後の排泄物(固体糞便、トイレットペーパー、液体尿液などを含む)を受入れるためのものであり、受入れガイド11の小端面は通常の便器の咽喉部分の口径に相当するように設計されてもよい。本発明の1つの選択的な実施例では、受入れガイド11は、縦断面が台形で、好ましくは二等辺台形であり、排泄物が破砕機構の真上に落ちるように、その中心線が処理部2の破砕機構の遠心回転盤17の中心線と重なり合うことが好ましい。受入れガイド11の外壁と空洞構造の内壁との間には環形多孔板12が設けられ、環形多孔板12の開孔は均一な孔または不均一な孔である。受入れ部1の空洞構造は、側壁に孔が開設されて、乾燥装置の出口に連通され、乾燥装置の出口は、環形多孔板12よりも上方に位置し、環形多孔板12は、絞り及び導流の作用を奏し、乾燥装置によって発生する熱気流を下方へと流動させる。
乾燥装置は、送風機5と、送風機5に連通される熱風送風管6と、熱風送風管6の内部に設けられた空気ヒーター7と、を備え、空気ヒーター7によって発生した熱気流は、送風機5によって受入れ部1の内部に送風される。
図3は、本発明に係る空気熱力学環境保全型トイレ用具の処理部の構成概略図である。処理部2は、受入れ部1と形状がマッチングする空洞構造であり、内部に破砕機構が設けられ、破砕機構は、モータ13と、モータ13に接続され且つ熱気流経路70よりも上方に位置する遠心回転盤17と、遠心回転盤17に設けられた切削部品と、を含み、遠心回転盤17のサイズ設計は、排泄物中の液体及び固体が遠心回転盤17を経過してから熱気流経路70に落ちないように、少なくとも熱気流経路70の入口を完全に覆うことを満たす。好ましくは、遠心回転盤17の縁部には環形遮蔽板71(短スカートの縁部に類似するもの)が設けられ、環形遮蔽板71の母線と遠心回転盤17の所在する平面との角は、30°~150°であり、好ましくは90°である。当該環形遮蔽板71は、遠心回転盤17の縁部を下方に折り曲げて形成しても、単独に設けてもよく、それによって、液体廃棄物を下向きにガイドし、固体廃棄物と液体廃棄物が下向きの熱気流経路70に入るのを阻止することができる。モータ13は回転軸を介して遠心回転盤17に接続され、切削部品は切削刀19と線状刀(絹刀)20を備え、好ましくは2枚の切削刀19と2本の線状刀20を備え、モータ13は、外付けハウジングにより保護され、モータ導線引き出しパイプ35を介して外部電源に接続され、モータのハウジングと熱気流経路70の内壁との間には接続固定するための第2固定レバー15が設けられ、熱気流経路70の外壁と処理部2の空洞構造の内壁との間には接続固定するための第1固定レバー16が設けられている。遠心回転盤17の材質としては、ステンレス、銅、アルミニウム、表面が防腐処理された鉄などの金属や硬質プラスチックなどが挙げられ、好ましくはコストが低く且つ加工され易いアルミニウム、硬質プラスチックである。
図4は、本発明に係る空気熱力学環境保全型トイレ用具の固体貯蔵部の構成概略図で、図5は、本発明に係る空気熱力学環境保全型トイレ用具の液体貯蔵部の構成概略図である。固体貯蔵部3及び液体貯蔵部4は、形状がマッチングする環形空洞構造であり、それらの中心内部に形成された熱気流経路が処理部2の内部に形成された熱気流経路の一部に連通して完全な熱気流経路70を構成する。固体貯蔵部3の空洞構造の内壁と熱気流経路の外壁との間には第3固定レバー36が設けられ、固体貯蔵部3の環形空洞の底部には液体が通過するためのスルーホールが設けられ、例えば、スルーホールが多く設けられた孔板又は支持レバー及び網目の組合せ構造を採用することができ、図4に示すように、好ましくは、支持レバー及び網目の組合せ構造は、内外縦リブ付きの環形篩網37であり、孔径が0.5~1.5mmであり、篩網37の内外縦リブはそれぞれ内筒、外筒に貼り付けた後、点溶接機による周方向における均一な多点位置での点溶接38で固定され、液体貯蔵部4の環形空洞の底部が閉鎖構造である。
図5に示すように、液体貯蔵部4の底部は熱気流経路70の内径と口径が同じである環形ゴムリング42を介して可動的に接続され、環形ゴムリング42が吹き出し口8の上フランジに接着固定されることにより、液体貯蔵部4の内筒23と吹き出し口8との間が可動で、且つ気流密封機能を有するようになり、環形ゴムリング42は断面が三角形状である環形ゴムリングであることが好ましい。
また、受入れ部1と、処理部2と、固体貯蔵部3と、液体貯蔵部4のそれぞれには接続部品が設けられ、図2に示すように、受入れ部1の空洞構造の外壁には、サイド耳部29、固定部品31、およびロックレバー・ヒンジ孔30が設けられている。図3に示すように、処理部2の空洞構造の外壁には、サイド耳部32、固定フック34、および固定部品33が設けられている。図4に示すように、固体貯蔵部3の空洞構造の外壁には、サイド耳部39、固定フック41、および固定部品40が設けられている。図5に示すように、液体貯蔵部4の空洞構造の外壁には、サイド耳部44、固定フック43、および固定部品46が設けられている。本発明の1つの選択的な実施例では、サイド耳部は半工字型で、2~4個で構成部分の周方向に均一に配置され、固定フックは折り曲げ構造で、「7」字型に類似し、周方向に回動してサイド耳部をフックし、言い換えると、互いに接続された2つの構成部分のうち、一方の構成部分の固定フックに他方の構成部分の対応するサイド耳部が接続され、固定フックは2~4個設けられ、構成部分の周方向に均一に配置され、固定部品には、ロックレバー・ヒンジ孔にヒンジ接続されたロックレバー47を係止することで、受入れ部1、処理部2、固体貯蔵部3、液体貯蔵部4を周方向にロックするための固定溝が開設されている。図7は、本発明に係るサイド耳部、固定フック、固定部品の構成概略図であり、図7aは固定フックの3面図で、図7bはサイド耳部の3面図で、図7cは固定部品の3面図である。
図6は、本発明に係るロック装置による受入れ部1、処理部2、固体貯蔵部3、液体貯蔵部4のロック状態及びロック解除状態の概略図である。ロック装置は、ロックレバー47と、若干の固定部品と、を備え、本発明の1つの選択的な実施例では、4つの固定部品がそれぞれ受入れ部1、処理部2、固体貯蔵部3、液体貯蔵部4に取り付けられ、各固定部品には、ロックレバー47と連携してトイレ用具をロックするための固定溝が開設されており、ロック位置が48、ロック解除位置が49であり、さらに、ロックレバー47の端部のフラットな孔をフランジの二重ヒンジ孔に合わせてネジを挿入してナットをねじ込むことで、ヒンジ接続を実現する。
図8に示すように、本発明に係る隣接する2つの構成部分の端面接続形態の概略図であり、図8aは隣接する2つの構成部分間にはフラットな継手50が用いられることを示し、図8bは隣接する2つの構成部分間には外方から内方への係止継手51が用いられることを示し、図8cは隣接する2つの構成部分間には内方から外方への係止継手52が用いられることを示し、図8dは隣接する2つの構成部分間には外方から内方への錐形継手53が用いられることを示し、図8eは隣接する2つの構成部分間には内方から外方への錐形継手54が用いられることを示す。接続形態として外方から内方への係止継手51又は内方から外方への係止継手52が用いられることが好ましく、何故かと言うと、密封性がより一層優れるからである。
本発明では、受入れ部1と処理部2との間には固定的な接続又は可動的な接続が用いられる。例えば、固定的な接続については、取り外し可能な補強締付け接続が用いられ、上下の構成部分にはフランジ及び継手の組合せが設けられ、それに加えてボルト及びナットの組合せでロック固定することで、モータの作動による微小な振動に起因した影響を解消することができ、可動的な接続については、簡単なフックによる可動的な接続が用いられ、処理部2と固体貯蔵部3との間、固体貯蔵部3と液体貯蔵部4との間には、簡単なフックによる可動的な接続が用いられ、それに加えてロックレバーが用いられることで、各接続部分をロックすることができる。
本発明に係るトイレ用具は、トリガーボタンと、トリガーボタンに接続されて時間遅延制御を実現するためのタイムリレーをさらに備える。トリガーボタンは、トイレ用具本体に設けられても、トイレ用具と別途に設けられてもよく、人が用便後に簡単に起動できればよい。人は用便後、トリガーボタンを起動することで、所定の時間で乾燥装置及び破砕機構を起動して排泄物中の固体を急速乾燥及び破砕し、肥料として収納されるまで10~20秒のみで廃棄物処理の起動及び停止が完成でき、次の人の用便に影響しない。乾燥装置と破砕機構を同時に起動しても、乾燥装置を先に起動して熱風を発生して送風してから、破砕機構を起動するように制御してもよい。タイムリレーを乾燥装置、モータと同一の電源に接続することで、構造を簡略化することができる。
本発明に係るトイレ用具の作動プロセスは、次の通りである。
人は用便後、トリガーボタンを起動して乾燥装置と破砕機構を起動する。乾燥装置によって発生した熱気流は、受入れ部1を通過して処理部2に入り、遠心回転盤17の底部と処理部2のダクト壁の最上部との環形空間は、乾燥用熱気流の出口(環形)である。人の用便後に発生した排泄物は、固体廃棄物(大便、トイレットペーパーなど)及び液体廃棄物(尿液など)を含み、受入れ部1を通過して処理部2の破砕機構に落下し、排泄物中の液体は直接に固体貯蔵部3の底部の篩網を通過して液体貯蔵部4に入り、排泄物中の固体は熱気流による乾燥処理及び破砕機構による破砕処理を受けた後に固体貯蔵部3に入る。熱気流は、圧倒的大部分(90%以上)が直接に熱気流経路に入り、残りの小部分が固体貯蔵部3を通過して液体貯蔵部4の底部にある閉鎖面に達してから処理部2に戻り、排泄物中の固体に対する乾燥処理に引き続き参加し、言い換えると、「二次乾燥」(ドライヤーで髪を乾かす過程に類似する)の後にも熱気流経路に入り、熱気流は熱気流経路の末端にある吹き出し口8から接続パイプ9(又は壁を通り抜けるダクト)を通過して排風口10に入り、換気ファン24により外部に排出される。
本発明では、トイレ用具の処理部2、固体貯蔵部3、液体貯蔵部4などの各構成部分、特に固体貯蔵部3、液体貯蔵部4の取り付け及び取り外しを行う際に、図9に示す取り付け具を用いることで、取り付けや取り外しをより一層簡単にするだけでなく、固体貯蔵部3及び液体貯蔵部4を操作者から一定の距離で維持することができる。図9は、本発明に係る取り付け具を対象として特化した取り付け及び取り外し具の3面図であり、図9aは正面図で、図9bは側面図で、図9cは平面図である。取り付け具は、レバー本体55と、円弧(抱弧)57と、少なくとも1つのハンドル59と、を含み、さらに、レバー本体55の一端部には円弧57が設けられ、レバー本体55の他端部及び/又は2つの端部の間にはハンドル59が設けられ、円弧57はアーチ構造であり、その両端のそれぞれには上向きフック56が設けられ、円弧57は構成部分本体に合わせるもので、上向きフック56は構成部分のサイド耳部に合わせるものである。レバー本体55は、剛性の「二重折り曲げ」構造であり、地下でのトイレ用具の取り付けや取り外しに役立ち、その長さが具体的なトイレ用具の位置に応じて調整設計でき、トイレ用具が地上にある場合、その設計としては「二重折り曲げ」を省略して直棒にすることもできる。上向きフック56は円弧57の先端に設けられ、レバー本体55は円弧57に接続セット58によって接続され、接続セット58はT字型の構造で、レバー本体55と円弧57との固定を補強して強度を増加させる。本発明の1つの選択的な実施例では、ハンドルが2つあり、第1ハンドル59及び第2ハンドル60が操作者の両手把持位置であり、円弧57が固体貯蔵部3又は液体貯蔵部4の本体に合わせるものであり、円弧57の半径が被把持物よりやや大きい。
本発明に係る空気熱力学環境保全型トイレ用具の取り付け方法の取り付け手順は、次の通りである。
受入れ部1を人の用便に用いられる器具に接続し、接続箇所を密封する。
図9に示す工具を両手で把持して、2つの上向きフック56を液体貯蔵部4の2つの半工字型のサイド耳部44内に挿入するとともに、接続セット58を固定部品46に係止させ、そして、液体貯蔵部4を持ち上げて、固定的な吹き出し口に狙って下方へと移動させ、このようにして、液体貯蔵部4を吹き出し口に接続する。
類似的には、図9に示す工具を両手で把持して、処理部2を持ち上げて、受入れ部1に狙って処理部2を僅かに回動させて、固定フック34でそれに対応するサイド耳部29をフックし、このようにして、処理部2を受入れ部1に接続する。
類似的には、図9に示す工具を両手で把持して、固体貯蔵部3を処理部2に接続する。
類似的には、図9に示す工具を両手で把持して、液体貯蔵部4を上方へと移動させつつ僅かに回動させて、固体貯蔵部3に接続する。液体貯蔵部4は上方へと移動するにもかかわらず、吹き出し口8との可動的な密封接続が維持される。
取り付けられた受入れ部1、処理部2、固体貯蔵部3、液体貯蔵部4をロック装置によってロック固定する。
具体的な取り付け過程は、次の工程を含む。
(1)図2のように受入れ部1を従来の和式器具または洋式器具25に接続し、フランジ継手にはマルチスタッド接続が用いられることが好ましく、表面の隙間が防水防熱接着剤で密封される。
(2)図9に示す取り付け具を手で把持して、先端にある2つの上向きフック56を図5に示す2つの半「工」字型のサイド耳部44内に挿入し、接続セット58を受入れ部の固定部品46に係止させ、円弧57で液体貯蔵部4の外側壁にしがみつく。
(3)ハンドル59を把持して液体貯蔵部4を持ち上げて、地面や固定フレーム45に固定される吹き出し口8に狙って下方に向けて入れ込み、このようにして、液体貯蔵部4を吹き出し8口に接続し、上部の取り付け空間を空けることとなる。
(4)図9に示す取り付け具を手で把持して、先端にある2つの上向きフック56を図3に示す2つの半「工」字型のサイド耳部32内に挿入し、接続セット58を受入れ部の固定部品33に係止させ、円弧57で処理部2の筒壁の外側壁にしがみつく。
(5)ハンドル59を把持して処理部2を持ち上げて、受入れ部1の底部に狙ってそれに接触させ、処理部2を回動させて「7」字型の固定フック34で半「工」字型のサイド耳部29をフックする。
(6)工程(3)と同様に、ハンドル59を把持して固体貯蔵部3を持ち上げて、処理部2の底部に狙ってそれに接触させ、固体貯蔵部3を回動させて「7」字型の固定フック41で半「工」字型のサイド耳部32をフックする。
(7)工程(3)、(4)と同様に、ハンドル59を把持して液体貯蔵部4を持ち上げて、固体貯蔵部3の底部に狙ってそれに接触させ、液体貯蔵部4を回動させて「7」字型の固定フック43で半「工」字型のサイド耳部39をフックする。
(8)図9に示す取り付け具を取り外し、図6に示すロックレバー47をロックレバー・ヒンジ孔30に沿って回動させ、それをロック解除位置49からロック位置48まで移動させ、それによって、トイレ用具全体の取り付けが完了した。
(9)トイレ用具を所定の時間で使った後、固体貯蔵部3又は液体貯蔵部4がほぼ満杯になった場合、取り外し操作を起動して、(8)、(7)、(6)、(5)、(4)、(3)という逆な手順で固体貯蔵部3又は液体貯蔵部4を取り外し、その中の肥料を空にした後、(3)、(4)、(5)、(6)、(7)、(8)の手順で再び取り付け及び使用する。図10は、本発明に係る空気熱力学環境保全型トイレ用具の取り付けフローチャートである。
(10)所定の時間が経過した後、各構成部分及び全体を洗浄処理し、定期的なメンテナンスを実現する。
本発明に係るトイレ用具によれば、用便者がない場合、排風口での換気ファンでトイレ用具の各空洞から空気を小量抽出し、異臭源が一方向に制御され、人の用便後に廃棄物処理ボタンがトリガーされたとき、熱気流が下方へと流動し、受入れ部の下錐口よりも上方の空気をガイドする作用を奏し、それによっても異臭源が一方向に制御され、無異臭の要求が実現される。
以上のことは、本発明の具体的な実施形態として最適なものに過ぎず、本発明の保護範囲は以上のことに限らず、本技術分野に熟知する技術者が本発明に披露された技術範囲内で容易に思い付き可能な変更や置き換えは、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。
本発明の明細書で詳しく説明されていない内容は、本分野のプロの技術者にとって公知の技術である。

Claims (25)

  1. 空気熱力学環境保全型トイレ用具であって、
    受入れ部と、処理部と、固体貯蔵部と、液体貯蔵部と、乾燥装置と、を備え、受入れ部、処理部、固体貯蔵部、液体貯蔵部が順次接続され、処理部の内部には破砕機構が設けられ、乾燥装置が受入れ部に連通され、
    発生した熱気流は受入れ部を通過して処理部に入り、人の用便後、排泄物は受入れ部を通過して処理部の破砕機構に落下し、排泄物中の液体は直接に固体貯蔵部を通過して液体貯蔵部に入り、排泄物中の固体は前記熱気流による乾燥処理及び前記破砕機構による破砕処理を受けた後に固体貯蔵部に入り、熱気流は熱気流経路に入って、熱気流経路の末端にある吹き出し口を通過して外部に排出される、ことを特徴とする空気熱力学環境保全型トイレ用具。
  2. 受入れ部に接続された人の用便に用いられる器具をさらに備え、
    前記器具は、和式器具または洋式器具を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の空気熱力学環境保全型トイレ用具。
  3. 前記受入れ部は空洞構造であり、空洞構造の内部には上から下へと内径が徐々に縮径する受入れガイドが設けられ
    受入れガイドは、排泄物を受入れるためのものであり、その外壁と空洞構造の内壁との間に環形多孔板が設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の空気熱力学環境保全型トイレ用具。
  4. 前記受入れガイドは、縦断面が台形で、中心線が破砕機構の遠心回転盤の中心線と重なり合う、ことを特徴とする請求項3に記載の空気熱力学環境保全型トイレ用具。
  5. 前記乾燥装置の出口は、前記環形多孔板よりも上方に位置し、
    前記環形多孔板は、絞り及び導流の作用を奏し、乾燥装置によって発生する熱気流を下方へと流動させる、ことを特徴とする請求項3に記載の空気熱力学環境保全型トイレ用具。
  6. 前記処理部の内部には破砕機構が設けられ、前記破砕機構は、モータと、軸がモータに接続され且つ熱気流経路よりも上方に位置する遠心回転盤と、遠心回転盤に設けられた切削部品と、を含み、
    遠心回転盤のサイズ設計は、少なくとも熱気流経路の入口を完全に覆うことを満たす、ことを特徴とする請求項1に記載の空気熱力学環境保全型トイレ用具。
  7. 前記遠心回転盤の縁部には環形遮蔽板が設けられ、前記環形遮蔽板の母線と遠心回転盤の所在する平面との角は、30°~150°である、ことを特徴とする請求項6に記載の空気熱力学環境保全型トイレ用具。
  8. 前記切削部品は、切削刀と、線状刀と、を備える、ことを特徴とする請求項6に記載の空気熱力学環境保全型トイレ用具。
  9. 前記処理部の空洞構造の内壁と熱気流経路を形成する外壁との間には第1固定レバーが設けられ、前記モータと熱気流経路を形成する内壁との間には第2固定レバーが設けられ、前記固体貯蔵部の空洞構造の内壁と熱気流経路を形成する外壁との間に第3固定レバーが設けられている、ことを特徴とする請求項6に記載の空気熱力学環境保全型トイレ用具。
  10. 前記固体貯蔵部と液体貯蔵部は、形状がマッチングする環形空洞構造であり、それらの内部に形成された熱気流経路が処理部の内部に形成された熱気流経路に連通して完全な熱気流経路を構成する、ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の空気熱力学環境保全型トイレ用具。
  11. 前記固体貯蔵部の環形空洞の底部には液体が通過するためのスルーホールが設けられ、前記液体貯蔵部の環形空洞の底部が閉鎖構造である、ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の空気熱力学環境保全型トイレ用具。
  12. 前記乾燥装置は、送風機と、送風機に連通される熱風送風管と、熱風送風管の内部に設けられた空気ヒーターと、を備える、ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の空気熱力学環境保全型トイレ用具。
  13. トリガーボタンをさらに備え、人は用便した後、トリガーボタンを起動することで、乾燥装置及び破砕機構を起動して排泄物中の固体を乾燥及び破砕する、ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の空気熱力学環境保全型トイレ用具。
  14. トリガーボタンに接続されて時間遅延制御を実現するためのタイムリレーをさらに備える、ことを特徴とする請求項13に記載の空気熱力学環境保全型トイレ用具。
  15. 取り付けられた受入れ部、処理部、固体貯蔵部、液体貯蔵部を周方向にロック固定するためのロック装置をさらに備える、ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の空気熱力学環境保全型トイレ用具。
  16. 前記ロック装置は、ロックレバーと、若干の固定部品と、を備え、前記若干の固定部品がそれぞれ受入れ部、処理部、固体貯蔵部、及び液体貯蔵部に取り付けられ、各固定部品には、ロックレバーと連携してトイレ用具を周方向にロックするための固定溝が開設されている、ことを特徴とする請求項15に記載の空気熱力学環境保全型トイレ用具。
  17. 前記受入れ部と処理部との間には固定的な接続又は可動的な接続が用いられ、前記処理部と固体貯蔵部との間、固体貯蔵部と液体貯蔵部との間には可動的な接続が用いられる、ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の空気熱力学環境保全型トイレ用具。
  18. 所用する可動的な接続装置は、サイド耳部と、固定フックと、を備え、互いに接続された2つの構成部分のうち、一方の構成部分の固定フックで他方の構成部分のサイド耳部をフックする、ことを特徴とする請求項17に記載の空気熱力学環境保全型トイレ用具。
  19. 前記受入れ部、処理部、固体貯蔵部、液体貯蔵部は、互いに接続された端面の間で、フラットな継手、外方から内方への係止継手、内方から外方への係止継手、外方から内方への錐形継手又は内方から外方への錐形継手が用いられる、ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の空気熱力学環境保全型トイレ用具。
  20. 前記受入れ部、処理部、固体貯蔵部、液体貯蔵部は全体的に地上又は地下に配置されている、ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の空気熱力学環境保全型トイレ用具。
  21. 前記吹き出し口はパイプを介して排風口に連通し、排風口の出口には換気ファンが取り付けられている、ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の空気熱力学環境保全型トイレ用具。
  22. 請求項1乃至9の何れか一項に記載の空気熱力学環境保全型トイレ用具の取り付け方法であって、
    受入れ部を人の用便に用いられる器具に接続し、接続箇所を封止するステップと、
    液体貯蔵部を固定的な吹き出し口に接続するステップと、
    処理部を受入れ部に接続するステップと、
    固体貯蔵部を処理部に接続するステップと、
    液体貯蔵部を固体貯蔵部に接続するステップと、
    取り付けられた受入れ部、処理部、固体貯蔵部、液体貯蔵部をロック装置によってロック固定するステップと、
    を含む、ことを特徴とする空気熱力学環境保全型トイレ用具の取り付け方法。
  23. 取り付け具によって、液体貯蔵部を固定的な吹き出し口に接続したり取り外したりすること、処理部を受入れ部に接続したり取り外したりすること、固体貯蔵部を処理部に接続したり取り外したりすること、液体貯蔵部を固体貯蔵部に接続したり取り外したりすることを実現し、
    前記取り付け具は、レバー本体と、円弧と、少なくとも1つのハンドルと、を含み、レバー本体の一端部には円弧が設けられ、レバー本体の他端部及び/又は2つの端部の間にはハンドルが設けられ、前記円弧はアーチ構造であり、その両端のそれぞれには上向きフックが設けられ、前記円弧は構成部分本体に合わせるもので、前記上向きフックは構成部分のサイド耳部に合わせるものである、ことを特徴とする請求項22に記載の空気熱力学環境保全型トイレ用具の取り付け方法。
  24. 前記レバー本体は、折り曲げ構造または直線構造であり、円弧と接続セットによって接続され、
    前記接続セットは、T字型の構造であり、レバー本体と円弧とを固定して強度を増加させる、ことを特徴とする請求項23に記載の空気熱力学環境保全型トイレ用具の取り付け方法。
  25. 請求項1乃至21の何れか一項に記載の空気熱力学環境保全型トイレ用具の農村及び辺境地区トイレ用具、宇宙トイレ用具、都市トイレ用具、公園トイレ用具又は観光スポットトイレ用具での用途。
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