JP2022529669A - グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法 - Google Patents

グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法 Download PDF

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Abstract

グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法は、主要なベアリングピンシャフトにグリースを注入して無負荷運転を行うことと、建設機械を(10~150)%の定格荷重で少なくとも1回運転させることと、ベアリングピンシャフトの表面の摩耗状態をチェックして分析することと、グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価報告を発行することとを含み、建設機械を(10~150)%の定格荷重で1回運転させる時間は0.5min~100hである。

Description

本願は、2019年4月19日に中国専利局に出願され、出願番号が201910319268.4の、中国特許出願の優先権を主張し、引用によってその内容全体を本願に援用する。
本願は、グリースの極圧耐磨耗能力の試験技術に関し、例えば、グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法に関する。
国内外で、グリース極圧耐磨耗性能を評価する方法には、主に四球機法及びチムケン試験機法がある。そのうち、チムケン試験機の試験材料は鋼リングと鋼ブロックで、試験軸の回転数が800r/min±5r/minで、ロード負荷が0N~270Nで、摩擦ペアの接触形式は線での摩擦である。四球試験機法の試験材料は鋼球で、試験回転数が1770r/minで、ロード負荷の範囲が0N~7846Nで、摩擦ペアの接触様式は点での摩擦である。
関連技術におけるグリースの極圧耐磨耗能力の評価方法は低速、重負荷、衝撃負荷等の各種の運転状態に完全に適用することができないため、四球試験機及びチムケン試験機の試験によって得られたグリースであっても、実用中に、異常摩耗、摩耗故障、異音等の問題が生じる可能性もある。
本願は、建設機械の機械全体での試験方法を利用してグリースの極圧耐磨耗性能を評価する、試験信頼性が高いグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法を提供している。
一実施例は、
建設機械における主要なベアリングピンシャフトにグリースを注入して無負荷運転を行うことと、
前記建設機械を(10~150)%の定格荷重で、少なくとも1回運転させることと、
ベアリングピンシャフトの表面の摩耗状態をチェックして分析することと、
グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価報告を発行することと、
を含み、
前記建設機械を(10~150)%の定格荷重で1回運転させる時間は0.5min~100hである、グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法を提供している。
一実施例は、
建設機械と前記建設機械における主要なベアリングピンシャフトを選定することと、
前記主要なベアリングピンシャフトにグリースを注入して主要なベアリングピンシャフトを試運転させることと、
前記建設機械をそれぞれ、無負荷と(10n~10n±2)%の定格荷重とで、有効運転させることと、
主要なベアリングピンシャフトの摩耗状態をチェックして分析することと、
グリースの極圧耐磨耗能力の評価報告を発行することと、
を含み、
nは1~15の整数であり、前記建設機械を(10n~10n±2)%の定格荷重で1回運転させる時間は0.5min~100hである、グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法を提供している。
一実施例は、
建設機械における主要なベアリングピンシャフトにグリースを注入して無負荷運転を行うことと、
前記建設機械を(10~150)%の定格荷重で、少なくとも1回運転させることと、
前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程において、異音が発生するか否かを記録することと、
記録結果に基づいてグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価報告を発行することと、
を含み、
前記建設機械を(10~150)%の定格荷重で1回運転させる時間は0.5min~100hである、グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法を提供している。
一実施例は、
建設機械と前記建設機械における主要なベアリングピンシャフトを選定することと、
前記主要なベアリングピンシャフトにグリースを注入して主要なベアリングピンシャフトを試運転させることと、
前記建設機械をそれぞれ、無負荷と(10n~10n±2)%の定格荷重とで、有効運転させることと、
前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程において、異音が発生するか否かを記録することと、
記録結果に基づいてグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価報告を発行することと、
を含み、
nは1~15の整数であり、前記建設機械を(10n~10n±2)%の定格荷重で1回運転させる時間は0.5min~100hである、グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法を提供している。
本願に係るグリースBを注入した主要なピンシャフトの摩耗状態を示す図である。 本願に係るグリースCを注入した主要なピンシャフトの摩耗状態を示す図である。 本願に係るローダーである作動装置におけるヒンジ点の構造模式図である。 一実施例に係るグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法のフローチャートである。 一実施例に係るグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法のフローチャートである。 一実施例に係るグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法のフローチャートである。 一実施例に係るグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法のフローチャートである。
以下の詳細な説明の目的のため、本願は、明確に相反すると規定されていない限り、各種の代替的な変化及びステップの順序を採用することができることを理解すべきである。また、任意の操作の実例、又は、他の方式で指摘された場合を除いて、例えば明細書及び特許請求に使用する成分の量を示すすべての数字は、どの場合にも用語「約」で修飾されていると理解されるべきである。そのため、相反すると指摘されない限り、以下の明細書及び添付の特許請求に記載の数値パラメータは、本願の所望の性能によって変化する近似値である。少なくとも、均等論の適用を特許請求の範囲内に限定することを意図するものではなく、各数値パラメータは、少なくとも、報告における有効数字の個数から普通の丸め方を応用することによって解釈されるべきである。
本願を説明する広い範囲の数値範囲及びパラメータは近似値であるが、具体的な実例において挙げられた数値はできるだけ精確に報告する。しかしながら、いずれの数値においても各試験や測定で発見された標準偏差により不可避に発生する何かの誤差を固有に含む。
また、本明細書に記載の任意の数値範囲はそれらに収められたすべてのサブ範囲を含むことを意図することを理解すべきである。例えば、「1~10」の範囲は前記最小値1から前記最大値10までの範囲内(1及び10を含む)にあるすべてのサブ範囲、即ち、1以上の最小値及び10以下の最大値を有するものを含むことを意図する。
図4に示すように、本願は、
建設機械における主要なベアリングピンシャフトにグリースを注入して無負荷運転を行うS100と、
前記建設機械を(10~150)%の定格荷重で、少なくとも1回運転させて、運転時間は0.5min~100hであるS110と、
ベアリングピンシャフトの表面の摩耗状態をチェックして分析するS120と、
グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価報告を発行するS130と、
を含むグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法を提供している。
本願では、前記建設機械に求める作用はカウンターウェイトでのリフトであり、建設機械の選択は特に限定されず、当業者に知られている、掘削機、クレーン、フォークリフト、ローダー等を含むが、これらの機械に限定されずすべての建設機械を選択してもよい。
本願では、前記ベアリングピンシャフトは機械用語であり、ベアリングピンシャフトの製作材料(ローダーを例として)は以下の表1に示すとおりである。
Figure 2022529669000002
ピンシャフト及びスリーブの材料として、本願では表1に記載の材料を使用したが、実際には様々な種類の材料があり、本願は表1に記載の材料を使用することに限定されない。例えば、ピンシャフト材料として、40MnB、40Cr、40CrMo、45#、35#、非調質鋼等を選択してもよく、スリーブ材料として、45#、20CrMnTi、ハニカムスリーブ、ナイロンスリーブ、粉末冶金含油スリーブ、銅ベースのグラファイト象嵌スリーブ、亜鉛ベースのグラファイト象嵌スリーブ等を選択してもよい。
本願では、建設機械の予め設定された荷重のカウンターウェイトでの運転時間の長さは、建設機械の重量の大きさに応じて調整することができる。(10~150)%の定格荷重での従来の有効運転時間は一般的に、0.5~30minであるが、建設機械の定格荷重が比較的小さくてグリースの極圧耐磨耗能力が比較的高いときは、建設機械の(10~150)%の定格荷重での有効運転時間を延長することによってグリースの極圧耐磨耗能力を表現することができるため、0.5min~100hの範囲内にある建設機械の運転時間は、すべて本願の保護される範囲内に属するものである。
図5に示すように、いくつかの実施形態において、前記建設機械の定格荷重の範囲は0.1~80トンである。
一実施例において、前記グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法は、
建設機械と主要なベアリングピンシャフトを選定するS10と、
主要なベアリングピンシャフトにグリースを注入して主要なベアリングピンシャフトを試運転させて、グリースの注入後に主要なベアリングピンシャフトを試運転させるのはグリースを均一に分散させるようにするためであるS20と、
前記建設機械をそれぞれ、無負荷と(10n~10n±2)%の定格荷重とで、有効運転させるS30と、
主要なベアリングピンシャフトの摩耗状態をチェックして分析するS40と、
グリースの極圧耐磨耗能力の評価報告を発行するS50と、
を含む。
nは1~15の整数である。
本案では、設備を正常に運行させることを保証するために、S10とS20との間に建設機械及び主要なベアリングピンシャフトを試運転させる操作のステップを追加することが可能となる。
本願では、前記主要なベアリングピンシャフトとは、建設機械の有効運転過程においてベアリングが最大となり、摩擦に起因して擦り傷を最も容易に生じるベアリングピンシャフトである。ローダーを例として、その主要なベアリングピンシャフトは、それぞれ、ブームと前シャーシとの連結部、ブームシリンダと前シャーシとの連結部及びブームとブームシリンダとの連結部であり、それぞれ、図3のA点、S点及びQ点となる。実験終了後に、Q点に対して分解を行ってピンシャフトの表面の摩耗状態を観察する。したがって、グリースに対する極圧耐磨耗能力の評価過程において、まず、建設機械と測定ポイントの位置(主要なベアリングピンシャフト)を選定し、主要なベアリングピンシャフトにグリースを注入して、ここでの極圧耐磨耗性能でグリースの極圧耐磨耗能力を表現する。
本願において、ローダーを例とすると、A点、S点又はQ点における摩擦ペアは、ローダーである作動装置の作動過程において、単位面積当たりの圧力が最大となる位置であって、潤滑剤の極圧耐磨耗性能に対する要求が最も厳しい。これらの摩擦ペアに異なるグリースを注入して同等強度の作業を行わせて、各測定ポイントの騒音及びQ点におけるピンシャフトの摩耗状態を採取して分析することによって、異なるグリースの実際の運転状態における極圧耐磨耗能力をよく区別することができる。
多くの建設機械、国防装備、農業機械は通常、低い回転数と比較的高い負荷とで作動しており、これはグリースの極圧耐磨耗性能に対する要求がより高い。関連技術におけるグリースの極圧耐磨耗能力の評価方法がすべて比較的高い回転数(≧800r/min)に設定しており、低速、重負荷、衝撃負荷等の多種の運転状態に完全に適用することができない。本試験方法は、建設機械の機械全体での試験方法(回転数≦20r/min)を利用してグリースの極圧耐磨耗能力を評価し、極圧耐磨耗性能指標の信頼性を向上している。
また、具体的な試験過程において発見された標準偏差により不可避に発生する何かの誤差を示すために、前記建設機械を「(10n~10n±2)%の定格荷重で有効運転させる」のうちの、(10n~10n±2)%に対して「約」で処理する必要がある。
いくつかの実施形態において、n値が15よりも小さい(10n~10n±2)%の荷重での有効運転後に、観察によって主要なピンシャフトの表面に摩耗が生じたか否かを判断し、主要なピンシャフトの表面に摩耗が生じていない場合、n値を上げて異なる荷重での有効運転を行わせ、主要なピンシャフトの表面に摩耗が生じた場合、当該荷重での有効運転を完了させてから測定対象であるグリースの試験を停止させ、異なる荷重で主要なピンシャフトの表面に摩耗状態が生じたか否かの判断結果に応じて、グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価報告を発行する。
本願では、建設機械を、無負荷運転させてから、通常、まず、比較的小さいカウンターウェイトの荷重(例えば、定格荷重の10%、13%、30%、50%の荷重等)で有効運転させ、当該運転過程において主要なピンシャフトの表面に摩耗や擦り傷が生じていない場合はグリースの極圧耐磨耗能力が比較的高いことを意味し、上記のn値を変更することによってカウンターウェイトの荷重を上げて、さらに、新たなカウンターウェイトの荷重で有効運転させ、主要なピンシャフトの表面に摩耗や擦り傷が生じたか否かを判断して異なる荷重で主要なピンシャフトの表面に摩耗が生じたか否かの判断結果に応じて、グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価報告を発行する必要がある。より高いカウンターウェイトの荷重で相応の時間運転した後、摩耗や擦り傷が生じていなく、又は、擦り傷の程度が低いと、グリースの極圧耐磨耗能力が優れている。
本願は、実験的研究過程において建設機械を保護する観点から、建設機械の定格荷重の150%を超えるカウンターウェイトの実験を行っていないが、これはカウンターウェイトの荷重が定格荷重の150%を超えることができないことを意味しているわけではなく、その他の操作のステップが本願と類似している場合、定格荷重の150%を超えるようにカウンターウェイトの荷重のみを上げることは、本願の創造の精神に属し、本願の保護される範囲内に入るとみなされるべきである。
いくつかの実施形態において、定格荷重範囲が[0.1,2)トンである建設機械における主要なベアリングピンシャフトの有効運転時間は[15,30)minである。
いくつかの実施形態において、定格荷重範囲が[2,9)トンである建設機械における主要なベアリングピンシャフトの有効運転時間は[5,15)minである。
いくつかの実施形態において、定格荷重範囲が[9,80)トンである建設機械におけるベアリングピンシャフトの有効運転時間は[0.5,5)minである。
特許請求の保護される範囲を明らかにするために、出願人は上記案で数学符号「(,)」と「[,]」を採用して相応の数値範囲の開または閉の方式を示し、例えば、[2,9)は2から9までの範囲の左端点である2を含むが、右端点である9を含まないことを示す。但し、出願書類で特に解釈して説明しない限り、その他の範囲、技術用語又は特征等はすべて、当業者に知られている方式によって理解されるべきであることに留意されたい。
本願では、建設機械の有効運転時間と定格荷重との間には明らかな関係がないが、異なるカウンターウェイトの荷重の機種は、試験過程中のエネルギー消費等も異なり、例えば、比較的大きい機種のエネルギー消費が比較的高く、この機種は、有効運転過程において、試験時間が長すぎると、エネルギー消費が高く、誤差が生じる確率が大きい。本願の技術案によれば、エネルギー消費を減らすとともに、確度を予め設定された程度高めることができる。
いくつかの実施形態において、異なる荷重での主要なピンシャフトの有効運転過程において、異音が発生するか否かを記録して、以下の数式で騒音のピーク値を収集する。
Figure 2022529669000003
dB~dBはそれぞれ、およそ30回のリフト過程のうちの、最初の5回の下降の騒音のピーク値を示し、dB~dBx-4はそれぞれ、この30回のリフト過程のうちの、最後の5回の下降の騒音のピーク値を示す。
本願では、評価方法の確度を高めて、擦り傷と摩耗を評判する過程における人為誤差を減らすために、好ましくは、建設機械をカウンターウェイトの荷重で有効運転させる過程において、摩耗と擦り傷の状態を観察するだけでなく、運転過程において生じた異音によってグリースの極圧耐磨耗能力を補助して評価する。実験過程において、異なる荷重での主要なピンシャフトの有効運転過程において、異音が発生すると、当該カウンターウェイトでの有効運転を完了させてから測定対象であるグリースの試験を停止させる。
異音が発生するか否かを記録して、上記の数式で騒音のピーク値を収集することによって、建設機械の有効運転過程における耐摩耗能力を判断する。
上記の数式は、各段階荷重でのおよそ30回のリフト過程のうちの、最初及び最後の5回の下降の過程における騒音のピーク値の平均値をそれぞれ記録して算出し、この2つの平均値のうちの最大値を取得して「騒音のピーク値」と記す。
建設機械の種類は比較的多く、異なるカテゴリ、異なる配置、異なる荷重での設備は、有効運転過程における騒音のピーク値の大きさが異なっている。本願では、前記騒音のピーク値の範囲は65~80dB(A)であり、この騒音のピーク値の範囲にあれば、グリースの極圧耐磨耗能力を判断することができる。
本願では、前記記録騒音のピーク値に対してデータを採取する計器システムは、IEC 61672-1:2002におけるクラス1の要求に適合した積分平均サウンドレベルメータ(採取時間0.5s)を選択する。
本願の建設機械は、ローダーを例として、典型的な作動方式はバケットでの掘削・積込み、作動装置のリフト、アンロード及び作動装置の下降を含む。実際の運転状態において、リフト過程において作動装置の受ける荷重が最大となるため、騒音が最も容易に発生する。本願の有効運転とは、主にリフト過程であり、前記リフトは上昇と下降、2つの過程を含む。リフト過程において、エンジン回転数は比較的高いため、リフト過程における騒音に影響を与えることがあるが、下降過程において、エンジンがアイドリング中であり、騒音への干渉が小さい。そのため、グリースの極圧耐磨耗性能を正確に評価するために、本願は、リフト後にアンロードを行うことなく、作動装置の下降過程における騒音を採取する試験方法を採用する。
好ましくは、異なる荷重での主要なピンシャフトの有効運転過程における異音と、騒音のピーク値と、主要なピンシャフトの表面に摩耗が生じたか否かの判断結果とに応じて、グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価報告を発行する。
一実施例において、図6に示すように、前記グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法は、
建設機械における主要なベアリングピンシャフトにグリースを注入して無負荷運転を行うS200と、
前記建設機械を(10~150)%の定格荷重で、少なくとも1回運転させるS210と、
前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程において、異音が発生するか否かを記録するS220と、
記録結果に基づいてグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価報告を発行するS230と、
を含み、
前記建設機械を(10~150)%の定格荷重で1回運転させる時間は0.5min~100hである。
一実施例において、図7に示すように、前記グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法は、
建設機械と前記建設機械における主要なベアリングピンシャフトを選定するS300と、
前記主要なベアリングピンシャフトにグリースを注入して主要なベアリングピンシャフトを試運転させるS310と、
前記建設機械をそれぞれ、無負荷と(10n~10n±2)%の定格荷重とで、有効運転させるS320と、
前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程において、異音が発生するか否かを記録するS330と、
記録結果に基づいてグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価報告を発行するS340と、
を含み、
nは1~15の整数であり、前記建設機械を(10n~10n±2)%の定格荷重で1回運転させる時間は0.5min~100hである。
以下、本願に係る整車評価方法について、試験結果を説明する。
本願の具体的な試験過程は以下の通りである。
S10’において、ローダーと測定ポイントの位置を選定する。
S20’において、油圧システムの温度が45~50℃に達することを保証するように、10回及びそれ以上の無負荷リフトを完了させる。
S30’において、各測定ポイントの位置に280gのグリースを注入して、グリースを均一に分散させるように、10回の無負荷リフトを完了させる。
S40’において、30回の無負荷リフトと、30回の(3000±20)kgのカウンターウェイトでのリフトと、30回の(5000±20)kgのカウンターウェイトでのリフトとを順番に完了させる。
S50’において、以下の数式で騒音のピーク値を収集する。
Figure 2022529669000004
S60’において、各測定ポイントの位置の摩耗状態をチェックして、グリースの極圧耐磨耗能力の評価報告を発行する。
前記リフトは上昇と下降、2つの過程を含む。
前記S10’において、ローダーの定格積載量は5000kgである。
前記S10’において、反転6節リンク機構をローダーの作動装置として採用する。図3を参照して、反転6節リンク機構のヒンジ点はそれぞれ、A点、S点、Q点、B点、C点、D点、E点、F点及びG点となる。
前記S10’において、測定ポイントの位置は反転6節リンク機構のA点、S点及びQ点となり、即ち、ブームと前シャーシとの連結部A、ブームシリンダと前シャーシとの連結部S及びブームとブームシリンダとの連結部Qである。
前記S20’において、1回の無負荷リフトの時間は20±4秒であり、且つ、下降過程においてエンジンがアイドリング中であるように制御する。
前記S40’において、上昇過程にブームを最大位置まで回動させ、且つ、ブームの回転角は82°~87°である。
上昇過程において、ブームの最高点は地面から4メートルとなる。
上昇過程には12±2Sかかる。
下降過程には8±2Sかかる。
前記S40’において、第1段階の試験(即ち、30回の無負荷リフト)と、第2段階の試験(即ち、30回の(3000±20)kgのカウンターウェイトでのリフト)と、第3段階の試験(即ち、30回の(5000±20)kgのカウンターウェイトでのリフト) を順番に完了させる。
第1段階の試験、第2段階の試験及び第3段階の試験のうちのいずれか1回のリフトを完了させるときに、作動装置の下降過程において異音が発生すると、当該段階の試験のリフトを完了させてからすぐに測定対象であるグリースの試験を停止させて、そうでなければ、S40’のすべてのカウンターウェイトのリフト試験を完了させる。
前記ピンシャフトの製作材料は以下の通りである。
Figure 2022529669000005
試験を完了させてから、Q点におけるピンシャフトに対して分解を行ってピンシャフトの表面の摩耗状態を観察して、ピンシャフトの表面に明らかな摩耗痕(摩耗痕の長さが1cmよりも長い)が発生し、かつ摩耗痕の幅又は深さが3mmよりも大きくなると、激しい摩耗として記録する。その他の現象は、激しくない摩耗として記録する。
Figure 2022529669000006
精密度及びばらつきに関して、下記の規定に従って試験結果の信頼性(95%の信頼水準)を判断する。
同じ実験場所において、同じ操作者が同じ試験設備を使用して同じ方法によって同じ試料を連続的に測定した2つの試験結果の差は1つの極圧耐磨耗能力レベルを超えてはならない。
異なる実験場所において、異なる操作者が異なる試験設備を使用して同じ方法によって同じ試料を測定した2つの単一で独立の結果の差は1つの極圧耐磨耗能力レベルを超えてはならない。
一実施例において、上記S30’のグリースはぞれぞれ、グリースBとグリースCであり、2種類のグリースはいずれも、S40’のすべての試験を完了する。
初歩的な試験結果は以下の通りである(図1及び2を参照する) 。
Figure 2022529669000007
Q点における摩擦ペアのピンシャフトを分解する状態から見ると、グリースCはより優れた極圧耐磨耗能力を有し、機械全体の信頼性を向上させることができる。
一実施例において、関連技術における四球評価方法を採用して上記実施例におけるグリースBとグリースCの極圧耐磨耗能力について試験を行う。
試験結果は以下の表に示す。
Figure 2022529669000008
これにより、関連技術における四球評価方法を使用してグリースBとグリースCとの極圧耐磨耗能力を区別することが困難であることはわかる。本願の方法を採用して、これらの2種類のグリースはそれぞれ、(5000±20)kgの荷重での機械全体での試験によって、異音の有無と騒音のピーク値の数値に違いが見られた。そのため、グリースCは、顧客により良好な快適体験をもたらすことができる。
実施例1
S10’において、ローダーと測定ポイントの位置を選定する。
S20’において、油圧システムの温度が45~50℃に達することを保証するように、10回及びそれ以上の無負荷リフトを完了させる。
S30’において、各測定ポイントの位置に280gのグリースBを注入して、グリースを均一に分散させるように、10回の無負荷リフトを完了させる。
S40’において、15回の(5000±20)kgのカウンターウェイトでのリフトを完了させてローダーの異音状態を記録する。
S50’において、各測定ポイントの位置に280gのグリースCを注入して、グリースを均一に分散させるように、10回の無負荷リフトを完了させる。
S60’において、S40’を繰り返す。
S70’において、異音状態に基づいてグリースの極圧耐磨耗能力の評価報告を発行する。
前記リフトは上昇と下降、2つの過程を含み、前記S10’において、ローダーの定格積載量は5000kgである。前記S10’において、反転6節リンク機構をローダーの作動装置として採用する。図3を参照し、反転6節リンク機構のヒンジ点はそれぞれ、A点、S点、Q点、B点、C点、D点、E点、F点及びG点となる。前記S10’において、測定ポイントの位置は反転6節リンク機構のA点、S点及びQ点となり、即ち、ブームと前シャーシとの連結部A、ブームシリンダと前シャーシとの連結部S及びブームとブームシリンダとの連結部Qである。
前記S20’において、1回の無負荷リフトの時間は20±4秒であり、且つ、下降過程においてエンジンがアイドリング中であるように制御する。
前記S40’において、上昇過程にブームを最大位置まで回動させ、且つ、ブームの回転角は82°~87°である。
上昇過程において、ブームの最高点は地面から4メートルとなる。
上昇過程には12±2Sかかり、下降過程には8±2Sかかる。
前記ピンシャフトの製作材料は以下のようになる。
Figure 2022529669000009
Figure 2022529669000010
実施例2
S10’において、ローダーと測定ポイントの位置を選定する。
S20’において、油圧システムの温度が45~50℃に達することを保証するように、10回及びそれ以上の無負荷リフトを完了させる。
S30’において、各測定ポイントの位置に280gのグリースBを注入して、グリースを均一に分散させるように、10回の無負荷リフトを完了させる。
S40’において、30回の(5000±20)kgのカウンターウェイトでのリフトを完了させてリフト過程における音圧レベルを記録する。
S50’において、各測定ポイントの位置に280gのグリースCを注入して、グリースを均一に分散させるように、10回の無負荷リフトを完了させる。
S60’において、S40’を繰り返す。
S70’において、以下の数式で騒音のピーク値を収集する。
Figure 2022529669000011
S80’において、騒音のピーク値の大きさに基づいてグリースの極圧耐磨耗能力の評価報告を発行する。
前記リフトは上昇と下降、2つの過程を含む。
前記S10’において、ローダーの定格積載量は5000kgである。
前記S10’において、反転6節リンク機構をローダーの作動装置として採用する。図3を参照し、反転6節リンク機構のヒンジ点はそれぞれ、A点、S点、Q点、B点、C点、D点、E点、F点及びG点となる。
前記S10’において、測定ポイントの位置は反転6節リンク機構のA点、S点及びQ点となり、即ち、ブームと前シャーシとの連結部A、ブームシリンダと前シャーシとの連結部S及びブームとブームシリンダとの連結部Qである。
前記S20’において、1回の無負荷リフトの時間は20±4秒であり、且つ、下降過程においてエンジンがアイドリング中であるように制御する。前記S40’において、上昇過程にブームを最大位置まで回動させ、且つ、ブームの回転角は82°~87°である。
上昇過程において、ブームの最高点は地面から4メートルとなる。
前記S40’において、音圧レベルの記録はGB/T 25614を参照して行う。上昇過程には12±2Sかかり、下降過程には8±2Sかかる。
前記ピンシャフトの製作材料は以下のようになる。
Figure 2022529669000012
Figure 2022529669000013
実施例3
S10’において、ローダーと測定ポイントの位置を選定する。
S20’において、油圧システムの温度が45~50℃に達することを保証するように、10回及びそれ以上の無負荷リフトを完了させる。
S30’において、各測定ポイントの位置に280gのグリースBを注入して、グリースを均一に分散させるように、10回の無負荷リフトを完了させる。
S40’において、30回の(5000±20)kgのカウンターウェイトでのリフトを完了させてリフト過程における音圧レベルを記録する。
S50’において、各測定ポイントの位置に280gのグリースCを注入して、グリースを均一に分散させるように、10回の無負荷リフトを完了させる。
S60’において、S40’を繰り返す。
S70’において、GB/T25614の要求に従って瞬時の音響パワーレベルを算出する。
S80’において、以下の数式で音響パワーレベルピーク値を収集する。
Figure 2022529669000014
S90’において、音響パワーレベルピーク値の大きさに基づいてグリースの極圧耐磨耗能力の評価報告を発行する。
前記リフトは上昇と下降、2つの過程を含む。
前記S10’において、ローダーの定格積載量は5000kgである。
前記S10’において、反転6節リンク機構をローダーの作動装置として採用する。図3を参照して、反転6節リンク機構のヒンジ点はそれぞれ、A点、S点、Q点、B点、C点、D点、E点、F点及びG点となる。
前記S10’において、測定ポイントの位置は反転6節リンク機構のA点、S点及びQ点となり、即ち、ブームと前シャーシとの連結部A、ブームシリンダと前シャーシとの連結部S及びブームとブームシリンダとの連結部Qである。
前記S20’において、1回の無負荷リフトの時間は20±4秒であり、且つ、下降過程においてエンジンがアイドリング中であるように制御する。
前記S40’において、上昇過程にブームを最大位置まで回動させ、且つ、ブームの回転角は82°~87°である。
上昇過程において、ブームの最高点は地面から4メートルとなる。
前記S40’において、音圧レベルの記録はGB/T 25614を参照して行う。
上昇過程には12±2Sかかり、下降過程には8±2Sかかる。
前記ピンシャフトの製作材料は以下のようになる。
Figure 2022529669000015
Figure 2022529669000016
実施例4
S10’において、ローダーと測定ポイントの位置を選定する。
S20’において、油圧システムの温度が45~50℃に達することを保証するように、10回及びそれ以上の無負荷リフトを完了させる。
S30’において、各測定ポイントの位置に280gのグリースBを注入して、グリースを均一に分散させるように、10回の無負荷リフトを完了させる。
S40’において、30回の無負荷リフトと、30回の(3000±20)kgのカウンターウェイトでのリフトと、30回の(5000±20)kgのカウンターウェイトでのリフトとを順番に完了させる。
S50’において、各測定ポイントの位置の摩耗状態をチェックして、グリースの極圧耐磨耗能力の評価報告を発行する。
前記リフトは上昇と下降、2つの過程を含む。
前記S10’において、ローダーの定格積載量は5000kgである。
前記S10’において、反転6節リンク機構をローダーの作動装置として採用する。図3を参照して、反転6節リンク機構のヒンジ点はそれぞれ、A点、S点、Q点、B点、C点、D点、E点、F点及びG点となる。
前記S10’において、測定ポイントの位置は反転6節リンク機構のA点、S点及びQ点となり、即ち、ブームと前シャーシとの連結部A、ブームシリンダと前シャーシとの連結部S及びブームとブームシリンダとの連結部Qである。
前記S20’において、1回の無負荷リフトの時間は20±4秒であり、且つ、下降過程においてエンジンがアイドリング中であるように制御する。
前記S40’において、上昇過程にブームを最大位置まで回動させ、且つ、ブームの回転角は82°~87°である。
上昇過程において、ブームの最高点は地面から4メートルとなる。
上昇過程には12±2Sかかる。
下降過程には8±2Sかかる。
前記S40’において、第1段階の試験(即ち、30回の無負荷リフト)と、第2段階の試験(即ち、30回の(3000±20)kgのカウンターウェイトでのリフト)と、第3段階の試験(即ち、30回の(5000±20)kgのカウンターウェイトでのリフト) を順番に完了させる。
第1段階の試験、第2段階の試験及び第3段階の試験のうちのいずれか1回のリフトを完了させるときに、作動装置の下降過程において異音が発生すると、当該段階の試験のリフトを完了させてからすぐに測定対象であるグリースの試験を停止させて、そうでなければ、S40’のすべてのカウンターウェイトのリフト試験を完了させる。
前記ピンシャフトの製作材料は以下のようになる。
Figure 2022529669000017
試験を完了させてから、Q点におけるピンシャフトに対して分解を行ってピンシャフトの表面の摩耗状態を観察して、ピンシャフトの表面に明らかな摩耗痕(摩耗痕の長さが1cmよりも長い)が発生し、かつ摩耗痕の幅又は深さは3mmよりも大きくなると、激しい摩耗として記録する。その他の現象は、激しくない摩耗として記録する。
Figure 2022529669000018

Claims (35)

  1. 建設機械における主要なベアリングピンシャフトにグリースを注入して無負荷運転を行うことと、
    前記建設機械を(10~150)%の定格荷重で、少なくとも1回運転させることと、
    ベアリングピンシャフトの表面の摩耗状態をチェックして分析することと、
    グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価報告を発行することと、を含み、
    前記建設機械を(10~150)%の定格荷重で1回運転させる時間は0.5min~100hである、グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  2. 前記建設機械の定格荷重範囲は0.1~80トンである、
    請求項1に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  3. 前記建設機械を(10~150)%の定格荷重で1回運転させる時間は0.5~30minである、
    請求項1に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  4. 前記建設機械の定格荷重範囲が[0.1,2)トンであるとき、前記主要なベアリングピンシャフトの有効運転時間は[15,30)minである、
    請求項2に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  5. 前記建設機械の定格荷重範囲が[2,9)トンであるとき、前記主要なベアリングピンシャフトの有効運転時間は[5,15)minである、
    請求項2に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  6. 前記建設機械の定格荷重範囲が[9,80)トンであるとき、前記ベアリングピンシャフトの有効運転時間は[0.5,5)minである、
    請求項2に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  7. 建設機械と前記建設機械における主要なベアリングピンシャフトを選定することと、
    前記主要なベアリングピンシャフトにグリースを注入して主要なベアリングピンシャフトを試運転させることと、
    前記建設機械をそれぞれ、無負荷と(10n~10n±2)%の定格荷重とで、有効運転させることと、
    主要なベアリングピンシャフトの摩耗状態をチェックして分析することと、
    グリースの極圧耐磨耗能力の評価報告を発行することと、を含み、
    nは1~15の整数であり、前記建設機械を(10n~10n±2)%の定格荷重で1回運転させる時間は0.5min~100hである、グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  8. 前記建設機械をn値が15よりも小さい(10n~10n±2)%の荷重での有効運転後に、観察によって前記主要なピンシャフトの表面に摩耗が生じたか否かを判断し、前記主要なピンシャフトの表面に摩耗が生じていない場合、n値を上げて異なる荷重での有効運転を行わせ、前記主要なピンシャフトの表面に摩耗が生じた場合、当該荷重での有効運転を完了させてから測定対象であるグリースの試験を停止させ、異なる荷重で前記主要なピンシャフトの表面に摩耗が生じたか否かの判断結果に応じて、グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価報告を発行する、
    請求項7に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  9. 前記主要なピンシャフトの異なる荷重での有効運転過程において、異音が発生するか否かを記録して、以下の数式で対応する負荷で発生した騒音のピーク値を決定することをさらに含み、
    Figure 2022529669000019
    ここで、
    Figure 2022529669000020
    は、前記主要なピンシャフトの、前記建設機械の作動装置のN回のリフト過程のうちの、最初の5回の下降過程における騒音のピーク値の平均値であり、
    Figure 2022529669000021
    は、前記主要なピンシャフトの、前記建設機械の作動装置の前記N回のリフト過程のうちの、最後の5回の下降過程における騒音のピーク値の平均値である、
    請求項1に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  10. 前記主要なピンシャフトの有効運転過程において異音が発生した場合、前記主要なピンシャフトの対応する荷重での有効運転を完了させてから測定対象であるグリースの試験を停止させる、
    請求項9に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  11. 前記グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価報告を発行することは、
    前記主要なピンシャフトの異なる荷重での有効運転過程における異音と、前記騒音のピーク値と、前記主要なピンシャフトの表面に摩耗が生じたか否かの判断結果とに応じて、グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価報告を発行することを含む、
    請求項10に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  12. 建設機械における主要なベアリングピンシャフトにグリースを注入して無負荷運転を行うことと、
    前記建設機械を(10~150)%の定格荷重で、少なくとも1回運転させることと、
    前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程において、異音が発生するか否かを記録することと、
    記録結果に基づいてグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価報告を発行することと、を含み、
    前記建設機械を(10~150)%の定格荷重で1回運転させる時間は0.5min~100hである、
    グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  13. 前記建設機械の定格荷重範囲は0.1~80トンである、
    請求項12に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  14. 前記建設機械を(10~150)%の定格荷重で1回運転させる時間は0.5~30minである、
    請求項12に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  15. 前記建設機械の定格荷重範囲が[0.1,2)トンであるとき、前記主要なベアリングピンシャフトの有効運転時間は[15,30)minである、
    請求項14に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  16. 前記建設機械の定格荷重範囲が[2,9)トンであるとき、前記主要なベアリングピンシャフトの有効運転時間は[5,15)minである、
    請求項14に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  17. 前記建設機械の定格荷重範囲が[9,80)トンであるとき、前記ベアリングピンシャフトの有効運転時間は[0.5,5)minである、
    請求項14に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  18. 建設機械と前記建設機械における主要なベアリングピンシャフトを選定することと、
    前記主要なベアリングピンシャフトにグリースを注入して主要なベアリングピンシャフトを試運転させることと、
    前記建設機械をそれぞれ、無負荷と(10n~10n±2)%の定格荷重とで、有効運転させることと、
    前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程において、異音が発生するか否かを記録することと、
    記録結果に基づいてグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価報告を発行することと、を含み、
    nは1~15の整数であり、前記建設機械を(10n~10n±2)%の定格荷重で1回運転させる時間は0.5min~100hである、グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  19. 前記建設機械をn値が15よりも小さい(10n~10n±2)%の荷重での有効運転後に、記録によって運転過程において異音が発生するか否かを観察し、運転過程において異音が発生していない場合、n値を上げて異なる荷重での有効運転を行わせ、運転過程において異音が発生した場合、当該荷重での有効運転を完了させてから測定対象であるグリースの試験を停止させ、異なる荷重での運転過程に異音が発生するか否かの判定結果に基づいて、グリースの極圧耐磨耗能力の評価報告を発行する、
    請求項18に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  20. 前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程において異音が発生するか否かを記録し、前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程における騒音のピーク値を記録すること、をさらに含む、
    請求項1に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  21. 前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程において異音が発生するか否かを記録し、前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程における騒音のピーク値を記録すること、をさらに含む、
    請求項7に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  22. 前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程において異音が発生した場合、前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程における騒音のピーク値を記録する、
    請求項12に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  23. 前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程において異音が発生した場合、前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程における騒音のピーク値を記録する、
    請求項18に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  24. 前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程において異音が発生するか否かを記録し、前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程における音響パワーレベルを記録すること、をさらに含む、
    請求項1に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  25. 前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程において異音が発生するか否かを記録し、前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程における音響パワーレベルを記録すること、をさらに含む、
    請求項7に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  26. 前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程において異音が発生した場合、前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程における音響パワーレベルを記録する、
    請求項12に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  27. 前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程において異音が発生した場合、前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程における音響パワーレベルを記録する、
    請求項18に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  28. 前記騒音のピーク値は、前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程における音圧レベルの最大値である、
    請求項20~23のいずれか1項に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  29. 対応する負荷で発生した前記騒音のピーク値は、以下の数式で決定し、
    Figure 2022529669000022
    ここで、
    Figure 2022529669000023
    は、前記主要なピンシャフトの、前記建設機械の作動装置のN回のリフト過程のうちの、最初の5回の下降過程における騒音のピーク値の平均値であり、
    Figure 2022529669000024
    は、前記主要なピンシャフトの、前記建設機械の作動装置の前記N回のリフト過程のうちの、最後の5回の下降過程における騒音のピーク値の平均値である、
    請求項20~23のいずれか1項に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  30. 前記建設機械の有効運転過程において異音が発生した場合、前記主要なピンシャフトの対応する荷重での有効運転を完了させてから測定対象であるグリースの試験を停止させ、グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価報告を発行する、
    請求項20~23のいずれか1項に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  31. 前記建設機械の有効運転過程において異音が発生した場合、前記主要なピンシャフトの対応する荷重での有効運転を完了させてから測定対象であるグリースの試験を停止させ、グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価報告を発行する、
    請求項24~27のいずれか1項に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  32. 前記グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価報告を発行することは、
    前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程における異音と、前記音響パワーレベルの判定結果とに応じて、グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価報告を発行することを含む、
    請求項31に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  33. 前記グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価報告を発行することは、
    前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程における異音と、前記騒音のピーク値の判定結果とに応じて、グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価報告を発行することを含む、
    請求項30に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  34. 前記主要なピンシャフトの表面に摩耗が生じたか否かを観察して判断すること、をさらに含み、
    前記グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価報告を発行することは、
    前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程における異音と、前記騒音のピーク値と、前記主要なピンシャフトの表面に摩耗が生じたか否かの判断結果とに応じて、グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価報告を発行することを含む、
    請求項22~23のいずれか1項に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
  35. 前記主要なピンシャフトの表面に摩耗が生じたか否かを観察して判断すること、をさらに含み、
    前記グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価報告を発行することは、
    前記建設機械の異なる荷重での有効運転過程における異音と、前記音響パワーレベルと、前記主要なピンシャフトの表面に摩耗が生じたか否かの判断結果とに応じて、グリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価報告を発行することを含む、
    請求項26~27のいずれか1項に記載のグリースの極圧耐磨耗能力の機械全体での評価方法。
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