JP2022529325A - レリーフ印刷版の前駆体を液体で処理するための装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
裏側(Pb)及びレリーフ側(Pr)を有するレリーフ印刷版の前駆体(P)を処理するための装置であって、ハウジング(10)と、液体を保持するための区画(20)と、少なくとも1つの液体でレリーフ前駆体を処理するための処理手段(30)と、処理手段の下流に配置され、レリーフ前駆体から破片及び/又は液体を除去するための除去手段(40)と、ハウジング(10)を通して輸送方向(T)にレリーフ前駆体を輸送するように構成された搬送機構(50)とを備え、除去手段(40)は、レリーフ前駆体の裏側から液体を除去するために取り付けられた液体除去案内体(45)を備え、搬送機構は、動作時に液体が裏側から除去されるように、レリーフ前駆体が輸送方向に移動されている間、液体除去案内体(45)の上に、及び液体除去案内体(45)に対してレリーフ前駆体を引っ張るように構成されている。
Description
本発明の分野は、レリーフ前駆体、特に印刷版前駆体を液体で処理するための装置及び方法に関する。
レリーフ構造は、画像情報を画像化可能層に転写し、画像化可能層の一部を除去することで作ることができる。形成されたレリーフは、印刷工程で基板に情報を転写する際に使用される。レリーフ前駆体の例としては、印刷版前駆体がある。デジタル画像化可能フレキシブル印刷版前駆体は、既知であり、典型的には、少なくとも、寸法的に安定した支持層、光重合可能層、及びデジタル画像化可能層を備えている。デジタル画像化可能層は、例えば、レーザー照射可能層であってもよい。従来の印刷版前駆体の場合、デジタル画像化可能層は、光重合可能層に取り付けられたマスクによって置き換えられる。
印刷版レリーフ前駆体から印刷版を製造するため、既存の方法に従って、まず、印刷される画像データに基づいて、デジタル画像化可能層にマスクが書き込まれる。マスクの書き込みに続いて、マスクによって覆われていない領域で光重合可能層が重合を受けるように、マスクを通して放射により版が露光される。露光後、マスク及び非重合部分の残留物を除去しなければならない。これは、典型的には複数のブラシウォッシャーを含む洗浄装置において1つ又は複数の液体を用いて行われ得る。
版前駆体を印刷するための洗浄装置が既知である。典型的には、そのような洗浄装置を通して印刷版前駆体を移動させるために輸送バーが使用される。そのために、印刷版前駆体の前縁が輸送バーに結合される。結合された版を有する輸送バーは、洗浄装置の入口ポートに運ばれる。輸送バーは、出口ポートで洗浄装置を去り、そこで更なる処理のために回収される。この更なる処理は、印刷版をオーブンに入れることからなる場合がある。印刷版は、オーブンに入れられると、通常、その裏側で支えられる。印刷版の裏側に液体が残っていると、オーブン内に気泡が発生することにより過圧が発生する場合がある。これは印刷版を破損させる虞がある。さらに、より多くの液体を除去する必要があるため、オーブンでの乾燥時間が長くなる。液体は、特にレリーフが乾燥されているときに蒸気を生成する可能性がある有機溶媒を備えている場合がある。このような蒸気(VOC:揮発性有機化合物(Volatile Organic Content))の環境への放出を制限する必要があるため、レリーフが乾燥セクションに入るときに、レリーフが運ぶ液体をできるだけ少なくすることが有利である。
下記の特許公報1は、フレキソ印刷版を製造するための装置であって、
・予備露光用の露光ユニット(1)と、
・主露光用の露光ユニット(2)と、
・ウォッシュアウト媒体を使用して、デジタル画像化層の残留物及びレリーフ形成層の未重合フラクションを除去するためのウォッシュアウトユニット(5)と、
・ウォッシュアウトされたフレキソ印刷版を乾燥させるための乾燥ユニット(7)と、
・乾燥されたフレキソ印刷版をUVA及び/又はUVC光で後処理するための後処理ユニット(9)と、
・完成したフレキソ印刷版を収容するための収納ユニット(10)と
を含む、装置を開示している。
・予備露光用の露光ユニット(1)と、
・主露光用の露光ユニット(2)と、
・ウォッシュアウト媒体を使用して、デジタル画像化層の残留物及びレリーフ形成層の未重合フラクションを除去するためのウォッシュアウトユニット(5)と、
・ウォッシュアウトされたフレキソ印刷版を乾燥させるための乾燥ユニット(7)と、
・乾燥されたフレキソ印刷版をUVA及び/又はUVC光で後処理するための後処理ユニット(9)と、
・完成したフレキソ印刷版を収容するための収納ユニット(10)と
を含む、装置を開示している。
下記の特許公報2は、フレキソ印刷版をウォッシュアウトし、乾燥し、後処理するための装置1を図1において開示している。印刷版2は、矢印Eの方向に、ウォッシュアウトセグメントPに導入される。このとき、印刷版2は、回転ブラシロール3と、2つの回転ロール5、6を介してエンドレスループの形で案内される回転ベルト4との間を通過する。ブラシロール3は、洗浄液を含む水盤8に浸かるとともに、水盤8から印刷版2に洗浄液を輸送する。印刷版10は、中間ロール16を通過し、その助けを借りて、ウォッシュアウトセグメントP内の印刷版10の位置と乾燥セグメントT内の目標位置との間の高さの僅かな差を均等化することができる。乾燥セグメントTにおいて、ここでは10’で示される印刷版が別のコンベヤーベルト17に導かれる。その時、印刷版10’は、ブロワー21によって生成される、矢印20によって概略的に示される交差空気流に曝される。
本発明の実施形態の目的は、レリーフ前駆体の裏側の液体除去を改善できる、レリーフ前駆体を処理するための装置及び方法を提供することである。
本発明の第1態様によれば、裏側及びレリーフ側を有するレリーフ前駆体を処理するための装置が提供される。装置は、ハウジングと、少なくとも1つの液体を保持するための少なくとも1つの区画と、レリーフ前駆体を少なくとも1つの液体で処理するための処理手段と、レリーフ前駆体から破片及び/又は液体を除去するための除去手段と、ハウジングを通して輸送方向にレリーフ前駆体を輸送するように構成された搬送機構とを備える。処理手段は、ハウジング内に配置されている。除去手段は、処理手段の下流に配置されている。除去手段は、レリーフ前駆体の裏側から液体を除去するために取り付けられた液体除去案内体を備える。搬送機構は、液体がレリーフ前駆体の裏側から除去されるように、レリーフ前駆体が輸送方向に移動されている間、液体除去案内体の上に、及び液体除去案内体に対してレリーフ前駆体を引っ張るように構成される。
処理手段の下流にそのような除去手段を設けることにより、液体は、簡単かつ堅牢な方法でレリーフ前駆体の裏側から効率的に除去されることができ、液体除去案内体の表面上で案内されることができる。実際、液体除去案内体は単純な形状を有することができ、輸送機構は、液体除去案内体の上に、及び液体除去案内体に対してレリーフ前駆体を引っ張るように容易に構成することができる。従って、処理されたレリーフ前駆体の裏側にかなりの量の液体が残っていることを回避することができ、その結果、その後の処理中、例えばオーブンにおいて、裏側に気泡が形成されることを減らすことができるか又は避けることができる。また、乾燥時間が短縮され、VOCが減らされる。
好ましくは、搬送機構は、液体除去案内体の上流において第1輸送レベルでレリーフ前駆体を輸送するとともに、液体除去案内体の下流において第2輸送レベルでレリーフ前駆体を輸送するように構成される。第1及び第2輸送レベルは、同じであっても異なっていてもよく、すなわち、レリーフ前駆体は、液体除去案内体の前後で同じ高さで又は異なる高さで輸送されてよい。第1及び第2輸送レベルの少なくとも1つは、液体除去案内体の上端よりも低い。このようにして、レリーフ前駆体は、液体除去案内体に到達するときに上向きに移動し、及び/又は液体除去案内体を離れるときに下向きに移動するであろう。
好ましくは、液体除去案内体は金属でできている。金属製の案内体は、頑丈で、攻撃的な液体に耐えることができるという利点を有する。
好ましくは、液体除去案内体は、動作時に実質的に静止するように配置される。これにより、液体の除去がさらに強化されるであろう。
例示的な実施形態によれば、液体除去案内体の表面は、第1ラインと上端との間で輸送方向に上向きに傾斜している。このようにして、レリーフ前駆体を表面に沿ってスムーズに案内すると同時に、良好な液体除去を可能にすることができる。
好ましくは、上端での傾斜角は20°よりも小さい。このようにして、第1輸送レベルから第2輸送レベルへのスムーズな転向が可能になる。
好ましくは、傾斜の角度は、第1ラインから上端に向かって徐々に減少する。
別の例示的な実施形態によれば、液体除去案内体の表面は、上端と第2ラインとの間で輸送方向に下向きに傾斜している。このようにして、レリーフ前駆体を表面に沿ってスムーズに案内すると同時に、良好な液体除去を可能にすることができる。
好ましくは、上端での傾斜角は20°よりも小さい。このようにして、第1輸送レベルから第2輸送レベルへのスムーズな転向が可能になる。
好ましくは、角度は、上端から第2ラインまで徐々に増加する。
例示的な実施形態によれば、搬送機構は、ハウジングを通して及び液体除去案内体の上に、張力をかけた状態でレリーフ前駆体を引っ張るように構成されている。このようにして、レリーフ前駆体を液体除去案内体と密接に接触させることができ、液体除去をさらに強化することができる。レリーフ前駆体は、装置を通して引っ張られるときに、複数のベース上に支持されてよい。例えば、処理手段によって処理されている間にレリーフ前駆体が支持される複数のテーブル又は穴あきプレートがハウジング内に設けられてよい。
例示的な実施形態によれば、第1又は第2輸送レベルと上端との間の距離は、0.1から10mmの範囲内、好ましくは0.5から8mmの範囲内、より好ましくは0.5から5mmの範囲内、最も好ましくは1から5mmの範囲内である。言い換えれば、装置を通しての輸送が液体除去案内体によって著しく妨げられないように、距離は比較的小さくてもよい。
好ましくは、液体除去案内体は、輸送方向に実質的に垂直であるとともに第1及び第2輸送レベルに平行な方向に延びる。
好ましくは、液体除去案内体は、レリーフ前駆体の実質的に全幅と接触するように構成されるとともに取り付けられている。
好ましくは、液体除去案内体は、ロッド、バー、プレート、ブレードのいずれか1つである。そのような案内体は、それらが頑丈で安価であり、装置内に容易に配置できるという利点を有する。
好ましくは、液体除去案内体は、耐食性及び/又は耐溶剤性材料でできている。液体除去案内体は、ステンレス鋼等の金属、ポリマー、ポリマーブレンド、ゴム、セラミック、ガラス又はそれらの組み合わせでできていてもよい。
好ましくは、液体除去案内体の断面は、線、曲線、長方形、三角形、円、部分円、楕円、部分楕円、少なくとも1つの丸みを帯びるか又は1つの鋭いエッジを有する多角形である。レリーフ前駆体と接触することを意図された液体除去案内体の表面は、湾曲した表面又は平坦な表面であってよい。
好ましくは、液体除去案内体は、固定的に取り付けられた固定体か、又はばねで取り付けられた固定体である。言い換えれば、液体除去案内体は、好ましくは回転不可能である。
好ましい実施形態によれば、レリーフ前駆体と接触することを意図する液体除去案内体の表面は、湾曲しているとともに、丸みを帯びた上端を有し、丸みを帯びた上端の曲率半径は0.1から20mmの範囲内、好ましくは5から15mmの範囲内である。これにより、液体除去案内体の上でのレリーフ前駆体の非常にスムーズな通過が可能になると同時に、表面上で除去された液体の良好な案内が可能になるであろう。
例示的な実施形態によれば、除去手段は、レリーフ前駆体の裏側と接触して回転するように配置された少なくとも1つの下部除去ロールをさらに備え、少なくとも1つの下部除去ロールは、液体除去案内手段の上流に配置されている。また、除去手段は、レリーフ前駆体のレリーフ側と接触して回転するように配置された少なくとも1つの上部除去ロールをさらに備えていてよく、前述の少なくとも1つの上部除去ロールは、液体除去案内手段の上流に配置されている。
好ましくは、少なくとも1つの上部除去ロールは、輸送レベルの反対側で、少なくとも1つの下部除去ロールの反対側に配置されている。
好ましくは、各下部及び/又は上部除去ロールには、そこから破片を除去するためのドクターブレード又は他の手段が設けられている。
少なくとも1つの上部及び/又は下部除去ロールは、ブラシロール及び/又は布ロールを備えていてよい。異なるロールを使用することにより、「洗車」システムで破片/液体を除去する方法と同じように、液体を段階的に除去することができる。
任意選択で、除去手段は、レリーフ前駆体からの破片の除去を促進するために、少なくとも1つの上部及び/又は下部除去ロールに例えば噴霧すること等によって追加の液体を塗布するための液体塗布手段をさらに備える。
例示的な実施形態によれば、第1及び第2輸送レベルは、水平面内に延びる。従って、レリーフ前駆体が液体除去案内体の表面を通過するとき、それは、第1輸送レベルから第2輸送レベルに通過するために上方及び/又は下方に移動されてよい。第1輸送レベルはハウジング内において水平面内に延在してよく、第2輸送レベルは液体除去案内体の下流側で水平面内又は傾斜面内に延在してよいことに留意されたい。
例示的な実施形態によれば、任意の先行する請求項に記載の装置は、スムーズな表面を有する除去手段を備える。液体除去案内体の上面の粗さは、ISO4287:1997に従って測定した時、Ra3.5μmよりも低くなっている。好ましくは、Raは3μmより低く、より好ましくは2.8μmより低く、最も好ましくは2.5μmより低い。
例示的な実施形態によれば、装置は、液体除去案内体の高さレベルを調整するように構成された調整手段をさらに備える。そのようにして、液体除去案内体の表面の高さは、前駆体のタイプの関数で、及び/又はレリーフ前駆体上に残っている液体の量の関数で調整されることができる。調整手段はまた、輸送バーがそれを通過する短い時間の間、邪魔にならないように液体除去案内体を移動させるために使用されてもよい。
例示的な実施形態によれば、除去手段は、液体除去案内体によって除去された液体を収集するために配置されたリザーバをさらに備える。収集された液体は、任意選択で再利用されてよい。
例示的な実施形態によれば、ハウジングは、輸送方向に見てハウジングの反対側に配置された入口ポート及び出口ポートを有する。第1輸送レベルは、入口ポートと液体除去案内体との間で延びる。好ましくは、液体除去案内体は、出口ポートの直前又は出口ポートに配置される。
例示的な実施形態によれば、少なくとも1つの液体区画は、少なくとも2つの液体のための少なくとも2つの液体区画を備え、前述の少なくとも2つの液体は同じであるか又は異なる。使用される少なくとも1つの液体の性質は、処理されるレリーフ前駆体の機能に応じて選択されてよい。例えば、水性ウォッシュアウト媒体及び/又は有機ウォッシュアウト媒体又はそれらの組み合わせが使用されてよい。
搬送機構には、レリーフ前駆体の前縁に結合されるように構成された輸送バーを設けられていてもよく、搬送機構は、結合されたレリーフ前駆体を有する輸送バーを液体除去案内体の上に引っ張るように構成されている。
例示的な実施形態によれば、搬送機構は、エンドレスベルト、エンドレスチェーン、親ねじ、リニアモーター、吸引手段を備えた可動手段、又はそれらの組み合わせのうちの少なくとも1つを含む群から選択される。搬送機構が2本の親ねじを備える場合、輸送バーの端部には、親ねじに結合するように適合された歯(dent)が設けられていてよい。
例示的な実施形態によれば、処理手段は、レリーフ前駆体のレリーフ側及び/又は裏側を処理するように構成され、処理手段は、回転処理手段、振動処理手段、噴霧手段、すすぎ手段、又はそれらの組み合わせのいずれか1つ又は複数を備え、より具体的には、円筒形の回転ブラシ、平らな回転ブラシ、振動する円筒形又は平らなブラシ、又はそれらの組み合わせのいずれか1つ又は複数を備える。
例示的な実施形態によれば、装置は、搬送機構、処理手段、調整手段及び除去手段のうちの少なくとも1つを制御するように構成された制御手段をさらに備える。もちろん、装置の他の構成要素もまた、同じ制御手段又は異なる制御手段によって制御されてよい。制御手段は、それらの状態の情報を取得するため、及び/又はそれらの動作を制御するために、装置の任意の構成要素(例えば、モーター、ギア、センサー、ポンプ、光源、スイッチ)に接続されていてよい。状態情報は、オペレータのために視覚化されてよく、データを記録及び分析できるように電子的に保存されてよい。さらに、制御ユニットは、オペレータからのオーダーを受け入れ、それらを異なる構成要素に伝達することができてよい。オーダーは、単一のオーダー又は特定のシーケンスのオーダーのセットとして与えられてよく、それは電子的に生成及び保存されてよい。制御手段は、コンピュータ又はPLC(プログラマブル論理コントローラ)、視覚化のためのスクリーン又は他の手段、音響信号及びコミュニケーションのためのスピーカー及び/又はマイクロフォン又は他の手段を備えていてよい。コンピュータは、構成要素によって読み取られて理解され得るアナログ又はデジタル信号にデジタルコンピュータ信号を移行させるコンバータに接続されてよい。
本発明の第2態様によれば、レリーフ前駆体を処理するための方法が提供される。この方法は、除去可能な及び除去不可能な材料を有するレリーフ前駆体を提供するステップと、少なくとも1つの液体を使用して除去可能な材料が除去される処理区画を通して輸送方向にレリーフ前駆体を搬送するステップと、好ましくは液体除去案内体の表面の上に、裏側から液体が除去されて運び去られるように、液体除去案内体の表面の上に、及び液体除去案内体の表面に対して、レリーフ前駆体を輸送方向に引っ張るステップとを備える。好ましくは、液体除去案内体は、レリーフ前駆体がその表面の上に運ばれる間、実質的に静止するように配置されている。
好ましくは、レリーフ前駆体は、張力をかけた状態で液体除去案内体の上に引っ張られる。
好ましくは、少なくとも1つの液体は、水、水溶液、有機溶媒、有機溶媒の組み合わせ、又はそれらの組み合わせのいずれか1つ又は複数を備える。
装置について上で述べた特徴及び利点は、この方法にも等しく適用可能である。
好ましい実施形態によれば、レリーフ前駆体は、輸送バーを使用してハウジングを通して引っ張られる。輸送バーには、レリーフ前駆体の前縁に結合されることができる複数の結合要素が設けられていてよい。そのために、ハウジングの入口ポートにプレート結合ステーションが設けられていてよい。
また、プレート分離ステーション及びプレート排出ゾーンが設けられていてよい。プレート排出ゾーンは、ハウジングの出口ポートとプレート分離ステーションとの間に配置されていてよく、その結果、レリーフ前駆体は、プレート分離ステーションにおいて輸送バーから分離される前に、プレート排出ゾーンにおいてハウジングから完全に引き出される。
好ましい実施形態によれば、搬送機構は、少なくともハウジングの入口ポートから出口ポートへ、及び出口ポートからプレート分離ステーションへ、結合されたレリーフ前駆体を有する輸送バーを輸送するように構成された前方輸送機構を備える。また、搬送機構は、結合されたレリーフ前駆体を有する輸送バーを前方輸送機構に結合するように構成されたバー結合手段を備えていてよい。前方輸送機構は、それぞれ、ハウジングの対向する横方向の第1及び第2側面に延びる第1及び第2前方輸送機構を備えていてよい。第1及び第2前方輸送機構は、輸送バーの第1及び第2端部にそれぞれ結合され、輸送バーの第1及び第2端部がそれぞれ対向する第1及び第2側面に沿って移動する間に、輸送バーを入口ポートから出口ポートへ輸送するように構成されている。2つの前方輸送機構の使用は、輸送バーがハウジングを通して非常に安定して輸送されることができる利点を有する。好ましい実施形態によれば、第1及び/又は第2前方輸送機構は、第1及び/又は第2親ねじを備え、輸送バーの第1及び/又は第2端部には、それぞれ第1及び/又は第2親ねじに結合されるように構成された第1及び/又は第2結合部が設けられている。親ねじの使用は、輸送バーの端に簡単かつ堅牢に結合及び分離できるという利点を有する。別の実施形態によれば、第1及び/又は第2前方輸送機構は、第1及び/又は第2チェーン又はベルト又はリニアモーター又はそれらの組み合わせを備え、輸送バーの第1及び/又は第2端部には、それぞれ第1及び/又は第2チェーン又はベルト又はリニアモーターに結合されるように構成された第1及び/又は第2結合部が設けられる。
任意選択で、プレート分離ステーションからプレート結合ステーションに輸送バーを輸送して戻すように構成された後方輸送機構が設けられてよい。
添付の図面は、本発明の装置及び方法の現在好ましい非限定的な例示的な実施形態を説明するために使用される。添付の図面と併せて読むと、以下の詳細な説明から、本発明の特徴及び目的の上記及び他の利点がより明らかになり、本発明がよりよく理解されるであろう。
図1A及び図1Bは、印刷版前駆体P等のレリーフ前駆体Pを少なくとも1つの液体で処理するための装置1000を概略的に示す。装置1000は、少なくとも1つの液体でレリーフ前駆体を洗い流し(ウォッシュアウトし)、続いて液体及び/又は破片をレリーフ前駆体から除去するための洗浄装置である。図1Aは、第1の例示的な実施形態を示している。図1Bは、同じ又は類似の構成要素が同じ参照番号で示されている第2の例示的な実施形態を非常に概略的に示している。
装置1000は、ハウジング10と、少なくとも1つの液体を保持するための少なくとも1つの区画20と、ハウジング10内に配置され、レリーフ前駆体Pを少なくとも1つの液体で処理するための処理手段30と、好ましくは張力をかけた状態で、ハウジング10を通して輸送方向Tにレリーフ前駆体Pを輸送するように構成された搬送機構50(図1Bに概略的に示されるとともに、図2及び図3に部分的に示されている)とを備えている。
装置1000は、レリーフ前駆体Pから破片及び液体を少なくとも部分的に除去するための除去手段40をさらに備える。好ましくは、除去手段40は、ハウジング10内に配置される。除去手段40は、処理手段30の下流に配置されている。ハウジング10は、輸送方向Tに見てハウジング10の反対側に配置された入口ポート11及び出口ポート12を有する。少なくとも1つの液体区画20は、少なくとも2つの液体のための少なくとも2つの液体区画を備えていてよい。前述の少なくとも2つの液体は、同じであるか又は異なる。搬送機構50は、少なくとも1つのエンドレスベルト、少なくとも1つのエンドレスチェーン、少なくとも1つの親ねじ(図2及び図3に示されている)、少なくとも1つのリニアモーター、吸引手段を備えた可動手段、又はそれらの組み合わせを含む群から選択され得る。
レリーフ前駆体Pは、裏側Pb及びレリーフ側Prを有する(例えば、図1B、図2C及び図2Dを参照)。処理手段30は、レリーフ前駆体Pのレリーフ側Pr及び/又は裏側Pbを処理するように構成されている。処理手段30は、回転処理手段、振動処理手段、噴霧手段、すすぎ手段、又はそれらの組み合わせのいずれか1つ又は複数を備えていてよく、より具体的には、円筒形の回転ブラシ、平らな回転ブラシ、振動する円筒形又は平らなブラシ、又はそれらの組み合わせのいずれか1つ又は複数を備えていてよい。
除去手段40は、図2A-図2Dにさらに詳細に示されている。除去手段40は、レリーフ前駆体Pのレリーフ側Prと接触して回転するように配置された少なくとも1つの上部除去ロール42a,42bと、レリーフ前駆体Pの裏側Pbと接触して回転するように配置された少なくとも1つの下部除去ロール41a,41bと、レリーフ前駆体の裏側Pbから液体を除去するために取り付けられた液体除去案内体45とを備える。液体除去案内体45は、少なくとも1つの下部除去ロール41a,41bの下流に配置されている。上部除去ロール42a,42bのそれぞれは、第1輸送レベルL1の反対側で、下部除去ロール41a,41bのそれぞれの反対側に配置されている。図示の実施形態では、2つのロール対が設けられている。
レリーフ前駆体Pは最初に第1ロール対41a,42aを通過し、その結果、裏側Pbは下部ロール41aによってブラッシング及び洗浄され、レリーフ側Prは上部ロール42aによってブラッシング及び洗浄される。この第1ロール対41a,42aは、最初の破片除去を伴うであろう。次に、レリーフ前駆体Pは、第2ロール対41b,42bを通過し、その結果、裏側Pbは下部ロール41bによってさらにブラッシング及び洗浄され、レリーフ側Prは上部ロール42bによってさらにブラッシング及び洗浄され、更なる破片の除去が行われる。
下部及び上部除去ロール41a,41b,42a,42bのそれぞれには、動作時中に破片が回転除去ロールから除去されるように、ドクターブレード43a,43b,44a,44bが設けられていてよい。少なくとも1つの下部及び/又は上部除去ロール41a,41b,42a,42bは、ブラシロール及び/又は布ロールを備えていてよい。例えば、第2ロール対41b,42bは、第1ロール対41a,42aよりも柔らかいブラシを有してよい。
任意選択で、除去手段40は、レリーフ前駆体Pからの破片の除去を促進するために、少なくとも1つの上部及び/又は下部除去ロール41a,42a,42bに、例えば噴霧すること等によって追加の液体を塗布するための液体塗布手段47a,48a,48bをさらに備える(図2B参照)。液体塗布手段47a,48a,48bは、噴霧穴を有する管として具体化されてよい。液滴がハウジング内を飛び散ることを回避するために、さらに中間壁部分49が設けられてよい。
レリーフ前駆体Pは最初に第1ロール対41a,42aを通過し、その結果、裏側Pbは下部ロール41aによってブラッシング及び洗浄され、レリーフ側Prは上部ロール42aによってブラッシング及び洗浄される。この第1ロール対41a,42aは、最初の破片除去を伴うであろう。次に、レリーフ前駆体Pは、第2ロール対41b,42bを通過し、その結果、裏側Pbは下部ロール41bによってさらにブラッシング及び洗浄され、レリーフ側Prは上部ロール42bによってさらにブラッシング及び洗浄され、更なる破片の除去が行われる。
下部及び上部除去ロール41a,41b,42a,42bのそれぞれには、動作時中に破片が回転除去ロールから除去されるように、ドクターブレード43a,43b,44a,44bが設けられていてよい。少なくとも1つの下部及び/又は上部除去ロール41a,41b,42a,42bは、ブラシロール及び/又は布ロールを備えていてよい。例えば、第2ロール対41b,42bは、第1ロール対41a,42aよりも柔らかいブラシを有してよい。
任意選択で、除去手段40は、レリーフ前駆体Pからの破片の除去を促進するために、少なくとも1つの上部及び/又は下部除去ロール41a,42a,42bに、例えば噴霧すること等によって追加の液体を塗布するための液体塗布手段47a,48a,48bをさらに備える(図2B参照)。液体塗布手段47a,48a,48bは、噴霧穴を有する管として具体化されてよい。液滴がハウジング内を飛び散ることを回避するために、さらに中間壁部分49が設けられてよい。
液体除去案内体45には、輸送方向Tにおいて第1輸送レベルL1の上の上端Eまで上向きに走る上面46が設けられており(図2C参照)、その結果、上面46の上を通過するときにレリーフ前駆体Pが上向きに持ち上げられる。このようにして、液体は裏側Pbから除去され、上面46に沿って流れるであろう。実際、液体除去案内体45は、残っている液体をレリーフ前駆体Pの裏側Pbから拭き取る拭き取り機能を有する。
図1A及び図2A-2Dに図示された実施形態では、液体除去案内体45はロッドとして形づけられており、輸送方向Tに実質的に垂直であるとともに第1輸送レベルL1に平行な方向に延びる細長い本体を備える。細長い本体45は、レリーフ前駆体Pが液体除去案内体45に沿って通過するときに、レリーフ前駆体Pの実質的に全幅と接触するように構成及び取り付けられている。細長い本体45は、好ましくは静止している。任意選択で、細長い本体45は、レリーフ前駆体Pに対して押されるようにばねで取り付けられてもよいが、回転可能に取り付けられていない。
液体除去案内体45には、液体除去案内体45によって除去された液体を収集するために配置されたリザーバ(図示せず)が設けられていてよい。
図1A及び図2A-2Dに図示された実施形態では、液体除去案内体45はロッドとして形づけられており、輸送方向Tに実質的に垂直であるとともに第1輸送レベルL1に平行な方向に延びる細長い本体を備える。細長い本体45は、レリーフ前駆体Pが液体除去案内体45に沿って通過するときに、レリーフ前駆体Pの実質的に全幅と接触するように構成及び取り付けられている。細長い本体45は、好ましくは静止している。任意選択で、細長い本体45は、レリーフ前駆体Pに対して押されるようにばねで取り付けられてもよいが、回転可能に取り付けられていない。
液体除去案内体45には、液体除去案内体45によって除去された液体を収集するために配置されたリザーバ(図示せず)が設けられていてよい。
好ましくは、レリーフ前駆体と接触している上面46は、比較的小さな角度で上向きに傾斜する傾斜面である。好ましくは、上面の上端Eでの角度は、60°よりも小さく、より好ましくは45°よりも小さく、さらにより好ましくは20°よりも小さい。図2A-2Dの図示の例では、液体除去案内体45は、円形断面を有するバーであり、その結果、上面46の上端Eで角度はゼロである。より具体的には、角度は、表面46の第1ラインp1(第1輸送レベルL1)でのa1から、表面46の第2ラインp2での角度a2、表面46の上端Eでのゼロまで徐々に減少する。上面46は、湾曲していてよく、丸みを帯びた上端を有していてよい(上端Eを参照)。好ましくは、丸みを帯びた上端の曲率半径rは、0.1から20mmの範囲内、好ましくは5から15mmの範囲内である。
好ましくは、上端Eと第1輸送レベルL1との間の距離d(図2Cを参照)は、0.1から10mmの範囲内、好ましくは0.5から8mmの範囲内、より好ましくは0.5から5mmの範囲内、最も好ましくは1から5mmの範囲内である。
細長い本体45は、耐食性及び/又は耐溶剤性の材料でできていてよい。例えば、細長い本体45は、ステンレス鋼等の金属、ポリマー、ポリマーブレンド、ゴム、セラミック、ガラス又はそれらの組み合わせでできていてよい。
第1輸送レベルL1は、水平面内に延びる。レリーフ前駆体Pは、除去手段40に入るとき、除去手段40を通過するとき、及び除去手段40を出るときに、テーブル60、61によって部分的に支持されてよい。レリーフ前駆体は、装置を通して比較的強い力(例えば1000Nを超える力、典型的には2000Nを超える力)で引っ張られてよい。そのようにして、レリーフ前駆体Pに張力がかけられ、ロッド45による液体除去の効率を高められてよい。
図3A及び3Bは、可能な除去手段40の別の例示的な実施形態を示している。類似の構成要素が同じ参照番号で示され、上記の説明が参照される。ここで、上端Eは第1輸送レベルと同じレベルであるが、液体除去案内体45の下流の第2輸送レベルL2は上端Eよりも低い。レリーフ前駆体Pと接触している上面46は、比較的小さな角度で下向きに傾斜する傾斜面である。好ましくは、上面の上端Eでの角度は、60°よりも小さく、より好ましくは45°よりも小さく、さらにより好ましくは20°よりも小さい。図3A及び3Bの図示の例では、液体除去案内体45は、円形断面を有するバーであり、その結果、上面46の上端Eで角度はゼロである。好ましくは、上端Eと第2輸送レベルL2との間の距離d(図3Bを参照)は、0.1から10mmの範囲内、好ましくは0.5から8mmの範囲内、より好ましくは0.5から5mmの範囲内、最も好ましくは1から5mmの範囲内である。上面46は、湾曲していてよく、丸みを帯びた上端を有していてよい(上端Eを参照)。好ましくは、丸みを帯びた上端の曲率半径rは、0.1から20mmの範囲内、好ましくは5から15mmの範囲内である。
図4は、図3Bの実施形態と類似であるが、結合されたレリーフ前駆体Pを有する輸送バー100が、液体除去案内体45の直後に下向きに傾斜する第2輸送レベルL2で輸送される、さらに別の可能な実施形態を示す。当業者は、液体除去案内体45の上に及び液体除去案内体45に対してレリーフ前駆体が引っ張られている限り、多くの代替案が可能であることを理解する。
任意選択で、装置は、液体除去案内体45の上面46の高さレベルを調整するように構成された調整手段(図示せず)を備えていてよい。好ましくは、装置は、搬送機構50、処理手段30、調整手段(図示せず)及び除去手段40のうちの1つ又は複数を制御するように構成された制御手段800(図1B参照)を備える。
図1Bに概略的に示されるように、装置1000は、レリーフ前駆体Pに結合されるように意図された少なくとも1つ、好ましくは少なくとも2つ、さらにより好ましくは少なくとも3つの輸送バー100を備えた搬送機構50を備えていてよい。輸送バー100は、レリーフ前駆体Pの前縁3に結合され、好ましくは、前縁3の全長より長く延在し、その結果、輸送バー100の端部は、搬送機構50に結合されることができる。複数のレリーフ前駆体Pを輸送バー100に結合することも可能であることに留意されたい。好ましくは、輸送バー100の長さは、100mmから1000mmの間、より好ましくは1000mmから4000mmの間である。図2A-2D及び3A-3Bの実施形態にも輸送バー100が示されていることに留意されたい。
図1Bの装置1000は、レリーフ前駆体Pを輸送バー100に結合するように構成されたプレート結合ステーション300と、レリーフ前駆体Pが結合される輸送バー100がハウジング10を通して移動される間に、レリーフ前駆体Pを少なくとも1つの液体で処理するとともに液体を除去するようにそれぞれ構成された処理手段30(図示せず)及び除去手段40(図示せず)を有するハウジング10と、処理されたレリーフ前駆体Pを輸送バー100から分離するように構成されたプレート分離ステーション500とをさらに備える。
任意選択で、搬送機構50は、輸送バー100が装置1000を通る閉ループ内を移動するように、プレート結合ステーション300においてレリーフ前駆体Pに結合された後に、プレート結合ステーション300からハウジング10を通してプレート分離ステーション500に各輸送バー100を自動的に移動させるとともに、処理されたレリーフ前駆体Pから分離された後に、プレート分離ステーション500からプレート結合ステーション300に各輸送バー100を自動的に戻すように構成された輸送システム50,230の一部であり得る。図1Bの図示の例では、4つの輸送バー100が装置1000内を循環する。
任意選択で、搬送機構50は、輸送バー100が装置1000を通る閉ループ内を移動するように、プレート結合ステーション300においてレリーフ前駆体Pに結合された後に、プレート結合ステーション300からハウジング10を通してプレート分離ステーション500に各輸送バー100を自動的に移動させるとともに、処理されたレリーフ前駆体Pから分離された後に、プレート分離ステーション500からプレート結合ステーション300に各輸送バー100を自動的に戻すように構成された輸送システム50,230の一部であり得る。図1Bの図示の例では、4つの輸送バー100が装置1000内を循環する。
輸送バー100の例示的な実施形態が図8Aに詳細に示されており、図8Bは輸送バー100がどのように第1親ねじ210に結合され得るかを示している。輸送バー100は、第1親ねじ210に結合されるように構成された第1結合部121が設けられた第1端部101と、第2親ねじに結合されるように構成された第2結合部122を有する第2端部102とを有する。しかしながら、他の実施形態では、第1及び/又は第2前方輸送機構210,220は、チェーン又はベルト等の他の輸送手段を備えていてよく、第1及び第2結合部121,122は、それに応じて適合されてよい。好ましい実施形態では、各輸送バー100には(ここではピン又はロッドの形態の)複数の貫通要素110が設けられ、プレート結合ステーション300は、レリーフ前駆体Pの前縁3の近くの領域において複数の貫通要素110と係合するように構成される。図1Bでは、レリーフ前駆体Pは、装置1000を通るレリーフ前駆体Pの前方輸送方向Tに両方とも垂直な前縁3及び後縁4と、前方輸送方向Tに平行な2つの側縁1,2とを有する。レリーフ前駆体Pの前縁3の近くの領域は、輸送バー100の複数の貫通要素110に結合されている。
ハウジング10は、入口ポート11及び出口ポート12を有する。結合されたレリーフ前駆体Pを有する輸送バー100は、ハウジング10を通って入口ポート11から出口ポート12に移動され、輸送バー100は輸送方向Tに移動する。
出口ポート12とプレート分離ステーション500との間に、プレート排出ゾーン600が設けられてよい。レリーフ前駆体Pは、分離ステーション500において輸送バー100から分離される前に、搬送機構50によって第2輸送レベルL2で引っ張られて、プレート排出ゾーン600においてハウジング10から完全に出される。前縁が輸送バー100によって保持されて引き出される間に、レリーフ前駆体Pの後縁を案内するための案内面65(図2A、2B及び3A参照)が設けられてよい。レリーフ前駆体Pが輸送バー100から分離された時、プレート排出ゾーン600においてレリーフ前駆体Pが排出されることができる。
プレート分離ステーション500において輸送バー100から分離された後に、処理されたレリーフ前駆体Pを除去するように構成された除去手段がプレート排出ゾーン600の底部に設けられてよい。図示の実施形態では、除去手段700は、処理されたレリーフ前駆体Pをプレート排出ゾーン600で受け入れるとともに、プレート排出ゾーンから容易に運び去られることができるように、プレート排出ゾーン600の外に移動されるように構成されたトロリーである。他の図示されていない実施形態では、除去手段700は、キャリア、ロボット、移動ベルト、少なくとも1つの回転ドラム等であってよい。また、そのようなデバイスは、プレート分離ステーション500において分離された後に、処理されたレリーフ前駆体Pをプレート排出ゾーン600の外に移動させるように構成されることができる。
出口ポート12とプレート分離ステーション500との間に、プレート排出ゾーン600が設けられてよい。レリーフ前駆体Pは、分離ステーション500において輸送バー100から分離される前に、搬送機構50によって第2輸送レベルL2で引っ張られて、プレート排出ゾーン600においてハウジング10から完全に出される。前縁が輸送バー100によって保持されて引き出される間に、レリーフ前駆体Pの後縁を案内するための案内面65(図2A、2B及び3A参照)が設けられてよい。レリーフ前駆体Pが輸送バー100から分離された時、プレート排出ゾーン600においてレリーフ前駆体Pが排出されることができる。
プレート分離ステーション500において輸送バー100から分離された後に、処理されたレリーフ前駆体Pを除去するように構成された除去手段がプレート排出ゾーン600の底部に設けられてよい。図示の実施形態では、除去手段700は、処理されたレリーフ前駆体Pをプレート排出ゾーン600で受け入れるとともに、プレート排出ゾーンから容易に運び去られることができるように、プレート排出ゾーン600の外に移動されるように構成されたトロリーである。他の図示されていない実施形態では、除去手段700は、キャリア、ロボット、移動ベルト、少なくとも1つの回転ドラム等であってよい。また、そのようなデバイスは、プレート分離ステーション500において分離された後に、処理されたレリーフ前駆体Pをプレート排出ゾーン600の外に移動させるように構成されることができる。
図1Bの実施形態では、搬送機構50は、装置1000の一方の側にある第1機構と、装置1000の他方の側にある第2輸送機構を備える。輸送バー100の第1端部101が第1前方輸送機構と結合され、輸送バー100の第2端部102が第2輸送機構と結合されている。さらに、プレート分離ステーション500からプレート結合ステーション300に輸送バー100を輸送して戻すように構成された後方輸送機構230が設けられている。図1Bの図示の実施形態では、後方輸送機構230は装置1000の上側に配置されている。しかしながら、他の実施形態では、後方輸送機構230は、装置1000の下部、搬送機構50の下に配置される場合もある。後方輸送機構230は、1つ又は複数のベルト、1つ又は複数のチェーン、1つ又は複数の親ねじ、リニアモーター、又はそれらの組み合わせのいずれか1つを備えていてよい。
図1Bに示されるように、制御手段800は、輸送機構50,230、処理手段30、及び除去手段40等の装置の異なる構成要素を制御するように構成されてよい。制御手段800は、複数の輸送バーのうちの1つの輸送バー100がハウジング10を通って移動する時、別の輸送バー100がプレート結合ステーション300に移動して戻るように、輸送機構を制御してよい。より好ましくは、少なくとも3つの輸送バーがシステム内を移動する。さらに、輸送方向Tにおける輸送速度は後方輸送方向Tbにおける輸送速度とは異なっていてよく、好ましくは後方輸送方向Tbにおける輸送速度は前方輸送方向Tよりも速い。典型的には、前方及び後方輸送速度は1mm/秒から1000mm/秒の範囲内である。
図1Aに示されるように、ハウジング10において、レリーフ前駆体Pは洗浄されるために処理手段30のブラシの下に引っ張られる。ブラシは、レリーフ前駆体Pの上にあるように配置されてよい。レリーフ前駆体上でブラシが回転する間にレリーフ前駆体Pを洗浄するために、更なるノズル及び液体噴射手段(図示せず)が設けられてよい。図示の実施形態では、ブラシは、レリーフ前駆体Pの輸送方向Tに垂直に配置された回転軸を有する。しかしながら、他の実施形態では、垂直回転軸の周りに取り付けられるとともに、少なくとも部分的に液体浴に浸された多数の回転ブラシが設けられてよい。回転ブラシ又は任意の代替ブラシは、レリーフ前駆体を徹底的に洗浄するために配置されている。ブラシの回転方向は輸送方向と同じであっても反対であってもよく、好ましくは、いくつかは輸送方向に回転し、いくつかは輸送方向と反対に回転する。さらに、ブラシはその軸に平行な方向に移動してよい(振動)。ブラシの速度は、例えば1rpmから約2000rpmの範囲内等、広範囲の速度にわたって変化してよい。さらに、平らな回転又は振動ブラシが使用されてよい。ブラシがレリーフ前駆体と接触する圧力及び/又はレリーフ前駆体表面までのブラシの距離を制御することによって、攻撃性を変えることもできる。ブラシは、同じでも異なっていてもよく、毛の直径、剛性又は硬度、毛の密度、毛の厚さ、毛の材料(例えば、アルミニウム、ステンレス鋼、ブラス、ポリエチレン、ポリオキシメチレン、ポリアミド(ナイロン)、ポリエステル又はそれらの組み合わせ)、毛の配置(らせん状又は線形)、毛の長さ及び形状(例えば、円形、楕円形又は長方形又は六角形の断面)又はそれらの組み合わせにおいて変わっていてもよい。ブラシの攻撃性の強さ(高攻撃性は材料の大部分の除去に関連する)は、開始時の高攻撃性からプロセスの終了時の低攻撃性、又はその逆に変更することで変更してよい。
使用される液体の性質は、使用される前駆体の性質によって導かれる。除去される層が水又は水溶液に溶解可能、乳化可能、又は分散可能である場合、水又は水溶液が前洗浄ステーションの第1液体として使用される場合がある。層が有機溶媒又は混合物に溶解可能、乳化可能、又は分散可能である場合、有機溶媒又は混合物が前洗浄ステーションの第2液体として使用されてよい。水性で現像可能な層を前駆体が有する場合、現像ステーションの第2液体として水又は主に水性溶媒が使用されることができる。有機的に現像可能な前駆体の場合、現像ステーションの第2液体として、異なる有機溶媒又はそれらの混合物が使用されてよい。同様に、後洗浄ステーションは、第3液体として洗浄されるレリーフ層の性質に応じて、水、水溶液、有機溶媒、又は有機溶媒の混合物で操作されてよい。
液体は、例えば、塩、酸、塩基、乳化剤、分散助剤、粘度調整剤、界面活性剤、又はそれらの組み合わせ等の他の成分を含み得る水又は水溶液であってよい。液体のpHを制御するために、塩、酸、及び塩基が使用されてよい。液体の材料取り込み能力を高め、そのような乳状液及び分散液を安定化させるために、乳化剤及び分散助剤が使用されてよい。水溶液は、例えば、アルコール、エステル、エーテル等の有機溶媒、又は炭化水素、又はそれらの組み合わせを備えていてよい。
液体は、有機溶媒又はそれらの混合物であってよい。例えば、ベンジルアルコール、シクロヘキサノール、又は例えば5から10個の炭素原子を有する脂肪族のアルコール等のアルコールとの混合物中にナフテン系又は芳香族の石油留分を備え、及びまた、任意選択で、例えば、脂環式炭化水素、テルペノイド炭化水素、ジイソプロピルベンゼン等の置換ベンゼン、5-12個の炭素原子を有するエステル、又はグリコールエーテル等の更なる成分を備える、現像液が使用されてよい。適切な洗浄剤は、例えば、EP-A 332 070又はEP-A 433 374に開示されている。さらに、溶媒及び溶媒混合物は、例えば塩、酸、塩基、乳化剤、分散助剤、粘度調整剤、帯電防止剤、水、界面活性剤、又はそれらの組み合わせ等の他の成分を備えていてよい。安全上の理由と、関連する装置のコスト及び複雑さを軽減するために、有機溶剤を使用する場合の温度は、使用する洗浄剤混合物の引火点より5℃から15℃低くするべきである。
処理手段30は、単一の液体を使用する単一のユニットであってよいが、同じ流体又は異なる流体を使用し得る2つ以上のサブユニットから構成されることができる。また、ポンプ、フィルター、槽、ホース等を含むブラシ及び液体処理システムの配置は、共通(common)であってもよいし、サブユニットの数に応じて分割されていてよい。
図示されていない実施形態では、例えば、更なる乾燥、後曝露、加熱、冷却、材料の除去等の後処理をレリーフ前駆体に対して実行するために、後処理が提供されてよい。
乾燥ステーションは、液体の完全な除去を可能にする。これは、加熱するか、減圧するか、又は両方の組み合わせによって達成されてよく、それによって液体の蒸発が加速される。加熱は、オーブン、高温ガス(好ましくは空気又は蒸気)、IR光の照射、マイクロ波の照射、又はそれらの組み合わせで達成されてよい。減圧は、換気、真空ポンプ(例えば、拡散ポンプ、吸引器ポンプ、オイルポンプ等)、ベンチュリ管、又はそれらの組み合わせによって達成されてよい。好ましくは、IRランプ又は熱風による加熱が乾燥に使用される。乾燥は、好ましくは40℃から200℃の温度で、好ましくは50℃から160℃で、より好ましくは50℃から100℃で、最も好ましくは50℃から80℃で行われる。フレキソ印刷要素の寸法的に安定した支持体が金属支持体である場合、乾燥は、約160℃までの、より高い温度で行われてもよい。
現像された前駆体の表面を非粘着性にする、及び/又は光硬化性レリーフ層をさらに硬化させるために、後露光が使用されてよい。このステーションでは、現像された前駆体は、電磁波(好ましくはUVA又はUVC光を使用して)で処理される。光源として、蛍光灯、LED、フラッシュランプ、又はこれらの光源のいくつかの組み合わせが使用されてよい。好ましくは、LED又は蛍光灯が設置される。光源は、露光時間、異なる発光スペクトルの光源が設置されている場合の波長、光強度、又はそれらの組み合わせを操作する制御システムに接続されることができる。
さらに、図示されていない実施形態では、レリーフ前駆体に対して前処理を実行するために前処理区画が設けられてよく、その前処理は、切断、切除、電磁放射への曝露、及びそれらの組み合わせを含む群から選択される。任意選択で、後処理及び前処理の間、レリーフ前駆体は輸送バーに結合されたままでよい。
好ましくは、前処理ステーションは、切除装置、露光装置(暴露装置)、又は両方の組み合わせを備える。切除処理は、少なくとも1つの層から材料を除去することを備える。例えば、少なくとも1つの層の材料が画像データに従って除去されてよい。より具体的には、処理の実施は、電磁波への曝露、彫刻(例えば機械的彫刻)、粒子ジェット、流体ジェット、ガスジェットのような材料ジェットへの暴露、プラズマへの暴露、熱現像のような連続ウェブへの暴露、又はそれらの組み合わせのいずれか1つを備えていてよい。電磁波は、例えば、広帯域電磁波、狭帯域電磁波、単一波長の電磁波、(例えばランプによる)大面積電磁波、(例えばレーザーによって放出される)選択的電磁波、ドラムの軸方向の全長又はドラムの軸方向の長さの一部に沿って放出される波、連続又はパルス電磁波、高又は低エネルギー電磁波、アブレーション又はイニシエーション電磁波、UVからIR電磁波のいずれか1つであってよい。電磁波の波長は、200から20000nmの範囲内、好ましくは250から15000nmの範囲内、より好ましくは300から11000nmの範囲内、最も好ましくは350から11000nmの範囲内であってよい。電磁放射のトータルパワーは、化学反応を引き起こすのに十分な低い値から、材料の急速な加熱と蒸発又は切除(アブレーション)を引き起こす高い値までの範囲内であってよく、例えば、0.1mWから2000W、好ましくは1mWから1000W、より好ましくは5mWから7500W、最も好ましくは1Wから200Wの範囲内である。典型的には、例えば、ミラーを回転させるか、又はドラム上のレリーフ前駆体を回転させる等によって、アブレーションビームは、画像を作成するために表面上を移動させられる。
露光装置は、必要な波長の光をレリーフ前駆体のレリーフ側又は裏側に送達する電磁放射源を備える。好ましくは、波長は、電磁スペクトルのUV-Vis領域内にある。電磁波の波長は、200から800nmの範囲内、好ましくは250から500nmの範囲内、より好ましくは300から450nmの範囲内、最も好ましくは350から400nmの範囲内であってよい。電磁放射の強度は、0.1mW/cm2から200W/cm2の範囲内、好ましくは1mW/cm2から200W/cm2の範囲内、より好ましくは10mW/cm2から200W/cm2の範囲内であってよい。光源として、メタルハライドランプ、蛍光灯、LED又はフラッシュランプ、又はこれらの光源のいくつかの組み合わせが使用されてよい。好ましくは、LED又は蛍光灯が設置される。光源は、露光時間、異なる発光スペクトルの光源が設置されている場合の波長、光強度、又はそれらの組み合わせを操作する制御システムに接続されることができる。光源及びレリーフ前駆体は、露光中に静止されていてもよく、又は露光中に互いに相対運動されていてもよい。好ましくは、バー状のLEDアレイがレリーフ前駆体を横切って移動されるか、又はレリーフ前駆体がLEDアレイを通過される。典型的には、露光は、レリーフ前駆体の不可欠な部分であり得るマスク、又は別個のマスク層、又は電子的に切り替え可能なマスク(例えば、切り替え可能な透明及び不透明の領域又はピクセルを有するデバイスのようなディスプレイ)を通して行われる。マスクを使用せずにビームを走査することも使用されてよい。露光区画は、周囲条件下、又は例えば酸素含有量が減少される等した特定の雰囲気下で使用されてよい。
図5-7は、細長い本体のさらに3つの可能な実施形態を示している。一般に、細長い本体45は、ロッド、バー、プレート、ブレードのいずれか1つであってよい。細長い本体45の断面は、線、曲線、長方形、三角形、円、部分円、楕円、部分楕円、少なくとも1つの丸みを帯びるか又は1つの鋭いエッジを有する多角形であってよい。上面46は、湾曲した上面又は平坦な上面であってよい。図6の実施形態では、細長い液体除去本体45は、第2上部45aに対してある角度の第1部分45bを有する線の形態の断面を有するプレートである。第1部分45bは、第1輸送レベルL1に対してある角度で配向された傾斜部分であり、第2部分は、第1輸送レベルL1より上及び/又は第2輸送レベルL2より上のレベルEで水平面内に延びる。図4の実施形態では、細長い液体除去本体45は、水平の第1及び第2輸送レベルL1,L2に対してある角度で配置され、その結果拭き取りブレードとして機能する平板である。図6の実施形態では、細長い液体除去本体45は、丸い上端を有する実質的に三角形の断面を有する。
上に示した実施形態では、液体除去本体45の務めは、好ましくは引っかき傷を引き起こすことなく、レリーフ前駆体Pの裏側Pbから液体を除去することである。このようにして、乾燥時間を短縮することができ、除去された液体を収集することができる。これには、更なる乾燥ステップ中のVOCが少ないという更なる利点がある。他の液体除去技術と比較して、本発明の実施形態は、追加の複雑な機械的メカニズムを必要としないとともに、吸収材料を使用することを必要としない、単純で堅牢であるという利点を有する。
レリーフ前駆体は、一般に、第1材料でできている支持層と、その第1材料とは異なる第2材料で作られた追加の層とを備える。支持層は、可撓性金属、天然又は人工のポリマー、紙、又はそれらの組み合わせであってよい。好ましくは、支持層は、可撓性金属又はポリマーのフィルム又はシートである。可撓性金属の場合、支持層は、薄膜、ふるいの様な構造、メッシュの様な構造、織布又は不織布構造、又はそれらの組み合わせを備えることができる。鋼、銅、ニッケル、又はアルミニウムのシートが好ましく、それらの厚さは約50から1000μmであってよい。ポリマーフィルムの場合、フィルムは、寸法的に安定しているが曲げることができ、織物、不織又は層状繊維(例えば、ガラス繊維、炭素繊維、ポリマー繊維)又はそれらの組合せで補強された、例えば、ポリアルキレン、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアミド及びポリカーボネート、ポリマーから作製されてよい。好ましくは、ポリエチレン及びポリエステル箔が使用され、それらの厚さは約100から300μmの範囲内、好ましくは100から200μmの範囲内であってよい。
レリーフ前駆体は、追加の層を持っていってよい。例えば、追加の層は、(例えばレーザーによって)直接彫刻可能な層、溶媒又は水現像可能な層、熱現像可能な層、感光性層、感光性層とマスク層の組み合わせのいずれか1つであってよい。任意選択で、1つ又は複数の更なる追加の層が追加の層の上に設けられてよい。そのような1つ又は複数の更なる追加の層は、画像化可能な層が画像化される前に除去される他のすべての層の上部にカバー層を備えていてよい。1つ又は複数の追加の層は、レリーフ層と、支持層とレリーフ層との間又はレリーフ層の反対側である支持層の側にあるハレーション防止層とを備えていてよい。1つ又は複数の追加の層は、レリーフ層と、画像化可能な層と、酸素の拡散を防止する、レリーフ層と画像化可能な層との間の1つ又は複数のバリア層を備えていてよい。異なる層の適切な接着を確実にする1つ又は複数の接着層が、上記の異なる層の間に配置されてよい。
好ましい実施形態では、レリーフ前駆体は、感光性層とマスク層とを備える。マスク層は、前処理中に切除されるか又は透明度が変更されてよく、透明及び不透明な領域を有するマスクを形成する。マスクの透明領域の下で、感光性層は、照射時に溶解度及び/又は流動性の変化を受ける。この変更は、1つ又は複数の後続のステップで感光性層の一部を除去することによってレリーフを生成するために使用される。溶解性及び/又は流動性の変化は、光誘起重合及び/又は架橋によって達成されてよく、照射された領域をより溶解されにくく、より溶融されにくくする。他の場合には、電磁放射は、結合の破壊又は保護基の裂開を引き起こし、照射された領域をより溶解及び/又は溶融されやすくしてよい。好ましくは、光誘起架橋及び/又は重合を使用するプロセスが使用される。
本発明の原理は特定の実施形態に関連して上に述べられているが、この説明は単に例としてなされているにすぎず、添付の特許請求の範囲によって決定される保護の範囲を限定するものではないことを理解されたい。
Claims (29)
- 裏側(Pb)及びレリーフ側(Pr)を有するレリーフ前駆体(P)を処理するための装置であって、
ハウジング(10)と、
少なくとも1つの液体を保持するための少なくとも1つの区画(20)と、
前記ハウジング内に配置され、前記レリーフ前駆体を前記少なくとも1つの液体で処理するための処理手段(30)と、
前記処理手段の下流に配置され、前記レリーフ前駆体から破片及び/又は液体を除去するための除去手段(40)と、
前記ハウジング(10)を通して輸送方向(T)に前記レリーフ前駆体を輸送するように構成された搬送機構(50)と
を備え、
前記除去手段(40)は、前記レリーフ前駆体の前記裏側から液体を除去するために取り付けられた液体除去案内体(45)を備え、
前記搬送機構は、動作時に液体が前記裏側から除去されるように、前記レリーフ前駆体が前記輸送方向に移動されている間、前記液体除去案内体(45)の上に、及び前記液体除去案内体(45)に対して前記レリーフ前駆体を引っ張るように構成されている、
装置。 - 前記搬送機構(50)は、前記液体除去案内体(45)の上流において第1輸送レベル(L1)で前記レリーフ前駆体を輸送するとともに、前記液体除去案内体(45)の下流において第2輸送レベル(L2)でレリーフ前駆体を輸送するように構成され、
前記第1及び第2輸送レベルは、同じであっても異なっていてもよく、
前記第1及び第2輸送レベルの少なくとも1つは、前記液体除去案内体の上端(E)よりも低い、
請求項1に記載の装置。 - 前記液体除去案内体(45)は、動作時に実質的に静止するように配置されている、
請求項1又は請求項2に記載の装置。 - 前記液体除去案内体は、ステンレス鋼等の金属でできている、
請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の装置。 - 前記液体除去案内体(45)の上面(46)は、第1ライン(p1)と上端(E)との間で前記輸送方向に上向きに傾斜し、及び/又は前記上端(E)と第2ライン(p2)との間で前記輸送方向に下向きに傾斜している、
請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の装置。 - 前記搬送機構は、前記ハウジングを通して及び前記液体除去案内体(45)の上に、張力をかけた状態で前記レリーフ前駆体(P)を引っ張るように構成されている、
請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の装置。 - 前記搬送機構には、前記レリーフ前駆体の前縁に結合されるように構成された輸送バーが設けられており、前記搬送機構は、前記結合されたレリーフ前駆体を有する前記輸送バーを前記液体除去案内体の上に引っ張るように構成されている、
請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の装置。 - 前記第1及び第2輸送レベル(L1,L2)のいずれか一方と前記上端(E)との間の距離(d)が0.1から10mmの範囲内である、
請求項2又は請求項2を引用する請求項3から請求項7までのいずれか1項に記載の装置。 - 前記液体除去案内体(45)は、前記輸送方向(T)に実質的に垂直であるとともに前記ハウジングを通る前記レリーフ前駆体の輸送面に平行な方向に延びる、
請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の装置。 - 前記液体除去案内体(45)は、前記レリーフ前駆体の実質的に全幅と接触するように構成されるとともに取り付けられている、
請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の装置。 - 前記液体除去案内体は、ポリマー、ポリマーブレンド、ゴム、セラミック、ガラス、又はそれらの組み合わせでできている、
請求項1から請求項3まで及び請求項5から請求項10までのいずれか1項に記載の装置。 - 前記液体除去案内体(45)は、ロッド、バー、プレート、ブレードのいずれか1つである、
請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載の装置。 - 前記液体除去案内体の断面は、線、曲線、長方形、三角形、円、部分円、楕円、部分楕円、少なくとも1つの丸みを帯びるか又は1つの鋭いエッジを有する多角形であり、及び/又は前記液体除去案内体の上面(46)が湾曲した表面又は平坦な表面である、
請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載の装置。 - 前記液体除去案内体の上面は、湾曲しているとともに、丸みを帯びた上端を有しており、前記丸みを帯びた上端の曲率半径(r)は0.1から20mmの範囲内である、
請求項1から請求項13までのいずれか1項に記載の装置。 - 前記除去手段(40)は、前記レリーフ前駆体の前記裏側と接触して回転するように配置された少なくとも1つの下部除去ロール(41a,41b)をさらに備え、前記少なくとも1つの下部除去ロールは、前記液体除去案内体の上流に配置されている、
請求項1から請求項14までのいずれか1項に記載の装置。 - 前記除去手段は、前記レリーフ前駆体の前記レリーフ側と接触して回転するように配置された少なくとも1つの上部除去ロール(42a,42b)をさらに備え、前記少なくとも1つの上部除去ロールは、前記液体除去案内体の上流に配置されている、
請求項1から請求項15までのいずれか1項に記載の装置。 - 前記少なくとも1つの上部除去ロールは、前記輸送レベルの反対側で、前記少なくとも1つの下部除去ロールの反対側に配置されている、
請求項15及び請求項16に記載の装置。 - 前記下部及び/又は上部除去ロール(41a,41b),(42a,42b)には、そこから破片及び/又は液体を除去するためのドクターブレード(43b)が設けられている、
請求項15から請求項17までのいずれか1項に記載の装置。 - 前記少なくとも1つの上部及び/又は下部除去ロールは、ブラシロール及び/又は布ロールを備える、
請求項15から請求項18までのいずれか1項に記載の装置。 - 前記液体除去案内体の上面の粗さは、Ra3.5μmよりも低い、
請求項1から請求項19までのいずれか1項に記載の装置。 - 前記液体除去案内体の高さレベルを調整するために構成された調整手段をさらに備える、
請求項1から請求項20までのいずれか1項に記載の装置。 - 前記除去手段(40)は、前記液体除去案内体(45)によって除去された液体を収集するために配置されたリザーバをさらに備える、
請求項1から請求項21までのいずれか1項に記載の装置。 - 前記少なくとも1つの液体区画(20)は、少なくとも2つの液体のための少なくとも2つの液体区画を備え、前記少なくとも2つの液体は同じであるか又は異なる、
請求項1から請求項22までのいずれか1項に記載の装置。 - 前記搬送機構は、エンドレスベルト、エンドレスチェーン、親ねじ、リニアモーター、吸引手段を有する可動手段、又はそれらの組み合わせのうちの少なくとも1つを含む群から選択されている、
請求項1から請求項23までのいずれか1項に記載の装置。 - 前記処理手段(30)は、前記レリーフ前駆体の前記レリーフ側及び/又は前記裏側を処理するように構成され、
前記処理手段は、回転処理手段、振動処理手段、噴霧手段、すすぎ手段、又はそれらの組み合わせのいずれか1つ又は複数を備え、より具体的には、円筒形の回転ブラシ、平らな回転ブラシ、振動する円筒形又は平らなブラシ、又はそれらの組み合わせのいずれか1つ又は複数を備える、
請求項1から請求項24までのいずれか1項に記載の装置。 - 前記搬送機構、前記処理手段、前記調整手段及び前記除去手段のうちの少なくとも1つを制御するように構成された制御手段をさらに備える、
請求項1から請求項25までのいずれか1項に記載の装置。 - レリーフ前駆体を処理するための方法であって、
(i)除去可能な材料及び除去不可能な材料を有するレリーフ前駆体(P)を提供するステップと、
(ii)少なくとも1つの液体を使用して除去可能な材料が除去される処理区画を通して輸送方向(T)に前記レリーフ前駆体を搬送するステップと、
(iii)前記裏側から液体が除去されるように上向きに走る液体除去案内体の表面(46)の上に、及び液体除去案内体の前記表面(46)に対して、前記レリーフ前駆体を輸送方向(T)に引っ張るステップと
を備える、方法。 - 前記レリーフ前駆体は、前記液体除去案内体(45)の上流において第1輸送レベル(L1)で輸送されるとともに、前記液体除去案内体(45)の下流において第2輸送レベル(L2)で輸送され、
前記第1及び第2輸送レベルの少なくとも1つは、前記液体除去案内体の上端(E)よりも低い、
請求項27に記載の方法。 - 前記少なくとも1つの液体は、水、水溶液、有機溶媒、有機溶媒の組み合わせ、又はそれらの組み合わせのうちのいずれか1つ又は複数を備える、
請求項27又は請求項28に記載の方法。
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