JP2022520364A - セル再選択のための同期信号ブロック周期性 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022520364000001
本開示のいくつかの実施形態は、セル再選択のための同期信号ブロック(SSB)周期性を決定するための装置及び方法を含む。いくつかの実施形態において、ユーザ機器(UE)は、第1SSB周期性を使用して第1統合アクセス及びバックホール(IAB)ノードとの第1接続を確立することができる。UEは、セル再選択プロセスを実行し、いくつかの候補IABノードが、候補IABノードに対応する以前に記憶された候補SSB周期性を有する候補IABノードを含むか否かを判定することができる。UEが候補SSB周期性を識別する場合、UEは、候補SSB周期性を使用して候補IABノードとの第2接続を確立することができる。UEが以前に記憶された候補SSB周期性を識別しない場合、UEは、第1SSB周期性よりも小さい第2SSB周期性を使用して第2IABノードとの第2接続を確立することができる。

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、米国特許法第35条119(e)項に基づき、2019年2月13日に出願された米国特許仮出願第62/805,203号の利益を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
様々な実施形態は、一般に、無線通信の分野に関連する。
本開示のいくつかの実施形態は、セル再選択のための同期信号ブロック(SSB)周期性を決定するための装置及び方法を含む。
いくつかの実施形態において、セル再選択プロセスを実行するための方法は、第1同期信号ブロック(SSB)周期性を使用して第1統合アクセス及びバックホール(IAB)ノードとの第1接続を確立することを含む。方法は、セル再選択プロセスを実行することを含む。セル再選択プロセスは、いくつかの候補IABノードが候補IABノードに対応する以前に記憶された候補SSB周期性を有する候補IABノードを備えたか否かを判定することを含む。方法は、セル再選択プロセスのための候補IABノードの数に対応する以前に記憶された候補SSB周期性がないことを判定することを含む。判定に応じ、方法は、第2SSB周期性を使用して第2IABノードとの第2接続を確立することを含み、ここで第2SSB周期性は、第1SSB周期性よりも小さい。
いくつかの実施形態において、方法は、160ミリ秒である第1SSB周期性を更に含む。
いくつかの実施形態において、方法は、第3IABノードからSSBを受信することを更に含む。方法は、SSBを使用して無線リソース測定(RRM)を実行し、第3IABノードに対応する第3SSB周期性を判定し、第3SSB周期性をリストに記憶することを更に含む。
いくつかの実施形態において、方法は、第2セル再選択プロセス中にリストから第3SSB周期性を識別し、第3SSB周期性を使用して第3IABノードとの第3接続を確立することを更に含む。
いくつかの実施形態において、方法は、第2IABノードの親ノードである第3IABノードを更に含む。
いくつかの実施形態において、方法は、第3IABノードの分散ユニット(DU)に対応する第3SSB周期性を更に含む。
いくつかの実施形態において、方法は、オフラスターSSBであるSSBを更に含む。
いくつかの実施形態において、ユーザ機器(UE)などの装置は、セル再選択のための同期信号ブロック(SSB)周期性の判定を容易にする。装置は、無線フロントエンド回路と、無線フロントエンド回路に接続された処理回路とを含む。処理回路は、無線フロントエンド回路を介して、第1同期信号ブロック(SSB)周期性を使用し、第1統合アクセス及びバックホール(IAB)ノードとの第1接続を確立するように構成されている。処理回路は、いくつかの候補IABノードが、候補IABノードに対応する以前に記憶された候補SSB周期性を有する候補IABノードを含むか否かを判定することを含むセル再選択プロセスを実行することができる。処理回路は、セル再選択プロセスのための候補IABノードの数に対応する以前に記憶された候補SSB周期性がないことを判定することができる。判定に応じ、処理回路は、無線フロントエンド回路を介して、第2SSB周期性を使用して第2IABノードとの第2接続を確立することができ、ここで第2SSB周期性は第1SSB周期性よりも小さい。
いくつかの実施形態において、第1SSB周期性は160ミリ秒である。
いくつかの実施形態において、処理回路は、第3IABノードからSSBを受信するように更に構成されている。処理回路は、SSBを使用して無線リソース測定(RRM)を実行し、第3IABノードに対応する第3SSB周期性を判定し、第3SSB周期性を装置のメモリに記憶するように構成されている。
いくつかの実施形態において、処理回路は、第2セル再選択プロセス中にメモリから第3SSB周期性を識別し、第3SSB周期性を使用して第3IABノードとの第3接続を確立するように更に構成されている。
いくつかの実施形態において、第3IABノードは、第2IABノードの親ノードである。
いくつかの実施形態において、第3SSB周期性は、第3IABノードの分散ユニット(DU)に対応する。
いくつかの実施形態において、SSBはオフラスターSSBであってもよい。
いくつかの実施形態において、セル再選択プロセスを実行するための方法は、第1同期信号ブロック(SSB)周期性を使用して第1統合アクセス及びバックホール(IAB)ノードとの第1接続を確立することを含む。方法は、第2IABノードからSSBを受信し、SSBを使用して無線リソース測定(RRM)を実行し、第2IABノードに対応する第2SSB周期性を判定することを含む。方法は、セル再選択プロセスを実行し、第2IABノードを候補IABノードとして識別することと、第2SSB周期性を使用して第2IABノードとの第2接続を確立することとを含む。
いくつかの実施形態において、方法は、第2SSB周期性をリストに記憶することを更に含む。
いくつかの実施形態において、方法は、第2接続の劣化を識別し、第2セル再選択プロセスの候補IABノードに対応する候補SSB周期性の欠乏を判定することを更に含む。判定に応じ、方法は、第3SSB周期性を使用して第3IABノードとの第3接続を確立することを含み、ここで第3SSB周期性は、第1SSB周期性よりも小さい。
いくつかの実施形態において、第2IABノードは、第1IABノードの親ノードであってもよい。
いくつかの実施形態において、第2SSB周期性は、第2IABノードの分散ユニット(DU)に対応する。
いくつかの実施形態において、SSBはオフラスターSSBであってもよい。
実施形態による例示的なシステムアーキテクチャを示す。 実施形態による他の例示的なシステムアーキテクチャを示す。 実施形態による他の例示的なシステムアーキテクチャを示す。 実施形態による例示的なインフラ機器のブロック図を示す。 実施形態による例示的なプラットフォームのブロック図を示す。 実施形態によるベースバンド回路及びフロントエンドモジュールのブロック図を示す。 様々な実施形態による無線通信デバイスにおいて実施される例示的なプロトコル機能のブロック図を示す。 実施形態による例示的なコアネットワーク構成要素のブロック図を示す。 実施形態によるネットワーク機能仮想化をサポートするためのシステム構成要素のブロック図を示す。 様々な実施形態を実施するために利用することができる例示的なコンピュータシステムのブロック図を示す。 いくつかの実施形態による統合アクセス及びバックホール(IAB)ネットワークのブロック図を示す。 いくつかの実施形態による判定された同期信号ブロック(SSB)周期性を使用するセル再選択のフローチャートを示す。 いくつかの実施形態による候補IABノードが利用できない場合のセル再選択のフローチャートを示す。
実施形態の特徴及び利点は、図面と併せて解釈されたときに以下に記載される詳細な説明からより明らかになるであろう。ここで、同様の参照符号は、図面全体にわたって対応する要素を特定する。図面において、同様の参照番号は、一般に、同一の、機能的に類似の、及び/又は構造的に類似の要素を示す。要素が最初に現れる図面は、対応する参照番号における最も左の桁(複数可)によって示される。
以下の詳細な説明は、添付の図面を参照する。同じ参照番号が、同じ又は類似の要素を識別するために、異なる図面において使用される場合がある。以下の記載において、限定するためにではなく説明の目的上、様々な実施形態の様々な態様の完全な理解を提供するために、特定の構造、アーキテクチャ、インタフェース、技法などの具体的な詳細を説明する。しかし、様々な実施形態の様々な態様が、これらの具体的な詳細から逸脱した他の例において実施されることは、本開示の利益を有する技術分野の当業者には明らかであろう。場合によっては、様々な実施形態の説明を不必要な詳細によって不明瞭にしないように、周知のデバイス、回路、及び方法の説明は省略される。本開示の目的のために、「A又はB」は、(A)、(B)、又は(A及びB)を意味する。
本開示は、次世代無線アクセスネットワーク(NG-RAN)又は5G通信ネットワークの1つ以上のノードにアクセスするユーザ機器(UE)の構成に関する。UEは、初期接続を確立するために、統合アクセス及びバックホール(IAB)ノードにアクセスすることができる。UEが再配置するとき、UEは、セル再選択プロセスを実行し、他のIABノードによってサービスされるようになることを試みることができる。いくつかの実施形態において、UEは、他のノード又は候補ノードから同期信号ブロック(SSB)などの同期データを以前に受信した。この場合、UEは、候補ノードに対応するSSB周期性パラメータを使用し、ハンドオーバープロセスを実行することができる。しかし、いくつかの実施形態において、UEは、サービスのための代替IABノードのリストを確立しない。この場合、UEは、SSB周期性仮定を使用してセル再選択プロセスを実行することができる。このSSB周期性仮定は、初期アクセス周期性よりも小さい。この仮定を適用することにより、UEは、第2接続をより迅速に確立し、及び/又は通信のために他のIABノードへのハンドオーバーを実行することができる。このハンドオーバープロセスについては、以下で更に説明する。
IABノードを介した統合アクセス及びバックホール(IAB)ネットワークへの初期アクセスの後、統合アクセス及びバックホール(IAB)モバイル端末(MT、例えば、ユーザ機器(UE))がネットワークに接続される。UEは、IABノード間の発見及び/又は測定のために他のIABノードによって提供される同期信号ブロック(SSB)を用いて無線リソース測定(RRM)を実行することができる。IABノードは初期アクセスの後に子IABノード及び/又は子UEのサービスを開始するから、IAB MTは、RRMを実行し、高速ハンドオーバーのために代替の親ノードのリストを保持することができる。この予備的知識は、現在の親バックホールリンクが劣化又は失敗した場合の高速ハンドオーバーに役立つ。
IAB MTがセル再選択手順を開始するとき、代替の親ノードが存在する場合はそのリストを確認できる。IAB MTは、候補ノードの分散ユニット(DU)のSSB周期性を使用し、セル再選択を高速化できる。ただし、候補親ノードの情報に関する予備的知識がない場合、IAB MTは、初期アクセス周期性よりも小さいSSB周期性を想定できる。いくつかの実施形態において、初期アクセス周期性は160ミリ秒であってもよい。
図11は、このネットワーク構成の例示的な実施形態を提供する。図11は、いくつかの実施形態による統合アクセス及びバックホール(IAB)ネットワーク1100のブロック図を示す。
統合アクセス及びバックホール(IAB)ネットワーク1100において、IABノード1120は、親バックホール(BH)リンク1150を介してその親ノード1110(IABドナー又は他のIABノード)に接続される。IABノード1120は、子アクセス(AC)リンク1170を介して子ユーザ機器(C-UE)1140に接続される。IIABノード1120は、子BHリンク1160を介して子IABノード1130に接続される。
IABネットワークアーキテクチャのいくつかの実施形態において、中央ユニット(CU)/分散ユニット(DU)分割が活用され、ここで各IABノードは、DU及びモバイル端末(MT)機能を保持する。例えば、MT機能1120を介して、IABノード1120は、その親IABノード1110又はUEのようなIABドナーに接続される。DU機能1124を介して、IABノード1120は、その子UE1140及び基地局のような子MTと通信することができる。図11は、CU/DU分割アーキテクチャを備えたIABネットワーク1100の例を示し、親IABノード1110内のMT及びDUは、P-MT1112及びP-DU1114としてマークされる。子IABノード1130のMT及びDUは、C-MT1132及びC-DU1134としてマークされる。子UEはC-UE1140として指定される。
前に説明したように、各IABノード1110、1120及び/又は1130は、同期信号ブロック(SSB)を送信し、UE又は他のIABノードにアクセスすることができる。SSBは、ノードへの初期アクセス、IABノード間の検出及び/又は測定及び/又は他の通信同期に使用できる。IAB DUが活性化された後のIABノード間の検出と測定(階段2)の目的で、次のSSBベースのプロセスを実行できる。
SSBベースのプロセス(プロセス1):
プロセス1-A)アクセスUEに使用されるのと同じSSBのセットを再利用する。
プロセス1-B)アクセスUEに使用されるSSBと直交するSSB(TDM及び/又はFDM)を使用する。
本明細書に記載の実施形態において、プロセス1-A及びプロセス1-Bの両方が支持される。同様に、オフラスターSSBを使用することもできる。いくつかの実施形態において、新しい周期性及び/又は時間領域マッピングを使用することができる。
初期アクセス後、IAB MTはネットワークに接続され、上記プロセスのように、IABノード間の検出/測定のために他のIABノードによって提供されるSSBを使用して無線リソース測定(RRM)を実行できる。いくつかの実施形態において、初期アクセス後、同じIABノードのIAB DUが活性化されると(段階2)、IABノードは、子IABノード及び/又は子UEのサービスを開始することができる。このサービスを容易にするために、IAB MTはRRMを実行し、現在の親バックホールリンクが劣化又は失敗した場合、以前に共有された通信パラメータを使用して高速ハンドオーバーのための代替の親ノードのリストを保持することができる。
IAB MTがセル再選択手順を開始すると、代替の親ノード(存在する場合)のリストを確認し、候補DUのSSB周期性を使用して高速セル再選択を行うことができる。IAB MTに、候補親ノードの情報に関する予備的知識を有するリストが含まれない場合、IAB MTは、SSB周期性仮定を備えたセル再選択を実行できる。いくつかの実施形態において、IABネットワークへの初期アクセスのために、IAB MTは、160ミリ秒であるSSB周期性を仮定することができる。高速セル再選択の場合、IAB MTは、この初期アクセス周期性よりも小さいSSB周期性(例えば、160ミリ秒)を仮定できる。
システム及び実装
図1は、様々な実施形態によるネットワークシステム100の例示的なアーキテクチャを示す。以下の説明は、LTEシステム標準及び3GPP技術仕様によって提供される5G又はNRシステム標準と連動して動作する例示的なシステム100について提供される。しかし、例示的な実施形態は、この点に関して限定されず、説明される実施形態は、将来の3GPPシステム(例えば、第6世代(6G))システム、IEEE 802.16プロトコル(例えば、WMAN、WiMAXなど)などの、本明細書に記載の原理から恩恵を受ける他のネットワークに適用することができる。
図1に示すように、システム100は、UE101a及びUE101b(まとめて「UE101」又は「UE101」と呼ばれる)を含む。この例では、UE101は、スマートフォン(例えば、1つ以上のセルラネットワークに接続可能な携帯式タッチスクリーンモバイル計算デバイス)として図示されるが、民生用電子デバイス、携帯電話、スマートフォン、フィーチャフォン、タブレットコンピュータ、ウェアラブルコンピュータデバイス、携帯情報端末(PDA)、ページャ、無線ハンドセット、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、車両内インフォテインメント(IVI)、車内エンターテインメント(ICE)デバイス、インストルメントクラスタ(IC)、ヘッドアップディスプレイ(HUD)デバイス、車載診断(OBD)デバイス、ダッシュトップモバイル機器(DME)、モバイルデータ端末(MDT)、電子エンジン管理システム(EEMS)、電子/エンジン制御ユニット(ECU)、電子エンジン/エンジン制御モジュール(ECM)、埋め込みシステム、マイクロコントローラ、制御モジュール、エンジン管理システム(EMS)、ネットワーク化又は「スマート」電化製品、MTCデバイス、M2M、IoTデバイス、及び/又は同様のものなどの任意のモバイル又は非モバイル計算デバイスを含む。
いくつかの実施形態において、UE101のいずれかは、IoT UEを含むことができ、それは、短期UE接続を利用する低電力IoTアプリケーション用に設計されたネットワークアクセス層を含む。IoT UEは、PLMN、ProSe又はD2D通信、センサネットワーク、又はIoTネットワークを介して、MTCサーバ又はデバイスとデータを交換するためのM2M又はMTCなどの技術を利用することができる。M2Mデータ交換又はMTCデータ交換は、機械起動のデータの交換であってもよい。IoTネットワークは、相互に接続するIoT UEを表し、それは、短期接続による、(インターネットインフラストラクチャ内の)一意に識別可能な埋め込み型計算デバイスを含む。IoT UEは、IoTネットワークの接続を容易にするために、バックグラウンドアプリケーション(例えば、キープアライブメッセージ、状態更新など)を実行することができる。
UE101は、RAN110に接続されるように、例えば通信可能に接続されるように構成されている。実施形態において、RAN110は、NG RAN若しくは5G RAN、E-UTRAN、又はUTRAN若しくはGERANなどのレガシーRANであってもよい。本明細書で使用するとき、用語「NG RAN」などは、NR又は5Gシステム100で動作するRAN110を指し、用語「E-UTRAN」などは、LTE又は4Gシステム100で動作するRAN110を指すことができる。UE101は、それぞれ接続(又はチャネル)103及び104を利用し、これらはそれぞれ、物理通信インタフェース又は層(以下で更に詳細に議論する)を含む。
この例において、接続103及び104は、通信可能な接続を可能にするためのエアインタフェースとして示され、GSMプロトコル、CDMAネットワークプロトコル、PTTプロトコル、POCプロトコル、UMTSプロトコル、3GPP LTEプロトコル、5Gプロトコル、NRプロトコル、及び/又は本明細書で論じる他の通信プロトコルのいずれかなどのセルラ通信プロトコルと一致する。実施形態において、UE101は、更に、ProSeインタフェース105を介して通信データを直接交換することができる。ProSeインタフェース105は、代替的にSLインタフェース105と称され、PSCCH、PSSCH、PSDCH、及びPSBCHを含むがそれらに限定されない1つ以上の論理チャネルを含む。
UE101bは、接続107を介してAP106(「WLANノード106」「WLAN106」「WLAN端末106」、「WT106」などとも呼ばれる)にアクセスするように構成されていることが示される。接続107は、任意のIEEE802.11プロトコルと合致する接続などのローカル無線接続を含むことができ、ここでAP106は、ワイヤレス・フィディリティー(Wi-Fi(登録商標))ルータを含む。本例では、AP106は、図示するように、無線システムのコアネットワークに接続せずにインターネットに接続される(以下で更に詳細に説明する)。様々な実施形態において、UE101b、RAN110及びAP106は、LWA動作及び/又はLWIP動作を利用するように構成されている。LWA動作は、LTE及びWLANの無線リソースを利用するために、RANノード111a~111bによって構成されたRRC接続状態のUE101bを伴う。LWIP動作は、接続107を介して送信されたパケット(例えば、IPパケット)を認証及び暗号化するために、IPsecプロトコルトンネリングを介してWLAN無線リソース(例えば、接続107)を使用してUE101bに関与する。IPsecトンネリングは、元のIPパケットの全体をカプセル化し、新しいパケットヘッダを追加することを含んでもよく、それによってIPパケットのオリジナルヘッダを保護することを含んでもよい。
RAN110は、接続103及び104を可能にする1つ以上のANノード又はRANノード111a及び111b(まとめて「RANノード111」と呼ぶ)を含むことができる。本明細書で使用するとき、用語「アクセスノード」、「アクセスポイント」などは、ネットワークと1人以上のユーザとの間のデータ及び/又は音声接続のための無線ベースバンド機能を提供する機器を説明することができる。それらのアクセスノードは、BS、gNB、RANノード、eNB、NodeBs、RSUs、TRxP又はTRPなどと称される場合があり、地理的領域(例えば、セル)内に有効通信範囲を提供する地上局(例えば、地上アクセスポイント)又は中継局を含むことができる。本明細書で使用するとき、用語「NG RANノード」などは、NR又は5Gシステム100(例えば、gNB)で動作するRANノード111を指し、用語「E-UTRANノード」は、LTE又は4Gシステム100(例えば、eNB)で動作するRANノード111を指すことができる。様々な実装形態によれば、RANノード111は、マクロセルと比較してより小さい被覆領域、より小さいユーザ容量、又はより高い帯域幅を有するフェムトセル、ピコセル、又は他の同様のセルを提供するための、マクロセル基地局、及び/又は低電力(LP)基地局などの専用物理デバイスのうちの1つ以上として実装される。
いくつかの実装形態において、RANノード111の全て又は一部は、仮想ネットワークの一部としてサーバコンピュータ上で実行される1つ以上のソフトウェアエンティティとして実装され、このソフトウェアエンティティは、CRAN及び/又は仮想ベースバンドユニットプール(vBBUP)と称される。それらの実装形態において、CRAN又はvBBUPは、RRC及びPDCP層が、CRAN/vBBUPによって動作され、他のL2プロトコルエンティティは個々のRANノード111によって動作されるPDCP分割などのRAN機能分割、RRC、PDCP、RLC、及びMAC層がCRAN/vBBUPによって動作され、PHY層が個別のRANノード111によって動作されるMAC/PHY分割、又はRRC、PDCP、RLC、MAC層、及びPHY層の上部がCRAN/vBBUPによって動作され、PHY層の下部が個々のRANノード111によって動作される「下位PHY」分割を実装する。この仮想化フレームワークにより、RANノード111の解放されたプロセッサコアが、他の仮想化アプリケーションを実行することができる。いくつかの実装形態において、個々のRANノード111は、個々のF1インタフェース(図1に示されない)を介してgNB-CUに接続された個々のgNB-DUを表す。それらの実装形態では、gNB-DUは、1つ以上の遠隔無線ヘッド又はRFEM(例えば、図4を参照)を含むことができ、gNB-CUは、RAN110(図示せず)に配置されたサーバによって、又はCRAN/vBBUPと同様の方法でサーバプールによって動作することができる。追加的又は代替的に、RANノード111のうちの1つ以上は次世代eNB(ng-eNB)であってもよく、次世代eNBは、UE101に向けてE-UTRAユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル端末を提供し、NGインタフェースを介して5GC(例えば、図3のCN320)に接続されるRANノードである。
V2Xシナリオでは、RANノード111のうちの1つ以上は、RSUとすることができるか、又はその役割を果たす。用語「Road Side Unit」又は「RSU」は、V2X通信に使用される任意の輸送インフラストラクチャエンティティを指すことができる。RSUは、適切なRANノード又は静止(又は比較的静止)UEにおいて又はそれによって実装されてもよく、UEにおいて又はそれによって実装されるRSUは「UEタイプRSU」と呼ばれてもよく、eNBにおいて又はそれによって実装されるRSUは「eNBタイプRSU」と呼ばれてもよく、gNBにおいて又はそれによって実装されるRSUは「gNBタイプRSU」などと呼ばれてもよい。一例において、RSUは、通過車両UE101(vUE101)に接続性サポートを提供する路側に位置する無線周波数回路に接続された計算デバイスである。RSUはまた、交差点マップ形状、交通統計、媒体、並びに進行中の車両及び歩行者の交通を検知及び制御するためのアプリケーション/ソフトウェアを記憶するための内部データ記憶回路を含むことができる。RSUは、5.9GHz Direct Short Range Communication(DSRC)帯域で動作し、衝突回避、トラフィック警告などの高速イベントに必要な低遅延通信を提供することができる。追加的又は代替的に、RSUは、前述の低遅延通信、並びに他のセルラ通信サービスを提供するために、セルラV2X帯域で動作することができる。追加的又は代替的に、RSUは、Wi-Fiホットスポット(2.4GHz帯域)として動作することができ、及び/又は1つ以上のセルラネットワークへの接続性を提供し、アップリンク及びダウンリンク通信を提供することができる。RSUの計算デバイス及び無線周波数回路の一部又は全ては、屋外設置に適した耐候性エンクロージャにパッケージ化することができ、交通信号コントローラ及び/又はバックホールネットワークに有線接続(例えば、イーサネット)を提供するためのネットワークインタフェースコントローラを含むことができる。
RANノード111のうちのいずれかは、エアインタフェースプロトコルを終結させることができ、UE101の第1接触点とすることができる。いくつかの実施形態において、RANノード111のいずれも、RAN110のための様々な論理機能を果たすことができ、その機能は、限定されないが、無線ベアラ管理、アップリンク及びダウンリンク動的無線リソース管理並びにデータパケットスケジューリング、並びにモビリティ管理などの無線ネットワークコントローラ(RNC)機能を含む。
いくつかの実施形態によれば、UE101は、様々な通信技術に従ったマルチキャリア通信チャネルにより、OFDM通信信号を使用し、互いに又はRANノード111のいずれかと通信するように構成されており、この様々な通信技術は、例えば、(例えば、ダウンリンク通信用の)OFDMA通信技術、又は(例えば、アップリンク及びProSe又はサイドリンク通信用の)SC-FDMA通信技術であるが、それらに限定されず、実施形態の範囲は、この点において限定されない。OFDM信号は、複数の直交サブキャリアを含むことができる。
いくつかの実施形態において、ダウンリンクリソースグリッドは、RANノード111のいずれかからUE101へのダウンリンク送信のために使用することができ、一方、アップリンク送信は同様の技術を利用することができる。グリッドは、リソースグリッド又は時間周波数リソースグリッドと呼ばれる時間周波数グリッドとすることができ、それは、各スロット内のダウンリンクの物理的リソースである。このような時間周波数平面表現は、OFDMシステムの一般的な慣習であり、それは無線リソース割り当ての直感的なものにする。リソースグリッドの各列及び各行は、それぞれ、1つのOFDMシンボル及び1つのOFDMサブキャリアに対応する。時間ドメイン内のリソースグリッドの持続時間は、無線フレーム内の1つのスロットに対応する。リソースグリッドの最小時間周波数単位は、リソース要素と表記する。各リソースグリッドは、いくつかのリソースブロックを含み、それは、リソース要素への特定の物理チャネルのマッピングを説明する。各リソースブロックは、リソース要素の集合を含み、周波数ドメインにおいて、これは、現在割り当てられ得るリソースの最小量を表すことができる。このようなリソースブロックを用いて伝達されるいくつかの異なる物理ダウンリンクチャネルが存在する。
様々な実施形態によれば、UE101及びRANノード111は、認可媒体(「認可スペクトル」及び/又は「認可帯域」とも呼ばれる)及び無認可共有媒体(「無認可スペクトル」及び/又は「無認可帯域」とも呼ばれる)を介してデータ(例えば、送信及び受信)データを通信する。認可スペクトルは、約400MHz~約3.8GHzの周波数範囲で動作するチャネルを含んでもよく、無認可スペクトルは5GHz帯域を含んでもよい。
無認可スペクトルで動作するために、UE101及びRANノード111は、LAA、eLAA、及び/又はfeLAA機構を使用して動作することができる。これらの実装において、UE101及びRANノード111は、無認可スペクトル内の1つ以上のチャネルが無認可スペクトルで送信する前に利用不可能であるか、又は別の方法で占有されるか否かを判定するために、1つ以上の既知の媒体検知動作及び/又はキャリア検知動作を実行することができる。媒体/キャリア検知動作は、listen-before-talk(LBT)プロトコルに従って実行することができる。
LBTは、機器(例えば、UE101、RANノード111など)が媒体(例えば、チャネル又はキャリア周波数)を検知し、媒体がアイドル状態であることが検知されたとき(又は、媒体内の特定のチャネルが占有されないと検知されたとき)を送信する機構である。媒体検知動作は、チャネルが占有されるか又はクリアされるか否かを判定するために、チャネルの他の信号の有無を判定するために少なくともEDを利用するCCAを含むことができる。このLBT機構により、無認可スペクトル及び他のLAAネットワークにおいて、セルラ/LAAネットワークが従来のシステムと共存することを可能にする。EDは、ある期間にわたって意図された送信帯域にわたってRFエネルギーを検知することと、検知されたRFエネルギーを所定の閾値又は設定された閾値と比較することとを含むことができる。
典型的には、5GHz帯域における従来のシステムは、IEEE 802.11技術に基づいたWLANである。WLANは、CSMA/CAと呼ばれる競合ベースのチャネルアクセス機構を採用する。ここで、WLANノード(例えば、UE101、AP106などの移動局(MS))が送信することを意図する場合、WLANノードは、送信前にCCAを最初に実行することができる。更に、2つ以上のWLANノードがチャネルをアイドル状態として検知し、同時に送信する状況における衝突を回避するためにバックオフ機構が使用される。バックオフ機構は、CWS内でランダムに引き寄せられたカウンタであってもよく、これは、衝突の発生時に指数関数的に増加し、送信が成功したときに最小値にリセットされる。LAA用に設計されたLBT機構は、WLANのCSMA/CAと幾分類似する。いくつかの実装形態において、PDSCH又はPUSCH送信をそれぞれ含むDL又はUL送信バーストのためのLBT手順は、XECCAスロットとYECCAスロットとの間の長さが可変であるLAA競合ウィンドウを有することができ、X及びYは、LAAのためのCWSの最小値及び最大値である。一例において、LAA送信のための最小CWSは、9マイクロ秒(μs)であってもよいが、CWS及びMCOTのサイズ(例えば、送信バースト)は、政府規制要件に基づいてもよい。
LAA機構は、LTEアドバンストシステムのCA技術に基づいて構築される。CAでは、各集約されたキャリアはCCと呼ばれる。CCは、1.4、3、5、10、15、又は20MHzの帯域幅を有することができ、最大5つのCCを集約することができ、従って、最大集約された帯域幅は100MHzである。FDDシステムでは、集約されたキャリアの数は、DLとULとで異なることがあり、UL CCの数は、DL要素キャリアの数以下である。場合によっては、個々のCCは、他のCCとは異なる帯域幅を有することができる。TDDシステムにおいて、CCの数及び各CCの帯域幅は、通常、DL及びULに対して同じである。
CAはまた、個々のCCを提供する個々のサービングセルを含む。例えば、異なる周波数帯域におけるCCは、異なる経路喪失を経験するので、サービングセルの有効通信範囲は異なる。一次サービスセル又はPCellは、UL及びDLの両方にPCCを提供することができ、RRC及びNAS関連のアクティビティを処理することができる。他のサービングセルはSCellと呼ばれ、各SCellはULとDLの両方に個別のSCCを提供することができる。PCCを変更することは、UE101がハンドオーバーを受けることを必要とし得る一方、SCCは、必要に応じて追加及び除去される。LAA、eLAA、及びfeLAAにおいて、SCellの一部又は全ては、無認可スペクトル(「LAA SCell」と呼ばれる)で動作することができ、LAA SCellは、認可スペクトルで動作するPCellによって支援される。UEが2つ以上のLAA SCellで構成されているとき、UEは、同じサブフレーム内の異なるPUSCH開始位置を示す、構成されたLAA SCellでULグラントを受信することができる。
PDSCHは、ユーザデータ及び上位層シグナリングをUE101に伝送する。PDCCHは、とりわけ、PDSCHチャネルに関連するトランスポートフォーマット及びリソース割り当てに関する情報を伝送する。また、それは、アップリンク共有チャネルに関するトランスポートフォーマット、リソース割り当て、及びHARQ情報について、UE101に通知することもできる。典型的には、ダウンリンクスケジューリング(制御及び共有チャネルリソースブロックをセル内のUE101bに割り当てる)は、UE101のいずれかからフィードバックされるチャネル品質情報に基づき、RANノード111のいずれかで実行される。ダウンリンクリソース割り当て情報は、UE101のそれぞれに対して使用される(例えば、割り当てられた)PDCCHで送信される。
PDCCHは、CCEを使用して制御情報を伝送する。リソース要素にマッピングされる前に、PDCCH複素数値シンボルは最初に、4つ組に編成され、その後、レートマッチングのためのサブブロックインターリーバを用いて入れ替えられる。各PDCCHを、これらのCCEのうちの1つ以上を用いて送信し、各CCEは、REGとして知られる4つの物理リソース要素の9つのセットに対応することができる。4つの四位相偏移変調(QPSK)シンボルは各REGにマッピングされる。PDCCHは、DCIのサイズ及びチャネル状態に応じて、1つ以上のCCEを用いて送信することができる。異なる数のCCE(例えば、アグリゲーションレベル、L=1、2、4、又は8)を有するLTEに定義される4つ以上の異なるPDCCHフォーマットが存在する。
いくつかの実施形態は、上記の概念の拡張である制御チャネル情報のためのリソース割り当てのための概念を使用することができる。例えば、いくつかの実施形態は、制御情報送信のためにPDSCHリソースを使用するEPDCCHを利用することができる。EPDCCHは1つ以上のECCEで送信される。上記と同様に、各ECCEは、EREGとして知られる4つの物理リソース要素からなる9つのセットに対応することができる。状況によっては、ECCEは、他の数のEREGを有することができる。
RANノード111は、インタフェース112を介して互いに通信するように構成されている。システム100がLTEシステム(例えば、CN120が図2のEPC220である場合)である実施形態において、インタフェース112はX2インタフェース112である。X2インタフェースは、EPC120に接続する2つ以上のRANノード111(例えば、2つ以上のeNBなど)間、及び/又はEPC120に接続する2つのeNB間に定義される。いくつかの実装形態において、X2インタフェースは、X2ユーザプレーンインタフェース(X2-U)及びX2制御プレーンインタフェース(X2-C)を含むことができる。X2-Uは、X2インタフェースを介して転送されるユーザデータパケットのためのフロー制御機構を提供し、eNB間のユーザデータの配信に関する情報を通信するために使用される。例えば、X2-Uは、MeNBからSeNBへ転送されるユーザデータのための特定のシーケンス番号情報と、ユーザデータのためのSeNBからUE101へのPDCP PDUのシーケンス配信の成功に関する情報と、UE101に配信されなかったPDCP PDUの情報と、UEユーザデータに送信するためのSeNBにおける現在の最小所望バッファサイズに関する情報などとを提供する。X2-Cは、ソースeNBからターゲットeNBへのコンテキスト転送、ユーザプレーントランスポート制御等を含む、LTE内アクセスモビリティ機能と、負荷管理機能と、セル間干渉調整機能とを提供することができる。
システム100が5G又はNRシステム(例えば、CN120が図3の5GC320である場合)である実施形態において、インタフェース112はXnインタフェース112である。Xnインタフェースは、5GC120に接続する2つ以上のRANノード111(例えば、2つ以上のgNBなど)間、5GC120に接続するRANノード111(例えば、gNB)とeNBとの間、及び/又は5GC120に接続する2つのeNB間で定義される。いくつかの実装形態において、Xnインタフェースは、Xnユーザプレーン(Xn-U)インタフェース及びXn制御プレーン(Xn-C)インタフェースを含むことができる。Xn-Uは、ユーザプレーンPDUの非保証配信を提供し、データ転送及びフロー制御機能をサポート/提供することができる。Xn-Cは、他の機能の中でもとりわけ、管理及びエラー処理機能、Xn-Cインタフェースを管理する機能、1つ以上のRANノード111間の接続モードのためのUEモビリティを管理する機能を含む、接続モード(例えば、CM接続)のUE101のためのモビリティサポートを提供することができる。モビリティサポートは、古い(ソース)サービングRANノード111から新しい(ターゲット)サービングRANノード111へのコンテキスト転送と、古い(ソース)サービングRANノード111と新しい(ターゲット)サービングRANノード111との間のユーザプレーントンネルの制御とを含むことができる。Xn-Uのプロトコルスタックは、インターネットプロトコル(IP)トランスポート層に構築されたトランスポートネットワーク層と、ユーザプレーンPDUを伝送するためにUDP層及び/又はIP層の上のGTP-U層とを含むことができる。Xn-Cプロトコルスタックは、アプリケーション層シグナリングプロトコル(Xnアプリケーションプロトコル(Xn-AP)と呼ばれる)と、SCTP上に構築されたトランスポートネットワーク層とを含むことができる。SCTPは、IP層の上にあり、アプリケーション層メッセージの保証配信を提供することができる。トランスポートIP層において、シグナリングPDUを配信するためにポイントツーポイント送信が使用される。他の実装形態において、Xn-Uプロトコルスタック及び/又はXn-Cプロトコルスタックは、本明細書に説明したユーザプレーン及び/又は制御プレーンプロトコルスタックと同じ又は同様である。
RAN110は、コアネットワーク、この実施形態においてコアネットワーク(CN)120、に通信可能に接続されるように示される。CN120は、RAN110を介してCN120に接続された顧客/加入者(例えば、UE101のユーザ)に様々なデータ及び電気通信サービスを提供するように構成された複数のネットワーク要素122を含むことができる。CN120の構成要素は、機械可読媒体又はコンピュータ可読媒体(例えば、非一時的機械可読記憶媒体)から命令を読み取って実行するための構成要素を含む、単一の物理ノード又は別個の物理ノードに実装される。いくつかの実施形態において、NFVを利用し、1つ以上のコンピュータ可読記憶媒体(以下で更に詳細に説明する)に記憶された実行可能命令を介して、上述のネットワークノード機能のいずれか又は全てを仮想化することができる。CN120の論理インスタンス化は、ネットワークスライスと呼ばれ、CN120の一部の論理インスタンス化は、ネットワークサブスライスと呼ばれる。NFVアーキテクチャ及びインフラストラクチャは、業界標準のサーバハードウェア、記憶装置ハードウェア、又はスイッチの組み合わせを含む物理リソース上で、1つ以上のネットワーク機能を仮想化するために使用され、或いは専用ハードウェアによって実行される。言い換えれば、NFVシステムを使用し、1つ以上のEPC構成要素/機能の仮想又は再構成可能な実装を実行することができる。
一般に、アプリケーションサーバ130は、コアネットワーク(例えば、UMTSPSドメイン、LTEPSデータサービスなど)とのIPベアラリソースを使用するアプリケーションを提供する要素であってもよい。アプリケーションサーバ130はまた、EPC120を介してUE101のために1つ以上の通信サービス(例えば、VoIPセッション、PTTセッション、グループ通信セッション、ソーシャルネットワーキングサービスなど)をサポートするように構成されている。
実施形態において、CN120は5GC(「5GC120」などと呼ばれる)であり、RAN110はNGインタフェース113を介してCN120に接続される。実施形態において、NGインタフェース113は、RANノード111とUPFとの間でトラフィックデータを伝送するNGユーザプレーン(NG-U)インタフェース114と、RANノード111とAMFとの間のシグナリングインタフェースであるS1制御プレーン(NG-C)インタフェース115との2つの部分に分割される。CN120が5GC120である実施形態は、図3に関してより詳細に説明される。
実施形態において、CN120は5G CN(「5GC120」などと呼ばれる)であり、他の実施形態において、CN120はEPCである。CN120がEPC(「EPC120」などと呼ばれる)である場合、RAN110は、S1インタフェース113を介してCN120と接続される。実施形態において、S1インタフェース113は、RANノード111とS-GWとの間にトラフィックデータを伝送するS1ユーザプレーン(S1-U)インタフェース114と、RANノード111とMMEとの間のシグナリングインタフェースであるS1-MMEインタフェース115との2つの部分に分割される。図2はCN120がEPC120である例示的なアーキテクチャを示す。
図2は、様々な実施形態による第1CN220を含むシステム200の例示的なアーキテクチャを示す。この例において、システム200は、CN220が図1のCN120に対応するEPC220であるLTE標準を実装することができる。更に、UE201は、図1のUE101と同じか又は同様であり、E-UTRAN210は、図1のRAN110と同じか又は同様であり、ここでRANは前述RANノード111を含むことができる。CN220は、MME221、S-GW222、P-GW223、HSS224、及びSGSN225を含むことができる。
MME221は、レガシーSGSNの制御プレーンと機能が類似し、UE201の現在位置を追跡するためにMM機能を実施することができる。MME221は、ゲートウェイ選択及びトラッキングエリアリスト管理などのアクセスのモビリティ態様を管理するために、様々なMM手順を実行することができる。MM(E-UTRANシステムでは「EPSMM」又は「EMM」とも呼ばれる)は、UE201の現在位置に関する知識を維持し、ユーザアイデンティティの機密性を提供し、及び/又はユーザ/加入者に他の同様のサービスを実行するために使用される全ての適用可能な手順、方法、データ記憶層などを指すことができる。各UE201及びMME221は、MM又はEMMサブ層を含み、アタッチ手順が正常に完了したとき、UE201及びMME221においてMMコンテキストが確立される。MMコンテキストは、UE201のMM関連情報を記憶するデータ構造又はデータベースオブジェクトである。MME221は、S6a基準点を介してHSS224に接続されてもよく、S3基準点を介してSGSN225に接続されてもよく、S11基準点を介してS-GW222に接続されてもよい。
SGSN225は、個々のUE201の位置を追跡し、セキュリティ機能を実行することによってUE201にサービス提供するノードであってもよい。更に、SGSN225は、他の機能の中でもとりわけ、2G/3GとE-UTRAN 3GPPアクセスネットワークとの間のモビリティのためのEPC間ノードシグナリング、MME221によって指定されたPDN及びS-GW選択、MME221によって指定されたUE201の時間帯機能の処理、E-UTRAN3GPPアクセスネットワークへのハンドオーバーのためのMME選択とを行うことができる。MME221とSGSN225との間のS3基準点は、アイドル状態及び/又はアクティブ状態における3GPP間アクセスネットワークモビリティのためのユーザ及びベアラ情報交換を可能にすることができる。
HSS224は、ネットワークユーザのデータベースを含むことができ、それは、ネットワークエンティティの通信セッションの取り扱いをサポートするための加入関連情報を含む。EPC220は、モバイル加入者の数、機器の容量、ネットワークの組織などに応じて、1つ以上のHSS224を含むことができる。例えば、HSS224は、ルーティング/ローミング、認証、認可、命名/アドレス指定解決、位置依存関係などのサポートを提供することができる。HSS224とMME221との間のS6a基準点は、HSS224とMME221との間のEPC220へのユーザアクセスを認証/認可するための加入及び認証データの転送を可能にすることができる。
S-GW222は、RAN210に対するS1インタフェース113(図2における「S1-U」)を終了させ、RAN210とEPC220との間でデータパケットをルーティングすることができる。更に、S-GW222は、RANノード間ハンドオーバーのためのローカルモビリティアンカー点であり、また、3GPP間モビリティのためのアンカーを提供することができる。他の責任は、合法の傍受、課金、及び一部のポリシー施行を含むことができる。S-GW222とMME221との間のS11基準点は、MME221とS-GW222との間に制御プレーンを提供することができる。S-GW222は、S5基準点を介してP-GW223に接続される。
P-GW223は、PDN230に対するSGiインタフェースを終了させる。P-GW223は、IPインタフェース125(例えば、図1を参照)を介して、EPC220と、アプリケーションサーバ130を含むネットワーク(代替的に「AF」と呼ばれる)などの外部ネットワークとの間でデータパケットをルーティングすることができる。実施形態において、P-GW223は、IP通信インタフェース125(例えば、図1を参照)を介してアプリケーションサーバ(図1のアプリケーションサーバ130又は図2のPDN230)に通信可能に接続される。P-GW223とS-GW222との間のS5基準点は、P-GW223とS-GW222との間のユーザプレーントンネル及びトンネル管理を提供することができる。S5基準点はまた、UE201のモビリティに起因し、S-GW222が必要とされるPDN接続性のために、非コロケートのP-GW223に接続する必要がある場合、S-GW222の再配置に使用される。P-GW223は、更に、ポリシー施行及び課金データ収集のためのノード(例えば、PCEF(図示せず))を含むことができる。更に、P-GW223とパケットデータネットワーク(PDN)230との間のSGi基準点は、例えば、IMSサービスを提供するための、オペレータ外部公衆、プライベートPDN、又はオペレータ内パケットデータネットワークである。P-GW223は、Gx基準点を介してPCRF226に接続される。
PCRF226は、EPC220のポリシー及び課金制御要素である。非ローミングシナリオでは、UE201のインターネットプロトコル接続性アクセスネットワーク(IP-CAN)セッションに関連付けられたHPLMN(Home Public Land Mobile Network)内に単一のPCRF226が存在する。トラフィックのローカルブレークアウトを伴うローミングシナリオにおいて、UE201のIP-CANセッションに関連付けられた2つのPCRF、すなわち、HPLMN内のホームPCRF(H-PCRF)と訪問先公衆陸上移動網(VPLMN)内の訪問先PCRF(V-PCRF)が存在する。PCRF226は、P-GW223を介してアプリケーションサーバ230に通信可能に接続される。アプリケーションサーバ230は、PCRF226に信号を送信し、新しいサービスフローを指示し、QoS及び課金パラメータを選択することができる。PCRF226は、適切なTFT及びQCIを有するPCEF(図示せず)にこの規則をプロビジョニングすることができ、アプリケーションサーバ230によって指定されたQoS及び課金を開始する。PCRF226とP-GW223との間のGx基準点は、PCRF226からP-GW223のPCEFへのQoSポリシー及び課金ルールの転送を可能にする。Rx基準点は、PDN230(又は「AF230」)とPCRF226との間に存在する。
図3は、様々な実施形態による第2CN320を含むシステム300のアーキテクチャを示す。システム300は、前述UE101及びUE201と同じ又は同様であるUE301と、前述RAN110及びRAN210と同じか又は同様であり、前述RANノード111を含む(R)AN310と、例えば、オペレータサービス、インターネットアクセス、又はサードパーティサービスであるDN303と、5GC320とを含むように示される。5GC320は、AUSF322、AMF321、SMF324、NEF323、PCF326、NRF325、UDM327、AF328、UPF302及びNSSF329を含むことができる。
UPF302は、RAT内及びRAT間モビリティのためのアンカー点、DN303への相互接続の外部PDUセッション点、及びマルチホーム化PDUセッションをサポートする分岐点として機能することができる。UPF302はまた、パケットルーティング及び転送を実行し、パケット検査を実行し、ポリシールールのユーザプレーン部分を施行し、パケットを合法的に傍受し(UPコレクション)、トラフィック使用レポートを実行し、ユーザプレーンに対するQoS処理を実行し(例えば、パケットフィルタリング、ゲーティング、UL/DLレート施行)、アップリンクトラフィック検証を実行し(例えば、SDF対QoSフローマッピング)、アップリンク及びダウンリンクにおけるトランスポートレベルパケットマーキングを実行し、ダウンリンクパケットバッファ及びダウンリンクデータ通知トリガを実行することができる。UPF302は、データネットワークへのルーティングトラフィックフローをサポートするためのアップリンク分類子を含むことができる。DN303は、様々なネットワークオペレータサービス、インターネットアクセス、又はサードパーティサービスを表すことができる。DN303は、前述アプリケーションサーバ130を含んでもよく、又はこれと同様であってもよい。UPF302は、SMF324とUPF302との間のN4基準点を介してSMF324と相互作用することができる。
AUSF322は、UE301の認証のためのデータを記憶し、認証関連機能を処理することができる。AUSF322は、様々なアクセスタイプのための一般的な認証フレームワークを容易にすることができる。AUSF322は、AMF321とAUSF322との間のN12基準点を介してAMF321と通信することができ、UDM327とAUSF322との間のN13基準点を介してUDM327と通信することができる。更に、AUSF322は、Nausfサービスベースのインタフェースを示すことができる。
AMF321は、登録管理(例えば、UE301を登録するためなど)、接続管理、到達可能性管理、モビリティ管理、及びAMF関連イベントの合法的傍受、並びにアクセス認証及び認可に関与することができる。AMF321は、AMF321とSMF324との間のN11基準点の終端点である。AMF321は、UE301とSMF324との間のSMメッセージのトランスポートを提供し、SMメッセージをルーティングするための透明的プロキシとして機能することができる。AMF321はまた、UE301とSMSF(図3には示せず)との間のSMSメッセージのためのトランスポートを提供することができる。AMF321は、AUSF322とUE301との相互作用と、UE301の認証プロセスの結果として確立された中間鍵の受信とを含み、SEAFとして機能することができる。USIMベースの認証が使用される場合、AMF321は、AUSF322からセキュリティ材料を取得することができる。AMF321はまた、アクセスネットワーク固有の鍵を導出するために使用するSEAからの鍵を受信するSCM機能を含む。更に、AMF321はRANCPインタフェースの終端点であってもよく、(R)AN310とAMF321との間のN2基準点を含むか又はそれであってもよく、AMF321は、NAS(N1)シグナリングの終端点であり、NAS暗号化及び完全性保護を行うことができる。
AMF321はまた、N3 IWFインタフェースを介してUE301を用いてNASシグナリングをサポートすることができる。N3IWFを使用し、信頼できないエンティティへのアクセスを提供することができる。N3IWFは、制御プレーンの(R)AN310とAMF321との間のN2インタフェースの終端点であってもよく、ユーザプレーンの(R)AN310とUPF302との間のN3基準点の終端点であってもよい。従って、AMF321は、PDUセッション及びQoSのためにSMF324及びAMF321からのN2シグナリングを処理し、IPsec及びN3トンネリングのためにパケットをカプセル化/カプセル化解除し、アップリンクでN3ユーザプレーンパケットをマークし、N2を介して受信されたそのようなマーキングに関連するQoS要件を考慮し、N3パケットマーキングに対応するQoSを実施することができる。N3IWFはまた、UE301とAMF321との間のN1基準点を介してUE301とAMF321との間のアップリンク及びダウンリンク制御プレーンNASシグナリングを中継し、UE301とUPF302との間のアップリンク及びダウンリンクユーザプレーンパケットを中継することができる。N3IWFはまた、UE301とのIPsecトンネル確立のための機構を提供する。AMF321は、Namfサービスベースのインタフェースを示すことができ、2つのAMF321間のN14基準点、及びAMF321と5G-EIR(図3には示されない)との間のN17基準点の終端点とすることができる。
UE301は、ネットワークサービスを受信するためにAMF321に登録する必要がある。RMは、UE301をネットワーク(例えば、AMF321)に登録又は登録解除し、ネットワーク(例えば、AMF321)内のUEコンテキストを確立するために使用される。UE301は、RM-REGISTERED状態又はRM-DEREGISTERED状態で動作することができる。RM登録解除状態において、UE301はネットワークに登録されず、AMF321内のUEコンテキストは、UE301がAMF321によって到達可能ではないように、UE301に対する有効な位置又はルーティング情報を保持しない。RM登録状態において、UE301はネットワークに登録され、AMF321内のUEコンテキストは、UE301がAMF321によって到達可能であるように、UE301に対する有効な位置又はルーティング情報を保持することができる。RM登録状態では、とりわけ、UE301は、モビリティ登録更新手順を実行し、(例えば、UE301がまだアクティブであることをネットワークに通知するために)定期的更新タイマの満了によってトリガされる周期的登録更新手順を実行し、UE能力情報を更新するか、又はネットワークとプロトコルパラメータを再交渉するために登録更新手順を実行することができる。
AMF321は、UE301に対する1つ以上のRMコンテキストを記憶することができ、各RMコンテキストは、ネットワークへの特定のアクセスに関連付けられる。RMコンテキストは、とりわけ、アクセスタイプごとの登録状態及び定期的更新タイマを示すか又は記憶するデータ構造、データベースオブジェクトなどであってもよい。AMF321はまた、前述(E)MMコンテキストと同じ又は同様である5GCMMコンテキストを記憶することができる。様々な実施形態において、AMF321は、関連付けられたMMコンテキスト又はRMコンテキストにUE301のCEモードB制限パラメータを記憶することができる。AMF321はまた、UEコンテキスト(及び/又はMM/RMコンテキスト)に既に記憶されたUEの使用設定パラメータから、必要に応じて値を導出することができる。
CMは、N1インタフェースを介してUE301とAMF321との間のシグナリング接続を確立及び解放するために使用される。シグナリング接続は、UE301とCN320との間のNASシグナリング交換を可能にするために使用され、UEとAN(例えば、非3GPPアクセスのためのRRC接続又はUE-N3IWF接続)との間のシグナリング接続と、AN(例えば、RAN310)とAMF321との間のUE301のためのN2接続の両方を含む。UE301は、CM-IDLEモード又はCM-CONNECTEDモードの2つのCM状態のいずれかで動作することができる。UE301がCM-IDLE状態/モードで動作するとき、UE301は、N1インタフェースを介してAMF321とのNASシグナリング接続を確立されず、UE301のための(R)AN310シグナリング接続(例えば、N2及び/又はN3接続)がある。UE301がCM-CONNECTED状態/モードで動作するとき、UE301は、N1インタフェースを介してAMF321との確立されたNASシグナリング接続を有し、UE301のための(R)AN310シグナリング接続(例えば、N2及び/又はN3接続)がある。(R)AN310とAMF321との間のN2接続の確立は、UE301をCM-IDLEモードからCM-CONNECTEDモードに遷移させることができ、UE301は、(R)AN310とAMF321との間のN2シグナリングが解放されたときにCM-CONNECTEDモードからCM-IDLEモードに遷移することができる。
SMF324は、SM(例えば、UPFとANノードとの間のトンネル維持を含む、セッションの確立、変更、及び解放)、UE IPアドレス割り当て及び管理(任意選択的な認可を含む)、UP機能の選択及び制御、適切な宛先にトラフィックをルーティングするためのUPFでのトラフィックステアリングの構成、ポリシー制御機能に向かうインタフェースの終了、ポリシー施行及びQoSの一部の制御、(SMイベント及びLIシステムへのインタフェースの)合法的傍受、NASメッセージのSM部の終了、ダウンリンクデータ通知、N2上でAMFを介してANに送信されたAN固有SM情報の開始、及びセッションのSSCモードの判定に関与することができる。SMは、PDUセッションの管理を指すことができ、PDUセッション(又は「セッション」)は、UE301とデータネットワーク名(DNN)によって識別されるデータネットワーク(DN)303との間のPDUの交換を行う又は可能にするPDU接続性サービスを指すことができる。PDUセッションは、UE301要求時に確立され、UE301及び5GC320要求に応じて変更され、UE301とSMF324との間のN1基準点を介して交換されたNAS SMシグナリングを使用し、UE301及び5GC320要求時に解放される。アプリケーションサーバからの要求に応じ、5GC320は、UE301内の特定のアプリケーションをトリガすることができる。トリガメッセージの受信に応じ、UE301は、トリガメッセージ(又はトリガメッセージの関連する部分/情報)を、UE301内の1つ以上の識別されたアプリケーションに渡すことができる。UE301内の識別されたアプリケーションは、特定のDNNにPDUセッションを確立することができる。SMF324は、UE301要求がUE301に関連付けられたユーザ加入情報に準拠するか否かをチェックすることができる。この点に関して、SMF324は、UDM327からSMF324レベルの加入データに対する更新通知を取得すること、及び/又は受信するように要求することができる。
SMF324は、QoS SLA(VPLMN)を適用するためのローカル施行処理、課金データ収集及び課金インタフェース(VPLMN)、(SMイベント及びLIシステムへのインタフェースのVPLMN内の)合法的傍受、外部DNによるPDUセッションの認可/認証のためのシグナリングの伝送のための外部DNとの相互作用のためのサポートというローミング機能を含むことができる。2つのSMF324間のN16基準点がシステム300に含まれてもよく、これは、ローミングシナリオにおける訪問先ネットワーク内の別のSMF324とホームネットワーク内のSMF324との間であってもよい。更に、SMF324は、Nsmfサービスベースのインタフェースを示すことができる。
NEF323は、サードパーティ、内部公開/再公開、アプリケーション機能(例えば、AF328)、エッジコンピューティング又はフォッグコンピューティングシステムなどのための、3GPPネットワーク機能によって提供されるサービス及び能力を安全に公開させるための手段を提供することができる。そのような実施形態において、NEF323は、AFに対して認証、認可、及び/又は調整を行うことができる。NEF323はまた、AF328と交換された情報、及び内部ネットワーク機能と交換された情報を変換することができる。例えば、NEF323は、AFサービス識別子と内部5GC情報との間で変換することができる。NEF323はまた、他のネットワーク機能の公開された能力に基づき、他のネットワーク機能(NF)から情報を受信することができる。この情報は、構造化データとしてNEF323に、又は標準化インタフェースを使用してデータ記憶NFで記憶される。記憶された情報は、NEF323によって他のNF及びAFに再公開され、及び/又は分析などの他の目的に使用される。更に、NEF323は、Nnefサービスベースのインタフェースを示すことができる。
NRF325は、サービス発見機能をサポートし、NFインスタンスからNF発見要求を受信し、NFインスタンスに発見されたNFインスタンスの情報を提供することができる。NRF325はまた、利用可能なNFインスタンス及びそれらのサポートされたサービスの情報を維持する。本明細書で使用される場合、用語「インスタンス」、「インスタンス化」などは、インスタンスの作成を指すことができ、「インスタンス」は、例えば、プログラムコードの実行中に発生できるオブジェクトの具体的な発生を指すことができる。更に、NRF325は、Nnrfサービスベースのインタフェースを示すことができる。
PCF326は、制御プレーン機能にポリシールールを提供し、それらを施行することができ、また、統合ポリシーフレームワークをサポートし、ネットワーク挙動を統制することができる。PCF326はまた、UDM327のUDRにおけるポリシー判定に関連する加入情報にアクセスするためにFEを実装することができる。PCF326は、PCF326とAMF321との間のN15基準点を介してAMF321と通信することができ、ローミングシナリオの場合、訪問先ネットワーク内のPCF326及びAMF321を含むことができる。PCF326は、PCF326とAF328との間のN5基準点を介してAF328と通信することがあり、PCF326とSMF324との間のN7基準点を介してSMF324と通信することがある。システム300及び/又はCN320はまた、(ホームネットワーク内の)PCF326と訪問先ネットワーク内のPCF326との間にN24基準点を含むことができる。更に、PCF326は、Npcfサービスベースのインタフェースを示すことができる。
UDM327は、加入関連情報を処理し、ネットワークエンティティの通信セッションの処理をサポートすることができ、UE301の加入データを記憶することができる。例えば、加入データは、UDM327とAMF321との間のN8基準点を介してUDM327とAMFとの間で通信することができる。UDM327は、アプリケーションFE及びUDRの2つの部分を含むことができる(FE及びUDRは図3には示されない)。UDRは、UDM327及びPCF326の加入データ及びポリシーデータ、/又はNEF323の公開及びアプリケーションデータ(アプリケーション検出のためのPFD、複数のUE301のためのアプリケーション要求情報を含む)のための構造化データを記憶することができる。Nudrサービスベースのインタフェースは、UDR221によって示され、UDM327、PCF326、及びNEF323が、記憶されたデータの特定のセットにアクセスすることを可能にし、並びに、UDRにおける関連するデータ変化の通知を読み出し、更新(例えば、追加、修正)し、削除し、そして同意することを可能にする。UDMは、クレデンシャル、位置管理、加入管理などの処理を担当するUDM FEを含むことができる。いくつかの異なるフロントエンドは、異なるトランザクションにおいて同じユーザにサービスを提供することができる。UDM-FEは、UDRに記憶された加入情報にアクセスし、クレデンシャル認定処理、ユーザ識別処理、アクセス許可、登録/モビリティ管理、及び加入管理を実行する。UDRは、UDM327とSMF324との間のN10基準点を介してSMF324と相互作用することができる。UDM327はまた、SMS管理をサポートすることができ、SMS-FEは、前述したものと同様のアプリケーション論理を実装する。更に、UDM327は、Nudmサービスベースのインタフェースを示すことができる。
AF328は、トラフィックルーティングにアプリケーションの影響を与え、NCEへのアクセスを提供し、ポリシー制御のためにポリシーフレームワークと相互作用することができる。NCEは、5GC320及びAF328が、エッジコンピューティング実装に使用されるNEF323を介して互いに情報を提供することを可能にする機構である。そのような実装形態において、ネットワークオペレータ及びサードパーティサービスは、UE301のアタッチのアクセスポイントに近接してホストされて、トランスポートネットワーク上の低減されたエンドツーエンド遅延及び負荷によって効率的なサービス配信を達成することができる。エッジコンピューティング実装において、5GCは、UE301に近接したUPF302を選択し、N6インタフェースを介してUPF302からDN303へのトラフィックステアリングを実行することができる。これは、UE加入データ、UE位置、及びAF328によって提供される情報に基づいてもよい。このように、AF328は、UPF(再)選択及びトラフィックルーティングに影響を与えることができる。オペレータの配備に基づき、AF328が信頼されたエンティティであると見なされるとき、ネットワークオペレータは、AF328が関連するNFと直接相互作用することを許可することができる。更に、AF328は、Nafサービスベースのインタフェースを示すことができる。
NSSF329は、UE301にサービスを提供するネットワークスライスインスタンスのセットを選択することができる。NSSF329は、必要に応じ、許可されたNSSAI及び加入したS-NSSAIへのマッピングを判定することもできる。NSSF329はまた、好適な構成に基づき、及び場合によってはNRF325を問い合わせることにより、UE301にサービス提供するために使用されるAMFセット、又は候補AMF321のリストを判定することもできる。UE301に対するネットワークスライスインスタンスのセットの選択は、AMF321によってトリガされ、AMF321には、その変化につながるNSSF329と相互作用することによってUE301が登録される。NSSF329は、AMF321とNSSF329との間のN22基準点を介してAMF321と相互作用することができ、N31基準点(図3には示されない)を介して訪問先ネットワーク内の別のNSSF329と通信することができる。更に、NSSF329は、Nnssfサービスベースのインタフェースを示すことができる。
前述のように、CN320は、SMS加入チェック及び検証に関与し、UE301とSMS-GMSC/IWMSC/SMSルータなどの他のエンティティとの間のSMメッセージを中継することができるSMSFを含むことができる。SMSはまた、UE301がSMS転送に利用可能である通知手順のために、AMF321及びUDM327と相互作用する(例えば、UEに到達不可能なフラグを設定し、UE301がSMSに利用可能である場合にUDM327に通知する)ことができる。
CN120はまた、データ記憶システム/アーキテクチャ、5G-EIR、SEPPなど、図3に示されない他の要素を含むことができる。データ記憶システムは、SDSF、UDSFなどを含むことができる。任意のNFは、任意のNFとUDSFとの間のN18基準点(図3には示されない)を介して非構造化データをUDSF(例えば、UEコンテキスト)に記憶し、又はUDSFから取得することができる。個々のNFは、各非構造化データを記憶するためにUDSFを共有することができ、又は個々のNFはそれぞれ、個々のNF又はその近くに位置する独自のUDSFを有することができる。更に、UDSFは、Nudsfサービスベースのインタフェース(図3には示されない)を示すことができる。5G-EIRは、特定の機器/エンティティがネットワークからブラックリストに記載されるか否かを判定するためにPEIの状態をチェックするNFであり、SEPPは、PLMN間制御プレーンインタフェースでトポロジ隠蔽、メッセージフィルタリング、及びポリシングを実行する非透過プロキシである。
更に、NF内のNFサービス間には、より多くの基準点及び/又はサービスベースのインタフェースが存在する。しかし、これらのインタフェース及び基準点は、明確にするために図3から省略される。一例において、CN320は、CN320とCN220との間のインターワーキングを可能にするために、MME(例えば、MME221)とAMF321との間のCN間インタフェースであるNxインタフェースを含むことができる。他の例示的なインタフェース/基準点は、5G-EIRによって示されるN5g-EIRサービスベースのインタフェースと、訪問先ネットワーク内のNRFとホームネットワーク内のNRFとの間のN27基準点と、訪問先ネットワーク内のNSSFとホームネットワーク内のNSSFとの間のN31基準点とを含むことができる。
図4は、様々な実施形態によるインフラ機器400の例示の構成要素を示す。インフラ機器400(又は「システム400」)は、基地局、無線ヘッド、前述RANノード111及び/又はAP106などのRANノード、アプリケーションサーバ130、及び/又は本明細書に記載の任意の他の要素/デバイスとして実装される。他の例において、システム400は、UEにおいて、又はUEによって実装される。
システム400は、アプリケーション回路405と、ベースバンド回路410と、1つ以上の無線フロントエンドモジュール(RFEM)415と、メモリ回路420と、電力管理集積回路(PMIC)425と、電力ティー回路430と、ネットワークコントローラ回路435と、ネットワークインタフェースコネクタ440と、衛星測位回路445と、ユーザインタフェース450とを含む。いくつかの実施形態において、デバイス400は、例えば、メモリ/記憶装置、ディスプレイ、カメラ、センサ、又は入力/出力(I/O)インタフェースなどの追加の要素を含むことができる。他の実施形態において、以下で説明される構成要素は、2つ以上のデバイスに含まれる。例えば、当回路は、CRAN、vBBU、又は他の同様の実装のために2つ以上のデバイスに別々に含まれる。
アプリケーション回路405は、1つ以上のプロセッサ(又はプロセッサコア)、キャッシュメモリ、並びに低ドロップアウトレギュレータ(LDO)、割り込みコントローラ、SPI、I2C、又はユニバーサルプログラマブルシリアルインタフェースモジュールなどのシリアルインタフェース、リアルタイムクロック(RTC)、インタバル及びウォッチドッグタイマを備えたタイマカウンタ、汎用入出力(I/O又はIO)、Secure Digital(SD)マルチメディアカード(MMC)などのメモリカードコントローラ、ユニバーサルシリアルバス(USB)インタフェース、モバイルインダストリープロセッサインタフェース(MIPI)、及びジェイタグ(JTAG)テストアクセスポートなどのうちの1つ以上の回路を含むが、それらに限定されない。アプリケーション回路405のプロセッサ(又はコア)は、メモリ/記憶装置に接続されるし、メモリ/記憶要素を含み、様々なアプリケーション又はオペレーティングシステムをシステム400で実行することを可能にするために、メモリ/記憶装置に記憶された命令を実行するように構成されている。いくつかの実装形態において、メモリ/記憶要素はオンチップメモリ回路であり、これは、DRAM、SRAM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ、固体メモリ、及び/又は本明細書で説明されるような任意の他のタイプのメモリデバイス技術などの任意の適切な揮発性及び/又は不揮発性メモリを含むことができる。
アプリケーション回路405のプロセッサは、例えば、1つ以上のプロセッサコア(CPU)、1つ以上のアプリケーションプロセッサ、1つ以上のグラフィック処理ユニット(GPU)、1つ以上の縮小命令セットコンピューティング(RISC)プロセッサ、1つ以上のAcorn RISCマシン(ARM)プロセッサ、1つ以上の複合命令セットコンピューティング(CISC)プロセッサ、1つ以上のデジタル信号プロセッサ(DSP)、1つ以上のFPGA、1つ以上のPLD、1つ以上のASIC、1つ以上のマイクロプロセッサ若しくはコントローラ、又はそれらの任意の好適な組み合わせを含むことができる。いくつかの実施形態において、アプリケーション回路405は、本明細書の様々な実施形態に従って動作する専用プロセッサ/コントローラを含んでもよく、又は専用プロセッサ/コントローラであってもよい。例として、アプリケーション回路405のプロセッサは、1つ以上のIntel Pentium(登録商標)、Core(登録商標)、又はXeon(登録商標)プロセッサ、Advanced Micro Devices(AMD)Ryzen(登録商標)プロセッサ、Accelerated Processing Unit(APU)、又はEpyc(登録商標)プロセッサ、プロセッサのARM Cortex-AファミリなどのARM Holdings、Ltdによって提供されるARMベースのプロセッサ、及びCavium(商標),Inc.によって提供されるThunderX2(登録商標)、MIPS Warrior又はP-クラスプロセッサなどのMIPS Technologies,Inc.から提供されるMIPSベースの設計などを含むことができる。いくつかの実施形態において、システム400は、アプリケーション回路405を利用せず、代わりに、例えば、EPC又は5GCから受信したIPデータを処理するための専用プロセッサ/コントローラを含むことができる。
いくつかの実装形態において、アプリケーション回路405は、マイクロプロセッサ、プログラマブル処理デバイスなどである1つ以上のハードウェアアクセラレータを含むことができる。1つ以上のハードウェアアクセラレータは、例えば、コンピュータビジョン(CV)及び/又はディープラーニング(DL)アクセラレータを含むことができる。例として、プログラマブル処理デバイスは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などの1つ以上のフィールドプログラマブル装置(FPD)、複合PLD(CPLD)、高容量PLD(HCPLD)などのプログラマブル論理デバイス(PLD)、構造化ASICなどのASIC、及びプログラマブルSoC(PSoC)などを含むことができる。そのような実装形態において、アプリケーション回路405の回路は、論理ブロック又は論理ファブリック、及び本明細書で説明される様々な実装形態の手順、方法、機能などの様々な機能を実行するようにプログラムされる他の相互接続されたリソースを含むことができる。そのような実施形態において、アプリケーション回路405の回路は、ルックアップテーブル(LUT)に論理ブロック、論理ファブリック、データなどを記憶するために使用されるメモリセル(例えば、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ、スタティックメモリ(例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、アンチヒューズなど))を含むことができる。
ベースバンド回路410は、例えば、1つ以上の集積回路を含むはんだ付け基板、主回路基板にはんだ付けされた単一のパッケージ集積回路、又は2つ以上の集積回路を含むマルチチップモジュールとして実装される。ベースバンド回路410の様々なハードウェア電子要素は、図6に関して以下に説明される。
ユーザインタフェース回路450は、システム400とのユーザ相互作用を可能にするように設計された1つ以上のユーザインタフェース、又はシステム400との周辺構成要素相互作用を可能にするように設計された周辺構成要素インタフェースを含むことができる。ユーザインタフェースは、1つ以上の物理又は仮想ボタン(例えば、リセットボタン)、1つ以上のインジケータ(例えば、発光ダイオード(LED))、物理キーボード又はキーパッド、マウス、タッチパッド、タッチスクリーン、スピーカ又は他のオーディオ放出デバイス、マイクロフォン、プリンタ、スキャナ、ヘッドセット、ディスプレイスクリーン又はディスプレイデバイスなどを含むことができるが、それらに限定されない。周辺構成要素インタフェースは、不揮発性メモリポート、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、オーディオジャック、電源インタフェースなどを含むことができるが、それらに限定されない。
無線フロントエンドモジュール(RFEM)415は、ミリ波(ミリ波)RFEM及び1つ以上のサブミリ波無線周波数集積回路(RFIC)を含むことができる。いくつかの実装形態において、1つ以上のサブミリ波RFICは、ミリ波RFEMから物理的に分離される。RFICは、1つ以上のアンテナ又はアンテナアレイ(例えば、以下の図6のアンテナアレイ611を参照)への接続を含むことができ、RFEMは、複数のアンテナに接続される。代替実装形態において、ミリ波及びサブミリ波無線機能の両方は、ミリ波アンテナ及びサブミリ波の両方を組み込んだ同じ物理RFEM415内に実装される。
メモリ回路420は、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)及び/又は同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)を含む揮発性メモリ、並びに高速電気的消去可能メモリ(一般にフラッシュメモリと呼ばれる)、相変化ランダムアクセスメモリ(PRAM)、磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)などを含む不揮発性メモリ(NVM)のうちの1つ以上を備えることができ、Intel(登録商標)及びMicron(登録商標)の三次元(3D)クロスポイント(XPOINT)メモリを組み込むことができる。メモリ回路420は、はんだ付けパッケージ集積回路、ソケットメモリモジュール、及びプラグインメモリカードのうちの1つ以上として実装される。
PMIC425は、電圧レギュレータ、サージ保護器、電力アラーム検出回路、及びバッテリ又はコンデンサなどの1つ以上の予備電源を含むことができる。電力アラーム検出回路は、ブラウンアウト(不足電圧)及びサージ(過電圧)状態のうちの1つ以上を検出することができる。電力T回路430は、ネットワークケーブルから引き出される電力を供給し、単一のケーブルを使用してインフラ機器400に電力供給及びデータ接続性の両方を提供することができる。
ネットワークコントローラ回路435は、イーサネット、GREトンネル上のイーサネット、マルチプロトコルラベルスイッチング(MPLS)上のイーサネット、又は何らかの他の適切なプロトコルなどの標準的なネットワークインタフェースプロトコルを使用してネットワークへの接続性を提供することができる。ネットワーク接続は、電気(一般に「銅配線」と呼ばれる)、光、又は無線である物理接続を使用し、ネットワークインタフェースコネクタ440を介してインフラ機器400に/から提供される。ネットワークコントローラ回路435は、前述プロトコルのうちの1つ以上を使用して通信するための1つ以上の専用プロセッサ及び/又はFPGAを含むことができる。いくつかの実装形態において、ネットワークコントローラ回路435は、同じ又は異なるプロトコルを使用して他のネットワークへの接続を提供するための複数のコントローラを含むことができる。
測位回路445は、全地球航法衛星システム(GNSS)の測位ネットワークによって送信/ブロードキャストされた信号を受信及び復号するための回路を含む。航法衛星コンスタレーション(又はGNSS)の例は、米国全地球測位システム(GPS)、ロシア製の全世界航法システム(GLONASS)、欧州連合のガリレオシステム、中国の北斗航法衛星システム、地域航法システム又はGNSS補強システム(例えば、インド地域航法システム(NAVIC)、日本の準天頂衛星システム(QZSS)、フランスの衛星測位システム(DORIS)など)などを含む。測位回路445は、航法衛星コンスタレーションノードなどの測位ネットワークの構成要素と通信するための様々なハードウェア要素(例えば、OTA通信を容易にするために、スイッチ、フィルタ、増幅器、アンテナ要素などのハードウェアデバイスを含む)を備える。いくつかの実施形態において、測位回路445は、マスタタイミングクロックを使用してGNSS支援なしで位置追跡/推定を実行するためのMicro-Technology for Positioning,Navigation,and Timing(Micro-PNT)ICを含むことができる。測位回路445はまた、測位ネットワークのノード及び構成要素と通信するために、ベースバンド回路410及び/又はRFEM415の一部であり、又はそれらと相互作用することができる。測位回路445はまた、位置データ及び/又は時間データをアプリケーション回路405に提供することができ、アプリケーション回路は、データを使用して動作を様々なインフラストラクチャ(例えば、RANノード111など)などと同期させることができる。
図4に示す構成要素は、業界標準アーキテクチャ(ISA)、拡張ISA(EISA)、周辺構成要素相互接続(PCI)、拡張周辺構成要素相互接続(PCIx)、PCIエクスプレス(PCIe)、又は任意の数の他の技術などの任意の数のバス及び/又は相互接続(IX)技術を含むことができるインタフェース回路を使用して互いに通信することができる。バス/IXは、例えば、SoCベースのシステムで使用される独自のバスである。とりわけ、I2Cインタフェース、SPIインタフェース、ポイントツーポイントインタフェース、及び電力バスなどの他のバス又はIXシステムが含まれる。
図5は、様々な実施形態によるプラットフォーム500(又は「デバイス500」)の一例を示す。実施形態において、コンピュータプラットフォーム500は、UE101、201、301、アプリケーションサーバ130、及び/又は本明細書で説明される任意の他の要素/デバイスとしての使用に適する。プラットフォーム500は、例に示される構成要素の任意の組み合わせを含むことができる。プラットフォーム500の構成要素は、コンピュータプラットフォーム500に適合された集積回路(IC)、その一部、個別の電子デバイス、又は他のモジュール、論理、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれらの組み合わせとして、或いはより大きなシステムのシャーシ内に組み込まれる構成要素として実装される。図5のブロック図は、コンピュータプラットフォーム500の構成要素の高レベル図を示すことを意図する。しかし、示される構成要素のいくつかは省略され、追加の構成要素が存在し、示される構成要素の異なる配置が他の実施形態で発生する。
アプリケーション回路505は、1つ以上のプロセッサ(又はプロセッサコア)、キャッシュメモリ、並びに1つ以上のLDO、割り込みコントローラ、SPI、I2C、又はユニバーサルプログラマブルシリアルインタフェースモジュールなどのシリアルインタフェース、RTC、インタバル及びウォッチドッグタイマを備えたタイマカウンタ、汎用I/O、SD MMCなどのメモリカードコントローラ、USBインタフェース、MIPIインタフェース、及びJTAGテストアクセスポートなどの回路を含むが、それらに限定されない。アプリケーション回路505のプロセッサ(又はコア)は、メモリ/記憶装置に接続されるし、メモリ/記憶要素を含み、様々なアプリケーション又はオペレーティングシステムをシステム500上で実行することを可能にするために、メモリ/記憶装置に記憶された命令を実行するように構成されている。いくつかの実装形態において、メモリ/記憶要素はオンチップメモリ回路であり、これは、DRAM、SRAM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ、固体メモリ、及び/又は本明細書で説明されるような任意の他のタイプのメモリデバイス技術などの任意の適切な揮発性及び/又は不揮発性メモリを含むことができる。
アプリケーション回路405のプロセッサは、例えば、1つ以上のプロセッサコア、1つ以上のアプリケーションプロセッサ、1つ以上のGPU、1つ以上のRISCプロセッサ、1つ以上のARMプロセッサ、1つ以上のCISCプロセッサ、1つ以上のDSP、1つ以上のFPGA、1つ以上のPLD、1つ以上のASIC、1つ以上のマイクロプロセッサ若しくはコントローラ、マルチスレッドプロセッサ、超低電圧プロセッサ、埋め込みプロセッサ、いくつかの他の既知の処理要素、又はそれらの任意の好適な組み合わせを含むことができる。いくつかの実施形態において、アプリケーション回路405は、本明細書の様々な実施形態に従って動作する専用プロセッサ/コントローラを含み、又は専用プロセッサ/コントローラである。
例として、アプリケーション回路505のプロセッサは、Quark(商標)、Atom(商標)、i3、i5、i7、若しくはMCUクラスのプロセッサなどのIntel(登録商標)Architecture Core(商標)ベースのプロセッサ、又はカリフォルニア州サンタクララのIntel(登録商標)Corporationから入手可能な別のそのようなプロセッサを含むことができる。アプリケーション回路505のプロセッサはまた、Advanced Micro Devices(AMD)Ryzen(登録商標)プロセッサ又はAccelerated Processing Units(APU)、Apple(登録商標)Inc.製のA5-A9プロセッサ、Qualcomm(登録商標)Technologies,Inc.製のSnapdragon(商標)プロセッサ、Texas Instruments,Inc.(登録商標)Open Multimedia Applications Platform(OMAP)(商標)プロセッサ、MIPS Warrior M-クラス、Warrior I-クラス及びWarrior P-クラスプロセッサなどのMIPS Technologies,Inc.からのMIPSベースの設計、ARM Cortex-A、Cortex-R及びプロセッサのCortex-MファミリなどのARM Holdingsから認可されたARMベースの設計、又は同様のもののうちの1つ以上である。いくつかの実装形態において、アプリケーション回路505は、アプリケーション回路505及び他の構成要素が単一の集積回路、又はIntel(登録商標)Corporation製のEdison(商標)若しくはGalileo(商標)SoCボードなどの単一のパッケージに形成されるシステムオンチップ(SoC)の一部である。
追加的又は代替的に、アプリケーション回路505は、FPGAなどの1つ以上のフィールドプログラマブルデバイス(FPD)、複合PLD(CPLD)、高容量PLD(HCPLD)などのプログラマブルロジックデバイス(PLD)、構造化ASICなどのASIC、及びプログラマブルSoC(PSoC)などの回路を含むが、それらに限定されない。そのような実施形態において、アプリケーション回路505の回路は、論理ブロック又は論理ファブリック、及び本明細書で説明される様々な実施形態の手順、方法、機能などの様々な機能を実行するようにプログラムされる他の相互接続されたリソースを含むことができる。そのような実施形態において、アプリケーション回路505の回路は、ルックアップテーブル(LUT)に論理ブロック、論理ファブリック、データなどを記憶するために使用されるメモリセル(例えば、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ、スタティックメモリ(例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、アンチヒューズなど))を含むことができる。
ベースバンド回路510は、例えば、1つ以上の集積回路を含むはんだ付け基板、主回路基板にはんだ付けされた単一のパッケージ集積回路、又は2つ以上の集積回路を含むマルチチップモジュールとして実装される。ベースバンド回路510の様々なハードウェア電子要素は、図6に関して以下に説明される。
RFEM515は、ミリメートル波(ミリ波)RFEM及び1つ以上のサブミリ波無線周波数集積回路(RFIC)を含むことができる。いくつかの実装形態において、1つ以上のサブミリ波RFICは、ミリ波RFEMから物理的に分離される。RFICは、1つ以上のアンテナ又はアンテナアレイ(例えば、以下の図6のアンテナアレイ611を参照)への接続を含むことができ、RFEMは、複数のアンテナに接続される。代替実装形態において、ミリ波及びサブミリ波無線機能の両方は、ミリ波アンテナ及びサブミリ波の両方を組み込んだ同じ物理RFEM515内に実装される。
メモリ回路520は、所与の量のシステムメモリを提供するために使用される任意の数及びタイプのメモリデバイスを含むことができる。例として、メモリ回路520は、ダムアクセスメモリ(RAM)、ダイナミックRAM(DRAM)及び/又は同期ダイナミックRAM(SDRAM)を含む揮発性メモリ、並びに高速電気的消去可能メモリ(一般にフラッシュメモリと呼ばれる)、相変化ランダムアクセスメモリ(PRAM)、磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)などを含む不揮発性メモリ(NVM)のうちの1つ以上を含むことができる。メモリ回路520は、合同電子デバイス工学評議会(JEDEC)の低電力ダブルデータレート(LPDDR)ベースの設計、例えばLPDDR2、LPDDR3、LPDDR4などに従って開発される。メモリ回路520は、はんだ付きパッケージ集積回路、シングルダイパッケージ(SDP)、デュアルダイパッケージ(DDP)又はクワッドダイパッケージ(Q17P)、ソケットメモリモジュール、マイクロDIMM又はミニDIMMを含むデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、及び/又はボールグリッドアレイ(BGA)を介してマザーボード上にはんだ付けされたもののうちの1つ以上として実装される。低電力実装形態において、メモリ回路520は、アプリケーション回路505に関連付けられたオンダイメモリ又はレジスタである。データ、アプリケーション、オペレーティングシステムなどの情報の永続的記憶を提供するために、メモリ回路520は、とりわけ、固体ディスクドライブ(SSDD)、ハードディスクドライブ(HDD)、マイクロHDD、抵抗変化メモリ、相変化メモリ、ホログラフィックメモリ、又は化学メモリを含むことができる1つ以上の大容量記憶装置を含むことができる。例えば、コンピュータプラットフォーム500は、Intel(登録商標)及びMicron(登録商標)からの三次元(3D)クロスポイント(XPOINT)メモリを組み込むことができる。
取り外し可能なメモリ回路523は、携帯式データ記憶装置をプラットフォーム500と接続するために使用されるデバイス、回路、エンクロージャ/筐体、ポート又はレセプタクルなどを含むことができる。それらの携帯式データ記憶装置は、大量記憶目的のために使用することができ、例えば、フラッシュメモリカード(例えば、セキュアデジタル(SD)カード、microSDカード、xD画像カードなど)、及びUSBフラッシュドライブ、光ディスク、外部HDDなどを含むことができる。
プラットフォーム500はまた、外部デバイスをプラットフォーム500と接続するために使用されるインタフェース回路(図示せず)を含むことができる。インタフェース回路を介してプラットフォーム500に接続された外部デバイスは、センサ回路521及び電気機械構成要素(EMC)522、並びに取り外し可能なメモリ回路523に接続された取り外し可能なメモリデバイスを含む。
センサ回路521は、その目的がその環境内でイベント又は変化を検出し、検出されたイベントに関する情報(センサデータ)を、他のデバイス、モジュール、サブシステムなどに送信することであるデバイス、モジュール、又はサブシステムを含む。このようなセンサの例は、とりわけ加速度計、ジャイロスコープ、及び/又は磁力計を含む慣性測定ユニット(IMU)、3軸加速度計、3軸ジャイロスコープ、及び/又は磁力計を備えた微小電気機械システム(MEMS)又はナノ電気機械システム(NEMS)、レベルセンサ、フローセンサ、温度センサ(例えば、サーミスタ)、圧力センサ、気圧センサ、重力計、高度計、画像キャプチャデバイス(例えば、カメラ又はレンズレス開口部)、光検出測距(LiDAR)センサ、近接センサ(例えば、赤外線検出器など)、深度センサ、周囲光センサ、超音波トランシーバ、及びマイクロフォン又は他の同様のオーディオキャプチャデバイスなどを含む。
EMC522は、プラットフォーム500がその状態、位置、及び/又は向きを変更すること、又は機構若しくは(サブ)システムを移動若しくは制御することを可能にすることを目的とするデバイス、モジュール、又はサブシステムを含む。更に、EMC522は、EMC522の現在の状態を示すために、プラットフォーム500の他の構成要素にメッセージ/信号を生成及び送信するように構成されている。EMC522の例には、1つ以上の電源スイッチ、電気機械式リレー(EMR)及び/又は固体リレー(SSR)を含むリレー、アクチュエータ(例えば、バルブアクチュエータなど)、可聴音発生装置、視覚的警告デバイス、モータ(例えば、DCモータ、ステッピングモータなど)、車輪、スラスタ、プロペラ、爪、クランプ、フック、及び/又は他の同様の電気機械部品が含まれる。実施形態において、プラットフォーム500は、1つ以上のキャプチャされたイベント及び/又はサービスプロバイダ及び/又は様々なクライアントから受信した命令又は制御信号に基づき、1つ以上のEMC522を動作させるように構成されている。
いくつかの実装形態において、インタフェース回路は、プラットフォーム500を測位回路545に接続される。測位回路545は、GNSSの測位ネットワークによって送信/ブロードキャストされた信号を受信及び復号するための回路を含む。航法衛星コンスタレーション(又はGNSS)の例には、米国のGPS、ロシアのGLONASS、欧州連合のガリレオシステム、中国の北斗航法衛星システム、地域航法システム又はGNSS補強システム(例えば、NAVIC、日本のQZSS、フランスのDORISなど)などが含まれる。測位回路545は、航法衛星コンスタレーションノードなどの測位ネットワークの構成要素と通信するための様々なハードウェア要素(例えば、OTA通信を容易にするために、スイッチ、フィルタ、増幅器、アンテナ要素などのハードウェアデバイスを含む)を含む。いくつかの実施形態において、測位回路545は、マスタタイミングクロックを使用してGNSS支援なしで位置追跡/推定を実行するためのMicro-PNT ICを含むことができる。測位回路545はまた、測位ネットワークのノード及び構成要素と通信するために、ベースバンド回路410及び/又はRFEM515の一部であり、又はそれらと相互作用することができる。測位回路545はまた、位置データ及び/又は時間データをアプリケーション回路505に提供することができ、アプリケーション回路は、データを使用し、ターンバイターンナビゲーションアプリケーションなどのために、様々なインフラストラクチャ(例えば、無線基地局)と動作を同期させることがある。
いくつかの実装形態において、インタフェース回路は、プラットフォーム500を近距離通信(NFC)回路540に接続される。NFC回路540は、無線周波数識別(RFID)標準に基づいて非接触の短距離通信を提供するように構成されており、磁場誘導は、NFC回路540とプラットフォーム500の外部のNFC対応デバイス(例えば、「NFCタッチポイント」)との間の通信を可能にするために使用される。NFC回路540は、アンテナ要素に接続されたNFCコントローラと、NFCコントローラに接続されたプロセッサとを含む。NFCコントローラは、NFCコントローラのファームウェア及びNFCスタックを実行することにより、NFC回路540にNFC機能を提供するチップ/ICである。NFCスタックは、NFCコントローラを制御するためにプロセッサによって実行され、NFCコントローラファームウェアは、近距離RF信号を放射するようにアンテナ要素を制御するためにNFCコントローラによって実行される。RF信号は、パッシブNFCタグ(例えば、ステッカー又はリストバンドに埋め込まれたマイクロチップ)に電力を供給し、記憶されたデータをNFC回路540に送信するか、又は、プラットフォーム500に近接したNFC回路540と別のアクティブNFCデバイス(例えば、スマートフォン又はNFC対応POS端末)との間のデータ送出を開始することができる。
ドライバ回路546は、プラットフォーム500に埋め込まれた、プラットフォーム500に取り付けられた、又はそうでなければプラットフォーム500と通信可能に接続された特定のデバイスを制御するように動作するソフトウェア及びハードウェア要素を含むことができる。ドライバ回路546は、プラットフォーム500の他の構成要素が、プラットフォーム500内に存在するか、又はそれに接続される様々な入力/出力(I/O)装置と相互作用するか、又はそれらを制御することを可能にする個々のドライバを含むことができる。例えば、ドライバ回路546は、ディスプレイデバイスへのアクセスを制御及び許可するためのディスプレイドライバと、プラットフォーム500のタッチスクリーンインタフェースへのアクセスを制御及び許可するためのタッチスクリーンドライバと、センサ回路521のセンサ読み取り値を取得してセンサ回路521へのアクセスを制御及び許可するためのセンサドライバと、EMC522のアクチュエータ位置を取得し及び/又はEMC522へのアクセスを制御及び許可するためのEMCドライバと、埋め込みキャプチャデバイスへのアクセスを制御及び許可するためのカメラドライバと、1つ以上のオーディオデバイスへのアクセスを制御及び許可するためのオーディオドライバとを含むことができる。
電力管理集積回路(PMIC)525(「電力管理回路525」とも呼ばれる)は、プラットフォーム500の様々な構成要素に供給される電力を管理することができる。具体的には、ベースバンド回路510に関し、PMIC525は、電源選択、電圧スケーリング、バッテリ充電、又はDC-DC変換を制御することができる。プラットフォーム500がバッテリ530によって給電可能である場合、例えば、デバイスがUE101、201、301に含まれる場合に、多くの場合、PMIC525が含まれる。
いくつかの実施形態において、PMIC525は、プラットフォーム500の様々な節電機構を制御するか、又は別の方法でその一部とすることができる。例えば、プラットフォーム500がRRC接続状態にあり、トラフィックを間もなく受信することが予期されるのでRANノードに依然として接続される場合、ある非アクティブ期間後、プラットフォームは、間欠受信モード(DRX)として知られる状態に入ることができる。この状態の間、プラットフォーム500は、短時間電力を落とすことができ、それによって節電することができる。長期間のデータトラフィックアクティビティが存在しない場合、プラットフォーム500は、RRCアイドル状態に遷移することができ、ネットワークから切断し、チャネル品質フィードバック、ハンドオーバーなどの動作を実行しない。プラットフォーム500は、非常に低い電力状態になり、ページングを実行し、ここで再び周期的にウェイクアップしてネットワークにリッスンし、次いで再びパワーダウンする。プラットフォーム500は、この状態でデータを受信しない。データを受信するために、RRC_Connected状態に遷移しなければならない。付加的な節電モードにより、ページング間隔より長期間(秒から数時間に及ぶ)、デバイスがネットワークを利用不可にすることを可能にする。この間、デバイスは、ネットワークに全く接続できず、完全に電力を落とすことができる。この間に送信されるどんなデータも、大きな遅延をもたらし、遅延が許容できるものと想定される。
バッテリ530は、プラットフォーム500に電力を供給することができるが、いくつかの例において、プラットフォーム500は、固定位置に配置されて取り付けられ、送電網に接続された電源を有することができる。バッテリ530は、リチウムイオンバッテリ、空気亜鉛バッテリなどの金属空気バッテリ、アルミニウム空気バッテリ、リチウム空気バッテリなどである。V2X用途などのいくつかの実装形態において、バッテリ530は、典型的な鉛酸自動車バッテリである。
いくつかの実装形態において、バッテリ530は、バッテリ管理システム(BMS)又はバッテリ監視集積回路を含むか、又はそれに接続された「スマートバッテリ」である。BMSは、バッテリ530の充電状態(SoCh)を追跡するためにプラットフォーム500に含まれる。BMSは、バッテリ530の他のパラメータを監視し、バッテリ530の健康状態(SoH)及び機能状態(SoF)などの故障予測を提供するために使用される。BMSは、バッテリ530の情報を、アプリケーション回路505又はプラットフォーム500の他の構成要素と通信することができる。BMSはまた、アプリケーション回路505がバッテリ530の電圧、又はバッテリ530からの電流の流れを直接監視することを可能にするアナログ-デジタル(ADC)変換器を含むことができる。バッテリパラメータは、送信周波数、ネットワーク動作、検知周波数などの、プラットフォーム500が実行できる動作を判定するために使用される。
電力ブロック、又は電気グリッドに接続された他の電源は、バッテリ530を充電するためにBMSに接続される。いくつかの例において、電力ブロック530は、無線電力受信機と置き換えられ、例えば、コンピュータプラットフォーム500内のループアンテナを介して無線で電力を取得することができる。それらの例において、無線バッテリ充電回路がBMSに含まれる。選択される特定の充電回路は、バッテリ530のサイズ、従って必要とされる電流に依存する。充電は、とりわけ、エアフューエル・アライアンスによって公表されたAirfuel標準、ワイヤレスパワーコンソーシアムによって公表されたQi無線充電標準、又はAlliance for Wireless Powerによって公布されたRezence充電標準を使用して実行することができる。
ユーザインタフェース回路550は、プラットフォーム500内に存在するか、又はそれに接続される様々な入出力(I/O)装置を含み、プラットフォーム500とのユーザ相互作用を可能にするように設計された1つ以上のユーザインタフェース、及び/又はプラットフォーム500との周辺構成要素相互作用を可能にするように設計された周辺構成要素インタフェースを含むことができる。ユーザインタフェース回路550は、入力デバイス回路及び出力デバイス回路を含む。入力デバイス回路は、とりわけ、1つ以上の物理的又は仮想的ボタン(例えば、リセットボタン)、物理キーボード、キーパッド、マウス、タッチパッド、タッチスクリーン、マイクロフォン、スキャナ、ヘッドセットなどを含む入力を受け付けるための任意の物理的又は仮想的手段を含む。出力デバイス回路は、センサ読み取り値、アクチュエータ位置、又は他の同様の情報などの情報を表示するか、又は他の方法で情報を伝送するための任意の物理的又は仮想的な手段を含む。出力デバイス回路は、とりわけ、1つ以上の単純な視覚出力/インジケータ(例えば、2値被状態インジケータ、(例えば、発光ダイオード(LED))及び複数桁文字視覚出力、又はディスプレイデバイス若しくはタッチスクリーン(例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、LEDディスプレイ、量子ドットディスプレイ、プロジェクタなど)などのより複雑な出力を含む、任意の数及び/又は組み合わせのオーディオ又は視覚ディスプレイを含むことができ、文字、グラフィック、マルチメディアオブジェクトなどの出力は、プラットフォーム500の動作から生成される。出力デバイス回路はまた、スピーカ又は他のオーディオ放出デバイス、プリンタ、及び/又は同様のものを含むことができる。いくつかの実施形態において、センサ回路521は、入力デバイス回路(例えば、画像キャプチャデバイス、モーションキャプチャデバイスなど)として使用され、1つ以上のEMCは、出力デバイス回路(例えば、触覚フィードバックを提供するためのアクチュエータなど)として使用される。他の例において、アンテナ要素に接続されたNFCコントローラを備えたNFC回路、及び処理装置が、電子タグを読み取り、及び/又は別のNFC対応装置に接続するために含まれる。周辺構成要素インタフェースは、不揮発性メモリポート、USBポート、オーディオジャック、電源インタフェースなどを含むが、それらに限定されない。
図示されないが、プラットフォーム500の構成要素は、適切なバス又は相互接続(IX)技術を使用して互いに通信することができ、これは、ISA、EISA、PCI、PCIx、PCIe、時間トリガプロトコル(TTP)システム、FlexRayシステム、又は任意の数の他の技術を含む任意の数の技術を含むことができる。バス/IXは、例えば、SoCベースのシステムで使用される独自のバス/IXである。I2Cインタフェース、SPIインタフェース、ポイントツーポイントインタフェース、及び電力バスなどの他のバス又はIXシステムが含まれる。
図6は、様々な実施形態によるベースバンド回路610及び無線フロントエンドモジュール(RFEM)615の例示的な構成要素を示す。ベースバンド回路610は、図4及び図5のベースバンド回路410及び510にそれぞれ対応する。RFEM615は、図4及び図5のRFEM415及び515にそれぞれ対応する。図示のように、RFEM615は、少なくとも示されるように互いに接続された無線周波数(RF)回路606、フロントエンドモジュール(FEM)回路608、アンテナアレイ611を含むことができる。
ベースバンド回路610は、RF回路606を介して1つ以上の無線ネットワークとの通信を可能にする様々な無線/ネットワークプロトコル及び無線制御機能を実行するように構成された回路及び/又は制御論理を含む。無線制御機能は、信号変調/復調、符号化/復号、無線周波数シフトなどを含むが、それらに限定されない。いくつかの実施形態において、ベースバンド回路610の変調/復調回路は、高速フーリエ変換(FFT)、プリコーディング、又はコンスタレーションマッピング/デマッピング機能を含むことができる。いくつかの実施形態において、ベースバンド回路610の符号化/復号回路は、畳込み、テールバイティング畳込み、ターボ、ビタビ、又は低密度パリティチェック(LDPC)エンコーダ/デコーダ機能を含むことができる。変調/復調及びエンコーダ/デコーダ機能の実施形態は、それらの例に限定されず、他の実施形態では他の好適な機能を含むことができる。ベースバンド回路610は、RF回路606の受信信号経路から受信したベースバンド信号を処理し、RF回路606の送信信号経路のためのベースバンド信号を生成するように構成されている。ベースバンド回路610は、ベースバンド信号の生成及び処理のために、かつRF回路606の動作を制御するために、アプリケーション回路405/505(図4及び図5を参照)とインタフェース接続するように構成されている。ベースバンド回路610は、様々な無線制御機能を処理することができる。
ベースバンド回路610の前述回路及び/又は制御論理は、1つ以上のシングル又はマルチコアプロセッサを含むことができる。例えば、1つ以上のプロセッサは、3Gベースバンドプロセッサ604A、4G/LTEベースバンドプロセッサ604B、5G/NRベースバンドプロセッサ604C、又は他の既存世代、開発中の、若しくは将来開発される世代(例えば、第6世代(6G)など)の他のいくつかのベースバンドプロセッサ604Dを含むことができる。他の実施形態において、ベースバンドプロセッサ604A~Dの機能の一部又は全ては、メモリ604Gに記憶されたモジュールに含まれ、中央処理装置(CPU)604Eを介して実行される。他の実施形態において、ベースバンドプロセッサ604A~Dの機能の一部又は全ては、対応するメモリセルに記憶された適切なビットストリーム又は論理ブロックをロードされたハードウェアアクセラレータ(例えば、FPGA、ASICなど)として提供される。様々な実施形態において、メモリ604Gは、CPU604E(又は他のベースバンドプロセッサ)によって実行されると、CPU604E(又は他のベースバンドプロセッサ)に、ベースバンド回路610のリソース、タスクをスケジューリングするなどを管理させることになるリアルタイムOS(RTOS)のプログラムコードを記憶することができる。RTOSの例は、Enea(登録商標)によって提供されるOperating System Embedded(OSE)(商標)、Mentor Graphics(登録商標)によって提供されるNucleus RTOS(商標)、Mentor Graphics(登録商標)によって提供されるVersatile Real-Time Executive(VRTX)、Express Logic(登録商標)によって提供されるThreadX(商標)、FreeRTOS、Qualcomm(登録商標)によって提供されるREX OS、Open Kernel(OK)Labs(登録商標)によって提供されるOKL4、又は本明細書で説明されるような他の任意の適切なRTOSを含むことができる。更に、ベースバンド回路610は、1つ以上のオーディオデジタル信号プロセッサ(DSP)604Fを含むことができる。オーディオDSP604Fは、圧縮/解凍及びエコー除去のための要素を含み、他の実施形態において、他の好適な処理要素を含む。
いくつかの実施形態において、プロセッサ604A~604Eの各々は、メモリ604Gに/メモリ604Gからデータを送受信するためのそれぞれのメモリインタフェースを含む。ベースバンド回路610は、ベースバンド回路610の外部メモリにデータを送受信するインタフェースなどの他の回路/デバイスに通信可能に接続された1つ以上のインタフェースと、図4~図6のアプリケーション回路405/505との間でデータを送受信するためのアプリケーション回路インタフェースと、図6のRF回路606との間でデータを送受信するRF回路インタフェースと、1つ以上の無線ハードウェア要素(例えば、近距離無線通信(NFC)構成要素、Bluetooth(登録商標)/Bluetooth(登録商標)低エネルギー構成要素、WiFi(登録商標)構成要素、及び/又は同様のもの)との間でデータを送受信するための無線ハードウェア接続インタフェースと、PMIC525との間で電力又は制御信号を送受信する電力管理インタフェースとを更に含むことができる。
代替実施形態(上述実施形態と組み合わされてもよい)において、ベースバンド回路610は、相互接続サブシステムを介してCPUサブシステム、オーディオサブシステム、及びインタフェースサブシステムに互いに接続された1つ以上のデジタルベースバンドシステムを含む。デジタルベースバンドサブシステムはまた、他の相互接続サブシステムを介してデジタルベースバンドインタフェース及び混合信号ベースバンドサブシステムに接続される。相互接続サブシステムのそれぞれは、バスシステム、ポイントツーポイント接続、ネットワークオンチップ(NOC)構造、及び/又は本明細書で説明されるものなどのいくつかの他の好適なバス若しくは相互接続技術を含むことができる。オーディオサブシステムは、DSP回路、バッファメモリ、プログラムメモリ、音声処理アクセラレータ回路、アナログ-デジタル及びデジタル-アナログ変換器回路などのデータ変換機回路、増幅器及びフィルタのうちの1つ以上を含むアナログ回路、及び/又は他の同様の構成要素を含むことができる。本開示の一態様において、ベースバンド回路610は、デジタルベースバンド回路及び/又は無線周波数回路(例えば、無線フロントエンドモジュール615)のための制御機能を提供するために、制御回路(図示せず)の1つ以上のインスタンスを有するプロトコル処理回路を含むことができる。
図6には示されないが、いくつかの実装形態において、ベースバンド回路610は、1つ以上の無線通信プロトコル(例えば、「マルチプロトコルベースバンドプロセッサ」又は「プロトコル処理回路機構」)を実行するための個々の処理装置及びPHY層機能を実装するための個々の処理装置を含む。それらの実施形態において、PHY層機能は、前述無線制御機能を含む。それらの実施形態において、プロトコル処理回路は、1つ以上の無線通信プロトコルの様々なプロトコル層/エンティティを動作又は実装させる。第1例において、プロトコル処理回路は、ベースバンド回路610及び/又はRF回路606がミリ波通信回路又はいくつかの他の好適なセルラ通信回路の一部であるときに、LTEプロトコルエンティティ及び/又は5G/NRプロトコルエンティティを動作させることができる。第1例において、プロトコル処理回路は、MAC、RLC、PDCP、SDAP、RRC、及びNAS機能を動作させる。第2例において、プロトコル処理回路は、ベースバンド回路610及び/又はRF回路606がWi-Fi通信システムの一部である場合、1つ以上のIEEEベースのプロトコルを動作させる。第2例において、プロトコル処理回路は、Wi-Fi MAC及び論理リンク制御(LLC)機能を動作させる。プロトコル処理回路は、プログラムコード及びプロトコル機能を動作させるためのデータを記憶するための1つ以上のメモリ構造(例えば、604G)と、プログラムコードを実行し、データを使用して様々な動作を実行する1つ以上の処理コアを含むことができる。ベースバンド回路610はまた、2つ以上の無線プロトコルに関する無線通信をサポートすることができる。
本明細書で説明されるベースバンド回路610の様々なハードウェア要素は、例えば、1つ以上の集積回路(IC)を含むはんだ付け基板、主回路基板にはんだ付けされた単一のパッケージIC、又は2つ以上のICを含むマルチチップモジュールとして実装される。一例において、ベースバンド回路610の構成要素は、単一のチップ、又はチップセット内で好適に組み合わされてもよいし、同じ回路基板に配置されてもよい。他の例において、ベースバンド回路610及びRF回路606の構成要素の一部又は全ては、例えば、システムオンチップSoC又はシステムインパッケージ(SiP)に、一緒に実装される。他の例において、ベースバンド回路610の構成要素の一部又は全ては、RF回路606(又はRF回路606の複数のインスタンス)と通信可能に接続された別個のSoCとして実装される。更に他の例において、ベースバンド回路610及びアプリケーション回路405/505の構成要素の一部又は全ては、同じ回路基板(例えば、「マルチチップパッケージ」)に実装された個々のSoCとして一緒に実装される。
いくつかの実施形態において、ベースバンド回路610は、1つ以上の無線技術と互換性のある通信を提供することができる。例えば、いくつかの実施形態において、ベースバンド回路610は、E-UTRAN又は他のWMAN、WLAN、WPANとの通信をサポートすることができる。ベースバンド回路610が2つ以上の無線プロトコルの無線通信をサポートするように構成されている実施形態は、マルチモードベースバンド回路と呼ばれる。
RF回路606は、非固体媒体を通した変調電磁放射線を用いて無線ネットワークとの通信を可能にすることができる。様々な実施形態において、RF回路606は、無線ネットワークとの通信を容易にするために、スイッチ、フィルタ、増幅器などを含むことができる。RF回路606は、FEM回路608から受信したRF信号をダウンコンバートし、ベースバンド信号をベースバンド回路610に提供するための回路を備えた受信信号経路を含むことができる。RF回路606はまた、ベースバンド回路610によって提供されるベースバンド信号をアップコンバートし、送信のためにRF出力信号をFEM回路608に提供するための回路を備えた送信信号経路も含むことができる。
いくつかの実施形態において、RF回路606の受信信号経路は、ミキサ回路606a、増幅器回路606b及びフィルタ回路606cを含むことができる。いくつかの実施形態において、RF回路606の送信信号経路は、フィルタ回路606c及びミキサ回路606aを含むことができる。RF回路606はまた、受信信号経路及び送信信号経路のミキサ回路606aによって使用される周波数を合成するための合成器回路606dを含むことができる。いくつかの実施形態において、受信信号経路のミキサ回路606aは、合成器回路606dによって提供される合成周波数に基づき、FEM回路608から受信したRF信号をダウンコンバートするように構成されている。増幅器回路606bは、ダウンコンバートされた信号を増幅するように構成されており、フィルタ回路606cは、ダウンコンバートされた信号から不要な信号を除去して出力ベースバンド信号を生成するように構成されたローパスフィルタ(LPF)又はバンドパスフィルタ(BPF)である。出力ベースバンド信号は、更に処理するためにベースバンド回路610に提供される。いくつかの実施形態において、出力ベースバンド信号は、ゼロ周波数ベースバンド信号であるが、それは必須ではない。いくつかの実施形態において、受信信号経路のミキサ回路606aは、受動ミキサを含むが、実施形態の範囲はこの点で限定されない。
いくつかの実施形態において、送信信号経路のミキサ回路606aは、合成器回路606dによって提供される合成周波数に基づいて入力ベースバンド信号をアップコンバートし、FEM回路608のためのRF出力信号を生成するように構成されている。ベースバンド信号は、ベースバンド回路610によって提供されてもよく、フィルタ回路606cによってフィルタリングされてもよい。
いくつかの実施形態において、受信信号経路のミキサ回路606a及び送信信号経路のミキサ回路606aは、2つ以上のミキサを含むことができ、直交ダウンコンバージョン及びアップコンバージョンのためにそれぞれ配置される。いくつかの実施形態において、受信信号経路のミキサ回路606a及び送信信号経路のミキサ回路606aは、2つ以上のミキサを含むことができ、画像排除(例えば、ハートレー(Hartley)画像排除)のために配置される。いくつかの実施形態において、受信信号経路のミキサ回路606a及び送信信号経路のミキサ回路606aは、それぞれ直接ダウンコンバージョン及び直接アップコンバージョンのために構成されている。いくつかの実施形態において、受信信号経路のミキサ回路606a及び送信信号経路のミキサ回路606aは、スーパーヘテロダイン動作のために構成されている。
いくつかの実施形態において、出力ベースバンド信号及び入力ベースバンド信号はアナログベースバンド信号であるが、実施形態の範囲はこの点で限定されない。いくつかの代替実施形態において、出力ベースバンド信号及び入力ベースバンド信号は、デジタルベースバンド信号である。それらの代替実施形態において、RF回路606は、アナログデジタル変換器(ADC)及びデジタルアナログ変換器(DAC)回路を含むことができ、ベースバンド回路610は、RF回路606と通信するためのデジタルベースバンドインタフェースを含むことができる。
いくつかのデュアルモード実施形態において、各スペクトルの信号を処理するために別個の無線IC回路が提供されるが、実施形態の範囲はこの点で限定されない。
いくつかの実施形態において、合成器回路606dは、フラクショナルN合成器であるし、又はフラクショナルN/N+1合成器であるが、他のタイプの周波数合成器が好適であるので、本実施形態の範囲はこの点で限定されない。例えば、合成器回路606dは、デルタ-シグマ合成器、周波数乗算器、又は周波数分割器を有する位相ロックループを備えた合成器である。
合成器回路606dは、周波数入力及び分割器制御入力に基づき、RF回路606のミキサ回路606aによって使用される出力周波数を合成するように構成されている。いくつかの実施形態において、合成器回路606dは、フラクショナルN/N+1合成器である。
いくつかの実施形態において、周波数入力は、電圧制御型発振器(VCO)によって提供されるが、それは必須ではない。分割器制御入力は、所望の出力周波数に応じてベースバンド回路610又はアプリケーション回路405/505のいずれかによって提供される。いくつかの実施形態において、分割器制御入力(例えば、N)は、アプリケーション回路405/505によって示されるチャネルに基づいてルックアップテーブルから判定される。
RF回路606の合成器回路606dは、分割器、遅延ロックループ(DLL)、マルチプレクサ、及び位相アキュムレータを含むことができる。いくつかの実施形態において、分割器は、デュアルモジュラス分割器(DMD)であり、位相アキュムレータは、デジタル位相アキュムレータ(DPA)である。いくつかの実施形態において、DMDは、入力信号を(例えば、実行に基づいて)N又はN+1のいずれかに分割し、フラクショナル分割比を提供するように構成されている。いくつかの例示的な実施形態において、DLLは、カスケード式同調可能な遅延要素、位相検出器、チャージポンプ、及びD型フリップフロップのセットを含むことができる。それらの実施形態において、遅延要素は、VCO周期を、Ndの等しい位相のパケットに分割するように構成することができ、ここでNdは遅延線内の遅延要素の数である。このように、DLLは、遅延線を通した合計遅延が1つのVCOサイクルであることを保証することに寄与すべく、負のフィードバックを提供する。
いくつかの実施形態において、合成器回路606dは、出力周波数としてキャリア周波数を生成するように構成されており、他の実施形態において、出力周波数は、キャリア周波数の倍数(例えば、キャリア周波数の2倍、キャリア周波数の4倍)であり、直交発生器及び分割器回路と併せて使用し、互いに対して複数の異なる位相を有するキャリア周波数で複数の信号を生成することができる。いくつかの実施形態において、出力周波数はLO周波数(fLO)である。いくつかの実施形態において、RF回路606は、IQ/極性変換器を含むことができる。
FEM回路608は、アンテナアレイ611から受信したRF信号上で動作し、受信信号を増幅し、更に処理するために受信信号の増幅バージョンをRF回路606に提供するように構成された回路を備えた受信信号経路を含むことができる。FEM回路608はまた、アンテナアレイ611の1つ以上のアンテナ要素によって送信されるためにRF回路606によって提供され、送信のための信号を増幅するように構成された回路を備えた送信信号経路を含むことができる。様々な実施形態において、送信又は受信信号経路を通じた増幅は、RF回路606のみにおいて、FEM回路608のみにおいて、又はRF回路606及びFEM回路608の両方において行われる。
いくつかの実施形態において、FEM回路608は、送信モードと受信モード動作との間で切り替えるためのTX/RXスイッチを含むことができる。FEM回路608は、受信信号経路及び送信信号経路を含むことができる。FEM回路608の受信信号経路は、受信されたRF信号を増幅し、増幅された受信RF信号を出力として(例えば、RF回路606に)提供するためのLNAを含むことができる。FEM回路608の送信信号経路は、(例えば、RF回路606によって提供される)入力RF信号を増幅するための電力増幅器(PA)と、アンテナアレイ611のうちの1つ以上のアンテナ要素による後続する送信のためにRF信号を生成するための1つ以上のフィルタとを含むことができる。
アンテナアレイ611は、各々が電気信号を電波に変換して空気中を移動し、受信した電波を電気信号に変換するように構成された1つ以上のアンテナ要素を含む。例えば、ベースバンド回路610によって提供されるデジタルベースバンド信号は、1つ以上のアンテナ要素(図示せず)を含むアンテナアレイ611のアンテナ要素を介して増幅され送信されるアナログRF信号(例えば、変調波形)に変換される。アンテナ要素は、無指向性、指向性、又はそれらの組み合わせである。アンテナ要素は、本明細書で知られている及び/又は説明されているように、多数の配置で形成される。アンテナアレイ611は、1つ以上のプリント回路基板の表面上に作製されるマイクロストリップアンテナ又はプリントアンテナを含むことができる。アンテナアレイ611は、様々な形状の金属箔(例えば、パッチアンテナ)のパッチとして形成され、金属送信線などを使用してRF回路606及び/又はFEM回路608に接続される。
アプリケーション回路405/505のプロセッサ及びベースバンド回路610のプロセッサを使用し、プロトコルスタックの1つ以上のインスタンスの要素を実行することができる。例えば、ベースバンド回路610のプロセッサを単独で又は組み合わせて使用することができ、層3、層2、又は層1の機能を実行することができる一方で、アプリケーション回路405/505のプロセッサは、それらの層から受信したデータ(例えば、パケットデータ)を利用し、更に、層4の機能(例えば、TCP及びUDP層)を実行することができる。本明細書で言及するように、層3は、以下に更に詳細に説明されるRRC層を含むことができる。本明細書で言及するように、層2は、以下に更に詳細に説明されるMAC層、RLC層及びPDCP層を含むことができる。本明細書で言及するように、層1は、以下に更に詳細に説明されるUE/RANノードのPHY層を含むことができる。
図7は、様々な実施形態による無線通信デバイスにおいて実施される様々なプロトコル機能を示す。特に、図7は、様々なプロトコル層/エンティティ間の相互接続を示す配置700を含む。図7の以下の説明は、5G/NRシステム標準及びLTEシステム標準と連携して動作する様々なプロトコル層/エンティティについて提供されるが、図7の態様の一部又は全ては、他の無線通信ネットワークシステムにも適用可能である。
配置700のプロトコル層は、図示されない他の上位層機能に加えて、PHY710、MAC720、RLC730、PDCP740、SDAP747、RRC755、及びNAS層757のうちの1つ以上を含むことができる。プロトコル層は、2つ以上のプロトコル層の間の通信を提供することができる1つ以上のサービスアクセスポイント(例えば、図7の項目759、756、750、749、745、735、725及び715)を含むことができる。
PHY710は、1つ以上の他の通信デバイスとの間で受信又は送信される物理層信号705を送受信することができる。物理層信号705は、本明細書で説明したような1つ以上の物理チャネルを含むことができる。PHY710は、リンク適応又は適応変調及び符号化(AMC)、電力制御、(例えば、初期同期及びハンドオーバー目的のための)セル検索、並びに、RRC755などの上位層によって使用される他の測定を更に実行することができる。PHY710は、また、トランスポートチャネル上のエラー検出、トランスポートチャネルの前方エラー訂正(FEC)符号化/復号、物理チャネルの変調/復調、インターリーブ、レートマッチング、物理チャネルへのマッピング、及びMIMOアンテナ処理を更に実行することができる。実施形態において、PHY710のインスタンスは、1つ以上のPHY-SAP715を介してMAC720のインスタンスからの要求を処理し、インスタンスに指示を提供することができる。いくつかの実施形態によれば、PHY-SAP715を介して通信する要求及び指示は、1つ以上のトランスポートチャネルを含むことができる。
MAC720のインスタンスは、1つ以上のMAC-SAP725を介してRLC730のインスタンスからの要求を処理し、インスタンスに指示を提供することができる。MAC-SAP725を介して通信するそれらの要求及び指示は、1つ以上の論理チャネルを含むことができる。MAC720は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピング、トランスポートチャネルを介してPHY710に配信されるTB上への1つ以上の論理チャネルからのMAC SDUの多重化、トランスポートチャネルを介してPHY710に配信されるTBから1つ以上の論理チャネルへのMAC SDUの逆多重化、TB上へのMAC SDUの多重化、スケジューリング情報報告、HARQによるエラー訂正、及び論理チャネル優先順位付けを実行することができる。
RLC730のインスタンスは、1つ以上の無線リンク制御サービスアクセスポイント(RLC-SAP)735を介してPDCP740のインスタンスからの要求を処理し、インスタンスに指示を提供することができる。RLC-SAP735を介して通信するそれらの要求及び指示は、1つ以上のRLCチャネルを含むことができる。RLC730は、透過モード(TM)、非肯定応答モード(UM)、及び肯定応答モード(AM)を含む複数の動作モードで動作することができる。RLC730は、上位層プロトコルデータユニット(PDU)の転送、AMデータ転送のための自動再送要求(ARQ)によるエラー訂正、並びに、UM及びAMデータ転送のためのRLC SDUの連結、分割、及び再組み立てを実行することができる。RLC730はまた、AMデータ転送のためのRLCデータPDUの再分割を実行し、UM及びAMデータ転送のためのRLCデータPDUを並べ替え、UM及びAMデータ転送のための複製データを検出し、UM及びAMデータ転送のためのRLC SDUを破棄し、AMデータ転送のためのプロトコルエラーを検出し、RLC再確立を実行することができる。
PDCP740のインスタンスは、RRC755のインスタンス及び/又はSDAP747のインスタンスへの要求を処理し、指示を、1つ以上のパケットデータ・コンバージェンス・プロトコル・サービス・アクセスポイント(PDCP-SAP)745を介して提供することができる。PDCP-SAP745を介して通信するそれらの要求及び指示は、1つ以上の無線ベアラを含む。PDCP740は、IPデータのヘッダ圧縮及び解凍を実行し、PDCPシーケンス番号(SN)を維持し、下位層の再確立における上位層PDUのインシーケンス配信を実行し、RLC AM上にマッピングされた無線ベアラのための下位層の再確立における下位層SDUの複製を除去し、制御プレーンデータを暗号化及び解読し、制御プレーンデータの完全性保護及び完全性検証を実行し、データのタイマベースの破棄を制御し、セキュリティ動作(例えば、暗号化、解読、完全性保護、完全性検証など)を実行することができる。
SDAP747のインスタンスは、1つ以上のSDAP-SAP749を介して1つ以上の上位層プロトコルエンティティからの要求を処理し、指示を提供することができる。SDAP-SAP749を介して通信するそれらの要求及び指示は、1つ以上のQoSフローを含むことができる。SDAP747は、QoSフローをDRBにマッピングすることができ、その逆も可能であり、DLパケット及びULパケット内のQFIをマークすることもできる。単一のSDAPエンティティ747は、個々のPDUセッションのために構成されている。UL方向において、NG-RAN110は、反射マッピング又は明示的なマッピングの2つの異なる方法でDRBへのQoSフローのマッピングを制御することができる。反射マッピングのために、UE101のSDAP747は、各DRBに対するDLパケットのQFIを監視し、UL方向に流れるパケットに対して同じマッピングを適用することができる。DRBに関しては、UE301のSDAP747は、QoSフローID及びそのDRBに関するDLパケット内で観測されたPDUセッションに対応するQoSフローに属するULパケットをマッピングすることができる。反射マッピングを可能にするために、NG-RAN310は、Uuインタフェース上のDLパケットをQoSフローIDでマークすることができる。明示的なマッピングは、RRC755が明示的なQoSフローを用いてSDAP747をDRBへのマッピングルールに構成することを含み、マッピングルールは、記憶され、SDAP747の後に続く場合がある。実施形態において、SDAP747は、NR実装でのみ使用され、LTE実装では使用されない。
RRC755は、1つ以上の管理サービスアクセスポイント(M-SAP)を介し、PHY710、MAC720、RLC730、PDCP740、及びSDAP747の1つ以上のインスタンスを含む1つ以上のプロトコル層の態様を構成する。実施形態において、RRC755のインスタンスは、1つ以上のRRC-SAP756を介して、1つ以上のNASエンティティ757からの要求を処理し、エンティティに指示を提供することができる。RRC755のメインサービス及び機能は、システム情報(例えば、MIB又はNASに関連するSIBに含まれる)のブロードキャスト、アクセス層(AS)に関するシステム情報のブロードキャスト、UE101及びRAN110との間のRRC接続のページング、確立、維持、及び解放(例えば、RRC接続ページング、RRC接続確立、RRC接続変更、RRC接続解放)、ポイントツーポイント無線ベアラの確立、構成、維持、及び解放、鍵管理を備えたセキュリティ機能、無線アクセス技術(RAT)間モビリティ、並びにUE測定報告のための測定構成を含むことができる。MIB及びSIBは、それぞれ個々のデータフィールド又はデータ構造を含むことができる1つ以上のIEを含んでもよい。
NAS757は、UE101とAMF321との間の制御プレーンの最上位層を形成することができる。NAS757は、LTEシステムにおけるUE101とP-GWとの間のIP接続を確立し、維持するために、UE101のモビリティ及びセッション管理手順をサポートすることができる。
様々な実施形態によれば、配置700の1つ以上のプロトコルエンティティは、上述デバイス間の制御プレーン又はユーザプレーン通信プロトコルスタックに使用される、UE101、RANノード111、NR実装のAMF321又はLTE実装のMME221、NR実装のUPF302又はLTE実装のS-GW222及びP-GW223などで実装される。そのような実施形態において、UE101、gNB111、AMF321などのうちの1つ以上に実装される1つ以上のプロトコルエンティティは、そのような通信を実行するために、それぞれの下位層プロトコルエンティティのサービスを使用して他のデバイス内又は上に実装されるそれぞれのピアプロトコルエンティティと通信することができる。いくつかの実施形態において、gNB111のgNB-CUは、1つ以上のgNB-DUの動作を制御するgNBのRRC755、SDAP747、及びPDCP740をホストすることができ、gNB111のgNB-DUはそれぞれ、gNB111のRLC730、MAC720、及びPHY710をホストすることができる。
第1例において、制御プレーンプロトコルスタックは、最上位層から最下位層の順に、NAS757、RRC755、PDCP740、RLC730、MAC720、及びPHY710を含むことができる。この例において、上位層760は、IP層761、SCTP762、及びアプリケーション層シグナリングプロトコル(AP)763を含むNAS757の上に構築することができる。
NR実装形態において、AP763は、NG-RANノード111とAMF321との間に定義されるNGインタフェース113に対するNGアプリケーションプロトコル層(NGAP又はNG-AP)763であり、又はAP763は、2つ以上のRANノード111の間に定義されるXnインタフェース112に対するXnアプリケーションプロトコル層(XnAP又はXn-AP)763である。
NG-AP763は、NGインタフェース113の機能をサポートでき、基本手順(EP)を含むことができる。NG-AP EPは、NG-RANノード111とAMF321との間の相互作用のユニットとすることができる。NG-AP763サービスは、UE関連サービス(例えば、UE101に関連するサービス)及び非UE関連サービス(例えば、NG-RANノード111とAMF321との間のNGインタフェースインスタンス全体に関連するサービス)の2つのグループを含むことができる。それらのサービスは、特定のページングエリアに含まれるNG-RANノード111にページング要求を送信するためのページング機能、AMF321がAMF321及びNG-RANノード111内のUEコンテキストを確立、修正、及び/又は解放することを可能にするためのUEコンテキスト管理機能、システム内HOがNG-RAN内のモビリティをサポートし、システム間HOがEPSシステムからの/EPSシステムへのモビリティをサポートするための、ECM接続モードにあるUE101のモビリティ機能、UE101とAMF321との間でNASメッセージを伝送又は再ルーティングするためのNASシグナリング伝送機能、AMF321とUE101との間の関連性を判定するためのNASノード選択機能、NGインタフェースを設定し、NGインタフェースを介してエラーを監視するためのNGインタフェース管理機能、NGインタフェースを介して警告メッセージを転送し、又は警告メッセージの進行中のブロードキャストをキャンセルする手段を提供するための警告メッセージ送信機能、CN120を介して2つのRANノード111間でRAN構成情報(例えば、SON情報、性能測定(PM)データなど)を要求及び転送する構成転送機能、及び/又は他の同様のものを含むが、それらに限定されない。
XnAP763は、Xnインタフェース112の機能をサポートすることができ、XnAP基本モビリティ手順及びXnAPグローバル手順を含むことができる。XnAP基本モビリティ手順は、ハンドオーバー準備及びキャンセル手順、SNステータス転送手順、UEコンテキスト検索及びUEコンテキスト解放手順、RANページング手順、デュアルコネクティビティ関連手順など、NG RAN111(又はE-UTRAN210)内でUEモビリティを処理するために使用される手順を含むことができる。XnAPグローバル手順は、Xnインタフェースセットアップ手順及びリセット手順、NG-RAN更新手順、セル活性化手順など、特定のUE101に関連しない手順を含むことができる。
LTE実施態様において、AP763は、E-UTRANノード111とMMEとの間に定義されたS1インタフェース113のためのS1アプリケーションプロトコル層(S1-AP)763であってもよいし、AP763は、2つ以上のE-UTRANノード111の間に定義されたX2インタフェース112のためのX2アプリケーションプロトコル層(X2AP又はX2-AP)763であってもよい。
S1アプリケーションプロトコル層(S1-AP)763は、S1インタフェースの機能をサポートすることができ、前述NG-APと同様に、S1-APは、S1-APEPを含むことができる。S1-AP EPは、E-UTRANノード111とLTE CN120内のMME221との間の相互作用のユニットとすることができる。S1-AP763サービスは、2つのグループ、UE関連サービス及び非UE関連サービスを含むことができる。それらのサービスが実行する機能は、E-UTRAN無線アクセスベアラ(E-RAB)管理、UE能力指示、モビリティ、NASシグナリング伝送、RAN情報管理(RIM)、及び構成転送を含むが、それらに限定されない。
X2AP763は、X2インタフェース112の機能をサポートすることができ、X2AP基本モビリティ手順及びX2APグローバル手順を含むことができる。X2AP基本モビリティ手順は、ハンドオーバー準備及びキャンセル手順、SNステータス転送手順、UEコンテキスト取得及びUEコンテキスト解放手順、RANページング手順、デュアルコネクティビティ関連手順など、E-UTRAN120内でUEモビリティを処理するために使用される手順を含み得る。X2APグローバル手順は、X2インタフェースセットアップ及びリセット手順、負荷指示手順、エラー指示手順、セルアクティブ化手順など、特定のUE101に関連しない手順を含むことができる。
SCTP層(或いはSCTP/IP層と呼ばれる)762は、アプリケーション層メッセージ(例えば、NR実装におけるNGAP若しくはXnAPメッセージ、又はLTE実装におけるS1-AP若しくはX2APメッセージ)の保証配信を提供することができる。SCTP762は、IP761によってサポートされるIPプロトコルに部分的に基づき、RANノード111とAMF321/MME221との間のシグナリングメッセージの信頼性の高い配信を保証することができる。インターネットプロトコル層(IP)761は、パケットアドレス指定及びルーティング機能を実行するために使用される。いくつかの実装形態において、IP層761は、PDUを配信及び伝達するためにポイントツーポイント送信を使用することができる。これに関して、RANノード111は、情報を交換するためにMME/AMFとのL2及びL1層通信リンク(例えば、有線又は無線)を含むことができる。
第2例において、ユーザプレーンプロトコルスタックは、最上位層から最下位層の順に、SDAP747、PDCP740、RLC730、MAC720、及びPHY710を含むことができる。ユーザプレーンプロトコルスタックは、LTE実装形態において、UE101、RANノード111及びUPF302の間の通信のために使用されてもよく、又はLTE実装形態において、S-GW222とP-GW223との間の通信のために使用されてもよい。この例において、上位層751は、SDAP747の上に構築され、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)及びIPセキュリティ層(UDP/IP)752、ユーザプレーン層(GTP-U)のための汎用パケット無線サービス(GPRS)トンネリングプロトコル753、及びユーザプレーンPDU層(UP PDU)763を含むことができる。
トランスポートネットワーク層754(「トランスポート層」とも呼ばれる)はIPトランスポート上に構築され、UDP/IP層752(UDP層及びIP層を含む)の上にGTP-U753を使用し、ユーザプレーンPDU(UP-PDU)を転送することができる。IP層(「インターネット層」とも呼ばれる)は、パケットアドレス指定及びルーティング機能を実行するために使用される。IP層は、例えば、IPv4、IPv6、又はPPPフォーマットのうちのいずれかにおいて、IPアドレスをユーザデータパケットに割り当てることができる。
GTP-U753は、GPRSコアネットワーク内及び無線アクセスネットワークとコアネットワークとの間にユーザデータを伝送ために使用される。伝送されたユーザデータは、例えば、IPv4、IPv6、又はPPPフォーマットのうちのいずれかのパケットである。UDP/IP752は、データ完全性のチェックサム、ソース及び宛先で異なる機能に対処するためのポート番号、並びに選択されたデータフロー上の暗号化及び認証を提供することができる。RANノード111及びS-GW222は、L1層(例えば、PHY710)、L2層(例えば、MAC720、RLC730、PDCP740、及び/又はSDAP747)、UDP/IP層752、及びGTP-U753を含むプロトコルスタックを介してユーザプレーンデータを交換するためにS1-Uインタフェースを利用することができる。S-GW222及びP-GW223は、S5/S8aインタフェースを利用し、L1層、L2層、UDP層/IP層752、及びGTP-U753を含むプロトコルスタックを介してユーザプレーンデータを交換することができる。前述のように、NASプロトコルは、UE101とP-GW223との間のIP接続を確立及び維持するために、UE101のモビリティ及びセッション管理手順をサポートすることができる。
更に、図7には示されないが、AP763及び/又はトランスポートネットワーク層754の上にアプリケーション層が存在する。アプリケーション層は、UE101、RANノード111、又は他のネットワーク要素のユーザが、例えば、それぞれアプリケーション回路405又はアプリケーション回路505によって実行されるソフトウェアアプリケーションと相互作用する層である。アプリケーション層はまた、ソフトウェアアプリケーションがベースバンド回路610などのUE101又はRANノード111の通信システムと相互作用するための1つ以上のインタフェースを提供することができる。いくつかの実装形態において、IP層及び/又はアプリケーション層は、開放型システム間相互接続 (OSI)モデル(例えば、OSI層7-アプリケーション層、OSI層6-プレゼンテーション層、及びOSI層5-セッション層)の層5~7又はその一部と同じ又は同様の機能を提供することができる。
図8は、様々な実施形態によるコアネットワークの構成要素を示す。CN220の構成要素は、機械可読媒体又はコンピュータ可読媒体(例えば、非一時的機械可読記憶媒体)から命令を読み取って実行するための構成要素を含む単一の物理ノード又は別個の物理ノードに実装される。実施形態において、CN320の構成要素は、CN220の構成要素に関して本明細書で説明したのと同じ又は同様の方法で実装される。いくつかの実施形態において、NFVを利用し、1つ以上のコンピュータ可読記憶媒体(以下で更に詳細に説明する)に記憶された実行可能命令を介して、上述のネットワークノード機能のいずれか又は全てを仮想化する。CN220の論理インスタンス化は、ネットワークスライス801と呼ばれることがあり、CN220の個々の論理インスタンス化は、特定のネットワーク能力及びネットワーク特性を提供することができる。CN220の一部分の論理インスタンス化は、ネットワークサブスライス802と呼ぶことができる(例えば、ネットワークサブスライス802は、P-GW223及びPCRF226を含むように示される)。
本明細書で使用される場合、用語「インスタンス」、「インスタンス化」などは、インスタンスの作成を指すことができ、「インスタンス」は、例えば、プログラムコードの実行中に発生するオブジェクトの具体的な発生を指すことができる。ネットワークインスタンスは、異なるIPドメイン又は重複するIPアドレスの場合にトラフィック検出及びルーティングに使用されるドメインを識別する情報を指すことができる。ネットワークスライスインスタンスは、ネットワークスライスを配備するために必要とされるネットワーク機能(NF)インスタンス及びリソース(例えば、計算、記憶、及びネットワークリソース)のセットを指すことができる。
5Gシステム(例えば、図3を参照)に関し、ネットワークスライスは常にRAN部分とCN部分とを含む。ネットワークスライシングのサポートは、異なるスライスに対するトラフィックが異なるPDUセッションによって扱われるという原理に依存する。ネットワークは、スケジューリングにより、また異なるL1/L2構成を提供することにより、異なるネットワークスライスを実現することができる。UE301は、NASによって提供される場合、適切なRRCメッセージにおけるネットワークスライス選択のための支援情報を提供する。ネットワークは多数のスライスをサポートすることができるが、UEは8スライスを同時にサポートする必要はない。
ネットワークスライスは、CN320制御プレーン及びユーザプレーンNF、サービングPLMN内のNG-RAN310、及びサービングPLMN内のN3IWF機能を含むことができる。個々のネットワークスライスは、異なるS-NSSAIを有し、及び/又は異なるSSTを有することができる。NSSAIは、1つ以上のS-NSSAIを含み、各ネットワークスライスは、S-NSSAIによって一意に識別される。ネットワークスライスは、サポートされる機能及びネットワーク機能の最適化について異なり、及び/又は複数のネットワークスライスインスタンスは、UE301の異なるグループ(例えば、企業ユーザ)について同じサービス/機能を配信することができる。例えば、個々のネットワークスライスは、異なるコミットされたサービスを配信してもよく、及び/又は特定の顧客又は企業専用であってもよい。この例において、各ネットワークスライスは、同じSSTで異なるスライス微分子を有する異なるNSSAIを有することができる。更に、単一のUEは、5G ANを介して同時に1つ以上のネットワークスライスインスタンスでサービスされ、8つの異なるS-NSSAIに関連付けられる。更に、個々のUE301にサービス提供するAMF321インスタンスは、そのUEにサービス提供するネットワークスライスインスタンスのそれぞれに属する。
NG-RAN310内のネットワークスライシングは、RANスライス認識を含む。RANスライス認識は、事前構成された異なるネットワークスライスに関するトラフィックの微分された処理を含む。NG-RAN310におけるスライス認識は、PDUセッションリソース情報を含む全てのシグナリングにおいて、PDUセッションに対応するS-NSSAIを指示することによってPDUセッションレベルで導入される。NG-RAN310が、NG-RAN機能(例えば、各スライスを含むネットワーク機能のセット)の観点からスライス有効化をサポートする方法は、実施形態に依存する。NG-RAN310は、UE301又は5GC320によって提供される補助情報を使用してネットワークスライスのRAN部分を選択し、これは、PLMN内の事前構成されたネットワークスライスのうちの1つ以上を曖昧さなく識別する。NG-RAN310はまた、SLAに従ってスライス間のリソース管理及びポリシー施行をサポートする。単一のNG-RANノードは、複数のスライスをサポートすることができ、NG-RAN 310はまた、サポートされる各スライスに適所にあるSLAのための適切なRRMポリシーを適用することができる。NG-RAN310はまた、スライス内でQoSの微分をサポートすることができる。
NG-RAN310はまた、利用可能な場合、初期アタッチ中にAMF321を選択するためのUE支援情報を使用することができる。NG-RAN310は、初期NASをAMF321にルーティングするために支援情報を使用する。NG-RAN310が支援情報を使用してAMF321を選択できない場合、又はUE301がそのような情報を全く提供しない場合、NG-RAN310は、AMF321のプールの中にあるデフォルトAMF321にNASシグナリングを送信する。後続のアクセスのために、UE301は、5GC320によってUE301に割り当てられた一時的IDを提供し、一時的IDが有効である限り、NG-RAN310がNASメッセージを適切なAMF321にルーティングすることを可能にする。NG-RAN310は、一時的IDに関連付けられたAMF321を認識し、それに到達することができる。そうでなければ、初期アタッチのための方法が適用される。
NG-RAN310は、スライス間のリソース分離をサポートする。NG-RAN310リソース分離は、RRMポリシー及び保護機構によって達成され、これは、1つのスライスが他のスライスのためのサービスレベル合意を破る場合に共有リソースの不足を回避する必要がある。いくつかの実装形態において、NG-RAN310リソースを特定のスライスに完全に専用にすることが可能である。NG-RAN310がリソース分離をサポートする方法は、実施形態に依存する。
いくつかのスライスは、ネットワークの一部でのみ利用可能である。その隣接セルのセル内でサポートされるスライスのNG-RAN310の認識は、接続モードでの周波数間モビリティに有益である。スライス可用性は、UEの登録エリア内で変化しないようにできる。NG-RAN310及び5GC320は、所与の領域で利用可能であってもなくてもよいスライスのサービス要求を処理する役割を果たす。スライスへのアクセスの承認又は拒否は、スライスのサポート、リソースの可用性、NG-RAN310による要求されたサービスのサポートなどの要因に依存する。
UE301は、複数のネットワークスライスと同時に関連付けられる。UE301が複数のスライスに同時に関連付けられる場合、1つのシグナリング接続のみが維持され、周波数内セル再選択のために、UE301は最良のセルにキャンプするように試みる。周波数間セル再選択に対して、UE301がキャンプした周波数を制御するために、専用の優先度を使用することができる。5GC320は、UE301がネットワークスライスにアクセスする権利を有することを検証することになる。初期コンテキスト設定要求メッセージを受信する前に、NG-RAN310は、UE301がアクセスを要求する特定のスライスの認識に基づき、いくつかの暫定/ローカルポリシーを適用することを許可される。初期コンテキスト設定中、NG-RAN310は、リソースが要求されるスライスについて通知される。
NFVアーキテクチャ及びインフラストラクチャは、1つ以上のNFを仮想化するために使用され、代替的に専有ハードウェアによって実行され、業界標準のサーバハードウェア、記憶ハードウェア、又はスイッチの組み合わせを含む物理リソース上に仮想化される。言い換えれば、NFVシステムを使用し、1つ以上のEPC構成要素/機能の仮想又は再構成可能な実装を実行することができる。
図9は、いくつかの例示的な実施形態によるNFVをサポートするシステム900の構成要素を示すブロック図である。システム900は、VIM902、NFVI904、VNFM906、VNF908、EM910、NFVO912、及びNM914を含むものとして示される。
VIM902は、NFVI904のリソースを管理する。NFVI904は、システム900を実行するために使用される物理リソース又は仮想リソース及びアプリケーション(ハイパーバイザを含む)を含むことができる。VIM902は、NFVI904による仮想リソースのライフサイクル(例えば、1つ以上の物理リソースに関連付けられたVMの生成、維持、及び解体)を管理し、VMインスタンスを追跡し、VMインスタンス及び関連する物理リソースの性能、障害、及びセキュリティを追跡し、VMインスタンス及び関連する物理リソースを他の管理システムに公開することができる。
VNFM906は、VNF908を管理することができる。VNF908を使用し、EPC構成要素/機能を実行することができる。VNFM906は、VNF908のライフサイクルを管理し、VNF908の仮想態様の性能、障害、及びセキュリティを追跡することができる。EM910は、VNF908の機能的態様の性能、障害、及びセキュリティを追跡することができる。VNFM906及びEM910からの追跡データは、例えば、VIM902又はNFVI904によって使用される性能測定PMデータを含むことができる。VNFM906及びEM910の両方は、システム900のVNFの量をスケールアップ/ダウンすることができる。
NFVO912は、要求されたサービスを提供するために(例えば、EPC機能、構成要素、又はスライスを実行するために)、NFVI904のリソースを調整、認可、解放、及び予約することができる。NM914は、ネットワークの管理の責任を有するエンドユーザ機能のパッケージを提供することができ、これは、VNF、非仮想化ネットワーク機能、又はその両方を有するネットワーク要素を含むことができる(VNFの管理は、EM910を介して行われる)。
図10は、いくつかの例示的な実施形態による機械可読媒体又はコンピュータ可読媒体(例えば、非一時的機械可読記憶媒体)から命令を読み取り、本明細書で論じる方法論のうちのいずれか1つ以上を実行することができる構成要素を示すブロック図である。具体的には、図10は、1つ以上のプロセッサ(又はプロセッサコア)1010、1つ以上のメモリ/記憶装置1020、及び1つ以上の通信リソース1030を含むハードウェアリソース1000の図式表現を示し、それらの各々は、バス1040を介して通信可能に接続される。ノード仮想化(例えば、NFV)が利用される実施形態において、ハイパーバイザ1002が、ハードウェアリソース1000を利用するための1つ以上のネットワークスライス/サブスライスの実行環境を提供するために実行される。
プロセッサ1010は、例えば、プロセッサ1012及びプロセッサ1014を含むことができる。プロセッサ1010は、例えば、中央処理装置(CPU)、縮小命令セットコンピューティング(RISC)プロセッサ、複合命令セットコンピューティング(CISC)プロセッサ、グラフィック処理ユニット(GPU)、DSP、例えばベースバンドプロセッサ、ASIC、FPGA、高周波集積回路(RFIC)、(本明細書で論じたものを含む)他のプロセッサ、又はそれらの任意の好適な組み合わせである。
メモリ/記憶装置1020は、メインメモリ、ディスク記憶装置、又はそれらの任意の好適な組み合わせを含むことができる。メモリ/記憶装置1020は、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ、固体記憶装置などの任意のタイプの揮発性又は不揮発性メモリを含むが、それらに限定されない。
通信リソース1030は、ネットワーク1008を介して1つ以上の周辺機器1004又は1つ以上のデータベース1006と通信するための、相互接続又はネットワークインタフェース構成要素又は他のデバイスを含むことができる。例えば、通信リソース1030は、(例えば、USBを介した接続のための)有線通信構成要素、セルラ通信構成要素、NFC構成要素、Bluetooth(登録商標)(又は、Bluetooth(登録商標)Low Energy)構成要素、Wi-Fi(登録商標)構成要素、及び他の通信構成要素を含むことができる。
命令1050は、プロセッサ1010の少なくともいずれかに、本明細書で論じる方法論のうちの任意の1つ以上を実行させるための、ソフトウェア、プログラム、アプリケーション、アプレット、アプリ、又は他の実行可能コードを含むことができる。命令1050は、完全に又は部分的に、プロセッサ1010(例えば、プロセッサのキャッシュメモリ内に)、メモリ/記憶装置1020、又はそれらの任意の好適な組み合わせのうちの少なくとも1つの中に存在する。更に、命令1050の任意の部分は、周辺機器1004又はデータベース1006の任意の組み合わせからハードウェアリソース1000に転送される。したがって、プロセッサ1010のメモリ、メモリ/記憶装置1020、周辺機器1004、及びデータベース1006は、コンピュータ可読媒体及び機械可読媒体の例である。
1つ以上の実施形態については、前述の図のうちの1つ以上に記載される構成要素のうちの少なくとも1つは、以下の例示的なセクションに記載されるような1つ以上の動作、技術、プロセス、及び/又は方法を実行するように構成されている。例えば、前述の図のうちの1つ以上に関連した上述ベースバンド回路は、以下に記載される例のうちの1つ以上に従って動作するように構成されている。他の例として、前述の図のうちの1つ以上に関連した上述UE、基地局、ネットワーク要素などに関連付けられた回路は、例示的なセクションにおいて以下に記載される例のうちの1つ以上に従って動作するように構成されている。
図12は、いくつかの実施形態による判定された同期信号ブロック(SSB)周期性を使用するセル再選択のフローチャート1200を示す。いくつかの実施形態において、ユーザ機器(UE)101、201、301、プラットフォーム500、C-UE 1140、及び/又は他の計算デバイスは、フローチャート1200を実行することができる。前述説明は、UEとIABノードとの間の相互作用を説明し、これはまた、本明細書で説明される他のUEデバイス及び/又はIABノードを参照することができる。いくつかの実施形態において、UEは、フローチャート1300の要素を使用し、IABノードでセル再選択を実行することができる。
ステップ1202において、UEは、第1同期信号ブロック(SSB)周期性を使用し、第1統合アクセス及びバックホール(IAB)ノードとの第1接続を確立することができる。この第1接続は、IABネットワークへのアクセスを提供し、及び/又は第1IABノードとの通信を実行することができる。
ステップ1204において、UEは、第2IABノードからSSBを受信することができる。SSBは、第2IABノードを介してバックアップ通信を提供するための通信パラメータを提供することができる。ステップ1206において、UEは、SSBを使用して無線リソース測定(RRM)を実行し、第2IABノードに対応する第2SSB周期性を判定することができる。いくつかの実施形態において、UEは、複数の他のIABノードからのものである複数のSSBを受信することができる。次に、UEはSSBを使用してRRMを実行し、それらのIABノードのSSB周期性を判定できる。UEは、各IABノードに対して判定されたSSB周期性を使用し、それらの代替IABノードのリストを生成することができる。次に、UEは、このリストを使用し、ハンドオーバーを実行することができる。いくつかの実施形態において、第2ノードは、第1IABノードの親IABノードである。UEは、高速セル再選択のためにIABノードの分散ユニット(DU)のSSB周期性を使用できる。
ステップ1208において、UEは、セル再選択プロセスを実行し、第2IABノードを候補IABノードとして識別することができる。このセル選択プロセスは、代替IABノードのリストのチェックを含むことができる。リストにデータが入力されるか、候補IABノード及び/又は候補IABノードに対応するSSB周期性が含まれる場合、UEはハンドオーバーの候補IABノードを識別できる。いくつかの実施形態において、第2IABノードは、候補IABノードである。前に説明したように、UEは、以前に第2SSB周期性を取得し、この周期性情報をステップ1208においてチェックされたリストに記憶する可能性がある。
ステップ1210において、UEは、第2SSB周期性を使用し、第2IABノードとの第2接続を確立することができる。この第2接続は、第1IABノードからのハンドオーバーである。第2IABノードに対応する以前に識別されたSSB周期性を使用し、UEは、ハンドオーバープロセスをより迅速に実行することができる。例えば、UEは第2IABノードとより迅速に同期して通信を実行する。
図13は、いくつかの実施形態による候補IABノードが利用できない場合のセル再選択のフローチャート1300を示す。いくつかの実施形態において、ユーザ機器(UE)101、201、301、プラットフォーム500、C-UE 1140、及び/又は他の計算デバイスは、フローチャート1200を実行することができる。前述説明は、UEとIABノードとの間の相互作用を説明し、これはまた、本明細書で説明される他のUEデバイス及び/又はIABノードを参照することができる。いくつかの実施形態において、UEは、フローチャート1300の要素を使用し、IABノードでセル再選択を実行することができる。
ステップ1302において、UEは、第1同期信号ブロック(SSB)周期性を使用し、第1統合アクセス及びバックホール(IAB)ノードとの第1接続を確立することができる。この第1接続は、IABネットワークへのアクセスを提供し、及び/又は第1IABノードとの通信を実行することができる。
ステップ1304において、UEは、セル再選択プロセスを実行することができる。このセル再選択プロセスは、第2IABノードを候補IABノードとして識別することができる。ステップ1306において、UEは、いくつかの候補IABノードが、候補IABノードに対応する候補SSB周期性を以前に記憶した候補IABを含むか否かを判定することができる。フローチャート1200からのステップ1206及び1208を参照して前に説明したように、UEは、無線リソース測定(RRM)プロセスを使用し、候補IABノード及び/又は候補SSB周期性値のリストを入力することができる。RRMプロセスは、候補IABノードを対応する候補SSB周期性に関連付けることができる。UEは、候補SSB周期性を以前に取得し、この周期性情報をリストに記憶することができる。
このように、UEがそのようなノードを識別し、及び/又はこのリストを生成した場合、UEは、ステップ1308において、対応する候補SSB周期性を有する候補IABノードが存在することを判定することができる。判定に応じ、UEは、ステップ1310において候補SSB周期性を使用し、候補IABノードとの第2接続を確立することができる。UEは、フローチャート1200のステップ1210と同様に、この第2接続を確立することができる。例えば、第2接続は、第1IABノードからのハンドオーバーである。候補IABノードに対応する以前に識別されたSSB周期性を使用し、UEは、ハンドオーバープロセスをより迅速に実行することができる。例えば、UEは候補IABノードとより迅速に同期して通信を実行する。
ステップ1306及び1308に戻ると、UEが候補IABノード及び/又は対応する候補SSB周期性を識別しなかった場合、UEは、第2SSB周期性を使用して第2IABノードとの第2接続を確立することができ、ここで第2SSB周期性は、ステップ1312の第1SSB周期性よりも小さい。この第2SSB周期性は、セル再選択プロセスのための候補IABノードの数に対応する以前に記憶された候補SSB周期性がないとUEが判定した場合に選択される。この第2SSB周期性は、候補IABノードのリストが存在しない場合に選択される。例えば、UEは、候補ノードの情報の予備的知識を有するリストを生成しない。しかし、UEは、第2SSB周期性を使用して再選択プロセスを実行できる。
いくつかの実施形態において、第1SSB周期性は、160ミリ秒である。この第1SSB周期性は、初期アクセス周期性である。UEは、最初にこの周期性を想定するようにプログラムできる。しかし、セル再選択を実行する場合、UEはこの周期性よりも小さいSSB周期性を想定できる。この第2SSB周期性により、UEが候補IABノードをまだ検出しない場合でも、ハンドオーバーをより迅速に実行できる。
実施例
実施例1は、IAB MTがRRMを実行し、現在の親バックホールリンクが劣化又は失敗した場合、それらの予備的知識を備えた高速ハンドオーバーのための代替親ノードのリストを保持することを含むことができる。
実施例2は、IAB MTがセル再選択手順を開始するとき、最初に代替親ノードのリスト(存在する場合)をチェックし、候補DUのSSB周期性を使用して高速セル再選択を行うことを含むことができる。
実施例3は、候補親ノードの情報に関する予備的知識がない場合、高速セル再選択のために、IAB MTは初期アクセス周期性(例えば、160ミリ秒)よりも小さいSSB周期性を想定できることを含むことができる。
実施例4は、実施例1~3のいずれかに記載の、若しくはそれらに関連する方法、又は本明細書に記載のいずれかの他の方法若しくはプロセスの1つ以上の要素を実行する手段を備えた装置を含むことができる。
実施例5は、命令を含む1つ以上の非一時的コンピュータ可読媒体であって、電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって命令が実行されると、命令は電子デバイスに、実施例1~3のいずれかに記載の、若しくはそれらに関連する方法、又は本明細書に記載のいずれかの他の方法若しくはプロセスの1つ以上の要素を実行させる1つ以上の非一時的コンピュータ可読媒体を含むことができる。
実施例6は、実施例1~3のいずれかに記載の、若しくはそれらに関連する方法、又は本明細書に記載のいずれかの他の方法若しくはプロセスの1つ以上の要素を実行するための論理、モジュール、又は回路を備えた装置を含むことができる。
実施例7は、実施例1~3のいずれかに記載の、若しくはそれらに関連する方法、技術、又はプロセス、又はそれらの一部若しくは部分を含むことができる。
実施例8は、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行されると、1つ以上のプロセッサに実施例1~3のいずれかに記載の、若しくはそれらに関連する方法、技術、又はプロセス、又はそれらの部分を実行させる命令を有する1つ以上のコンピュータ可読媒体とを備えた装置を含むことができる。
実施例9は、実施例1~3のいずれかに記載の、若しくはそれらに関連する信号、又はその一部若しくは部分を含むことができる。
実施例10は、本明細書に図示され説明されるような無線ネットワークにおける信号を含むことができる。
実施例11は、本明細書に図示して説明されるような無線ネットワーク内で通信する方法を含むことができる。
実施例12は、本明細書に図示して説明されるような無線通信を提供するためのシステムを含むことができる。
実施例13は、本明細書に図示して説明されるような無線通信を提供するためのデバイスを含むことができる。
上記実施例のいずれも、特に明記しない限り、任意の他の実施例(又は実施例の組み合わせ)と組み合わせることができる。1つ以上の実装形態の前述説明は、例示及び説明を提供するが、網羅的であることを意図するものではなく、又は、開示される正確な形態に実装形態の範囲を限定することを意図するものではない。修正及び変形は、上記教示を考慮して可能であるか、又は本開示と整合した実践的実施形態から得ることができる。
上記実施例のいずれも、特に明記しない限り、任意の他の実施例(又は実施例の組み合わせ)と組み合わせることができる。1つ以上の実装形態の前述説明は、例示及び説明を提供するが、網羅的であることを意図するものではなく、又は、開示される正確な形態に実装形態の範囲を限定することを意図するものではない。修正及び変形は、上記の教示を考慮して可能であるか、又は本開示と整合した実践的実施形態から得ることができる。
略語
本文書の目的のために、限定されることなく、以下の略語が、本明細書で説明された例及び実施形態に適用されるが、限定することを意味するものではない。
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
4G 第4世代
5G 第5世代
5GC 5Gコアネットワーク
ACK 確認
AF アプリケーション機能
AM 肯定応答モード
AMBR アグリゲート最大ビットレート
AMF アクセス・移動管理機能
AN アクセスネットワーク
ANR 自動近隣関係
AP アプリケーションプロトコル、アンテナポート、アクセスポイント
API アプリケーションプログラミングインタフェース
APN アクセスポイント名
ARP 割り当て及び保持優先度
ARQ 自動再送要求
AS アクセス層
ASN.1 抽象構文表記1
AUSF 認証サーバ機能
AWGN 付加白色ガウスノイズ
BCH ブロードキャストチャネル
BER ビット誤り率
BFD ビーム故障検出
BLER ブロック誤り率
BPSK 2値位相シフトキーイング
BRAS ブロードバンドリモートアクセスサーバ
BSS 業務支援システム
BS 基地局
BSR バッファ状態レポート
BW 帯域幅
BWP 帯域幅部分
C-RNTI セル無線ネットワーク一時アイデンティティ
CA キャリアアグリゲーション、認証局
CAPEX 設備投資
CBRA 競合ベースのランダムアクセス
CC コンポーネントキャリア、国コード、暗号チェックサム
CCA クリアチャネル評価
CCE 制御チャネル要素
CCCH 共通制御チャネル
CE カバレッジ拡張
CDM コンテンツ配信ネットワーク
CDMA 符号分割多元接続
CFRA コンテンションフリーランダムアクセス
CG セルグループ
CI セルアイデンティティ
CID セルID(例えば、測位方法)
CIM 共通情報モデル
CIR キャリア対干渉比
CK 暗号鍵
CM 接続管理、条件付き必須
CMAS 商用モバイル警告サービス
CMD コマンド
CMS クラウド管理システム
CN 制御ノード
CO 条件付きオプション
CoMP 協調マルチポイント
CORESET 制御リソースセット
COTS 民生品
CP 制御プレーン、サイクリックプレフィックス、接続点
CPD 接続点記述子
CPE 顧客宅内機器
CPICH 共通パイロットチャネル
CQI チャネル品質インジケータ
CPU CSI処理ユニット、中央処理ユニット
C/R コマンド/応答フィールドビット
CRAN クラウド無線アクセスネットワーク、クラウドRAN
CRB 共通リソースブロック
CRC 巡回冗長検査
CRI チャネル状態情報リソースインジケータ、CSI-RSリソースインジケータ
C-RNTI セルRNTI
CS 回路切換
CSAR クラウドサービスアーカイブ
CSI チャネル状態情報
CSI-IM CSI干渉測定値
CSI-RS CSI基準信号
CSI-RSRP CSI基準信号受信電力
CSI-RSRQ CSI基準信号受信品質
CSI SINR CSI信号対干渉及びノイズ比
CSMA キャリア検知多重アクセス
CSMA/CA キャリア検知多重アクセス/衝突回避
CSS 共通探索空間、セル固有探索空間
CTS 送信クリア
CW コードワード
CWS 競合ウィンドウサイズ
D2D デバイス間
DC デュアルコネクティビティ、直流
DCI ダウンリンク制御情報
DF 展開フレーバ
DL ダウンリンク
DMTF 分散管理タスクフォース
DPDK データプレーン開発キット
DM-RS、DMRS 復調基準信号
DN データネットワーク
DRB データ無線ベアラ
DRS 発見基準信号
DRX 不連続受信
DSL ドメイン固有言語デジタル加入者回線
DSLAM DSLアクセスマルチプレクサ
DwPTS ダウンリンクパイロット時間スロット
E-LAN イーサネットローカルエリアネットワーク
E2E エンドツーエンド
ECCA 拡張クリアチャネル評価、拡張CCA
ECCE 拡張制御チャネル要素、拡張CCE
ED エネルギー検出
EDGE GSM進化のための拡張データ(GSMエボリューション)
EGMF エクスポージャー管理機能
EGPRS 拡張GPRS
EIR 機器アイデンティティレジスタ
eLAA 拡張型免許アシストアクセス、拡張型LAA
EM 要素マネージャ
eMBB 拡張モバイルブロードバンド
EMS 要素管理システム
eNB 進化型ノードB、E-UTRANノードB
EN-DC E-UTRA-NRデュアルコネクティビティ
EPC 進化型パケットコア
EPDCCH エンハンストPDCCH、エンハンスト物理ダウンリンク制御チャネル
EPRE リソース要素ごとのエネルギー
EPS 進化型パケットシステム
EREG 強化REG、強化リソース要素グループ
ETSI 欧州電気通信標準化機構
ETWS 地震・津波警報システム
eUICC 埋め込みUICC、埋め込みユニバーサル集積回路カード
E-UTRA 進化型UTRA
E-UTRAN 進化型UTRAN
EV2X エンハンストV2X
F1AP F1アプリケーションプロトコル
F1-C F1制御プレーンインタフェース
F1-U F1ユーザプレーンインタフェース
FACCH 高速付随制御チャネル
FACCH/F 高速付随制御チャネル/フルレート
FACCH/H 高速付随制御チャネル/ハーフレート
FACH 順方向アクセスチャネル
FAUSCH 高速アップリンクシグナリングチャネル
FB 機能ブロック
FBI フィードバック情報
FCC 連邦通信委員会
FCCH 周波数補正チャネル
FDD 周波数分割複信
FDM 周波数分割多重化
FDMA 符号分割多元接続
FE フロントエンド
FEC 前方誤り訂正
FFS 更なる研究
FFT 高速フーリエ変換
feLAA 更なる拡張ライセンス支援アクセス、更なる拡張LAA
FN フレーム番号
FPGA フィールドプログラマブルゲートアレイ
FR 周波数範囲
G-RNTI GERAN無線ネットワーク一時アイデンティティ
GERAN GSM EDGE RAN、GSM EDGE無線アクセスネットワーク
GGSN ゲートウェイGPRSサポートノード
GLONASS GLObal’naya NAvigattionnaya Sputnikovaya Sistema(全地球航法衛星システム)
gNB 次世代ノードB
gNB-CU gNB-集中ユニット、次世代NodeB集中ユニット
gNB-DU gNB分散ユニット、次世代NodeB分散ユニット
GNSS 全球測位衛星システム
GPRS 汎用パケット無線サービス
GSM モバイル通信用グローバルシステム、グループスペシャルモバイル
GTP GPRSトンネリングプロトコル
GTP-U ユーザプレーン用GPRSトンネリングプロトコル
GTS スリープ要求信号(WUS関連)
GUMMEI グローバルに一意のMME識別子
GUTI グローバルに一意の一時UEアイデンティティ
HARQ ハイブリッドARQ、ハイブリッド自動再送要求
HANDO、HO ハンドオーバー
HFN ハイパーフレーム番号
HHO ハードハンドオーバー
HLR ホームロケーションレジスタ
HN ホームネットワーク
HO ハンドオーバー
HPLMN ホームパブリックランドモバイルネットワーク
HSDPA 高速ダウンリンクパケットアクセス
HSN ホッピングシーケンス番号
HSPA 高速パケットアクセス
HSS ホーム加入者サーバ
HSUPA 高速アップリンクパケットアクセス
HTTP ハイパーテキスト転送プロトコル
HTTPS ハイパーテキスト転送プロトコルセキュア(httpsはSSL上のhttp/1.1、すなわちポート443である)
I-Block 情報ブロック
ICCID 集積カード識別
ICIC セル間干渉調整
ID アイデンティティ、識別子
IDFT 逆離散フーリエ変換
IE 情報要素
IBE 帯域内放射
IEEE 米国電気電子学会
IEI 情報要素識別子
IEIDL 情報要素識別子データ長
IETF インターネット技術タスクフォース
IF インフラストラクチャ
IM 干渉測定、相互変調、IPマルチメディア
IMC IMSクレデンシャル
IMEII 国際モバイル機器アイデンティティ
IMGI 国際移動体グループアイデンティティ
IMPI IPマルチメディアプライベートアイデンティティ
IMPU IPマルチメディアパブリックアイデンティティ
IMS IPマルチメディアサブシステム
IMSI 国際移動電話加入者識別番号
IoT モノのインターネット
IP インターネットプロトコル
Ipsec IPセキュリティ、インターネットプロトコルセキュリティ
IP-CAN IP接続アクセスネットワーク
IP-M IPマルチキャスト
IPv4 インターネットプロトコルバージョン4
IPv6 インターネットプロトコルバージョン6
IR 赤外線
IS 同期している
IRP 積分基準点
ISDN 統合サービスデジタルネットワーク
ISIM IMサービスアイデンティティモジュール
ISO 国際標準化機構
ISP インターネットサービスプロバイダ
IWF 相互作用関数
I-WLAN 相互接続WLAN
K 畳込符号の制約長、USIM個別鍵
kB キロバイト(1000バイト)
kbps キロビット/秒
Kc 暗号鍵
Ki 個別加入者認証鍵
KPI 主要能力評価指標
KQI 主要品質インジケータ
KSI キーセット識別子
ksps キロシンボル/秒
KVM カーネル仮想マシン
L1 層1(物理層)
L1-RSRP 層1基準信号受信電力
L2 層2(データリンク層)
L3 層3(ネットワーク層)
LAA 免許支援アクセス
LAN ローカルエリアネットワーク
LBT リッスンビフォアトーク
LCM ライフサイクル管理
LCR 低チップレート
LCS 位置サービス
LCID 論理チャネルID
LI 層インジケータ
LLC 論理リンク制御、低層互換性
LPLMN ローカルPLMN
LPP LTE位置決めプロトコル
LSB 最下位ビット
LTE ロングタームエボリューション
LWA LTE-WLANアグリゲーション
LWIP IPsecトンネルとのLTE/WLAN無線レベル統合
LTE ロングタームエボリューション
M2M マシンツーマシン
MAC メディアアクセス制御(プロトコル層コンテキスト)
MAC メッセージ認証コード(セキュリティ/暗号コンテキスト)
MAC-A 認証及び鍵一致に使用されるMAC(TSG T WG3コンテキスト)
MAC-I シグナリングメッセージのデータ完全性に使用されるMAC(TSG T WG3コンテキスト)
MANO 管理及びオーケストレーション
MBMS マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス
MBSFN マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービスシングル周波数ネットワーク
MCC モバイルカントリコード
MCG マスタセルグループ
MCOT 最大チャネル占有時間
MCS 変調及び符号化スキーム
MDAF 管理データ分析機能
MDAS 管理データ分析サービス
MDT 駆動試験の最小化
ME モバイル機器
MeNB マスタeNB
MER メッセージ誤り率
MGL 測定ギャップ長
MGRP 測定ギャップ反復期間
MIB マスタ情報ブロック、管理情報ベース
MIMO 多重入力多重出力
MLC モバイルロケーションセンタ
MM モビリティ管理
MME モビリティ管理エンティティ
MN マスタノード
MO 測定オブジェクト、モバイル発信
MPBCH MTC物理報知チャネル
MPDCCH MTC物理ダウンリンク制御チャネル
MPDSCH MTC物理ダウンリンク共有チャネル
MPRACH MTC物理ランダムアクセスチャネル
MPDSCH MTC物理アップリンク共有チャネル
MPLS マルチプロトコルラベルスイッチング
MS 移動局
MSB 最上位ビット
MSC モバイル切換センタ
MSI 最小システム情報、MCHスケジューリング情報
MSID 移動局識別子
MSIN 移動局識別番号
MSISDN モバイル加入者ISDN番号
MT モバイル終端、モバイルターミネーション
MTC マシン型通信
mMTC 大規模MTC、大規模マシン型通信
MU-MIMO マルチユーザMIMO
MWUS MTCウェイクアップ信号、MTC WUS
NACK 否定応答
NAI ネットワークアクセス識別子
NAS 非アクセス層
NCT ネットワーク接続トポロジ
NEC ネットワーク能力公開
NE-DC NR-E-UTRAデュアルコネクティビティ
NEF ネットワーク公開機能
NF ネットワーク機能
NFP ネットワーク転送経路
NFPD ネットワーク転送経路記述子
NFV ネットワーク機能仮想化
NFVI NFVインフラストラクチャ
NFVO NFVオーケストレータ
NG 次世代
NGEN-DC NG-RAN E-UTRA-NRデュアルコネクティビティ
NM ネットワークマネージャ
NMS ネットワーク管理システム
N-PoP ネットワークポイントオブプレゼンス
NMIB,N-MIB 狭帯域MIB
NPBCH 狭帯域物理ブロードキャストチャネル
NPDCCH 狭帯域物理ダウンリンク制御チャネル
NPDSCH 狭帯域物理ダウンリンク共有チャネル
NPRACH 狭帯域物理ランダムアクセスチャネル
NPUSCH 狭帯域物理アップリンク共有チャネル
NPSS 狭帯域プライマリ同期信号
NSSS 狭帯域セカンダリ同期信号
NR 新無線、近隣関係
NRF NFリポジトリ機能
NRS 狭帯域基準信号
NS ネットワークサービス
NSA 非スタンドアロン動作モード
NSD ネットワークサービス記述子
NSR ネットワークサービスレコード
NSSAI ネットワークスライス選択支援情報
S-NNSAI シングルNSSAI
NSSF ネットワークスライス選択機能
NW ネットワーク
NWUS 狭帯域ウェイクアップ信号、狭帯域WUS
NZP 非ゼロ電力
O&M 運用及び保守
ODU2 光チャネルデータユニット-タイプ2
OFDM 直交周波数分割多重化
OFDMA 直交周波数分割多元接続
OOB 帯域外
OOS 同期外れ
OPEX 運転費
OSI 他のシステム情報
OSS オペレーションサポートシステム
OTA オーバー・ジ・エア
PAPR ピーク対平均電力比
PAR ピーク対平均比
PBCH 物理ブロードキャストチャネル
PC 電力制御、パーソナルコンピュータ
PCC プライマリコンポーネントキャリア、プライマリCC
PCell プライマリセル
PCI 物理セルID、物理セルアイデンティティ
PCEF ポリシー及び課金実施機能
PCF ポリシー制御機能
PCRF ポリシー制御及び課金ルール機能
PDCP パケットデータコンバージェンスプロトコル、パケットデータコンバージェンスプロトコル層
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDCP パケットデータコンバージェンスプロトコル
PDN パケットデータネットワーク、パブリックデータネットワーク
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PDU プロトコルデータユニット
PEI 永久機器識別子
PFD パケットフロー記述
P-GW PDNゲートウェイ
PHICH 物理ハイブリッドARQインジケータチャネル
PHY 物理層
PLMN 公衆陸上移動網
PIN 個人識別番号
PM 性能測定
PMI プリコーディング行列インジケータ
PNF 物理ネットワーク機能
PNFD 物理ネットワーク機能記述子
PNFR 物理ネットワーク機能記録
POC セルラを介するPTT
PP,PTP ポイントツーポイント
PPP ポイントツーポイントプロトコル
PRACH 物理RACH
PRB 物理リソースブロック
PRG 物理リソースブロックグループ
ProSe 近接サービス、近接ベースのサービス
PRS 位置決め基準信号
PRR パケット受信無線機
PS パケットサービス
PSBCH 物理サイドリンクブロードキャストチャネル
PSDCH 物理サイドリンクダウンリンクチャネル
PSCCH 物理サイドリンク制御チャネル
PSSCH 物理サイドリンク共有チャネル
PSCell プライマリSCell
PSS プライマリ同期信号
PSTN 公衆交換電話網
PT-RS 位相追跡基準信号
PTT プッシュツートーク
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
QAM 直交振幅変調
QCI 識別子のQoSクラス
QCL 準コロケーション
QFI QoSフローID、QoSフロー識別子
QoS サービス品質
QPSK 直交(四値)位相シフトキーイング
QZSS 準天頂衛星システム
RA-RNTI ランダムアクセスRNTI
RAB 無線アクセスベアラ、ランダムアクセスバースト
RACH ランダムアクセスチャネル
RADIUS ユーザサービスにおけるリモート認証ダイヤル
RAN 無線アクセスネットワーク
RAND 乱数(認証に使用)
RAR ランダムアクセス応答
RAT 無線アクセス技術
RAU ルーティングエリア更新
RB リソースブロック、無線ベアラ
RBG リソースブロックグループ
REG リソース要素グループ
Rel 解放
REQ 要求
RF 無線周波数
RI ランクインジケータ
RIV リソースインジケータ値
RL 無線リンク
RLC 無線リンク制御、無線リンク制御層
RLC AM RLC肯定応答モード
RLC UM RLC非肯定応答モード
RLF 無線リンク障害
RLM 無線リンクモニタリング
RLM-RS RLMのための基準信号
RM 登録管理
RMC 基準測定チャネル
RMSI 残存MSI、残存最小システム情報
RN 中継ノード
RNC 無線ネットワークコントローラ
RNL 無線ネットワーク層
RNTI 無線ネットワーク一時識別子
ROHC ロバストヘッダ圧縮
RRC 無線リソース制御、無線リソース制御層
RRM 無線リソース管理
RS 基準信号
RSRP 基準信号受信電力
RSRQ 基準信号受信品質
RSSI 受信信号強度インジケータ
RSU 路側機
RSTD 基準信号時間差
RTP リアルタイムプロトコル
RTS 送信準備完了
RTT 往復時間
Rx 受信、受信機
S1AP S1アプリケーションプロトコル
S1-MME 制御プレーン用S1
S1-U ユーザプレーン用S1
S-GW サービングゲートウェイ
S-RNTI SRNC無線ネットワーク一時アイデンティティ
S-TMSI SAE一時移動局識別子
SA スタンドアロン動作モード
SAE システムアーキテクチャ進化
SAP サービスアクセスポイント
SAPD サービスアクセスポイント記述子
SAPI サービスアクセスポイント識別子
SCC セカンダリコンポーネントキャリア、セカンダリCC
SCell セカンダリセル
SC-FDMA シングルキャリア周波数分割多元接続
SCG セカンダリセルグループ
SCM セキュリティコンテキスト管理
SCS サブキャリア間隔
SCTP ストリーム制御伝送プロトコル
SDAP サービスデータ適応プロトコル、サービスデータ適応プロトコル層
SDL 補助ダウンリンク
SDNF 構造化データ記憶ネットワーク機能
SDP サービスディスカバリプロトコル(Bluetooth関連)
SDSF 構造化データ記憶機能
SDU サービスデータユニット
SEAF セキュリティアンカー機能
SeNB セカンダリeNB
SEPP セキュリティエッジ保護プロキシ
SFI スロットフォーマットインジケーション
SFTD 空間周波数時間ダイバーシティ、SFN及びフレームタイミング差
SFN システムフレーム番号
SgNB セカンダリgNB
SGSN サービングGPRSサポートノード
S-GW サービングゲートウェイ
SI システム情報
SI-RNTI システム情報RNTI
SIB システム情報ブロック
SIM 加入者識別モジュール
SIP セッション開始プロトコル
SiP システムインパッケージ
SL サイドリンク
SLA サービス水準合意
SM セッション管理
SMF セッション管理機能
SMS ショートメッセージサービス
SMSF SMS機能
SMTC SSBベースの測定タイミング構成
SN セカンダリノード、シーケンス番号
SoC システムオンチップ
SON 自己組織ネットワーク
SpCell 専用セル
SP-CSI-RNTI 反永続的CSI RNTI
SPS 反永続的スケジューリング
SQN シーケンス番号
SR スケジューリング要求
SRB シグナリング無線ベアラ
SRS サウンディング基準信号
SS 同期信号
SSB 同期信号ブロック、SS/PBCHブロック
SSBRI SS/PBCHブロックリソースインジケータ、同期信号ブロックリソースインジケータ
SSC セッション及びサービス連続性
SS-RSRP 同期化信号ベースの基準信号受信電力
SS-RSRQ 同期信号ベースの基準信号受信品質
SS-SINR 同期信号ベースの信号対ノイズ及び干渉比
SSS セカンダリ同期信号
SSSG 探索空間セットグループ
SSSIF 探索空間セットインジケータ
SST スライス/サービスタイプ
SU-MIMO シングルユーザMIMO
SUL 補助アップリンク
TA タイミングアドバンス、トラッキングエリア
TAC 追跡エリアコード
TAG タイミングアドバンスグループ
TAU 追跡エリア更新
TB トランスポートブロック
TBS トランスポートブロックサイズ
TBD 定義対象
TCI 送信構成インジケータ
TCP 伝送通信プロトコル
TDD 時分割複信
TDM 時分割多重
TDMA 時分割多元接続
TE 端末機器
TEID トンネルエンドポイント識別子
TFT トラフィックフローテンプレート
TMSI 一時モバイル加入者アイデンティティ
TNL トランスポートネットワーク層
TPC 送信電力制御
TPMI 送信プリコーディング行列インジケータ
TR 技術報告書
TRP,TRxP 送信受信点
TRS 追跡基準信号
TRx トランシーバ
TS 技術仕様書、技術規格
TTI 送信時間間隔
Tx 送信、送信機
U-RNTI UTRAN無線ネットワーク一時アイデンティティ
UART ユニバーサル非同期受信機及び送信機
UCI アップリンク制御情報
UE ユーザ機器
UDM 統合データ管理
UDP ユーザデータグラムプロトコル
UDSF 非構造化データ記憶ネットワーク機能
UICC ユニバーサル集積回路カード
UL アップリンク
UM 非肯定応答モード
UML 統一モデル言語
UMTS ユニバーサル移動体通信システム
UP ユーザプレーン
UPF ユーザプレーン機能
URI ユニフォームリソース識別子
URL ユニフォームリソースロケータ
URLLC 超高信頼及び低レイテンシ
USB ユニバーサルシリアルバス
USIM ユニバーサル加入者アイデンティティモジュール
USS UE 固有探索空間
UTRA UMTS端末無線アクセス
UTRAN ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
UwPTS アップリンクパイロットタイムスロット
V2I ビークルツーインフラストラクチャ
V2P ビークルツー歩行者
V2V ビークルツービークル
V2X ビークルツーエブリシング
VIM 仮想化インフラストラクチャマネージャ
VL 仮想リンク、
VLAN 仮想LAN、仮想ローカルエリアネットワーク
VM 仮想マシン
VNF 仮想化ネットワーク機能
VNFFG VNF転送グラフ
VNFFGD VNF転送グラフ記述子
VNFM VNFマネージャ
VoIP ボイスオーバーIP、ボイスオーバーインターネットプロトコル
VPLMN 訪問先公衆移動陸上網
VPN 仮想プライベートネットワーク
VRB 仮想リソースブロック
WiMAX ワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス
WLAN 無線ローカルエリアネットワーク
WMAN 無線メトロポリタンエリアネットワーク
WPAN 無線パーソナルエリアネットワーク
X2-C X2-制御プレーン
X2-U X2-ユーザプレーン
XML 拡張可能なマークアップ言語
2ES 予想ユーザ応答
XOR 排他的論理和
ZC Zadoff-Chu
ZP ゼロ電力
専門用語
本明細書の目的のために、以下の用語及び定義は、本明細書で論じる例及び実施形態に適用可能であるが、限定することを意味するものではない。
本明細書で使用される「回路」という用語は、電子回路、論理回路、プロセッサ(共有、専用、又はグループ)及び/又はメモリ(共有、専用、又はグループ)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルデバイス(FPD)(例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、複合PLD(CPLD)、大容量PLD(HCPLD)、構造化ASIC、又はプログラマブルSoC)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)などの、記載の機能を提供するように構成されたハードウェア構成要素を指すか、その一部であるか、又は含む。いくつかの実施形態において、回路は、1つ以上のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行し、記載された機能の少なくとも一部を提供することができる。「回路」という用語はまた、1つ以上のハードウェア要素(又は、電気若しくは電子システムにおいて使用される回路の組み合わせ)と、そのプログラムコードの機能を実行するために使用されるプログラムコードとの組み合わせを指すことができる。それらの実施形態では、ハードウェア要素とプログラムコードとの組み合わせは、特定のタイプの回路と称されてもよい。
本明細書で使用される「プロセッサ回路」という用語は、一連の算術演算若しくは論理演算、又はデジタルデータの記録、記憶、及び/又は転送を順次自動的に実行することができる回路を指すか、その一部であるか、又は含む。「プロセッサ回路」という用語は、1つ以上のアプリケーションプロセッサ、1つ以上のベースバンドプロセッサ、物理中央処理装置(CPU)、シングルコアプロセッサ、デュアルコアプロセッサ、トリプルコアプロセッサ、クアドコアプロセッサ、及び/又はプログラムコード、ソフトウェアモジュール、及び/又は機能プロセスなどのコンピュータ実行可能命令を実行又は動作させることができる任意の他のデバイスを指すことができる。「アプリケーション回路」及び/又は「ベースバンド回路」という用語は、「プロセッサ回路」と同義であると考えられ、「プロセッサ回路」と呼ばれることがある。
本明細書で使用される「インタフェース回路」という用語は、2つ以上の構成要素又はデバイス間の情報の交換を可能にする回路を指すか、その一部であるか、又は含む。用語「インタフェース回路」は、1つ以上のハードウェアインタフェース、例えば、バス、I/Oインタフェース、周辺構成要素インタフェース、ネットワークインタフェースカード、及び/又は同様のものを指すことがある。
本明細書で使用される「ユーザ機器」又は「UE」という用語は、無線通信機能を有するデバイスを指し、通信ネットワーク内のネットワークリソースの遠隔ユーザを表すことができる。「ユーザ機器」又は「UE」という用語は、クライアント、モバイル、モバイルデバイス、モバイル端末、ユーザ端末、モバイルユニット、移動局、モバイルユーザ、加入者、ユーザ、リモートステーション、アクセスエージェント、ユーザエージェント、受信機、無線機器、再構成可能無線機器、再構成可能モバイルデバイスなどと同義であると考えられてもよく、それらで呼ばれてもよい。更に、「ユーザ機器」又は「UE」という用語は、任意のタイプの無線/有線デバイス又は無線通信インタフェースを含む任意の計算デバイスを含むことができる。
本明細書で使用される「ネットワーク要素」という用語は、有線又は無線通信ネットワークサービスを提供するために使用される物理的又は仮想化された機器及び/又はインフラストラクチャを指す。「ネットワーク要素」という用語は、ネットワーク化されたコンピュータ、ネットワーク化されたハードウェア、ネットワーク機器、ネットワークノード、ルータ、スイッチ、ハブ、ブリッジ、無線ネットワークコントローラ、RANデバイス、RANノード、ゲートウェイ、サーバ、仮想化されたVNF、NFVIなどと同義であると考えられてもよく、及び/又はそれらと呼ばれてもよい。
本明細書で使用するとき、用語「コンピュータシステム」は、任意のタイプの相互接続された電子デバイス、コンピュータデバイス、又はそれらの構成要素を指す。更に、「コンピュータシステム」及び/又は「システム」という用語は、互いに通信可能に接続されたコンピュータの様々な構成要素を指すことができる。更に、「コンピュータシステム」及び/又は「システム」という用語は、互いに通信可能に接続され、コンピューティングリソース及び/又はネットワーキングリソースを共有するように構成された複数のコンピュータデバイス及び/又は複数のコンピューティングシステムを指すことができる。
本明細書で使用される「機器」、「コンピュータ機器」などの用語は、特定のコンピューティングリソースを提供するように特に設計されたプログラムコード(例えば、ソフトウェア又はファームウェア)を有するコンピュータデバイス又はコンピュータシステムを指す。「仮想マシン」は、コンピュータ機器を仮想化又はエミュレートする、又は特定のコンピューティングリソースを提供するために専用のハイパーバイザを備えたデバイスによって実装される仮想マシンイメージである。
本明細書で使用される「リソース」という用語は、コンピュータデバイス、機械デバイス、メモリ空間、プロセッサ/CPU時間、プロセッサ/CPU使用量、プロセッサ及びアクセラレータ負荷、ハードウェア時間又は使用量、電力、入出力動作、ポート又はネットワークソケット、チャネル/リンク割り当て、スループット、メモリ使用量、記憶装置、ネットワーク、データベース及びアプリケーション、ワークロードユニットなどの、物理又は仮想デバイス、計算環境内の物理又は仮想部品、及び/又は特定のデバイス内の物理又は仮想部品を指す。「ハードウェアリソース」は、物理ハードウェア要素によって提供される計算、記憶、及び/又はネットワークリソースを指すことができる。「仮想化リソース」は、仮想化インフラストラクチャによってアプリケーション、デバイス、システムなどに提供される計算、記憶、及び/又はネットワークリソースを指すことができる。「ネットワークリソース」又は「通信リソース」という用語は、通信ネットワークを介してコンピュータデバイス/システムによってアクセス可能なリソースを指すことができる。「システムリソース」という用語は、サービスを提供するための任意の種類の共有エンティティを指すことができ、コンピューティングリソース及び/又はネットワークリソースを含むことができる。システムリソースは、そのようなシステムリソースが単一のホスト又は複数のホスト上に存在し、明確に識別可能であるサーバを介してアクセス可能な、コヒーレント機能、ネットワーク・データ・オブジェクト又はサービスのセットと考えることができる。
本明細書で使用される場合、用語「チャネル」は、データ又はデータストリームを通信するために使用される有形又は非有形のいずれかの伝送媒体を指す。「チャネル」という用語は、「通信チャネル」、「データ通信チャネル」、「伝送チャネル」、「データ伝送チャネル」、「アクセスチャネル」、「データアクセスチャネル」、「リンク」、「データリンク」、「キャリア」、「高周波キャリア」、及び/又はデータが通信される経路又は媒体を示す任意の他の同様の用語と同義及び/又は同等である。更に、本明細書で使用される場合、用語「リンク」は、情報を送受信する目的で、RATを介した2つのデバイス間の接続を指す。
本明細書で使用される「インスタンス化する」、「インスタンス化」などの用語は、インスタンスの作成を指す。「インスタンス」はまた、例えばプログラムコードの実行中に発生するオブジェクトの具体的なの発生を指す。
「接続された(coupled)」、「通信可能に接続された(communicatively coupled)」という用語は、その派生語と共に本明細書で使用される。用語「接続された」は、2つ以上の要素が互いに直接物理的又は電気的に接触していることを意味することができ、2つ以上の要素が互いに間接的に接触しつつ、互いに連携若しくは相互作用することを意味することができ、かつ/又は、互いに結合されていると言われる要素の間に1つ以上の他の要素が結合又は接続されていることを意味することができる。用語「直接接続された」は、2つ以上の要素が互いに直接接触することを意味し得る。「通信可能に接続された」という用語は、2つ以上の要素が、有線又は他の相互接続を介して、無線通信チャネル又はインクを介して、及び/又は同様のものを含む通信手段によって互いに接触することができることを意味することができる。
「情報要素」という用語は、1つ以上のフィールドを含む構造要素を指す。「フィールド」という用語は、情報要素、又はコンテンツを含むデータ要素の個々のコンテンツを指す。
「SMTC」という用語は、SSB-MeasurementTimingConfigurationによって構成されたSSBベースの測定タイミング構成を指す。
「SSB」という用語は、SS/PBCHブロックを指す。
「プライマリセル」という用語は、プライマリ周波数で動作するMCGセルを指し、UEは、初期接続確立手順を実行するか、又は接続再確立手順を開始する。
「プライマリSCGセル」とは、DC動作用の同期手順を用いて再構成を行う際に、UEがランダムアクセスを行うSCGセルを指す。
「セカンダリセル」という用語は、CAで構成されたUEのための専用セルの上に追加の無線リソースを提供するセルを指す。
「セカンダリセルグループ」という用語は、DCで構成されたUEのためのPSCell及び0個以上のセカンダリセルを含むサービングセルのサブセットを指す。
「サービングセル」という用語は、CA/DCで構成されないRRC_CONNECTEDにおけるUEのためのプライマリセルを指し、プライマリセルから構成されているサービングセルは1つのみである。
「サービングセル」という用語は、特殊セルと、CA/で構成されたRRC_CONNECTEDにおけるUE用の全てのセカンダリセルとを含むセルのセットを指す。
「専用セル」という用語は、DC動作のためのMCGのPCell又はSCGのPSCellを指す。そうでない場合、「専用セル」という用語はPセルを指す。
上述したように、本技術の一態様は、様々なソースから入手可能なデータを収集及び使用することである。本開示は、いくつかの例において、この収集されたデータが、特定の人を一意に特定する個人情報データ、又は特定の人に連絡する若しくはその所在を突き止めるために使用できる個人情報データを含み得ることを考察する。そのような個人情報データは、人口統計データ、位置ベースのデータ、電話番号、電子メールアドレス、ツイッターID、住所、ユーザの健康又はフィットネスレベル(例えば、バイタルサイン測定、服薬情報、運動情報)に関するデータ若しくは記録、誕生日、又は任意の他の識別情報若しくは個人情報を含むことができる。本開示は、本技術におけるそのような個人情報データの使用がユーザの利益になる使用であり得る点を認識するものである。
本開示は、そのような個人情報データの収集、分析、開示、伝送、記憶、又は他の使用に関与するエンティティが、確固たるプライバシーポリシー及び/又はプライバシー慣行を遵守するものとなることを想到する。具体的には、そのようなエンティティは、個人情報データを秘密として厳重に保守するための、業界又は政府の要件を満たしているか又は上回るものとして一般に認識されている、プライバシーのポリシー及び慣行を実施し、一貫して使用するべきである。そのようなポリシーは、ユーザによって容易にアクセス可能とするべきであり、データの収集及び/又は使用が変化するにつれて更新されるべきである。ユーザからの個人情報は、そのエンティティの合法的かつ正当な使用のために収集されるべきであり、それらの合法的使用を除いては、共有又は販売されるべきではない。更には、そのような収集/共有は、ユーザに告知して同意を得た後に実施されるべきである。更には、そのようなエンティティは、そのような個人情報データへのアクセスを保護して安全化し、その個人情報データへのアクセスを有する他者が、それらのプライバシーポリシー及び手順を遵守することを保証するための、あらゆる必要な措置を講じることを考慮するべきである。更には、そのようなエンティティは、広く受け入れられるプライバシーのポリシー及び慣行に対する自身の遵守を証明するために、第3者による評価を自らが受けることができる。更には、ポリシー及び慣行は、収集及び/又はアクセスされる具体的な個人情報データのタイプに適合されるべきであり、また、管轄権固有の考慮事項を含めた、適用可能な法令及び標準に適合されるべきである。例えば、米国では、特定の健康データの収集又はアクセスは、医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律(Health Insurance Portability and Accountability Act;HIPAA)などの、連邦法及び/又は州法によって管理することができ、その一方で、他国における健康データは、他の規制及びポリシーの対象となり得るものであり、それに従って対処されるべきである。それゆえ、各国において、異なる個人データのタイプに関して異なるプライバシー慣行が保たれるべきである。
前述のことがらにも関わらず、本開示はまた、個人情報データの使用又は個人情報データへのアクセスを、ユーザが選択的に阻止する実施形態も想到する。すなわち、本開示は、そのような個人情報データへのアクセスを防止又は阻止するように、ハードウェア要素及び/又はソフトウェア要素を提供することができると想到する。例えば、本技術は、サービスへの登録中又はその後いつでも、ユーザが個人情報データの収集への参加を選択的に「オプトイン」又は「オプトアウト」できるように構成可能である。「オプトイン」及び「オプトアウト」の選択肢を提供することに加え、本開示は、個人情報のアクセス又は使用に関する通知を提供することを想到する。例えば、ユーザの個人情報データにアクセスすることとなるアプリのダウンロード時にユーザに通知され、その後、個人情報データがアプリによってアクセスされる直前に再びユーザに注意する。
更には、本開示の意図は、個人情報データを、非意図的若しくは無許可アクセス又は使用の危険性を最小限に抑える方法で、管理及び処理するべきであるという点である。データの収集を制限し、データがもはや必要とされなくなった時点で削除することによって、危険性を最小限に抑えることができる。更には、適用可能な場合、特定の健康関連アプリケーションにおいて、ユーザのプライバシーを保護するために、データの非特定化を使用することができる。非特定化は、適切な場合には、特定の識別子(例えば、生年月日など)を除去すること、記憶されたデータの量又は特異性を制御すること(例えば、位置データを住所レベルよりも都市レベルで収集すること)、データがどのように記憶されるかを制御すること(例えば、データをユーザ全体にわたって集約すること)及び/又は他の方法によって、容易にすることができる。
それゆえ、本開示は、1つ以上の様々な開示された実施形態を実施するための、個人情報データの使用を広範に網羅するものであるが、本開示はまた、そのような個人情報データにアクセスすることを必要とせずに、それらの様々な実施形態を実施することも可能であることを想到する。すなわち、本技術の様々な実施形態は、そのような個人情報データの全て又は一部分が欠如することにより、実施不可能となるものではない。

Claims (20)

  1. 第1同期信号ブロック(SSB)周期性を使用して第1統合アクセス及びバックホール(IAB)ノードとの第1接続を確立することと、
    いくつかの候補IABノードが候補IABノードに対応する以前に記憶された候補SSB周期性を有する前記候補IABノードを含むか否かを判定することを含む、セル再選択プロセスを実行することと、
    前記セル再選択プロセスの前記いくつかの候補IABノードに対応する以前に記憶された候補SSB周期性がないことを判定することと、
    前記判定に応じて、第2SSB周期性を使用して第2IABノードとの第2接続を確立することであって、前記第2SSB周期性は、前記第1SSB周期性よりも小さいこととを含む、方法。
  2. 前記第1SSB周期性は160ミリ秒である、請求項1に記載の方法。
  3. 第3IABノードからSSBを受信することと、
    前記SSBを使用して無線リソース測定(RRM)を実行して前記第3IABノードに対応する第3SSB周期性を決定することと、
    前記第3SSB周期性をリストに記憶することとを更に含む、請求項1に記載の方法。
  4. 第2セル再選択プロセス中に前記リストから前記第3SSB周期性を識別することと、
    前記第3SSB周期性を使用して前記第3IABノードとの第3接続を確立することとを更に含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第3IABノードは、前記第2IABノードの親ノードである、請求項3に記載の方法。
  6. 前記第3SSB周期性は前記第3IABノードの分散ユニット(DU)に対応する、請求項3に記載の方法。
  7. 前記SSBはオフラスターSSBである、請求項3に記載の方法。
  8. 無線フロントエンド回路と、
    前記無線フロントエンド回路に接続された処理回路とを備え、前記処理回路は、
    前記無線フロントエンド回路を介して、第1同期信号ブロック(SSB)周期性を使用して第1統合アクセス及びバックホール(IAB)ノードとの第1接続を確立し、
    いくつかの候補IABノードが候補IABノードに対応する以前に記憶された候補SSB周期性を有する前記候補IABノードを含むか否かを判定することを含むセル再選択プロセスを実行し、
    前記セル再選択プロセスの前記いくつかの候補IABノードに対応する以前に記憶された候補SSB周期性がないことを判定し、
    前記判定に応じ、前記無線フロントエンド回路を介して、第2SSB周期性を使用して第2IABノードとの第2接続を確立するように構成されており、前記第2SSB周期性は、前記第1SSB周期性よりも小さい、装置。
  9. 前記第1SSB周期性は160ミリ秒である、請求項8に記載の装置。
  10. 前記処理回路は、
    第3IABノードからSSBを受信し、
    前記SSBを使用して無線リソース測定(RRM)を実行して前記第3IABノードに対応する第3SSB周期性を決定し、
    前記第3SSB周期性を前記装置のメモリに記憶するように更に構成されている、請求項8に記載の装置。
  11. 前記処理回路は、
    前記第2セル再選択プロセス中にメモリから前記第3SSB周期性を識別し、
    前記第3SSB周期性を使用して前記第3IABノードとの第3接続を確立するように更に構成されている、請求項10に記載の装置。
  12. 前記第3IABノードは前記第2IABノードの親ノードである、請求項10に記載の装置。
  13. 前記第3SSB周期性は、前記第3IABノードの分散ユニット(DU)に対応する、請求項10に記載の装置。
  14. 前記SSBはオフラスターSSBである、請求項10に記載の装置。
  15. 第1同期信号ブロック(SSB)周期性を使用して第1統合アクセス及びバックホール(IAB)ノードとの第1接続を確立することと、
    第2IABノードからSSBを受信することと、
    前記SSBを使用して無線リソース測定(RRM)を実行して前記第2IABノードに対応する第2SSB周期性を決定することと、
    セル再選択プロセスを実行して前記第2IABノードを候補IABノードとして識別することと、
    前記第2SSB周期性を使用して前記第2IABノードとの第2接続を確立することとを含む、方法。
  16. 前記第2SSB周期性をリストに記憶することを更に含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記第2接続の劣化を識別することと、
    第2セル再選択プロセスのための候補IABノードに対応する候補SSB周期性の欠乏を判定することと、
    前記判定に応じ、第3SSB周期性を使用して第3IABノードとの第3接続を確立することであって、前記第3SSB周期性は、前記第1SSB周期性よりも小さいこととを含む、請求項15に記載の方法。
  18. 前記第2IABノードは前記第1IABノードの親ノードである、請求項15に記載の方法。
  19. 前記第2SSB周期性は、前記第2IABノードの分散ユニット(DU)に対応する、請求項15に記載の方法。
  20. 前記SSBはオフラスターSSBである、請求項15に記載の方法。
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