JP2022508501A - 袋および関連方法 - Google Patents

Abstract

本発明は、袋に関する。第１のモードでは、袋の口は、前面パネルおよび背面パネル、ならびに袋閉鎖具の２つの側面によって画定される外周を有する。口のストリップは、第１のモードで袋を閉じるように構成されていない。袋はまた、第２のモードを有する。これは、袋の格納領域への第２のモード開口部が作成されることを可能にする。第２のモード開口部の外周は、２つの相互に係合可能な閉鎖具ストリップによって画定される。【選択図】図１１

Description

本発明は、袋または包装、ならびにそれらの製造および使用のための材料および方法に関する。単にそれだけではないが、特に、本発明は、食品包装用の袋、ならびに異なる状態で異なるサイズおよび特徴の開口部を有する袋に関する。

袋、特に、プラスチック袋は、製品の保持、輸送、および保管に一般的に使用されている。プラスチック袋は、多用途であり、特に、食品の収容を含む、無数の用途で広く使用されている。

多くの用途では、袋が消費者によって開かれ、再び閉じられ得るように、何らかの形態の閉鎖具を有することが望ましい。これは、袋の内容物が新鮮な状態を保つこと、汚染を回避すること、または流出せずにさらなる輸送もしくは保管を容易にすることを可能にする。ジッパー閉鎖具は、袋の気密性または実質的に気密性のシールを提供するために一般的に使用される閉鎖具の形態である。

閉鎖具の存在は、消費者に利点を提供し得るが、それは、生産者による袋の充填を複雑化し得る。プラスチックジッパーの半分などの閉鎖具の部品は、一緒に結合されて提供される場合があり、袋が開かれ充填されることができるようになる前に、それらを結合解除するための生産工程を必要とする。

閉鎖具の部品はまた、自然に互いに向かって付勢され得る。この影響は、互いに結合されるプラスチックジッパーの端領域によって引き起こされ得る。端領域が分離することを防止するため、それらは、閉鎖具のより内側部分を互いに向かって付勢し得る。このことと、互いに結合される閉鎖具の端領域における自然な収縮の両方が、充填に利用可能な開口部のサイズを縮小するように動作し得る。

開口部を拡張しようとすることは、プラスチックジッパーの端領域を互いに分離させ得、このことは、袋がもはや密閉されることができなくなることを意味する。

開口部の収縮の他に、閉鎖具付きのプラスチック袋はまた、袋が充填されるときに閉鎖部が露出されるという問題も有する。これは、袋に充填されているものが何であれ、閉鎖部の汚染を結果的にもたらし得る。例えば、プラスチックジッパー閉鎖具袋のジッパーの半分は、袋が充填されると露出される。特に、袋が液体、粉末、または小麦粉もしくは挽いたコーヒーなどの粒状物で充填されている場合、この材料の一部が、ジッパーのどちらかの半分に引っ掛かる場合がある。このことは、ジッパーが一緒に密閉することを妨げ、内容物の流出または袋からの内容物の漏れを結果的にもたらし得る。

本発明の目的は、上記の欠点のいくつかを克服するか、もしくは少なくとも部分的に改善する、または少なくとも公衆に有用な選択を提供する、袋ならびに関連する構築および／または使用の方法を提供することである。

代替的または追加的に、本発明の目的は、袋の充填を可能にするための大きい第１のモード開口部と、消費者による使用のための、かつ閉鎖具によって密閉可能である、より小さい第２のモード開口部と、を有する袋を提供することである。

代替的または追加的に、本発明の目的は、閉鎖具を有する袋を提供することであり、閉鎖具の要素は、袋の内容物による袋の充填中に汚染から保護される。

代替的または追加的に、本発明の目的は、袋の充填を可能にするための大きい第１のモード開口部と、閉鎖具によって密閉可能であるより小さい第２のモード開口部と、を有する袋を提供することであり、閉鎖具の要素は、袋の内容物による袋の充填中に汚染から保護される。

代替的または追加的に、本発明の目的は、袋の上部にわたってヒートシールされ、かつ袋の閉鎖具で開口可能である、袋を提供することであり、袋のガセットは、袋の上部で密閉されて閉じられるが、拡張または折り畳みを妨げられない。

代替的または追加的に、本発明の目的は、２つの部品に閉鎖具を有する袋を提供することであり、第１のモードでは、閉鎖具の２つの部品は、両方、袋の第１のモードの開口部が閉鎖具の２つの部品の間ではなく周囲に画定されるように、袋の１つの面と関連付けられ、第２のモードでは、閉鎖具の１つの部品が、袋の別の面に移され、袋の第２のモード開口部は、閉鎖具の２つの部品の間に画定される。

代替的または追加的に、本発明の目的は、袋の閉鎖具の半分を、２つの半分が袋の１つの部品と関連付けられ、袋が閉鎖具を通り越して開口可能である第１のモードと、ジッパーの各半分が袋のそれぞれの対向する部品と関連付けられる第２のモードとの間で動かす方法を提供することであり、袋は、閉鎖具の半分の間で開口可能である。

代替的または追加的に、本発明の目的は、袋の、または袋用の閉鎖具サブアセンブリを提供することである。

代替的または追加的に、本発明の目的は、袋の、または袋用の閉鎖具サブアセンブリを製造する方法を提供することである。

本明細書の目的のために、「プラスチック」という用語は、広範囲の合成または半合成重合生成物の総称を意味し、一般的に、炭化水素ベースのポリマーからなると解釈されるべきである。

本明細書の目的のために、方法工程が順番に説明されている場合、順番は、順番を解釈する他の論理的様式が存在しない限り、必ずしも工程がその順番で時系列に並べられるべきであることを意味するものではない。

第１の態様では、本発明は、広義には、袋であって、
袋の基部で密閉された前面パネルおよび背面パネル、ならびに格納領域を画定するために基部から延在する２つの側面を備え、袋が、基部の反対側の開口領域で開口しているかまたは開口可能であり、マルチパネルアセンブリが提供または画定され、マルチパネルアセンブリが、
前面パネルおよび背面パネルと、
ガセット形成である少なくとも１つの側面と、
開口領域の開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具を提供するように背面パネルと関連付けられた閉鎖具要素と協働するための閉鎖具要素を含む第１の閉鎖具パネルと、
背面パネルおよび第１の閉鎖具パネルが熱および圧力の適用下で互いに接着することを防止される非接着ゾーンであって、非接着ゾーンが、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の長さに沿って位置しており、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具よりも袋の基部のより遠位にある、非接着ゾーンと、から構成され、
第１のモードでは、第１の閉鎖具パネルが、背面パネルと関連付けられ、格納領域が、第１のモード開口部を通じてアクセス可能であり、第１のモード開口部の外周が、前面パネルおよび背面パネルならびに２つの側面によって画定されており、
第２のモードでは、背面パネルおよび第１の閉鎖具パネルならびにマルチパネルアセンブリの残りの部分への非接着ゾーンに沿った熱および圧力の適用後、第１の閉鎖具パネルは、格納領域への第２のモード開口部が背面パネルの閉鎖具要素と第１の閉鎖具パネルの閉鎖具要素との間に形成されることができるように、マルチパネルアセンブリの残りの部分に接着され、第２のモード開口部の外周が、２つの閉鎖具要素によって画定されている、袋であると言える。

好ましくは、マルチパネルアセンブリの残りの部分が、前面パネルおよび２つの側面を含む。

好ましくは、マルチパネルアセンブリの残りの部分が、前面パネルと、ガセット形成である少なくとも１つの側面と、を含む。

好ましくは、第１の閉鎖具パネルが接着されるマルチパネルアセンブリの残りの部分が、第１の閉鎖具パネルに直接隣接するガセット形成である少なくとも１つの側面の折り曲げられた部分と、ガセット形成である各少なくとも１つの側面の折り曲げられた部分によって覆われていない前面パネルの残りの部分と、を含む。

好ましくは、２つの側面の各々が、ガセット形成である。

好ましくは、第１の閉鎖具パネルが接着されるマルチパネルアセンブリの残りの部分が、
ａ）第１の閉鎖具パネルのそれぞれの外周における各側面のガセット形成の一部分と、
ｂ）２つの側面のガセット形成によって遮られていない前面パネルの残りの部分と、を含む。

好ましくは、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の閉鎖具要素が、熱および圧力の適用下で互いに接着することを防止されている。

好ましくは、第２のモード開口部の外周が、第１のモード開口部の外周よりも小さい。

好ましくは、第２のモード開口部の外周が、ガセット形成である少なくとも１つの側面の幅または全幅に実質的に等しい量だけ第１のモード開口部の外周よりも小さい。

好ましくは、第２のモードでは、作成されることができる格納領域への第２のモード開口部が、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具で選択的に開口可能かつ再閉鎖可能である。

好ましくは、非接着ゾーンが、実質的に袋の開口領域にわたって延在する。

好ましくは、第１の閉鎖具パネルが、熱および圧力下でマルチパネルアセンブリの残りの部分に接着可能である。

好ましくは、熱および圧力の適用による非接着ゾーンにおけるマルチパネルアセンブリの残りの部分への第１の閉鎖具パネルの接着が、第１の閉鎖具パネルとマルチパネルアセンブリの残りの部分との間の材料関係によって提供される。

好ましくは、背面パネルおよび第１の閉鎖具パネルが互いに接着することの防止が、背面パネルと第１の閉鎖具パネルとの間の非接着ゾーンにあるセパレータによって提供され、セパレータが、非接着ゾーンで背面パネルおよび第１の閉鎖具パネルを互いに接着することから遮断する。

好ましくは、背面パネルおよび第１の閉鎖具パネルが非接着ゾーンで互いに接着することの防止が、熱および圧力下で接着しない、背面パネルと第１の閉鎖具パネルとの間の材料関係によって提供されている。

好ましくは、材料関係は、非接着ゾーンにおける背面パネルおよび第１の閉鎖具パネルの一方または両方が非熱可塑性材料を含むことによって提供されている。

好ましくは、非熱可塑性材料が、非接着ゾーンにおける背面パネルおよび第１の閉鎖具パネルの一方または両方への表面添加として提供されている。

好ましくは、非熱可塑性材料が、非接着ゾーンにおける第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルの一方または両方と一体的に提供されている。

好ましくは、非熱可塑性材料が、非接着ゾーンにおける背面パネルおよび第１の閉鎖具パネルの一方または両方の外側プライの置換物として提供されている。

好ましくは、背面パネルと関連付けられた閉鎖具要素が、背面パネルのものである。

好ましくは、第１のモードでは、第１の閉鎖具パネルが、第１のパネルの閉鎖具要素および背面パネルと関連付けられた閉鎖具要素の協働によって背面パネルと関連付けられている。

好ましくは、第１のモードでは、第１の閉鎖具パネルが、非接着ゾーンよりも基部のより遠位のゾーンに沿って第１の閉鎖具パネルを背面パネルに接着することによって背面パネルと関連付けられている。

好ましくは、背面パネルが、第２の閉鎖具パネルを含み、第２の閉鎖具パネルが、背面パネルと関連付けられた閉鎖具要素を含み、第１の閉鎖具パネルおよび背面パネルが互いに接着することの防止は、第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルが空隙ゾーンで互いに接着することの防止を含む。

好ましくは、第２の閉鎖具パネルが、背面パネルにヒートシール接着されている。

好ましくは、第２の閉鎖具パネルが、ａ）非接着ゾーン、およびｂ）非接着ゾーンよりも袋の基部のより遠位のゾーンの一方または両方で背面パネルにヒートシール接着されている。

好ましくは、第１のモードでは、第１の閉鎖具パネルが、第１のパネルの閉鎖具要素および背面パネルと関連付けられた閉鎖具要素の協働によって第２の閉鎖具パネルと関連付けられている。

好ましくは、第１のモードでは、第１の閉鎖具パネル、第２の閉鎖具パネル、および背面パネルが、非接着ゾーンよりも基部のより遠位のゾーンに沿って開口領域で一緒に接着される。

好ましくは、第１の閉鎖パネルおよび第２の閉鎖具パネルが互いに接着することの防止が、背面パネルと第１の閉鎖具パネルとの間の非接着ゾーンにあるセパレータによって提供され、セパレータが、非接着ゾーンで第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルを互いに接着することから遮断する。

好ましくは、第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルが非接着ゾーンで互いに接着することの防止が、熱および圧力下で接着しない、第１の閉鎖具パネルと第２の閉鎖具パネルとの間の材料関係によって提供されている。

好ましくは、材料関係は、非接着ゾーンにおける第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルの一方または両方が非熱可塑性材料を含むことによって提供されている。

好ましくは、非熱可塑性材料が、非接着ゾーンにおける第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルの一方または両方への表面添加として提供されている。

好ましくは、非熱可塑性材料が、非接着ゾーンにおける第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルの一方または両方と一体的に提供されている。

好ましくは、非熱可塑性材料が、非接着ゾーンにおける第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルの一方または両方の外側プライの置換物として提供されている。

好ましくは、第２の閉鎖具パネルが、非接着ゾーンよりも基部のより遠位のゾーンで背面パネルに接着される。

好ましくは、第１のモードでは、第１の閉鎖具パネルが、第１のパネルの閉鎖具要素および背面パネルと関連付けられた閉鎖具要素の協働によって第２の閉鎖具パネルと関連付けられている。

好ましくは、第１のモードでは、第１の閉鎖具パネル、第２の閉鎖具パネル、および背面パネルが、非接着ゾーンよりも基部のより遠位のゾーンに沿って開口領域で一緒に接着される。

好ましくは、背面パネル、前面パネル、ガセット形成である少なくとも１つの側面、第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルである、マルチパネルアセンブリの各パネルが、２つの対向する主要表面を含む。

好ましくは、マルチパネルアセンブリの各パネルが、
ａ）単一のプライであって、熱および圧力の適用下でマルチパネルアセンブリの別のパネルに各主要表面で接着可能である、単一のプライ、または
ｂ）複数のプライであって、少なくとも１つの主要表面が、熱および圧力の適用下でマルチパネルアセンブリの別のパネルに接着可能である、複数のプライのいずれかを含む。

好ましくは、複数のプライが、格納領域に面する第１のプライ、および第２のプライを含み、第２のプライが、第１のプライよりも低伸縮性であり、第１のプライが、熱および圧力の適用下で熱可塑性材料に接着可能である。

好ましくは、複数のプライが、第１のプライおよび第２のプライを含み、第２のプライが、第１のプライよりも低伸縮性であり、第１のプライが、熱および圧力の適用下でマルチパネルアセンブリの別のパネルに接着可能である。

好ましくは、第２のプライが、第１のプライよりも低弾性である。

好ましくは、第２のプライが、第１のプライのヤング率よりも大きいヤング率を有する材料のものである。

好ましくは、第２のプライが、熱および圧力の適用下で熱可塑性材料に接着可能ではない。

好ましくは、第２のプライが、熱および圧力の適用下でマルチパネルアセンブリの別のパネルに接着可能ではない。

好ましくは、第２のプライが、非熱可塑性材料を含む。

好ましくは、第２のプライが、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、またはアルミニウムのうちの１つ以上を含む。

好ましくは、背面パネル、前面パネル、およびガセット形成である少なくとも１つの側面が、各々、第１のプライおよび第２のプライを含み、各々の第１のプライが格納領域に面するように配置されている。

好ましくは、第１のプライが、熱可塑性材料を含む。

好ましくは、第１のプライが、ポリエチレンおよびポリプロピレンのうちの１つ以上を含む。

好ましくは、複数のプライが、第１のプライと第３のプライとの間に位置する第２のプライを含む。

好ましくは、第３のプライが、熱および圧力の適用下で、マルチパネルアセンブリの別のパネルに接着可能である。

好ましくは、第３のプライが、熱可塑性材料を含む。

好ましくは、第３のプライが、ポリエチレンおよびポリプロピレンのうちの１つ以上を含む。

好ましくは、ガセット形成である少なくとも１つの側面が、第１のプライと第３のプライとの間に位置する第２のプライを含み、第３のプライが、熱および圧力の適用下でマルチパネルアセンブリの別のパネルに接着可能ではなく、ガセット形成である少なくとも１つの側面は、第３のプライが格納領域から離れる方向に面するように構成されている。

好ましくは、空隙ゾーンでは、マルチパネルアセンブリのパネルの少なくとも１つの第２のプライが、空隙ゾーンに脆弱線を画定するように実質的に当接する隣接縁を有する２つの非接続片から構成され、脆弱線に沿って、パネルまたはマルチパネルアセンブリが引裂可能である。

好ましくは、空隙ゾーンでは、マルチパネルアセンブリのパネルの各々の第２のプライが、各々、実質的に当接する隣接縁を有する２つの非接続片から構成され、実質的に当接する隣接縁の各々が、空隙ゾーンでマルチパネルアセンブリの脆弱線を画定するように位置合わせされ、脆弱線に沿って、マルチパネルアセンブリが引裂可能である。

好ましくは、第２のモードの前の非接着ゾーンに沿った熱および圧力の適用が、開口領域の第１の閉鎖具パネルの全幅にわたる熱および圧力の適用を含む。

好ましくは、第２のモードの前の非接着ゾーンにおける熱および圧力の適用が、第１の閉鎖具パネルをマルチパネルアセンブリの残りの部分に対して密閉する。

好ましくは、マルチパネルアセンブリの各パネルが、プラスチック材料を含む。

好ましくは、熱および圧力の適用が、プラスチック溶接を含む。

好ましくは、プラスチック溶接が、接触溶接、赤外線溶接、超音波溶接、ホットガス溶接、およびヒートシールのうちの１つ以上から選択される。

好ましくは、接着が、ヒートシールを含む。

好ましくは、接着の防止が、ヒートシールの防止を含む。

好ましくは、ヒートシールの防止が、ヒートシール不可能な材料関係によって提供される。

好ましくは、ヒートシールの防止が、非熱可塑性材料を含むヒートシールを防止される材料のうちの少なくとも１つによって提供される。

好ましくは、互いに接着されるマルチパネルアセンブリのパネルが、ヒートシール可能な関係を有する。

好ましくは、マルチパネルアセンブリのパネルのプライが熱および圧力の適用下でマルチパネルアセンブリの別のパネルに接着可能であるとき、マルチパネルアセンブリのプライおよび別のパネルが、ヒートシール可能な関係を有する。

好ましくは、熱および圧力の適用下で互いに接着することを防止されるか、または互いに接着可能ではないマルチパネルアセンブリのパネルが、ヒートシール不可能な関係を有する。

好ましくは、熱および圧力の適用下でマルチパネルアセンブリの別のパネルに接着することを防止されるか、または接着可能ではない、マルチパネルアセンブリのパネルのプライが、ヒートシール不可能な関係を有する。

好ましくは、熱および圧力の適用下で互いに接着されるマルチパネルアセンブリのパネルが、各々、熱可塑性材料を含む。

好ましくは、マルチパネルアセンブリのパネルのプライが熱および圧力の適用下でマルチパネルアセンブリの別のパネルに接着可能であるとき、マルチパネルアセンブリのプライおよび別のパネルの各々が、熱可塑性材料を含む。

好ましくは、熱可塑性材料が、ポリエチレンおよびポリプロピレンのうちの１つ以上を含む。

好ましくは、マルチパネルアセンブリのパネルが、熱および圧力の適用下で互いに接着することを防止されるか、または互いに接着可能ではない場合、パネルの少なくとも１つが、非熱可塑性材料を含む。

好ましくは、マルチパネルアセンブリのパネルのプライが熱および圧力の適用下でマルチパネルアセンブリの別のパネルに接着することを防止されるか、または接着可能ではない場合、マルチパネルアセンブリのプライまたは別のパネルの一方または両方が、非熱可塑性材料を含む。

好ましくは、非熱可塑性材料が、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、またはアルミニウムのうちの１つ以上を含む。

好ましくは、第２のモードでは、熱および圧力がまた、袋のヘッダゾーンに沿って適用されて、マルチパネルアセンブリをヘッダゾーンで一緒に接着して、袋のヘッダを形成しており、ヘッダゾーンが、非接着ゾーンよりも袋の基部のより遠位にある。

好ましくは、袋のヘッダが、格納領域を密封するために、ヘッダゾーンでマルチパネルアセンブリを一緒に密閉する。

好ましくは、第２のモードでは、袋は、袋のヘッダを除去し、格納領域への第２のモード開口部が作成されることを可能にするように、非接着ゾーンで、かつ脆弱部または脆弱線に沿って引裂可能である。

好ましくは、ガセット形成である少なくとも１つの側面が、少なくとも１つの折り目を含み、少なくとも１つの折り目は、ガセット形成が、
ａ）正面パネルおよび背面パネルが格納領域の容積を減少させるように互いに向かって移動される、折り畳まれた構成に折り曲がることと、
ｂ）格納領域の容積を増加させるために、正面パネルおよび背面パネルを互いに離れる方向に動かすように、折り畳まれた構成から展開することと、を可能にするように構成されている。

好ましくは、ガセット形成が、１つの折り目を含む。

好ましくは、折り畳まれた構成では、ガセット形成の折り目が、格納領域の内側に突出している。

好ましくは、ガセット形成の少なくとも１つの折り目が、実質的に袋の基部と開口領域との間に延在する。

好ましくは、袋の基部が、前面パネル、背面パネル、および２つの側面に密閉された基部パネルを含み、基部パネルが、ガセット形成である少なくとも１つの側面のガセット形成に対応するように基部ガセット形成を含む。

好ましくは、第２のモードの前の非接着ゾーンに沿った熱および圧力の適用中、ガセット形成が、その折り畳まれた構成に折り曲げられる。

好ましくは、非接着ゾーンに沿った熱および圧力の適用後の第２のモードでは、ガセット形成である各側面の半分が、第１の閉鎖具パネルに接着され、ガセット形成のもう半分が、前面パネルに接着されている。

好ましくは、非接着ゾーンに沿った熱および圧力の適用後の第２のモードでは、ガセット形成である各側面が、それ自体に接着されない。

好ましくは、ガセット形成である各側面が、格納領域から離れる方向に面する側面の表面でそれ自体に接着することを防止される。

好ましくは、格納領域から離れる方向に面する側面の表面が、それ自体に対してヒートシール不可能である。

好ましくは、非接着ゾーンに沿った熱および圧力の適用後の第２のモードでは、ガセット形成である各側面の半分が、第１の閉鎖具パネルに接着され、ガセット形成のもう半分が、前面パネルに接着され、ガセット形成である各側面の対向する表面が、それ自体と接着されている。

好ましくは、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の閉鎖具要素が、面ファスナの両方の部品を含む。

好ましくは、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の閉鎖具要素が、ジッパー閉鎖具の両方の部品を含む。

好ましくは、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の閉鎖具要素が、弾性接着剤閉鎖具を含む。

好ましくは、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具が、密閉可能な閉鎖具を含む。

別の態様では、本発明は、広義には、袋であって、背面パネルと、袋の開口領域で、背面パネルとのアセンブリとして、第１の閉鎖具パネルと、を備え、背面パネルおよび第１の閉鎖具パネルの各々が、開口領域の第１のゾーンで、閉鎖具部材を含み、閉鎖具部材が、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具を提供するために一緒に連結するためのものであり、
袋が、背面パネルに対向する前面パネルと、２つの側面と、をさらに含み、少なくとも１つの側面が、ガセット形成であり、背面パネル、前面パネルおよび側面が、格納領域を画定するために基部領域と開口領域との間に延在しており、
第１のゾーンよりも基部領域のより遠位のゾーンである開口領域の第２のゾーンでは、第１の閉鎖具パネルおよび背面パネルが、一緒に接着されておらず、互いにヒートシール接着することを防止されており、
第１の閉鎖具パネルおよび背面パネルが互いにヒートシール接着されることを防止されている、第２のゾーンに沿って、袋がヒートシールされる場合、第１の閉鎖具パネルに対して平坦化されたときに正面パネルおよび側面の第１の閉鎖具パネル隣接部分である、袋の対応する部分に接着され、袋の開口可能かつ再閉鎖可能な口開口部が、第１および閉鎖具パネルの閉鎖具部材と、対応する部分との間に作成されることができる、袋から構成される。

好ましくは、第１の閉鎖具パネルが接着される袋の対応する部分が、第１の閉鎖具パネルに直接隣接するガセット形成である少なくとも１つの側面の折り曲げられた部分と、ガセット形成である各少なくとも１つの側面の折り曲げられた部分によって覆われていない前面パネルの残りの部分と、を含む。

好ましくは、２つの側面の各々が、ガセット形成である。

好ましくは、第１の閉鎖具パネルが接着される袋の対応する部分が、
ａ）第１の閉鎖具パネルのそれぞれの外周における各側面のガセット形成の一部分と、
ｂ）２つの側面のガセット形成によって遮られていない前面パネルの残りの部分と、を含む。

好ましくは、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の閉鎖具部材が、互いにヒートシール接着することを防止される。

好ましくは、第２のゾーンに沿った袋のヒートシールに続く開口部である、袋の第２のモード開口部の外周が、第２のゾーンに沿った袋のヒートシールの前の開口部である、袋の第１のモード開口部よりも小さい。

好ましくは、袋の第１のモード開口部の外周が、前面パネル、背面パネル、および２つの側面によって画定されている。

好ましくは、袋の第２のモード開口部の外周が、前面パネルおよび背面パネルによって画定されている。

好ましくは、第２のゾーンが、実質的に袋の開口領域にわたって延在する。

好ましくは、第１の閉鎖具パネルが、袋の対応する部分にヒートシール接着可能である。

好ましくは、第２のゾーンにおける袋の対応する部分への第１の閉鎖具パネルのヒートシール接着が、第１の閉鎖具パネルと袋の対応する部分との間の材料関係によって提供される。

好ましくは、背面パネルおよび第１の閉鎖具パネルが互いにヒートシール接着することの防止が、背面パネルと第１の閉鎖具パネルとの間の第２のゾーンにあるセパレータによって提供され、セパレータが、第２のゾーンで背面パネルおよび第１の閉鎖具パネルを互いに接着することから遮断する。

好ましくは、背面パネルおよび第１の閉鎖具パネルが第２のゾーンで互いにヒートシール接着することの防止が、ヒートシール接着しない、背面パネルと第１の閉鎖具パネルとの間の材料関係によって提供されている。

好ましくは、材料関係は、第２のゾーンにおける背面パネルおよび第１の閉鎖具パネルの一方または両方が非熱可塑性材料を含むことによって提供されている。

好ましくは、非熱可塑性材料が、第２のゾーンにおける背面パネルおよび第１の閉鎖具パネルの一方または両方への表面添加として提供されている。

好ましくは、非熱可塑性材料が、第２のゾーンにおける第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルの一方または両方と一体的に提供されている。

好ましくは、非熱可塑性材料が、第２のゾーンにおける背面パネルおよび第１の閉鎖具パネルの一方または両方の外側プライの置換物として提供されている。

好ましくは、背面パネルと関連付けられた閉鎖具部材が、背面パネルのものである。

好ましくは、第１のモードでは、第１の閉鎖具パネルが、第１のパネルの閉鎖具部材および背面パネルと関連付けられた閉鎖具部材の協働によって背面パネルと関連付けられている。

好ましくは、第１のモードでは、第１の閉鎖具パネルが、第２のゾーンよりも基部のより遠位のゾーンに沿って第１の閉鎖具パネルを背面パネルに接着することによって背面パネルと関連付けられている。

好ましくは、背面パネルが、第２の閉鎖具パネルを含み、第２の閉鎖具パネルが、背面パネルと関連付けられた閉鎖具部材を含み、第１の閉鎖具パネルおよび背面パネルが互いに接着することの防止は、第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルが空隙ゾーンで互いに接着することの防止を含む。

好ましくは、第２の閉鎖具パネルが、背面パネルにヒートシール接着されている。

好ましくは、第２の閉鎖具パネルが、ａ）第２のゾーン、およびｂ）第２のゾーンよりも袋の基部のより遠位のゾーンの一方または両方で背面パネルにヒートシール接着されている。

好ましくは、第１のモードでは、第１の閉鎖具パネルが、第１のパネルの閉鎖具部材および背面パネルと関連付けられた閉鎖具部材の協働によって第２の閉鎖具パネルと関連付けられている。

好ましくは、第１のモードでは、第１の閉鎖具パネル、第２の閉鎖具パネル、および背面パネルが、第２のゾーンよりも基部のより遠位のゾーンに沿って開口領域で一緒に接着される。

好ましくは、第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルが互いにヒートシール接着することの防止が、背面パネルと第１の閉鎖具パネルとの間の第２のゾーンにあるセパレータによって提供され、セパレータが、第２のゾーンで第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルを互いに接着することから遮断する。

好ましくは、第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルが第２のゾーンで互いにヒートシール接着することの防止が、ヒートシール接着しない、第１の閉鎖具パネルと第２の閉鎖具パネルとの間の材料関係によって提供されている。

好ましくは、材料関係は、第２のゾーンにおける第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルの一方または両方が非熱可塑性材料を含むことによって提供されている。

好ましくは、非熱可塑性材料が、第２のゾーンにおける第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルの一方または両方への表面添加として提供されている。

好ましくは、非熱可塑性材料が、第２のゾーンにおける第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルの一方または両方と一体的に提供されている。

好ましくは、非熱可塑性材料が、第２のゾーンにおける第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルの一方または両方の外側プライの置換物として提供されている。

好ましくは、第２の閉鎖具パネルが、第２のゾーンよりも基部のより遠位のゾーンで背面パネルに接着される。

好ましくは、第１のモードでは、第１の閉鎖具パネルが、第１のパネルの閉鎖具部材および背面パネルと関連付けられた閉鎖具部材の協働によって第２の閉鎖具パネルと関連付けられている。

好ましくは、第１のモードでは、第１の閉鎖具パネル、第２の閉鎖具パネル、および背面パネルが、第２のゾーンよりも基部のより遠位のゾーンに沿って開口領域で一緒に接着される。

好ましくは、背面パネル、前面パネル、ガセット形成である少なくとも１つの側面、第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルである、袋の各パネルが、２つの対向する主要表面を含む。

好ましくは、袋の各パネルが、
ａ）単一のプライであって、袋の別のパネルに各主要表面でヒートシール接着可能である、単一のプライ、または
ｂ）複数のプライであって、少なくとも１つの主要表面が袋の別のパネルにヒートシール接着可能である、複数のプライのいずれかを含む。

好ましくは、複数のプライが、第１のプライおよび第２のプライを含み、第２のプライが、第１のプライよりも低伸縮性であり、第１のプライが、袋の別のパネルにヒートシール接着可能である。

好ましくは、第２のプライが、第１のプライよりも低弾性である。

好ましくは、第２のプライが、第１のプライのヤング率よりも大きいヤング率を有する材料のものである。

好ましくは、第２のプライが、袋の別のパネルにヒートシール接着可能ではない。

好ましくは、第２のプライが、非熱可塑性材料を含む。

好ましくは、第２のプライが、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、またはアルミニウムのうちの１つ以上を含む。

好ましくは、背面パネル、前面パネル、およびガセット形成である少なくとも１つの側面が、各々、第１のプライおよび第２のプライを含み、各々の第１のプライが格納領域に面するように配置されている。

好ましくは、第１のプライが、熱可塑性材料を含む。

好ましくは、第１のプライが、ポリエチレンおよびポリプロピレンのうちの１つ以上を含む。

好ましくは、複数のプライが、第１のプライと第３のプライとの間に位置する第２のプライを含む。

好ましくは、第３のプライが、袋の別のパネルにヒートシール接着可能である。

好ましくは、第３のプライが、非熱可塑性材料を含む。

好ましくは、第３のプライが、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、またはアルミニウムのうちの１つ以上を含む。

好ましくは、ガセット形成である少なくとも１つの側面が、第１のプライと第３のプライとの間に位置する第２のプライを含み、第３のプライが、袋の別のパネルにヒートシール接着可能ではなく、ガセット形成である少なくとも１つの側面は、第３のプライが格納領域から離れる方向に面するように構成されている。

好ましくは、空隙ゾーンでは、袋のパネルの少なくとも１つの第２のプライが、空隙ゾーンに脆弱線を画定するように実質的に当接する隣接縁を有する２つの非接続片から構成され、脆弱線に沿って、パネルまたは袋が引裂可能である。

好ましくは、空隙ゾーンでは、袋のパネルの各々の第２のプライが、各々、実質的に当接する隣接縁を有する２つの非接続片から構成され、実質的に当接する隣接縁の各々が、空隙ゾーンで袋の脆弱線を画定するように位置合わせされ、脆弱線に沿って、袋が引裂可能である。

好ましくは、袋の各パネルが、プラスチック材料を含む。

好ましくは、ヒートシール接着の防止が、ヒートシール不可能な材料関係によって提供される。

好ましくは、ヒートシール接着の防止が、非熱可塑性材料を含むヒートシールを防止される材料のうちの少なくとも１つによって提供される。

好ましくは、袋のパネルのプライが袋の別のパネルにヒートシール接着可能であるとき、プライおよび袋の別のパネルが、ヒートシール可能な関係を有する。

好ましくは、互いに接着を防止されているか、またはヒートシール接着可能ではない、袋のパネルが、ヒートシール不可能な関係を有する。

好ましくは、袋の別のパネルへの接着が防止されているか、またはヒートシール接着可能ではない、袋のパネルのプライが、袋の別のパネルとのヒートシール不可能な関係を有する。

好ましくは、互いにヒートシール接着されている袋のパネルが、各々、熱可塑性材料を含む。

好ましくは、袋のパネルのプライが袋の別のパネルにヒートシール接着可能であるとき、プライおよび袋の別のパネルの各々が、熱可塑性材料を含む。

好ましくは、熱可塑性材料が、ポリエチレンおよびポリプロピレンのうちの１つ以上を含む。

好ましくは、袋のパネルが互いにヒートシール接着することを防止されている場合、パネルのうちの少なくとも１つが、非熱可塑性材料を含む。

好ましくは、袋のパネルのプライが、袋の別のパネルに接着することを防止されるか、またはヒートシール接着可能ではない場合、プライまたは袋の別のパネルの一方または両方が、非熱可塑性材料を含む。

好ましくは、非熱可塑性材料が、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、またはアルミニウムのうちの１つ以上を含む。

好ましくは、第２のモードでは、袋のヘッダゾーンがまた、ヒートシールされて、袋をヘッダゾーンで一緒に接着して、袋のヘッダを形成し、ヘッダゾーンが、第２のゾーンよりも袋の基部のより遠位にある。

好ましくは、袋のヘッダが、格納領域を密封するために、ヘッダゾーンで袋を一緒に密閉する。

好ましくは、第２のモードでは、袋は、袋のヘッダを除去し、格納領域への第２のモード開口部が作成されることを可能にするように、第２のゾーンで、かつ脆弱部または脆弱線に沿って引裂可能である。

好ましくは、ガセット形成である少なくとも１つの側面が、少なくとも１つの折り目を含み、少なくとも１つの折り目は、ガセット形成が、
ａ）正面パネルおよび背面パネルが格納領域の容積を減少させるように互いに向かって移動される、折り畳まれた構成に折り曲がることと、
ｂ）格納領域の容積を増加させるために、正面パネルおよび背面パネルを互いに離れる方向に動かすように、折り畳まれた構成から展開することと、を可能にするように構成されている。

好ましくは、ガセット形成が、１つの折り目を含む。

好ましくは、折り畳まれた構成では、ガセット形成の折り目が、格納領域の内側に突出している。

好ましくは、ガセット形成の少なくとも１つの折り目が、実質的に袋の基部と開口領域との間に延在する。

好ましくは、袋の基部が、前面パネル、背面パネル、および２つの側面に密閉された基部パネルを含み、基部パネルが、ガセット形成である少なくとも１つの側面のガセット形成に対応するように基部ガセット形成を含む。

好ましくは、第２のゾーンに沿ったヒートシール中に、ガセット形成が、その折り畳まれた構成に折り曲げられる。

好ましくは、第２のゾーンに沿ったヒートシール後、ガセット形成である各側面の半分が、第１の閉鎖具パネルに接着され、ガセット形成のもう半分が、前面パネルに接着されている。

好ましくは、第２のゾーンに沿ったヒートシール後、ガセット形成である各側面が、それ自体に接着されない。

好ましくは、ガセット形成である各側面が、格納領域から離れる方向に面する側面の表面でそれ自体に接着することを防止される。

好ましくは、格納領域から離れる方向に面する側面の表面が、それ自体に対してヒートシール不可能である。

好ましくは、第２のゾーンに沿ったヒートシール接着後、ガセット形成である各側面の半分が、第１の閉鎖具パネルに接着され、ガセット形成のもう半分が、前面パネルに接着され、ガセット形成である各側面の対向する表面が、それ自体と接着されている。

好ましくは、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の閉鎖具部材が、面ファスナの両方の部品を含む。

好ましくは、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の閉鎖具部材が、ジッパー閉鎖具の両方の部品を含む。

好ましくは、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の閉鎖具部材が、弾性接着剤閉鎖具を含む。

好ましくは、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具が、密閉可能な閉鎖具を含む。

別の態様では、本発明は、広義には、袋であって、背面パネルと、袋の開口領域で、背面パネルとのアセンブリとして、第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルと、を備え、各閉鎖具パネルが、開口領域の第１のゾーンで、閉鎖具部材を含み、閉鎖具部材が、開口可能かつ再密閉可能な閉鎖具を提供するために一緒に連結するためのものであり、
袋は、背面パネルに対向する前面パネルと、少なくとも１つがガセット形成である２つの側面と、をさらに含み、前面パネル、背面パネルおよび２つの側面が、格納領域を画定するために基部領域と開口領域との間に延在しており、
第１のゾーンよりも基部領域のより遠位のゾーンである開口領域の第２のゾーンでは、第２の閉鎖具パネルが、背面パネルに接着されており、第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルが、一緒に接着されておらず、互いにヒートシール接着することを防止されており、
第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルが互いにヒートシール接着されることを防止されている、第２のゾーンに沿って、袋がヒートシールされる場合、第１の閉鎖具パネルに対して平坦化されたときに正面パネルおよび側面の第１の閉鎖具パネル隣接部分である、袋の対応する部分に接着され、袋の開口可能かつ再閉鎖可能な口開口部が、第１および第２の閉鎖具パネルの閉鎖具部材の間に作成されることができる、袋から構成される。

別の態様では、本発明は、広義には、ユーザによる開閉のための袋の製造方法であって、方法が、
ａ）マルチパネルアセンブリとして袋を提供することであって、袋が、袋の基部で密閉された背面パネルおよび前面パネル、ならびに格納領域を画定するために基部から延在している２つの側面を含み、少なくとも１つの側面が、ガセット形成を有するパネルであり、第１の閉鎖具要素を含む開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の第１の部品が、背面パネルと関連付けられており、背面パネルが、第１の閉鎖具要素と協働するための第２の閉鎖具要素を有する開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の第２の部品を含み、袋は、第１の部品および背面パネルが熱および圧力の適用下で互いに接着することを防止される空隙領域を含む、提供することと、
ｂ）袋の第１の状態開口部を通じて包装内に商品を導入することであって、第１の状態開口部の外周が、背面パネル、前面パネル、および２つの側面によって画定されている、導入することと、
ｃ）空隙ゾーンに沿った背面パネルと正面パネルとの間におけるマルチパネルアセンブリへの熱および圧力の適用によって第１の状態開口部を閉鎖することであって、それにより、第２の部品が、背面パネルに接着され、第１の部品が、マルチパネルアセンブリの残りのパネルに接着され、第２の状態開口部が、第１の部品と第２の部品との間に作成されることができ、第２の状態開口部の外周が、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の第１の部品および第２の部品によって画定される、閉鎖することと、を含む、方法から構成される。

好ましくは、マルチパネルアセンブリの残りのパネルが、前面パネルおよび２つの側面を含む。

好ましくは、マルチパネルアセンブリの残りのパネルが、前面パネルと、ガセット形成を有するパネルである少なくとも１つの側面と、を含む。

好ましくは、第１の部品が接着されるマルチパネルアセンブリの残りのパネルが、第１の部品に直接隣接するガセット形成である少なくとも１つの側面の折り曲げられた部分と、ガセット形成を有するパネルである各少なくとも１つの側面の折り曲げられた部分によって覆われていない前面パネルの残りの部分と、を含む。

好ましくは、２つの側面の各々が、ガセット形成を有するパネルである。

好ましくは、第１の部品が接着されるマルチパネルアセンブリの残りのパネルが、
ａ）第１の部品のそれぞれの外周における各側面のガセット形成の一部分と、
ｂ）２つの側面のガセット形成によって遮られていない前面パネルの残りの部分と、を含む。

好ましくは、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の閉鎖具要素が、熱および圧力の適用下で互いに接着することを防止されている。

好ましくは、第２の状態開口部の外周が、第１の状態開口部の外周よりも小さい。

好ましくは、第２の状態開口部の外周が、ガセット形成を有するパネルである少なくとも１つの側面の幅または全幅に実質的に等しい量だけ第１の状態開口部の外周よりも小さい。

好ましくは、第２のモードでは、作成されることができる格納領域への第２の状態開口部が、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具で選択的に開口可能かつ再閉鎖可能である。

好ましくは、空隙領域が、実質的に袋の開口領域にわたって延在する。

好ましくは、第１の部品が、熱および圧力下でマルチパネルアセンブリの残りのパネルに接着可能である。

好ましくは、熱および圧力の適用による空隙領域におけるマルチパネルアセンブリの残りのパネルへの第１の部品の接着が、第１の部品とマルチパネルアセンブリの残りのパネルとの間の材料関係によって提供される。

好ましくは、背面パネルおよび第１の部品が互いにヒートシール接着することの防止が、背面パネルと第１の部品との間の空隙領域にあるセパレータによって提供され、セパレータが、空隙領域で背面パネルおよび第１の部品を互いに接着することから遮断する。

好ましくは、背面パネルおよび第１の部品が空隙領域で互いに接着することの防止が、熱および圧力下で接着しない、背面パネルと第１の部品との間の材料関係によって提供されている。

好ましくは、材料関係は、空隙領域における背面パネルおよび第１の部品の一方または両方が非熱可塑性材料を含むことによって提供されている。

好ましくは、非熱可塑性材料が、空隙領域における背面パネルおよび第１の部品の一方または両方への表面添加として提供されている。

好ましくは、非熱可塑性材料が、空隙領域における背面パネルおよび第１の部品の一方または両方と一体的に提供されている。

好ましくは、非熱可塑性材料が、空隙領域における背面パネルおよび第１の部品の一方または両方の外側プライの置換物として提供されている。

好ましくは、背面パネルと関連付けられた閉鎖具要素が、背面パネルのものである。

好ましくは、第１のモードでは、第１の部品が、第１のパネルの閉鎖具要素および背面パネルと関連付けられた閉鎖具要素の協働によって背面パネルと関連付けられている。

好ましくは、第１のモードでは、第１の部品が、空隙領域よりも基部のより遠位のゾーンに沿って第１の部品を背面パネルに接着することによって背面パネルと関連付けられている。

好ましくは、背面パネルが、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の第２の部品を含み、第２の部品が、背面パネルと関連付けられた閉鎖具要素を含み、第１の部品および背面パネルが互いに接着することの防止は、第１の部品および第２の部品が空隙ゾーンで互いに接着することの防止を含む。

好ましくは、第２の部品が、背面パネルにヒートシール接着されている。

好ましくは、第２の部品が、ａ）空隙領域、およびｂ）空隙領域よりも袋の基部のより遠位のゾーンの一方または両方で背面パネルにヒートシール接着されている。

好ましくは、第１のモードでは、第１の部品が、第１のパネルの閉鎖具要素および背面パネルと関連付けられた閉鎖具要素の協働によって第２の部品と関連付けられている。

好ましくは、第１のモードでは、第１の部品、第２の部品、および背面パネルが、空隙領域よりも基部のより遠位のゾーンに沿って開口領域で一緒に接着される。

好ましくは、第１の部品および第２の部品が互いにヒートシール接着することの防止が、背面パネルと第１の部品との間の空隙領域にあるセパレータによって提供され、セパレータが、空隙領域で第１の部品および第２の部品を互いに接着することから遮断する。

好ましくは、第１の部品および第２の部品が空隙領域で互いに接着することの防止が、熱および圧力下で接着しない、第１の部品と第２の部品との間の材料関係によって提供されている。

好ましくは、材料関係は、空隙領域における第１の部品および第２の部品の一方または両方が非熱可塑性材料を含むことによって提供されている。

好ましくは、非熱可塑性材料が、空隙領域における第１の部品および第２の部品の一方または両方への表面添加として提供されている。

好ましくは、非熱可塑性材料が、空隙領域における背面パネルおよび第１の部品の一方または両方と一体的に提供されている。

好ましくは、非熱可塑性材料が、空隙領域における第１の部品および第２の部品の一方または両方の外側プライの置換物として提供されている。

好ましくは、第２の部品が、空隙領域よりも基部のより遠位のゾーンで背面パネルに接着される。

好ましくは、第１のモードでは、第１の部品が、第１のパネルの閉鎖具要素および背面パネルと関連付けられた閉鎖具要素の協働によって第２の部品と関連付けられている。

好ましくは、第１のモードでは、第１の部品、第２の部品、および背面パネルが、空隙領域よりも基部のより遠位のゾーンに沿って開口領域で一緒に接着される。

好ましくは、背面パネル、前面パネル、ガセット形成を有するパネルである少なくとも１つの側面、第１の部品および第２の部品である、マルチパネルアセンブリの各パネルが、２つの対向する主要表面を含む。

好ましくは、マルチパネルアセンブリの各パネルが、
ａ）単一のプライであって、熱および圧力の適用下でマルチパネルアセンブリの別のパネルに各主要表面で接着可能である、単一のプライ、または
ｂ）複数のプライであって、少なくとも１つの主要表面が、熱および圧力の適用下でマルチパネルアセンブリの別のパネルに接着可能である、複数のプライのいずれかを含む。

好ましくは、複数のプライが、格納領域に面する第１のプライ、および第２のプライを含み、第２のプライが、第１のプライよりも低伸縮性であり、第１のプライが、熱および圧力の適用下で熱可塑性材料に接着可能である。

好ましくは、複数のプライが、第１のプライおよび第２のプライを含み、第２のプライが、第１のプライよりも低伸縮性であり、第１のプライが、熱および圧力の適用下でマルチパネルアセンブリの別のパネルに接着可能である。

好ましくは、第２のプライが、第１のプライよりも低弾性である。

好ましくは、第２のプライが、第１のプライのヤング率よりも大きいヤング率を有する材料のものである。

好ましくは、第２のプライが、熱および圧力の適用下で熱可塑性材料に接着可能ではない。

好ましくは、第２のプライが、熱および圧力の適用下でマルチパネルアセンブリの別のパネルに接着可能ではない。

好ましくは、第２のプライが、非熱可塑性材料を含む。

好ましくは、第２のプライが、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、またはアルミニウムのうちの１つ以上を含む。

好ましくは、背面パネル、前面パネル、およびガセット形成を有するパネルである少なくとも１つの側面が、各々、第１のプライおよび第２のプライを含み、各々の第１のプライが格納領域に面するように配置されている。

好ましくは、第１のプライが、熱可塑性材料を含む。

好ましくは、第１のプライが、ポリエチレンおよびポリプロピレンのうちの１つ以上を含む。

好ましくは、複数のプライが、第１のプライと第３のプライとの間に位置する第２のプライを含む。

好ましくは、第３のプライが、熱および圧力の適用下で、マルチパネルアセンブリの別のパネルに接着可能である。

好ましくは、第３のプライが、熱可塑性材料を含む。

好ましくは、第３のプライが、ポリエチレンおよびポリプロピレンのうちの１つ以上を含む。

好ましくは、ガセット形成を有するパネルである少なくとも１つの側面が、第１のプライと第３のプライとの間に位置する第２のプライを含み、第３のプライが、熱および圧力の適用下でマルチパネルアセンブリの別のパネルに接着可能ではなく、ガセット形成を有するパネルである少なくとも１つの側面は、第３のプライが格納領域から離れる方向に面するように構成されている。

好ましくは、空隙ゾーンでは、マルチパネルアセンブリのパネルの少なくとも１つの第２のプライが、空隙ゾーンに脆弱線を画定するように実質的に当接する隣接縁を有する２つの非接続片から構成され、脆弱線に沿って、パネルまたはマルチパネルアセンブリが引裂可能である。

好ましくは、空隙ゾーンでは、マルチパネルアセンブリのパネルの各々の第２のプライが、各々、実質的に当接する隣接縁を有する２つの非接続片から構成され、実質的に当接する隣接縁の各々が、空隙ゾーンでマルチパネルアセンブリの脆弱線を画定するように位置合わせされ、脆弱線に沿って、マルチパネルアセンブリが引裂可能である。

好ましくは、第２のモードの前の空隙領域に沿った熱および圧力の適用による第１の状態開口部を閉じる工程が、開口領域の第１の閉鎖具パネルの全幅にわたる熱および圧力の適用を含む。

好ましくは、第２のモードの前の空隙領域に沿った熱および圧力の適用の適用による第１の状態開口部を閉じる工程が、第１の部品をマルチパネルアセンブリの残りのパネルに対して密閉する。

好ましくは、マルチパネルアセンブリの各パネルが、プラスチック材料を含む。

好ましくは、熱および圧力の適用が、プラスチック溶接を含む。

好ましくは、プラスチック溶接が、接触溶接、赤外線溶接、超音波溶接、ホットガス溶接、およびヒートシールのうちの１つ以上から選択される。

好ましくは、接着が、ヒートシールを含む。

好ましくは、接着の防止が、ヒートシールの防止を含む。

好ましくは、ヒートシールの防止が、ヒートシール不可能な材料関係によって提供される。

好ましくは、ヒートシールの防止が、非熱可塑性材料を含むヒートシールを防止される材料のうちの少なくとも１つによって提供される。

好ましくは、互いに接着されるマルチパネルアセンブリのパネルが、ヒートシール可能な関係を有する。

好ましくは、マルチパネルアセンブリのパネルのプライが熱および圧力の適用下でマルチパネルアセンブリの別のパネルに接着可能であるとき、マルチパネルアセンブリのプライおよび別のパネルが、ヒートシール可能な関係を有する。

好ましくは、熱および圧力の適用下で互いに接着することを防止されるか、または互いに接着可能ではないマルチパネルアセンブリのパネルが、ヒートシール不可能な関係を有する。

好ましくは、熱および圧力の適用下でマルチパネルアセンブリの別のパネルに接着することを防止されるか、または接着可能ではない、マルチパネルアセンブリのパネルのプライが、ヒートシール不可能な関係を有する。

好ましくは、熱および圧力の適用下で互いに接着されるマルチパネルアセンブリのパネルが、各々、熱可塑性材料を含む。

好ましくは、マルチパネルアセンブリのパネルのプライが熱および圧力の適用下でマルチパネルアセンブリの別のパネルに接着可能であるとき、マルチパネルアセンブリのプライおよび別のパネルの各々が、熱可塑性材料を含む。

好ましくは、熱可塑性材料が、ポリエチレンおよびポリプロピレンのうちの１つ以上を含む。

好ましくは、マルチパネルアセンブリのパネルが、熱および圧力の適用下で互いに接着することを防止されるか、または互いに接着可能ではない場合、パネルの少なくとも１つが、非熱可塑性材料を含む。

好ましくは、マルチパネルアセンブリのパネルのプライが熱および圧力の適用下でマルチパネルアセンブリの別のパネルに接着することを防止されるか、または接着可能ではない場合、マルチパネルアセンブリのプライまたは別のパネルの一方または両方が、非熱可塑性材料を含む。

好ましくは、非熱可塑性材料が、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、またはアルミニウムのうちの１つ以上を含む。

好ましくは、第２のモードでは、熱および圧力がまた、袋のヘッダゾーンに沿って適用されて、マルチパネルアセンブリをヘッダゾーンで一緒に接着して、袋のヘッダを形成しており、ヘッダゾーンが、空隙領域よりも袋の基部のより遠位にある。

好ましくは、袋のヘッダが、格納領域を密封するために、ヘッダゾーンでマルチパネルアセンブリを一緒に密閉する。

好ましくは、第２のモードでは、袋は、袋のヘッダを除去し、格納領域への第２の状態開口部が作成されることを可能にするように、空隙領域で、かつ脆弱部または脆弱線に沿って引裂可能である。

好ましくは、ガセット形成を有するパネルである少なくとも１つの側面が、少なくとも１つの折り目を含み、少なくとも１つの折り目は、ガセット形成が、
ａ）正面パネルおよび背面パネルが格納領域の容積を減少させるように互いに向かって移動される、折り畳まれた構成に折り曲がることと、
ｂ）格納領域の容積を増加させるために、正面パネルおよび背面パネルを互いに離れる方向に動かすように、折り畳まれた構成から展開することと、を可能にするように構成されている。

好ましくは、ガセット形成が、１つの折り目を含む。

好ましくは、折り畳まれた構成では、ガセット形成の折り目が、格納領域の内側に突出している。

好ましくは、ガセット形成の少なくとも１つの折り目が、実質的に袋の基部と開口領域との間に延在する。

好ましくは、袋の基部が、前面パネル、背面パネル、および２つの側面に密閉された基部パネルを含み、基部パネルが、ガセット形成を有するパネルである少なくとも１つの側面のガセット形成に対応するように基部ガセット形成を含む。

好ましくは、第２のモードの前の空隙領域に沿った熱および圧力の適用中、ガセット形成が、その折り畳まれた構成に折り曲げられる。

好ましくは、空隙領域に沿った熱および圧力の適用後の第２のモードでは、ガセット形成を有するパネルである各側面の半分が、第１の部品に接着され、ガセット形成のもう半分が、前面パネルに接着される。

好ましくは、空隙領域に沿った熱および圧力の適用後の第２のモードでは、ガセット形成を有するパネルである各側面が、それ自体に接着されない。

好ましくは、ガセット形成を有するパネルである各側面が、格納領域から離れる方向に面する側面の表面でそれ自体に接着することを防止される。

好ましくは、格納領域から離れる方向に面する側面の表面が、それ自体に対してヒートシール不可能である。

好ましくは、空隙領域に沿った熱および圧力の適用後の第２のモードでは、ガセット形成を有するパネルである各側面の半分が、第１の部品に接着され、ガセット形成のもう半分が、前面パネルに接着され、ガセット形成を有するパネルである各側面の対向する表面が、それ自体と接着されている。

好ましくは、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の閉鎖具要素が、面ファスナの両方の部品を含む。

好ましくは、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の閉鎖具要素が、ジッパー閉鎖具の両方の部品を含む。

好ましくは、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の閉鎖具要素が、弾性接着剤閉鎖具を含む。

好ましくは、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具が、密閉可能な閉鎖具を含む。

別の態様では、本発明は、広義には、開口領域、基部領域、および格納領域を有する袋であって、袋が、
背面パネルと、対向する前面パネルと、格納領域を画定するために基部領域と開口領域との間に延在している２つの側面であって、少なくとも１つの側面が、ガセット付き側面である、２つの側面と、
互いに面する第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルを含む閉鎖具アセンブリであって、閉鎖具アセンブリの空隙ゾーンでは、第１および第２の閉鎖具パネルが、一緒にヒートシールすることを防止されており、閉鎖具アセンブリの閉鎖具ゾーンでは、各閉鎖具パネルが、閉鎖具パネルの中間の閉鎖具部材を含み、閉鎖具部材が、袋に開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具を提供するために互いに連結するためのものであり、空隙ゾーンが、密閉ゾーンよりも基部領域のより遠位に提供されている、閉鎖具アセンブリと、を備え、
第１の状態では、閉鎖具アセンブリが、背面パネルと関連付けられ、袋が、開口領域に第１の状態口開口部を有し、第１の状態口開口部の外周が、背面パネルおよび前面パネルならびに側面によって画定されており、
第２の状態では、空隙領域に沿った袋のヒートシールに続いて、第１の閉鎖具パネルが、第２の閉鎖具パネルに対して平坦化されたときに正面パネルおよび側面の第１の閉鎖具パネル隣接部分である、袋の対応する部分に接着され、それにより、袋の第２の状態口開口部が、第１の閉鎖具パネルと第２の閉鎖具パネルとの間に作成されることができ、第２の状態口開口部の外周が、第１の閉鎖具パネルの閉鎖具部材および第２の閉鎖具パネルの閉鎖具部材によって画定されている、袋から構成される。

好ましくは、第１の閉鎖具パネルが接着される袋の対応する部分が、第１の閉鎖具パネルに直接隣接するガセット形成である少なくとも１つの側面の折り曲げられた部分と、ガセット形成である各少なくとも１つの側面の折り曲げられた部分によって覆われていない前面パネルの残りの部分と、を含む。

好ましくは、２つの側面の各々が、ガセット形成である。

好ましくは、第１の閉鎖具パネルが接着される袋の対応する部分が、
ａ）第１の閉鎖具パネルのそれぞれの外周における各側面のガセット形成の一部分と、
ｂ）２つの側面のガセット形成によって遮られていない前面パネルの残りの部分と、を含む。

好ましくは、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の閉鎖具部材が、互いにヒートシール接着することを防止される。

好ましくは、空隙ゾーンに沿った袋のヒートシールに続く開口部である、袋の第２の状態口開口部の外周が、空隙ゾーンに沿った袋のヒートシールの前の開口部である、袋の第１の状態口開口部よりも小さい。

好ましくは、袋の第１の状態開口部の外周が、前面パネル、背面パネル、および２つの側面によって画定されている。

好ましくは、袋の第２の状態口開口部の外周が、前面パネルおよび背面パネルによって画定されている。

好ましくは、空隙ゾーンが、実質的に袋の開口領域にわたって延在する。

好ましくは、第１の閉鎖具パネルが、袋の対応する部分にヒートシール接着可能である。

好ましくは、空隙ゾーンにおける袋の対応する部分への第１の閉鎖具パネルのヒートシール接着が、第１の閉鎖具パネルと袋の対応する部分との間の材料関係によって提供される。

好ましくは、第２の閉鎖具パネルが、背面パネルにヒートシール接着されている。

好ましくは、第２の閉鎖具パネルが、ａ）空隙ゾーン、およびｂ）空隙ゾーンよりも袋の基部のより遠位のゾーンの一方または両方で背面パネルにヒートシール接着されている。

好ましくは、第１の状態では、第１の閉鎖具パネルが、第１のパネルの閉鎖具部材および背面パネルと関連付けられた閉鎖具部材の協働によって第２の閉鎖具パネルと関連付けられている。

好ましくは、第１の状態では、第１の閉鎖具パネル、第２の閉鎖具パネル、および背面パネルが、空隙ゾーンよりも基部のより遠位のゾーンに沿って開口領域で一緒に接着される。

好ましくは、第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルが互いにヒートシール接着することの防止が、背面パネルと第１の閉鎖具パネルとの間の空隙ゾーンにあるセパレータによって提供され、セパレータが、空隙ゾーンで第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルを互いに接着することから遮断する。

好ましくは、第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルが空隙ゾーンで互いにヒートシール接着することの防止が、ヒートシール接着しない、第１の閉鎖具パネルと第２の閉鎖具パネルとの間の材料関係によって提供されている。

好ましくは、材料関係は、空隙ゾーンにおける第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルの一方または両方が非熱可塑性材料を含むことによって提供されている。

好ましくは、非熱可塑性材料が、空隙ゾーンにおける第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルの一方または両方への表面添加として提供されている。

好ましくは、非熱可塑性材料が、空隙ゾーンにおける第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルの一方または両方と一体的に提供されている。

好ましくは、非熱可塑性材料が、空隙ゾーンにおける第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルの一方または両方の外側プライの置換物として提供されている。

好ましくは、第２の閉鎖具パネルが、空隙ゾーンよりも基部のより遠位のゾーンで背面パネルに接着される。

好ましくは、第１の状態では、第１の閉鎖具パネルが、第１のパネルの閉鎖具部材および背面パネルと関連付けられた閉鎖具部材の協働によって第２の閉鎖具パネルと関連付けられている。

好ましくは、第１の状態では、第１の閉鎖具パネル、第２の閉鎖具パネル、および背面パネルが、空隙ゾーンよりも基部のより遠位のゾーンに沿って開口領域で一緒に接着される。

好ましくは、背面パネル、前面パネル、ガセット形成である少なくとも１つの側面、第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルである、袋の各パネルが、２つの対向する主要表面を含む。

好ましくは、袋の各パネルが、
ａ）単一のプライであって、袋の別のパネルに各主要表面でヒートシール接着可能である、単一のプライ、または
ｂ）複数のプライであって、少なくとも１つの主要表面が袋の別のパネルにヒートシール接着可能である、複数のプライのいずれかを含む。

好ましくは、複数のプライが、第１のプライおよび第２のプライを含み、第２のプライが、第１のプライよりも低伸縮性であり、第１のプライが、袋の別のパネルにヒートシール接着可能である。

好ましくは、第２のプライが、第１のプライよりも低弾性である。

好ましくは、第２のプライが、第１のプライのヤング率よりも大きいヤング率を有する材料のものである。

好ましくは、第２のプライが、袋の別のパネルにヒートシール接着可能ではない。

好ましくは、第２のプライが、非熱可塑性材料を含む。

好ましくは、第２のプライが、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、またはアルミニウムのうちの１つ以上を含む。

好ましくは、背面パネル、前面パネル、およびガセット形成である少なくとも１つの側面が、各々、第１のプライおよび第２のプライを含み、各々の第１のプライが格納領域に面するように配置されている。

好ましくは、第１のプライが、熱可塑性材料を含む。

好ましくは、第１のプライが、ポリエチレンおよびポリプロピレンのうちの１つ以上を含む。

好ましくは、複数のプライが、第１のプライと第３のプライとの間に位置する第２のプライを含む。

好ましくは、第３のプライが、袋の別のパネルにヒートシール接着可能である。

好ましくは、第３のプライが、非熱可塑性材料を含む。

好ましくは、第３のプライが、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、またはアルミニウムのうちの１つ以上を含む。

好ましくは、ガセット形成である少なくとも１つの側面が、第１のプライと第３のプライとの間に位置する第２のプライを含み、第３のプライが、袋の別のパネルにヒートシール接着可能ではなく、ガセット形成である少なくとも１つの側面は、第３のプライが格納領域から離れる方向に面するように構成されている。

好ましくは、空隙ゾーンでは、袋のパネルの少なくとも１つの第２のプライが、空隙ゾーンに脆弱線を画定するように実質的に当接する隣接縁を有する２つの非接続片から構成され、脆弱線に沿って、パネルまたは袋が引裂可能である。

好ましくは、空隙ゾーンでは、袋のパネルの各々の第２のプライが、各々、実質的に当接する隣接縁を有する２つの非接続片から構成され、実質的に当接する隣接縁の各々が、空隙ゾーンで袋の脆弱線を画定するように位置合わせされ、脆弱線に沿って、袋が引裂可能である。

好ましくは、袋の各パネルが、プラスチック材料を含む。

好ましくは、ヒートシール接着の防止が、ヒートシール不可能な材料関係によって提供される。

好ましくは、ヒートシール接着の防止が、非熱可塑性材料を含むヒートシールを防止される材料のうちの少なくとも１つによって提供される。

好ましくは、袋のパネルのプライが袋の別のパネルにヒートシール接着可能であるとき、プライおよび袋の別のパネルが、ヒートシール可能な関係を有する。

好ましくは、互いに接着を防止されているか、またはヒートシール接着可能ではない、袋のパネルが、ヒートシール不可能な関係を有する。

好ましくは、袋の別のパネルへの接着が防止されているか、またはヒートシール接着可能ではない、袋のパネルのプライが、袋の別のパネルとのヒートシール不可能な関係を有する。

好ましくは、互いにヒートシール接着されている袋のパネルが、各々、熱可塑性材料を含む。

好ましくは、袋のパネルのプライが袋の別のパネルにヒートシール接着可能であるとき、プライおよび袋の別のパネルの各々が、熱可塑性材料を含む。

好ましくは、熱可塑性材料が、ポリエチレンおよびポリプロピレンのうちの１つ以上を含む。

好ましくは、袋のパネルが互いにヒートシール接着することを防止されている場合、パネルのうちの少なくとも１つが、非熱可塑性材料を含む。

好ましくは、袋のパネルのプライが、袋の別のパネルに接着することを防止されるか、またはヒートシール接着可能ではない場合、プライまたは袋の別のパネルの一方または両方が、非熱可塑性材料を含む。

好ましくは、非熱可塑性材料が、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、またはアルミニウムのうちの１つ以上を含む。

好ましくは、第２の状態では、袋のヘッダゾーンがまた、ヒートシールされて、袋をヘッダゾーンで一緒に接着して、袋のヘッダを形成し、ヘッダゾーンが、空隙ゾーンよりも袋の基部のより遠位にある。

好ましくは、袋のヘッダが、格納領域を密封するために、ヘッダゾーンで袋を一緒に密閉する。

好ましくは、第２の状態では、袋は、袋のヘッダを除去し、格納領域への第２の状態口開口部が作成されることを可能にするように、空隙ゾーンで、かつ脆弱部または脆弱線に沿って引裂可能である。

好ましくは、第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルの各々が、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具よりも袋の基部により近接する延長部分を含む。

好ましくは、延長部分が、袋のさらなる閉鎖具を形成するために互いに接着されることができる。

好ましくは、接着が、ユーザによって分離されることができる接着剤接着によるものである。

好ましくは、接着が、弾性接着剤接着によるものである。

好ましくは、延長部分が、袋のさらなる閉鎖具を形成するために互いにヒートシール接着されることができる。

好ましくは、第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルの一方または両方が、それらの延長部分で、第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルの一方または両方の引裂を容易にして、さらなる閉鎖具を通り越して袋の格納領域へのアクセスを可能にする脆弱線を含む。

好ましくは、延長部分が、脆弱線（複数可）よりも袋の基部により近接してヒートシール接着されている。

好ましくは、第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルは、それらの延長部分が一緒にヒートシール接着されている背面パネルとの関連付けのために提供される。

好ましくは、第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルは、それらの延長部分が一緒にヒートシール接着されていない背面パネルとの関連付けのために提供される。

好ましくは、閉鎖具アセンブリを背面パネルと関連付けることがまた、延長部分を一緒にヒートシール接着する工程を含む。

好ましくは、延長部分がまた、背面パネルにヒートシール接着されている。

好ましくは、さらなる閉鎖具が、ユーザのための不正開封防止指標である。

好ましくは、さらなる閉鎖具が、ユーザによるその開口の前に、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具が開いているか、または閉じているかに関係なく、袋を密閉するなどの、密閉された閉鎖具である。

好ましくは、さらなる閉鎖具が、袋のヘッダと組み合わせて提供される。

好ましくは、ガセット形成である少なくとも１つの側面が、少なくとも１つの折り目を含み、少なくとも１つの折り目は、ガセット形成が、
ａ）正面パネルおよび背面パネルが格納領域の容積を減少させるように互いに向かって移動される、折り畳まれた構成に折り曲がることと、
ｂ）格納領域の容積を増加させるために、正面パネルおよび背面パネルを互いに離れる方向に動かすように、折り畳まれた構成から展開することと、を可能にするように構成されている。

好ましくは、ガセット形成が、１つの折り目を含む。

好ましくは、折り畳まれた構成では、ガセット形成の折り目が、格納領域の内側に突出している。

好ましくは、ガセット形成の少なくとも１つの折り目が、実質的に袋の基部と開口領域との間に延在する。

好ましくは、袋の基部が、前面パネル、背面パネル、および２つの側面に密閉された基部パネルを含み、基部パネルが、ガセット形成である少なくとも１つの側面のガセット形成に対応するように基部ガセット形成を含む。

好ましくは、空隙ゾーンに沿ったヒートシール中に、ガセット形成が、その折り畳まれた構成に折り曲げられる。

好ましくは、空隙ゾーンに沿ったヒートシール後、ガセット形成である各側面の半分が、第１の閉鎖具パネルに接着され、ガセット形成のもう半分が、前面パネルに接着されている。

好ましくは、空隙ゾーンに沿ったヒートシール後、ガセット形成である各側面が、それ自体に接着されない。

好ましくは、ガセット形成である各側面が、格納領域から離れる方向に面する側面の表面でそれ自体に接着することを防止される。

好ましくは、格納領域から離れる方向に面する側面の表面が、それ自体に対してヒートシール不可能である。

好ましくは、空隙ゾーンに沿ったヒートシール接着後、ガセット形成である各側面の半分が、第１の閉鎖具パネルに接着され、ガセット形成のもう半分が、前面パネルに接着され、ガセット形成である各側面の対向する表面が、それ自体と接着されている。

好ましくは、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の閉鎖具部材が、面ファスナの両方の部品を含む。

好ましくは、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の閉鎖具部材が、ジッパー閉鎖具の両方の部品を含む。

好ましくは、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の閉鎖具部材が、弾性接着剤閉鎖具を含む。

好ましくは、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具が、密閉可能な閉鎖具を含む。

好ましくは、ヒートシール前に、袋の第１の状態開口部が、第１のパネル、第２のパネル、および２つの側面によって開口領域で画定されている。

好ましくは、ヒートシール後に、袋の第２の状態開口部が、開口領域で作成されることができ、第２の状態開口部が、袋の第１のパネルおよび対応する部分の側面によって画定されている。

好ましくは、ヒートシール後の開口部が、第１のパネルに結合される第１の閉鎖具パネルの密閉部材と、袋の反対側に接着されている第２の閉鎖具パネルの対応する密閉部材によって、開口可能かつ再密閉可能な閉鎖具を有する。

別の態様では、本発明は、広義には、袋の、または袋用の開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具サブアセンブリであって、閉鎖具サブアセンブリが、第１のフィルムおよび第２のフィルムと、閉鎖具領域に、それらの間の２つの協働する閉鎖具要素と、を含み、閉鎖具要素のうちの１つが、各々、第１のフィルムおよび第２のフィルムの各々のそれぞれの内面にあり、
第１のフィルムおよび第２のフィルムの内面の非接着領域は、非接着領域で、内面の反対側の表面である、いずれかのフィルムの外面が、第１のフィルムおよび第２のフィルムの内面の互いに対するヒートシール接着なしで、第３のフィルムにヒートシールされ得るように、ヒートシール不可能な関係を有する、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具サブアセンブリから構成される。

好ましくは、閉鎖具サブアセンブリが、非接着領域よりも閉鎖具領域のより遠位にある接着領域を含む。

好ましくは、接着領域では、第１のフィルムおよび第２のフィルムの内面は、それらが互いにヒートシールされ得るように、ヒートシール可能な関係を有する。

好ましくは、接着領域では、第１のフィルムおよび第２のフィルムの両方が熱可塑性材料を含む。

好ましくは、熱可塑性材料が、ポリエチレンおよびポリプロピレンのうちの１つ以上を含む。

好ましくは、非接着領域が、閉鎖具領域に隣接している。

好ましくは、非接着領域では、第１のフィルムおよび第２のフィルムの一方または両方が、非熱可塑性材料を含む。

好ましくは、非熱可塑性材料が、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、またはアルミニウムのうちの１つ以上を含む。

好ましくは、非接着領域が、密閉可能な閉鎖具の長さの少なくとも実質的部分に沿って延在している。

好ましくは、第１のフィルムおよび第２のフィルムの一方または両方が、複数のサブフィルムの積層体を含む。

好ましくは、ヒートシール不可能な関係が、非熱可塑性材料を含む非接着ゾーンにおける第１のフィルムおよび第２のフィルムの一方または両方によって提供されている。

好ましくは、非熱可塑性材料が、非接着ゾーンにおける第１のフィルムおよび第２のフィルムの一方または両方への表面添加として提供されている。

好ましくは、非熱可塑性材料が、空隙ゾーンにおける第１のフィルムおよび第２のフィルムの一方または両方と一体的に提供されている。

好ましくは、非熱可塑性材料が、空隙ゾーンにおける第１のフィルムおよび第２のフィルムの一方または両方の外側サブフィルムの置換物として提供されている。

好ましくは、第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルの各々が、非接着ゾーンよりも２つの協働する閉鎖具要素を越える延長部分を含む。

好ましくは、延長部分が、さらなる閉鎖具を形成するために互いに接着されることができる。

好ましくは、接着が、ユーザによって分離されることができる接着剤接着によるものである。

好ましくは、接着が、弾性接着剤接着によるものである。

好ましくは、延長部分が、さらなる閉鎖具を形成するために互いにヒートシール接着されることができる。

好ましくは、第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルの一方または両方が、それらの延長部分で、第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルの一方または両方の引裂を容易にして、さらなる閉鎖具を通り越して通過を可能にする脆弱線を含む。

好ましくは、延長部分が、脆弱線（複数可）よりも２つの協働する閉鎖具要素のより遠位にヒートシール接着されている。

好ましくは、第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルが、一緒にヒートシール接着されている。

好ましくは、第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルは、それらの延長部分が一緒にヒートシール接着されていない袋の背面パネルとの関連付けのために提供される。

好ましくは、背面パネルとの閉鎖具アセンブリの関連付けが、延長部分を一緒にヒートシール接着することを含む。

好ましくは、延長部分がまた、背面パネルにヒートシール接着されている。

好ましくは、さらなる閉鎖具が、ユーザのための不正開封防止指標である。

別の態様では、本発明は、広義には、袋の部品として本明細書に説明される開口可能かつ再密閉可能な閉鎖具サブアセンブリであって、開口可能かつ再密閉可能な閉鎖具サブアセンブリが、背面パネルと、背面パネルに対向する前面パネルと、少なくとも１つの側面がガセット形成である２つの側面と、を備え、背面パネル、前面パネルおよび側面が、基部領域と開口領域との間に延在して、格納領域を画定し、開口可能かつ再密閉可能な閉鎖具サブアセンブリが、袋の開口領域に、背面パネルとのアセンブリとして提供されている、開口可能かつ再密閉可能な閉鎖具サブアセンブリから構成される。

好ましくは、第２のフィルムが、背面パネルにヒートシールされている。

好ましくは、第１および第２のフィルムが、非接着ゾーンよりも袋の基部のより遠位の領域で互いにヒートシールされている。

好ましくは、第１および第２のフィルムならびに背面パネルが、非接着領域よりも袋の基部のより遠位の領域で一緒にヒートシールされている。

好ましくは、袋の第１のモード開口部が、背面パネル、前面パネル、および２つの側面によって画定されている。

好ましくは、互いにヒートシール接着されている袋または開口可能かつ再密閉可能な閉鎖具サブアセンブリの要素が、各々、熱可塑性材料を含む。

好ましくは、熱可塑性材料が、ポリエチレンおよびポリプロピレンのうちの１つ以上を含む。

別の態様では、本発明は、広義には、袋の部品として本明細書に説明される開口可能かつ再密閉可能な閉鎖具サブアセンブリであって、開口可能かつ再密閉可能な閉鎖具サブアセンブリが、背面パネルと、背面パネルに対向する前面パネルと、少なくとも１つの側面がガセット形成である２つの側面と、を備え、背面パネル、前面パネルおよび側面が、基部領域と開口領域との間に延在して、格納領域を画定し、第２のフィルムが、背面パネルにヒートシールされ、第１のフィルムが、正面パネルおよびガセット形成である少なくとも１つの側面にヒートシールされている、開口可能かつ再密閉可能な閉鎖具サブアセンブリから構成される。

好ましくは、第１のフィルムを前面パネルおよびガセット形成である少なくとも１つの側面にヒートシールするために、袋が、非接着ゾーンに沿ってヒートシールされている。

好ましくは、非接着ゾーンに沿ってヒートシールして、第１のフィルムを前面パネルおよびガセット形成である少なくとも１つの側面にヒートシール接着する際、第１のフィルムおよび第２のフィルムの内面のヒートシール不可能な関係は、第１のフィルムおよび第２のフィルムが非接着ゾーンで互いにヒートシール接着することを防止する。

好ましくは、袋の第２のモード開口部が、第１のフィルムおよび第２のフィルムの２つの協働する閉鎖具要素の間に作成されることができる。

好ましくは、互いにヒートシール接着されている袋または開口可能かつ再密閉可能な閉鎖具サブアセンブリの要素が、各々、熱可塑性材料を含む。

好ましくは、熱可塑性材料が、ポリエチレンおよびポリプロピレンのうちの１つ以上を含む。

本明細書に使用される「軸」という用語は、対称形状を形成するために線または平面が回転され得る回転軸を意味する。例えば、周囲を回転する線および回転軸は、表面を形成することになるが、周囲を回転する平面および回転軸は、立体を形成することになる。

本明細書に使用される際、「および／または」という用語は、「および」もしくは「または」、またはその両方を意味する。

本明細書に使用される際、名詞に続く「（ｓ）」は、名詞の複数形および／または単数形を意味する。

本明細書［および特許請求の範囲］に使用される「備える」という用語は、「少なくとも部分的に構成される」ことを意味する。「備える」という用語を含む本明細書［および特許請求の範囲］の各記述を解釈するとき、その用語によって前置きされる特徴（複数可）以外の特徴もまた存在し得る。「備える（ｃｏｍｐｒｉｓｅ）」および「備える（ｃｏｍｐｒｉｓｅｓ）」などの関連用語は、同様に解釈されることになる。

本発明はまた、広義には、本出願の明細書において個別にまたは集合的に言及または示される部品、要素および特徴、ならびに任意の２つ以上の部品、要素または特徴の任意または全ての組み合わせから構成され得、本発明が関連する技術分野で既知の等価物を有する特定の完成体が本明細書に述べられる場合、そのような既知の等価物は、個別に記載されているかのように本明細書に組み込まれるとみなされる。

本発明が関連する技術分野の当業者にとって、本発明の構造における多くの変更ならびに大きく異なる実施形態および用途は、添付の特許請求の範囲で定義される本発明の範囲から逸脱せずに、それ自体を示唆することになる。本明細書の開示および説明は、純粋に例示的なものであり、いかなる意味においても限定することを意図するものではない。

本発明の他の態様は、例としてのみ、添付の図面を参照して与えられる、以下の説明から明らかになり得る。

本発明の好ましい実施形態は、例としてのみ、図面を参照して説明されることになる。
パネルを示す。 パネルの別の図を示す。 パネルの図を示す。 パネルの図を示す。 閉鎖具部材を含むパネルの図を示す。 閉鎖具部材を含むパネルの図を示す。 袋のアセンブリおよび使用の様々な段階を示す。 袋のアセンブリおよび使用の様々な段階を示す。 袋のアセンブリおよび使用の様々な段階を示す。 袋のアセンブリおよび使用の様々な段階を示す。 袋のアセンブリおよび使用の様々な段階を示す。 袋のアセンブリおよび使用の様々な段階を示す。 袋のアセンブリおよび使用の様々な段階を示す。 袋のアセンブリおよび使用の様々な段階を示す。 袋のアセンブリおよび使用の様々な段階を示す。 袋のアセンブリおよび使用の様々な段階を示す。 袋のアセンブリおよび使用の様々な段階を示す。 袋のアセンブリおよび使用の様々な段階を示す。 袋のアセンブリおよび使用の様々な段階を示す。 パネルおよび閉鎖具アセンブリの図を示す。 第１のモード開口部を有する袋の図を示す。 第１のモード開口部を通じて物質で充填されている図７の袋の図を示す。 袋への熱および圧力の適用後の図７または８の袋を示す。 袋のヘッダの部分的に除去を示す。 第２のモード開口部を有する袋を示す。 第１のモード開口部を有する袋の上面図を示す。 それ自体に対して平坦化された図１２Ａの袋を示す。 熱および圧力の適用後の図１２Ａまたは１２Ｂの袋を示す。 第２のモード開口部を有する袋の上面図を示す。 閉鎖具サブアセンブリの図を示す。 図１３Ａの閉鎖具サブアセンブリを別のパネルに接着する段階を示す。 図１３Ａの閉鎖具サブアセンブリを別のパネルに接着する段階を示す。 第１のモード開口部を有する袋の部品として図１３Ｃのアセンブリを示す。 図１３Ｄの袋の接着段階を示す。 図１３Ｄの袋の接着段階を示す。 袋のヘッダが除去された状態の図１３Ｆの袋を示す。 ２つの閉鎖具要素の間に袋の第２のモード開口部を有する図１３Ｇの袋を示す。 図１３Ｆおよび１３Ｇに示される袋のさらなる実施形態を示す。 図１３Ｆおよび１３Ｇに示される袋のさらなる実施形態を示す。 パネルおよび閉鎖具アセンブリの図を示す。 パネルの図である。 パネルの積層構成を示す。 図１７Ａの積層されたパネルを示す。 積層されたパネルのプライの一部分の除去を示す。 除去された部分を有する図１８Ａのパネルの図を示す。 プライの一部分が別の部分と置換されている、図１８Ｂのパネルの図を示す。 プライの一部分が別の部分と置換されている、図１８Ｂのパネルの図を示す。 脆弱線を導入するためのパネル構成を示す。 脆弱線および表面添加を有する積層パネルを示す。 脆弱線および積層プライの部分置換を有する積層パネルを示す。 さらなる実施形態の袋を示す。 閉鎖具サブアセンブリの一実施形態を示す。 図２４Ａのアセンブリのさらなる図を示す。 袋の部品として、図２４Ａおよび２３Ｂの閉鎖具サブアセンブリを示す。 袋の格納領域がアクセス可能である、図２５Ａの構成を示す。

図７に示されるものは、袋１である。袋は、図１Ａに示されるパネル２などの、複数のパネルまたはシートから構成される。袋のパネルの少なくともいくつかは、好ましくは、複数のサブパネル、フィルムまたはプライの積層体である積層パネルとして提供される。袋のパネル、および積層体の少なくともいくつかの部品は、好ましくは、プラスチック材料である。

図１Ｂは、第１のプライ３、第２のプライ４および第３のプライ５を含む積層パネル２の例を示す。接着特性を含む異なる特性は、異なる材料を有するプライの提供によって、またはプライを異なるレイアップで積層することによって、パネルまたは袋に提供され得る。例えば、一実施形態では、積層パネル２の外側プライとして、第１のプライ３および第３のプライ５は、ヒートシール可能な材料を含み得る。次いで、内部プライとしての第２のプライ４は、第１のプライ３および／または第３のプライ５よりも比較的低弾性であり得る。この構成により、第２のプライ４は、パネル２に靭性または弾性を提供し得、一方、外側プライ３、５は、それらの特定の接着特性のために提供される。第２のプライ２は、ヒートシール可能な性質のものであってもよく、またはヒートシール不可能な性質のものであってもよい。

様々な好ましい形態では、パネル２は、積層パネルを含むが、本発明の他の実施形態では、袋のパネルは、単一のサブパネル、フィルムまたはプライを含んでもよい。

次に、袋の実施形態が、特に、図７～１１を参照して説明される。図７の袋は、前面パネル６および背面パネル７を含む。袋１は、２つの側面８を含む。前面パネル、背面パネル、および２つの側面は、袋の基部９から延在して、格納領域１０を画定する。図７に示されるように、袋は、開口領域１１で開かれる。開口領域１１は、好ましい実施形態では、基部９の反対側にある。袋の側面８のうちの少なくとも１つは、ガセット形成である。図７に見られるように、両側面８が、好ましくは、ガセット形成である。

袋のマルチパネルアセンブリは、前面パネル６および背面パネル７、側面８（そのうちの少なくとも１つがガセット形成である）および第１の閉鎖具パネル１２を備える。第１の閉鎖具パネル１２は、背面パネル７と関連付けられた閉鎖具要素１４と協働するための閉鎖具要素１３を備える。閉鎖具要素１３および１４は、互いに協働して、開口領域１１の開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具１６を提供する。

袋１は、第１の閉鎖具パネル１２および背面パネル７が互いに接着することを防止される非接着ゾーン１５を有する。接着は、好ましくは、ヒートシールなどの熱および圧力の適用下における接着である。非接着ゾーン１５は、開口可能かつ再閉鎖閉鎖具１６の長さに沿って位置する。非接着ゾーン１５はまた、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具１６よりも袋１の基部９のより遠位にある。

第１のモードでは、第１の閉鎖具パネル１２は、背面パネル７と関連付けられている。例えば、第１の閉鎖具パネル１２は、袋の側面に密閉されているその外周部分で背面パネル７に接着され得る。あるいは、第１の閉鎖具パネル１２は、背面パネル７の閉鎖具要素１４との第１の閉鎖具パネル１２の閉鎖具要素１３の接続によって、背面パネル７と関連付けられ得る。この第１のモードでは、袋１の格納領域１０は、第１のモード開口部を通してアクセス可能である。第１のモードの開口部は、第２のモード開口部よりも大きい外周を有する。第１のモード開口部は、好ましくは、前面パネル、背面パネル、および２つの側面によって画定されている。

２つの側面８のうちの少なくとも１つがガセット形成を含むため、第１のモード開口部は、ガセット開口部である。これは、第１のモード開口部が、一方または両方のガセット付き側面を利用して、ガセット（複数可）に拡張された開口部を提供し得ることを意味する。その閉鎖具要素１３を有する第１の閉鎖具パネル１２は、背面パネル７およびその閉鎖具要素１４と関連付けられているため、第１のモード開口部は、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具１６を通るのではなく、それを通り越す開口部である。閉鎖具要素１３および１４はまた、後述されるように、第１の閉鎖具パネル１２および背面パネル７による汚染から保護され得る。

ガセット（複数可）を利用することができるその第１のモード開口部を有する第１のモードは、食品生産者などによる袋の充填を可能にするために好適であり得る。例えば、袋の第１のモード開口部は、コーヒー豆、お茶、または他のアイテム（複数可）でそれを充填するために使用され得る。

ガセット形成を有する少なくとも１つの側面は、ガセット形成が拡張された条件に向かって付勢されるように構成され得、それにより、格納領域１０の充填のための第１のモード開口部をより容易に提示する。第１のモード開口部が、閉鎖具要素１３と１４との間にあるのではなく、それらを通り越すか、またはそれらの周囲にあるため、閉鎖具要素１３および１４のそれらの端における互いに対するいかなる結合も、第１のモード開口部のサイズを制限しないか、またはより閉じた状態に向かってそれを付勢しないことになる。

第１のモード開口部で開かれ、コーヒー豆などの農産物１８で充填されている袋１の例が図８に示される。図８に見られるように、両側面８は、各々、ガセット形成を含み、ガセットは、少なくとも部分的に拡張されて、第１のモード開口部のサイズを増大させる。第１の閉鎖具パネル１２およびその閉鎖具要素１３は、背面パネル７と関連付けられており、第１のモード開口部は、閉鎖具要素１３と１４との間ではなく、それらを通り越す。

袋１はまた、第２のモードを有する。このモードは、好ましくは、袋を所望の内容物で充填するために第１のモード開口部の使用後に入る。第１のモードから第２のモードに到達するために、熱および圧力が非接着ゾーンに沿って袋に適用される。熱および圧力の適用は、袋のマルチパネルアセンブリのパネルに行われる。第１の閉鎖具パネル１２および背面パネル７が、非接着ゾーン１５における熱および圧力の適用下で互いに接着することを防止されるため（材料選択などの理由で）、それらは、互いに接着されない。

しかしながら、非接着ゾーン１５に沿った熱および圧力の適用下で、第１の閉鎖具パネル１２は、マルチパネルアセンブリの残りの部分２２に接着される。これは、本質的に、マルチパネルアセンブリの残りの部分によって画定される袋の反対側の部分への第１の閉鎖具パネル１２およびその開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具１６の半分、閉鎖具要素１３の移動を可能にする。

マルチパネルアセンブリの残りの部分２２は、前面パネル６、およびガセット形成である少なくとも１つの側面８である。図７および８の実施形態の袋では、両側面８は、ガセット形成であり、ガセット形成は、袋の内側に折り曲げられるか、または折り畳まれる。したがって、熱および圧力が非接着ゾーン１５にわたって図７および８の袋に適用されるとき、第１の閉鎖具パネル１２は、外周部分で、各ガセット側面８の隣接する折り曲げられた半分に、および中央で前面パネル６に接着される。好ましい形態では、各ガセット側面８の他方の半分は、前面パネル６に接着される。例えば、それにより、図９の翼部分２１を形成する。

いくつかの実施形態では、袋の充填後に袋を弾性的に密閉するため、または不正開封の表示を提供するためなどの、袋のヘッダ１９を形成することが望ましい場合がある。ヘッダ１９では、袋の少なくともいくつかの部品は、非接着ゾーン１５よりも基部９のより遠位の領域で一緒に接着されるべきである。

例えば、袋１のヘッダ１９の１つの構成が図９に示されている。ヘッダ１９は、好ましくは、第１の閉鎖具パネル１２を背面パネルからマルチパネルアセンブリの残りの部分に移すために利用されるものと同じ熱および圧力の適用によって形成されるべきであるが、代替的に、別個の接着によって形成されてもよい。

図９の実施形態に示されるように、非接着ゾーン１５よりも基部９のより遠位の袋１の部品は、熱および圧力の適用下で互いに接着することができる。図９に示される実施形態では、各々がガセット形成を有する側面８の外側に面する表面は、互いに接着されていない。結果として、それらは、２つの翼部分２０および２１として存在する。説明されることになるように、そのような構成は、望ましい利点を有し得る。

非接着ゾーン１５、または基部９よりも非接着ゾーンのより遠位のヘッダゾーンの両方における、ガセット形成が互いに接着することの防止は、様々な方法によって提供され得る。これらは、熱および圧力の適用下でガセット形成を互いに遮断するためのインサートによるか、または非接着ゾーンなどにおける、ガセットのそれ自体に対する材料関係によるなどの、ガセット形成がそれら自体に接着することを防止することを含む。ガセットの翼２０および２１はまた、それらが互いに接着することを回避するために、各々が別々に接着され得る。

非接着ゾーン１５に沿った熱および圧力の適用後、第２のモード開口部は、背面パネルの閉鎖具要素１４と第１の閉鎖具パネルの閉鎖具要素１３との間に画定されることができる。非接着ゾーン１５よりも基部のより遠位のヘッダ１９を有する実施形態では、ヘッダ１９は、第２のモード開口部にアクセスするために除去され得る。この例が図１０に示される。

第２のモード開口部を示す袋１の実施形態が図１１に見られる。第２のモード開口部は、閉鎖具要素１３と１４との間に画定され、第１の閉鎖具パネルおよびその閉鎖具要素１３は、マルチパネルアセンブリの残りの部分２２に接着されている。第２のモード開口部の外周は、２つの閉鎖具要素１３および１４によって画定されている。次いで、２つの閉鎖具要素は、互いに協働して、背面パネル７とマルチパネルアセンブリの残りの部分２２との間に第２のモード開口部を画定し得る。

次に、非接着ゾーン１５のさらなる詳細が、特に、図２Ａ～３Ｂを参照して説明される。

非接着ゾーン１５は、背面パネル７および第１の閉鎖具パネル１２が、熱および圧力の適用下で互いに接着することを防止されるように、提供されるべきであり得る。１つのそのような構成は、図２Ｂに示される実施形態であり、第１の閉鎖具パネル１２は、熱および圧力の適用下で接着しない材料のストリップ１７を含む。しかしながら、第１の閉鎖具パネル１２および背面パネル７が、非接着ゾーンで、熱および圧力の適用下で互いに接着することを防止される限り、任意の他の様々な較正が本発明の範囲内で提供され得る。例えば、第１の閉鎖具パネルおよび背面パネルの一方または両方は、表面添加として、またはいずれかのパネルの一部分の置換物として、ストリップ１７を含み得る。あるいは、インサートが２つのパネルの間に提供されて、２つのパネルが熱および圧力の適用下で互いにまたはインサートに接着することを遮断し得る。

本発明の範囲内で他の実施形態が企図されるが、ここで、第１の閉鎖具パネル１２が熱および圧力の適用下で接着しない材料のストリップ１７を含む、第１の実施形態が説明されることになる。

第１の閉鎖具パネル１２の例示的な実施形態の上面図が図２Ａに示されている。図２Ａの第１の閉鎖具パネル１２は、その主要要面の少なくとも１つにヒートシール可能な材料を含む。第１の閉鎖具パネル１２は、熱および圧力の適用下で接着しない材料のストリップ１７をさらに含む。例えば、熱および圧力の適用がヒートシールを含む場合、ストリップ１７は、ヒートシール不可能な材料を含む。ストリップ１７は、図２Ｂの側面図に示されるなどの、第１の閉鎖具パネル１２への表面添加であり得る。あるいは、後で説明されることになるように、ストリップ１７は、積層の第１の閉鎖具パネル１２の外側プライの一部分の置換物であることによるなどの、第１の閉鎖具パネル１２の表面と一体的であってもよい。好ましい実施形態では、積層の第１の閉鎖具パネル１２の外側プライ３の一部分がストリップ１７によって置換されない場合、第２のプライ４の露出された部分自体が、非接着ゾーン１５の特性を提供し得る。これは、第２のプライ４がヒートシール不可能な材料であり得るためである。

図２Ｂの第１の閉鎖具パネル１２のストリップ１７は、背面パネル７と併せて作用して、非接着ゾーン１５を提供する。

上記のように、ストリップ１７は、第１の閉鎖具パネル１２の一体部品として提供され得るか、または第１の閉鎖具パネル１２への表面添加として提供され得る。例示の目的のために、ストリップ１７は、第１の閉鎖具パネル１２への表面添加として図２Ｂ～４Ｅに示されている。図３Ｂに見られるように、閉鎖具要素１３は、第１の閉鎖具パネル１２上に提供される。ストリップ１７に直接隣接して位置するように示されているが、閉鎖具要素１３およびストリップ１７は、互いに分離され得る。しかしながら、本発明の主要な実施形態では、隣接またはほぼ隣接する構成は、袋の格納領域１０の使用可能な容積を増加させるために、好ましい場合がある。

図４Ａは、袋の背面パネル７および第１の閉鎖具パネル１２の断面図と、第１の閉鎖具パネル１２ならびに閉鎖具要素１３および１４の詳細の分解図と、を示す。図４Ａに見られるように、第１の閉鎖具パネル１２は、背面パネル７と関連付けられている。この関連付けは、閉鎖具要素１４の閉鎖具要素１３の接続によるものであり得、追加的または代替的に、側面８に対する背面パネル７の密閉における背面パネル７に対する第１の閉鎖具パネル１２の接着によるものであってもよい。

非接着ゾーン１５は、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具１６の閉鎖具要素１３および１４よりも、開口領域１１により近接して、または基部９のより遠位に提供される。非接着ゾーン１５は、熱および圧力の適用下で接着しない材料のストリップ１７を含む。

図４ｂは、図４ａの背面パネル７および第１の閉鎖具パネル１２を含む袋の断面を示しており、これは、図示されていない２つの側面８、および前面パネル６に結合されている。図４ｂの構成では、袋の第１のモード開口部は、開口領域１１で、かつ前面パネル６と背面パネル７との間に提供され得る。第１のモード開口部は、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具１６を通るのではなく、その周囲を通過する。

袋をその第２のモードにするために、図４Ｃの矢印２３によって示されるように、熱および圧力が非接着ゾーン１５に沿って適用される。

図４Ｃの袋の結果として得られる第２モード構成が図４Ｄに示される。第１の閉鎖具パネル１２は、前面パネル６を含むマルチパネルアセンブリの残りの部分２２に接着されている。しかしながら、第１の閉鎖具パネル１２および背面パネル７は、非接着ゾーン１５では、接着することを防止され、互いに接着されていない。

その結果、第２のモードの開口部は、図４Ｅに示されるように、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具１６の閉鎖具要素１３および１４によって画定されることができる。

説明されたように、袋１のいくつかの実施形態またはいくつかの用途では、ヘッダを提供することが望ましい場合がある。図５Ａ～５Ｈは、袋１のヘッダ１９を提供するための図４ａ～４ｅの実施形態の修正を示す。

図５ａは、図４ａに同様に見られるように、背面パネル７を有する第１の閉鎖具アセンブリ１２のアセンブリを示している。しかしながら、図５ａでは、第１の閉鎖具パネルは、非接着ゾーン１５の基部領域の遠位の延長部を含む。このエリアは、ここで、ヘッダゾーン２４と呼ばれることになる。ヘッダ１９の形成に必須ではないが、図５ａの実施形態はまた、ストリップ１７が第１の閉鎖具パネル１２ではなく背面パネル７の一部として提供されるように示されているという点で図４ａの構成とは異なる。

ヘッダ１９の第１の部品は、袋１を形成するための側面８との背面パネル７および第１の閉鎖具パネル１２の結合の前に、図５ｂおよび５ｃに示されるように形成され得る。図５ｂに見られるように、第１の閉鎖具パネル１２および背面パネル７は、ヘッダゾーン２４および矢印２５の方向に熱および圧力を適用することによって一緒に接着される。これは、背面パネル７および第１の閉鎖具パネル１２を一緒に接着して、ヘッダ領域２４で部分的ヘッダ１９’を形成する。

第１の閉鎖具パネル１２および背面パネル７の上部まで完全に延在するように示されているが、ヘッダ領域２４にける接着は、ここまで延在しなくてもよく、むしろ、密閉されたヘッダを形成するために必要な範囲まで延在すればよい。

図５ｄは、袋の側面８および前面パネル６と関連付けられたときの図５ｃのアセンブリの断面を示している。図５ｄに示されるように、第１のモード開口部は、袋の前面パネル６、背面パネル７および側面８の間に画定されることができる。開口領域１１では、背面パネル７が部分的ヘッダ１９’として提供されている。

図５ｄの袋１を第２のモードにするために、袋は、図４ｃおよび４ｄに関連して説明されたように、非接着ゾーン１５で熱および圧力の適用の対象となる。しかしながら、ヘッダ１９を形成するために、前面パネル６および部分的ヘッダ１９’もまた、矢印２６によって示されるように、ヘッダ領域２４で一緒に接着される。好ましい形態では、部分ヘッダ１９’への前面パネルのこの接着は、非接着ゾーン１５における熱および圧力の適用によって提供される。しかしながら、任意の他の形態の接着が、ヘッダ１９を形成するために提供されてもよい。

図５ｆは、袋の完全なヘッダ１９を示す、袋の断面を示している。第１の閉鎖具パネル１２および前面パネル６は、非接着ゾーン１５で一緒に接着されているが、第１の閉鎖具パネル１２および背面パネル７は、非接着ゾーン１５で一緒に接着されていない。

袋の第２のモード開口部にアクセスするために、ヘッダ１９は、除去されるか、またはその１つの側面が非接着ゾーン１５で切り込まれなければならない。非接着ゾーン１５を通って袋１を切断または引裂することによって、ヘッダ１９が除去され得、袋の第２のモード開口部が露出される。これは、図５ｇおよび５ｈに見られる。

図５ｈは、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具１６の閉鎖具要素１３および１４の間の第２のモード開口部で開かれた図５ｇの袋の断面を示している。

図６は、図５ｃにも示されるなどの、部分的ヘッダ１９’を形成するために第１の閉鎖具パネル１２と組み立てられた背面パネル７の斜視図を示している。部分的ヘッダ１９’を形成するための袋のアセンブリは、袋のその内容物による充填中、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の閉鎖具要素１３および１４を保護するために望ましい場合がある。部分的ヘッダ１９’により、充填中に袋内に入れられたアイテムは、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具１６上に落下することができないか、または閉鎖具要素１３および１４の中またはそれらの間に滞留することができない。

図１２ａ～１２ｄは、第１のモードと第２のモードとの間の袋１の開口領域１１の上面図を示している。図１２ａは、第１のモードの袋１を示す。第１の閉鎖具パネル１２は、背面パネル７と関連付けられている。第１のモード開口部の外周は、第１の閉鎖具パネル１２を有する背面パネル７、側面８、および前面パネル６によって画定される。

図１２ｂは、非接着ゾーン１５に沿った熱および圧力の適用のためにガセット付き側面８で平坦化された袋１を示している。各ガセット付き側面８の半分は、背面パネル７および前面パネル６に隣接している。

図１２ｃは、少なくとも非接着ゾーン１５に沿った熱および圧力の適用後の図１２ｂの袋１を示している。図１２ｃに見られるように、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具１６の閉鎖具要素１３および１４は、依然として互いに関連付けられており、および／または袋のヘッダ１９もまた、上記のように形成されている。

図１２ｃは、ガセット付き側面８の外側に面する部分が、非接着ゾーン１５に沿った熱および圧力の適用中に互いに接着されていない、好ましい形態を示している。これは、袋の両側面に翼部分２０および２１を形成するガセット付き側面８を結果的にもたらす。

図１２ｄは、袋１の第２のモード開口部を示している。この構成では、閉鎖具要素１３および１４は、互いに分離されており、任意のヘッダ１９が袋から除去されている。第２のモード開口部の外周は、２つの閉鎖具要素１３および１４によって画定されるものとして示されている。図１２ｄはまた、第１の閉鎖具パネル１２が接着されているマルチパネルアセンブリの残りの部分２２を明確に例示している。残りの部分２２は、各ガセット付き側面８の第２の翼部分２１と、前面パネル６のそれらの間の部分と、を含む。

好ましい実施形態では、閉鎖具要素１３および１４は、閉鎖具サブアセンブリ３０の一部として提供され得る。そのような閉鎖具サブアセンブリ３０は、図１３ａに示されている。閉鎖具サブアセンブリ３０は、好ましくは、第１の閉鎖具パネル１２および第２の閉鎖具パネル２７を含む。

閉鎖具要素１３は、第１の閉鎖具パネル１２との関連付けのためのものであり、閉鎖具要素１４は、第２の閉鎖具パネル２７との関連付けのためのものである。上記のように、第１の閉鎖具パネル１２および第２の閉鎖具パネル２７は、第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルが熱および圧力の適用下で互いに接着することを防止される非接着ゾーン１５を含み得る。図１３ａの接着の防止は、熱および圧力の適用下で接着しない材料のストリップ１７によって提供され得る。

ストリップ１７は、第２の閉鎖具パネル２７と関連付けられるように図１３ａに示されているが、代替的に、第１の閉鎖具パネル１２、または第１の閉鎖具パネル１２および第２の閉鎖具パネル２７の各々と関連付けられてもよい。

非接着ゾーンにおける防止は、本明細書に説明される他の防止のいずれかを追加的に含み得、ストリップ１７は、第１の閉鎖具パネル１２および第２の閉鎖具パネル２７の一方または両方に加えて、またはそれらと一体的に提供され得る。

本発明による袋の製造を単純化するために、閉鎖具サブアセンブリ３０を提供することが望ましい場合がある。閉鎖具サブアセンブリ３０は、図１３ａに示される形態で背面パネル７に接着するために提供され得る。あるいは、閉鎖具サブアセンブリ３０の第１の閉鎖具パネル１２および第２の閉鎖具パネル２７は、背面パネル７への閉鎖具サブアセンブリの接着前に、閉鎖具サブアセンブリ３０のヘッダゾーン２４で一緒に接着され得る。

図１３ｂは、袋の背面パネル７との閉鎖具サブアセンブリ３０の関連付けを示している。熱および圧力は、第２の閉鎖具パネル２７を背面パネル７に接着するために、少なくとも非接着ゾーン１５で、閉鎖具サブアセンブリ３０および背面パネル７に適用されることになる。図１３ｂに示されるように、閉鎖具サブアセンブリ３０はまた、矢印２８によって示されるように、ヘッダ領域２４で背面パネル７に接着され得る。

図１３ｃは、閉鎖具サブアセンブリ３０で接着された袋の背面パネル７の断面を示している。第２の閉鎖具パネル２７は、非接着ゾーン１５で背面パネル７に接着されている。第１の閉鎖具パネル１２および第２の閉鎖具パネル２７を含む閉鎖具サブアセンブリ３０もまた、部分ヘッダ１９’を形成するために背面パネル７に接着されている。

次いで、図１３ｃの背面パネル７は、側面８および前面パネル６と結合され得る。結果的に得られた袋アセンブリの断面図が図１３ｄに示されている。図１３ｄの構成では、袋の第１のモード開口部は、開口領域１１で示され、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具１６を通過する。次いで、上記のように、袋は、第１のモード開口部を通じてその所望の内容物で充填され得る。

好ましくは、一旦、充填されると、袋は、次いで、その第２のモードに切り替えられ得る。図１３ｅの断面は、マルチパネルアセンブリの残りの部分２２、具体的には、前面パネル６への組み合わせられた背面パネル７および閉鎖具サブアセンブリ３０の接着を示している。熱および圧力は、第１の閉鎖具パネル１２を前面パネル６に接着するために、少なくとも非接着ゾーン１５で適用されることになる。部分ヘッダ１９’はまた、袋のヘッダ１９を形成するために、ヘッダゾーン２４で前面パネル６に接着され得る。

非接着ゾーンに沿った熱および圧力の適用、およびヘッダゾーン２４における部分ヘッダ１９’と前面パネル６との接着の後の結果的に得られる袋が、図１３ｆに示されている。また、図１３ｆには、非接着ゾーン１５における前面パネル６への第１の閉鎖具パネル１２の接着、および非接着ゾーン１５における背面パネル７への第２の閉鎖具パネル２７の接着が示されている。

次いで、上記のように、ヘッダ１９は、非接着ゾーン１５に沿った袋の切断または引裂によって除去され得る。図１３ｇに示されるように、ヘッダ１９は、非接着ゾーン１５で袋の残りの部分から分離されている。これは、図１３ｈに示されるように、第１の閉鎖具パネル１２の閉鎖具要素１３と第２の閉鎖具パネル２７の閉鎖具要素１４との間に画定されることができる第２のモード開口部を露出させる。

各閉鎖具パネル１２および２７を、それぞれ、非接着ゾーン１５で前面パネル６および背面パネル７に接着することは、第２のモード開口部が作成されることを可能にし、閉鎖具要素１３および閉鎖具パネル１２が、背面パネル７とのそれらの初期の関連付けからマルチパネルアセンブリの残りの部分２２とのそれらの第２のモードの関連付けに移ることを可能にし、図１３ｈに示される。

好ましい実施形態では、袋の基部９に向かう第１の閉鎖具パネル１２および第２の閉鎖具パネルの各々の幅は、例えば、図１３Ａに示されるように下縁を越えるのではなく、閉鎖具要素１３および１４の下縁（すなわち、基部９に近い縁）にちょうど到達し得る。

第２のモードに袋のマルチパネルアセンブリのそれぞれの残りの部分２２および背面パネル１２との各閉鎖具パネル１２および２７の確実な関連付けを確保することを助けるために、非接着ゾーン１５のサイズを制御することが望ましい場合がある。例えば、図１４ａおよび１４ｂに示されるように、非接着ゾーン１５は、上記の実施形態に関して示されるよりも広い。

より広い非接着ゾーン１５の提供によって、第１の閉鎖具パネル１２は、より広いエリアにわたって、前面パネル６と関連付けられ得、第２の閉鎖具パネル２７は、背面パネル７と関連付けられ得る。これは、これらの部品の互いに対する接続を確保すること、および袋に向上した耐久性を潜在的に提供することを補助し得る。例えば、袋は、閉鎖具パネルと前面および背面パネルとの間の接着の失敗の前に、その寿命にわたって、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具１６の向上した開閉サイクル数を耐えることができ得る。

より広い非接着ゾーンはまた、その充填後に袋を閉じる提供者がヘッダゾーン２４に熱および圧力を適用することをより簡単にすることができ得る。これは、より広い非接着ゾーン１５が、閉鎖具を互いに接着することもなしで、ヘッダゾーン２４の接着に対してより大きい許容誤差を提供し得るためであり、これは、熱および圧力を適用する際に必要とされる精度が低いことを意味する。

袋が非接着ゾーン１５で切断または引裂されてヘッダ１９を除去する場合、切断または引裂の場所は、好ましくは、各閉鎖パネル１２および２７が袋の残りの部分２２および背面パネル７のそれぞれに取り付けられたままであることを確保するために、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具１６よりも基部のより遠位にある。

図１５は、図１３ｃに関連して示され、説明されてきたものなどの、閉鎖具サブアセンブリ３０を備える背面パネル７を示している。図１５では、閉鎖具サブアセンブリ３０の第１の閉鎖具パネル１２および第２の閉鎖具パネル２７が、部分的ヘッダ１９’を形成するために背面パネル７に接着されて示されている。第２の閉鎖具パネル２７は、非接着ゾーン１５で背面パネル７に追加的に接着されている。

図１６は、パネル３１を示す。パネル３１は、様々に、背面パネル７、第１の閉鎖具パネル１２、第２の閉鎖具パネル２７、または側面８のうちの１つ以上であり得る。

パネル３１は、ヒートシールなどの熱および圧力の適用下で別の材料に接着しない材料のストリップ１７を含む。好ましい形態では、互いに接着されることになる本発明の袋の構成要素、または少なくともそのような構成要素の外側の積層体またはフィルムは、ヒートシール可能な材料を含む。ポリエチレンまたはポリプロピレンなどの熱可塑性プラスチックは、ヒートシール可能である。そのようなヒートシール可能な材料は、ヒートシールなどの熱および圧力の適用下で互いに接着する。

袋の構成要素が互いに接着せず、一緒に接着することを防止されている場合、材料のうちの少なくとも１つは、好ましくは、非熱可塑性材料を含む。例えば、図１６に見られるように、非熱可塑性材料のストリップ１７は、非接着ゾーン１５を容易にするために提供される。例示の目的で異なる表面外観を有するように示されているが、ストリップ１７は、外観がパネル３１の周囲の材料と実質的に対応してもよい。

図１７ａおよび１７ｂに示されているものは、パネル３１である。パネル３１は、３つのプライを含む。第１のプライ３および第３のプライ５は、好ましくは、ヒートシール下で別の熱可塑性材料に接着する熱可塑性材料のものである。好ましくは、第１のプライ３と第３のプライ５との間に提供される第２のプライ４は、望ましい剛性または弾性特性を有する材料を含み得る。例えば、それは、第１のプライ３または第２のプライ５のいずれかよりも低弾性であり得る。３つのプライ３、４、および５は、一緒に積層されて、パネル３１を提供する。パネルの外側プライのうちの１つである第１のプライ３は、非熱可塑性材料のストリップ１７を含む。図２ｂのものなどのパネルの表面への材料添加を含むように上記に示されたが、ストリップ１７は、パネル３１の外側プライ３の置換物を含み得る。これは、図１８ａ～１９ｂに示される。

上記のように、好ましい実施形態では、積層体の第１の閉鎖具パネル１２の外側プライ３の一部分がストリップ１７によって置換されない場合、第２のプライ４の露出された部分自体が非接着ゾーン１５になり得る。これは、第２のプライ４がヒートシール不可能な材料であり得るためである。

したがって、図１８Ｂに示される実施形態は、外側プライ３の除去された部分を非熱可塑性材料のストリップ１７によって置換しないことによって、幾らかのコストおよび製造時間が低減され得るため、図１９Ｂに示されるものよりも好ましい構成であり得る。

図１８ａに見られるように、積層パネル３１の外側プライ３の一部分は、ストリップ１７’に沿って除去され得る。ストリップ１７’は、パネル３１の表面から切断または切除され得るか、またはストリップ１７’の除去を容易にするために第１のプライ３の既存の脆弱線３２が存在し得る。図１８ｂは、図１８ａのパネル３１の側面図を示しており、ストリップ１７’は、除去されている。

図１９ａおよび１９ｂに示されるように、ストリップ１７’の除去によって残された間隙は、ストリップ１７の挿入によって埋められている。ストリップ１７は、好ましくは、ヒートシール下で別の熱可塑性プラスチックに接着しない非熱可塑性材料を含む。ストリップ１７は、任意の好適な手段によってパネル３１に接着され得る。

袋１のパネルの様々な場所に脆弱線（複数可）を設けることが望ましい場合がある。例えば、そのような脆弱線は、袋のヘッダ１９が存在する場合、それを引裂または別様に除去することを容易にし得る。そのような脆弱線は、穿孔、または所望される場所におけるパネルの部分的引裂によって導入され得る。しかしながら、脆弱線を導入する好ましい形態が、次に説明される。

図２０は、脆弱線３３を有する本発明による例示的なパネル３１を示している。パネル３１は、第１のプライ３、第２のプライ４、および第３のプライ５などの複数のプライを含む。第２のプライ４は、第１のプライ３と第３のプライ５との間に挟まれている。所望される脆弱線３３の場所では、第２のプライ４は、実質的に当接する隣接縁を有する２つの非接続片を含む。第２のプライ４の第１の片４’および第２の片４”のこれらの当接する隣接縁は、脆弱線３３を画定するように作用する。

そのような構成は、パネル３１の脆弱線を提供するのに特に効果的であり得、第２のプライ４は、パネル３１全体の弾性の実質的な部分を提供する。積層されたパネル３１の脆弱線３３は、視認可能であるか、または実質的に遮られてもよい。

袋１では、特にヘッダ１７の除去のために、非接着ゾーン１５で袋の１つ以上のパネルの１つ以上の脆弱線を提供することが望ましい場合がある。例えば、図２１は、図４ａ～４ｅの実施形態の袋１による背面パネル７を示している。背面パネル７は、第１のプライ３、第２のプライ４、および第３のプライ５の積層体を含む。第２のプライ４は、第１の部分４’および第２の部分４”を含み、それらの当接する縁は、ストリップ１７の下の非接着ゾーン１５に沿って延びている。

同様に、図２２は、同じ積層構成を有する背面パネル７を示し、第１のプライ３は、非接着ゾーン１５でストリップ１７によって置換されている。脆弱線３３はまた、第２のプライ４の第１の部分４’および第２の部分４”の当接する縁によって提供される。

図４ａ～４ｅの実施形態の背面パネル７が、脆弱線３３を伴って図２１および２２に示されているが、袋のパネルのうちの任意の１つまたは全ては、特に非接着ゾーン１５で、小さい脆弱部３３を含み得る。

脆弱線３３を有する非接着ゾーンの１つよりも多いパネル、およびそれらの脆弱線は、ヘッダ１９を除去するためなどの袋の引裂を補助するように実質的に位置合わせされている。

好ましい実施形態では、少なくとも外側プライ５は、脆弱線を含む。第２の好ましい実施形態では、外側プライ５および第２のプライ４の各々が、対応する脆弱線を含む。脆弱線は、上記のように、隣接する非接続プライの提供によって作成され得る。それはまた、１つ以上のプライの穿孔によって、または脆弱線を導入する任意の他の一般的に利用可能な様式によって導入され得る。

脆弱線３３が、ヘッダ１７の除去を容易にするために非接着ゾーンに提供されている場合、脆弱線３３を非接着ゾーン１５内であるが、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具１６の遠位に配置することが好ましい場合がある。これは、最大で、ａ）前面パネル６との第１の閉鎖具パネル１２、またはｂ）前面パネル６との第１の閉鎖具パネル１２および背面パネル７との第２の閉鎖具パネル２７の接続が、ヘッダの除去後に残ることを確保し得る。

上記のように、好ましい形態では、ガセット形成を含む側面８（複数可）の外側に面する部分は、第２のモードへの移行中に互いに接着されない。これは、翼部分２０および２１を有する袋を結果的にもたらす。この構成は、袋の内部容積の増加を提供するなどの、望ましい場合がある。

第２のモードへの移行中にガセット付き側面が互いに接着することを阻止することは、それらの間の断熱材料の挿入によって、またはそれらが互いに接着されないように各翼部分２０および２１の個々の接着によって、達成され得る。しかしながら、ガセット側面８の外側のそれ自体に接着することの防止はまた、非熱可塑性材料を含む側面８の外面、または非熱可塑性材料を含むガセット付き側面８の少なくとも半分によって提供され得る。

ガセット形成を含む側面８が第２のモードへの移行中に互いに接着される代替的な構成が、図２３に示されている。

代替的な実施形態では、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具１６の閉鎖具要素１３および１４は、熱および圧力の適用下で互いに接着することを防止される。例えば、閉鎖具要素１３および１４は、それらが互いにヒートシールしないように、非熱可塑性材料を含み得る。この構成では、第２のモードへの移行における非接着ゾーン１５に沿った熱および圧力の適用は、閉鎖具要素１３および１４を互いに接着させずに、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具１６を有する領域内に及び得る。

第２のモード開口部と第１のモード開口部との外周の差は、好ましくは、２つの側面８の長さに実質的に等しい。側面（複数可）８のガセット形成が前面パネル６および背面パネル７に接着されているため、側面の幅は、第１のモード開口部と第２のモード開口部との間の外周の差を反映し得る。

ストリップ１７または熱および圧力の適用下で接着可能ではない袋の任意の他の部品の材料は、限定されるものではないが、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、またはアルミニウムのうちの１つ以上などの、任意の一般的に利用される非熱可塑性材料であり得る。

袋１は、好ましくは、プラスチック材料の構成要素から構成され、それゆえに、熱および圧力の適用は、プラスチック溶接を含む。プラスチック溶接は、限定されるものではないが、接触溶接、赤外線溶接、超音波溶接、ホットガス溶接、およびヒートシールなどの一般的に利用可能な形態のプラスチック溶接から選択され得る。ヒートシールは、プラスチック溶接の好ましい形態であり得る。

構成要素が熱および圧力の適用下で互いに接着されることができる場合、それらは、好ましくは、ヒートシール可能な関係を有する。逆に、マルチパネルアセンブリのプライまたはパネルなどの構成要素が、熱および圧力の適用下でマルチパネルアセンブリの別のプライまたはパネルに接着可能ではない場合、２つの部品は、ヒートシール不可能な関係を有する。

ヒートシール可能な関係は、好ましくは、互いに２つの熱可塑性材料のうちの１つであり、一方、ヒートシール不可能な関係は、非熱可塑性材料の別の熱可塑性または非熱可塑性材料に対する関係である。そのような熱可塑性材料は、ポリエチレンおよびポリプロピレンのうちの１つ以上を含み得る。そのような非熱可塑性材料は、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、またはアルミニウムのうちの１つ以上を含み得る。

ガセット形成である少なくとも１つの側面８は、好ましくは、少なくとも１つの折り目を含む。折り目は、ガセット形成が折り畳まれた構成に折り曲がることを可能にするように構成され、前面パネル６および背面パネル７は、格納領域１０の容積を減少させるように互いに向かって移動される。折り目はまた、折り畳まれた構成から展開して、前面パネルおよび背面パネルを互いに離れる方向に動かし、それにより、格納領域１０の容積を増加させるように構成されている。ガセット形成は、そのような折り目のうちの１つ以上を含み得る。折り畳まれた構成では、ガセット形成を有する各側面８のガセット形成の１つ以上の折り目は、好ましくは、その折り畳まれた構成で格納領域内に内側に延在する。

少なくとも１つの側面８のみがガセット形成を含み得るが、好ましい実施形態では、両側面８がガセット形成を有する。

様々な実施形態では、袋の基部９はまた、ガセット形成である基部パネルを含み得る。

開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具１６は、任意の一般的に利用可能な協働する閉鎖具のものであり得る。例えば、閉鎖具要素１３および１４は、Ｖｅｌｃｒｏ（登録商標）などの、面ファスナの２つの側面を含み得る。あるいは、閉鎖具要素１３および１４は、一緒に協働して、弾性接着剤閉鎖具を提供し得る。または、好ましい形態の場合のように、閉鎖具要素１３および１４は、プラスチックジッパーなどのジッパー閉鎖具の半分を含む。他の形態では、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具１６は、任意の他の一般的に利用可能な再閉鎖可能な閉鎖具のものであり得る。

開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具１６は、単純に閉じることができるが、様々な好ましい形態では、密閉された閉鎖具を提供し得る。

袋１は、概して、背面パネル７と、袋の開口領域１０と、背面パネル７とのアセンブリとして、第１の閉鎖具パネル１２と、を備え得る。背面パネル７および第１の閉鎖具パネル１２の各々は、開口領域１０の第１のゾーンに閉鎖具１３、１４を含む。閉鎖具１３および１４は、互いに連結して、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具１６を提供するためのものである。袋は、背面パネル７に対向する前面パネル６を有する。それは、２つの側面８を有する。側面８の少なくとも１つは、ガセット形成である。

背面パネル７、前面パネル６、および側面８は、基部領域と開口領域１１との間に延在して、格納領域１０を画定する。

袋は、閉鎖具１３および１４が提供される第１のゾーンと、開口領域１１の第２のゾーンと、を有する。第２のゾーンでは、第１の閉鎖具パネル１２および背面パネル７は、互いに接着されておらず、互いにヒートシール接着することを防止されている。第２のゾーンは、第１のゾーンよりも基部領域のより遠位にあるゾーンである。

ヒートシールが互いに接着することを防止することは、本明細書に説明されているような防止である。好ましくは、この防止は、第２のゾーンにおける第１の閉鎖具パネル１２と背面パネル７との２つの材料の間のヒートシール不可能な関係によって提供される。

袋のこの構成が第２のゾーンに沿ってヒートシールされる場合、第１の閉鎖具パネル１２は、袋の対応する部分に接着されることになるが、一方、第１の閉鎖具パネル１２および背面パネル７は、互いにヒートシール接着することを防止される。袋の対応する部分２２は、第１の閉鎖具パネル１２に対して平坦化されたときの前面パネル６および側面８の第１の閉鎖具パネル１２の隣接部分である。

第２のゾーンに沿ったそのようなヒートシールに続いて、袋の開口可能かつ再閉鎖可能な口開口部は、第１の閉鎖具パネル１２および対応する部分２２の閉鎖具１３および１４の間に作成されることができる。

あるいは、第１の閉鎖具パネル１２および第２の閉鎖具パネル２７が背面パネルとのアセンブリとして提供される場合、袋の口開口部は、第１の閉鎖具パネル１２および第２の閉鎖具パネル２７の閉鎖具１３および１４の間に作成されることができる。この構成では、第２のゾーンに沿ったヒートシールに起因して、第１の閉鎖具パネル１２は、袋の対応する部分２２に接着され、第２の閉鎖具パネル２７は、背面パネル６に接着され、第１および第２の閉鎖具パネルは、互いに接着されない。

本発明はまた、ユーザによる開閉のための袋１の製造方法に関する。方法は、マルチパネルアセンブリとして、背面パネル７および前面パネル６を含む袋を提供する第１の工程を含む。前面パネルおよび背面パネルは、袋の基部９および基部９から延在する２つの側面８で密閉されている。第１の閉鎖具要素１３を含む開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖１６の第１の部品１２は、背面パネル７と関連付けられている。背面パネル７は、第１の閉鎖具要素１３と協働するための第２の閉鎖具要素１４を有する開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の第２の部品２７を備える。

袋は、熱および圧力の適用下で第１の部品および背面パネルが互いに接着することを防止される空隙領域１５を含む。

方法は、袋の第１の状態開口部を通じて商品を包装内に導入する工程をさらに含む。第１の状態開口部の外周は、背面パネル７、前面パネル６、および両側面８によって画定される。

次いで、第１の状態開口部は、空隙ゾーン１５に沿って前面パネル６と背面パネル７との間のマルチパネルアセンブリに熱および圧力を適用する工程によって閉じられる。この熱および圧力の適用は、第２の部品２７を背面パネル７に接着させ、第１の部品１２は、マルチパネルアセンブリの残りのパネルに接着され得る。これは、第２の状態開口部が第１の部品１２と第２の部品２７との間に作成されることができることを意味する。第２の状態開口部の外周は、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具１６の第１の部品１２および第２の部品２７によって画定される。

本発明はまた、袋の、または袋用の開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具サブアセンブリに関する。

閉鎖具サブアセンブリ３０は、第１のフィルム１２および第２のフィルム２７を含む。閉鎖具サブアセンブリ３０は、第１のフィルムと第２のフィルムとの間に２つの協働する閉鎖具要素１３および１４をさらに含む。１つの閉鎖具要素１３および１４は、第１のフィルム１２および第２のフィルム２７の各々と関連付けられている。閉鎖具要素１３および１４は、サブアセンブリ３０の閉鎖具領域に提供される。

閉鎖具サブアセンブリ３０は、第１のフィルム１２および第２のフィルム２７の内面の非接着領域１５をさらに含み得る。非接着領域１５では、第１のフィルム１２および第２のフィルム２７は、ヒートシール不可能な関係を有する。非接着領域１５では、いずれかのフィルム１２、２７のアルファ表面は、第１のフィルム１２および第２のフィルム２７の内面の互いに対するヒートシール接着なしで、第３のフィルムにヒートシールされ得る。

閉鎖具サブアセンブリ３０は、好ましくは、非接着領域１５よりも閉鎖具領域のより遠位の接着領域２４を含む。接着領域２４では、第１のフィルム１２および第２のフィルム２７の内面は、それらが互いにヒートシールされ得るように、ヒートシール可能な関係を有する。

非接着領域は、好ましくは、閉鎖具領域に隣接している。第１のフィルム１２および第２のフィルム２７のいずれかまたは両方は、複数のサブフィルムの積層体を含み得る。

いくつかの実施形態では、閉鎖具サブアセンブリ３０の第１の閉鎖具パネル１２および第２の閉鎖具パネル２７、または袋１の第１の閉鎖具パネル１２および背面パネル７は、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具１６の閉鎖具要素１３および１４よりも袋の基部９にさらに向かって延在し得る。これらの延長部分３５および３６、第１の閉鎖具パネル１２および第２の閉鎖具パネル２７、または背面パネル７は、それぞれ、一緒に接着されて、袋のさらなる閉鎖具３７を提供し得る。

図２４Ａは、閉鎖具サブアセンブリ３０が２つの延長部分３５および３６を有するそのような構成の例を示している。延長部分３５および３６は、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具１６よりも非接着ゾーン１５のより遠位にある。延長部分３５および３６は、熱および圧力の適用下で一緒に接着されることができ、特に、好ましくは、一緒にヒートシールされることができる。

図２４Ｂは、図２４Ａのアセンブリを示し、延長部分３５および３６は、さらなる閉鎖３７を形成するために一緒に接着されている。

図２５Ａは、袋１の部品として、図２４Ｂの閉鎖具サブアセンブリを示す。袋は、ヘッダ１９が除去され、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具１６で開いているが、さらなる閉鎖具３７が依然として閉じている状態で示されている。

図２５Ｂは、図２５Ａの構成を示しているが、延長部分３５および３６は、袋の格納領域１０へのアクセスを可能にするために、脆弱線３８で引裂されている。

延長部分３５および３６を少なくとも部分的に袋に接続したままにして、それらが格納領域１０内に落ちることを防止することが望ましい場合がある。そのような構成では、例えば、延長部分３５または３６のうちの１つのみが脆弱線３８を含み得、それにより、脆弱線における引裂の際、さらなる閉鎖具３７は、他の延長部分３５または３６によって袋に取り付けられたままになる。

他の構成では、さらなる閉鎖具３７は、図２５Ｂに示されるように脆弱線３８における引裂によってバイパスされるのではなく、むしろ、さらなる閉鎖具３７は、分離され得る。例えば、さらなる閉鎖具３７の接着は、分離可能な接着剤結合によって提供され得る。そのような構成では、その最初の開封後にその元の未開封状態に戻ることができないように、接着剤が不正開封防止であることが望ましい場合がある。

図２４Ａの閉鎖具サブアセンブリ３０は、図２４Ｂに見られるように、その延長部分３５および３６が既に一緒に接着された状態で提供され得る。あるいは、延長部分３５および３６は、まだ一緒に接着されていなくてもよいが、ａ）袋の背面パネル９との閉鎖具サブアセンブリ３０の関連付け中、またはｂ）袋の前面パネル６に第１の閉鎖具パネル１２を動かす工程中のいずれかで、一緒に接着され得る。

延長部分３５および３６が上記（ａ）または（ｂ）のいずれかによって一緒に接着される場合、延長部分３５および３６の一方または両方は、それぞれの隣接する背面パネル７または前面パネル６に接着され得る。

あるいは、延長部分が上記（ａ）または（ｂ）のいずれかによって一緒に接着される場合、ｉ）第１の閉鎖具パネル１２および前面パネル６、ならびにｉｉ）第２の閉鎖具パネル１２および背面パネル７の一方または両方の関係は、ヒートシールなどの熱および圧力の適用下でそれらが接着しないようなものであり得る。

様々な好ましい形態では、さらなる閉鎖は、延長部分３５および３６を一緒にヒートシール接着することによって提供され得るが、他の実施形態では、さらなる閉鎖は、接着剤によって提供されてもよい。接着剤は、使用者によって分離されることができてもよく、または延長部分３５および３６を一緒に恒久的に接着してもよい。

構成がどうであれ、さらなる閉鎖具３７は、１つ以上の脆弱線３８を含み得る。延長部分３５および３６の接着は、好ましくは、１つ以上の脆弱線３８よりも非接着ゾーン１５のより遠位にある。脆弱線（複数可）３８は、延長部分３５および３６の一方または両方の脆弱部分を提示し得、それにより、一方または両方が、引裂され、その時点で、さらなる閉鎖具３７を越えて袋の格納領域１０へのアクセスを可能にし得る。

さらなる閉鎖具３７が脆弱線（複数可）３８を含まない場合、さらなる閉鎖具３７は、袋へのアクセスを可能にするために引裂されることができ得るか、または第１の閉鎖具パネル１２もしくは第２の閉鎖具パネル２７のいずれかの隣接部分が、袋へのアクセスを可能にするために引裂されることができ得る。

さらなる閉鎖具３７は、いくつかの理由で、袋の格納領域１０を密閉することと、不正開封に対するさらなる耐性または不正開封防止指標をユーザに提供することと、を含むことが望ましい場合がある。

特に、袋１が密閉されたヘッダ１９を含まない場合、さらなる閉鎖具３７は、その充填後の袋の確実な密閉を提供するために望ましい場合がある。いくつかの形態では、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具１６は、袋を密閉し得るが、それは、閉じた構成で提供されない場合があり、したがって、袋の内容物を密閉しない場合がある。加えて、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具１６は、袋の内容物の不正開封に対するいかなる耐性または指標も提供しない。

袋がヘッダ１９を含む場合でも、さらなる密閉レベル、またはさらなる閉鎖具３７を提供することによる、不正開封からの袋の内容物の安全性のさらなる保証を提供することが望ましい場合がある。

本発明はまた、本明細書に同様に説明される袋１の部品としての、本明細書に説明される開口可能かつ再密閉可能な閉鎖具サブアセンブリ３０に関する。

上記の説明では、既知の等価物を有する要素または完成体を参照している場合、そのような等価物は、それらが個別に記載されているかのように含まれる。

本発明は、例として、特定の実施形態を参照して説明されてきたが、本発明の範囲または概念から逸脱せずに、修正および／または改善が行われ得ることを理解されたい。

さらに、本開示の特徴または態様がマーカッシュグループの観点で説明される場合、当業者は、それによって、本発明が、マーカッシュグループのあらゆる個別のメンバー又はメンバーのサブグループに関しても説明されることを認識するであろう。

Claims (53)

1. 袋であって、
   前記袋の基部で密閉された前面パネルおよび背面パネル、ならびに格納領域を画定するために前記基部から延在する２つの側面を備え、前記袋が、前記基部の反対側の開口領域で開口しているかまたは開口可能であり、マルチパネルアセンブリが提供され、前記マルチパネルアセンブリが、
   前記前面パネルおよび背面パネルと、
   ガセット形成である少なくとも１つの側面と、
   前記開口領域の開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具を提供するように前記背面パネルと関連付けられた閉鎖具要素と協働するための閉鎖具要素を含む第１の閉鎖具パネルと、
   前記背面パネルおよび前記第１の閉鎖具パネルが互いに接着する（熱および／または圧力の適用下などで）ことを防止される非接着ゾーンであって、前記非接着ゾーンが、前記開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の長さに沿って位置しており、前記開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具よりも前記袋の前記基部のより遠位にある、非接着ゾーンと、から構成され、
   第１のモードでは、前記第１の閉鎖具パネルが、前記背面パネルと関連付けられ、前記格納領域が、第１のモード開口部を通じてアクセス可能であり、前記第１のモード開口部の外周が、前記前面パネルおよび背面パネルならびに２つの側面によって画定されており、
   第２のモードでは、前記背面パネルおよび前記第１の閉鎖具パネルならびに前記マルチパネルアセンブリの残りの部分への前記非接着ゾーンに沿った熱および圧力の適用後、前記第１の閉鎖具パネルは、前記格納領域への第２のモード開口部が前記背面パネルの前記閉鎖具要素と前記第１の閉鎖具パネルの前記閉鎖具要素との間に形成されることができるように、前記マルチパネルアセンブリの前記残りの部分に接着され、前記第２のモード開口部の外周が、前記２つの閉鎖具要素によって画定されている、袋。
2. 前記第１の閉鎖具パネルが接着される前記マルチパネルアセンブリの前記残りの部分が、前記第１の閉鎖具パネルに直接隣接するガセット形成である前記少なくとも１つの側面の折り曲げられた部分と、ガセット形成である各少なくとも１つの側面の前記折り曲げられた部分によって覆われていない前記前面パネルの残りの部分と、を含む、請求項１に記載の袋。
3. 前記２つの側面の各々が、ガセット形成である、請求項１または２に記載の袋。
4. 前記第１の閉鎖具パネルが接着される前記マルチパネルアセンブリの前記残りの部分が、
   ａ）前記第１の閉鎖具パネルのそれぞれの外周における各側面の前記ガセット形成の一部分と、
   ｂ）前記２つの側面の前記ガセット形成によって遮られていない前記前面パネルの残りの部分と、を含む、請求項３に記載の袋。
5. 前記開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の前記閉鎖具要素が、熱および圧力の適用下で互いに接着することを防止されている、請求項１～４のいずれか一項に記載の袋。
6. 前記第２のモード開口部の前記外周が、前記第１のモード開口部の前記外周よりも小さい、請求項１～５のいずれか一項に記載の袋。
7. 前記背面パネルおよび前記第１の閉鎖具パネルが互いに接着することの前記防止が、前記背面パネルと前記第１の閉鎖具パネルとの間の非接着ゾーンにあるセパレータによって提供され、前記セパレータが、前記非接着ゾーンで前記背面パネルおよび前記第１の閉鎖具パネルを互いに接着することから遮断する、請求項１～６のいずれか一項に記載の袋。
8. 前記背面パネルおよび前記第１の閉鎖具パネルが前記非接着ゾーンで互いに接着することの前記防止が、熱および圧力下で接着しない、前記背面パネルと前記第１の閉鎖具パネルとの間の材料関係によって提供されている、請求項１～７のいずれか一項に記載の袋。
9. 前記材料関係は、前記非接着ゾーンにおける前記背面パネルおよび前記第１の閉鎖具パネルの一方または両方が非熱可塑性材料を含むことによって提供されている、請求項８に記載の袋。
10. 前記非熱可塑性材料が、非接着ゾーンにおける前記背面パネルおよび前記第１の閉鎖具パネルの一方または両方への表面添加として提供されている、請求項９に記載の袋。
11. 前記非熱可塑性材料が、非接着ゾーンにおける前記第１の閉鎖具パネルおよび前記第２の閉鎖具パネルの一方または両方と一体的に提供されている、請求項９に記載の袋。
12. 前記非熱可塑性材料が、非接着ゾーンにおける前記背面パネルおよび前記第１の閉鎖具パネルの一方または両方の外側プライの置換物として提供されている、請求項９に記載の袋。
13. 前記背面パネルが、第２の閉鎖具パネルを含み、前記第２の閉鎖具パネルが、前記背面パネルと関連付けられた前記閉鎖具要素を含み、前記第１の閉鎖具パネルおよび前記背面パネルが互いに接着することの前記防止は、前記第１の閉鎖具パネルおよび前記第２の閉鎖具パネルが空隙ゾーンで互いに接着することの防止を含む、請求項１～１２のいずれか一項に記載の袋。
14. 前記第２の閉鎖具パネルが、前記背面パネルにヒートシール接着されている、請求項１３に記載の袋。
15. 前記第２の閉鎖具パネルが、
    ａ）前記非接着ゾーン、および
    ｂ）前記非接着ゾーンよりも前記袋の前記基部のより遠位のゾーンの一方または両方で前記背面パネルにヒートシール接着されている、請求項１４に記載の袋。
16. 前記第１の閉鎖具パネルおよび前記第２の閉鎖具パネルが互いに接着することの前記防止が、前記背面パネルと前記第１の閉鎖具パネルとの間の非接着ゾーンにあるセパレータによって提供され、前記セパレータが、前記非接着ゾーンで前記第１の閉鎖具パネルおよび前記第２の閉鎖具パネルを互いに接着することから遮断する、請求項１３～１５のいずれか一項に記載の袋。
17. 前記第１の閉鎖具パネルおよび前記第２の閉鎖具パネルが前記非接着ゾーンで互いに接着することの前記防止が、熱および圧力下で接着しない、前記第１の閉鎖具パネルと前記第２の閉鎖具パネルとの間の材料関係によって提供されている、請求項１３～１６のいずれか一項に記載の袋。
18. 前記材料関係は、前記非接着ゾーンにおける前記第１の閉鎖具パネルおよび前記第２の閉鎖具パネルの一方または両方が非熱可塑性材料を含むことによって提供されている、請求項１７に記載の袋。
19. 前記非熱可塑性材料が、非接着ゾーンにおける前記第１の閉鎖具パネルおよび前記第２の閉鎖具パネルの一方または両方への表面添加として提供されている、請求項１８に記載の袋。
20. 前記非熱可塑性材料が、非接着ゾーンにおける前記第１の閉鎖具パネルおよび前記第２の閉鎖具パネルの一方または両方と一体的に提供されている、請求項１８に記載の袋。
21. 前記非熱可塑性材料が、非接着ゾーンにおける前記第１の閉鎖具パネルおよび前記第２の閉鎖具パネルの一方または両方の外側プライの置換物として提供されている、請求項２０に記載の袋。
22. 前記背面パネル、前記前面パネル、ガセット形成である前記少なくとも１つの側面、前記第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルまたは前記第２の閉鎖具パネルである、前記マルチパネルアセンブリの各パネルが、２つの対向する主要表面を含む、請求項１～２１のいずれか一項に記載の袋。
23. 複数のプライが、第１のプライおよび第２のプライを含み、前記第２のプライが、前記第１のプライよりも低伸縮性であり、前記第１のプライが、熱および圧力の適用下で前記マルチパネルアセンブリの別のパネルに接着可能である、請求項２２に記載の袋。
24. ガセット形成である前記少なくとも１つの側面が、前記第１のプライと第３のプライとの間に位置する前記第２のプライを含み、前記第３のプライが、熱および圧力の適用下で前記マルチパネルアセンブリの別のパネルに接着可能ではなく、ガセット形成である前記少なくとも１つの側面は、前記第３のプライが前記格納領域から離れる方向に面するように構成されている、請求項２２または２３に記載の袋。
25. 前記空隙ゾーンでは、前記マルチパネルアセンブリの前記パネルの少なくとも１つの前記第２のプライが、前記空隙ゾーンに脆弱線を画定するように実質的に当接する隣接縁を有する２つの非接続片から構成され、前記脆弱線に沿って、前記パネルまたはマルチパネルアセンブリが引裂可能である、請求項２２～２４のいずれか一項に記載の袋。
26. 前記第２のモードの前の前記非接着ゾーンに沿った熱および圧力の前記適用が、前記開口領域の前記第１の閉鎖具パネルの全幅にわたる熱および圧力の適用を含む、請求項１～２５のいずれか一項に記載の袋。
27. 前記マルチパネルアセンブリの各パネルが、プラスチック材料を含む、請求項１～２６のいずれか一項に記載の袋。
28. 熱および圧力の適用下で前記マルチパネルアセンブリの別のパネルに接着することを防止されるか、または接着可能ではない、前記マルチパネルアセンブリのパネルのプライが、ヒートシール不可能な関係を有する、請求項２７に記載の袋。
29. ガセット形成である前記少なくとも１つの側面が、少なくとも１つの折り目を含み、前記少なくとも１つの折り目は、前記ガセット形成が、
    ａ）前記正面パネルおよび背面パネルが前記格納領域の容積を減少させるように互いに向かって移動される、折り畳まれた構成に折り曲がることと、
    ｂ）前記格納領域の前記容積を増加させるために、前記正面パネルおよび背面パネルを互いに離れる方向に動かすように、前記折り畳まれた構成から展開することと、を可能にするように構成されている、請求項１～２８のいずれか一項に記載の袋。
30. 前記非接着ゾーンに沿った熱および圧力の前記適用後の前記第２のモードでは、ガセット形成である各側面の半分が、前記第１の閉鎖具パネルに接着され、前記ガセット形成のもう半分が、前記前面パネルに接着され、ガセット形成である各側面の対向する表面が、それ自体と接着されている、請求項２９に記載の袋。
31. 袋であって、背面パネルと、前記袋の開口領域で、前記背面パネルとのアセンブリとして、第１の閉鎖具パネルと、を備え、前記背面パネルおよび第１の閉鎖具パネルの各々が、前記開口領域の第１のゾーンで、閉鎖具部材を含み、前記閉鎖具部材が、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具を提供するために一緒に連結するためのものであり、
    前記袋が、前記背面パネルに対向する前面パネルと、２つの側面と、をさらに含み、少なくとも１つの側面が、ガセット形成であり、前記背面パネル、前面パネルおよび側面が、格納領域を画定するために基部領域と前記開口領域との間に延在しており、
    前記第１のゾーンよりも前記基部領域のより遠位のゾーンである前記開口領域の第２のゾーンでは、前記第１の閉鎖具パネルおよび前記背面パネルが、一緒に接着されておらず、互いにヒートシール接着することを防止されており、
    前記第１の閉鎖具パネルおよび前記背面パネルが互いにヒートシール接着されることを防止されている、前記第２のゾーンに沿って、前記袋がヒートシールされる場合、前記第１の閉鎖具パネルに対して平坦化されたときに前記正面パネルおよび前記側面の前記第１の閉鎖具パネル隣接部分である、前記袋の対応する部分に接着され、前記袋の開口可能かつ再閉鎖可能な口開口部が、前記第１および閉鎖具パネルの前記閉鎖具部材と、前記対応する部分との間に作成されることができる、袋。
32. 前記第１の閉鎖具パネルが接着される前記袋の前記対応する部分が、前記第１の閉鎖具パネルに直接隣接するガセット形成である前記少なくとも１つの側面の折り曲げられた部分と、ガセット形成である各少なくとも１つの側面の前記折り曲げられた部分によって覆われていない前記前面パネルの残りの部分と、を含む、請求項３１に記載の袋。
33. 前記２つの側面の各々が、ガセット形成である、請求項３１または３２に記載の袋。
34. 前記第１の閉鎖具パネルが接着される前記袋の前記対応する部分が、
    ａ）前記第１の閉鎖具パネルのそれぞれの外周における各側面の前記ガセット形成の一部分と、
    ｂ）前記２つの側面の前記ガセット形成によって遮られていない前記前面パネルの残りの部分と、を含む、請求項３３に記載の袋。
35. 前記背面パネルと関連付けられた前記閉鎖具部材が、前記背面パネルのものである、請求項３１～３４のいずれか一項に記載の袋。
36. 前記第１のモードでは、前記第１の閉鎖具パネルが、前記第１のパネルの前記閉鎖具部材および前記背面パネルと関連付けられた前記閉鎖具部材の協働によって前記背面パネルと関連付けられている、請求項３１～３４のいずれか一項に記載の袋。
37. 袋であって、背面パネルと、前記袋の開口領域で、前記背面パネルとのアセンブリとして、第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルと、を備え、各閉鎖具パネルが、前記開口領域の第１のゾーンで、閉鎖具部材を含み、前記閉鎖具部材が、開口可能かつ再密閉可能な閉鎖具を提供するために一緒に連結するためのものであり、
    前記袋は、前記背面パネルに対向する前面パネルと、少なくとも１つがガセット形成である２つの側面と、をさらに含み、前記前面パネル、背面パネルおよび２つの側面が、格納領域を画定するために基部領域と前記開口領域との間に延在しており、
    前記第１のゾーンよりも前記基部領域のより遠位のゾーンである前記開口領域の第２のゾーンでは、前記第２の閉鎖具パネルが、前記背面パネルに接着されており、前記第１の閉鎖具パネルおよび前記第２の閉鎖具パネルが、一緒に接着されておらず、互いにヒートシール接着することを防止されており、
    前記第１の閉鎖具パネルおよび前記第２の閉鎖具パネルが互いにヒートシール接着されることを防止されている、前記第２のゾーンに沿って、前記袋がヒートシールされる場合、前記第１の閉鎖具パネルに対して平坦化されたときに前記正面パネルおよび前記側面の前記第１の閉鎖具パネル隣接部分である、前記袋の対応する部分に接着され、前記袋の開口可能かつ再閉鎖可能な口開口部が、前記第１および第２の閉鎖具パネルの前記閉鎖具部材の間に作成されることができる、袋。
38. ユーザによる開閉のための袋の製造方法であって、前記方法が、
    ａ）マルチパネルアセンブリとして袋を提供することであって、前記袋が、前記袋の基部で密閉された背面パネルおよび前面パネル、ならびに格納領域を画定するために前記基部から延在している２つの側面を含み、少なくとも１つの側面が、ガセット形成を有するパネルであり、第１の閉鎖具要素を含む開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の第１の部品が、前記背面パネルと関連付けられており、前記背面パネルが、前記第１の閉鎖具要素と協働するための第２の閉鎖具要素を有する前記開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の第２の部品を含み、前記袋は、前記第１の部品および前記背面パネルが熱および圧力の適用下で互いに接着することを防止される空隙領域を含む、提供することと、
    ｂ）前記袋の第１の状態開口部を通じて包装内に商品を導入することであって、前記第１の状態開口部の外周が、前記背面パネル、前記前面パネル、および前記２つの側面によって画定されている、導入することと、
    ｃ）前記空隙ゾーンに沿った前記背面パネルと正面パネルとの間における前記マルチパネルアセンブリへの熱および圧力の適用によって前記第１の状態開口部を閉鎖することであって、それにより、前記第２の部品が、前記背面パネルに接着され、前記第１の部品が、前記マルチパネルアセンブリの残りのパネルに接着され、第２の状態開口部が、前記第１の部品と第２の部品との間に作成されることができ、前記第２の状態開口部の外周が、前記開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の前記第１の部品および第２の部品によって画定される、閉鎖することと、を含む、方法。
39. 前記マルチパネルアセンブリの前記残りのパネルが、前記前面パネルおよび前記２つの側面を含む、請求項３８に記載の方法。
40. 前記マルチパネルアセンブリの前記残りのパネルが、前記前面パネルと、ガセット形成を有するパネルである前記少なくとも１つの側面と、を含む、請求項３８または３９に記載の方法。
41. 前記第１の部品が接着される前記マルチパネルアセンブリの前記残りのパネルが、前記第１の部品に直接隣接するガセット形成である前記少なくとも１つの側面の折り曲げられた部分と、ガセット形成を有するパネルである各少なくとも１つの側面の前記折り曲げられた部分によって覆われていない前記前面パネルの残りの部分と、を含む、請求項３８～４０に記載の方法。
42. 前記２つの側面の各々が、ガセット形成を有するパネルである、請求項３８～４１のいずれか一項に記載の方法。
43. 前記第１の部分が接着される前記マルチパネルアセンブリの前記残りのパネルが、
    ａ）前記第１の部品のそれぞれの外周における各側面の前記ガセット形成の一部分と、
    ｂ）前記２つの側面の前記ガセット形成によって遮られていない前記前面パネルの残りの部分と、を含む、請求項４２に記載の方法。
44. 前記開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具の前記閉鎖具要素が、熱および圧力の適用下で互いに接着することを防止されている、請求項３８～４３のいずれか一項に記載の方法。
45. 前記第２の状態開口部の前記外周が、前記第１の状態開口部の前記外周よりも小さい、請求項３８～４４のいずれか一項に記載の方法。
46. 前記第２の状態開口部の前記外周が、ガセット形成を有するパネルの前記少なくとも１つの側面の幅または全幅に実質的に等しい量だけ前記第１の状態開口部の前記外周よりも小さい、請求項４５に記載の方法。
47. 開口領域、基部領域、および格納領域を有する袋であって、前記袋が、
    背面パネルと、対向する前面パネルと、格納領域を画定するために前記基部領域と前記開口領域との間に延在している２つの側面であって、少なくとも１つの側面が、ガセット付き側面である、２つの側面と、
    互いに面する第１の閉鎖具パネルおよび第２の閉鎖具パネルを含む閉鎖具アセンブリであって、前記閉鎖具アセンブリの空隙ゾーンでは、前記第１および第２の閉鎖具パネルが、一緒にヒートシールすることを防止されており、前記閉鎖具アセンブリの閉鎖具ゾーンでは、各閉鎖具パネルが、前記閉鎖具パネルの中間の閉鎖具部材を含み、前記閉鎖具部材が、前記袋に開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具を提供するために互いに連結するためのものであり、前記空隙ゾーンが、密閉ゾーンよりも前記基部領域のより遠位に提供されている、閉鎖具アセンブリと、を備え、
    第１の状態では、前記閉鎖具アセンブリが、前記背面パネルと関連付けられ、前記袋が、前記開口領域に第１の状態口開口部を有し、前記第１の状態口開口部の外周が、前記背面パネルおよび前記前面パネルならびに前記側面によって画定されており、
    第２の状態では、前記空隙領域に沿った前記袋のヒートシールに続いて、前記第１の閉鎖具パネルが、前記第２の閉鎖具パネルに対して平坦化されたときに前記正面パネルおよび前記側面の前記第１の閉鎖具パネル隣接部分である、前記袋の対応する部分に接着され、それにより、前記袋の第２の状態口開口部が、前記第１の閉鎖具パネルと前記第２の閉鎖具パネルとの間に作成されることができ、前記第２の状態口開口部の外周が、前記第１の閉鎖具パネルの前記閉鎖具部材および前記第２の閉鎖具パネルの前記閉鎖具部材によって画定されている、袋。
48. 前記第１の閉鎖具パネルが接着される前記袋の前記対応する部分が、前記第１の閉鎖具パネルに直接隣接するガセット形成である前記少なくとも１つの側面の折り曲げられた部分と、ガセット形成である各少なくとも１つの側面の前記折り曲げられた部分によって覆われていない前記前面パネルの残りの部分と、を含む、請求項４７に記載の袋。
49. 前記２つの側面の各々が、ガセット形成である、請求項４７または４８に記載の袋。
50. 袋の、または袋用の開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具サブアセンブリであって、前記閉鎖具サブアセンブリが、第１のフィルムおよび第２のフィルムと、閉鎖具領域に、それらの間の２つの協働する閉鎖具要素と、を含み、前記閉鎖具要素のうちの１つが、各々、前記第１のフィルムおよび第２のフィルムの各々のそれぞれの内面にあり、
    前記第１のフィルムおよび第２のフィルムの前記内面の非接着領域は、非接着領域で、前記内面の反対側の表面である、いずれかのフィルムの外面が、第１のフィルムおよび第２のフィルムの前記内面の互いに対するヒートシール接着なしで、第３のフィルムにヒートシールされ得るように、ヒートシール不可能な関係を有する、開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具サブアセンブリ。
51. 前記閉鎖具サブアセンブリが、非接着領域よりも前記閉鎖具領域のより遠位にある接着領域を含む、請求項５０に記載の開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具サブアセンブリ。
52. 前記接着領域では、前記第１のフィルムおよび前記第２のフィルムの前記内面は、それらが互いにヒートシールされ得るように、ヒートシール可能な関係を有する、請求項５１に記載の開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具サブアセンブリ。
53. 前記接着領域では、前記第１のフィルムおよび前記第２のフィルムの両方が、熱可塑性材料を含む、請求項５１に記載の開口可能かつ再閉鎖可能な閉鎖具サブアセンブリ。
    

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