JP2005225541A - ジッパー付き包装袋 - Google Patents

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Yukihiko Shibata
幸彦 柴田
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Abstract

【課題】搬送途中などにおいてジッパー部と袋の開口端の上端辺のヒートシール部との間に内容物が入り込むのを防止する。
【解決手段】包装袋1を立てた状態における上端に位置する開口端付近にジッパーテープ4,5を設け、このジッパーテープ4,5の上側に位置する包装袋1の上端辺をヒートシールしてなり、前記ジッパーテープ4,5のやや下側位置において包装袋1を構成する2枚のシート部2,3間を手で剥離できる程度のヒートシール強度でホットメルト型接着樹脂テープ6を介して界面剥離可能に接合させてある。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ジッパー付き包装袋に関するものである。
従来のこの種ジッパー付き包装袋としては例えば特許文献1などで知られているものがある。即ち、袋の開口端付近における対向位置に雌雄係合する開閉可能なジッパーを一体的に設けたものが古くから知られている。
実用新案登録第2557256号公報
上記の特許文献1に記載のような雌雄係合する開閉可能なジッパーを一体的に設けた包装袋にあって、ジッパーを開閉する前は袋の開口端近傍の辺を含めて周辺がヒートシールにて閉じられており、ジッパーを開いて袋の内容物を取り出すときは袋の開口端近傍の辺のヒートシール部をカットして取り除き、かかる状態でジッパーを開いて内容物を取り出しているのが現状である。
そこで、上記のようなジッパー付き包装袋は、袋の開口端近傍の辺のヒートシール部をカットした後、ジッパーを開いて内容物を取り出しているのであるが、商品(内容物が入っている袋)の搬送途中などにおいて内容物の圧などでジッパーの雌雄の噛み合い部の僅かな隙間から内容物(液状のもの)がジッパー部と袋の開口端近傍の辺のヒートシール部との間に溜まることがあり、かかる状態で購入した消費者が内容物を取り出すために袋の開口端近傍の辺のヒートシール部をカットしたとき、ジッパー部と袋の開口端近傍の辺のヒートシール部との間に溜まっている液状の内容物が零れ出るという問題があった。
本発明は、このような課題を解決するもので、搬送途中などにおいてジッパー部と袋の開口端の上端辺のヒートシール部との間に内容物が入り込むのを防止することを目的とするものである。
本発明の請求項1に記載のジッパー付き包装袋は、包装袋を立てた状態における上端に位置する開口端付近に設けたジッパーテープのやや下側位置において包装袋を構成する2枚のシート部間を手で剥離できる程度のヒートシール強度で界面剥離可能、あるいは層間剥離可能、あるいは凝集剥離可能なテープを介して接合させてあることを特徴とする。
請求項2に記載のジッパー付き包装袋は、包装袋を立てた状態におけるジッパーテープの上側に位置する包装袋の上端辺をヒートシールしてなることを特徴とする。
請求項3に記載のジッパー付き包装袋は、包装袋を立てた状態における包装袋の上端辺をヒートシールしておらず、ジッパーテープはスライダー付きであることを特徴とする。
以上のように、本発明のジッパー付き包装袋は、包装袋を立てた状態における上端に位置する開口端付近に設けたジッパーテープのやや下側位置において包装袋を構成する2枚のシート部間を手で剥離できる程度のヒートシール強度で界面剥離可能、あるいは層間剥離可能、あるいは凝集剥離可能に接合させてあることにより、内容物が液状のものであってもジッパーテープの隙間に入り込むのを止めることができ、搬送途中などにおいてジッパー部と袋の開口端の上端辺のヒートシール部との間に内容物が入り込むのを防止することができる。また、上端辺をヒートシールしていないスライダー付きジッパーテープを備えた包装袋に実施した場合においても、ジッパーテープのやや下側位置において包装袋を構成する2枚のシート部間を手で剥離できる程度のヒートシール強度で界面剥離可能、あるいは層間剥離可能、あるいは凝集剥離可能に接合してあることにより、内容物が液状のものであっても両ジッパーテープの隙間に入り込むのを止め、延いてはスライダー部からの液状内容物の漏出を防止することができる。
以下、本発明の一実施の形態を、図1〜図4に基づいて説明する。
図において、1は四方シールタイプの包装袋で、この包装袋1の開口端付近において表側および裏側(または裏側および表側)の各シート部2,3の内面に雄型のジッパーテープ4と雌型のジッパーテープ5をヒートシールにて接合させることにより一体的に設けている。
前記包装袋1を構成するシート部2,3は外層2a,3aがナイロンフィルム、内層2b,3bがポリエチレンフィルムからなる2層構造であり、この包装袋1を立てた状態における上端に位置する包装袋1の開口端付近、詳しくは包装袋1の上端よりやや下側位置における各シート部2,3の内面のポリエチレンフィルムからなる内層2b,3bにポリエチレン系樹脂を材料として作られた雄型のジッパーテープ4と雌型のジッパーテープ5が接合されている。
そして、包装袋1を立てた状態におけるジッパーテープ4,5のやや下側位置において前記シート部2,3の内層2b,3bの内、何れか一方の内層(図面に示す実施の形態では内層2b)の内面にはホットメルト型接着樹脂テープ6が設けられている。このホットメルト型接着樹脂テープ6はシート部2の内層2bの内面に、例えば180度の温度で、シール時間一秒、シール圧0.2MPaでヒートシールにて接合されている。これにより、ホットメルト型接着樹脂テープ6とシート部2の内層2bのポリエチレンフィルムが5N/15mm程度のヒートシール強度で接合する。即ち、ホットメルト型接着樹脂は加熱されることによりポリエチレンなどのポリオレフィン系の樹脂に対して接着する性質を有し、ポリオレフィン系の樹脂に対するヒートシール強度は手で簡単に界面剥離できる程度(5N/15mm程度)であることが実験により判明している。そして、このホットメルト型接着樹脂テープ6をシート部3の内層3bに対し、前述と同様例えば180度の温度で、シール時間一秒、シール圧0.2MPaでヒートシールにて接合させる。これにより、ホットメルト型接着樹脂テープ6とシート部3の内層3bのポリエチレンフィルムが5N/15mm程度のヒートシール強度で接合することになる。図2にホットメルト型接着樹脂テープ6を介してシート部2,3間が接合された状態を示している。
前記包装袋1は四方シールタイプで内容物充填後の最終形態において四方がシールされるものであるが、包装袋1に対し内容物の充填を行なうときは包装袋1を立てた状態における下端辺をヒートシールせずに残して、他の3辺をヒートシールしておき、且つ前記ジッパーテープ4,5のやや下側位置においてホットメルト型接着樹脂テープ6によりシート部2,3間を接合しておき、ヒートシールされていない下端辺が上に向くように包装袋1を上下逆さにした状態で開口する下端辺より内容物を充填し、その後開口する下端辺をヒートシールして閉じるのである。7は包装袋1の周囲のヒートシール部である。
上記構成において、包装袋1のジッパーテープ4,5のやや下側位置においてホットメルト型接着樹脂テープ6によりシート部2,3間を接合してあることにより、内容物が液状のものであってもジッパーテープ4,5の隙間に入り込むのを止めることができる。
包装袋1から内容物を取り出すときは包装袋1を立てた状態における上端辺のヒートシールをノッチ部から引き裂いたり、鋏などで切り取ることにより取り除いて開口させ、この開口部の下側に位置する前記ジッパーテープ4,5間を開くとともにホットメルト型接着樹脂テープ6と何れか一方のシート部2または3との接合部を手で剥離させることにより包装袋1が完全に開かれ、内容物を取り出すことができる。
ところで、前記ホットメルト型接着樹脂としては種々のものが知られているが、本実施の形態では例えばヒロダイン(株)製のエチレン・酢酸ビニル共重合体を主成分とするエチレン・エチルアクリレート共重合体と石油樹脂、テレピン樹脂およびロジン系樹脂からなる群から選ばれた少なくとも一種の樹脂からなる樹脂組成物で形成されたものが用いられる。
また、上記した実施の形態では包装袋1は四方シールタイプの袋であるが、ガゼットタイプ、合掌タイプ、スタンドパックタイプなどの袋にも適用できるものである。
さらに、上記した実施の形態では包装袋1は上端辺もヒートシールされているが、上端辺をヒートシールしていないスライダー付きジッパーテープを備えた包装袋にも実施できることは言うまでもない。つまり、この上端辺をヒートシールしていないスライダー付きジッパーテープを備えた包装袋に実施した場合においても、雌雄の両ジッパーテープのやや下側位置においてホットメルト型接着樹脂テープにより2枚のシート部間を接合してあることにより、内容物が液状のものであっても両ジッパーテープの隙間に入り込むのを止めることができ、延いてはスライダー部からの液状内容物の漏出を防止することができる。
また、上記実施の形態では前記両ジッパーテープ4,5のやや下側位置でシート部2,3間を手で剥離できる程度のヒートシール強度で界面剥離可能に接合させているが、層間剥離可能、あるいは凝集剥離可能に接合させてあっても良い。例えば、この凝集剥離用に使用されるホットメルト型接着樹脂として、三菱化学(株)製のVMX(登録商標)で知られるポリオレフィンを主成分とし、ラジカル重合性モノマーでグラフト変性されたポリオレフィン樹脂に非晶性ビニルポリマーを均質に含有する多成分系ポリマーと、分散相をポリオレフィンにスチレンを分散したものをポリマーアロイした樹脂が適している。
また、両ジッパーテープ4,5のやや下側位置でシート部2,3間を手で剥離できる程度のヒートシール強度で簡単に剥離可能に接合させる手段として、両シート部2,3の内面に例えば直鎖状低密度ポリエチレン樹脂とポリブテン−1樹脂をランダムに配合した材料を含む樹脂からなるテープを接着剤により貼り合わせることも可能で、この両シート部2,3に貼り合わせたテープ同士をヒートシールにて接合したとき、その接合部間が完全結合されておらず、この接合部間を手で簡単に凝集剥離させることができる。
要するに、両ジッパーテープ4,5のやや下側位置でシート部2,3間を手で簡単に剥離できる程度のヒートシール強度で接合させれば良く、シート部2,3間に介在させる材料としては上記のものに限定されるものではない。
また、上記実施の形態では包装袋1は外層2a,3aがナイロンフィルム、内層2b,3bがポリエチレンフィルムからなる2層構造のシート部2,3によって作られた合成樹脂製のものであるが、その材料は特に限定されるものではない。つまり、包装袋1の材料は少なくとも内層がヒートシールの必要性からポリエチレンフィルムやポリプロピレンフィルムなどの合成樹脂フィルムで作られたものであれば、その内層の外側に積層される材料は合成樹脂以外のもの、例えばアルミ箔、紙、レーヨン紙などでも良い。
本発明の一実施の形態における包装袋の2枚のシート部間の接合前の状態を示す断面図である。 同包装袋の2枚のシート部間の接合後の状態を示す断面図である。 同包装袋に内容物を充填する状態における包装袋の斜視図である。 同包装袋に内容物を充填した後における包装袋の斜視図である。
符号の説明
1 包装袋
2,3 シート部
2a,3a 外層
2b,3b 内層
4,5 ジッパーテープ
6 ホットメルト型接着樹脂テープ
7 ヒートシール部

Claims (3)

  1. 包装袋を立てた状態における上端に位置する開口端付近に設けたジッパーテープのやや下側位置において包装袋を構成する2枚のシート部間を手で剥離できる程度のヒートシール強度で界面剥離可能、あるいは層間剥離可能、あるいは凝集剥離可能なテープを介して接合させてあることを特徴とするジッパー付き包装袋。
  2. 包装袋を立てた状態におけるジッパーテープの上側に位置する包装袋の上端辺をヒートシールしてなることを特徴とする請求項1記載のジッパー付き包装袋。
  3. 包装袋を立てた状態における包装袋の上端辺をヒートシールしておらず、ジッパーテープはスライダー付きであることを特徴とする請求項1記載のジッパー付き包装袋。
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