JP2022190420A - 工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造 - Google Patents

工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造 Download PDF

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Abstract

【課題】工作機械において、カバーおよびドア間の隙間から切削液が外部に漏出するのを、部品点数、設置スペースおよびランニングコストを抑え、かつ工作機械の生産性を低下させることなく、確実に防止しうる隙間閉塞構造を提供する。【解決手段】隙間閉塞構造3は、カバー1におけるドア2の閉方向側の開口縁部11に、ドア2が閉位置にある時にドア2における閉方向側のドア縁部22の表面に先端縁が弾性的に接触させられて開口縁部11およびドア縁部22間の隙間を閉塞しうる少なくとも1つのワイパー35が設けられているものである。【選択図】図2

Description

この発明は、工作機械において、ワークの加工領域を取り囲みかつ開口を有するカバーと、同開口を開閉するドアとの間の隙間から切削液が漏出するのを防止するための隙間閉塞構造に関する。
一般に、旋盤、研削盤、マシニングセンタ等の各種工作機械には、ワークの加工領域を取り囲んで外部と隔てるようにカバーが設けられ、このカバーにより、加工領域に噴射供給された切削液の飛沫や切粉が外部に飛散するのが防止されるようになっている。カバーの前面等には、加工領域内の作業台へのワークの設置や取り出し等を行うための略方形の開口が形成されている。開口は、カバーに沿って移動自在に設けられた略方形のドアによって開閉される。
ここで、カバーの開口がドアによって閉じられた状態では、カバーにおけるドアの閉方向側の開口縁部と、ドアにおける閉方向側のドア縁部との間に隙間が生じるため、その隙間から切削液が外部に漏出するおそれがあった。
そこで、上記隙間から切削液が漏出するのを防止するために、カバーおよびドアの上記隙間部分にラビリンス構造と称される隙間閉塞構造を設けたものが知られている。(例えば下記の特許文献1参照)。
このラビリンス構造(503)は、例えば図4に示すように、カバー(501)におけるドア(502)の閉方向側の開口縁部(511)に設けられた横断面略U字形のカバー側ラビリンス構成部(512)、および、先端部がカバー側ラビリンス構成部(512)に入り込むようにドア(502)における閉方向側のドア縁部(522)に設けられたドア側ラビリンス構成部(523)によって構成されている。
特開2020-199619号公報
しかしながら、上記のラビリンス構造(503)の場合、ドア(502)およびカバー(501)の製作誤差、組立誤差、開閉時の直線運動誤差などによりドア(502)とカバー(501)の位置関係が変化するため、ラビリンス構造(503)を構成するカバー側ラビリンス構成部(512)およびドア側ラビリンス構成部(523)の隙間を、ドア(502)の開閉ストロークの妨げとならないように、大きくする必要がある。その結果、加工領域(X)に噴射供給される切削液(C)の勢いが強い場合に、切削液(C)がラビリンス構造(503)を超えて外部に漏出する恐れがあった。
これを防止する方法として、切削液の量や勢いを吸収するための広い空間をラビリンス構造内部に設ける方法や、ラビリンス構造をさらに複雑化する方法も考案されているが、構造の複雑化、部品点数、設置スペースや製造コストの増加といった問題があった。
この発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間から切削液が外部に漏出するのを、簡素な構造で、さらに、設置スペースおよび製造コストやランニングコストを増加させることなく、かつ、工作機械の生産性を低下させることなく、確実に防止することができる隙間閉塞構造を提供することを目的とする。
この発明は、上記の目的を達成するために、以下の態様からなる。
1)ワークの加工領域を外部と隔てるように設けられかつ開口を有しているカバーと、前記カバーに沿って移動させられることにより前記開口を開閉するドアとを備えている工作機械において、前記ドアが閉位置にある時に、前記カバーにおける前記ドアの閉方向側の開口縁部と、前記ドアにおける閉方向側のドア縁部との間に生じる隙間から、前記加工領域に供給された切削液が外部に漏出するのを防止するための隙間閉塞構造であって、
前記開口縁部に、前記ドアが閉位置にある時に前記ドア縁部の表面に先端縁が弾性的に接触させられて前記隙間を閉塞しうる少なくとも1つのワイパーが設けられている、工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造。
2)前記ワイパーの先端縁が弾性的に接触させられる前記ドア縁部の表面が、前記ドアの外面側において前記ドアの開閉方向と平行をなす面を含んでおり、前記面に対して前記ワイパーの先端縁が直角または前記ドアの閉方向側に傾斜した角度をなすように接触させられる、上記1)に記載の工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造。
3)前記ワイパーの先端縁が弾性的に接触させられる前記ドア縁部の表面が、前記ドアの内面側において前記ドアの開閉方向と平行をなす面を含んでおり、前記面に対して前記ワイパーの先端縁が直角をなすように接触させられる、上記1)に記載の工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造。
4)前記開口縁部が、前記ドアが閉位置にある時に前記ドア縁部と前記ドアの開閉方向に所定の間隔をあけて対向する対向壁部と、前記対向壁部から前記ドア縁部の外側表面と所定の間隔をおいて平行をなすように前記ドアの開方向に向かって突出した外側突出壁部および前記対向壁部から前記ドア縁部の内側表面と所定の間隔をおいて平行をなすように前記ドアの開方向に向かって突出した内側突出壁部のうち少なくともいずれか一方とを有しており、前記外側突出壁部および/または前記内側突出壁部に前記ワイパーが取り付けられている、上記1)~3)のいずれか1つに記載の工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造。
5)前記外側突出壁部に、前記ワイパーが、その先端縁が前記ドア縁部の外側表面と弾性的に接触するように取り付けられている、上記4)に記載の工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造。
6)さらに、前記対向壁部、前記外側突出壁部、前記ドア縁部の内側表面、および、前記ドア縁部の外側表面のうち少なくともいずれか1箇所に、ラビリンス構造を形成して外部への切削液の漏出を低減するための遮蔽壁部が設けられている、上記5)に記載の工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造。
7)前記ドア縁部に、その内側表面から突出するとともに前記ドアの閉方向に向かって略L形に屈曲した屈曲壁部が設けられており、
前記内側突出壁部に、前記ワイパーが、その先端縁が前記屈曲壁部における前記内側突出壁部と対向する面と弾性的に接触するように取り付けられている、上記4)に記載の工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造。
8)さらに、前記対向壁部、前記内側突出壁部、前記屈曲壁部、前記ドア縁部の内側表面、および、前記ドア縁部の外側表面のうち少なくともいずれか1箇所に、ラビリンス構造を形成して外部への切削液の漏出を低減するための遮蔽壁部が設けられている、上記7)に記載の工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造。
上記1)の工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造によれば、ドアが閉位置にある時に、ドアにおける閉方向側のドア縁部の表面にワイパーの先端縁が弾性的に接触させられているため、カバーにおけるドアの閉方向側の開口縁部と、ドアにおける閉方向側のドア縁部との間に生じる隙間から切削液が外部に漏出するのが確実に防止される。また、複雑なラビリンス構造を構成する必要もなく、部品点数の少ない簡素な構造であるため、設置スペースや製造コストを抑えることができる。さらに、ワイパーは、ドアの開閉ストロークの閉側付近のみでドア縁部の表面に摺接するようになされているため、ワイパーの摩耗が最低限に抑えられ、隙間閉塞構造の耐久性が向上するとともに、ワイパーのメンテナンスの頻度も抑えられ、ランニングコストの削減および工作機械の生産性低下の防止も達成できる。
上記2)の工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造によれば、ドアの内面側におけるドアの開閉方向と平行をなす面に対してワイパーの先端縁が直角をなすように接触させられているため、ワイパーがドアの閉ストロークを阻害することなく、ドアにおける閉方向側のドア縁部との間に生じる隙間から切削液が外部に漏出するのがより確実に防止される。
上記3)の工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造によれば、ドアの外面側におけるドアの開閉方向と平行をなす面に対してワイパーの先端縁が直角またはドアの閉方向側に傾斜した角度をなすように接触させられているため、ワイパーがドアの閉ストロークを阻害することなく、ドアにおける閉方向側のドア縁部との間に生じる隙間から切削液が外部に漏出するのがより確実に防止される。
上記4)の工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造によれば、前記ドアが閉位置にある時に、ドア縁部、対向壁部、および、外側突出壁部および/または前記内側突出壁部から形成された空間によって、カバーにおけるドアの閉方向側の開口縁部と、ドアにおける閉方向側のドア縁部との間に生じる隙間に到達した切削液の勢いが低減され、ワイパーによる閉塞を容易にする、かつ/あるいは、ワイパーの先端縁およびドア縁部の接触部を通過した切削液がその空間内で封止されるため、カバーにおけるドアの閉方向側の開口縁部と、ドアにおける閉方向側のドア縁部との間に生じる隙間から切削液が外部に漏出するのがより確実に防止される。
上記5)の工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造によれば、前記ドアが閉位置にある時に、ドア縁部、対向壁部、および、外側突出壁部および/または内側突出壁部から形成された空間により、ドア縁部の外側表面およびワイパーの接触部に到達する切削液が減少し、到達した切削液もその勢いが低減されるため、カバーにおけるドアの閉方向側の開口縁部と、ドアにおける閉方向側のドア縁部との間に生じる隙間から切削液が外部に漏出するのがより確実に防止される。
上記6)の工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造によれば、ラビリンス構造により、ドア縁部の外側表面およびワイパーの接触部に到達する切削液がより減少し、到達した切削液もその勢いがより低減されるため、カバーにおけるドアの閉方向側の開口縁部と、ドアにおける閉方向側のドア縁部との間に生じる隙間から切削液が外部に漏出するのがより確実に防止される。
上記7)の工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造によれば、ワイパーおよび屈曲壁部における内側突出壁部と対向する面の接触部によって切削液は内側へ跳ね返され、万が一切削液がワイパーおよび屈曲壁部における内側突出壁部と対向する面の接触部を通過した場合でも、ドア縁部、対向壁部、および、内側突出壁部および/または外側突出壁部から形成された空間に封止されるため、カバーにおけるドアの閉方向側の開口縁部と、ドアにおける閉方向側のドア縁部との間に生じる隙間から切削液が外部に漏出するのがより確実に防止される。
上記8)の工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造によれば、万が一切削液がワイパーおよび屈曲壁部における内側突出壁部と対向する面の接触部を通過した場合でも、ラビリンス構造によって、カバーにおけるドアの閉方向側の開口縁部と、ドアにおける閉方向側のドア縁部との間に生じる隙間から切削液が外部に漏出するのがより確実に防止される。
この発明の第1の実施形態に係る工作機械の概略構成を、内部構成を省略して示す水平断面図である。 図1に示す工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造を拡大して示す水平断面図である。 この発明の第2の実施形態に係る工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造を拡大して示す水平断面図である。 従来の工作機械におけるカバーおよびドア間のラビリンス構造(隙間閉塞構造)を拡大して示す水平断面図である。
この発明の実施形態を、図1、図2および図3を参照して以下に説明する。
なお、以下の説明において、「前」は図1、図2および図3の下をいい、「後」は図1、図2および図3の上をいい、「左右」は前から見た場合の左右をいうものとする。また、以下の説明において、「直角」との用語には直角から若干傾いた角度も含まれ、「平行」との用語には平行から若干傾いた角度も含まれるものとする。
図1および図2にはこの発明の第1の実施形態が示されている。図1に示す通り、例えば旋盤、研削盤、マシニングセンタ等の工作機械は、ワークの加工領域(X)を取り囲むように設けられた略箱形のカバー(1)を備えている。カバー(1)の前面カバー部(12)には、加工領域(X)内の作業台(図示略)へのワークの設置および取り出し等を行うための略方形の開口(10)が形成されている。
前面カバー部(12)には、その外面に沿って左右方向に移動自在にドア(2)が取り付けられている。ドア(2)は、開口(10)よりもやや大きい略方形をした片開き式のものであって、左右方向に移動させることにより、開口(10)を開閉する。
そして、前面カバー部(12)およびドア(2)には、ドア(2)が閉位置にある時に、前面カバー部(12)におけるドア(2)の閉方向側の開口縁部、すなわち左側の開口縁部(11)と、ドア(2)の閉方向側のドア縁部、すなわち左側ドア縁部(22)との間に生じる隙間から、加工領域(X)に噴射供給された切削液(C)が外部に漏出するのを防ぐための隙間閉塞構造(3)が設けられている。
上記の隙間閉塞構造(3)を図2に詳しく示す。前面カバー部(12)の左側の開口縁部(11)には、ドア(2)が閉位置にある時に、左側開口縁部(11)とドア(2)の開閉方向に所定の間隔をあけて対向する対向壁部(33)と、対向壁部(33)から左側ドア縁部(22)の外側表面と所定の間隔をおいて平行をなすようにドア(2)の開方向に向かって突出した外側突出壁部(31)および対向壁部(33)から左側ドア縁部(22)の内側表面と所定の間隔をおいて平行をなすようにドア(2)の開方向に向かって突出した内側突出壁部(32)が設けられている。対向壁部(33)は、開口縁部(11)における前後方向(厚さ方向)の面によって構成されていてもよいし、別途板状部材が取り付けられることで形成されていてもよい。外側突出壁部(31)は、開口縁部(11)によって構成されていてもよいし、別途板状部材が取り付けられることで形成されていてもよい。外側突出壁部(31)および内側突出壁部(32)における左側(ドア(2)の閉方向側)の縁部は対向壁部(33)によって接続されている。ドア(2)が閉位置にある時、左側ドア縁部(22)は外側突出壁部(31)、内側突出壁部(32)および対向壁部(33)によって形成される空間内に収納される。対向壁部(33)、外側突出壁部(31)および内側突出壁部(32)の左側ドア縁部(22)に対する間隔は、ドア(2)の開閉ストロークの妨げとならない範囲で適宜設定される。
外側突出壁部(31)の先端縁部には、その先端から前方に伸びた板状の第1ベース部材(341)が取り付けられている。第1ベース部材(341)における右側(ドア(2)の開方向側)の面には、外側突出壁部(31)の先端縁から後方に突出するように伸びた板状の第2ベース部材(342)が取り付けられている。第2ベース部材(342)は第1ベース部材(341)における右側(ドア(2)の開方向側)の面にネジによって押え金を介して固定されている。第2ベース部材(342)の第1ベース部材(341)への取り付け方法は上記のものに限定されない。第2ベース部材(342)の外側突出壁部(31)の先端縁から後方への突出長さは、ドア(2)の開閉ストロークの妨げとならないよう、左側ドア縁部(22)の外側の面に対して所定の間隙を形成しうるようになされている。第2ベース部材(342)の先端縁部には、第2ベース部材(342)の先端縁から左側ドア縁部(22)の外側の面に向かって突出するようにワイパー(35)が取り付けられている。すなわち、第1ベース部材(341)および第2ベース部材(342)によってワイパー取付部材(34)が構成されている。
詳細には、ワイパー(35)はゴムあるいは合成樹脂からなる可撓性のある帯状の板で、第2ベース部材(342)の先端縁部における左側(ドア(2)の閉方向側)の面にネジによって押え金を介して固定されている。ワイパー(35)の素材は可撓性を有していれば特に限定されない。また、ワイパー(35)の第2ベース部材(342)への取り付け方法も上記のものに限定されない。ワイパー(35)は、好ましくは左側ドア縁部(22)の外面に対してワイパー(35)の先端縁が直角または左側(ドア(2)の閉方向側)に傾斜した角度をなすように接触させられるように形成されており、より好ましくは左側ドア縁部(22)の外面に対してワイパー(35)の先端縁が左側(ドア(2)の閉方向側)に傾斜した角度をなすように接触させられるように形成されている。図時のワイパー(35)は、前後方向に伸びかつ第2ベース部材(342)の左側面に固定される固定部(351)と、固定部(351)の後端縁から後方に向かって左方向(ドア(2)の閉方向)へ傾斜するように伸びたヒレ部(352)とよりなる屈曲帯板状のものとなされている。固定部(351)とヒレ部(352)との入隅部分には、ヒレ部(352)の弾性変形を容易にするための溝が形成されている。ワイパー(35)の先端はドア(2)の開閉ストロークに干渉する位置まで伸びており、ドア(2)が閉位置まで移動する際に左側ドア縁部(22)の外面との摺接によって左方向(ドア(2)の閉方向)へ弾性変形させられ、ドア(2)の閉位置への移動が終わると、ワイパー(35)の先端はワイパー(35)の弾性力によって左側ドア縁部(22)の外面に押し付けられる。ワイパー(35)および左側ドア縁部(22)の外面の間に隙間が生じない。
左側ドア縁部(22)の内面には、基端側が左側ドア縁部(22)の内面に沿うようになされているとともに、先端縁が左側ドア縁部(22)の内面から後方へ突出しうるように屈曲させられた略L形の屈曲壁部(36)が取り付けられている。屈曲壁部(36)は、ドア(2)が閉位置にある時に、屈曲壁部(36)の先端縁が内側突出壁部(32)の外側の面に対向しうるように、かつ、ドア(2)の開閉ストロークの妨げとならないように配置されている。
対向壁部(33)には、対向壁部(33)の右側(ドア(2)の開方向側)に面から突出した中間突出壁部(37)が取り付けられている。中間突出壁部(37)は、ドア(2)が閉位置にある時に、中間突出壁部(37)の先端縁が屈曲壁部(36)の先端側における左側(ドア(2)の開方向側)の面に対向しうるように、かつ、ドア(2)の開閉ストロークの妨げとならないように配置されている。
上記の構成によって、外側突出壁部(31)、内側突出壁部(32)、対向壁部(33)、屈曲壁部(36)および中間突出壁部(37)によってラビリンス構造が構成されている。
工作機械で加工が行われる際、ドア(2)が閉位置まで移動させられ、隙間閉塞構造(3)が形成される。この隙間閉塞構造(3)において、加工領域(X)に噴射供給された切削液(C)は、加工によって発生した切粉を伴って飛散し、開口縁部(11)および左側ドア縁部(22)間の隙間に達する。しかし、外側突出壁部(31)、内側突出壁部(32)、対向壁部(33)、屈曲壁部(36)および中間突出壁部(37)によって構成されたラビリンス構造によって、大半の切削液(C)が内側に跳ね返る、あるいは、ラビリンス構造内に封じ込められる。また、ラビリンス構造を通過したわずかな切削液(C)もその勢いが大幅に弱められる。そして、ワイパー(35)および左側ドア縁部(22)の外面の間に隙間が生じないように弾性的に左側ドア縁部(22)の外面に押し付けられているワイパー(35)によって、切削液(C)が外部に漏出するのが確実に防止される。
以上の通り、第1の実施形態の隙間閉塞構造(3)によれば、ドア(2)が閉位置にある時に、ワイパー(35)が弾性的に左側ドア縁部(22)の外面に押し付けられているため、カバー(1)およびドア(2)の製作誤差や組立誤差、ドア(2)開閉時の直線運動誤差や加工時の振動等に起因して外側突出壁部(31)の内面と左側ドア縁部(22)の外面との距離が変化したとしても、また、加工時の振動等によるドア(2)やカバー(1)のガタツキがあったとしても、ワイパー(35)が左側ドア縁部(22)の外面に押し付けられた状態を保つことができ、したがって、カバー(1)の開口縁部(11)とドア(2)の左側ドア縁部(22)との隙間から切削液(C)が外部に漏出するのが確実に防止される。しかも、上記構造によれば、ワイパー(35)の先端縁が、左側ドア縁部(22)の外面に対してワイパー(35)の先端縁が直角または左側(ドア(2)の閉方向側)に傾斜した角度をなすように接触させられるように形成されているため、ドア(2)を閉位置に移動させる際の妨げにならず、ドア(2)の操作性も保たれる。さらに、ワイパー(35)が、ワイパー(35)および左側ドア縁部(22)の外面の間に隙間が生じないように弾性的に左側ドア縁部(22)の外面に押し付けられている状態が確実に保たれているため、ラビリンス構造を複雑にすることなく、簡素な構成としても切削液(C)が外部に漏出するのが確実に防止されるため、部品点数や設置スペースを削減することができる。なお、ラビリンス構造(外側突出壁部(31)、内側突出壁部(32)、対向壁部(33)、屈曲壁部(36)および中間突出壁(37))の構成は上記のものに限定されず、カバー(1)およびドア(2)の構造や形状に合わせて適宜変更される。
次に、この発明の第2の実施形態に係る隙間閉塞構造(300)を、図3を参照して以下に詳しく説明する。なお、第1の実施形態と共通の構成については説明を省略する。
前面カバー部(12)の左側の開口縁部(11)には、ドア(2)が閉位置にある時に、左側開口縁部(11)とドア(2)の開閉方向に所定の間隔をあけて対向する対向壁部(330)と、対向壁部(330)から左側ドア縁部(22)の外側表面と所定の間隔をおいて平行をなすようにドア(2)の開方向に向かって突出した外側突出壁部(310)および対向壁部(330)から左側ドア縁部(22)の内側表面と所定の間隔をおいて平行をなすようにドア(2)の開方向に向かって突出した内側突出壁部(320)が設けられている。対向壁部(330)は、開口縁部(11)における前後方向(厚さ方向)の面によって構成されていてもよいし、別途板状部材が取り付けられることで形成されていてもよい。外側突出壁部(310)は、開口縁部(11)によって構成されていてもよいし、別途板状部材が取り付けられることで形成されていてもよい。内側突出壁部(320)は短手方向断面略方形状となされており、内側突出壁部(320)の表面は、ドア(2)の開閉方向と平行な外側の面、および、ドア(2)の開閉方向に対して直角となされた面を含んでいる。外側突出壁部(310)および内側突出壁部(320)における左側(ドア(2)の閉方向側)の縁部は対向壁部(330)によって接続されている。ドア(2)が閉位置にある時、左側ドア縁部(22)は外側突出壁部(310)、内側突出壁部(320)および対向壁部(330)によって形成される空間内に収納される。また、外側突出壁部(310)の先端縁には、ドア(2)開閉時の直線運動誤差等に起因するドア(2)との接触による部品の破損を防止するために緩衝材(311)が取り付けられている。対向壁部(330)、外側突出壁部(310)および内側突出壁部(320)の左側ドア縁部(22)に対する間隔は、ドア(2)の開閉ストロークの妨げとならない範囲で適宜設定される。
左側ドア縁部(22)の内面には、基端側が左側ドア縁部(22)の内面から後方に突出しうるようになされ、先端側において左方向(ドア(2)の閉方向)へ屈曲させられた略L形の屈曲壁部(340)が取り付けられている。屈曲壁部(340)は、ドア(2)が閉位置にある時に、屈曲壁部(340)の先端縁が左側ドア縁部(22)の内面および内側突出壁部(320)間に位置しうるように、かつ、ドア(2)の開閉ストロークの妨げとならないように配置されている。好ましくは、屈曲壁部(340)の基端縁が左側ドア縁部(22)の内面に沿うように屈曲させられ、左側ドア縁部(22)の内面への取付性が向上させられている。また、好ましくは、屈曲壁部(340)の先端縁が左側ドア縁部(22)の内面に向かって屈曲させられている。
対向壁部(330)の右側(ドア(2)の開方向側)の面には、右方向(ドア(2)の開方向)に向かって突出した中間突出壁部(360)が取り付けられている。詳細には、中間突出壁部(360)は、ドア(2)が閉位置にある時に、中間突出壁部(360)の先端が屈曲壁部(340)および左側ドア縁部(22)によって形成される空間の中に位置するように配置されている。好ましくは、中間突出壁部(360)の基端縁が対向壁部(330)の右側(ドア(2)の開方向側)の面に沿うように屈曲させられ、対向壁部(330)の右側(ドア(2)の開方向側)の面への取付性が向上させられている。また、好ましくは、中間突出壁部(360)の先端縁は後方に折り曲げられている。
上記の構成により、外側突出壁部(310)、内側突出壁部(320)、対向壁部(330)、屈曲壁部(340)および中間突出壁部(360)によってラビリンス構造が構成されている。なお、内側突出壁部(320)、屈曲壁部(340)および中間突出壁部(360)はそれぞれドア(2)の開閉ストロークの妨げとならない構成とされている。
内側突出壁部(320)の表面におけるドア(2)の開閉方向に対して直角となされた面にはワイパー(350)が取り付けられている。ワイパー(350)の先端縁は、ドア(2)が閉位置にある時に、屈曲壁部(340)の左右方向(ト゛ア(2)の開閉方向)へ伸びた壁における内側の面に当接しうるように突出させられている。
詳細には、ワイパー(350)はゴムあるいは合成樹脂からなる可撓性のある帯状の板で、内側突出壁部(320)の表面におけるドア(2)の開閉方向に対して直角となされた面にネジによって押え金を介して固定されている。ワイパー(350)の素材は可撓性を有していれば特に限定されない。また、ワイパー(350)の内側突出壁部(320)への取り付け方法も上記のものに限定されない。ワイパー(350)は、好ましくは屈曲壁部(340)の左右方向(ト゛ア(2)の開閉方向)へ伸びた壁における内側の面に対してワイパー(350)の先端縁が直角をなすように接触させられるように形成されている。ワイパー(350)の先端縁側部分は先細状となされている。ワイパー(350)の先端縁は、ドア(2)の開閉ストロークにおいて屈曲壁部(340)の左右方向(ト゛ア(2)の開閉方向)へ伸びた壁に干渉する位置まで伸びており、ドア(2)が閉位置まで移動する際に屈曲壁部(340)の左右方向(ト゛ア(2)の開閉方向)へ伸びた壁における内側の面との摺接によって左方向(ドア(2)の閉方向)へ弾性変形させられ、ドア(2)の閉位置への移動が終わると、ワイパー(350)の先端はワイパー(350)の弾性力によって屈曲壁部(340)に押し付けられ、ワイパー(350)および屈曲壁部(340)の左右方向(ト゛ア(2)の開閉方向)へ伸びた壁における内側の面の間に隙間が生じない。
工作機械で加工が行われる際、ドア(2)が閉位置まで移動させられ、隙間閉塞構造(300)が形成される。この隙間閉塞構造(300)において、加工領域(X)に噴射供給された切削液(C)は、加工によって発生した切粉を伴って飛散し、開口縁部(11)および左側ドア縁部(22)間の隙間に達する。しかし、ワイパー(350)および屈曲壁部(340)の左右方向(ト゛ア(2)の開閉方向)へ伸びた壁における内側の面の間に隙間が生じないように弾性的に屈曲壁部(340)の左右方向(ト゛ア(2)の開閉方向)へ伸びた壁における内側の面に押し付けられているワイパー(350)によって、ほとんどの切削液(C)が内側に跳ね返る。万が一、わずかな切削液(C)がワイパー(350)および屈曲壁部(340)の左右方向(ト゛ア(2)の開閉方向)へ伸びた壁における内側の面の間を通過したとしても、外側突出壁部(310)、内側突出壁部(320)、対向壁部(330)、屈曲壁部(340)および中間突出壁部(360)によって構成されるラビリンス構造によって切削液(C)が外部に漏出するのが確実に防止される。
以上の通り、第2の実施形態の隙間閉塞構造(300)によれば、ドア(2)が閉位置にある時に、ワイパー(350)が弾性的に屈曲壁部(340)の左右方向(ト゛ア(2)の開閉方向)へ伸びた壁における内側の面の間に押し付けられているため、カバー(1)およびドア(2)の製作誤差や組立誤差、ドア(2)開閉時の直線運動誤差や加工時の振動等に起因して内側突出壁部(320)の外面と屈曲壁部(340)の左右方向(ト゛ア(2)の開閉方向)へ伸びた壁における内側の面との距離が変化したとしても、また、加工時の振動等によるドア(2)やカバー(1)のガタツキがあったとしても、ワイパー(350)が屈曲壁部(340)の左右方向(ト゛ア(2)の開閉方向)へ伸びた壁における後側の面に押し付けられた状態を保つことができ、したがって、カバー(1)の開口縁部(11)とドア(2)の左側ドア縁部(22)との隙間から切削液(C)が外部に漏出するのが確実に防止される。しかも、上記構造によれば、ワイパー(350)の先端縁が、屈曲壁部(340)の左右方向(ト゛ア(2)の開閉方向)へ伸びた壁における内側の面に対してワイパー(350)の先端縁が直角をなすように接触させられるように形成されているため、ドア(2)を閉位置に移動させる際の妨げにならず、ドア(2)の操作性も保たれる。さらに、ワイパー(350)が、ワイパー(350)および屈曲壁部(340)の左右方向(ト゛ア(2)の開閉方向)へ伸びた壁における内側の面の間に隙間が生じないように弾性的に屈曲壁部(340)の左右方向(ト゛ア(2)の開閉方向)へ伸びた壁における後側の面に押し付けられている状態が確実に保たれているため、ラビリンス構造を複雑にすることなく、簡素な構成としても切削液(C)が外部に漏出するのが確実に防止されるため、部品点数や設置スペースを削減することができる。なお、ラビリンス構造(外側突出壁部(310)、内側突出壁部(320)、対向壁部(330)、屈曲壁部(340)および中間突出壁部(360))の構成は上記のものに限定されず、カバー(1)およびドア(2)の構造や形状に合わせて適宜変更される。また、ワイパー(350)が左側ドア縁部(22)の内面に直接当接させられるような構成とすることもできる。
以上の通り、第1および第2の実施形態の隙間閉塞構造(3,300)によれば、カバー(1)におけるドア(2)の閉方向側の開口縁部(11)と、ドア(2)における閉方向側の左側ドア縁部(22)との間に生じる隙間から切削液(C)が外部に漏出するのが確実に防止される。また、複雑なラビリンス構造を構成する必要もなく、部品点数の少ない簡素な構造であるため、設置スペースや製造コストを抑えることができる。さらに、ワイパー(35,350)は、ドア(2)の開閉ストロークの閉側付近のみで左側ドア縁部(22)の表面あるいは屈曲壁部(36,340)の後面に摺接するようになされているため、ワイパーの摩耗が最低限に抑えられ、隙間閉塞構造の耐久性が向上するとともに、ワイパーのメンテナンスの頻度も抑えられ、ランニングコストの削減および工作機械の生産性低下の防止も達成できる。なお、この発明は何ら上記の実施形態に記載の構成に限定されるものではなく、例えば、ワイパー(35,350)が左側ドア縁部(22)の内側および外側の両側に設置される場合や、ラビリンス構造を内外反転させた構成とした場合も含め、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施形態や変形例も含むものである。また、この発明における「左側ドア縁部の表面」には、例えば屈曲壁部(36,340)といった、左側ドア縁部に取り付けられる遮蔽壁(遮蔽部材)の表面についても含まれるものとする。
この発明は、例えば旋盤、研削盤、マシニングセンタ等の各種工作機械において、カバーおよびドア間の隙間から切削液が漏出するのを防止するための隙間閉塞構造として好適に用いられるものである。
(1)カバー
(10)開口
(11)開口縁部
(2)ドア
(22)左側ドア縁部
(3)(300)隙間閉塞構造
(31,310)外側突出壁部
(32,320)内側突出壁部
(33,330)対向壁部
(34)ワイパー取付部材
(35,350)ワイパー
(36,340)屈曲壁部
(37,360)中間突出壁部

Claims (8)

  1. ワークの加工領域を外部と隔てるように設けられかつ開口を有しているカバーと、前記カバーに沿って移動させられることにより前記開口を開閉するドアとを備えている工作機械において、前記ドアが閉位置にある時に、前記カバーにおける前記ドアの閉方向側の開口縁部と、前記ドアにおける閉方向側のドア縁部との間に生じる隙間から、前記加工領域に供給された切削液が外部に漏出するのを防止するための隙間閉塞構造であって、
    前記開口縁部に、前記ドアが閉位置にある時に前記ドア縁部の表面に先端縁が弾性的に接触させられて前記隙間を閉塞しうる少なくとも1つのワイパーが設けられている、工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造。
  2. 前記ワイパーの先端縁が弾性的に接触させられる前記ドア縁部の表面が、前記ドアの外面側において前記ドアの開閉方向と平行をなす面を含んでおり、前記面に対して前記ワイパーの先端縁が直角または前記ドアの閉方向側に傾斜した角度をなすように接触させられる、請求項1に記載の工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造。
  3. 前記ワイパーの先端縁が弾性的に接触させられる前記ドア縁部の表面が、前記ドアの内面側において前記ドアの開閉方向と平行をなす面を含んでおり、前記面に対して前記ワイパーの先端縁が直角をなすように接触させられる、請求項1に記載の工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造。
  4. 前記開口縁部が、前記ドアが閉位置にある時に前記ドア縁部と前記ドアの開閉方向に所定の間隔をあけて対向する対向壁部と、前記対向壁部から前記ドア縁部の外側表面と所定の間隔をおいて平行をなすように前記ドアの開方向に向かって突出した外側突出壁部および前記対向壁部から前記ドア縁部の内側表面と所定の間隔をおいて平行をなすように前記ドアの開方向に向かって突出した内側突出壁部のうち少なくともいずれか一方とを有しており、前記外側突出壁部および/または前記内側突出壁部に前記ワイパーが取り付けられている、請求項1~3のいずれか1つに記載の工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造。
  5. 前記外側突出壁部に、前記ワイパーが、その先端縁が前記ドア縁部の外側表面と弾性的に接触するように取り付けられている、請求項4に記載の工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造。
  6. さらに、前記対向壁部、前記外側突出壁部、前記ドア縁部の内側表面、および、前記ドア縁部の外側表面のうち少なくともいずれか1箇所に、ラビリンス構造を形成して外部への切削液の漏出を低減するための遮蔽壁部が設けられている、請求項5に記載の工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造。
  7. 前記ドア縁部に、その内側表面から突出するとともに前記ドアの閉方向に向かって略L形に屈曲した屈曲壁部が設けられており、
    前記内側突出壁部に、前記ワイパーが、その先端縁が前記屈曲壁部における前記内側突出壁部と対向する面と弾性的に接触するように取り付けられている、請求項4に記載の工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造。
  8. さらに、前記対向壁部、前記内側突出壁部、前記屈曲壁部、前記ドア縁部の内側表面、および、前記ドア縁部の外側表面のうち少なくともいずれか1箇所に、ラビリンス構造を形成して外部への切削液の漏出を低減するための遮蔽壁部が設けられている、請求項7に記載の工作機械におけるカバーおよびドア間の隙間閉塞構造。
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