JP2022188846A - コネクタ - Google Patents

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Masashi Tsukamoto
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Abstract

【課題】体格の大型化を抑えつつノイズ低減効果を高めること。【解決手段】基部11、基部から第1方向に突出させた少なくとも1つの第1端子部12及び基部から第2方向に突出させ且つ第1方向に直交する端子配列方向に間隔を空けて並べられた少なくとも2つの第2端子部13を有する端子金具10と、第1端子部又は第2端子部を挿通可能な貫通孔21が形成された第1端子部毎及び第2端子部毎のフェライトコア20と、基部の第1端子部側、第1端子部及び第1端子部を挿通対象とするフェライトコアが収容される第1ハウジング30と、基部の第2端子部側、第2端子部及び第2端子部を挿通対象とするフェライトコアが収容され、かつ、第1ハウジングに組み付けられる第2ハウジング40と、を備え、第1ハウジングは、第1端子部用のフェライトコア毎の第1収容室33を有し、第2ハウジングは、第2端子部用のフェライトコア毎の第2収容室43を有すること。【選択図】図3

Description

本発明は、コネクタに関する。
従来、コネクタにおいては、ノイズ電流を減衰させるべく、ハウジング内の端子をフェライトコアに挿通させる技術が知られている。このコネクタについては、例えば、下記の特許文献1及び2に開示されている。
特開2014-216094号公報 特開2013-025914号公報
ところで、この種のコネクタは、ハウジング内にフェライトコアを収容するための収容室とハウジング内でフェライトコアを保持するための保持構造とが必要であり、その分だけ体格の大型化を招く虞がある。例えば、上記の特許文献2に記載のコネクタにおいては、互いに組み付けられた2つのハウジングの中に、フェライトコアを保持するためのインナハウジングが収容されている。このため、コネクタにおいては、フェライトコアでノイズの低減を図るならば、その収容室と保持構造の最適化による体格大型化の抑制が求められる。
そこで、本発明は、体格の大型化を抑えつつノイズ低減効果を高め得るコネクタを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成する為、本発明は、基部、前記基部から第1方向に突出させた少なくとも1つの第1端子部及び前記基部から前記第1方向とは逆向きの第2方向に突出させ且つ前記第1方向に直交する端子配列方向に間隔を空けて並べられた少なくとも2つの第2端子部を有する端子金具と、前記第1端子部毎及び前記第2端子部毎に設けられ、前記第1端子部又は前記第2端子部をその突出方向に挿通可能な貫通孔が形成されたフェライトコアと、前記基部の前記第1端子部側、前記第1端子部及び前記第1端子部を挿通対象とする第1端子部用の前記フェライトコアが収容される第1ハウジングと、前記基部の前記第2端子部側、前記第2端子部及び前記第2端子部を挿通対象とする第2端子部用の前記フェライトコアが収容され、かつ、前記第1ハウジングに組み付けられる第2ハウジングと、を備え、前記第1ハウジングは、前記第1端子部用の前記フェライトコア毎に設けた部屋であり、前記第1端子部用の前記フェライトコアが収容され且つ保持される第1収容室を有し、前記第2ハウジングは、前記第2端子部用の前記フェライトコア毎に設けた部屋であり、前記第2端子部用の前記フェライトコアが収容され且つ保持される第2収容室を有することを特徴としている。
本発明に係るコネクタにおいては、第1端子部用のフェライトコアを収容し且つ保持する第1収容室を第1ハウジングに設けると共に、第2端子部用のフェライトコアを収容し且つ保持する第2収容室を第2ハウジングに設けている。従って、本発明に係るコネクタは、フェライトコアをハウジングの中で保持するための別部品を従来のように設けなくてもよいので、部品点数の削減のみならず、体格の大型化を抑えつつノイズ低減効果を高めることができる。
図1は、実施形態のコネクタを示す斜視図である。 図2は、実施形態のコネクタを相手方端子挿入口側から見た平面図である。 図3は、図2のX1-X1線断面を90度回転させた断面図である。 図4は、図2のX2-X2線断面を90度回転させた断面図である。 図5は、図2のY1-Y1線断面図である。 図6は、図2のY2-Y2線断面図である。 図7は、実施形態のコネクタを示す分解斜視図である。 図8は、第1ハウジングを示す斜視図である。 図9は、実施形態のコネクタの適用例について説明する説明図である。 図10は、実施形態のコネクタの適用例について説明する説明図である。 図11は、実施形態のコネクタの適用例について説明する説明図である。
以下に、本発明に係るコネクタの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[実施形態]
本発明に係るコネクタの実施形態の1つを図1から図11に基づいて説明する。
図1から図7の符号1は、本実施形態のコネクタを示す。
このコネクタ1は、端子金具10とフェライトコア20と第1ハウジング30と第2ハウジング40とを備える(図1から図7)。
ここで示す第1ハウジング30と第2ハウジング40は、後述する各部位をそれぞれに有するものであれば互いに形状の異なるものであってもよく、互いに形状の同じものであってもよい。本実施形態の第1ハウジング30と第2ハウジング40は、互いを同一部品として例示する。よって、図8においては、その代表として第1ハウジング30を図示している。尚、ここでは、説明の便宜上、同一の部位等であってもその呼称を第1ハウジング30と第2ハウジング40とで適宜使い分けている。
ここで示すコネクタ1は、第1機器M1側と第2機器M2側との間を電気接続させるジョイントコネクタとして例示する(図9)。例えば、このコネクタ1は、車両のエンジンコンパートメント内の第1機器M1に電気接続された電線We1と車両のインスツルメントパネルの第2機器M2に電気接続された電線We2との間に介在させ、それぞれの電線We1,We2を電気接続させることによって、第1機器M1側と第2機器M2側との間を電気接続させる(図10)。また、例えば、このコネクタ1は、車両のフロア上又はフロア下の第1機器M1に電気接続された電線We1と車両のインスツルメントパネルの第2機器M2に電気接続された電線We2との間に介在させ、それぞれの電線We1,We2を電気接続させることによって、第1機器M1側と第2機器M2側との間を電気接続させる(図10)。
端子金具10は、金属等の導電性材料で成形される。この端子金具10は、基部11と、この基部11から第1方向に突出させた少なくとも1つの第1端子部12と、その基部11から第1方向とは逆向きの第2方向に突出させ且つ第1方向に直交する端子配列方向に間隔を空けて並べられた少なくとも2つの第2端子部13と、を有する(図4及び図7)。
基部11は、この端子金具10が有する全ての第1端子部12と第2端子部13を連結させる連結部である。ここで示す基部11は、矩形の平板状に形成されている。
第1端子部12は、この端子金具10を第1機器M1側に電気接続させる端子部である。この第1端子部12は、電線We1の端末に取り付けられた第1相手方端子金具(図示略)に対して物理的且つ電気的に接続され、この第1相手方端子金具と電線We1を介して第1機器M1側に電気接続される。ここで示す第1端子部12は、基部11からの突出方向(第1方向)を軸線方向とする軸状の雄端子部である(図4及び図7)。この第1端子部12は、その突出方向が第1相手方端子金具に対する挿入方向であり、雌端子形状の第1相手方端子金具に嵌入接続される。また、ここで示す第1端子部12は、基部11と同一平面上で当該基部11における第1方向側の一辺から第1方向に向けて突出させている。
第2端子部13は、この端子金具10を第2機器M2側に電気接続させる端子部である。この第2端子部13は、電線We2の端末に取り付けられた第2相手方端子金具(図示略)に対して物理的且つ電気的に接続され、この第2相手方端子金具と電線We2を介して第2機器M2側に電気接続される。ここで示す第2端子部13は、基部11からの突出方向(第2方向)を軸線方向とする軸状の雄端子部である(図4及び図7)。この第2端子部13は、その突出方向が第2相手方端子金具に対する挿入方向であり、雌端子形状の第2相手方端子金具に嵌入接続される。また、ここで示す第2端子部13は、基部11と同一平面上で当該基部11における第2方向側の一辺から第2方向に向けて突出させている。
ここで示す端子金具10においては、その第1端子部12と第2端子部13がそれぞれに同一形状の雄端子部として形成されている。また、ここで示す端子金具10は、3つ(3本)の第1端子部12と3つ(3本)の第2端子部13を有している。
この端子金具10においては、3つ(3本)の第1端子部12が端子配列方向に1つ(1本)ずつ間隔を空けて並べられ、かつ、3つ(3本)の第2端子部13が端子配列方向に1つ(1本)ずつ間隔を空けて並べられている(図4及び図7)。それぞれの第1端子部12は、隣り合うもの同士が等間隔(等ピッチ)で並べられている。また、それぞれの第2端子部13は、隣り合うもの同士が第1端子部12と同じ間隔(ピッチ)で並べられている。この端子金具10においては、その第1端子部12と第2端子部13が端子配列方向で半ピッチずつずらして配置されている。つまり、第1端子部12は、基部11における隣り合う2つの第2端子部13の間の中央部分とは逆側に設けられている。
本実施形態のコネクタ1においては、この端子金具10が第1方向と端子配列方向とに直交する金具配列方向に間隔を空けて複数並べられている(図2及び図5から図7)。つまり、このコネクタ1は、金具配列方向に間隔を空けて並べられた複数の端子金具10を備えている。その複数の端子金具10においては、それぞれの基部11上で同じ位置に配置されたそれぞれの第1端子部12が金具配列方向に並べられ、かつ、それぞれの基部11上で同じ位置に配置されたそれぞれの第2端子部13が金具配列方向に並べられている。よって、この複数の端子金具10においては、金具配列方向に並べられた複数の第1端子部12の組み合わせが3組設けられ、かつ、金具配列方向に並べられた複数の第2端子部13の組み合わせが3組設けられている。
先に示したように、その第1端子部12には、電線We1の端末に取り付けられた第1相手方端子金具が物理的且つ電気的に接続される。本実施形態のコネクタ1においては、その一対の電線We1と第1相手方端子金具を1つずつ第1端子部12に繋いでもよく、その一対の電線We1と第1相手方端子金具の組み合わせが複数の第1端子部12毎に設けられた第1相手方コネクタを嵌合接続してもよい。また、また、これと同じように、第2端子部13には、電線We2の端末に取り付けられた第2相手方端子金具が物理的且つ電気的に接続される。本実施形態のコネクタ1においては、その一対の電線We2と第2相手方端子金具を1つずつ第2端子部13に繋いでもよく、その一対の電線We2と第2相手方端子金具の組み合わせが複数の第2端子部13毎に設けられた第2相手方コネクタを嵌合接続してもよい。ここでは、第1端子部12側に第1相手方コネクタCon1(図10)を嵌合接続させ、第2端子部13側に第2相手方コネクタCon2(図10)を嵌合接続させる。
例えば、本実施形態のコネクタ1には、ノイズの低減効果を高めるため、2本の電線を撚り合わせたツイストペア電線WeTが電気接続される(図11)。金具配列方向で隣り合う2つの第1端子部12には、その内の一方に第1機器M1側のツイストペア電線WeTにおける一方の電線We1を電気接続させ、かつ、その内の他方に第1機器M1側のツイストペア電線WeTにおける他方の電線We1を電気接続させる。そして、金具配列方向で隣り合う2つの第2端子部13には、その内の一方に第2機器M2側のツイストペア電線WeTにおける一方の電線We2を電気接続させ、かつ、その内の他方に第2機器M2側のツイストペア電線WeTにおける他方の電線We2を電気接続させる。
ここで示すコネクタ1は、2つの端子金具10を備えている。そして、ここで示すコネクタ1においては、金具配列方向に並べられた2つの第1端子部12の組み合わせ毎に第1機器M1側のツイストペア電線WeTが第1相手方端子金具を介して電気接続され、かつ、金具配列方向に並べられた2つの第2端子部13の組み合わせ毎に第2機器M2側のツイストペア電線WeTが第2相手方端子金具を介して電気接続される。
フェライトコア20は、磁性体(フェライト)が成形加工された部材であり、ノイズの低減を図るためのノイズフィルタ部材として設けられる。このフェライトコア20には、第1端子部12又は第2端子部13に流れるノイズ電流を減衰させるべく、この第1端子部12又は第2端子部13をその突出方向に挿通可能な貫通孔21が形成される(図4、図5及び図7)。そして、このフェライトコア20は、第1端子部12毎及び第2端子部13毎に設けられる(図3、図4及び図7)。
本実施形態のフェライトコア20は、金具配列方向に並べられた複数の第1端子部12の組み合わせ毎及び金具配列方向に並べられた複数の第2端子部13の組み合わせ毎に設けられている(図7)。そして、このフェライトコア20においては、貫通孔21が複数の端子金具10毎に金具配列方向に並べて形成されている(図5及び図7)。ここで示すフェライトコア20は、金具配列方向に並べられた2つの第1端子部12の組み合わせ毎に1つずつ設けられ、かつ、金具配列方向に並べられた2つの第2端子部13の組み合わせ毎に1つずつ設けられている。つまり、ここで示すコネクタ1は、第1端子部12用の3つのフェライトコア20と第2端子部13用の3つのフェライトコア20とを備えている。
例えば、ここで示すフェライトコア20は、貫通孔21の孔軸方向(第1方向、第2方向)に対する直交断面が長方形の方体状の成形体であり、その長方形の長手方向を金具配列方向に合わせて配置される。また、ここで示すフェライトコア20は、金具配列方向に間隔を空けて並べられた2つの貫通孔21を有している。
第1ハウジング30と第2ハウジング40は、各々、合成樹脂等の絶縁性材料で成形される。この第1ハウジング30と第2ハウジング40は、互いに組み付けられることによって、その内方に端子金具10とフェライトコア20が収容される収容室を形成する。この第1ハウジング30と第2ハウジング40の間には、爪部等を用いて互いを組付け完了位置のまま保持させるロック機構(図示略)が設けられている。
第1ハウジング30においては、基部11の第1端子部12側(ここでは、第1方向側の半分)と、第1端子部12と、この第1端子部12を挿通対象とする第1端子部12用のフェライトコア20(以下、「第1フェライトコア20A」という。)と、が収容される(図4)。この第1ハウジング30は、筒軸方向を第1端子部12の軸線方向(第1方向)に合わせた筒状(ここでは、角筒状)の主体31を有しており、この主体31の内方に基部11の第1端子部12側と第1端子部12と第1フェライトコア20Aとを収容させる(図3から図5及び図7)。
この第1ハウジング30は、第1端子部12が収容され且つ第1相手方端子金具が差し込まれる収容室(以下、「第1端子収容室」という。)32と、第1フェライトコア20Aが収容され且つ保持される第1収容室(以下、「第1フェライトコア収容室」という。)33と、を有する(図3から図5)。また、この第1ハウジング30は、その第1端子収容室32と第1フェライトコア収容室33を区画するための隔壁34を有している(図3から図5)。この第1ハウジング30においては、主体31の一方の開口側に第1端子収容室32が配置され、主体31の他方の開口側に第1フェライトコア収容室33が配置される。
第1端子収容室32は、主体31の一方の開口側の相手方端子挿入口32aから第1相手方端子金具を第2方向に差し込ませることによって、この第1相手方端子金具に室内の第1端子部12を挿入嵌合させる部屋である。この第1端子収容室32は、第1端子部12毎の相手方端子挿入口32aと共に第1端子部12毎に形成された部屋であってもよく、複数の第1端子部12が一纏めに収容される部屋であってもよい。ここで示す第1端子収容室32は、後者の部屋であり、相手方端子挿入口32aから第1相手方コネクタCon1を挿入嵌合させることによって、この第1相手方コネクタCon1の複数の第1相手方端子金具に対して室内の第1端子部12を各々挿入嵌合させる。よって、ここでは、主体31の一方の開口が第1相手方コネクタCon1を第1端子収容室32に差し込む際の相手方端子挿入口32aとして利用される。
ここで、第1端子部12においては、その根元側(基部11側)の固定端に第1フェライトコア20Aが寄せられているので、この根元側(基部11側)が第1フェライトコア20Aと共にフェライトコア収容室33に配置される。そして、この第1端子部12は、隔壁34における第1端子部12毎の貫通孔34aを通ってフェライトコア収容室33から端子収容室32に収容される(図4及び図5)。よって、この第1端子収容室32には、第1端子部12における根元側(基部11側)を除いた部分(つまり、第1相手方端子金具に挿入嵌合させる第1端子部12の端子接続部)が収容されている(図4)。
次に、第1フェライトコア収容室33は、第1フェライトコア20A毎に設けられた部屋である(図3、図4、図7及び図8)。この第1ハウジング30においては、複数の第1フェライトコア収容室33が端子配列方向に並べられており、この複数の第1フェライトコア収容室33に亘って基部11の第1端子部12側も収容される。ここで示す第1ハウジング30においては、全ての第1フェライトコア収容室33が端子配列方向に並べられている。
この第1フェライトコア収容室33には、主体31の他方の開口(以下、「部品組付け口33a」という。)から第1フェライトコア20Aと端子金具10の第1端子部12側が挿入される(図4及び図7)。ここで、先に示したように、基部11の第1端子部12側は、複数の第1フェライトコア収容室33に亘って収容される。このため、第1フェライトコア収容室33を成す端子配列方向の壁体(以下、「第1壁体」という。)36Aには、その基部11の第1端子部12側を部品組付け口33aから挿入しながら嵌入させる嵌入溝36aが形成される(図6から図8)。
この嵌入溝36aは、第1壁体36Aにおける第2方向側の端面から第1方向に延在させた溝であり、基部11をそれぞれの平面から挟み込み得る溝幅に形成される(図6)。例えば、この嵌入溝36aは、主体31の内方で隣り合う2つの第1フェライトコア収容室33の間の第1壁体36Aに設ける場合、第1方向側が溝底36bとなる切欠き形状の溝として形成される(図4及び図6)。また、この嵌入溝36aは、主体31における端子配列方向の両端の第1壁体36Aに設ける場合、基部11の第1端子部12側における端子配列方向の端部を嵌入させるべく、室内の端子配列方向側が溝底36cとなる溝形状に形成される(図4)。この主体31の両端の嵌入溝36aは、他の嵌入溝36a(主体31の内方の嵌入溝36a)における第1方向側の溝底36bと筒軸方向で同じ位置に溝壁36dを有している(図4)。
第1フェライトコア20Aは、その第1フェライトコア収容室33の室内で保持される。よって、第1フェライトコア収容室33には、その第1フェライトコア20Aを保持する保持部35を設けている(図3、図5、図7及び図8)。この保持部35は、第1フェライトコア20Aの周壁を四方から挟持させる突起であり、第1フェライトコア収容室33毎に設ける。ここで示す保持部35は、第1フェライトコア20Aの長手方向(金具配列方向)に延びる両平面を挟み込む一対の第1保持部35Aと、第1フェライトコア20Aの短手方向(端子配列方向)に延びる両平面を挟み込む一対の第2保持部35Bと、に大別される。ここでは、その一対の第1保持部35Aと一対の第2保持部35Bを2組ずつ設けている。また、この第1保持部35Aと第2保持部35Bは、主体31の筒軸方向(第1方向、第2方向)に延在させたリブ状に形成されている。
一対の第1保持部35Aは、互いが端子配列方向で向かい合わせとなるように、第1フェライトコア収容室33を成す端子配列方向の第1壁体36Aからそれぞれに室内側へと突出させる(図3、図7及び図8)。また、一対の第2保持部35Bは、互いが金具配列方向で向かい合わせとなるように、第1フェライトコア収容室33を成す金具配列方向の壁体(以下、「第2壁体」という。)36Bからそれぞれに室内側へと突出させる(図5、図7及び図8)。
第1フェライトコア収容室33は、更に、室内に収容した第1フェライトコア20Aにおける第1方向側の端部が係止される係止部33bを有する(図3及び図5)。この例示では、隔壁34における第2方向側の壁面を係止部33bとして利用している。
第2ハウジング40においては、基部11の第2端子部13側(ここでは、第2方向側の半分)と、第2端子部13と、この第2端子部13を挿通対象とする第2端子部13用のフェライトコア20(以下、「第2フェライトコア20B」という。)と、が収容される(図4)。この第2ハウジング40は、筒軸方向を第2端子部13の軸線方向(第2方向)に合わせた筒状(ここでは、角筒状)の主体41を有しており、この主体41の内方に基部11の第2端子部13側と第2端子部13と第2フェライトコア20Bとを収容させる(図3、図4、図6及び図7)。
この第2ハウジング40は、第2端子部13が収容され且つ第2相手方端子金具が差し込まれる収容室(以下、「第2端子収容室」という。)42と、第2フェライトコア20Bが収容され且つ保持される第2収容室(以下、「第2フェライトコア収容室」という。)43と、を有する(図3、図4及び図6)。また、この第2ハウジング40は、その第2端子収容室42と第2フェライトコア収容室43を区画するための隔壁44を有している(図3、図4及び図6)。この第2ハウジング40においては、主体41の一方の開口側に第2端子収容室42が配置され、主体41の他方の開口側に第2フェライトコア収容室43が配置される。
第2端子収容室42は、主体41の一方の開口側の相手方端子挿入口42aから第2相手方端子金具を第1方向に差し込ませることによって、この第2相手方端子金具に室内の第2端子部13を挿入嵌合させる部屋である。この第2端子収容室42は、第2端子部13毎の相手方端子挿入口42aと共に第2端子部13毎に形成された部屋であってもよく、複数の第2端子部13が一纏めに収容される部屋であってもよい。ここで示す第2端子収容室42は、後者の部屋であり、相手方端子挿入口42aから第2相手方コネクタCon2を挿入嵌合させることによって、この第2相手方コネクタCon2の複数の第2相手方端子金具に対して室内の第2端子部13を各々挿入嵌合させる。よって、ここでは、主体41の一方の開口が第2相手方コネクタCon2を第2端子収容室42に差し込む際の相手方端子挿入口42aとして利用される。
ここで、第2端子部13においては、その根元側(基部11側)の固定端に第2フェライトコア20Bが寄せられているので、この根元側(基部11側)が第2フェライトコア20Bと共にフェライトコア収容室43に配置される。そして、この第2端子部13は、隔壁44における第2端子部13毎の貫通孔44aを通ってフェライトコア収容室43から端子収容室42に収容される(図4)。よって、この第2端子収容室42には、第2端子部13における根元側(基部11側)を除いた部分(つまり、第2相手方端子金具に挿入嵌合させる第2端子部13の端子接続部)が収容されている(図4)。
次に、第2フェライトコア収容室43は、第2フェライトコア20B毎に設けられた部屋である(図3及び図4)。この第2ハウジング40においては、複数の第2フェライトコア収容室43が端子配列方向に並べられており、この複数の第2フェライトコア収容室43に亘って基部11の第2端子部13側も収容される。ここで示す第2ハウジング40においては、全ての第2フェライトコア収容室43が端子配列方向に並べられている。
この第2フェライトコア収容室43には、主体41の他方の開口(以下、「部品組付け口43a」という。)から第2フェライトコア20Bと端子金具10の第2端子部13側が挿入される(図4及び図6)。ここで、先に示したように、基部11の第2端子部13側は、複数の第2フェライトコア収容室43に亘って収容される。このため、第2フェライトコア収容室43を成す端子配列方向の壁体(以下、「第1壁体」という。)46Aには、その基部11の第2端子部13側を部品組付け口43aから挿入しながら嵌入させる嵌入溝46aが形成される(図5)。
この嵌入溝46aは、第1壁体46Aにおける第1方向側の端面から第2方向に延在させた溝であり、基部11をそれぞれの平面から挟み込み得る溝幅に形成される(図5)。例えば、この嵌入溝46aは、主体41の内方で隣り合う2つの第2フェライトコア収容室43の間の第1壁体46Aに設ける場合、第2方向側が溝底46bとなる切欠き形状の溝として形成される(図4及び図5)。また、この嵌入溝46aは、主体41における端子配列方向の両端の第1壁体46Aに設ける場合、基部11の第2端子部13側における端子配列方向の端部を嵌入させるべく、室内の端子配列方向側が溝底46cとなる溝形状に形成される(図4)。この主体41の両端の嵌入溝46aは、他の嵌入溝46a(主体41の内方の嵌入溝46a)における第2方向側の溝底46bと筒軸方向で同じ位置に溝壁46dを有している(図4)。
第2フェライトコア20Bは、その第2フェライトコア収容室43の室内で保持される。よって、第2フェライトコア収容室43には、その第2フェライトコア20Bを保持する保持部45を設けている(図3及び図6)。この保持部45は、第2フェライトコア20Bの周壁を四方から挟持させる突起であり、第2フェライトコア収容室43毎に設ける。ここで示す保持部45は、第2フェライトコア20Bの長手方向(金具配列方向)に延びる両平面を挟み込む一対の第1保持部45Aと、第2フェライトコア20Bの短手方向(端子配列方向)に延びる両平面を挟み込む一対の第2保持部45Bと、に大別される。ここでは、その一対の第1保持部45Aと一対の第2保持部45Bを2組ずつ設けている。また、この第1保持部45Aと第2保持部45Bは、主体41の筒軸方向(第1方向、第2方向)に延在させたリブ状に形成されている。
一対の第1保持部45Aは、互いが端子配列方向で向かい合わせとなるように、第2フェライトコア収容室43を成す端子配列方向の第1壁体46Aからそれぞれに室内側へと突出させる(図3)。また、一対の第2保持部45Bは、互いが金具配列方向で向かい合わせとなるように、第2フェライトコア収容室43を成す金具配列方向の壁体(以下、「第2壁体」という。)46Bからそれぞれに室内側へと突出させる(図6)。
第2フェライトコア収容室43は、更に、室内に収容した第2フェライトコア20Bにおける第2方向側の端部が係止される係止部43bを有する(図3及び図6)。この例示では、隔壁44における第1方向側の壁面を係止部43bとして利用している。
ここで、フェライトコア20(第1フェライトコア20A、第2フェライトコア20B)は、第1ハウジング30及び第2ハウジング40の組付け完了位置で、この第1ハウジング30と第2ハウジング40に挟み込ませて保持させる。そこで、このコネクタ1においては、そのフェライトコア20の挟み込みを担う部位を第1ハウジング30と第2ハウジング40とに各々設ける。
第1ハウジング30は、第2フェライトコア20B毎に設けられ、第1ハウジング30及び第2ハウジング40の組付け完了位置で、第2フェライトコア20Bにおける第1方向側の端部に当接し、この第2フェライトコア20Bを第2フェライトコア収容室43の係止部43bとの間で挟持する第1突起体37を有する(図3及び図6から図8)。この第1突起体37は、第1ハウジング30において部品組付け口33aよりも外へと第2方向に突出させる。
例えば、ここで示す第1ハウジング30においては、第1フェライトコア収容室33を成す端子配列方向の複数の第1壁体36Aの内、組付け完了位置で第2方向に第2フェライトコア20Bが存在するものにおける第2方向側の端部を部品組付け口33aよりも外へと第2方向に向けて突出させる。ここで示す第1突起体37としては、その第1壁体36Aにおける第2方向側の端部を利用する。この第1突起体37は、組付け完了位置で第2ハウジング40の第2フェライトコア収容室43に入り込み、この第2フェライトコア収容室43の中の第2フェライトコア20Bにおける第1方向側の端部に第2方向側の端面を当接させる。尚、主体31における端子配列方向の両端の第1壁体36Aに第1突起体37を設ける場合、その第1壁体36Aは、第1突起体37を第2フェライトコア収容室43に入り込ませるべく、第2方向側の端部の室内側のみを第1突起体37として第2方向に向けて突出させる。
第2ハウジング40は、第1フェライトコア20A毎に設けられ、第1ハウジング30及び第2ハウジング40の組付け完了位置で、第1フェライトコア20Aにおける第2方向側の端部に当接し、この第1フェライトコア20Aを第1フェライトコア収容室33の係止部33bとの間で挟持する第2突起体47を有する(図3及び図5)。この第2突起体47は、第2ハウジング40において部品組付け口43aよりも外へと第1方向に突出させる。
例えば、ここで示す第2ハウジング40においては、第1フェライトコア収容室33を成す端子配列方向の複数の第1壁体46Aの内、組付け完了位置で第1方向に第1フェライトコア20Aが存在するものにおける第1方向側の端部を部品組付け口43aよりも外へと第1方向に向けて突出させる。ここで示す第2突起体47としては、その第1壁体46Aにおける第1方向側の端部を利用する。この第2突起体47は、組付け完了位置で第1ハウジング30の第1フェライトコア収容室33に入り込み、この第1フェライトコア収容室33の中の第1フェライトコア20Aにおける第2方向側の端部に第1方向側の端面を当接させる。尚、主体41における端子配列方向の両端の第1壁体46Aに第2突起体47を設ける場合、その第1壁体46Aは、第2突起体47を第1フェライトコア収容室33に入り込ませるべく、第1方向側の端部の室内側のみを第2突起体47として第1方向に向けて突出させる。
更に、このコネクタ1においては、第1ハウジング30及び第2ハウジング40の組付け完了位置で、端子金具10についても第1ハウジング30と第2ハウジング40に挟み込ませて保持させる。端子金具10については、基部11を第1ハウジング30と第2ハウジング40に挟み込ませる。その基部11は、第1フェライトコア収容室33側の嵌入溝36aにおける第1方向側の溝壁(溝底36b、溝壁36d)と第2フェライトコア収容室43側の嵌入溝46aにおける第2方向側の溝壁(溝底46b、溝壁46d)とで挟持させる(図4)。
以上示したように、本実施形態のコネクタ1においては、第1フェライトコア20Aを収容し且つ保持する第1フェライトコア収容室33を第1ハウジング30に設けると共に、第2フェライトコア20Bを収容し且つ保持する第2フェライトコア収容室43を第2ハウジング40に設けている。従って、本実施形態のコネクタ1は、フェライトコア20(第1フェライトコア20A、第2フェライトコア20B)をハウジングの中で保持するための別部品を従来のように設けなくてもよいので、部品点数の削減のみならず、体格の大型化を抑えつつノイズ低減効果を高めることができる。
また、本実施形態のコネクタ1においては、端子金具10について、第1端子部12が基部11における隣り合う2つの第2端子部13の間の中央部分とは逆側に設けられており、第1端子部12と第2端子部13が端子配列方向で半ピッチずつずらして配置されている。そして、このコネクタ1においては、その第1端子部12と第2端子部13の半ピッチのずれに合わせて、第1ハウジング30及び第2ハウジング40が組付け完了位置のときの第1フェライトコア収容室33と第2フェライトコア20Bについても端子配列方向で半ピッチずつずらして配置されている。これと共に更に、このコネクタ1においては、第1ハウジング30及び第2ハウジング40の組付け完了位置で、第1ハウジング30と第2ハウジング40がその組付け方向(第1方向、第2方向)でフェライトコア20(第1フェライトコア20A、第2フェライトコア20B)を挟み込むことによって、このフェライトコア20を収容空間(第1フェライトコア収容室33、第2フェライトコア20B)の中に保持している。これらにより、このコネクタ1においては、フェライトコア20(第1フェライトコア20A、第2フェライトコア20B)の収容空間(第1フェライトコア収容室33、第2フェライトコア20B)の空間効率に優れており、それぞれのフェライトコア20を互いに寄せ合わせて第1ハウジング30と第2ハウジング40に収容し且つ保持することができる。従って、本実施形態のコネクタ1は、体格の大型化の更なる抑制が可能になる。
また、本実施形態のコネクタ1は、ツイストペア電線WeTの端末に取り付けられた第1相手方コネクタCon1とツイストペア電線WeTの端末に取り付けられた第2相手方コネクタCon2とを電気接続させる構成を採ることによって、例えば、ノイズ低減が求められる回路をノイズ低減対策が不要な回路(電線Weに電気接続された第1中継コネクタConR1、電線Weに電気接続された第2中継コネクタConR2)から分離させることができる(図11)。このため、本実施形態のコネクタ1は、従来は必要とされていた端子金具と電線を省くことができる。つまり、例えば、従来は、第1相手方コネクタCon1と第1中継コネクタConR1を端子金具と電線で電気接続させ、かつ、第2相手方コネクタCon2と第2中継コネクタConR2とに相当するものが1つの第2中継コネクタとして構成される。本実施形態のコネクタ1は、その第1相手方コネクタCon1と第1中継コネクタConR1を繋ぐ端子金具と電線が不要になり、かつ、第2中継コネクタから第2相手方コネクタCon2を分離させることができる。
1 コネクタ
10 端子金具
11 基部
12 第1端子部
13 第2端子部
20 フェライトコア
20A 第1フェライトコア
20B 第2フェライトコア
21 貫通孔
30 第1ハウジング
33 第1フェライトコア収容室(第1収容室)
33b 係止部
35 保持部
35A 第1保持部
35B 第2保持部
36A 第1壁体(壁体)
36a 嵌入溝
36b 溝底(溝壁)
36d 溝壁
37 第1突起体
40 第2ハウジング
43 第2フェライトコア収容室(第2収容室)
43b 係止部
45 保持部
45A 第1保持部
45B 第2保持部
46A 第1壁体(壁体)
46a 嵌入溝
46b 溝底(溝壁)
46d 溝壁
47 第2突起体
M1 第1機器
M2 第2機器
We1,We2 電線
WeT ツイストペア電線

Claims (6)

  1. 基部、前記基部から第1方向に突出させた少なくとも1つの第1端子部及び前記基部から前記第1方向とは逆向きの第2方向に突出させ且つ前記第1方向に直交する端子配列方向に間隔を空けて並べられた少なくとも2つの第2端子部を有する端子金具と、
    前記第1端子部毎及び前記第2端子部毎に設けられ、前記第1端子部又は前記第2端子部をその突出方向に挿通可能な貫通孔が形成されたフェライトコアと、
    前記基部の前記第1端子部側、前記第1端子部及び前記第1端子部を挿通対象とする第1端子部用の前記フェライトコアが収容される第1ハウジングと、
    前記基部の前記第2端子部側、前記第2端子部及び前記第2端子部を挿通対象とする第2端子部用の前記フェライトコアが収容され、かつ、前記第1ハウジングに組み付けられる第2ハウジングと、
    を備え、
    前記第1ハウジングは、前記第1端子部用の前記フェライトコア毎に設けた部屋であり、前記第1端子部用の前記フェライトコアが収容され且つ保持される第1収容室を有し、
    前記第2ハウジングは、前記第2端子部用の前記フェライトコア毎に設けた部屋であり、前記第2端子部用の前記フェライトコアが収容され且つ保持される第2収容室を有することを特徴としたコネクタ。
  2. 前記第1端子部は、前記基部における隣り合う2つの前記第2端子部の間の中央部分とは逆側に設け、
    前記第1収容室は、室内に収容した前記第1端子部用の前記フェライトコアにおける前記第1方向側の端部が係止される係止部を有し、
    前記第2収容室は、室内に収容した前記第2端子部用の前記フェライトコアにおける前記第2方向側の端部が係止される係止部を有し、
    前記第1ハウジングは、前記第2端子部用の前記フェライトコア毎に設けられ、前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングの組付け完了位置で、前記第2端子部用の前記フェライトコアにおける前記第1方向側の端部に当接し、当該第2端子部用の前記フェライトコアを前記第2収容室の前記係止部との間で挟持する第1突起体を有し、
    前記第2ハウジングは、前記第1端子部用の前記フェライトコア毎に設けられ、前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングの組付け完了位置で、前記第1端子部用の前記フェライトコアにおける前記第2方向側の端部に当接し、当該第1端子部用の前記フェライトコアを前記第1収容室の前記係止部との間で挟持する第2突起体を有することを特徴とした請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記第1突起体は、前記第1収容室を成す前記端子配列方向の壁体における前記第2方向に突出させた端部であり、
    前記第2突起体は、前記第2収容室を成す前記端子配列方向の壁体における前記第1方向に突出させた端部であり、
    前記第1収容室の前記壁体は、前記基部の前記第1端子部側を嵌入させる嵌入溝を有し、
    前記第2収容室の前記壁体は、前記基部の前記第2端子部側を嵌入させる嵌入溝を有し、
    前記基部は、前記第1収容室側の前記嵌入溝における第1方向側の溝壁と前記第2収容室側の前記嵌入溝における第2方向側の溝壁とで挟持させることを特徴とした請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記第1収容室には、前記第1端子部用の前記フェライトコアを保持する保持部を設け、
    前記第2収容室には、前記第2端子部用の前記フェライトコアを保持する保持部を設けることを特徴とした請求項1,2又は3に記載のコネクタ。
  5. 前記第1方向と前記端子配列方向とに直交する金具配列方向に間隔を空けて並べられた複数の前記端子金具を備え、
    前記フェライトコアは、前記金具配列方向に並べられた複数の前記第1端子部の組み合わせ毎及び前記金具配列方向に並べられた複数の前記第2端子部の組み合わせ毎に設けられ、かつ、前記貫通孔が複数の前記端子金具毎に前記金具配列方向に並べて形成されることを特徴とした請求項1から4の内の何れか1つに記載のコネクタ。
  6. 前記金具配列方向で隣り合う2つの前記第1端子部には、その内の一方に第1機器側のツイストペア電線の一方の電線を電気接続させ、かつ、その内の他方に前記第1機器側の前記ツイストペア電線の他方の電線を電気接続させ、
    前記金具配列方向で隣り合う2つの前記第2端子部には、その内の一方に第2機器側のツイストペア電線の一方の電線を電気接続させ、かつ、その内の他方に前記第2機器側の前記ツイストペア電線の他方の電線を電気接続させることを特徴とした請求項5に記載のコネクタ。
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