JP2022186246A - エレベータの群管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】運行効率を低下させずに、各乗りかごを効率的に換気でき、また、各乗りかごの換気状態を乗場の乗客にアピールする。【解決手段】一実施形態に係るエレベータの群管理システムは、換気対象検出手段と、割当制御手段と、換気運転手段とを備える。上記換気対象検出手段は、各乗りかごの累計乗車人数に基づいて、上記各乗りかごの中から換気対象かごを検出する。上記割当制御手段は、上記換気対象かごの換気が開始されるまでの間、上記換気対象かごに対する乗場呼びの割当を一時的に禁止する。上記換気運転手段は、上記換気対象かごが全ての呼びに応答したときに、予め設定された待機階で上記換気対象かごを戸開するとともに当該換気対象かごに設けられた換気装置を起動する。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、複数台の乗りかごを有するエレベータの群管理システムに関する。
近年、感染力の高いウイルスの流行に伴い、換気による感染対策が求められている。特に、エレベータの乗りかご内は密閉空間になるため、定期的な換気が必要となる。そこで、乗りかご内に設置された換気装置(ファン)を起動して、乗りかご内を換気する方法などが考えられている。
特開2014-12589号公報 特開2014-240313号公報
しかしながら、乗りかご単体で換気を実施する方法が一般的であり、複数台の乗りかごを対象とした場合の運行効率が考慮されていない。さらに、各乗りかご内を換気していることが乗客に伝わりづらい。
本発明が解決しようとする課題は、運行効率を低下させずに、各乗りかごを効率的に換気でき、また、各乗りかごの換気状態を乗場の乗客にアピールできるエレベータの群管理システムを提供することである。
一実施形態に係るエレベータの群管理システムは、換気対象検出手段と、割当制御手段と、換気運転手段とを具備する。上記換気対象検出手段は、各乗りかごの累計乗車人数に基づいて、上記各乗りかごの中から換気対象かごを検出する。上記割当制御手段は、上記換気対象かごの換気が開始されるまでの間、上記換気対象かごに対する乗場呼びの割当を一時的に禁止する。上記換気運転手段は、上記換気対象かごが全ての呼びに応答したときに、予め設定された待機階で上記換気対象かごを戸開するとともに当該換気対象かごに設けられた上記換気装置を起動する。
図1は第1の実施形態に係るエレベータの群管理システムの構成を示すブロック図である。 図2は同実施形態における乗りかご内の出入口周辺部分の構成を示す図である。 図3は同実施形態における乗場の構成を示す図である。 図4は同実施形態におけるエレベータの群管理システムの処理動作を説明するためのフローチャートである。 図5は同実施形態における換気運転の具体例を示す図である。 図6は同実施形態における換気運転の別の具体例を示す図である。 図7は同実施形態における換気運転の別の具体例を示す図である。 図8は第2の実施形態におけるエレベータの群管理システムの処理動作を説明するためのフローチャートである。 図9は上記第2の実施形態における換気運転の具体例を示す図である。 図10は第3の実施形態におけるエレベータの群管理システムの処理動作を説明するためのフローチャートである。 図11は上記第3の実施形態における換気運転の具体例を示す図である。 図12は変形例1として高需要用オペレーションを考慮した処理動作を示すフローチャートである。 図13は変形例2として乗りかごにカメラを設置した場合の例を示す図である。 図14は変形例3として表示による報知方法を説明するための図である。 図15は変形例3として音声による報知方法を説明するための図である。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、以下の実施形態に記載した内容により発明が限定されるものではない。当業者が容易に想到し得る変形は、当然に開示の範囲に含まれる。説明をより明確にするため、図面において、各部分のサイズ、形状等を実際の実施態様に対して変更して模式的に表す場合もある。複数の図面において、対応する要素には同じ参照数字を付して、詳細な説明を省略する場合もある。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係るエレベータの群管理システムの構成を示すブロック図であり、複数台(ここではA~C号機の3台)の乗りかごが群管理された構成が示されている。図中の11a~11cはエレベータ制御装置、12a~12cは乗りかごである。
エレベータ制御装置11a~11cは、各号機の乗りかご12a~12c毎に設けられており、それぞれに対応した乗りかごの運転制御を行う。具体的には、エレベータ制御装置11a~11cは、それぞれに乗りかご12a~12cを昇降動作させるための図示せぬモータ(巻上機)の制御やドアの開閉制御などを行う。これらのエレベータ制御装置11a~11cは、コンピュータによって構成される。
乗りかご12a~12cは、モータの駆動により昇降路内を昇降動作する。乗りかご12a~12cには、それぞれにかご室内の積載荷重を検知するための荷重センサ13a~13cが設置されている。荷重センサ13a~13cによって検知された荷重データは、エレベータ制御装置11a~11cを介して群管理制御装置20に伝送される。
また、乗りかご12a~12cには、それぞれに換気装置31a~31cが設置されている。換気装置31aは、図示せぬファンを備えており、乗りかご12aを戸開した状態で起動され、上記ファンの回転によって乗りかご12a内を換気する。換気装置31b,31cについても同様である。
各階の乗場(エレベータホール)14には、乗場呼びを登録するための乗場呼び登録装置15が設置されている。図1の例では、便宜的に任意の階に設置された乗場呼び登録装置15が示されているが、実際には各階毎に少なくとも1つの乗場呼び登録装置15が設置されている。乗場呼び登録装置15は、図示せぬ伝送ケーブルを介して群管理制御装置20に接続されている。乗場呼び登録装置15は、乗客が行先方向(上方向/下方向)を指定するための乗場呼びボタンを備えている。
なお、「乗場呼び」とは、乗場で乗場呼びボタンの操作により登録される呼びの信号のことであり、登録階と行先方向の情報を含む。これに対し、「かご呼び」とは、乗りかご内で行先階ボタンの操作により登録される呼びの信号のことであり、乗りかごと行先階の情報を含む。
群管理制御装置20は、複数台の乗りかご12a~12cの運転を群管理制御するための装置であり、エレベータ制御装置11a~11cと同様にコンピュータによって構成される。本実施形態において、この群管理制御装置20には、呼び記憶部21、換気対象検出部22、割当制御部23、換気運転部24が備えられている。
呼び記憶部21には、乗場呼び登録装置15に設けられた乗場呼びボタンの操作によって登録された乗場呼びを記憶する。換気対象検出部22は、エレベータ制御装置11a~11cから得られる乗りかご12a~12cの累計乗車人数に基づいて、換気を必要とする乗りかご(以下、換気対象かごと称す)を検出する。
割当制御部23は、新たな乗場呼びが呼び記憶部21に記憶されたときに、エレベータ制御装置11a~11cから得られる乗りかご12a~12cの運転情報(現在位置,運転方向,戸開閉状態など)に基づいて、当該乗場呼びを割り当てる乗りかご(割当かごと称す)を選出する。ここで、換気対象検出部22によって換気対象かごが検出された場合、割当制御部23は、換気対象かごの換気が開始されるまでの間、換気対象かごに対する乗場呼びの割当を一時的に禁止する。「乗場呼びの割当を一時的に禁止」とは、乗場呼びの割当を継続的に禁止するのではなく、ある条件に従って一時的に禁止することであり、「準割当禁止」と呼ぶことがある。
換気運転部24は、換気対象かごが全ての呼びに応答したときに、予め設定された待機階で換気対象かごを戸開するとともに、当該換気対象かごに備えられた換気装置を起動する。「待機階」は、予め設定された基準階、乗りかごが運転サービスを終えて乗り捨てられた階(無方向停止階)、あるいは、各階の中で換気に適した階のいずれかを含む。また、換気運転部24は、上記待機階で換気対象かごの換気状態を表示または音声で報知するための報知部24aを備える。
次に、乗りかご12a~12cを便宜的に乗りかご12と称して、乗りかご12内の構成について説明する。
図2は乗りかご12内の出入口周辺部分の構成を示す図である。乗りかご12の出入口にかごドア40が開閉自在に設けられている。図2の例では両開きタイプのかごドア40が示されており、かごドア40を構成する2枚のドアパネル40a,40bが間口方向(水平方向)に沿って互いに逆方向に開閉動作する。なお、「間口」とは、乗りかご12の出入口と同じである。
乗りかご12の出入口の両側に入口柱41a,41bが設けられている。「入口柱」は、正面柱とも言い、裏側にはかごドア40を収納するための戸袋が設けられているのが一般的である。図2の例では、かごドア40が戸開したときに、一方のドアパネル40aが入口柱41aの裏側に設けられた戸袋42aに収納され、他方のドアパネル40bが入口柱41bの裏側に設けられた戸袋42bに収納される。入口柱41a,41bの一方あるいは両方に表示器43や、行先階ボタン44などが配設された操作盤45、スピーカ46が設置されている。
図2の例では、入口柱41aにスピーカ46、入口柱41bに表示器43、操作盤45が設置されている。乗りかご12内に乗車した乗客が操作盤45上の行先階ボタン44を押下操作すると、当該行先階ボタン44によって指定された行先階がかご呼びとして登録される。乗りかご12内で登録されたかご呼びは、乗りかご12に対応したエレベータ制御装置(エレベータ制御装置11と称す)を介して群管理制御装置20に送られる。
また、乗りかご12の天井面に、換気装置31が設置されている。換気装置31は、図示せぬファンの回転により、乗りかご12内の空気を入れ換える。その際、外の空気を乗りかご12内に取り入れるために、乗りかご12を戸開した状態にしておく。なお、別の換気方法として、乗りかご12を戸閉した状態で換気する方法もあるが、本実施形態では、戸開した状態で換気装置31を用いて換気する場合を想定して説明する。
次に、乗場14の構成について説明する。
図3は乗場14の構成を示す図である。図3の例では、任意の階の乗場14の構成を示しているが、各階で同様の構成である。
各号機の乗りかご12a~12cの到着口に、それぞれに乗場ドア32a~32cが開閉自在に設けられている。また、乗場ドア32a~32cの間に乗場呼びボタンを有する乗場呼び登録装置15が設けられている。乗場ドア32a~32cは、乗りかご12a~12cが乗場14に到着したときに、それぞれに対応した乗りかごのドア(図2のかごドア40)に係合して開閉動作する。
ここで、各号機毎に乗りかご12a~12cの運転状態を表示するための表示器33a~33cが設けられている。上記運転状態には、乗りかご12a~12cの運転方向などの他に、換気状態(換気中/換気終了)が含まれる。例えば、A号機の乗りかご12aが換気中の状態にあったとする。この場合、A号機に対応した表示器33aに「換気中」が表示される。換気が開始されてから一定時間経過すると、換気終了となる。図3の例では、B号機の乗りかご12bの換気が終了し、B号機に対応した表示器33bに「換気終了」が表示された状態が示されている。C号機の乗りかご12cについては、通常運転中の状態にある。図3の例では、C号機に対応した表示器33cに上方向に運転中であることを示す矢印が表示されている。
次に、本システムの処理動作について説明する。
図4は第1の実施形態におけるエレベータの群管理システムの処理動作を説明するためのフローチャートである。このフローチャートで示される処理は、主として群管理制御装置20によって実行される。
各号機の乗りかご12a~12cは、それぞれに割り当てられた呼び(乗場呼びおよびかご呼び)に応答して各階を移動している。ここで、群管理制御装置20に備えられた換気対象検出部22は、各号機に対応したエレベータ制御装置11a~11cから乗りかご12a~12cの累計乗車人数を取得する(ステップS101)。
「累計乗車人数」は、乗りかごの換気後に初期化され(乗車人数=0)、通常運転中に各階で当該乗りかごに乗車した乗客の人数の合計値である。乗車人数は、乗りかごの積載荷重と乗客の平均荷重との関係から求められる。例えば、A号機の乗りかご12aであれば、図1に示した荷重センサ13aから現在の積載荷重値が検知される。乗客1人の平均荷重65kgとすると、積載荷重値が325kg前後であれば、乗りかご12aの乗車人数は5人である。ただし、各階で乗客の乗り降りがあるため、積載荷重値の変化から乗客の降車人数を含めて判断し、現時点の累計乗車人数を求める必要がある。この累計乗車人数は、多少の誤差を含んだ推測値であっても良い。
ここで、累計乗車人数が一定値を超えた乗りかごが存在した場合(ステップS102のYes)、換気対象検出部22は、当該乗りかごを換気対象かごとして検出し、その結果を割当制御部23および換気運転部24に通知する。なお、上記「一定値」は、かごサイズや交通需要などを考慮して決められている。
以下では、A号機の乗りかご12aが換気対象かごとして検出された場合を想定して説明する。
割当制御部23は、乗りかご12aに対する乗場呼びの割当を一時的に禁止する(ステップS103)。上述したように、乗場呼びの割当を一時的に禁止することを「準割当禁止」と呼ぶ。本実施形態では、換気対象かごである乗りかご12aの換気が開始されるまでの間、乗りかご12aに対する乗場呼びの割当を禁止しておく。これにより、任意の階で新たな乗場呼びが登録された場合に、乗りかご12aをその乗場呼びに応答させずに、できるだけ早く待機階に移動させて換気することができる。
乗りかご12aが未応答の全ての呼び(かご呼びと乗場呼び)に応答して無方向で停止すると(ステップS104のYes)、乗りかご12a内は無人となり、換気可能な状態になる。これにより、換気運転部24は、乗りかご12aを待機階に移動させ、そこで戸開するとともに、換気装置31aを起動する(ステップS105)。
上記「待機階」は、少なくとも基準階を含む。通常、最も需要の高い階が基準階として設定される。したがって、基準階で乗りかご12aを戸開して換気することで、多数の人に換気をアピールすることができる。また、基準階は、建物の出入口がある階に設定されることが多い。このため、基準階で戸開することで、建物の外の空気を取り込んで効率的に換気できる利点がある。
換気装置31aの起動により、乗りかご12aの換気が開始されると、図3に示したように、待機階(基準階)に設置されたA号機の表示器33aに換気中である旨が表示される(ステップS106)。これにより、換気中の乗りかご12aに乗客が誤って乗り込むことを防ぐことができる。
ここで、本実施形態では、換気中のとき、かご呼びまたは乗場呼びに対する運転サービスが優先される。つまり、換気中の乗りかご12aに乗客が乗り込んで、行先階ボタン44の操作によりかご呼びを登録した場合には(ステップS107のYes)、換気運転部24は、当該かご呼びに応答するために乗りかご12aの換気を中断し(ステップS111)、戸閉して通常運転に復帰させる(ステップS110)。詳しくは、換気運転部24は、換気装置31aを止め、乗りかご12aを戸閉した後、行先階ボタン44で指定された行先階に向かわせる。
任意の階で登録された乗場呼びが乗りかご12aに割り当てられた場合も同様であり(ステップS107のYes)、換気運転部24は、当該乗場呼びに応答するために乗りかご12aの換気を中断し(ステップS111)、戸閉して通常運転に復帰させる(ステップS110)。詳しくは、換気運転部24は、換気装置31aを止め、乗りかご12aを戸閉した後、当該乗場呼びが登録された階に向かわせる。
このとき、図3に示したA号機の表示器33aから「換気中」の表示が消されるが、乗りかご12aは一定時間Tの換気を終えずに出発したので、「換気終了」は表示されない。この場合、図3に示したC号機の表示器33cの例のように、運転方向を示す矢印などが表示される。なお、乗りかご12aの換気が中断された場合に、乗りかご12aの累計乗車人数は、そのまま維持しておくことが好ましい。累計乗車人数を維持しておけば、すぐに換気対象かごとして選出され、乗りかご12aを早めに換気を再開できるからである。
一方、かご呼びの登録も乗場呼びの割当もなく、一定時間Tの換気が終了すると(ステップS108のYes)、換気運転部24は、換気装置31aを止め、乗りかご12aを戸閉した後、A号機の表示器33aに「換気終了」を表示する(ステップS109)。
上記時間Tは、例えばかごサイズに応じて設定される。この場合、かごサイズが大きいほど、空気の入れ換えに時間を要するため、上記時間Tを長めに設定することが好ましい。また、上記ステップS201で得られた累計乗車人数に応じて、上記時間Tを段階的に設定することでも良い。この場合、累計乗車人数が多いほど、かご内の空気が汚れている可能性が高いので、上記時間Tを長めに設定することが好ましい。
A号機の表示器33aに「換気終了」を表示するのは、乗りかご12aが換気済みでクリーンな状態にあることをアピールするためである。換気終了後、乗りかご12aは、通常運転に復帰し、乗場呼びやかご呼びに応答して各階を移動する(ステップS110)。なお、乗りかご12aの換気終了に伴い、乗りかご12aの累計乗車人数は初期値にクリアされる。また、換気終了後の乗りかご12aはクリーナな状態にあるために、通常運転に復帰した際に、割当制御部23は、任意の階で登録された新たな乗場呼びを乗りかご12aに優先的に割り当てる。
図5に換気運転の具体例を示す。
いま、10階床の建物において、1階が基準階であったとする。A号機の乗りかご12aの累計乗車人数が一定値を超え、換気対象かごとして検出された場合を想定する。乗りかご12aが全ての呼びに応答したときに、1階の基準階に移動させて、戸開状態で待機させる。このとき、換気装置31aが起動され、1階の乗場14に設置されたA号機の表示器33aに「換気中」が表示される。
A号機の表示器33aに「換気中」を表示することで、1階の乗場14にいる乗客に乗りかご12aを換気していることをアピールすることができ、また、乗りかご12aへの乗り込みを抑制することができる。一定時間Tの換気が終了すると、「換気終了」の表示に切り替えられ、乗りかご12aは通常運転に復帰する。その際、任意の階で新たな乗場呼びが登録された場合には、乗りかご12aに優先的に割り当てられる。
一方、換気中の乗りかご12aに乗客が乗り込み、行先階ボタン44の操作により、かご呼びを登録した場合には、そのかご呼びに対する運転サービスが優先される。つまり、乗りかご12aの換気が中断され、乗りかご12aが行先階ボタン44で指定された行先階に向けて出発する。任意の階で登録された乗場呼びが乗りかご12aに割り当てられた場合も同様であり、その乗場呼びに対する運転サービスが優先される。つまり、乗りかご12aの換気が中断され、乗りかご12aが乗場呼びの登録階に向けて出発する。
このように第1の実施形態によれば、累計乗車人数が一定値を超えた乗りかごを換気対象かごとして検出し、基準階に移動させて戸開状態で換気する。その際、当該乗りかごに対する乗場呼びの割当を一時的に禁止することで、運行効率に大きな影響を与えずに、できるだけ早く換気することができる。
また、乗りかごを基準階で戸開した状態で換気することで、多くの人に換気していることをアピールできる。さらに、換気中にあることを表示器に表示することで、換気をさらにアピールでき、また、換気中の乗りかごへの乗車を抑制することができる。
なお、上記第1の実施形態では、基準階を待機階とし、そこで乗りかごの換気を行う構成としたが、図6に示すように、換気対象かご(この例ではA号機の乗りかご12a)が運転サービスを終えて無方向で停止した階(この例では5階)を待機階とし、そこで戸開して換気を行うようにしても良い。乗りかごが呼びの運転サービスを終えて無方向で停止した階のことを「乗り捨て階」と呼ぶ。乗り捨て階で換気を行うようにすれば、基準階への移動がない分、早く換気を済ませて、通常運転に復帰させることができる。
また、建物によっては、換気システムによって常に換気状態にある特定の階が存在することがある。図7の例では、9階に換気システム50が導入されており、9階の乗場14が常に換気状態にあり、乗りかごを戸開して換気するのに適した階として存在する。したがって、9階を待機階とし、換気対象かご(この例ではA号機の乗りかご12a)を9階に移動させて、そこで戸開して換気を行うようにしても良い。このようにすれば、基準階よりもきれいな空気を乗りかご内に引き込んで換気することがきる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
上記第1の実施形態では、累計乗車人数が一定値を超えた乗りかごが1台であった場合を想定して説明したが、該当する乗りかごが複数台存在することもある。複数台の乗りかごを同時に換気を開始してしまうと、群管理としての運行効率が著しく低下し、各階で長待ちが生じる可能性がある。そこで、第2の実施形態では、最も未応答の呼び(かご呼びと乗場呼び)が少ない乗りかごから換気を行う構成とする。
図8は第2の実施形態におけるエレベータの群管理システムの処理動作を説明するためのフローチャートである。なお、図8において、上記第1の実施形態で説明した図4のフローチャートと同じ処理には同一のステップ番号を付してある。
各号機の乗りかご12a~12cは、それぞれに割り当てられた呼び(乗場呼びおよびかご呼び)に応答して各階を移動している。ここで、群管理制御装置20に備えられた換気対象検出部22は、各号機に対応したエレベータ制御装置11a~11cから乗りかご12a~12cの累計乗車人数を取得する(ステップS101)。
ここで、第2の実施形態では、累計乗車人数が一定値を超えた乗りかごが存在した場合(ステップS102のYes)、換気対象検出部22は、当該乗りかごを換気対象かごとして検出する。その際、該当する乗りかごが2台以上存在した場合(ステップS201のYes)、換気対象検出部22は、これらの乗りかごの中で最も未応答の少ない呼びを持つ乗りかごを換気対象かごとして優先的に選出する(ステップS202)。
以後は上記第1の実施形態と同様であり、上記換気対象かごとして選出された乗りかごに対する乗場呼びの割当が一時的に禁止される。そして、当該乗りかごが全ての呼びの応答したときに待機階に移動させて戸開状態で換気する(ステップS103~S108)。換気終了後、当該乗りかごは通常運転に復帰する(ステップS109~S110)。
図9に具体例を示す。
いま、10階床の建物において、1階が基準階であったとする。A号機の乗りかご12aとB号機の乗りかご12bの累計乗車人数がそれぞれに一定値を超えた場合を想定する。
例えば、乗りかご12aに未応答の呼びが2つ、乗りかご12bに未応答の呼びが3つ残っていたとする。この場合、未応答の呼びの少ない乗りかご12bが換気対象かごとして選出される。これは、乗りかご12bの方が先に全ての呼びに応答して、換気可能な状態(無方向停止状態)になる可能性が高いである。
乗りかご12bを1階の基準階に移動させて換気しているとき、1階の乗場14に設置されたB号機の表示器33bに「換気中」が表示される。これにより、乗りかご12bを換気していることをアピールでき、乗りかご12bへの乗り込みを抑制できる。
乗りかご12bの換気中に、A号機の乗りかご12aは通常運転を継続している。したがって、任意の階で新たな乗場呼びが登録された場合には、乗りかご12aはその乗場呼びに応答することができる。乗りかご12bの換気が終了して通常運転に復帰すると、今度は、乗りかご12aが換気対象かごとして選出されることになる。なお、乗りかご12bの累計乗車人数は、換気終了時点で初期値にクリアされる。
このように第2の実施形態によれば、累計乗車人数が一定値を超えた乗りかごが複数台存在する場合において、最も未応答の呼び(かご呼びと乗場呼び)が少ない乗りかごを換気対象かごとして選出することで、運行効率を低下させずに、各乗りかごを順次換気することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。
上記第1の実施形態では、乗りかごの換気中であっても、運転サービスを優先して、かご呼びの登録や乗場呼びの割当を可能としたが、第3の実施形態では、乗りかごの換気を優先して行う構成とする。
図10は第3の実施形態におけるエレベータの群管理システムの処理動作を説明するためのフローチャートである。なお、図8において、上記第1の実施形態で説明した図4のフローチャートと同じ処理には同一のステップ番号を付してある。
上記第1の実施形態と同様に、群管理制御装置20は、各号機の乗りかご12a~12cの中から累計乗車人数が一定値を超えた乗りかごを換気対象かごとして検出し、当該乗りかごが全ての呼びに応答して無方向で停止したときに、待機階に移動させて、戸開した状態で換気を行う(ステップS101~S106)。
ここで、第3の実施形態では、群管理制御装置20に備えられた割当制御部23は、乗りかごの換気中に以下のような処理を実行する。
いま、A号機の乗りかご12aが1階の基準階で換気中であったとする。乗りかご12aの換気が開始されてから一定時間T経過するまでの間、割当制御部23は、乗りかご12aに対するかご呼びの登録を禁止する(ステップS301)。詳しくは、割当制御部23は、乗りかご12a内に設けられた行先階ボタン44の操作を無効とし、乗りかご12aを乗客の行先階に向けて出発できない状態とする。その際、例えば乗りかご12a内の表示器43やスピーカ46を通じて、換気中で乗車できない旨を報知するようにしても良い。
また、任意の階で新たな乗場呼びが登録された場合(ステップS302のYes)、割当制御部23は、他の乗りかごに当該乗場呼びを割り当てる(ステップS303)。詳しくは、割当制御部23は、乗りかご12a以外の乗りかご12b,12cを割当候補とし、それぞれに当該乗場呼びを割り当てた場合の評価値を求める。割当制御部23は、上記評価値が高い乗りかごを割当かごとして選出し、当該乗場呼びの登録階に向かわせる。以後は上記第1の実施形態と同様であり、換気終了後、乗りかご12aは通常運転に復帰する(ステップS109~S110)。
図11に具体例を示す。
いま、10階床の建物において、1階が基準階であったとする。A号機の乗りかご12aの累計乗車人数が一定値を超え、換気対象かごとして検出された場合を想定する。乗りかご12aが全ての呼びに応答したときに、1階の基準階に移動させて、戸開状態で待機させる。このとき、換気装置31aが起動され、1階の乗場14に設置されたA号機の表示器33aに「換気中」が表示される。
ここで、乗りかご12aの換気中に乗客が誤って乗り込んだとしても、換気が優先され、かご呼びを登録することはできない。また、1階に近い階の乗場14で乗場呼びが登録されても、乗りかご12aには割り当てられない。例えば、3階の乗場14で上方向の乗場呼びが登録されとすると、その乗場呼びはB号機の乗りかご12bまたはC号機の乗りかご12cに割り当てられる。図11の例では、B号機の乗りかご12bに3階の乗場呼び乗場呼びに割り当てられた場合が示されている。
このように第3の実施形態によれば、乗りかごの換気中にかご呼びの登録や乗場呼びの割当を禁止することで、乗りかごの換気を終了させてから、常にクリーンな状態で通常運転に復帰させることができる。
(変形例)
(1)高需要用オペレーション
オフィスビルでは、時間帯に適したオペレーションが用いられることがある。例えば、出勤時間帯であれば、多数の乗客が基準階から各階に移動するため、運転サービスを終えた各乗りかごを基準階に引き戻して、常に基準階から出発させる出勤時オペレーションが用いられる。また、昼食時間帯であれば、多数の乗客が食堂階から各階に移動するため、運転サービスを終えた各乗りかごを食堂階に引き戻して、常に食堂階から出発させる昼食時オペレーションが用いられる。このようなオペレーションのことを「高需要用オペレーション」と呼ぶ。
高需要用オペレーションは、時間帯によって特定の階(高需要階)に集中する多数の乗客を効率的に運ぶためオペレーションである。したがって、高需要用オペレーションを実施しているときは運転サービスを優先することが好ましい。
図12は変形例1として高需要用オペレーションを考慮した処理動作を示すフローチャートである。
高需要用オペレーションを実施する場合(ステップS401のYes)、群管理制御装置20に備えられた換気運転部24は、高需要用オペレーションが実施される時間帯の前後で、各乗りかご12a~12cを順に待機階に移動させて換気を行う(ステップS402)。
詳しくは、高需要用オペレーションが実施される時間帯の所定時間前(例えば1時間前)に、換気運転部24は、累計乗車人数に関係なく、各乗りかご12a~12cの中で全ての呼びに応答して無方向停止した乗りかごから順に待機階(基準階等)に移動させ、そこで戸開させて換気を行う。
高需要用オペレーションが実施される時間帯の所定時間後(例えば1時間後)も同様であり、換気運転部24は、累計乗車人数に関係なく、各乗りかご12a~12cの中で全ての呼びに応答して無方向停止した乗りかごから順に待機階(基準階等)に移動させ、そこで戸開させて換気を行う。なお、複数台の乗りかごが同時に無方向停止した場合には、換気タイミングをずらすため、その中の任意の1台の乗りかごを待機階に移動させ、当該乗りかごの換気終了後に他の乗りかごを待機階させる。また、高需要用オペレーションを実施する時間帯は当該オペレーションによる運転サービスが優先され、各乗りかご12a~12cに対する換気運転は行われない。
高需要用オペレーションを実施しない場合には(ステップS401のNo)、換気運転部24は、時間帯に関係なく、上記各実施形態と同様に累計乗車人数に基づいて、各乗りかご12a~12cを選択的に待機階に移動させて換気を行う(ステップS403)。
このように高需要用オペレーションを実施する場合には、その前後で各乗りかごの換気を順に行うことで、当該オペレーションに影響を与えずに、各乗りかごを換気してクリーナな状態に保つことができる。
なお、オペレーションの種類によっては、運行効率よりも換気を重視したものがある。したがって、オペレーション毎に換気運転する/しないのモードを任意に設定できるようにしても良い。
(2)カメラ
上記各実施形態では、上記各乗りかごの積載荷重値と乗客の平均荷重との関係から累計乗車人数を求めたが、別の方法として、カメラを利用することでも良い。
図13に乗りかごにカメラを設置した場合の例を示す。いま、A号機の乗りかご12aを例にして説明するが、B号機の乗りかご12b,C号機の乗りかご12cも同様である。A号機の乗りかご12aの到着口に、乗場ドア32aが開閉自在に設けられている。また、乗場ドア32aの近くに乗場呼びボタンを有する乗場呼び登録装置15と、A号機用の表示器33aが設けられている。
ここで、乗りかご12a内の上部にカメラ34aを設置しておく。カメラ34aは、乗場14および乗りかご12a内を広範囲に撮影可能なレンズを有する。乗りかご12aが各階の乗場14に到着したときに、カメラ34aの撮影画像を図示せぬ画像処理装置によって解析処理し、その解析結果に基づいて乗りかご12aに乗車する乗客の累積乗車人数を求める。なお、画像処理装置は、エレベータ制御装置11aに設けておくことでも良いし、カメラ34aと共に乗りかご12aに設けておくことでも良い。
このようにカメラを利用すれば、乗りかごに乗車する乗客を一人一人に確実に検知することができるので、累計乗車人数を正確に求めることができる。したがって、累計乗車人数を基に換気対象かごを適切に選んで、換気を行うことができる。
(3)報知方法
図3の例では、換気中/換気終了のメッセージを切り替えて表示する構成としたが、待機階の乗場で乗りかごの換気状態を報知する方法はこれに限られない。例えば、図14(a),(b)に示すように、待機階の乗場において、各号機毎に換気報知用の2つの表示器51,52を設けておき、換気中に表示器51を点灯し、換気終了時に表示器52を点灯することでも良い。また、別の報知方法として、図15(a),(b)に示すように、待機階の乗場に標準的に設置されているスピーカ53を通じて、乗りかごの換気状態を音声アナウンスで報知することでも良い。
以上述べた少なくとも1つの実施形態によれば、運行効率を低下させずに、各乗りかごを効率的に換気でき、また、各乗りかごの換気状態を乗場の乗客にアピールできるエレベータの群管理システムを提供することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11a~11c…エレベータ制御装置、12a~12c…乗りかご、13a~13c…荷重センサ、14…乗場、15…乗場呼び登録装置、20…群管理制御装置、21…呼び記憶部、22…換気対象検出部、23…割当制御部、24…換気運転部、24a…報知部、31,31a~31b…換気装置、32a~32c…乗場ドア、33a~33c…表示器、34a…カメラ、50…換気システム、51,52…表示器、53…スピーカ。

Claims (12)

  1. 複数台の乗りかごを備えたエレベータの群管理システムにおいて、
    上記各乗りかごの累計乗車人数に基づいて、上記各乗りかごの中から換気対象かごを検出する換気対象検出手段と、
    上記換気対象かごの換気が開始されるまでの間、上記換気対象かごに対する乗場呼びの割当を一時的に禁止する割当制御手段と、
    上記換気対象かごが全ての呼びに応答したときに、予め設定された待機階で上記換気対象かごを戸開するとともに当該換気対象かごに設けられた換気装置を起動する換気運転手段と
    を具備したことを特徴とするエレベータの群管理システム。
  2. 上記換気対象検出手段は、
    上記累計乗車人数が一定値を超える乗りかごを上記換気対象かごとして検出することを特徴とする請求項1記載のエレベータの群管理システム。
  3. 上記累計乗車人数は、
    上記各乗りかごの積載荷重値と乗客の平均荷重との関係から求められることを特徴とする請求項1または2記載のエレベータの群管理システム。
  4. 上記累計乗車人数は、
    上記各乗りかご内に設置されたカメラの画像を解析処理した結果から求められることを特徴とする請求項1または2記載のエレベータの群管理システム。
  5. 上記待機階は、
    建物の基準階、上記換気対象かごが全ての呼びに応答して無方向で停止した階、あるいは、建物の中で換気に適した階のいずれかを含むことを特徴とする請求項1記載のエレベータの群管理システム。
  6. 上記換気運転手段は、
    上記換気対象かごの換気中にかご呼びが登録または乗場呼びが割り当てられた場合に、換気を中断して、上記かご呼びまたは上記乗場呼びに対する運転サービスを優先することを特徴とする請求項1記載のエレベータの群管理システム。
  7. 上記換気対象検出手段は、
    上記換気対象かごが複数台存在する場合には、最も未応答の少ない呼びを持つ乗りかごを優先的に選出することを特徴とする請求項1記載のエレベータの群管理システム。
  8. 上記割当制御手段は、
    上記換気対象かごの換気が終了するまでの間、上記換気対象かごに対するかご呼びの登録を禁止するとともに、新たな乗場呼びを他の乗りかごに割り当てることを特徴とする請求項1記載のエレベータの群管理システム。
  9. 上記割当制御手段は、
    上記換気対象かごが換気終了後に通常運転に復帰した際に、任意の階で登録された新たな乗場呼びを優先的に割り当てることを特徴とする請求項1記載のエレベータの群管理システム。
  10. 上記換気運転手段は、
    高需要時に用いられるオペレーションが実施される場合に、上記オペレーションの実施前後で上記累計乗車人数の関係なく、上記各乗りかごを順に換気することを特徴とする請求項1記載のエレベータの群管理システム。
  11. 上記待機階で上記換気対象かごの換気状態を報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項1記載のエレベータの群管理システム。
  12. 上記報知手段は、
    上記待機階で上記換気対象かごの換気状態を表示または音声で報知することを特徴とする請求項11記載のエレベータの群管理システム。
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