JP2022180961A - ガス供給管理システム、ガス供給管理方法、およびプログラム - Google Patents

ガス供給管理システム、ガス供給管理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ガス購入時に利用者が使用可能なガス量を可視化して提示し、利用者がプリペイドで購入したガスをガス器具にオンデマンドに供給するプリペイド方式のガス供給管理システム、およびプログラムを提供する。【解決手段】プリペイドでガスを購入できるガス供給管理システム1は、定額料金と、利用するガス器具40について当該定額料金で購入できるガス購入量に基づいて算出された使用回数または使用時間と、が関連付けられており、利用者が所定の前記定額料金を選択したことに応じて、選択された定額料金のオンライン決済を行う端末10と、前記端末で決済された定額料金で購入されたガス購入量を通知するガス管理サーバ20と、前記通知を受信して、通知されたガス購入量を前記ガス器具に供給するガス供給装置30と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ガス供給管理システム、ガス供給管理方法、およびプログラムに関し、特に、プリペイドで購入したガスをオンデマンドに供給するガス供給管理システム、およびプログラムに関する。
ガスの使用料金の精算方法として、一般的に採用されている後払い方式の他に、プリペイド方式が知られている。特許文献1には、一般的な基本料金と従量料金とを組み合わせたガス料金体系を維持したまま、ガスの利用者がスマートフォンでチャージした分のガスを利用できる、プリペイド方式によるガス供給の技術が提案されている。
特開2020-2173684号公報
しかしながら、上記の特許文献では、ガスの基本料金と従量料金とが区別されて管理されるために、利用者にとっては、購入した金額での使用可能なガス量がわからず、ガスを使いすぎてしまう不安や購入する金額を決めるのが難しいという問題点があった。
そこで、本発明は、上記事実を考慮して、ガス購入時に利用者が使用可能なガス量を可視化して提示し、利用者がプリペイドで購入したガスをガス器具にオンデマンドに供給するガス供給管理システム、およびプログラムを提供することを目的とする。
(1)プリペイドでガスを購入できるガス供給管理システムであって、定額料金と、利用するガス器具について当該定額料金で購入できるガス購入量に基づいて算出された使用回数または使用時間と、が関連付けられており、利用者が所定の前記定額料金を選択したことに応じて、選択された定額料金のオンライン決済を行う端末と、前記端末でオンライン決済された定額料金で購入されたガス購入量を通知するガス管理サーバと、前記通知を受信して、通知されたガス購入量を前記ガス器具に供給するガス供給装置と、を備えるガス供給管理システムを提供する。
(2)(1)のガス供給管理システムであって、前記ガス管理サーバは、前記端末から購入要求のアクセスを受けて、前記関連付けられた定額料金と使用回数または使用時間とを、前記利用者に選択可能に表示するガス供給管理システムを提供する。
(3)(1)または(2)のガス供給管理システムであって、前記関連付けられた定額料金と使用回数または使用時間とを、利用者に選択可能に表示する際に、ガスの仕入れ原価に基づいて、前記使用回数または使用時間を変動して表示するガス供給管理システムを提供する。
(4)プリペイドでガスを購入できるガス供給管理システムが実行するガス供給管理方法であって、定額料金と、利用するガス器具について当該定額料金で購入できるガス購入量に基づいて算出された使用回数または使用時間と、が関連付けられており、端末が、利用者が所定の前記定額料金を選択したことに応じて、選択された定額料金のオンライン決済を行うステップと、ガス管理サーバが、前記端末でオンライン決済された定額料金で購入されたガス購入量を通知するステップと、ガス供給装置が、前記通知を受信して、通知されたガス購入量を前記ガス器具に供給するステップと、を含むガス供給管理方法を提供する。
(5)定額料金と、利用するガス器具について当該定額料金で購入できるガス購入量に基づいて算出された使用回数または使用時間と、が関連付けられており、プリペイドでガスを購入できるガス供給管理システムに、端末が、利用者が所定の前記定額料金を選択したことに応じて、選択された定額料金のオンライン決済を行うステップと、ガス管理サーバが、前記端末でオンライン決済された定額料金で購入されたガス購入量を通知するステップと、ガス供給装置が、前記通知を受信して、通知されたガス購入量を前記ガス器具に供給するステップと、を実行させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、ガス購入時に利用者が使用可能なガス量を可視化して提示し、利用者がプリペイドで購入したガスをガス器具にオンデマンドに供給するプリペイド方式のガス供給管理システム、およびプログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係るガス供給管理システム1の全体構成図である。 本発明の実施形態に係るガス管理サーバ20の機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る購入プランデータテーブルの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るガス器具データテーブルの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るガス供給装置30の機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係るガス供給管理システム1のガス購入フローである。 本発明の実施形態に係るガス供給管理システム1のガス供給フローである。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。なお、これらはあくまでも例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
以下、図1~図7を用いて、本発明の実施形態に係るガス供給管理システム1について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るガス供給管理システム1の全体構成図である。ガス供給管理システム1は、利用者に、定額料金とガス器具40について定額料金に応じた使用回数または使用時間とを提示して、オンライン決済により定額料金でガスをプリペイド購入させ、定額料金分のガスをオンデマンドにガス器具40に使用可能にするシステムである。
ガス供給管理システム1は、購入時に、利用者に定額料金で購入できるガス購入量を可視化して提示することができ、利用者が購入する金額を決めやすくすることや、利用者のガスを使いすぎてしまう不安を解消し、更には節約意識も向上させることができる。また、ガス供給管理システム1は、オンライン決済を行うことで、利用者は購入後すぐにガス器具40を使用できる。
図1に示すように、ガス供給管理システム1は、利用者端末10、ガス管理サーバ20、ガス供給装置30、ガス器具40、およびオンライン決済事業サーバ50から構成される。利用者端末10、ガス管理サーバ20、ガス供給装置30、およびオンライン決済事業サーバ50は、インターネットを含むネットワークを介して相互にデータ通信可能となっている。ガス供給装置30は、ガス器具40およびガス供給源とガス供給路50で接続されている。なお、図1において、データの流れは実線矢印、ガスの流れは破線矢印で示す。
利用者端末10は、ガス器具40の利用者が所有する端末であって、携帯可能なものが好ましく、例えば、スマートフォンやタブレットである。利用者端末10は、専用アプリやウェブブラウザを介して、オンライン決済事業サーバ50とオンライン決済が可能な端末である。オンライン決済は、クレジットカード決済、オンライン銀行決済、キャリア決済、ID決済、および電子マネー決済などのいずれのオンライン決済であってもよい。
利用者はガス器具40のガスを購入する際には、利用者端末10に備えられているカメラ(図示せず)にてガス器具40に付けられているQRコード(登録商標)100を撮影する。利用者端末10の表示部11に表示された撮影したQRコード100を利用者が選択すると、QRコード100の情報に基づいて、購入要求がガス管理サーバ20に送信される(S1)。
ガス管理サーバ20は、利用者端末10からの購入要求に応じて、購入プランメニューを含むWebページ110を送信する(S2)。送信されたWebページ110は、利用者端末10の表示部11に表示される。
Webページ110は、購入プランメニュー111とオンライン決済ボタン112とが表示される。購入プランメニュー111には、ガス供給者が提供する購入プランが記載され、各購入プランは、定額料金113と、ガス器具40について定額料金113応じた使用回数114、およびガス器具40の1回当たりの使用料金115で構成される。なお、購入プランは1つでもよいし、複数であってもよい。
購入プランに、定額料金113で購入できるガス購入量を可視化、すなわち定額料金113応じた使用回数114を提示することで、利用者は定額料金113を選択する基準としてガス器具40の使用回数114を用いることができる。また、利用者は、支払った定額料金におけるガス器具40の使用回数114を把握することで、節約意識を高めることもできる。
なお、使用回数114は使用時間であってもよい。また、購入プラン111には、定額料金113および使用回数114が少なくとも含まればよく、1回当たりの使用料金115といった、利用者の節約意識を高めたり、利用者が定額料金113を選択する基準として用いることができたりする情報を更に含んでもよい。
Webページ110に戻って、利用者は、購入を決めた購入プランの選択ボタン116a~cをチェックした後、オンライン決済ボタン112を押下すると、利用者端末10には決済画面(図示せず)が表示される、決済画面において、利用者がオンライン決済方法(オンライン決済事業者)を選択すると、利用者が選択した購入プランの定額料金の決済処理を、オンライン決済事業者サーバ50と行う(S3)。
利用者端末10は、オンライン決済が完了したことに応じて、決済した定額料金を含む購入完了通知をガス管理サーバ20に送信する(S4)。ガス管理サーバ20は、利用者端末10から受信した定額料金で購入できるガス購入量をガス供給装置30に送信する(S5)。
ガス供給装置30は、ガス管理サーバ20から受信したガス購入量に基づいて、ガス器具40が運転を開始するとガスを供給する。ここで、ガス供給装置30は、ガス供給源からガス器具40までガスを供給するガス供給路50に設置される、いわゆるガスメータである。また、ガス器具40は、住宅やアパート等に設置されている、ガスを燃料とする器具あって、例えば、ガス乾燥機、ガスファンヒータ、ガスコンロ等である。なお、本実施形態において、ガス供給装置30は、ガス器具401台に対して、1台設置されている。
図2は、本発明の実施形態に係るガス管理サーバ20の機能ブロック図である。図2に示すように、ガス管理サーバ20は、通信部21、記憶部22、表示処理部23、ガス供給処理部24、および更新部25を備える。
通信部21は、ネットワークを介して利用者端末10およびガス供給装置30と通信を行う。
記憶部22は、ガス供給管理に関する情報を記憶し、例えばハードディスクなどで構成されている。記憶部22は、具体的には、ガス単価DB221、購入プランDB222、およびガス器具DB223を含み、各データテーブルの一例について説明する。
ガス単価DB221のガス単価データテーブルは、ガスの1立方メートル当たりの金額(ガス単価)が格納される。ガス単価は、原料価格や為替等の変動によりガスの仕入れ原価が変更されるごとに更新してもよい。その場合には、ガス単価データテーブルには、更新日時や更新履歴を格納してもよい。
図3に示すように、購入プランDB222の購入プランデータテーブルは、購入プランID、購入プラン名、定額料金、およびガス購入量が格納される。購入プランIDは、プリペイドでガスを購入する際の購入プランを識別するIDである。購入プラン名は、プリペイドでガスを購入する際の購入プランの名称である。定額料金は、購入プランの定額料金である。なお、定額料金は、月額といった一定期間についてプリペイドでガスを購入できる料金であってもよい。ガス購入量は、定額料金で購入できるガス購入量である。購入プランデータテーブルは、後述する更新部25によって更新される。なお、本実施形態において、購入プランデータテーブルには、利用者に提示する購入プランのみ格納されているとする。
図4に示すように、ガス器具DB223のガス器具データテーブルは、器具ID、供給装置ID、および単位使用量が格納される。器具IDは、ガス器具40を識別するIDである。供給装置IDは、ガス器具40と接続されているガス供給装置30を識別するIDである。単位使用量は、ガス器具40において1回の運転に使用する平均ガス量(m3/回)である。なお、単位使用量は、図1に示した購入プランメニュー111において、使用時間を提示する場合には、ガス器具40の1時間に供給する平均ガス量(m3/時間)となる。
表示処理部23は、利用者端末10からの購入要求に応じて、購入プランメニューを含むWebページを提示する。具体的には、利用者端末10からの購入要求には、ガス器具40の器具IDが含まれ、表示処理部23は、利用者端末10から受信した器具IDに基づいてガス器具DB223から単位使用量を取得する。次に、表示処理部23は、購入プランDB222から全購入プランデータテーブルの情報を取得し、購入プラン毎に、ガス購入量と単位使用量とから、ガス器具40を定額料金で使用できる回数の目安である使用回数を算出する。
そして、表示処理部23は、購入プランDB222から取得した購入プラン名および定額料金、および算出した使用回数を表示した購入プランメニューを含むWebページを、利用者端末10に送信する。
ガス供給処理部24は、決済した定額料金を含む購入完了通知を利用者端末10から受信したことに応じて、定額料金に応じたガス購入量をガス供給装置30に送信する。具体的には、ガス供給処理部24は、利用者端末10から受信した定額料金に基づいて、購入プランDB222からガス購入量を取得する。そして、ガス供給処理部24は、利用者端末10からの購入要求時に取得した器具IDに基づいて、ガス器具DB223から供給装置IDを取得し、取得した供給装置IDに基づいてガス供給装置30にガス購入量を送信する。
更新部25は、ガス単価DB221が更新されたことに応じて、購入プランDB222を更新する。具体的には、更新部25は、ガス単価データテーブルのガス単価が更新されると、購入プランデータテーブルの定額料金を新たなガス単価で割って算出した新たなガス購入量で、購入プランデータテーブルを更新する。これにより、ガス単価の変動を、利用者へのガス購入量に反映させることができる。
図5は、本発明の実施形態に係るガス供給装置30の機能ブロック図である。ガス供給装置30には、計量部31、遮断弁32、通信部33、および供給制御部34が含まれる。なお、図示しないが、計量部31、遮断弁32、通信部33、および供給制御部34に給電する電源部も備える。
計量部31は、ガス器具40に流れるガス流量を計量し、供給制御部34に通知する。遮断弁32は、供給制御部34により制御され、供給制御部34からの閉弁指示に応じてガス供給を遮断する機能と、供給制御部34からの開弁指示に応じてガス供給を復帰させる機能とを備える。通信部33は、ネットワークを介してガス管理サーバ20と通信を行う。
供給制御部34は、ガス管理サーバ20から受信したガス購入量を、ガス器具40に供給する制御を行う。具体的には、供給制御部34は、ガス管理サーバ20からガス購入量を受信すると、まず、自身に記憶しているガス供給可能量と合算し、新たなガス供給可能量として記憶する。このように、ガス供給可能量が残っている場合には、繰越すことができる。なお、供給制御部34がガス供給可能量を記憶していない場合には、ガス管理サーバ20から受信したガス購入量をガス供給可能量とする。そして、供給制御部34は、遮断弁32に開弁指示を与える。なお、既に、遮断弁32が開弁している場合には行わない。
ガス器具40が使用開始されると、供給制御部34は、計量部31からガス流量を取得し、ガス供給可能量から取得したガス流量を減算して新たなガス供給可能量を算出する。ガス器具40が使用終了すると、その時のガス供給可能量を記憶する。また、供給制御部34は、ガス供給可能量が所定値以下になると、遮断弁32に閉弁指示を与える。ここで、所定値とは、予め設定され、0であってもよいし任意の数値であってよい。
図6は、本発明の実施形態に係るガス供給管理システム1のガス購入フローを示す図である。本処理は、利用者が利用者端末10のカメラを介して取得して表示部11に表示されたQRコード100を選択すると処理が開始する。
まず、利用者端末10は、器具IDを含む購入要求をガス管理装置20に送信する(S10)。
ガス管理サーバ20は、利用者端末10から受信した器具IDに基づいてガス器具DB223から単位使用量を、購入プランDB222から全購入プランテーブルデータを取得し、各購入プランのガス購入量を単位使用量で割って、各購入プランにおけるガス器具40の使用回数を算出する(S11)。ガス管理サーバ20は、S11で算出した使用回数とS11で取得した購入プランテーブルデータとに基づいて購入プランメニューを作成し(ステップS12)、S12で作成した購入プランメニューを含むWebページを利用者端末10に送信する(ステップS13)。
利用者端末10は、ガス管理サーバ20から受信したWebページを表示部11に表示し(S14)、利用者がWebページ内の購入プランメニューから購入プランを選択した後にオンライン決済を選択すると決済画面を表示する(S15)。利用者端末10は、利用者が決済画面にてオンライン決済方法(オンライン決済事業者)を選択すると、S15で選択された購入プランの定額料金のオンライン決済処理をオンライン決済事業者サーバ50と実行する(S16)。利用者端末10は、S16でオンライン決済した定額料金を含む購入完了通知をガス管理装置20に送信する(S17)。
ガス管理端末20は、利用者端末10から受信した定額料金に基づいて、購入プランDB222からガス購入量を取得し(S18)、S11で取得した器具IDに基づいてガス器具DB223から供給装置IDを取得し、取得した供給装置IDに基づいてガス供給装置30に、S18で取得したガス購入量を送信する(S19)。
ガス供給装置30は、ガス管理端末20からガス購入量を受信すると、ガス供給可能量がある場合には、ガス供給可能量と受信したガス購入量とを合算して新たなガス供給可能量とし、一方、ガス供給可能量がない場合には、受信したガス購入量をガス供給可能量として、記憶する(S20)。
次に、図7を用いて、本発明の実施形態に係るガス供給管理システム1のガス供給フローについて説明する。本処理は、ガス器具40が運転を開始したことに応じて開始する。
まず、ガス供給装置30は、記憶しているガス供給可能量が所定値以下であるか否かを確認する(S31)。ガス供給装置30は、記憶しているガス供給可能量が所定値以下(YES)の場合には、遮断弁32を閉弁し(S32)、処理を終了する。この時、ガス器具40は、ガスが供給されないので運転が停止する。
一方、ガス供給装置30は、ガス供給可能量が所定値以上(NO)の場合には、ガス器具40にガスが供給され、計量部31からガス流量を取得し、ガス流量が0か否かを確認する(S33)。ガス供給装置30は、計量部31から取得したガス流量が0の場合には、ガス器具40の運転が停止したと判断して、ガス供給可能量を記憶し(S34)、処理を終了する。一方、計量部31から取得したガス流量が0でない場合には、ガス器具40の運転が続いていると判断して、ガス流量をガス供給可能量から減算して新たなガス供給可能量を算出し(S35)、ステップS31に処理を戻す。
以上説明したように、ガス供給管理システム1は、購入時に、利用者に定額料金で購入できるガス購入量を利用者が使用するガス器具の使用回数または使用時間で可視化して提示することができ、利用者が購入する金額を決めやすくすることや、利用者のガスを使いすぎてしまう不安を解消し、更には節約意識も向上させることができる。また、ガス供給管理システム1は、ガスの購入をオンライン決済することで、購入後すぐに利用者がガス器具40を使用することができる。更に、ガス供給管理システム1は、ガスの仕入れ原価が変更となった場合に、定額料金は変更せず、ガス購入量、すなわち利用者が使用するガス器具の使用回数または使用時間を変更することで、利用者フレンドリーなシステムとなっている。
<他の実施形態>
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能である。
本実施形態において、利用者端末10はオンライン決済事業者サーバ50と直接通信してオンライン決済処理を行っているが、ガス管理装置20を介してオンライン決済事業者サーバ50と通信してオンライン決済処理を行ってもよい。
本実施形態において、利用者端末10はカメラを備えQRコードを取得して、ガス管理サーバ20に接続したが、これに限らず、インターネット検索やURLの直接入力にてガス管理サーバ20に接続してもよい。なお、この場合には、器具IDを利用者が入力する。また、利用者端末10は、ガス管理サーバ20と連携してガス購入を行うためのコンピュータプログラム(専用アプリ)を備えてもよい。
本実施形態において、ガス管理サーバ20の記憶部22が、利用者のガス購入履歴を格納するガス購入履歴DBを設けてもよい。利用者のガス購入履歴を管理することで、利用者に適切な購入プランを提示することや、適切なタイミングでガス購入の案内をすることができる。
本実施形態において、購入プランDB222の購入プランデータテーブルに定額料金に応じたガス購入量を記憶しているが、購入プランデータテーブルにガス購入量を記憶せず、定額料金に応じたガス購入量が必要な際に、ガス単価DB221を用いて算出するようにしてもよい。この場合、ガス単価DB221が更新されたことに応じて購入プランDB222の購入プランデータテーブルを更新する必要がないため、更新部225は不要である。
本実施形態において、ガス管理サーバ20の各機能は1台のコンピュータで実現されているが、クラウドコンピュータのように、複数のコンピュータで実現されてもよい。
本実施形態において、ガス供給装置30に接続されるガス器具40は1台であるが、複台であってもよい。
なお、ガス供給管理システム1の処理をコンピュータシステムが読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを、ガス供給管理システム1を構成する各機器に読み込ませ、実行することによって本発明のガス供給管理システム1を実現することができる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺装置等のハードウェアを含む。
また、「コンピュータシステム」は、WWW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。更に、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1 ガス供給管理システム
10 ユーザ端末
20 ガス管理サーバ
21 通信部
22 記憶部
23 表示処理部
24 ガス供給処理部
25 更新部
30 ガス供給装置
31 計量部
32 遮断弁
33 通信部
34 供給制御部
40 ガス器具
50 オンライン決済事業者サーバ

Claims (5)

  1. プリペイドでガスを購入できるガス供給管理システムであって、
    定額料金と、利用するガス器具について当該定額料金で購入できるガス購入量に基づいて算出された使用回数または使用時間と、が関連付けられており、
    利用者が所定の前記定額料金を選択したことに応じて、選択された定額料金のオンライン決済を行う端末と、
    前記端末でオンライン決済された定額料金で購入されたガス購入量を通知するガス管理サーバと、
    前記通知を受信して、通知された前記ガス購入量をガス器具に供給するガス供給装置と、
    を備えるガス供給管理システム。
  2. 前記ガス管理サーバは、
    前記端末から購入要求のアクセスを受けて、前記関連付けられた定額料金と使用回数または使用時間とを、前記利用者に選択可能に表示する請求項1に記載のガス供給システム
  3. 前記関連付けられた定額料金と使用回数または使用時間とを、利用者に選択可能に表示する際に、ガスの仕入れ原価に基づいて、前記使用回数または使用時間を変動して表示する請求項1または請求項2に記載のガス供給システム。
  4. プリペイドでガスを購入できるガス供給管理システムが実行するガス供給管理方法であって、
    定額料金と、利用するガス器具について当該定額料金で購入できるガス購入量に基づいて算出された使用回数または使用時間と、が関連付けられており、
    端末が、利用者が所定の前記定額料金を選択したことに応じて、選択された定額料金のオンライン決済を行うステップと、
    ガス管理サーバが、前記端末でオンライン決済された定額料金で購入されたガス購入量を通知するステップと、
    ガス供給装置が、前記通知を受信して、通知されたガス購入量を前記ガス器具に供給するステップと、
    を含むガス供給管理方法。
  5. 定額料金と、利用するガス器具について当該定額料金で購入できるガス購入量に基づいて算出された使用回数または使用時間と、が関連付けられており、プリペイドでガスを購入できるガス供給管理システムに、
    端末が、利用者が所定の前記定額料金を選択したことに応じて、選択された定額料金のオンライン決済を行うステップと、
    ガス管理サーバが、前記端末でオンライン決済された定額料金で購入されたガス購入量を通知するステップと、
    ガス供給装置が、前記通知を受信して、通知されたガス購入量を前記ガス器具に供給するステップと、
    を実行させるためのプログラム。

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