JP7190002B1 - データ処理装置、方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】オーソリなし売上データの処理を実行する加盟店からの支払金額の支払日をユーザが設定できるようにするデータ処理装置を提供する。【解決手段】データ処理装置は、第1の期間に関連付けられるオーソリなし売上データのサブセットをユーザ端末に送信し、ユーザ端末を介して、ユーザが指定した支払項目および支払日を含むオーソリゼーション処理のためのユーザ指定データを受信し、ユーザ指定データに基づいてオーソリゼーション処理を実行する。【選択図】図9

Description

本発明は、データ処理装置、方法およびプログラムに関する。より詳細に言えば、本発明は、オーソリなし売上データの処理を実行する加盟店からの支払金額の支払日を事前に設定する技術、に関する。
即時支払手段が広く一般に利用されている。即時支払手段は、支払金額が即時に口座から引き落とされる決済手段であり、例えば、デビットカードのような、預金口座と紐付けられた決済用カードが一例である。即時支払手段は、預金口座の残高の範囲内で決済でき、使い過ぎ予防に優れているという利点が知られている。このような即時支払手段を用いて、公共料金の支払いをすることが可能である。
特許第6271063号公報
通常、デビットカードでの決済時には、加盟店がデビットカードのイシュアーにユーザの与信情報を照会し(オーソリゼーションの実施)、口座残高に基づいて決済が可能であるか確認し、可能であれば決済される(特許文献1)。この際、ユーザの口座から即時に支払金額が引き落とされるため、ユーザ視点では、デビットカードの使用と口座の引き落としは同時に行われる。その後、加盟店は、売上データをイシュアーに送り、代金がイシュアーから加盟店に対して支払われる(特許文献1)。
一方、オーソリゼーションを実行せずに売上データ(以降、単に「オーソリなし売上データ」と呼称)の処理を実行する加盟店が存在する。そのような加盟店の例として、電気・ガス・水道料金などの公共料金などを取り扱う加盟店があげられる。この場合、加盟店の売上データの処理日(または、その数日後)に、ユーザの口座から支払金額が引き落とされる。ユーザは加盟店の売上データの処理日を把握できないため、自らの口座から支払金額が引き落とされる日を把握できない。その結果、口座残高不足、および別の支払の為に口座に入金していた資金が引き落とされるといった問題が生じ、顧客体験を損なっている。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、オーソリなし売上データを発生させる加盟店における即時支払手段による支払いの際、ユーザによって設定された支払日に支払金額を引き落とすことが可能なデータ処理装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様であるデータ処理装置は、ユーザ端末からの要求に応答して、第1の期間に関連付けられるオーソリなし売上データのサブセットを前記ユーザ端末に送信する手段と、オーソリゼーション処理のためのユーザ指定データを受信する手段であって、前記ユーザ指定データは、前記オーソリなし売上データのサブセットのうちのユーザによって指定されたデータを含み、かつカード識別子、加盟店識別子、支払項目、支払日および支払金額のデータを含む、手段と、前記支払日が到来すると、前記ユーザ指定データに基づいてオーソリゼーション処理を実行する手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザは、オーソリなし売上データの処理を実行する加盟店からの支払金額の支払日を設定できるようになる。その結果、口座残高不足による決済が行われない、別の支払の為に口座に入金していた資金が引き落とされるといった問題が解決される。
本明細書において開示される実施形態の詳細な理解は、添付図面に関連して例示される以下の説明から得ることができる。
本発明に係るデータ処理装置を含むシステム全体の構成図である。 本発明に係るデータ処理装置のシステム構成図である。 ユーザマスタのデータ構造の一例を説明する図である。 加盟店マスタのデータ構造の一例を説明する図である。 カード利用履歴のデータ構造の一例を説明する図である。 オーソリなし売上集計データのデータ構造の一例を説明する図である。 指定支払日情報のデータ構造の一例を説明する図である。 支払項目および支払日をユーザに指定させるための支払項目指定画面の一例を示す図である。 本発明に係る例示的な実施形態の処理フローを説明する図である。
(全体構成)
図1は、本発明に係るデータ処理装置10を含むシステム全体の構成図である。データ処理装置10は、インターネットなどの既知のネットワークを介してユーザ端末11と相互に通信可能なように接続される。データ処理装置10は、インターネットや専用線などの既知のネットワークを介して、加盟店端末12と相互に通信可能なように接続される。図1において、ユーザ端末11および加盟店端末12は、説明の便宜上、それぞれ1つずつしか示していないが、複数存在できる。
データ処理装置10は、加盟店端末12から送信されたオーソリデータおよび売上データを受信する。データ処理装置10は、オーソリデータおよび売上データを蓄積して、その中から、オーソリなし売上データを集計できる。
データ処理装置10は、ユーザ端末11に対し、本発明に係るアプリケーションプログラム(以下、単に「ユーザアプリ」と呼ぶこともある)を提供する。データ処理装置10は、ユーザアプリを介して、ユーザ端末11に、前月の支払項目の中から集計したオーソリなし売上データの一覧リストデータを送信する。
ユーザ端末11は、データ処理装置10から受信したオーソリなし売上データの一覧リストデータをユーザに表示する。ユーザ端末11は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォンやタブレット端末などの通信機能を備えたコンピュータであってよく、特定の装置に限定されることはない。ユーザはユーザ端末11に表示されたオーソリなし売上データの一覧リストデータの中から、当月以降も支払う必要のある支払項目を指定し、次に指定した支払項目の支払日を指定できる。ユーザ端末11は、オーソリなし売上データの一覧リストデータの中で、ユーザによって指定された支払項目および支払日の情報をデータ処理装置10に送信する。
加盟店端末12は、売上データを扱う会社(例えば、カード会社等)と加盟店契約を締結している加盟店の店頭に設置されているカード決済端末機であってもよいし、あるいは加盟店が運用している電子商取引のためのシステムであってもよい。加盟店端末12は、POS端末に組み込まれていてもよい。加盟店端末12は、決済時に売上データをデータ処理装置10に送信し、その結果を受信する。
(システム構成)
図2は、本発明に係るデータ処理装置10のシステム構成図である。データ処理装置10は、一般的なコンピュータと同様に、バス120などによって相互に接続された制御部101、主記憶部102、補助記憶部103、インターフェース(IF)部104および出力部105を備える。
制御部101は、中央処理装置(CPU)とも呼ばれ、データ処理装置10の各構成要素の制御やデータの演算を行い、また、補助記憶部103に格納されている各種プログラムを主記憶部102に読み出して実行できる。主記憶部102は、メインメモリとも呼ばれ、受信した各種データ、コンピュータ実行可能な命令および当該命令による演算処理後のデータなどを記憶できる。補助記憶部103は、ハードディスク(HDD)などに代表される記憶装置であり、データやプログラムを長期的に保存する際に使用される。
図2の実施形態は、制御部101、主記憶部102、および補助記憶部103を同一のコンピュータ内に設ける実施形態について説明するが、他の実施形態として、データ処理装置10は、制御部101、主記憶部102および補助記憶部103を複数個使用することにより、複数のコンピュータによる並列分散処理を実現するように構成することもできる。また、他の実施形態として、データ処理装置10のための複数のサーバを設置し、複数サーバが一つの補助記憶部103を共有する実施形態にすることも可能である。
IF部104は、他のシステムおよび/または装置との間でデータを送受信する際のインターフェースの役割を果たし、また、システムオペレータから各種コマンドや入力データ(各種マスタ、テーブルなど)を受け付けるインターフェースを提供できる。出力部105は、処理されたデータを表示する表示画面や当該データを印刷するための印刷手段などを提供できる。
なお、制御部101、主記憶部102、補助記憶部103、インターフェース(IF)部104および出力部105と同様な機能の構成要素は、ユーザ端末11および加盟店端末12にも存在するが、本明細書では説明を省略する。
また、データ処理装置10は、補助記憶部103内にファイル/データベースなどの記憶手段の形式で、ユーザマスタ106、加盟店マスタ107、カード利用履歴108、売上集計データ109、および指定支払日データ110を備える。これらのファイル/データベースの詳細について、図3~図7を参照しながら説明する。
(図3:ユーザマスタ106)
ユーザマスタ106は、ユーザについての情報(すなわち、決済手段のユーザの情報)を格納する。図3は、ユーザマスタ106のデータ構造の一例を説明する図である。ユーザマスタ106は、カード番号301、および会員基本情報302を含むが、これらのデータ項目に限定されることはなく他のデータ項目も含むことが可能である。カード番号301は、ユーザが有するデビットカードの識別子である。また、本実施形態では、カード番号301は、ユーザアプリのユーザIDとしても利用可能である。会員基本情報302は、ユーザの情報、例えば、氏名、居住地(住所)、生年月日、年齢(年代)、性別、預金口座などの情報を示すが、ここに列挙した以外の情報を含むこともできる。
(図4:加盟店マスタ107)
加盟店マスタ107は、加盟店についての情報を格納する。図4は、加盟店マスタ107のデータ構造の一例を説明する図である。加盟店マスタ107は、加盟店ID401、加盟店基本情報402、および業種コード403を含むが、これらのデータ項目に限定されることはなく他のデータ項目も含むことが可能である。加盟店ID401は、加盟店を識別する識別子である。加盟店基本情報402は、加盟店名称、加盟店所在地情報(郵便番号、住所、緯度・経度)、連絡先、加盟店口座(銀行振込用)などの情報を示すが、ここに列挙した以外の情報を含むこともできる。加盟店の所在地は、広域自治体(都道府県)や基礎自治体(市区町村)の情報ごとに分かれていてもよい。業種コード403は、VJAグループによって定義されている加盟店業種(大分類49種類・小分類362種類)であってもよいし、あるいは、加盟店の業種を示す別の分類体系であってもよい。なお、加盟店端末12から送信される売上データにも業種コード403、あるいは業種コード403に対応する情報が含まれている。
(図5:カード利用履歴108)
カード利用履歴108は、それぞれのユーザのカード売上データを格納する。図5は、カード利用履歴108のデータ構造の一例を説明する図である。カード利用履歴108は、カード番号301、会員基本情報302、利用日501、利用額502、オーソリゼーション実行履歴503、加盟店ID401、および業種コード403を含むが、これらのデータ項目に限定されることはなく他のデータ項目も含むことが可能である。カード番号301、会員基本情報302、加盟店ID401、および業種コード403は、上記で説明した通りである。利用日501は加盟店にて決済が行われた年月日を示し、利用額502は決済金額を示す。オーソリゼーション実行履歴503は、決済が行われた際に実行されたオーソリゼーションの実行履歴を示す。オーソリゼーション実行履歴503は、加盟店端末12から受信したオーソリデータと売上データから生成され、両方のデータが存在する場合には、オーソリゼーション実行履歴があることを示すデータが格納され、売上データしか存在しない場合には、Null値など、オーソリゼーション実行履歴がないことを示すデータが格納される。本発明の一実施形態では、加盟店ID401に対応する加盟店基本情報402の一部または全部(例えば、加盟店名称、住所)がカード利用履歴108に含まれていてもよい。
(図6:売上集計データ109)
売上集計データ109は、カード利用履歴108に格納されているデータを所定の期間(例えば、1ヶ月)ごとに集計・分析して生成する、オーソリなし売上データの一覧リストデータを格納する。図6は、売上集計データ109のデータ構造の一例を説明する図である。売上集計データ109は、カード番号301、加盟店ID401、業種コード403、利用日501、および利用額502を含むが、これらのデータ項目に限定されることはなく他のデータ項目も含むことが可能である。カード番号301、加盟店ID401、業種コード403、利用日501、および利用額502は、上記で説明した通りである。
(図7:指定支払日データ110)
指定支払日データ110は、ユーザアプリを介してユーザ端末11によって指定された各加盟店の支払日の情報を格納する。上述したように、データ処理装置10は、ユーザアプリを介して、オーソリなし売上データの一覧リストデータをユーザ端末11に送信でき、ユーザ端末11は、オーソリなし売上データの一覧リストデータの中から、当月以降の支払いの有無の回答、支払いがある場合の支払日の指定をユーザにさせることができる。図7は、指定支払日データ110のデータ構造の一例を説明する図である。指定支払日データ110は、カード番号301、会員基本情報302、加盟店ID401、加盟店基本情報402、支払有無701、指定支払日702、支払項目703、および支払金額704を含むが、これらのデータ項目に限定されることはなく他のデータ項目も含むことが可能である。カード番号301、会員基本情報302、加盟店ID401、および加盟店基本情報402は、上記で説明した通りである。支払有無701は、オーソリなし売上データの一覧リストデータの中から、当月以降の支払い有無のユーザの回答を示す(例えば、「支払有」「支払無」)。指定支払日702は、当月以降の支払いがある加盟店の指定支払日を示す。支払項目703は、ユーザが支払日の指定をした加盟店の支払項目を示す。支払金額704は、ユーザが指定した支払項目の金額を示す。
(図8:支払項目指定画面800)
図8は、ユーザ端末11のディスプレイに表示される支払項目指定画面800の一例である。支払項目指定画面800に記載される情報は、データ処理装置10から受信したオーソリなし売上データの一覧リストデータに基づいている。図8は、カード会員によって支払項目に対しての当月以降の支払有無およびその支払日が指定されている状態を示している。図8の画面上で所定の操作(例えば、ボタン押下)がなされると、ユーザ端末11はユーザ指定の支払項目および支払日のデータをデータ処理装置10へ送信する。図8の例では、支払日をオプションボタンおよびプルダウンメニューから指定する実施形態が示されているが、所定の期間(例えば、1日~10日などの期間)内から、指定したい支払日を、ユーザが一から入力するように構成されていてもよい。
次に、図9を参照しながら、オーソリなし売上データを送信する加盟店の支払金額の支払日を事前に設定し、設定した支払日にデビットカードによる決済をする例示的な処理フローを説明する。これらの実施形態では、前提として、ユーザによって、加盟店へのデビットカード番号の登録が既になされており、かつ前月までに、オーソリなし売上データに基づいて、ユーザの口座から支払金額が支払われたものとする。
S901にて、データ処理装置10は、本処理フローの処理開始のトリガーが発生したかどうかを判定する。より詳細に言えば、データ処理装置10は、所定の日(例えば、当月の1日など)に、カード利用履歴108にアクセスし、ログインユーザのカード番号301に関連付けられたデータのうち、所定の期間内(例えば、前月の1日から前月の末日までの期間)にオーソリゼーション実行履歴がない利用データを取得する。利用データは、カード番号、利用日、利用額、加盟店IDの情報を含む。
S902にて、データ処理装置10は、上述の利用データからオーソリなし売上データを集計し、集計結果を一覧リストデータとして売上集計データ109に格納する。
S903にて、データ処理装置10は、ユーザ端末11からの要求に応答して、オーソリなし売上データの一覧リストデータを、ユーザアプリを介して、ユーザ端末11に送信する。
S904にて、ユーザ端末11は、データ処理装置10から送信されたオーソリなし売上データの一覧リストデータを(例えば、ユーザ端末11のディスプレイ上に支払項目指定画面800を)ユーザに表示し、表示されたオーソリなし売上データの一覧リストデータのうち当月以降にも継続して支払いがある支払項目をユーザに指定させる。
S905にて、ユーザ端末11は、S904にてユーザに指定された支払項目について、次回の支払日を所定の期間(例えば、1日~10日などの期間)の中から、ユーザに指定させる。ユーザ端末11は、ユーザの指定に応答して、ユーザ指定の支払項目および支払日のデータをデータ処理装置10へ送信する。データ処理装置10は、受信したデータを指定支払日データ110に格納する。
S906にて、データ処理装置10は、指定された支払日が到来すると、指定支払日データ110から、支払有無に「支払有」のデータが格納されている、カード番号、加盟店ID、指定支払日、支払項目および支払金額のデータを読み出し、読み出したデータに基づいて、データ処理装置10内で、オーソリゼーションの処理を発生させる。
S907にて、データ処理装置10は、オーソリゼーションの処理の結果、取引について承認がなされると、ユーザの口座から支払金額を引き落とす。支払金額は、例えば、その支払項目の前月の支払金額の実績、または、利用実績(年月日、金額)から算出した支払金額傾向から予測し得る支払金額などでもよい。
S908にて、データ処理装置10は、加盟店端末12からオーソリなし売上データを受信し、受信したオーソリなし売上データの中から、S904にてユーザが指定した支払項目と合致するオーソリなし売上データを抽出する。
S909にて、データ処理装置10は、S908にて抽出したオーソリなし売上データおよびデータ処理装置10内で発生させたオーソリゼーションデータに含まれるそれぞれの金額の差額を算出し、その差額を、ユーザの口座から引き落とす、またはユーザの口座に振り込む。
上述のように、データ処理装置10は、オーソリゼーションを実施しないで売上データを処理する加盟店の支払項目を集計し、その一覧をユーザに提示できる。ユーザは、支払項目の一覧データを受信することにより、オーソリゼーションを実施しない加盟店の支払いにおいて、事前に支払日を設定できるようになる。
以上、例示的な実施形態を参照しながら本発明の原理を説明したが、本発明の要旨を逸脱することなく、構成および細部において変更する様々な実施形態を実現可能であることを当業者は理解するだろう。すなわち、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。
10 データ処理装置
11 ユーザ端末
12 加盟店端末
101 制御部
102 主記憶部
103 補助記憶部
104 IF部
105 出力部
106 ユーザマスタ
107 加盟店マスタ
108 カード利用履歴
109 売上集計データ
110 指定支払日データ
120 バス
301 カード番号
302 会員基本情報
401 加盟店ID
402 加盟店基本情報
403 業種コード
501 利用日
502 利用額
503 オーソリゼーション実行履歴
701 支払有無
702 指定支払日
703 支払項目
704 支払金額
800 支払項目指定画面

Claims (6)

  1. ユーザ端末からの要求に応答して、第1の期間に関連付けられるオーソリなし売上データのサブセットを前記ユーザ端末に送信する手段と、
    オーソリゼーション処理のためのユーザ指定データを受信する手段であって、前記ユーザ指定データは、前記オーソリなし売上データのサブセットのうちのユーザによって指定されたデータを含み、かつカード識別子、加盟店識別子、支払項目、支払日および支払金額のデータを含む、手段と、
    前記支払日が到来すると、前記ユーザ指定データに基づいてオーソリゼーション処理を実行する手段と
    加盟店から受信するオーソリなし売上データに合致する前記ユーザ指定データを抽出する手段と、
    前記加盟店から受信するオーソリなし売上データに含まれる支払金額と、前記抽出されたユーザ指定データに含まれる前記支払金額との間の差額を算出する手段と、
    前記ユーザの口座から前記差額を引き落とす、または前記ユーザの口座に前記差額を振り込む手段と
    を備えたデータ処理装置。
  2. 前記ユーザのカード利用履歴の中から、前記第1の期間内にオーソリゼーション実行をした履歴がない利用データを取得する手段と、
    前記利用データに基づいて、前記オーソリなし売上データのサブセットを生成する手段と、
    をさらに備えた、請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記ユーザ端末を介して、前記支払項目の中から当月以降の支払が有るかどうかを前記ユーザに指定させる手段と、
    支払が有ると指定された場合に、前記ユーザ端末を介して、前記支払項目の前記支払日を前記ユーザに指定させる手段と、
    をさらに備えた、請求項1または請求項2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記支払金額は、前記カード利用履歴に基づく予測支払金額である、請求項2に記載のデータ処理装置。
  5. データ処理装置によって実行される方法であって、
    ユーザ端末からの要求に応答して、第1の期間に関連付けられるオーソリなし売上データのサブセットを前記ユーザ端末に送信することと、
    オーソリゼーション処理のためのユーザ指定データを受信することであって、前記ユーザ指定データは、前記オーソリなし売上データのサブセットのうちのユーザによって指定されたデータを含み、かつカード識別子、加盟店識別子、支払項目、支払日および支払金額のデータを含む、ことと、
    前記支払日が到来すると、前記ユーザ指定データに基づいてオーソリゼーション処理を実行することと
    加盟店から受信するオーソリなし売上データに合致する前記ユーザ指定データを抽出することと、
    前記加盟店から受信するオーソリなし売上データに含まれる支払金額と、前記抽出されたユーザ指定データに含まれる前記支払金額との間の差額を算出することと、
    前記ユーザの口座から前記差額を引き落とす、または前記ユーザの口座に前記差額を振り込むことと
    を備える方法。
  6. 請求項に記載の方法をデータ処理装置に実行させるためのプログラム。
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