JP2022180861A - 読取装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ADFを閉じる際に、ADFの自重による落下して閉じることによる衝撃音の発生を抑制するとともに、コンパクト化が可能な読取装置を提供する。【解決手段】上面に配されたプラテンガラスを介して原稿の画像を読み取るスキャナー部10と、ヒンジ61によりプラテンガラスに対して開閉可能に軸支されたADF20とを備えた読取装置であって、ADFの下面に、ADFがその自重によって落下して閉じるときにスキャナー部の上面との衝突を緩和する少なくとも一つのオイルダンパー71が、ヒンジ以外であって、かつ、ヒンジによる軸支位置よりも手前側の領域に配される。【選択図】図9

Description

本開示は、原稿載置板に載置された原稿の画像を読み取る読取装置および当該読取装置を備えた画像形成装置に関する。
原稿の画像を読み取る読取装置として、スキャナー部(原稿読取部)と、その上面奥手側に配されたヒンジを介して上下に開閉可能に軸支された自動原稿搬送装置(以下「ADF」という。)を有するものが多い。
このような読取装置において、ADFを使用せずに原稿画像を読み取るときには、まず、ADFを上方に開放し、プラテンガラス(原稿載置板)に原稿を載置してから、ADFを閉じて原稿押えとして使用する。
図11は、従来の読取装置におけるADFの開閉動作の様子を示す概略図である。同図に示すように読取装置500は、ADF520がスキャナー部510に対し、ヒンジ530の支軸531を介して開閉可能に軸支されている。
ヒンジ530内部には、圧縮バネ532によりADF520に対し当該ADF520が開放する方向に作用する回転モーメント(以下、「開放モーメント」という。)を付与する補助機構を設けて、開放角が所定の角度θ1を超えた一定の角度範囲(フリーストップ領域)では、ADF520が自重では落下して閉じないように構成して、ユーザーによるプラテンガラス上への原稿載置動作が容易に行えるようになっている。
ところが、図12(a)のように、原稿載置後、ユーザーがADF520を閉めようとして、開放角がθ1未満の自由落下領域において、ユーザーがうっかりADF520から手を離すと、ADF520の自重により落下して閉じる方向に作用するモーメント(以下、「閉じモーメント」という。)が、上記補助機構の開放モーメントより大きくなって落下し、ADF520の下面がスキャナー部510の上面と衝突する(図12(b))。
ユーザーが手を離す位置やADF520の重量によっては、かなり大きな衝撃音が発生し、特に、事務作業が中心の静かなオフィスにあっては、その不快感も大きくなる。
そこで、例えば、特許文献1においては、図13(b)に示すようにフリーストップ用の補助機構における圧縮バネ532と直列にオイルダンパー533を配して、ADF520の自重による閉じモーメントに抵抗する力を発生させるように構成して、ADF520の開放角がθ1未満になったときの落下速度を緩和し、できるだけ衝撃音の発生を抑制するようにしている。
特開平7-120845号公報
しかしながら、最近では、省スペース化やデザイン性の観点から、スキャナー部をできるだけコンパクト化して薄くしたいという要請があり、特許文献1の構成では、上記オイルダンパー533をヒンジ内に配することにより、ヒンジ530の鉛直方向における長さがそれだけ大きくなるため、図13(a)の従来の読取装置500のスキャナー部530に比較して、dで示す分だけ厚くしなければならず、スキャナー部のコンパクト化の要請に反する。
なお、上記では、ADFを原稿押えとして使用する例について説明したが、これに限らず、例えば、安価な読取装置においては、ADFが付属しておらず、板状の原稿押えが開閉可能に設けられている場合が多いが、このような場合であっても、当該原稿押えを閉じる際に開放角が所定値よりも小さくなった領域において手を離せば、やはり落下して、原稿載置板との衝撃音が少なからず発生するので、同様な問題が発生じ得る。
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであって、原稿押えが閉じるときの衝撃音の発生を可及的に抑制しつつ、コンパクト化が可能な読取装置および当該読取装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本開示の一態様は、上面に配された透光性を有する原稿載置板を介して原稿の画像を読み取る原稿読取部と、ヒンジにより前記原稿読取部の上面に対して開閉可能に軸支され、前記原稿載置板上の原稿を上方から押圧する原稿押えとを有する読取装置であって、前記原稿押えがその自重によって落下して閉じるときの前記原稿読取部の上面との衝撃を緩和する少なくとも一つの衝撃緩和部材が、前記ヒンジ内ではなく、前記原稿押え下面の、前記ヒンジによる軸支位置より前記原稿押えの開放側の位置に配されていることを特徴とする。
また、本開示の別の態様では、上面に配された透光性を有する原稿載置板を介して原稿の画像を読み取る原稿読取部と、ヒンジにより前記原稿読取部の上面に対して開閉可能に軸支され、前記原稿載置板上の原稿を上方から押圧する原稿押えとを有する読取装置であって、前記原稿押えがその自重によって落下して閉じるときに前記原稿読取部の上面との衝撃を緩和する少なくとも一つの衝撃緩和部材が、前記ヒンジ内ではなく、前記原稿読取部の上面の、前記原稿載置板の配された領域以外であって、かつ、前記ヒンジによる軸支位置より前記原稿押えが開放される側の位置に配されていることを特徴とする。
また、前記ヒンジは、前記原稿押えに開放する方向のモーメントを付与して、所定の開放角になるまでは前記原稿押えがその自重により落下して閉じないように補助する補助機構を有し、前記所定の開放角より小さくなると前記原稿押えが自重により落下する。
また、前記原稿押えは、原稿を前記原稿読取部に設けられた原稿読取位置を通過させるように搬送する原稿搬送装置であり、前記衝撃緩和部材は、前記原稿搬送装置が閉じたとき、前記原稿読取位置に配された通過原稿読取用の透光性部材と、平面視において重ならない位置に配される。
また、前記原稿押えは、原稿を前記原稿読取部に設けられた原稿読取位置を通過させるように搬送する原稿搬送装置であり、前記衝撃緩和部材は、取付け用ホルダーを介して、締結部材により前記原稿搬送装置の筺体もしくは内部フレームに取付けられており、当該締結部材による締結を解除することにより、原稿搬送装置本体から取り外すことが可能である。
また、前記原稿搬送装置の筺体は、前記軸支されている側とは反対側の前面に、取り外し可能なカバーを含み、当該カバーを取り外すことにより、前記取付け用ホルダーの締結部が露出される。
また、本開示の別の態様に係る画像形成装置は、原稿画像を読み取る読取部と前記読取部で読み取った原稿画像に基づき画像を形成する画像形成部を備えた画像形成装置であって、前記読取部として上記の読取装置を用いたことを特徴とする。
本開示によれば、ヒンジ以外の箇所に、衝撃緩和部材を配することにより、ヒンジのサイズを大きくする必要がなくなり、読取装置の、特に厚み方向におけるコンパクト化を可能にしつつ、原稿押えが閉じるときの衝撃音の発生を抑制することができる。
本開示の一態様に係る画像形成装置の全体構成を、概略的に示す斜視図である。 ADFがスキャナー部の原稿載置板に対して開いた状態を示す斜視図である。 ヒンジの外観斜視図である。 ADFを閉じる際において、その開放角に応じて、付勢機構によって生じるモーメントの変化を説明するためのヒンジの概略側面図であり、(a)は、ADFが上限角度まで開いた状態を示す図であり、(b)は、ADFがフリーストップの下限の角度まで閉じた状態を示し、(c)は、ADFが完全に閉じられている状態を示す図である。 ADFの開放角に応じて、付勢機構による開放モーメントと、ADFの自重による閉じモーメントの大小関係が変化する様子を示すグラフである。 オイルダンパーの内部構造を示す部分切欠き断面図である。 (a)は、取付け用ホルダー内部にオイルダンパーが嵌入されて装着された状態を示すための図であり、(b)は、オイルダンパーが装着された取付け用ホルダーの外観斜視図である。 ADFの前面のカバーを外したときのオイルダンパーの装着状態を示す図である。 (a)は、ADFの開放角θが、フリーストップの下限角θ1に到達して自重で落下する様子を示す図であり、(b)は、ADFの落下の衝撃が、オイルダンパーにより吸収されて完全に閉じた状態を示す図である。 スキャナー部側にオイルダンパーを装着する場合における取付け位置の例を示すスキャナー部の上面図である。 ADFのフリーストップと自重落下のそれぞれの開放角の範囲を示す説明図である。 (a)、(b)は、ADFが自重により落下し始めて、スキャナー部の上面と衝突するまでの様子を示す図である。 (a)、(b)は、特許文献1においてヒンジ内にダンパーを設けることにより、スキャナー部が大型化することを説明するための図である。
以下、本開示の一態様に係る原稿読取部を具備する画像形成装置の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(1)画像形成装置1の構成
図1は、画像形成装置1の全体構成を概略的に示す斜視図である。同図では、X軸方向が画像形成装置1を正面側から見たときの左右方向に相当し、Y軸方向が上下方向に相当する。また、X軸とY軸の双方に直交する方向をZ軸方向(奥行方向)としている。
図1に示すように、画像形成装置1は、いわゆる複合機(MFP:Multi Function Peripheral)であって、原稿読取部100と、画像形成部200と給紙部300とを備える。原稿読取部100(読取装置)は、スキャナー部10と、その上方に配したADF20とからなる。
画像形成部200は、スキャナー部10が生成したスキャンデータを用いて、給紙部300が供給する記録シートに画像を形成する。画像が形成された記録シートは、排紙トレイ201上に排出される。
なお、画像形成部200は、シート上に画像形成が可能なものであれば、電子写真方式に限らず、例えば、インクジェット方式のものであっても構わない。
図2は、ADF20がスキャナー部10の上面10aに対して開いた状態を示す斜視図である。
同図に示すように、スキャナー部10の筺体12の上面10aには、原稿を載置して画像を読み取るためのプラテンガラス11(原稿載置板)と、ADF20により搬送される原稿の画像を読み取るための原稿読取用ガラス窓13が設けられている。
プラテンガラス11の下方には、画像読取用のキャリッジ(不図示)が配されており、これをX方向に移動しながら原稿の画像をスキャンして画像データーを生成する(フラットベッド読み取り)。
本実施の形態では、キャリッジに光源とロッドレンズアレーとCCDアレイが搭載されたいわゆる密着型のスキャン方式を採用しており、この方式によれば、従来のようにキャリッジに光源とミラーのみを搭載し、原稿からの反射像をミラーとレンズを介してキャリッジとは別の箇所に固定されたCCDアレイに結像させて画像を読み取るいわゆる縮小型のスキャン方式に比べて、特に厚み方向のサイズを小さくできるという利点があり、よりコンパクト化に適している。
スキャナー部10の筺体12の上面10aの奥側の辺に沿って、ADF20を開閉可能に軸支する軸支機構60が配される。
プラテンガラス11に載置された原稿を読み取るときには、ADF20を開放して、原稿をプラテンガラス11上の基準位置に合わせて載置してからADF20を閉じて、その底部に配された押圧板22で原稿が浮かないように押圧しながら上記キャリッジを移動させて、原稿をスキャンして画像データーを生成する。
なお、ADF20を閉じた状態で、ADF20の原稿トレイ21(図1)に載置された原稿束から1枚ずつ原稿を搬送して、上記スキャナー部10の原稿読取用ガラス窓(通過原稿読取用の透光性部材)13の上(原稿読取位置)を通過させて、原稿画像を読み取る、いわゆるシートスルー方式の原稿読取(ADF読み取り)も可能である。このときには、キャリッジは、原稿読取用ガラス窓13の直下に移動させる。
(2)軸支機構60の構成
(2-1)概要
図2に示すように、軸支機構60は、2個のヒンジ61、62(ヒンジ機構)からなり、それらの回動軸心は、スキャナー部10の筐体12の上面10aの奥側の辺に平行な仮想回動中心軸C(支軸の中心線)上に配される。
図3は、上記ヒンジ61の外観斜視図である。
同図に示すように、ヒンジ61は、固定ヒンジ611、可動ヒンジ612、支軸613、および付勢機構(補助機構)614等を備える。なお、ヒンジ62は、ヒンジ61と同様の構成であるため、以下では、ヒンジ61の構造についてのみ説明する。
固定ヒンジ611は、台座6111の上面に、支軸613を保持する一対のフレーム部材6113、6114を立設すると共に、台座6111の下方に断面が矩形で有底の筒状部材6110を付設してなる。
一対のフレーム部材6113、6114の貫通穴に、支軸613が挿通され、当該支軸613を介して、可動ヒンジ612が固定ヒンジ611に対して回動可能に連結される。
そして、台座6111の下方の筒状部材6110が、スキャナー部10の筐体12の上面10a(図2)の奥側に設けられた筒状部材6110の外径断面より若干大きな角穴121(図10参照)に嵌挿され、台座6111の下面が、上面10aの角穴121の周縁部分に当接することにより、固定ヒンジ611が、スキャナー部10に装着される。
これにより固定ヒンジ611が上下方向に移動可能になり、プラテンガラス11に載置された原稿が本等の厚いものである場合に、上方向に固定ヒンジ611が移動し、ADF20の押圧板22と原稿との傾きの差を小さくして、押圧板(原稿マット)22によりできるだけ原稿全体をプラテンガラス11に押圧させて、原稿が部分的にプラテンガラス11から離れることがないようにしている。
可動ヒンジ612は、突出カム6140を備えた中央部6121と、中央部6121から左右両側に伸びる翼部6122、6123を有しており、翼部6122、6123に穿設された貫通孔6122a、6123aを介して、ADF20の底面20a(図2)に設けられたネジ穴(不図示)にネジ留めされることにより、ADF20が、スキャナー部10に対して、開閉可能に軸支されている。
(2-2)付勢機構
付勢機構614は、可動ヒンジ612を付勢して、ADF20を閉める動作に対して、反対方向(矢印B)のモーメント(開放モーメント)を付与するためのものであり、可動ヒンジ612の突出カム6140と、当該突出カム6140に当接する押上板6141と、押上板6141を上向き(Y軸方向)に付勢する圧縮バネ6142(弾性材料)とからなる。
図4(a)~(c)は、ADF20を閉じる際において、その開放角に応じて、付勢機構614によって生じるモーメントの変化を説明するためのヒンジ61の概略側面図であり、便宜上ADF20の図示は省略して、ヒンジ61のみ示している。
なお、付勢機構614において、弾性材料は、付勢力を発生するものであればよく、例えば、板バネや捩りバネを用いて付勢機構を構成することもできる。
図4(a)は、ADF20が上限角度(開放基準位置)まで開いた状態を示しており、図4(b)は、ADF20を開放角θ1まで閉じた状態を示し、図4(c)は、ADF20が完全に閉じられている状態を示している。
各図から分かるように、開放角が小さくなるに連れて、可動ヒンジ612の突出カム6140が、押上板6141を下方に押し下げる量が大きくなって、圧縮バネ6142からの反発力もF1からF3へと次第に大きくなるが、支軸613の中心軸Cから反発力の作用線への垂線の長さ(アーム長)は、r1、r2、r3へと徐々に短くなるため、ADF20を開放する方向へと作用するモーメントM1、M2、M3(反発力×アーム長)の大きさは、一旦大きくなった後、減少していく傾向にある。
その一方で、上記のようにADF20は、スキャナー部10に対して開閉可能に軸支されているので、ADF20の自重によって、可動ヒンジ612を閉じる方向に作用するモーメント(閉じモーメント)が、可動ヒンジ612に作用している。
図5は、開放角θの変化に応じて、付勢機構614による開放モーメントとADF20の自重による閉じモーメントの大小関係の変化を示す図である。
横軸は開放角θの大きさを示し、縦軸は、ADF20に作用するモーメントの大きさを示している。
同図において、実線G1は、上記付勢機構614によってADF20を開放する方向に生じる開放モーメントの変化を示す。開放角θが大きくなるほど開放モーメントは増加し、開放角θ2で最大となって、その後減少する。
なお、開放モーメントが最大となる開放角θ2の値などを含む実線G1の形状は、突出カム6140の形状や圧縮バネ6142のばね係数などにより決定される。
一方、ADF20の自重により発生する閉じモーメントは、支軸613の軸心CからADF20の重心との距離をL、質量をm、重力加速度をgとした場合に、mg*Lcosθとなるため、図5における破線G2で示すように変化する。
開放モーメントと、閉じモーメントは、方向が反対であるが、説明の便宜上、図5では、これらのモーメントの大きさだけを示している。
この図5に示すように、閉じ状態では、実線で示された付勢機構614による開放モーメントよりも、破線で示されたADF20の自重による閉じモーメントの方が大きく、開放角がθ1(例えば15°~20°)の状態で、これらのモーメントが等しくなっている。
開放角がθ1よりも大きくなると、付勢機構614によるモーメントは、ADF20の自重による閉じモーメントよりも僅かに大きくなっており、この開放角の範囲では、ユーザーがADF20から手を離しても、開放角を保ったまま、ADF20が回動せずに静止した、いわゆるフリーストップ状態になる。
これにより、付勢機構614は、ADF20が開放基準位置から、閉じられて、その開放角が所定値(θ1)になるまでは、開放モーメントが閉じモーメント以上として、ADF20が自重により閉じるのを阻止し、ADF20の開放角が所定値(θ1)未満になると、閉じモーメントが開放モーメントより大きくなっており、ADF20から手を離すと落下して閉じる。
なお、フリーストップ状態において、付勢機構614による開放モーメントがADF20の自重による閉じモーメントよりも大きくなっているにも関わらず、ADF20が矢印Bで示す開放方向に回動せずに停止しているのは、ヒンジ61、62内の機械的な静止摩擦力があるためである。
図5に示すように、ADF20の開放角がθ1の状態から、閉じ状態に向かうにつれて、ADF20の自重による閉じモーメントと、付勢機構614によるモーメントとの差が大きくなっているため、ADF20が自重で落下するときの、落下速度を十分に低下させることができず、ADF20が閉められた時に、スキャナー部10との間で、大きな衝撃音が発生し、ユーザーが不快な思いをすることになる。
本実施の形態では、上記衝撃音の発生を抑制するための衝撃緩和機構70を、ADF20の手前側下面に設けている。
(2-3)衝撃緩和機構
衝撃緩和機構70は、図2に示すように、ADF20の下面の押圧板22より手前側に3個のオイルダンパー(衝撃緩和部材)71を配してなる。
図6は、オイルダンパー71の内部構造を説明するため、その円筒状のシリンダー部711の一部を切欠いた図である。
同図に示すようにオイルダンパー71は、シリンダー部711と、シリンダー部711内を液密に摺動するピストン714と、ピストン714を矢印D方向に付勢する圧縮バネ716と、シール部717を介してシリンダー部711の下端の穴718から液密な状態で外部に延出されたピストンロッド712とを備える。
シリンダー部711内のピストン714より仕切られた上部空間711aと下部空間711bは、所定の粘度を有するオイルが充填されると共に、両空間は、ピストン714に穿設された絞り孔715を介して連通している。
また、ピストンロッド712の下端にはゴムなどの弾性材料からなる当接部713が付設される。
この当接部713が、スキャナー部10の上面に当接して力Eを受けて、ピストン714が上方に移動しようとすると、圧縮バネ716の付勢力とピストン714の絞り孔715をオイルが移動する際の抵抗によって、下方から加えられる力Eを減衰させつつピストンロッド712が上方に移動する。
なお、ピストン714が上方(圧縮方向)に移動するとピストン714とともにピストンロッド712もシリンダー部711内に入り込むため、シリンダー部711内の容積が小さくなり過ぎてオイルの行き場がなくなり、ピストンロッド712がストロークできなくなり、オイルダンパー71が機能しなくなるおそれがあるので、ダンパー71内部にはオイルとともに窒素ガスなどの気体を少量封入するのが望ましい。ダンパー71が縮んだ時に当該気体が圧縮されることで、ピストンロッド712のストロークを確保されるからである。
また、本実施の形態では、オイルダンパー71は、取付け用ホルダー72を介してネジ留めによりADF20に取り付けるようにしている。
図7(a)は、円筒状の取付け用ホルダー72内にオイルダンパー71が装着されている状態を示すための図である。同図では取付け用ホルダー72の内部の状態が分かりやすいように、取付け用ホルダー72は手前側半分を切除した状態で示している。
また、図7(b)は、オイルダンパー71が装着された取付け用ホルダー72の外観斜視図である。
図7(a)に示すように、オイルダンパー71は、円筒状の取付け用ホルダー72内に圧入されてしっかりと保持される。取付け用ホルダー72は、その下部にネジ留め用の翼部723を備え、翼部723には、左右対称な位置に貫通孔721、722が穿設されている。この貫通孔721、722にネジ(締結部材)724が挿入され、ADF20の内部のフレームにネジ留めされる。なお、ネジ以外の締結部材として、例えば、スナップフィット機構を用いることも可能である。
図8は、ADF20の前面のメンテナンス用のカバー204(図1参照)を外したときのオイルダンパー71の取付状態を示す図であって、当該取付部分の様子が分かりやすいようにADF20下部の筺体の一部を切り欠いて示している。
同図に示すように、オイルダンパー71を装着した取付け用ホルダー72が、ネジ724を介して、ADF20内部のフレーム203にネジ留めされることより、オイルダンパー71がADF20の手前側に取り付けられる。
当接部713の下端は、ADF20の底板202に穿設された開口202aを介してスキャナー部10の上面に当接している。
このように前面のカバー204のすぐ後ろにオイルダンパー71をネジ留めにより取り付けることにより、カバー204を外すとオイルダンパー71(取付け用ホルダー72)の取付部分が露出され、オイルダンパー71の交換などのメンテナンスが装置正面側から容易に行える。なお、オイルダンパー71は取付け用ホルダー72を介して、ADF20の筺体に直接取り付けるようにしても構わない。
図9(a)、(b)は、本実施の形態において、上記オイルダンパー71の作用効果を説明するための概略図である。
図9(a)に示すように、ADF20の開放角がフリーストップの下限値θ1に達すると、自重による閉じモーメントが付勢機構614による開放モーメントを超え、ユーザーが手を添えない限り、ADF20は落下し始める。
しかし、ADF20の装置手前側(ADF20の開放側)にオイルダンパー71の当接部713がADF20の下面から外部に突出しているため、ADF20の落下動作に連れて、まず、最初に当該当接部713がスキャナー部10の上面に当接するため、オイルダンパー71により落下の衝撃力が減衰されながら、当接部713が後退していき、やがてADF20が完全に閉じた状態で、当接部713の後退が停止する。
本実施の形態では、3個のオイルダンパー71が設置されているので(図3参照)、これらが共同して、ADF20の落下時の衝撃力を吸収してその衝撃音が十分小さくなるように各オイルダンパー71の減衰力が設定されている。
もっとも、個々のオイルダンパー71の減衰力は必ずしも等しい必要はない。減衰力を異ならせる場合には、例えば複数のオイルダンパー71のうち、ADF20の重心に一番近い位置のオイルダンパー71の減衰力を一番大きくすることにより、より効率的に衝撃力を緩和できる。
なお、オイルダンパー71の減衰力は、一般的にシリンダー部711内に封入されたオイルの粘性、絞り孔715の径の大きさや断面形状、および圧縮バネ716のバネ係数などの仕様により決定され、必要な減衰力を発揮するオイルダンパーが選択されてADF20に装着される。
ただし、圧縮バネ716のバネ係数は、ADF20が閉じた状態で、これを当該圧縮バネ716の復元力によりADF20を押し戻すことがなく、ADF20の自重を利用して原稿を十分押さえることができるよう小さめの値に設定されるのが望ましい。
ユーザーが再び、ADF20を開放させると、圧縮バネ716の付勢力により当接部713が押し出されて、図9(a)に示すような元の突出位置に復帰する。
このようにADF20にオイルダンパー71を設置することにより、ADF20が自重により落下して閉じても、オイルダンパー71により衝撃が緩和され、不快な衝撃音の発生を抑制することができる。
しかも、特許文献1のようにヒンジ内にオイルダンパーを設置する必要がないので、ヒンジの鉛直方向のサイズを小さくでき、ひいては原稿読取部100全体のコンパクト化が図れるという効果が得られる。また、オイルダンパーをヒンジの支軸から遠い位置に設置することができるので、減衰力の小さなオイルダンパーを使用でき、コスト的にも優位となる。
<変形例>
以上、本開示の一態様について実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は上述の構成に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施の形態では、オイルダンパー71をADF20の下部であって、押圧板22より手前側の位置に所定の間隔をおいて3個配置したが、ヒンジ以外であって、かつ、ヒンジの支軸の中心線Cよりも手前側(ADF20の開放側)に配置されていれば、衝撃音を緩和できると共に、スキャナー部10のコンパクト化が可能となる。
もっとも、オイルダンパー71は、ADF20を閉じたときに当接部713が原稿読取用ガラス窓(通過原稿読取用の透明部材)13に当接する位置(言い換えれば、ADF20を閉じたときに平面視において、原稿読取用ガラス窓13と重なる位置)には当然ながら配置することができない。シートスルーによる原稿読取りに支障が生ずるからである。
また、プラテンガラス11に載置された原稿にオイルダンパー71の当接部713が当接すると原稿の位置がずれたり、原稿に当接部713の押圧痕が残るおそれがあるので、閉じたときにプラテンガラス11の配された領域内に当接部713が当接するような位置にオイルダンパー71を設置しない方が望ましい。
(2)上記したように複数のオイルダンパー71を配置する場合には、全部同じ減衰力のものを使用する必要は無く、当該取付け位置に応じて必要な減衰力を有するオイルダンパー71を選択して配置すればよい。
オイルダンパー71を、ヒンジ61の支軸613より遠い方から順にP1、P2、P3の各位置に配置した場合、支軸613に最も近い位置P3の場合、落下荷重は比較的大きいが、衝突速度は小さくなり、自由落下高さも小さい。
また、支軸613に最も遠い位置P1の場合、落下荷重は比較的小さいが、衝突速度や、自由落下高さが大きい。位置P2においては、落下荷重、衝突速度、自由落下高さは、位置P1位置P3の場合の中間である。
各位置において必要な吸収エネルギー範囲や衝突速度範囲に応じて、適切な仕様のオイルダンパー71を選択して配置することが望ましい。
また、ADF20内は、本実施の形態の場合、原稿搬送の駆動源や原稿搬送ローラー、ガイドなどが装置正面から見て左側に偏在しており、この部分にオイルダンパー71を内蔵するためのスペースには制約がある。
一方、装置正面から見て、オイルダンパー71を中央または右側に配置する場合、搬送部の機構が無いため比較的配置の自由度がある。
ADF20の重心は、搬送経路部のある左寄りであるため、重心近傍にダンパーを配置すれば左右の均衡が取れた位置で衝撃吸収が可能となる。
したがって、複数のオイルダンパー71が、中心線Cと並行に配置されるような場合には、ADF20の重心に近いものほど減衰力を大きくするのが望ましい。
実際のオイルダンパー71の配置においては、ADF20の大きさ、重さ、重心位置、内部構成およびダンパーの特性やADF20の自由落下高さ、などの要因を総合的に考えて位置およびオイルダンパー71の仕様が決定される。
(3)オイルダンパー71は必ずしも複数である必要はなく、少なくとも一つあれば、衝撃力を緩和することが可能である。一つの場合には、ADF20の重心を通り、中心線Cと直交する直線上か、その近傍に配置するのが望ましい。
(4)上記実施の形態では、ADF20側にオイルダンパー71を設置したが、オイルダンパー71をスキャナー部10の上面側に配置しても同様な効果が得られる。
図10は、スキャナー部10の平面図である。符号81~87は、複数のオイルダンパー71を設置する場合の配置場所の例を示している。
本実施の形態では、プラテンガラス11には最大A3サイズの原稿を載置できるようになっている。なお、プラテンガラス11左上隅の矢印のマーク111は、原稿の位置合わせの基準となるコーナーを示している。
本変形例においてもオイルダンパー71は、ヒンジの設置部分(凹入部121部分)を除き、かつ、ヒンジの支軸の中心線Cよりも手前側に配置される必要がある。また、原稿読取用ガラス窓13や、プラテンガラス11の部分には、オイルダンパー71を設置することができない。原稿の画像が読み取れなくなるからである。
オイルダンパー71を設置する位置に応じて、オイルダンパー71の必要な減衰力が異なることや、設置する個数は少なくとも一つであればよいことなどは、上述のADF20側にオイルダンパー71を設置する場合に説明したことが、そのまま当て嵌まる。
(5)スキャナー部10の原稿載置板やシートスルースキャン用の窓としてガラス材料を用いたが(プラテンガラス11および原稿読取用ガラス窓13)、必ずしもガラス材料でなくても透光性を有するものであれば、例えば、樹脂材料であっても構わない。
(6)上記実施の形態では、ADF20を原稿押えと兼用するようにしたが、ADF20はオプションにして、単に板状の原稿押えを軸支機構により原稿載置板に対して開閉可能なようにしてもよい。
なお、このような場合には、そもそもスキャナー部10にシートスルースキャンのための原稿読取用ガラス窓13は具備していない場合が多いので、オイルダンパー71の配置に当たり、原稿読取用ガラス窓13の位置を除くことを考慮する必要はない。
(7)衝撃緩和部材として、オイルダンパー以外の他のダンパー、例えばエアーダンパーを使用してもよい。
(8)上記の実施の形態では、軸支機構60が2つのヒンジ61、62とからなり、それらが同じ構成である場合について説明した。これに限られず、ヒンジは、場合によっては一つだけでも構わないし、ADF20の重量が大きい場合には、3つ以上あっても構わない。ヒンジが複数ある場合に、少なくとも一つのヒンジに上記付勢機構を設けるようにしてもよい。この場合、ADF20は内部の繰り出しローラーや搬送ローラー、およびこれらを駆動するための駆動モータが配置されている部分に重心が偏っている場合、少なくとも当該重心に一番近いヒンジに、付勢機構を設けることが望ましい。
<補足>
以上、本開示に係る読取装置および画像形成装置について、実施の形態および変形例に基づいて説明したが、本開示は、上記の実施の形態および変形例に限定されるものではない。上記実施の形態および変形例に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態および変形例における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本開示に含まれる。
本開示は、原稿載置板に載置された原稿の画像を読み取る読取装置および当該読取装置を備えた画像形成装置に広く適用することができる。
10 スキャナー部
11 プラテンガラス(原稿載置板)
20 自動原稿搬送部(ADF)
22 押圧板
60 軸支機構
61、62 ヒンジ
100 原稿読取部(読取装置)
611 固定ヒンジ
612 可動ヒンジ
613 支軸
614 付勢機構(補助機構)
6142 圧縮バネ
71 オイルダンパー(衝撃緩和部材)
72 取付け用ホルダー
711 シリンダー部
712 ピストンロッド
713 当接部
714 ピストン
724 ネジ(締結部材)

Claims (7)

  1. 上面に配された透光性を有する原稿載置板を介して原稿の画像を読み取る原稿読取部と、ヒンジにより前記原稿読取部の上面に対して開閉可能に軸支され、前記原稿載置板上の原稿を上方から押圧する原稿押えとを有する読取装置であって、
    前記原稿押えがその自重によって落下して閉じるときの前記原稿読取部の上面との衝撃を緩和する少なくとも一つの衝撃緩和部材が、前記ヒンジ内ではなく、前記原稿押え下面の、前記ヒンジによる軸支位置より前記原稿押えの開放側の位置に配されている
    ことを特徴とする読取装置。
  2. 上面に配された透光性を有する原稿載置板を介して原稿の画像を読み取る原稿読取部と、ヒンジにより前記原稿読取部の上面に対して開閉可能に軸支され、前記原稿載置板上の原稿を上方から押圧する原稿押えとを有する読取装置であって、
    前記原稿押えがその自重によって落下して閉じるときに前記原稿読取部の上面との衝撃を緩和する少なくとも一つの衝撃緩和部材が、前記ヒンジ内ではなく、前記原稿読取部の上面の、前記原稿載置板の配された領域以外であって、かつ、前記ヒンジによる軸支位置より前記原稿押えが開放される側の位置に配されている
    ことを特徴とする読取装置。
  3. 前記ヒンジは、前記原稿押えに開放する方向のモーメントを付与して、所定の開放角になるまでは前記原稿押えがその自重により落下して閉じないように補助する補助機構を有し、
    前記所定の開放角より小さくなると前記原稿押えが自重により落下する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の読取装置。
  4. 前記原稿押えは、原稿を前記原稿読取部に設けられた原稿読取位置を通過させるように搬送する原稿搬送装置であり、前記衝撃緩和部材は、前記原稿搬送装置が閉じたとき、前記原稿読取位置に配された通過原稿読取用の透光性部材と、平面視において重ならない位置に配される
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の読取装置。
  5. 前記原稿押えは、原稿を前記原稿読取部に設けられた原稿読取位置を通過させるように搬送する原稿搬送装置であり、前記衝撃緩和部材は、取付け用ホルダーを介して、締結部材により前記原稿搬送装置の筺体もしくは内部フレームに取付けられており、当該締結部材による締結を解除することにより、原稿搬送装置本体から取り外すことが可能である
    ことを請求項1に記載の読取装置。
  6. 前記原稿搬送装置の筺体は、前記軸支されている側とは反対側の前面に、取り外し可能なカバーを含み、当該カバーを取り外すことにより、前記取付け用ホルダーの締結部が露出されることを
    特徴とする請求項5に記載の読取装置。
  7. 原稿画像を読み取る読取部と前記読取部で読み取った原稿画像に基づき画像を形成する画像形成部を備えた画像形成装置であって、
    前記読取部として、請求項1から6までのいずれか1項に記載の読取装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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