JP2022180766A - 方立塞ぎ部材および外動片引き窓 - Google Patents
方立塞ぎ部材および外動片引き窓 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022180766A JP2022180766A JP2021087442A JP2021087442A JP2022180766A JP 2022180766 A JP2022180766 A JP 2022180766A JP 2021087442 A JP2021087442 A JP 2021087442A JP 2021087442 A JP2021087442 A JP 2021087442A JP 2022180766 A JP2022180766 A JP 2022180766A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mullion
- closing member
- closing
- sliding window
- blocking member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 title claims abstract description 120
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 47
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 47
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 36
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 36
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 abstract description 12
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 6
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 3
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000002362 mulch Substances 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)
Abstract
【課題】外動片引き窓の室内側の障子の召合せ方立の樹脂カバーから方立塞ぎ部材を容易に取り外すことにより召合せ方立の樹脂カバーのメンテナンス作業を容易に行う。
【解決手段】窓枠に固定された室内側固定障子16の召合せ方立16dが金属部材16d1およびその金属部材16d1を覆う樹脂カバー16d2で構成された外動片引き窓の召合せ方立16dの上端部および/または下端部を塞ぐ方立塞ぎ部材であって、召合せ方立16dに固定されると共に、被嵌合部が設けられた樹脂製の第1塞ぎ部材と、第1塞ぎ部材の被嵌合部に嵌合する嵌合部が設けられ、第1塞ぎ部材の被嵌合部を覆うように第1塞ぎ部材に取付けられる樹脂製の第2塞ぎ部材とを有する
【選択図】図1
【解決手段】窓枠に固定された室内側固定障子16の召合せ方立16dが金属部材16d1およびその金属部材16d1を覆う樹脂カバー16d2で構成された外動片引き窓の召合せ方立16dの上端部および/または下端部を塞ぐ方立塞ぎ部材であって、召合せ方立16dに固定されると共に、被嵌合部が設けられた樹脂製の第1塞ぎ部材と、第1塞ぎ部材の被嵌合部に嵌合する嵌合部が設けられ、第1塞ぎ部材の被嵌合部を覆うように第1塞ぎ部材に取付けられる樹脂製の第2塞ぎ部材とを有する
【選択図】図1
Description
本発明は、窓枠に固定された室内側固定障子の召合せ方立が金属部材およびその金属部材を覆う樹脂カバーで構成された外動片引き窓の召合せ方立の上端部および/または下端部を塞ぐ方立塞ぎ部材に関する。
最近のサッシ窓は、高断熱性および省エネ性等を確保する観点から窓枠および障子の框がアルミ等の金属部材およびその金属部材を覆うように設けた樹脂カバーで構成した複合サッシ窓が広く普及しており、引違い窓においては、内召合框の上端部および/または下端部を樹脂製の塞ぎ部材で覆っている(例えば、特許文献1)。また、マンション等においては、室内側の障子が固定(FIX窓)で、室外側の障子が上枠および下枠に設けられたレールに沿って開閉(スライド)する外動片引き窓が多く採用されている(例えば、特許文献2)。
このような金属部材および樹脂カバーで窓枠および障子の框を構成した外動片引き窓においては、引違い窓における内召合框が窓枠に固定された室内側の障子の召合せ方立となり、その召合せ方立の上端部および下端部にはそれぞれ上端部と下端部とを塞ぐ方立塞ぎ部材を嵌合やネジ等で取り付け、上端部および下端部の方立塞ぎ部材がそれぞれ窓枠に係合するように構成している。
しかしながら、上述の外動片引き窓の方立塞ぎ部材は、窓枠に固定された室内側の障子の召合せ方立の上端部および/または下端部に嵌合やネジ等で取り付け、上端部および下端部の方立塞ぎ部材がそれぞれ窓枠に係合するように構成しているため、召合せ方立から方立塞ぎ部材を取り外すことが困難で、引違い窓の内召合框に該当する召合せ方立の樹脂カバーを交換する等、召合せ方立の樹脂カバーのメンテナンス作業が非常に困難であるという問題があった。
そこで、本発明はこのような問題点を解決するためなされたもので、外動片引き窓の室内側の障子の召合せ方立の樹脂カバーから方立塞ぎ部材を容易に取り外すことにより召合せ方立の樹脂カバーのメンテナンス作業を容易に行うことができる方立塞ぎ部材、およびそのような該方立塞ぎ部材を有する外動片引き窓を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る外動片引き窓の方立塞ぎ部材は、窓枠に固定された室内側固定障子の召合せ方立が金属部材およびその金属部材を覆う樹脂カバーで構成された外動片引き窓の前記召合せ方立の上端部および/または下端部を塞ぐ方立塞ぎ部材であって、前記召合せ方立に固定されると共に、被嵌合部が設けられた樹脂製の第1塞ぎ部材と、前記第1塞ぎ部材の被嵌合部に嵌合する嵌合部が設けられ、前記第1塞ぎ部材の被嵌合部を覆うように前記第1塞ぎ部材に取付けられる樹脂製の第2塞ぎ部材とを有することを特徴とする。
また、本発明に係る方立塞ぎ部材では、前記第1塞ぎ部材および第2塞ぎ部材は、外動片引き窓の召合せ方立の上端部に設けられ、前記第1塞ぎ部材は、前記方立の側面に対向する側面に凹部が設けられ、その凹部で前記召合せ方立に固定されると共に、その凹部が前記被嵌合部となる一方、前記第2塞ぎ部材は、前記方立の側面に対向する側面に凸部が設けられ、その凸部が前記第1塞ぎ部材の被嵌合部である前記凹部に嵌合して前記凹部を覆うように前記第1塞ぎ部材に取付けられることも特徴とする。
また、本発明に係る外動片引き窓の方立塞ぎ部材では、前記第1塞ぎ部材および第2塞ぎ部材は、外動片引き窓の召合せ方立の下端部に設けられ、前記第1塞ぎ部材は、前記方立の正面に対向する側面に取付孔が設けられると共に、その取付孔よりも突出した前記被嵌合部が設けられている一方、前記第2塞ぎ部材は、前記方立の正面に対向する側面に前記被嵌合部に向かって突出した前記嵌合部が設けられ、前記嵌合部が前記第1塞ぎ部材の前記被嵌合部に嵌合して前記取付孔および前記被嵌合部を覆うように前記第1塞ぎ部材に取付けられることも特徴とする。
また、本発明に係る外動片引き窓の方立塞ぎ部材では、上枠および下枠には、それぞれのレールに沿って少なくも召合せ方立の近傍にゴム製の枠側気密材が設けられている一方、前記第1塞ぎ部材および第2塞ぎ部材には、前記枠側気密材に弾接する塞ぎ部材側気密材が設けられていることも特徴とする。
また、本発明に係る外動片引き窓は、窓枠に少なくとも一つの固定障子を設けた外動片引き窓であって、前記固定障子の召合せ方立に上述のいずれかの方立塞ぎ部材を装着したことを特徴とする。
また、本発明に係る方立塞ぎ部材では、前記第1塞ぎ部材および第2塞ぎ部材は、外動片引き窓の召合せ方立の上端部に設けられ、前記第1塞ぎ部材は、前記方立の側面に対向する側面に凹部が設けられ、その凹部で前記召合せ方立に固定されると共に、その凹部が前記被嵌合部となる一方、前記第2塞ぎ部材は、前記方立の側面に対向する側面に凸部が設けられ、その凸部が前記第1塞ぎ部材の被嵌合部である前記凹部に嵌合して前記凹部を覆うように前記第1塞ぎ部材に取付けられることも特徴とする。
また、本発明に係る外動片引き窓の方立塞ぎ部材では、前記第1塞ぎ部材および第2塞ぎ部材は、外動片引き窓の召合せ方立の下端部に設けられ、前記第1塞ぎ部材は、前記方立の正面に対向する側面に取付孔が設けられると共に、その取付孔よりも突出した前記被嵌合部が設けられている一方、前記第2塞ぎ部材は、前記方立の正面に対向する側面に前記被嵌合部に向かって突出した前記嵌合部が設けられ、前記嵌合部が前記第1塞ぎ部材の前記被嵌合部に嵌合して前記取付孔および前記被嵌合部を覆うように前記第1塞ぎ部材に取付けられることも特徴とする。
また、本発明に係る外動片引き窓の方立塞ぎ部材では、上枠および下枠には、それぞれのレールに沿って少なくも召合せ方立の近傍にゴム製の枠側気密材が設けられている一方、前記第1塞ぎ部材および第2塞ぎ部材には、前記枠側気密材に弾接する塞ぎ部材側気密材が設けられていることも特徴とする。
また、本発明に係る外動片引き窓は、窓枠に少なくとも一つの固定障子を設けた外動片引き窓であって、前記固定障子の召合せ方立に上述のいずれかの方立塞ぎ部材を装着したことを特徴とする。
本発明に係る方立塞ぎ部材は、外動片引き窓の窓枠に固定された室内側固定障子の召合せ方立に固定されると共に、被嵌合部が設けられた樹脂製の第1塞ぎ部材と、第1塞ぎ部材の被嵌合部に嵌合する嵌合部が設けられ、第1塞ぎ部材の被嵌合部の覆うように第1塞ぎ部材に取付けられる樹脂製の第2塞ぎ部材とを有する。
そのため、本発明によれば、方立塞ぎ部材が第1塞ぎ部材と第2塞ぎ部材とに分割して構成されたため、方立塞ぎ部材を1ピースで構成した従来の場合よりも、外動片引き窓の室内側の障子の召合せ方立の樹脂カバーから方立塞ぎ部材を容易に取り外すことができ、召合せ方立の樹脂カバーのメンテナンス作業を容易に行うことができる。
そのため、本発明によれば、方立塞ぎ部材が第1塞ぎ部材と第2塞ぎ部材とに分割して構成されたため、方立塞ぎ部材を1ピースで構成した従来の場合よりも、外動片引き窓の室内側の障子の召合せ方立の樹脂カバーから方立塞ぎ部材を容易に取り外すことができ、召合せ方立の樹脂カバーのメンテナンス作業を容易に行うことができる。
以下、本発明に係る実施形態1,2の外動片引き窓およびその方立塞ぎ部材について図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態1,2の外動片引き窓およびその方立塞ぎ部材は、長さ等の数値を含めあくまで本発明の一例であり、本発明が下記に説明する実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で適宜変更可能である。
実施形態1.
本発明に係る実施形態1の外動片引き窓の方立塞ぎ部材2は、例えば、図1に示すような室内側の障子(以下、室内側固定障子という。)16が固定(FIX)で,室外側の障子15(以下、室外側可動障子という。)が窓枠のレールに沿って開閉する外動片引き窓1の方立の上部に設置する方立塞ぎ部材である。まずは、図1に示す外動片引き窓1の概略構成から説明する。
本発明に係る実施形態1の外動片引き窓の方立塞ぎ部材2は、例えば、図1に示すような室内側の障子(以下、室内側固定障子という。)16が固定(FIX)で,室外側の障子15(以下、室外側可動障子という。)が窓枠のレールに沿って開閉する外動片引き窓1の方立の上部に設置する方立塞ぎ部材である。まずは、図1に示す外動片引き窓1の概略構成から説明する。
<実施形態1の方立塞ぎ部材2が適用される外動片引き窓1の構成>
本発明に係る実施形態1の方立塞ぎ部材2が適用される外動片引き窓1は、例えば、図1~図3に示すように、上枠11、下枠12、および左右の縦枠13,14により四周枠組みしたサッシ枠の中に、例えば下枠12を構成する金属製下枠12aの屋外側に形成されたレール12a1(図3等参照。)を走行する室外側可動障子15と、室外側可動障子15の内側となる屋内側に固定された室内側固定障子16とを納めて構成される。
本発明に係る実施形態1の方立塞ぎ部材2が適用される外動片引き窓1は、例えば、図1~図3に示すように、上枠11、下枠12、および左右の縦枠13,14により四周枠組みしたサッシ枠の中に、例えば下枠12を構成する金属製下枠12aの屋外側に形成されたレール12a1(図3等参照。)を走行する室外側可動障子15と、室外側可動障子15の内側となる屋内側に固定された室内側固定障子16とを納めて構成される。
ここで、窓枠を構成する上枠11、下枠12、および左右の縦枠13,14は、それぞれ、アルミニウム等から構成される金属製上枠11a、金属製下枠12a、および金属製縦枠13a,14aと、塩化ビニール樹脂等の樹脂製上枠11b、樹脂製下枠12b、および樹脂製縦枠13b,14b等から構成される。
室外側可動障子15は、図2および図3に示すように、上框15a、下框15b、縦框15cおよび召合せ框15dで囲まれた開口部に2枚のガラス15e,15eを所定間隔離した複層ガラスを設け、下框15bに設けた戸車(図示せず。)によって下枠12に形成されたレール12a1上を走行できるように構成されている。
室内側固定障子16は、図2および図3に示すように、上アタッチ16a、下アタッチ16b、縦アタッチ16cおよび召合せ方立16dで囲まれた開口部に2枚のガラス16e,16eを所定間隔離した複層ガラスを設け、外動片引き窓1を構成する上枠11や下枠12、内観右側の縦枠4にネジ等で固定して設けられている。
上アタッチ16a、下アタッチ16b、縦アタッチ16cおよび召合せ方立16dは、それぞれ、高断熱性および結露防止等の観点からアルミニウム等の金属部材と塩化ビニール樹脂等の樹脂カバーで構成されており、召合せ方立16dもアルミニウム等の金属部材16d1および樹脂カバー16d2で構成されている。
<実施形態1の外動片引き窓1の方立塞ぎ部材2の構成>
実施形態1の方立塞ぎ部材2は、上述のように構成された外動片引き窓1の召合せ方立16dの上端部を後述する図8および図9に示すように塞ぐ方立塞ぎ部材で、上部第1塞ぎ部材21と、上部第2塞ぎ部材22との2部材に分割して構成されている。
実施形態1の方立塞ぎ部材2は、上述のように構成された外動片引き窓1の召合せ方立16dの上端部を後述する図8および図9に示すように塞ぐ方立塞ぎ部材で、上部第1塞ぎ部材21と、上部第2塞ぎ部材22との2部材に分割して構成されている。
(上部第1塞ぎ部材21)
上部第1塞ぎ部材21は、図8および図9に示すように召合せ方立16dにネジ等で固定される樹脂製の部材であり、図4~図6に示すような形状に形成されている。
上部第1塞ぎ部材21は、図8および図9に示すように召合せ方立16dにネジ等で固定される樹脂製の部材であり、図4~図6に示すような形状に形成されている。
つまり、上部第1塞ぎ部材21は、主に召合せ方立16d上端部の室外側可動障子15側の側面を覆う上部第1塞ぎ可動障子側面部21aと、その上部第1塞ぎ可動障子側面部21aの室内側端部から直交するように曲がり、召合せ方立16d上端部の室内側面を覆う上部第1塞ぎ室内側面部21bとを有する。
上部第1塞ぎ可動障子側面部21aの下方には、上部第2塞ぎ部材22の後述する嵌合用凸部22a1が嵌合する円形に凹んだ被嵌合凹部21a1が形成されていると共に、その被嵌合凹部21a1の中心には召合せ方立16d上端部の室外側可動障子15側面に固定するためのネジが外側から挿入されるネジ通し孔21a2が設けられている。そのため、被嵌合凹部21a1は、ネジの頭部の外径より大きい内径を有すると共に、ネジの頭部の高さおよび上部第2塞ぎ部材22の嵌合用凸部22a1の突出量より大きい深さを有し、上部第2塞ぎ部材22の嵌合用凸部22a1が嵌合した際、ネジの頭部を隠すことができる。
また、上部第1塞ぎ可動障子側面部21aの室外側端部には、召合せ方立16dに装着した際に、召合せ方立16dのゴム製の方立側気密材16d3(図2参照。)に連続するように3列並んだゴム製の塞ぎ部材側気密材21a3を設けている。
さらに、上部第1塞ぎ可動障子側面部21aの内側面側には、ネジ通し孔21a2の上方に召合せ方立16dの金属部材16d1に設けられたネジ通し孔(上アタッチ16a1のタッピングホールと同一芯)に位置決め等のため嵌合するように円筒状に突出したネジ孔嵌合凸部21a4を設けていると共に、召合せ方立16dの金属部材16d1(図8参照。)に係合する爪部21a51を有し、召合せ方立16dに対する上部第1塞ぎ部材21の仮留め等を行う係合片21a5を設けている。係合片21a5は、ネジ通し孔21a2にネジを通す前でも上部第1塞ぎ部材21を召合せ方立16dに弾性力によって仮留めできるように室外側、すなわち塞ぎ部材側気密材21a3側に向って傾斜して設けられている。
上部第1塞ぎ室内側面部21bは、上部第1塞ぎ可動障子側面部21aの正面形状に従って鉛直面部21b1と、傾斜面部21b2とを備え、傾斜面部21b2下端部には、図5(a),(b)等に示すように上部第2塞ぎ部材22の後述する係合部22c1が挿入して係合する係合用凹部21b21を設けている。
(上部第2塞ぎ部材22)
上部第2塞ぎ部材22は、上部第1塞ぎ部材21とは別部材で構成され、後述する図8および図9に示すように上部第1塞ぎ部材21に嵌合して召合せ方立16dに設けられる樹脂製の部材で、図7(a)~(c)に示すように上部第1塞ぎ部材21の上部第1塞ぎ可動障子側面部21aの外側に設けられる上部第2塞ぎ可動障子側面部22aと、その上部第2塞ぎ可動障子側面部22aの室内側端部から直交するように曲がって延び上部第1塞ぎ部材21の上部第1塞ぎ室内側面部21bの下方を塞ぐように設けられた上部第2塞ぎ室内側面部22bと、上部第2塞ぎ室内側面部22bの上端部から室外側へ直交するように曲がって召合せ方立16dの金属部材16d1および樹脂カバー16d2の間の隙間等を塞ぐ上部第2塞ぎ上側面部22cとから構成されている。
上部第2塞ぎ部材22は、上部第1塞ぎ部材21とは別部材で構成され、後述する図8および図9に示すように上部第1塞ぎ部材21に嵌合して召合せ方立16dに設けられる樹脂製の部材で、図7(a)~(c)に示すように上部第1塞ぎ部材21の上部第1塞ぎ可動障子側面部21aの外側に設けられる上部第2塞ぎ可動障子側面部22aと、その上部第2塞ぎ可動障子側面部22aの室内側端部から直交するように曲がって延び上部第1塞ぎ部材21の上部第1塞ぎ室内側面部21bの下方を塞ぐように設けられた上部第2塞ぎ室内側面部22bと、上部第2塞ぎ室内側面部22bの上端部から室外側へ直交するように曲がって召合せ方立16dの金属部材16d1および樹脂カバー16d2の間の隙間等を塞ぐ上部第2塞ぎ上側面部22cとから構成されている。
上部第2塞ぎ可動障子側面部22aには、上部第1塞ぎ部材21の上部第1塞ぎ可動障子側面部21aに対向する内側面側に、上部第1塞ぎ可動障子側面部21aの凹んだネジ通し孔21a2に嵌合するU字形状または半円形状ないしは一部欠落円形状の嵌合用凸部22a1が設けられている。
上部第2塞ぎ上側面部22cには、室外側に向ってさらに延び、上部第1塞ぎ部材21の上部第1塞ぎ室内側面部21b下端部の係合用凹部21b21に係合する係合部22c1が設けられている。
<実施形態1の外動片引き窓1の方立塞ぎ部材2の使用状態>
次に以上のように構成された実施形態1の外動片引き窓1の方立塞ぎ部材2の使用状態等について説明する。
次に以上のように構成された実施形態1の外動片引き窓1の方立塞ぎ部材2の使用状態等について説明する。
本発明に係る実施形態1の方立塞ぎ部材2を図1~図3に示す外動片引き窓1の召合せ方立16dの上端部に装着する場合、まずはこの方立塞ぎ部材2を構成する上部第1塞ぎ部材21をネジで外動片引き窓1の召合せ方立16dの上端部に固定し、次いで固定した上部第1塞ぎ部材21に対し第2塞ぎ部材22を嵌合して、図8および図9に示すように装着する。
その際、上部第1塞ぎ部材21には、上部第1塞ぎ可動障子側面部21aの内側面側に設けられた円筒状に突出したネジ孔嵌合凸部21a4を召合せ方立16dの金属部材16d1に設けられた被係合孔部16d11(図8参照。)に嵌合させて位置決め等を行うと共に、係合片21a5先端の爪部21a51を召合せ方立16dの金属部材16d1の被係合部16d12(図8等参照。)に係合して召合せ方立16dに対し上部第1塞ぎ部材21の仮留めを行った後、上部第1塞ぎ可動障子側面部21aのネジ通し孔21a2からネジ(図示せず。)を挿入して召合せ方立16dの金属部材16d1の上端部に固定する。
そのため、上部第1塞ぎ部材21は、召合せ方立16dの上端部にネジで固定する前に、上部第1塞ぎ可動障子側面部21aの内側面に設けたネジ孔嵌合凸部21a4で位置合わせ等を行うことができると共に、係合片21a5により召合せ方立16dに仮留めを行うことができるので、上部第1塞ぎ部材21の装着時の作業性を向上させることができる。
次に、召合せ方立16dの上端部に取付けた上部第1塞ぎ部材21の外側から覆うように上部第2塞ぎ部材22の上部第2塞ぎ可動障子側面部22aの嵌合用凸部22a1(図7等参照。)を上部第1塞ぎ部材21のネジ通し孔21a2(図4等参照。)に嵌合すると共に、係合部22c1を上部第1塞ぎ部材21の上部第1塞ぎ室内側面部21b下端部の係合用凹部21b21に係合することにより上部第1塞ぎ部材21に上部第2塞ぎ部材22を取付け、上部第1塞ぎ部材21および上部第2塞ぎ部材22からなる実施形態1の方立塞ぎ部材2の装着が完了する。
そして、内召合框である召合せ方立16dの樹脂カバー16d2を交換する等、召合せ方立16dのメンテナンス作業を行う場合には、召合せ方立16dの上端部では、以上説明した実施形態1の方立塞ぎ部材2の装着作業とは逆の作業、すなわちまずは上部第1塞ぎ部材21から上部第2塞ぎ部材22を取り外し、その後、そのネジを取り外して召合せ方立16dから上部第1塞ぎ部材21を取り外して召合せ方立16dの樹脂カバー16d2を交換する等、召合せ方立16dのメンテナンス作業を行えば良い。
<本発明に係る実施形態1の方立塞ぎ部材2のまとめ>
従って、本発明に係る実施形態1の方立塞ぎ部材2は、外動片引き窓1の窓枠に固定された室内側固定障子16の召合せ方立16dに固定されると共に、上部第2塞ぎ部材22の嵌合用凸部22a1が嵌合する被嵌合凹部21a1が設けられた樹脂製の上部第1塞ぎ部材21と、上部第1塞ぎ部材21の被嵌合凹部21a1に嵌合する嵌合用凸部22a1が設けられ、その被嵌合部21a1を覆うように上部第1塞ぎ部材21に取付けられる樹脂製の上部第2塞ぎ部材22とを有する。
従って、本発明に係る実施形態1の方立塞ぎ部材2は、外動片引き窓1の窓枠に固定された室内側固定障子16の召合せ方立16dに固定されると共に、上部第2塞ぎ部材22の嵌合用凸部22a1が嵌合する被嵌合凹部21a1が設けられた樹脂製の上部第1塞ぎ部材21と、上部第1塞ぎ部材21の被嵌合凹部21a1に嵌合する嵌合用凸部22a1が設けられ、その被嵌合部21a1を覆うように上部第1塞ぎ部材21に取付けられる樹脂製の上部第2塞ぎ部材22とを有する。
そのため、実施形態1の方立塞ぎ部材2は、上部第1塞ぎ部材21と上部第2塞ぎ部材22の2部材に分割して構成され、上部第2塞ぎ部材22は上部第1塞ぎ部材21に対し嵌合用凸部22a1と被嵌合凹部21a1による嵌合によって取り付けられているため、外動片引き窓1の召合せ方立16dから容易に取り外すことが可能であり、外動片引き窓1の召合せ方立16dの樹脂カバー16d2の交換等の召合せ方立16dのメンテナンス作業を容易に行うことができる。
特に、上部第1塞ぎ部材21の被嵌合凹部21a1は、召合せ方立16dに上部第1塞ぎ部材21を固定するネジの頭部の外径より大きい内径を有すると共に、そのネジの頭部の高さおよび上部第2塞ぎ部材22の嵌合用凸部22a1の突出量より大きい深さを有するため、上部第2塞ぎ部材22の嵌合用凸部22a1が嵌合した際、ネジの頭部を隠すことができ、意匠性も向上させることができる。
また、本発明に係る実施形態1の方立塞ぎ部材2では、上部第1塞ぎ部材21の上部第1塞ぎ室内側面部21bには、図5(a),(b)等に示すように係合用凹部21b21を設ける一方、上部第2塞ぎ部材22の上部第2塞ぎ室内側面部22bの上端部には、その係合用凹部21b21に係合する係合部22c1を設けている。
そのため、上部第1塞ぎ部材21に対し上部第2塞ぎ部材22をより確実に取り付けることができる。
また、本発明に係る実施形態1の方立塞ぎ部材2では、上部第1塞ぎ部材21には、召合せ方立16dの金属部材16d1の被係合部16d12(図8等参照。)に係合する係合片21a5の爪部21a51を設けている。
そのため、上部第1塞ぎ部材21を召合せ方立16dに取付ける際、係合片21a5の爪部21a51によって上部第1塞ぎ部材21を召合せ方立16dに仮留めすることが可能となるので、方立塞ぎ部材2の取付け作業性を向上させることができる。
また、本発明に係る実施形態1の方立塞ぎ部材2では、外動片引き窓1の上枠11および下枠12には、それぞれのレールに沿って少なくも召合せ方立16dの近傍にゴム製の枠側気密材11c,12cを設ける一方、上側第1塞ぎ部材21には、上枠11の枠側気密材11cに弾接する塞ぎ部材側気密材21a3を設けている。
そのため、実施形態1の方立塞ぎ部材2を召合せ方立16dに装着すると、召合せ方立16dの上端部において上側第1塞ぎ部材21の塞ぎ部材側気密材21a3上端部が枠側気密材11cに弾接するので、外動片引き窓1の召合せ方立16d上端部の気密性および水密性をより向上させることができる。
尚、上記実施形態1の説明では、図1に示すように室内側固定障子16の片側に1枚の室外側可動障子15を開閉可能に設けた外動片引き窓1を一例に説明したが本発明では、これに限らず、例えば、図10に示す室内側固定障子16’の両側にそれぞれ室外側可動障子15’を設けた外動片引き窓1’に適用するようにしても勿論良い。
実施形態2.
次に、本発明に係る実施形態2の方立塞ぎ部材2’について説明する。上記実施形態1の方立塞ぎ部材2の説明では、図2や図3に示すように高さ寸法が小さい外動片引き窓の室内側への突出量が小さい召合せ方立16dに取付ける方立塞ぎ部材2を一例に説明したが、実施形態2の方立塞ぎ部材2’では、高さ寸法が大きい外動片引き窓の室内側への突出量が大きい召合せ方立16d’に取付ける方立塞ぎ部材について説明する。
次に、本発明に係る実施形態2の方立塞ぎ部材2’について説明する。上記実施形態1の方立塞ぎ部材2の説明では、図2や図3に示すように高さ寸法が小さい外動片引き窓の室内側への突出量が小さい召合せ方立16dに取付ける方立塞ぎ部材2を一例に説明したが、実施形態2の方立塞ぎ部材2’では、高さ寸法が大きい外動片引き窓の室内側への突出量が大きい召合せ方立16d’に取付ける方立塞ぎ部材について説明する。
図11は本発明に係る実施形態2の外動片引き窓の方立塞ぎ部材2’を設置する外動片引き窓1”の横断面図、図12はその縦断面図である。尚、図11および図12に示す外動片引き窓1”において、図2および図3に示す外動片引き窓1と同じ構成には、同じ符号を付して説明を省略する。
図11および図12に示す外動片引き窓1”では、召合せ方立16d”の室内側への突出量が、図2および図3に示す外動片引き窓1の召合せ方立16dの室内側への突出量よりも大きい点のみが異なり、召合せ方立16d”の横幅である見付け寸法は、図2および図3に示す外動片引き窓1の召合せ方立16dと同じである。
そのため、本発明に係る実施形態2の方立塞ぎ部材2’では、第1塞ぎ部材として上述した実施形態1の方立塞ぎ部材2の上部第1塞ぎ部材21と同じ物を使用し、上部第2塞ぎ部材22’のみ異なる物を使用する。
図13(a)~(c)は、それぞれ、図11よび図12に示す外動片引き窓1”の召合せ方立16d”の上端部に取付ける本発明に係る実施形態2の方立塞ぎ部材2’を構成する上部第2塞ぎ部材22’の平面図、正面図、右側面図である。
図13(a)~(c)に示す実施形態2の方立塞ぎ部材2’を構成する上部第2塞ぎ部材22’は、図11よび図12に示す外動片引き窓1”の召合せ方立16d”上端部に設けるため、上部第2塞ぎ室内側面部22b’の横幅である見付け寸法は同じであるものの、召合せ方立16d”を構成する金属部材16d1”および樹脂カバー16d2”の室内方向への突出量である見込み寸法が大きいため、上部第2塞ぎ可動障子側面部22a’の見込み寸法を実施形態1の方立塞ぎ部材2を構成する上部第2塞ぎ部材22の上部第2塞ぎ可動障子側面部22aよりも大きく形成すると共に、上部第2塞ぎ上側面部22c’の見込み寸法も大きく形成し、さらには上部第2塞ぎ可動障子側面部22a’に対向するように第2塞ぎ可動障子反対面部22d’を設けている。
そして、上部第2塞ぎ可動障子側面部22a’には、上部第1塞ぎ部材21の上部第1塞ぎ可動障子側面部21aに対向する内側面側に、実施形態1の嵌合用凸部22a1と同様に上部第1塞ぎ可動障子側面部21aの凹んだネジ通し孔21a2に嵌合する嵌合用凸部22a1’を設けている。
なお、召合せ方立16d”の金属部材16d1”および樹脂カバー16d2”の室内側方向への室内方向への突出量が大きいため、上部第2塞ぎ上側面部22c’には、上部第1塞ぎ部材21の上部第1塞ぎ室内側面部21b下端部の係合用凹部21b21に係合する係合部22c1ではなく、上部第2塞ぎ上側面部22c’の下面側に、金属部材16d1”および樹脂カバー16d2”の左右上端部の隙間に挿入され、先端部の爪部22c11’が金属部材16d1”に形成された被係合孔部16d11”(図14,図15参照。)等に係合する一対の係合部22c1’,22c1’を設けている。
以上のように構成された実施形態2の上部第2塞ぎ部材22’と、実施形態1の上部第1塞ぎ部材21とにより本発明に係る実施形態2の方立塞ぎ部材2’が構成可能となり、このような2部材で構成された実施形態2の方立塞ぎ部材2’を使用して図11よび図12に示す外動片引き窓1”の召合せ方立16d”の上端部に装着すると、図14および図15に示すように本発明に係る実施形態2の方立塞ぎ部材2’を取付けることができる。
<本発明に係る実施形態2の方立塞ぎ部材2’のまとめ>
従って、本発明に係る実施形態2の方立塞ぎ部材2’によれば、実施形態1の方立塞ぎ部材2と同様に、上部第1塞ぎ部材21と上述の上部第2塞ぎ部材22’の2部材に分割して構成したため、実施形態1の方立塞ぎ部材2と同様に外動片引き窓1の召合せ方立16d”から容易に取り外すことが可能となり、外動片引き窓1”の召合せ方立16d”の樹脂カバー16d2”の交換等の召合せ方立16d”のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
従って、本発明に係る実施形態2の方立塞ぎ部材2’によれば、実施形態1の方立塞ぎ部材2と同様に、上部第1塞ぎ部材21と上述の上部第2塞ぎ部材22’の2部材に分割して構成したため、実施形態1の方立塞ぎ部材2と同様に外動片引き窓1の召合せ方立16d”から容易に取り外すことが可能となり、外動片引き窓1”の召合せ方立16d”の樹脂カバー16d2”の交換等の召合せ方立16d”のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
特に、実施形態2の方立塞ぎ部材2’では、実施形態1の方立塞ぎ部材2の上部第1塞ぎ部材21と同じ物を使用することができ、上部第2塞ぎ部材22’のみ異なる物を用意すれば対応することができるため、製造コストや管理コストを低減することができる。
また、実施形態2の方立塞ぎ部材2’の場合も、実施形態1の方立塞ぎ部材2と同様に、図1に示すような室内側固定障子16の片側1枚の室外側可動障子15を開閉可能に設けた外動片引き窓1に適用するだけでなく、図10に示すような室内側固定障子16’の両側にそれぞれ室外側可動障子15’を設けた外動片引き窓1’に適用することができる。
実施形態3.
上記実施形態1,2の方立塞ぎ部材2,2’では、図1や図10に示す外動片引き窓1,1’の召合せ方立16d,16d’の上端部を塞ぐ方立塞ぎ部材で説明したが、上記実施形態3の方立塞ぎ部材3は、図1や図10に示す外動片引き窓1,1’の召合せ方立16d,16d’の下端部を塞ぐ方立塞ぎ部材で説明する。
上記実施形態1,2の方立塞ぎ部材2,2’では、図1や図10に示す外動片引き窓1,1’の召合せ方立16d,16d’の上端部を塞ぐ方立塞ぎ部材で説明したが、上記実施形態3の方立塞ぎ部材3は、図1や図10に示す外動片引き窓1,1’の召合せ方立16d,16d’の下端部を塞ぐ方立塞ぎ部材で説明する。
図16(a)~(c)は、それぞれ、図1~図3および図10に示す外動片引き窓1の召合せ方立16d,16d’の下端部に設ける本発明に係る実施形態3の方立塞ぎ部材3を構成する下部第1塞ぎ部材31の平面図、正面図、背面図、図17(a),(b)は、実施形態3の方立塞ぎ部材3を構成する下部第1塞ぎ部材31の右側面図、左側面図である。
<実施形態3の外動片引き窓の方立塞ぎ部材3の構成>
実施形態3の方立塞ぎ部材3は、図1~図3および図10に示すように構成された外動片引き窓1,1’の召合せ方立16d,16d’の下端部を、後述する図19および図20に示すように塞ぐ方立塞ぎ部材で、下部第1塞ぎ部材31と、下部第2塞ぎ部材32との2部材に分割して構成されている。
実施形態3の方立塞ぎ部材3は、図1~図3および図10に示すように構成された外動片引き窓1,1’の召合せ方立16d,16d’の下端部を、後述する図19および図20に示すように塞ぐ方立塞ぎ部材で、下部第1塞ぎ部材31と、下部第2塞ぎ部材32との2部材に分割して構成されている。
(下部第1塞ぎ部材31)
下部第1塞ぎ部材31は、後述する図19および図20に示すように召合せ方立16dの下端部にネジ等で固定される樹脂製の部材であり、図16および図17に示すような形状に形成されている。
下部第1塞ぎ部材31は、後述する図19および図20に示すように召合せ方立16dの下端部にネジ等で固定される樹脂製の部材であり、図16および図17に示すような形状に形成されている。
つまり、下部第1塞ぎ部材31は、主に召合せ方立16d下端部の室外側可動障子15側面を覆う下部第1塞ぎ可動障子側面部31aと、その下部第1塞ぎ可動障子側面部31aの室内側端部から直交するように曲がり召合せ方立16d下端部の室内側面を覆う下部第1塞ぎ室内側面部31bと、下部第1塞ぎ室内側面部31bの下端部から直交するように曲がって召合せ方立16dの下端部を覆う下部第1塞ぎ下側面部31cを有する。
下部第1塞ぎ可動障子側面部31aの下方には、外動片引き窓1の下枠12のレール12a1を避けるため例えば、台形状に凹んだレール用凹部31a1が設けられていると共に、縦枠13と室外側可動障子15の戸先側の縦框15cとの間に小開口の換気スペースを設けるために、室外側可動障子15の下框15bに取り付けられた換気用サブロック(図示せず。)が当接する縦枠13側に向って突出した突出部31a2が設けられている。
また、下部第1塞ぎ可動障子側面部31aの室外側端部には、召合せ方立16dに装着した際に、召合せ方立16dのゴム製の方立側気密材16d3(図2参照。)に連続するように3列並んだゴム製の塞ぎ部材側気密材31a3が設けられていると共に、下部第1塞ぎ可動障子側面部31aの内側には、召合せ方立16dの金属部材16d1のネジ孔に通して位置決め等を行うための位置決め用凸部31a4が設けられている。
一方、下部第1塞ぎ室内側面部31bには、召合せ方立16dの金属部材16d1下端部に設けられたネジ孔にネジを通して下部第1塞ぎ部材31を召合せ方立16dの金属部材16d1下端部に固定するためのネジ通し孔31b1が設けられていると共に、下部第2塞ぎ部材32の後述する一対の嵌合片32b,32bが嵌合するように先端部に嵌合爪を有する一対の被嵌合片31b2,31b2が設けられている。
下部第1塞ぎ下側面部31cには、一対の被嵌合片31b2,31b2と同方向で下部第1塞ぎ可動障子側面部31aの室内側端部と同じ長さまで突出して、下部第1塞ぎ可動障子側面部31aの室内側端部と共に下部第2塞ぎ部材32を受ける下部第2塞ぎ部材受け部31c1が設けられている。そのため、下部第1塞ぎ部材31に下部第2塞ぎ部材32が取り付けられた際に、下部第2塞ぎ部材受け部31c1が設けられていない部分は、下部第2塞ぎ部材32を取り外す作業等を行う際に工具等の先端を差し込むための作業用凹部31c2となる。
(下部第2塞ぎ部材32)
下部第2塞ぎ部材32は、下部第1塞ぎ部材31の下部第1塞ぎ室内側面部31bに対向するように取付けられるもので、図18~図20に示すように召合せ方立16dの樹脂カバー16d2に形成された一対の取付孔部16d21,16d21(図19,図20参照。)に嵌合する一対の嵌合突起32a,32aが設けられていると共に、一対の嵌合突起32a,32aの下方には下部第1塞ぎ室内側面部31bの一対の被嵌合片31b2,31b2(図17参照。)に嵌合する一対の嵌合片32b,32bが設けられている。
下部第2塞ぎ部材32は、下部第1塞ぎ部材31の下部第1塞ぎ室内側面部31bに対向するように取付けられるもので、図18~図20に示すように召合せ方立16dの樹脂カバー16d2に形成された一対の取付孔部16d21,16d21(図19,図20参照。)に嵌合する一対の嵌合突起32a,32aが設けられていると共に、一対の嵌合突起32a,32aの下方には下部第1塞ぎ室内側面部31bの一対の被嵌合片31b2,31b2(図17参照。)に嵌合する一対の嵌合片32b,32bが設けられている。
これら一対の嵌合突起32a,32aおよび嵌合片32b,32bにより、下部第2塞ぎ部材32は、召合せ方立16dおよび下部第1塞ぎ部材31にネジやビス等を使用しないでも確実に装着することができる。
<実施形態3の外動片引き窓の方立塞ぎ部材3の使用状態>
次に以上のように構成された実施形態3の外動片引き窓の方立塞ぎ部材3の使用状態等について説明する。
次に以上のように構成された実施形態3の外動片引き窓の方立塞ぎ部材3の使用状態等について説明する。
本発明に係る実施形態3の方立塞ぎ部材3を図1~図3に示す外動片引き窓1の召合せ方立16dの下端部に装着する場合、まずはこの方立塞ぎ部材3を構成する下部第1塞ぎ部材31をネジで召合せ方立16dの下端部に固定し、次いでその固定した下部第1塞ぎ部材31に対し下部第2塞ぎ部材32を装着して、図19および図20に示すように装着する。
その際、下部第1塞ぎ部材31の下部第1塞ぎ可動障子側面部31a内側の位置決め用凸部31a4を召合せ方立16dの金属部材16d1のネジ孔に通して位置決めした後に下部第1塞ぎ部材31をネジで召合せ方立16dに固定することができるので、取付け作業性を向上させることができる。
また、下部第1塞ぎ部材31に下部第2塞ぎ部材32を装着する際は、下部第2塞ぎ部材32上方の嵌合突起32a,32aを召合せ方立16dの樹脂カバー16d2に形成された一対の取付孔部16d21,16d21(図19,図20参照。)に嵌合させると共に、下部第2塞ぎ部材32下方の一対の嵌合片32b,32bを下部第1塞ぎ部材31の下部第1塞ぎ室内側面部31bの一対の被嵌合片31b2,31b2に嵌合させる。これにより、下部第1塞ぎ部材31への下部第2塞ぎ部材32の装着が完了するので、召合せ方立16dへの実施形態3の方立塞ぎ部材3の装着が完了する。
そして、召合せ方立16dの樹脂カバー16d2を交換する等、召合せ方立16dのメンテナンス作業を行う場合には、召合せ方立16dの下端部では、以上説明した実施形態3の方立塞ぎ部材3の装着作業とは逆の作業、すなわちまずは下部第1塞ぎ部材31から下部第2塞ぎ部材32を取り外し、その後、そのネジを取り外して召合せ方立16dから下部第1塞ぎ部材31を取り外して召合せ方立16dの樹脂カバー16d2を交換する等、召合せ方立16dのメンテナンス作業を行えば良い。
尚、下部第1塞ぎ部材31から下部第2塞ぎ部材32を取り外す際、下部第1塞ぎ下側面部31cの作業用凹部31c2に工具等の先端を差し込んで引いたり、工具等を起こすことにより下部第2塞ぎ部材32を容易に取り外すことができる。
<本発明に係る実施形態3の方立塞ぎ部材3のまとめ>
以上説明したように本発明に係る実施形態3の方立塞ぎ部材3は、外動片引き窓1の召合せ方立16dに固定されると共に、下部第2塞ぎ部材32の嵌合片32b,32bが嵌合する被嵌合片31b2,31b2が設けられた樹脂製の上部第1塞ぎ部材21と、下部第1塞ぎ部材31の被嵌合片31b2,31b2に嵌合する嵌合片32b,32bが設けられ、その被嵌合片31b2,31b2を覆うように下部第1塞ぎ部材31に装着される樹脂製の下部第2塞ぎ部材32とを有する。
以上説明したように本発明に係る実施形態3の方立塞ぎ部材3は、外動片引き窓1の召合せ方立16dに固定されると共に、下部第2塞ぎ部材32の嵌合片32b,32bが嵌合する被嵌合片31b2,31b2が設けられた樹脂製の上部第1塞ぎ部材21と、下部第1塞ぎ部材31の被嵌合片31b2,31b2に嵌合する嵌合片32b,32bが設けられ、その被嵌合片31b2,31b2を覆うように下部第1塞ぎ部材31に装着される樹脂製の下部第2塞ぎ部材32とを有する。
そのため、実施形態3の方立塞ぎ部材3は、下部第1塞ぎ部材31と下部第2塞ぎ部材32の2部材に分割して構成し、下部第2塞ぎ部材32は下部第1塞ぎ部材31に対し嵌合片32b,32bと被嵌合片31b2,31b2による嵌合によって装着されるため、外動片引き窓1の召合せ方立16dから容易に取り外すことが可能であり、外動片引き窓1の召合せ方立16dの樹脂カバー16d2の交換等の召合せ方立16dのメンテナンス作業を容易に行うことができる。
特に、下部第2塞ぎ部材32は、下部第1塞ぎ部材31の下部第1塞ぎ室内側面部31bに設けられ、下部第1塞ぎ部材31を召合せ方立16dに固定するネジの頭部およびそのネジを通すネジ通し孔31b1を隠すため、意匠性も向上させることができる。
また、本発明に係る実施形態3の方立塞ぎ部材3では、下部第1塞ぎ可動障子側面部31aの内側に召合せ方立16dの金属部材16d1のネジ孔に通して位置決め等を行うための位置決め用凸部31a4を設けている。
そのため、下部第1塞ぎ部材31を召合せ方立16dに取付ける際、位置決め用凸部31a4によって下部第1塞ぎ部材31を召合せ方立16dに位置決めすることが容易となるので、方立塞ぎ部材3の取付け作業性を向上させることができる。
また、本発明に係る実施形態3の方立塞ぎ部材3では、外動片引き窓1の下枠12には、それぞれのレール12a1に沿って少なくも召合せ方立16dの近傍にゴム製の枠側気密材12cを設ける一方、下側第1塞ぎ部材31には、下枠12の枠側気密材12cに弾接する塞ぎ部材側気密材31a3を設けている。
そのため、実施形態3の方立塞ぎ部材3を召合せ方立16dに装着すると、召合せ方立16dの下端部において下側第1塞ぎ部材31の塞ぎ部材側気密材31a3下端部が枠側気密材12cに弾接するので、外動片引き窓1の召合せ方立16d下端部の気密性および水密性をより向上させることができる。
尚、上記実施形態3の説明では、上記実施形態1,2の場合と同様に図1に示す室内側固定障子16の片側に1枚の室外側可動障子15を開閉可能に設けた外動片引き窓1を一例に説明したが、実施形態3の方立塞ぎ部材3についても、これに限らず、例えば、図10に示す室内側固定障子16’の両側にそれぞれ室外側可動障子15’を設けた外動片引き窓1’に適用することができる。
実施の形態4.
次に、本発明に係る実施形態4の方立塞ぎ部材3’について説明する。上記実施形態3の方立塞ぎ部材3の説明では、図2や図3に示すように高さ寸法が小さい外動片引き窓の室内側への突出量が小さい召合せ方立16dの下端部に取付ける方立塞ぎ部材3を一例に説明したが、実施形態4の方立塞ぎ部材3’では、実施形態2の方立塞ぎ部材2’と同様に図11および図12に示すような高さ寸法が大きい外動片引き窓の室内側への突出量が大きい外動片引き窓1”の召合せ方立16d”’に取付ける方立塞ぎ部材について説明する。
次に、本発明に係る実施形態4の方立塞ぎ部材3’について説明する。上記実施形態3の方立塞ぎ部材3の説明では、図2や図3に示すように高さ寸法が小さい外動片引き窓の室内側への突出量が小さい召合せ方立16dの下端部に取付ける方立塞ぎ部材3を一例に説明したが、実施形態4の方立塞ぎ部材3’では、実施形態2の方立塞ぎ部材2’と同様に図11および図12に示すような高さ寸法が大きい外動片引き窓の室内側への突出量が大きい外動片引き窓1”の召合せ方立16d”’に取付ける方立塞ぎ部材について説明する。
そのため、本発明に係る実施形態4の方立塞ぎ部材3’では、下部第1塞ぎ部材としては上述した実施形態3の方立塞ぎ部材3の下部第1塞ぎ部材31と同じ物を使用し、下部第2塞ぎ部材32’のみ異なる物を使用する。
図21(a),(b)は、それぞれ、それぞれ、図11よび図12に示す外動片引き窓1”の召合せ方立16d”の下端部に取付ける本発明に係る実施形態4の方立塞ぎ部材3’を構成する上部第2塞ぎ部材32’の平面図、右側面である。また、図22(a),(b)は、それぞれ、本発明に係る実施形態4の方立塞ぎ部材3’を構成する上部第2塞ぎ部材32’の正面図、背面図である。
実施形態4の方立塞ぎ部材3’を構成する下部第2塞ぎ部材32’は、図11よび図12に示す外動片引き窓1”の召合せ方立16d”下端部に固定した実施形態3の方立塞ぎ部材3の下部第1塞ぎ部材31に装着するため、実施形態3の方立塞ぎ部材3を構成する下部第2塞ぎ部材32(図18参照。)と横幅である見付け寸法は同じであるものの、召合せ方立16d”を構成する金属部材16d1”および樹脂カバー16d2”の室内方向への突出量である見込み寸法が大きいため、図21(a),(b)および図22(a),(b)に示すように下部第1塞ぎ部材31の下部第1塞ぎ室内側面部31b(図16および図17参照。)に対向するように装着される下部第2塞ぎ室内側面部32a’と、下部第2塞ぎ室内側面部32a’の上端部から90度曲がって室内側に向って延び召合せ方立16d”の下端部を覆う下部第2塞ぎ下側面部32b’と、下部第2塞ぎ下側面部32b’の左右両側の端部から小さく起立する下部第2塞ぎ左右起立面部32c’,32c’と、下部第2塞ぎ下側面部32b’の室内側である前端部から小さく起立する下部第2塞ぎ前側起立面部32d’とから図21(b)に示すようにL字形状に構成されている。
そして、下部第2塞ぎ室内側面部32a’には,下部第1塞ぎ室内側面部31bの一対の被嵌合片31b2,31b2(図16,図17(a)等参照。)に嵌合する一対の嵌合片32a1’,32a1’を設ける一方、下部第2塞ぎ前側起立面部32d’には、召合せ方立16d”の樹脂カバー16d2”に設けられた一対の取付孔部16d21”,16d21”(図23参照。)に嵌合する一対の嵌合突起32d1’,32d1’を設けている。
つまり、実施形態4では、下部第2塞ぎ室内側面部32a’の嵌合片32a1’,32a1’が実施形態3の下部第2塞ぎ部材32下部の嵌合片32b,32bに対応する一方、下部第2塞ぎ前側起立面部32d’の嵌合突起32d1’,32d1’が実施形態3の下部第2塞ぎ部材32上部の嵌合突起32a,32aに対応することになる。
以上のように構成された実施形態4の下部第2塞ぎ部材32’と、実施形態3の下部第1塞ぎ部材31とにより本発明に係る実施形態4の方立塞ぎ部材3’が構成可能となり、このような2部材からなる実施形態4の方立塞ぎ部材3’を使用して図11よび図12に示す外動片引き窓1”の召合せ方立16d”の下端部に装着すると、図23および図24に示すように本発明に係る実施形態4の方立塞ぎ部材3’を取付けることができる。
<本発明に係る実施形態4の方立塞ぎ部材3’のまとめ>
従って、本発明に係る実施形態4の方立塞ぎ部材3’によれば、実施形態3の方立塞ぎ部材3と同様に、召合せ方立16d”の下端部を覆う方立塞ぎ部材を、下部第1塞ぎ部材31と下部第2塞ぎ部材32’の2部材に分割して構成したため、実施形態3の方立塞ぎ部材3と同様に召合せ方立16d”から容易に取り外すことが可能となり、召合せ方立16d”の樹脂カバー16d2”の交換等の召合せ方立16d”のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
従って、本発明に係る実施形態4の方立塞ぎ部材3’によれば、実施形態3の方立塞ぎ部材3と同様に、召合せ方立16d”の下端部を覆う方立塞ぎ部材を、下部第1塞ぎ部材31と下部第2塞ぎ部材32’の2部材に分割して構成したため、実施形態3の方立塞ぎ部材3と同様に召合せ方立16d”から容易に取り外すことが可能となり、召合せ方立16d”の樹脂カバー16d2”の交換等の召合せ方立16d”のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
特に、実施形態4の方立塞ぎ部材3’では、下部第1塞ぎ部材31として実施形態3の方立塞ぎ部材3の下部第1塞ぎ部材31と同じ物を使用することができ、下部第2塞ぎ部材32’のみ異なる物を用意すれば対応することができるため、製造コストや管理コストを低減することができる。
また、実施形態4の方立塞ぎ部材3’の場合も、実施形態3の方立塞ぎ部材3と同様に、図1に示すような室内側固定障子16の片側1枚の室外側可動障子15を開閉可能に設けた外動片引き窓1に適用するだけでなく、図10に示すような室内側固定障子16’の両側にそれぞれ室外側可動障子15’を設けた外動片引き窓1’の場合にも上述のような室内側への突出量が大きい召合せ方立16d”が採用されている場合には当然に適用することができる。
1,1’ 外動片引き窓
11,11’ 上枠
11a,11a’ 金属製上枠
11b,11b’ 樹脂製上枠
11c,11c’ 枠側気密材
12,12’ 下枠
12a,12a’ 金属製下枠
12a1 レール
12b,12b’ 樹脂製下枠
12c,12c’ 枠側気密材
13,13’ (内観左側の)縦枠
13a,13a’ (内観左側の)金属製縦枠
13b,13b’ (内観左側の)樹脂製縦枠
14,14’ (内観右側の)縦枠
14a,14a’ (内観右側の)金属製縦枠
14b,14b’ (内観右側の)樹脂製縦枠
15,15’ 室外側可動障子
15a,15a’ 上框
15b,15b’ 下框
15c,15c’ 縦框
15d,15d’ 召合せ框
15e ガラス
16,16’ 室内側固定障子
16a,16a’ 上アタッチ
16b,16b’ 下アタッチ
16c,16c’ 縦アタッチ
16d,16d’ 召合せ方立
16d1,16d1” 金属部材
16d11,16d11” 被係合孔部
16d2,16d2” 樹脂カバー
16e ガラス
2,2’ 方立塞ぎ部材
21 上部第1塞ぎ部材
21a 上部第1塞ぎ可動障子側面部
21a1 被嵌合凹部
21a2 ネジ通し孔
21a3 塞ぎ部材側気密材
21a4 ネジ孔嵌合凸部
21a5 係合片
21a51 爪部
21b 上部第1塞ぎ室内側面部
21b1 鉛直面部
21b2 傾斜面部
21b21 係合用凹部
22,22’ 上部第2塞ぎ部材
22a,22a’ 上部第2塞ぎ可動障子側面部
22a1,22a1’ 嵌合用凸部
22b,22b’ 上部第2塞ぎ室内側面部
22c,22c’ 上部第2塞ぎ上側面部
22c1,22c1’ 係合部
22d’ 第2塞ぎ可動障子反対面部
3,3’ 方立塞ぎ部材
31 下部第1塞ぎ部材
31a 下部第1塞ぎ可動障子側面部
31a1 レール用凹部
31a2 突出部
31a3 塞ぎ部材側気密材
31a4 位置決め用凸部
31b 下部第1塞ぎ室内側面部
31b1 ネジ通し孔
31b2 被嵌合片
31c 下部第1塞ぎ下側面部
31c1 下部第2塞ぎ部材受け部
31c2 作業用凹部
32,32’ 下部第2塞ぎ部材
32a 嵌合突起
32b 嵌合片
32a’ 下部第2塞ぎ室内側面部
32a1’ 嵌合片
32b’ 下部第2塞ぎ下側面部
32c’ 下部第2塞ぎ左右起立面部
32d’ 下部第2塞ぎ前側起立面部
32d1’ 嵌合突起
11,11’ 上枠
11a,11a’ 金属製上枠
11b,11b’ 樹脂製上枠
11c,11c’ 枠側気密材
12,12’ 下枠
12a,12a’ 金属製下枠
12a1 レール
12b,12b’ 樹脂製下枠
12c,12c’ 枠側気密材
13,13’ (内観左側の)縦枠
13a,13a’ (内観左側の)金属製縦枠
13b,13b’ (内観左側の)樹脂製縦枠
14,14’ (内観右側の)縦枠
14a,14a’ (内観右側の)金属製縦枠
14b,14b’ (内観右側の)樹脂製縦枠
15,15’ 室外側可動障子
15a,15a’ 上框
15b,15b’ 下框
15c,15c’ 縦框
15d,15d’ 召合せ框
15e ガラス
16,16’ 室内側固定障子
16a,16a’ 上アタッチ
16b,16b’ 下アタッチ
16c,16c’ 縦アタッチ
16d,16d’ 召合せ方立
16d1,16d1” 金属部材
16d11,16d11” 被係合孔部
16d2,16d2” 樹脂カバー
16e ガラス
2,2’ 方立塞ぎ部材
21 上部第1塞ぎ部材
21a 上部第1塞ぎ可動障子側面部
21a1 被嵌合凹部
21a2 ネジ通し孔
21a3 塞ぎ部材側気密材
21a4 ネジ孔嵌合凸部
21a5 係合片
21a51 爪部
21b 上部第1塞ぎ室内側面部
21b1 鉛直面部
21b2 傾斜面部
21b21 係合用凹部
22,22’ 上部第2塞ぎ部材
22a,22a’ 上部第2塞ぎ可動障子側面部
22a1,22a1’ 嵌合用凸部
22b,22b’ 上部第2塞ぎ室内側面部
22c,22c’ 上部第2塞ぎ上側面部
22c1,22c1’ 係合部
22d’ 第2塞ぎ可動障子反対面部
3,3’ 方立塞ぎ部材
31 下部第1塞ぎ部材
31a 下部第1塞ぎ可動障子側面部
31a1 レール用凹部
31a2 突出部
31a3 塞ぎ部材側気密材
31a4 位置決め用凸部
31b 下部第1塞ぎ室内側面部
31b1 ネジ通し孔
31b2 被嵌合片
31c 下部第1塞ぎ下側面部
31c1 下部第2塞ぎ部材受け部
31c2 作業用凹部
32,32’ 下部第2塞ぎ部材
32a 嵌合突起
32b 嵌合片
32a’ 下部第2塞ぎ室内側面部
32a1’ 嵌合片
32b’ 下部第2塞ぎ下側面部
32c’ 下部第2塞ぎ左右起立面部
32d’ 下部第2塞ぎ前側起立面部
32d1’ 嵌合突起
Claims (5)
- 窓枠に固定された室内側固定障子の召合せ方立が金属部材およびその金属部材を覆う樹脂カバーで構成された外動片引き窓の前記召合せ方立の上端部および/または下端部を塞ぐ方立塞ぎ部材であって、
前記召合せ方立に固定されると共に、被嵌合部が設けられた樹脂製の第1塞ぎ部材と、
前記第1塞ぎ部材の被嵌合部に嵌合する嵌合部が設けられ、前記第1塞ぎ部材の被嵌合部を覆うように前記第1塞ぎ部材に取付けられる樹脂製の第2塞ぎ部材とを有することを特徴とする方立塞ぎ部材。 - 請求項1記載の外動片引き窓の方立塞ぎ部材において、
前記第1塞ぎ部材および第2塞ぎ部材は、外動片引き窓の召合せ方立の上端部に設けられ、
前記第1塞ぎ部材は、前記方立の側面に対向する側面に凹部が設けられ、その凹部で前記召合せ方立に固定されると共に、その凹部が前記被嵌合部となる一方、
前記第2塞ぎ部材は、前記方立の側面に対向する側面に凸部が設けられ、その凸部が前記第1塞ぎ部材の被嵌合部である前記凹部に嵌合して前記凹部を覆うように前記第1塞ぎ部材に取付けられることを特徴とする方立塞ぎ部材。 - 請求項1記載の外動片引き窓の方立塞ぎ部材において、
前記第1塞ぎ部材および第2塞ぎ部材は、外動片引き窓の召合せ方立の下端部に設けられ、
前記第1塞ぎ部材は、前記方立の正面に対向する側面に取付孔が設けられると共に、その取付孔よりも突出した前記被嵌合部が設けられている一方、
前記第2塞ぎ部材は、前記方立の正面に対向する側面に前記被嵌合部に向かって突出した前記嵌合部が設けられ、前記嵌合部が前記第1塞ぎ部材の前記被嵌合部に嵌合して前記取付孔および前記被嵌合部を覆うように前記第1塞ぎ部材に取付けられることを特徴とする方立塞ぎ部材。 - 請求項1~請求項3のいずれか一の請求項に記載の外動片引き窓の方立塞ぎ部材において、
上枠および下枠には、それぞれのレールに沿って少なくも召合せ方立の近傍にゴム製の枠側気密材が設けられている一方、
前記第1塞ぎ部材および第2塞ぎ部材には、前記枠側気密材に弾接する塞ぎ部材側気密材が設けられていることを特徴とする方立塞ぎ部材。 - 窓枠に少なくとも一つの固定障子を設けた外動片引き窓であって、前記固定障子の召合せ方立に請求項1~請求項4のいずれか一の請求項に記載の方立塞ぎ部材を装着したことを特徴とする外動片引き窓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021087442A JP2022180766A (ja) | 2021-05-25 | 2021-05-25 | 方立塞ぎ部材および外動片引き窓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021087442A JP2022180766A (ja) | 2021-05-25 | 2021-05-25 | 方立塞ぎ部材および外動片引き窓 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022180766A true JP2022180766A (ja) | 2022-12-07 |
Family
ID=84327725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021087442A Pending JP2022180766A (ja) | 2021-05-25 | 2021-05-25 | 方立塞ぎ部材および外動片引き窓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022180766A (ja) |
-
2021
- 2021-05-25 JP JP2021087442A patent/JP2022180766A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2022180766A (ja) | 方立塞ぎ部材および外動片引き窓 | |
JP2021123973A (ja) | 段窓 | |
KR200387196Y1 (ko) | 조립식창호 | |
JP5391125B2 (ja) | 建具 | |
JP2010150910A (ja) | サッシ | |
JP2012046970A (ja) | 改装樹脂サッシ及びその改装方法 | |
JP3977358B2 (ja) | 交換用ドア枠およびドアの交換方法 | |
JP6831076B2 (ja) | 建具 | |
JP6781018B2 (ja) | カバー部材 | |
JP5325810B2 (ja) | 改装サッシ | |
JP2015132149A (ja) | 改修用サッシ | |
JP4772699B2 (ja) | 建具 | |
JP2012046907A (ja) | タイト材及びそれを備えた窓用縦枠材 | |
KR20190033970A (ko) | 연동 슬라이딩 도어 | |
KR101127636B1 (ko) | 건물 창호용 창틀의 프레임 조인트 마감장치 | |
JP2009108485A (ja) | シャッターボックスの取付構造 | |
KR20110038385A (ko) | 창호의 중앙프레임 구조 | |
JP2022185261A (ja) | 戸当り体および建具 | |
JP2006233453A (ja) | 下枠フラットサッシ | |
KR20070057492A (ko) | 다양한 개폐 방식을 갖는 창호 | |
JP6804355B2 (ja) | 建具 | |
JP2023090505A (ja) | 建具及び建具の施工方法 | |
JP6224502B2 (ja) | 複合建具のパネル組立構造 | |
JP2023122255A (ja) | 枠体および建具 | |
JPH11247532A (ja) | 窓枠用断熱性カバーの取付構造およびサッシ窓 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20240516 |