JP2022179918A - 画像処理装置、及び、画像処理装置の制御方法 - Google Patents

画像処理装置、及び、画像処理装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】節電状態から通常状態に適切に復帰することができない。【解決手段】画像処理装置は、記録媒体に印刷する印刷部と、移動体を第1検知範囲で検知可能な第1検知部と、移動体を第2検知範囲で検知可能な第2検知部と、印刷部の印刷を可能とする通常状態、及び印刷部の印刷を不可とする節電状態となるように制御する制御部と、を備え、制御部は、節電状態とした後、第1検知部又は第2検知部が移動体を検知してから、第1所定時間以上、第1検知部又は第2検知部が移動体を検知し、かつ、第2所定時間以上、第1検知部及び第2検知部が移動体を検知している場合に、通常状態にする。【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置、及び、画像処理装置の制御方法に関する。
従来、特許文献1に示すように、検出距離の異なる2つの人感センサーにより人を検知して節電を解除する装置が知られている。
特開2012-114499号公報
上述の装置は、装置に近付いた人が、装置を使用するのかあるいは近くを通り過ぎるだけなのかを確実に推測することができず、装置が節電状態から通常状態に適切に復帰することができなかった。
画像処理装置は、記録媒体に印刷する印刷部と、移動体を第1検知範囲で検知可能な第1検知部と、前記移動体を第2検知範囲で検知可能な第2検知部と、前記印刷部の印刷を可能とする通常状態、及び前記印刷部の印刷を不可とする節電状態となるように制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記節電状態とした後、前記第1検知部又は前記第2検知部が前記移動体を検知してから、第1所定時間以上、前記第1検知部又は前記第2検知部が前記移動体を検知し、かつ、第2所定時間以上、前記第1検知部及び前記第2検知部が前記移動体を検知している場合に、前記通常状態にする。
記録媒体に印刷する印刷部と、移動体を第1検知範囲で検知可能な第1検知部と、前記移動体を第2検知範囲で検知可能な第2検知部と、を備える画像処理装置の制御方法であって、前記印刷部の印刷を不可とする節電状態とした後、前記第1検知部又は前記第2検知部が前記移動体を検知してから、第1所定時間以上、前記第1検知部又は前記第2検知部が前記移動体を検知し、かつ、第2所定時間以上、前記第1検知部及び前記第2検知部が前記移動体を検知している場合に、前記印刷部の印刷を可能とする通常状態にする。
画像処理装置の外観図。 画像処理装置の構成を示すブロック図。 第1検知部及び第1検知部の検知範囲を示すイメージ図。 節電状態から通常状態へ復帰する制御を示すフローチャート。 第1節電状態から第2節電状態を経て通常状態へ復帰する制御を示すフローチャート。 第1節電状態から第2節電状態及び第3節電状態を経て通常状態へ復帰する制御を示すフローチャート。
以下、一実施形態に係る画像処理装置1について、図面を参照して説明する。なお、図中における方向を、三次元座標系を用いて説明する。説明の便宜上、Z軸の正方向を上方向又は単に上と称し負方向を下方向又は単に下と称し、X軸の正方向を右方向又は単に右と称し負方向を左方向又は単に左と称し、Y軸の正方向を後方向又は単に後と称し負方向を前方向又は単に前と称して説明する。
1.第1実施形態
1-1.画像処理装置の構成
一実施形態に係る画像処理装置1は、図1に示すように、画像処理装置1の前方に位置しているケース20の中央付近に、移動体であるユーザーが近付いて視認及び操作するユーザーインターフェイス部(以下、UI部と称する)16を配置している。UI部16の左右には、それぞれ第1検知部12及び第2検知部13が配置され、画像処理装置1に近付くユーザーを検知できるようになっている。UI部16の下方向には印刷部14が配置され、UI部16の上方向には読取部15が配置されている。
図2に示すように、画像処理装置1は、制御部10、記憶部11、第1検知部12、第2検知部13、印刷部14、読取部15、UI部16、通信部17、電源部18を含んで構成される。それぞれについて具体的に説明していく。
制御部10は、画像処理装置1の各部を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)、時間を計時するタイマー、入出力を管理するUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)、所定の論理回路であるFPGA(Field Programmable Gate Array)やPLD(Programmable Logic Device)などを含んで構成されている。CPUはプロセッサーともいう。
記憶部11は、書き換え可能な不揮発性メモリーであるフラッシュROM(Read Only Memory)、揮発性メモリーであるRAM(Random Access Memory)を備える。
制御部10のCPUは、記憶部11のフラッシュROMに記憶されたファームウェアなどのプログラムを読み出し、記憶部11のRAMを作業領域として用いて実行する。
制御部10のタイマーは、予めCPUにより目標とするカウント値を設定され、入力端子へイネーブル信号である入力信号が入力されるとカウントを開始し、イネーブル信号が入力されている間はカウントを継続し、設定されたカウント値に達すると出力信号を出力端子から出力する。その後、タイマーは、カウントをクリアする。この例では、タイマーの入力端子へ入力するイネーブル信号は正論理(High Active)とし、ロジック電圧におけるhighレベルとする。
第1検知部12及び第2検知部13は、移動体を検知可能なセンサーである。例えば、下記の例のようなセンサーが使用可能である。なお、検知は検出ともいう。
一例は、移動体はユーザーである人であり、人体から発する10μmの赤外線を検知する人感センサーである。人感センサーの検知距離は、装着するレンズにより調整可能であり、例えば3m以内である。
別の例は、遠赤外線を発光する発光部、及び遠赤外線を受光する受光部を含んで構成される遠赤外線センサーである。発光部が発光する遠赤外線は、移動体が無い場合には受光部で受光されず、移動体が有る場合には移動体に反射して受光部で受光されることを利用して、移動体を検知する。遠赤外線センサーの検知距離は、発光部又は受光部に装着するレンズにより調整可能であり、例えば50cm以内である。
また、別の例は、30KHzないし10MHzの超音波を発信するトランスミッター、及び超音波を受信するレシーバーを含んで構成される超音波センサーである。トランスミッターから発信された超音波は、移動体が無い場合には部屋の壁などに反射し、移動体が有る場合には移動体に反射して、レシーバーに受信される。超音波センサーは、発信から受信までの時間が、移動体の有無により異なることを利用して、移動体を検知する。超音波センサーの検知距離は、発信する超音波の音量により調整可能であり、例えば5m以内である。
なお、これらのセンサーの検知可能な角度などの範囲は、センサーの各素子の周囲を樹脂などでシールドし、赤外線や超音波などを部分的に遮蔽することにより、調整可能である。
第1検知部12及び第2検知部13は、上述の例のセンサーのうち、同一のセンサーを使用してもよく、また任意の組み合わせとしてもよい。
また、遠赤外線センサー及び超音波センサーは、移動体が人体ではなく、例えばロボットであっても検知可能である。
UI部16は、例えば、タッチパネルディスプレイである。UI部16は、様々な情報を表示する表示部である表示パネルと、入力部である検出パネルとを備える。
検出パネルは、表示パネルに重ねられて構成されている。検出パネルは、静電容量方式、抵抗膜式、光学式等の方法によってユーザーの指の操作を検出する。
UI部16の表示部は、後述の印刷機能、コピー機能、スキャン機能をそれぞれ選択するボタンである「印刷」、「コピー」、「スキャン」が表示される。制御部10は、UI部16の検出パネルにより、ユーザーがタッチしたボタンを検出し、選択された機能を実行することができる。
印刷部14は、用紙を給紙トレイから搬送する搬送機構、搬送された用紙にインクを付着して印刷をするインクジェット方式のヘッド、及び、インクを貯蔵するカートリッジなどの印刷機構を有している。
なお、搬送機構には用紙を反転する機構も含まれている。印刷部14は、用紙の一方の面をヘッドにより印刷した後、搬送機構により反転し、用紙の他方の面をヘッドにより印刷し、用紙の両面に印刷をすることができる。
印刷部14は、用紙やインクを用いて印刷をする。用紙には、普通紙、再生紙、写真用紙、樹脂を含む合成紙などがある。
インクは、例として、4色(ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン)である。制御部10は、印刷部14のヘッドを制御し、4色のインクを用いてフルカラー印刷を実行することが可能である。
読取部15は、原稿台に載置された原稿を搬送する原稿搬送機構、搬送された原稿に発光して反射光を受光してRGB(Red, Green, Blue)の各色に分解したスキャンデータとして読み取るカラーイメージセンサーなどの読取機構を有している。なお、原稿搬送機構には原稿を反転する機構も含まれていて、カラーイメージセンサーは原稿の両面を読み取ることもできる。
制御部10は、読取部15により原稿を読み取ってスキャンデータを取得するスキャン機能を有する。
制御部10は、UI部16の検出パネルにより、「スキャン」のボタンの入力を検出すると、読取部15により原稿を読み取ってスキャンデータを取得し、後述の通信部17により外部装置2へ送信する。
また、制御部10は、読取部15により読み取ったスキャンデータをインクの色に変換し、印刷部14により印刷するコピー機能を有する。
制御部10は、UI部16の検出パネルにより「コピー」のボタンの入力を検出すると、読取部15により原稿を読み取ってスキャンデータを取得し、インクの色に変換して、印刷部14により印刷する。
通信部17は、無線又は有線によりコンピューターなどの外部装置2と通信可能な回路を含んで構成される。通信部17は、外部装置2から印刷ジョブを受信する。また、通信部17は、エラーが発生した場合のエラー情報、及びスキャンデータなどの情報を外部装置2へ送信する。
制御部10は、通信部17により受信した印刷ジョブを印刷部14により印刷する印刷機能を有する。
制御部10は、UI部16の検出パネルにより、「印刷」のボタンの入力を検出すると、通信部17により外部装置2から受信した印刷ジョブを、印刷部14により印刷する。
電源部18は、商用電源から、例えば、3.3V、5V、24Vの各電圧を出力する電源回路を含む。電源部18は、制御部10の制御の下、画像処理装置1の各部へ電力を供給できるように構成される。
具体的には、電源部18は、制御部10による制御の下、印刷部14、読取部15などのアクチュエーターを含むものに24Vを供給し、動作させる。また、電源部18は、制御部10による制御の下、制御部10、記憶部11、第1検知部12、第2検知部13、UI部16、通信部17などのロジック回路に3.3V及び5Vを供給し、動作させる。
1-2.通常状態及び節電状態
画像処理装置1の通常状態及び節電状態の例について説明する。制御部10のCPUは、画像処理装置1の電源オン時において、消費電力の大きい順に、ランモード(Run mode)スリープモード(Sleep Mode)、ストップモード(Stop Mode)、スタンバイモード(Standby Mode)などのモードとなるように制御可能である。制御部10は、これらのモードの間を任意に遷移するように制御することができる。それぞれのモードについて、下記に詳しく説明する。
ランモードでは、CPUが動作、UARTが動作、記憶部11のRAMが動作をする。ランモードは、CPUが通常のパフォーマンスを発揮できる、通常状態である。
スリープモードでは、CPUが停止、UARTが動作、記憶部11のRAMが動作をする。
ストップモードでは、CPUが停止、UARTが停止、記憶部11のRAMがデータ保持のみをする。
スタンバイモードでは、CPUが停止、UARTが停止、記憶部11のRAMが停止をする。
スリープモード、ストップモード、スタンバイモードは節電状態であり、少なくともCPUの動作を停止させてパフォーマンスを制限することにより、ランモードに比べて消費電力を抑制する。また、CPUがUARTやRAMを停止することによって、より消費電力を抑制することができる。
ランモードである通常状態の場合は、CPUが動作可能であり、制御部10は、印刷部14を制御し印刷を可能とし、読取部15を制御しスキャンを可能とする。
このとき、制御部10は電源部18も制御して、アクチュエーターを含むものに24Vを供給し、ロジック回路に3.3V及び5Vを供給し、印刷機能、スキャン機能、コピー機能をそれぞれ実行させることができる。
一方、スリープモード、ストップモード、スタンバイモードのいずれかである節電状態の場合は、CPUが動作を停止しており、制御部10は、印刷部14の制御ができず印刷が不可能であり、読取部15の制御ができずスキャンが不可能である。制御部10は、CPUを含め消費電力を抑制することができる。
このとき、制御部10は、電源部18も制御して、アクチュエーターを含む構成部分への24Vの供給を停止してもよい。制御部10は、より消費電力を抑制することができる。
制御部10は、UARTやRAMを停止する場合には、それらに供給する3.3V及び5Vの電力を停止してもよい。制御部10は、さらに消費電力を抑制することができる。なお、制御部10は、節電状態であっても、制御部10のタイマーには、電源部18により3.3V及び5Vの供給をするようにしており、カウントできるようにしている。
制御部10は、UI部16の検出パネルにより、ユーザーが「印刷」、「コピー」、「スキャン」のいずれかのボタンをタッチしたことを所定時間検出しない場合、通常状態から節電状態へ遷移することができる。また、制御部10は、通信部17により所定時間印刷ジョブを受信しない場合にも、通常状態から節電状態へ遷移することができる。
このように、制御部10は、印刷部14及び読取部15の動作がしばらくの間必要ないと判定できるとき、節電状態にして消費電力を抑制するようにしている。
制御部10のCPUの割込処理について説明する。制御部10のタイマーの出力端子は、制御部10のCPUの割込端子に接続されている。節電状態ではCPUは停止している。CPUが節電状態のとき、タイマーが設定されたカウント値をカウントし、出力端子から出力信号を割込信号としてCPUの割込端子へ出力すると、CPUは節電状態から脱して割込処理を開始する。CPUは割込処理において節電状態から通常状態へ復帰する制御をすることができる。この例では、割込処理を開始するCPUの割込端子への割込信号は正論理とし、ロジック電圧におけるhighレベルとする。
但し、制御部10は、消費電力の小さい節電状態であるほど、節電状態から通常状態へ復帰する際には時間が掛かる傾向にある。CPUやUART、RAMなどの初期化や初期設定に、より時間が掛かるためである。
次に、制御部10が、通常状態及び節電状態のときにおいて、電源部18に対して実行する制御の例について具体的に説明する。
制御部10は、通常状態では、電源部18を制御して、印刷部14及び読取部15の両方に電力を供給し、印刷部14による印刷を可能とし、また読取部15によるスキャンを可能としている。
制御部10は、節電状態では、電源部18を制御して、読取部15への電力の供給をする一方で印刷部14の電力の供給を停止、又は読取部15及び印刷部14の両方の電力の供給を停止、とするように電源部18を制御することができる。制御部10は、節電状態では、少なくとも印刷部14へ電力を供給せず、印刷を不可とすることができる。
また、制御部10は、節電状態において、印刷部14及び読取部15のうち待機電力か大きい若しくは動作する可能性の低い一方の電力の供給を停止、又は印刷部14及び読取部15の両方の電力の供給を停止、とするように電源部18を制御するようにしてもよい。
制御部10は、印刷部14及び読取部15のうち、両方への電力の供給を停止した場合の方が、一方への電力の供給を停止した場合に比べて、待機時の消費電力がより小さい節電状態にすることができる。しかし、制御部10は、通常状態へ復帰する際には両方への電力の供給をする必要があるため、時間が掛かる場合がある。
1-3.検知範囲
図3は、画像処理装置1を上から見たときの図であり、画像処理装置1の前方を覆っているケース20の中央付近には、UI部16が配置され、UI部16の左右には、それぞれ第1検知部12及び第2検知部13が配置されている。第1検知部12及び第2検知部13は、画像処理装置1のUI部16に近付いて視認及び操作するユーザーである移動体を検知し易い位置に配置されている。
図3は、第1検知部12及び第2検知部13が移動体を検知可能な範囲である検知範囲をそれぞれ点線で示している。また、移動体A及び移動体Bの移動軌跡を太い矢印で示している。
第1検知部12は、UI部16の左に位置している。第1検知部12が移動体を検知可能な第1検知距離は、r1で示している距離である。第1検知部12が移動体を検知可能な第1検知範囲D1は、第1検知部12を中心とし半径r1の扇形で囲まれた範囲である。
一方、第2検知部13は、UI部16の右に位置している。第2検知部13が移動体を検知可能な第2検知距離は、r2で示している距離である。第2検知部13が移動体を検知可能な第2検知範囲D2は、第2検知部13を中心とし半径r2の扇形で囲まれた範囲である。
また、第1検知部12の第1検知範囲D1、及び第2検知部13の第2検知範囲D2が重複する範囲は、重複検知範囲D3で示されている。重複検知範囲D3は、第1検知部12及び第2検知部13が共に移動体を検知可能な範囲である。
図3に示す移動体Aの移動に伴って、第1検知部12及び第2検知部13が移動体Aを検知する例について説明する。移動体Aは、移動開始前、第1検知範囲D1及び第2検知範囲D2の外に位置しているものとする。
移動体Aは、画像処理装置1の前を左から右へ向かって移動する。移動体Aが、第1検知部12の第1検知範囲D1の外から第1検知範囲D1の中へ向かって進入すると、まず第1検知部12により検知される。制御部10は、第1検知部12が移動体Aを所定時間に亘って検知することにより、移動体Aが画像処理装置1に近付いて使用する可能性があると判定することができる。
さらに移動体Aが右へ移動して重複検知範囲D3へ進入すると、第1検知部12及び第2検知部13の両方により検知される。このときの移動体Aの位置は、UI部16の近くであって、画像処理装置1の前の中央付近である。制御部10は、第1検知部12及び第2検知部13の両方が移動体Aを所定時間に亘って検知することにより、移動体Aが画像処理装置1のUI部16に近付いて視認及び操作する可能性が高く、画像処理装置1を使用する可能性が高いと判定することができる。
次に、移動体Bの移動に伴って、第1検知部12及び第2検知部13が移動体Bを検知する例について説明する。移動体Bは、移動開始前、第1検知範囲D1及び第2検知範囲D2の外に位置しているものとする。
移動体Bは、画像処理装置1に対して所定の距離を保って、一旦、右から左へ移動する。この間、移動体Bは、第2検知部13の第2検知範囲D2の外にあるので、第2検知部13により検知されない。
次に、移動体Bが方向を変えて、画像処理装置1へ向かって移動する。移動体Bが、第2検知部13の第2検知範囲D2の外から第2検知範囲D2の中へ向かって進入すると、まず第2検知部13により検知される。制御部10は、第2検知部13が移動体Bを所定時間に亘って検知することにより、移動体Bが画像処理装置1に近付いて使用する可能性があると判定することができる。
さらに移動体Bが画像処理装置1へ向かって移動して重複検知範囲D3へ進入すると、第1検知部12及び第2検知部13の両方により検知される。このときの移動体Bの位置は、UI部16の近くであって、画像処理装置1の前の中央付近である。制御部10は、第1検知部12及び第2検知部13の両方が移動体Bを所定時間に亘って検知することにより、移動体Bが画像処理装置1のUI部16に近付いて視認及び操作する可能性が高く、画像処理装置1を使用する可能性が高いと判定することができる。
上述のように、画像処理装置1は、第1検知部12及び第2検知部13により、画像処理装置1に近付いた移動体が、画像処理装置1を使用するのか、あるいは近くを通り過ぎるだけなのかをより確実に推測することができる。
1-4.節電状態から通常状態への復帰形態1
制御部10は、電源オン後、通常状態とし、印刷部14及び読取部15に対して初期化動作を実行する。なお、制御部10のタイマーは、第1タイマー、第2タイマーの2つを使用する例で説明する。また、各タイマーは、制御部10の所定の論理回路と組み合わせて使用される場合もある。第1タイマー及び第2タイマーは、使用される際、それぞれ第1所定時間であるカウント値th1、第2所定時間であるカウント値th2が、制御部10により予め設定される。
図4の例では、制御部10が上述の通常状態とした以降から説明を始めるものとする。図4に示すように、制御部10は、UI部16の検出パネルのボタンの操作を所定時間に亘って検出しない場合や、通信部17により所定時間に亘って印刷ジョブを受信しない場合には、通常状態から節電状態へ遷移する(S101)。この間、制御部10は、第1検知部12又は第2検知部13により、移動体を検知していないこととする。もし、第1検知部12又は第2検知部13により移動体を検知している場合には、制御部10は、通常状態を維持するようにしてもよい。
ここでは、制御部10のCPUは、節電状態として、スリープモード、ストップモード、スタンバイモードのいずれかにすることとする。また、制御部10は、電源部18を制御して、読取部15及び印刷部14の両方の電力の供給を停止する。このようにして、制御部10は、印刷部14及び読取部15の動作を不可とする。この結果、制御部10は、画像処理装置1の消費電力を抑制することができる。
制御部10は、第1検知部12又は第2検知部13のいずれかが移動体を検知したか否かを判定する(S102)。
制御部10は、第1検知部12又は第2検知部13により、移動体を検知すると(S102:YES)、第1タイマーにより、カウント値t1をカウントする(S103)。カウント値t1は、第1検知部12又は第2検知部13が移動体を検知している時間を示す。
なお、第1タイマーは、第1検知部12又は第2検知部13により、移動体を検知しない場合(S102:NO)、既にカウント値t1及び後述するカウント値t2がカウントされていたときにはカウント値t1,t2をクリアにし(S109)、第1検知部12又は第2検知部13のいずれかが移動体を検知したか否かを判定する制御(S102)へ戻る。
これらを実現する構成の例として、制御部10は、所定の論理回路に含まれる第1論理回路により、第1検知部12及び第2検知部13の検知信号のORを取ってイネーブル信号とし、制御部10の第1タイマーの入力端子へ入力することができる。なお、第1検知部12及び第2検知部13が移動体を検知したときの検知信号は、ロジック電圧におけるhighレベルとする。
具体的に説明すると、第1検知部12又は第2検知部13が移動体を検知すると、第1論理回路は、各検知信号のORを取ってhighレベルとなることによりその旨を判定でき、highレベルとなった出力結果をイネーブル信号として第1タイマーへ入力することができる。第1タイマーは、入力端子にイネーブル信号が入力されるとカウント値t1のカウントを開始し、イネーブル信号が入力されている間はカウントを継続し、計時することができる。
第1タイマーは、カウント値t1と、上述のように予め設定されているカウント値th1とを比較する(S104)。
第1タイマーは、カウントしたカウント値t1が設定されたカウント値th1に達し、カウント値t1≧カウント値th1、になったと判定すると(S104:YES)、制御部10は、第1検知部12及び第2検知部13の両方が移動体を検知したか否かを判定する(S105)。
制御部10の第1タイマーは、第1検知部12又は第2検知部13が継続してカウント値th1以上の時間に亘って移動体を検知していることが判定できる。制御部10は、カウント値th1以上の時間に亘って、移動体が画像処理装置1の近くに存在していると判定することができ、移動体が画像処理装置1を使用する可能性があることを、より確実に判定することができる。
また、制御部10の第1タイマーは、第1検知部12又は第2検知部13がカウント値th1未満しか移動体を検知できなかった場合には、移動体が画像処理装置1の前を通過するだけであったなど、移動体が画像処理装置1を使用する可能性がないことを、より確実に判定することができる。
制御部10は、第1検知部12及び第2検知部13により、移動体を検知すると(S105:YES)、第2タイマーにより、カウント値t2をカウントする(S106)。カウント値t2は、第1検知部12及び第2検知部13が移動体を検知している時間を示す。
これらを実現する構成の例として、制御部10は、所定の論理回路に含まれる第2論理回路により、第1タイマーの出力信号、第1検知部12の検知信号、第2検知部13の検知信号の3つの信号のANDを取ってイネーブル信号とし、制御部10の第2タイマーの入力端子へ入力することができる。なお、カウント値t1≧カウント値th1のときの第1タイマーの出力信号は、ロジック電圧におけるhighレベルとする。
具体的に説明すると、第1タイマーにより、カウント値t1≧カウント値th1、となった状態で、かつ、第1検知部12及び第2検知部13が移動体を検知すると、第2論理回路は、第1タイマーの出力信号及び各検知信号のANDを取ってhighレベルとなることによりその旨を判定でき、highレベルとなった出力結果をイネーブル信号として第2タイマーへ入力することができる。第2タイマーは、入力端子にイネーブル信号が入力されるとカウント値t2のカウントを開始し、イネーブル信号が入力されている間はカウントを継続し、計時することができる。
なお、第1タイマーは、カウントしたカウント値t1が設定されたカウント値th1に達していなく、カウント値t1<カウント値th1、であると判定すると(S104:NO)、第1検知部12又は第2検知部13のいずれかが移動体を検知したか否かを判定する制御(S102)へ戻る。
また、第1タイマーがカウントしたカウント値t1が設定されたカウント値th1に達し、カウント値t1≧カウント値th1、になったと判定した場合であっても(S104:YES)、制御部10は、第1検知部12及び第2検知部13が移動体を検知していないと判定すると(S105:NO)、第1検知部12又は第2検知部13のいずれかが移動体を検知したか否かを判定する制御(S102)へ戻る。
第2タイマーは、カウント値t2と、上述のように予め設定されているカウント値th2とを比較する(S107)。
第2タイマーは、カウントしたカウント値t2が設定されたカウント値th2に達し、カウント値t2≧カウント値th2、になったと判定すると(S107:YES)、制御部10のCPUは、節電状態からランモードである通常状態へ復帰する(S108)。そして、制御部10は制御を終了する。
制御部10は、節電状態から通常状態へ復帰する場合、最初に移動体を検知した第1検知部12又は第2検知部13のうちの一方は、第1検知範囲D1又は第2検知範囲D2から重複検知範囲D3を含めて連続的に移動体を検知していることになる。
これらを実現する構成の例として、第2タイマーは、出力信号を割込信号として、制御部10のCPUの割込端子へ入力することができる。
具体的に説明すると、第2タイマーは、カウント値t2≧カウント値th2、と判定すると、出力信号を割込信号としてCPUの割込端子へ出力し、CPUに割込処理をさせることができる。CPUは、割込処理の実行により、節電状態であるスリープモード、ストップモード、スタンバイモードのいずれかから脱し、通常状態であるランモードへ復帰する制御をすることができる。
なお、第2タイマーは、カウントしたカウント値t2が設定されたカウント値th2に達していなく、カウント値t2<カウント値th2、であると判定すると(S107:NO)、第1検知部12及び第2検知部13の両方が移動体を検知したか否かを判定する制御(S105)へ戻る。
制御部10の第2タイマーは、第1検知部12及び第2検知部13が継続してカウント値th2以上の時間に亘って移動体を検知していることが判定できる。制御部10は、カウント値th2以上の時間に亘って、移動体が画像処理装置1のUI部16の近くに存在していると判定することができ、移動体が画像処理装置1を使用する可能性が高いことを、より確実に判定することができる。
なお、第2所定時間であるカウント値th2は、画像処理装置1の前に比較的に長く静止していることも含めた移動体を、制御部10が判定する際に使用する場合が多い。一方、第1所定時間であるカウント値th1は、画像処理装置1に近付いて移動している移動体を、制御部10が判定する際に使用する場合が多い。したがって、カウント値th2は、カウント値th1よりも大きい値にすることが望ましい。
以上のように、制御部10は、節電状態とした後、第1検知部12又は第2検知部13が移動体を検知してから、第1所定時間であるカウント値th1以上、第1検知部12又は第2検知部13が移動体を検知し、かつ、第2所定時間であるカウント値th2以上、第1検知部12及び第2検知部13が移動体を検知している場合に、通常状態にすることができる。
このようにして、画像処理装置1は、画像処理装置1に近付いた移動体が、画像処理装置1を使用するのか、あるいは近くを通り過ぎるだけなのかをより確実に推測することができ、節電状態から通常状態に適切に復帰することができる。
また、制御部10の第2タイマーは、第1検知部12及び第2検知部13がカウント値th2未満しか移動体を検知できなかった場合には、移動体が画像処理装置1の前を通過するだけであったなど、移動体が画像処理装置1を使用する可能性が低いことを、より確実に判定することができる。
1-5.節電状態から通常状態への復帰形態2
図5の例は、図4の例に対して、制御部10が2つの節電状態を経て通常状態に復帰する点が異なる。具体的には、制御部10のCPUは、第1節電状態及び第2節電状態として、消費電力の大きい順に、スリープモード、ストップモード、スタンバイモードのいずれかにすることとし、第2節電状態は第1節電状態に対して、より消費電力の大きいモードとする。例えば、第2節電状態がスリープモードである場合には、第1節電状態はストップモード又はスタンバイモードとする。なお、以下の図5の説明では、図4の場合と重複する内容は省略する。
図5に示すように、制御部10は、UI部16の検出パネルのボタンの操作を所定時間検出しない場合や、通信部17により所定時間印刷ジョブを受信しない場合には、第1節電状態に遷移する(S201)。この場合、制御部10は、第2節電状態に対して、より消費電力の小さい第1節電状態にすることができる。
制御部10は、第1検知部12又は第2検知部13のいずれかが移動体を検知したか否かを判定する(S202)。
制御部10は、第1検知部12又は第2検知部13により、移動体を検知すると(S202:YES)、第1タイマーにより、カウント値t1をカウントする(S203)。カウント値t1は、第1検知部12又は第2検知部13が移動体を検知している時間を示す。
なお、第1タイマーは、第1検知部12又は第2検知部13により、移動体を検知しない場合(S202:NO)、既にカウント値t1,t2がカウントされていたときにはカウント値t1,t2をクリアにし(S210)、第1検知部12又は第2検知部13のいずれかが移動体を検知したか否かを判定する制御(S202)へ戻る。
第1タイマーは、カウント値t1と、上述のように予め設定されているカウント値th1とを比較する(S204)。
第1タイマーは、カウントしたカウント値t1が設定されたカウント値th1に達し、カウント値t1≧カウント値th1、になったと判定すると(S204:YES)、制御部10は、第1節電状態から第2節電状態へ遷移する(S205)。
制御部10が第1節電状態から第2節電状態への遷移を実現する構成の例として、第1タイマーは、出力信号を割込信号として、制御部10のCPUの割込端子へ入力することができる。
具体的に説明すると、第1タイマーは、カウント値t1≧カウント値th1、と判定すると、出力信号を割込信号としてCPUの割込端子へ出力し、CPUに第1節電状態から第2節電状態へ遷移させる割込処理をさせることができる。CPUは、割込処理の実行により、第1節電状態から一旦脱した後、第2節電状態にする制御を行い、第1節電状態から第2節電状態へ遷移することができる。
次に、制御部10は、第1検知部12及び第2検知部13の両方が移動体を検知したか否かを判定する(S206)。
制御部10は、第1検知部12及び第2検知部13により、移動体を検知すると(S206:YES)、第2タイマーにより、カウント値t2をカウントする(S207)。カウント値t2は、第1検知部12及び第2検知部13が移動体を検知している時間を示す。
なお、第1タイマーは、カウントしたカウント値t1が設定されたカウント値th1に達していなく、カウント値t1<カウント値th1、であると判定すると(S204:NO)、第1検知部12又は第2検知部13のいずれかが移動体を検知したか否かを判定する制御(S202)へ戻る。
また、第1タイマーがカウントしたカウント値t1が設定されたカウント値th1に達し、カウント値t1≧カウント値th1、になったと判定した場合であっても(S204:YES)、制御部10は、第1検知部12及び第2検知部13が移動体を検知していないと判定すると(S206:NO)、第1検知部12又は第2検知部13のいずれかが移動体を検知したか否かを判定する制御(S202)へ戻る。
第2タイマーは、カウント値t2と、上述のように予め設定されているカウント値th2とを比較する(S208)。
第2タイマーは、カウントしたカウント値t2が設定されたカウント値th2に達し、カウント値t2≧カウント値th2、になったと判定すると(S208:YES)、制御部10のCPUは、第2節電状態からランモードである通常状態へ復帰する(S209)。そして、制御部10は制御を終了する。
これらを実現する構成の例として、第2タイマーは、出力信号を割込信号として、制御部10のCPUの割込端子へ入力することができる。
具体的に説明すると、第2タイマーは、カウント値t2≧カウント値th2、と判定すると、出力信号を割込信号としてCPUの割込端子へ出力し、CPUに割込処理をさせることができる。CPUは、割込処理の実行により、第2節電状態から脱し、ランモードである通常状態へ復帰する制御をすることができる。
なお、第2タイマーは、カウントしたカウント値t2が設定されたカウント値th2に達していなく、カウント値t2<カウント値th2、であると判定すると(S208:NO)、第1検知部12及び第2検知部13の両方が移動体を検知したか否かを判定する制御(S206)へ戻る。
以上のように、画像処理装置1は、画像処理装置1に近付いた移動体が、画像処理装置1を使用するのか、あるいは近くを通り過ぎるだけなのかをより確実に推測することができ、節電状態から通常状態に適切に復帰することができる。
さらに、第1検知部12及び第2検知部13の検知状況に応じて、制御部10が2つの節電状態を経て通常状態へ復帰するように制御することにより、消費電力の抑制と、節電状態から通常状態へ復帰する際に要する時間の縮小とを、適切にすることができる。
上述のように、制御部10は、消費電力の小さい節電状態であるほど、節電状態から通常状態へ復帰する際には時間が掛かる傾向にある。
制御部10は、制御をスタートしたときには、消費電力を小さくすることを優先し、一旦、消費電力が小さい第1節電状態とすることができる。
次に、第1検知部12又は第2検知部13が、カウント値th1以上、移動体を検知すると、移動体が画像処理装置1を使用する可能性があるとして、第1節電状態に対し、消費電力は大きくなるが、通常状態へ復帰する時間が短い第2節電状態とすることができる。
制御部10は、第1検知部12及び第2検知部13が、カウント値th2以上、移動体を検知すると、移動体が画像処理装置1を使用する可能性が高いとして、通常状態へ復帰する。このとき、制御部10は、第2節電状態にしておくことにより、通常状態へ復帰する時間を第1節電状態のときより短くすることができる。
1-6.節電状態から通常状態への復帰形態3
図6の例では、図4の例に対して、制御部10が3つの節電状態を経て通常状態へ復帰する点が異なる。具体的には、制御部10のCPUは、第1節電状態、第2節電状態、第3節電状態として、消費電力の小さい順に、それぞれ、スタンバイモード、ストップモード、スリープモードに割り当てる。なお、以下の図6の説明では、図4の場合と重複する内容は省略する。
図6に示すように、制御部10は、UI部16の検出パネルのボタンの操作を所定時間検出しない場合や、通信部17により所定時間印刷ジョブを受信しない場合には、第1節電状態に遷移する(S301)。このような場合、制御部10は、一番消費電力が小さい第1節電状態にすることができる。
制御部10は、第1検知部12又は第2検知部13のいずれかが移動体を検知したか否かを判定する(S302)。
制御部10は、第1検知部12又は第2検知部13により、移動体を検知すると(S302:YES)、第1タイマーによりカウント値t1をカウントし、第1節電状態であった場合には第2節電状態へ遷移する(S303)。カウント値t1は、第1検知部12又は第2検知部13が移動体を検知している時間を示す。
制御部10が第1節電状態から第2節電状態への遷移を実現する構成の例として、制御部10の所定の論理回路に含まれる第3論理回路により、第1検知部12の検知信号及び第2検知部13の検知信号のORを取って、highレベルとなった出力結果を割込信号としてCPUの割込端子へ出力し、CPUに第1節電状態から第2節電状態へ遷移させる割込処理をさせることができる。CPUは、割込処理の実行により、第1節電状態から一旦脱した後、第2節電状態にする制御を行い、第1節電状態から第2節電状態へ遷移することができる。
制御部10は、制御をスタートしたときには、消費電力を小さくすることを優先し、一旦、消費電力が一番小さい第1節電状態とすることができる。
次に、制御部10は、第1検知部12又は第2検知部13が移動体を検知すると、移動体が画像処理装置1を使用する可能性があるとして、第1節電状態に対し、消費電力は大きくなるが、通常状態へ復帰する時間が短い第2節電状態とすることができる。
なお、制御部10が第1節電状態から第2節電状態へ遷移する間、第1タイマーは、電力の供給を受けているので、カウントを継続することができる。
制御部10は、第1検知部12又は第2検知部13により、移動体を検知しない場合(S302:NO)、既に第1タイマーがカウント値t1、第2タイマーがカウント値t2をカウントしていたときにはカウント値t1,t2をクリアにし、第2節電状態であった場合には第1節電状態へ遷移する(S310)。その後、制御部10は、第1検知部12又は第2検知部13のいずれかが移動体を検知したか否かを判定する制御(S302)へ戻る。
制御部10が第2節電状態から第1節電状態への遷移を実現する構成の例として、制御部10の所定の論理回路に含まれる第4論理回路により、第1検知部12の検知信号及び第2検知部13の検知信号のNORを取って、highレベルとなった出力結果を割込信号としてCPUの割込端子へ出力し、CPUに第1節電状態から第2節電状態へ遷移させる割込処理をさせることができる。CPUは、割込処理の実行により、第2節電状態から一旦脱した後、第1節電状態にする制御を行い、第2節電状態から第1節電状態へ遷移することができる。
第1タイマーは、カウント値t1と、上述のように予め設定されているカウント値th1とを比較する(S304)。
第1タイマーは、カウントしたカウント値t1が設定されたカウント値th1に達し、カウント値t1≧カウント値th1、になったと判定すると(S304:YES)、制御部10は、第2節電状態から第3節電状態へ遷移する(S305)。
制御部10が第2節電状態から第3節電状態への遷移を実現する構成の例として、第1タイマーは、出力信号を割込信号として、制御部10のCPUの割込端子へ入力することができる。
具体的に説明すると、第1タイマーは、カウント値t1≧カウント値th1、と判定すると、出力信号を割込信号としてCPUの割込端子へ出力し、CPUに第2節電状態から第3節電状態へ遷移させる割込処理をさせることができる。CPUは、割込処理の実行により、第2節電状態から一旦脱した後、第3節電状態にする制御を行い、第2節電状態から第3節電状態へ遷移することができる。
次に、制御部10は、第1検知部12及び第2検知部13の両方が移動体を検知したか否かを判定する(S306)。
制御部10は、第1検知部12及び第2検知部13により、移動体を検知すると(S306:YES)、第2タイマーにより、カウント値t2をカウントする(S307)。カウント値t2は、第1検知部12及び第2検知部13が移動体を検知している時間を示す。
なお、第1タイマーは、カウントしたカウント値t1が設定されたカウント値th1に達していなく、カウント値t1<カウント値th1、であると判定すると(S304:NO)、第1検知部12又は第2検知部13のいずれかが移動体を検知したか否かを判定する制御(S302)へ戻る。
また、第1タイマーがカウントしたカウント値t1が設定されたカウント値th1に達し、カウント値t1≧カウント値th1、になったと判定した場合であっても(S304:YES)、制御部10は、第1検知部12及び第2検知部13が移動体を検知していないと判定すると(S306:NO)、既に第1タイマーがカウント値t1、第2タイマーがカウント値t2をカウントしていたときにはカウント値t1,t2をクリアにし、第2節電状態であった場合には第1節電状態へ遷移(S311)する。その後、制御部10は、第1検知部12又は第2検知部13のいずれかが移動体を検知したか否かを判定する制御(S302)へ戻る。
第2タイマーは、カウント値t2と、上述のように予め設定されているカウント値th2とを比較する(S308)。
第2タイマーは、カウントしたカウント値t2が設定されたカウント値th2に達し、カウント値t2≧カウント値th2、になったと判定すると(S308:YES)、制御部10のCPUは、第3節電状態からランモードである通常状態へ復帰する(S309)。そして、制御部10は制御を終了する。
これらを実現する構成の例として、第2タイマーは、出力信号を割込信号として、制御部10のCPUの割込端子へ入力することができる。
具体的に説明すると、第2タイマーは、カウント値t2≧カウント値th2、と判定すると、出力信号を割込信号としてCPUの割込端子へ出力し、CPUに割込処理をさせることができる。CPUは、割込処理の実行により、第3節電状態から脱し、ランモードである通常状態へ復帰する制御をすることができる。
なお、第2タイマーは、カウントしたカウント値t2が設定されたカウント値th2に達していなく、カウント値t2<カウント値th2、であると判定すると(S308:NO)、第1検知部12及び第2検知部13の両方が移動体を検知したか否かを判定する制御(S306)へ戻る。
以上のように、画像処理装置1は、画像処理装置1に近付いた移動体が、画像処理装置1を使用するのか、あるいは近くを通り過ぎるだけなのかをより確実に推測することができ、節電状態から通常状態に適切に復帰することができる。
さらに、第1検知部12及び第2検知部13の検知状況に応じて、制御部10が3つの節電状態を経て通常状態へ復帰するように制御することにより、消費電力の抑制と節電状態から通常状態へ復帰する際に要する時間の縮小を、適切にすることができる。
上述のように、制御部10は、消費電力の小さい節電状態であるほど、節電状態から通常状態へ復帰する際には時間が掛かる傾向にある。
制御部10は、制御をスタートしたときには、消費電力を小さくすることを優先し、一旦、消費電力が小さい第1節電状態とすることができる。
次に、第1検知部12又は第2検知部13が、移動体を検知すると、移動体が画像処理装置1を使用する可能性があるとして、第1節電状態に対し、消費電力は大きくなるが、通常状態へ復帰する時間が短い第2節電状態とすることができる。
第1検知部12又は第2検知部13が、カウント値th1以上、移動体を検知すると、移動体が画像処理装置1を使用する可能性が高いとして、第2節電状態に対し、消費電力は大きくなるが、通常状態へ復帰する時間が短い第3節電状態とすることができる。
制御部10は、第1検知部12及び第2検知部13が、カウント値th2以上、移動体を検知すると、移動体が画像処理装置1を使用する可能性が極めて高いとして、通常状態へ復帰する。このとき、制御部10は、第3節電状態にしておくことにより、通常状態へ復帰する時間を一番短くすることができる。
なお、制御部10は、制御をスタートし第1節電状態にする際(S301)、消費電力を小さくすることを優先し、電源部18を制御して、読取部15及び印刷部14の両方の電力の供給を停止している。制御部10は、第1節電状態では、印刷部14及び読取部15の動作を不可としている。制御部10は、第1節電状態では、印刷部14による印刷、及び読取部15による原稿の読み取りを不可とすることができる。
制御部10は、第1検知部12又は第2検知部13のいずれかにより、移動体を検知すると(S302:YES)、CPUの割込処理の中で、第1節電状態から第2節電状態へ遷移する(S303)と共に、電源部18を制御して、読取部15への電力の供給を開始することができる。制御部10は、第2節電状態では、読取部15の動作を可能としておくことができる。つまり、制御部10は、第1節電状態とした後、第1検知部12又は第2検知部13が移動体を検知し、第2節電状態にするとき、読取部15による原稿の読み取りを可能とすることができる。
第1検知部12又は第2検知部13が移動体を検知すると、移動体が画像処理装置1を使用する可能性があるとして、制御部10は、通常状態へ復帰する時間がより短くなるように、読取部15への電力の供給を開始しておくことができる。
なお、制御部10は、読取部15の代わりに印刷部14の電力の供給を開始しておくようにしてもよい。制御部10は、第2節電状態にするとき、印刷部14による印刷を可能としておくこともできる。
以上、本実施形態の画像処理装置1によれば、画像処理装置1に近付いた移動体が、画像処理装置1を使用するのか、あるいは近くを通り過ぎるだけなのかをより確実に推測することができ、節電状態から通常状態に適切に復帰することができる。
上述のように、本実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない限り、変更、置換、削除等されてもよい。
画像処理装置1は、印刷部14はインクを用いたインクジェット方式のヘッドの例で説明したが、他の方式でもよい。例えば、印刷部14はトナーを用いた電子写真方式のものでもよい。UI部16は、タッチパネルディスプレイの例で説明したが、表示部は液晶ディスプレイや有機ELであり、別途入力部としてキーボードやマウスなどを備えてもよい。節電状態は消費電力に応じて任意の構成部の任意の状態としてもよい。検知部は、第1検知部12と第2検知部13の2つの例で説明したが、任意の数で構成してもよい。いずれか1つが検出した場合と、複数が検出した場合とにより、制御部10は、上述のような制御が可能である。制御部10のタイマーは、2つのタイマーを使用した例で説明したが、1つのタイマーでもよい。1つのタイマーであっても、カウントが終了したらクリアして、次のカウントを開始することができる。また、制御部10は、複数の節電状態にする場合、各節電状態を、読取部15への電力の供給の有無、印刷部14ヘの電力の供給の有無、CPUの節電状態にするモードについて任意とすることができ、またこれらを任意の組み合わせとすることもできる。
また、以上に説明した画像処理装置1における任意の構成部の機能を実現するためのプログラムを、コンピューターに読み取り可能な記録媒体に記録し、そのプログラムをコンピューターシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。ここで、当該装置は、例えば、画像処理装置1、外部装置2等である。なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、OS(OperatingSystem)や周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD(CompactDisk)-ROM等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置を含む。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバーやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリーのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピューターシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピューターシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル又は差分プログラムであってもよい。
1…画像処理装置、2…外部装置、10…制御部、11…記憶部、12…第1検知部、13…第2検知部、14…印刷部、15…読取部、16…ユーザーインターフェイス部、17…通信部、18…電源部。

Claims (7)

  1. 記録媒体に印刷する印刷部と、
    移動体を第1検知範囲で検知可能な第1検知部と、
    前記移動体を第2検知範囲で検知可能な第2検知部と、
    前記印刷部の印刷を可能とする通常状態、及び前記印刷部の印刷を不可とする節電状態となるように制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記節電状態とした後、
    前記第1検知部又は前記第2検知部が前記移動体を検知してから、第1所定時間以上、前記第1検知部又は前記第2検知部が前記移動体を検知し、
    かつ、第2所定時間以上、前記第1検知部及び前記第2検知部が前記移動体を検知している場合に、前記通常状態にする、画像処理装置。
  2. 前記第1検知部及び前記第2検知部が前記移動体を検知する範囲は、前記第1検知部の前記第1検知範囲、及び前記第2検知部の前記第2検知範囲が重複する重複検知範囲であり、
    前記制御部が前記節電状態から前記通常状態にする場合、最初に前記移動体を検知した前記第1検知部及び前記第2検知部のうちの一方は、前記重複検知範囲を含めて連続的に前記移動体を検知する、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 表示部を備え、
    前記第1検知部及び前記第2検知部の一方は、前記表示部の位置に対して左右の一方に備えられ、
    前記第1検知部及び前記第2検知部の他方は、前記表示部の位置に対して左右の他方に備えられている、請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記移動体は人であり、前記第1検知部及び前記第2検知部は人感センサーである、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記制御部は、
    前記節電状態において、第1節電状態、及び前記第1節電状態より消費電力が大きい第2節電状態に制御可能であり、
    前記第1節電状態とした後、前記第1検知部又は前記第2検知部が前記移動体を検知すると、前記第2節電状態にする、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 原稿を読み取る読取部を備え、
    前記制御部は、
    前記第1節電状態では、前記読取部による前記原稿の読み取りを不可とし、
    前記第2節電状態では、前記読取部による前記原稿の読み取りを可能とする、請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 記録媒体に印刷する印刷部と、移動体を第1検知範囲で検知可能な第1検知部と、前記移動体を第2検知範囲で検知可能な第2検知部と、を備える画像処理装置の制御方法であって、
    前記印刷部の印刷を不可とする節電状態とした後、
    前記第1検知部又は前記第2検知部が前記移動体を検知してから、第1所定時間以上、前記第1検知部又は前記第2検知部が前記移動体を検知し、
    かつ、第2所定時間以上、前記第1検知部及び前記第2検知部が前記移動体を検知している場合に、前記印刷部の印刷を可能とする通常状態にする、画像処理装置の制御方法。
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