JP2014089239A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 電源投入時から冷却手段を正常に駆動させた後、冷却手段の電力供給元を発電手段が放出する熱により発電される電力源に切り替える。
【解決手段】
ジョブ処理を行う画像形成装置であって、発熱手段に電源を供給する電源手段と、前記画像形成装置の筐体内部を冷却する冷却手段と、前記発熱手段が放出する熱を用いて発電する発電手段と、前記発電手段が発電した電力を蓄電する蓄電手段と、前記電源手段または前記発電手段からの電力を用いて前記冷却手段を駆動した後、前記冷却手段に対する電源供給元を前記電源手段または前記蓄電手段から前記発電手段に切替える電源制御手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
従来、画像形成装置は、当該装置の外部から供給される電力(商用電源あるいは自家発電電源から供給される電力)によって駆動されている。
また、昨今の地球環境問題の高まりやランニングコストの低減から、電子写真プロセスを用いた画像形成装置においても、省エネルギーを目的とした種々の技術開発が行われ、装置/パーツの廃熱を電気エネルギーに変換して再利用することが求められている。
例えば、特許文献1ないし特許文献2には、定着装置の近傍に熱電発電素子を配置し、定着装置から放熱される熱を電力に変換して利用する技術が開示されている。
この熱電発電素子には、ゼーベック素子が使用されている。ここで、ゼーベック素子は異なる2種の金属やp型半導体とn型半導体等が対になった熱電変換材料に温度差を与えることによって両端に熱起電力が発生するゼーベック効果を利用したものであり、熱エネルギーを直接電力に変換するものである。このようにゼーベック素子は、モータやタービン等の可動部を必要とせず、老廃物もないという優れた特徴がある。
但し、ゼーベック素子は、加熱部と冷却部の温度差により発電が行われるが、同一部品上の対抗する面を加熱面、冷却面とするため、加熱温度の伝播が素子全体に行われるために温度差を保持し、一定電力を発電しつづけることが困難といった特徴もある。
そこで、特許文献1ないし特許文献2は、熱電発電素子の加熱部と冷温部の温度差を維持して、電力を効率良く発電させている。
特許文献1は、熱電発電素子の片側を画像形成装置の外壁近傍に配置し、他方を、定着装置の熱を熱電発電素子に伝える熱伝達手段に接触させるように配置している。
特許文献2は、熱電発電素子の加熱面側に発熱体から冷温面への熱伝導を遮断し、発熱体からの熱を加熱面に伝導する遮断手段を備えている。
特開2008−052032号公報 特開2009−224684号公報
しかしながら、先行件のような、熱電発電素子の加熱部と冷温部の温度差を維持して、電力を効率良く発電させる構成においても、以下のような問題があった。
ここで、発電した電力で動作する負荷側の装置が、例えば、画像形成装置の筐体内部を冷却するための冷却ファン等である場合を想定する。この場合、冷却装置の起動時に大きな起電力を要する場合、電源の起動時は熱電発電素子の温度差(発電量)が少ないため、冷却ファンが正常に駆動しないケースが発生していた。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、電源投入時から冷却手段を正常に駆動させた後、冷却手段の電力供給元を発電手段が放出する熱により発電される電力源に切り替えられる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える。
ジョブ処理を行う画像形成装置であって、発熱手段に電源を供給する電源手段と、前記画像形成装置の筐体内部を冷却する冷却手段と、前記発熱手段が放出する熱を用いて発電する発電手段と、前記発電手段が発電した電力を蓄電する蓄電手段と、前記電源手段または前記発電手段からの電力を用いて前記冷却手段を駆動した後、前記冷却手段に対する電源供給元を前記電源手段または前記蓄電手段から前記発電手段に切替える電源制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、電源投入時から冷却手段を正常に駆動させた後、冷却手段の電力供給元を発電手段が放出する熱により発電される電力源に切り替えることができる。
熱電発電素子の概念図である。 図1に示した熱発電電素子を利用した画像形成装置の概念を示す図である。 画像形成装置の一例を示すブロック図である。 コントローラユニットの熱電発電制御を詳細に示したブロック図である。 画像形成装置の制御方法を示すフローチャートである。 画像形成装置の制御方法を示すフローチャートである。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す画像形成装置で用いるゼーベック効果を利用した熱電発電素子の概念図である。本例では、冷却装置の入力電源を、起動時はDC電源、冷却機能安定後に熱発電電源に切り替える画像形成装置とする。本実施形態に示す画像形成装置は、後述する各デバイスを制御してジョブ処理(プリント処理、コピー処理、スキャン処理、センド処理、BOX処理)を行うことが可能に構成されている。
図1において、異なった2種類の金属(又は半導体)101、104の一方を接続させ、両端に温度差を与えると、ゼーベック効果により、P/N型半導体102、103の電荷が移動し、負荷抵抗の両端に起電力Vが発生し、図1の矢印の方向に電流が流れる。
すなわち、熱エネルギーを電気エネルギーに変換できる。2種類の異なった金属(又は半導体)101、104の材質としては、多種多様な組み合わせがあるが、熱電変換が行える材質であれば材質はいずれでもよい。熱電発電素子が1個だけでは起電力が小さい場合、複数個の熱電発電素子を組み合わせて使用する方法もあるが、必要な熱電変換ができれば、どのような構成でもよい。
図2は、図1に示した熱発電電素子を利用した画像形成装置の概念を示す図である。
図2において、1101は画像形成装置内にある画像処理装置である。1100は画像処理装置を加工板金で覆っているボックスである。1102は画像処理装置1101の全体の制御を司る半導体(CPU)であり、特に大量の熱を放熱する。
1103は熱発電電素子である。1104は冷却装置で、ボックス1100内部、特に画像形成装置1101の筐体内部を冷却する。なお、後述する1105以降は、熱をさほど放出しない半導体群である。
本実施形態では、画像処理装置1101は、ボックス1100内部に組み込まれている形になっている。CPU1102を冷却するため冷却装置1104が配備され、外気を吸い込み、図の矢印のようなエアフローで各半導体に風を吹き付ける。冷却後に通過した暖かい風はボックス1100に加工されているスリット穴から外部に排気される。
熱発電電素子1103を用いた画像形成装置は、CPU1102から発生する熱を利用する。熱発電電素子1103は、その特性上、高温部と低温部との温度差が大きければ大きいほど、電気エネルギーへの変換効率は良くなる。
図2の例では、CPU1102の上部に、熱電発電素子を配する構成としているが、低温部と高温部の温度差を利用できる構成ならば、何処に配しても良い。また、画像形成装置内にはCPU1102以外にも、定着器やモータ等のように発熱する部材は多いが、CPU1102等の半導体は温度制約があるため、自身が発する熱で自身を冷却する自律制御の構成とした。
第1実施形態では、CPU1102からの熱を熱発電電素子1103で受け、起電力を発生させる構成となっているが、起電力を得ることが可能な構成であれば、画像形成装置内で発生しうる熱を供給源として構成しても良い。
以下は、CPU1102から熱エネルギーを供給することを前提とする。
図3は、本実施形態を示す画像形成装置100の一例を示すブロック図である。本例は、熱電発電システムにおいて熱電発電の主体的役割を担う画像形成装置100におけるデジタルデータ処理を行うコントローラユニット1200の構成例を示す。本実施形態において、コントローラユニット1200は、ジョブ処理を行うデバイス、例えばスキャナ10、プリンタ20、HDD1208、冷却ファン1210等を制御する。
図3において、コントローラユニット1200は、画像読取デバイスであるスキャナ10や画像出力デバイスであるプリンタ20と接続される。一方ではLANに接続することで、図示しない外部装置であるサーバやPC(パーソナルコンピュータ)、その他外部機器との間で画像情報や通信制御に関わる情報の入出力を行う為のコントローラである。
CPU1201は、システム全体を制御するコントローラである。RAM1202は、CPU1201が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。ROM1203は、ブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。
操作部I/F1204は、操作部30とのインターフェース部で、操作部30に表示する画像データを操作部30に対して出力する。また、操作部I/F1204は、操作部30から使用者が入力した情報を、CPU1201に伝える役割をする。以上のデバイスがシステムバス1206上に配置される。
IO制御1207は、各IOチップをコントロールし、CPU1201やRAM1202との通信を行うI/Fであり、システムバス1206とIOバス1212のバスブリッジ機能を有する。
HDD1208はハードディスクドライブであって、システムソフトウェア、画像データ、ソフトウェアカウンタ値などを格納する。ソフトウェアカウンタ値は、画像出力枚数をカウントアップされた値が格納される。カウンタ値はHDD1208に限らず電源が切れても記憶保持することができれば、図示しない不揮発性メモリや電池バックアップ機能のメモリ等にその記憶領域を持ってもよい。
Network1209は、LANに接続し、出力用画像に関わる各種データの入出力や機器制御にかかわる情報の入出力を行う。操作部30における入力操作によってネットワーク上の図示しないPCや外部の出力用画像データを管理する装置から操作部30による入力操作に応じて出力用画像データを受信して画像出力を行うことが可能である。
また、本実施形態の大きな特徴である冷却ファン1210、及びFAN電源制御手段1211がIOバス1212に接続されている。ここで、冷却ファン1210は、画像形成装置の筐体内部を冷却する冷却手段として機能する。
さらに、熱電発電素子1214がCPU1201上部に配置されている構成である。スキャナ、プリンタ通信I/F1213は、スキャナ10、プリンタ20のCPUとそれぞれ通信を行うためのI/Fである。以上のデバイスがIOバス1212上に配置される。
Image Bus I/F1205は、システムバス1206と画像データを高速で転送する画像バス1280を接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス1280上には以下のデバイスが配置される。ラスターイメージプロセッサ(RIP)1220は、PDLコードをビットマップイメージに展開する。
デバイスI/F部1270は、画像入出力デバイスであるスキャナ10やプリンタ20とコントローラユニット1200を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。スキャナ画像処理部1230は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部1240は、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。
画像回転部1250は、画像データの回転を行う。画像圧縮部1260は、多値画像データはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MHの圧縮伸張処理を行う。
また、画像形成装置100は省電力化のためのスリープモードを備えている。CPU1201がこのスリープモードへの動作モード移行制御を行う。つまり、CPU1201が画像形成装置の稼動状況を判断して、プリンタ20,スキャナ10、操作部30などの部分に対する電力供給を独立に遮断・供給を制御することが可能となっている。
例えば、スキャナ機能のみ使用する場合はプリンタ20部やプリンタ画像処理部1240への電力供給を遮断する。一方、プリンタ機能のみ使用する場合に操作部30とスキャナ10部やスキャナ画像処理部1230など必要ない箇所への電力供給を遮断することで消費電力を削減する為の仕組みを備えている。
図4は、図3に示した画像形成装置100内のコントローラユニット1200の熱電発電制御を詳細に示したブロック図である。
以下、FAN電源制御手段1211の内部ブロック図を中心に、CPU1201、IO制御1207、熱電発電素子1214、冷却ファン1210の主に電源系統、制御信号の関係について説明する。
図4において、FAN電源制御手段1211内部は、制御部1300、FAN電源切替部1301、昇圧部1302、蓄電部1303、情報格納部1304で構成される。
制御部1300は、冷却ファン1210の入力電源を必要なタイミングで切り替えるための制御、及びFAN電源制御手段1211の全体制御を司るコントローラである。FAN電源切替部1301は、制御部1300からの選択条件に従って、熱電発電素子1214からの出力電力、蓄電部1303に蓄電されている電力、及びDC電源電力を切り替え、FANの電源に入力する機能を持つ。なお、蓄電部1303は、熱電発電素子1214が発電した電力を蓄電する。その際、昇圧部1302により発電された電力が昇圧された電力を蓄電する。
昇圧部1302は熱電発電素子1214からの出力電圧を昇圧する機能、蓄電部1303は昇圧部1302によって昇圧された電力を蓄電するリチウムイオン等の二次電池である。ここで、熱電発電素子1214は、CPU121が放出する熱エネルギーを電力に変換する発電手段として機能する。
また、情報格納部1304は冷却ファン1210の入力電源切替え条件や切替えトリガ(閾値電圧、熱電発電素子1214の温度差、タイマ出力など)の情報を格納している。
また、電源電圧として、Vseb1305は熱電発電素子1214が発電する電圧、Vbat1306は蓄電部1303の充電圧、Vfan1310は冷却ファン1210の入力電圧である。
その他、制御信号として、Vsel1308はファン電源切替用のセレクト信号である。1309はIO制御1207と制御部1300の通信バスで、特に、第1実施形態では、コントローラユニット1200の起動時や省電力モードからの復帰時を示すStart_Flag、ファン回転数が全速モードに切り替わるSpeed_Full_Flagといったコントロール/ステータス信号を含む。
図5は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を示すフローチャートである。以下、コントローラユニット1200が備える熱電発電素子1214を用いる熱電発電処理例を説明する。なお、各ステップは、制御部1300がROM等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。本例は蓄電部1303から供給可能な電力量で冷却ファン1210を駆動可能かどうかを判断する処理(第1の判断処理)に従って冷却ファン1210への電力供給を切替制御する例である。
まず、S1400において、画像形成装置100の電源が起動されると、FAN電源制御手段1211は、IO制御1207からIOバス1212、通信バス1309を介して、Start_Flag信号を制御部1300に入力する。
制御部1300は、Start_Flag信号を認識した上で、蓄電部1303の電力量と一回のFAN起動に最低限必要な電力量Wt(情報格納部1304に格納)を比較して、蓄電部1303に蓄電された供給可能な電力で駆動可能かどうかを判断する(S1401)。蓄電部1303の電力量がWt以上であると判断した場合、冷却ファン1210の入力電源Vfan1310にVbat1306を選択して出力することで蓄電部1303に蓄えられた電力を供給して冷却ファン1210を駆動する(S1402)。
一方、S1401で、蓄電部1303の電力量がWt以上でないと判断した場合、制御部1300がVsel1308を用いてFAN電源切替部1301を制御し、Vdd1307を選択させ、DC電源からVdd1307を供給して冷却ファン1210を駆動する(S1403)。
制御部1300は、経過時間Tα(情報格納部1304に格納)を図示しないタイマ等でカウントした後に(S1404)、冷却ファン1210の入力電源Vfan1310をVbat1306、又はVdd1307から、熱電発電素子1214によって発電されるVseb1305に切り替える(S1405)。
その後、プリントなどのJOBの受信を待機し(S1406)、JOBが実行された場合は、CPU1201の放熱が大きくなるため、冷却ファン1210を全速モードで動作させる必要がある。その場合、FAN電源制御手段1211は、CPU1201よりIO制御1207からIOバス1212、通信バス1309を介して、Speed_Full_Flag信号を受け取る。
制御部1300は、Start_Flag信号を受信した後、冷却ファン1210の入力電源Vfan1310にVbat1306、又はVdd1307を入力するように、FAN電源切替部1301に出力すべきVsel1308の値を変更する(S1407)。
そして、CPU1201がJOBを終了すると(S1408)、再度、冷却ファン1210の入力電源Vfan1310をVbat1306、又はVdd1307から、熱電発電素子1214によって発電されるVseb1305に切り替え(S1409)、本処理を終了する。
一方、S1406において、JOBが投入されないと判断した場合、制御部1300は、CPU1201等に電力を供給する電源がオフ状態であるかどうかを判断する(S1410)。ここで、電源がオフ状態であると判断した場合、さらに、電源がオン状態であるかどうかを判断する(S1411)。ここで、電源がオン状態に変化していると制御部1300が判断した場合は、S1401へ移行し、オフ状態である場合は、本処理を終了する。
一方、S1410で、電源がオン状態であると制御部1300が判断した場合、S1412へ進み、電源が通常よりも省電力状態に移行(スリープ移行)しているかどうかを判断する(S1412)。ここで、スリープ移行していないと制御部1300が判断した場合は、S1406へ移行し、スリープ移行していると制御部1300が判断した場合は、スリープ状態から通常状態モードへ移行(スリープ復帰)しているかどうかを判断する(S1413)。ここで、スリープ復帰していると判断した場合は、S1401へ戻り、S1402移行の処理を繰り返す。
これにより、冷却ファン1210に供給する電源供給元を、蓄電部からの電源(Vbat)、本体からの電源(Vdd)、熱電発電素子からの電源(Vseb)のいずれかに切替て、画像形成装置全体として節電を図ることができる。また、画像形成装置が起動時には、熱電発電素子からの電源(Vseb)に代えて蓄電部からの電源(Vbat)、本体からの電源(Vdd)からの供給に切り替えることで、冷却ファン1210を確実に動作させることができる。
〔第2実施形態〕
図6は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を示すフローチャートである。以下、コントローラユニット1200が備える熱電発電素子1214を用いる熱電発電処理例を説明する。なお、各ステップは、制御部1300がROM等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。本処理は、図5に示した処理に、FAN動作状態が安定しているかどうかを判断する処理を加えた例であり、他の処理は図5に示した処理と同様の処理である。以下、第1実施形態で示したステップと異なるステップを中心に説明する。本例は熱電発電素子1214または蓄電部1303から供給可能な電力量で冷却ファン1210を駆動可能かどうかを判断する処理(第2の判断処理)に従って冷却ファン1210への電力供給を切替制御する例である。
S1400で、画像形成装置100の電源が起動された後、制御部1300が熱電発電素子1214によって発電されるVseb1305の電圧レベルが閾値電圧Vt以下であるか否かの判定を行う(S1501)。ここで、Vseb1305が情報格納部1304に格納されている閾値電圧Vt以下であると制御部1300が判断した場合、蓄電部1303と電力量Wtの比較判定を行う(S1401)。S1402,S1403において、冷却ファン1210の入力電源Vfan1310がVbat1306、又はVdd1307で動作する。
このようにして、制御部1300は、S1402、S1403を実行して、S1502で、制御部1300は、冷却ファン1210のFAN回転速度を確認して、冷却ファン1210のFAN動作が安定しているかどうかを判断する(S1503)。
なお、本実施形態では、S1502で、冷却ファン1210の回転速度を以下のように認識する。制御部1300は、冷却ファン1210の入力電源Vfan1310の電圧レベル、又は図示しない冷却ファン1210の動作ステータスの確認で可能である。また、S1503において、Vfan1310の電圧レベルによる判断方法は、情報格納部1304に格納されている閾値電圧Vtとの比較により、FAN動作が安定しているか否かを判別できるように構成されている。つまり、S1503では、S1402,S1403で供給される電力に基づいて、冷却ファン1210の冷却状態を判断することが可能となる。
ここで、FANの回転が安定して動作するようになって、Vfan1310をVbat1306、又はVdd1307から、熱電発電素子1214によって発電されるVseb1305に切り替え可能になる(S1405)。それ以外の動作フローは図5の動作フローと同一のため説明を割愛する。
〔第3実施形態〕
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をパソコン(コンピュータ)等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
100 画像形成装置
1200 コントローラユニット
1201 CPU
1202 RAM
1203 ROM
1204 操作部I/F
1205 Image Bus I/F
1206 システムバス
1207 IO制御
1208 HDD
1209 Network
1210 冷却ファン
1211 FAN電源制御手段
1212 IOバス
1214 熱電発電素子

Claims (9)

  1. ジョブ処理を行う画像形成装置であって、
    発熱手段に電源を供給する電源手段と、
    前記画像形成装置の筐体内部を冷却する冷却手段と、
    前記発熱手段が放出する熱を用いて発電する発電手段と、
    前記発電手段が発電した電力を蓄電する蓄電手段と、
    前記電源手段または前記発電手段からの電力を用いて前記冷却手段を駆動した後、前記冷却手段に対する電源供給元を前記電源手段または前記蓄電手段から前記発電手段に切替える電源制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記電源制御手段は、前記電源手段または前記蓄電手段からの電力を用いて前記冷却手段を駆動した後の経過時間に応じて、前記冷却手段に対する電源供給元を前記電源手段または前記蓄電手段から前記発電手段に切替えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記蓄電手段から供給可能な電力量で前記冷却手段を駆動可能であるかどうかを判断する第1の判断手段と、をさらに備え、
    前記蓄電手段から供給可能な電力量で前記冷却手段を駆動可能であると判断した場合、前記電源制御手段は、前記蓄電手段からの電力を用いて前記冷却手段を駆動した後の経過時間に応じて、前記冷却手段に対する電源供給元を前記蓄電手段から前記発電手段に切替え、
    前記蓄電手段から供給可能な電力量では前記冷却手段を駆動できないと判断した場合、前記電源手段からの電力を用いて前記冷却手段を駆動した後の経過時間に応じて、前記冷却手段に対する電源供給元を前記電源手段から前記発電手段に切替えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記発電手段または前記蓄電手段から供給可能な電力量で前記冷却手段を駆動可能であるかどうかを判断する第2の判断手段と、をさらに備え、
    前記発電手段から供給可能な電力量では前記冷却手段を駆動できず、前記蓄電手段から供給可能な電力量で前記冷却手段を駆動可能であると判断した場合、前記電源制御手段は、前記蓄電手段からの電力を用いて前記冷却手段を駆動した後、前記冷却手段の冷却状態に応じて、前記冷却手段に対する電源供給元を前記蓄電手段から前記発電手段に切替え、
    前記発電手段または前記蓄電手段から供給可能な電力量では前記冷却手段を駆動できないと判断した場合、前記電源制御手段は、前記電源手段からの電力を用いて前記冷却手段を駆動した後、前記冷却手段の冷却状態に応じて、前記冷却手段に対する電源供給元を前記電源手段から前記発電手段に切替えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. ジョブを受信する受信手段と、
    省電力モードに移行した後、前記受信手段がジョブを受信することに応じて通常状態に復帰する際、前記電源制御手段は、前記電源手段または前記蓄電手段の電力を前記冷却手段に供給することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記冷却手段は、前記筐体内部の熱を排気する冷却ファンであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記蓄電手段は、前記発電手段が発電した電力を昇圧する昇圧手段と、前記昇圧手段により昇圧された電力を蓄電する二次電池とを有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 発熱手段に電源を供給する電源手段と、画像形成装置の筐体内部を冷却する冷却手段と、前記発熱手段が放出する熱を用いて発電する発電手段と、前記発電手段が発電した電力を蓄電する蓄電手段とを備える画像形成装置の制御方法であって、
    前記電源手段または前記発電手段からの電力を用いて前記冷却手段を駆動した後、前記冷却手段に対する電源供給元を前記電源手段または前記蓄電手段から前記発電手段に切替える電源制御工程と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  9. 請求項8に記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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