JP2006003487A - 画像形成装置 - Google Patents

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正光 山根
Yoshinori Makiura
義則 牧浦
Masahiko Nakao
昌彦 中尾
Shigeyuki Tamano
成徹 玉野
Keiko Harada
恵子 原田
Mamoru Fujimoto
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Yoshiharu Yano
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Abstract

【課題】 複雑な制御回路及び制御方法をなくしてトナー融着を回避することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 未定着画像が形成された転写紙を熱定着する定着手段2と、画像形成装置1の機内を冷却する冷却ファン104とを有する画像形成装置1において、画像形成装置の起動/終了を設定するスイッチング手段110と、前記定着手段2の温度を検出する温度検出手段24と、前記定着手段2の近傍に設けられた熱電素子101とを備え、前記スイッチング手段110の起動/終了信号及び前記温度検出手段24の検出した定着手段温度に基づき、起動信号を検出した場合、定着手段温度が所定の第1基準温度より低いときは、前記熱電素子へ直流電圧を供給することにより、ペルチェ効果により電気エネルギーを熱エネルギーに変換して前記定着手段2を加熱し、終了信号を検出した場合、定着手段温度が所定の第2基準温度より高いときは、前記熱電素子101へ直流電圧を供給することにより、ペルチェ効果により電気エネルギーを熱エネルギーに変換して前記定着手段2を冷却することを特徴とする。
【選択図】 図8

Description

本発明は、複写機等の画像形成装置に関するものである。
従来、複写機やプリンタ或いはその複合機等の画像形成装置において加熱定着により未定着トナー像の定着を行う場合、機内の温度上昇を防止するため冷却ファンにて機内温度を下げ、現像/クリーニング装置とトナー容器等のトナー融着及び感光体等の帯電特性変化を防止している。
今日の機械は省スペース化が進んでおり、定着装置と前記のトナーを有する装置等の距離が接近する理由となっている。また、省エネ等の観点から低融点トナーを使用している。このような諸事情が影響し、電源スイッチをオフすることにより冷却ファンが停止し、定着内部の温度の過加熱(オーバーシュート)で前記のトナーを有する装置等でトナー融着が発生する。
これらの問題を回避するため、特許文献1や特許文献2に見られるように、電源スイッチをオフしてもしばらく一定時間が切れない回路、温度をモニターして所定温度以下になった場合でも電源をオフする制御、電源同期切替手段等の回路にて対応している。
また、近年省エネルギーでクリーンなエネルギー源として光及び熱等が着目され、他の機械では廃熱利用等が研究されてきているが、画像形成装置においては、特許文献3に見られるようにスキャナ光源の光及び熱を利用した技術はあるが、定着装置で発生する熱は冷却ファンにて機外へ放出されて有効利用されていなかった。
特開平7−121063号公報 特開平10−10955号公報 特開平8−289083号公報
しかしながら、トナー融着を回避するこれらの方法では冷却ファンを回すための電源供給及び制御回路やその制御方法が複雑になるという問題がある。さらに、電源スイッチを切っても見かけ上の電源オフであり、実際は電源が相当長い間冷却ファンが作動しているため、ユーザから見れば違和感が生じるという問題があった。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、電源スイッチをオフしてから冷却ファンの回転停止までのクールダウン時間を短縮することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。また、電源スイッチをオンしてから定着装置が定常温度に達するまでのウォームアップ時間を短縮することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、未定着画像が形成された転写紙を熱定着する定着手段と、画像形成装置の機内を冷却する冷却ファンとを有する画像形成装置において、画像形成装置の起動/終了を設定するスイッチング手段と、前記定着手段の温度を検出する温度検出手段と、前記定着手段の近傍に設けられた熱電素子とを備え、前記スイッチング手段の起動/終了信号及び前記温度検出手段の検出した定着手段温度に基づき、起動信号を検出した場合、定着手段温度が所定の第1基準温度より低いときは、前記熱電素子へ直流電圧を供給することにより、ペルチェ効果により電気エネルギーを熱エネルギーに変換して前記定着手段を加熱し、終了信号を検出した場合、定着手段温度が所定の第2基準温度より高いときは、前記熱電素子へ直流電圧を供給することにより、ペルチェ効果により電気エネルギーを熱エネルギーに変換して前記定着手段を冷却することを特徴とする。
また、終了信号を検出した場合、定着手段温度が第2基準温度より高いときは、さらに前記冷却ファンを回転駆動することを特徴とする。この場合、前記熱電素子により発電された電力の余剰電力を充電する二次電池を備えると、二次電池に充電された電力で前記冷却ファンを回転駆動することができる。
さらに、定着手段温度が前記第1基準温度以上である場合、終了信号を検出するまで、前記熱電素子で定着手段の熱エネルギーを電気エネルギーに変換して電力を発生させ、その電力にて前記冷却ファンを回転駆動することを特徴とする。
本発明によると、定着手段の近傍に設けた熱電素子に直流電圧を印加することにより、ペルチェ効果により電気エネルギーを熱エネルギーに変換することができる。従って、画像形成装置の起動時は、熱電素子の定着手段側の面で放熱し、反対の面から吸熱するように、直流電圧の極性を選ぶことで、定着手段を加熱し、ウォームアップ時間を短縮することができる。また、画像形成装置の終了時は、熱電素子の定着手段側の面で吸熱し、反対の面から放熱するように、直流電圧の極性を起動時とは反転させることにより、クールダウン時間を短縮することができる。さらに、定着手段で発生する熱で電力を発生させ冷却ファンを回転駆動することにより、今まで廃熱していた熱の有効利用ができ、これにより消費電力をより低減させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置の外観斜視図である。画像形成装置1の筐体内部には、感光体11の潜像画像を現像する現像装置3〜6、前記感光体11より用紙にトナー現像画像を中間転写体12を介して用紙に転写させる転写装置13、転写後の感光体11を清掃するクリーニング装置14及び中間転写体12を清掃するクリーニング装置15、未定着画像が形成された転写紙を定着する定着装置2、画像形成装置1の機内を冷却する冷却ファン104(図2参照)等が設けられている。また、画像形成装置の起動/終了を設定する電源スイッチ110が筐体の外観部に設けられている。
定着装置2は、熱ローラ21と、熱ローラ21に圧接する圧ローラ22と、熱ローラ21内に埋設された定着ヒータ23とから構成されている。熱ローラ21の表面部には、熱ローラ21の温度を検出するサーミスタ24が設けられている。定着装置2の熱ローラの上部に熱電素子101を配置し、この熱電素子101に取り付けた金属製の放熱フィン102を通風ダクト103内に配置している。なお、定着装置2の上部にはトナーを収容する各種現像装置3〜6及び対応するトナー容器(コンテナ)7〜10が配置されており、電源スイッチ110のオフ直後に冷却ファン(図示せず)を停止させると、それら現像装置3〜6及びトナー容器7〜10の内部のトナーが、定着熱の過加熱(オーバーシュート)により溶着し、画像形成装置1全体に非常に大きなダメージを与える懸念がある。
図2は、定着装置上部の正面図である。定着装置2上部に冷却側を上、熱を受ける側を下にした状態でゼーベック効果若しくはペルチェ効果を利用した熱電素子101を配置し、その熱電素子101の冷却側に密着するように金属製の放熱フィン102を設置し、さらにこの放熱フィン102を通風ダクト103の内部に配置している。この構成で、熱電素子101でゼーベック効果により発電された電力により冷却ファン104が駆動されると、その通風ダクト103内を通過する空気流が発生し、この空気流により放熱フィン102からの放熱を促進することができる。これにより、熱電素子101の高温部と冷却部の温度差を大きくし、より大きな発電効率を上げることが可能になる。或いは、熱電素子101に電力を供給してペルチェ効果により熱電素子101の定着装置2側の面に放熱部、放熱フィン102側に吸熱部を形成し、定着装置2を加熱することにより、定着装置2のウォームアップを促進することが可能となる。逆に、熱電素子101に電力を供給してペルチェ効果により熱電素子101の定着装置2側の面に吸熱部、放熱フィン102側に放熱部を形成し、定着装置2を冷却することにより、定着装置2のクールダウンを促進することが可能となる。
ゼーベック効果とは図3の説明図に示すように、2種類の金属又は半導体の接合部に温度差をつけると電位差が発生する現象のことである。熱電素子101は2種類の異なるP型及びN型半導体で構成され、図3では熱電素子101の左側を高温部、右側を低温部にして温度差を付けた場合、P型半導体からN型半導体方向(図3では反時計回りの方向)に電流が流れるように電圧が発生し、温度差が大きいほど発電量が大きくなる。また、1つの熱電素子101自体の発電量は微々たるものであるが、この熱電素子101単体を多数連結することにより起電力を上げることが可能となる。本発明はこのゼーベック効果を利用した熱電素子101を用いることで定着装置2の熱エネルギーを電気エネルギーに変換し、動力源として利用したものである。
また、ペルチェ効果とは図4の説明図に示すように、2種類の金属又は半導体の接合部に電流を流すと温度差が発生する現象のことである。熱電素子101は2種類の異なるP型及びN型半導体で構成され、図4(a)ではN型半導体からP型半導体方向(図4(a)では時計回りの方向)に電流が流れるように直流電圧を印加した場合、熱電素子101の左側が放熱部、右側が吸熱部となるように温度差が発生し、吸熱部で吸熱してその周辺を冷却し、放熱部で発熱してその周辺を加熱することができる。なお、図4(b)のように、直流電圧の極性を反転し、電流の流れを逆向きにすると、熱電素子101の吸熱部と放熱部が逆転する。また、1つの熱電素子101自体の吸熱量及び放熱量は微々たるものであるが、この熱電素子101単体を多数連結することにより吸熱量及び放熱量を上げることが可能となる。本発明はこのペルチェ効果を利用した熱電素子101を用いることで電気エネルギーを熱エネルギーに変換し、定着装置2の加熱源若しくは冷却源として利用したものである。
図5は、冷却ファン104への電源供給手段の一例を示す概略ブロック図である。熱電素子101は、素子電源切替回路107に接続される。素子電源切替回路107は、電源スイッチ110の起動/終了信号及びサーミスタ24の検出した定着装置温度に基づき、熱電素子101への直流電圧の供給のオン/オフ及び直流電圧を供給する場合の電圧極性を切替える回路である。
熱電素子101でゼーベック効果により発電した電力は、二次電池105に充電される。また、熱電素子101と二次電池105との間には逆流防止回路106を設け、二次電池105に充電された電力が熱電素子101に逆流するのを防止している。電源切替回路108は、冷却ファン104を駆動する電力の供給元を二次電池105と電源回路109との間で切替える回路であり、電源切替回路108に入力される電力の一部は、素子電源切替回路107に供給される。
図6は、本実施形態に係る画像形成装置における定着装置温度の推移の一例を、従来の画像形成装置と比較して示す温度グラフである。図7は、本実施形態に係る画像形成装置による熱電素子及び冷却ファンの制御の流れを示すフローチャートである。これらの図に基づいて、本発明に係る画像形成装置に特有の作用を説明する。図8及び図9は、熱電素子及び冷却ファンの制御状態を示すブロック図である。
電源スイッチ110をオンすると、定着装置2の熱ローラ21内に埋設された定着ヒータ23に電流が流れ、定着装置2の全体が暖まってくる。熱ローラ21の温度は、サーミスタ24により検出され、定着装置2は所定の定常温度を維持するように制御される。
従来のトナー融着に未対応の画像形成装置では、図6の温度グラフ破線で定着温度の推移を示すように、電源スイッチ110のオンと同時に定着ヒータ23がオンし、また外部電源からの電源供給を受けて冷却ファン104の回転駆動が開始される。そして、定着装置2の温度を検出するサーミスタ24の検出結果に基づき制御部は定着ヒータ23をオン/オフ制御することで、定着装置2は所定の定常温度に維持される。そして、画像形成装置1の使用を終え、電源スイッチ110をオフすると、冷却ファン104への電源供給も止まり、冷却ファン104の回転が停止する。
このような制御方法では、電源スイッチ110のオン直後の定着装置2が暖まっていないときでも冷却ファン104が駆動されているため、定着装置2が定常温度に達するまでの時間(いわゆる、ウォームアップ時間)が比較的長くなってしまう。また、電源スイッチ110をオフすると、サーミスタによる温度制御がなくなることによる過加熱(オーバーシュート)が起こり、一時的に定着温度が上昇する。このオーバーシュートが上記のトナー融着を引き起こすことになるので問題である。このトナー融着の問題に対して従来の画像形成装置においても、図6の温度グラフ二点鎖線で示すように、電源スイッチ110オフ後の冷却ファン104の回転駆動を所定時間継続することによりオーバーシュートを防止する方法もあったが、機内を充分にクールダウンするのに比較的長い時間を要するため、省エネの観点から望ましくなかった。
それに対し、本実施形態に係る画像形成装置では、電源スイッチ110をオンすると(ステップ#1)、素子電源切替回路107が電源スイッチ110の起動信号を検出し、熱電素子101及び冷却ファン104は以下の手順に従って制御される。すなわち、熱ローラ21の温度がサーミスタ24により検出され、その検出温度(Tf)は素子電源切替回路107において所定の第1基準温度(Th)と比較される(ステップ#2)。ウォームアップ中であるTf<Thである期間(ステップ#2の肯定判定)は、図8(a)に示すように、素子電源切替回路107により電源回路109より直流電源を熱電素子101に供給するように切り替え(図4(a)参照)、ペルチェ効果により熱電素子101の定着装置2側の面から放熱し、電源スイッチ110がオフされない限り(ステップ#4の否定判定)、定着装置2を加熱する(ステップ#3)。これにより、ウォームアップ時間を大幅に短縮することができる。
このようにしてウォームアップを行うことにより、Tf≧Thとなった場合(ステップ#2の否定判定)、素子電源切替回路107により熱電素子101への電源供給をオフして熱電素子101を発電に切り替え(ステップ#5)、熱電素子101の両面に生じた温度差で、ゼーベック効果により発電が開始される。電源切替回路108は、図9に示すように、冷却ファン104への電源供給元を二次電池105に切替え、熱電素子101で発電した電力を供給して冷却ファン104を回転駆動して、電源スイッチ110がオフされない限り(ステップ#7の否定判定)、機内冷却が開始される(ステップ#6)。このとき、熱電素子101で発電された余剰電力は二次電池105に充電される。
また、画像形成装置1の使用を終え、電源スイッチ110をオフすると(ステップ#4,7の肯定判定)、素子電源切替回路107が電源スイッチ110の起動信号を検出し、熱電素子101及び冷却ファン104は以下の手順に従って制御される。サーミスタ24による検出温度(Tf)は所定の第2基準温度(Tc)と比較される(ステップ#8)。クールダウン中であるTf<Tcである期間(ステップ#2の肯定判定)は、図8(b)に示すように、例えば二次電池105により動作される電源回路109により、直流電源を熱電素子101に供給するように素子電源切替回路107を切り替え(図4(b)参照)、ペルチェ効果により熱電素子101の定着装置2側の面から吸熱し、定着装置2を冷却する(ステップ#9)。この間も、二次電池105又は電源回路109より冷却ファン104への電源供給が継続される(ステップ#10)。このため、冷却ファン104の回転が停止することなく、機内の冷却を行うことができる。これにより、クールダウン時間を大幅に短縮することができ、電源スイッチ110をオフしてから冷却ファン104が停止するまでの時間が短く、ユーザに与える違和感を少なくすることができる。冷却ファン104を駆動するために、二次電池105と電源回路109のどちらの電力を使用するかは、電源切替回路108によって決定される。例えば、二次電池105の充電量が充分であれば、二次電池105を優先させ、不十分であれば電源回路109を優先するような制御方法が考えられる。また、電源スイッチ110を切断した後も商用電源を使用して制御用電源及びファン駆動電源を所定時間残す構成とすることも可能である。
このようにしてクールダウンを行うことにより、Tf≦Tcとなったことが判断されると(ステップ#8の否定判定)、素子電源切替回路107により熱電素子101及び冷却ファン104への電源供給を停止し、画像形成装置1は全ての動作を終了する。
本発明は上記の実施形態に限定されない。例えば上記の実施形態では、素子電源切替回路自体が、電源スイッチのオン/オフ信号及びサーミスタの検出した定着装置温度を判断する機能と、その検出結果に基づき熱電素子への直流電圧の供給のオン/オフ及び直流電圧を供給する場合の電圧極性を切替える機能とを兼ね備えている場合を説明したが、制御部に判断を行う役割を担わせ、この制御部の指令によって素子電源切替回路を制御する主従関係を持たせる構成としても構わない。
本発明は、定着装置を備えた画像形成装置に利用することができる。
は、本発明に係る画像形成装置の外観斜視図である。 は、定着装置上部の概略構成図である。 は、熱電素子のゼーベック効果の説明図である。 は、熱電素子のペルチェ効果の説明図であり、(a)はN型半導体からP型半導体へ電流が流れる場合、(b)はP型半導体からN型半導体へ電流が流れる場合を示している。 は、本発明に係る熱電素子及び冷却ファンの制御ブロック図の一例である。 は、本実施形態に係る画像形成装置における定着装置温度の推移の一例を、従来の画像形成装置と比較して示す温度グラフである。 は、本実施形態に係る画像形成装置による熱電素子及び冷却ファンの制御の流れを示すフローチャートである。 は、熱電素子及び冷却ファンの制御状態を示すブロック図であり、(a)は熱電素子により定着装置を加熱している状態、(b)は熱電素子により定着装置を冷却している状態を示している。 は、熱電素子及び冷却ファンの制御状態を示すブロック図であり、熱電素子で発電している状態を示している。
符号の説明
1 画像形成装置
2 定着装置
24 サーミスタ
101 熱電素子
102 放熱フィン
103 通風ダクト
104 冷却ファン
105 二次電池
106 逆流防止回路
107 素子電源切替回路
108 電源切替回路
109 電源回路
110 電源スイッチ

Claims (4)

  1. 未定着画像が形成された転写紙を熱定着する定着手段と、画像形成装置の機内を冷却する冷却ファンとを有する画像形成装置において、
    画像形成装置の起動/終了を設定するスイッチング手段と、
    前記定着手段の温度を検出する温度検出手段と、
    前記定着手段の近傍に設けられた熱電素子とを備え、
    前記スイッチング手段の起動/終了信号及び前記温度検出手段の検出した定着手段温度に基づき、
    起動信号を検出した場合、定着手段温度が所定の第1基準温度より低いときは、前記熱電素子へ直流電圧を供給することにより、ペルチェ効果により電気エネルギーを熱エネルギーに変換して前記定着手段を加熱し、
    終了信号を検出した場合、定着手段温度が所定の第2基準温度より高いときは、前記熱電素子へ直流電圧を供給することにより、ペルチェ効果により電気エネルギーを熱エネルギーに変換して前記定着手段を冷却することを特徴とする画像形成装置。
  2. 終了信号を検出した場合、定着手段温度が第2基準温度より高いときは、さらに前記冷却ファンを回転駆動することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記熱電素子により発電された電力の余剰電力を充電する二次電池を備え、二次電池に充電された電力で前記冷却ファンを回転駆動することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 定着手段温度が前記第1基準温度以上である場合、終了信号を検出するまで、前記熱電素子で定着手段の熱エネルギーを電気エネルギーに変換して電力を発生させ、その電力にて前記冷却ファンを回転駆動することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
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