JP2006085024A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置の電源ON後に定着ローラの温度が定着に必要な温度に達するまでの時間を短縮するとともに、電源OFF後に画像形成装置の内部の温度が一時的に上昇することを確実に防止する。
【解決手段】画像形成装置において、定着装置60は電源装置90から電力を供給されて駆動し、冷却装置70の冷却ファン72は定着ローラ61の廃熱を熱電変換装置71へ供給して得られる電力により駆動する。画像形成装置を電源ONとすると、定着ローラ61がある温度まで上昇したときに熱電変換装置71で熱起電力が生じ、電源OFFとすると、定着ローラ61がある温度まで低下したときに熱電変換装置71の熱起電力が消滅する。また、熱電変換装置71と冷却ファン72の間に遅延回路73が設けられており、熱起電力が生じる時間よりも遅れて冷却ファン72へ電力が供給され、熱起電力が消滅する時間よりも遅れて冷却ファン72への電力の供給が停止される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、定着装置の廃熱を利用して現像系や光学系の冷却を行うものに関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置では、トナー像をシートに定着する定着装置において、シートが定着ローラを通過する際にシートに付着したトナーを融かすため、ヒータにより定着ローラが加熱される。そして、加熱された定着ローラの熱の一部がシートに付着したトナーを融かすための熱エネルギーとして利用されるものの、大部分の熱は廃熱として定着ローラから周囲に放出される。そこで、ゼーベック効果を利用した熱電変換装置を用いて定着ローラの廃熱を電気エネルギーに変換する技術が提案されている(特許文献1参照)。
一方、定着ローラから周囲に放出される高い温度の廃熱が定着装置の外部へ伝わると、画像形成装置の内部の温度が上昇し、現像装置の内部に収容されるトナーが固化したり、感光ドラムにレーザ光を照射するためのレーザスキャナユニットに格納される樹脂製レンズに歪みが生じたりするおそれがある。これに対し、画像形成装置における定着装置の近傍に定着装置を冷却するための冷却ファンを設けてこの冷却ファンを駆動させると、定着装置の温度上昇が防止され、画像形成装置の内部の温度上昇が抑制される。
しかしながら、従来から画像形成装置に用いられる冷却ファンは、画像形成装置の他の部位と同様に電源から電力を供給されて駆動するため、画像形成装置の電源ONと同時に起動し、画像形成装置の電源OFFと同時に停止する。この点について詳細に説明する。
図8に示すように、従来の画像形成装置において、時間T1でその電源をONにすると、ヒータへ通電され、定着ローラが加熱され始める。そして、一定の割合で定着ローラの温度が上昇してゆき、時間T2にその温度がt1に達すると、ヒータを制御することによりその後の定着ローラの温度が一定に保たれる。このとき、定着ローラの温度が上昇するにつれて画像形成装置の内部の温度も上昇してゆき、定着ローラの温度がt1となる時間T2にその温度がt2に達した後、画像形成装置の内部の温度も一定に保たれる。
その後、時間T3で画像形成装置の電源をOFFにすると、ヒータへの通電が停止され、定着ローラの温度がt1から次第に低下してゆく。一方、電源をOFFとすると、冷却ファンの駆動も停止される。そのため、画像形成装置の内部の温度は、定着装置の余熱の影響を受けて電源ON時における画像形成装置の内部の温度t2よりも高い温度t3まで一時的に上昇する。このように、電源OFF後における画像形成装置の内部の温度が電源ON時よりも高くなることにより、上述の問題を生じるおそれがある。
これに対し、画像形成装置に上述のゼーベック効果を利用した熱電変換装置を設け、定着ローラの廃熱を熱電変換装置に供給して得られる電気エネルギーを冷却ファンの駆動源に用いると、図9に示すように、時間T4に定着ローラの温度がt4まで上昇したところで熱電変換装置の両電極間に熱起電力が生じ、冷却ファンの駆動が開始される。つまり、冷却ファンの駆動が開始される時間が、熱電変換装置を設けない場合と比べて(T4−T1)だけ遅くなる。
これにより、画像形成装置の電源ONと同時に冷却ファンの駆動を開始して定着装置を冷却することがないため、定着ローラの温度が上昇する割合が増加し、即ち図9に示すように定着ローラの温度変化を表すグラフの勾配が急になり、定着ローラの温度がt1に達する時間T2が短縮されるとともに、定着ローラが定着に必要な温度に達するまでの時間も短縮される。また、このとき、単位時間あたりの定着装置から外部への放熱量が増加するため、画像形成装置の内部の温度が上昇する割合が増加し、即ち図9に示すように画像形成装置の内部の温度変化を表すグラフの勾配が急になり、画像形成装置の内部の温度がt2に達する時間T2が短縮される。
その後、電源をOFFとしてヒータをOFFとすると、図9に示すように、時間T5に定着ローラの温度がt4まで低下したところで冷却ファンの駆動が停止される。つまり、冷却ファンの駆動を停止する時間が、熱電変換装置を設けない場合と比べて(T5−T3)だけ遅くなる。これにより、画像形成装置の電源OFF後も冷却ファンの駆動が継続されるため、定着装置の余熱の影響によって画像形成装置の内部の温度が一時的に上昇することが抑制される。
このように、画像形成装置の電源と冷却ファンの電源を共通させて画像形成装置の電源ONと同時に冷却ファンの駆動を開始するのに代え、定着ローラの廃熱を熱電変換装置に供給して得られる電気エネルギーを冷却ファンの駆動源に用いることで、電源OFF後もしばらくの間冷却ファンだけが駆動され、電源OFF後に画像形成装置の内部の温度が一時的に上昇することが抑制される。
特開2004−133340号公報
ここで、ゼーベック効果を利用した熱電変換装置は、その表裏面を構成する金属板の温度差により両電極間に熱起電力を発生させる構成であるため、図9に示すように、定着ローラの温度がt4以上となる時間T4で熱起電力が発生するとともに定着ローラの温度がt4未満となる時間T5で熱起電力が消滅する。つまり、熱電変換装置に熱起電力が生じる時間と熱起電力が消滅する時間とにおける定着ローラの温度が等しい。
このため、熱電変換装置に熱起電力が生じる温度差のしきい値を低く設定する程、画像形成装置の電源OFF後における冷却ファンの駆動時間が長くなり、画像形成装置の内部の温度が一時的に上昇することが抑制される。一方で、熱電変換装置に熱起電力が生じる温度差のしきい値を低く設定する程、画像形成装置の電源ON後から冷却ファンの駆動が開始されるまでの時間が早くなり、定着ローラの温度が定着に必要な温度に達するまでの時間が長くなる。
また、熱電変換装置に熱起電力が生じる温度差のしきい値を高く設定する程、画像形成装置の電源ON後から冷却ファンの駆動が開始されるまでの時間が長くなり、定着ローラの温度が定着に必要な温度に達するまでの時間が短くなる。一方で、熱電変換装置に熱起電力が生じる温度差のしきい値を高く設定する程、画像形成装置の電源OFF後における冷却ファンの駆動時間が短くなり、例えば、図9に示すように、画像形成装置の内部の温度が定着装置の余熱の影響を受けて画像形成装置の電源ON時よりも高いt5まで一時的に上昇する。
このように、従来における画像形成装置の構成では、画像形成装置の電源ON後に定着ローラの温度が定着に必要な温度に達するまでの時間を短縮することと、画像形成装置の電源OFF後に画像形成装置の内部の温度が一時的に上昇するのを防止することを両立させるのは不可能であった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、画像形成装置の電源ON後に定着ローラの温度が定着に必要な温度に達するまでの時間を短縮するとともに、画像形成装置の電源OFF後に画像形成装置の内部の温度が一時的に上昇することを確実に防止することにある。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、感光体にレーザ光を照射して該感光体の表面に静電潜像を形成する露光装置と、前記感光体の表面に形成された静電潜像にトナーを付着させることで現像を行う現像装置と、定着ローラと該定着ローラを加熱するためのヒータとを有するとともに前記ヒータにより加熱された前記定着ローラを通過する記録紙にトナーを定着させる定着装置と、前記定着装置の廃熱を利用して熱電変換を行う熱電変換装置と、前記定着装置を冷却する冷却ファンとを備える画像形成装置であって、前記露光装置、前記現像装置、及び前記定着装置のそれぞれが電源から電力を供給されて駆動するとともに前記冷却ファンが前記熱電変換装置での熱電変換により生じる電力を供給されて駆動し、停止している前記冷却ファンの駆動を開始するときの方が、開始している前記冷却ファンの駆動を停止するときよりも、前記熱電変換装置から直接出力される電圧が高いことを特徴とする。
このような画像形成装置において、前記熱電変換装置と前記冷却ファンとの間に、前記熱電変換装置から前記冷却ファンへ出力される電圧を遅延させて前記冷却ファンへ出力する遅延回路を備える。
このように、熱電変換装置から冷却ファンへ出力される電圧が遅延回路で遅延されて冷却ファンへ出力される。このため、冷却ファンの駆動を停止しているときに、熱電変換装置に熱起電力が生じて熱電変換装置から冷却ファンへの電圧の出力が開始されても、しばらくの間は冷却ファンへ電力が供給されず、冷却ファンの駆動が停止したままの状態となる。一方、冷却ファンの駆動を開始しているときに、熱電変換装置の熱起電力が消滅して熱電変換装置から冷却ファンへの電圧の出力が停止されても、しばらくの間は冷却ファンへの電力の供給が継続され、冷却ファンが駆動したままの状態となる。
このとき、前記遅延回路が、前記熱電変換装置からの出力電圧が入力される入力端子と、前記入力端子にその一端が接続される抵抗と、前記抵抗の他端にその一端が接続されるとともにその他端が接地されるコンデンサと、前記抵抗と前記コンデンサとの接続ノードに接続されるとともに前記冷却ファンへ出力電圧を出力する出力端子とから構成される。
これにより、冷却ファンの駆動を停止しているとき、熱電変換装置に熱起電力が生じて熱電変換装置から冷却ファンへ電圧の出力が開始されると、積分動作による遅延が発生する。そして、遅延回路における出力端子の電圧が冷却ファンを駆動させるのに充分な電圧となったとき、冷却ファンに電力が供給されて冷却ファンの駆動が開始される。また、冷却ファンの駆動を開始しているとき、熱電変換装置の熱起電力が消滅して熱電変換装置から冷却ファンへの電圧の出力が停止されると、遅延回路のコンデンサに電荷が蓄えられているため、冷却ファンが駆動可能な電圧が出力端子より出力され、熱電変換装置の熱起電力が消滅した後しばらくの間は冷却ファンへの電力の供給が継続される。
また、このような画像形成装置において、前記冷却ファンの駆動を停止しているときは、前記熱電変換装置から出力される電圧が第1の所定電圧となったときに前記熱電変換装置から前記冷却ファンへの電力供給を開始するとともに、前記冷却ファンの駆動を開始しているときは、前記熱電変換装置から出力される電圧が第2の所定電圧となったときに前記熱電変換装置から前記冷却ファンへの電力供給を停止するスイッチング回路を備え、前記第1の所定電圧が前記第2の所定電圧よりも高い。
このように、熱電変換装置から冷却ファンへの電力供給を開始するときに熱電変換装置から出力される電圧が、熱電変換装置から冷却ファンへの電力供給を停止するときに熱電変換装置から出力される電圧よりも高く設定される。つまり、熱電変換装置で生じる熱起電力は、停止している冷却ファンの駆動を開始するときの方が、開始している冷却ファンの駆動を停止するときよりも高く設定される。
このとき、前記スイッチング回路が、前記熱電変換装置からの出力電圧が入力される入力端子と、その一端が接地される第1の抵抗と、その一端が前記第1の抵抗の他端に接続されるとともにその他端が電源に接続される第2の抵抗と、その一端が接地されるとともにその他端が前記第2の抵抗の他端に接続されるコンデンサと、前記入力端子に反転入力端子が接続されるとともに非反転入力端子が前記第1の抵抗と前記第2の抵抗との接続ノードに接続されるコンパレータと、その一端が前記入力端子に接続されるスイッチと、前記スイッチの他端に接続されるとともに前記冷却ファンへ出力電圧を出力する出力端子と、前記コンパレータの非反転入力端子と前記出力端子との間に接続される第3の抵抗とから構成される。
そして、このスイッチング回路では、画像形成装置の電源ON後に、入力端子に印加される電圧、即ちコンパレータの反転入力端子に印加される電圧がコンパレータの非反転入力端子に印加される電圧まで上昇したところでローとなり、スイッチをONとして出力端子から電圧が出力される。一方、このスイッチング回路では、コンパレータの出力がローのとき、画像形成装置の電源OFF後に、入力端子に印加される電圧、即ちコンパレータの反転入力端子に印加される電圧がコンパレータの非反転入力端子に印加される電圧まで低下したところでハイとなり、スイッチをOFFとして出力端子からの電圧の出力が停止される。
本発明によれば、停止している冷却ファンの駆動を開始するときの方が、開始している冷却ファンの駆動を停止するときよりも、熱電変換装置から冷却ファンへ出力される電圧が高くなるように設定することで、画像形成装置の電源OFF後における冷却ファンの駆動時間を従来よりも長くすることができ、画像形成装置の電源OFF後に定着装置の余熱の影響を受けて画像形成装置の内部の温度が一時的に上昇することを確実に防止することができる。また、冷却ファンの駆動が開始される時間を熱電変換装置に熱起電力が生じる時間よりも遅らせることができ、画像形成装置の電源ON後から定着ローラが定着に必要な温度に達するまでの時間を短縮することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
《発明の実施形態1》
図1及び図2に示すように、本実施形態の画像形成装置は、感光ドラム10と、この感光ドラム10の表面全体を帯電させる帯電装置20と、感光ドラム10の表面にレーザ光を照射する露光装置30と、感光ドラム10の表面のうちレーザ光が照射された部分にトナー41を付着させることで現像を行う現像装置40と、感光ドラム10の表面に付着したトナー41を記録紙に転写する転写装置50と、記録紙に転写されたトナー41を記録紙に定着させる定着装置60と、定着装置60の廃熱を利用することで電力を得るとともに露光装置30及び現像装置40を冷却する冷却装置70とを備えている。
また、図2に示すように、この画像形成装置は、画像形成装置内の各装置の動作を制御する制御装置80と、帯電装置20、露光装置30、現像装置40、転写装置50、及び定着装置60のそれぞれに電力を供給する電源装置90とを備えている。そして、この画像形成装置は、帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、及び定着工程の各工程を順に行う。
このような構成の画像形成装置において、まず、帯電装置20は、図1に示す帯電ローラ21を備えており、帯電工程において帯電ローラ21により感光ドラム10の表面を帯電させる。また、露光装置30は、図1に示すレーザスキャナユニット31を備えており、露光工程においてレーザスキャナユニット31から感光ドラム10へ向けてレーザ光を照射し、感光ドラム10の表面のうちレーザ光が当たった部分に静電潜像を形成する。この露光装置30において、レーザスキャナユニット31の光学系には樹脂製のレンズ(不図示)が使用される。
また、図1に示すように、現像装置40は現像ローラ42を備えるとともに現像装置40の内部にトナー41が収容されており、現像工程において帯電したトナー41を現像ローラ42により搬送することで感光ドラム10の表面に形成された静電潜像にこのトナー41を付着させて現像を行う。更に、転写装置50は、図1に示す転写ローラ51を備えており、転写工程において転写ローラ51と感光ドラム10の間を通過する記録紙に感光ドラム10の表面に付着したトナー41を転写する。
また、図1及び図2に示すように、定着装置60は、定着ローラ61と、定着ローラ61を加熱するための定着ヒータ62と、加圧ローラ63と、定着ローラ61の温度を検出する温度センサ64とを備えており、定着ヒータ62及び温度センサ64のそれぞれが制御装置80に接続される。そして、温度センサ64により定着ローラ61の温度が検出されて、温度センサ64で検出された温度情報が制御装置80に入力されると、制御装置80がこの温度情報に基づいて定着ヒータ62の温度を制御する。また、定着装置60は、定着工程において定着ローラ61を定着ヒータ62によって加熱することで定着ローラ61と加圧ローラ63の間を通過する記録紙のトナー41を溶かし、このトナー41を記録紙に定着させる。
このように定着装置60が動作するとき、加熱された定着ローラ61の熱の一部がシートに付着したトナー41を融かすための熱エネルギーとして利用されるものの、大部分の熱が廃熱として定着ローラ61から周囲に放出される。そして、定着ローラ61から周囲に放出される高い温度の廃熱が定着装置60の外部に伝わると、画像形成装置の内部の温度が上昇し、現像装置40の内部に収容されるトナー41が固化したり、レーザスキャナユニット31に格納される樹脂製のレンズに歪みが生じたりするおそれがある。
これに対し、図1に示すように、本実施形態の画像形成装置には、定着装置60を冷却することにより画像形成装置の内部で蓄熱することを避けて露光装置30及び現像装置40を冷却する冷却装置70が設けられている。この冷却装置70は、定着装置60の近傍に設けられ、図2に示すように、熱電変換装置71と冷却ファン72と積分回路で構成された遅延回路73とを備えている。そして、この冷却装置70における熱電変換装置71は、定着ローラ61の廃熱を電気エネルギーに変換し、遅延回路73を介して冷却ファン72へ電力を供給する。
上記熱電変換装置71としては、ゼーベック効果を利用したものが挙げられる。具体的に、この熱電変換装置71は、定着ローラ61に近い側の高温側電極と反対側の低温側電極との間にp型半導体とn型半導体とを有してなるものである。このとき、低温側電極は、画像形成装置の内部の温度状態となっている。そして、定着ローラ61が所定の高温状態にあるときは、高温側電極と低温側電極との温度差により両電極間に熱起電力が発生し、熱電変換により得られた電力が冷却ファン72の駆動源として用いられる。
このように、本実施形態の画像形成装置において、冷却ファン72は、定着ローラ61の廃熱を熱電変換装置71にて電気エネルギーに変換することで得られた電力により駆動し、一方で、冷却ファン72を除くその他の部位(例えば、定着ヒータ62等)は、電源装置90から電力を供給されて駆動する。つまり、この画像形成装置では、冷却ファン72と冷却ファン72を除くその他の部位との駆動源が異なる。
また、この冷却装置70において、熱電変換装置71と冷却ファン72との間に設けられた遅延回路73が、図3に示すような積分回路で構成される。すなわち、この積分回路は、熱電変換装置71からの出力電圧が入力される入力端子Vinと、入力端子Vinにその一端が接続される抵抗Rと、抵抗Rの他端にその一端が接続されるとともにその他端が接地されるコンデンサCと、抵抗RとコンデンサCとの接続ノードに接続される出力端子Voutとを備えており、出力端子Voutから出力される出力電圧が冷却ファン72へ供給される。
そして、熱電変換装置71で熱エネルギーを電気エネルギーに変換することにより得られた電圧が入力端子Vinに印加されると、RCの時定数に応じた時間だけ遅延して、冷却ファン72を駆動させるのに必要な電圧が出力端子Voutに現れる。
−画像形成装置の動作−
画像形成装置の動作について、図2〜図4を参照しながら説明する。
図2に示すように、画像形成装置の電源をONにすると、電源装置90から帯電装置20、露光装置30、現像装置40、転写装置50、定着装置60、及び制御装置80へ電力が供給されるとともに、制御装置80からの出力信号により帯電装置20、露光装置30、現像装置40、転写装置50、及び定着装置60が制御される。よって、画像形成装置において、上述した帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、及び定着工程の各工程が順に行われる。
図4に示すように、画像形成装置の電源がONとなる時間T1に電源装置90から定着装置60へ電力が供給されると、定着ヒータ62へ通電されて定着ローラ61が加熱され、定着ローラ61の温度が次第に上昇してゆく。このとき、温度センサ64の温度情報が制御装置80に入力され、制御装置80からの出力信号により定着ヒータ62の温度が制御される。そして、定着ローラ61の温度がt4となる時間T4で熱電変換装置71に熱起電力が生じる。
一方、熱電変換装置71と冷却ファン72との間には、図3に示す積分回路で構成された遅延回路73が設けられている。このため、時間T4で熱電変換装置71に熱起電力が生じるものの、この積分回路の積分動作による遅延が発生し、時間T6に出力端子Voutの電圧が冷却ファン72を駆動させるのに充分な電圧となったとき、冷却ファン72に電力が供給されて冷却ファン72の駆動が開始される。つまり、熱電変換装置71に熱起電力が生じても、しばらくの間は冷却ファン72の駆動が停止されたままとなり、冷却ファン72の駆動が開始される時間は熱電変換装置71に熱起電力が生じる時間よりも(T6−T4)だけ遅くなる。
そして、時間T2に定着ローラ61の温度がt1まで上昇すると、制御装置80からの出力信号により定着ヒータ62の温度が制御されて、その後の定着ローラ61の温度が一定に保たれる。また、このとき、定着ローラ61の温度が上昇するにつれて画像形成装置の内部の温度も上昇してゆき、定着ローラ61の温度がt1となる時間T2にその温度がt2に達した後、画像形成装置の内部の温度も一定に保たれる。
このように、冷却ファン72の駆動が開始される時間が熱電変換装置71に熱起電力が生じる時間よりも遅れるため、従来の画像形成装置のように熱電変換装置71に熱起電力が生じると同時に冷却ファン72へ電力が供給される構成よりも定着ローラ61の温度の上昇割合が増加し、即ち図4に示すように定着ローラ61の温度変化を表すグラフの勾配が急になり、定着ローラ61の温度がt1に達するまでの時間が短縮されるとともに、定着ローラ61が定着に必要な温度に達するまでの時間も短縮される。
その後、図4に示すように、時間T3に画像形成装置の電源をOFFにすると、電源装置90から帯電装置20、露光装置30、現像装置40、転写装置50、定着装置60、及び制御装置80への電力の供給が停止される。よって、定着ヒータ62への通電も停止され、定着ローラ61の温度がt1から次第に低下してゆく。そして、時間T5に定着ローラ61の温度がt4まで低下したところで熱電変換装置71の熱起電力が消滅する。
しかしながら、熱電変換装置71の熱起電力が消滅する時間T5において、図3に示す積分回路で構成された遅延回路73のコンデンサCに電荷が蓄えられており、冷却ファン72が駆動可能な電圧が出力端子Voutより出力されるため、熱電変換装置71の熱起電力が消滅した後しばらくの間は冷却ファン72への電力の供給が継続される。そして、コンデンサCが放電することで出力端子Voutからの電圧が低下し、時間T7において遅延回路73からの出力電圧が冷却ファン72を駆動させるのに不可能な電圧まで低下すると、冷却ファン72への電力の供給が停止される。つまり、本実施形態の画像形成装置では、従来の画像形成装置よりも画像形成装置の電源OFF後に冷却ファン72の駆動が継続される時間が(T7−T5)だけ長くなる。
このように、図3に示す積分回路で構成された遅延回路73を熱電変換装置71と冷却ファン72との間に設けることにより、画像形成装置の電源OFF後における冷却ファン72の駆動時間を従来よりも(T7−T5)だけ長くすることができ、画像形成装置の電源OFF後に定着装置60の余熱の影響を受けて画像形成装置の内部の温度が一時的にt2よりも上昇することを確実に防止することができる。
また、冷却ファン72の駆動が開始される時間を熱電変換装置71に熱起電力が生じる時間よりも(T6−T4)だけ遅らせることで、定着ローラ61が定着に必要な温度に達するまでの時間を短縮することができ、画像形成装置の電源ONから定着工程の開始へ至るまでの時間を短縮することができる。
《発明の実施形態2》
本発明の実施形態2は、上記実施形態1の画像形成装置の構成を変更したものである。ここでは、本実施形態の画像形成装置について、上記実施形態1と異なる点を説明する。
本実施形態の画像形成装置では、図5に示す冷却装置70における熱電変換装置71と冷却ファン72との間に、図6に示すようなコンパレータCPを有するスイッチング回路74が設けられる。
すなわち、このスイッチング回路74は、熱電変換装置71からの出力電圧が入力される入力端子Vinと、その一端が接地される抵抗R1と、その一端が抵抗R1の他端に接続されるとともにその他端が電源に接続される抵抗R2と、その一端が接地されるとともにその他端が抵抗R2の他端に接続されるコンデンサC1と、入力端子Vinに反転入力端子が接続されるとともに非反転入力端子が抵抗R1と抵抗R2との接続ノードに接続されるコンパレータCPと、その一端が入力端子Vinに接続されるとともにその他端が出力端子Voutに接続されるスイッチSWと、コンパレータCPの非反転入力端子と出力端子との間に接続される抵抗R3とを備えており、出力端子Voutから出力される電圧が冷却ファン72へ供給される。
また、このスイッチング回路74は、コンパレータCPの出力によりスイッチSWのON/OFF制御を行う。具体的に、このスイッチング回路74では、入力端子Vinに印加される電圧、即ちコンパレータCPの反転入力端子に印加される電圧がコンパレータCPの非反転入力端子に印加される電圧まで上昇したところでローとなり、スイッチSWをONとして出力端子Voutから電圧が出力される。一方、コンパレータCPの出力がローのとき、入力端子Vinに印加される電圧、即ちコンパレータCPの反転入力端子に印加される電圧がコンパレータCPの非反転入力端子に印加される電圧まで低下したところでハイとなり、スイッチSWをOFFとして出力端子Voutからの電圧の出力が停止される。
このように構成された画像形成装置において、図7に示すように、時間T1に画像形成装置の電源をONにすると、定着ヒータ62により定着ローラ61が加熱されて定着ローラ61の温度が次第に上昇してゆく。また、図6に示すスイッチング回路74の抵抗R2とコンデンサC1との接続ノードに電源電圧が印加され、コンデンサC1の影響によって時間T1よりも僅かに遅延されてコンパレータCPの非反転入力端子に印加される電圧VthがV1になるとともに、入力端子Vinに印加される電圧は、熱電変換装置71の高温側電極と低温側電極との温度差と比例関係にあるため、定着ローラ61の温度が上昇するにつれて上昇してゆく。
そして、時間T8に定着ローラ61の温度がt6よりも高いt5まで上昇したとき、入力端子Vinに印加される電圧がコンパレータCPの非反転入力端子に印加される電圧Vthと等しいV1になり、図6に示すスイッチング回路74のスイッチSWをONとして出力端子Voutから電圧が出力され、冷却ファン72に電力が供給されて冷却ファン72の駆動が開始される。
更に、時間T2に定着ローラ61の温度がt1まで上昇すると、制御装置80からの出力信号により定着ヒータ62の温度が制御されてその後の定着ローラ61の温度が一定に保たれるため、入力端子Vinに印加される電圧がV2となる。
一方、図7に示すように、時間T3に画像形成装置の電源をOFFにすると、定着ヒータ62への通電が停止されて定着ローラ61の温度がt1から次第に低下してゆく。また、画像形成装置を電源OFFにしたとき、図6に示すスイッチング回路74のコンデンサC1に電荷が蓄えられているために非反転入力端子に電圧Vthが印加され、時間が経つにつれてこの電圧が次第に低下してゆく。そして、時間T9に定着ローラ61の温度がt5よりも低いt6まで低下したとき、入力端子Vinに印加される電圧がコンパレータCPの非反転入力端子に印加される電圧Vthと等しいV3となり、図6に示すスイッチング回路74のスイッチSWをOFFとして出力端子Voutからの電圧の出力が停止され、冷却ファン72の駆動が停止される。
このように、図6に示すスイッチング回路74を熱電変換装置71と冷却ファン72との間に設けることにより、冷却ファン72の駆動が開始されるときの熱電変換装置71の熱起電力を冷却ファン72の駆動が停止されるときの熱電変換装置71の熱起電力よりも高く設定することが可能となる。つまり、冷却ファン72の駆動が開始されるときの定着ローラ61の温度を冷却ファン72の駆動が停止されるときの定着ローラ61の温度よりも高く設定することが可能となる。
従って、本実施形態によれば、従来の画像形成装置の構成よりも電源ON後における冷却ファン72の駆動が開始される時間を遅らせることができ、電源ON後に定着ローラ61が定着に必要な温度に達するまでの時間を短縮することができる。また、従来の画像形成装置の構成よりも電源OFF後における冷却ファン72の駆動時間を長くすることができ、画像形成装置の電源OFF後に定着装置60の余熱の影響を受けて画像形成装置の内部の温度が一時的に上昇することを確実に防止することができる。
《その他の実施形態》
上記実施形態1及び実施形態2の画像形成装置の構成を次のように変更してもよい。本変形例の画像形成装置では、冷却ファン72が駆動開始可能な電圧を冷却ファン72が駆動可能な電圧と冷却ファン72の定格電圧との間に設けることで、図3に示す積分回路で構成される遅延回路73や図6に示すスイッチング回路74を省略することができる。
このように構成された画像形成装置において、画像形成装置の電源ON後に定着ローラ61の温度が上昇するにつれ、熱電変換装置71で生じる熱起電力も上昇してゆく。そして、熱電変換装置71で生じる熱起電力が冷却ファン72が駆動可能な電圧に達しても、冷却ファン72が駆動開始可能な電圧に達するまで冷却ファン72の駆動が禁止されているため、冷却ファン72の駆動が停止されたままの状態にある。その後、熱電変換装置71で生じる熱起電力が更に上昇して冷却ファン72が駆動開始可能な電圧に達すると、冷却ファン72の駆動が開始される。
また、画像形成装置の電源OFF後に定着ローラ61の温度が低下するにつれ、熱電変換装置71で生じる熱起電力も低下してゆく。そして、熱電変換装置71で生じる熱起電力が、冷却ファン72が駆動開始可能な電圧よりも低い駆動可能な電圧まで低下すると、その後熱電変換装置71で生じる熱起電力が低下するにつれて冷却ファン72の回転数が次第に低下してゆき、冷却ファン72の駆動が停止する。
このように、本変形例の画像形成装置では、冷却ファン72が駆動開始可能な電圧を予め設定することにより、従来の画像形成装置の構成よりも電源ON後における冷却ファン72の駆動が開始される時間を遅らせることができ、画像形成装置の電源ON後に定着ローラ61が定着に必要な温度に達するまでの時間を短縮することができる。
以上説明したように、本発明は、画像形成装置に関し、特に、定着装置の廃熱を利用して現像系や光学系の冷却を行うものについて有用である。
本発明に係る画像形成装置の構造を示す概略図である。 実施形態1に係る画像形成装置の動作を示すブロック図である。 実施形態1に係る画像形成装置の遅延回路の構成を示す図である。 実施形態1に係る画像形成装置において、冷却ファンの駆動と定着ローラの温度と画像形成装置の内部の温度との関係を示す図である。 実施形態2に係る画像形成装置の動作を示すブロック図である。 実施形態2に係る画像形成装置のスイッチング回路の構成を示す図である。 実施形態2に係る画像形成装置において、冷却ファンの駆動と定着ローラの温度と画像形成装置の内部の温度との関係を示す図である。 従来に係る画像形成装置において、冷却ファンの駆動と定着ローラの温度と画像形成装置の内部の温度との関係を示す図である。 従来に係る熱電変換装置を備える画像形成装置において、冷却ファンの駆動と定着ローラの温度と画像形成装置の内部の温度との関係を示す図である。
符号の説明
10 感光ドラム
20 帯電装置
21 帯電ローラ
30 露光装置
31 レーザスキャナユニット
40 現像装置
41 トナー
42 現像ローラ
50 転写装置
51 転写ローラ
60 定着装置
61 定着ローラ
62 定着ヒータ
63 加圧ローラ
64 温度センサ
70 冷却装置
71 熱電変換装置
72 冷却ファン
73 遅延回路
74 スイッチング回路
80 制御装置
90 電源装置

Claims (5)

  1. 感光体にレーザ光を照射して該感光体の表面に静電潜像を形成する露光装置と、前記感光体の表面に形成された静電潜像にトナーを付着させることで現像を行う現像装置と、定着ローラと該定着ローラを加熱するためのヒータとを有するとともに前記ヒータにより加熱された前記定着ローラを通過する記録紙にトナーを定着させる定着装置と、前記定着装置の廃熱を利用して熱電変換を行う熱電変換装置と、前記定着装置を冷却する冷却ファンとを備える画像形成装置であって、
    前記露光装置、前記現像装置、及び前記定着装置のそれぞれが電源から電力を供給されて駆動するとともに前記冷却ファンが前記熱電変換装置での熱電変換により生じる電力を供給されて駆動し、
    停止している前記冷却ファンの駆動を開始するときの方が、開始している前記冷却ファンの駆動を停止するときよりも、前記熱電変換装置から直接出力される電圧が高いことを特徴とする熱電変換装置。
  2. 前記熱電変換装置と前記冷却ファンとの間に、前記熱電変換装置から前記冷却ファンへ出力される電圧を遅延させて前記冷却ファンへ出力する遅延回路を備えることを特徴とする請求項1に記載の熱電変換装置。
  3. 前記遅延回路が、
    前記熱電変換装置からの出力電圧が入力される入力端子と、
    前記入力端子にその一端が接続される抵抗と、
    前記抵抗の他端にその一端が接続されるとともにその他端が接地されるコンデンサと、
    前記抵抗と前記コンデンサとの接続ノードに接続されるとともに前記冷却ファンへ出力電圧を出力する出力端子と、
    から構成されることを特徴とする請求項2に記載の熱電変換装置。
  4. 前記冷却ファンの駆動を停止しているときは、前記熱電変換装置から出力される電圧が第1の所定電圧となったときに前記熱電変換装置から前記冷却ファンへの電力供給を開始するとともに、前記冷却ファンの駆動を開始しているときは、前記熱電変換装置から出力される電圧が第2の所定電圧となったときに前記熱電変換装置から前記冷却ファンへの電力供給を停止するスイッチング回路を備え、
    前記第1の所定電圧が前記第2の所定電圧よりも高いことを特徴とする請求項1に記載の熱電変換装置。
  5. 前記スイッチング回路が、
    前記熱電変換装置からの出力電圧が入力される入力端子と、
    その一端が接地される第1の抵抗と、
    その一端が前記第1の抵抗の他端に接続されるとともにその他端が電源に接続される第2の抵抗と、
    その一端が接地されるとともにその他端が前記第2の抵抗の他端に接続されるコンデンサと、
    前記入力端子に反転入力端子が接続されるとともに非反転入力端子が前記第1の抵抗と前記第2の抵抗との接続ノードに接続されるコンパレータと、
    その一端が前記入力端子に接続されるスイッチと、
    前記スイッチの他端に接続されるとともに前記冷却ファンへ出力電圧を出力する出力端子と、
    前記コンパレータの非反転入力端子と前記出力端子との間に接続される第3の抵抗と、
    から構成されることを特徴とする請求項4に記載の熱電変換装置。
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