JP2022173965A - 蒟蒻食材の製造方法、冷製の食品の製造方法及び冷製の食品 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷製の食品の型崩れを防止し、且つ、製造の煩雑さを減少する蒟蒻食材の製造方法及び冷製の食品の製造方法を提供する。【解決手段】アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス若しくは氷菓などの冷製の食品の製造方法であって、蒟蒻食材を混ぜるべき食材と混合し、混合した食材を冷凍する冷製の食品の製造方法である。蒟蒻食材の製造方法としては、蒟蒻精粉を水に混ぜて形成される糊状食材にアルカリ性の凝固剤を加え、撹拌し80℃以上で30分以上加熱し、20℃以下に冷却するものである。【選択図】図1

Description

本発明は蒟蒻食材の製造方法、冷製の食品の製造方法及び冷製の食品に関する。さらに詳しくはアイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス若しくは氷菓などのための蒟蒻食材の製造方法、冷製の食品の製造方法及び冷製の食品に関する。
特許文献1には、増粘剤や乳化剤に代わる添加剤を用いた食品の製造方法が開示されている。その製造方法は、増粘剤または乳化剤の少なくとも一部として、コンニャク粉に水およびアルカリを添加して膨潤・反応させたコンニャクゼリーを用いる、というものである。
特許文献2には、常温下であっても溶け難い氷菓子および氷菓子原料が開示されている。その菓子原料は、牛乳と、大豆から豆乳を絞りとった後のおからを摩砕してペースト状にしたおから原料と、米粉と、を加えて微温湯攪拌して溶解混合物を生成し、その溶解混合物に水酸化物を添加した後、これを冷却して凝固成形して得る、というものである。
特許文献3には、冷蔵や室温で長時間放置しても保形性を有していて型崩れをせず、冷菓のような外観及び食感を有するペースト状組成物が開示されている。そのペースト状組成物は、粉末油脂組成物と含水系液状食品とを含有する、というものである。
特開2002-335880号公報 特開2010-233561号公報 特開2019-129813号公報
特許文献に示すように、型崩れを起こしにくいアイスクリームなどの氷菓子が従来からある。一般的に、そのような氷菓子には寒天、カラギナン、ゼラチンなどの増粘作用を呈する添加物が加えられている。それらの添加物を多量に投入すると、氷菓子の型崩れを防止する傾向にあると考えられる。
一方で、多量に投入すると、粘度が高くなるから、原材料を撹拌したり、枠型に充填したりするといった取り扱いが煩雑になる傾向にある。さらに添加物が多いと、出来上がったアイスクリームの食感や風味を損なう傾向にある。
そこで本発明は、冷製の食品の型崩れを防止し、且つ、製造の煩雑さを減少する蒟蒻食材の製造方法、冷製の食品の製造方法及び冷製の食品を提供することを課題とする。
(1)本発明の蒟蒻食材の製造方法は、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス若しくは氷菓などの冷製の食品の材料に加えられ、且つ、前記冷えた食品の材料と共に冷凍されるための蒟蒻食材の製造方法であって、蒟蒻精粉を水に混ぜて形成される糊状食材にアルカリ性の凝固剤を加え、80℃以上で30分以上加熱し、20℃以下に冷却することを特徴としている。
(2)このような蒟蒻食材の製造方法は、前記蒟蒻精粉が0.1~5.0wt%であるのが好ましい。
(3)また前記冷却後のpHが8~9.0であるものが好ましい。
(4)本発明の冷製の食品の製造方法は、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス若しくは氷菓などの冷製の食品の製造方法であって、上述の蒟蒻食材を前記冷製の食品の材料と混合し、前記混合した材料を冷凍することを特徴としている。
(5)このような冷製の食品の製造方法は、前記混合した食材を型に充填した後に冷凍するのが好ましい。
(6)また前記冷凍の温度が-4~-40℃であるのが好ましい。
(7)また前記冷製の食品の材料が甘酒であるのが好ましい。
(8)また前記冷製の食品の材料がトマトジュースであるのが好ましい。
(9)本発明の氷菓などの冷製の食品は、上述の製造方法で製造された蒟蒻食材を1~60重量%含有することを特徴とする。
(10)このような冷製の食品は、増粘安定剤を実質的に含まないのが好ましい。増粘安定剤を実質的に含まないとは、主として、保形作用、空気取り込みのための粘度を増加させる目的において含まないことを意味している。このため増粘安定剤を一切含まないことを特定しているわけではない。蒟蒻食材が増粘安定剤に置き換わり、又は、蒟蒻食材が増粘安定剤の一部に置き換わることを含む。一部置き換わる場合、増粘安定剤は保形作用、空気取り込みのための粘度を増加させる目的を主目的としていない。
(11)また乳・乳製品を実質的に含まないのが好ましい。乳・乳製品を実質的に含まないとは、保形作用、空気取り込みのための粘度を増加させる目的において含まないことを意味している。このため乳・乳製品を一切含まないことを特定しているわけではない。蒟蒻食材が乳・乳製品に置き換わり、又は、蒟蒻食材が乳・乳製品の一部に置き換わることを含む。一部置き換わる場合、乳・乳製品は保形作用、空気取り込みのための粘度を増加させる目的を主目的としていない。
またアレルギー物質(例えば、特定原材料7品目及び特定原材料に準ずるもの21品目より選択される一又は複数の物質)となるタンパク質を一切排除する目的において含まないことを含む。
本発明によれば、型崩れしにくい冷製の食品を容易に製造することができる。
図1は本発明の冷製の食品の製造方法の概略工程図を示している。 図2は図1の蒟蒻食材の製造方法の概略工程図を示している。 図3は比較のために行った実施例1を示す写真である。 図4は図3の1時間経過後の写真である。 図5は図3の2時間経過後の写真である。 図6は図3の3時間経過後の写真である。 図7は図3の6時間経過後の写真である。 図8は比較のために行った実施例2を示す写真である。 図9は図8の60分経過後の写真である。 図10は図8の90分経過後の写真である。 図11は図8の120分経過後の写真である。
[1.概略説明]
本発明の冷製の食品の製造方法(以下、製造方法という。)は、特定の蒟蒻食材(本発明の製造方法の製造物)を加えることにより、室温において、型崩れしない冷製の食品を製造する方法である。蒟蒻食材は、一旦、所定の工程で加熱させたものを、所定の工程で冷却しペースト状にした蒟蒻食材である。その蒟蒻食材は、通常は粘性を呈しており、凍結することにより凝固又はゲル化する。一旦、凝固又はゲル化すると、いわゆる蒟蒻のように溶融しない傾向にある。このため前記蒟蒻食材を含有した食材(混合した材料)は、製造工程においては、増粘安定剤、乳・乳製品の代わりに混合した材料に適度な粘性を与える。そして凍結後は、凝固又はゲル化により型崩れしにくい性質を呈し、溶けにくい冷製の食品となる。
(蒟蒻食材の量)
蒟蒻食材の量が増えると、前記混合した材料の粘度が増加する傾向にある。このため加えられる蒟蒻食材の量は、製造工程で撹拌でき、且つ、気泡を取り込みやすい程度に調整されるのがよい。
(型崩れしにくい性質)
前記冷製の食品は、型崩れが防止され、室温において溶けにくい。室温としては、約25℃を想定しでいるが、その他、例えば日本の夏の外気温度40℃付近においても型崩れしないのが好ましい。
(冷製の食品)
冷製の食品とは、アイスクリーム類、ジェルドレッシング、ババロア、プリン、ゼリーなどである。
アイスクリーム類は、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、更に氷菓の4種類を合わせたものをいう。具体的には、乳固形分15.0重量%以上(うち乳脂肪分8.0重量%以上)のものをアイスクリーム、乳固形分10.0重量%以上(うち乳脂肪分30重量%以上)のものをアイスミルク、乳固形分3.0重量%以上のものをラクトアイス、それ以外は氷菓に分類されている。ここで乳固形分とは、牛乳から水分を除いた部分のことを意味し、乳脂肪分と無脂乳固形分とから構成される。更に無脂乳固形分には、タンパク質の他、炭水化物、ミネラル、ビタミンが含まれる。
[2.詳細説明]
図1は、本発明の製造方法の概略工程図を示している。
図1に示している製造方法1は、主として、蒟蒻食材2を用意する工程S1と、混ぜるべき食材3を用意する工程S2と、蒟蒻食材2と混ぜるべき食材3を混合する工程S3と、混合した食材4を冷凍する工程S11とからなる。
本実施形態では、混合工程S3と冷凍工程S11の間に、ろ過工程S4と、均質化工程S5と、殺菌工程S6と、冷却工程S7と、エージングS8工程と、フリージングS9工程と、充填工程S10とがある。なお、これらの工程S4~S10の1つ以上は必要に応じて削除してもよい。
(工程S1:蒟蒻食材の準備工程)
工程S1では、蒟蒻食材2を用意する。蒟蒻食材2と混ぜるべき食材3との重量を基準とした割合は、混ぜるべき食材3の性質にもよるが、概ね1~60重量%である。
蒟蒻食材2が凝固又はゲル化する温度は約0℃以下であるので、温度が0℃より高いと蒟蒻食材2の凝固又はゲル化に基づく粘度の増加が生じにくい。このため製造が容易になる。
(工程S2:混ぜるべき食材の準備工程)
工程S2では、混ぜるべき食材3を用意する。混ぜるべき食材3とは、本実実施形態では、アイスクリーム類の原料である。
(アイスクリーム類の原料)
アイスクリーム類の原料としては、例えば、水、乳及び乳製品、甘味料、油脂類等がある。更に、必要に応じて、乳化剤、安定剤、香料、色素等の公知の添加剤と、果肉等の具材、果汁、甘酒などのその他の追加材料とを使用してもよい。本実施系形態では、乳化剤、安定剤を用いていない。これらの代わりに、蒟蒻食材2を用いている。これらの原料の詳細については後述する。
なお乳及び乳製品、甘味料、油脂、乳化剤、安定剤、香料、色素は必要に応じて加えるのがよい。これらを一切用いなくてもよい。なお蒟蒻食材2と共に乳化剤、安定剤を用いてもよい。
(工程S3:混合工程)
工程S3では、蒟蒻食材2と混ぜるべき食材3を混合する。ミキシングタンクなどの公知の装置内で混合し、溶解・分散させて、混合した食材4を調製する。混合時の温度は特に限定されないが、原料を均一に、且つ、容易に溶解・分散させる観点から30~70℃が好ましい。アイスクリーム類の原料によるが、本工程S3で混合した食材4は乳化物となる。
(工程S4:ろ過工程)
工程S4では、得られた混合した食材4をろ過し、不純物を取り除く。
(工程S5:均質化工程)
工程S5では、乳脂肪や油脂類を粉砕して均質化する処理がされる。例えば、50~80℃の温度で処理される。その処理にはホモジナイザー、ホモミキサー等の従来公知の均質器を用いて行われる。例えば、均質化工程には、各種の成分を混ぜ合わせる、脂肪球を2ミクロン以下に粉砕し乳化する、気泡性をよくしてオーバーランを促進する、滑らかな組織を作る、などの効果がある。
なおオーバーランとは、空気の混入量のことである。適度な空気を混ぜると、アスクリームは、やわらかくなり、口当たりが良くなる。
蒟蒻食材2は粘性を呈しているので、乳及び乳製品を含有していなくても、気泡を取り込むことができ、オーバーランを促進することができる。また蒟蒻食材2を用いることで、アレルギー物質としての乳及び乳製品を除くことができる。さらに蒟蒻食材2は植物性であるから、動物性の材料を除くことができ、ハラル食に対応した食品を形成することができる。
(工程S6:殺菌工程)
工程S6では、殺菌処理がされる。例えば、法令による68℃で30分間以上又はこれと同等の効果がある方法での殺菌が行われる。例えば、公知のUHT殺菌、HTST殺菌などの連続加熱方法や、回分式あるいは連続式の間接加熱方法で行われる。
なお均質化処理と殺菌処理は、どちらを先に行っても構わない。
(工程S7:冷却工程)
工程S7では、殺菌処理後の混合した食材4を0~5℃に冷却する。例えば、殺菌処理後の乳化物を高温のまま放置することによる混合した食材4の変質等を防止するためである。
(工程S8:エージング工程)
工程S8では、混合した食材4を必要に応じてエージングしてする。一定の時間タンクに貯蔵し、混合した食材4の中の脂肪を固形化し、粘度をあげて、組織のなめらかさ・保形成を向上させる。エージングは公知の方法により行う。
(工程S9:フリージング工程)
工程S9では、例えば、混合した食材4に公知の処理であるフリージングを施す。フリージングにおける混合した食材4の温度としては、例えば、-2~-8℃を採用しても良い。フリージングは、混合した食材4を冷凍庫で急激に冷却して水分を凍結させながら、所定のオーバーラン(通常60~100%)になるように適当量の空気を混入させて行う。
(工程S10:充填工程)
工程S10では、混合した食材4は、必要に応じて枠型、容器13などに充填される。凝固又はゲル化しておらず、混合した食材4の粘性が比較的に高くならないので、充填が容易である。
(工程S11:冷凍工程)
このときの冷凍温度は、-5~-40℃で、好ましくは-5~-20℃である。本実施形態では約-18℃である。冷製の食品5に対応した冷凍温度で冷凍するのが好ましい。冷凍時間は、例えば2時間以上であり、好ましくは8時間以上、すなわち一晩ほどである。冷凍庫で約-18℃で8時間以上冷凍する場合は、蒟蒻部材2の凝固又はゲル化が一層確実である。
(アイスクリーム類の原料の詳細)
(その他の追加材料)
次いでアイスクリーム類の原材料を詳述する。その他の追加材料としては、例えば、トマトジュース、果実ジュース(例えば、アップル、グレープ、オレンジ等)、甘酒、野菜ジュースなどである。甘酒とトマトジュースをその他の追加材料とした実施例は後述する。
なお甘酒は、いわゆる米麹甘酒と称されるものであり、米麹又は麹を主に含有している。米麹甘酒は、例えば、米麹だけを用いたもの、麹に米を添加したもの、麹にもち米を添加したもの、若しくは、米麹にもち米を添加したものなどを含む。なお酒粕から形成される甘酒を用いても良い。
(乳及び乳製品)
蒟蒻食材2と共に、乳及び乳製品を用いる場合は、乳としては、例えば、牛乳、脱脂乳(スキムミルク)等が挙げられる。乳製品としては、例えば、脱脂粉乳、調製粉乳、クリーム、練乳、発酵乳等が挙げられる。乳と乳製品は、どちらか一方を用いてもよいし、両方を用いてもよい。
(甘味料)
甘味料は、糖質系と非糖質系に大別される。非糖質系甘味料には天然甘味料と合成甘味料がある。
具体的な糖質系の甘味料としては、例えば、砂糖;でん粉由来の糖として、ブドウ糖、果糖、麦芽糖、水飴、異性化糖、イソマルトオリゴ糖、トレハロースなど;糖アルコールとして、ソルビトール、マンニトール、マルチトール、還元水飴、還元パラチノース、キシリトール、エリストールなど;その他の糖として、フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、キシロオリゴ糖、乳果オリゴ糖、大豆オリゴ糖、ラフィノース、乳糖などである。
非糖質系の甘味料としては、天然甘味料として、ステビア、甘草(グリチルチチン)など;合成甘味料として、サッカリン、アスパルテーム、アセスルファムK、スクラロースなどである。
(油脂類)
油脂類としては、例えば、植物性油脂として、ヤシ油、パーム油、パーム核油、大豆油、菜種油など;動物性油脂として、ラード、ヘット、魚油などが挙げられる。勿論、バターやクリームといった乳脂肪も使用可能である。
(乳化剤)
乳化剤としては、例えば、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル等が挙げられる。
(増粘安定剤)
蒟蒻食材2と共に、増粘安定剤を用いる場合は、例えば、植物由来安定剤(増粘多糖類)として、カラギナン、グアーガム、ローカストビーンガム、(微結晶)セルロース、ペクチン、デンプン、アラビヤゴムなど;動物由来安定剤として、ゼラチン、カゼイン、カゼインNaなど;合成安定剤等として、カルボキシメチルセルロース(CMC)、メチルセルロースなどが挙げられる。
(蒟蒻食材2)
図2は、蒟蒻食材の製造方法の概略工程図を示している。
図2に示している蒟蒻食材2の製造方法6は、蒟蒻精粉7を用意する工程R1と、水8を用意する工程R2と、蒟蒻精粉7を膨潤させる工程R3と、膨潤させた糊状食材9にアルカリ性の凝固剤10を加えて混練する工程R4と、混錬しながら80℃以上で30分以上加熱する工程R5と、その後に20℃以下の水で冷却する工程R6とからなる。
(蒟蒻食材2の性質)
糊状食材9は一般に蒟蒻糊と称されるものである。その蒟蒻糊を凝固させたものが、一般に蒟蒻と称される。製造方法6により製造される蒟蒻食材2は、糊状食材9及び蒟蒻と異なる性質を呈する。製造方法6により製造される蒟蒻食材2は、常温ではペースト状として存在し、凍結することにより、凝固又はゲル化して、解凍しても凝固又はゲル化した状態が維持される。
ここで凝固又はゲル化の程度は、蒟蒻食材2の蒟蒻精粉7の量が多いほど高い傾向にある。そして冷製の食品5の保形作用は、蒟蒻食材2の量が多いほど高い傾向にある。
(工程R1)
蒟蒻精粉7を5~40g用意する。
(工程R2)
水8を1000ml用意する。
(工程R3)
蒟蒻精粉7に水7を加えて膨潤させる。蒟蒻精粉の濃度は0.1~5.0wt%である。冷水でゆっくりと膨潤させ、蒟蒻精粉7を溶解させるのが好ましい。このとき糊状食材9の色は白色である。なお蒟蒻精粉7の濃度は、好ましくは、0.5~4.0wt%、さらに好ましくは1~3wt%である。なお蒟蒻精粉7として荒粉を使用してもよい
(工程R4)
糊状食材9にアルカリ性の凝固剤10を加える。このときの凝固剤を混ぜた食材11の色は薄いピンク色である。
本発明で使用するアルカリ性の凝固剤10としては、水酸化カルシウムに限定されることはなく、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化マグネシウム等の水酸化化合物類、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム等の炭酸塩類、硫酸カルシウム、硫酸カリウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム等の硫酸塩類、クエン酸ナトリウム、酒石酸ナトリウム、リンゴ酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、こはく酸ナトリウム等の有機酸塩類、ポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム等のリン酸塩類を使用できる。またこれら塩基性塩類のほかに使用可能な塩基性アミノ酸としては、アルギニン、リジン、ヒスチジン、オルニチン、シトルリン等が挙げられる。
(工程R5)
凝固剤を混ぜた食材11を60~90℃で30分以上、好ましくは80~90℃で90分~6時間加熱する。加熱時間はpH、加熱温度に応じて異なる。pHが高く、加熱温度が高いほど、加熱時間は短くなる傾向にある。加熱食材12の色は白くなる。撹拌しながら加熱するのが好ましい。
(工程R6)
20℃以下の水で冷却する。完成した蒟蒻食材2は、例えば、ジャムのような感触のペースト状になる。ペースト状になると、赤黄色に変化する。例えば、この赤黄色の確認を、ペースト状の蒟蒻食材2の完成の目安にしてもよい。完成した蒟蒻食材2は、pH8~9.0であり、好ましくは約pH8.5ある。
(蒟蒻食材2の実施例)
蒟蒻精粉7の5~40gと水8の1000mlを混合し、蒟蒻糊(糊状食材9)とする。アルカリ性の凝固剤を加え、温度60~90℃で、90分~6時間加熱し、温度約20℃で冷却してペースト状の蒟蒻食材2を得た。そのペースト状の蒟蒻食材2は、pH8.5であった。
[3.実施例1]
(トマトジュース)
(比較のための実施例1)
次に、本発明の製造方法1で製造した冷製の食品のサンプルを比較のためのサンプルと比べるために行った比較のための実施例を示す。図3は比較のための実施例1を示す写真である。
サンプルA~Eで区別される5種のサンプルを調整した。各サンプルの量は100gで、同じ形状の容器に入れて-20℃の冷凍庫で8時間以上凍結させた。凍結させたサンプルを取り出し、室温(約15℃)で放置し、その様子を所定時間毎に観察した。図3に示す5つの円柱形状がそれぞれサンプルである。右から順にサンプル記号A~Eが対応する。
(サンプルA)
図3の右端の円柱形状のサンプルは、サンプルAに対応する。サンプルAは100%のトマトジュースを凍結させたものである。
(サンプルB)
図3の右から2番目の円柱形状のサンプルは、サンプルBに対応する。サンプルBは、蒟蒻精粉7が1.5wt%になるように調整した糊状食材9を30g調整し、サンプルAと同じトマトジュース70gと混合し、凍結させたものである。
(サンプルC)
図3の右から3番目の円柱形状のサンプルは、サンプルCに対応する。サンプルCは、蒟蒻精粉7が1.5wt%になるように調整した糊状食材9を30g調整し、水70gを加えて混合し、凍結させたものである。
(サンプルD)
図3の右から4番目の円柱形状のサンプルは、サンプルDに対応する。サンプルDは、本発明の製造方法6で製造した蒟蒻食材2の30gをサンプルAと同じトマトジュース70gと混合し、凍結させたものである。蒟蒻食材2における蒟蒻精粉7の量はサンプルB、Cと同じ量である。サンプルDは本発明の製造方法1で製造した冷製の食品5に対応する。
(サンプルE)
図3の右から5番目(左端)の円柱形状のサンプルは、サンプルEに対応する。サンプルEは、サンプルDと同じ蒟蒻食材2の30gに水70gを加えて混合し、凍結させたものである。
(凍結した状態)
図3に示している写真は、冷凍庫から取り出した様子を示している。全てのサンプルが容器の形状で凍結した状態である。この状態のアイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス若しくは氷菓などの冷製の食品5が食すべき者に提供されると仮定する。
(1時間経過後の状態)
図4に示す写真は、冷凍庫から取り出して約1時間経過後の各サンプルの様子を示している。サンプルA、Bは液体が溶けだしており、サンプルの下端付近に溶けた液体が広がっている。サンプルC、D、Eでは溶け出した液体は確認できない。
(2時間経過後の状態)
図5に示す写真は、冷凍庫から取り出して約2時間経過後の各サンプルの様子を示している。サンプルA、Bはさら液体が溶けだしている。サンプルC、D、Eでは溶け出した液体が確認できる。サンプルAは隙間(例えば内部空間)が目立つようになっている。サンプルBは上端の角部が無くなり、上端付近が丸みを帯びている。サンプルC、Eは上端の角部が丸みを帯び、上端付近が全体として丸みを帯びている。サンプルDは角部を維持している。
(3時間経過後の状態)
図6に示す写真は、冷凍庫から取り出して約3時間経過後の各サンプルの様子を示している。サンプルA、Bはさら液体が溶けだしている。順でいうとサンプルC、E、B、A、Dの順で形状の変化が大きい。サンプルAは隙間がさらに大きくなり、空隙が目立っている。サンプルBは全体的に丸い形状になっている。サンプルC、Eはほぼ同じ程度の形状変化が見られ、全体的に丸い形状になっている。サンプルDは形状をいくらか維持している。
(6時間経過後の状態)
図7に示す写真は、冷凍庫から取り出して約6時間経過後の各サンプルの様子を示している。サンプルA、Bはトマトジュースの繊維等固形成分が残っており、繊維等固形成分以外の部分は液体として溶けて出している。サンプルC、Eは溶けて立体としての形状が無い。サンプルDは崩れているが、形状を維持している。
(小括)
トマトジュースと蒟蒻食材2を混合したサンプルDは、他のサンプルに比べて、形状を保持していた。トマトジュース内の繊維等固形成分は、蒟蒻食材2によりいくらか固められており、形状保持を助ける作用があると考えられる。
[4.実施例2]
(甘酒)
(比較のための実施例2)
次に、本発明の製造方法1で製造した冷製の食品のサンプルを比較のためのサンプルと比べるために行った比較のための第二の実施例を示す。図8は比較のための実施例2を示す写真である。実施例2は実施例1と同じ部分が多いので、例えば冷凍条件、サンプルの調整など、同じ部分の説明は省略し、異なる部分を説明する。
サンプル番号1~8で区別される8種のサンプルを調整した。各サンプルの量は40gである。図8に示す8つの円柱形状がそれぞれサンプルである。図8に表示されている数字がサンプル1~8に対応する。図では、上段の左端の1番から右端の4番まで、下段の左端の5番から右端の8番までが表示されている。
実施例2では実施例1のトマトジュースの代わりに甘酒を用いている。甘酒は、麹甘酒と称されるもので、本実施形態では、米麹だけで作られたものを使用している。米麹甘酒は甘酒液体と甘酒粒とをザルを用いて分離している。甘酒液体と甘酒粒の量を変化させて数種のサンプルを調整した。
(サンプル1)
図8の上段左端の円柱形状のサンプルは、サンプル1に対応する。サンプル1は、甘酒液体25gと甘酒粒15gを混合し、凍結させたものである。
(サンプル2)
図8の上段左から2番目の円柱形状のサンプルは、サンプル2に対応する。サンプル2は甘酒液体40gを凍結させたものである。
(サンプル3)
図8の上段左から3番目の円柱形状のサンプルは、サンプル3に対応する。サンプル3は、甘酒液体35gと甘酒粒5gを混合し、凍結させたものである。
(サンプル4)
図8の上段左から4番目(右端)の円柱形状のサンプルは、サンプル4に対応する。サンプル4は、実施例1と同じ蒟蒻食材2の12gを甘酒液体17.5g及び甘酒粒10.5gで混合し、凍結させたものである。サンプル4は本発明の製造方法1で製造した冷製の食品5に対応する。
(サンプル5)
図8の下段左端の円柱形状のサンプルは、サンプル5に対応する。サンプル5は、実施例1と同じ蒟蒻食材2の12gを甘酒液体28gと混合し、凍結させたものである。サンプル5は本発明の製造方法1で製造した冷製の食品5に対応する。
(サンプル6)
図8の下段左から2番目の円柱形状のサンプルは、サンプル6に対応する。サンプル6は、実施例1と同じ蒟蒻食材2の12gを甘酒液体24.5gと甘酒粒3.5gと混合し、凍結させたものである。サンプル6は本発明の製造方法1で製造した冷製の食品5に対応する。
(サンプル7)
図8の下段左から3番目の円柱形状のサンプルは、サンプル7に対応する。サンプル7は、実施例1と同じ糊状食材9の12gを甘酒液体17.5g及び甘酒粒10.5gと混合し、凍結させたものである。
(サンプル8)
図8の下段左から4番目(右端)の円柱形状のサンプルは、サンプル8に対応する。サンプル8は、実施例1と同じ糊状食材9の12gを甘酒液体28gと混合し、凍結させたものである。
(凍結した状態)
図8に示している写真は、冷凍庫から取り出した様子を示している。全てのサンプルが容器の形状で凍結した状態である。この状態のアイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス若しくは氷菓などの冷製の食品が食すべき者に提供されると仮定する。
(60分経過後の状態)
図9に示す写真は、冷凍庫から取り出して約60分経過後の各サンプルの様子を示している。サンプル1、2、3は、形状が崩れている。サンプル7、8は土台付近を残し、上方の半分が崩れている。サンプル5、6は角が丸くなってきている。サンプル4は形状を維持している。
(90分経過後の状態)
図10に示す写真は、冷凍庫から取り出して約90分経過後の様子を示している。サンプル1、2、3、5、6、7、8は、形状が崩れている。サンプル4は全体に丸くなっているが形状を維持している。
(120分経過後の状態)
図11に示す写真は、冷凍庫から取り出して約120分経過後の様子を示している。サンプル1、2、3、5、6、7、8は、形状が崩れている。サンプル4は全体に丸くなっているが形状を維持している。
(小括)
サンプル4、5、6は60分経過しても、当初の形状を維持していた。このため蒟蒻食材2を混合することで形状保持の効果を奏している。
[5.実施例3]
(ベースレシピ1)
蒟蒻精粉7が1.5wt%になるように製造方法6で製造した蒟蒻食材2の500gを、米麹甘酒1000cc、水200cc及び塩5gと混合したものを、ベースとする。このベースにフレーバ、果肉、果汁等を足して混合した食材4とする(工程S3参照)。
ベースに用いる甘酒は、いわゆる米麹甘酒と称されるものであり、米麹又は麹を主に含有している。例えば、米麹だけを用いたもの、麹に米を添加したもの、麹にもち米を添加したもの、若しくは、米麹にもち米を添加したものなどを含む。なお酒粕から形成される甘酒を用いても良い。
また、例えば、足すべき食材としては、レモン汁、ゴマ、きなこ、チョコパウダー、スイートポテト及びパンプキン等である。
(ベースレシピ2)
蒟蒻精粉7が3wt%になるように製造方法6で製造した蒟蒻食材2の500gを、米麹甘酒1000cc、水600cc及び塩5gと混合したものを、ベースとする。
[6.まとめ]
(1)本発明の蒟蒻食材の製造方法1は、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス若しくは氷菓などの冷製の食品5の材料に加えられ、且つ、冷製の食品の材料と共に冷凍されるための蒟蒻食材2の製造方法6であって、蒟蒻精粉7を水8に混ぜて形成される糊状食材9にアルカリ性の凝固剤10を加え、撹拌して80℃以上で30分以上加熱し、20℃以下に冷却する、ことを特徴とする。
蒟蒻食材2は冷製の食品の増粘安定剤として用いることができる。また冷製の食品の材料と共に冷凍すると凝固又はゲル化して、冷製の食品の保形作用を向上させることができる。そのような蒟蒻食材2を簡易に製造することができる。
(2)このような蒟蒻食材の製造方法1は、蒟蒻精粉が0.1~5.0wt%であるので、冷製の食品の保形作用を強化にする。
(3)また前記冷却後のpHが8~9.0になるものであるから、幅広い食材や添加物、調味料と組み合わせることができる。
(4)本発明の冷製の食品の製造方法6は、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス若しくは氷菓などの冷製の食品の製造方法であって、上述の製造方法で製造された蒟蒻食材2を混ぜるべき食材3と混合し、混合した食材を冷凍する、ことを特徴とする。冷製の食品5は、蒟蒻食材2に基づく、凍結による凝固又はゲル化により、溶けにくい食品となる。
(5)このような冷製の食品5は、混合した食材4を容器13等に充填した後に冷凍するので、凍結による凝固又はゲル化に基づく保形作用が充填後に起こる。このため製造が容易である。
(6)また前記冷凍の温度が-4~-40℃であるので、保形作用が確実である。
(7)また混ぜるべき食材3が甘酒であるので、砂糖等の甘味料を添加することなく、又は、減らして食品を製造できる。
(8)また混ぜるべき食材3がトマトジュースであるので、冷製の食品として、野菜の栄養成分を摂取できる。野菜の栄養成分の摂取の形態が多様になる。
(9)本発明の冷製の食品5は、氷菓などの冷製の食品であって、上述の製造方法1で製造された蒟蒻食材2を1~60重量%含有することを特徴とする。このため溶けにくい。
(10)このような冷製の食品5は、増粘安定剤を実質的に含まないので、蒟蒻食材2を植物性の増粘安定剤の代わりになる。また蒟蒻食材2の量・濃度に基づいて、冷製の食品の食感や風味を調整することができる。
(11)また乳・乳製品を実質的に含まないので、蒟蒻食材2を乳・乳製品の代わりに用いることができる。また食感や風味を損なうのを防止する。
1 冷製の食品の製造方法
2 蒟蒻食材
3 混ぜるべき食材
4 混合した食材
5 冷製の食品
6 蒟蒻食材の製造方法
7 蒟蒻精粉
8 水
9 糊状食材
10 アルカリ性の凝固剤
11 凝固剤を混ぜた食材
12 加熱食材
13 容器

Claims (11)

  1. アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス若しくは氷菓などの冷製の食品の材料に加えられ、且つ、前記冷製の食品の材料と共に冷凍されるための蒟蒻食材の製造方法であって、
    蒟蒻精粉を水に混ぜて形成される糊状食材にアルカリ性の凝固剤を加え、
    80℃以上で30分以上加熱し、
    20℃以下に冷却する、蒟蒻食材の製造方法。
  2. 前記蒟蒻精粉が0.1~5.0wt%である請求項1記載の蒟蒻食材の製造方法。
  3. 前記冷却後のpHが8~9.0である、請求項1又は2記載の蒟蒻食材の製造方法。
  4. アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス若しくは氷菓などの冷製の食品の製造方法であって、
    請求項1、2若しくは3のいずれかに記載の製造方法で製造された蒟蒻食材を混ぜるべき食材と混合し、
    前記混合した食材を冷凍する、冷製の食品の製造方法。
  5. 前記混合した食材を容器等に充填した後に冷凍する請求項4記載の冷製の食品の製造方法。
  6. 前記冷凍の温度が-4~-40℃である請求項4又は5記載の冷製の食品の製造方法。
  7. 前記混ぜるべき食材が甘酒である、請求項4、5若しくは6のいずれかに記載の冷製の食品の製造方法。
  8. 前記混ぜるべき食材がトマトジュースである、請求項4、5若しくは6のいずれかに記載の冷製の食品の製造方法。
  9. 氷菓などの冷製の食品であって、
    請求項1、2若しくは3のいずれかに記載の製造方法で製造された蒟蒻食材を1~60重量%含有する冷製の食品。
  10. 増粘安定剤を実質的に含まない、請求項9記載の冷製の食品。
  11. 乳・乳製品を実質的に含まない、請求項9又は10記載の冷製の食品。
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