JP2022173674A - 隔膜真空計 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱温度設定値の切り替えを容易にする。【解決手段】隔膜真空計は、被測定媒体の圧力によるダイアフラムの変位に応じて電気特性が変化する受圧部10と、受圧部10を加熱するヒータ5と、受圧部10の温度を計測する温度センサ9と、受圧部10の電気特性の変化を圧力計測値に変換する圧力計測部2021と、複数の加熱温度設定値を記憶する記憶部203と、外部から入力されるデジタルインプット信号に応じて複数の加熱温度設定値のうちのいずれか1つを選択する加熱温度設定部2024と、温度センサ9によって計測された温度と加熱温度設定部2024によって選択された加熱温度設定値とに基づいてヒータ5への供給電力を制御する制御部2023とを備える。【選択図】 図3

Description

本発明は、隔膜真空計に関するものである。
隔膜真空計は、半導体のプロセスチャンバーの圧力計測のために使用される。半導体のプロセスガスは、温度が適切でないと、液化または固化して隔膜真空計のセンサ部に付着してしまい計測に影響してしまう。このため、隔膜真空計は、液化または固化したプロセスガスの付着を防止するための自己加熱機能を有している(特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
一方で、近年の半導体プロセスは高度化しており、1つのプロセスで様々なガスが使用される。プロセスガスにより適切な自己加熱温度が異なっている場合があるので、特許文献2、特許文献3、特許文献4に開示された隔膜真空計のように自己加熱温度を切り替える機能を有する隔膜真空計もある。さらに、隔膜真空計を使用していない時は、消費電力を低減させるために自己加熱機能をオフにする機能を備えているものもある。
しかしながら、従来の隔膜真空計では、自己加熱温度を変更するために、ユーザーは通信やアナログ入力で加熱温度設定値を隔膜真空計に入力しなければならないという課題があった。
特開2010-117154号公報 特開2009-243887号公報 特開2019-7906号公報 特開2019-100766号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、通信やアナログ入力で加熱温度設定値を入力することなく、加熱温度設定値を容易に切り替えることができる隔膜真空計を提供することを目的とする。
本発明の隔膜真空計は、被測定媒体の圧力によるダイアフラムの変位に応じて電気特性が変化するように構成された受圧部と、前記受圧部を加熱するように構成されたヒータと、前記受圧部の温度を計測するように構成された温度センサと、前記受圧部の電気特性の変化を圧力計測値に変換するように構成された圧力計測部と、複数の加熱温度設定値を予め記憶するように構成された記憶部と、外部から入力されるデジタルインプット信号に応じて前記複数の加熱温度設定値のうちのいずれか1つを選択するように構成された加熱温度設定部と、前記温度センサによって計測された温度と前記加熱温度設定部によって選択された加熱温度設定値とに基づいて前記ヒータへの供給電力を制御するように構成された制御部とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の隔膜真空計の1構成例は、前記記憶部に記憶されている複数の加熱温度設定値のうちの少なくとも1つを、ユーザーからの指示に応じて変更するように構成された変更部をさらに備えることを特徴とするものである。
また、本発明の隔膜真空計の1構成例は、前記デジタルインプット信号のON/OFFを電圧に変換して前記加熱温度設定部に入力するように構成されたデジタル入力回路をさらに備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、記憶部と加熱温度設定部とを設けることにより、ユーザーは通信やアナログ入力で加熱温度設定値を入力する必要がなく、加熱温度設定値をデジタルインプット信号のみで容易に切り替えることができる。
図1は、本発明の実施例に係る隔膜真空計の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施例に係る隔膜真空計のセンサチップの要部の構成を示す断面図である。 図3は、本発明の実施例に係る隔膜真空計の回路部の構成を示すブロック図である。 図4は、本発明の実施例に係る隔膜真空計の演算処理部の動作を説明するフローチャートである。 図5は、本発明の実施例に係る隔膜真空計の演算処理部を実現するコンピュータの構成例を示すブロック図である。
[発明の原理]
発明者は、隔膜真空計に、予めパラメータとして複数の加熱温度設定値を保持させておき、ユーザーがデジタルインプット(Digital Input、以下DIとする)信号で加熱温度設定値を選択できるようにすることに想到した。これにより、ユーザーは、通信やアナログ入力で加熱温度設定値を入力する必要がなく、単純なスイッチのON、OFF信号のみで加熱温度設定値を切り替えることができる。
[実施例]
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例に係る隔膜真空計の構成を示すブロック図、図2は隔膜真空計に用いられるセンサチップの要部の構成を示す断面図である。
隔膜真空計は、被測定媒体(例えばプロセスガス)の圧力によるダイアフラム(隔膜)の変位に応じて静電容量が変化する受圧部10と、受圧部10の静電容量の変化を圧力計測値に変換する回路部11とを備えている。
受圧部10のセンサチップ1の台座101の中央部には凹部が形成されている。この凹部が形成された台座101の面には、被測定媒体の圧力Pに応じて変形可能に構成されたダイアフラム102が接合されている。台座101の凹部は、ダイアフラム102と共に基準真空室104を形成する。
センサチップ1において、台座101の基準真空室104側の面には固定電極105が形成され、ダイアフラム102の基準真空室104側の面には固定電極105と対向するように可動電極106が形成されている。こうして、固定電極105と可動電極106とがギャップを隔てて対向するように配置されている。ダイアフラム102が被測定媒体の圧力Pを受けて撓むと、可動電極106と固定電極105との間の間隔が変化し、可動電極106と固定電極105との間の静電容量が変化する。この静電容量の変化からダイアフラム102が受けた被測定媒体の圧力Pを検出することができる。ダイアフラム構成部材100と台座101とは、例えばサファイアなどの絶縁体から構成されている。
図1に示した隔膜真空計は、このように構成されたセンサチップ1と、センサチップ1を収容したハウジング2と、センサチップ1のダイアフラム102に被測定媒体の圧力Pを導く圧力導入管3と、ハウジング2を覆うセンサケース4と、センサケース4の外周面を取り囲むようにして設けられたヒータ5とを備えている。ヒータ5が設けられたセンサケース4は、断熱材6によって覆われている。
ハウジング2の内部には隔壁7が設けられている。隔壁7は、台座板7aと支持板7bとから構成されており、ハウジング2の内部空間を第1の空間2aと第2の空間2bとに分離する。支持板7bは、外周がハウジング2に固定されており、台座板7aをハウジング2の内部空間内に浮上させた状態で支持する。台座板7aの第2の空間2b側にセンサチップ1が固定されている。また、台座板7aには、第1の空間2a内の圧力をセンサチップ1のダイアフラム102に導く圧力導入孔7cが形成されている。第2の空間2bは、センサチップ1の基準真空室104と連通しており、真空状態とされている。
圧力導入管3は、ハウジング2の第1の空間2a側に接続されている。圧力導入管3とハウジング2との間にはバッフル8が設けられている。圧力導入管3より導入される被測定媒体は、バッフル8の板面に当たり、バッフル8の周囲の隙間を通して、ハウジング2の第1の空間2a内に流入する。
ハウジング2の外壁面には温度センサ9が設けられている。温度センサ9は、受圧部10の温度としてハウジング2の温度を計測する。
図3は回路部11の構成を示すブロック図である。回路部11は、可動電極106と固定電極105との間の静電容量に比例する振幅の信号を出力する信号検出部200と、信号検出部200と温度センサ9の出力をデジタル信号に変換するAD変換部201と、演算処理部202と、演算処理部202のプログラムとデータを記憶する記憶部203と、演算処理部202の出力をアナログ信号に変換するDA変換部204と、外部との通信のための通信ポート205と、DI信号のON/OFFを電圧に変換して演算処理部202に入力するデジタル入力回路206とを備えている。
図3に示すように、演算処理部202は、受圧部10の可動電極106と固定電極105との間の静電容量(電気特性)を算出する容量算出部2020と、静電容量の変化を圧力計測値に変換する圧力計測部2021と、温度センサ9によって計測された温度の値を取得する温度検出部2022と、温度センサ9によって計測された温度と加熱温度設定値とに基づいてヒータ5への供給電力を制御する制御部2023と、入力ポートPI1~PI4の状態に応じて複数の加熱温度設定値のうちのいずれか1つを選択する加熱温度設定部2024と、記憶部203に記憶されている複数の加熱温度設定値のうちの少なくとも1つを、ユーザーからの指示に応じて変更する変更部2025とを備えている。
デジタル入力回路206は、ベース端子にDI信号DI1~DI4が入力され、エミッタ端子に電源電圧VCCが供給され、コレクタ端子が演算処理部202の入力ポートPI1~PI4に接続されたトランジスタQ1~Q4と、一端が入力ポートPI1~PI4に接続され、他端がグランドに接続された抵抗R1~R4とから構成される。
図4は演算処理部202の動作を説明するフローチャートである。容量算出部2020は、信号検出部200の出力信号の振幅から可動電極106と固定電極105との間の静電容量の値を算出する(図4ステップS100)。
圧力計測部2021は、容量算出部2020によって算出された静電容量の変化を圧力計測値に変換する(図4ステップS101)。圧力計測部2021によって算出された圧力計測値は、DA変換部204によってアナログ信号に変換され、外部に出力される。また、圧力計測値は、通信ポート205を介して外部機器(例えばコンピュータ)へ送信される。
次に、記憶部203には、複数の加熱温度設定値が予め記憶されている。上記のとおり、ユーザーは、これらの加熱温度設定値のうちの1つをDI信号で選択することが可能である。具体的には、ユーザーは、隔膜真空計のデジタル入力端子にPLC(programmable logic controller)等を接続して、PLCのスイッチSW1~SW4を利用して、DI信号DI1~DI4をON/OFFする。DI信号DI1~DI4のON/OFFで加熱温度設定値を選択する事例を表1に示す。
Figure 2022173674000002
表1の例では、4つのDI信号DI1~DI4のON/OFFでパラメータ1~パラメータ16の16個の加熱温度設定値のうちの1つを選択することが可能である。
例えばスイッチSW1~SW4を全てOFFにして、DI信号DI1~DI4を全てOFFにした場合、デジタル入力回路206のトランジスタQ1~Q4がOFFとなり、演算処理部202の入力ポートPI1~PI4の電圧がLowとなる。
加熱温度設定部2024は、入力ポートPI1~PI4の状態を監視しており、入力ポートPI1~PI4の状態に対応する加熱温度設定値(自己加熱温度選択パラメータ)を記憶部203から選択して読み出す(図4ステップS102)。そして、加熱温度設定部2024は、読み出した加熱温度設定値を制御部2023に対して設定する(図4ステップS103)。
温度検出部2022は、温度センサ9によって計測された温度の値を取得する。制御部2023は、温度センサ9によって計測された温度が加熱温度設定値と一致するようにヒータ5への供給電力を制御する(図3ステップS104)。
例えば上記の例のようにDI信号DI1~DI4が全てOFF(入力ポートPI1~PI4がLow)の状態では、加熱温度設定部2024は、記憶部203からパラメータ1を読み出す。表1の例では、パラメータ1が自己加熱OFFとなっているので、制御部2023は、ヒータ5に電力を供給しない。
また、スイッチSW1~SW3をOFF、スイッチSW4をONにして、DI信号DI1~DI3をOFF、DI信号DI4をONにした場合、トランジスタQ1~Q3がOFF、トランジスタQ4がONとなり、入力ポートPI1~PI3の電圧がLow、入力ポートPI4の電圧がHighとなる。この場合、加熱温度設定部2024は、記憶部203からパラメータ2を読み出す。表1の例では、パラメータ2が50℃となっているので、制御部2023は、温度センサ9によって計測された温度が50℃になるようにヒータ5に電力を供給する。
演算処理部202は、例えばユーザーの指示によって圧力計測動作が終了するまで(図4ステップS105においてYES)、ステップS100~S104の処理を計測周期毎に行う。
なお、記憶部203に記憶されている加熱温度設定値(自己加熱温度選択パラメータ)は、ユーザーが例えば通信ポート205を介した通信あるいはデジタル設定器によって変更することが可能である。変更部2025は、記憶部203に記憶されている複数の加熱温度設定値のうちの少なくとも1つを、ユーザーからの指示に応じて変更する。これにより、例えばパラメータ16を200℃から190℃に変更することができる。
以上のように、本実施例では、加熱温度設定値をDI信号のみで容易に切り替えることができるので、通信やアナログ信号での設定が不要となり、装置側の負担が少なくなる。本実施例では、デジタル入力端子に接続したPLC等により加熱温度設定値を切り替えることができるので、PLCのプログラムによって、例えば半導体プロセス中に簡単に加熱温度設定値を変更できるようになる。
また、従来の隔膜真空計では、ユーザーは通信やアナログ入力で加熱温度設定値を隔膜真空計に入力しなければならない。しかし、通信やアナログ入力で加熱温度設定値を変更する場合、誤って予定していない値を設定してしまう可能性がある。
これに対して、本実施例では、予め記憶部203に記憶されている加熱温度設定値の中から選択が行われるので、予定していない値が設定されることはない。
なお、本実施例では、DI信号をDI1~DI4の4つとしているが、DI信号は1つでもよい。DI信号が1つの場合には、選択可能な加熱温度設定値は2つとなる。
また、本実施例では、ダイアフラムの変位に応じて静電容量が変化する静電容量方式の隔膜真空計について説明したが、これに限るものではなく、他の方式の隔膜真空計に本発明を適用してもよい。他の方式の隔膜真空計の例としては、例えば拡散抵抗体を形成した半導体シリコンをダイアフラムとして用い、ダイアフラムの変位に応じた抵抗体の抵抗変化を圧力計測値に変換するピエゾ抵抗方式の隔膜真空計がある。
本実施例で説明した演算処理部202は、CPU(Central Processing Unit)、記憶装置及びインターフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。このコンピュータの構成例を図5に示す。
コンピュータは、CPU400と、記憶装置401と、インターフェース装置(I/F)402とを備えている。I/F402には、ヒータ5、AD変換部201、DA変換部204、通信ポート205等が接続される。このようなコンピュータにおいて、本発明の方法を実現させるためのプログラムは記憶装置401に格納される。CPU400は、記憶装置401に格納されたプログラムに従って本実施例で説明した処理を実行する。
本発明は、隔膜真空計に適用することができる。
1…センサチップ、5…ヒータ、9…温度センサ、10…受圧部、11…回路部、102…ダイアフラム、105…固定電極、106…可動電極、200…信号検出部、201…AD変換部、202…演算処理部、203…記憶部、204…DA変換部、205…通信ポート、206…デジタル入力回路、2020…容量算出部、2021…圧力計測部、2022…温度検出部、2023…制御部、2024…加熱温度設定部、2025…変更部、Q1~Q4…トランジスタ、R1~R4…抵抗。

Claims (3)

  1. 被測定媒体の圧力によるダイアフラムの変位に応じて電気特性が変化するように構成された受圧部と、
    前記受圧部を加熱するように構成されたヒータと、
    前記受圧部の温度を計測するように構成された温度センサと、
    前記受圧部の電気特性の変化を圧力計測値に変換するように構成された圧力計測部と、
    複数の加熱温度設定値を予め記憶するように構成された記憶部と、
    外部から入力されるデジタルインプット信号に応じて前記複数の加熱温度設定値のうちのいずれか1つを選択するように構成された加熱温度設定部と、
    前記温度センサによって計測された温度と前記加熱温度設定部によって選択された加熱温度設定値とに基づいて前記ヒータへの供給電力を制御するように構成された制御部とを備えることを特徴とする隔膜真空計。
  2. 請求項1記載の隔膜真空計において、
    前記記憶部に記憶されている複数の加熱温度設定値のうちの少なくとも1つを、ユーザーからの指示に応じて変更するように構成された変更部をさらに備えることを特徴とする隔膜真空計。
  3. 請求項1または2記載の隔膜真空計において、
    前記デジタルインプット信号のON/OFFを電圧に変換して前記加熱温度設定部に入力するように構成されたデジタル入力回路をさらに備えることを特徴とする隔膜真空計。
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