JP2022173673A - チューブポンプ及び印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】静音性の高いチューブポンプを適切に提供する。【解決手段】流体を送るチューブポンプ200であって、チューブ202、ローラ206、及びローラホルダ208を備え、ローラホルダ208には、ローラ206の軸を通すことでローラホルダ208に対してローラ206が移動可能な範囲を規定するガイド溝300が形成されており、ローラホルダ208は、ローラホルダ208においてガイド溝300を構成する面として、内側面302及び外側面304を有し、内側面302は、外側面304へ向かう側へ突出する凸部312を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、チューブポンプ及び印刷装置に関する。
従来、チューブを用いて流体を送るチューブポンプが様々な技術分野で用いられている。例えば、特許文献1には、インクジェット方式で印刷を行う印刷装置であるインクジェット印刷装置においてチューブポンプ(チューブ式ポンプ装置)を用いることが開示されている。チューブポンプは、例えばチューブ及びローラ等を備え、ローラによってチューブを扱くことで、液体等の流体を送る。また、この場合、例えば、所定の中心軸の周りにローラを周回させることで、チューブにおける所定の区間に対し、ローラでの扱きの動作を繰り返す。
特開2020-172887号公報
チューブポンプにおいては、チューブを扱き終えたローラがチューブの弾性によって移動することで、耳障りな騒音となる打音(衝突音)が発生する場合がある。より具体的に、チューブポンプでは、ローラを保持するための部材であるローラホルダとして、ローラの軸を保持するガイド溝が形成された部材を用いる場合がある。また、ガイド溝として、ある程度の範囲にローラの軸が移動可能になる溝を用いる場合がある。この場合、チューブを扱くタイミングにおいて、ローラホルダは、例えば、ガイド溝の一方の端の位置にローラの軸を保持する。そして、この場合、チューブを扱き終えたタイミングにおいて、チューブの弾性により、ローラがガイド溝を勢いよく他方の端へ向かって移動する場合がある。また、その結果、ガイド溝の端にローラが突き当たり、その衝突時に発生する打音がユーザにとって耳障りな騒音になる場合がある。
これに対し、従来から、このような打音の発生を防止するための構成が様々に検討されている。例えば、特許文献1には、ローラに接触されることでローラの移動を制限するガイド部材を用いる構成が開示されている。しかし、このような打音の発生を防止するための構成については、新たなより好ましい構成も、依然、望まれている。そこで、本発明は、上記の課題を解決できるチューブポンプ及び印刷装置を提供することを目的とする。
本願の発明者は、ローラホルダにおけるガイド溝内でローラの軸が移動することで生じる打音を適切に防止できる構成について、鋭意研究を行った。そして、ガイド溝を構成する面のうち、ローラの周回の中心となる中心軸に近い側の面に凸部を設けることで、打音を適切に防止し得ることを見出した。また、更なる鋭意研究により、このような効果を得るために必要な特徴を見出し、本発明に至った。
上記の課題を解決するために、本発明は、弾性を有するチューブを用いて流体を送るチューブポンプであって、前記流体を通す前記チューブと、前記チューブが前記流体を送る流路における一部の区間に沿って前記チューブを押しつぶしつつ移動することで前記チューブの内部の前記流体を押し出すローラと、前記ローラの軸を保持しつつ前記ローラを移動させる部材であり、前記一部の区間に沿った経路を前記ローラが繰り返して通るように、所定の中心軸の周りに前記ローラを周回させるローラホルダとを備え、前記ローラホルダには、前記ローラの軸を通すことで前記ローラホルダに対して前記ローラが移動可能な範囲を規定する溝であり、前記流体が押し出される向きで前記一部の区間に沿って前記ローラが移動する移動向きにおいて一端側が後ろ側になり、他端側が前側になるガイド溝が形成されており、前記ローラホルダは、前記ガイド溝を構成する面として、前記ローラの軸よりも前記中心軸に近い側において前記ローラの軸の移動をガイドする面である内側面と、前記内側面に対して前記ローラの軸を挟んで対向する面である外側面とを有し、前記一部の区間に沿って前記ローラを移動させる間、前記ガイド溝において前記移動向きの後ろ側になる端の位置である後端位置に前記ローラの軸を保持し、前記内側面は、前記外側面へ向かう側へ突出する凸部を有することを特徴とする。
このように構成した場合、ガイド溝が凸部を有することで、例えば、ガイド溝の後端位置から飛び出したローラがガイド溝の反対の端に勢いよく衝突することを適切に防止できる。また、これにより、例えば、ガイド溝の壁面とローラとの衝突によって大きな打音が発生することを適切に防止することができる。そのため、このように構成すれば、例えば、静音性の高いチューブポンプを適切に提供することができる。
この構成において、チューブは、例えば、少なくとも一部が円弧状に湾曲するように配設される。また、ローラホルダは、例えば、ガイド溝によってローラの軸を保持しつつ、チューブにおける円弧状の部分に合わせて決められる中心軸に対して回転することで、中心軸の周りにローラを周回させる。この場合、上記の一部の区間は、チューブにおける円弧状の部分を含む区間になる。このように構成すれば、例えば、ローラによってチューブを適切に扱いて、液体等の流体を適切に送ることができる。
上記の一部の区間については、例えば、ローラによってチューブを扱く扱き区間等と考えることができる。また、この場合、この一部の区間を通過したタイミングにおいて、ローラは、チューブにおける湾曲している部分以外の位置にくることで、チューブから離れる。そして、この構成では、例えば、ローラがチューブから離れている期間においても、ガイド溝の後端位置側にローラを保持することが好ましい。より具体的に、この場合、例えば、流体が押し出される向きでローラホルダが回転する間、ローラホルダは、ガイド溝における後端位置と凸部との間に、ローラの軸を保持する。このように構成すれば、例えば、ガイド溝の後端位置から飛び出したローラがガイド溝の反対の端に衝突することをより適切かつ確実に防止することができる。また、このようにローラの軸を保持する動作については、例えば、流体が押し出される向きでローラホルダが回転する正転時において、ローラがチューブと接触しているか否かにかかわらず、ガイド溝の一端側にローラの軸を保持していると考えることができる。
また、この構成において、正転時と反対の向きでローラホルダを回転させる逆転時には、ガイド溝において、正転時にローラの軸を保持する一端側と反対の他端側でローラの軸を保持することが考えられる。より具体的に、この場合、ローラホルダの逆転時において、ローラホルダは、例えば、ガイド溝における凸部よりも他端側にローラの軸を保持する。このように構成すれば、例えば、ローラを適切に待避させつつ、ローラホルダを適切に逆転させることができる。また、この場合、凸部における一端側の傾斜について、例えば、他端側の傾斜よりも大きくすることが考えられる。このように構成すれば、例えば、正転時に凸部を越えてローラが移動することをより確実に防止し、かつ、逆転から正転への切り替え時に凸部を越える移動をローラにより適切に行わせることができる。
また、ローラがチューブから離れるタイミングの直前において、ローラは、例えば、チューブにおいて円弧状になっている部分の端付近においてチューブと接触する。また、チューブにおいてローラと接触している部分は、ローラの移動に伴い、押しつぶされた状態から徐々に拡がることが考えられる。この場合、ガイド溝の内側面における凸部は、徐々に拡がるチューブに押されるローラと接触することで、例えば、ガイド溝において凸部よりも前側(他端側)にローラが移動することを防止する。このように構成すれば、例えば、ガイド溝における後端位置と凸部との間にローラの軸を適切に保持することができる。また、この構成において、ガイド溝の外側面は、例えば、内側面における凸部と対向する位置に、内側面から離れる方向へ凹む凹部を有する。このように構成すれば、例えば、凸部を設ける位置において、ガイド溝の幅を適切に確保することができる。
また、上記の構成のチューブポンプについては、例えば、インクジェット方式で印刷を行う印刷装置において用いることが考えられる。この場合、印刷装置は、例えば、インクを吐出するインクジェットヘッドと、インクジェットヘッドへ供給するインクを貯留するインク容器と、チューブポンプを用いてインク容器からインクジェットヘッドへインクを供給するインク供給路とを備える。このように構成すれば、例えば、チューブポンプにおいて発生する打音を適切に抑えて、静音性の高い印刷装置を適切に提供することができる。また、印刷装置は、インクジェットヘッドに対するメンテナンスを行うメンテナンス部等を備えてもよい。また、この場合、メンテナンス部において、例えば、チューブポンプを用いて、インクジェットヘッドからインクを吸引すること等が考えられる。
本発明によれば、例えば、静音性の高いチューブポンプを適切に提供することができる。
本発明の一実施形態に係る印刷装置100について説明をする図である。図1(a)は、印刷装置100の要部の構成の一例を示す。図1(b)は、インク供給路108の構成の一例を示す。図1(c)は、メンテナンス部114の構成の一例を示す。 チューブポンプ200の一般的な特徴について説明をする図である。図2(a)、(b)は、参考例のチューブポンプ200の正転時における互いに異なるタイミングでのチューブポンプ200の状態の例を示す。 本例のチューブポンプ200の特徴について詳しく説明をする図である。図3(a)は、本例のチューブポンプ200の構成の一例を示す。図3(b)は、参考例及び本例のガイド溝300の形状を比較して示す。 ガイド溝300の構成の変形例について説明をする図である。図4(a)~(c)は、ガイド溝300の構成の様々な変形例を示す。 ガイド溝300の構成の変形例について説明をする図である。図5(a)~(c)は、ガイド溝300の構成の様々な変形例を示す。
以下、本発明に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る印刷装置100について説明をする図である、図1(a)は、印刷装置100の要部の構成の一例を示す。本例において、印刷装置100は、印刷対象の媒体(メディア)50に対してインクジェット方式で印刷を行うインクジェットプリンタであり、複数のインクジェットヘッド102、プラテン104、複数のメインタンク106、インク供給路108、キャリッジ110、走査駆動部112、メンテナンス部114、及び制御部120を備える。以下に説明をする点を除き、印刷装置100は、公知のインクジェットプリンタと同一又は同様の特徴を有してよい。例えば、印刷装置100は、図1に図示する構成以外に、公知のインクジェットプリンタと同一又は同様の構成を更に備えてもよい。
複数のインクジェットヘッド102は、媒体50へインクを吐出する吐出ヘッドである。本例において、複数のインクジェットヘッド102のそれぞれは、複数のノズルを有し、互いに異なる色のインクを吐出する。より具体的に、図示した構成において、複数のインクジェットヘッド102のそれぞれは、Y(イエロー)色、M(マゼンタ色)色、C(シアン)色、及びK(ブラック)色の各色のインクを吐出する。プラテン104は、複数のインクジェットヘッド102と対向させて媒体50を保持する台状部材である。複数のメインタンク106は、複数のインクジェットヘッド102へ供給するインクを貯留するインク容器である。また、本例において、複数のメインタンク106のそれぞれは、互いに異なる色のインクを貯留しており、いずれかのインクジェットヘッド102に対し、インク供給路108を介して、インクを供給する。メインタンク106としては、例えば、インクボトルやインクカートリッジ等を好適に用いることができる。インク供給路108は、複数のメインタンク106から複数のインクジェットヘッド102へインクを供給するインクの経路である。キャリッジ110は、複数のインクジェットヘッド102を保持する保持部材である。
走査駆動部112は、媒体50に対して相対的に移動する走査動作を複数のインクジェットヘッド102に行わせる駆動部である。本例において、走査駆動部112は、複数のインクジェットヘッド102に、主走査動作及び副走査動作を行わせる。この場合、主走査動作については、例えば、所定の主走査方向へ媒体50に対して相対的に移動しつつインクを吐出する動作等と考えることができる。副走査動作については、例えば、主走査方向と直交する副走査方向へ媒体50に対して相対的に移動する動作等を考えることができる。メンテナンス部114は、複数のインクジェットヘッド102に対するメンテナンスの動作を実行する構成である。本例において、メンテナンス部114は、インクジェットヘッド102に対して吸引を行って、インクジェットヘッド102内のインクを吸い出すことで、インクジェットヘッド102に対するメンテナンスを行う。制御部120は、例えば印刷装置100のCPU等を含む部分であり、印刷装置100の動作を制御するプログラム(例えば、ファームウェア等)に従って、印刷装置100の各部の動作を制御する。本例によれば、例えば、媒体50に対し、インクジェット方式での印刷を適切に行うことができる。
また、本例において、印刷装置100は、チューブポンプを用いる構成の一例であり、インク供給路108及びメンテナンス部114において、チューブポンプを用いて、上記の動作を実行する。図1(b)は、インク供給路108の構成の一例を示す図であり、1色のインクに対応する一つのメインタンク106からインクジェットヘッド102へインクを供給する経路の一例を簡略化して示す。図1(c)は、メンテナンス部114の構成の一例を示す図であり、1色のインクに対応する一つのインクジェットヘッド102に対して吸引を行うための構成の一例を簡略化して示す。本例において、インク供給路108は、インクの色毎に、図1(b)に示す構成を有する。また、メンテナンス部114は、インクの色毎に、図1(c)に示す構成を有する。
図中に示すように、インク供給路108は、メインタンク106からインクジェットヘッド102へインクを供給インクの流路の途中に、インクを送るためのチューブポンプ200を有する。このように構成すれば、例えば、インクジェットヘッド102へのインクの供給を適切に行うことができる。また、メンテナンス部114は、キャッピング部152及びチューブポンプ200を有する。キャッピング部152は、インクジェットヘッド102へのメンテナンスの実行時のインクジェットヘッド102のノズル面を覆う部材である。また、メンテナンス部114におけるチューブポンプ200は、キャッピング部152で覆われることで形成されるインクジェットヘッド102のノズル面を含む密閉空間に対して吸引を行うことで、インクジェットヘッド102のノズルからインクを吸引する。また、この場合、チューブポンプ200は、吸引したインクについて、インクの回収容器等へ、排出する。このように構成すれば、例えば、インクジェットヘッド102に対するメンテナンスを適切に行うことができる。
続いて、本例の印刷装置100において用いるチューブポンプ200の特徴について、更に詳しく説明をする。説明の便宜上、先ず、本例で用いるチューブポンプ200とは異なる構成のチューブポンプ200について、説明をする。図2は、チューブポンプ200の一般的な特徴について説明をする図であり、本例で用いるチューブポンプ200とは異なる構成のチューブポンプ200(以下、参考例のチューブポンプ200という)の構成の一例を示す。図2(a)、(b)は、参考例のチューブポンプ200の正転時における互いに異なるタイミングでのチューブポンプ200の状態の例を示す。
尚、図2においては、図示の便宜上、チューブポンプ200の要部の構成について、適宜簡略化をして図示をしている。また、図2に示す参考例のチューブポンプ200については、例えば、本例の印刷装置100で用いるチューブポンプ200の特徴部分を省略したチューブポンプ200等と考えることができる。より具体的に、後に更に詳しく説明をするように、ローラホルダ208におけるガイド溝300の形状及びこの形状に関連する事項以外について、本例で用いるチューブポンプ200は、参考例のチューブポンプ200と、同一又は同様の特徴を有している。そのため、以下においては、本例及び参考例に共通の符号を付し、本例のチューブポンプ200の特徴の説明を兼ねて、参考例のチューブポンプ200の特徴について、説明をする。本例のチューブポンプ200と参考例のチューブポンプ200との相違点については、後に更に詳しく説明をする。
チューブポンプ200は、インク等の液体を送るポンプであり、チューブ202、フレーム204、複数のローラ206、及びローラホルダ208を備える。この場合、チューブポンプ200が送る液体について、流体の一例と考えることができる。また、チューブ202は、チューブポンプ200が送る液体を通すチューブである。本例において、チューブ202は、弾性を有する可撓性のチューブであり、少なくとも一部が円弧状に湾曲するように配設される。より具体的に、図示した構成の場合、チューブ202は、フレーム204に形成されている支持面に沿って、一部が円弧状に湾曲するように配設されている。この場合、チューブ202について、例えば図中に示すように、U字形状に配設されていると考えることもできる。フレーム204は、チューブ202及びローラホルダ208を保持する筐体であり、円弧状に湾曲した支持面に沿ってチューブ202の一部を保持し、かつ、チューブ202を挟んで支持面とローラホルダ208の一部とが対向するようにローラホルダ208を保持する。また、これにより、フレーム204は、支持面とローラホルダ208との間にチューブ202が挟まれるように、チューブ202を保持する。
複数のローラ206は、チューブ202を扱くためのローラであり、例えば図2(a)に示すように、チューブ202が液体を送る流路における一部の区間に沿ってチューブ202を押しつぶしつつ移動することでチューブ202の内部の液体を押し出す。この場合、ローラ206の動作について、例えば、U字形状に配設されたチューブ202に沿って一定方向にチューブ202を扱く動作等と考えることができる。また、ローラ206は、チューブ202を扱きつつ移動する方向と直交する方向と平行な軸を有しており、この軸がローラホルダ208のガイド溝300に通されることで、ローラホルダ208に保持されている。
ローラホルダ208は、ローラ206の軸を保持しつつローラ206を移動させる部材であり、チューブ202の一部の区間に沿った経路をローラ206が繰り返して通るように、所定の中心軸の周りにローラ206を周回させる。中心軸の周りにローラ206を周回させることについては、例えば、ローラ206の軸と平行で所定の中心位置を通る軸の周りをローラ206の軸が周回するようにローラ206を移動させること等と考えることができる。また、この中心軸は、例えば、チューブ202における円弧状の部分に合わせて決められる。より具体的に、本例において、この中心軸は、チューブ202における円弧状の部分に対応する円の中心を通る軸である。また、ローラホルダ208は、この中心軸を中心にして回転するホイール状の部材であり、複数のガイド溝300のそれぞれによって複数のローラ206の軸を保持しつつ、中心軸に対して回転することで、中心軸の周りに複数のローラ206を周回させる。
また、本例において、ローラホルダ208におけるガイド溝300は、ローラホルダ208を貫通する溝である。ガイド溝300については、例えば、ローラ206の軸を通すことでローラホルダ208に対してローラ206が移動可能な範囲を規定する溝等と考えることができる。また、ガイド溝300について、例えば、以下において説明をする扱き位置と待避位置との間でのローラ206の移動をガイドする構成等と考えることもできる。より具体的に、図示した構成の場合、ガイド溝300は、チューブポンプ200の正転時に後端側になる位置が扱き位置になり、他端である前端側が待避位置になる溝である。この場合、チューブポンプ200の正転時については、例えば、チューブ202の中の液体が押し出される向きでローラホルダ208を回転させる状態等と考えることができる。チューブポンプ200の正転時については、例えば、チューブポンプ200によって液体を送る動作を行う場合の向きでローラ206を移動させる状態等と考えることもできる。また、図示した構成の場合、例えば、図2(a)に示す矢印の向きにローラホルダ208を回転させる動作について、正転時の動作と考えることができる。扱き位置については、例えば、チューブ202を扱く動作を行うローラ206の位置等と考えることができる。また、本例の場合、正転時にガイド溝300の後端側になる位置が扱き位置になる。そのため、扱き位置について、例えば、ガイド溝300において移動向きの後ろ側になる端の位置(後端位置)等と考えることもできる。待避位置については、チューブ202から離れたローラ206が待避する位置等と考えることができる。また、本例において、待避位置は、扱き位置とは反対側のガイド溝300の端の位置(前端位置)になる。
また、正転時において、チューブ202の一部の区間に沿って移動するローラ206は、例えば図2(a)に示すように、ローラホルダ208のガイド溝300における扱き位置に保持されて、チューブ202を押しつぶしつつ移動する。この場合、チューブ202を押しつぶしつつローラ206が移動する区間について、例えば、中心軸の周りに周回するローラ206の移動範囲における扱き区間と考えることができる。また、本例において、扱き区間は、チューブ202における円弧状の部分を含む区間になる。本例によれば、例えば、ローラ206によってチューブ202を適切に扱いて、チューブ202の中の液体を適切に送ることができる。
また、図示した構成の場合、中心軸の周りに周回するローラ206の移動範囲のうち、扱き区間以外の部分は、例えば図2(b)に両矢印で示した区間のように、ローラ206とチューブ202とが接触しない非接触区間になる。そして、この場合、例えば図2(b)に示すように、ローラ206が扱き区間を通過して、非接触区間へ移動するタイミングにおいて、ローラ206は、チューブ202の弾性力(反発力)によって跳ね上げられることにより、ガイド溝300の他端側の待避位置へ向けて移動する。このようなローラ206の移動の動作については、例えば、チューブ202の弾性力に応じて扱き位置から離れる方向へ移動する動作等を考えることができる。また、この場合、参考例のチューブポンプ200では、ガイド溝300の壁面とローラ206との衝突によって、大きな打音が発生することが考えられる。これに対し、本例のチューブポンプ200においては、ガイド溝300の形状を参考例のチューブポンプ200と異ならせることで、大きな打音が発生することを適切に防止している。そこで、以下、本例のチューブポンプ200の特徴について、詳しく説明をする。
図3は、本例のチューブポンプ200の特徴について詳しく説明をする図である。図3(a)は、本例のチューブポンプ200の構成の一例を示す。図3(b)は、参考例及び本例のガイド溝300の形状を比較して示す図である。図3(b)において、左側の図は、参考例のチューブポンプ200でのローラホルダ208におけるガイド溝300の形状を示している。右側の図は、本例のチューブポンプ200でのローラホルダ208におけるガイド溝300の形状を示している。
上記においても説明をしたように、ローラホルダ208におけるガイド溝300の形状及びこの形状に関連する事項以外について、本例のチューブポンプ200は、参考例のチューブポンプ200と、同一又は同様の特徴を有している。より具体的に、図中に示すように、本例のチューブポンプ200も、参考例のチューブポンプ200と同様に、チューブ202、フレーム204、複数のローラ206、及びローラホルダ208を有する。また、以下に説明をする点を除き、図3において、図2と同じ符号を付した構成は、図2における構成と、同一又は同様の特徴を有してよい。また、以下に説明する点を除き、チューブポンプ200は、公知のチューブポンプと同一又は同様の特徴を有してよい。
また、図3(a)に示すように、本例のチューブポンプ200でも、正転時の扱き区間において、ローラ206は、ガイド溝300の扱き位置に保持されて、チューブ202を押しつぶしつつ移動する。しかし、本例においては、ガイド溝300の形状が参考例のチューブポンプ200と異なることで、扱き区間を抜けて非接触区間に入るタイミングでのローラ206の動きが、参考例でのローラ202の動きと相違する。本例におけるローラ206の動きについては、後に更に詳しく説明をする。
また、本例及び参考例において、ガイド溝300については、例えば、正転時に扱き区間に沿ってローラ206は移動する向きにおいて一端側が後ろ側になり、他端側が前側になる溝と考えることができる。また、ローラホルダ208は、ガイド溝300を構成する面として、図3(b)に示すように、内側面302及び外側面304を有する。この場合、内側面302については、例えば、ローラホルダ208の内側においてガイド溝300の側面を構成する面等と考えることができる。ローラホルダ208の内側については、例えば、扱き区間におけるチューブ202との位置関係でチューブ202から遠くなる側等と考えることができる。また、内側面302について、例えば、ローラホルダ208の回転の中心軸に対してローラ206の軸よりも近い側においてローラ206の移動をガイドする面等と考えることもできる。外側面304については、例えば、内側面302よりもローラホルダ208の外側になる位置でガイド溝300の側面を構成する面等と考えることができる。ローラホルダ208の外側については、例えば、扱き区間におけるチューブ202との関係でチューブ202に近くなる側等と考えることもできる。また、外側面304について、例えば、内側面302に対してローラ206の軸を挟んで対向する面等と考えることもできる。
また、図示した構成等から理解できるように、ローラホルダ208は、ガイド溝300を構成する面として、扱き位置及び待避位置となるガイド溝300の一端側及び他端側に、内側面302と外側面304とをつなぐ面を更に有する。また、本例及び参考例において、ガイド溝300は、図中に示すように、待避位置において屈曲している。そのため、ローラホルダ208は、待避位置の側で内側面302と外側面304とをつなぐ面として、このような屈曲部を構成するための面を有している。また、このような構成により、正転時に扱き区間に沿ってローラ206を移動させる間、ガイド溝300は、扱き位置にローラ206の軸を保持する。
そして、図3(b)に比較して示すように、本例のチューブポンプ200のローラホルダ208におけるガイド溝300は、参考例のチューブポンプ200のローラホルダ208におけるガイド溝300と、例えば凸部312の有無という点で、異なっている。より具体的に、本例において、ガイド溝300の内側面302は、外側面304へ向かう側へ突出する凸部312を有する。凸部312については、例えば、ガイド溝300内に形成されたバンプ等と考えることができる。また、内側面302が凸部312を有していることに対応して、本例のチューブポンプ200において、ガイド溝300の外側面304は、内側面302における凸部312と対向する位置に、内側面302から離れる方向へ凹む凹部314を有する。この場合、凹部314は、凸部312の位置におけるガイド溝300の幅がローラ206の幅以上になるように凹む。このように構成すれば、例えば、ガイド溝300における凸部312の位置をローラ206が通らなくなることを適切に防ぐことができる。また、これにより、例えば、凸部312を設ける位置においても、ガイド溝300の幅を適切に確保することができる。
また、より具体的に、本例のガイド溝300の内側面302において、凸部312以外の部分は、例えば図中に示すように、扱き位置から離れるに従って中心軸に近くなるように、湾曲している。また、ローラホルダ208の外周からの距離に着目した場合、内側面302における凸部312以外の部分について、例えば、扱き位置から離れるに従ってローラホルダ208の外周からの距離が大きくなるように湾曲していると考えることもできる。この場合、ローラホルダ208の外周については、例えば、ローラホルダ208において中心軸から最も遠い部分がローラホルダ208の回転に従って通過する位置等と考えることができる。
これに対し、本例において、内側面302における凸部312は、扱き位置から離れるに従って中心軸から遠くなる面を有することで、外側面304へ向かう側へ突出している。この場合、例えば図中に示すように、凸部312を構成する面のうち、扱き位置に近い側の面の少なくとも一部について、扱き位置から離れるに従って中心軸から遠くなる面になっていると考えることができる。また、凸部312については、例えば、扱き位置から離れるに従ってローラホルダ208の外周に近づく部分を含んでいると考えることもできる。このように構成すれば、例えば、内側面302に凸部312を適切に形成することができる。また、この場合、参考例のチューブポンプ200におけるガイド溝300について、例えば、内側面302の全体で扱き位置から離れるに従って中心軸に近くなるように湾曲していると考えることができる。
また、本例において、正転時の向きでローラホルダ208が回転する間、ローラホルダ208は、凸部312を有するガイド溝300により、ガイド溝300における後端位置と凸部312との間にローラ206の軸を保持する。また、これにより、ローラホルダ208は、扱き区間を通過した後のローラ206が非接触区間においてチューブ202から離れている間も、ガイド溝300の後端位置にローラ206を保持する。このように構成した場合、正転時において、例えば、ガイド溝300の待避位置へローラ206が移動することを適切に防止することができる。また、これにより、例えば、ガイド溝300の扱き位置から離れる方向の力をチューブ202からローラ206が受けた場合にも、扱き位置から飛び出したローラ206がガイド溝の反対の端に勢いよく衝突することをより適切かつ確実に防止できる。また、これにより、例えば、ガイド溝300の壁面とローラ206との衝突によって大きな打音が発生することを適切に防止することができる。そのため、本例によれば、例えば、静音性の高いチューブポンプ200を適切に提供することができる。また、印刷装置100(図1参照)においてこのようなチューブポンプ200を用いることで、例えば、静音性の高い印刷装置100を適切に提供することができる。
ここで、本例において正転時にガイド溝300によってローラ206の軸を保持する動作については、例えば、ローラ206がチューブ202と接触しているか否かにかかわらず、ガイド溝300の一端側にローラ206の軸を保持していると考えることができる。また、上記において説明をした事項等から理解できるように、凸部312については、例えば、ガイド溝300の機能を妨げず、かつ、正転時に凸部312を越えてローラ206の軸が待避位置側へ移動しないように形成することが考えられる。また、凸部312の機能について、より一般化して考えると、例えば、扱き位置から飛び出すローラ206の勢いを減殺していると考えることもできる。この場合、ローラ206の勢いを減殺することについては、例えば、凸部312を形成しないガイド溝300を用いる場合と比べてローラ206の勢いを低減すること等と考えることができる。凸部312を形成しないガイド溝300を用いることについては、例えば、本例のチューブポンプ200におけるガイド溝300から凸部312を除去した構成に対応するガイド溝300を用いること等と考えることができる。凸部312を除去した構成に対応するガイド溝300については、例えば、参考例のチューブポンプ200におけるガイド溝300と同一又は同様のガイド溝300等と考えることができる。また、凸部312を除去した構成に対応するガイド溝300については、例えば図3(b)の右側の図中に破線で示すように、凸部312を無くした状態で滑らかに湾曲する内側面302を用いること等と考えることができる。
また、本例において、凸部312は、例えば図中に示すように、ガイド溝300における扱き位置と待避位置との間において、扱き位置の近傍に形成される。この場合、凸部312について、例えば、扱き区間を通過したローラ206がチューブ202から離れるタイミングにおいてローラ206と接触するように形成することが考えられる。凸部312がローラ206と接触することについては、例えば、ローラ206の軸に対して凸部312が接触すること等と考えることができる。また、扱き区間を通過したローラ206がチューブ202から離れるタイミングについては、例えば、ローラホルダ208の回転によってローラ206が扱き区間から非接触区間へ移動するタイミング等と考えることができる。ローラ206が扱き区間から非接触区間へ移動するタイミングについては、例えば、チューブ202からローラ206が離れる直前を含むタイミング等と考えることができる。また、本例のチューブポンプ200の場合、ローラ206がチューブ202から離れるタイミングの直前において、ローラ206は、チューブ202において円弧状になっている部分の端付近においてチューブ202と接触している。この場合、扱き区間を通過したタイミングにおいて、ローラ206は、チューブ202における湾曲している部分以外の位置にくることで、チューブ202から離れる。また、チューブ202においてローラ206と接触している部分は、ローラ206の移動に伴い、押しつぶされた状態から徐々に拡がることが考えられる。この場合、ローラ206がチューブ202から離れるタイミングの直前において、チューブ202が徐々に拡がることについては、例えば、扱き区間においてチューブ202が最も押しつぶされている状態と比べて、ローラ206の移動により、ローラ206と接触している位置でのチューブ202のつぶされ方が徐々に少なくなること等と考えることができる。
また、この場合、ガイド溝300の内側面302における凸部312について、例えば、チューブ202とローラ206とが接触した状態で、徐々に拡がるチューブ202に押されて扱き位置から離れようとするローラ206に対して接触すると考えることができる。そして、凸部312は、徐々に拡がるチューブ202の弾性力を受けているローラ206と接触することで、例えば、ローラ206がチューブ202から離れるタイミングにおいて、凸部312を越えて待避位置側、すなわち、チューブポンプ200の正転時のガイド溝300における凸部312よりも前側へローラ206の軸が移動することを防止する。また、これにより、正転時にローラホルダ208の回転によってローラ206が扱き区間を通過するタイミングにおいて、凸部312は、扱き位置から離れる方向の力をチューブ202から受けているローラ206に対し、凸部312を越えてローラ206が移動することを防止する。このように構成すれば、例えば、チューブポンプ200の正転時において、ガイド溝300における扱き位置と凸部312との間にローラ206の軸を適切に保持することができる。そのため、本例によれば、例えば、待避位置においてガイド溝300の壁面にローラ206が衝突することを防止することができる。また、これにより、例えば、ガイド溝300の壁面とローラ206との衝突によって大きな打音が発生することをより適切に防止することができる。
また、この場合、凸部312について、例えば、チューブ202からローラ206が離れるタイミングでのローラ206の動きを規制していると考えることもできる。また、凸部312について、例えば、チューブ202が拡がった状態になるまで、ローラ206を押さえていると考えることもできる。
また、チューブポンプ200においては、正転時と反対の向きでローラホルダ208を回転させる逆転の動作を行う場合もある。そして、本例のチューブポンプ200の場合、逆転時において、ローラホルダ208は、ガイド溝300における凸部312よりも待避位置側にローラ206の軸を保持する。この場合、ガイド溝300における待避位置側については、例えば、正転時にローラ206の軸を保持する一端側と反対の他端側等と考えることができる。このように構成すれば、例えば、チューブ202と接触しない位置へローラ206を適切に待避させつつ、ローラホルダ208を適切に逆転させることができる。
尚、図2及び図3では図示を省略しているが、チューブポンプ200は、例えば、ローラホルダ208の回転時にローラ206と接触する弾性部材等を更に備えてもよい。この弾性部材は、例えば、ローラホルダ208の回転方向へ移動するローラ206と接触することで、回転方向の後ろ側へローラ206を移動させる。また、これにより、この弾性部材は、例えば、チューブポンプ200の正転時に扱き位置へローラ206を移動させ、チューブポンプ200の逆転時に待避位置へローラ206を移動させる。このような弾性部材としては、公知のチューブポンプで用いられている弾性部材と同一又は同様の部材を好適に用いることができる。
続いて、上記において説明をした構成の補足説明や、変形例等について、説明をする。上記の説明等から理解できるように、ガイド溝300の凸部312の形状については、ガイド溝300の壁面とローラ206との衝突によって大きな打音が発生することを適切に防止できる形状であれば、図3に具体的に図示した形状に限らず、様々に変更が可能である。また、この場合、例えば、チューブ202(図3参照)のサイズや弾性等の特性に応じて、凸部312の形状や配置を決定することが好ましい。
また、この点に関し、凸部312を越えてローラ206が移動することを防止するという点を考えた場合、サイズの大きな凸部312や、突出の高さが高い凸部312を形成することが好ましいと考えられる。しかし、この場合、逆転時において、液体の逆流が生じやすくなる。より具体的に、上記においても説明をしたように、逆転時には、ローラホルダ208の回転に伴い、例えば、ローラ206が扱き位置から待避位置へ移動することになる。しかし、凸部312のサイズが大きい場合等には、扱き位置から待避位置へのローラ206の移動が生じにくくなることで、微量の液体の逆流が生じやすくなる。
そのため、凸部312の形状については、このような逆流を適切に防止することも考慮して、決定することが好ましい。この場合、例えば、生じる逆流の量が予め設定された許容範囲内になるように、凸部312の位置及び形状を決定することが考えられる。また、より具体的に、凸部312の高さについては、例えば、逆転時に扱き位置から待避位置へ移動するローラ206の動きを妨げない高さにすることが考えられる。この場合、ローラ206の動きを妨げないことについては、例えば、問題となる液体の逆流が凸部312の影響によって生じないこと等と考えることができる。また、逆転時の液体の逆流を防止するためには、例えば、凸部312の位置におけるガイド溝300の幅を他の部分よりも広くすること等も考えられる。この場合、例えば、凸部312での突出の高さよりも凹部314の凹み量を大きくすることで、凸部312の位置でのガイド溝300の幅を大きくすることが考えられる。
また、上記の説明等から理解できるように、チューブ202については、正転の動作と逆転の動作とを適宜切り替えて使用することが考えられる。そして、正転から逆転への切り替え時、及び逆転から正転への切り替え時のそれぞれのタイミングで、ガイド溝300において、凸部312を越えてローラ206が移動することになる。そのため、ガイド溝300及び凸部312の形状については、例えば、正転時及び逆転時のそれぞれにおいてローラホルダ208の回転方向における後端側にローラ206を保持し、かつ、ローラホルダ208の回転方向を変更した場合には凸部312を越えてローラ206が移動する形状にすることが好ましいと考えることができる。このように構成すれば、チューブポンプ200に正転及び逆転の動作を適切に行わせることができる。
また、本例において、逆転時に待避位置にあるローラ206は、チューブ202に触れないことで、チューブ202の弾性力を受けない状態に保たれる。そして、この場合、凸部312によってローラ206の移動を防止することについて、例えば、チューブポンプ200の正転時に特に重要になると考えることができる。そのため、凸部312については、例えば、扱き位置側(一端側)の傾斜が待避位置側(他端側)の傾斜よりも大きい形状で形成することが考えられる。この場合、扱き位置側の傾斜が待避位置側の傾斜よりも大きいことについては、例えば、扱き位置側及び待避位置側のそれぞれにおける最大の傾斜について、扱き位置側の傾斜が待避位置側の傾斜よりも大きいこと等と考えることができる。このように構成すれば、例えば、正転時に凸部312を越えてローラ206が移動することをより確実に防止し、かつ、逆転から正転への切り替え時に凸部312を越える移動をローラ206により適切に行わせることができる。
また、図3に図示した構成等から理解できるように、ガイド溝300については、例えば、一体物として形成されるローラホルダ208を貫通する貫通孔として形成することが考えられる。そして、この場合、内側面302及び外側面304等のガイド溝300の壁面について、例えば、ローラホルダ208を構成する素材によって同じ素材で形成されていると考えることができる。これに対し、ガイド溝300の構成の変形例においては、例えば図4(a)に示すように、凸部312について、後付けの別部材で形成すること等も考えられる。
図4及び図5は、ガイド溝300の構成の変形例について説明をする図である。図4(a)~(c)、及び図5(a)~(c)は、ガイド溝300の構成の様々な変形例を示す。図4(a)に示す変形例において、凸部312は、後付けの凸状部材402によって構成される。この場合、例えば、ガイド溝300における凸部312以外の部分に対応する貫通孔をローラホルダ208(図3参照)に形成した後に、その貫通孔の所定の位置に凸状部材402を取り付けることが考えられる。このように構成した場合も、例えば、上記において説明をした凸部312の機能を適切に実現することができる。また、この場合、凸状部材402によって凸部312を形成することにより、例えば、様々な形状の凸部312をより容易かつ適切に形成することができる。また、これにより、例えば、凸部312の特性を様々に調整すること等も可能になる。凸状部材402としては、例えばゴムで形成されたゴム部材等を好適に用いることができる。また、凸状部材402として、ゴム部材に限らず、様々な素材で形成された部材を用いることも考えられる。この場合、例えば、弾性の素材や、ガイド溝300における凸部312以外の部分の壁面を構成する素材よりも緩衝性の高い素材を用いることが考えられる。緩衝性の高い素材については、例えば、他の部材と衝突した場合に衝撃をより吸収しやすい素材等と考えることができる。このように構成すれば、例えば、ローラ206の軸が凸部312と衝突した場合等にも、衝突の衝撃を適切に低減することができる。また、凸状部材402としては、例えば、ガイド溝300における凸部312以外の部分の壁面を構成する素材と同じ素材の部材を用いてもよい。
また、上記においては、主に、凸部312の形状に合わせて凹部314を形成する構成について、図示及び説明をした。これに対し、凹部314の形状については、凸部312と同一の形状以外にすることも考えられる。この場合、凹部314の形状が凸部312と同一であることについては、例えば、凸部312の凸形状を構成する面と凹部314の凹形状を構成する面とが同一であること等と考えることができる。より具体的に、凹部314については、例えば図4(b)に示すように、凸部312と異なる形状で形成してもよい。また、この場合、凹部314について、例えば、凸部312と同じ形状にするよりも加工が容易な形状にすること等が考えられる。例えば、図4(b)に示すように、表面が曲面状になる凸部312を形成する場合において、表面が平面状になる凹部314を形成すること等が考えられる。また、凹部314について、例えば図4(b)に示すように、凸部312と対向する範囲よりも広い範囲に形成してもよい。また、上記においては、主に、表面が曲面状になる凸部312を形成する構成について、図示及び説明をした。このように構成すれば、例えば、様々な形状の凸部312を適切に形成することができる。また、これにより、例えば、正転時に凸部312よりも待避位置側へローラ206が移動しにくく、かつ、ローラホルダ208の回転の方向を変更した場合に凸部312を越えた移動をローラ206が行いやすくなる形状の凸部312を適切に形成することができる。これに対し、チューブポンプ200に求められる品質等によっては、例えば図4(c)に示すように、表面が平面状になる凸部312を形成すること等も考えられる。このように構成すれば、例えば、凸部312の加工をより容易に行うことができる。
また、上記においては、凸部312を形成する位置について、主に、正転時におけるガイド溝300の後端から少しだけ離れた位置にする構成について、図示及び説明をした。この場合、凸部312の位置について、凸部312とガイド溝300の後端位置との間にローラ206の軸を保持可能な位置にすることが考えられる。また、より具体的に、凸部312の位置については、凸部312とガイド溝300の後端位置との間の距離がローラ206の軸の幅以上になる位置にすることが考えられる。このように構成すれば、例えば、扱き位置に保持しているローラ206に対して凸部312の影響が及ぶことを適切に防止することができる。また、この場合、凸部312とガイド溝300の後端位置との間の距離については、例えば、凸部312が存在することで内側面302における他の部分と比べて盛り上がる部分とガイド溝300の後端位置との間の距離等と考えることができる。また、この距離について、例えば、ローラホルダ208の中心軸から離れる方向へ盛り上がり始める凸部312の裾の位置とガイド溝300の後端位置との間の距離等と考えることもできる。
これに対し、ガイド溝300の構成の変形例においては、例えば図5(a)に示すように、ガイド溝300の後端により近い位置から外側面304に向けて突出するように凸部312を形成すること等も考えられる。この場合、例えば、図中に破線で示すように、内側面302における待避位置側を構成する部分から滑らかにつながる仮想的な位置を考え、この位置から外側面304の側へ突出している部分について、凸部312になっていると考えることができる。また、この場合、例えば、凸部312の頂点と正転時におけるガイド溝300の後端位置との間にローラ206の軸を保持している状態について、ガイド溝300の後端位置と凸部312との間にローラ206の軸を保持していると考えることができる。このような凸部312を形成した場合も、例えば、正転時にガイド溝300の後端位置と凸部312との間にローラ206の軸が保持されるように凸部312を形成することで、ガイド溝300の壁面とローラ206との衝突によって大きな打音が発生することを適切に防止することができる。また、図5(a)に示す変形例の場合も、上記においても説明をした構成と同様に、例えば、扱き位置から離れるに従って中心軸から遠くなる面を有する部分について、凸部312と考えることができる。
また、このようにして凸部312の特徴を考えた場合、例えば、図5(b)に示すガイド溝300について、凸部312が形成されていると考えることもできる。より具体的に、図5(b)に示す変形例において、ガイド溝300は、内側面302及び外側面304が屈曲する屈曲部316を有している。また、これにより、内側面302の一部について、扱き位置から離れるに従って中心軸から遠くなる面になっていると考えることができる。そのため、この場合も、ガイド溝300について、凸部312を有していると考えることができる。また、このように構成した場合も、例えば、正転時にガイド溝300の後端位置と凸部312との間にローラ206の軸が保持されるように凸部312を形成することで、例えば、ガイド溝300の壁面とローラ206との衝突によって大きな打音が発生することを適切に防止することができる。
尚、上記のように、例えば図5(b)に示す構成のガイド溝300等についても、ガイド溝300の壁面とローラ206との衝突によって大きな打音が発生することを防止し得るといえる。しかし、この場合、凸部312が存在することの影響が内側面302及び外側面304の全体に及ぶことで、ガイド溝300の形状の設計が難しくなること等も考えられる。そのため、凸部312については、例えば、例えば図3及び図4に図示した構成のように、内側面302の一部が突出する形状にすることが好ましい。また、凸部312については、例えば、扱き位置にあるローラ206に影響を与えにくいように形成することが好ましい。そのため、凸部312については、図3及び図4に図示した構成等のように、ガイド溝300の後端から離れた位置に形成することがより好ましい。
また、上記においては、主に、正転時におけるガイド溝300の後端に近い位置に凸部312を形成する構成について、説明をした。これに対し、待避位置に到達する前にローラ206の勢いを減殺するという観点では、例えば図5(c)に示すように、待避位置により近い位置に凸部312を形成すること等も考えられる。より具体的に、例えば、図3及び図4等に示した構成のガイド溝300については、ガイド溝300における前端(正転時における前端)よりも後端(正転時における後端)に近い位置に凸部312が形成されていると考えることができる。これに対し、図5(c)に示すガイド溝300については、例えば、ガイド溝300における後端よりも前端に近い位置、すなわち、待避位置により近い位置に凸部312が形成されていると考えることができる。また、この場合、ローラ206が待避位置に到達する前に凸部312とローラ206とが接触するように、凸部312について、ガイド溝300の前端における待避位置からも離れた位置に形成することが考えられる。
ここで、図5(c)に示すように凸部312を形成した場合、正転時のローラホルダ208の回転によってローラ206が扱き区間を抜けて非接触区間に入るタイミングにおいて、例えば、チューブ202から離れたローラ206が待避位置へ向かって移動し、その移動の途中でローラ206が凸部312の衝突することになる。そして、この場合、凸部312とローラ206との衝突によって、打音が生じることが考えられる。しかし、この場合も、凸部312とのローラ206との接触時に生じる打音について、例えば、凸部312を形成しない場合にガイド溝300の前端とローラ206とが衝突することで生じる打音よりも小さくすることが可能である。より具体的に、例えば、凸部312を形成しない状態でガイド溝300の前端とローラ206とが衝突する場合、ガイド溝300の壁面に対してローラ206がほぼ直進した状態で衝突することで、大きな打音が発生することになる。これに対し、ローラ206が待避位置に到達する前に凸部312とローラ206とが接触する場合、凸部312を構成する面について、例えばローラ206の進行方向に対して傾斜させておくことで、衝突時の衝撃を低減することができる。また、これにより、例えば、大きな打音が発生することを適切に防止することができる。また、この場合も、凸部312について、正転時に凸部312を越えてローラ206が移動しないように形成することが好ましい。また、凸部312については、例えば、凸部312を越えてローラ206が移動する形状で形成すること等も考えられる。この場合、凸部312について、例えば、ローラ206との接触時にローラ206の移動を完全には止めずに、ローラ206の移動の勢いを減殺するように形成することが考えられる。このように構成した場合も、例えば、凸部312とローラ206との接触時に生じる打音の音量を適切に低減することができる。また、この場合、凸部312によってローラ206の移動の勢いを減殺することで、例えばその後にガイド溝300の前端でガイド溝300の壁面とローラ206とが衝突する場合も、この衝突によって生じる打音の音量を適切に低減することができる。
また、待避位置に到達する前にローラ206の勢いを減殺するという観点で考えた場合、ガイド溝300の更なる変形例において、正転時におけるガイド溝300の後端により近い位置に凸部312を形成する場合でも、ローラ206が扱き区間を抜けて非接触区間に入るタイミングで凸部312を越えてローラ206が移動する形状の凸部312を形成すること等も考えられる。この場合も、凸部312によってローラ206の移動の勢いを減殺することで、例えば、凸部312を形成しない場合と比べて、大きな打音が発生することを適切に防止することができる。
また、上記においては、印刷装置10(図1参照)について、主に、媒体に対してインクを吐出する場合の構成を説明した。この場合、印刷装置10について、媒体上に2次元の画像を描くインクジェットプリンタ等と考えることができる。これに対し、印刷装置10の構成の変形例においては、印刷装置10として、立体的な造形物を造形する3Dプリンタ(3D印刷装置)等を用いることも考えられる。この場合も、上記において説明をしたチューブポンプ200を用いることで、例えば、静音性の高い印刷装置100を適切に提供することができる。
本発明は、例えばチューブポンプに好適に利用できる。
100・・・印刷装置、102・・・インクジェットヘッド、104・・・プラテン、106・・・メインタンク、108・・・インク供給路、110・・・キャリッジ、112・・・走査駆動部、114・・・メンテナンス部、120・・・制御部、152・・・キャッピング部、200・・・チューブポンプ、202・・・チューブ、204・・・フレーム、206・・・ローラ、208・・・ローラホルダ、300・・・ガイド溝、302・・・内側面、304・・・外側面、312・・・凸部、314・・・凹部、316・・・屈曲部、402・・・凸状部材、50・・・媒体

Claims (8)

  1. 弾性を有するチューブを用いて流体を送るチューブポンプであって、
    前記流体を通す前記チューブと、
    前記チューブが前記流体を送る流路における一部の区間に沿って前記チューブを押しつぶしつつ移動することで前記チューブの内部の前記流体を押し出すローラと、
    前記ローラの軸を保持しつつ前記ローラを移動させる部材であり、前記一部の区間に沿った経路を前記ローラが繰り返して通るように、所定の中心軸の周りに前記ローラを周回させるローラホルダと
    を備え、
    前記ローラホルダには、前記ローラの軸を通すことで前記ローラホルダに対して前記ローラが移動可能な範囲を規定する溝であり、前記流体が押し出される向きで前記一部の区間に沿って前記ローラが移動する移動向きにおいて一端側が後ろ側になり、他端側が前側になるガイド溝が形成されており、
    前記ローラホルダは、前記ガイド溝を構成する面として、
    前記ローラの軸よりも前記中心軸に近い側において前記ローラの軸の移動をガイドする面である内側面と、
    前記内側面に対して前記ローラの軸を挟んで対向する面である外側面と
    を有し、
    前記一部の区間に沿って前記ローラを移動させる間、前記ガイド溝において前記移動向きの後ろ側になる端の位置である後端位置に前記ローラの軸を保持し、
    前記内側面は、前記外側面へ向かう側へ突出する凸部を有することを特徴とするチューブポンプ。
  2. 前記チューブは、少なくとも一部が円弧状に湾曲するように配設され、
    前記ローラホルダは、前記ガイド溝によって前記ローラの軸を保持しつつ、前記チューブにおける前記円弧状の部分に合わせて決められる前記中心軸に対して回転することで、前記中心軸の周りに前記ローラを周回させ、
    前記一部の区間を通過したタイミングにおいて、前記ローラは、前記チューブから離れ、
    前記流体が押し出される向きで前記ローラホルダが回転する間、前記ローラホルダは、前記ガイド溝における前記後端位置と前記凸部との間に、前記ローラの軸を保持することを特徴とする請求項1に記載のチューブポンプ。
  3. 前記流体が押し出される向きとは反対の向きで前記ローラホルダを回転させる逆転時において、前記ローラホルダは、前記ガイド溝における前記凸部よりも前記他端側に前記ローラの軸を保持することを特徴とする請求項2に記載のチューブポンプ。
  4. 前記凸部における前記一端側の傾斜は、前記他端側の傾斜よりも大きいことを特徴とする請求項3に記載のチューブポンプ。
  5. 前記ローラが前記チューブから離れるタイミングの直前において、前記チューブにおいて前記ローラと接触している部分は、前記ローラの移動に伴い、押しつぶされた状態から徐々に拡がり、
    前記内側面における前記凸部は、徐々に拡がる前記チューブに押される前記ローラと接触することで、前記ガイド溝において前記凸部よりも前記他端側に前記ローラが移動することを防止することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のチューブポンプ。
  6. 前記外側面は、前記内側面における前記凸部と対向する位置に、前記内側面から離れる方向へ凹む凹部を有することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のチューブポンプ。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載のチューブポンプを用いてインクジェット方式で印刷を行う印刷装置であって、
    インクを吐出するインクジェットヘッドと、
    前記インクジェットヘッドへ供給するインクを貯留するインク容器と、
    前記チューブポンプを用いて前記インク容器から前記インクジェットヘッドへインクを供給するインク供給路と
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  8. 請求項1から6のいずれかに記載のチューブポンプを用いてインクジェット方式で印刷を行う印刷装置であって、
    インクを吐出するインクジェットヘッドと、
    前記インクジェットヘッドに対するメンテナンスを行うメンテナンス部と
    を備え、
    前記メンテナンス部は、前記チューブポンプを用いて、前記インクジェットヘッドからインクを吸引することを特徴とする印刷装置。
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