JP2022172812A - 包装材、および、包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】安定して重ねたり巻き回したりすることができると共に、重ねたり巻き回したりした状態を安定して維持することができる包装材を提供することを課題とする。【解決手段】物品を包み込む本体シートと、該本体シートに貼り合わされる少なくとも一つの第一テープと、前記本体シートに貼り合わされる少なくとも二つの第二テープとを備えており、前記少なくとも一つの第一テープの長手方向を第一方向とした際に、前記少なくとも二つの第二テープは、前記第一方向が長手となるように配置されており、前記少なくとも二つの第二テープは、前記第一方向に交差する第二方向に間隔を空けて配置されており、前記少なくとも一つの第一テープは、前記第二方向における前記少なくとも二つの第二テープの間に配置されると共に、前記少なくとも二つの第二テープから前記第二方向に間隔を空けて配置される。【選択図】図1

Description

本発明は、包装材、および、該包装材によって物品が包装されてなる包装体に関する。
シート状の包装材として、例えば、物品を包み込む本体シートと、該本体シートに貼り合わされるカットテープとを備えるものが知られている(特許文献1参照)。そして、斯かる包装材によって物品が包装されることで包装体が形成される。斯かる包装体では、前記カットテープに沿って前記本体シートを切断することで、包装体から物品を取り出すことができる。
しかしながら、前記包装材は、カットテープを備える部分と備えない部分との厚みが異なる。このため、前記包装材は、枚葉状に形成された場合、複数枚を重ねることが困難であると共に、重ねた状態を維持することも困難である。また、前記包装材は、カットテープの長手方向に長尺状に形成された場合、長手方向に巻き回す(ロール状に形成する)ことが困難であると共に、巻き回した(ロール状に形成した)状態を維持することも困難である。
特開2011-255913号公報
そこで、本発明は、安定して重ねたり巻き回したりすることができると共に、重ねたり巻き回したりした状態を安定して維持することができる包装材を提供することを課題とする。また、本発明は、斯かる包装材によって物品が包装されてなる包装体を提供することを課題とする。
本発明に係る包装材は、物品を包み込む本体シートと、該本体シートに貼り合わされる少なくとも一つの第一テープと、前記本体シートに貼り合わされる少なくとも二つの第二テープとを備えており、前記少なくとも一つの第一テープの長手方向を第一方向とした際に、前記少なくとも二つの第二テープは、前記第一方向が長手となるように配置されており、前記少なくとも二つの第二テープは、前記第一方向に交差する第二方向に間隔を空けて配置されており、前記少なくとも一つの第一テープは、前記第二方向における前記少なくとも二つの第二テープの間に配置されると共に、前記少なくとも二つの第二テープから前記第二方向に間隔を空けて配置される。
前記少なくとも二つの第二テープの一方は、前記第二方向における前記本体シートの一端と前記少なくとも一つの第一テープとの中間部よりも、前記第二方向における前記本体シートの一端側に配置されてもよく、前記少なくとも二つの第二テープの他方は、前記第二方向における前記本体シートの他端と前記少なくとも一つの第一テープとの中間部よりも、前記第二方向における前記本体シートの他端側に配置されてもよく、前記少なくとも一つの第一テープは、前記第二方向における前記本体シートの中央部と重なるように配置されてもよい。
前記少なくとも二つの第二テープは、前記第二方向における前記本体シートの両端部から前記第二方向における前記本体シートの中央部側へ離れた位置に配置されてもよい。
前記本体シートは、前記第一方向の一端部が前記第二方向に間隔を空けて切り込まれて形成された少なくとも二つの切込部を備えてもよく、該少なくとも二つの切込部の間に前記少なくとも一つの第一テープの一端部が位置してもよく、前記第二方向において、前記少なくとも二つの第二テープの一方と前記少なくとも一つの第一テープとの間に、前記少なくとも二つの切込部の一方が位置し、前記少なくとも二つの第二テープの他方と前記少なくとも一つの第一テープとの間に、前記少なくとも二つの切込部の他方が位置してもよい。
本発明に係る包装体は、上記の包装材によって物品が包装されてなる包装体であって、互いに対向するように配置される少なくとも二つのシート状対向部が前記包装材によって形成されており、前記少なくとも二つのシート状対向部の間に前記物品を収容する収容空間が形成されており、前記第二テープの全ては、前記少なくとも二つのシート状対向部の一方の側に配置される。
前記少なくとも二つのシート状対向部の一方は、前記第二方向における前記本体シートの両端部同士が重なり合って接合されることで形成された第一接合部を備えてもよく、前記少なくとも二つのシート状対向部が対向する方向に沿って見た際に、前記第二方向における前記少なくとも二つの第二テープの間に前記第一接合部が配置されてもよい。
以上のように、本発明によれば、安定して重ねたり巻き回したりすることができると共に、重ねたり巻き回したりした状態を安定して維持することができる包装材、および、該包装材によって形成された包装体を提供することができる。
本発明の第一実施形態に係る包装材を示した斜視図。 本発明の第二実施形態に係る包装材を示した斜視図。 本発明の一実施形態に係る包装体を一方のシート状対向部側から見た平面図。 同実施形態に係る包装体を他方のシート状対向部側から見た平面図。 図4のI-I断面の端面図。 本発明の他の実施形態に係る包装体を示した斜視図。 本発明のさらに他の実施形態に係る包装体を示した斜視図。
以下に、本発明に係る包装材、および、包装体の実施形態について、図1~5に基づいて説明する。なお、以下の図面において同一又は相当する部分には同一の参照符号を付しその説明は繰り返さない。また、以下の説明において、第一方向とは、各図の座標軸におけるx軸に沿った方向であり、第一方向に交差する第二方向とは、各図の座標軸におけるy軸に沿った方向である。
<第一実施形態>
第一実施形態に係る包装材100aは、図1に示すように、枚葉状に形成される。具体的には、包装材100aは、四角形状(より好ましくは、矩形状)に形成される。また、包装材100aは、物品を包み込む本体シート1と、本体シート1に貼り合わされる少なくとも一つの第一テープ2と、本体シートに貼り合わされる少なくとも二つの第二テープ3,3とを備える。本実施形態では、包装材100aは、一つの第一テープ2と、二つの第二テープ3,3とを備える。二つの第二テープは、第一テープ2の長手方向を第一方向とした際に、該第一方向が長手となるように配置される。本実施形態では、二つの第二テープ3,3は、第一テープ2の長手方向を第一方向とした際に、該第一方向が長手となるように配置される。また、本実施形態では、第一テープ2および二つの第二テープ3,3は、本体シート1の一方の面(具体的には、物品を包装する際に内側となる面)に貼り合わされる。
本実施形態では、本体シート1は、枚葉状に形成される。具体的には、本体シート1は、四角形状(より詳しくは、第一方向が長手となる矩形状)に形成される。また、本実施形態では、本体シート1は、端部が切り込まれて形成された二つの切込部1a,1aを備える。本実施形態では、二つの切込部1a,1aは、本体シート1の端縁に達するように形成される。また、二つの切込部1a,1aは、第一方向における本体シート1の少なくとも一端部(本実施形態では、両端部のそれぞれ)に形成される。また、二つの切込部1a,1aは、第二方向に間隔を空けて形成される。これにより、二つの切込部1a,1aの間に、指などで摘まむことが可能な摘み部1bが形成される。本実施形態では、本体シート1は、第一方向の少なくとも一端部(具体的には、両端部のそれぞれ)に摘み部1bを備える。本実施形態では、摘み部1bは、第二方向における本体シート1の中央部に形成される。
本体シート1は、第一方向に切断することができる。本実施形態では、本体シート1は、二つの切込部1a,1aの一端を起点に第一方向に切断することができる。具体的には、本体シート1は、摘み部1bを摘まんで第一方向に引っ張ることで、二つの切込部1a,1aの一端を起点に第一方向に切断することができる。
本実施形態では、本体シート1は、第二方向の両端部同士を重ね合わせて接合可能に構成される。つまり、本実施形態の本体シート1は、重なり合った状態で接合される二つの接合領域1c,1cを備える。具体的には、本体シート1は、第二方向の一端部に二つの接合領域1c,1cの一方を備える。また、本実施形態の本体シート1は、第二方向の他端部に二つの接合領域1c,1cの他方を備える。本実施形態では、二つの接合領域1c,1cは、第一方向に延びる帯状に形成される。また、本実施形態では、二つの接合領域1c,1cは、第一方向における本体シート1の両端間の全長にわたって連続的に形成される。本実施形態では、二つの接合領域1c,1cの少なくとも一方(本実施形態では、両方)は、第二方向における本体シート1の端縁(具体的には、第一方向の端縁および第二方向の端縁)を含む。そして、二つの接合領域1c,1c同士が重なり合って接合されることで、後述する包装体100cの第一接合部5が形成される。
本体シート1の大きさとしては、特に限定されず、例えば、100cm~1000cmであってもよい。また、本体シート1の厚みとしては、特に限定されず、例えば、10μm~100μmであってもよく、15μm~50μmであってもよい。また、本体シート1を構成するシート材としては、特に限定されず、例えば、延伸フィルム(方向性フィルム)や無延伸フィルム等を用いることができる。また、本体シート1を構成するシート材の素材としては、特に限定されず、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ナイロン等が挙げられる。本体シート1を構成するシート材としては、特に限定されず、例えば、二軸延伸ポリプロピレンフィルム、一軸延伸ポリプロピレンフィルム、無延伸ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンフィルム、ナイロンフィルム等が挙げられ、好ましくは、二軸延伸ポリプロピレンフィルムである。これらのシート材は、単独で用いてもよく、複数を積層して(具体的には、ラミネートして)用いてもよい。
第一テープ2は、第一方向が長手となるように配置される。本実施形態では、第一テープ2は、第一方向における本体シート1の両端間の全長にわたって配置される。また、本実施形態では、第一テープ2は、第一方向における本体シート1の両端間の長さと等しい長さに形成される。また、本実施形態では、第一テープ2は、第二方向における本体シート1の中央部と重なるように配置される。また、本実施形態では、第一テープ2の一端部は、第一方向における本体シート1の一端部に形成された二つの切込部1a,1aの間に配置される。また、本実施形態では、第一テープ2の他端部は、第一方向における本体シート1の他端部に形成された二つの切込部1a,1aの間に配置される。
そして、第一テープ2が本体シート1に貼り合わされることで、本体シート1を第一テープ2に沿って第一方向に切断することができる。本実施形態では、第一テープ2の一端部が二つの切込部1a,1aの間に位置することで、第一テープ2の一端部が摘み部1bと重なる。このため、摘み部1bを摘まんで第一方向に引っ張ることで、本体シート1を第一テープ2に沿って第一方向に切断することができる。
第一テープ2の幅は、各第二テープ3の幅と同一であってもよく、各第二テープ3の幅よりも細くてもよい。具体的には、第一テープ2の幅としては、特に限定されず、例えば、各第二テープ3の幅に対して、0.05倍~1倍であってもよく、0.05倍~0.5倍であってもよく、0.05倍~0.4倍であってもよい。また、第一テープ2の幅としては、特に限定されず、例えば、2mm~5mmであってもよい。
第一テープ2を構成するシート材としては、特に限定されず、例えば、延伸フィルム(方向性フィルム)や無延伸フィルム等を用いることができる。また、第一テープ2を構成するシート材の素材としては、特に限定されず、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ナイロン等が挙げられる。また、第一テープ2を構成するシート材としては、特に限定されず、例えば、二軸延伸ポリプロピレンフィルム、一軸延伸ポリプロピレンフィルム、無延伸ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンフィルム、ナイロンフィルム等が挙げられ、好ましくは、二軸延伸ポリプロピレンフィルムである。これらのシート材は、単独で用いてもよく、複数を積層して(具体的には、ラミネートして)用いてもよい。また、これらのシート材は、粘着剤やコート剤が塗布されたものであってもよい。
第一テープ2を本体シート1に貼り合わせる方法としては、特に限定されず、例えば、第一テープ2の自己吸着機能によるものであってもよく、第一テープ2の溶融によるヒートシールであってもよく、パートコート剤を塗布したヒートシールであってもよい。また、第一テープ2は、全体が本体シート1に貼り合わされてもよく、一部(例えば、幅方向の両端部のみ)が本体シート1に貼り合わされてもよい。
本実施形態では、二つの第二テープ3,3は、第一方向が長手となるように配置される。本実施形態では、二つの第二テープ3,3は、第一方向における本体シート1の両端間の全長にわたって配置される。また、本実施形態では、二つの第二テープ3,3は、第一方向における本体シート1の両端間の長さと等しい長さに形成される。また、二つの第二テープ3,3は、第二方向に間隔を空けて配置される。また、第二方向における二つの第二テープ3,3の間に、少なくとも一つの第一テープ2が配置される。つまり、本実施形態では、第二方向における第一テープ2の一方の側に二つの第二テープ3,3の一方(以下では、「一方の第二テープ3」とも記す)が配置される。また、第二方向における第一テープ2の他方の側に二つの第二テープ3,3の他方(以下では、「他方の第二テープ3」とも記す)が配置される。また、本実施形態では、二つの第二テープ3,3は、第一テープ2から第二方向に間隔を空けて配置される。
本実施形態では、一方の第二テープ3は、第二方向における本体シート1の一端と第一テープ2との中間部よりも、第二方向における本体シート1の一端側に配置される。また、本実施形態では、他方の第二テープ3は、第二方向における本体シート1の他端と第一テープ2との中間部よりも、第二方向における本体シート1の他端側に配置される。また、本実施形態では、二つの第二テープ3,3は、第二方向における本体シート1の両端部(二つの接合領域)1c,1cよりも第二方向における本体シート1の中央部側に配置される。また、本実施形態では、二つの第二テープ3,3は、二つの接合領域1c,1cから第二方向に間隔を空けて配置される。
本実施形態では、二つの第二テープ3,3は、本体シート1の二つの切込部1a,1aから第二方向に間隔を空けて配置される。また、本実施形態では、第二方向において、一方の第二テープ3と第一テープ2との間に、二つの切込部1a,1aの一方が位置する。また、本実施形態では、第二方向において、他方の第二テープ3と第一テープ2との間に、二つの切込部1a,1aの他方が位置する。
各第二テープ3の幅は、第一テープ2の幅と同一であってもよく、第一テープ2の幅よりも太くてもよい。具体的には、各第二テープ3の幅としては、特に限定されず、例えば、第一テープ2の幅に対して1倍~20倍であってもよく、1倍~10倍であってもよく、1倍~5倍であってもよい。各第二テープ3の具体的な幅としては、特に限定されず、例えば、5mm~40mmであってもよく、10mm~40mmであってもよい。各第二テープ3の厚さとしては、特に限定されず、例えば、第一テープ2の厚さと同一であってもよく、第一テープ2の厚さよりも厚くてもよい。なお、厚さが同一であるとは、第一テープ2の厚さに対する第二テープ3の厚さの割合が0.9~1.1であることをいう。
各第二テープ3を構成するシート材としては、特に限定されず、例えば、延伸フィルム(方向性フィルム)や無延伸フィルム等を用いることができる。また、各第二テープ3を構成するシート材の素材としては、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ナイロン等が挙げられる。具体的には、各第二テープ3を構成するシート材としては、特に限定されず、例えば、二軸延伸ポリプロピレンフィルム、一軸延伸ポリプロピレンフィルム、無延伸ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンフィルム、ナイロンフィルム等が挙げられ、好ましくは、二軸延伸ポリプロピレンフィルムである。これらのシート材は、単独で用いてもよく、複数を積層して(具体的には、ラミネートして)用いてもよい。また、これらのシート材は、粘着剤やコート剤が塗布されたものであってもよい。
各第二テープ3を本体シート1に貼り合わせる方法としては、特に限定されず、例えば、各第二テープ3の自己吸着機能によるものであってもよく、各第二テープ3の溶融によるヒートシールであってもよく、パートコート剤を塗布したヒートシールであってもよい。また、各第二テープ3は、全体が本体シート1に貼り合わされてもよく、一部(例えば、幅方向の両端部のみや中央部のみ)が本体シート1に貼り合わされてもよい。
<第二実施形態>
第二実施形態に係る包装材100bは、第一実施形態と比較して、図2に示すように、第一方向が長手となるように長尺状に形成される点で異なる。そこで、以下では、第一実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態の包装材100bでは、第一実施形態の本体シート1が第一方向に長手となるように長尺状に形成される。また、本実施形態の包装材100bでは、第一実施形態の第一テープ2が第一方向に長手となるように長尺状に形成される。また、本実施形態の包装材100bでは、第一実施形態の第一テープ2が第一方向に長手となるように長尺状に形成される。また、本実施形態では、包装材100bは、第一方向へ向けて巻き回されてロール状に形成することができる。
本実施形態の包装材100bは、第二方向(具体的には、幅方向)に切断することで、第一実施形態に係る枚葉状の包装材100aを形成することができる。具体的には、包装材100bを第二方向(具体的には、幅方向)に切断すると共に一対の切込部1a,1aを形成することで、第一実施形態の包装材100aを形成することができる。また、本実施形態の包装材100bは、後述するように、包装体100cを形成することができる。
<包装体>
第一実施形態の包装材100a、または、第二実施形態の包装材100bによって物品を包装することで、図3~5に示すように、包装体100cを形成することができる。包装体100cは、互いに対向するように配置される二つのシート状対向部4,4が包装材100a(または、包装材100b)によって形成される。そして、二つのシート状対向部4,4の間に、物品Xを収容する収容空間Rが形成される。
また、包装体100c(具体的には、二つのシート状対向部4,4の一方)は、本体シート1における二つの接合領域1c,1c同士が接合されて形成された第一接合部5を備える。本実施形態では、第一接合部5は、二つのシート状対向部4,4の一方(以下では、「一方のシート状対向部4」とも記す)に形成され、二つのシート状対向部4,4の他方(以下では、「他方のシート状対向部4」とも記す)には形成されない。第一接合部5は、第一方向に延びる帯状に形成される。また、第一接合部5は、第一方向における包装体100cの両端間の全長にわたって形成される。本実施形態では、第一接合部5は、二つの接合領域1c,1cにおいて本体シート1の一方の面同士を対峙させて接合することで形成される。第一接合部5を形成する方法としては、特に限定されず、例えば、二つの接合領域1c,1cを重ね合わせてヒートシールする方法等が挙げられる。
また、包装体100cは、第一方向に間隔を空けた位置で収容空間Rを閉塞するように、二つのシート状対向部4,4同士が接合されて形成された二つの第二接合部6,6を備える。本実施形態では、二つの第二接合部6,6は、第二方向に延びる帯状に形成される。また、二つの第二接合部6,6は、第二方向における包装体100cの両端間の全長にわたって形成される。また、本実施形態では、二つの第二接合部6,6は、第一方向における包装体100cの両端から間隔を空けて形成される。二つの第二接合部6,6を形成する方法としては、特に限定されず、例えば、二つのシート状対向部4,4同士をヒートシールする方法等が挙げられる。
また、本実施形態では、包装体100cは、第一方向の少なくとも一端部(具体的には、両端部のそれぞれ)に、二つのシート状対向部4,4同士が接合されていない非接合部7を備える。該二つの非接合部7,7は、第二方向に延びる帯状に形成される。本実施形態では、二つの非接合部7,7は、第二方向における包装体100cの両端間の全長にわたって形成される。
本実施形態の包装体100c(具体的には、他方のシート状対向部4)は、第一方向の少なくとも一端部(具体的には、両端部のそれぞれ)に、二つの切込部1a,1a(具体的には、摘み部1b)を備える。本実施形態では、包装体100cは、二つの非接合部7,7の少なくとも一方(具体的には、両方)に、二つの切込部1a,1a(具体的には、摘み部1b)を備える。また、本実施形態では、二つのシート状対向部4,4が対向する方向に沿って包装体100cを見た平面視において、一方の摘み部1bは、第一接合部5の一端部と重なるように配置される。また、本実施形態では、平面視において、他方の摘み部1bは、第一接合部5の他端部と重なるように配置される。
また、包装体100cでは、全ての第二テープ3は、一方のシート状対向部4側に位置する。即ち、一方のシート状対向部4は、第二テープ3の全てを備え、第一テープ2を備えない。本実施形態では、一方のシート状対向部4は、第二方向に間隔を空けて二つの第二テープ3,3を備える。そして、第二方向における二つの第二テープ3,3の間に第一接合部5が配置される。二つの第二テープ3,3は、第一接合部5から間隔を空けて配置される。二つの第二テープ3,3は、第一方向における収容空間Rの全長にわたって(本実施形態では、第一方向における包装体100cの全長にわたって)配置される。また、二つの第二テープ3,3は、平面視において、第二方向における包装体100cの両端部(具体的には、第二方向における二つのシート状対向部4,4の両端部)から間隔を空けて配置される。
また、本実施形態では、包装体100cでは、第一テープ2は、他方のシート状対向部4側に配置される。即ち、包装体100cでは、他方のシート状対向部4は、第一テープ2を備え、二つの第二テープ3,3を備えない。また、本実施形態では、第一テープ2は、第二方向における包装体100c(具体的には、他方のシート状対向部4の両端間の中央部に配置される。また、平面視において、第一テープ2は、第二方向における二つの第二テープ3,3の間に配置される。また、平面視において、第一テープ2は、二つの第二テープ3,3から間隔を空けて配置される。また、本実施形態では、第一テープ2は、第一方向における収容空間Rの全長にわたって(具体的には、第一方向における包装体100cの全域にわたって)配置される。
包装体100cから物品Xを取り出す際には、例えば、第一方向における包装体100cの一端部に形成された摘み部1bを、第一方向における包装体100cの他端側に向かって引っ張る。これにより、第一テープ2に沿って本体シート1が切断されるため、物品Xを収容空間Rから取り出すことができる。
包装体100cを形成する方法としては、特に限定されるものではない。例えば、第二実施形態に係る包装材100bを幅方向に切断して第一実施形態に係る包装材100aを形成する工程と、包装材100aの一方の面(本体シート1の一方の面)を内側にして収容空間Rを形成するように包装材100aの二つの接合領域1c,1cを互いに重ね合わせて第一接合部5を形成する工程と、収容空間Rを閉塞するように二つの第二接合部6,6を形成する工程とを備える方法が挙げられる。または、包装体100cを形成する他の方法としては、第二実施形態の包装材100bの一方の面(本体シート1の一方の面)を内側にして収容空間Rを形成しつつ第二実施形態に係る包装材100bの二つの接合領域1c,1cを重ね合わせて第一接合部5を形成する工程と、収容空間Rを閉塞するように二つの第二接合部6,6を形成する工程と、第一接合部5および二つの第二接合部6,6を形成した状態で包装材100bを幅方向に切断して包装体100cを得る工程とを備える方法(所謂、ピロー包装)が挙げられる。
以上のように、本実施形態に係る包装材100a,100bは、安定して重ねたり巻き回したりすることができると共に、重ねたり巻き回したりした状態を安定して維持することができる。
即ち、第二方向における二つの第二テープ3,3の間に第一テープ2が配置されると共に、該二つの第二テープ3,3から間隔を空けて第一テープ2が配置されることで、包装材100a,100bにおける各第二テープ3を備える部分と第一テープ2を備える部分との厚みの差が比較的少なくなる。これにより、包装材100a,100bを安定して重ねたり巻き回したりすることができると共に、重ねたり巻き回したりした状態を安定して維持することができる。
また、一方の第二テープ3は、第二方向における本体シート1の一端と第一テープ2との中間部よりも、第二方向における本体シート1の一端側に配置される。また、他方の第二テープ3は、第二方向における本体シート1の他端と第一テープ2との中間部よりも、第二方向における本体シート1の他端側に配置される。また、第一テープ2は、第二方向における本体シート1の中央部と重なるように配置される。これにより、包装材100a,100bをより安定して重ねたり巻き回したりすることができると共に、重ねたり巻き回したりした状態をより安定して維持することができる。
また、二つの第二テープ3,3が、第二方向における本体シート1の両端部よりも第二方向における本体シート1の中央部側に配置されることで、第二方向における本体シート1の両端部同士を接合する際に、各第二テープ3によって接合が阻害されるのを防止することができる。
また、二つの切込部1a,1aの間に第一テープ2の一端部が位置する。また、第二方向において、一方の第二テープ3と第一テープ2との間に、一方の切込部1aが位置する。また、他方の第二テープ3と第一テープ2との間に、他方の切込部1aが位置する。これにより、本体シート1の切断に際し、各第二テープ3によって本体シート1の切断が阻害されるのを防止することができる。
また、包装体100cにおいて、一方のシート状対向部4が二つの第二テープ3,3を備えることで、一方のシート状対向部4の剛性が他方のシート状対向部4よりも高くなる。これにより、包装体100cの形状を良好に維持することができる。また、他方のシート状対向部4が二つの第二テープ3,3を備えないことで、他方のシート状対向部4側(正面側)から包装体100cを見た際に、二つの第二テープ3,3が包装体100cの意匠性に影響するのを抑制することができる。さらに、収容空間R側において本体シート1と二つの第二テープ3,3との間に段差が形成されるため、斯かる段差によって収容空間Rでの物品の移動を抑制することができる。また、一方のシート状対向部4が二つの第二テープ3,3を備えることで、二つの第二テープ3,3の近傍で本体シート1を折り返し易いため、一方のシート状対向部4を容易に形成することができる。
また、包装体100cでは、第二方向において二つの第二テープ3,3の間に第一接合部5が位置することで、一方のシート状対向部4の剛性が他方のシート状対向部4よりもより高くなるため、包装体100cの形状を良好に保持することできる。
なお、本発明に係る包装材、および、包装体は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。また、上記した複数の実施形態の構成や方法等を任意に採用して組み合わせてもよく(1つの実施形態に係る構成や方法等を他の実施形態に係る構成や方法等に適用してもよく)、また、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。さらに、本発明に係る包装材、および、包装体の作用効果は、上記実施形態に記載した作用効果に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、包装材100a,100bは、一つの第一テープ2を備えるが、これに限定されず、複数の第一テープ2…を備えるように構成してもよい。斯かる場合には、各第一テープ2は、第一方向が長手となるように配置される。
また、上記実施形態では、包装材100a,100bは、二つの第二テープ3,3を備えているが、これに限定されず、例えば、3つ以上の第二テープ3…を備えるように構成してもよい。例えば、4つの第二テープ3,3,3,3のうち、二つの第二テープ3,3が第二方向における包装材100a,100bの中央部よりも一端側に配置され、残りの二つの第二テープ3,3が第二方向における包装材100a,100bの中央部よりも他端側に配置されるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、本体シート1の一方の面に第一テープ2および二つの第二テープ3,3の全てが貼り合わされているが、これに限定されず、例えば、第一テープ2および各第二テープ3のうち、少なくとも一つが本体シート1の一方の面に貼り合わされ、少なくとも一つが本体シート1の他方の面に貼り合わされてもよい。または、第一テープ2および各第二テープ3の全部が本体シート1の他方の面に貼り合わされてもよい。
また、上記実施形態では、本体シート1は、端縁に達す二つの切込部1a,1aを備えるように構成されているが、これに限定されず、例えば、一つの切込部1aのみを備えるように構成してもよい。また、二つの切込部1a,1aの少なくとも一方が端縁に達しないように構成してもよい。
また、上記実施形態では、第一方向における本体シート1の両端部のそれぞれに、二つの切込部1a,1a(即ち、摘み部1b)が形成されているが、これに限定されず、例えば、第一方向における本体シート1の一方の端部にのみ、二つの切込部1a,1a(即ち、摘み部1b)が形成されてもよい。
また、上記実施形態では、第一テープ2の両端部は、二つの切込部1a,1aの間に、配置されているが、これに限定されず、例えば、第一テープ2の両端部の少なくとも一方が二つの切込部1a,1aの間に配置されなくてもよい。
また、上記各実施形態では、第一テープ2は、第二方向における本体シート1または包装体100cの中央部と重なるように配置されているが、これに限定されず、例えば、第二方向における本体シート1または包装体100cの中央部よりも一端側または他端側に配置されてもよい。
また、上記実施形態では、摘み部1bは、第二方向における包装材100aまたは包装体100cの中央部に配置されているが、これに限定されず、例えば、第二方向における包装材100aまたは包装体100cの中央部よりも一端側または他端側に配置されてもよい。
また、上記実施形態では、各接合領域1cは、本体シート1の端縁を含むように構成されているが、これに限定されず、例えば、本体シート1の端縁(例えば、第一方向の端縁および第二方向の端縁の少なくとも一方)から間隔を空けて形成されてもよい。
また、第一実施形態では、第一テープ2および各第二テープ3は、第一方向における本体シート1の両端間の全長にわたって配置されているが、これに限定されず、例えば、第一テープ2および各第二テープ3の少なくとも一つが、第一方向における本体シート1の両端から離れた位置に配置されてもよい。つまり、第一テープ2および各第二テープ3の少なくとも一つが、第一方向における本体シート1の両端間の長さよりも短くなるように構成してもよい。
また、上記各実施形態では、二つの第二テープ3,3は、二つの接合領域1c,1cから間隔を空けて配置されているが、これに限定されず、例えば、一方の第二テープ3が一方の接合領域1cに隣接して配置されてもよく、他方の第二テープ3が他方の接合領域1cに隣接して配置されてもよい。斯かる場合には、包装体100cでは、二つの第二テープ3,3が第一接合部5と隣接して配置される。
また、第二実施形態では、第一テープ2および各第二テープ3は、本体シート1の長手方向に連続的に配置されているが、これに限定されず、例えば、第一テープ2および各第二テープ3の少なくとも一つが、本体シート1の長手方向に断続的に配置されてもよい。
また、上記実施形態では、第二方向における本体シート1の両端と第一テープ2との中間部よりも外側に二つの第二テープ3,3が配置されているが、これに限定されず、例えば、第二方向における本体シート1の両端と第一テープ2との中間部よりも第一テープ2側に二つの第二テープ3,3が配置されてもよい。
また、第一実施形態では、各第二テープ3は、第一方向における本体シート1の両端間の全長に亘って連続して配置されているが、これに限定されるものではなく、例えば、複数の第二テープ3が第一方向に間隔を空けて配置されてもよい。
また、上記実施形態では、第一方向における包装体100cの両端部のそれぞれに非接合部7および摘み部1bが形成されているが、これに限定されず、例えば、第一方向における包装体100cの両端部の一方のみに非接合部7および摘み部1bが形成されてもよい。また、第一方向における包装体100cの両端部に非接合部7が形成されないように構成してもよい。
また、上記実施形態の包装体100cでは、平面視において一方の摘み部1bが第一接合部5の一端部と重なるように配置されるが、これに限定されず、例えば、一方の摘み部1bが第一接合部5の一端部と重ならないように構成してもよい。また、上記実施形態では、平面視において他方の摘み部1bが第一接合部5の他端部と重なるように配置されるが、これに限定されず、例えば、他方の摘み部1bが第一接合部5の他端部と重ならないように構成してもよい。
また、上記実施形態の包装体100cでは、第一接合部5は、二つの接合領域1c,1cにおいて包装材100a,100bの一方の面同士が対峙して形成されているが、これに限定されず、例えば、二つの接合領域1c,1cにおいて包装材100a,100bの一方の面と他方の面とが対峙して接合されることで形成されてもよい。
また、第一実施形態に係る包装材100aは、第二実施形態に係る包装材100bを幅方向に切断することで形成してもよく、枚葉状の本体シート1に第一テープ2および二つの第二テープ3,3を貼り合わせることで形成してもよい。
また、上記実施形態では、包装材100a,100bによって、二つのシート状対向部4,4を備える包装体100cが形成されているが、これに限定されるものではない。例えば、図6に示すように、包装材100aを物品に沿って変形させて物品を包み込むことで包装体100dを形成してもよい。包装体100dを形成する包装材100aは、二つの接合領域1c,1cを備えないように構成してもよい。また、包装体100dを形成する包装材100aは、本体シート1の外周端部よりも内側の領域(例えば、中央部)が切り込まれて形成された切込部10a(具体的には、U字状の切込部10a)を備えるように構成してもよい。斯かる場合、包装材100aは、切込部10aを覆う被覆シート8を備えてもよい。被覆シート8は、切込部10aを覆って本体シート1に貼り合わされる被覆領域8aと、指などで摘まむことができる被覆シート摘み部8bを備える。そして、被覆領域8aは、本体シート1における切込部10aの内側の部分に貼り付けられる。また、被覆領域8aは、少なくとも切込部10aの周囲の領域が本体シート1に剥離可能に貼り付けられる。これにより、被覆シート摘み部8bを摘まんで引っ張ることで、本体シート1における切込部10aの内側の部分が被覆シート8と共に引っ張られるため、切込部10aの端部を起点に本体シート1を切断することができる。
また、上記実施形態の包装体100cにおいて、図7に示すように、二つのシート状対向部4,4の間に、包装材100a,100bの一部が折り込まれて、少なくとも一つのガセット部9(具体的には、二つのガセット部9,9)が形成されてもよい。
1…本体シート、1a…切込部、1b…摘み部、1c…接合領域、2…第一テープ、3…第二テープ、4…シート状対向部、5…第一接合部、6…第二接合部、7…非接合部、8…被覆シート、8a…被覆領域、8b…被覆シート摘み部、9…ガセット部、10a…切込部、100a,100b…包装材、100c,100d…包装体、R…収容空間、X…物品

Claims (6)

  1. 物品を包み込む本体シートと、該本体シートに貼り合わされる少なくとも一つの第一テープと、前記本体シートに貼り合わされる少なくとも二つの第二テープとを備えており、
    前記少なくとも一つの第一テープの長手方向を第一方向とした際に、前記少なくとも二つの第二テープは、前記第一方向が長手となるように配置されており、
    前記少なくとも二つの第二テープは、前記第一方向に交差する第二方向に間隔を空けて配置されており、
    前記少なくとも一つの第一テープは、前記第二方向における前記少なくとも二つの第二テープの間に配置されると共に、前記少なくとも二つの第二テープから前記第二方向に間隔を空けて配置される、
    包装材。
  2. 前記少なくとも二つの第二テープの一方は、前記第二方向における前記本体シートの一端と前記少なくとも一つの第一テープとの中間部よりも、前記第二方向における前記本体シートの一端側に配置されており、
    前記少なくとも二つの第二テープの他方は、前記第二方向における前記本体シートの他端と前記少なくとも一つの第一テープとの中間部よりも、前記第二方向における前記本体シートの他端側に配置されており、
    前記少なくとも一つの第一テープは、前記第二方向における前記本体シートの中央部と重なるように配置される、
    請求項1に記載の包装材。
  3. 前記少なくとも二つの第二テープは、前記第二方向における前記本体シートの両端部から前記第二方向における前記本体シートの中央部側へ離れた位置に配置される、
    請求項1または2に記載の包装材。
  4. 前記本体シートは、前記第一方向の一端部が前記第二方向に間隔を空けて切り込まれて形成された少なくとも二つの切込部を備えており、
    該少なくとも二つの切込部の間に前記少なくとも一つの第一テープの一端部が位置しており、
    前記第二方向において、前記少なくとも二つの第二テープの一方と前記少なくとも一つの第一テープとの間に、前記少なくとも二つの切込部の一方が位置し、前記少なくとも二つの第二テープの他方と前記少なくとも一つの第一テープとの間に、前記少なくとも二つの切込部の他方が位置する、
    請求項1~3の何れか一項に記載の包装材。
  5. 請求項1~4の何れか一項に記載の包装材によって物品が包装されてなる包装体であって、
    互いに対向するように配置される少なくとも二つのシート状対向部が前記包装材によって形成されており、
    前記少なくとも二つのシート状対向部の間に前記物品を収容する収容空間が形成されており、
    前記第二テープの全ては、前記少なくとも二つのシート状対向部の一方の側に配置される、
    包装体。
  6. 前記少なくとも二つのシート状対向部の一方は、前記第二方向における前記本体シートの両端部同士が重なり合って接合されることで形成された第一接合部を備えており、
    前記少なくとも二つのシート状対向部が対向する方向に沿って見た際に、前記第二方向における前記少なくとも二つの第二テープの間に前記第一接合部が配置される、
    請求項5に記載の包装体。
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