JP2022168432A - 管理装置、システムおよび管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の画像処理装置のうちから操作を推奨する画像形成装置を管理する。【解決手段】複数の画像形成装置を管理する管理装置は、各画像形成装置について、当該画像形成装置に対するユーザー操作の履歴を格納する手段と、各画像形成装置のユーザー操作の履歴に基づき、複数の画像形成装置のうちから操作が推奨される画像形成装置を判定する判定手段と、判定手段によって判定された推奨される画像形成装置を示す通知を出力する手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は管理装置、システムおよび方法に関し、特に、複数の画像形成装置を管理する管理装置、システムおよび方法に関する。
特開2019-200653号公報(特許文献1)は、複数の利用者が画像を共有し、画像プリント装置から画像を簡便にプリント出力できるようにする構成を開示する。より具体的には、特許文献1の画像プリントシステムは、第1ユーザ端末から画像データを受信し、画像データを保存する保存領域を識別する識別情報を生成し、保存領域にアクセスするための位置情報と識別情報とを第1ユーザ端末へ送信するサーバ装置と、識別情報の入力を受け付け、入力された識別情報をサーバ装置に通知する画像プリント装置と、を備える。サーバ装置は、画像プリント装置から識別情報が通知されると、識別情報に対応する保存領域に保存されている画像データを画像プリント装置へ送信する。画像プリント装置は、サーバ装置から受信した画像データを用いてプリント処理を行い、プリント物を出力する。
特開2019-200653号公報
複数の画像形成装置が利用可能な環境では、特定の画像形成装置にユーザーの利用が集中しないよう管理する技術が望まれている。
例えば、人体に影響するウイルスが蔓延している場合、ウイルスに感染しない、または、感染させない予防策が必要とされる。特に、複数ユーザーで共有する機器の使用には注意が必要である。オフィスには画像形成装置が複数台置いてある。画像形成装置を誰がいつ操作したかがわからないため、ウーザーはウイルス感染者が触った画像形成装置に触れて感染する恐れがある。
したがって、複数の画像形成装置が複数のユーザーによって利用される環境において、各画像形成装置がユーザーにより操作された履歴から、操作を推奨する画像形成装置を管理する技術が望まれる。
本開示の一例に係る、複数の画像形成装置を管理する管理装置は、各画像形成装置について、当該画像形成装置に対するユーザー操作の履歴を格納する手段と、各画像形成装置のユーザー操作の履歴に基づき、複数の画像形成装置のうちから操作が推奨される画像形成装置を判定する判定手段と、判定手段によって判定された推奨される画像形成装置を示す通知を出力する手段と、を備える。
上述の開示において、各画像形成装置は、当該画像形成装置に対するユーザー操作を検出する操作検出手段を有し、各画像形成装置の履歴は、当該画像形成装置に対するユーザー操作が検出された時間のうち、直近の時間である直近操作時間を含み、判定手段は、各画像形成装置の直近操作時間からの経過時間の長さに基づき、複数の画像形成装置のうちから推奨される画像形成装置を判定する。
上述の開示において、判定手段は、複数の画像形成装置のうちから、経過時間が最も長い画像形成装置を推奨される画像形成装置と判定する。
上述の開示において、画像形成装置は、ユーザー操作が可能な複数部位を有し、画像形成装置は、1つ以上の部位に対するユーザー操作を伴うジョブを実行するジョブ実行手段を有し、管理装置は、各画像形成装置について、当該画像形成装置の各複数部位について、当該部位に対するユーザー操作が検出された時間のうち、直近の時間である直近操作時間を管理する操作管理手段を、含み、判定手段は、各画像形成装置の各部位の直近操作時間からの経過時間の長さに基づき、複数の画像形成装置のうちか推奨される画像形成装置を判定する。
上述の開示において、ジョブ実行手段は、複数種類のジョブを実行可能に構成され、ジョブの実行に伴いユーザー操作がされる1つ以上の部位は、ジョブの種類によって異なり、各部位の直近操作時間は、要求されるジョブの種類に対応の各1つ以上の部位の直近操作時間を含む。
上述の開示において、格納する手段は、ユーザー操作の直近操作時間に関連付けて、当該ユーザーを識別するユーザー識別情報を格納する。
上述の開示において、画像形成装置は、当該画像形成装置に近接するユーザー携帯の端末とユーザー識別情報を通信する。
上述の開示において、判定手段は、ユーザーから要求を受けたとき、要求元ユーザーの識別子に一致するユーザー識別情報に関連付けされた直近操作時間を除いた上で、各画像形成装置の直近操作時間からの経過時間の長さに基づき、複数の画像形成装置のうちから推奨される画像形成装置を判定する。
上述の開示において、要求は、ジョブの実行要求を含み、管理装置は、さらに、推奨される画像形成装置にジョブの実行要求を転送する。
上述の開示において、管理装置は、ジョブの実行要求を、情報処理装置またはユーザー携帯の端末から受信し、通知を出力する手段は、通知を、ジョブの実行要求の送信元の情報処理装置またはユーザー携帯の端末に転送する。
上述の開示において、通知を出力する手段は、通知を推奨される画像形成装置に送信し、画像形成装置は、管理装置からの通知に従い、当該画像形成装置に接近するユーザーが携帯する端末と通信する。
上述の開示において、ユーザーは、画像形成装置のサービスマンを含む。
上述の開示において、複数部位は、扉、タッチパネル、給紙トレイ、排紙トレイ、および自動原稿搬送ユニットの少なくとも1つを含む。
上述の開示において、画像形成装置は、各部位に対するユーザー操作を検知するセンサを有し、管理装置は各部位のセンサの出力から、ユーザー操作された部位を識別する。
上述の開示において、直近操作時間からの経過時間の長さが予め定められた長さを超えたとき、当該直近操作時間は格納する手段から削除される。
この開示に一例に係るシステムは、複数の画像形成装置と、情報処理装置と、複数の画像形成装置および情報処理装置と通信するサーバーと、を備え、各複数の画像形成装置は、当該画像形成装置に対するユーザー操作を検出し、検出されたユーザー操作の情報をサーバーに送信し、サーバーは、各画像形成装置について、当該画像形成装置からのユーザー操作の情報に基づき、ユーザー操作の履歴を格納する手段と、各画像形成装置のユーザー操作の履歴に基づき、複数の画像形成装置のうちから操作が推奨される画像形成装置を判定する判定手段と、判定手段によって判定された推奨される画像形成装置を示す通知を出力する手段と、を有する。
この開示に一例に係る方法は、複数の画像形成装置を管理する方法であって、各複数の画像形成装置について、当該画像形成装置に対するユーザー操作を検出するステップと、各画像形成装置について、検出されたユーザー操作の履歴を格納するステップと、各画像形成装置のユーザー操作の履歴に基づき、複数の画像形成装置のうちから操作が推奨される画像形成装置を判定するステップと、判定された推奨される画像形成装置を示す通知を出力するステップと、を備える。
この開示に一例に係るプログラムは、上記の方法をプロセッサに実行させるためのプログラムである。
本開示の一例によれば、各画像形成装置がユーザーにより操作された履歴から、操作を推奨する画像形成装置が判定されてユーザーに通知される得るので、特定の画像形成装置にユーザー操作が集中しないように、複数の画像形成装置を管理できる。
本実施の形態に係るシステムの概略的な構成を示す図である。 本実施の形態に係るMFP100のハードウェアの構成の一例を概略的に示す図である。 本実施の形態に係るサーバー300のハードウェア構成の一例を概略的に示す図である。 本実施の形態に係る情報処理装置200のハードウェア構成の一例を概略的に示す図である。 本実施の形態に係る携帯端末400のハードウェア構成の一例を概略的に示す図である。 本実施の形態に係るジョブ情報の構成を概略的に示す図である。 本実施の形態に係るMFP100の機能構成の一例を概略的に示す図である。 本実施の形態に係るサーバー300の機能構成の一例を概略的に示す図である。 本実施の形態に係る情報処理装置200の機能構成の一例を概略的に示す図である。 本実施の形態に係るMFP100に対するユーザー操作の一例を模式的に示す図である。 本実施の形態に係るMFP100に対するユーザー操作の一例を模式的に示す図である。 本実施の形態に係る操作履歴管理テーブル36の構成を模式的に示す図である。 本実施の形態に係る第1優先度テーブル37の構成を模式的に示す図である。 本実施の形態に係る第2優先度テーブル38の構成を模式的に示す図である。 本実施の形態に係る操作部位テーブル39の構成を模式的に示す図である。 本実施の形態に係るMFP100のユーザー操作を管理する処理のフローチャートである。 本実施の形態に係るMFP100のユーザー操作を管理する処理のフローチャートである。 本実施の形態に係るMFP100のユーザー操作を管理する処理のフローチャートである。 本実施の形態に係るMFP100のユーザー操作を管理する処理のフローチャートである。 本実施の形態に係るMFP100のユーザー操作を管理する処理のフローチャートである。 本実施の形態に係るMFP100の利用シーンの一例を模式的に示す図である。 本実施の形態に係るMFP100の利用シーンの一例を模式的に示す図である。 本実施の形態に係るMFP100の利用シーンの一例を模式的に示す図である。
以下に、図面を参照しつつ、実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
<A.システムの構成>
図1は、本実施の形態に係るシステムの概略的な構成を示す図である。本実施の形態では、画像形成装置の一例として、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置などの複合機であるMFP(Multi-Function Peripherals)を示すが、画像形成装置はMFPに限定されず、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置などの装置であってもよい。
また、本実施の形態では、「ユーザー」は、画像形成装置を利用または操作する人を示し、画像形成装置の一般のユーザーと、画像形成装置を保守、修理、管理等のメンテナンスのサービスマンも含む。また、本実施の形態では、画像形成装置に対する「ユーザー操作」は、画像形成装置を利用するシーンにおいて画像形成装置に対するユーザーの操作を含む概念であり、ユーザー操作は、ユーザーが画像形成装置を手で触る(手で操作する)ことも含み得る。
また、本実施の形態では、「操作時間」は、画像形成装置に対するユーザー操作が検出された時間(検出された操作の開始から終了までの時間)または操作が検出された時刻を含む。また、「直近操作時間」は、画像形成装置について、最も最近に(直前)に検出された操作時間を示す。また、「操作経過時間」は、直近操作時間からの経過時間を示す。
図1を参照して、システム1は、複数のMFP100と、複数の情報処理装置200と、サーバー300と、スマートフォンなどの携帯端末400を有する。これらは、有線または無線のネットワーク401,402および404に接続可能に構成される。複数の情報処理装置200は、据え置き型のコンピュータまたはポータブル型のコンピュータを含む。携帯端末400は、ポータブル型のコンピュータの1種であるとした場合、携帯端末400は、情報処理装置200の1例であり得る。システム1は、複数のMFP100が複数のユーザーによって利用される環境、例えば、企業のオフィスなどに設けられる。サーバー300は、オンプレミスサーバまたはクラウドベースサーバーを含む。ネットワーク401および402はLAN(ローカルエリアネットワーク)またはグローバルネットワークを含む。ネットワーク404は、広域ネットワークまたはインターネットなどの各種のネットワークを含む。携帯端末400は、MFP100と近距離の無線通信403でデータを遣り取りすることもできる。情報処理装置200も、MFP100と無線通信403でデータとを遣り取り可能なように構成され得る。
MFP100はネットワーク401を介して相互に通信可能に接続されている。情報処理装置200は、MFP100とネットワーク401,402を介して有線または無線で通信する。また、MFP100または情報処理装置200は、ネットワーク404を経由してサーバー300と通信する。情報処理装置200は、コンピュータに相当する構成を有し、少なくともプログラムを格納するメモリ、プログラムを実行するプロセッサ、通信回路および指示入力デバイスなどを有する。例えば、情報処理装置200および携帯端末400は、プリンタードライバー204のプログラムを有し、プリンタードライバー204を実行することにより、MFP100に実行させるプリントジョブなどのジョブ情報205を生成し、これらネットワークを介して転送する。MFP100は、ネットワークから受信するジョブ情報205を実行することにより、ジョブにより指定された処理(プリント処理、ファクシミリ処理など)を実施する。
システム1では、サーバー300は、各MFP100について、当該MFP100の直近操作時間を管理することで、各MFP100のユーザー操作の履歴が管理される。ここで、画像形成装置などの物の表面に付着したウイルスは付着してからの経過時間が長いほど不活化する可能性が高くなることが知られている。サーバー300は、各MFP100の直近操作時間に基づく操作経過時間を検出し、その操作経過時間が最も長いMFP100を利用を推奨するMFP100に、すなわちユーザー操作の対象となるMFP100として推奨する推奨MFP100に決定する。サーバー300は、推奨MFP100の情報をユーザーに通知する。これにより、システム1は、複数のMFP100のうちの特定のMFP100が短期間のうちに集中的に利用(操作)されるのを防止できる。
<B.ハードウェア構成>
図2は、本実施の形態に係るMFP100のハードウェアの構成の一例を概略的に示す図である。図2を参照して、MFP100は、MFP100を制御するための制御部に相当するCPU(Central Processing Unit)150と、プログラムおよびデータを格納するための記憶部160と、情報の入出力部170と、サーバー300と通信するための通信I/F(Interfaceの略)156と、情報処理装置200と通信するための通信回路175と、携帯端末400などの装置と近距離無線通信するための無線通信回路178と、MFP100が有する各種のセンサからなるセンサ群162とデータ・信号を遣り取りするセンサI/F(Interfaceの略)161と、外部記憶媒体176が脱着自在に装着されるデータリーダー/ライター174と、各種処理部とを含む。センサ群162の詳細は、後述する。
記憶部160は、CPU10により実行されるプログラムおよびデータを記憶するためのROM(Read Only Memory)、CPU10によりプログラムを実行する際の作業領域として供されるRAM(Random Access Memory)および不揮発メモリなどを含む。また、RAMには、プログラム実行時に読み書きされる各種データも格納される。
入出力部170は、ディスプレイを含む表示部171およびユーザーがMFP100に情報を入力するために操作するキー、スイッチなどの操作部172を含む。ここでは、表示部171と操作部172は、一体的に構成されたタッチパネルとして提供され得る。
通信I/F156は、NIC(Network Interface Card)などの回路を含んで構成される。通信I/F156は、サーバー300を含む外部装置とネットワークを介して通信するためのデータ通信部157を含む。データ通信部157は、データを、ネットワークを介してサーバー300を含む外部装置に送信するための送信部158、およびネットワークを介してサーバー300を含む外部装置からデータを受信する受信部159を含む。
通信回路175は、情報処理装置200と通信するための例えばLAN(Local Area Network)またはNFC(Near Field Communication)などの通信回路を含む。無線通信回路178は、NFCまたはBluetooth(登録商標)などの通信回路を含む。例えば、無線通信回路178は、Bluetoothに従い、携帯端末400を含む他の装置と、例えばビーコン信号の通信を実施する。
上記の各種処理部は、画像処理部151と、画像形成部152と、画像データを含む各種データを記憶処理するためのハードディスクを含む記憶部153と、図示しないプリンターを制御する画像出力部154と、図示しないファクシミリ回路を制御するためのファクシミリ制御部155と、原稿を光学的に読み取って画像データを得るための画像読取部173とを含む。CPU150は、ジョブ情報205が示すジョブを実行し、実行結果に従う制御コマンドを、これら処理部に出力する。これにより、ジョブ情報205に従って各処理部が制御されて、MFP100は、ジョブ情報205に従う処理(プリント、ファクシミリ、画像読取など)を実行する。
画像出力部154は、情報処理装置200から受信する後述するプリントデータ50を用いてプリンターを駆動する。データリーダー/ライター174は、装着された外部記憶媒体176からプログラムまたはデータを読出す回路と、外部記憶媒体176にデータを書込む回路を有する。
図3は、本実施の形態に係るサーバー300のハードウェア構成の一例を概略的に示す図である。図3を参照して、サーバー300は、サーバー300を制御するためのCPU30と、記憶部34と、MFP100または情報処理装置200と通信するネットワークコントローラー35とを含む。記憶部34は、CPU30により実行されるプログラムおよびデータを記憶するためのROM31と、RAM32と、各種の情報を格納するためのHDD(Hard Disk Drive)33とを含む。RAM32は、各種情報を記憶する領域と、CPU30でプログラムを実行する際の作業領域とを含む。HDD33に格納される情報は、各MFP100の操作履歴を管理するために操作履歴管理テーブル36と、第1優先度テーブル37と、第2優先度テーブル38と、操作部位テーブル39とを含む。これらテーブルの詳細は後述する。ネットワークコントローラー35は、NICなどの回路を含む。
図4は、本実施の形態に係る情報処理装置200のハードウェア構成の一例を概略的に示す図である。図4を参照して、情報処理装置200は、情報処理装置200を制御するための制御部に相当するCPU20と、ディスプレイ23と、ユーザーが情報処理装置200に情報を入力するために操作する操作パネル25と、記憶部26と、通信コントローラ27を有する。記憶部26は、CPU20により実行されるプログラムおよびデータを記憶するためのROM21と、RAM22と、ハードディスク装置を含むメモリ28とを有する。ディスプレイ23と操作パネル25は、一体的に構成されたタッチパネルとして提供されてもよい。通信コントローラ27は、他の情報処理装置200またはMFP100またはサーバー300と通信するためのNICまたはLAN回路などの通信回路を含む。
図5は、本実施の形態に係る携帯端末400のハードウェア構成の一例を概略的に示す図である。図5を参照して、携帯端末400は、携帯端末400を制御するための制御部に相当するCPU40と、振動素子43と、ディスプレイとタッチパットが一体化されたタッチパネル44と、無線通信回路45と、記憶部46と、通信コントローラ47を有する。記憶部46は、CPU40により実行されるプログラムおよびデータを記憶するためのROM41と、RAM42と、およびハードディスク装置を含むメモリ48を有する。通信コントローラ47は、他の情報処理装置200またはMFP100またはサーバー300と通信するためのNICまたはLAN回路などの通信回路を含む。無線通信回路45は、NFCまたはBluetooth(登録商標)などの通信回路を含む。例えば、無線通信回路45は、Bluetoothに従い、MFP100含む他の装置と通信する。
<C.ジョブ情報の構成>
図6は、本実施の形態に係るジョブ情報の構成を概略的に示す図である。ジョブ情報205として、例えばプリントジョブを説明する。プリンタードライバー204は、プリントジョブのジョブ情報205を生成する。
図6を参照して、ジョブ情報205は、プリンターに画像をプリントさせるためのプリントデータ50と、当該ジョブのユーザーを識別するユーザーID53を含む。プリントデータ50は、PJL(Printer Job Language)データ51、PDL(page description language:記述言語)データ52を含む。PJLデータ51は、PJL形式で記述されたコマンドデータである。このプリント対象となるデータは、情報処理装置200においてアプリケーション(たとえば、文書編集アプリケーションであるワープロソフト、表計算ソフトなど)を用いて作成されたデータを含み得る。ユーザーID53は、ユーザーを識別可能なデータであればよく、例えば情報処理装置200へのユーザーのログイン名を含む。ジョブ情報205が、携帯端末400によって生成される場合は、ユーザーID53は、携帯端末400のIP(Internet Protocol)アドレス、MAC(Media Access Control)アドレス等)を含む。また、ユーザーID53には、後述するユーザー種別531を含めることもできる。ユーザー種別531は、ユーザーが、サービスマンであるか、または、サービスマン以外の一般ユーザーであるかを示す。
図6を参照して、PJLデータ51は、PDLデータ52に直接影響を与えない命令が各種規定されている。たとえば、ステープル、パンチなどの機能を用いる場合に当該機能に関するコマンドデータ54、トレイ(給紙トレイ、排出先となる出力トレイ、手差しトレイなど)を指定するコマンドデータ55、ADF(Auto Document Feeder)の機能に関するコマンドデータ56などが記述される。なお、PJLデータ51に記述されるコマンドの種類は、これらに限定されない。
MFP100は、ジョブ情報205を処理する。具体的には、MFP100の画像出力部154は、プリントデータ50のPDLデータ52を、ファームウェアを用いて記憶部160のRAM上でビットマップデータとして展開する。画像出力部154の図示しないプリンターは、ビットマップデータ(PDLデータ52)に従ってプリント用紙に対する印字処理を実行し、PJLデータ51に従ってプリント用紙などに対する所定の処理(ステープル処理、トレイ(給紙トレイ、排紙トレイ)の指定、ADFの起動など)を実行する。
なお、ここでは、ジョブ情報205として、プリントジョブの構成を説明したが、他の種類のジョブについても、プリントジョブと同様の構成を適用できるので、説明は繰り返さない。
<D.各装置の機能構成>
図7は、本実施の形態に係るMFP100の機能構成の一例を概略的に示す図である。図7を参照して、MFP100は、操作情報取得部110と、近接検出部120と、ジョブ実行部130とを備える。操作情報取得部110は、センサI/F161からの出力(センサデータ)を受付け、受付けたセンサデータに基づき操作情報163を生成する。MFP100は、生成された操作情報163を、サーバー300に転送する。近接検出部120は、携帯端末400と無線通信回路178を用いて遣り取りするデータに基づき、ユーザー(携帯端末400)が当該MFP100に近接していることを検知し、携帯端末400からユーザーID53を受信する。ジョブ実行部130は、MFP100が受付けたジョブ情報205が示すジョブを実行する。図7の各部は、CPU150が実行するプログラム、または当該プログラムと回路の組合せにより実現される。操作情報163の詳細は後述する。
図8は、本実施の形態に係るサーバー300の機能構成の一例を概略的に示す図である。サーバー300は、HDD33に操作履歴管理テーブル36と、第1優先度テーブル37と、第2優先度テーブル38と、操作部位テーブル39とを含む各種の情報を格納する。また、サーバー300は、HDD33に格納されるテーブルを管理するテーブル管理部310と、後述する優先度を計算する計算部320と、処理部330と、後述する判定情報19を取得する判定部333とを有する。処理部330は、MFP100から転送される操作情報163を受付ける操作受付部331と、情報処理装置200または携帯端末400から転送される要求18を受付けて、応答として判定情報19を要求元に転送する要求処理部332とを含む。判定部333により取得された判定情報19は、後述する推奨MFP100の情報を含む。判定部333によって取得された判定情報19を含む通知は、当該通知を出力する手段の一例である、ネットワークコントローラー35によって、情報処理装置200または携帯端末400に送信される。この通知を出力する手段および図8の各部は、CPU30が実行するプログラム、または当該プログラムと回路の組合せにより実現される。要求18は、MFP100の実行させるジョブの実行要求を含み得る。
図9は、本実施の形態に係る情報処理装置200の機能構成の一例を概略的に示す図である。携帯端末400も図9と同様の機能構成を備えるが、図9では、情報処理装置200について説明する。図9を参照して、情報処理装置200は、メモリ28に、サーバー300から転送された操作履歴管理テーブル36と、第1優先度テーブル37と、第2優先度テーブル38とを格納するための記憶領域550を有する。携帯端末400の場合、記憶領域550は、メモリ48に設けられる。
情報処理装置200は、サーバー300から転送された操作履歴管理テーブル36と、第1優先度テーブル37と、第2優先度テーブル38とを受付けて、これらテーブルをメモリ28の記憶領域550に格納するテーブル受付部540と、記憶領域550に格納されたテーブルの情報に基づき後述する優先度を計算する計算部530と、記憶領域550の第1優先度テーブル37および第2優先度テーブル38の情報に基づき判定情報19を生成する判定部560と、判定情報19に基づく通知をディスプレイ23に表示させる通知部520と、要求処理部510を有する。要求処理部510は、要求18をサーバー300に転送し、サーバー300から転送された応答としての判定情報19を受付ける。要求処理部510は、判定情報19を通知部520に出力する。図9の各部は、CPU20(またはCPU40)が実行するプログラム、または当該プログラムと回路の組合せにより実現される。
<E.センサとユーザー操作>
図10と図11は、本実施の形態に係るMFP100に対するユーザー操作の一例を模式的に示す図である。図10と図11を参照して、MFP100に対するユーザー操作の一例と、MFP100のセンサ群162の取付位置を説明する。
図10を参照して、MFP100のセンサ群162は、ユーザーによって操作され得るMFP100の複数の部位に設けられたセンサ61~68を有する。より具体的には、センサ61と62は、それぞれ、MFP100の前扉と後扉に設けられて、センサ63と64は、それぞれ、MFP100の給紙トレイであるトレイ1とトレイ2に設けられ、センサ65は手差しトレイに設けられ、センサ66は入出力部170のタッチパネルに設けられ、センサ67と68は、それぞれ、出力トレイとADFに設けられる。センサ群162の各センサは、当該センサが設けられた部位に対する操作を検出可能に構成されて、例えば接触式センサまたは近接スイッチなどの非接触式センサを含むが、センサの種類は、これらに限定されない。
図10では、携帯端末400を持ったユーザー500がMFP100に接近した状態が示される。本実施の形態では、MFP100は携帯端末400とビーコン信号になどで無線通信をすることより、ユーザーがMFP100に接近したことを検出する。MFP100がユーザー500の接近を検出すると、携帯端末400のCPU40は、MFP100との通信に基づき、振動素子43を駆動する。振動素子43の振動は携帯端末400を持ったユーザー500の身体に伝わる。これにより、ユーザー500は、MFP100に接近した旨の通知を、当該振動によって受取ることができる。
(e1.操作情報とユーザー情報の取得)
図11は、例えば、ユーザー500が、MFP100の入出力部170が有するタッチパネルを操作する状態を示す。図11では、センサ66は、タッチパネルに対するユーザー操作を検出し、検出信号を出力する。センサI/F161は、センサ66から出力される検出信号に基づき、当該センサの識別子を取得し、検出された時間である操作時間164を取得する。センサI/F161は、取得されたセンサの識別子を当該センサが設けられた部位を識別する部位ID362に変換する。このように、センサI/F161は、センサ群162の各センサから検出信号を受付けると、部位ID362と操作時間164とを含むセンサデータを出力する。部位ID362によって、MFP100の操作された部位(前扉、後扉、トレイ1、トレイ2、手差しトレイ、タッチパネル、出力トレイ、ADF)が識別される。MFP100において、ジョブ実行に伴ってユーザー操作がされる部位は、開閉自在の前扉と後扉、タッチパネル、給紙トレイ(トレイ1、トレイ2、手差しトレイ)、排紙トレイ(出力トレイ)、およびADF(自動原稿搬送ユニット)を例示したが、これらに限定されない。また、ジョブ実行時には、これらのうち1つ以上の部位がユーザー操作されて、操作される部位の種類と数は、ジョブの種類によって異なる。
MFP100のCPU150は、操作情報取得部110として、センサI/F161から出力されるセンサデータに、自装置の識別子であるデバイスID361を付加した操作情報163を生成する。操作情報163は、さらに、検出されたユーザー操作のユーザーを識別するユーザーID53を含む。ユーザーID53は、ユーザー種別531を含み得る。
MFP100のCPU150は、操作情報取得部110として、ジョブ情報205からユーザーID53を取得する。また、CPU150は、ユーザー操作を検出した場合に、近接検出部120として、当該MFP100へ近接するユーザーの携帯端末400から、無線通信によってユーザーID53を受信する。これにより、操作情報163に含まれるユーザーID53によって、当該操作を実施したユーザーが特定される。操作情報163の構成例は、図7に示される。
(F.テーブルの構成)
図12~図15を参照して、本実施の形態に係るテーブルの構成を説明する。サーバー300のCPU30は、テーブル管理部310として、これらテーブルを管理する。図12は、本実施の形態に係る操作履歴管理テーブル36の構成を模式的に示す図である。図12を参照して、操作履歴管理テーブル36には、各MFP100について、当該MFP100の部位(前扉、後扉、トレイ1、トレイ2、手差しトレイ、タッチパネル、出力トレイ、ADF)毎に直近操作時間364と、当該直近操作時間364に関連付けて当該ユーザーのユーザーID53が格納(登録)される。図12の操作履歴管理テーブル36では、1つの直近操作時間364に関連付けられたユーザーID53が示されているが、実際は、操作履歴管理テーブル36の全ての直近操作時間364それぞれについて、ユーザーID53が格納(登録)される。また、操作履歴管理テーブル36では、各MFP100はデバイスID361によって識別されて、また、部位は部位ID362によって識別されている。
より具体的には、CPU30は、MFP100から操作情報163を受信すると、受信された操作情報163のデバイスID361に基づき操作履歴管理テーブル36を検索する。CPU30は、検索によって特定されたデバイスID361に対応の各部位ID362のうち、受信された操作情報163が示す部位IDに一致する部位ID362と特定し、特定された部位ID36に対応の直近操作時間364を、当該操作情報163が示す直近操作時間に書換える。また、当該直近操作時間364に関連付けられたユーザーID53を、受信した操作情報163のユーザーIDに書換える。このように、CPU30は、MFP100から操作情報163を受信する毎に、操作履歴管理テーブル36の、当該MFP100の各部位に対応の直近操作時間364とユーザーID53を、受信した操作情報163に基づき、最新の情報に更新することができる。
また、CPU30は、テーブル管理部310として、操作履歴管理テーブル36の各直近操作時間364について、操作経過時間を算出し、算出された操作経過時間と予め定められた時間とを比較し、比較の結果、操作経過時間が予め定められた時間を超えると判定すると、当該直近操作時間364を削除(または無効)にする。図12では、例えば、直近操作時間364が削除されたことが記号“-”で示されている。
図13は、本実施の形態に係る第1優先度テーブル37の構成を模式的に示す図である。図13を参照して、第1優先度テーブル37は、各MFP100について、当該MFP100の部位(前扉、後扉、トレイ1、トレイ2、手差しトレイ、タッチパネル、出力トレイ、ADF)毎に優先度365が格納(登録)される。第1優先度テーブル37では、各MFP100はデバイスID361によって識別されて、また、部位は部位ID362によって識別されている。
部位ID362に対応の優先度365は、操作履歴管理テーブル36の直近操作時間364に基づき算出される値である。優先度365は、部位ID362毎に、あるMFP100の当該部位は、他のMFP100の当該部位よりも優先して、操作対象として推奨される度合いを示す。本実施の形態では、直近操作時間364からの経過時間が長いほど優先度365は高くなり、直近操作時間364が現在時間に近いほど、すなわち直近操作時間364からの経過時間が短い優先度365は低くなる。本実施の形態では、優先度365は、高い順に1,2,3・・・と設定される。
例えば、部位として「トレイ1」を例示し現在時間が13:00であるとした場合を説明する。この場合、操作履歴管理テーブル36では、部位「前扉」に対応の直近操作時間364は、MFP(A)は10:30、MFP(B)は11:30、MFP(C)は12:30として示されている。したがって、各MFP100についての直近操作時間364から現在時間(13:00)までの経過時間の長さは、MFP(A)、MFP(B)、MFP(C)の順番である。したがって、図13に示すように、「トレイ1」の優先度365は、MFP(A)が最も高い(優先度=1)、MFP(B)が次に高い(優先度=2)、MFP(C)が最低となる(優先度=3)となる。ここでは、「トレイ1」について説明したが、他の部位についても同様にして優先度365が設定される。
図14は、本実施の形態に係る第2優先度テーブル38の構成を模式的に示す図である。図14を参照して、第2優先度テーブル38は、各MFP100について、当該MFP100で実行されるジョブの種類であるジョブ種類363毎に、優先度367が格納(登録)される。第2優先度テーブル38では、各MFP100はデバイスID361によって識別されて、また、ジョブのジョブ種類363によって識別されている。図14では、ジョブ種類363として、サービスマンがMFP100を操作しながら実施するメンテナンス、サービスマン以外の一般のユーザーがMFP100を操作しながら実施するプリント、コピー、スキャンが示されるが、ジョブ種類はこれらに限定されない。
図15は、本実施の形態に係る操作部位テーブル39の構成を模式的に示す図である。図15を参照して、操作部位テーブル39には、ジョブ種類363毎に、1つ以上の部位ID362が格納(登録)される。操作部位テーブル39の各ジョブ種類に対応の1つ以上の部位ID362は、当該ジョブを実施する場合にユーザーによって操作される(操作される可能性がある)1つ以上の部位それぞれの識別子を示す。
図14の第2優先度テーブル38では、各MFP100のあるジョブ種類363の優先度367は、当該MFP100が他のMFP100のよりも優先して、当該ジョブを実行するのに利用(操作)される装置として推奨される度合いを示す。
より具体的には、ジョブ種類363の優先度367は、当該ジョブを実行する場合にユーザーによって操作される部位の優先度365に基づいて計算される。例えば、ジョブとして「スキャン」を実施する場合、サーバー300のCPU30は、テーブル管理部310として、ジョブ種類「スキャン」に基づき操作部位テーブル39から、部位ID362として「タッチパネル」と「ADF」を検索する。CPU30は、この部位ID「タッチパネル」と「ADF」に基づき、図13の第1優先度テーブル37から、優先度365を検索する。検索された「タッチパネル」の優先度365は、MFP(A)は“2”、MFP(B)は“3”、MFP(C)は“1”を示し、検索された「ADF」の優先度365は、MFP(A)は“3”、MFP(B)は“1”、MFP(C)は“2”を示す。CPU30は、各MFP100について、「タッチパネル」と「ADF」の優先度365が示す値を積算し、各MFP100の積算値を優先度367として第2優先度テーブル38に格納(登録)する。この場合、積算値について、MFP(A)は“5”、MFP(B)は“4”、MFP(C)は“3”と算出されるので、優先度367は、積算値に基づいて、MFP(A)は“3”、MFP(B)は“2”、MFP(C)は“1”と設定される。したがって、図14に示すように、「スキャン」ジョブの優先度367は、MFP(C)が最も高い(優先度=1)、MFP(B)が次に高い(優先度=2)、MFP(A)が最も低い(優先度=3)となる。
ここでは、ジョブ種類363として「スキャン」を示したが、CPU30は、他の種類のジョブであっても、同様の方法で優先度367を算出することができる。
本実施の形態では、CPU30は、MFP100からの操作情報163を受信する毎に操作履歴管理テーブル36を更新する。また、CPU30は、計算部320として、上記に述べたように、直近操作時間364に基づき優先度365を計算し、第1優先度テーブル37に設定する。また、の優先度365および第2優先度テーブル38の優先度367を算出する。CPU30は、計算部320として、上記に述べたように、第1優先度テーブル37の優先度365に基づき優先度367を計算し、第2優先度テーブル38に設定する。CPU30は、操作履歴管理テーブル36の直近操作時間364が更新される毎に、計算部320として、第1優先度テーブル37および第2優先度テーブル38の優先度365と優先度367の計算を実施してもよい。
<G.処理フロー)
図16~図20は、本実施の形態に係るMFP100のユーザー操作を管理する処理のフローチャートである。図16~図20を参照して、処理を説明する。
(g1.操作情報163の処理)
図16を参照して、MFP100のCPU150は、操作情報取得部110として、操作情報163を取得し、サーバー300に送信する。より具体的には、CPU150は、センサI/F161から出力されるセンサデータから、当該MFP100に対するユーザー操作を検出する(ステップS10a)。また、CPU150は、近接検出部120として、無線通信に基づき、近接するユーザー端末を検出するか否かを判定する(ステップS10b)。近接するユーザー端末が検出されたとき(ステップS10bでYES)、CPU150は、近接するユーザー端末である例えば携帯端末400からユーザー情報、すなわちユーザーID53を受信(取得)する(ステップS10c)。CPU150は、センサデータにユーザーID53を紐付けることにより操作情報163を生成する(ステップS10d)。近接するユーザー端末が検出されないとき(ステップS10bでNO)、CPU150は、センサデータから操作情報163を生成する。CPU150は、生成された操作情報163をサーバー300に送信する(ステップS10e)。これにより、MFP100は、当該MFP100へのユーザー操作が検出されたとき、当該MFP100に近接するユーザー、すなわち当該MFP100を操作し得るユーザーのユーザーID53を取得できる。
(g2.操作履歴管理テーブル36の処理)
図16を参照して、サーバー300のCPU30は、MFP100から操作情報163を受信する(ステップS11a)。CPU30は、テーブル管理部310として、操作情報163に基づき、操作履歴管理テーブル36を更新する(ステップS11b)。より具体的には、CPU30は、操作情報163が示すデバイスID361および部位ID362に基づき、操作履歴管理テーブル36を検索し、検索の結果に基づき特定される、当該デバイスID361および当該部位ID362に対応する直近操作時間364を、操作情報163の操作時間164を示すように書換える。
CPU30は、操作情報163に基づき、操作履歴管理テーブル36の更新が終了したか否かを判定する(ステップS11c)。例えば、MFP100において、複数の部位においてユーザー操作が検出されたとき、操作情報163は、複数の部位ID362が含まれる。その場合、CPU30は、操作情報163に含まれる全ての部位ID362について、操作履歴管理テーブル36における対応の直近操作時間364が操作時間164を示すように書換える。当該書換が完了したとき、CPU30は、操作履歴管理テーブル36の更新完了と判断し(ステップS11cでYES)、ステップS11dに移行するが、書換が未だ完了せず、操作履歴管理テーブル36の更新は完了していないと判断すると(ステップS11cでNO)、ステップS11bに戻る。
CPU30は、操作履歴管理テーブル36の直近操作時間364が更新されたことに伴い、計算部320として、上記に述べた優先度を計算し、算出された優先度を第1優先度テーブル37と第2優先度テーブル38に設定して、これらテーブルを更新する(ステップS11d、ステップS11e、ステップS11f)。つまり、CPU30は、操作履歴管理テーブル36の更新後の直近操作時間364に基づき、第1優先度テーブル37の優先度365を再計算し、再計算された第1優先度テーブル37の優先度365に基づき、第2優先度テーブル38の優先度367を再計算する。
(g3.判定情報19の処理)
図18を参照して、サーバー300が、情報処理装置200または携帯端末400からの要求18に応答して判定情報19を送信する処理を説明する。ここでは、判定情報19は、推奨MFP100を指定するための情報であって、例えば、図14の第2優先度テーブル38の情報、または、推奨MFP100のデバイスID361を含む。
まず、サーバー300のCPU30は、情報処理装置200または携帯端末400から要求18を受信する(ステップS12a)。要求18は、ユーザー情報(ユーザーID53、ユーザー種別531(一般ユーザー、サービスマン))を含み得る。
CPU30は、要求処理部332として、要求18はユーザー情報を含むかを判定する(ステップS12b)。ユーザー情報は含まれないと判定されると(ステップS12bでNO)、処理はステップS12hに移行する。一方、要求18はユーザー情報を含むと判定されると(ステップS12bでYES)、CPU30は、ユーザー情報からユーザー種別531を取得し(ステップS12c)、判定部333として、当該ユーザーが操作する可能性がある部位を特定する(ステップS12d)。
より具体的には、CPU30は、ユーザー種別531が“サービスマン”を示す場合は、操作部位テーブル39を検索し、検索の結果に基づき、ジョブ種類363が“メンテナンス”に対応する1つ以上の部位ID362を特定する。図15の操作部位テーブル39によれば、1つ以上の部位ID362として、「前扉」、「後扉」、「トレイ1」、「トレイ2」が特定される。また、CPU30は、ユーザー種別531が“一般ユーザー”を示す場合は、操作部位テーブル39を検索し、検索の結果に基づき、ジョブ種類363が“メンテナンス”以外のジョブである“プリント”、“コピー”および“スキャン”それぞれに対応する1つ以上の部位ID362を特定する。図15の操作部位テーブル39によれば、1つ以上の部位ID362として、「出力トレイ」、「タッチパネル」、「トレイ1」、「ADF」が特定される。
CPU30は、判定情報19の処理は、サーバー300によって実行されるか、または、要求18の送信元装置、すなわち情報処理装置200または携帯端末400によって実行させるかを、モード情報に基づき判定する(ステップS12e)。このモード情報は、判定情報19の処理を実行する装置を指定する情報である。モード情報は、サーバー300に予め設定されていてもよく、または、要求18に含まれていてもよい。
CPU30は、判定情報19の処理は送信元装置で実行すると判定すると(ステップS12eでNO)、ステップS12hに移行し、判定情報19の処理はサーバー300で実行すると判定すると(ステップS12eでYES)、ステップS12fに移行する。
ステップS12fでは、CPU30は、判定部333として、要求18のユーザーID53に基づき、操作履歴管理テーブル36を検索し、検索結果に基づき、操作履歴管理テーブル36に当該ユーザーID53が登録されているかを判定する(ステップS12f)。すなわち、要求18を送信したユーザーの操作履歴、すなわち直近操作時間364が操作履歴管理テーブル36に登録されているかを判定する。
CPU30は、検索結果に基づき、要求18のユーザーの操作履歴は登録されていない(当該ユーザーのユーザーID53は操作履歴管理テーブル36に登録されていない)と判定すると(ステップS12fでNO)、ステップS12hに移行するが、要求18のユーザーの操作履歴は登録されていると判定すると(ステップS12fでYES)、ステップS12gに移行する。
ステップS12gでは、CPU30は、操作履歴管理テーブル36から要求18のユーザーの操作履歴が除かれた(無効にされた)テーブルを取得する(ステップS12g)。より具体的には、CPU30は、操作履歴管理テーブル36において、要求18のユーザーID53に関連付けされた直近操作時間364を無効な値に書換えることにより、仮の操作履歴管理テーブル36を作成する。
CPU30は、テーブルを取得する(ステップS12h)。より具体的には、仮の操作履歴管理テーブル36が作成されている場合は、仮の操作履歴管理テーブル36が取得されて、仮の操作履歴管理テーブル36が作成されていない場合は、操作履歴管理テーブル36が取得される(ステップS12h)。CPU30は、取得したテーブルの情報に基づき、上記に述べた優先度を計算する(ステップS12i、ステップS11j、ステップS12k)。つまり、CPU30は、操作履歴管理テーブル36または仮の操作履歴管理テーブル36の直近操作時間364に基づき、第1優先度テーブル37および第2優先度テーブル38の優先度365および優先度367を計算して、計算結果の優先度を示すように、第1優先度テーブル37および第2優先度テーブル38の優先度365および優先度367を更新する。
この優先度の計算では、要求18のユーザーの直近操作時間364を用いずに優先度365および優先度367が算出される。すなわち、同じユーザーが、同じ部位を連続して操作する可能性が有る場合は、当該ユーザーの直近操作時間364を用いずに優先度365,367が算出される。
このことは、同じユーザーが連続して同じ部位を操作する可能性があるケースでは、当該ユーザーがウイルスに感染しているか否かにかかわらず、ウイルス感染防止のために推奨MFP100の判定するための情報として、当該ユーザーの直近操作時間364は考慮しなくてよいとの背景に基づいている。
CPU30は、第1優先度テーブル37および第2優先度テーブル38の計算された優先度365および367に基づき、推奨MFP100を示すための判定情報19を生成する(ステップS12m)。CPU30は、生成された判定情報19を、要求18の送信元である情報処理装置200または携帯端末400に転送する。
判定情報19は、推奨MFP100を特定するための情報であって、例えば図14の第2優先度テーブル38または推奨MFP100のデバイスID361を含む。
例えば、要求18の送信元の情報処理装置200がユーザーから「プリント」ジョブを受付けていた場合は、「判定情報に基づく処理」を実行する。より具体的には、CPU20は、プリンタードライバー204として、判定情報19から、「プリント」ジョブの優先度367は、図14に示すように、MFP(C)が最も高いと判定し、MFP(C)を推奨MFP100に決定する。CPU20は、MFP(C)のデバイスID361で識別されるMFP100に「プリント」ジョブを転送する。これにより、MFP(C)のMFP100は、転送された「プリント」ジョブを実行する。
ステップS12eにおいて、判定情報19の処理は送信元装置で実行すると判定された場合(ステップS12eでNO)、CPU30は、操作履歴管理テーブル36(または仮の3操作履歴管理テーブル36)を要求18の送信元の情報処理装置200または携帯端末400に送信する。情報処理装置200または携帯端末400は、サーバー300から受信した操作履歴管理テーブル36(または仮の操作履歴管理テーブル36)の直近操作時間364に基づき、上述と同様に、ステップS12i、ステップS12j、ステップS12kおよびステップS12mの処理を実行し、判定情報19を取得する。このように、判定情報19から推奨MFP100を決定する処理は、サーバー300、情報処理装置200,携帯端末400のいずれにおいても実行することができる。
(g4.ジョブ受信時の判定情報の処理)
サーバー300がプリントジョブを受信したことをトリガに、判定情報19を取得する処理を説明する。なお、処理のトリガとなるジョブの種類はプリントジョブに限定されない。ここでは、ジョブ情報205は、ユーザーID53に追加してユーザー種別531(一般ユーザー、サービスマン)を含む。
図19を参照して、サーバー300のCPU30は、情報処理装置200または携帯端末400のプリンタードライバー204からプリントジョブのジョブ情報205を受信する(ステップS13a)。CPU30は、操作履歴管理テーブル36、第1優先度テーブル37および第2優先度テーブル38を取得し(ステップS13b)、また、受信したジョブ情報205からユーザー情報(ユーザーID53とユーザー種別531(一般ユーザー、サービスマン))を取得する(ステップS13c)。
CPU30は、操作履歴管理テーブル36、第1優先度テーブル37および第2優先度テーブル38の情報と、ユーザー情報に基づき、図18に示した判定情報19の取得処理を実行し(ステップS13d)、得られた判定情報19から上記の「判定情報に基づく処理」を実行することで推奨MFP100を決定する(ステップS13e)。サーバー300は、推奨MFP100の情報をプリントジョブの送信元である情報処理装置200または携帯端末400へ送信する。また、サーバー300は、受信したプリントジョブを推奨MFP100に転送する。推奨MFP100は、サーバー300から転送されたプリントジョブを実行する。
情報処理装置200または携帯端末400のプリンタードライバー204は、サーバー300から転送された推奨MFP100の情報を、ユーザーに通知するために、ディスプレイ23またはタッチパネル44に出力する。ユーザーは、出力された推奨MFP100の情報から、プリントジョブが実行されるMFP100を識別できる。ユーザーは、推奨MFP100まで移動して、図11に示すように、推奨MFP100を操作する。
(g5.要求元の処理)
サーバー300に、要求18を送信した情報処理装置200または携帯端末400の処理を説明する。例えば、情報処理装置200のCPU20が、要求処理部510として、要求18を送信した場合を説明する。
図20を参照して、CPU20は、判定情報19の要求18をサーバー300に送信する(ステップS14a)。CPU20は、テーブル受付部540は、要求18に対する応答として、操作履歴管理テーブル36(または仮の操作履歴管理テーブル36)、第1優先度テーブル37および第2優先度テーブル38を受付けて記憶領域550に格納する(ステップS14b)。
CPU20は、上記の「判定情報の処理」を実行するか否かを判定する(ステップS14c)。より具体的には、CPU20は、応答として上記のテーブルの情報を受信したときは、「判定情報の処理」を実行すると判定し(ステップS14cでYES)ステップS14dに移行する。一方、要求処理部510によって判定情報19を受信したとき、CPU20は、「判定情報の処理」を実行しないと判定し(ステップS14cでNO)、ステップS14eに移行する。ステップS14dでは、図18のステップS12c~ステップS12mが実行されて、判定情報19が取得される。
ステップS14eでは、CPU20は、ステップS14cで受信した判定情報19またはステップS14dで取得した判定情報19を用いて「判定情報に基づく処理」を実施する(ステップS14e)。判定情報に基づく処理では、推奨MFP100が決定されて、推奨MFP100を示す情報は、ユーザーに通知される。また、情報処理装置200のプリンタードライバー204は、プリントジョブを、推奨MFP100に転送し、推奨MFP100は転送されたプリントジョブを実行する。
(H.推奨MFP100と携帯端末400との間の無線通信)
推奨MFP100は、プリンタードライバー204またはサーバー300から転送されたジョブ(例えば、プリントジョブ)を実行するとき、無線通信回路178は、ビーコン信号などの無線信号を送信する。無線信号は、プリントジョブが有するユーザーID53を示す信号を含む。
携帯端末400を持ったユーザー500が推奨MFP100に接近すると、携帯端末400は無線通信回路45を介して、推奨MFP100からビーコン信号を受信する。携帯端末400のCPU40は、受信したビーコン信号に含まれるユーザーID53と、自装置のユーザーIDとを照合し、照合の結果が、両ユーザーIDが一致していることを示すと判定すると、図10に示すように、振動素子43を振動させる。これにより、ユーザー500は、自己のプリントジョブを実行する推奨MFP100まで移動して到達(近接)したことを、携帯する携帯端末400の振動で認識できる。
(I.適用シーン)
図21、図22および図23は、本実施の形態に係るMFP100の利用シーンの一例を模式的に示す図である。図21~図23は、オフィスに設置された複数台のMFP100(MFP(A)、MFP(B)、MFP(C)およびMFP(D))を複数のユーザーが共用する環境であって、13:00の利用状態を示す。
図21を参照して、操作経過時間に基づき推奨MFPを決定するシーンを説明する。図21において、MFPを利用するステップT1において、MFP(A)、MFP(B)、MFP(C)およびMFP(D)は、それぞれ、12時、11時、10時および9時に当該MFP100に対しユーザー操作がされている。ユーザー操作が実施されるとき、MFP100のセンサ群162およびセンサI/F161によって、操作された部位と操作時間を含む操作情報163が取得されサーバー300に転送される。
サーバー300は、各MFP100から転送される操作情報163に基づき、操作履歴管理テーブル36の情報を更新する(ステップT2)。CPU30は、操作履歴管理テーブル36に基づき、上記の優先度を計算することにより、第1優先度テーブル37および第2優先度テーブル38の優先度365と優先度367を更新し(ステップSS1、ステップSS2)、更新後の操作履歴管理テーブル36に基づき、最も優先度の高い推奨MFP100を決定する(ステップSS3)。例えば、操作経過時間に基づき、推奨MFP100としてMFP(D)が決定される。
サーバー300のCPU30は、推奨MFP100はMFP(D)であることを示す判定情報19を、携帯端末400に送信する(ステップT3)。ユーザーは、携帯端末400から出力される判定情報19に従い、利用が推奨されているMFP(D)を利用する。なお、判定情報19に基づき、携帯端末400は推奨情報の出力として、MFP(D)を利用することを推奨する出力(ステップSS4)、MFP(D)以外のMFP100にユーザーが接近するときの警告出力(ステップSS5)、およびプリントジョブはMFP(D)で実行されることを通知する出力(ステップSS6)が含まれてもよい。
図21に示すように、判定部333または判定部560は、各MEP100の直近操作時間364からの経過時間の長さに基づき、複数のMFP100のうちから推奨MFPを判定するよう構成される。
また、図21では、判定部333または判定部560は、第1優先度テーブル37の各MFP100について、当該MFP100の各部位の操作経過時間に基づく優先度365の積算値を算出し、算出された積算値が最小値を示すMFP100を、推奨MFP100と判定するように構成されてもよい。例えば、図14では、積算値は、MFP(A)は“17”、MFP(B)は“13”、MFP(C)は“18”であるから、最小の積算値を示す、MFP(B)は“13”が推奨MFPと判定される。このように、判定部333または判定部560は、各MFP100の各部位の直近操作時間364からの経過時間の長さに基づき、複数のMFP100のうちから利用が推奨される推奨MFPを判定するよう構成される。
図22を参照して、ジョブ種類に基づき推奨MFP100を決定するシーンを説明する。図22のステップT1において、MFP(A)、MFP(B)、MFP(C)およびMFP(D)は、それぞれ、9時にプリントジョブを実行し、11時にコピージョブを実行し、10時にコピージョブを実行し、および12時にスキャンジョブを実行している。各MFP100は、センサ群162およびセンサI/F161によって、ジョブ実行時にユーザー操作が検出された部位と操作時間を含む操作情報163を取得しサーバー300に転送する。
サーバー300は、各MFP100から転送される操作情報163に基づき、操作履歴管理テーブル36の情報を更新する(ステップT2)。CPU30は、プリントジョブのジョブ情報205の実行要求を受信したとき(ステップT4)、操作履歴管理テーブル36に基づき、上記の優先度を計算する(ステップSS7)。優先度の計算によって、第1優先度テーブル37および第2優先度テーブル38の優先度365と優先度367は更新され(ステップSS1、ステップSS2)、CPU30は、これら更新後の優先度に基づき最も優先度の高い推奨MFP100を決定する(ステップSS3)。例えば、CPU30は、推奨MFP100としてMFP(D)を決定する。
サーバー300のCPU30は、推奨MFP100はMFP(D)であることを示す判定情報19を、携帯端末400に送信する(ステップSS8)とともに、プリントジョブの実行要求を推奨MFP100のMFP(D)に転送し、プリントジョブを実行させる(ステップT5)。ユーザーは、携帯端末400から出力される判定情報19に従いMFP(D)まで移動して、MFP(D)を操作し、プリントジョブの出力をMFP(D)から取得する。
図21では、操作経過時間に基づき推奨MFP100を決定した。これに対して、図22では、実行されたジョブの種類(操作部位)に従う優先度365と優先度367に基づき、推奨MFP100を決定している。図22では、プリントジョブが実行される場合に操作される部位は、スキャンジョブが実行される場合に操作される部位とは異なるため、CPU30は、推奨MFP100としてMFP(D)を示す判定情報19を取得できる。
図22は、同一ユーザーの直近操作時間364は無効(除いた)上で計算された優先度365と優先度367に基づき、推奨MFP100を決定するシーンを説明する。図22では、サーバー300がBさんのジョブ情報205を受信した場合において、CPU30は、操作履歴管理テーブル36のBさんのユーザーID53が関連付けられた直近操作時間364を無効にした上で第1優先度テーブル37の優先度365と第2優先度テーブル38の優先度367を計算する(ステップSS9、ステップSS10)。CPU30は、再計算された優先度365と優先度367に基づき、推奨MFPを決定する。図23では、複数のMFP100のうち、MFP(D)の操作経過時間が最長であるが、CPU30は、上記の優先度の計算の結果に基づき、推奨MFPとしてMFP(B)を通知する(ステップSS11)。
<J.変形例>
上記の実施の形態では、サーバー300が、複数のMFP100を管理する管理装置としての役割を担ったが、監視装置の役割は、サーバー300を担うケースに限定されない。例えば、情報処理装置200(または携帯端末400)、またはMFP100が管理装置などの役割を担ってもよい。
<K.プログラム>
上記に述べた処理をMFP100、情報処理装置200、携帯端末400およびサーバー300に実行させるためのプログラムが提供される。このようなプログラムは、少なくとも上記の図16~図20に示すフローチャートに従うプログラムを含む。MFP100、情報処理装置200、携帯端末400およびサーバー300のコンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。プログラムは、CPUなどの1つ以上のプロセッサにより、またはプロセッサとASIC(Application Specific Integrated Circuit),FPGA(field-programmable gate array)などのプロセッサ回路との組合せにより実行され得る。
なお、プログラムは、コンピュータのOS(Operating System)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して、プロセッサに処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本実施の形態のプログラムに含まれ得る。
また、本実施の形態に係るプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して、プロセッサに処理を実行させる。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本実施の形態に係るプログラムに含まれ得る。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 システム、18 要求、19 判定情報、36 操作履歴管理テーブル、37 第1優先度テーブル、38 第2優先度テーブル、39 操作部位テーブル、43 振動素子、53 ユーザーID、110 操作情報取得部、120 近接検出部、130 ジョブ実行部、151 画像処理部、152 画像形成部、154 画像出力部、155 ファクシミリ制御部、157 データ通信部、158 送信部、159 受信部、162 センサ群、163 操作情報、164 操作時間、170 入出力部、171 表示部、172 操作部、200 情報処理装置、204 プリンタードライバー、205 ジョブ情報、300 サーバー、310 テーブル管理部、320,530 計算部、330 処理部、331 操作受付部、332,510 要求処理部、333,560 判定部、361 デバイスID、363 ジョブ種類、364 直近操作時間、365,367 優先度、400 携帯端末、401,402,404 ネットワーク、403 無線通信、531 ユーザー種別、540 テーブル受付部、550 記憶領域。

Claims (18)

  1. 複数の画像形成装置を管理する管理装置であって、
    各前記複数の画像形成装置について、当該画像形成装置に対するユーザー操作の履歴を格納する手段と、
    前記各画像形成装置の前記ユーザー操作の履歴に基づき、前記複数の画像形成装置のうちから操作が推奨される画像形成装置を判定する判定手段と、
    前記判定手段によって判定された前記推奨される画像形成装置を示す通知を出力する手段と、を備える、管理装置。
  2. 前記各画像形成装置は、当該画像形成装置に対するユーザー操作を検出する操作検出手段を有し、
    前記各画像形成装置の前記履歴は、当該画像形成装置に対するユーザー操作が検出された時間のうち、直近の時間である直近操作時間を含み、
    前記判定手段は、
    前記各画像形成装置の前記直近操作時間からの経過時間の長さに基づき、前記複数の画像形成装置のうちから前記推奨される画像形成装置を判定する、請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記判定手段は、前記複数の画像形成装置のうちから、前記経過時間が最も長い画像形成装置を前記推奨される画像形成装置と判定する、請求項2に記載の管理装置。
  4. 前記画像形成装置は、ユーザー操作が可能な複数部位を有し、
    前記画像形成装置は、1つ以上の前記部位に対するユーザー操作を伴うジョブを実行するジョブ実行手段を有し、
    前記管理装置は、
    前記各画像形成装置について、当該画像形成装置の各前記複数部位について、当該部位に対するユーザー操作が検出された時間のうち、直近の時間である前記直近操作時間を管理する操作管理手段を、含み、
    前記判定手段は、
    前記各画像形成装置の前記各部位の前記直近操作時間からの経過時間の長さに基づき、前記複数の画像形成装置のうちか前記推奨される画像形成装置を判定する、請求項2または3に記載の管理装置。
  5. 前記ジョブ実行手段は、複数種類の前記ジョブを実行可能に構成され、
    前記ジョブの実行に伴いユーザー操作がされる前記1つ以上の部位は、前記ジョブの種類によって異なり、
    前記各部位の直近操作時間は、要求されるジョブの種類に対応の各前記1つ以上の部位の直近操作時間を含む、請求項4に記載の管理装置。
  6. 前記格納する手段は、前記ユーザー操作の前記直近操作時間に関連付けて、当該ユーザーを識別するユーザー識別情報を格納する、請求項2から5のいずれか1項に記載の管理装置。
  7. 前記画像形成装置は、当該画像形成装置に近接するユーザー携帯の端末と前記ユーザー識別情報を通信する、請求項6に記載の管理装置。
  8. 前記判定手段は、ユーザーから要求を受けたとき、要求元ユーザーの識別子に一致する前記ユーザー識別情報に関連付けされた前記直近操作時間を除いた上で、前記各画像形成装置の前記直近操作時間からの経過時間の長さに基づき、前記複数の画像形成装置のうちから前記推奨される画像形成装置を判定する、請求項6または7に記載の管理装置。
  9. 前記要求は、ジョブの実行要求を含み、
    前記管理装置は、さらに、
    前記推奨される画像形成装置に前記ジョブの実行要求を転送する、請求項8に記載の管理装置。
  10. 前記管理装置は、前記ジョブの実行要求を、情報処理装置またはユーザー携帯の端末から受信し、
    前記通知を出力する手段は、
    前記通知を、前記ジョブの実行要求の送信元の前記情報処理装置または前記ユーザー携帯の端末に転送する、請求項9に記載の管理装置。
  11. 前記通知を出力する手段は、
    前記通知を前記推奨される画像形成装置に送信し、
    前記画像形成装置は、前記管理装置からの前記通知に従い、当該画像形成装置に接近するユーザーが携帯する端末と通信する、請求項1から9のいずれか1項に記載の管理装置。
  12. 前記ユーザーは、前記画像形成装置のサービスマンを含む、請求項1から9のいずれか1項に記載の管理装置。
  13. 前記複数部位は、扉、タッチパネル、給紙トレイ、排紙トレイ、および自動原稿搬送ユニットの少なくとも1つを含む、請求項4に記載の管理装置。
  14. 前記画像形成装置は、前記各部位に対するユーザー操作を検知するセンサを有し、
    前記管理装置は、前記各部位の前記センサの出力から、ユーザー操作された部位を識別する、請求項4に記載の管理装置。
  15. 前記直近操作時間からの経過時間の長さが予め定められた長さを超えたとき、当該直近操作時間を前記格納する手段から削除する、請求項2に記載の管理装置。
  16. 複数の画像形成装置と、
    情報処理装置と、
    前記複数の画像形成装置および前記情報処理装置と通信するサーバーと、を備え、
    各前記複数の画像形成装置は、
    当該画像形成装置に対するユーザー操作を検出し、検出されたユーザー操作の情報を前記サーバーに送信し、
    前記サーバーは、
    前記各画像形成装置について、当該画像形成装置からの前記ユーザー操作の情報に基づき、前記ユーザー操作の履歴を格納する手段と、
    前記各画像形成装置の前記ユーザー操作の履歴に基づき、前記複数の画像形成装置のうちから操作が推奨される画像形成装置を判定する判定手段と、
    前記判定手段によって判定された前記推奨される画像形成装置を示す通知を出力する手段と、を有する、システム。
  17. 複数の画像形成装置を管理する方法であって、
    各前記複数の画像形成装置について、当該画像形成装置に対するユーザー操作を検出するステップと、
    前記各画像形成装置について、検出された前記ユーザー操作の履歴を格納するステップと、
    前記各画像形成装置の前記ユーザー操作の履歴に基づき、前記複数の画像形成装置のうちから操作が推奨される画像形成装置を判定するステップと、
    判定された前記推奨される画像形成装置を示す通知を出力するステップと、を備える、管理方法。
  18. 請求項17に記載の方法をプロセッサに実行させるためのプログラム。
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