JP2022166392A - 断熱材設置方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】断熱材の設置工事を簡素化して、断熱材の設置精度を高めることができる断熱材設置方法を提供する。【解決手段】建築物の内部に断熱材を設置する断熱材設置方法であって、建築物の断熱対象となる躯体1の内面に、側端部2aを有する複数の画一化された位置決め部材2を所定間隔で固定する第1工程と、複数の画一化された板状断熱材3を位置決め部材2の側端部2a間に嵌合させて配設する第2工程と、を少なくとも備える。【選択図】図1

Description

本発明は、建築物の内部に断熱材を設置する断熱材設置方法に関する。
従来、建築物の内部に断熱材を設置する断熱材設置方法として、建築物を構成する躯体の室内側に形成された既存の内部壁を撤去し、形状変更しやすいウール素材からなる断熱材を内装パネルと躯体の表面との間に設置して断熱性を高めるものが一般的であった。
しかし、このような形状変更しやすいウール素材からなる断熱材にあっては、十分な断熱性能を発揮できず、近年、工場等で製作した大型の断熱パネルが利用されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。これは、断熱対象となる壁の上縁および側縁に横桟および隅部鉛直材を固定し、当該横桟および隅部鉛直材に断熱パネルの上辺および側辺を沿わせて配置し、当該断熱パネルの外周下地枠を既存の内部壁の水平下地材にビスで固定するものであり、さらに、設置した断熱パネルの外周下地枠に隣接する新たな断熱パネルを沿わせて配置し、当該断熱パネルの外周下地枠を既存の内部壁の水平下地材にビスで固定することを繰り返すものであった。
特開2018-90969号公報(段落0040~0047、第7~16図)
しかしながら、特許文献1にあっては、建築物の断熱対象となる被断熱体(例えば、壁下地材や既存の内部壁)に対して、大型の断熱パネルを順次(例えば、左側縁から順次)張り付け固定するものであるので、現場への運搬や取り付け作業が煩雑なものであるばかりか、断熱パネルが大型であるため、その貼り付けにずれや傾きが生じやすく、設置精度を高めることができなかった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、断熱材の設置工事を簡素化して、断熱材の設置精度を高めることができる断熱材設置方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の断熱材設置方法は、
建築物の内部に断熱材を設置する断熱材設置方法であって、
建築物の断熱対象となる躯体の内面に、側端部を有する複数の画一化された位置決め部材を所定間隔で固定する第1工程と、複数の画一化された板状断熱材を前記位置決め部材の前記側端部間に嵌合させて配設する第2工程と、を少なくとも備えることを特徴としている。
この特徴によれば、躯体の内面に固定された基準となる位置決め部材間に、画一化された板状断熱材を順次嵌合するだけで躯体の内面を確実に断熱処理できるため、断熱材の設置作業が容易で且つ短時間に高い精度で設置工事を行うことができる。
前記位置決め部材は、前記板状断熱材の横幅に合わせて等間隔に左右に離間して上下方向に配置されることを特徴としている。
この特徴によれば、板状断熱材の左右方向の設置位置が規定されるため、設置作業が容易である。
前記第1工程を完了した後に、前記第2工程を行うことを特徴としている。
この特徴によれば、第1工程が完了した時点で、第2工程で必要な板状断熱材を把握することができ、施工効率を向上させることができる。
前記位置決め部材として上下方向に延びる角材を用いることを特徴としている。
この特徴によれば、既存の建築材料(垂木等の角材)を利用して断熱材を配設できるので、低コスト化を図ることができるばかりか、位置決め部材を内装パネルの固定部に利用できる。
前記位置決め部材として、強度を備えた側端部を有する断熱材を用いることを特徴としている。
この特徴によれば、断熱対象となる面の全ての面が断熱材に覆われるので、断熱効果を一層高めることができる。
前記断熱材は、直方体形状の芯材と該芯材を真空状に封入したガスバリアフィルムとを有する真空断熱材であることを特徴としている。
この特徴によれば、位置決め部材として真空断熱材を用いることにより、直方体形状の芯材の側端部を基準として板状断熱材を位置決めすることができる。
前記真空断熱材の表面に、内装パネル固定用の取付部材が固定されていることを特徴としている。
この特徴によれば、取付部材を内装パネルの固定部に利用できる。
前記板状断熱材は、前記位置決め部材よりも小さい厚さを有するものであることを特徴としている。
この特徴によれば、室内側の前面に設けられる内装パネルと位置決め部材または板状断熱材との間に形成された空間部を利用して配線等のための敷設領域を確保することができるので、現場において配線等のための特別な工事をする必要がない。
実施例1における断熱材設置方法によって板状断熱材を設置し、さらに内装パネルを装着した内壁を示す斜視図である。 実施例1の位置決め部材を設置する第1工程を示す図である。 実施例1の位置決め部材を設置する第1工程が完了したことを示す図である。 実施例1の位置決め部材の側端部間に板状断熱材を嵌合させる第2工程を示す図である。 実施例1の位置決め部材の側端部間に板状断熱材を嵌合させる第2工程を示す図である。 図1のA-Aの断面図である。 実施例1における内装パネルと板状断熱材との間に形成された空間部を利用して配線等を敷設したことを示す図である。 実施例2の位置決め部材である真空断熱材と取付部材を示す図である。 図8のB-B断面図である。 実施例2の位置決め部材を設置する第1工程を示す図である。 実施例2の位置決め部材を設置する第1工程が完了したことを示す図である。 実施例2の位置決め部材間に板状断熱材を嵌合させる第2工程を示す図である。 実施例2の位置決め部材間に板状断熱材を嵌合させる第2工程を示す図である。 実施例2の位置決め部材間に板状断熱材を嵌合させる第2工程を示す図である。 実施例2における内壁断面図である。
本発明に係る断熱材設置方法を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。本発明の断熱材設置方法は、建築物の内部(内壁、床、天井等の背面)に断熱材を設置するものであり、既存の内部壁、床、天井等の内部構造材を撤去し、建築物の躯体等の表面を露出して、当該躯体等の表面に断熱材を設置する内装改修工事に好適であり、または、既存の内壁、床、天井等を残したまま、これらの表面に断熱材を増し張りする内装改修工事にも適用できるものである。あるいは本発明の断熱材設置方法は、新設の建築物の内部(内壁、床、天井等の背面)に断熱材を設置する新築内装工事に適用しても構わない。
実施例1に係る断熱材設置方法につき、図1から図7を参照して説明する。
図1は、建築物の既存内壁を撤去し、居室内部の断熱対象となる露出した建築物躯体1の屋内側の壁面に、本発明の断熱材設置方法によって板状断熱材3を設置し、さらに内装パネル4を装着した内壁が示されている。図6は、完成した内壁の断面図であり、露出した建築物躯体1の内面に、所定間隔で配設された位置決め部材である角材2(垂木材等)の間に板状断熱材3を嵌合させたものであり、さらに屋内側に内装パネル4が装着されている。
図2から図5にもとづいて、本発明の実施例1の断熱材設置方法の工程を説明する。なお、実施例に記載された材料や間隔の寸法等の数値は一例であり、設置場所に応じて適宜の数値を採用してもよい。
まず、図2に示すように、第1工程として、建築物躯体1の室内側に形成された既存の内部壁の一面を撤去し、露出した建築物躯体1の壁面に、構造強度を備えた側端部2aを有する位置決め部材である長尺の角材2-1を上下方向に接着剤で貼着する。最初に、露出した建築物躯体1の壁面の左右いずれか一方の側縁(本実施例では左側縁)に上下方向に沿って、床面Fから天井面(図示略)までの長さ(居室内の高さ2200mm)角材2-1を接着剤等で貼着する。なお、この角材2は特別に用意するものではなく、断面形状が正方形若しくは長方形で長手方向に延設された垂木等の角材(例えば45×45mm)を利用するものであってよい。また角材2の延長寸法は、必ずしも一本で当該居室内の高さ寸法を有するものに限られず、複数本の角材2を上下に接続してもよい。次に、左側縁の角材から所定間隔(900mm)あけて、左側縁の角材2-1と平行に上下方向に沿わせて2つ目の位置決め部材である角材2-2を接着剤等で貼着する。角材2の設置にあたっては、予め露出した建築物躯体1の壁面に墨出しにより設置位置を予め記しておけば作業をスムーズに行うことができる。なお、本実施例では、位置決め部材として角材2を利用しているが、構造強度を備えた側端部を有するものであれば、これに限らない。
そして、図3に示すように、露出した建築物躯体1の壁面の左端から順次同様に角材2を設置していき、右端まで所定間隔(900mm)以下の位置まで到達すると、最後に、露出した建築物躯体1の壁面の右側縁に上下方向に沿って天井から床までの長さの角材2-5を接着剤等で貼着する。本実施例では最後の右端の角材2-5とその左隣の角材2-4との間隔は、所定間隔(900mm)に満たない寸法であり、変則的な設置となる。
露出した建築物躯体1の壁面に角材2を設置し終わると、すなわち第1工程が完了すると、つぎに第2工程として板状断熱材3を設置する。図4に示すように、板状断熱材3は画一化された形状であり、本実施例では1枚あたり600×900mmの矩形状であって厚さが40mmに形成されている。板状断熱材3は、後述するように、断熱性能に優れ、且つ防露性能にも優れた、例えば、ポリスチレンを主成分として連続的に押出発泡成形したものが用いられる。図4に示すように、所定間隔(900mm)で設置した位置決め部材である角材2、2の互いに対向する側端部2a、2a間に、600×900mmの矩形状の板状断熱材3を嵌合させて配設する。施工順に説明すると先ず、左側縁の角材2-1とその右隣の角材2-2の側端部2a、2a間であって、一番床面に近い下端側から板状断熱材3-1を嵌合させて配設する。このとき、板状断熱材3-1の両側端部3a、3aが、角材2-1、2-2の側端部2a、2aに隙間なく当接、若しくは若干密接するように、角材2-1、2-2同士の所定間隔は設定されている。つぎに、当該板状断熱材3-1の上方に隙間なく接するように、2つ目の板状断熱材3-2を嵌合させて配設する。そして、さらに上方に接して3つ目の板状断熱材3-3、更に本実施例では最上段となる4つ目の板状断熱材3-4も同様に角材2-1、2-2の側端部2a、2a間に嵌合させて配設するが、3つ目の板状断熱材3-3の上縁と天井との間隔は600mmに満たない寸法(400mm)であり、当該空間に画一化された板状断熱材(600×900mm)そのものを配設することはできないので、4つ目の板状断熱材3-4は、板状断熱材の上下方向を一部切除して、上下方向の寸法を調整して配設する。これにより、左側縁の角材2-1とその右隣の角材2-2の側端部2a、2a間に床面から天井まで板状断熱材3-1~3-4が隙間なく配設される。
そして、同様に、図5に示すように、左側縁の角材2-1から順次隣り合う角材2の側端部2a、2a間に板状断熱材3を嵌合させて配設していき、最後の右側縁の角材2-5とその左隣の角材2-4の間では、角材2-4、2-5間の間隔が所定間隔(900mm)に満たない寸法であることから、画一化された板状断熱材(600×900mm)そのものを配設することはできないので、板状断熱材の左右方向を一部切除して、左右方向の寸法を調整して、一番床面に近いところから当該左右方向の寸法を調整した板状断熱材3-13を嵌合させて配設する。つぎに、当該板状断熱材3-13の上方に隙間なく接するように、2つ目の同形状の板状断熱材3-14を嵌合させて配設する。そして、さらに上方に接して3つ目の板状断熱材3-15、更に本実施例では最上段となる4つ目の板状断熱材3-16も同様に角材2-4、2-5の側端部2a、2a間に嵌合させて配設するが、3つ目の板状断熱材3-15の上縁と天井との間隔は600mmに満たない寸法(400mm)であり、当該空間に板状断熱材3-13と同形状の板状断熱材を配設することはできないので、4つ目の板状断熱材3-16は、板状断熱材の上下方向をさらに一部切除して、左右方向および上下方向の寸法を調整した板状断熱材を配設する。これにより、右側縁の角材2-5とその左隣の角材2-4の側端部間に床面から天井まで板状断熱材が隙間なく配設される。以上の本発明の実施例1の断熱材設置方法によれば、露出した建築物躯体1の壁面に床面から天井まで板状断熱材が隙間なく配設される。
本発明で用いられる板状断熱材3、及び後述する板状断熱材13は、断熱性能、防露性能に優れ、低コスト化で高断熱化が実現できる、例えば、ポリスチレン又はその共重合体に発泡剤、難燃剤(HBCDを含まない)及び添加剤を溶融混合し、連続的に押出発泡成形したものが用いられる。この断熱材は、独立した無数の気泡を包含するポーラス形状の板材からなるもので、これら独立した無数の気泡によって熱の伝導・輻射・対流が生じにくいので、熱が伝わりにくい性質を持っている。また、完全密閉状態の独立気泡が無数に集まった断熱材の吸水率は低く、仮に断熱材を水の中に浸積してもその表面に水分が付着するだけでほとんど浸透しない性質を持っている。したがって水分の吸水や水蒸気の透過を防ぐことにより結露の発生を防止することができる。
図5に示すように、露出した建築物躯体1の壁面に床面から天井まで板状断熱材3が隙間なく配設された後に、室内側である板状断熱材3の前面側に図1に示すように内装パネル4が装着され、内壁が完成する。内装パネル4は、例えば、石膏ボードを位置決め部材である角材2に固定し、当該石膏ボードの上に壁紙を貼り付けるものや、化粧材をそのまま取り付けるものも含まれる。
図6は、完成された内壁における図1のA-Aの断面図である。図6に示すように、建築物躯体1の前面に位置決め部材である角材2が接着層8を介して取り付けられている。該角材2の間には板状断熱材3が嵌合され、内装パネル4は、位置決め部材である角材2の前面に釘9により取り付けられる。板状断熱材3の前後寸法は角材2の前後寸法よりも小さいことから、内装パネル4と板状断熱材3との間には前後方向に数mm~数十mm程度の空間部5が上下方向に亘って形成される。本発明で用いる高断熱性の押出発泡成形の板状断熱材3は、グラスウールなどの無機繊維系の断熱材に比べて前後方向の厚さ寸法を小さくすることができるので、必要に応じて、このような空間部5を設けることができ、また、空間部5を形成したとしても、内壁全体の厚さ(建築物躯体1の壁面から内装パネル4の表面までの厚さ)を小さく抑えることができる。この空間部5、例えば、内装パネル4の背面側に配線6等のための敷設領域として用いることができる。本実施例のように、内装パネル4の背面側に断熱材3が設置される場合、その断熱効果を十分に得るために通常は当該断熱材3が内装パネル4と建築物躯体1との間に厚さ方向に隙間なく敷き詰められているので、配線等の敷設領域を確保するためには、当該断熱材3を一部切り取ったり、配線等のための空間を形成するためのダクト等の構造物を設けたりするなど、特別な工事が必要となる。本発明では、位置決め部材である角材2の前面に内装パネル4を取付けることで、この内装パネル4と板状断熱材3との間に形成された空間部5を利用して、内装パネル4の下部に配設されたコンセント7の背面側に敷設された電源若しくはLANケーブルなどの配線6等のための敷設領域を確保することができるので、現場において配線等のための特別な工事をする必要がない。
上記した本発明の実施例1の断熱材設置方法によれば、建築物躯体1の内面に固定された基準となる位置決め部材である角材2間に、画一化された板状断熱材3を順次嵌合するだけで建築物躯体1の内面を確実に断熱処理できるため、板状断熱材3の設置作業が容易で且つ短時間に高い精度で設置工事を行うことができる。また、板状断熱材3の横幅に合わせて位置決め部材である角材2を等間隔に左右に離間して上下方向に配置するので、板状断熱材3の左右方向の設置位置が規定されるため、設置作業が容易である。さらに、被断熱体である建築物躯体1の一方の側縁から順次位置決め部材である角材2を配設し、続けて順次板状断熱材3を配設するものであって、他方の側縁に当接する板状断熱材3のサイズを調整することで、隙間なく板状断熱材3を設置することができ、設置工事を効率よく行うことができる。また、既存の建築材料である垂木等の角材2を利用して板状断熱材3を配設できるので、低コスト化を図ることができる。さらに、室内側の前面に設けられる内装パネル4と板状断熱材3との間に形成された空間部5を利用して配線等のための敷設領域を確保することができるので、現場において配線等のための特別な工事をする必要がない。
次に、実施例2に係る断熱材設置方法につき、図8から図15を参照して説明する。尚、前記実施例と同一構成で重複する構成を省略する。
実施例2は、実施例1と同様に、建築物の既存内壁を撤去し、露出した建築物躯体1の屋内側に板状断熱材13を設置するものであるが、位置決め部材12が、矩形状の真空断熱材30と取付部材20からなっている点で実施例1とは異なっている。
まず、位置決め部材12について説明する。実施例2の位置決め部材12は、図8に示すように、矩形状の真空断熱材30の前面に正面視略同形状の取付部材20を重ねて接着剤で貼着して形成される。この矩形状の真空断熱材30は、後述する既知の真空断熱材であり、画一化された100×100×10mmの薄板状の直方体形状を成している。また、取付部材20は、100×100×40mmの直方体形状の木質系材料からなっている。取付部材20の表面および側面には、図8に示すように、位置合わせのための縦線および横線からなる墨出し線が描かれている。
図8、9に示すように、真空断熱材30は、正方形の平板状の格子状の枠からなる構造強度を備えた芯材31が柔軟なガスバリアフィルム32により真空封入されたものであり、全体として略正方形の平板状の直方体形状を有する。芯材31の材料(プラスチック、繊維、金属、セラミックス、ガラス等)や、芯材を構成する枠の各区画の各辺の両端の枠材の交差部の中心間距離(間隔)、枠材の幅(太さ)および厚さは、芯材の内部の真空層の圧力およびこの真空断熱材30の使用環境の圧力に応じて、この真空断熱材30に加わる圧力に対して芯材31が形状をほぼ維持することができ、それによって芯材31の内部の真空層を保持することができるように選択される。真空断熱材30の芯材31が格子状の枠からなるため、真空断熱材30の形状、特に位置決め部材としての芯材31の側壁部の形状を保持し維持することができ、また、真空断熱材30全体の体積に占める真空層の体積の割合を大きくすることができ、それによって高い断熱性能を得ることができる。さらに、この真空断熱材30は、格子状の枠からなる芯材31をガスバリアフィルム32により真空封入するだけで容易に製造することができるため、安価に製造することができる。なお、本実施例では真空断熱材30は、全体として略正方形の平板状に形成されているが、これに限らず、少なくとも直線状の側端部を有していればよく、例えば、略長方形の平板状に形成されていてもよい。また、芯材31が真空封入されたガスバリアフィルム32は、熱溶着された周縁部32aを四辺に有しているが、位置決め部材12を建築物躯体1に接着剤で取り付けるときに接着面が真空断熱材30の底面となるので、該周縁部32aも接着面として利用できるように、該周縁部32aは真空断熱材30の底面から略面一で延在するように構成されている(図9参照)。
次に、図10から図15にもとづいて、本発明の実施例2の断熱材設置方法の工程を説明する。
図10に示すように、第1工程として、建築物の既存内壁の一面を撤去し、露出した建築物躯体1の壁面に、構造強度を備えた側端部12aを有する位置決め部材12(真空断熱材30に取付部材20を重ねたもの)を接着剤で貼着する。既存の内装パネル(図示略)を除去することで露出した建築物躯体1の壁面には、位置決め部材12を添着する位置が特定できるように、予め縦線および横線からなる墨出し線が描かれている。最初に、露出した建築物躯体1の壁面の左右いずれか一方の側縁(本実施例では左側縁)から横方向右方に横所定間隔(450mm)あけるとともに、床面から縦方向に縦所定間隔(600mm)あけた位置に、第1の位置決め部材12-1の取付部材20に描かれた縦線および横線からなる墨出し線を、建築物躯体1の壁面に描かれた縦線および横線からなる墨出し線に合わせて、上下左右の中心を合致させて接着剤等で貼着する。次に、最初に設置した第1の位置決め部材12-1の縦方向直上方に縦所定間隔(600mm)あけた位置に、第2の位置決め部材12-2を接着剤で貼着する。さらに、第2の位置決め部材12-2の縦方向直上方に縦所定間隔(600mm)あけた位置に、第3の位置決め部材12-3を接着剤で貼着する。よって、これら第1~3の位置決め部材12-1~12-3は、左右方向に同じ位置に、換言すれば同じ縦列に、上下方向に等間隔をあけて設置される。
ここで、第3の位置決め部材12-3から縦方向上方の天井面までの距離が縦所定間隔(600mm)以上あれば、第3の位置決め部材12-3の縦方向直上方に縦所定間隔(600mm)あけた位置に、更に位置決め部材12を接着剤で貼着するが、ここでは、第3の位置決め部材12-3から縦方向上方の天井面までの距離が縦所定間隔(600mm)に満たない場合について説明する。この場合は、第1~3の位置決め部材12-1~12-3が配列された縦列の位置から横方向右方に横所定間隔(900mm)あけるとともに、床面から縦方向に縦所定間隔の半分の間隔(300mm)あけた位置に、第4の位置決め部材12-4を接着剤で貼着する。次に、第4の位置決め部材12-4の縦方向直上方に縦所定間隔(600mm)あけた位置に、第5の位置決め部材12-5を接着剤で貼着する。さらに、第5の位置決め部材12-5の縦方向直上方に縦所定間隔(600mm)あけた位置に、第6の位置決め部材12-6を接着剤で貼着する(図10)。このように、建築物躯体1の壁面に対して、位置決め部材12が千鳥状に配設される。
次に、第4~6の位置決め部材12-4~12-6が配列された縦列の位置から横方向右方に横所定間隔(900mm)あけるとともに、床面から縦方向に縦所定間隔(600mm)あけた位置に、位置決め部材である第7の位置決め部材12-7を接着剤で貼着する。以下同様に、位置決め部材12の貼着作業を繰り返す。
そして、図11に示すように、露出した建築物躯体1の壁面の左端から順次矩形状の位置決め部材12を設置していき、右端まで横所定間隔(900mm)以下の位置まで到達すると、位置決め部材12の設置作業は終了である。最後の位置決め部材12-12の縦列と建築物躯体1の壁面の右端との間隔は、所定間隔(900mm)に満たない寸法であり、変則的な設置となる。
露出した建築物躯体1の壁面に位置決め部材12を設置し終わると、つぎに第2工程として壁面に対して断熱性を付与するためのメインの断熱材13設置する。当該断熱材13は画一化された板状断熱材であり、600×900mmの矩形状の外形形状であり、上辺および下辺の左右方向の中央部にそれぞれ50×100mmの矩形の切欠き部13bが設けられている(図14)。板状断熱材13は、実施例1と同様に、断熱性能、防露性能に優れた、例えば、ポリスチレンを主成分として連続的に押出発泡成形したものが用いられる。図12に示すように、縦所定間隔(600mm)で設置した位置決め部材12、12の上下間に、600×900mmの矩形状の板状断熱材13の上辺および下辺の中央部にそれぞれ設けられた50×100mmの矩形の切欠き部13b、13bを嵌合させて配設するが、まず、壁面の左端と床面Fで形成されるコーナー部に矩形状の板状断熱材13-1の左隅部を合わせ、該板状断熱材13-1の上辺に形成された切欠き部13bを第1の位置決め部材12-1の下半分部分に嵌合させて該矩形状の板状断熱材13-1を建築物躯体1の壁面に配設する。なお、この一つ目の板状断熱材13-1には、後述する板状断熱材13-2のように下辺の切欠き部を要しない。
つぎに、当該板状断熱材13-1の上方に隙間なく接するとともに、第1の位置決め部材12-1の上半分部分と第2の位置決め部材12-2の下半分部分に、2つ目の板状断熱材13-2の下辺に形成された切欠き部13bおよび上辺に形成された切欠き部13bをそれぞれ嵌合させて配設する。そして、さらに2つ目の板状断熱材13-2の上方に隙間なく接して3つ目の板状断熱材13-3も同様に、第2の位置決め部材12-2の上半分部分と第3の位置決め部材12-3の下半分部分に、3つ目の板状断熱材13-2の下辺に形成された切欠き部13bおよび上辺に形成された切欠き部13bをそれぞれ嵌合させて配設する。次に、3つ目の板状断熱材13-3の上縁と天井の間の空間の間隔は600mmに満たない寸法であり、当該空間に画一化された板状断熱材(600×900mm)そのものを配設することはできないので、4つ目の板状断熱材13-4は、板状断熱材の上側を一部切除して、上下方向の寸法を調整して配設する。これにより、壁面の左端に沿って床面Fから天井まで板状断熱材13が隙間なく配設される。なお、位置決め部材12に嵌合しない板状断熱材13の上辺または下辺には切欠き部を設ける必要はない。
そして、同様に、図13に示すように、壁面の左端に沿って床面から天井まで隙間なく配設された1列目の板状断熱材13の右側縁13aに沿って、2列目の板状断熱材13を配設する。1列目の板状断熱材13の右側縁13aから横方向右方に450mmであって、床面から縦方向に縦特定間隔(300mm)あけた位置に、第4の位置決め部材12-4が配設されているので、まず、1列目の1つ目の板状断熱材13-1の右側縁13aと床面Fで形成されるコーナー部に矩形状の板状断熱材13-5の左隅部を合わせ、該板状断熱材13-5の上辺に形成された切欠き部13bを位置決め部材である第4の位置決め部材12-4の下半分部分に嵌合させて該矩形状の板状断熱材13-5を建築物躯体1の壁面に配設する。なお、この2列目の一つ目の板状断熱材13-5は、画一化された板状断熱材の下側を一部切除して、上下方向の寸法を300mmに調整したものである。つぎに、当該板状断熱材13-5の上方に接するとともに、第4の位置決め部材12-4の上半分部分と第5の位置決め部材12-5の下半分部分に、2つ目の板状断熱材13-6の下辺に形成された切欠き部13bおよび上辺に形成された切欠き部13bをそれぞれ嵌合させて配設する(図14)。そして、さらに2つ目の板状断熱材13-6の上方に接して3つ目の板状断熱材13-7も同様に、第5の位置決め部材12-5の上半分部分と第6の位置決め部材12-6の下半分部分に、3つ目の板状断熱材13-7の下辺に形成された切欠き部13bおよび上辺に形成された切欠き部13bをそれぞれ嵌合させて配設するが、3つ目の板状断熱材13-7の上縁と天井の間の空間に第7の矩形状の位置決め部材が配設されていなければ、当該空間に画一化された板状断熱材(600×900mm)そのものを配設することはできないので、4つ目の板状断熱材13-8は、上下方向の寸法を調整して配設する。これにより、1列目の板状断熱材13-1~4の右側縁13aに沿って床面から天井まで2列目の板状断熱材13-5~13-8が隙間なく配設される。なお、位置決め部材12に嵌合しない板状断熱材13の上辺または下辺には切欠き部を設ける必要はない。
このように、壁面の左端から順次隣り合う板状断熱材13の右側縁13aに沿って板状断熱材13を繰り返し配設していき、最後の壁面の右端とその左隣の板状断熱材13-9~12の右側縁13aの間では、そもそも、間隔が所定間隔(900mm)以下であることから、画一化された板状断熱材(600×900mm)そのものを配設することはできないので、板状断熱材13の左右方向を一部切除して、左右方向の寸法を調整して、一番床面Fに近いところから当該左右方向を調整した板状断熱材13-13を配設する。つぎに、当該左右方向を調整した板状断熱材13-13の上方に接するように、2つ目の同形状の左右方向を調整した板状断熱材13-14を配設する。そして、さらに上方に隙間なく接して3つ目の同形状の左右方向を調整した板状断熱材13-15も同様に配設するが、3つ目の同形状の左右方向を調整した板状断熱材13-15の上縁と天井の間の空間に位置決め部材12が配設されていなければ、当該空間に画一化された板状断熱材(600×900mm)そのものを配設することはできないので、4つ目の板状断熱材13-16は、上下方向の寸法をさらに調整して配設する。これにより、壁面の右端とその左隣の板状断熱材13-9~13-12の右側縁13aの間に床面から天井まで板状断熱材13-13~13-16が隙間なく配設される。以上の本発明の実施例2の断熱材設置方法によれば、露出した建築物躯体1の壁面に床面から天井まで板状断熱材13が隙間なく配設される。
本発明の実施例2で用いられる板状断熱材13は、実施例1と同様のものであり、断熱性能、防露性能に優れ、低コスト化で高断熱化が実現できるものである。実施例2では、露出した建築物躯体1の壁面全面に、断熱性能が高い真空断熱材30と板状断熱材13が隙間なく敷き詰められるので、断熱効果を一層高めることができる。
図15は、完成された内壁の断面図であるが、図15に示すように、建築物躯体1の前面に位置決め部材12(真空断熱材30、取付部材20)が接着層18を介して取り付けられている。該位置決め部材12の間には板状断熱材13が嵌合され、内装パネル14は、位置決め部材12である取付部材20の前面にくぎ19により取り付けられる。板状断熱材13の前後寸法は位置決め部材12(真空断熱材30、取付部材20)の前後寸法よりも小さいことから、内装パネル14と板状断熱材3との間には前後方向に数mm~数十mm程度の空間部15が形成される。実施例1と同様に、この空間部15は、例えば、配線16等のための敷設領域を確保することに用いることができる。本発明では、位置決め部材12(真空断熱材30、取付部材20)の前面に内装パネル14を取付けることで、この内装パネル14と板状断熱材13との間に形成された空間部15を利用して、内装パネル14の下部に配設されたコンセント17の背面側に敷設された電源若しくはLANケーブルなどの配線16等のための敷設領域を確保することができるので、現場において配線等のための特別な工事をする必要がない。なお、実施例2において、位置決め部材12における取付部材20は、矩形状の真空断熱材30の前面に正面視略同形状の取付部材20を重ねて接着剤するとしたが、取付部材の形状は、必ずしも真空断熱材30と正面視略同形状ではなくてもよく、内装パネル14が取付けられる形状を持つものであればよい。このときは、強度を備えた側端部を有する矩形状の真空断熱材30のみが位置決め部材12としての機能を持つこととなる。
上記した本発明の実施例2の断熱材設置方法によれば、躯体の内面に固定された基準となる位置決め部材間に、画一化された板状断熱材を順次嵌合するだけで躯体の内面を確実に断熱処理できるため、断熱材の設置作業が容易で且つ短時間に高い精度で設置工事を行うことができる。また、板状断熱材の横幅に合わせて位置決め部材を等間隔に左右に離間して上下方向に配置するので、板状断熱材の左右方向の設置位置が規定されるため、設置作業が容易である。さらに、被断熱体の一方の側縁から順次位置決め部材を配設し、続けて順次板状断熱材を配設するものであって、他方の側縁に当接する板状断熱材のサイズを調整することで、隙間なく断熱材を設置することができ、設置工事を効率よく行うことができる。また、断熱対象となる面の全ての面が断熱材に覆われるので、断熱効果を一層高めることができる。さらに、位置決め部材として直方体形状の芯材を真空上に封入したガスバリアフィルムからなる真空断熱材を用いることにより、直方体形状の芯材の側端部を基準として板状断熱材を位置決めすることができる。さらに、内装パネルと板状断熱材との間に形成された空間部を利用して配線等のための敷設領域を確保することができるので、現場において配線等のための特別な工事をする必要がない。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、実施例1~2では、建築物の既存内壁を撤去し、露出した建築物躯体の屋内側に断熱材を設置したが、既存の内壁を残したまま断熱材を増し張りするものに適用してもよい。また、既存の床や天井などにおいて、本発明の断熱材設置方法を適用することも可能である。
また、位置決め部材は、上下方向に延びる角材や矩形状の真空断熱材および取付部材からなる位置決め部材に限らず、強度を備えた側端部を有する形状のものであれば、採用することができる。
また、実施例1~2では、建築物の居室の内部に断熱材を設置する工程について説明したが、当該断熱材設置工程に加え、例えば居室に入退室用ドアに断熱材を設置するドア断熱工程、居室の内窓に断熱材を設置する内窓断熱工程、居室の内外を断熱性且つ気密性を高めた状態で空調機・ダクトを設置する空調設置工程のうち、いずれか又は全部の工程を有していてもよく、すなわち建築物の居室の高断熱・高気密化を目的としたパッケージ化した技術として実施してもよい。
また、実施例1~2では、断熱対象となる建築物躯体1の壁面に、角材2若しくは位置決め部材12を全て設置すなわち第1工程を全て完了し、その後に、建築物躯体1の残りの壁面に板状断熱材3,13を設置すなわち第2工程を行っているが、これに限らず、例えば、先ず建築物躯体1の壁面に角材2若しくは位置決め部材12の一部のみを設置した後、当該角材2若しくは位置決め部材12の側端部間に板状断熱材3,13を設置してもよく、その後に順次、角材2若しくは位置決め部材12の設置と板状断熱材3,13の設置とを交互に行うようにしてもよい。
1 建築物躯体
2 角材(位置決め部材)
3 板状断熱材
4 内装パネル
5 空間部
12 位置決め部材(真空断熱材30、取付部材20)
13 板状断熱材
14 内装パネル
15 空間部
20 取付部材
30 真空断熱材
31 芯材
32 ガスバリアフィルム

Claims (7)

  1. 建築物の内部に断熱材を設置する断熱材設置方法であって、
    建築物の断熱対象となる躯体の内面に、側端部を有する複数の画一化された位置決め部材を所定間隔で固定する第1工程と、複数の画一化された板状断熱材を前記位置決め部材の前記側端部間に嵌合させて配設する第2工程と、を少なくとも備えることを特徴とする断熱材設置方法。
  2. 前記位置決め部材は、前記板状断熱材の横幅に合わせて等間隔に左右に離間して上下方向に配置されることを特徴とする請求項1に記載の断熱材設置方法。
  3. 前記第1工程を完了した後に、前記第2工程を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の断熱材設置方法。
  4. 前記位置決め部材として上下方向に延びる角材を用いることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の断熱材設置方法。
  5. 前記位置決め部材として強度を備えた側端部を有する断熱材を用いることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の断熱材設置方法。
  6. 前記断熱材は、直方体形状の芯材と該芯材を真空状に封入したガスバリアフィルムとを有する真空断熱材であることを特徴とする請求項5に記載の断熱材設置方法。
  7. 前記真空断熱材の表面に、内装パネル固定用の取付部材が固定されていることを特徴とする請求項6に記載の断熱材設置方法。
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