JP2022163970A - 化粧料およびそれに用いられる配合物 - Google Patents

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Abstract

【課題】粘度が高く、安定性に優れた化粧料とそれに用いる配合物の提供。【解決手段】(A)粘土鉱物、(B1)エステル油からなる群から選択される1種または2種以上である極性油、(C)シリコーン系界面活性剤、および(D)炭酸アルキレンを含む配合物、ならびに、その配合物と(E)水とを含む化粧料。【選択図】なし

Description

本発明は、安定性に優れ、必要な粘度を有し、なおかつ使用時にみずみずしさに富んだ化粧料と、その化粧料に用いられる配合物に関するものである。
サンケア用化粧料などの耐水性が要求される用途には、油中水型化粧料が適している。この油中水型乳化物には、油分を含むオイルゲルが含まれることが多く、そのオイルゲルの物性は、化粧料の特性に影響がある。特に、オイルゲルは一般的に粉体が油分中に分散された分散物を含むことが多いが、その安定性が不十分であると、そのオイルゲルを含む化粧料の安定性も不十分となる傾向がある。また、配合する油分の種類によっては高い粘度が得られない場合がある。したがって、安定性が高く、高い粘度を実現できるオイルゲルの開発が望まれている。
本発明者らの検討によれば、オイルゲルの安定性は、オイルゲルを構成する油分の特性および配合比、粉体の種類および粒径、添加剤などに影響を受けることがわかった。そこで、本発明は、化粧料に利用するのに好適な特性を有し、安定性が高く、高い粘度を実現できるオイルゲルまたはそれに代わる配合物を含んだ化粧料を提供しようとするものである。
本発明によれば、以下の発明が提供される。
[1] (A)粘土鉱物
(B1)エステル油からなる群から選択される1種または2種以上である極性油、
(C)シリコーン系界面活性剤、および
(D)炭酸アルキレン
を含む配合物。
[2] 前記粘土鉱物(A)が、有機変性粘土鉱物である、[1]に記載の配合物。
[3] 前記極性油(B1)が、オクチルメトキシシナメート、セバシン酸ジイソプロピル、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、トリエチルヘキサノイン、エチルヘキサン酸セチル、コハク酸ジエチルヘキシル、サリチル酸エチルヘキシル、安息香酸アルキル(C12-15)、パルミチン酸エチルヘキシル、ヒドロキシステアリン酸ヘプチルウンデシル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、エチルヘキサン酸エチルヘキシル、エルカ酸オクチルドデシル、ミリスチン酸イソプロピル、ヒマシ脂肪酸メチル、ラウリン酸PG、カプリル酸グリセリル、マカデミアナッツ油ポリグリセリル-6エステルズベヘネート、デカ(ベヘン酸/カプリン酸)ポリグリセリル-8、ミリスチン酸ミリスチル、ステアリン酸グリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジイソステアリン酸グリセリル、ジピバリン酸PPG-3、テトラ(ヒドロキシステアリン酸/イソステアリン酸)ジペンタエリスリチル、脂肪酸(C18-30)グリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、アジピン酸ジイソブチル、コハク酸ジエトキシエチル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2、トリエチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、トリイソステアリン、(水添ロジン/ジイソステアリン酸)グリセリル、トリカプリリン、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、トリミリスチン、テトラ(エチルヘキサン酸/メトキシケイヒ酸)ペンタエリスリチル、テトラ(ベヘン酸/安息香酸/エチルヘキサン酸)ペンタエリスリチル、ヘキサヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、ビスジグリセリルポリアシルアジペート-2、クエン酸トリエチル、ホホバ種子油、部分水添ホホバ油、ホホバエステル、オクトクリレン、エチルヘキシルトリアゾン、ホモサレート、サリチル酸ブチルオクチル、フェニルベンズイミダゾールスルホン酸、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、およびジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルからなる群から選択される1種または2種以上である、[1]または[2]に記載の配合物。
[4] 非極性油(B2)をさらに含む、[1]~[3]のいずれか1項に記載の配合物。
[5] 前記非極性油(B2)が、イソドデカン、ジメチコン、水添ポリデセン、ミネラルオイル、ウンデカン、トリデカン、水添ポリイソブテン、イソヘキサデカン、水添ポリイソブテン、ワセリン、スクワラン、ジフェニルジメチコン、フェニルトリメチコン、トリメチルペンタフェニルトリシロキサン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、メチコン、ハイドロゲンジメチコン、カプリリルメチコン、およびPCAジメチコンからなる群から選択される1種または2種以上である、[4]に記載の配合物。
[6] 前記化粧料に含まれる極性油(B1)および非極性油(B2)の総質量に対して、前記極性油(B1)の質量の割合が30質量%以上である、[1]~[5]のいずれか1項に記載の配合物。
[7] 前記シリコーン系界面活性剤が、PEG-10ジメチコン、PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ラウリルPEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、PEG-3ジメチコン、PEG-12ジメチコン、PEG-10メチルエーテルジメチコン、PEG-11メチルエーテルジメチコン 、ビスブチルジメチコンポリグリセリル-3、セチルPEG/PPG-10/1ジメチコン、 ジメチコン/(PEG-10/15))クロスポリマー、(ジメチコン/ポリグリセリン-3)クロスポリマー、(PEG-15/ラウリルポリジメチルシロキシエチルジメチコン)クロスポリマー、カルボキシデシルトリシロキサン 、およびポリシリコーン-13からなる群から選択される1種または2種以上である、[1]~[6]のいずれか1項に記載の配合物。
[8] 前記炭酸アルキレン(D)が、炭酸エチレン、炭酸プロピレン、および炭酸ブチレンからなる群から選択される1種または2種以上である、[1]~[7]のいずれか1項に記載の配合物。
[9] 前記粘土鉱物(A)の配合率が、前記化粧料の総量に対して、0.1~5質量%である、[1]~[8]のいずれか1項に記載の配合物。
[10] 実質的に環状揮発性シリコーンを含まない、[1]~[9]のいずれか1項に記載の配合物。
[11] 均一な分散物である、請求項1~10のいずれか1項に記載の配合物。
[12] [1]~[11]のいずれかに記載の配合物と(E)水とを含む、化粧料。
[13] サンケア用化粧料である、[1]~[12]のいずれか1項に記載の化粧料。
本発明によれば、粘度が高く、安定性に優れた化粧料、特に油中水型化粧料が提供される。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
本発明による配合物は、
(A)粘土鉱物
(B1)エステル油からなる群から選択される1種または2種以上である極性油、
(C)シリコーン系界面活性剤、および
(D)炭酸アルキレン
を必須成分として含むものである。この配合物は、化粧料に粘土鉱物の安定な分散物を配合することと可能とするものである。
[(A)粘土鉱物]
本発明において、粘土鉱物(A)とは一般的に天然鉱物に含まれる微細な層状ケイ酸塩鉱物を主体とするものであり。化粧品などの用途に適用されるものから任意に選択することができる。このような粘土鉱物のうち、有機変性された粘土鉱物は配合物やそれを含む化粧料に含まれる媒体などとの親和性が高いので好ましく用いられる。
このような有機変性粘土鉱物として、例えば、三層構造を有するコロイド性含水ケイ酸アルミニウムの一種であり、下記一般式(1)で表される粘土鉱物を第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤で変性したものが挙げられる。
(X,Y)2-3(Si,Al)10(OH)1/3・nHO (1)
(式中
X=Al、Fe(III)、Mn(III)、またはCr(III)、
Y=Mg、Fe(II)、Ni,Zn、またはLi、
Z=K、Na、またはCa
である)
具体的にはモンモリロナイト、サポナイト、ヘクトライト等の天然または合成(この場合、式中の(OH)基がフッ素で置換されたもの)のモンモリロナイト群(ビーガム(商品名、バンダービルド社製)、クニピア(商品名、クニミネ工業株式会社製)、ラポナイト(商品名、ビックケミー・ジャパン株式会社製)等)およびナトリウムシリシックマイカやナトリウムまたはリチウムテニオライトの名で知られる合成雲母(例えばダイモナイト(商品名、トピー工業株式会社製)等の粘土鉱物を第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤で処理して得られる。
ここで用いられる第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤は、下記一般式(2)で表されるものである。
Figure 2022163970000001
(式中、
は炭素数10~22のアルキル基またはベンジル基、
はメチル基または炭素数10~22のアルキル基、
およびRは、それぞれ独立に炭素数1~3のアルキル基またはヒドロキシアルキル基、
Xはハロゲン原子またはメチルサルフェート残基
を表す。)
このような第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤としては、例えばドデシルトリメチルアンモニウムクロリド、ミリスチルトリメチルアンモニウムクロリド、セチルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド、アラキルトリメチルアンモニウムクロリド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド、ミリスチルジメチルエチルアンモニウムクロリド、セチルジメチルエチルアンモニウムクロリド、ステアリルジメチルエチルアンモニウムクロリド、アラキルジメチルエチルアンモニウムクロリ、ベヘニルジメチルエチルアンモニウムクロリド、ミリスチルジエチルメチルアンモニウムクロリド、セチルジエチルメチルアンモニウムクロリド、ステアリルジエチルメチルアンモニウムクロリド、アラキルジエチルメチルアンモニウムクロリド、ベヘニルジエチルメチルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルミリスチルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルセチルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルステアリルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルベヘニルアンモニウムクロリド、ベンジルメチルエチルセチルアンモニウムクロリド、ベンジルメチルエチルステアリルアンモニウムクロリド、ジベヘニルジヒドロキシエチルアンモニウムクロリド、および相当するブロミド等、更にはジパルミチルプロピルエチルアンモニウムメチルサルフェート等が挙げられる。本発明の実施にあたっては、これらのうち一種または二種以上が任意に選択される。
本発明においては、このような有機変性粘土鉱物のうち、有機変性ヘクトライトを用いることが好ましい。代表的なものとしては、ジメチルジステアルアンモニウムヘクトライト(ジステアルジモニウムヘクトライト) 、ジメチルアルキルアンモニウムヘクトライト、ベンジルジメチルステアリルアンモニウムヘクトライト、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム処理ケイ酸アルミニウムマグネシウム等が挙げられる。なかでも、ジメチルジステアルアンモニウムヘクトライトが特に好ましい。市販品としては、ベントン2 7 (ベンジルジメチルステアリルアンモニウムクロライド処理ヘクトライト、エレメンティスジャパン社製) およびベントン38(ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド処理ヘクトライト、エレメンティスジャパン社製)が好ましい。これらの有機変性粘土鉱物は、分散媒中に分散されたもののほか、粉末状態のものを用いることもできるが、あらかじめ分散された分散物の方が優れた効果が得られやすいので好ましい。
なお、本発明においては、上記した有機変性粘土鉱物を1種、または2種類以上組み合わせて用いることができる。
[(B1)極性油]
本発明による配合物は、エステル油からなる群から選択される1種または2種以上である極性油を含む。ここでエステル化油は、カルボキシエステル構造と長鎖炭化水素基とを含むものである。このような極性油としては、一般的に化粧料に用いることができるものから任意に選択することができる。
このような極性油(B1)としては、例えばオクチルメトキシシナメート、セバシン酸ジイソプロピル、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、トリエチルヘキサノイン、エチルヘキサン酸セチル、コハク酸ジエチルヘキシル、サリチル酸エチルヘキシル、安息香酸アルキル(C12-15)、パルミチン酸エチルヘキシル、ヒドロキシステアリン酸ヘプチルウンデシル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、エチルヘキサン酸エチルヘキシル、エルカ酸オクチルドデシル、ミリスチン酸イソプロピル、ヒマシ脂肪酸メチル、ラウリン酸PG、カプリル酸グリセリル、マカデミアナッツ油ポリグリセリル-6エステルズベヘネート、デカ(ベヘン酸/カプリン酸)ポリグリセリル-8、ミリスチン酸ミリスチル、ステアリン酸グリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジイソステアリン酸グリセリル、ジピバリン酸PPG-3、テトラ(ヒドロキシステアリン酸/イソステアリン酸)ジペンタエリスリチル、脂肪酸(C18-30)グリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、アジピン酸ジイソブチル、コハク酸ジエトキシエチル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2、トリエチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、トリイソステアリン、(水添ロジン/ジイソステアリン酸)グリセリル、トリカプリリン、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、トリミリスチン、テトラ(エチルヘキサン酸/メトキシケイヒ酸)ペンタエリスリチル、テトラ(ベヘン酸/安息香酸/エチルヘキサン酸)ペンタエリスリチル、ヘキサヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、ビスジグリセリルポリアシルアジペート-2、クエン酸トリエチル、ホホバ種子油、部分水添ホホバ油、ホホバエステル、オクトクリレン、エチルヘキシルトリアゾン、ホモサレート、サリチル酸ブチルオクチル、フェニルベンズイミダゾールスルホン酸、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、およびジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルなどが挙げられる。さらにこれらのうち、本発明による効果が強く発現する傾向にあることから、オクチルメトキシシナメート、安息香酸アルキル(C12-15)、サリチル酸ブチルオクチル、オクトクリレン、ホモサレート、セバシン酸ジイソプロピル、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、トリエチルヘキサノイン、エチルヘキサン酸セチル、コハク酸ジエチルヘキシル、サリチル酸エチルヘキシル、ミリスチン酸イソプロピルが挙げられる。本発明においては、これらの極性油を1種、または2種類以上組み合わせて用いることができる。
[(B2)非極性油]
本発明による配合物は、油成分として、上記した(B1)極性油に加えて(B2)非極性油を含むことができる。非極性油は、本発明による配合物において必須では無い。しかし、油成分として非極性油を併用することによって、油成分の極税が調整されて、粘土鉱物の分散状態が安定化される。
このような非極性油としては、任意のものを採用することができるが、例えば、イソドデカン、ジメチコン、水添ポリデセン、ミネラルオイル、ウンデカン、トリデカン、水添ポリイソブテン、イソヘキサデカン、水添ポリイソブテン、ワセリン、スクワラン、ジフェニルジメチコン、フェニルトリメチコン、トリメチルペンタフェニルトリシロキサン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、メチコン、ハイドロゲンジメチコン、カプリリルメチコン、およびPCAジメチコン等が挙げられる。非極性油はこれらからなる群から選択される1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
[(C)シリコーン系界面活性剤]
本発明による配合物は、シリコーン系界面活性剤を含む。このシリコーン系界面活性剤は、構造中にポリシロキサン骨格を有するものであり、化粧料に用いることができるものが多数知られている。
本発明において、シリコーン系界面活性剤の例として、PEG-10ジメチコン、PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ラウリルPEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、PEG-3ジメチコン、PEG-12ジメチコン、PEG-10メチルエーテルジメチコン、PEG-11メチルエーテルジメチコン 、ビスブチルジメチコンポリグリセリル-3、セチルPEG/PPG-10/1ジメチコン、 ジメチコン/(PEG-10/15))クロスポリマー、(ジメチコン/ポリグリセリン-3)クロスポリマー、(PEG-15/ラウリルポリジメチルシロキシエチルジメチコン)クロスポリマー、カルボキシデシルトリシロキサン 、およびポリシリコーン-13等をあげることができ、これらからなる群から選択される1種または2種以上を用いることができる。これらのうち、PEG-10ジメチコン、PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、またはラウリルPEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコンが好ましい。
[(D)炭酸アルキレン]
本発明による配合物は、炭酸アルキレンを含む。炭酸アルキレンはアルキレングリコールと炭酸とのエステルである。一般的に化粧料に用いられる炭酸アルキレンとして、炭酸エチレン、炭酸プロピレン、および炭酸ブチレンが知られており、これらからなる群から選択される1種または2種以上を選択して用いることができる。
本発明において、シリコーン系界面活性剤に炭酸アルキレンを組み合わせることでオイルゲルの安定化が改良される。この効果は、油相に粘土鉱物(A)を分散させたときに強く発現する傾向があるので、粘土鉱物を油相分散物として配合物に配合する場合には、その油相中に炭酸アルキレンを配合することが好ましい。
[各成分の配合量および配合比]
本発明による配合物は、上記した必須成分を含むものである。これらの必須成分は、それぞれ適当量で配合されるが、粘土鉱物(A)が、主として極性油(B1),非極性油(B2)、シリコーン系界面活性剤(C)および炭酸アルキレン(D)を主成分とする油相中に分散されていることが好ましい。そのような分散物は乳化物またはオイルゲルの形態となる。このような分散物は、粘土鉱物(A)の分散物をその他の成分に配合したり、配合する成分を混合した後に、攪拌または混練したり、混合物中で粒子を破砕したり、超音波を印加するなどの方法で、その混合物中に粘土鉱物(A)を分散させることによって得ることができる。分散体とすることによって、なめらかさを改良できる油分などの他の成分の配合の自由度が高くなり、また、この配合物を含む化粧料を塗布したあとのつや感を改良できる。また、分散体を用いると、油中水型化粧料において、乳化粒子を相対的に小さくすることが容易になり、肌の細かいキメに入り込んですぐれた肌質感を得ることができる。
なお、本発明による配合物を含む化粧料は、上記の成分に加えて、更に水を含むことができる。水としては、化粧品、医薬部外品等に使用される水を使用することができ、例えば、精製水、イオン交換水、水道水等を使用することができる。
粘土鉱物(A)を含む油相を、水性成分からなる水相と組み合わせて化粧料とする場合、油相の配合率は、化粧料の総量に対して、10~70質量%であることが好ましく、10~40質量%であることがより好ましい。
また、本発明による化粧料が優れた効果を得るためには、各成分の配合量または配合比率を適切に調整することが好ましい。
まず、粘土鉱物(A)の配合率が、化粧料の総量に対して、0.1~5質量%であることが好ましい。粘土鉱物の配合率をこの範囲とすることで、化粧料の安定性を高く維持し、化粧料にチキソトロピー性を付与することができる。
また油成分として、極性油(B1)と非極性油(B2)とを併用する場合、一般に、化粧料に含まれる極性油(B1)および非極性油(B2)の総質量に対して、極性油(B1)の質量の割合が30~100質量%であることが好ましく、50~100質量%でることが特に好ましい。一般的に極性油の配合率が高い方が、化粧料の粘度が高くなる傾向にある。
ただし、本発明による化粧料において、粘度は組み合わされるシリコーン系界面活性剤(C)の種類に影響を受ける。一般的にシリコーン系界面活性剤が直鎖であるほど、分岐の数が少ないほど極性極性油の配合率が相対的に低い方が好ましい傾向にある。
例えば、ポリエーテル変性した直鎖シリコーン系界面活性剤である、PEG-3ジメチコン、PEG-10ジメチコン、PEG-12ジメチコン、PEG-10メチルエーテルジメチコン、PEG-11メチルエーテルジメチコンなどを用いた場合には、化粧料に含まれる極性油(B1)および非極性油(B2)の総質量に対して、極性油(B1)の質量の割合が5~50質量%であることが好ましい。
例えば、ポリエーテル変性した分岐シリコーン系界面活性剤である、PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコンを用いた場合には、化粧料に含まれる極性油(B1)および非極性油(B2)の総質量に対して、極性油(B1)の質量の割合が10~60質量%であることが好ましい。
例えば、ポリエーテル・アルキル共変性シリコーン系界面活性剤やポリグリセリン・アルキル共変性シリコーン系界面活性剤である、ラウリルPEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ビスブチルジメチコンポリグリセリル-3、セチルPEG/PPG/ジメチコンなどを用いた場合には、化粧料に含まれる極性油(B1)および非極性油(B2)の総質量に対して、極性油(B1)の質量の割合が30~100質量%であることが好ましい。
また、炭酸アルキレン(D)の配合率は、化粧料の総量に対して、0.1~2質量%であることが好ましく、0.2~1質量%であることがより好ましい。炭酸アルキレンを油相中に配合する場合には、油相の総質量に対して0.3~6質量%とすることが好ましい。
また、本発明による化粧料は、水中油型化粧料とされることが好ましい。このために、一般に水の含有量が高く、具体的には、水(E)の配合率が、前記化粧料の総量に対して、30質量%以上であることが好ましく、50質量%以上であることがより好ましい。
[その他の添加剤]
本発明による化粧料は、上記(A)、(B1)、(B2)、(C)、および(D)の各成分に加えて、上記した(E)水の他、必要に応じて各種の添加剤を含むことができる。そのような添加剤としては、粉末成分、保湿剤、pH調整剤、シリコーン系界面活性剤以外の界面活性剤、防腐剤、キレート剤、安定化剤、色剤、香料、増粘剤などが挙げられる。これらの添加剤は、化粧料の剤形に応じて適宜配合することができる。
本発明における粉末成分は、一般的に化粧料に用いられる粉末成分から任意に選択して用いることができる。このような粉末成分としては、無機粉末(例えば、酸化チタン、シリカ、タルク、カオリン、セリサイト、バーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、珪藻土、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、ヒドロキシアパタイト、ゼオライト、窒化ホウ素、セラミクスパウダー、酸化鉄、セリサイト等);有機粉末(例えば、ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四弗化エチレン粉末、セルロース粉末等);無機白色顔料(例えば、酸化亜鉛等);無機赤色系顔料(例えば、チタン酸鉄等);無機紫色系顔料(例えば、マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等);無機緑色系顔料(例えば、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等);無機青色系顔料(例えば、群青、紺青等);金属粉末顔料等が挙げられる。また、酸化チタン被覆雲母(雲母チタン)、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆タルク、着色酸化チタン被覆雲母、白雲母、合成雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等の、パール顔料を用いることもできる。
本発明による化粧料における粉末成分の配合量は、化粧料全量に対して、20質量%以下であることが好ましく、10質量%以下であることがより好ましい。
保湿剤としては、従来知られている任意の保湿剤を用いることができる。このような保湿剤としては、多価アルコールやグリコールエーテル、より具体的には、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、グリセリン、ヘキサメチレングリコール、イソプレングリコール、ポリエチレングリコール、ヒアルロン酸、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、ジグリセリン(EO)PO付加物等が挙げられる。
pH調整剤としては、一般的に使用される酸またはアルカリ、例えば塩酸や水酸化ナトリウムが挙げられる。
界面活性剤としては、従来知られている任意の界面活性剤から選択して用いることができる。このような活性剤は、ノニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、または両性界面活性剤などのいずれであってもよい。
防腐剤としてはフェノキシエタノール、クロルフェネシン、安息香酸、サリチル酸、ソルビン酸、パラオキシ安息香酸アルキルエステル、ヘキサクロロフェン、ε-ポリリジン等などが挙げられる
キレート剤としては、化粧料中の金属イオン等を封鎖するために用いられるが、例えばヘキサメタリン酸ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸のナトリウム塩などが挙げられる
安定化剤は、配合される成分に応じて選択されるが、例えばピロ亜硫酸ナトリウムなどを用いることができる。
本発明の化粧料の種類や、化粧料の製造方法は特に限定されない。しかしながら、本発明は、比較的水分量が多い化粧料において、ざらついた感触を低減することができ、キメにはいりこみやすさを改良することができる。したがって、本発明による化粧料は、このような効果望まれる化粧料、特に、日焼け止めクリーム、日焼け止めローション、日焼け止め効果のある下地化粧料、スキンケアクリームなどのサンケア用化粧料とすることが好ましい。
以下の例に基づいて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。配合量は特記しない限り、質量%で示す。
[実施例101~117、比較例101~115]
表1-1~1-4に示される配合率で各成分を配合し、ディスパーによって混合して、化粧料の油相として利用できるオイルゲルを調製した。さらに、これらのオイルゲルについて、当日粘度およびゲルの状態を評価した。評価基準は以下の通りである。
当日粘度
オイルゲル調整後、1時間以内に、B型粘度計(No.6)を用いて、30℃で粘度を測定した。
ゲルの状態
オイルゲルを調整後、24時間前後に、オイルゲルが入っている50mlガラス管を水平状態から垂直状態まで、ゆっくり90°傾けた時の状態で目視評価した。
A: ゲルが流れないか、傾ける角度に追従せず、ある角度で一気に流れ始めた
B: ゲルが液状化して、傾ける角度に追従して流れた
C: オイルゲルが水相と油相とに分離した
Figure 2022163970000002
Figure 2022163970000003
Figure 2022163970000004
Figure 2022163970000005
参考例によるオイルゲルは、いずれも十分な粘度を有しており、またゲルの状態も優れているので、水相を配合して化粧料とした場合であっても優れた特性を達成することができる。
[実施例201~216]
表2-1~2-2に示される配合で、化粧料を調製して、当日粘度および分散安定性を評価した。実施例201~213は日焼け止め化粧料や下地化粧料に適切な配合例であり、実施例214~217はスキンケアクリームに適切な配合例である。
分散安定性
化粧料調整後、50℃で4週間保存し、化粧料の状態を以下の基準で評価した。
A: 外観上変化が無く問題が無い
B: 化粧料の表面にひびが入っている
C: 油分が染み出している
D: 離漿した
Figure 2022163970000006
Figure 2022163970000007
表3に示される配合で、化粧料を調製した。実施例301~304は日焼け止め化粧料や下地化粧料に適切な配合例である。
Figure 2022163970000008

Claims (13)

  1. (A)粘土鉱物
    (B1)エステル油からなる群から選択される1種または2種以上である極性油、
    (C)シリコーン系界面活性剤、および
    (D)炭酸アルキレン
    を含む配合物。
  2. 前記粘土鉱物(A)が、有機変性粘土鉱物である、請求項1に記載の配合物。
  3. 前記極性油(B1)が、オクチルメトキシシナメート、セバシン酸ジイソプロピル、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、トリエチルヘキサノイン、エチルヘキサン酸セチル、コハク酸ジエチルヘキシル、サリチル酸エチルヘキシル、安息香酸アルキル(C12-15)、パルミチン酸エチルヘキシル、ヒドロキシステアリン酸ヘプチルウンデシル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、エチルヘキサン酸エチルヘキシル、エルカ酸オクチルドデシル、ミリスチン酸イソプロピル、ヒマシ脂肪酸メチル、ラウリン酸PG、カプリル酸グリセリル、マカデミアナッツ油ポリグリセリル-6エステルズベヘネート、デカ(ベヘン酸/カプリン酸)ポリグリセリル-8、ミリスチン酸ミリスチル、ステアリン酸グリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジイソステアリン酸グリセリル、ジピバリン酸PPG-3、テトラ(ヒドロキシステアリン酸/イソステアリン酸)ジペンタエリスリチル、脂肪酸(C18-30)グリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、アジピン酸ジイソブチル、コハク酸ジエトキシエチル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2、トリエチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、トリイソステアリン、(水添ロジン/ジイソステアリン酸)グリセリル、トリカプリリン、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、トリミリスチン、テトラ(エチルヘキサン酸/メトキシケイヒ酸)ペンタエリスリチル、テトラ(ベヘン酸/安息香酸/エチルヘキサン酸)ペンタエリスリチル、ヘキサヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、ビスジグリセリルポリアシルアジペート-2、クエン酸トリエチル、ホホバ種子油、部分水添ホホバ油、ホホバエステル、オクトクリレン、エチルヘキシルトリアゾン、ホモサレート、サリチル酸ブチルオクチル、フェニルベンズイミダゾールスルホン酸、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、およびジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルからなる群から選択される1種または2種以上である、請求項1または2に記載の配合物。
  4. 非極性油(B2)をさらに含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の配合物。
  5. 前記非極性油(B2)が、イソドデカン、ジメチコン、水添ポリデセン、ミネラルオイル、ウンデカン、トリデカン、水添ポリイソブテン、イソヘキサデカン、水添ポリイソブテン、ワセリン、スクワラン、ジフェニルジメチコン、フェニルトリメチコン、トリメチルペンタフェニルトリシロキサン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、メチコン、ハイドロゲンジメチコン、カプリリルメチコン、およびPCAジメチコンからなる群から選択される1種または2種以上である、請求項4に記載の配合物。
  6. 前記化粧料に含まれる極性油(B1)および非極性油(B2)の総質量に対して、前記極性油(B1)の質量の割合が30質量%以上である、請求項1~5のいずれか1項に記載の配合物。
  7. 前記シリコーン系界面活性剤が、PEG-10ジメチコン、PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ラウリルPEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、PEG-3ジメチコン、PEG-12ジメチコン、PEG-10メチルエーテルジメチコン、PEG-11メチルエーテルジメチコン 、ビスブチルジメチコンポリグリセリル-3、セチルPEG/PPG-10/1ジメチコン、 ジメチコン/(PEG-10/15))クロスポリマー、(ジメチコン/ポリグリセリン-3)クロスポリマー、(PEG-15/ラウリルポリジメチルシロキシエチルジメチコン)クロスポリマー、カルボキシデシルトリシロキサン 、およびポリシリコーン-13からなる群から選択される1種または2種以上である、請求項1~6のいずれか1項に記載の配合物。
  8. 前記炭酸アルキレン(D)が、炭酸エチレン、炭酸プロピレン、および炭酸ブチレンからなる群から選択される1種または2種以上である、請求項1~7のいずれか1項に記載の配合物。
  9. 前記粘土鉱物(A)の配合率が、前記化粧料の総量に対して、0.1~5質量%である、請求項1~8のいずれか1項に記載の配合物。
  10. 実質的に環状揮発性シリコーンを含まない、請求項1~9のいずれか1項に記載の配合物。
  11. 均一な分散物である、請求項1~10のいずれか1項に記載の配合物。
  12. 請求項1~11のいずれか1項に記載の配合物と、(E)水とを含む、化粧料。
  13. サンケア用化粧料である、請求項12に記載の化粧料。
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