JP2022163781A - 透視像撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】透視像撮影装置において、供試体の内部構造を適切に評価できるようにする。【解決手段】供試体31を駆動する駆動タイミング信号S4または供試体31の動作の検出結果であるタイミング信号S5に同期して照射タイミング信号S1を出力するタイミング制御装置13と、照射タイミング信号S1に同期して、供試体31を透過する波長を有するパルス状の電磁波ビームB1を供試体31に照射する電磁波発生部22,23と、供試体31を透過した電磁波ビームB1を受信する電磁波検出装置41と、を透視像撮影装置1に設けた。【選択図】図1

Description

本発明は、透視像撮影装置に関する。
例えば下記特許文献1,2に示されているように、X線源から供試体にX線を照射し、供試体内部の構造で減衰しながら透過したX線の強度を測定することにより、供試体の内部構造を評価する技術が知られている。
特表2006-503631号公報 特開2011-89798号公報
しかし、上述した技術によれば、供試体の内部構造を適切に評価することが困難な場合があった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、供試体の内部構造を適切に評価できる透視像撮影装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明の透視像撮影装置は、供試体を駆動する駆動タイミング信号または前記供試体の動作の検出結果であるタイミング信号に同期して照射タイミング信号を出力するタイミング制御装置と、前記照射タイミング信号に同期して、前記供試体を透過する波長を有するパルス状の電磁波ビームを前記供試体に照射する電磁波発生部と、前記供試体を透過した前記電磁波ビームを受信する電磁波検出装置と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、供試体の内部構造を適切に評価できる。
第1実施形態による透視像撮影装置のブロック図である。 各実施形態における電圧パルスの波形図である。 第2実施形態による透視像撮影装置のブロック図である。 第3実施形態による透視像撮影装置のブロック図である。
[実施形態の概要]
上述の特許文献1の技術を応用すると、サブ検出器を用いてインターレース、つまり補完的サンプリング撮影を行うことで時間分解能と画像ノイズの低下を回避できると考えられる。しかし、この手法は高い空間分解が求められる用途や、高速動作する機械部品の作動状態での撮影には有効に機能しない。
他方、上述の特許文献2の技術を応用すると、パルス状に放射線を照射することで、供試体である流体中の介在物の挙動を定量的に評価できると考えられる。しかし、この手法は、全体的な挙動を数秒以上の時間間隔単位で巨視的に評価しようとしているに過ぎない。すなわち、この手法では、サブミリメートル単位の高い空間分解能が求められる機械部品の評価や、機械部品をミリ秒単位で高速動作させた状態の評価には適していない。
そこで、以下説明する実施形態は、高速動作する機械部品においても、高速撮影に適した検出装置とタイミング制御装置を用いて機械部品と撮影タイミングの同期や相関を取る。これにより、その内部構造の変化を高い時間分解能と高い空間分解能で評価することができる透視像撮影装置を実現できる。
より具体的には、後述する実施形態の透視像撮影装置は、5マイクロ秒以下のパルス状X線の計測が可能な検出装置とタイミング制御装置を用いることで高速度で精度よくX線透視画像の撮影タイミングを制御する。そして、タイミング制御装置からのタイミング信号により、供試体である機械部品を駆動させ、それと同期したパルスX線の照射タイミング信号と透過X線の検出信号を発生させる。そして、供試体の所定の作動状態において、透過X線量を測定することにより、目的とする高速動作する機械部品の内部作動状況を定量的に非破壊で評価できる。
[第1実施形態]
〈第1実施形態の構成〉
図1は、第1実施形態による透視像撮影装置1のブロック図である。
図1において透視像撮影装置1は、撮影制御装置12と、タイミング制御装置13と、X線源制御電源部21と、X線源パルス変調回路22(パルス発生部、電磁波発生部)と、X線源照射部23(電磁波ビーム照射部、電磁波発生部)と、X線検出装置41(電磁波検出装置)と、画像処理装置42と、センサ部70と、を備えている。
X線源制御電源部21は、X線源パルス変調回路22に対して、所定の高電圧の電源電圧を印加する。X線源パルス変調回路22は、電源電圧を変調することにより、X線源照射部23に対して、高電圧の電圧パルスS11を供給する。X線源照射部23は、電圧パルスS11によって駆動され、X線ビームB1(電磁波ビーム)を供試体31に照射する。なお、「X線」は、例えば波長が0.01nm以上、10nm未満の電磁波である。但し、本実施形態においてX線源照射部23が発生するX線は高エネルギーX線であり、最大エネルギーが1MeV~9MeV程度の白色スペクトルを有する。従って、特定波長のX線のみが供試体31に照射されるわけではない。
X線検出装置41は、X線ビームB1のうち供試体31を透過した部分を検出する。撮影制御装置12は、画像処理装置42に対して撮像計画データを供給する。画像処理装置42は、この撮像計画データと、X線検出装置41における検出結果とに基づいて、供試体31の内部構造を評価した透視画像を生成する。
図2は、電圧パルスの波形例を示す図である。
図2において、電圧パルスS11は、周期TP1と、パルス幅TQ1とを有するパルスである。パルス幅TQ1は、例えば5μs(マイクロ秒)程度であり、周期TP1は、例えば4ms(ミリ秒)程度である。この場合、X線検出装置41は、5μs以下のパルス幅のX線の計測に適したものを用いるとよい。なお、図示の電圧パルスS12は、後述する他の実施形態に適用される高電圧パルスであり、その詳細は後述する。
図1に戻り、可変パルス変調部11は、電圧パルスS11のオン/オフタイミングを指定する照射タイミング信号S1をX線源パルス変調回路22に供給する。照射タイミング信号S1は、例えば電圧パルスS11の発生タイミングt0(図2参照)に発生するパルス信号である。また、可変パルス変調部11は、X線検出装置41に対して、X線ビームB1を検出するタイミングを指定する検出タイミング信号S2を供給する。
さらに、タイミング制御装置13は、供試体31に対して、照射タイミング信号S1に同期する駆動タイミング信号S4を供給する。駆動タイミング信号S4は、供試体31を駆動するタイミングを指定する信号であり、これにより、供試体31を照射タイミング信号S1に同期して駆動することができる。但し、供試体31の種類によっては、外部から供給された駆動タイミング信号S4によって制御することが不可能または困難な場合もある。そのため、本実施形態においては、センサ部70を設けている。
センサ部70は、供試体31の動作状態を検出し、供試体31の動作に同期したタイミング信号S5を出力する。撮影制御装置12は、各信号S1,S2をタイミング信号S5に同期させるか否かをタイミング制御装置13に指定する。ここで、撮影制御装置12によって「信号S5に同期させる」旨が指定されると、タイミング制御装置13は、信号S5に同期させつつ信号S1,S2を出力する。従って、この場合においても、タイミング制御装置13は、供試体31の動作に同期した照射タイミング信号S1および検出タイミング信号S2を出力することができる。
一例として、供試体31が駆動タイミング信号S4に同期して開状態と閉状態を繰り返すソレノイドバルブであったとする。この場合、撮影制御装置12は、供試体31の周期的な動作過程のうち、撮影すべきタイミングにX線源照射部23がX線ビームB1を照射し、かつ、X線検出装置41がX線ビームB1を検出するように、信号S1,S2の出力タイミングをタイミング制御装置13に供給する。一例として、図2に示した周期TP1が4msであり、パルス幅TQ1が5μsであったとする。すると、ソレノイドバルブである供試体31は、4msの周期で開閉動作を繰り返し、開閉動作のうち所望の区間を5μsという高時間分解能で撮影することができる。これにより、繰り返し精度などの工学的に重要となる機械部品の信頼性を評価することが可能になる。
[第2実施形態]
図3は、第2実施形態による透視像撮影装置2のブロック図である。なお、以下の説明において、上述した第1実施形態の各部に対応する部分には同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。
透視像撮影装置2は、図1に示した透視像撮影装置1と同様の構成を備え、さらに、スイッチ27,28と、X線源パルス変調回路26(パルス発生部、電磁波発生部)と、を備えている。そして、タイミング制御装置13は、X線源パルス変調回路22,26の双方に照射タイミング信号S1を供給する。
X線源パルス変調回路26は、電圧パルスS12を出力する。スイッチ27は、X線源パルス変調回路22,26のうち一方を選択し、X線源制御電源部21が出力する電源電圧を印加する。スイッチ28は、スイッチ27と連動して、電圧パルスS11,S12のうち一方を選択し、X線源照射部23に供給する。以下、X線源パルス変調回路22,26およびスイッチ27,28を総称して「可変パルス変調部11」と呼ぶ。
ここで、X線源パルス変調回路26が発生する電圧パルスS12は、図2に示したように、周期TP2と、パルス幅TQ2とを有するパルスである。パルス幅TQ2は、例えば1.25μs程度であり、周期TP2は、例えば1ms程度である。
X線源パルス変調回路22,26は、それぞれ複数のコンデンサおよび少なくとも一つのコイル(何れも図示せず)を備えており、これらコンデンサおよびコイルはネットワークを形成している。ここで、コンデンサの容量、コンデンサの個数、コイルの巻き数を適切に設定することで、所望のパルス幅の電圧パルス、すなわち図2に示した電圧パルスS11,S12を出力することができる。換言すれば、X線のパルス幅を可変とするには、本実施形態の可変パルス変調部11のように、適切なコンデンサ容量、コンデンサ個数、コイルで調整された複数のX線源パルス変調回路を予め用意しておき、それらを排他的に選択使用することが好ましい。
可変パルス変調部11が、例えば周期TP1=4ms、パルス幅TQ1=5μsの電圧パルスS11を出力すると、1パルスに対応して発生するX線量を高くすることができるため、透視画像のノイズを抑制できる点で有利である。一方、可変パルス変調部11が、例えば周期TP2=1ms、パルス幅TQ2=1.25μsの電圧パルスS12を出力すると、X線ビームB1の照射サイクルを毎秒1000回に高めることができ、分解能が高い透視画像を得ることができる。
従って、透視画像に必要とされるノイズ割合、分解能、供試体31の動作周期等に応じて、電圧パルスS11,S12のうち最適なものを選択するとよい。撮影制御装置12は、取得する透視像に必要となる時間分解能、ノイズ割合、供試体31の動作の繰り返し周波数等のパラメータに基づいて、電圧パルスS11,S12のうち何れかを選択する。これにより、供試体31に対して最適なパルス幅とパルス繰り返し周波数が選択され、最適な透視像を取得することが可能となる。
なお、図3に示した例においては、可変パルス変調部11は2種類の電圧パルスS11,S12のうち何れかを選択してX線源照射部23に供給したが、3種類以上の電圧パルスの中からX線源照射部23に供給するものを選択できるようにしてもよい。何れの場合においても、電圧パルスの周期(TP1,TP2等)が短くなるほど、パルス幅(TQ1,TQ2等)が短くなるようにするとよい。
[第3実施形態]
図4は、第3実施形態による透視像撮影装置3のブロック図である。なお、以下の説明において、上述した他の実施形態の各部に対応する部分には同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。
透視像撮影装置3は、図3に示した透視像撮影装置2と同様の構成を備え、さらに、ターンテーブル51,52と、X線源照射部24(電磁波ビーム照射部、電磁波発生部)と、X線検出装置44(電磁波検出装置)と、照射部移動機構60と、センサ部72と、を備えている。
ターンテーブル51,52は、その上面にそれぞれ供試体31,32を載置することができ、供試体31,32を回転駆動する。タイミング制御装置13は、ターンテーブル51,52に対して、照射タイミング信号S1に同期するパルス信号S6,S16をそれぞれ供給する。ターンテーブル51,52は、パルス信号S6,S16に同期して回転する。
X線源照射部24、X線検出装置44およびセンサ部72は、それぞれX線源照射部23、X線検出装置41およびセンサ部70と同様に構成されている。すなわち、図示の状態では、X線源照射部23,24は、それぞれX線ビームB1,B2(電磁波ビーム)を供試体31,32に照射し、X線検出装置41,44は、それぞれ供試体31,32を透過したX線ビームB1,B2を検出する。また、タイミング制御装置13は、検出タイミング信号S2をX線検出装置41,44の双方に供給する。
センサ部72は、供試体32の動作状態を検出し、タイミング制御装置13に対して供試体32の動作に同期したタイミング信号S15を出力する。タイミング制御装置13は、駆動タイミング信号S14を供試体32に供給する。撮影制御装置12は、各信号S1,S2をタイミング信号S5またはS15に同期させるか否かをタイミング制御装置13に指定する。
ターンテーブル51は、例えば小型の供試体31を高分解能で撮影する用途に適した小型のターンテーブルとし、ターンテーブル52は、例えば大型の供試体32を高分解能で撮影する用途に適した大型のターンテーブルとすることができる。その場合、X線検出装置41は、小型の供試体31に適した小型の装置とし、X線検出装置44は、大型の供試体32に適した大型の装置とするとよい。
照射部移動機構60は、必要に応じてX線源照射部23,24の位置を移動させることができる。すなわち、図示の状態とは逆に、X線源照射部23がX線ビームB1を供試体32に照射し、X線源照射部24がX線ビームB2を供試体31に照射するように、X線源照射部23,24の位置を移動させることができる。
上記構成によれば、小型のターンテーブル51および大型のターンテーブル52は、何れもX線ビームB1,B2の照射タイミングに同期して回転することができる。これにより、全方向からのX線透過データを収集することができ、供試体31,32の透視像のみならず断層画像を画像処理装置42で再構成することが可能となる。すなわち、供試体31,32の大きさ等の属性に応じて、撮影制御装置12に対して時間分解能、サンプリング間隔、空間分解能等を入力することで、撮影制御装置12が最適な周期TP1,TP2と、X線検出装置41,44と、ターンテーブル51,52とを選択するとよい。
また、本実施形態においては、ターンテーブル51,52を停止させ、第1,第2実施形態と同様に、駆動タイミング信号S4,S14に同期して照射タイミング信号S1を可変パルス変調部11に供給することができる。または、これに代えて、供試体31,32から検出したタイミング信号S5,S15に応じて照射タイミング信号S1を可変パルス変調部11に出力することもできる。これにより、当該供試体31,32に対する最適な透視像、および断層像撮影装置を構成することが可能となる。
[実施形態の効果]
以上のように、上述した実施形態によれば、透視像撮影装置1,2,3は、供試体31,32を駆動する駆動タイミング信号S4,S14または供試体31,32の動作の検出結果であるタイミング信号S5,S15に同期して照射タイミング信号S1を出力するタイミング制御装置13と、照射タイミング信号S1に同期して、供試体31,32を透過する波長を有するパルス状の電磁波ビーム(B1,B2)を供試体31,32に照射する電磁波発生部(22,26,23,24)と、供試体31,32を透過した電磁波ビーム(B1,B2)を受信する電磁波検出装置(41,44)と、を備える。
これにより、供試体31,32の内部構造を適切に評価できる。具体的には、機械部品等の供試体31,32に求められる空間分解能や時間分解能で、動作状態の内部状況を可視化することができる。さらに、高速撮影に適した電磁波検出装置(41,44)と、タイミング制御装置13とを用いて、供試体31,32の動作と撮影タイミングとを相関させることができ、その内部構造を高時間分解能かつ高空間分解能で評価することができる。
また、透視像撮影装置2,3のように、電磁波発生部(22,26,23,24)は、周期TP1,TP2およびパルス幅TQ1,TQ2が各々異なる複数の電圧パルス(S11,S12)を発生する複数のパルス発生部(22,26)と、複数の電圧パルス(S11,S12)のうち何れかによって電磁波ビーム(B1,B2)を発生する電磁波ビーム照射部(23,24)と、を備えることが好ましい。これにより、供試体31,32に応じて、最適な電圧パルス(S11,S12)を選択することができる。
また、複数のパルス発生部(22,26)は、周期TP1,TP2が短くなるほどパルス幅TQ1,TQ2が短くなるように設定されていると一層好ましい。
これにより、電磁波発生部(22,26,23,24)の能力に応じたエネルギーの電磁波ビーム(B1,B2)を発生することができる。
また、透視像撮影装置3のように、装着された供試体31,32を回転駆動するターンテーブル51,52をさらに備え、タイミング制御装置13は、ターンテーブル51,52の回転に同期して照射タイミング信号S1を発生する機能をさらに備えると一層好ましい。これにより、供試体31,32の透視像に加えて、断層画像も撮影することができる。
また、透視像撮影装置3において、ターンテーブル51,52は複数設けられ、複数のターンテーブル51,52のうち、供試体31,32が装着された側に電磁波ビーム照射部(23,24)を移動させる照射部移動機構60をさらに備えると一層好ましい。これにより、供試体31,32に対して最適なターンテーブル51,52と、電磁波ビーム照射部(23,24)とを選択して適用することができる。
[変形例]
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。上述した実施形態は本発明を理解しやすく説明するために例示したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について削除し、もしくは他の構成の追加・置換をすることが可能である。また、図中に示した制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上で必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。上記実施形態に対して可能な変形は、例えば以下のようなものである。
(1)上述した実施形態の透視像撮影装置1,2,3において、X線源照射部23,24は、供試体31,32に対してX線、例えば波長が0.01nm以上、10nm未満の電磁波を照射するものであった。しかし、供試体31,32に対して、X線に代えて、波長が0.01nm未満のγ線を照射してもよく、波長が10nm以上、380nm未満の紫外線を照射してもよく、供試体31,32を透過する電磁波であれば、その他の波長域の電磁波を照射してもよい。
1,2,3 透視像撮影装置
13 タイミング制御装置
22,26 X線源パルス変調回路(パルス発生部、電磁波発生部)
23,24 X線源照射部(電磁波ビーム照射部、電磁波発生部)
31,32 供試体
41,44 X線検出装置(電磁波検出装置)
51,52 ターンテーブル
60 照射部移動機構
B1,B2 X線ビーム(電磁波ビーム)
S1 照射タイミング信号
S4,S14 駆動タイミング信号
S5,S15 タイミング信号
S11,S12 電圧パルス
TP1,TP2 周期
TQ1,TQ2 パルス幅

Claims (5)

  1. 供試体を駆動する駆動タイミング信号または前記供試体の動作の検出結果であるタイミング信号に同期して照射タイミング信号を出力するタイミング制御装置と、
    前記照射タイミング信号に同期して、前記供試体を透過する波長を有するパルス状の電磁波ビームを前記供試体に照射する電磁波発生部と、
    前記供試体を透過した前記電磁波ビームを受信する電磁波検出装置と、を備える
    ことを特徴とする透視像撮影装置。
  2. 前記電磁波発生部は、周期およびパルス幅が各々異なる複数の電圧パルスを発生する複数のパルス発生部と、複数の前記電圧パルスのうち何れかによって前記電磁波ビームを発生する電磁波ビーム照射部と、を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の透視像撮影装置。
  3. 複数の前記パルス発生部は、前記周期が短くなるほど前記パルス幅が短くなるように設定されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の透視像撮影装置。
  4. 装着された前記供試体を回転駆動するターンテーブルをさらに備え、
    前記タイミング制御装置は、前記ターンテーブルの回転に同期して前記照射タイミング信号を発生する機能をさらに備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の透視像撮影装置。
  5. 前記ターンテーブルは複数設けられ、
    複数の前記ターンテーブルのうち、前記供試体が装着された側に前記電磁波ビーム照射部を移動させる照射部移動機構をさらに備える
    ことを特徴とする請求項4に記載の透視像撮影装置。
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