JP2022160902A - プログラムおよびサーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】広告を好適なタイミングにおいて配信するプログラムおよびサーバを提供すること。【解決手段】プログラムは、サーバに、広告情報と広告情報の配信条件とにアクセスし、オンラインサービスの複数の個人ユーザに対応付けられた金融資産情報にアクセスし、金融資産情報が配信条件を満たすか否かを判定し、配信条件を満たす金融資産情報に対応する個人ユーザに広告情報を配信する、処理を実行させる。【選択図】図7

Description

本開示は、プログラムおよびサーバに関する。
スマートフォンやタブレット端末等のモバイル端末の普及とともに、SNS(Social networking service)を利用するユーザの数が多くなってきた。そのため、企業等がSNSにおいて広告を配信することは非常に有用である。特許文献1には、ユーザの嗜好に応じた広告を配信する広告管理装置が開示されている。
特開2016-102968号公報
本開示の第1の態様によると、プログラムは、サーバに、広告情報と前記広告情報の配信条件とにアクセスし、オンラインサービスの複数の個人ユーザに対応付けられた金融資産情報にアクセスし、前記金融資産情報が前記配信条件を満たすか否かを判定し、前記配信条件を満たす前記金融資産情報に対応する個人ユーザに前記広告情報を配信する、処理を実行させる。
本開示の第2の態様によると、サーバは、広告情報と前記広告情報の配信条件とを対応付けて記憶する広告情報記憶部にアクセス可能な広告情報取得部と、オンラインサービスの複数の個人ユーザと前記個人ユーザの金融資産情報とを対応付けて記憶する資産情報記憶部にアクセス可能な資産情報取得部と、前記金融資産情報が前記配信条件を満たすか否かを判定する判定部と、前記配信条件を満たす前記金融資産情報に対応する個人ユーザに前記広告情報を配信する配信制御部と、を有する。
本開示の一実施形態に係る広告配信システムの構成例を示す図。 サーバのHW構成例を示す図。 端末のHW構成例を示す図。 サーバの記憶部に記憶されるユーザ情報のデータ構成例を示す図。 サーバの記憶部に記憶される広告関連情報のデータ構成例を示す図。 サーバの記憶部に記憶される口座情報のデータ構成例を示す図。 サーバの機能ブロック例を示す図。 端末のディスプレイに表示される画面例を示す図。 端末のディスプレイに表示される画面例を示す図。 端末のディスプレイに表示される画面例を示す図。 広告配信システムの動作例を示したシーケンス。 サーバの動作例を示したフローチャート。
<法的事項の遵守>
本明細書に記載の開示は、通信の秘密など、本開示の実施に必要な実施国の法的事項遵守を前提とすることに留意されたい。
本開示に係る広告配信システムを実施するための実施形態について、図面を参照して説明する。
<システム構成>
図1は、本開示の一実施形態に係る広告配信システムの構成例を示す。図1に開示されるように、広告配信システム1では、サーバ10A,10Bと、端末20A,20Bとが、ネットワーク30を介して接続される。以下では、サーバ10Aとサーバ10Bとを区別しない場合、サーバ10と記載する。また、端末20Aと端末20Bとを区別しない場合、端末20と記載する。
サーバ10Aは、例えば、SNSといったネットワークサービスを提供し、広告を配信するサーバである。サーバ10Aは、ネットワークサービス企業によって管理される。SNSには、例えば、MS(Messaging Service)やIMS(Instant Messaging Service)といったサービスが含まれる。
サーバ10Bは、例えば、電子マネー口座といった金融資産情報を管理するサーバである。サーバ10Bは、金融資産情報を管理する企業によって管理される。なお、金融資産情報を管理する企業は、例えば、サーバ10Aを管理するネットワークサービス企業であってもよいし、サーバ10Aを管理するネットワークサービス企業の子会社等、ネットワークサービス企業の関連企業であってもよい。
端末20Aは、サーバ10Aが提供するネットワークサービスに登録した企業によって使用される。以下では、サーバ10Aが提供するネットワークサービスに登録した企業を、OAユーザ(オフィシャルアカウントユーザ)と称する。
OAユーザは、サーバ10Aが提供するネットワークサービス上においてオフィシャルアカウントを開設し、オフィシャルアカウントにおいて、例えば、OAユーザの新商品情報やキャンペーンといった広告を提供することができる。また、サーバ10Aを管理する企業もOAユーザであってもよい。
端末20Bは、サーバ10Aが提供するネットワークサービスに登録したユーザによって使用される。以下では、サーバ10Aが提供するネットワークサービスに登録したユーザを、個人ユーザと称する。
個人ユーザは、サーバ10Aが提供するネットワークサービスに登録した場合、OAユーザのオフィシャルアカウントに登録することができる。個人ユーザは、OAユーザのオフィシャルアカウントに登録した場合、OAユーザと関連付けられる。OAユーザと関連付けられた個人ユーザは、OAユーザの新商品情報やキャンペーンなどの広告を、端末20Bにて受信することができる。
オフィシャルアカウントに登録した個人ユーザと、そのオフィシャルアカウントのOAユーザとは、「友だち」の関係にあると称されてもよい。「友だち」関係にあるとは、例えば、サーバ10Aが提供するネットワークサービスにおいて、OAユーザと個人ユーザと(アカウント同士)が関連付けられた(紐づけられた)状態にあることを示している。
サーバ10Aは、OAユーザが作成した広告を、好適なタイミングにおいて配信するサービスを提供する。広告配信の好適なタイミングとは、例えば、個人ユーザの給料日直後等、個人ユーザが一定以上のお金を持っているときである。個人ユーザが一定以上のお金を持っているときに、OAユーザの新製品等の広告を配信すれば、個人ユーザに新製品を購入しようというインセンティブが働く可能性が高いためである。
そこで、サーバ10Aは、金融資産情報を管理するサーバ10Bにアクセスし、OAユーザと友だち関係にある個人ユーザの金融資産情報にアクセスする。そして、サーバ10Aは、金融資産情報が、OAユーザが設定した配信条件を満たすか否かを判定し、配信条件を満たす金融資産情報に対応する個人ユーザの端末20Bに広告を配信する。
なお、OAユーザは、広告を作成し、作成した広告の配信条件を設定した場合、作成した広告の広告情報と、設定した配信条件とを、端末20を用いてサーバ10Aに送信する。
配信条件は、例えば、「5日以内に1万以上5万円未満の入金があった」という条件である。この場合、サーバ10Aは、OAユーザと友だち関係にある個人ユーザであって、5日以内に1万以上5万円未満の入金があった個人ユーザの端末20Bに、OAユーザが作成した広告の広告情報を配信する。
このように、サーバ10Aは、OAユーザと友だち関係にある個人ユーザであって、例えば、一定以上のお金を持っている個人ユーザに、OAユーザの広告を配信する。これにより、OAユーザは、OAユーザの広告を好適なタイミングにおいて配信できる。例えば、サーバ10Aは、個人ユーザが一定以上のお金を持ち、新製品を購入しようというインセンティブが働く可能性が高いタイミングにおいて、広告を配信できる。
なお、ネットワーク30に接続されるサーバ10および端末20の数は、図1の例に限定されない。ネットワーク30は、1以上の端末20と、1以上のサーバ10とを接続する役割を担う。すなわち、ネットワーク30は、端末20がサーバ10に接続した後、データを送受信することができるように接続経路を提供する通信網を意味する。
また、サーバ10Aは、個人ユーザの端末20Bから、金融資産情報等を含む個人情報を管理、利用することについて、管理体制や用途の制限などを明確に示した上で、同意するか否かを示す確認情報を受信することが好ましい。サーバ10Aは、同意する旨の確認情報を送信した個人ユーザ(端末20B)に対して、本開示に係る広告配信を適用することが好ましい。
ネットワーク30のうちの1つまたは複数の部分は、有線ネットワークや無線ネットワークであってもよい。ネットワーク30は、限定でなく例として、アドホック・ネットワーク(ad hoc network)、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク(virtual private network:VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(local area network:LAN)、ワイヤレスLAN(wireless LAN:WLAN)、広域ネットワーク(wide area network:WAN)、ワイヤレスWAN(wireless WAN:WWAN)、大都市圏ネットワーク(metropolitan area network:MAN)、インターネットの一部、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)の一部、携帯電話網、ISDN(integrated service digital networks)、無線LAN、LTE(long term evolution)、CDMA(code division multiple access)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、衛星通信などの少なくとも1つで構成されてもよい。
端末20は、本実施形態において記載する機能を実現できる情報処理端末であればどのような端末であってもよい。端末20は、限定ではなく例として、スマートフォン、携帯電話(フィーチャーフォン)、コンピュータ(限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(限定でなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定でなく例として、PDA(personal digital assistant)、電子メールクライアントなど)、ウェアラブル端末(メガネ型デバイス、時計型デバイスなど)、または他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。また、端末20は情報処理端末と表現されてもよい。
端末20Aおよび端末20Bの構成は基本的には同一であるため、以下の説明においては、端末20について説明する。
ユーザ情報とは、所定のサービスにおいてユーザが利用するアカウントに対応付けられたユーザの情報である。ユーザ情報は、限定でなく例として、ユーザにより入力される、または、所定のサービスにより付与される、ユーザの名前、ユーザのアイコン画像、ユーザの年齢、ユーザの性別、ユーザの住所、ユーザの趣味趣向、ユーザの識別子などのユーザに対応づけられた情報を少なくとも1つ含む。
サーバ10は、端末20に対して、所定のサービスを提供する機能を備える。サーバ10は、本実施形態において記載する機能を実現できる情報処理装置であればどのような装置であってもよい。サーバ10は、限定でなく例として、サーバ装置、コンピュータ(限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(限定でなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定でなく例として、PDA、電子メールクライアントなど)、あるいは他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。また、サーバ10は情報処理装置と表現されてもよい。サーバ10と端末20とを区別する必要がない場合は、サーバ10と端末20とは、それぞれ情報処理装置と表現されてもよい。
<ハードウェア(HW)構成>
広告配信システム1に含まれる各装置のHW構成について説明する。
(1)サーバ10のHW構成
図2は、サーバ10のHW構成例を示す。サーバ10は、制御部11と、入出力部12と、ディスプレイ13と、通信I/F(インタフェース)14と、記憶部15とを備える。サーバ10のHWの各構成要素は、限定でなく例として、バスBを介して相互に接続される。なお、サーバ10のHWは、サーバ10のHWの構成として、全ての構成要素を含むことは必須ではない。限定ではなく例として、サーバ10のHWは、ディスプレイ13を取り外すような構成であってもよい。
制御部11は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能を実行するために物理的に構造化された回路を有し、限定でなく例として、ハードウェアに内蔵されたデータ処理装置により実現される。そのため、制御部21は、制御回路と表現されてもよい。
制御部11は、代表的には中央処理装置(CPU)、であり、その他にマイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(application-specific integrated circuit)、FPGA(field programmable gate array)であってもよい。本開示において、制御部11は、これらに限定されない。
入出力部12は、サーバ10に対する各種操作を入力する装置により実現される。入出力部12は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報を制御部11に伝達できる全ての種類の装置の少なくとも1つにより実現される。入出力部12は、代表的にはキーボード等に代表されるハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイスで実現される。なお、入出力部12は、限定でなく例として、タッチパネルやカメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含んでいてもよい。ただし、本開示において、入出力部12は、これらに限定されない。
ディスプレイ13は、代表的にはモニタ(限定でなく例として、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display))で実現される。なお、ディスプレイ13は、ヘッドマウントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)などであってもよい。また、これらのディスプレイ13は、3D(three dimensions)で表示データを表示可能であってもよい。ただし、本開示において、ディスプレイ13は、これらに限定されない。
通信I/F14は、ネットワーク30を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F14は、ネットワーク30を介して、端末20との通信を実行する機能を有する。通信I/F14は、各種データを制御部11からの指示に従って、端末20に送信する。また、通信I/F14は、端末20から送信された各種データを受信し、制御部11に伝達する。また、通信I/F14を単に通信部と表現する場合もある。また、通信I/F14が物理的に構造化された回路で構成される場合には、通信回路と表現する場合もある。
記憶部15は、サーバ10が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。記憶部15は、限定でなく例として、HDD(hard disk drive)、SSD(solid state drive)、フラッシュメモリ、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)などの記憶装置および各種の記憶媒体を含む。記憶部15は、メモリ(memory)と表現されてもよい。
記憶部15は、例えば、ストレージまたはストレージサーバといったサーバ10とは別の記憶装置によって構成されてもよい。別の記憶装置は、サーバ10の一部と捉えてもよい。
制御部11は、記憶部15に記憶されたプログラムを実行することで、制御部11に含まれる各部としての処理を実行する。つまり、記憶部15に記憶されるプログラムは、サーバ10に、制御部11が実行する各機能を実現させる。このプログラムは、プログラムモジュールと表現されてもよい。
以下では、サーバ10Aの各部の符号には、Aを付すことがある。サーバ10Bの各部の符号には、Bを付すことがある。例えば、サーバ10Aの記憶部15には、記憶部15AとAを付し、サーバ10Bの記憶部15には、記憶部15BとBを付すことがある。
(2)端末20のHW構成
図3は、端末20のHW構成例を示す。端末20は、制御部21と、通信I/F22と、入出力部23と、記憶部28とを備える。端末20のHWの各構成要素は、限定でなく例として、バスBを介して相互に接続される。なお、端末20のHW構成として、すべての構成要素を含むことは必須ではない。
制御部21は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能を実行するために物理的に構造化された回路を有し、限定でなく例として、ハードウェアに内蔵されたデータ処理装置により実現される。そのため、制御部21は、制御回路と表現されてもよい。
制御部21は、代表的には中央処理装置(CPU)、であり、その他にマイクロプロセッサ、プロセッサコア、マルチプロセッサ、ASIC、FPGAであってもよい。本開示において、制御部21は、これらに限定されない。
通信I/F22は、ネットワーク30を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F22は、ネットワーク30を介して、サーバ10との通信を実行する機能を有する。通信I/F22は、各種データを制御部21からの指示に従って、サーバ10に送信する。また、通信I/F22は、サーバ10から送信された各種データを受信し、制御部21に伝達する。また、通信I/F22を単に通信部と表現する場合もある。また、通信I/F22が物理的に構造化された回路で構成される場合には、通信回路と表現する場合もある。
入出力部23は、端末20に対する各種操作を入力する装置、および、端末20で処理された処理結果を出力する装置を含む。入出力部23は、入力部と出力部(図示せず)とが一体化していてもよいし、入力部と出力部とに分離していてもよい。
入出力部23は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報を制御部21に伝達できる全ての種類の装置の少なくとも1つにより実現される。入力に係る情報を制御部21に伝達できる装置には、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、キーボード等のハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)などの装置が少なくとも1つ含まれる。
また、入出力部23は、制御部21で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置の少なくとも1つにより実現される。処理結果を出力できる装置には、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、スピーカ(音声出力)、レンズ(限定でなく例として3D出力や、ホログラム出力)、プリンターなどの装置が少なくとも1つ含まれる。
また、入出力部23は、フレームバッファに書き込まれた表示データに従って、表示することができる全ての種類の装置の少なくとも1つにより実現される。表示データに従って表示することができる装置には、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、モニタ(限定でなく例として、液晶ディスプレイやOELD)、ヘッドマウントディスプレイ(HDM)、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など(真空であってもよい)に画像やテキスト情報等を表示可能な装置などを少なくとも1つを含む。なお、これらの装置は、3Dモデルを2次元で表示可能であってもよいし、3Dモデルを立体視で表示可能であってもよい。入出力部23がタッチパネルの場合、入出力部23と表示部24とは、略同一の大きさおよび形状で対向して配置されていてもよい。
記憶部28は、端末20が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。記憶部28は、限定でなく例として、HDD、SSD、フラッシュメモリ、RAM、ROMなどの記憶装置および各種の記憶媒体を含む。また、記憶部28は、メモリと表現されてもよい。
制御部21は、記憶部28に記憶されたプログラムを実行することで、制御部21に含まれる各部としての処理を実行する。つまり、記憶部28に記憶されるプログラムは、端末20に、制御部21が実行する各機能を実現させる。このプログラムは、プログラムモジュールと表現されてもよい。
本開示の実施形態においては、サーバ10および/または端末20のCPUがプログラムを実行することにより、1または複数の機能部を実現するものとして説明する。
なお、サーバ10の制御部11、および/または、端末20の制御部21は、制御回路を有するCPUだけでなく、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各処理を実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。そのため、制御部21は、制御回路と表現されてもよい。
また、本開示の実施形態のプログラム(限定ではなく、例として、ソフトウェアプログラム、コンピュータプログラム、またはプログラムモジュール)は、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムを記憶可能である。また、プログラムは、本開示の実施形態の機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、本開示の実施形態の機能を記憶媒体にすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
記憶媒体は、1つまたは複数の半導体ベースの、または他の集積回路(IC)(限定でなく例として、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)または特定用途向けIC(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カード、またはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、またはこれらの2つ以上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せでよい。なお、記憶媒体はこれらの例に限られず、プログラムを記憶可能であれば、どのようなデバイスまたは媒体であってもよい。また、記憶媒体をメモリと表現されてもよい。
サーバ10および/または端末20は、記憶媒体に記憶されたプログラムを読み出し、読み出したプログラムを実行することによって、実施形態に示す複数の機能部の機能を実現することができる。
また、本開示のプログラムは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、サーバ10および/または端末20に提供されてもよい。サーバ10および/または端末20は、限定でなく例として、インターネット等を介してダウンロードしたプログラムを実行することにより、実施形態に示す複数の機能部の機能を実現する。
また、本開示の実施形態は、プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
サーバ10および/または端末20における処理の少なくとも一部は、1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。
端末20における処理の少なくとも一部を、サーバ10により行う構成としてもよい。この場合、端末20の制御部21の各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理を、サーバ10で行う構成としてもよい。
サーバ10における処理の少なくとも一部を、端末20により行う構成としてもよい。この場合、サーバ10の制御部11の各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理を、端末20で行う構成としてもよい。
明示的な言及のない限り、本開示の実施形態における判定の構成は必須でなく、判定条件を満たした場合に所定の処理が動作されたり、判定条件を満たさない場合に所定の処理がされたりしてもよい。
なお、本開示のプログラムは、限定でなく例として、ActionScript、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語、Objective-C、Java(登録商標)などのオブジェクト指向プログラミング言語、HTML5などのマークアップ言語などを用いて実装される。
サーバ10Aは、1台でなく複数のサーバによって構成されてもよい。サーバ10Aの本開示に係る広告配信機能は、複数のサーバの連携した機能または動作によって実現されてもよい。
サーバ10Aが複数のサーバによって構成される場合、本開示に係る広告配信機能を実現するプログラムは、複数のプログラムで構成され、各プログラムは複数のサーバの記憶部に分散されて記憶されてもよい。各サーバは、分割されたプログラムを実行して、本開示に係る広告配信機能を実現してもよい。
サーバ10Aとサーバ10Bとは別々としたが、これに限られない。サーバ10Aとサーバ10Bとの機能は、1台のサーバで実現されてもよい。例えば、1台のサーバが、サーバ10Bが管理する金融資産情報を管理してもよい。また、サーバ10Aとサーバ10Bとの機能は、複数のサーバで実現されてもよい。例えば、サーバ10Aの機能の一部がサーバ10Bやその他のサーバで実現されてもよいし、サーバ10Bの一部の機能がサーバ10Aやその他のサーバにあってもよい。また、サーバ10Aおよびサーバ10Bの一部の機能が、サーバ10Aおよびサーバ10やその他のサーバとの協働によって実現されてもよい。
<データ構成>
図4は、サーバ10Aの記憶部15Aに記憶されるユーザ情報15aのデータ構成例を示す。図4に示すように、ユーザ情報15aは、OAユーザ情報15a-1と、個人ユーザ情報15a-2とを有する。
OAユーザ情報15a-1は、OAユーザの識別情報である。識別情報は、例えば、OAユーザに付与された識別子、ユーザ名、および企業名を少なくとも1つ含む。OAユーザ情報15a-1は、例えば、OAユーザが、サーバ10Aが提供するネットワークサービスに登録した場合に、記憶部15Aに記憶される。例えば、OAユーザ情報15a-1は、OAユーザの端末20Aから、サーバ10Aが提供するネットワークサービスへの登録要求を受信した場合に、記憶部15Aに記憶される。
OAユーザ情報15a-1は、OAユーザを識別する情報の他に、サーバ10AがOAユーザの端末20Aに情報(データ)を送信する場合に使用する情報(宛先情報)を含む。例えば、OAユーザ情報15a-1は、端末20Aに付与されたプッシュIDや端末20Aにおいて使用されるメールアドレスを含む。これにより、サーバ10Aは、OAユーザ情報15a-1の宛先情報を参照して、端末20Aに情報を送信できる。
個人ユーザ情報15a-2は、例えば、個人ユーザが、サーバ10Aが提供するネットワークサービスに登録し、OAユーザのオフィシャルアカウントに登録した場合に、OAユーザのOAユーザ情報15a-1に紐づけられて記憶部15Aに記憶される。例えば、個人ユーザ情報15a-2は、個人ユーザの端末20Bから、サーバ10Aが提供するネットワークサービスへの登録要求を受信し、OAユーザのオフィシャルアカウントへの登録要求を受信した場合に、OAユーザのOAユーザ情報15a-1に紐づけられて記憶部15Aに記憶される。
例えば、個人ユーザ情報X1を有する個人ユーザが、OAユーザ情報Aを有するOAユーザのオフィシャルアカウントに登録したとする。この場合、図4に示すように、OAユーザ情報Aと個人ユーザ情報X1とが対応付けられ、記憶部15Aに記憶される。また、例えば、個人ユーザ情報Y1を有する個人ユーザが、OAユーザ情報Bを有するOAユーザのオフィシャルアカウントに登録したとする。この場合、図4に示すように、OAユーザ情報Bと個人ユーザ情報Y1とが対応付けられ、記憶部15Aに記憶される。
なお、図4の例において、個人ユーザ情報X1~Xxを有する個人ユーザと、OAユーザ情報Aを有するOAユーザとは、友だち関係となる。また、個人ユーザ情報Y1~Yyを有する個人ユーザと、OAユーザ情報Bを有するOAユーザとは、友だち関係となる。
個人ユーザ情報15a-2は、個人ユーザの識別情報である。識別情報は、例えば、個人ユーザに付与された識別子、およびユーザ名を少なくとも1つ含む。
個人ユーザ情報15a-2は、個人ユーザを識別する情報の他に、サーバ10Aが個人ユーザの端末20Bに情報(データ)を送信する場合に使用する情報(宛先情報)を含む。例えば、個人ユーザ情報15a-2は、端末20Bに付与されたプッシュIDや端末20Bにおいて使用されるメールアドレスを含む。これにより、サーバ10Aは、個人ユーザ情報15a-2の宛先情報を参照して、端末20Bに情報を送信できる。
図5は、サーバ10Aの記憶部15Aに記憶される広告関連情報15bのデータ構成例を示す。図5に示すように、広告関連情報15bは、OAユーザ情報15b-1と、広告情報15b-2と、配信条件15b-3とを有する。広告関連情報15bは、例えば、OAユーザが使用する端末20Aから送信され、記憶部15Aに記憶される。
OAユーザ情報15b-1は、端末20Aを用いて、広告情報15b-2と配信条件15b-3とをサーバ10Aに送信したOAユーザのユーザ情報である。OAユーザ情報15b-1は、図4で説明したOAユーザ情報15a-1と同様の情報を有し、その説明を省略する。
広告情報15b-2は、OAユーザが作成した広告の広告情報(データ)である。
配信条件15b-3は、OAユーザが設定した広告の配信条件である。配信条件15b-3は、例えば、サーバ10Bにおいて管理されている電子マネー口座の入出金の有無、入出金の時期、残高、残高変動、または入出金額が、所定の状態であるという条件である。例えば、配信条件は、「5日以内に1万以上5万円未満の入金があった」という条件である。
図6は、サーバ10Bの記憶部15Bに記憶される口座情報15cのデータ構成例を示す。図6に示すように、口座情報15cは、個人ユーザ情報15c-1と、残高情報15c-2とを有する。口座情報15cは、例えば、個人ユーザが電子マネー口座を開設した場合に、記憶部15Bに記憶される。例えば、口座情報15cは、個人ユーザの端末20Bから、電子マネー口座の開設要求を受信した場合に、記憶部15Bに記憶される。口座情報15cは、金融資産情報の一例である。
個人ユーザ情報15c-1は、電子マネー口座を開設した個人ユーザの情報である。個人ユーザ情報15c-1は、図4で説明した個人ユーザ情報15a-2と同様の情報を有し、その説明を省略する。
残高情報15c-2は、電子マネー口座の残高に関する情報である。残高情報15c-2は、例えば、入出金の有無、入出金の時期、残高、残高変動、および、入出金額といった情報の少なくとも1つを含む。
例えば、残高情報15c-2は、5日以内における残高変動といった情報を有してもよい。より具体的には、残高情報15c-2は、5日以内に、1円以上1万円未満の出金があった、1万以上5万円未満の出金があった、または、5万円以上の出金があった、といった情報を有してもよい。また、残高情報15c-2は、5日以内に、1円以上1万円未満の入金があった、1万以上5万円未満の入金があった、または、5万円以上の入金があった、という情報を有してもよい。
残高情報15c-2には、複数種類の残高に関する情報が含まれてもよい。例えば、残高情報15c-2には、上記した一定期間における残高変動の他に、残高比や入出金頻度といった情報が含まれてもよい。
なお、サーバ10Bは、例えば、入出金があった場合に、または、定期的(例えば、毎朝5時)に、残高情報15c-2を生成し、記憶部15B記憶してもよい。これにより、サーバ10Aは、例えば、広告を配信する場合に、サーバ10Bから個人ユーザの残高を受信して、残高に関する情報をリアルタイムで生成しなくて済み、処理負荷を低減できる。
<機能構成>
図7は、サーバ10Aの機能ブロック例を示す。図7に示すように、サーバ10Aは、広告情報取得部11aと、資産情報取得部11bと、判定部11cと、配信制御部11dとを有する。図7に示す各機能部は、例えば、サーバ10Aの制御部11Aが記憶部15Aに記憶されているプログラムを実行することによって実現される。
広告情報取得部11aは、サーバ10Aの記憶部15Aに記憶される広告関連情報15b(例えば、図5を参照)の広告情報15b-2と、広告情報15b-2に対応する配信条件15b-3とにアクセスする。
資産情報取得部11bは、サーバ10Bの記憶部15Bに記憶される口座情報15c(例えば、図6を参照)の個人ユーザ情報15c-1と、個人ユーザ情報15c-1に対応する残高情報15c-2とにアクセスする。
判定部11cは、資産情報取得部11bがアクセスした個人ユーザの残高情報15c-2が、広告情報取得部11aがアクセスした配信条件15b-3を満たすか否かを判定する。
配信制御部11dは、判定部11cの判定結果に基づき、配信条件15b-3を満たす口座情報15cに対応する個人ユーザ情報15c-1の個人ユーザ(端末20B)に広告情報15b-2を配信する。例えば、配信制御部11dは、個人ユーザ情報15c-1に対応する個人ユーザ情報15a-2に含まれる宛先情報に基づいて、個人ユーザ(端末20B)に広告情報15b-2を配信する。
なお、アクセスは、取得と言い換えられてもよい。アクセスした情報は、サーバ10Aの記憶部15Aに記憶されてもよい。
<画面構成>
図8は、端末20Aのディスプレイに表示される画面例を示す。オフィシャルアカウントを開設したOAユーザは、広告を配信する場合、端末20Aを用いてサーバ10Aにアクセスし、広告を配信するための画面31を、端末20Aのディスプレイに表示する。
なお、画面31の画像データは、例えば、OAユーザが端末20Aを用いてサーバ10Aにアクセスした場合、サーバ10Aから送信される。画面31は、例えば、ブラウザによって、端末20Aのディスプレイに表示される。
OAユーザは、端末20Aを用いて、広告の配信条件の属性を絞り込む(選択する)ことができる。例えば、OAユーザは、画面31に表示されるプルダウン31aから、配信条件の属性を選択できる。
配信条件の属性には、例えば、画面31の属性一覧31cに示すように、年齢、性別、地域、OS、友だち期間、入出金状況、および口座残高といった属性がある。
配信条件の属性一覧31cは、ブルダウン31aの右横に表示されるプルダウンボタン31bが押下されると表示される。OAユーザは、プルダウンボタン31bを押下して属性一覧31cを表示し、表示した属性一覧31cから、配信条件の属性を選択する。
図9は、端末20Aのディスプレイに表示される画面例を示す。図9において、図8と同じ構成要素には同じ符号が付してある。
図9に示す画面32は、図8に示した属性一覧31cの入出金状況が選択された場合の画面例を示す。OAユーザは、配信条件の属性として、入出金状況を選択した場合、個人ユーザの電子マネー口座の入出金状況に関して、広告の配信条件を選択できる。
例えば、OAユーザは、プルダウン31aの下に表示された配信条件選択画面32aのチェックボックスにチェックを入れ、個人ユーザの電子マネー口座の入出金状況に関する広告の配信条件を選択できる。配信条件は、配信条件選択画面32aのチェックボックスに示すように、複数選択されてもよい。なお、図9の配信条件選択画面32aの例の場合、OAユーザの広告は、広告を配信する日前の5日以内に、1円以上1万円未満の入金があった個人ユーザと、1万円以上5万円未満の入金があった個人ユーザとに配信される。
サーバ10Aは、OAユーザが、配信条件選択画面32aのチェックボックスを選択した場合、ターゲット推計情報32bを端末20Aのディスプレイに表示してもよい。ターゲット推計情報32bは、OAユーザが選択した配信条件によって、OAユーザと友だち関係にある個人ユーザのうち、どの程度の割合の個人ユーザに広告が配信されるかを示す。サーバ10Aは、個人情報保護の観点から、広告の配信先の個人ユーザを特定する情報をOAユーザに提供できないが、友だち関係にある個人ユーザのうち、どの程度の割合の個人ユーザに広告が配信されるかを、ターゲット推計情報32bによってOAユーザに提供する。
配信条件には、個人ユーザの電子マネー口座の残高が減少した場合に広告を配信する、という条件が含まれてもよい。
例えば、図9の配信条件選択画面32aに示すように、配信条件には、広告を配信する日前の5日以内に、5万円以上の出金があったという条件(マイナス5万円以上という条件)が含まれてもよい。お金の貸出サービスを提供するOAユーザや、アルバイトといった仕事の斡旋サービスを提供するOAユーザにおいては、個人ユーザの電子マネー口座の残高が減少した場合に、お金の貸出サービスの広告や、仕事の斡旋サービスの広告を配信すれば、広告効果が高まる可能性がある。
図10は、端末20Aのディスプレイに表示される画面例を示す。図10において、図8および図9と同じ構成要素には同じ符号が付してある。
OAユーザは、複数の属性において、配信条件を設定(選択)できる。例えば、OAユーザは、図9で説明した入出金状況における配信条件に加え、友だち期間という属性において、配信条件を設定できる。
図10の画面33は、友だち期間という属性が選択された場合の画面例を示す。友だち期間という属性は、プルダウン31aから選択できる。
OAユーザは、プルダウン31aの下に表示された配信条件選択画面33aのチェックボックスにチェックを入れ、OAユーザと個人ユーザとの友だち期間に関して、広告の配信条件を選択できる。配信条件は、複数選択されてもよい。なお、図10の配信条件選択画面33aの例の場合、OAユーザの広告は、OAユーザとの友だち期間が90日以上179日未満の個人ユーザに配信される。
複数の属性において設定した配信条件は、AND条件で結ばれてもよいし、OR条件で結ばれてもよい。例えば、図9で説明した入出金状況という属性における配信条件と、図10で説明した友だち期間という属性における配信条件は、AND条件で結ばれてもよいし、OR条件で結ばれてもよい。配信条件をAND条件で結ぶか、または、OR条件で結ぶかは、OAユーザが端末20Aを用いて設定してもよい。
なお、広告の配信条件として、個人ユーザの年齢が設定されてもよい。例えば、図8の属性一覧31cにおいて、年齢が選択された場合、広告の配信条件として、20代未満、20代以上30代未満、30代以上40代未満、40代以上50代未満、50代以上60代未満、および60代以上のいずれか1つまたは複数が設定されてもよい。
また、広告の配信条件として、個人ユーザの性別が設定されてもよい。また、広告の配信条件として、地域が設定されてもよい。また、広告の配信条件として、現在の残高が設定されてもよい。例えば、1万円未満、1万円以上5万円未満、5万円以上10万円未満、および10万円以上のいずれか1つまたは複数が設定されてもよい。
また、端末20Aのディスプレイには、OAユーザが広告を作成し、または、編集する広告作成画面が表示されてもよい。OAユーザは、端末20Aのディスプレイに表示された広告作成画面において広告を作成または編集し、作成または編集した広告の広告情報をサーバ10Aに送信してもよい。すなわち、広告情報と配信条件とは、OAユーザによって指定されてもよい。これにより、OAユーザは、容易に自由に広告情報を作成でき、また、配信条件を設定できる。
<動作例>
以下では、端末20Aを使用するOAユーザは、オフィシャルアカウントを開設しているとする。また、端末20Bを使用する個人ユーザは、端末20Aを使用するOAユーザのオフィシャルアカウントに登録しているとする。すなわち、サーバ10Aの記憶部15Aには、図4で説明したように、端末20Aを使用するOAユーザのOAユーザ情報15a-1と、端末20Bを使用する個人ユーザの個人ユーザ情報15a-2とが紐付けられて記憶されているとする。
また、端末20Bを使用する個人ユーザは、サーバ10Aがアクセスできる電子マネー口座を開設しているとする。すなわち、サーバ10Bの記憶部15Bには、図6で説明したように、端末20Bを使用する個人ユーザの個人ユーザ情報15c-1と、残高情報15c-2とが紐づけられて記憶されているとする。
(1)広告配信システム1の動作例
図11は、広告配信システム1の動作例を示したシーケンスである。端末20Aは、OAユーザから、広告関連情報を受付ける(S1)。例えば、端末20Aは、OAユーザから、OAユーザのOAユーザ情報と、広告の広告情報と、配信条件とを含む広告関連情報を受け付ける。
端末20Aは、S1にて受け付けた広告関連情報をサーバ10Aに送信する(S2)。
サーバ10Aは、端末20Aから送信された広告関連情報を受信し、記憶部15Aに記憶する(S3)。これにより、サーバ10Aの記憶部15Aには、端末20Aを使用するOAユーザ情報15b-1と、広告情報15b-2と、配信条件15b-3とを含む広告関連情報15bが記憶される(例えば、図5を参照)。
サーバ10Aは、広告の配信タイミングか否かを判定する(S4)。サーバ10Aは、広告の配信タイミングであれば(S4のYes)、サーバ10Bにアクセスし、端末20Aを使用するOAユーザと友だち関係にある個人ユーザの電子マネー口座にアクセスする(S5)。一方、サーバ10Aは、広告の配信タイミングでなければ(S4のNo)、S4の処理を繰り返す。
サーバ10Aは、S5にてアクセスした電子マネー口座のうち、S3にて記憶部15Aに記憶した配信条件15b-3に合致する電子マネー口座を抽出する(S6)。
サーバ10Aは、S5にて抽出した電子マネー口座の個人ユーザの端末20Bに、S3にて記憶部15Aに記憶した広告情報15b-2を配信する(S7)。
(2)サーバ10Aの動作例
図12は、サーバ10Aの動作例を示したフローチャートである。OAユーザは、OAユーザのOAユーザ情報と、配信したい広告の広告情報と、広告の配信条件とを含む広告関連情報を端末20Aに入力し、サーバ10Aに送信する。配信条件については、OAユーザは、例えば、図9および図10で説明したように、配信条件選択画面32a,33aにて入力(選択)し、サーバ10Aに送信する。
サーバ10Aは、端末20Aから送信される、広告情報と、配信条件と、OAユーザ情報とを含む広告関連情報を受信する(S11)。
サーバ10Aは、S11にて受信した広告関連情報を記憶部15Aに記憶する(S12)。これにより、サーバ10Aの記憶部15Aには、端末20Aを使用するOAユーザ情報15b-1と、広告情報15b-2と、配信条件15b-3とを含む広告関連情報15bが記憶される(例えば、図5を参照)。
サーバ10Aは、S12にて記憶部15Aに記憶した広告関連情報15bのOAユーザ情報15b-1に基づいて、記憶部15Aに記憶されるユーザ情報15aを参照し、OAユーザ情報15a-1に紐付けられた個人ユーザ情報15a-2を取得する(S13)。
すなわち、サーバ10Aは、S12にて記憶したOAユーザ情報15b-1のOAユーザと友だち関係にある個人ユーザの個人ユーザ情報15a-2を取得する。例えば、S12にて記憶したOAユーザ情報15b-1が「A」であったとする。この場合、サーバ10Aは、図4の例において、OAユーザ情報「A」に紐づけられた個人ユーザ情報「X1」、「X2」、…、「Xx」を取得する。
次に、サーバ10Aは、口座情報15c(例えば、図6を参照)を記憶するサーバ10Bにアクセスし、S13にて取得した個人ユーザ情報の個人ユーザにおける電子マネー口座にアクセスする(S14)。例えば、サーバ10Aは、図6の例において、個人ユーザ情報「X1」の電子マネー口座にアクセスする。
サーバ10Aは、アクセスした電子マネー口座の残高情報15c-2(図6を参照)が、S12にて記憶した広告関連情報15bの配信条件15b-3を満たすか否かを判定する(S15)。例えば、OAユーザが選択した配信条件が「5日以内に1万以上5万円未満の入金があった」という条件であったとする。この場合、サーバ10Aは、個人ユーザ情報「X1」の電子マネー口座において、5日以内に1万以上5万円未満の入金があったか否かを判定する。
サーバ10Aは、アクセスした電子マネー口座の残高情報15c-2が、S12にて記憶した広告関連情報15bの配信条件15b-3を満たすと判定した場合(S15のYes)、アクセスした電子マネー口座に対応する個人ユーザ情報15a-2を、記憶部15Aに記憶する(S16)。そして、サーバ10Aは、処理をS17の処理に移行する。
一方、サーバ10Aは、アクセスした電子マネー口座の残高情報15c-2が、S12にて記憶した広告関連情報15bの配信条件15b-3を満たさないと判定した場合(S15のNo)、S16の記憶処理を実行せず、処理をS17の処理に移行する。
サーバ10Aは、S13にて取得した全ての個人ユーザ情報15a-2の電子マネー口座にアクセスしたか否かを判定する(S17)。例えば、サーバ10Aは、S13にて取得した個人ユーザ情報「X1」、「X2」、…、「Xx」の全ての電子マネー口座にアクセスしたか否かを判定する。
サーバ10Aは、S13にて取得した全ての個人ユーザ情報15a-2の電子マネー口座にアクセスしていないと判定した場合(S17のNo)、処理をS14の処理に移行する。
一方、サーバ10Aは、S13にて取得した全ての個人ユーザ情報15a-2の電子マネー口座にアクセスしたと判定した場合(S17のYes)、S16にて記憶した個人ユーザ情報15a-2における個人ユーザの端末20Bに、S11にて受信した広告情報を配信する(S18)。なお、個人ユーザ情報15a-2には、端末20Bに情報を送信するための宛先情報が含まれる。サーバ10Aは、個人ユーザ情報15a-2に含まれる宛先情報に基づいて、S12にて記憶部15Aに記憶した広告情報15b-2を端末20Bに配信する。
<実施形態の効果>
以上説明したように、サーバ10Aは、広告情報と広告情報の配信条件とを対応付けて記憶する記憶部15Aにアクセス可能な広告情報取得部11aと、オンラインサービスの複数の個人ユーザと個人ユーザの金融資産情報とを対応付けて記憶するサーバ10Bの記憶部15Bにアクセス可能な資産情報取得部11bと、金融資産情報が配信条件を満たすか否かを判定する判定部11cと、配信条件を満たす金融資産情報に対応する個人ユーザに、広告情報を配信する配信制御部11dと、を有する。
このように、判定部11cが、個人ユーザの金融資産情報が配信条件を満たすか否かを判定し、満たす場合に配信制御部11dが広告情報を個人ユーザに配信するので、OAユーザは、OAユーザの広告を好適なタイミングにおいて配信できる。例えば、サーバ10Aは、給料日の直後等、個人ユーザが一定以上の金融資産を持ち、新製品を購入しようというインセンティブが働く可能性が高いタイミングにおいて、広告を配信できる。
また、サーバ10Aは、OAユーザと友だち関係にある全ての個人ユーザでなく、例えば、OAユーザと友だち関係にある個人ユーザのうち、一定以上の金融資産を持つ、新製品を購入しようというインセンティブが働く可能性が高い特定の個人ユーザに対して広告を配信する。これにより、OAユーザは、例えば、広告費用が広告の配信数に応じて課金される場合、広告費用を抑えることができ、また、効果の高い広告配信ができる。
なお、上記説明では、サーバ10Aが、OAユーザと友だち関係にある個人ユーザを対象として、金融資産情報が配信条件を満たすか否かを判定する場合について説明したが、これに限られず、全ての個人ユーザを対象として、金融資産情報が配信条件を満たすか否かの判定を行い、広告を配信してもよい。
これにより、OAユーザは、幅広い個人ユーザに広告を配信できる。また、サーバ10Aは、サーバ10Aのネットワークサービスに登録した個人ユーザのうち、残高情報15c-2が配信条件に合致する個人ユーザに対し広告を配信するので、処理負荷および消費電力を低減できる。
<第1変形例>
サーバ10Aは、端末20Aを介して、広告情報の配信時刻が指定されてもよい。サーバ10Aは、指定された配信時刻に基づいたタイミングにおいて、個人ユーザの電子マネー口座における残高情報15c-2が、広告関連情報15bの配信条件15b-3を満たすか否かを判定し、広告情報を個人ユーザの端末20Bに配信してもよい。
これにより、OAユーザは、例えば、広告効果が高くなると思われる配信時刻を指定できる。例えば、昼食を提供するOAユーザであれば、朝の9時に配信時間を指定できる。また、サーバ10Aは、指定された配信時刻に基づいたタイミングにおいて、個人ユーザの電子マネー口座における残高情報15c-2が、広告関連情報15bの配信条件15b-3を満たすか否かを判定するので、処理負荷および消費電力を低減できる。
なお、広告情報の配信時刻は、例えば、毎日または毎週金曜日といった、広告配信の繰り返しが設定されてもよい。例えば、広告配信の繰り返しが毎週金曜日に設定された場合、サーバ10Aは、毎週金曜日に、OAユーザが指定した配信時刻に基づいたタイミングにおいて、個人ユーザの電子マネー口座における残高情報15c-2が、広告関連情報15bの配信条件15b-3を満たすか否かを判定する。
<第2変形例>
サーバ10Aは、端末20Aを介して、広告情報の配信期間が指定(予約)されてもよい。例えば、サーバ10Aは、x月x日からy月y日まで、広告情報を配信するという期間が指定されてもよい。サーバ10Aは、指定された配信期間において、個人ユーザの電子マネー口座における残高情報15c-2が、広告関連情報15bの配信条件15b-3を満たすか否かを判定し、広告情報を個人ユーザの端末20Bに配信してもよい。
これにより、OAユーザは、例えば、期間限定のキャンペーンといった広告の配信期間を設定できる。また、サーバ10Aは、指定された配信期間において、個人ユーザの電子マネー口座における残高情報15c-2が、広告関連情報15bの配信条件15b-3を満たすか否かを判定するので、処理負荷および消費電力を低減できる。
<第3変形例>
1人の個人ユーザは、複数の電子マネー口座を有してもよい。この場合、サーバ10Aは、各電子マネー口座における残高情報15c-2が、広告関連情報15bの配信条件15b-3を満たすか否かを判定してもよい。そして、サーバ10Aは、複数の電子マネー口座における残高情報15c-2が1つでも、広告関連情報15bの配信条件15b-3を満たす場合、広告情報を個人ユーザの端末20Bに配信してもよい。
これにより、OAユーザは、個人ユーザが複数の電子マネー口座を有していても、OAユーザの広告を好適なタイミングにおいて配信できる。また、サーバ10Aは、OAユーザと友だち関係にある全ての個人ユーザでなく、配信条件を満たす個人ユーザに広告を配信するので、処理負荷および消費電力を低減できる。
<第4変形例>
端末20Aは、例えば、図9で説明した配信条件選択画面32aにおいて、「残高減少傾向」および「残高増加傾向」という配信条件を表示してもよい。
OAユーザは、端末20Aを用いて、例えば、電子マネー口座の残高が減少傾向を示す場合に配信する広告を作成し、「残高減少傾向」という配信条件を選択してもよい。電子マネー口座の残高が減少傾向を示す場合に配信する広告は、例えば、お金の貸出または仕事の斡旋といった、個人ユーザにおける資金調達に関連する情報を含む広告であってもよい。サーバ10Aは、個人ユーザの電子マネー口座の残高が減少傾向を示す場合、「残高減少傾向」という配信条件を満たすと判定し、OAユーザが作成した資金調達に関する広告を配信する。
また、OAユーザは、端末20Aを用いて、例えば、電子マネー口座の残高が増加傾向を示す場合に配信する広告を作成し、「残高増加傾向」という配信条件を選択してもよい。電子マネー口座の残高が増加傾向を示す場合に配信する広告は、例えば、新商品の案内またはキャンペーンといった個人ユーザにおける資金消費に関連する情報を含む広告であってもよい。サーバ10Aは、個人ユーザの電子マネー口座の残高が増加傾向を示す場合、「残高増加傾向」という配信条件を満たすと判定し、OAユーザが作成した資金消費に関する広告を配信する。
これにより、OAユーザは、資金調達に関する広告と、資金消費に関する広告とを個人ユーザに配信できる。また、サーバ10Aは、OAユーザと友だち関係にある全ての個人ユーザでなく、配信条件を満たす個人ユーザに対し広告を配信するので、処理負荷および消費電力を低減できる。
なお、電子マネー口座の残高の増加傾向および減少傾向は、残高に関する情報の一例であり、図6で説明した残高情報15c-2に含まれる。
<第5変形例>
サーバ10Bの記憶部15Bに記憶される残高情報15c-2には、残高の前日比または5日前比など、残高比が、残高に関する情報として含まれてもよい。
例えば、残高情報15c-2には、残高の5日前比が含まれるとする。また、配信条件には、残高の5日前比が1未満、1以上2未満、および2以上といった条件が含まれるとする。OAユーザは、配信条件として、残高の5日前比が1以上2未満を選択したとする。
この場合、サーバ10Aは、サーバ10Bの口座情報15cにアクセスして、残高の5日前比を取得し、取得した5日前比が1以上2未満(配信条件のパラメータ)を満たすか否かを判定する。そして、サーバ10Aは、判定結果に基づいて、広告を配信する。
これにより、OAユーザは、個人ユーザの残高比に基づいた広告配信ができる。また、サーバ10Aは、OAユーザと友だち関係にある全ての個人ユーザでなく、配信条件を満たす個人ユーザに対し広告を配信するので、処理負荷および消費電力を低減できる。
また、サーバ10Bの記憶部15Bに記憶される残高情報15c-2には、一定期間における入出金の頻度(回数)が、残高に関する情報として含まれてもよい。
例えば、残高情報15c-2には、1か月における入出金の頻度が含まれるとする。また、配信条件には、1か月における入出金の頻度が5回未満、6回以上10回未満、および10回以上といった条件が含まれるとする。OAユーザは、配信条件として、1か月における入出金の頻度が6回以上10回未満を選択したとする。
この場合、サーバ10Aは、サーバ10Bの口座情報15cにアクセスして、1か月における入出金の頻度を取得し、取得した頻度が6回以上10回未満を満たすか否かを判定する。そして、サーバ10Aは、判定結果に基づいて、広告を配信する。
これにより、OAユーザは、個人ユーザの入出金頻度に基づいた広告配信ができる。また、サーバ10Aは、OAユーザと友だち関係にある全ての個人ユーザでなく、配信条件を満たす個人ユーザに対し広告を配信するので、処理負荷および消費電力を低減できる。
<第6変形例>
金融資産情報は、電子マネー口座の残高等に限られない。金融資産情報は、ポイント口座におけるポイントの入出の有無、ポイントの入出時期、ポイント残高、ポイント残高の変動、または、ポイントの入出数であってもよい。配信条件は、例えば、ポイントの入出の有無、ポイントの入出時期、ポイント数、ポイント数の変動、または、ポイントの入出数が、所定の状態であるという条件であってもよい。
また、金融資産情報は、クレジットカードの利用情報であってもよい。配信条件は、クレジットカードの利用情報が所定の状態であるという条件であってもよい。例えば、配信条件は、5日以内に買い物があったという条件であってもよい。また、金融資産情報は、銀行口座であってもよい。
これにより、OAユーザは、様々な金融資産情報において配信条件を設定できる。また、サーバ10Aは、OAユーザと友だち関係にある全ての個人ユーザでなく、配信条件を満たす個人ユーザに対し広告を配信するので、処理負荷および消費電力を低減できる。
<第7変形例>
OAユーザは、OAユーザが独自に管理するサーバにおいて、個人ユーザのポイントを管理している場合がある。この場合、サーバ10Aは、OAユーザが独自にポイント管理するサーバにアクセスして、個人ユーザのポイント口座にアクセスしてもよい。サーバ10Aは、OAユーザが独自に管理する個人ユーザのポイント残高に関する情報が、広告関連情報15bの配信条件15b-3を満たすか否かを判定してもよい。
これにより、サーバ10Aを管理するネットワークサービス企業は、OAユーザが独自に管理するサーバの金融資産情報に基づいて、広告を配信するサービスを提供できる。また、サーバ10Aは、OAユーザと友だち関係にある全ての個人ユーザでなく、配信条件を満たす個人ユーザに対し広告を配信するので、処理負荷および消費電力を低減できる。
<その他>
本開示の実施形態を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。限定でなく例として、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、実施形態に示す構成を適宜組み合わせることとしてもよい。
1 広告配信システム
10A,10B サーバ
11 制御部
11a 広告情報取得部
11b 資産情報取得部
11c 判定部
11d 配信制御部
12 入出力部
13 ディスプレイ
14 通信I/F
15 記憶部
15a ユーザ情報
15a-1 OAユーザ情報
15a-2 個人ユーザ情報
15b 広告関連情報
15b-1 OAユーザ情報
15b-2 広告情報
15b-3 配信条件
15c 口座情報
15c-1 個人ユーザ情報
15c-2 残高情報
20A,20B 端末

Claims (10)

  1. サーバに、
    広告情報と前記広告情報の配信条件とにアクセスし、
    オンラインサービスの複数の個人ユーザに対応付けられた金融資産情報にアクセスし、
    前記金融資産情報が前記配信条件を満たすか否かを判定し、
    前記配信条件を満たす前記金融資産情報に対応する個人ユーザに前記広告情報を配信する、処理を実行させる、
    プログラム。
  2. 更に、前記サーバに、
    前記広告情報を提供するオフィシャルアカウントユーザの情報と前記オフィシャルアカウントユーザに関連付けられた前記個人ユーザの情報とにアクセスし、
    前記オフィシャルアカウントユーザに関連付けられた前記個人ユーザの金融資産情報が前記配信条件を満たす場合に、前記オフィシャルアカウントユーザに関連付けられた前記個人ユーザに前記広告情報を配信する、処理を実行させる、
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記広告情報と前記配信条件とは、前記オフィシャルアカウントユーザによって指定される、
    請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記オフィシャルアカウントユーザによって前記広告情報の配信時刻が指定され、
    更に、前記サーバに、前記配信時刻に基づいたタイミングにおいて前記金融資産情報が前記配信条件を満たすか否かを判定する、処理を実行させる、
    請求項2または3に記載のプログラム。
  5. 前記広告情報の配信期間が、前記オフィシャルアカウントユーザによって指定される、
    請求項2乃至4のいずれか一項に記載のプログラム。
  6. 前記金融資産情報は、口座情報、または、クレジットカード情報である、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載のプログラム。
  7. 前記個人ユーザは、前記口座情報を複数有し、
    更に、前記サーバに、前記口座情報ごとに前記配信条件を満たすか否かを判定する、処理を実行させる、
    請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記配信条件は、前記金融資産情報の入出金の有無、入出金の時期、残高、残高変動、または、入出金額が、所定の状態であるという条件である、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載のプログラム。
  9. 前記広告情報は、資金調達情報と資金消費情報とを含み、
    更に、前記サーバに、
    前記金融資産情報が残高減少傾向を示すという前記配信条件を満たす場合に、前記資金調達情報を配信する一方、
    前記金融資産情報が残高増加傾向を示すという前記配信条件を満たす場合に、前記資金消費情報を配信する、処理を実行させる、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載のプログラム。
  10. 広告情報と前記広告情報の配信条件とを対応付けて記憶する広告情報記憶部にアクセス可能な広告情報取得部と、
    オンラインサービスの複数の個人ユーザと前記個人ユーザの金融資産情報とを対応付けて記憶する資産情報記憶部にアクセス可能な資産情報取得部と、
    前記金融資産情報が前記配信条件を満たすか否かを判定する判定部と、
    前記配信条件を満たす前記金融資産情報に対応する個人ユーザに前記広告情報を配信する配信制御部と、
    を有するサーバ。
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