JP2022159696A - 車両の前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】樋部材から滴下する水による飛沫の発生を抑制すると共に、飛沫が発生しても、閉断面内の空気の流れに乗って当該飛沫が流動するのを抑制することができる車両の前部構造の提供を目的とする。【解決手段】カウルグリル24下方に設けられカウルグリル24と協働して車幅方向に延びる閉断面26を形成する排水部材60と、排水部材60の上方において閉断面26内に設けられ、フロントウインドシールド4から滴下する水を受ける樋部材41と、を備え、樋部材41は排水部材60に水を排水する排水部41fを備え、排水部材60は外気導入孔25に平面視で重複する位置に、上方に位置するトップデッキ部61を備え、排水部41fはトップデッキ部61と車幅方向において略同じ位置に設けられることを特徴とする。【選択図】図8

Description

この発明は、車両の前部構造に関し、詳しくは、車幅方向に延びてエンジンルームと車室とを車両前後方向に区画するダッシュパネルと、上記ダッシュパネルの車幅方向一端側に設けられる吸気口と、上記吸気口から車幅方向他端側に離間した位置に外気導入孔を備えるカウルグリルとを備えたような車両の前部構造に関する。
従来、フロントウインドシールドから滴下する水をダッシュロアパネルの吸気口に侵入させないために樋部材としてのカウルセンタを設け、カウルセンタ下方の排水部材に滴下させ、滴下した水を車幅方向外側に排水する構造が知られている(特許文献1参照)。
外気導入孔を有するカウルグリルと排水部材との間には車幅方向に延びる閉断面が形成されるのが一般的であるが、この閉断面の面積が小さい場合には、閉断面内を流れる空気の流速が速くなり、カウルセンタから滴下した水の飛沫が、高速の空気に巻き込まれて上述の吸気口に侵入し、空調装置に不具合を及ぼすという懸念があった。
特開2016―215755号公報
そこで、この発明は、樋部材から滴下する水による飛沫の発生を抑制すると共に、飛沫が発生しても、閉断面内の空気の流れに乗って当該飛沫が流動するのを抑制することができる車両の前部構造の提供を目的とする。
この発明による車両の前部構造は、車幅方向に延びてエンジンルームと車室とを車両前後方向に区画するダッシュパネルと、上記ダッシュパネルの車幅方向一端側に設けられる吸気口と、上記吸気口から車幅方向他端側に離間した位置に外気導入孔を備えるカウルグリルと、上記カウルグリル下方に設けられ当該カウルグリルと協働して車幅方向に延びる閉断面を形成する排水部材と、上記排水部材の上方において上記閉断面内に設けられ、フロントウインドシールドから滴下する水を受ける樋部材と、を備え、上記樋部材は上記排水部材に水を排水する排水部を備え、上記排水部材は上記外気導入孔に平面視で重複する位置に、上方に位置するトップデッキ部を備え、上記排水部は上記トップデッキ部と車幅方向において略同じ位置に設けられるものである。
上述のトップデッキ部とは、排水部材の最も高い位置において車幅方向に沿う面を有する。
上記構成によれば、樋部材の排水部と排水部材のトップデッキ部との間の上下方向の距離が小さく、樋部材の排水部から上下方向の距離が小さい排水部材のトップデッキ部に対して排水するので、飛沫が発生しにくい。
また、樋部材の排水部はダッシュパネルの吸気口から車幅方向に離間しているので、飛沫が生じても閉断面内を流れる空気に飛沫が同伴するのを抑制することができる。
さらに、樋部材の排水部と排水部材のトップデッキ部とは、外気導入孔に車両平面視で重複する位置に存在しており、外気導入孔の形成領域における閉断面内の圧力は外気と同圧であって、閉断面の中では空気の流速が最も遅い。このように、外気と同圧で空気流速が低いトップデッキ部に排水するので、飛沫が生じても、当該飛沫が閉断面内の空気の流れに同伴することを、さらに抑制することができる。
要するに、上記構成によれば、樋部材から滴下する水による飛沫の発生を抑制すると共に、飛沫が発生しても、閉断面内の空気の流れに乗って当該飛沫が流動するのを抑制することができるものである。
この発明の一実施態様においては、上記樋部材の上記排水部は、車幅方向の中間部、または、車幅方向中間部よりも他端側に設けられたものである。
上記構成によれば、ダッシュパネルの吸気口と排水部との間の車幅方向の距離が確保できるので、飛沫が生じても閉断面内の空気の流れに当該飛沫が同伴することを抑制することができる。
この発明の一実施態様においては、上記排水部材は車幅方向に延びており、当該排水部材の長手方向側は車幅方向外側ほど下方に傾斜する傾斜部を備えたものである。
上記構成によれば、排水部材の傾斜部は外側ほど下方に傾斜しており、この傾斜部上面の排水経路は、ダッシュパネルの吸気口に近づく程、下方に位置するので、飛沫同伴をさらに抑制することができる。
この発明の一実施態様においては、上記排水部材は上記傾斜部の車幅方向外側端部に排水ダクトを備えたものである。
上記構成によれば、上述の排水ダクトにより流路を確保することができるので、飛沫発生を確実に抑制することができる。
この発明の一実施態様においては、上記外気導入孔は上記カウルグリルの車幅方向中間部、または、車幅方向中間部よりも他端側に形成されたものである。
上記構成によれば、ダッシュパネルの吸気口と、カウルグリルの外気導入孔との間の車幅方向の距離を確実に確保し、飛沫同伴抑制に対して有効となる。
この発明の一実施態様においては、上記樋部材の上記排水部と対応する上記排水部材には、後部から前部に向けて傾斜するスロープ形状部が設けられたものである。
上記構成によれば、樋部材の排水部から排水部材のスロープ形状部に滴下した水は、当該スロープ形状部に沿って後部から前部に向けて流下する。
この発明の一実施態様においては、上記スロープ形状部には、車両前後方向に延びる複数のリブが車幅方向に間隔を隔てて設けられたものである。
上記構成によれば、上述の複数のリブにより、閉断面内を流れる空気の勢いを弱めることができ、これにより、飛沫同伴の抑制効果をさらに高めることができる。
この発明によれば、樋部材から滴下する水による飛沫の発生を抑制すると共に、飛沫が発生しても、閉断面内の空気の流れに乗って当該飛沫が流動するのを抑制することができるという効果がある。
本発明の車両の前部構造を備えた車両前部の平面図。 図1からカウルグリルを取外して示す車両前部の平面図。 図2からカバー部材を取外して示す車両前部の平面図。 図3の斜視図。 ワイパモータとその周辺構造を示す正面図。 図1のA―A線矢視断面図。 図2のB―B線矢視断面図。 図3のC―C線に沿う車両右側過半部の矢視断面図。 図3のD―D線に沿う車両右側過半部の矢視断面図。 車両左側に設けられるカウルセンタの斜視図。 図3の車両右側要部の斜視図。 図11からカウルセンタを取外して示す要部の斜視図。 図11で示した車両右側のカウルセンタの単品斜視図。
樋部材から滴下する水による飛沫の発生を抑制すると共に、飛沫が発生しても、閉断面内の空気の流れに乗って当該飛沫が流動するのを抑制するという目的を、車幅方向に延びてエンジンルームと車室とを車両前後方向に区画するダッシュパネルと、上記ダッシュパネルの車幅方向一端側に設けられる吸気口と、上記吸気口から車幅方向他端側に離間した位置に外気導入孔を備えるカウルグリルと、上記カウルグリル下方に設けられ当該カウルグリルと協働して車幅方向に延びる閉断面を形成する排水部材と、上記排水部材の上方において上記閉断面内に設けられ、フロントウインドシールドから滴下する水を受ける樋部材と、を備え、上記樋部材は上記排水部材に水を排水する排水部を備え、上記排水部材は上記外気導入孔に平面視で重複する位置に、上方に位置するトップデッキ部を備え、上記排水部は上記トップデッキ部と車幅方向において略同じ位置に設けられるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両の前部構造を示し、図1は当該車両の前部構造を備えた車両前部の平面図、図2は図1からカウルグリルを取外して示す車両前部の平面図、図3は図2からカバー部材を取外して示す車両前部の平面図である。
また、図4は図3の斜視図、図5はワイパモータとその周辺構造を示す正面図、図6は図1のA―A線矢視断面図、図7は図2のB―B線矢視断面図である。
さらに、図8は図3のC―C線に沿う車両右側過半部の矢視断面図、図9は図3のD―D線に沿う車両右側過半部の矢視断面図である。
車両の前部構造の説明に先立って、まず、前部車体構造について説明する。
図6、図7に示すように、エンジンルーム1(図1~図4参照)と車室2とを車両前後方向に仕切るダッシュパネルとしてのダッシュロアパネル3を設けている。このダッシュロアパネル3は車幅方向に延びており、当該ダッシュロアパネル3の車幅方向左右両端部は、図示しないヒンジピラーに連結されている。
上述のヒンジピラーは、車両の上下方向に延びるように立設されている。このヒンジピラーは、ヒンジピラーインナとヒンジピラーアウタとを接合固定して、車両の上下方向に延びるヒンジピラー閉断面を有する車体強度部材である。
上述のヒンジピラーの下端部には、当該下端部から車両後方に延びるサイドシルが設けられている。このサイドシルはサイドシルインナとサイドシルアウタとを接合固定して、車両の前後方向に延びるサイドシル閉断面を備えた車体強度部材である。
また、上述のヒンジピラーの上端部には、当該上端部から後方かつ上方へ斜め方向に延びるフロントピラーが設けられている。このフロントピラーはフロントピラーインナとフロントピラーアウタとを接合固定して、車両の後上方向に斜めに延びるフロントピラー閉断面を備えた車体強度部材である。
図1~図4に示すように、左右一対のフロントピラーと、車両上部前側に位置するフロントヘッダと、後述するカウルパネル13とで囲繞形成されたフロントウインドシールド配置用の開口部には、フロントウインドシールド4(いわゆる、フロントウインドガラス)が設けられている。
ここで、上述のダッシュロアパネル3は、図6に示すように、フロントウインドシールド4の下端部に位置し、車幅方向に延びてエンジンルーム1と車室2とを車両前後方向に仕切るパネル部材である。
一方、図1~図4に示すように、上述の左右のヒンジピラーの上端前部には、当該上端前部から車両前方に延びるエプロンレインフォースメント5が左右一対に設けられている。
図1~図4に示すように、ダッシュロアパネル3の車幅方向両端側から車両前方に延びる左右一対のフロントサイドフレーム6を設けている。このフロントサイドフレーム6は上述のエプロンレインフォースメント5に対して車幅方向内側で、かつ車両上下方向の下側に位置している。
また、上述のフロントサイドフレーム6は、図8、図9に示すように、フロントサイドフレームインナ6aとフロントサイドフレームアウタ6bとを接合固定して、車両の前後方向に延びるフロントサイドフレーム閉断面6cを備えた車体強度部材である。
図1~図4に示すように、上述のフロントサイドフレーム6に固定されて上方に突出し、図示しないフロントサスペンション装置のダンパ上部を支持するサスペンションタワー部7を設けている。図4に示すように、このサスペンションタワー部7は、エプロンレインフォースメント5の内側面を構成する前側サイドパネル8aと、上述のフロントサイドフレーム6との間に跨がって取付けられている。ここで、上述のサスペンションタワー部7としてはストラットタワー部を採用してもよい。
上述の前側サイドパネル8aに対して、車両前後方向に連続するように、後側サイドパネル8bが設けられている(図4参照)。
図1~図4に示すように、上述のフロントサイドフレーム6の前端部において、当該前端部とエプロンレインフォースメント5の前部とを車両上下方向に連結する連結部材9を設けている。
一方、図1~図4に示すように、上述のエンジンルーム1の車幅方向左右両側部は、フロントフェンダパネル10により覆われている。また、上述のエンジンルーム1の上方は、ボンネット(図示せず)により開閉可能に覆われている。
ここで、図1~図3に示すように、上述のフロントフェンダパネル10はエプロンレインフォースメント5に対して複数の取付け部材11を用いて固定されている。また、上述のボンネットは、ボンネットアウタパネルとボンネットインナパネルとを備え、ボンネットアウタパネルの周縁部をヘミング加工して、ボンネットアウタパネルとボンネットインナパネルとを一体化したものである。
図6、図7に示すように、上述のダッシュロアパネル3の上端には上端折曲げ部3aが一体形成されると共に、車幅方向一端側、この実施例では車幅方向右端側には、空調用の空気を取入れる吸気口3b(図8、図9参照)が開口形成されている。
図6、図7に示すように、上述のダッシュロアパネル3の上端折曲げ部3aには、ダッシュアッパパネル12を介して断面略ハット形状のカウルパネル13を設けている。当該カウルパネル13と上述のダッシュアッパパネル12との間には、車幅方向に延びるカウル閉断面14を形成して、カウル部の剛性向上を図るように形成している。
図6、図7に示すように、上述のカウルパネル13の前低後高状に傾斜する上壁部13aには、接着剤15を介して上述のフロントウインドシールド4が取付けられている。
図2~図5に示すように、上述のフロントウインドシールド4の車幅方向左側の下方には電装部品としてのワイパモータ16が設けられている。このワイパモータ16は、図5に示すワイパモータ支持ブラケット17で支持されている。
また、上述のワイパモータ16は、図5に示すように、車幅方向に離間配置された一対のワイパピボットWP1,WP2間に配設されている。
図1~図4に示すように、車幅方向左端部側に位置する一方のワイパピボットWP1には、ワイパアーム20を介してワイパブレード21が取付けられており、ワイパピボットWP1に対して車幅方向内側に位置する他方のワイパピボットWP2には、ワイパアーム22を介してワイパブレード23が取付けられている。
上述のワイパモータ16の駆動時には、一対のワイパピボットWP1,WP2を支点として、左右のワイパアーム20,22を介して左右のワイパブレード21,23が同時に駆動されてフロントウインドシールド4を払拭するように構成している。
図1に示すように、フロントウインドシールド4の下方(この実施例では、フロントウインドシールド4の傾斜下方)で、かつ上述のワイパモータ16の上方には、ダッシュロアパネル3の車両前方に位置するカウルグリル24を備えている。
図1に示すように、このカウルグリル24は車幅方向の略全幅にわたって延びている。また、図6、図7に示すように、このカウルグリル24は前後の上面部24a,24bと、前後の縦壁部24c,24dと、図示しないカウルシールを取付けるカウルシール取付け部24eとを備えている。
さらに、図1に示すように、上述のカウルグリル24の後側の上面部24bにおいて、車幅方向中間部位から車幅方向右側に片寄った部位には、メッシュ構造の外気導入孔25が開口形成されている。
上述の外気導入孔25は、図8、図9に示すように、ダッシュロアパネル3の吸気口3bから車幅方向他端側としての車幅方向内方側に離間した位置に形成されている。
図1、図3に示すように、カウルグリル24の車幅方向左側前方には、補機類としてのリザーバタンク(図示せず)と、補機類としてのヒューズボックス(図示せず)を収納するヒューズボックス収納ケース27との上方を覆うカバー部材30(図1参照)が設けられている。
また、図1、図3に示すように、カウルグリル24の車幅方向右側前方には、補機類としてのバッテリ31と、補機類としてのヒューズボックスを収納するヒューズボックス収納ケース28との上方を覆うカバー部材33(図1参照)が設けられている。
図6、図7に示すように、カウルグリル24の下方には、当該カウルグリル24と協働して車幅方向に延びる閉断面26を形成する排水部材60が設けられている。
図2、図3、図4に示すように、フロントウインドシールド4の下方において、車幅方向中間部に間隔を隔てて左右の樋部材としてのカウルセンタ40,41が設けられている。これらの各カウルセンタ40,41はフロントウインドシールド4から滴下する水を受ける雨樋部材である。
左右の各カウルセンタ40,41は、何れもカウルグリル24と排水部材60との間の上述の閉断面26内に設けられている(図6、図7参照)。
図6、図7には車両右側のカウルセンタ41のみを示すが、左右の各カウルセンタ40,41はカウルパネル13の前壁部13bから車両前方に延びるように設けられている。車両左側のカウルセンタ40は図2~図5に示すように、上述のワイパモータ16(電装部品)の直後部に設けられている。
図6~図9において、18はダッシュアッパパネル12から車両前方に延びるカウルレインアッパであり、19はダッシュロアパネル3の上部から車両前方に延びるカウルレインロアである。
図10は車両左側に設けられるカウルセンタ40の斜視図、図11は図3の車両右側要部の斜視図、図12は図11からカウルセンタ41を取外して示す要部の斜視図、図13は図11で示した車両右側のカウルセンタ41の単品斜視図である。
図5、図10に示すように、車両左側に配置された上述のカウルセンタ40は、その長手方向中間部前側のワイパモータ16が設けられる位置Xに、車両平面視で車両後方に凹む凹部42が設けられ、この凹部42の周縁から上方に立ち上がる前壁40aが形成されている。
また、上述のカウルセンタ40は、車幅方向外側前部の一方のワイパピボットWP1が設けられる位置Yに、車両平面視で車両後方に凹む凹部43が設けられ、この凹部43の周縁から下方に延びるスカート部40bが形成されている。
さらに、上述のカウルセンタ40は、その車幅方向内側前部の他方のワイパピボットWP2が設けられる位置Zの車幅方向右側近傍に、車両平面視で車両後方に凹む凹部44が設けられ、この凹部44の周縁から上方に立ち上がる立壁40cが形成されている。
上述の位置Yにおける車両左側の凹部43は滴下した水滴の流出部45となる。
上述の車両右側の凹部44の車幅方向左側に隣接して滴下した水滴の流出部46が、上記位置Zに設けられている。
また、上述の位置Xにおける前壁40aの車幅方向外端と、位置Yにおける凹部43の車幅方向内端前部との間には、上方に立ち上がる仕切壁40dが設けられている。
さらに、上述の位置Xにおける前壁40aの車幅方向内端と、流出部46の車幅方向外端前部との間にも、上方に立ち上がる仕切壁40eが設けられている。
図9に示すように、上述のカウルセンタ40はその長手方向に延びる底壁40fと、この底壁40fを含んでカウルセンタ40の車幅方向全幅から上方に立ち上がる後壁40gと、を備えており、上述の凹部43の車幅方向外端前部と後壁40gの車幅方向外端との間には、側壁40hが設けられている。
また、上述の凹部44の車幅方向内側と後壁40gの車幅方向内側との間には、車両前後方向に延びる堰部40iが設けられている。
図9に示すように、上述の底壁40fにおける車幅方向外側には、稜線40jを介して車幅方向外側ほど下方に向かう傾斜壁40kが形成されている。
また、上述の底壁40fにおける車幅方向内側には、稜線40mを介して車幅方向内側ほど下方に向かう傾斜壁40nが形成されている。
さらに、上述の傾斜壁40kの前後方向中間には、仕切壁40dと平行で、かつ、上方に立ち上がる中間仕切壁40pが設けられている。
そして、上述の各壁40a,40c,40d,40e,40f,40g,40k,40n,40pにより、水滴がカウルセンタ40に滴下した際、該水滴を車幅方向の内外両側に流す流路部47が形成されている。
この流路部47は、車幅方向においてワイパモータ16が設けられる位置Xにおいて、最も高くなるように設定される最上部48と、該最上部48の車幅方向に稜線40j,40mを介して隣接し車幅方向外側および車幅方向内側ほど下方に向かう傾斜部49L,49Rと、を備えている。
上述の最上部48は、各壁40a,40f,40gにより通路断面が凹状に形成されており、一方の傾斜部49Lは、各壁40d,40k,40pにより通路断面が凹状に形成されており、他方の傾斜部49Rは、各壁40c,40e,40nにより通路断面が凹状に形成されている。
上述の車幅方向外側ほど下方に向かう傾斜部49Lは、一方の流出部45に連通しており、また、車幅方向内側ほど下方に向かう傾斜部49Rは、他方の流出部46に連通している。
このように、流路部47はワイパモータ16が設けられる位置Xにおいて最も高くなる最上部48と、最上部48の車幅方向に隣接して車幅方向外側および車幅方向内側ほど下方に向かう傾斜部49L,49Rと、を備えている。
さらに、図5に示すように、ワイパモータ16は一対のワイパピボットWP1,WP2間に位置しており、ワイパピボットWP1,WP2は、上述の流路部47の傾斜部49L,49Rから滴下した水滴を下方に排水するピボット排水通路としての受皿50,51を備えている。
この受皿50,51は排水経路の一部を構成するものである。
車幅方向右側に位置するカウルセンタ41は、図7~図9、図11、図13に示すように構成している。
すなわち、車幅方向に延びる底壁41aと、底壁41aの前部から上方に立上がる前壁41bと、底壁41aの後部から後上に延びる後壁41cと、底壁41aの車幅方向内端の前側部から上方に立上がる内側壁41dと、底壁41aの車幅方向外端から上方に立上がる外側壁41eと、を備えている。
上述のカウルセンタ41の車幅方向内端部、すなわち、ダッシュロアパネル3の吸気口3bから車幅方向内方に離間した位置には、排水部材60に水を排水する排水部41fが形成されている(図8、図9参照)。この排水部41fは車幅方向内側ほど下方に下がるように傾斜状に形成されている。
また、図13に示すように、上述の内側壁41dと、底壁41aの切欠部41gとの間には、排水用の開口部41hが形成されている。
さらに、上述の排水部41fは、図8、図9に示すように、車幅方向の中間部、または車幅方向中間部よりも他端側としての車両左方(図示の右側)に設けられており、ダッシュロアパネル3の吸気口3bと排水部41fとの間の車幅方向の距離を確保するように構成している。
一方、上述の排水部材60は、図8、図9に示すように車幅方向に延びており、この排水部材60は同図に示すように、外気導入孔25に車両平面視で重複する位置において、上方に位置するトップデッキ部61を備えている。このトップデッキ部61は図8、図9に矢印αで示す車幅方向の所定範囲にわたって形成されている。
上述の排水部材60の長手方向側、すなわち、排水部材60の上記トップデッキ部61の左右両側には、車幅方向外側ほど下方に傾斜する傾斜部62,63が形成されている。
図8に示すように、車両右側のカウルセンタ41における上述の排水部41fは、排水部材60のトップデッキ部61と車幅方向において略同じ位置に設けられている。
これにより、カウルセンタ41の排水部41fと排水部材60のトップデッキ部61との間の上下方向の距離が小さくなり、カウルセンタ41の排水部41fから上下方向の距離が小さい排水部材60のトップデッキ部61に対して排水することで、飛沫が発生しにくくなるように構成している。
また、カウルセンタ41の排水部41fはダッシュロアパネル3の吸気口3bから車幅方向に離間しており、飛沫が生じても閉断面26内を流れる空気に飛沫が同伴するのを抑制するように構成している。
さらに、カウルセンタ41の排水部41fと排水部材60のトップデッキ部61とは、外気導入孔25に車両平面視で重複する位置に存在しており、外気導入孔25の形成領域における閉断面26内の圧力は外気と同圧であって、閉断面26の中では空気の流速が最も遅い。このように、外気と同圧で空気流速が低いトップデッキ部61に排水するので、飛沫が生じても、当該飛沫が閉断面26内の空気の流れに同伴することを、さらに抑制するように構成したものである。
さらに、図8、図9に示すように、排水部材60の傾斜部63は外側ほど下方に傾斜しており、この傾斜部63上面は、ダッシュロアパネル3の吸気口3bに近づく程、下方に位置するので、飛沫同伴をさらに抑制するように構成している。
上記排水部材60のトップデッキ部61における断面構造は、図6、図7に示すように構成している。
すなわち、前部フランジ61aの後端に縦壁61bを介して中間フランジ61cを連結し、この中間フランジ61cの後部には、凹壁部61dを介して底壁61eを連結すると共に、底壁61eの後部には上方に立上がる後壁61fを一体連結している。
また、上述の凹壁部61dと底壁61eとの境界部には、上方に立上がる仕切壁61gを一体形成し、この仕切壁61gと底壁61e前部との間に車幅方向に延びる流路部64を形成している。
図12に示すように、上述の傾斜部63には、底壁63aと、該底壁63aの後部から上方に立上がる後壁63bと、底壁63aの前部に形成されトップデッキ部61の凹壁部61dと連続する壁部63cと、で上述の流路部64に連通する傾斜部63側の流路部65が形成されている。
図12に示すように、上述の排水部材60は傾斜部63の車幅方向外側端部に排水ダクト66を備えている。
すなわち、上述の流路部65の下流部65aを、上記後壁63bの延長部63dと、側壁63eと、前壁63fとで囲繞すると共に、上記下流部65aと上述の各要素63d,63e,63fとの間に流下孔63gを形成することにより、上述の排水ダクト66が構成されている。
上述の排水ダクト66により流路(流下孔63g参照)を確保することで、飛沫発生をより一層確実に抑制すべく構成している。
図6、図7に示すように、上述のカウルセンタ41の排水部41fと対応する上述の排水部材60の底壁61eには、車両後部から車両前部に向けて湾曲状に傾斜するスロープ形状部67が設けられている。これにより、樋部材であるカウルセンタ41の排水部41fから排水部材60のスロープ形状部67に滴下した水が、当該スロープ形状部67に沿って後部から前部に向けて流下し、流路部64に至るように構成している。
図6、図7、図12に示すように、上述のスロープ形状部67には、当該スロープ形状部67から上方に立上がると共に、車両の前後方向に延びる複数のリブ71,72,73が車幅方向に間隔を隔てて設けられている。これらの複数のリブ71,72,73により、閉断面26内を流れる空気の勢いを弱め、これにより、飛沫同伴の抑制効果をさらに高めるように構成している。
図6、図7、図12においては車両右側のリブ71,72,73構造について説明したが、図4、図5に示すように、車両左側においても車両右側のリブ71,72,73と左右対称に、複数のリブが設けられている。
ところで、図8、図9に示すように、補機類としてのヒューズボックス収納ケース28およびバッテリ31を格納する補機類配置スペース34は、カバー部材33(図1参照)と、後側サイドパネル8bと、ホイールハウス35と、インシュレータ36と、で囲繞されている。
上述のホイールハウス35は後側サイドパネル8bとフロントサイドフレームアウタ6bとの間に連結されている。また、上述のインシュレータ36は排水部材60の傾斜部63における傾斜下端部下面とフロントサイドフレームインナ6aとの間に連結されている。
フロントウインドシールド4から滴下する水の流れは次のようになる。
すなわち、フロントウインドシールド4を伝って滴下する水は、一旦、図7に示すカウルセンタ41で受け止められる。カウルセンタ41に滴下した水は、ダッシュロアパネル3の吸気口3bから車幅方向に離間する位置の排水部41fから図8に示す排水部材60のトップデッキ部61に流下する。
トップデッキ部61に流下した水はスロープ形状部67に沿って流路部64(図7参照)に至り、該流路部64から図12に示す傾斜部63の流路部65を介して排水ダクト66内を経て下方に排出される。
図8に示すように、カウルセンタ41の排水部41fと排水部材60のトップデッキ部61との間の上下寸法は小さいため、飛沫が発生しにくい。これに加えて、カウルセンタ41の排水部41fはダッシュロアパネル3の吸気口3bから車幅方向に離間しているので、飛沫が発生しても閉断面26(図7参照)内を流れる空気に飛沫が同伴するのを抑制することができるものである。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印INは車幅方向の内方を示し、矢印OUTは車幅方向の外方を示し、矢印UPは車両上方を示す。
このように、上記実施例の車両の前部構造は、車幅方向に延びてエンジンルーム1と車室2とを車両前後方向に区画するダッシュパネル(ダッシュロアパネル3)と、上記ダッシュパネル(ダッシュロアパネル3)の車幅方向一端側に設けられる吸気口3bと、上記吸気口3bから車幅方向他端側に離間した位置に外気導入孔25を備えるカウルグリル24と、上記カウルグリル24下方に設けられ当該カウルグリル24と協働して車幅方向に延びる閉断面26を形成する排水部材60と、上記排水部材60の上方において上記閉断面26内に設けられ、フロントウインドシールド4から滴下する水を受ける樋部材(カウルセンタ41)と、を備え、上記樋部材(カウルセンタ41)は上記排水部材60に水を排水する排水部41fを備え、上記排水部材60は上記外気導入孔25に平面視で重複する位置に、上方に位置するトップデッキ部61を備え、上記排水部41fは上記トップデッキ部61と車幅方向において略同じ位置に設けられるものである(図1、図7、図8参照)。
この構成によれば、樋部材(カウルセンタ41)の排水部41fと排水部材60のトップデッキ部61との間の上下方向の距離が小さくなり、樋部材(カウルセンタ41)の排水部41fから上下方向の距離が小さい排水部材60のトップデッキ部61に対して排水するので、飛沫が発生しにくい。
また、樋部材(カウルセンタ41)の排水部41fはダッシュパネル(ダッシュロアパネル3)の吸気口3bから車幅方向に離間しているので、飛沫が生じても閉断面26内を流れる空気に飛沫が同伴するのを抑制することができる。
さらに、樋部材(カウルセンタ41)の排水部41fと排水部材60のトップデッキ部61とは、外気導入孔25に車両平面視で重複する位置に存在しており、外気導入孔25の形成領域における閉断面26内の圧力は外気と同圧であって、閉断面26の中では空気の流速が最も遅い。このように、外気と同圧で空気流速が低いトップデッキ部61に排水するので、飛沫が生じても、当該飛沫が閉断面26内の空気の流れに同伴することを、さらに抑制することができる。
要するに、上記構成によれば、樋部材(カウルセンタ41)から滴下する水による飛沫の発生を抑制すると共に、飛沫が発生しても、閉断面26内の空気の流れに乗って当該飛沫が流動するのを抑制することができるものである。
また、この発明の一実施形態においては、上記樋部材(カウルセンタ41)の上記排水部41fは、車幅方向の中間部、または、車幅方向中間部よりも他端側(この実施例では車幅方向の左側)に設けられたものである(図8参照)。
この構成によれば、ダッシュパネル(ダッシュロアパネル3)の吸気口3bと排水部41fとの間の車幅方向の距離が確保できるので、飛沫が生じても閉断面26内の空気の流れに当該飛沫が同伴することを抑制することができる。
さらに、この発明の一実施形態においては、上記排水部材60は車幅方向に延びており、当該排水部材60の長手方向側は車幅方向外側ほど下方に傾斜する傾斜部63を備えたものである(図8、図9参照)。
この構成によれば、排水部材60の傾斜部63は外側ほど下方に傾斜しており、この傾斜部63上面の排水経路は、ダッシュパネル(ダッシュロアパネル3)の吸気口3bに近づく程、下方に位置するので、飛沫同伴をさらに抑制することができる。
さらにまた、この発明の一実施形態においては、上記排水部材60は上記傾斜部63の車幅方向外側端部に排水ダクト66を備えたものである(図11、図12参照)。
この構成によれば、上述の排水ダクト66により流路を確保することができるので、飛沫発生を確実に抑制することができる。
加えて、この発明の一実施形態においては、上記外気導入孔25は上記カウルグリル24の車幅方向中間部、または、車幅方向中間部よりも他端側に形成されたものである(図8、図9参照)。
この構成によれば、ダッシュパネル(ダッシュロアパネル3)の吸気口3bと、カウルグリル24の外気導入孔25との間の車幅方向の距離を確実に確保し、飛沫同伴抑制に対して有効となる。
また、この発明の一実施形態においては、上記樋部材(カウルセンタ41)の上記排水部41fと対応する上記排水部材60には、後部から前部に向けて傾斜するスロープ形状部67が設けられたものである(図6、図7参照)。
この構成によれば、樋部材(カウルセンタ41)の排水部41fから排水部材60のスロープ形状部67に滴下した水は、当該スロープ形状部67に沿って後部から前部に向けて流下する。
さらに、この発明の一実施形態においては、上記スロープ形状部67には、車両前後方向に延びる複数のリブ71,72,73が車幅方向に間隔を隔てて設けられたものである(図12参照)。
この構成によれば、上述の複数のリブ71,72,73により、閉断面26内を流れる空気の勢いを弱めることができ、これにより、飛沫同伴の抑制効果をさらに高めることができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のダッシュパネルは、実施例のダッシュロアパネル3に対応し、
以下同様に、
樋部材は、カウルセンタ41に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
以上説明したように、本発明は、車幅方向に延びてエンジンルームと車室とを車両前後方向に区画するダッシュパネルと、上記ダッシュパネルの車幅方向一端側に設けられる吸気口と、上記吸気口から車幅方向他端側に離間した位置に外気導入孔を備えるカウルグリルと、を備えた車両の前部構造について有用である。
1…エンジンルーム
2…車室
3…ダッシュロアパネル(ダッシュパネル)
3b…吸気口
4…フロントウインドシールド
24…カウルグリル
25…外気導入孔
26…閉断面
41…カウルセンタ(樋部材)
41f…排水部
60…排水部材
61…トップデッキ部
63…傾斜部
66…排水ダクト
67…スロープ形状部
71,72,73…リブ

Claims (7)

  1. 車幅方向に延びてエンジンルームと車室とを車両前後方向に区画するダッシュパネルと、
    上記ダッシュパネルの車幅方向一端側に設けられる吸気口と、
    上記吸気口から車幅方向他端側に離間した位置に外気導入孔を備えるカウルグリルと、
    上記カウルグリル下方に設けられ当該カウルグリルと協働して車幅方向に延びる閉断面を形成する排水部材と、
    上記排水部材の上方において上記閉断面内に設けられ、フロントウインドシールドから滴下する水を受ける樋部材と、を備え、
    上記樋部材は上記排水部材に水を排水する排水部を備え、
    上記排水部材は上記外気導入孔に平面視で重複する位置に、上方に位置するトップデッキ部を備え、
    上記排水部は上記トップデッキ部と車幅方向において略同じ位置に設けられることを特徴とする
    車両の前部構造。
  2. 上記樋部材の上記排水部は、車幅方向の中間部、または、車幅方向中間部よりも他端側に設けられた
    請求項1に記載の車両の前部構造。
  3. 上記排水部材は車幅方向に延びており、当該排水部材の長手方向側は車幅方向外側ほど下方に傾斜する傾斜部を備えた
    請求項1または2に記載の車両の前部構造。
  4. 上記排水部材は上記傾斜部の車幅方向外側端部に排水ダクトを備えた
    請求項3に記載の車両の前部構造。
  5. 上記外気導入孔は上記カウルグリルの車幅方向中間部、または、車幅方向中間部よりも他端側に形成された
    請求項1~4の何れか一項に記載の車両の前部構造。
  6. 上記樋部材の上記排水部と対応する上記排水部材には、後部から前部に向けて傾斜するスロープ形状部が設けられた
    請求項1~5の何れか一項に記載の車両の前部構造。
  7. 上記スロープ形状部には、車両前後方向に延びる複数のリブが車幅方向に間隔を隔てて設けられた
    請求項6に記載の車両の前部構造。
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