JP2022158596A - セキュリティシステム、及びセキュリティ方法 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022158596000001
【課題】共用物の不正使用に対するセキュリティ性を向上できるセキュリティシステム、及びセキュリティ方法を提供する。
【解決手段】認証システム4は、キー3に設けられたタグ26と共用物1の通信コイル28とによる短距離無線通信によってキー3を認証して、共用物1の作動が許可又は実行する。セキュリティシステム51は、判定部57、及び切換実行部58を備えている。判定部57は、共用物1が共用又は非共用の何れの使用状態にあるかを判定する。切換実行部58は、通信相手が各々異なるように設けられた複数の通信コイル28のうち、判定部57の判定結果に基づくものに使用を切り換える。
【選択図】図1

Description

本発明は、共用物の不正使用に対するセキュリティシステム、及びセキュリティ方法に関する。
従来、1台の車両(シェアリングカー)を複数人で共用するカーシェアリングシステムが周知である(特許文献1等)。特許文献1では、車内のグローブボックスに車両キーが格納されており、シェアリング条件が満足された場合に、グローブロックスから車両キーを取り出して、車両が利用可能となる。
特開2011-221738号公報
しかし、特許文献1の技術の場合、第三者が車両の不正使用を目的として、グローブボックスを強制的に開け、車両キーが盗難されてしまうことも想定される。この場合、車両盗難などに繋がる可能性もあり、何らかの対策が必要とされていた。
前記問題点を解決するセキュリティシステムは、ユーザが使用する共用物に通信コイルが設けられ、キーに設けられたタグと前記通信コイルとによる無線通信によって前記キーを認証して、前記共用物の作動が許可又は実行される認証機能に用いられる構成であって、前記共用物が共用又は非共用の何れの使用状態にあるかを判定する判定部と、通信相手が各々異なるように設けられた複数の前記通信コイルのうち、前記判定部の判定結果に基づくものに使用を切り換える切換実行部とを備えた。
前記問題点を解決するセキュリティ方法は、ユーザが使用する共用物に通信コイルが設けられ、キーに設けられたタグと前記通信コイルとによる無線通信によって前記キーを認証して、前記共用物の作動が許可又は実行される認証機能に用いられる方法であって、前記共用物が共用又は非共用の何れの使用状態にあるかを判定することと、通信相手が各々異なるように設けられた複数の前記通信コイルのうち、使用状態の判定結果に基づくものに使用を切り換えることとを前記共用物の不正使用の対策を実行するセキュリティシステムに実行させる。
本発明によれば、共用物の不正使用に対するセキュリティ性を向上できる。
一実施形態のセキュリティシステムの構成図。 共用物の予約手続きの概要図。 デジタルキーを認証する際の手順図。 デジタルキーでドアを解錠する際の手順図。 共用下で第2キーによってエンジン始動する際のシステム構成図。 非共用下で第1キーによってエンジン始動する際のシステム構成図。 第1キーで共用物のドアを解錠する際のシステム作動図。 非共用下で第2キーによってエンジン始動する際のシステム構成図。
以下、セキュリティシステム、及びセキュリティ方法の一実施形態を説明する。
図1に示すように、複数のユーザによって使用される共用物1は、車両2である。共用物1は、キー3を無線通信によって認証して共用物1の作動を許可又は実行する認証機能(以下、認証システム4と記す)を備えている。認証システム4は、キー3をワイヤレス通信(スマート通信を含んでもよい)によって認証するキーシステム5と、キー3を短距離無線通信によって認証するイモビライザーシステム6と含む。
キー3は、共用物1のオーナ(所有者)が使用する第1キー10を含む。第1キー10は、「オーナーキー」の位置付けである。第1キー10は、例えば、キー本体11に設けられた操作ボタン12によって共用物1を遠隔操作するFOBキーである。第1キー10は、機械的操作によって共用物1を作動させる際に使用するキープレート13を備えている。操作ボタン12は、例えば、共用物1が車両2である場合、車両2のドアを解錠する際に操作する解錠ボタン、車両2のドアを施錠する際に操作する施錠ボタンがある。第1キー10は、操作ボタン12が操作された際、操作された操作ボタン12に応じた電波をUHF(Ultra High Frequency)帯の電波によって送信する。
キーシステム5は、第1キー10を認証する照合ECU(Electronic Control Unit)16を備えている。照合ECU16は、共用物1に設けられた通信部17に接続されている。通信部17は、例えば、アンテナ及び通信回路を含む。照合ECU16は、共用物1に登録された第1キー10のID情報Didがメモリに登録されている。ID情報Didは、例えば、第1キー10に登録された固有のIDコード、無線通信の認証で使用する認証鍵を含む。照合ECU16は、通信部17を介して、第1キー10を無線通信によって認証する。照合ECU16及び通信部17の通信は、例えば、共用物1から第1キー10への通信にLF(Low Frequency)帯の電波を使用し、第1キー10から共用物1の通信にUHF帯の電波を使用することが好ましい。照合ECU16は、第1キー10からID情報Didを受信した場合、自身のメモリに登録されているID情報Didを用いて第1キー10を照合し、照合が成立すれば、共用物1の作動を許可又は実行する。
照合ECU16は、共用物1に設けられた通信線18を介して、ボディECU19及びエンジンECU20に接続されている。ボディECU19は、照合ECU16の認証結果に基づき、共用物1に設けられた機器21の電源を管理する。エンジンECU20は、照合ECU16の認証結果に基づき、エンジン22を制御する。通信線18は、例えば、CAN(Controller Area Network)、又はLIN(Local Interconnect Network)であることが好ましい。
イモビライザーシステム6は、イモビライザーシステム6を制御するイモビライザーECU25を備えている。第1キー10は、イモビライザーシステム6で認証されるタグ26(本例は、第1タグ27と記す)を備えている。イモビライザーECU25は、第1キー10と短距離無線通信する通信コイル28に接続されている。通信コイル28は、例えば、キーシリンダ29に設けられた第1通信コイル30を含む。第1通信コイル30は、第1通信ライン31を介してイモビライザーECU25と接続されている。イモビライザーECU25は、第1タグ27に登録されたイモビライザーIDを短距離無線通信によって認証する。イモビライザーECU25は、第1タグ27を認証すると、エンジンECU20によるエンジン始動を許可する。短距離無線通信は、例えば、RFID(Radio Frequency Identification)であることが好ましい。
認証システム4は、キー機能が付与された端末34(デジタルキー35)を認証するデジタルキーシステム36を含む。デジタルキーシステム36は、共用物1である車両2をオーナ以外の他ユーザも使用可能とするカーシェアリングシステムの認証機能である。端末34は、例えば、多機能端末であることが好ましく、例として、高機能携帯電話がある。端末34は、外部(例えば、サーバ37:図2参照)から鍵情報Dkが付与されることにより、共用物1のキー、すなわちデジタルキー35となる。
デジタルキーシステム36は、デジタルキーシステム36において近距離無線通信による認証を実行する無線認証装置38を備えている。無線認証装置38は、共用物1に設けられている。無線認証装置38は、共用物1に予め備え付けられていてもよいし、或いは共用物1に後付けされてもよい。無線認証装置38は、近距離無線通信を実行するアンテナ39と、デジタルキー35を認証する認証部40とを備えている。認証部40は、アンテナ39を介した近距離無線通信によって、デジタルキー35を認証する。
近距離無線通信は、無線PAN(Personal Area Network:パーソナルエリアネットワーク)通信、無線LAN(Local Area Network)、又は、短距離無線通信のいずれでもよい。パーソナルエリアネットワーク通信には、例えば、ブルートゥース(Bluetooth:登録商標)通信、UWB(Ultra Wide Band)通信などがある。ブルートゥース通信は、BLE(Bluetooth Low Energy)であるとよい。無線LANには、例えば、Wi-Fi(登録商標)通信などがある。短距離無線通信には、RFIDの一種として、例えば、NFC(Near Field Communication)などがある。
デジタルキー35は、デジタルキー35の作動を制御する端末制御部43と、ネットワーク通信を実行するネットワークモジュール44と、近距離無線通信を実行する通信モジュール45と、データの記憶が可能なメモリ46と、画面を表示する表示部47とを備えている。デジタルキー35は、通信モジュール45を介して、無線認証装置38と近距離無線通信を実行する。表示部47は、例えば、タッチパネルであることが好ましい。
デジタルキー35は、近距離無線通信による認証で使用される鍵情報Dkがメモリ46に登録されている。デジタルキー35は、例えば、サーバ37からのダウンロード、マスターキー(図示略)からの無線による取得、コード情報の画像読み取りなどの各種方式によって、鍵情報Dkをダウンロードすることが好ましい。鍵情報Dkは、例えば、使用が1度又は一定期間のみ許可されたワンタイムキー(ワンタイムパスワード)、暗号通信の鍵として使用される所定のセッション鍵などである。鍵情報Dkは、例えば、共用物1のシェアリング利用者が予約手続き時に入力した予約日時の情報を含む。鍵情報Dkは、外部からデジタルキー35にダウンロードされてもよいし、出荷時に予め書き込まれていてもよい。認証部40(無線認証装置38)は、デジタルキー35に登録された鍵情報Dkによって、近距離無線通信の認証を実行する。
デジタルキー35は、デジタルキー35を共用物1のキーとして作動させる際に必要なアプリケーション48がメモリ46に登録されている。アプリケーション48は、例えば、サーバ37などネットワーク通信を通じて取得されて、メモリ46に書き込み保存される。デジタルキー35にアプリケーション48を登録することにより、デジタルキー35への鍵情報Dkのダウンロードや、デジタルキー35での共用物1の操作が可能となる。
認証システム4は、共用物1の不正使用の対策を実行するセキュリティ機能(セキュリティシステム51)を備えている。本例のセキュリティシステム51は、共用物1がオーナ使用下のとき、共用物1のシェアリング利用者が使用するキー3(以降、第2キー52と記す)が盗難されても、共用物1の不正使用に対するセキュリティ性を向上するものである。
第2キー52は、「シェアリング用キー」の位置付けである。第2キー52は、例えば、共用物1の遠隔操作機能を持たないキー、いわゆるイグニッションキーであることが好ましい。このため、第2キー52は、操作ボタン12が省略されている。また、第2キー52は、イモビライザー機能を持たないキーであることが好ましい。このため、第2キー52は、タグ26が省略されている。第2キー52は、共用物1が車両2の場合、車内の所定位置に保管されていることが好ましい。
共用物1は、第1タグ27及び第1通信コイル30とは別のタグ26及び通信コイル28の組を備えている。本例の場合、共用物1のタグ26を第2タグ53とし、共用物1の通信コイル28を第2通信コイル54とする。本例の場合、第2タグ53及び第2通信コイル54は、無線認証装置38に設けられている。第2通信コイル54は、第2通信ライン55を介してイモビライザーECU25と接続されている。第2タグ53は、第2通信コイル54の近傍に配置されている。
セキュリティシステム51は、共用物1が共用又は非共用の何れの使用状態にあるかを判定する判定部57を備えている。判定部57は、例えば、無線認証装置38に設けられている。本例の場合、判定部57は、共用物1の予約手続き時にシェアリング利用者が指定した予約日時を用い、現在日時が予約日時内か否かを確認することにより、共用物1が共用又は非共用の何れであるかを判定する。
セキュリティシステム51は、複数の通信コイル28の接続切り換えを実行する切換実行部58を備えている。本例の場合、切換実行部58は、通信相手が各々異なるように設けられた複数の通信コイル28のうち、判定部57の判定結果に基づくものに使用を切り換える。本例の場合、切換実行部58は、イモビライザーECU25に対する接続経路を切り換える切換部59と、切換部59の作動を制御する切換制御部60とを含む。切換部59は、例えば、スイッチ、スイッチング素子が挙げられる。本例の場合、切換部59は、可動接点61と、第1通信コイル30に接続された第1固定接点62と、第2通信コイル54に接続された第2固定接点63とを備えている。切換制御部60は、切換部59の接点状態を切り換えて、第1通信コイル30及び第2通信コイル54の一方を選択的にイモビライザーECU25に接続する。
セキュリティシステム51は、切換実行部58によって設定された通信コイル28を使用して認証を実行する認証実行部64を備えている。認証実行部64は、イモビライザーECU25に設けられている。認証実行部64は、第1通信コイル30及び第2通信コイル54のうち、切換部59によって選択されているコイルに対し、かざし状態にあるタグ26を認証する。認証実行部64は、タグ26が認証されると、エンジンECU20にエンジン始動許可を出力して、エンジン始動を可能にする。
次に、本実施形態のセキュリティシステム51の作用について説明する。
[車両2(共用物1)をシェアリングする場合]
図2に示すように、シェアリング利用者は、車両2を借りる場合、車両2の使用予約をとる。使用予約は、例えば、端末34を操作して、車両2の予約情報Dsを入力する操作であることが好ましい。予約情報Dsは、例えば、ユーザID、パスワード、予約日時などがある。ユーザID及びパスワードは、セキュリティシステム51の利用登録時に付与されるとよい。端末34は、端末34での予約情報Dsの入力が完了すると、入力された予約情報Dsを、ネットワークモジュール44を介してサーバ37にネットワーク送信する。
サーバ37は、端末34から予約情報Dsを受信すると、この予約情報Dsに基づき、鍵情報Dkを生成する。鍵情報Dkは、例えば、端末34から受け付けた予約日時、端末34の固有ID、端末34及び共用物1の暗号通信で使用するセッション鍵などを含む。サーバ37は、生成した鍵情報Dkを、ネットワーク通信によって、シェアリング利用者の端末34に送信する。端末34は、サーバ37から鍵情報Dkを受信すると、受信した鍵情報Dkをメモリ46に記憶する。これにより、端末34は、車両2のキー(デジタルキー35)となる。
図3に、デジタルキー35(デジタルキーシステム36)を認証する手順を図示する。
ステップ101において、無線認証装置38は、自機の通信に係る情報を知らせるアドバタイズを、周期的に繰り返し送信する。なお、アドバタイズは、例えば、パケットデータの一種であって、無線認証装置38から常時、定期的に送信されている。
ステップ102において、デジタルキー35は、無線認証装置38から送信されるアドバタイズを受信すると、スキャン処理を実行する。なお、デジタルキー35は、例えば、アドバタイズを受信したときの受信信号強度が規定値以上となったときに、スキャン処理を開始することが好ましい。このとき、デジタルキー35は、スキャン処理後、近距離無線通信の詳細に係る提供の要求として、接続要求を無線認証装置38に送信する。
ステップ103において、デジタルキー35及び無線認証装置38は、以上のやり取りを遂行すると、近距離無線通信が接続された状態、すなわち通信接続の状態に移行する。
ステップ104において、デジタルキー35及び無線認証装置38は、近距離無線通信が通信接続の状態に移行すると、デジタルキー35の認証を実行する。本例の場合、例えば、デジタルキー35は、無線認証装置38からの要求に応答して、メモリ46に登録されている鍵情報Dkを、近距離無線通信によって無線認証装置38に送信する。無線認証装置38が鍵情報Dkを受信すると、認証部40は、デジタルキー35から受信した鍵情報Dkの認証を実行する。本例の場合、認証部40は、鍵情報Dkを正しく復号できるなどして、鍵情報Dkの認証が成立に移行した場合、例えば車両2の予約日時(利用開始時間/利用終了時間)、以降の近距離無線通信で使用するセッション鍵、デジタルキー35(端末34)の固有のIDである端末IDなどを取得することができる。一方、認証部40は、鍵情報Dkが正しくなければ、処理を強制終了して、車両2の使用を許可しない。
ステップ105において、デジタルキー35及び無線認証装置38は、鍵情報Dkが認証された場合、認証成立を認識した認証完了状態となる。認証完了状態とは、デジタルキー35及び無線認証装置38の双方が互いに共通のセッション鍵や端末IDを知る状態をいう。これにより、デジタルキー35を用いた車両操作(ドアロック施解錠操作)が可能となる。
図4に、デジタルキー35(デジタルキーシステム36)で車両2のドアを解錠する手順を図示する。
ステップ201において、デジタルキー35及び無線認証装置38は、近距離無線通信を通じて認証完了状態に移行される。
ステップ202において、デジタルキー35は、デジタルキー35で車両2のドアの解錠操作が行われると、その操作に応じたドア解錠要求Sa1を、近距離無線通信によって無線認証装置38に送信する。デジタルキー35でのドアの解錠操作は、例えば、デジタルキー35のタッチ画面に表示された解錠ボタンをタッチ操作することなどが挙げられる。ドア解錠要求Sa1は、例えば、端末ID、ドア解錠コマンド、セッション鍵などを含む信号である。無線認証装置38は、デジタルキー35から送信されたドア解錠要求Sa1を受信すると、認証完了状態であれば、ドア解錠要求受信通知Sa2を照合ECU16に出力する。
ステップ203において、照合ECU16は、無線認証装置38からドア解錠要求受信通知Sa2を受信すると、ボディECU19にドアの解錠を実行させる。これにより、車両2のドアが解錠され、シェアリング利用者の乗車が可能となる。
図5に、乗車したシェアリング利用者がエンジン22を始動させるときのシステム概要図を図示する。なお、本例の場合、車内には、エンジン始動用に第2キー52が保管されている。このため、シェアリング利用者は、車内のキー保管場所から第2キー52を取り出し、この第2キー52でエンジン22を始動させる。キー保管場所は、例えば、ダッシュボードであることが好ましい。キー保管場所は、施解錠構造を持つ扉を有し、例えば、扉をデジタルキー35で解錠可能であることが好ましい。
判定部57は、例えば、現在日時が車両2の予約日時期間内か否かを確認することにより、車両2が共用及び非共用のいずれの状態にあるのかを判定する。本例の場合、判定部57は、鍵情報Dkの復号により取得した利用開始時間と現在時間とを比較することにより、車両2が共用及び非共用のいずれの状態にあるのかを判定する。
切換制御部60は、車両2が共用下にあると判定されている場合、2つの通信コイル28のうち、第2通信コイル54を有効にする。本例の場合、切換制御部60は、車両2が共用下にあると判定された場合、すなわち車両2のシェアリングが利用開始時間となった場合、切換部59において可動接点61を第2固定接点63に接続する。これにより、イモビライザーECU25の信号配線が第2通信ライン55に設定され、第2通信コイル54が有効となる。よって、第1通信コイル30が通信できない状態となり、第2通信コイル54でイモビライザー照合が実施可能となる。
第2通信コイル54は、有効状態となったとき、近傍に位置する第2タグ53と短距離無線通信を実行する。すなわち、通電された第2通信コイル54に第2タグ53がかざされた状態となり、イモビライザーECU25が第2タグ53を認証する。イモビライザーECU25は、第2タグ53が正規タグであることを認識すると、エンジン始動を許可する。このため、シェアリング利用者が第2キー52をキーシリンダ29に挿し込んでエンジンスタートの位置まで回すと、エンジン22が始動する。よって、シェアリング利用者による車両走行が可能となる。
シェアリング利用者は、目的地に到着すると、エンジン22を停止して降車した後、ドアを施錠する。なお、降車の際、第2キー52は、車内のキー保管場所に戻しておくことが好ましい。ドアの施錠は、解錠が施錠に変わるだけでドアの解錠のときと同様の手順であるので、説明を省略する。
[共用物1のオーナが使用する場合]
図6に示すように、判定部57は、現在日時が予約日時期間外であることを確認すると、車両2が非共用下にあると判定する。切換制御部60は、車両2が非共用下にあると判定された場合、2つの通信コイル28のうち、第1通信コイル30を有効にする。本例の場合、切換制御部60は、車両2が非共用下にあると判定された場合、すなわち車両2のシェアリングが利用開始時間前、或いは利用終了時間後である場合、切換部59において可動接点61を第1固定接点62に接続する。これにより、イモビライザーECU25の信号配線が第1通信ライン31に設定され、第1通信コイル30が有効となる。すなわち、イモビライザーECU25の信号配線が第1通信ライン31に戻される。よって、第2通信コイル54が通信できない状態となり、第1通信コイル30でイモビライザー照合が実施可能となる。
図7に示すように、オーナが車両2を使用する場合、まず、第1キー10の遠隔操作によって車両2のドアを解錠する。具体的には、第1キー10の解錠用の操作ボタン12を操作して、第1キー10からドア解錠要求Sb1をUHF帯の電波によって送信させる。ドア解錠要求Sb1は、例えば、キーID、ドア解錠コマンドなどを含む信号である。照合ECU16は、第1キー10から送信されたドア解錠要求Sb1を受信すると、ドア解錠要求受信通知Sb2をボディECU19に出力して、ボディECU19のドアの解錠を実行させる。これにより、車両2のドアが解錠され、シェアリング利用者の乗車が可能となる。
図6に示す通り、オーナは、エンジン22を始動させる際、第1キー10をキーシリンダ29に挿し込んでエンジンスタートの位置まで回す。本例の場合、第1通信コイル30が有効となっているので、第1キー10がキーシリンダ29に挿し込まれた際、第1キー10の第1タグ27が第1通信コイル30にかざされた状態となり、短距離無線通信が確立される。このとき、イモビライザーECU25は、第1タグ27を認証し、第1タグ27が正規タグであることを認識すると、エンジン始動を許可する。このため、オーナが第1キー10をキーシリンダ29に挿し込んでエンジンスタートの位置まで回すと、エンジン22が始動する。よって、オーナによる車両走行が可能となる。
ところで、図8に示すように、車両2が非共用(オーナ使用)の際、第三者によって車内のキー保管場所の第2キー52が盗難されて、第2キー52でエンジン始動が不正に試みられる可能性も否めない。本例の場合、車両2が非共用のときは、第1通信コイル30が有効に設定され、第2通信コイル54が無効に設定されているので、第1通信コイル30でイモビライザー照合を成立に移行させる必要がある。
しかし、第2キー52には、イモビライザー照合用のタグ26が設けられていないので、イモビライザーECU25と通信することができず、イモビライザー照合を成立に移行させることができない。このため、第三者による車両2の不正使用が禁止される。よって、車両盗難に対するセキュリティ性を向上することが可能となる。
上記実施形態のセキュリティシステム51によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)ユーザが使用する共用物1に通信コイル28が設けられ、キー3に設けられたタグ26と通信コイル28とによる無線通信によってキー3を認証して、共用物1の作動が許可又は実行される認証機能(認証システム4)にセキュリティシステム51が用いられている。セキュリティシステム51は、判定部57、及び切換実行部58を備えている。判定部57は、共用物1が共用又は非共用の何れの使用状態にあるかを判定する。切換実行部58は、通信相手が各々異なるように設けられた複数の通信コイル28のうち、判定部57の判定結果に基づくものに使用を切り換える。
本例の構成によれば、共用物1が共用される場合、又は非共用とされる場合の各使用状態に応じて、最適な通信コイル28が適宜選択される。このため、第三者が共用物1を不正使用しても、そのときに認証の実施に使用される通信コイル28を無効とする状態としておけるので、不正使用時に短距離無線通信の認証を不正に実施させずに済む。よって、共用物1の不正使用に対するセキュリティ性を向上することができる。
(2)共用物1の非共用時に使用するキー3を第1キー10とし、第1キー10のタグ26としての第1タグ27と通信する通信コイル28を第1通信コイル30とした場合、共用物1の共用時に使用する第2キー52は、タグ26を備えていない。そして、共用物1の共用時に無線通信による認証を実行する場合は、共用物1に設けられた第2タグ53及び第2通信コイル54の組を使用する。この構成によれば、共用物1の共用時、タグ26及び通信コイル28の短距離無線通信の認証する場合に、共用物1に予め設けられている第2タグ53及び第2通信コイル54で認証を実行することが可能となる。よって、共用物1の共用時に認証を実行する場合に、シェアリング利用者に対し、特別な操作を別途課す必要がない。
(3)共用物1は、端末34に鍵情報Dkを登録したデジタルキー35を鍵として使用するデジタルキーシステム36を備えている。共用物1の共用時、デジタルキーシステム36による認証と、第2タグ53及び第2通信コイル54の認証とのうち、少なくとも一方の認証が使用される。この構成によれば、デジタルキーシステム36による認証や、第2タグ53及び第2通信コイル54の認証(イモビライザー照合)を、作動させたい対象(機器21としてのドア、エンジン22)に応じて適宜使い分けることができる。
(4)デジタルキーシステム36は、デジタルキー35を近距離無線通信によって認証する無線認証装置38を備えている。第2タグ53及び第2通信コイル54は、無線認証装置38に設けられている。この構成によれば、第2タグ53及び第2通信コイル54を無線認証装置38に設けて、これらをユニット化することができる。
(5)共用物1は、車両2である。非共用時の認証は、車両2及び第1キー10の間で実行される認証を含む。共用時におけるドア施解錠の認証は、車両2及びデジタルキー35の間で実行される認証を含む。共用時におけるエンジン始動の認証は、車両2及び第2キー52の間で実行される認証を含む。この構成によれば、車両2の非共用時は、第1キー10のみでドア施解錠やエンジン始動を実行することが可能となる。また、車両2の共用時は、デジタルキー35で車両2のドアを施解錠することが可能となり、車両2及び第2キー52の間の短距離無線通信の認証でエンジン22を始動させることが可能となる。このように、車両2の共用時は、作動させたい対象(機器21としてのドア、エンジン22)に応じて認証方法を異ならせることが可能となるので、不正使用に対するセキュリティ性の向上に寄与する。
(6)デジタルキーシステム36は、デジタルキー35の付与時に設定された車両2の予約日時の間、端末34をデジタルキー35として作動することを許可する。判定部57は、現在日時が予約日時内か否かを確認することにより、共用物1が共用又は非共用の何れであるかを判定する。この構成によれば、予約日時の期間内か否かを確認するという簡便な方法によって、共用物1が共用又は非共用の何れの状態にあるかを判定することができる。
(7)第1通信コイル30は、車両2に設けられたエンジン始動用のキーシリンダ29に配置されている。この構成によれば、第1キー10をキーシリンダ29に挿し込んだり、第1キー10をキーシリンダ29の周囲にかざしたりする簡便な操作によって、第1キー10の第1タグ27を第1通信コイル30と通信させることができる。
(8)共用物1の非共用時に使用するキー3としての第1キー10は、共用物1を遠隔操作する際に操作する操作ボタン12を備えている。この構成によれば、第1キー10の操作ボタン12を用いた遠隔操作によって、共用物1をユーザの意図に沿って作動させることができる。
(9)切換部59を無線認証装置38に設けたので、信号配線の分岐経路を設けるにあたって、イモビライザーECU25に変更等を加える必要がない。よって、従来のイモビライザーECU25をそのまま使用することができる。
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・判定部57による判定の仕方は、予約時間を確認する方法に限定されない。例えば、サーバ37などの外部から判定部57に、共用又は非共用のいずれの状態とするのかの通知を実行してもよい。
・判定部57や切換制御部60は、無線認証装置38に設けられることに限定されず、他のECUやデバイスに設けられてもよい。
・切換部59は、無線認証装置38に設けられることに限定されず、例えば、他のECUやデバイスから独立した素子として設けられてもよい。また、切換部59をイモビライザーECU25に設けてもよい。
・第2タグ53及び第2通信コイル54の組は、無線認証装置38に設けられることに限定されず、共用物1における他の箇所に配置されてもよい。
・第1通信コイル30は、キーシリンダ29に配置されることに限定されず、運転席内の他の位置に変更してもよい。
・第1キー10は、FOBキーに限定されず、例えば、スマートキー(登録商標)としてもよい。
・選択される通信コイル28は、2つに限定されず、3つ以上としてもよい。
・エンジン始動操作(車両電源の遷移操作)は、デジタルキー35の認証の成立と、イモビライザー照合の成立との両方を条件としてもよい。
・共用物1は、デジタルキーシステム36が省略されてもよい。この場合、ドアの施解錠は、例えば、第2キー52の機械的操作で実行するとよい。
・共用物1は、車両2に限定されず、他の装置やシステムに変更してもよい。
・判定部57、及び、切換実行部58(切換制御部60)の各々は、[1]コンピュータプログラム(ソフトウェア)に従って動作する1つ以上のプロセッサによって構成されてもよいし、[2]そのようなプロセッサと、各種処理のうち少なくとも一部の処理を実行する特定用途向け集積回路(ASIC)等の1つ以上の専用のハードウェア回路との組み合わせによって構成されてもよい。プロセッサは、CPU並びに、RAM及びROM等のメモリを含み、メモリは、処理をCPUに実行させるように構成されたプログラムコード、又は指令を格納している。メモリ(コンピュータ可読媒体)は、汎用、又は専用のコンピュータでアクセスできるあらゆる利用可能な媒体を含む。或いは、上記プロセッサを含むコンピュータに代えて、各種処理の全てを実行する1つ以上の専用のハードウェア回路によって構成された処理回路が用いられてもよい。
・判定部57、及び、切換実行部58(切換制御部60)の各々は、独立したプロセッサから構成されてもよいし、機能の一部分が共用のプロセッサから構築されてもよい。このように、判定部57、及び、切換実行部58(切換制御部60)は、独立した機能ブロックに限らず、1つの機能ブロックから構成されてもよいし、一部分が共用された機能ブロックから構成されてもよい。
・本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
1…共用物、2…車両、3…キー、4…認証システム、10…第1キー、12…操作ボタン、21…機器、22…エンジン、26…タグ、27…第1タグ、28…通信コイル、29…キーシリンダ、30…第1通信コイル、34…端末、35…デジタルキー、36…デジタルキーシステム、38…無線認証装置、51…セキュリティシステム、52…第2キー、53…第2タグ、54…第2通信コイル、57…判定部、58…切換実行部。

Claims (9)

  1. ユーザが使用する共用物に通信コイルが設けられ、キーに設けられたタグと前記通信コイルとによる無線通信によって前記キーを認証して、前記共用物の作動が許可又は実行される認証機能に用いられるセキュリティシステムであって、
    前記共用物が共用又は非共用の何れの使用状態にあるかを判定する判定部と、
    通信相手が各々異なるように設けられた複数の前記通信コイルのうち、前記判定部の判定結果に基づくものに使用を切り換える切換実行部と
    を備えたセキュリティシステム。
  2. 前記共用物の非共用時に使用する前記キーを第1キーとし、前記第1キーの前記タグとしての第1タグと通信する前記通信コイルを第1通信コイルとした場合、前記共用物の共用時に使用する第2キーは、前記タグを備えておらず、
    前記共用物の共用時に無線通信による認証を実行する場合は、前記共用物に設けられた第2タグ及び第2通信コイルの組を使用する
    請求項1に記載のセキュリティシステム。
  3. 前記共用物は、端末に鍵情報を登録したデジタルキーを鍵として使用するデジタルキーシステムを備え、
    前記共用物の共用時、前記デジタルキーシステムによる認証と、前記第2タグ及び前記第2通信コイルの認証とのうち、少なくとも一方の認証が使用される
    請求項2に記載のセキュリティシステム。
  4. 前記デジタルキーシステムは、前記デジタルキーを近距離無線通信によって認証する無線認証装置を備え、
    前記第2タグ及び前記第2通信コイルは、前記無線認証装置に設けられている
    請求項3に記載のセキュリティシステム。
  5. 前記共用物は、車両であり、
    非共用時の認証は、前記車両及び前記第1キーの間で実行される認証を含み、
    共用時におけるドア施解錠の認証は、前記車両及び前記デジタルキーの間で実行される認証を含み、共用時におけるエンジン始動の認証は、前記車両及び前記第2キーの間で実行される認証を含む
    請求項3又は請求項4に記載のセキュリティシステム。
  6. 前記デジタルキーシステムは、前記デジタルキーの付与時に設定された前記車両の予約日時の間、前記端末を前記デジタルキーとして作動することを許可し、
    前記判定部は、現在日時が予約日時内か否かを確認することにより、前記共用物が共用又は非共用の何れであるかを判定する
    請求項5に記載のセキュリティシステム。
  7. 前記第1通信コイルは、前記車両に設けられたエンジン始動用のキーシリンダに配置されている
    請求項5又は請求項6に記載のセキュリティシステム。
  8. 前記共用物の非共用時に使用する前記キーとしての第1キーは、前記共用物を遠隔操作する際に操作する操作ボタンを備えている
    請求項1~請求項7のいずれか一項に記載のセキュリティシステム。
  9. ユーザが使用する共用物に通信コイルが設けられ、キーに設けられたタグと前記通信コイルとによる無線通信によって前記キーを認証して、前記共用物の作動が許可又は実行される認証機能に用いられるセキュリティ方法であって、
    前記共用物が共用又は非共用の何れの使用状態にあるかを判定することと、
    通信相手が各々異なるように設けられた複数の前記通信コイルのうち、使用状態の判定結果に基づくものに使用を切り換えることと
    を前記共用物の不正使用の対策を実行するセキュリティシステムに実行させるセキュリティ方法。
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