JP2015036257A - 車両盗難防止システム - Google Patents
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Abstract
Description
るものであり、前期電子回路の信号入力に対する応答がチップ固有であることを利用する技術である。本PUF技術によって、固有情報を生成し、個体識別に利用する技術である。以下、図面を参照して、本発明の実施形態の説明を行う。
図1に、本発明の第1の実施形態の車両盗難防止システムの構成を示す。この車両盗難防止システムは、PUF技術を用いた電子キー1を用いる。そして、その電子キー1の、PUF回路応答モデルデータD1を登録して記憶する鍵登録サーバ20を備える。車両側には、PUF回路応答モデルデータD1を記憶した車両盗難防止車載装置10を備える。また、通信ネットワーク30を介して鍵登録サーバ20と通信するメンテナンス端末40を備える。
電子キー1やメンテナンス端末40等の被認証機器は、認証装置からのチャレンジ信号に対してレスポンス信号を応答して、認証装置に認証される。その被認証機器には、以下で説明するPUF技術を用いたレスポンス生成部6を備える。
に固有の関数になる。そのため、この出力データの応答を予測して模倣することを極めて難しくできる効果がある。
メンテナンス端末40は、車両の車両盗難防止車載装置10と電気接続するOBD(On
Board Diagnosis)ポートへ接続する端子以外に、公衆通信網(例えば、携帯電話通信網)、あるいは無線LAN等の通信ネットワーク30と接続する通信部と有し、また、車両の車両盗難防止車載装置10と無線通信するイモビライザ通信部42を有する。
盗難防止車載装置10と通信して車両のエンジンを起動させる動作を行う。
車両盗難防止車載装置10には、電子キー1と無線通信するイモビライザ通信部11、認証データ取得部12及び車載装置制御部14を設置する。車載装置制御部14は、ドアロックの解除やエンジン始動をする際に、イモビライザ通信部11を介して電子キー1のトランスポンダと無線通信することによりチャレンジ信号とレスポンス信号を通信する。
車両盗難防止車載装置10の車載装置制御部14は、コンピュータプログラムに従って動作する。そのコンピュータプログラムとして、図1のように、ドアロック制御手段15とエンジン始動手段16がある。ドアロック制御手段15は、ドアの施解錠を制御する。また、エンジン始動手段16は、エンジンの始動許否(例えば、イモビライザーのセット・アンセットや、ステアリングのロック・アンロック等)を制御する。
図3は、メンテナンス端末40に、車両の電子キー1の認証データを登録する手順を表
すフロー図である
PUF技術による電子キー1の認証処理のために、先ず事前に、図3のステップS1の処理によって、鍵登録サーバ20が、電子キー1のチップ製造時に、PUF回路6aと周辺回路から成るレスポンス生成関数部6の初期レスポンス信号6eの応答データを取得する。この初期レスポンス信号6eは電子キー1の内部信号であって外部には出力しない。
そして、そのレスポンス生成関数部6の初期レスポンス信号6eに加える、電子キー制御部5のビット削減手段によるビット削減処理の関数モデルのデータを追加したデータを作成する。すなわち、その関数モデルを表すデータと、レスポンス生成関数部6の初期レスポンス信号6eの応答データから成るPUF回路応答モデルデータD1を作成する。
変形例1として、以上のステップS1とS2の動作を以下のステップS1’とS2’の動作に置き換えて、PUF回路応答モデルデータD1を作成することもできる。
PUF技術による電子キー1の認証処理のために、先ず事前に、図3のステップS1の処理によって、鍵登録サーバ20が、電子キー1のチップ製造時に、レスポンス生成関数部6の内部回路のPUF回路6aの端子の信号を取得することで、電子キー1の集積回路の個別のPUF回路6aの基本的応答データを得る。その端子の信号は電子キー1の内部信号であって外部には出力されない。
そして、そのPUF回路6aの基本的応答データに加わる関数であって、応答を複雑化させる周辺回路を関数化した関数モデルを加える。すなわち、PUF回路6aと周辺回路から成るレスポンス生成関数部6の関数モデルであって、そのレスポンス生成関数部6に入力するチャレンジ信号に対する、PUF回路6aの基本的応答データと周辺回路とによって、レスポンス生成関数部6が出力する初期レスポンス信号6eの応答を計算する関数モデルを加える。
そのPUF回路応答モデルデータD1を鍵登録サーバ20の記憶手段に記憶して電子キー1を登録する。そして、また、そのPUF回路応答モデルデータD1を車両の車両盗難防止車載装置10に記憶させる。次に、その車両と電子キー1とを車両の使用者(運転者)に引き渡す。
(ステップS4)車両の施錠処理
車両のユーザがエンジンを停止してドアを開いて車両から出てドアを閉じると、車両盗難防止車載装置10が、電子キーの認証を行った上でなければ車両のドアを開けないようにして車両の盗難を防止する動作に入る。
ステップS4の処理によりドアに施錠した車両は、車両盗難防止車載装置10の車載装置制御部14が、ドアロック制御手段15のプログラムに従って、イモビライザ通信部11を用いて無線で車両の外側に存在する電子キー1に向けて、電子キー1のユーザ識別番号(UID)5cのデータを要求するコマンドを間欠的に送信する。
使用者(運転者)が車両に乗車しようとする場合に、使用者(運転者)が保持する電子キー1が、車両近くの車外領域や室内領域に到達する。その場合に、それに応じた、電子キー1のユーザ識別番号(UID)5cのデータを要求するコマンドを車両盗難防止車載装置10から受信する。電子キー1は、車両盗難防止車載装置10から受信したコマンドに応答して、ユーザ識別番号(UID)5cのデータを車両盗難防止車載装置10に返信する。
車両盗難防止車載装置10は、電子キー1からユーザ識別番号(UID)5cのデータを受信した場合は、そのユーザ識別番号(UID)5cのデータがその車両用の電子キー1のユーザ識別番号(UID)5cのデータであるか否かを確認する。
次に、車載装置制御部14は、PUF回路応答モデルデータD1を用いて演算することで、チャレンジコードに応答する期待レスポンスコードを作成して記憶する。
送信し車外には送信しないようにする。
電子キー1は、車両盗難防止車載装置10から受信したチャレンジ・リクエスト信号のチャレンジコードを入力データとしてレスポンス生成関数部6へ入力し、レスポンス生成関数部6の出力データを取得する。
そして、電子キー1は、その出力データをレスポンス信号として、車両盗難防止車載装置10に返信する。
車両盗難防止車載装置10は、ステップS6で計算して記憶していた期待レスポンスコードを、電子キー1から受信したレスポンス信号と照合する。期待レスポンスコードとレスポンス信号が一致している場合には、電子キー1を認証し、車両のドアロックを解除する。
次に、車両盗難防止車載装置10の車載装置制御部14は、エンジン始動手段16のプログラムに従って、イモビライザ通信部11を用いて無線で車両内に存在する電子キー1に向けて、電子キー1のユーザ識別番号(UID)5cのデータを要求するコマンドを間欠的に送信する。
使用者(運転者)が車両に乗車し、使用者(運転者)が保持する電子キー1が、車両の室内領域に到達する。そして、電子キー1のユーザ識別番号(UID)5cのデータを要求するコマンドを車両盗難防止車載装置10から受信する。電子キー1は、車両盗難防止車載装置10から受信したコマンドに応答して、ユーザ識別番号(UID)5cのデータを車両盗難防止車載装置10に返信する。
車両盗難防止車載装置10は、電子キー1からユーザ識別番号(UID)5cのデータを受信した場合は、そのユーザ識別番号(UID)5cのデータがその車両用の電子キー1のユーザ識別番号(UID)5cのデータであるか否かを確認する。
次に、車載装置制御部14は、PUF回路応答モデルデータD1を用いて演算すること
で、チャレンジ信号に応答する期待レスポンスコードを作成して記憶する。
使用者(運転者)が保持する電子キー1は、車両の室内で、車両盗難防止車載装置10から、エンジン始動用チャレンジ・リクエスト信号を受信する。
そして、電子キー1は、その出力データをレスポンス信号として、車両盗難防止車載装置10に返信する。
車両盗難防止車載装置10は、ステップS11で計算して記憶していた期待レスポンスコードを、電子キー1から受信したレスポンス信号と照合する。期待レスポンスコードとレスポンス信号が一致している場合には、電子キー1を認証する。
車両盗難防止車載装置10は、エンジン始動手段16のプログラムに従って、電子キー1を認証した場合は、更に、認証データ取得部12から、車両の正当なユーザ特有の情報や正当なユーザしか知りえない情報等の運転者の認証情報をユーザに入力させて、運転者の認証を行う。
電子キー1の認証を行い、更に、運転者の認証を行った場合に、車載装置制御部14はエンジン始動が可能な状態にする。そして、運転者は必要に応じてエンジンを始動させて車両を走行させる。
図5は、本発明の第2の実施形態における電子キー1と車両盗難防止車載装置10と、電子キー1の、PUF回路応答モデルデータD1を登録して記憶する鍵登録サーバ20を使用した車両盗難防止システムの構成を示す図である。車両には車両盗難防止車載装置10を設置し、その車両盗難防止車載装置10は、イモビライザ通信部11、認証データ取得部12、無線通信部13及び車載装置制御部14を備える。
図2(b)に鍵登録サーバ20のチャレンジレスポンス認証機能のブロック構成を示す。鍵登録サーバ20は、通信部21と制御部24を有する。その制御部24の動作プログラムには、乱数のチャレンジ信号を作成するチャレンジデータ生成部24aが有り、チャレンジデータ生成部24aが作成したチャレンジ信号を、通信部21が通信ネットワーク30を介して車両盗難防止車載装置10に送信する。
第2の実施形態では、電子キー1の認証処理を、オンライン認証、又は、オフライン認証により行う。オンライン認証では、車両盗難防止車載装置10が、鍵登録サーバ20から受信したチャレンジコードを電子キー1に送信し、その応答として電子キー1から受信したレスポンス信号を鍵登録サーバ20に送信する。そして、鍵登録サーバ20が電子キー1を認証する。
オフライン認証は、車両盗難防止車載装置10が鍵登録サーバ20と通信することが困難な場所で電子キー1を認証する処理である。鍵登録サーバ20は、車両盗難防止車載装置10がオフライン認証を行えるようにするため、鍵登録サーバ20が車両盗難防止車載装置10に向けて定期的に電子キー1の認証用のチャレンジコードと期待レスポンスコードを送信し、車両盗難防止車載装置10の揮発性メモリ18で記憶させておく。
以下で、図7から図9のフロー図を参照しながら、第2の実施形態の車両盗難防止システムの動作手順について、詳しく説明する。
第1の実施形態のステップS1の処理によって、鍵登録サーバ20が、電子キー1のチップ製造時に、PUF回路6aと周辺回路から成るレスポンス生成関数部6の初期レスポンス信号6eの応答データを取得する。
第1の実施形態のステップS2及びS3と同様な処理により、電子キー1のレスポンス生成関数部6の初期レスポンス信号6eの応答データに、それに加えるビット削減手段によるビット削減処理の応答の関数を表すデータを加えたデータから成るPUF回路応答モデルデータD1を作成し、鍵登録サーバ20に記憶する。
鍵登録サーバ20との通信が困難な場所で電子キー1を認証する場合におけるオフライン認証処理のために、車両盗難防止車載装置10は、以下のデータを鍵登録サーバ20から取得する。
次に、車両のユーザがエンジンを停止してドアを開いて車両から出てドアを閉じると、車両盗難防止車載装置10が、電子キーの認証を行った上でなければ車両のドアを開けないようにして車両の盗難を防止する動作に入る。
PUF技術を用いた電子キー1を以下のチャレンジレスポンス認証方式で認証する。
次に、車載の車両盗難防止車載装置10が鍵登録サーバ20と通信可能であるかを確認する。
車両の車両盗難防止車載装置10が鍵登録サーバ20と通信可能な場合は、動作モードをオンライン認証モードにする。鍵登録サーバ20と通信不能な場合は、動作モードをオフライン認証モードにし、ステップS27に進む。
オンライン認証モードの場合は、車両盗難防止車載装置10は、ドアロック制御手段15のプログラムに従って、鍵登録サーバ20からドアロック解除用のチャレンジコードとエンジン始動用のチャレンジコードを受信し、ステップS28aに進む。
オフライン認証モードの場合は、車両盗難防止車載装置10は、ステップS22で鍵登録サーバ20から受信して揮発性メモリ18に記憶していたオフライン用チャレンジコードを読出し、それをチャレンジコードとしてステップS28aに進む。
車両盗難防止車載装置10の車載装置制御部14は、ドアロック制御手段15のプログラムに従って、イモビライザ通信部11を用いて無線で車両の外側に存在する電子キー1に向けて、電子キー1のユーザ識別番号(UID)5cのデータを要求するコマンドを間欠的に送信する。
使用者(運転者)が車両に乗車しようとする場合に、使用者(運転者)が保持する電子キー1が、車両近くの車外領域に到達する。その場合に、電子キー1は、そのユーザ識別番号(UID)5cのデータを要求するコマンドを車両盗難防止車載装置10から受信する。電子キー1は、車両盗難防止車載装置10から受信したコマンドに応答して、ユーザ識別番号(UID)5cのデータを車両盗難防止車載装置10に返信する。
車両盗難防止車載装置10は、電子キー1からユーザ識別番号(UID)5cのデータを受信した場合は、そのユーザ識別番号(UID)5cのデータがその車両用の電子キー1のユーザ識別番号(UID)5cのデータであるか否かを確認する。
。そして、そのユーザ識別番号(UID)5cに紐付けたドアロック解除用チャレンジコード及び通信データのデータ群から成るチャレンジ・リクエスト信号を、イモビライザ通信部11を用いて無線で車両の外側に存在する電子キー1に向けて送信する。
電子キー1は、車両盗難防止車載装置10から受信したチャレンジ・リクエスト信号のチャレンジコードを入力データとしてレスポンス生成関数部6へ入力し、レスポンス生成関数部6が初期レスポンス信号6eを出力する。
図8のフロー図のように、車両盗難防止車載装置10は、電子キー1からレスポンス信号を受信した場合に、オンライン認証モードで動作している場合は、そのレスポンス信号を、無線通信部13を用いて、通信ネットワーク30を介して鍵登録サーバ20に送信し、ステップS32に進む。また、オフライン認証モードで動作している場合は、ステップS33に進む。
鍵登録サーバ20は、先に演算して記憶していた期待レスポンスコードを電子キー1から受信したレスポンス信号と比較して電子キー1を認証する。
車両盗難防止車載装置10は、ステップS22で鍵登録サーバ20から受信して揮発性メモリ18上に記憶していた期待レスポンスコードを電子キー1から受信したレスポンス信号と比較し、一致している場合には、電子キー1を認証し、ステップS34に進む。
車両盗難防止車載装置10は、ドアロック制御手段15のプログラムに従って、電子キー1を認証した場合は車両のドアロックを解除する。
次に、車両盗難防止車載装置10の車載装置制御部14は、エンジン始動手段16のプログラムに従って、イモビライザ通信部11を用いて無線で車両内に存在する電子キー1に向けて、電子キー1のユーザ識別番号(UID)5cのデータを要求するコマンドを間欠的に送信する。
使用者(運転者)が車両に乗車し、使用者(運転者)が保持する電子キー1が、車両の室内領域に到達する。そして、電子キー1のユーザ識別番号(UID)5cのデータを要求するコマンドを車両盗難防止車載装置10から受信する。電子キー1は、車両盗難防止車載装置10から受信したコマンドに応答して、ユーザ識別番号(UID)5cのデータを車両盗難防止車載装置10に返信する。
車両盗難防止車載装置10は、電子キー1からユーザ識別番号(UID)5cのデータを受信した場合は、そのユーザ識別番号(UID)5cのデータがその車両用の電子キー1のユーザ識別番号(UID)5cのデータであるか否かを確認する。
使用者(運転者)が保持する電子キー1は、車両の室内で、エンジン始動用チャレンジ・リクエスト信号を車両盗難防止車載装置10から受信する。電子キー1は、車両盗難防止車載装置10から受信したチャレンジ・リクエスト信号のチャレンジコードを入力データとしてレスポンス生成関数部6へ入力し、レスポンス生成関数部6の出力データを取得する。
そして、電子キー1は、その出力データであるレスポンス信号を、車両盗難防止車載装置10に返信する。
図9のフロー図のように、車両盗難防止車載装置10は、電子キー1からレスポンス信号を受信した場合に、オンライン認証モードで動作している場合は、そのレスポンス信号を、無線通信部13を用いて、通信ネットワーク30を介して鍵登録サーバ20に送信し
、ステップS39に進む。
鍵登録サーバ20は、最初にチャレンジデータ生成部24aが作成して送信したチャレンジコードに応答する期待レスポンスコードを、PUF回路応答モデルデータD1を用いて計算する。
車両盗難防止車載装置10は、ステップS22で、鍵登録サーバ20から受信して揮発性メモリ18上に記憶していた期待レスポンスコードを電子キー1から受信したレスポンス信号と比較し、一致している場合には、電子キー1を認証し、ステップS41に進む。
車両盗難防止車載装置10は、第1の実施形態と同様にして、エンジン始動手段16のプログラムに従って、電子キー1を認証した場合は、更に、認証データ取得部12から、車両の正当なユーザ特有の情報や正当なユーザしか知りえない情報等の運転者の認証情報をユーザに入力させて、運転者の認証を行う。
電子キー1の認証を行い、更に、運転者の認証を行った場合に、車載装置制御部14はエンジン始動が可能な状態にする。そして、運転者は必要に応じてエンジンを始動させて車両を走行させる。
には出力せず、その内部信号を、電子キー制御部5のビット削減手段等の暗号化手段により更に暗号化したレスポンス信号を外部に出力する。
2・・・キーアンテナ
3・・・信号入出力回路
4・・・電荷変換部
5・・・電子キー制御部
5b・・・記憶手段
5c・・・ユーザ識別番号(UID)
6・・・レスポンス生成関数部
6a・・・PUF回路
6b・・・ビット拡張回路
6c・・・中間信号レジスタ
6d・・・暗号演算回路
6e・・・初期レスポンス信号
10・・・車両盗難防止車載装置
11・・・イモビライザ通信部
12・・・認証データ取得部
13・・・無線通信部
14・・・車載装置制御部
14a・・・チャレンジデータ生成部
14b・・・チャレンジデータ出力部
14c・・・レスポンスコード入力受付部
14d・・・期待レスポンスコード演算部
14e・・・認証部
14f・・・コード許容範囲設定部
15・・・ドアロック制御手段
16・・・エンジン始動手段
17・・・コード許容範囲指定パラメータ検知部
18・・・揮発性メモリ
20・・・鍵登録サーバ
21・・・通信部
24・・・制御部
24a・・・チャレンジデータ生成部
24c・・・レスポンスコード入力受付部
24d・・・期待レスポンスコード演算部
24e・・・認証部
24f・・・コード許容範囲設定部
30・・・通信ネットワーク
40・・・メンテナンス端末
41・・・レスポンス生成関数部
42・・・イモビライザ通信部
D1・・・PUF回路応答モデルデータ
Claims (4)
- 少なくとも、車両を制御する制御装置と、被認証機器と、認証装置とを備える車両盗難防止システムであって、前記認証装置が、チャレンジレスポンス認証によって前記被認証機器を認証し前記制御装置へのアクセス権限を付与し、前記被認証機器が物理的複製困難関数技術(PUF)を用いて形成された電子回路を含むレスポンス生成関数部を有し、前記レスポンス生成関数部が、前記認証装置の作成したチャレンジ信号に対してレスポンス信号を生成して前記認証装置に返信することでチャレンジレスポンス認証を行うことを特徴とする車両盗難防止システム。
- 請求項1に記載の車両盗難防止システムであって、前記被認証機器を認証する前記認証装置がサーバー手段であり、通信手段によって前記車両と通信することを特徴とする車両盗難防止システム。
- 請求項1又は2に記載の盗難防止システムであって、前記被認証機器が電子キーであることを特徴とする車両盗難防止システム。
- 請求項1又は2に記載の盗難防止システムであって、前記被認証機器がメンテナンス端末であることを特徴とする車両盗難防止システム。
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