JP2022155308A - 広告効果調査システム、及びデジタルサイネージシステム - Google Patents

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昌也 高橋
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真琴 瀬木
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Toshihiro Ando
充志 金高
Mitsushi Kanetaka
智弘 村上
Toshihiro Murakami
智之 高村
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Abstract

【課題】特定の限られた地域についての広告効果を調査する観点で有効な結果を得ることができる広告効果調査システム、及びデジタルサイネージシステムを提供する。【解決手段】デジタルサイネージシステム10は、サーバシステム50を含んで構成されている。サーバシステム50は、クーポンが消費者によって使用されたことを示す使用通知情報Dntを収集するネットワーク通信部を備えている。また、サーバシステム50は、デジタルサイネージ20を通じて広告効果の調査の結果を示す調査情報Dsvを記憶する記憶部を備えている。また、サーバシステム50は、使用通知情報Dntに基づき調査情報Dsvを生成するサーバ用制御部を備えている。そして、サーバ用制御部は、近距離移動用の車両である小型車両30に搭載されたデジタルサイネージ20を対象として得られる使用通知情報Dntに基づき調査情報Dsvを生成するように構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、広告効果調査システム、及びデジタルサイネージシステムに関する。
電気的な情報に基づき動画、又は静止画による広告画像を液晶パネル等の表示器によって表示するデジタルサイネージが知られている。例えば、特許文献1で示すように、商品購入時等に使用を通じて特典が得られる割引券等のクーポンを配布することができるようにしたデジタルサイネージシステムが構築されている。この場合、デジタルサイネージでは、クーポンが紐付けられた広告画像を表示させるようにしている。
そして、特許文献1では、デジタルサイネージシステムを通じて得られる上記クーポンの使用数等の集計結果を用いて、デジタルサイネージを通じた広告の効果を調査するようにしている。
特開2011-186610号公報
デジタルサイネージを通じた広告の効果の調査においては、デジタルサイネージの対象をどのように設定するかが重要である。例えば、地域を限ることなく不特定多数の消費者に対して上記クーポンを配布することを前提にしたデジタルサイネージを対象として得られる集計結果を用いることが考えられる。この場合、特定の限られた地域についての広告の効果を調査する観点では有効な結果を得られない懸念がある。
上記課題を解決する広告効果調査システムは、デジタルサイネージで表示させる広告画像に対して紐付けられて使用を通じて特典が得られる特典情報が消費者によって使用されたことを示す情報を、ネットワークを介した通信により収集するネットワーク通信部と、前記デジタルサイネージを通じた広告効果の調査の結果を示す調査情報を記憶する記憶部と、前記ネットワーク通信部の通信により収集した前記情報に基づいて、前記調査情報を生成する制御部と、を備えたサーバシステムを含み、前記サーバシステムは、特定の範囲の地域での使用を想定して提供される近距離移動用の車両に搭載された前記デジタルサイネージを対象として得られる前記情報を収集し、前記制御部は、前記近距離移動用の車両に搭載された前記デジタルサイネージを対象として得られる前記情報に基づき前記調査情報を生成するように構成されている。
上記構成によれば、調査情報を生成するための情報として、近距離移動用の車両が移動する特定の範囲の地域に特化した情報を収集することができる。こうして収集できる情報では、例えば、地域を限ることなく不特定多数の消費者に対して特典情報を提供することを前提にしたデジタルサイネージを対象として収集できる情報と比べて、外乱となる情報を減少させられる。この場合、近距離移動用の車両が移動する特定の限られた地域についての広告効果を調査する観点で有効な結果を得ることができる。
上記広告効果調査システムは、前記消費者が前記特典情報を得るためのインターフェースとして、前記消費者が保有する消費者端末にインストールすることで使用可能なアプリケーションを含み、前記アプリケーションは、前記デジタルサイネージで表示された広告画像から前記特典情報を取得するための前記消費者の取得作業を目的として構成されていることが好ましい。
上記構成によれば、アプリケーションの提供を通じて消費者の特典情報を取得する際の利便性の向上を図ることができる。これは、特典情報の使用を通じた消費者の購買意欲を向上するのに効果的である。
また、上記広告効果調査システムにおいて、前記アプリケーションは、前記取得作業を通じて取得した前記特典情報を使用するための前記消費者の使用作業と、前記使用作業を通じて前記特典情報が使用された場合に、当該使用された結果を前記情報として、前記消費者端末が有する前記ネットワークを介した通信の機能を通じて前記サーバシステムに送信するための前記情報の収集作業と、を更なる目的として構成されていることが好ましい。
上記構成によれば、アプリケーションに対して消費者の使用作業と情報の収集作業とを関連付ける機能を付加することで、サーバシステムでは消費者の使用作業に直結した情報を迅速に収集することができる。これは、調査情報の生成に用いる情報について、信頼性を向上したり、情報量を増やしたりするのに効果的である。
上記課題を解決するデジタルサイネージシステムは、上記広告効果調査システムと、前記近距離移動用の車両と、を有する。
上記構成によれば、上記広告効果調査システムと同様の効果を得ることができる。
本発明の広告効果調査システム、及びデジタルサイネージシステムによれば、特定の限られた地域についての広告効果を調査する観点で有効な結果を得ることができる。
デジタルサイネージシステムの概略構成を示す図。 小型車両の概略構成を示す図。 小型車両の概略構成を示す図。 デジタルサイネージシステムの電気的構成を示すブロック図。 サーバシステムが実行する広告照会サービスに関わる処理の流れを示すフローチャート。 サーバシステムが実行する広告効果調査サービスに関わる処理の流れを示すフローチャート。 車両に搭載したデジタルサイネージの表示内容を説明する模式図。 広告照会サービスを利用するためのアプリケーションの表示内容を説明する模式図。 (a)、(b)は消費者によるクーポンの取得の方法を説明する模式図。 (a)、(b)は消費者によるクーポンの取得の方法を説明する模式図。 消費者によるクーポンの取得の方法を説明する模式図。 消費者によるクーポンの使用の方法を説明する模式図。
以下、広告効果調査システム、及びデジタルサイネージシステムの実施形態について説明する。
<デジタルサイネージシステム>
図1に示すように、デジタルサイネージシステム10は、小型車両30と、ユーザ端末40と、サーバシステム(以下「サーバ」という。)50と、広告主端末60と、消費者端末70と、代理店端末80とを備えている。サーバ50は、ユーザ端末40、広告主端末60、消費者端末70、及び代理店端末80とインターネット等のネットワークを介して情報を送受信するように互いに接続されている。デジタルサイネージシステム10は、例えば、小型車両30を製造し、レンタル契約又はリース契約により有料で小型車両30を貸し出し管理する管理会社により管理運営される。小型車両30の貸し出し等の実際の管理は、管理会社から業務委託された代理店により管理運営される。
小型車両30は、電気的な情報に基づき動画、又は静止画による広告画像を液晶パネル等の表示器21によって表示するデジタルサイネージ20を搭載している。ユーザ端末40は、小型車両30を使用する車両ユーザが保有するスマートフォン等の携帯電話やタブレット端末等のことである。サーバ50は、上記管理会社が保有する、所謂、サーバコンピュータにより実現されるものであり、例えば、設置型サーバである。なお、サーバ50は、ネットワーク上に可動的に構築されたクラウドサーバ等であってもよい。広告主端末60は、上記管理会社に対して広告活動の代行を依頼する広告主が保有するコンピュータやスマートフォン等の携帯電話やタブレット端末等のことである。消費者端末70は、消費者が保有するスマートフォン等の携帯電話やタブレット端末等のことである。代理店端末80は、上記代理店が保有するコンピュータやスマートフォン等の携帯電話やタブレット端末等のことである。
小型車両30に搭載したデジタルサイネージ20で表示される広告画像には、商品購入時等に使用を通じて購入代金の割引等の特典が得られる割引券等のクーポンが紐付けられている。小型車両30は、当該小型車両30を有料で借りた車両ユーザによって移動手段として使用される。車両ユーザは、移動手段としての他、広告効果を目的として、クーポンを配布するために小型車両30を使用する。車両ユーザには、例えば、小型車両30を使用して移動した時間、又は距離を指標として得られる広告効果に対する対価として、レンタル契約又はリース契約の料金の割引等として還元される。車両ユーザに還元される対価の原資は、デジタルサイネージシステム10を管理運営する管理会社が広告主を通じて得ることになる広告料金が充てられる。管理会社には、広告主の広告活動を代行する対価として、広告料金が支払われる。そして、広告主は、デジタルサイネージシステム10を通じた広告活動に対する対価として、広告効果の調査結果の他、商品の売れ行きの向上だったり、広告主の知名度の向上だったり、広告活動の目的に応じた効果を得られる。消費者は、消費者端末70を通じてクーポンを取得することに対する対価として、当該クーポンを広告主のもとで使用することで所定の特典を得られる。
本実施形態において、デジタルサイネージシステム10は、車両ユーザとして複数の車両ユーザを対象として提供されるものであり、複数の小型車両30、及び複数のユーザ端末40が存在する。この場合、代理店として複数の代理店端末80が存在する場合がある。また、デジタルサイネージシステム10は、広告主として複数の広告主を対象として提供されるものであり、複数の広告主端末60が存在する。また、デジタルサイネージシステム10は、消費者として複数の消費者を対象として提供されるものであり、複数の消費者端末70が存在する。
<小型車両>
小型車両30は、一人乗り用の電気自動車である。小型車両30は、走行する際の駆動力を発生させる源である図示しないバッテリを搭載している。バッテリは、例えば、充電可能な二次電池である。バッテリの性能は、満充電状態で、例えば、時速60kmで定置走行した場合に50~60kmの範囲の移動を想定して定められている。つまり、本実施形態の小型車両30は、例えば、50~60km等の特定の範囲の地域での使用を想定して提供される近距離移動用の車両である。
図2、及び図3に示すように、車体31は、ボディパネル32と、ピラーパネル33と、ルーフパネル34と、リアバンパカバー35と、デジタルサイネージ20とを備えている。ボディパネル32とピラーパネル33とは、車体31の骨格を形成する図示しないフレームに支持されている。ピラーパネル33は、ボディパネル32の図2中の上側である車体31の上方に隣接して設けられている。ルーフパネル34は、ウィンドシールド34aを有している。ルーフパネル34は、ウィンドシールド34aが図2中の左側である車体31の前方を向くように、車体31におけるピラーパネル33の上端から車体31の前方に向かって延びるように設けられている。リアバンパカバー35は、車体31の図2中の右側及び下側である後方下部に設けられている。リアバンパカバー35の車体31の後方及び車体31の中央には、車両用のナンバープレートPが取り付けられている。デジタルサイネージ20は、表示器21を有している。デジタルサイネージ20は、表示器21の表示面が車体31の後方を向くように、車体31における運転席36の後方に設けられている。なお、デジタルサイネージ20は、表示器21に広告画像を表示させることの実現に必要な各種の部品を有している。
また、小型車両30は、近距離移動用の車両であることを前提とし、さらに軽量、且つ、安価に設計する観点で、走行する際に最低限必要な快適性を確保するのに必要な機能以外の機能が省かれている。走行する際に最低限必要な快適性を確保するのに必要な機能以外の機能は、例えば、上記ネットワークを介した通信機能、オーディオ機能、及びナビゲーション機能等である。つまり、本実施形態の小型車両30は、低コストの車両である。なお、小型車両30は、例えば、上記ネットワーク通信機能、オーディオ機能、及びナビゲーション機能等の機能を車両ユーザのユーザ端末40の機能にて代用することを想定して提供される。
<小型車両の電気的構成>
図4に示すように、小型車両30に搭載されたデジタルサイネージ20には、車両用制御部37が接続されている。車両用制御部37は、図示しない中央処理装置(CPU(Central Processing Unit))及びメモリをそれぞれ備えており、メモリに記憶されたプログラムをCPUが実行することによって、小型車両30についての各種処理が実行される。車両用制御部37は、小型車両30についての各種処理として、小型車両30の走行に関わる処理の他、デジタルサイネージ20での広告画像の表示に関わる処理と、ユーザ端末40との通信に関わる処理とを実行する。
具体的には、車両用制御部37には、BLE通信部38が接続されている。BLE通信部38は、近距離での無線通信として、例えば、Bluetooth(登録商標)、特に、BLE(Bluetooth Low Energy)を通じて、ユーザ端末40との間で各種情報を送受信する通信機能を実現する。BLEを通じた通信機能は、基本的に一組みとなるようにペアリングされた小型車両30、及びユーザ端末40の間で実現される。なお、小型車両30では、BLE通信部38を通じて、ペアリングされたユーザ端末40が有する、例えば、通信機能、オーディオ機能、及びナビゲーション機能等の機能を使用することができる。
また、車両用制御部37には、記憶部39が接続されている。記憶部39は、例えば、車両用制御部37が有するメモリとは別のストレージタイプ等の不揮発性メモリである。記憶部39には、広告情報Dadを含む各種情報が記憶されている。広告情報Dadは、デジタルサイネージ20で表示させるための広告画像を示す当該広告画像に関する画像情報である。
<ユーザ端末>
図4に示すように、ユーザ端末40は、当該ユーザ端末40の表示画面である表示パネル41を備えている。表示パネル41は、デジタルサイネージシステム10を利用するための車両ユーザ専用のアプリケーションUIuを起動するための各種メニュー画面を表示し、当該各種メニュー画面を使用者が指で直接触れることで操作することができる。表示パネル41は、例えば、静電式、感圧式、光学式で使用者の指が触れた位置を検出するタッチパネルである。また、表示パネル41は、小型車両30を使用して移動した時間、距離、及び経路を表示したりする。本実施形態において、アプリケーションUIuは、ユーザ端末40にインストールすることで使用可能になる。また、アプリケーションUIuは、車両ユーザがデジタルサイネージシステム10を利用するためのインターフェースとして機能する。
表示パネル41には、端末用制御部42が接続されている。端末用制御部42は、例えば、図示しない中央処理装置(CPU(Central Processing Unit))及びメモリをそれぞれ備えており、メモリに記憶されたプログラムをCPUが実行することによって、ユーザ端末40についての各種処理が実行される。端末用制御部42は、ユーザ端末40についての各種処理として、表示パネル41で使用者の操作の検出に関わる処理と、表示パネル41の表示内容の制御に関わる処理と、小型車両30との通信に関わる処理と、サーバ50との通信に関わる処理とを実行する。
端末用制御部42には、BLE通信部43が接続されている。端末用制御部42は、BLE通信部43を通じて、ペアリングされた小型車両30との間で各種情報を送受信する通信機能を実現する。
また、端末用制御部42には、位置情報センサ44が接続されている。位置情報センサ44は、例えば、GPS(Global Positioning System)用の人工衛星からの測位信号を受信し、当該受信される測位信号に基づきユーザ端末40の現在の位置(緯度、経度)および方位を検出するGPSセンサである。位置情報センサ44は、これらユーザ端末40の位置及び方位から、ユーザ端末40の位置情報Dlcを生成する。端末用制御部42は、例えば、アプリケーションUIuの使用中に、位置情報センサ44で生成された位置情報Dlcを取得し、当該位置情報Dlcを収集する。本実施形態において、位置情報Dlcは、ユーザ端末40とペアリングして使用される小型車両30の現在の位置を代替的に示すものである。
また、端末用制御部42には、ネットワーク通信部45が接続されている。端末用制御部42は、ネットワーク通信部45を通じて、サーバ50との間で各種情報を送受信する通信機能を実現する。この場合、端末用制御部42は、アプリケーションUIuの使用中に、サーバ50に対して、位置情報Dlc、及び広告要求情報Dadrを送信する。位置情報Dlcは、例えば、端末用制御部42の制御周期毎に送信される。また、広告要求情報Dadrは、広告情報Dadの取得をサーバ50に対して要求するための情報である。例えば、車両ユーザは、ユーザ端末40を操作することによって、アプリケーションUIuの各種メニュー画面から「広告要求」のメニューを選択する。そして、車両ユーザは、小型車両30を使用する際に、ユーザ端末40を通じて広告要求情報Dadrをサーバ50に対して送信する。
<消費者端末>
図4に示すように、消費者端末70は、当該消費者端末70の表示画面である表示パネル71を備えている。表示パネル71は、デジタルサイネージシステム10を利用するための消費者専用のアプリケーションUIcを起動するための各種メニュー画面を表示し、当該各種メニュー画面を使用者が指で直接触れることで操作することができる。表示パネル71は、例えば、静電式、感圧式、光学式で使用者の指が触れた位置を検出するタッチパネルである。本実施形態において、アプリケーションUIcは、消費者端末70にインストールすることで使用可能になる。また、アプリケーションUIcは、消費者がデジタルサイネージシステム10を利用するためのインターフェースとして機能する。
表示パネル71には、端末用制御部72が接続されている。端末用制御部72は、例えば、図示しない中央処理装置(CPU(Central Processing Unit))及びメモリをそれぞれ備えており、メモリに記憶されたプログラムをCPUが実行することによって、消費者端末70についての各種処理が実行される。端末用制御部72は、消費者端末70についての各種処理として、表示パネル71で使用者の操作の検出に関わる処理と、表示パネル71の表示内容の制御に関わる処理と、サーバ50との通信に関わる処理とを実行する。
端末用制御部72には、ネットワーク通信部73が接続されている。端末用制御部72は、ネットワーク通信部73を通じて、サーバ50との間で各種情報を送受信する通信機能を実現する。この場合、端末用制御部72は、アプリケーションUIcの使用中に、サーバ50に対して、照会要求情報Diq、及び使用通知情報Dntを送信する。照会要求情報Diqは、クーポン情報Dbnの取得をサーバ50に対して要求するための情報である。例えば、消費者は、消費者端末70を操作することによって、アプリケーションUIcの各種メニュー画面から「照会要求」のメニューを選択する。そして、消費者は、デジタルサイネージ20に表示された広告画像を視認し、当該広告画像に紐付けられたクーポンを取得する際に、消費者端末70を通じて照会要求情報Diqをサーバ50に対して送信する。照会要求情報Diqは、デジタルサイネージ20に表示された広告画像から得られる後述のクーポンコードGbn、及び小型車両30を識別可能な後述の識別情報を含む情報である。クーポン情報Dbnは、広告情報Dadに紐付けられたクーポンを消費者端末70で表示させるための画像情報である。また、使用通知情報Dntは、アプリケーションUIcから取得したクーポンを消費者が使用したことを示す情報である。例えば、消費者は、消費者端末70を操作することによって、アプリケーションUIcで取得したクーポンを画面に表示させる。そして、消費者端末70は、クーポンの画面が広告主の操作によって、使用済みの画面に更新する際に、使用通知情報Dntをサーバ50に対して送信する。なお、使用通知情報Dntには、消費者のクーポンの使用について、クーポンの種類、使用した時間、及び使用したお店を特定できる情報が含まれている。その他、使用通知情報Dntには、消費者の性別、年齢、及び職業等の個人情報が含まれるようにしてもよい。この場合、消費者端末70は、アプリケーションUIcのインストール時に、上記個人情報を消費者が入力可能に構成されていればよい。本実施形態において、クーポン情報Dbn、すなわちクーポンは特典情報の一例である。
<サーバシステム>
図4に示すように、サーバ50は、サーバ用制御部51を備えている。サーバ用制御部51は、例えば、図示しない中央処理装置(CPU(Central Processing Unit))及びメモリをそれぞれ備えており、メモリに記憶されたプログラムをCPUが実行することによって、デジタルサイネージシステム10についての各種処理が実行される。サーバ用制御部51は、デジタルサイネージシステム10についての各種処理として、広告照会サービスの提供に関わる処理と、広告効果調査サービスの提供に関わる処理と、各端末40,60,70,80との通信に関わる処理とを実行する。本実施形態において、サーバ用制御部51は、制御部の一例である。
サーバ用制御部51には、記憶部52が接続されている。記憶部52は、例えば、サーバ用制御部51が有するメモリとは別のストレージタイプ等の不揮発性メモリである。記憶部52には、広告情報Dad、クーポン情報Dbn、調査情報Dsv、及び実績情報Dpfを含む各種情報が記憶されている。調査情報Dsvは、デジタルサイネージシステム10で得られた広告効果の調査の結果を示す情報である。実績情報Dpfは、小型車両30を使用して移動した時間、又は距離に応じて車両ユーザに対する対価を評価するための情報である。
また、サーバ用制御部51には、ネットワーク通信部53が接続されている。サーバ用制御部51は、ネットワーク通信部53を通じて、各端末40,60,70,80との間で各種情報を送受信する通信機能を実現する。
<サーバシステム:広告活動の代行の依頼>
サーバ用制御部51は、広告主端末60からの広告情報Dad、及びクーポン情報Dbnの受信に伴い、当該広告情報Dad、及びクーポン情報Dbnを記憶部52の所定の記憶領域に記憶する。例えば、広告主は、広告主端末60を操作することによって、デジタルサイネージシステム10を利用した広告活動の代行の依頼をする。そして、広告主は、広告活動の代行の依頼の際に、広告主端末60を通じて広告情報Dad、及びクーポン情報Dbnをサーバ50に対して送信する。なお、広告活動の代行の依頼について、店舗等の窓口で申し込んだり、上記ネットワーク上で申し込んだり具体的な依頼の方法は問わない。
<サーバシステム:広告情報の送信>
サーバ用制御部51は、ユーザ端末40からの広告要求情報Dadrの受信に伴い、記憶部52から対応する広告情報Dadを読み出す。そして、サーバ用制御部51は、読み出した広告情報Dadを広告要求情報Dadrの送信があったユーザ端末40に対して送信する。
<サーバシステム:広告照会サービスに関わる処理>
サーバ用制御部51は、消費者端末70からの照会要求情報Diqの受信に伴い、記憶部52から対応するクーポン情報Dbnを読み出す。そして、サーバ用制御部51は、読み出したクーポン情報Dbnを照会要求情報Diqの送信があった消費者端末70に対して送信する。つまり、サーバ用制御部51は、クーポン情報Dbnを照会して提供する消費者に対する広告照会サービスに関わる処理を実行する。本実施形態において、サーバ50を含んで構成されるデジタルサイネージシステム10は、広告照会システムの一例である。
具体的には、図5に示すように、広告照会サービスについて、サーバ50のサーバ用制御部51は、照会要求情報Diqを受信したか否かを判断し(ステップS10)、照会要求情報Diqを受信するまでの間(ステップS10:NO)、ステップS10の処理を繰り返し実行する。
サーバ用制御部51は、照会要求情報Diqを受信したことを判断する場合(ステップS10:YES)、ステップS10にて受信した照会要求情報Diqに含まれるクーポンコードGbn、又は小型車両30の識別情報に基づいて、対応するクーポン情報Dbnを照会する(ステップS11)。ステップS11にて、サーバ用制御部51は、照会要求情報DiqにクーポンコードGbnが含まれている場合、当該クーポンコードGbnに対応するクーポン情報Dbnを記憶部52から読み出す。
本実施形態において、クーポンコードGbnは、デジタルサイネージ20に表示された広告画像に盛り込まれた画像であり、例えば、消費者端末70のカメラ機能等で読み取ることができる、例えば、QRコード(登録商標)等の多次元コードである。
一方、ステップS11にて、サーバ用制御部51は、照会要求情報Diqに識別情報が含まれている場合、当該識別情報に対応する小型車両30とともに、当該小型車両30がデジタルサイネージ20で表示させていた広告画像とを特定して、当該広告画像に対応するクーポン情報Dbnを記憶部52から読み出す。
本実施形態の識別情報は、小型車両30について、車体31の車体色を示す「色」、ナンバープレートPの番号を示す「ナンバー」、時間を示す「時間」、場所を示す「場所」、小型車両30自体を示す「写真」の少なくともいずれかである。なお、「写真」は、消費者端末70のカメラ機能で撮影して得られた画像ファイルのことである。本実施形態において、「色」、「ナンバー」、及び「写真」の識別情報は、小型車両30の外観から得られる個体情報の一例である。また、「時間」の識別情報は、時間情報の一例である。また、「場所」の識別情報は、場所情報の一例である。
これに対して、サーバ用制御部51は、小型車両30について、車体色に関する情報を予め有している。また、サーバ用制御部51は、ユーザ端末40を通じて位置情報Dlcを受信している。この場合、サーバ用制御部51は、位置情報Dlcに基づいて、どの時間にどの経路でどの場所を通過したか等の対応する小型車両30の移動に関わる履歴を算出することができる。また、サーバ用制御部51は、消費者端末70のカメラ機能で撮影して得られた画像ファイルに基づいて、小型車両30を画像認識することができる。この場合、サーバ用制御部51は、画像ファイルに「時間」、及び「場所」についての情報が付加されていれば、「写真」、すなわち画像ファイルが撮影された「時間」、及び「場所」を特定することができる。
例えば、サーバ用制御部51は、「色」の識別情報を使用して、ある程度まで小型車両30の候補を絞る込むことができ、さらに「時間」、又は「場所」の少なくともいずれかの識別情報を使用すれば、小型車両30を高い精度で特定することができる。この場合、サーバ用制御部51は、デジタルサイネージ20に複数種類の広告画像を切り替えて表示させていたとしても所望の広告画像を特定することができる。
また、サーバ用制御部51は、「ナンバー」、又は画像ファイルの識別情報を使用して、少なくとも小型車両30を特定することができ、さらに「時間」、及び「場所」の少なくともいずれかの識別情報を使用すれば、デジタルサイネージ20に複数種類の広告画像を切り替えて表示させていたとしても所望の広告画像を特定することができる。この場合、サーバ用制御部51は、画像ファイルに「時間」、及び「場所」についての情報が付加されていれば、画像ファイルの識別情報のみを使用して、小型車両30を特定するとともに、デジタルサイネージ20に複数種類の広告画像を切り替えて表示させていたとしても所望の広告画像を特定することができる。
また、サーバ用制御部51は、「時間」、又は「場所」の識別情報を使用して、ある程度まで小型車両30の候補を絞る込むことができる。また、サーバ用制御部51は、「時間」、及び「場所」の両方の識別情報を使用すれば、小型車両30を高い精度で特定するとともに、デジタルサイネージ20に複数種類の広告画像を切り替えて表示させていたとしても所望の広告画像を特定することができる。
続いて、サーバ用制御部51は、上記ステップS11にて照会した結果から得られるクーポン情報Dbnを照会結果として、上記ステップS10にて受信した照会要求情報Diqを送信した消費者端末70に送信する(ステップS12)。上記ステップS12にて、サーバ用制御部51は、上記S11にて照会した結果が一のクーポン情報Dbnではなく複数のクーポン情報Dbnを候補とする結果の場合、複数のクーポン情報Dbnを対応する消費者端末70に送信する。その後、サーバ用制御部51は、ステップS10の処理に戻る。
<サーバシステム:広告効果調査サービス>
サーバ用制御部51は、消費者端末70からの使用通知情報Dntの受信に伴い、当該使用通知情報Dntに基づいて記憶部52の所定の記憶領域に記憶している調査情報Dsvを更新することで最新の調査情報Dsvを生成する。つまり、サーバ用制御部51は、調査情報Dsvの生成を通じて広告効果を調査する広告効果調査サービスに関わる処理を実行する。広告効果調査サービスで得られた調査情報Dsvは、依頼に基づき広告主への提供や、上記管理会社が広告活動の代行の依頼を増加させるための企画提案等の営業に使用することができる。本実施形態において、サーバ50を含んで構成されるデジタルサイネージシステム10は、広告効果調査システムの一例である。
具体的には、図6に示すように、広告効果調査サービスについて、サーバ50のサーバ用制御部51は、使用通知情報Dntを受信したか否かを判断し(ステップS20)、使用通知情報Dntを受信するまでの間(ステップS20:NO)、ステップS20の処理を繰り返し実行する。
サーバ用制御部51は、使用通知情報Dntを受信したことを判断する場合(ステップS20:YES)、ステップS20にて受信した使用通知情報Dntに基づいて、当該使用通知情報Dntを分析する(ステップS21)。ステップS21にて、サーバ用制御部51は、使用通知情報Dntに含まれているクーポンの種類、使用した時間、及び使用したお店を特定できる情報、すなわち広告効果の調査に使用できる情報を抽出する。
続いて、サーバ用制御部51は、上記ステップS21にて分析した結果を反映させるように、記憶部52に記憶している調査情報Dsvを更新する(ステップS22)。その後、サーバ用制御部51は、ステップS20の処理に戻る。
<サーバシステム:車両ユーザの登録>
サーバ用制御部51は、代理店端末80からのユーザ情報Dusの受信に伴い、当該ユーザ情報Dusを記憶部52の所定の記憶領域に記憶する。例えば、代理店は、代理店端末80を操作することによって、小型車両30を有料で借りた車両ユーザについての通知をする。そして、代理店は、車両ユーザについての通知の際に、代理店端末80を通じてユーザ情報Dusをサーバ50に対して送信する。なお、ユーザ情報Dusには、氏名、住所、及びメールアドレス等の連絡先等が含まれている。サーバ用制御部51は、ユーザ情報Dusを記憶部52の所定の記憶領域に記憶することによって、デジタルサイネージシステム10の利用者として対応する車両ユーザを登録する。
<サーバシステム:車両ユーザへの対価>
サーバ用制御部51は、ユーザ端末40からの位置情報Dlcの受信に伴い、小型車両30を使用して移動した時間、距離、及び経路等の実績情報Dpfを算出する。そして、サーバ用制御部51は、算出した実績情報Dpfを記憶部52の所定の記憶領域に記憶する。また、サーバ用制御部51は、所定のタイミングで実績情報Dpfを車両ユーザ毎に評価する。サーバ用制御部51は、例えば、1カ月に1回のタイミングで、小型車両30を使用して移動した時間、又は距離に応じた対価として、レンタル契約又はリース契約の料金の割引額を車両ユーザ毎に算出する。そして、サーバ用制御部51は、算出した割引額を該当する車両ユーザに還元することを指示するための対価情報Dcdを代理店端末80に対して送信する。代理店端末80は、対価情報Dcdの受信に伴い、当該対価情報Dcdに応じた割引額をレンタル契約又はリース契約の料金から割り引いて更新する等の還元処理を該当する車両ユーザに対して実施する。なお、還元処理について、店舗等の窓口で実施したり、上記ネットワーク上で実施したり具体的な還元の方法は問わない。
<デジタルサイネージでの広告画像>
小型車両30について、車両用制御部37は、図示しないスタートスイッチ等の起動スイッチが操作されることによって、走行に関わる処理の他、デジタルサイネージ20での広告画像の表示に関わる処理と、ユーザ端末40との通信に関わる処理とを開始する。また、ユーザ端末40について、端末用制御部42は、アプリケーションUIuを通じた広告要求情報Dadrの結果としてサーバ50からの広告情報Dadの受信に伴い、当該広告情報Dadを小型車両30に送信する。
この場合、図4に示すように、車両用制御部37は、ペアリングされたユーザ端末40からの広告情報Dadの受信に伴い、当該広告情報Dadを記憶部39の所定の記憶領域に記憶する。そして、車両用制御部37は、記憶部39に記憶した広告情報Dadを読み出して、当該広告情報Dadに基づいた広告画像を表示させるようにデジタルサイネージ20の表示器21の表示内容を制御する。
例えば、図7に示すように、表示器21には、広告情報Dadに基づいた広告画像Gadが画像表示される。広告画像Gadは、当該広告画像Gadに紐付けられたクーポンを取得するための情報としてクーポンコードGbnを含む各種情報が盛り込まれた画像である。また、広告画像Gadには、クーポンコードGbnの他、広告主を示す「×××ショップ」と、広告の内容を示す「×月×日~×月×日セール期間中」と、クーポンの取得を促す「クーポンはココから」との各メッセージ画像が含まれている。
車両ユーザは、デジタルサイネージ20の表示器21に広告画像Gadを画像表示させた状態で、小型車両30を使用して移動することによって、クーポンを配布することができる。こうした小型車両30の移動中には、デジタルサイネージ20の表示器21に画像表示した広告画像Gadが消費者によって確認される。そして、消費者は、広告画像Gadを確認して、さらに興味があればクーポンを取得することができる。
<消費者によるクーポンの取得>
消費者は、消費者端末70のアプリケーションUIcを使用することによって、デジタルサイネージシステム10が提供する広告照会サービスを利用することができる。この場合、消費者端末70について、端末用制御部72は、アプリケーションUIcが起動されることによって、広告照会サービスを利用するためのメニュー画面を画像表示させるように消費者端末70の表示パネル71の表示内容を制御する。
例えば、図8に示すように、表示パネル71には、アプリケーションUIcを通じて利用できる広告照会サービスのタイトル画像Gtt1を含む各種画像が画像表示される。各種画像には、タイトル画像Gtt1の他、クーポンを照会するための「クーポンコード」のメニュー画像Gmn1、及び「情報入力」のメニュー画像Gmn2を含む各種画像が画像表示される。そして、消費者は、消費者端末70を操作することによって、表示パネル71に表示される各メニュー画像Gmn1,Gmn2のいずれかを選択することで、対応する機能を使用することができる。この場合、端末用制御部72は、対応する機能を使用するための画面を画像表示させるように表示パネル71の表示内容を制御するとともに、必要な機能を起動させる。
例えば、図9(a)に示すように、消費者が「クーポンコード」のメニュー画像Gmn1を選択する場合、表示パネル71には、クーポンコードを用いた広告照会の機能のタイトル画像Gtt2とともに、クーポンコードGbnを読み取る際の領域を示す領域画像Garを含む各種画像が画像表示される。この場合、消費者端末70では、カメラ機能を有していれば、端末用制御部72によって、カメラ機能が起動される。なお、消費者端末70がカメラ機能を有していなければ、クーポンコードを用いた広告照会の機能自体を使用できないようにしてもよい。
そして、図9(b)に示すように、消費者は、クーポンコードを用いた広告照会の機能の状態で、小型車両30のデジタルサイネージ20の表示器21に消費者端末70を向けて、カメラ機能を用いて表示されているクーポンコードGbnを撮影して消費者端末70に読み込ませる。
この場合、消費者端末70について、端末用制御部72は、クーポンコードGbnの読み込みに伴い、当該クーポンコードGbnに対応するクーポン情報Dbnについての照会要求として、照会要求情報Diqをサーバ50に送信する。ここで送信する照会要求情報Diqには、クーポンコードGbnが含まれている。
例えば、図10(a)に示すように、消費者が「情報入力」のメニュー画像Gmn2を選択する場合、表示パネル71には、情報入力を用いた広告照会の機能のタイトル画像Gtt3とともに、小型車両30を識別するための識別情報を入力して指定したりするための入力領域画像Gisを含む各種画像が画像表示される。入力領域画像Gisには、小型車両30について、車体31の車体色を示す「色」、ナンバープレートPの番号を示す「ナンバー」、視認した時間を示す「時間」、視認した場所を示す「場所」、小型車両30自体を示す「写真」を指定するための領域が含まれている。また、入力領域画像Gisには、指定した識別情報に対応するクーポン情報Dbnについての照会要求をするための「照会する」のメニュー画像が含まれている。
そして、図10(b)に示すように、消費者は、「×時×分」の「××交差点」にて、「××-××」の標記のナンバープレートPを有する車体色が赤色の車体31(RED)の小型車両30を視認した場合を想定する。そして、消費者は、情報入力を用いた広告照会の機能の状態で、入力領域画像Gisに対して、視認した小型車両30についての識別情報をそれぞれ指定する。例えば、上記想定の場合では、「色」のスペースに「赤」、「ナンバー」のスペースに「××-××」、「時間」のスペースに「×時×分」、「場所」のスペースに「××交差点」のうち少なくとも一つを指定する。その他、消費者は、情報入力を用いた広告照会の機能の状態で、入力領域画像Gisに対して、視認した小型車両30を撮影した画像ファイルがあれば、「写真」のスペースに画像ファイルをドロップまたは選択する等して指定する。なお、消費者端末70では、カメラ機能として、撮影した画像ファイルに上記「時間」、及び「場所」に相当する情報を付加する機能を有する場合、「写真」として「時間」、及び「場所」についての識別情報も含むことになる。続いて、消費者は、消費者端末70を操作することによって、「照会する」を選択する。
この場合、消費者端末70について、端末用制御部72は、「照会する」の選択の検出に伴い、識別情報に基づいて識別される小型車両30がデジタルサイネージ20で表示させていた広告画像に対応するクーポン情報Dbnについての照会要求として、照会要求情報Diqをサーバ50に送信する。ここで送信する照会要求情報Diqには、消費者により指定された識別情報が含まれている。つまり、本実施形態において、アプリケーションUIcは、照会要求の際に必要な識別情報を指定するための消費者の指定作業を目的として構成されている。また、アプリケーションUIcは、照会要求のために照会要求情報Diqをサーバ50に送信するための消費者の要求作業を目的として構成されている。
続いて、消費者端末70には、照会要求情報Diqに対する結果として、サーバ50からクーポン情報Dbnが送信される。この場合、端末用制御部72は、クーポン情報Dbnの受信に伴い、当該クーポン情報Dbnに基づいたクーポンを画像表示させるように表示パネル71の表示内容を制御する。
例えば、図11に示すように、表示パネル71には、アプリケーションUIcを通じて利用できるクーポン画像Gcpaを含む各種画像が画像表示される。クーポン画像Gcpaには、クーポンの内容を示す「××%割引クーポン」と、クーポンの使用の仕方を示す「お店で見せてね」と、広告主を示す「×××ショップ」と、クーポンを使用できる期間を示す「×月×日~×月×日」との各メッセージ画像が含まれている。つまり、本実施形態において、アプリケーションUIcは、デジタルサイネージ20で表示された広告画像Gadからクーポン情報Dbn、すなわちクーポンを取得するための消費者の取得作業を目的として構成されている。
<消費者によるクーポンの使用>
消費者は、クーポン画像Gcpaを表示させた状態で、広告主のもとを訪れて消費者端末70の表示パネル71を見せることによって、当該クーポン画像Gcpaに応じた特典を得られる。この場合、端末用制御部72は、広告主が専用の機器を使用したり、所定のパスワードを入力したりする広告主の操作の検出に伴い、クーポンが使用済みであることを示す内容にクーポン画像を更新させるように表示パネル71の表示内容を制御する。
例えば、図12に示すように、表示パネル71には、アプリケーションUIcを通じて使用済みであることを示す内容のクーポン画像Gcpbを含む各種画像が画像表示される。クーポン画像Gcpbには、クーポンが使用済みであることを示す「クーポン使用済」のメッセージ画像が含まれている。
この場合、消費者端末70について、端末用制御部72は、クーポン画像Gcpbの更新に伴い、アプリケーションUIcから取得したクーポンを消費者が使用したことの通知として、使用通知情報Dntをサーバ50に送信する。ここで送信する使用通知情報Dntには、クーポンの種類、使用した時間、及び使用したお店を特定できる情報が含まれている。つまり、本実施形態において、アプリケーションUIcは、取得したクーポン情報Dbn、すなわちクーポンを使用するための消費者の取得作業を目的として構成されている。また、アプリケーションUIcは、クーポン情報Dbn、すなわちクーポンが使用された結果を使用通知情報Dntとして、サーバ50に送信するための使用通知情報Dntの収集作業を目的として構成されている。
以下、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態のデジタルサイネージシステム10では、デジタルサイネージ20を搭載した小型車両30として、近距離移動用の車両を用いるようにしている。この場合、本実施形態のサーバ50は、小型車両30で想定する移動範囲に限った特定の消費者に対してクーポンを提供することを前提にしたデジタルサイネージ20を対象として、使用通知情報Dntを収集することができる。つまり、サーバ50によって収集できる使用通知情報Dntは、小型車両30で想定する移動範囲に特化した情報であると言える。
本実施形態では、例えば、観光地での街中の移動手段として小型車両30が提供される場合、使用通知情報Dntとして、観光地での限られた範囲に対象を絞って情報を収集することができる。
こうして収集できる使用通知情報Dntでは、例えば、地域を限ることなく不特定多数の消費者に対してクーポンを提供することを前提にしたデジタルサイネージを対象として収集できる情報と比べて、外乱となる情報を減少させられる。
以下、本実施形態の効果を説明する。
(1)本実施形態では、小型車両30で想定する移動範囲に対象を絞って情報を収集することによって、外乱となる情報を減少させられるなかで使用通知情報Dntを収集することができる。この場合、小型車両30が移動する特定の限られた地域についての広告効果を調査する観点で有効な結果を得ることができる。
(2)本実施形態では、デジタルサイネージ20で表示された広告画像からクーポンを取得するための消費者の取得作業を目的として構成されているアプリケーションUIcを提供するようにしている。これにより、アプリケーションUIcの提供を通じて消費者のクーポンを取得する際の利便性の向上を図ることができる。これは、クーポンの使用を通じた消費者の購買意欲を向上するのに効果的である。
(3)本実施形態のアプリケーションUIcは、上記取得作業を通じて取得したクーポンを使用するための消費者の使用作業を更なる目的として構成されている。また、アプリケーションUIcは、上記使用作業を通じてクーポンが使用された場合に、使用通知情報Dntをサーバ50に送信するための当該使用通知情報Dntの収集作業を更なる目的として構成されている。このように、アプリケーションUIcに対して消費者の使用作業と使用通知情報Dntの収集作業とを関連付ける機能を付加することで、サーバ50では消費者の使用作業に直結した使用通知情報Dntを迅速に収集することができる。これは、調査情報Dsvの生成に用いる使用通知情報Dntについて、信頼性を向上したり、情報量を増やしたりするのに効果的である。
(4)実施形態のデジタルサイネージシステム10では、小型車両30が搭載したデジタルサイネージ20の広告情報を視認できなくても、小型車両30を識別可能な識別情報を取得できていれば、サーバ50への照会要求を通じてクーポン情報Dbn、すなわちクーポンを照会することができる。そして、クーポンを照会する対象としては、近距離移動用の車両である小型車両30に搭載されたデジタルサイネージ20を対象とするようにしている。この場合、本実施形態のサーバ50は、小型車両30で想定する移動範囲に限ったなかで存在する小型車両30を対象として、クーポンを照会することができる。
本実施形態では、例えば、観光地での街中の移動手段として小型車両30が提供される場合、観光地での限られた範囲に存在する小型車両30に対象を絞ってクーポンを照会することができる。
こうした照会では、例えば、地域を限ることなく不特定多数の消費者に対してクーポンを提供することを前提にしたデジタルサイネージを対象とした照会と比べて、当該照会の際に外乱となる情報を減少させることができる。この場合、消費者が希望する特典を得られなくなる事態の発生を抑えることができる。
(5)本実施形態では、クーポンの照会の際に、小型車両30を識別可能な識別情報として、小型車両30を視認することができれば容易に得ることができる情報を定めるようにしている。例えば、消費者は、小型車両30を視認した場合に、車体31の車体色や、ナンバープレートPの番号であれば容易に得ることができる。また、消費者は、小型車両30を視認した場合に、その時の時間や場所であれば容易に得ることができる。また、消費者は、小型車両30自体を示す「写真」であれば容易に得ることができる。これは、サーバ50への照会要求をし易くするのに効果的である。
(6)本実施形態では、クーポンの照会要求の際に必要な識別情報を指定するための消費者の指定作業と、当該指定作業を通じて指定された識別情報を照会要求としてサーバ50に送信するための消費者の要求作業とを目的として構成されているアプリケーションUIcを提供するようにしている。これにより、アプリケーションUIcの提供を通じて消費者が照会要求する際の利便性の向上を図ることができる。これは、クーポンの使用を通じた消費者の購買意欲を向上するのに効果的である。
<他の実施形態>
上記実施形態は次のように変更してもよい。また、以下の他の実施形態は、技術的に矛盾しない範囲において、互いに組み合わせることができる。
・クーポンコードGbnは、対応するクーポン情報Dbnを取得するためのネットワーク上のアドレスであるURL(Uniform Resource Locator)を消費者端末70の表示パネル71に画像表示するためのものであってもよい。なお、上記URLは、サーバ50に関わって設定されるアドレスである。この場合、消費者は、消費者端末70を操作することによって、上記URLにアクセスすれば所望のクーポン情報Dbnを取得したり表示パネル71に画像表示させたりすることができる。
・クーポンコードGbnは、消費者端末70にアプリケーションUIcがインストールされていなければ、当該アプリケーションUIcをインストールするためのURLを表示パネル71に画像表示するためのものであってもよい。この場合、消費者は、クーポンコードGbnに関わる情報を取得できる汎用的なアプリケーションを使用することによって、URLにアクセスすればアプリケーションUIcを容易に入手することができる。これは、デジタルサイネージシステム10の認知度を向上するのに効果的である。
・クーポンコードGbnは、対応するクーポン画像Gbn自体を画像表示するためのものであってもよい。この場合、消費者は、消費者端末70にクーポンコードGbnを読み込ませれば所望のクーポン情報Dbnを表示パネル71に画像表示させることができる。
・クーポンコードGbnは、数字やアルファベットや記号等を組み合わせた複数桁のパスワードであってもよい。例えば、消費者は、デジタルサイネージ20で表示された広告画像のパスワードを広告主のもとで伝えることで所定の特典を得られるようにすればよい。この場合、クーポンを取得したり使用したりするのに消費者が消費者端末70を使用しなくてもよくなり、消費者端末70、すなわちアプリケーションUIcについては、広告効果調査システム、すなわちデジタルサイネージシステム10の構成から削除することができる。ただし、消費者は、広告照会サービスを利用するのであれば、消費者端末70を使用する必要がある。
・アプリケーションUIcは、消費者の指定作業と、消費者の要求作業とを目的として少なくとも構成されていればよい。つまり、アプリケーションUIcは、使用通知情報Dntの収集作業を目的として構成されていなくてもよい。例えば、広告主、すなわち広告主端末60は、消費者がクーポンを使用した際に、使用通知情報Dntに相当する情報をサーバ50に送信するように構成すればよい。使用通知情報Dntの収集作業では、消費者端末70のメール機能を使用できるようにすればよい。また、アプリケーションUIcは、消費者の取得作業、及び使用作業を目的として構成されていなくてもよい。例えば、消費者の取得作業、及び使用作業は、消費者端末70の汎用的な機能で代用してもよい。例えば、消費者の取得作業、及び使用作業では、消費者端末70にクーポンコードGbnを読み込ませて、当該クーポンコードGbnに関わる情報を取得できる汎用的なアプリケーションを使用できるようにすればよい。この場合、アプリケーションUIcについては、広告効果調査システム、すなわちデジタルサイネージシステム10の構成から削除することができる。
・アプリケーションUIcは、例えば、ネットワーク上のURLに示される場所に保存等されているホームページを表示するためのブラウザの機能で代用してもよい。つまり、アプリケーションUIcについては、広告効果調査システム、すなわちデジタルサイネージシステム10の構成から削除することができる。また、この場合、上記ブラウザでは、対応するスペースに対して視認した小型車両30についての識別情報を消費者がそれぞれ入力して指定することができるように構成されていればよい。つまり、アプリケーションUIcについては、広告照会システムの構成から削除することができる。
・識別情報は、小型車両30について、「色」、「ナンバー」、「時間」、「場所」、及び「写真」の少なくともいずれかを含んでいればよく、「色」を削除してもよいし、他の情報を組み合わせて用いるようにしてもよい。他の情報としては、例えば、小型車両30について、一人乗り用の仕様や二人乗り用の仕様等の仕様違いの車両が存在するのであれば、小型車両30の仕様に関する情報を用いることができる。
・小型車両30は、近距離移動用の車両であることを前提としていれば、ガソリン自動車であってもよい。また、小型車両30は、例えば、上記ネットワークを介した通信機能、アプリケーションUIu、及び位置情報センサ44の少なくともいずれかの機能を有していてもよい。この場合、小型車両30が上記ネットワークを介した通信機能、アプリケーションUIu、及び位置情報センサ44を有していれば、ユーザ端末40については、広告効果調査システム、すなわちデジタルサイネージシステム10の構成から削除することができる。これは、広告照会システムについても同様である。
・小型車両30の貸し出し等の実際の管理は、上記管理会社にて管理運営してもよい。この場合、上記実施形態にて代理店、すなわち代理店端末80が有する機能は、サーバ50の機能として実現すればよい。また、小型車両30は、上記管理会社とは別の製造会社が製造するものであってもよい。
・クーポンの使用を通じて得られる特典の内容は、商品購入時の購入代金の割引等の経済的な内容の他、人気商品を優先して購入することができる権利や、おまけとして記念品が得られる等、消費者にとって有利と考えられる内容であればよい。
・アプリケーションUIcにおいて、消費者端末70の表示パネル71で画像表示される各メニュー画像Gmn1,Gmn2等の具体的なメニュー画像の表現としては、意図が変わらない範囲で適宜変更可能である。
・デジタルサイネージ20は、小型車両30のいずれかどこかに搭載されていればよく、車体31における後方側の他、表示器21の表示面が車体31の前方、又は左右を向くように、車体31における前方側、又は左右側に設けられていてもよい。つまり、デジタルサイネージ20は、車体31における前方側、左右側、及び後方側の少なくともいずれかに設けられていればよい。
・サーバ50は、コンピュータプログラムを実行する1つ以上のプロセッサ、あるいは各種処理のうち少なくとも一部の処理を実行する特定用途向け集積回路等の1つ以上の専用ハードウェア回路、あるいは上記プロセッサ及び上記専用ハードウェア回路の組み合わせを含む回路として構成されているコンピュータである。上記コンピュータは、CPU及びメモリを含んでいる。メモリには、RAMやROM等が採用されている。メモリは、処理をCPUに実行させるように構成されたプログラムコードまたは指令を格納している。メモリ、言い換えるとコンピュータ可読媒体は、汎用または専用のコンピュータでアクセスできるあらゆる利用可能な媒体によって構成してもよい。上記コンピュータの構成は、小型車両30、ユーザ端末40、広告主端末60、消費者端末70、代理店端末80についても同様である。
次に、上記各実施形態から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)デジタルサイネージで表示させる広告画像に関する情報とともに、当該広告画像に対して紐付けられて使用を通じて特典が得られる特典情報を記憶する記憶部と、前記特典情報の照会を要求するための消費者による照会要求を、ネットワークを介した通信により受け入れるネットワーク通信部と、前記ネットワーク通信部を通じて受け入れた前記照会要求に基づいて、当該照会要求に対応する前記特典情報を照会する制御部と、を備えたサーバシステムを含み、前記サーバシステムは、特定の範囲の地域での使用を想定して提供される近距離移動用の車両に搭載された前記デジタルサイネージを対象として表示させる前記広告画像に紐付けられた前記特典情報を照会し、前記消費者による前記照会要求は、前記近距離移動用の車両を識別可能な識別情報を含み、前記制御部は、前記照会要求に含まれた前記識別情報から識別できる前記近距離移動用の車両に基づいて、当該照会要求に対応する前記特典情報を照会し、当該照会して得られた前記特典情報を、前記ネットワーク通信部を通じて前記照会要求をした前記消費者に対して提供するように構成されている広告照会システム。
上記構成によれば、近距離移動用の車両が搭載したデジタルサイネージの広告情報を視認できなくても、車両を識別可能な識別情報を取得できていれば、サーバシステムへの照会要求を通じて特典情報を照会することができる。そして、特典情報を照会する対象としては、特定の範囲の地域での使用を想定して提供される近距離移動用の車両に搭載されたデジタルサイネージを対象とするようにしている。こうした照会では、例えば、地域を限ることなく不特定多数の消費者に対して特典情報を提供することを前提にしたデジタルサイネージを対象とした照会と比べて、当該照会の際に外乱となる情報を減少させられる。この場合、消費者が希望する特典を得られなくなる事態の発生を抑えることができる。
(ロ)上記広告照会システムにおいて、前記識別情報は、前記近距離移動用の車両の外観から得られる個体情報と、前記消費者が前記近距離移動用の車両を視認した時間を示す時間情報と、前記消費者が前記近距離移動用の車両を視認した場所を示す場所情報との少なくともいずれかを含むことが好ましい。
上記構成によれば、車両を識別可能な識別情報として、車両を視認することができれば容易に得ることができる情報を定めるようにしている。例えば、消費者は、車両を視認した場合に、車両の色に関わる情報であれば容易に得ることができる。また、消費者は、車両を視認した場合に、その時の時間や場所に関わる情報であれば容易に得ることができる。これは、サーバシステムへの照会要求をし易くするのに効果的である。
(ハ)上記広告照会システムは、前記消費者が前記特典情報を得るためのインターフェースとして、前記消費者が保有する消費者端末にインストールすることで使用可能なアプリケーションを含み、前記アプリケーションは、前記照会要求の際に必要な前記識別情報を指定するための前記消費者の指定作業と、前記指定作業を通じて指定された前記識別情報を前記照会要求として、前記消費者端末が有する前記ネットワークを介した通信の機能を通じて前記サーバシステムに送信するための前記消費者の要求作業と、を目的として構成されていることが好ましい。
上記構成によれば、アプリケーションの提供を通じて消費者が照会要求する際の利便性の向上を図ることができる。これは、特典情報の使用を通じた消費者の購買意欲を向上するのに効果的である。
(ニ)上記広告照会システムと、前記近距離移動用の車両と、を有するデジタルサイネージシステム。
上記構成によれば、上記広告効照会システムと同様の効果を得ることができる。
10…デジタルサイネージシステム(広告効果調査システム)
20…デジタルサイネージ
30…小型車両(近距離移動用の車両)
50…サーバシステム
51…サーバ用制御部(制御部)
52…記憶部
53…ネットワーク通信部
70…消費者端末
UIc…アプリケーション

Claims (4)

  1. デジタルサイネージで表示させる広告画像に対して紐付けられて使用を通じて特典が得られる特典情報が消費者によって使用されたことを示す情報を、ネットワークを介した通信により収集するネットワーク通信部と、
    前記デジタルサイネージを通じた広告効果の調査の結果を示す調査情報を記憶する記憶部と、
    前記ネットワーク通信部の通信により収集した前記情報に基づいて、前記調査情報を生成する制御部と、を備えたサーバシステムを含み、
    前記サーバシステムは、特定の範囲の地域での使用を想定して提供される近距離移動用の車両に搭載された前記デジタルサイネージを対象として得られる前記情報を収集し、
    前記制御部は、前記近距離移動用の車両に搭載された前記デジタルサイネージを対象として得られる前記情報に基づき前記調査情報を生成するように構成されている広告効果調査システム。
  2. 前記消費者が前記特典情報を得るためのインターフェースとして、前記消費者が保有する消費者端末にインストールすることで使用可能なアプリケーションを含み、
    前記アプリケーションは、前記デジタルサイネージで表示された広告画像から前記特典情報を取得するための前記消費者の取得作業を目的として構成されている請求項1に記載の広告効果調査システム。
  3. 前記アプリケーションは、
    前記取得作業を通じて取得した前記特典情報を使用するための前記消費者の使用作業と、
    前記使用作業を通じて前記特典情報が使用された場合に、当該使用された結果を前記情報として、前記消費者端末が有する前記ネットワークを介した通信の機能を通じて前記サーバシステムに送信するための前記情報の収集作業と、を更なる目的として構成されている請求項2に記載の広告効果調査システム。
  4. 請求項1~請求項3のうちいずれか一項に記載の広告効果調査システムと、
    前記近距離移動用の車両と、を有するデジタルサイネージシステム。
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