JP2022155310A - 広告送信システム、及びデジタルサイネージシステム - Google Patents

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Masaya Takahashi
真琴 瀬木
Makoto Seki
敏広 安藤
Toshihiro Ando
充志 金高
Mitsushi Kanetaka
智弘 村上
Toshihiro Murakami
智之 高村
Tomoyuki Takamura
博生 服部
Hiroo Hattori
正光 高平
Masamitsu Takahira
恵介 斎藤
Keisuke Saito
幹郎 五十嵐
Mikio Igarashi
由布子 川崎
Yuko Kawasaki
寛子 石黒
Hiroko Ishiguro
理菜 近藤
Rina Kondo
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Abstract

【課題】デジタルサイネージを車両に搭載する観点で有効な効果を得ることができる広告送信システム及びデジタルサイネージシステムを提供する。【解決手段】広告送信システムの一種であるデジタルサイネージシステム10において、小型車両30は、サーバシステム50を通じて提供される広告画像に関する情報とともに、当該広告画像に対して紐付けられるクーポン情報を記憶しており、小型車両30のエリア内に存在する消費者端末70との間でのBLE通信を行うことにより、消費者端末70に対してクーポン情報を送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、広告送信システム、及びデジタルサイネージシステムに関する。
電気的な情報に基づき動画、又は静止画による広告画像を液晶パネル等の表示器によって表示するデジタルサイネージが知られている。例えば、特許文献1では、車両に備えられた表示装置を介して広告を出力させるようにしている。そして、特許文献1では、広告を視認した消費者からの要求に対して、広告のリストを提供するようにしている。この場合、広告のリストとしては、消費者に接近した車両を抽出して、当該車両に備えられた表示装置で出力された広告のリストを作成するようにしている。
特開2020-21027号公報
上記特許文献1において、消費者は、実際に車両を視認している場合に広告のリストを要求することができる。例えば、車両が移動中であると、当該車両が広告を出力させていたとしても車両や広告自体が消費者に気付かれ難く、消費者が広告のリストを要求する機会が減ることになる。この場合、デジタルサイネージを車両に搭載する観点では有効な効果を得られない懸念がある。
上記課題を解決する広告送信システムは、サーバシステムを通じて提供される情報として、車両に搭載されたデジタルサイネージで表示させる広告画像に関する情報と共に、当該広告画像に対して紐付けられて使用を通じて特典が得られる特典情報を記憶する記憶部と、消費者が保有する消費者端末について、前記車両の周囲に定めたエリア内に存在する前記消費者端末との間での通信を可能にする通信部と、前記通信部を通じて通信が可能な前記消費者端末に対して、前記通信部を通じて前記特典情報を送信する制御部と、を含み、前記消費者端末には、前記消費者が前記特典情報を得るためのインターフェースとしてのアプリケーションが使用可能なようにインストールされていることを前提とし、前記制御部は、前記消費者が前記消費者端末を操作することによって、前記アプリケーションにて前記通信部との通信を許容している前記消費者端末に対して前記特典情報を送信するように構成されている。
上記構成によれば、デジタルサイネージを搭載した車両の周囲に定めたエリア内に存在する消費者端末に対しては、デジタルサイネージを搭載した車両を消費者が実際に視認したか否かに関係なく特典情報が送信される。つまり、消費者に対しては、デジタルサイネージを搭載した車両を実際に視認していなくても、特典情報を提供することができる。そして、特典情報を送信するための条件として、アプリケーションにて通信部との通信を許容していることを定めるようにしている。これは、アプリケーションにて通信部との通信を許容するために消費者による消費者端末の操作が必要であることを考慮すれば、通信部との通信を許容している消費者端末であれば、消費者が特典情報の取得を希望していると判断できる。これにより、デジタルサイネージを搭載した車両が移動中であることから、当該車両や広告画像自体に消費者が気付き難い状況であっても、希望する消費者に対しては特典情報を積極的に提供していくことができる。この場合、デジタルサイネージを車両に搭載する観点で有効な効果を得ることができる。
上記広告送信システムにおいて、前記記憶部と、前記通信部と、前記制御部とは、前記車両の機能として実現されるものであることが好ましい。
上記構成によれば、アプリケーションにて通信部との通信を許容している消費者端末と、デジタルサイネージを搭載した車両とが、当該車両の周囲に定めたエリア内まで接近したという事実のもとで特典情報を送信することができる。これは、デジタルサイネージを車両に搭載する観点で有効な効果を得るのにより効果的である。
また、上記広告送信システムにおいて、前記制御部は、前記消費者端末に対して前記特典情報を送信する際、当該特典情報を紐付けている前記広告画像に関する情報についても合わせて送信するように構成されている。
上記構成によれば、特典情報と共に広告画像に関する情報についても合わせて送信することで、デジタルサイネージで実際に表示されていた広告画像を消費者が認知するように促すことができる。これは、広告画像の認知度を高めるのに効果的である。
上記課題を解決するデジタルサイネージシステムは、上記広告送信システムと、前記車両と、前記サーバシステムと、を有する。
上記構成によれば、上記広告送信システムと同様の効果を得ることができる。
本発明の広告送信システム、及びデジタルサイネージシステムによれば、デジタルサイネージを車両に搭載する観点で有効な効果を得ることができる。
デジタルサイネージシステムの概略構成を示す図。 デジタルサイネージシステムの電気的構成を示すブロック図。 小型車両が実行する広告送信サービスに関わる処理の流れを示すフローチャート。 小型車両のエリア内に消費者端末が存在するか否かを判断する方法を説明する模式図。 車両に搭載したデジタルサイネージの表示内容を説明する模式図。 広告送信サービスを利用するためのアプリケーションの表示内容を説明する模式図。 消費者端末が広告情報を受信した際のアプリケーションの表示内容を説明する模式図。 消費者端末がクーポン情報を受信した際のアプリケーションの表示内容を説明する模式図。
以下、広告送信システム、及びデジタルサイネージシステムの実施形態について説明する。
<デジタルサイネージシステム>
図1に示すように、デジタルサイネージシステム10は、小型車両30と、ユーザ端末40と、サーバシステム(以下「サーバ」という。)50と、広告主端末60と、消費者端末70と、代理店端末80とを備えている。サーバ50は、ユーザ端末40、広告主端末60、消費者端末70、及び代理店端末80とインターネット等のネットワークを介して情報を送受信するように互いに接続されている。デジタルサイネージシステム10は、例えば、小型車両30を製造し、レンタル契約又はリース契約により有料で小型車両30を貸し出し管理する管理会社により管理運営される。小型車両30の貸し出し等の実際の管理は、管理会社から業務委託された代理店により管理運営される。
小型車両30は、電気的な情報に基づき動画、又は静止画による広告画像を液晶パネル等の表示器21によって表示するデジタルサイネージ20を搭載している。ユーザ端末40は、小型車両30を使用する車両ユーザが保有するスマートフォン等の携帯電話やタブレット端末等のことである。サーバ50は、上記管理会社が保有する、所謂、サーバコンピュータにより実現されるものであり、例えば、設置型サーバである。なお、サーバ50は、ネットワーク上に可動的に構築されたクラウドサーバ等であってもよい。広告主端末60は、上記管理会社に対して広告活動の代行を依頼する広告主が保有するコンピュータやスマートフォン等の携帯電話やタブレット端末等のことである。消費者端末70は、消費者が保有するスマートフォン等の携帯電話やタブレット端末等のことである。代理店端末80は、上記代理店が保有するコンピュータやスマートフォン等の携帯電話やタブレット端末等のことである。
小型車両30に搭載したデジタルサイネージ20で表示される広告画像には、商品購入時等に使用を通じて購入代金の割引等の特典が得られる割引券等のクーポンが紐付けられている。小型車両30は、当該小型車両30を有料で借りた車両ユーザによって移動手段として使用される。車両ユーザは、移動手段としての他、広告効果を目的として、クーポンを配布するために小型車両30を使用する。車両ユーザには、例えば、小型車両30を使用して移動した時間、又は距離を指標として得られる広告効果に対する対価として、レンタル契約又はリース契約の料金の割引等として還元される。車両ユーザに還元される対価の原資は、デジタルサイネージシステム10を管理運営する管理会社が広告主を通じて得ることになる広告料金が充てられる。管理会社には、広告主の広告活動を代行する対価として、広告料金が支払われる。そして、広告主は、デジタルサイネージシステム10を通じた広告活動に対する対価として、広告効果の調査結果の他、商品の売れ行きの向上だったり、広告主の知名度の向上だったり、広告活動の目的に応じた効果を得られる。消費者は、消費者端末70を通じてクーポンを取得することに対する対価として、当該クーポンを広告主のもとで使用することで所定の特典を得られる。
本実施形態において、デジタルサイネージシステム10は、車両ユーザとして複数の車両ユーザを対象として提供されるものであり、複数の小型車両30、及び複数のユーザ端末40が存在する。この場合、代理店として複数の代理店端末80が存在する場合がある。また、デジタルサイネージシステム10は、広告主として複数の広告主を対象として提供されるものであり、複数の広告主端末60が存在する。また、デジタルサイネージシステム10は、消費者として複数の消費者を対象として提供されるものであり、複数の消費者端末70が存在する。
<小型車両>
図1に示すように、小型車両30は、一人乗り用の電気自動車である。小型車両30は、走行する際の駆動力を発生させる源である図示しないバッテリを搭載している。バッテリは、例えば、充電可能な二次電池である。バッテリの性能は、満充電状態で、例えば、時速60kmで定置走行した場合に50~60kmの範囲の移動を想定して定められている。つまり、本実施形態の小型車両30は、例えば、50~60km等の特定の範囲の地域での使用を想定して提供される近距離移動用の車両である。
デジタルサイネージ20は、表示器21を有している。デジタルサイネージ20は、表示器21の表示面が車体31の後方を向くように、車体31における後方側に設けられている。なお、デジタルサイネージ20は、表示器21に広告画像を表示させることの実現に必要な各種の部品を有している。
また、小型車両30は、近距離移動用の車両であることを前提とし、さらに軽量、且つ、安価に設計する観点で、走行する際に最低限必要な快適性を確保するのに必要な機能以外の機能が省かれている。走行する際に最低限必要な快適性を確保するのに必要な機能以外の機能は、例えば、上記ネットワークを介した通信機能、オーディオ機能、及びナビゲーション機能等である。つまり、本実施形態の小型車両30は、低コストの車両である。なお、小型車両30は、例えば、上記ネットワーク通信機能、オーディオ機能、及びナビゲーション機能等の機能を車両ユーザのユーザ端末40の機能にて代用することを想定して提供される。
<小型車両の電気的構成>
図2に示すように、小型車両30に搭載されたデジタルサイネージ20には、車両用制御部37が接続されている。車両用制御部37は、図示しない中央処理装置(CPU(Central Processing Unit))及びメモリをそれぞれ備えており、メモリに記憶されたプログラムをCPUが実行することによって、小型車両30についての各種処理が実行される。車両用制御部37は、小型車両30についての各種処理として、小型車両30の走行に関わる処理の他、デジタルサイネージ20での広告画像の表示に関わる処理と、ユーザ端末40との通信に関わる処理と、消費者端末70との通信に関わる処理とを実行する。本実施形態において、車両用制御部37は、制御部の一例である。
具体的には、車両用制御部37には、記憶部38が接続されている。記憶部38は、例えば、車両用制御部37が有するメモリとは別のストレージタイプ等の不揮発性メモリである。記憶部38には、広告情報Dad、及びクーポン情報Dbnを含む各種情報が記憶されている。広告情報Dadは、デジタルサイネージ20で表示させるための広告画像を示す当該広告画像に関する画像情報である。クーポン情報Dbnは、広告情報Dadに紐付けられたクーポンを消費者端末70で表示させるための画像情報である。本実施形態において、クーポン情報Dbn、すなわちクーポンは特典情報の一例である。
また、車両用制御部37には、BLE通信部39が接続されている。BLE通信部39は、近距離での無線通信として、例えば、Bluetooth(登録商標)、特に、BLE(Bluetooth Low Energy)を通じて、ユーザ端末40、又は消費者端末70との間で各種情報を送受信する通信機能を実現する。BLEを通じた通信機能は、基本的に一組みとなるようにペアリングされた小型車両30、及びユーザ端末40の間で実現される。なお、小型車両30では、BLE通信部39を通じて、ペアリングされたユーザ端末40が有する、例えば、通信機能、オーディオ機能、及びナビゲーション機能等の機能を使用することができる。また、BLEを通じた通信機能は、BLEの通信が可能な通信可能距離以内で、小型車両30の周囲に定めたエリアR内でペアリングされた小型車両30、及び消費者端末70の間で実現される。
例えば、図4に示すように、BLEの通信が可能な通信可能距離として、最大で100mが想定される場合、エリアRは、BLE通信部39、すなわち小型車両30を中心にした半径L、例えば、30mの範囲に定められている。本実施形態において、BLE通信部39は、通信部の一例である。
本実施形態において、小型車両30は、エリアR内に存在する複数の消費者端末70との間でBLEを通じた通信機能を実現することができる。そして、車両用制御部37は、ペアリングが許容されている消費者端末70がエリアR内に存在する場合、ペアリングが許容されている消費者端末70に対して広告情報Dad、及びクーポン情報Dbnを送信する。
<ユーザ端末>
図2に示すように、ユーザ端末40は、当該ユーザ端末40の表示画面である表示パネル41を備えている。表示パネル41は、デジタルサイネージシステム10を利用するための車両ユーザ専用のアプリケーションUIuを起動するための各種メニュー画面を表示し、当該各種メニュー画面を使用者が指で直接触れることで操作することができる。表示パネル41は、例えば、静電式、感圧式、光学式で使用者の指が触れた位置を検出するタッチパネルである。また、表示パネル41は、小型車両30を使用して移動した時間、距離、及び経路を表示したりする。本実施形態において、アプリケーションUIuは、ユーザ端末40にインストールすることで使用可能になる。また、アプリケーションUIuは、車両ユーザがデジタルサイネージシステム10を利用するためのインターフェースとして機能する。
表示パネル41には、端末用制御部42が接続されている。端末用制御部42は、例えば、図示しない中央処理装置(CPU(Central Processing Unit))及びメモリをそれぞれ備えており、メモリに記憶されたプログラムをCPUが実行することによって、ユーザ端末40についての各種処理が実行される。端末用制御部42は、ユーザ端末40についての各種処理として、表示パネル41で使用者の操作の検出に関わる処理と、表示パネル41の表示内容の制御に関わる処理と、小型車両30との通信に関わる処理と、サーバ50との通信に関わる処理とを実行する。
端末用制御部42には、BLE通信部43が接続されている。端末用制御部42は、BLE通信部43を通じて、ペアリングされた小型車両30との間で各種情報を送受信する通信機能を実現する。
また、端末用制御部42には、位置情報センサ44が接続されている。位置情報センサ44は、例えば、GPS(Global Positioning System)用の人工衛星からの測位信号を受信し、当該受信される測位信号に基づきユーザ端末40の現在の位置(緯度、経度)および方位を検出するGPSセンサである。位置情報センサ44は、これらユーザ端末40の位置及び方位から、ユーザ端末40の位置情報Dlcを生成する。端末用制御部42は、例えば、アプリケーションUIuの使用中に、位置情報センサ44で生成された位置情報Dlcを取得し、当該位置情報Dlcを収集する。本実施形態において、位置情報Dlcは、ユーザ端末40とペアリングして使用される小型車両30の現在の位置を代替的に示すものである。
また、端末用制御部42には、ネットワーク通信部45が接続されている。端末用制御部42は、ネットワーク通信部45を通じて、サーバ50との間で各種情報を送受信する通信機能を実現する。この場合、端末用制御部42は、アプリケーションUIuの使用中に、サーバ50に対して、位置情報Dlc、及び広告要求情報Dadrを送信する。位置情報Dlcは、例えば、端末用制御部42の制御周期毎に送信される。また、広告要求情報Dadrは、広告情報Dad、及びクーポン情報Dbnの取得をサーバ50に対して要求するための情報である。例えば、車両ユーザは、ユーザ端末40を操作することによって、アプリケーションUIuの各種メニュー画面から「広告要求」のメニューを選択する。そして、車両ユーザは、小型車両30を使用する際に、ユーザ端末40を通じて広告要求情報Dadrをサーバ50に対して送信する。
<消費者端末>
図2に示すように、消費者端末70は、当該消費者端末70の表示画面である表示パネル71を備えている。表示パネル71は、デジタルサイネージシステム10を利用するための消費者専用のアプリケーションUIcを起動するための各種メニュー画面を表示し、当該各種メニュー画面を使用者が指で直接触れることで操作することができる。表示パネル71は、例えば、静電式、感圧式、光学式で使用者の指が触れた位置を検出するタッチパネルである。本実施形態において、アプリケーションUIcは、消費者端末70にインストールすることで使用可能になる。また、アプリケーションUIcは、消費者がデジタルサイネージシステム10を利用するためのインターフェースとして機能する。
表示パネル71には、端末用制御部72が接続されている。端末用制御部72は、例えば、図示しない中央処理装置(CPU(Central Processing Unit))及びメモリをそれぞれ備えており、メモリに記憶されたプログラムをCPUが実行することによって、消費者端末70についての各種処理が実行される。端末用制御部72は、消費者端末70についての各種処理として、表示パネル71で使用者の操作の検出に関わる処理と、表示パネル71の表示内容の制御に関わる処理と、小型車両30との通信に関わる処理と、サーバ50との通信に関わる処理とを実行する。
端末用制御部72には、BLE通信部73が接続されている。端末用制御部72は、BLE通信部73を通じて、ペアリングされた小型車両30との間で各種情報を送受信する通信機能を実現する。この場合、端末用制御部72は、アプリケーションUIcの使用中に、ペアリングされた小型車両30から広告情報Dad、及びクーポン情報Dbnを受信する。例えば、消費者は、消費者端末70を操作することによって、アプリケーションUIcの各種メニュー画面から「広告送信サービス」のメニューを選択する。そして、消費者は、消費者端末70を操作することによって、小型車両30とのペアリングを許容するか否かを設定する。そして、端末用制御部72は、小型車両30とのペアリングを許容している場合に、ペアリングされた小型車両30から広告情報Dad、及びクーポン情報Dbnを受信する。例えば、消費者は、消費者端末70を操作することによって、小型車両30から受信して得られた広告情報Dad、及びクーポン情報Dbnに応じた広告画像を確認したり、クーポンを確認したりすることができる。
端末用制御部72には、ネットワーク通信部74が接続されている。端末用制御部72は、ネットワーク通信部74を通じて、サーバ50との間で各種情報を送受信する通信機能を実現する。この場合、消費者は、消費者端末70を操作することによって、当該消費者端末70に対してアプリケーションUIcをインストールすることができる。
<サーバシステム>
図2に示すように、サーバ50は、サーバ用制御部51を備えている。サーバ用制御部51は、例えば、図示しない中央処理装置(CPU(Central Processing Unit))及びメモリをそれぞれ備えており、メモリに記憶されたプログラムをCPUが実行することによって、デジタルサイネージシステム10についての各種処理が実行される。サーバ用制御部51は、デジタルサイネージシステム10についての各種処理として、各端末40,60,70,80との通信に関わる処理とを実行する。
サーバ用制御部51には、記憶部52が接続されている。記憶部52は、例えば、サーバ用制御部51が有するメモリとは別のストレージタイプ等の不揮発性メモリである。記憶部52には、広告情報Dad、クーポン情報Dbn、及び実績情報Dpfを含む各種情報が記憶されている。実績情報Dpfは、小型車両30を使用して移動した時間、又は距離に応じて車両ユーザに対する対価を評価するための情報である。
また、サーバ用制御部51には、ネットワーク通信部53が接続されている。サーバ用制御部51は、ネットワーク通信部53を通じて、各端末40,60,70,80との間で各種情報を送受信する通信機能を実現する。
<サーバシステム:広告活動の代行の依頼>
サーバ用制御部51は、広告主端末60からの広告情報Dad、及びクーポン情報Dbnの受信に伴い、当該広告情報Dad、及びクーポン情報Dbnを記憶部52の所定の記憶領域に記憶する。例えば、広告主は、広告主端末60を操作することによって、デジタルサイネージシステム10を利用した広告活動の代行の依頼をする。そして、広告主は、広告活動の代行の依頼の際に、広告主端末60を通じて広告情報Dad、及びクーポン情報Dbnをサーバ50に対して送信する。なお、広告活動の代行の依頼について、店舗等の窓口で申し込んだり、上記ネットワーク上で申し込んだり具体的な依頼の方法は問わない。
<サーバシステム:広告情報の送信>
サーバ用制御部51は、ユーザ端末40からの広告要求情報Dadrの受信に伴い、記憶部52から対応する広告情報Dad、及びクーポン情報Dbnを読み出す。そして、サーバ用制御部51は、読み出した広告情報Dad、及びクーポン情報Dbnを広告要求情報Dadrの送信があったユーザ端末40に対して送信する。
<サーバシステム:車両ユーザの登録>
サーバ用制御部51は、代理店端末80からのユーザ情報Dusの受信に伴い、当該ユーザ情報Dusを記憶部52の所定の記憶領域に記憶する。例えば、代理店は、代理店端末80を操作することによって、小型車両30を有料で借りた車両ユーザについての通知をする。そして、代理店は、車両ユーザについての通知の際に、代理店端末80を通じてユーザ情報Dusをサーバ50に対して送信する。なお、ユーザ情報Dusには、氏名、住所、及びメールアドレス等の連絡先等が含まれている。サーバ用制御部51は、ユーザ情報Dusを記憶部52の所定の記憶領域に記憶することによって、デジタルサイネージシステム10の利用者として対応する車両ユーザを登録する。
<サーバシステム:車両ユーザへの対価>
サーバ用制御部51は、ユーザ端末40からの位置情報Dlcの受信に伴い、小型車両30を使用して移動した時間、距離、及び経路等の実績情報Dpfを算出する。そして、サーバ用制御部51は、算出した実績情報Dpfを記憶部52の所定の記憶領域に記憶する。また、サーバ用制御部51は、所定のタイミングで実績情報Dpfを車両ユーザ毎に評価する。サーバ用制御部51は、例えば、1カ月に1回のタイミングで、小型車両30を使用して移動した時間、又は距離に応じた対価として、レンタル契約又はリース契約の料金の割引額を車両ユーザ毎に算出する。そして、サーバ用制御部51は、算出した割引額を該当する車両ユーザに還元することを指示するための対価情報Dcdを代理店端末80に対して送信する。代理店端末80は、対価情報Dcdの受信に伴い、当該対価情報Dcdに応じた割引額をレンタル契約又はリース契約の料金から割り引いて更新する等の還元処理を該当する車両ユーザに対して実施する。なお、還元処理について、店舗等の窓口で実施したり、上記ネットワーク上で実施したり具体的な還元の方法は問わない。
<小型車両:広告送信サービスに関わる処理>
小型車両30について、車両用制御部37は、図示しないスタートスイッチ等の起動スイッチが操作されることによって、走行に関わる処理の他、デジタルサイネージ20での広告画像の表示に関わる処理と、ユーザ端末40との通信に関わる処理とを開始する。また、ユーザ端末40について、端末用制御部42は、アプリケーションUIuを通じた広告要求情報Dadrの結果としてサーバ50からの各情報Dad,Dbnの受信に伴い、当該各情報Dad,Dbnを小型車両30に送信する。
この場合、図2に示すように、車両用制御部37は、ペアリングされたユーザ端末40からの広告情報Dad、及びクーポン情報Dbnの受信に伴い、当該広告情報Dad、及びクーポン情報Dbnを記憶部38の所定の記憶領域に記憶する。そして、車両用制御部37は、記憶部38に記憶した広告情報Dadを読み出して、当該広告情報Dadに基づいた広告画像を表示させるようにデジタルサイネージ20の表示器21の表示内容を制御する。その後、車両用制御部37は、消費者端末70との通信に関わる処理として、広告送信サービスに関わる処理を開始する。本実施形態において、車両用制御部37、すなわち小型車両30を含んで構成されるデジタルサイネージシステム10は、広告送信システムの一例である。
具体的には、図3に示すように、広告送信サービスについて、小型車両30の車両用制御部37は、エリアR内に消費者端末70が存在するか否かを判断する(ステップS10)。車両用制御部37は、消費者端末70が存在することを判断できるまでの間(ステップS10:NO)、ステップS10の処理を繰り返し実行する。
一方、車両用制御部37は、エリアR内に消費者端末70が存在することを判断する場合(ステップS10:YES)、ステップS10にて存在することを判断した消費者端末70との間でペアリングすることができるか否かを判断する(ステップS11)。ステップS11にて、車両用制御部37は、上記ステップS10にて存在することを判断した消費者端末70が複数の場合、当該複数の消費者端末70のそれぞれに対して上記ステップS11の処理を実行する。
続いて、ステップS11にて、車両用制御部37は、ペアリングすることができることを判断する場合(ステップS11:YES)、広告情報Dad、及びクーポン情報Dbnを上記ステップS11の判断の対象とした消費者端末70に送信する(ステップS12)。その後、車両用制御部37は、ステップS10の処理に戻る。一方、車両用制御部37は、ペアリングすることができることを判断しない場合(ステップS11:NO)、ステップS10の処理に戻る。
例えば、図4に示すように、小型車両30の周囲には、3つの消費者端末701,702,703がエリアR内に存在している場合を想定する。また、2つの消費者端末701,703が、図中に「ON」を付して示すように小型車両30とのペアリングを許容している。また、1つの消費者端末702が、図中に「OFF」を付して示すように小型車両30とのペアリングを許容していない場合を想定する。
この場合、上記ステップS10にて、車両用制御部37は、消費者端末701,702,703が存在していることから、ステップS10:YESと判断する。そして、車両用制御部37は、消費者端末701,702,703を対象としてステップS11の処理を実行することになる。
続いて、上記ステップS11にて、車両用制御部37は、消費者端末701,703が小型車両30とのペアリングを許容していることから、消費者端末701,703について、ステップS11:YESと判断する。つまり、車両用制御部37は、エリアR内に存在していて小型車両30とのペアリングを許容している消費者端末701,703を対象として、広告情報Dad、及びクーポン情報Dbnを送信することになる。
一方、上記ステップS11にて、車両用制御部37は、消費者端末702が小型車両30とのペアリングを許容していないことから、消費者端末702について、ステップS11:NOと判断する。つまり、車両用制御部37は、エリアR内に存在していたとしても小型車両30とのペアリングを許容していなければ消費者端末702を対象として、広告情報Dad、及びクーポン情報Dbnを送信することはない。
例えば、図4に示すように、小型車両30の周囲には、3つの消費者端末701,702,703が存在しておらず、1つの消費者端末704がエリアR外に存在している場合を想定する。また、消費者端末704が、図中に「ON」を付して示すように小型車両30とのペアリングを許容している場合を想定する。
この場合、上記ステップS10にて、車両用制御部37は、消費者端末704が存在していたとしてもエリアR内でないことから、ステップS10:NOと判断する。そして、車両用制御部37は、ステップS11、及びステップS12の処理を実行しない。つまり、車両用制御部37は、エリアR内に存在していなければ小型車両30とのペアリングを許容していたとしても消費者端末704を対象として、広告情報Dad、及びクーポン情報Dbnを送信することはない。
<デジタルサイネージでの広告画像>
例えば、図5に示すように、デジタルサイネージ20について、表示器21には、広告情報Dadに基づいた広告画像Gadが画像表示される。広告画像Gadには、広告主を示す「×××ショップ」と、広告の内容を示す「×月×日~×月×日セール期間中」、及び「お店へレッツゴー」との各メッセージ画像が含まれている。
車両ユーザは、デジタルサイネージ20の表示器21に広告画像Gadを画像表示させた状態で、小型車両30を使用して移動することによって、クーポンを配布することができる。こうした小型車両30の移動中には、デジタルサイネージ20の表示器21に画像表示した広告情報Dadと共に、当該広告情報Dadに対応するクーポン情報Dbnが消費者端末70に送信される。
<消費者による広告送信サービスの利用>
消費者は、消費者端末70のアプリケーションUIcを使用することによって、デジタルサイネージシステム10が提供する広告送信サービスを利用することができる。この場合、消費者端末70について、端末用制御部72は、アプリケーションUIcが起動されることによって、広告送信サービスを利用するためのメニュー画面を画像表示させるように消費者端末70の表示パネル71の表示内容を制御する。
例えば、図6に示すように、表示パネル71には、アプリケーションUIcを通じて利用できる広告送信サービスのタイトル画像Gtt1を含む各種画像が画像表示される。各種画像には、タイトル画像Gtt1の他、小型車両30とのペアリングを許容するか否かを設定するための「通信ON」のメニュー画像Gmn1、及び「通信OFF」のメニュー画像Gmn2が画像表示される。そして、消費者は、消費者端末70を操作することによって、表示パネル71に表示される各メニュー画像Gmn1,Gmn2のいずれかを選択することで、小型車両30とのペアリングを許容するか否かを設定することができる。この場合、端末用制御部72は、対応する設定を反映させるように機能を切り替え制御する。
そして、消費者は、小型車両30とのペアリングを許容することを設定した状態で、消費者端末70と共に小型車両30のエリアR内に進入することで、広告情報Dad、及びクーポン情報Dbnを受信することができる。この場合、消費者は、消費者端末70と共に自ら小型車両30のエリアR内に進入すること、又は小型車両30の方から近付いてきた結果として消費者端末70が当該小型車両30のエリアR内に進入することが考えられる。
<消費者端末が広告情報を受信した際のアプリケーションの表示内容>
消費者端末70について、端末用制御部72は、小型車両30からの広告情報Dadの受信に伴い、当該広告情報Dadに基づいた広告画像を画像表示させるように表示パネル71の表示内容を制御する。
例えば、図7に示すように、表示パネル71には、アプリケーションUIcを通じてペアリングされた小型車両30のデジタルサイネージ20で表示されているのと同一の広告画像Gadを含む各種画像が画像表示される。広告画像Gadには、広告主を示す「×××ショップ」と、広告の内容を示す「×月×日~×月×日セール期間中」、及び「お店へレッツゴー」との各メッセージ画像が含まれている。
<消費者端末がクーポン情報を受信した際のアプリケーションの表示内容>
消費者端末70について、端末用制御部72は、小型車両30からのクーポン情報Dbnの受信に伴い、当該クーポン情報Dbnに基づいたクーポンを画像表示させるように表示パネル71の表示内容を制御する。
例えば、図8に示すように、表示パネル71には、アプリケーションUIcを通じて利用できるクーポン画像Gcpaを含む各種画像が画像表示される。クーポン画像Gcpaには、クーポンの内容を示す「××%割引クーポン」と、クーポンの使用の仕方を示す「お店で見せてね」との各メッセージ画像が含まれている。また、クーポン画像Gcpaには、広告主を示す「×××ショップ」と、クーポンを使用できる期間を示す「×月×日~×月×日」との各メッセージ画像が含まれている。
<消費者によるクーポンの使用>
消費者は、クーポン画像Gcpaを表示させた状態で、広告主のもとを訪れて消費者端末70の表示パネル71を見せることによって、当該クーポン画像Gcpaに応じた特典を得られる。この場合、端末用制御部72は、広告主が専用の機器を使用したり、所定のパスワードを入力したりする広告主の操作の検出に伴い、クーポンが使用済みであることを示す内容にクーポン画像を更新させるように表示パネル71の表示内容を制御する。
以下、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態のデジタルサイネージシステム10では、小型車両30のエリアR内に存在する消費者端末70に対しては、小型車両30を消費者が実際に視認したか否かに関係なくクーポン情報Dbnが送信される。つまり、消費者に対しては、小型車両30を実際に視認していなくても、クーポン情報Dbnを提供することができる。そして、クーポン情報Dbnを送信するための条件として、アプリケーションUIcにて小型車両30とのペアリングを許容していることを定めるようにしている。これは、小型車両30とのペアリングを許容するために消費者による消費者端末70の操作が必要であることを考慮すれば、当該ペアリングを許容している消費者端末70であれば、消費者がクーポン情報Dbnの取得を希望していると判断できる。
例えば、図4の場合、車両用制御部37は、小型車両30のエリアR内に存在するとともに、小型車両30とのペアリングを許容している2つの消費者端末701,703について、消費者がクーポン情報Dbnの取得を希望していると判断できる。この場合、2つの消費者端末701,703について、消費者は、小型車両30を実際に視認したか否かに関係なくクーポン情報Dbnを取得することができる。
これにより、小型車両30が移動中であることから、当該小型車両30や広告画像自体に消費者が気付き難い状況であっても、希望する消費者に対してはクーポン情報Dbnを積極的に提供していくことができる。
以下、本実施形態の効果を説明する。
(1)本実施形態では、小型車両30が移動中であることから、当該小型車両30や広告画像自体に消費者が気付き難い状況であっても、希望する消費者に対してはクーポン情報Dbnを積極的に提供していくことができる。この場合、デジタルサイネージ20を車両に搭載する観点で有効な効果を得ることができる。
(2)本実施形態において、広告送信サービスに関わる処理は、小型車両30の機能として実現されるようにしている。これにより、アプリケーションUIcにて小型車両30とのペアリングを許容している消費者端末70と、小型車両30とが、当該小型車両30のエリアR内まで接近したという事実のもとでクーポン情報Dbnを送信することができる。これは、デジタルサイネージ20を車両に搭載する観点で有効な効果を得るのにより効果的である。
(3)本実施形態では、広告送信サービスを通じてクーポン情報Dbnを送信する際、当該クーポン情報Dbnを紐付けている広告情報Dadについても合わせて送信するようにしている。これにより、クーポン情報Dbnと共に広告情報Dadについても合わせて送信することで、デジタルサイネージ20で実際に表示されていた広告画像を消費者が認知するように促すことができる。これは、広告画像の認知度を高めるのに効果的である。
<他の実施形態>
上記実施形態は次のように変更してもよい。また、以下の他の実施形態は、技術的に矛盾しない範囲において、互いに組み合わせることができる。
・広告送信サービスにおいて、消費者端末70に対して送信する情報は、少なくともクーポン情報Dbnを含んでいればよく、広告情報Dadについては送信しないように構成してもよい。この場合、消費者端末70について、アプリケーションUIcでは、広告情報Dadを受信するか否かを設定することができるようにしてもよい。
・小型車両30の記憶部38が有する機能は、ユーザ端末40の機能として実現してもよい。そして、小型車両30の車両用制御部37は、消費者端末70に対して広告情報Dad、及びクーポン情報Dbnを送信する際に、当該広告情報Dad、及びクーポン情報Dbnをユーザ端末40から受信するようにすればよい。この場合、小型車両30の車両用制御部37、及びBLE通信部39が有する機能は、ユーザ端末40の機能として実現してもよい。つまり、ユーザ端末40の端末用制御部42は、BLE通信部43、すなわちユーザ端末40を中心にしたエリアRに対応するエリアについて、広告送信サービスに関わる処理を実行する。そして、端末用制御部42は、広告送信サービスに関わる処理として、上記各ステップS10,S11,S12に対応する処理を実行すればよい。なお、車両用制御部37、記憶部38、及びBLE通信部39が有する機能は、ユーザ端末40の機能として実現される場合、広告送信サービスに関わる処理を実行するための条件として、小型車両30とユーザ端末40とがペアリングすることを設定すればよい。
・小型車両30は、ガソリン自動車であってもよいし、小型でなくても4人以上が搭乗できる近距離移動用に限らない普通乗用車や、バスやトラック等の大型車であってもよい。また、小型車両30は、例えば、上記ネットワークを介した通信機能、アプリケーションUIu、及び位置情報センサ44の少なくともいずれかの機能を有していてもよい。この場合、小型車両30が上記ネットワークを介した通信機能、アプリケーションUIu、及び位置情報センサ44を有していれば、ユーザ端末40については、広告送信システム、すなわちデジタルサイネージシステム10の構成から削除することができる。
・小型車両30の貸し出し等の実際の管理は、上記管理会社にて管理運営してもよい。この場合、上記実施形態にて代理店、すなわち代理店端末80が有する機能は、サーバ50の機能として実現すればよい。また、小型車両30は、上記管理会社とは別の製造会社が製造するものであってもよい。
・クーポンの使用を通じて得られる特典の内容は、商品購入時の購入代金の割引等の経済的な内容の他、人気商品を優先して購入することができる権利や、おまけとして記念品が得られる等、消費者にとって有利と考えられる内容であればよい。
・アプリケーションUIcにおいて、消費者端末70の表示パネル71で画像表示される各メニュー画像Gmn1,Gmn2等の具体的なメニュー画像の表現としては、意図が変わらない範囲で適宜変更可能である。
・デジタルサイネージ20は、小型車両30のいずれかどこかに搭載されていればよく、車体31における後方側の他、表示器21の表示面が車体31の前方、又は左右を向くように、車体31における前方側、又は左右側に設けられていてもよい。つまり、デジタルサイネージ20は、車体31における前方側、左右側、及び後方側の少なくともいずれかに設けられていればよい。
・小型車両30の車両用制御部37は、コンピュータプログラムを実行する1つ以上のプロセッサ、あるいは各種処理のうち少なくとも一部の処理を実行する特定用途向け集積回路等の1つ以上の専用ハードウェア回路、あるいは上記プロセッサ及び上記専用ハードウェア回路の組み合わせを含む回路として構成されているコンピュータである。上記コンピュータは、CPU及びメモリを含んでいる。メモリには、RAMやROM等が採用されている。メモリは、処理をCPUに実行させるように構成されたプログラムコードまたは指令を格納している。メモリ、言い換えるとコンピュータ可読媒体は、汎用または専用のコンピュータでアクセスできるあらゆる利用可能な媒体によって構成してもよい。上記コンピュータの構成は、ユーザ端末40、サーバ50、広告主端末60、消費者端末70、代理店端末80についても同様である。
10…デジタルサイネージシステム(広告送信システム)
20…デジタルサイネージ
30…小型車両(車両)
37…車両用制御部(制御部)
38…記憶部
39…BLE通信部(通信部)
50…サーバシステム
70…消費者端末
UIc…アプリケーション

Claims (4)

  1. サーバシステムを通じて提供される情報として、車両に搭載されたデジタルサイネージで表示させる広告画像に関する情報とともに、当該広告画像に対して紐付けられて使用を通じて特典が得られる特典情報を記憶する記憶部と、
    消費者が保有する消費者端末について、前記車両の周囲に定めたエリア内に存在する前記消費者端末との間での通信を可能にする通信部と、
    前記通信部を通じて通信が可能な前記消費者端末に対して、前記通信部を通じて前記特典情報を送信する制御部と、を含み、
    前記消費者端末には、前記消費者が前記特典情報を得るためのインターフェースとしてのアプリケーションが使用可能なようにインストールされていることを前提とし、
    前記制御部は、前記消費者が前記消費者端末を操作することによって、前記アプリケーションにて前記通信部との通信を許容している前記消費者端末に対して前記特典情報を送信するように構成されている広告送信システム。
  2. 前記記憶部と、前記通信部と、前記制御部とは、前記車両の機能として実現されるものである請求項1に記載の広告送信システム。
  3. 前記制御部は、前記消費者端末に対して前記特典情報を送信する際、当該特典情報を紐付けている前記広告画像に関する情報についても合わせて送信するように構成されている請求項1又は請求項2に記載の広告送信システム。
  4. 請求項1~請求項3のうちいずれか一項に記載の広告送信システムと、
    前記車両と、
    前記サーバシステムと、を有するデジタルサイネージシステム。
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