JP2022153298A - 銀電気めっき組成物、及び低い摩擦係数を有する銀を電気めっきする方法 - Google Patents
銀電気めっき組成物、及び低い摩擦係数を有する銀を電気めっきする方法 Download PDFInfo
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Abstract
Description
HO(CH2)2-S-(CH2)2OH (I)
を有する硫化物化合物と、潤滑剤を使わずに1以下の摩擦係数を含む銀堆積物を提供するために銀との共堆積が可能なスルホン化アニオンポリマー、その塩、又はその混合物と、7未満のpHを含む、銀電気めっき組成物に関する。
a)基材を提供することと;
b)基材を、銀イオンの供給源と、次式:
HO(CH2)2-S-(CH2)2OH (I)
を有する硫化物化合物と、潤滑剤を使わずに1以下の摩擦係数を含む銀堆積物を提供するために銀との共堆積が可能なスルホン化アニオンポリマー、その塩、又はその混合物と、7未満のpHを含む、銀電気めっき組成物と接触させることと;
c)基材上に銀堆積物を電気めっきするために、銀電気めっき組成物及び基材に電流を適用することと
を含む、基材上で銀を電気めっきする方法にも関する。
HO(CH2)2-S-(CH2)2OH (I)
を有する硫化物化合物と、潤滑剤を使わずに1以下の摩擦係数を含む銀堆積物を提供するために銀との共堆積が可能なスルホン化アニオンポリマー、その塩、又はその混合物と、7未満のpHを含む、銀電気めっき組成物に関する。1以下の摩擦係数を含む銀堆積物を提供するために銀との共堆積が可能であるスルホン化アニオンポリマーとしては、限定されないが、ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物及びポリ-アクリル-co-ビニルスルホン酸が含まれる。塩としては、限定されないが、ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物及びポリアクリル-co-ビニルスルホン酸のナトリウム塩が含まれる。
特記されない限り、電気めっき基材は、1.25cm×2.5cmの寸法を有する平坦なリン青銅(合金C51100)クーポン、又は2.5cm×3.5cmの寸法を有するC26000黄銅クーポン(70%銅、30%亜鉛)であった。C51100及びC2600の間の基材の選択肢は、トライボロジー結果に有意に影響を与えることなく、以下の実施例では交換可能に使用された。トライボロジー移動摩耗パートナーは、直径0.9cmの平坦な基部を有する、直径0.7cmの半球状リン青銅基材(C51100)であった。電気めっきの前に、4ASDの電流密度で、カソードDCを用いて、50℃において30秒間、RONACLEAN(商標)DLF電解アルカリ性脱脂剤(Electrolytic Alkaline Degreaser)(DuPont de Nemoursから入手可能)中でクーポンを電気清浄した。この構成のアノードとしてステンレス鋼を使用した。電気清浄後、クーポンをDI水ですすぎ、40g/Lの過硫酸ナトリウム及び1%の硫酸溶液中で30秒間活性化し、DI水ですすぎ、次いで、10%硫酸中で20秒間さらに活性化し、再びDI水ですすぎ、次いで、電気めっき浴中に配置した。黄銅基材上でのめっきに関して、過硫酸塩活性化は実行されなかった。特記されない限り、NIKAL(商標)SC電解ニッケル(Electrolytic Nickel)(DuPont de Nemoursから入手可能)ニッケル電気めっき浴を使用して、銀めっき前に少なくとも厚さ2μmのニッケルの層をめっきした。ニッケルの電気めっきは、ニッケルアノードを使用して、4分間、4ASDの電流密度で、DCを用いて四角形ガラスビーカー中で実行された。撹拌は、400rpmの回転速度及び約400mLの溶液体積で、長さ5cmのテフロンコーティングされた撹拌棒によって行われた。電気めっきは、50℃の温度で実行した。ニッケル堆積後、基材をDI水で洗浄した。ニッケル層が堆積したら、その後、銀ストライク層をめっきした。ニッケルが存在しない場合、銀は、銀ストライク層をめっきすることなく、めっきされた。銀ストライク層は、メタンスルホン酸銀からの1g/Lの銀金属、9.3g/Lの2,2’-チオジエタノール及び18g/Lのメタンスルホン酸溶液からなるストライク浴を使用して堆積された。白金めっきされたチタンアノードを用いて、ガラスビーカー中で15秒間、2ASDのDC電流密度を適用した。所望の電流密度で基材をめっきするために必要とされるセル電位を超えて約0.05~01ボルトに電圧設定を制限して分極下で浴中に基材が導入された、ライブ又はホットエントリー技術が使用された。400rpmの回転速度で、長さ5cmのテフロンコーティングされた撹拌棒を用いて、浴を撹拌した。ストライク浴を22~27℃で運転した。0.05~0.4μmのストライク堆積に続いて、上記のライブエントリー技術を使用して、すすぎステップを用いずに銀を電着させた。上記と同一の撹拌及び溶液体積条件を使用して、銀をガラス製四角形ビーカーに堆積させた。銀浴は、銀のアノードを使用して、2~4ASDのDCを用いて運転された。電気めっきは、40~60℃の温度で実行された。めっき時間は、厚さ2~6μmの銀堆積物を達成するように調整された。次いで、クーポンをDI水ですすぎ、めっき後、圧縮空気を使用して乾燥させた。全ての銀電気めっき浴は水ベースであった。そのため、所望の体積にするために、各浴に水が添加された。水酸化カリウム又はメタンスルホン酸を用いて、銀電気めっき浴のpHを調整した。
次の組成の水性銀電気めっき浴を調製し、以下のトライボロジー条件下で試験した:
20g/Lの銀イオンを供給するメタンスルホン酸銀
2,2’-チオジエタノール(TDE):40g/L
ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物(NSFC):20g/L
1に調整したpH
トライボメトリー:1N、500サイクル。
次の組成の水性銀電気めっき浴を調製し、以下のトライボロジー条件下で試験した:
40g/Lの銀イオンを供給するメタンスルホン酸銀
2,2’-チオジエタノール:180g/L
ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物:8g/L
メタンスルホン酸:47.3g/L
pH約3
トライボメトリー:2N、10000サイクル。
次の組成の水性銀電気めっき浴を調製し、以下のトライボロジー条件下で試験した:
60g/Lの銀イオンを供給するメタンスルホン酸銀
2,2’-チオジエタノール:272g/L
ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物:8g/L
メタンスルホン酸:94.5g/L
pH約0
トライボメトリー:4N、500サイクル
炭素の重量%:約1.5。
次の組成の水性銀電気めっき浴を調製し、以下のトライボロジー条件下で試験した:
40g/Lの銀イオンを供給するメタンスルホン酸銀
2,2’-チオジエタノール:136g/L
ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物:8g/L
メタンスルホン酸:94.5g/L
pH約0
トライボメトリー:4N、500サイクル
炭素の重量%:約1.8。
次の組成の水性銀電気めっき浴を調製し、以下のトライボロジー条件下で試験した:
40g/Lの銀イオンを供給するメタンスルホン酸銀
2,2’-チオジエタノール:272g/L
ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物:8g/L
メタンスルホン酸:94.5g/L
pH約0
トライボメトリー:4N、500サイクル。
次の組成の水性銀電気めっき浴を調製し、以下のトライボロジー条件下で試験した:
20g/Lの銀イオンを供給するメタンスルホン酸銀
2,2’-チオジエタノール:68g/L
ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物:2.5g/L
pHは2.3に調整
トライボメトリー:2N、1000サイクル
炭素の重量%:約2.5。
次の組成の水性銀電気めっき浴を調製し、以下のトライボロジー条件下で試験した:
40g/Lの銀イオンを供給するメタンスルホン酸銀
2,2’-チオジエタノール:180g/L
ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物:32g/L
メタンスルホン酸:47.3g/L
pH約0.3
トライボメトリー:4N、500サイクル。
次の組成の水性銀電気めっき浴を調製し、以下のトライボロジー条件下で試験した:
20g/Lの銀イオンを供給するメタンスルホン酸銀
2,2’-チオジエタノール:68g/L
ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物:2.5g/L
スルファミン酸:5g/L
メタンスルホン酸カリウム:30g/L
2に調整したpH
トライボメトリー:2N、1000サイクル。
次の組成の水性銀電気めっき浴を調製し、以下のトライボロジー条件下で試験した:
20g/Lの銀イオンを供給するメタンスルホン酸銀
2,2’-チオジエタノール:68g/L
ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物:2.5g/L
5g/Lのニッケルイオンを供給するためのメタンスルホン酸ニッケル
スルファミン酸:1g/L
メタンスルホン酸カリウム:30g/L
pHは2.5に調整
トライボメトリー:2N、1000サイクル。
次の組成の水性銀電気めっき浴を調製し、以下のトライボロジー条件下で試験した:
20g/Lの銀イオンを供給するメタンスルホン酸銀
2,2’-チオジエタノール:50g/L
ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物:20g/L
5-スルホサリチル酸:10g/L
1に調整したpH
トライボメトリー:2N、1000サイクル。
次の組成の水性銀電気めっき浴を調製し、以下のトライボロジー条件下で試験した:
20g/Lの銀イオンを供給するメタンスルホン酸銀
2,2’-チオジエタノール:68g/L
ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物:2.5g/L
5g/Lのニッケルイオンを供給するためのメタンスルホン酸ニッケル
5-スルホサリチル酸:1g/L
2に調整したpH
トライボメトリー:5N、10000サイクル。
次の組成の水性銀電気めっき浴を調製し、以下のトライボロジー条件下で試験した:
20g/Lの銀イオンを供給するメタンスルホン酸銀
2,2’-チオジエタノール:74g/L
ポリ-アクリル-co-ビニルスルホン酸:10g/L
2.7に調整したpH
トライボメトリー:1N、500サイクル。
次の組成の水性銀電気めっき浴を調製し、以下のトライボロジー条件下で試験した:
20g/Lの銀イオンを供給するメタンスルホン酸銀
2,2’-チオジエタノール:113g/L
ポリ-ビニルスルホン酸:10g/L
メタンスルホン酸:47.3g/L
pH約0.3
トライボメトリー:1N、500サイクル。
次の組成の水性銀電気めっき浴を調製した:
20g/Lの銀イオンを供給するメタンスルホン酸銀
2,2’-チオジエタノール:50g/L
ナフタレントリスルホン酸、ナトリウム塩:10g/L
1.5に調整したpH。
次の組成の水性銀電気めっき浴を調製した:
20g/Lの銀イオンを供給するメタンスルホン酸銀
2,2’-チオジエタノール:68g/L
ポリ-スチレンスルホン酸、ナトリウム塩(Mn約70k):8g/L
メタンスルホン酸:47.5g/L
pH約0.3。
次の組成の水性銀電気めっき浴を調製し、以下のトライボロジー条件下で試験した:
20g/Lの銀イオンを供給するメタンスルホン酸銀
2,2’-チオジエタノール:27g/L
5-スルホサリチル酸:15g/L
pHは1に調整された
トライボメトリー:1N、500サイクル。
次の組成の水性銀電気めっき浴を調製した:
20g/Lの銀イオンを供給するメタンスルホン酸銀
2,2’-チオジエタノール:45g/L
エチレンジアミンテトラキス(プロポキシレート-ブロック-エトキシレート)テトロール(Mn約3600):10g/L
pHは1に調整された。
次の組成の水性銀電気めっき浴を調製した:
20g/Lの銀イオンを供給するメタンスルホン酸銀
2,2’-チオジエタノール:27g/L
ポリ-メタクリル酸:5g/L
pHは1に調整された。
次の組成の水性銀電気めっき浴を調製した:
20g/Lの銀イオンを供給するメタンスルホン酸銀
2,2’-チオジエタノール:27g/L
ポリ-ビニルピロリドン:15g/L
pHは1.5に調整された。
次の組成の水性銀電気めっき浴を調製し、以下のトライボロジー条件下で試験した:
20g/Lの銀イオンを供給するメタンスルホン酸銀
3,6-ジチア-1,8-オクタンジオール:101.4g/L
ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物:10g/L
pHは2.1に調整された
トライボメトリー:1N、500サイクル。
標準的な銀の耐摩耗性
標準的な銀の摩耗性能は、シアン化銀からの33g/Lの銀イオン、113g/Lのシアン化カリウム、pH=12のアルカリ性銀シアン化物めっき浴のための従来のめっき添加剤を含むアルカリ性銀シアン化物浴から製造される堆積物を使用してベンチマーク試験した。銀電気めっき浴は、TDE又はNSFCを含まなかった。半球状キャップを使用する代わりに、移動摩耗パートナーは、直径5.55mmのC26000黄銅(70%銅、30%亜鉛)から製造された球であった。上記の手順による電解清浄及び硫酸活性化の後、基材上で直接、約5μmの銀で球を電気めっきした。平坦なクーポンもC26000黄銅から製造され、そして約5μmの銀で電気めっきされていた。
標準的な銀の炭素含有量
基材は、1.25cm×2.5cmの寸法を有する平坦なステンレス鋼クーポンであった。電気めっきの前に、4ASDの電流密度で、カソードDCを用いて、50℃において30秒間、RONACLEAN(商標)DLF電解アルカリ性脱脂剤(Electrolytic Alkaline Degreaser)(DuPont de Nemoursから入手可能)中でクーポンを電気清浄した。この構成のアノードとしてステンレス鋼を使用した。電気清浄後、クーポンをDI水ですすぎ、40g/Lの過硫酸ナトリウム及び1%の硫酸溶液中で30秒間活性化し、DI水ですすぎ、次いで、10%硫酸中で20秒間さらに活性化し、再びDI水ですすぎ、次いで、従来のアルカリ性銀シアン化物浴を含有するガラス製の四角形ビーカー中で銀をめっきした。
Claims (17)
- 銀イオンの供給源と、次式:
HO(CH2)2-S-(CH2)2OH (I)
を有する硫化物化合物と、潤滑剤を使わずに1以下の摩擦係数を含む銀堆積物を提供するために銀との共堆積が可能なスルホン化アニオンポリマー、その塩、又はその混合物と、7未満のpHを含む、銀電気めっき組成物。 - 前記銀堆積物を提供するために前記銀との共堆積が可能な前記スルホン化アニオンポリマーが、ナフタレンスルホン酸、ポリ-アクリル-co-ビニルスルホン酸、その塩及びその混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の銀電気めっき組成物。
- 前記化合物が、ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物又はその塩である、請求項1に記載の銀電気めっき組成物。
- さらに酸を含む、請求項1に記載の銀電気めっき組成物。
- 前記酸がアルカンスルホン酸である、請求項4に記載の銀電気めっき組成物。
- さらに細粒化剤を含む、請求項1に記載の銀電気めっき組成物。
- 前記細粒化剤がチオール化合物である、請求項6に記載の銀電気めっき組成物。
- さらに光沢剤を含む、請求項1に記載の銀電気めっき組成物。
- シアン化物を含まない、請求項1に記載の銀電気めっき組成物。
- グラファイト炭素、他の炭素同素体又はその混合物を含む炭素の微粒子状形態を含まない、請求項1に記載の銀電気めっき組成物。
- 基材上に銀金属を電気めっきする方法であって、
a)基材を提供することと、
b)前記基材を請求項1に記載の銀電気めっき組成物と接触させることと、
c)前記銀電気めっき組成物及び基材に電流を印加して、前記基材上に銀堆積物を電気めっきすることと
を含む、方法。 - 潤滑剤を使わずに1以下の摩擦係数を有する銀層を基材上に含む、物品。
- 前記銀層が、金属基準によると99%以上の銀金属である、請求項11に記載の物品。
- 前記銀層が、潤滑剤を使わずに0.6以下の摩擦係数をさらに有する、請求項12に記載の物品。
- 前記銀層が、ドメイン径が直径100nmを超える粒子を除いて、質量基準で0.1~5%の炭素含有量を有する、請求項12に記載の物品。
- 前記銀層が、ドメイン径が直径100nmを超える粒子を除いて、質量基準で0.5~3.5%の炭素含有量を有する、請求項15に記載の物品。
- 前記銀層が、ドメイン径が直径100nmを超える粒子を除いて、質量基準で1~3%の炭素含有量を有する、請求項16に記載の物品。
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