JP2022150551A - 目地カバー装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本実施例の目地カバー装置1は、いわゆる壁用目地カバー装置であり、図1,図2に示すように、目地83を介して隣接する左右の建造物81,82間に配設されて、両建造物81,82の側壁面85,86間の目地83を遮蔽するものである。建造物81,82はそれぞれ、緩衝機能を備えた免震装置(図示せず)によって下部が支持された免震構造の建造物である。目地83は、建造物81と建造物82との間に所定幅で形成され、地震の際に建造物81と建造物82との水平方向の相対的な揺れを吸収し得るようになっている。
左右のブラケット13,13には、同じ高さ位置に一対の取付金具15,15が対向状に夫々固結されており、一対の取付金具15,15が、上下に間隔をおいて二組配設されている(図4参照)。ここで、取付金具15は、目地奥行き方向に沿う連結部と、該連結杆の両端に夫々接合された一対の支持板とから構成された平面視略コ字状を成し、両支持板に挿通孔(図示せず)が夫々開口されている(図6参照)。
さらに、第一リンク片33と第二リンク片53との各長さ寸法は、前記のように二個おきの第一リンク要素部32と各第二リンク要素部52とを螺子杆41によって枢結でき、且つ常態(地震の無い状態)で該第二リンク要素部52の上下幅が該第一リンク要素部32の上下幅よりも広くなるように、夫々設定されている。そして、第一短尺リンク片34と第二短尺リンク片54とは、こうして設定される第一リンク片33と第二リンク片53との長さ寸法に応じて、夫々設定される。
ここで、第一伸縮リンク体31は、二個おきの第一リンク要素部32が、螺子杆41によって、該第一リンク要素部32に比して上下方向幅の大きい第二リンク要素部52と枢支されていることから、風等により生じ得る該第一伸縮リンク体31の揺れ(ばたつき)や振動を、該第二リンク要素部52によって抑制できる。さらに、第一伸縮リンク体31を構成する各リンク片33,34の間に、前記第一介装体36を介装していることによっても、該第一伸縮リンク体31に生ずる前記揺れや振動を抑制できる。同様に、第二伸縮リンク体51は、各リンク片53,54の間に前記第二介装体56を介装することによって、該第二伸縮リンク体51に生ずる揺れや振動を抑制できる。こうしたことから、伸縮保持体7の全体としての揺れや振動を、一層抑制できる。これにより、第一伸縮リンク体31と第二伸縮リンク体51とが円滑に伸縮作動することができることから、地震の際に両建造物81,82が相対変位すると、該相対変位にスムーズに追従できる。
図11に示すように、地震の際に両建造物81,82が離間する方向に相対変位すると、各伸縮保持体7を構成する第一伸縮リンク体31と第二伸縮リンク体51とが伸張する。これに伴って、第一伸縮リンク体31の各第一リンク要素部32に支持杆29を介して枢結された各側部カバー板23が、左右両外側に向かって移動して、目地カバー体21が伸張する。ここで、第一伸縮リンク体31と第二伸縮リンク体51とは、前述したように円滑に伸縮作動できることから、地震による両建造物81,82の離間方向への相対変位にスムーズに追従できる。このように伸縮保持体7の伸張に連動して中央カバー板22と各側部カバー板23とが摺動することにより、両建造物81,82の離間方向への相対変位に追従して、目地カバー体21がスムーズに伸張できる。
さらに、本実施例では、第一伸縮リンク体31が、各リンク片33,34間に第一介装体36を介装してなるものであるから、前記外的な要因によって第一伸縮リンク体31に生ずる揺れや振動を抑制できる。同様に、第二伸縮リンク体51が、各リンク片53,54間に第二介装体56を介装してなるものであるから、第二介装体56に生ずる前記揺れや振動を抑制できる。こうしたことから、第一伸縮リンク体31と第二伸縮リンク体51とは、第一介装体36と第二介装体56とによって夫々円滑に伸縮作動できると共に、前記中央カバー板22と側部カバー板23との支持安定性も向上する。
本実施例の目地カバー装置1は、比較的多数の前記カバー板22,23を配設することによって両建造物81,82の相対変位に対する追従性を向上させた構成であって、第一伸縮リンク体31と第二伸縮リンク体51とのスムーズな伸縮作動により前記カバー板22,23の追従性を一層向上できると共に、該第一伸縮リンク体31による各カバー板22,23の支持安定性を向上できる。
例えば、伸縮保持体7の配設数は適宜変更して設定することができ、目地カバー装置1の設置場所、通路の幅、目地カバー体21の重量などに応じて適宜設定することが好適である。
同様に、第二介装体56の外径も、第二リンク片53の幅寸法から該幅の3倍までの範囲で適宜変更して設定できる。この範囲とすることによって、前記第一介装体と同様に、第二伸縮リンク体の揺れや振動を抑制すると共に、材料コストの増加と伸縮時における第二介装体同士の接触とを抑制できる。尚、第二介装体の外径は、第二リンク片の幅の2倍以下が好ましい。
2 連結基体
7 伸縮保持体
11 固定枠
12 ヒンジ
13 ブラケット
15 取付金具
21 目地カバー体
22 中央カバー板
22a 中央水平板部
22b 中央支持杆部
23 側部カバー板
23a 側部水平板部
23b 脚縁部
24 端部カバー板
24a 端部水平板部
24b 取付部
29 支持杆
31 第一伸縮リンク体
32 第一リンク要素部
33 第一リンク片
34 第一短尺リンク片
36 第一介装体
41~43,45,46 螺子杆
51 第二伸縮リンク体
52 第二リンク要素部
53 第二リンク片
54 第二短尺リンク片
56 第二介装体
81,82 建造物
83 目地
85,86 側壁面
Claims (2)
- 目地を介して隣接する建造物の側縁に夫々配設された連結基体と、
前記目地に差し渡され、該目地の幅方向に並設された複数のカバー板を備えた目地カバー体と、
目地の幅方向に伸縮可能に形成され、両端部が両建造物の各連結基体に夫々枢結されると共に、前記目地カバー体の各カバー板が回動可能に連結された複数の伸縮保持体と
を備えてなる目地カバー装置において、
前記伸縮保持体は、
一対の第一リンク片が互いの中央部で交差状に枢結された複数の第一リンク要素部を、目地の幅方向に列ねて、隣合う第一リンク片の端部同士を夫々枢結させることによって、パンタグラフ状に形成され、各第一リンク要素部の一対の第一リンク片が枢結された第一中央枢結部に、前記目地カバー体の各カバー板が夫々枢支される第一伸縮リンク体と、
前記第一リンク片に比して長尺の一対の第二リンク片が互いの中央部で交差状に枢結された複数の第二リンク要素部を、目地の幅方向に列ねて、隣合う第二リンク片の端部同士を夫々枢結させることによって、パンタグラフ状に形成され、前記第一伸縮リンク体よりも目地表側または目地奥側に配設された第二伸縮リンク体と
を備え、
前記第一伸縮リンク体の第一中央枢結部は、所定数個おきに、前記第二伸縮リンク体の各第二リンク要素部を構成する一対の第二リンク片が枢結された第二中央枢結部に、夫々枢支されていることを特徴とする目地カバー装置。 - 第一伸縮リンク体は、枢結される各第一リンク片の間に、該第一リンク片の幅寸法よりも外径の大きい円板状の第一介装体が夫々摺動可能に介装されてなると共に、
第二伸縮リンク体は、枢結される各第二リンク片の間に、該第二リンク片の幅寸法よりも外径の大きい円板状の第二介装体が夫々摺動可能に介装されてなるものであることを特徴とする請求項1に記載の目地カバー装置。
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