JP2022150124A - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022150124A JP2022150124A JP2021052584A JP2021052584A JP2022150124A JP 2022150124 A JP2022150124 A JP 2022150124A JP 2021052584 A JP2021052584 A JP 2021052584A JP 2021052584 A JP2021052584 A JP 2021052584A JP 2022150124 A JP2022150124 A JP 2022150124A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vacuum cleaner
- dust
- blower
- user
- extension pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Electric Vacuum Cleaner (AREA)
- Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Abstract
【課題】被掃除箇所にかえって塵埃を増やしてしまうことや排気の調整、延長管の付け替えといった手間等をかけずに、手の入らない狭所や手の届かない高所など、使用者から離れた場所にブロワーの吹出口を近付けることのできる使い勝手のよいブロアー機能を有する電気掃除機を提供する。【解決手段】吸引力を発生させる電動送風機と、電動送風機を収容する掃除機本体と、一端部が掃除機本体に接続可能で塵埃を含む空気を掃除機本体に送り込む延長管と、延長管に取り付けられた持ち手を設ける。【選択図】図7
Description
本発明は、電気掃除機に関する。
従来から、掃除機本体内部に塵埃を吸引する空気流を発生させる電動送風機を備え、この空気流を掃除機本体外に排気する経路に延長管等を接続し、この延長管等から排気させることでブロアー機能を実現する電気掃除機がある。
しかしながら、特許文献1に記載のように、塵埃を吸引するために使用する延長管をブロアー機能に用いると、延長管内に付着あるいは堆積した塵埃が吹き出し、被掃除箇所にかえって塵埃を増やしてしまう恐れがあるという課題があった。また、掃除機として使用する際には排気が被掃除箇所に当たって塵埃を舞い散らかすことのないように掃除機機能に適した排気の方向や風速を調整する必要があり、ブロワー機能使用時においてはブロワー機能に適した排気の方向と風速に調整し、更に延長管を排気口に付け替える手間もかかるという課題があった。
本発明は、前記した従来の課題を解決するものであり、被掃除箇所にかえって塵埃を増やしてしまうことなく、また、掃除機機能とブロワー機能で排気の方向や風速をそれぞれ調整する必要がなく、延長管を付け替える手間もかからない使い勝手のよいブロアー機能を有する電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明は、吸引力を発生させる電動送風機と、前記電動送風機を収容する掃除機本体と、一端部が前記掃除機本体に接続可能で塵埃を含む空気を前記掃除機本体に送り込む延長管と、前記延長管に取り付けられた持ち手を備え、前記掃除機本体の排気口から排出される排気を使用者から離れた場所に当てられることを特徴とする
本発明によれば、被掃除箇所にかえって塵埃を増やしてしまうことや排気の調整、延長管の付け替えといった手間をかけずに、手の入らない狭所や手の届かない高所など、使用者から離れた場所にブロワーの吹出口を近付けることのできる使い勝手のよいブロアー機能を有する電気掃除機を提供できる。
以下、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態の電気掃除機の斜視図である。
図2は、本実施形態の電気掃除機の分解図である。
図2に示すように、電気掃除機100は、掃除機本体1、ダストケース2(集塵装置)、蓄電池3(蓄電装置)を備えて構成されている。
掃除機本体1は、本体部10、モータケース部11、ハンドル部12を備えて構成されている。
また、本体部10には、ダストケース2が着脱自在に取り付けられるとともに、接続口10aから吸い込まれた塵挨を含む空気をダストケース2に送り込む導入管14(図4参照)を備えている。
モータケース部11には、電動送風機40(図6参照)と本体基板50(図6参照)が内包されている。また、モータケース部11の前面には、ダストケース2で集塵された後の清浄な空気が吸い込まれる円形の吸込口11aが形成されている。
ハンドル部12は、本体部10の後側に設けられ、略L字状に形成された把持部12aを有している。この把持部12aは、前後方向に直線状に延びる第1把持部12a1と、略上下方向に直線状に延びる第2把持部12a2と、を有している。第1把持部12a1は、第2把持部12a2よりも上側かつ前側に位置している。第2把持部12a2は、上下方向に対して上部が前方に向くように若干傾斜している。また、第1把持部12a1と第2把持部12a2は略棒状かつ連続して形成されている。このように、第1把持部12a1についても、第2把持部12a2についてもそれぞれ直線状に構成することで、使用者が持ち手の位置を認識し易くなる。また、第1把持部12a1と第2把持部12a2とが直角に近い角度で折れ曲がるように接続されているので、第1把持部12a1を把持しているときに第2把持部12a2に手がずれ難く、逆に第2把持部12a2を把持しているときに第1把持部12a1に手がずれ難くなる。
また、ハンドル部12には、蓄電池3をロックするためのロック部材13が設けられている。このロック部材13は、ボタン型に形成されたものであり、揺動自在に支持されている。
また、ハンドル部12の第1把持部12a1の上面には、操作ボタン12bが設けられている。操作ボタン12bは、例えば、「強」、「標準」、「切」の3つのボタンで構成されている。
蓄電池3は、電動送風機40(図6参照)などに電力を供給するものであり、リチウムイオン、ニッケル水素などの二次電池で構成されている。また、蓄電池3は、合成樹脂製の略半円筒状のケース3aを有し、ケース3aを前後方向にスライドさせることで本体部10に対して着脱できる。
また、ケース3aの背面には、ロック部材13が嵌合して本体部10にロックされるロック凹部3gが形成されている。
図3は、本実施形態の電気掃除機からバッテリを取り外した状態を背面斜め後方から見た状態を示す斜視図である。
本体部10は、ハンドル部12の下方において、左右両端から垂下する垂下部10e,10eが形成されている。垂下部10eの内壁面には、内方に向けて突出する突出部10fが前後方向に延びて形成されている。なお、左側の突出部については図示を省略している。これにより、蓄電池3を掃除機本体1の背面側(後方)から前方に向けて、スライドレール3d,3dを突出部10fの上面側に摺動させることで、蓄電池3が本体部10に支持される。そして、蓄電池3のケース3aの背面部3mを垂下部10eの後側の端面に突き当たることで、蓄電池3がロック部材13によって本体部10にロックされる。
図4は、図2のX方向矢視図である。
図4に示すように、ダストケース2は、サイクロン方式のものであり、導入管14から吸込んだ塵埃を含む空気を、塵埃と空気とに分離し、塵埃を集める機能を有する。また、ダストケース2は、モータケース部11の前方に軸方向を前後方向にして配置され、略円柱形状の収容部2aを有している。また、ダストケース2の上面(側面)には、導入管14と繋がる略矩形状の流入口2b(図2参照)が形成されている。この流入口2bに流入した塵挨を含む空気は、旋回流となり、塵埃に遠心力が働き、ダストケース2内で塵挨と空気とに分離された後、塵埃が分離された空気がダストケース2の後部(背面)から排出される。
ダストケース2内には、収容部2aの軸方向の後端にフィルタ5(図6参照)が収容されている。このフィルタ5は、プリーツ状に折って構成されたものであり、フィルタ面積を大きくできるとともに、フィルタ5による圧力損失を低減することができる。
また、フィルタ5は、例えば高密度のHEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)で構成されている。HEPAフィルタとは、定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルタである。
また、ダストケース2の前面には、ダストケース2内に溜まった塵埃を廃棄する際に開閉する蓋2cがヒンジ部2dを介して回動自在に支持されている。また、蓋2cの上部には、蓋2cのロックを解除するための蓋ロック機構2eが設けられている。なお、ダストケース2の内部の機構については、特開2016-137165号公報に基づいて構成することができる。
図5は、本実施形態の電気掃除機の平面図である。
本体部10に形成された導入管14は、一旦右斜め後方に延び、そして下方に延びて形成され、ダストケース2の流入口2b(図2参照)と接続されている。これにより、ダストケース2の収容部2a内において旋回流を発生させることができ、遠心力による塵埃の分離を効果的に行うことができる。
ダストケース2および蓄電池3のそれぞれの幅は、本体部10の幅Wよりも若干短く形成されている。換言すると、ダストケース2や蓄電池3が本体部10の側方から突出しないように構成されている。これにより、使用者が左右どちらの手で持って掃除を行ったとしても、電気掃除機100を前後方向に円滑に動かすことができ、使い勝手を向上できる。
図6は、図5のVI-VI線断面図である。
図6に示すように、本体部10のモータケース部11には、電動送風機40が収容されている。また、モータケース部11内には、電動送風機40の下方に、掃除機本体1を制御する本体基板50(制御基板)が収容されている。
電動送風機40は、回転駆動軸40aが前後方向を向くように横置きに配置されている。また、電動送風機40から排出された空気は、電動送風機40の下方に配置された本体基板50に流れ、本体基板50を冷却するようになっている。
本体基板50は、上下に分割して2段に配置された上部基板50aと下部基板50bとを有し、主に対向する面(上部基板50aの下面と下部基板50bの上面)に各種部品が実装されている。電動送風機40から排出された空気のほとんどは、各本体基板50の対向配置された部品(発熱部品)を冷却するように流れる。また、本体基板50は、難燃性の樹脂ケース51で覆われており、電動送風機40から排出された風(空気)は、樹脂ケース51内を後側から前側に向けて流れ、樹脂ケース51の底面の下側を通り、排気口21から排気される。このとき、排出された風(空気)はダストケース2によって塵埃が除去された空気であるため、ブロワーとして使用しても被掃除箇所の塵埃を増やしてしまうことはない。
図7、図8は、本実施形態の電気掃除機に標準吸口400と、延長管300、持ち手20を取り付けた状態の側面図である。延長管300の上面はレール形状をしており、持ち手20はそのレール上に使用者が取外し可能な固定具により取り付けられている。使用者は固定具を取外し、持ち手20を延長管300のレール上の任意の位置で固定することができる。
なお、持ち手20の取付け方法は前記した実施形態に限定するものではなく、様々な変形例が含まれる。
図7に示すように最も吸口よりに持ち手20を固定した場合、ブロワー使用時において排気口21と使用者との距離は最大となり、使用者から最も離れた場所にブロワーの風を当てることができる。
次に、図8に示すように最も掃除機本体よりに持ち手20を固定した場合、ブロワー使用時において、重心を有する掃除機本体と使用者との距離は最小となり、使用者にかかる負荷を軽減することができる。
図9は、本実施形態の電気掃除機でのブロワー使用時の使用形態図である。使用者は持ち手20を持ち、排気口21を被掃除箇所に向けることで排気口21から排出された風が塵埃等を吹き飛ばす。
なお、図9では標準吸口400を取り外した状態を示しているが、ブロワー機能は標準吸口400を取り付けた状態でも使用可能である。その場合、安全装置が働くため回転ブラシの動作は停止している。
1 掃除機本体
2 ダストケース
3 蓄電池(蓄電装置)
10 本体部
10a 接続口(吸引口)
11 モータケース部
12 ハンドル部
20 持ち手
21 排気口
40 電動送風機
50 本体基板(制御基板)
100 電気掃除機
300 延長管(アタッチメント、付属品)
400 標準吸口(アタッチメント、付属品)
2 ダストケース
3 蓄電池(蓄電装置)
10 本体部
10a 接続口(吸引口)
11 モータケース部
12 ハンドル部
20 持ち手
21 排気口
40 電動送風機
50 本体基板(制御基板)
100 電気掃除機
300 延長管(アタッチメント、付属品)
400 標準吸口(アタッチメント、付属品)
Claims (2)
- 吸引力を発生させる電動送風機と、前記電動送風機を収容する掃除機本体と、一端部が前記掃除機本体に接続可能で塵埃を含む空気を前記掃除機本体に送り込む延長管と、前記延長管に取り付けられた持ち手を備え、前記掃除機本体の排気口から排出される排気を使用者から離れた場所に当てられることを特徴とする電気掃除機。
- 使用者が前記持ち手を前記延長管の任意の位置に固定することができることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021052584A JP2022150124A (ja) | 2021-03-26 | 2021-03-26 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021052584A JP2022150124A (ja) | 2021-03-26 | 2021-03-26 | 電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022150124A true JP2022150124A (ja) | 2022-10-07 |
Family
ID=83464753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021052584A Pending JP2022150124A (ja) | 2021-03-26 | 2021-03-26 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022150124A (ja) |
-
2021
- 2021-03-26 JP JP2021052584A patent/JP2022150124A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6710070B2 (ja) | ハンディ型電気掃除機 | |
TWI711421B (zh) | 吸塵器 | |
CN109381118B (zh) | 电吸尘器的充电座 | |
WO2008054182A1 (en) | Method for vacuum cleaning | |
JP7225342B2 (ja) | 電気掃除機および掃除機収納台 | |
JP6416637B2 (ja) | 電気掃除装置 | |
JP2023024828A (ja) | 電気掃除機セット | |
JP2022150124A (ja) | 電気掃除機 | |
JP2020171515A (ja) | 電気掃除機 | |
WO2020262600A1 (ja) | 電気掃除機 | |
JP2022173577A (ja) | 電気掃除機 | |
CN211299803U (zh) | 尘杯和具有它的吸尘器 | |
JP2014023859A (ja) | 電気掃除機 | |
JP2020110507A (ja) | 電気掃除機 | |
JP7481218B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JP6918622B2 (ja) | 電気掃除機 | |
WO2021171661A1 (ja) | 電気掃除機の吸口体およびこれを備えた電気掃除機 | |
JP2022060812A (ja) | 電気掃除機 | |
CN215127989U (zh) | 手持式吸尘器 | |
JP2021019758A (ja) | 電気掃除機 | |
JP6653286B2 (ja) | 電気掃除機の吸込具 | |
JP2023010908A (ja) | 電気掃除機 | |
JP2023013280A (ja) | 電気掃除機 | |
JP6133179B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JP2019187581A (ja) | 電気掃除機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210402 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20220228 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20220308 |