JP2022149142A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明が解決しようとする課題は、利用されるシーンに応じてディスプレイに店員向け表示情報または客向け表示情報を表示することで、ディスプレイの有効活用を図ることが可能な情報処理装置およびプログラムを提供することである。【解決手段】実施形態の情報処理装置は、商品を提供する店舗で利用される情報処理装置であって、店員向け表示情報または客向け表示情報を選択的に表示するディスプレイと予め定められた基準位置との距離が所定距離以下であるか否かを示す距離情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した距離情報に基づいて、前記ディスプレイに表示される表示情報を前記店員向け表示情報または前記客向け表示情報に切替える表示処理部と、を備えたものである。【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置およびプログラムに関する。
商品を販売する各種店舗では、ディスプレイを備えた種々の情報処理装置が用いられている。例えば、店員が取引される商品の情報を登録(以下、商品登録ともいう)して会計処理を実行するPOS(Point Of Sales)端末(例えば、特許文献1)、店舗が販売する商品を顧客に対して説明するために当該商品に関する各種情報を表示するタブレット端末、店員が顧客から注文を受付けるオーダー端末、などが知られている。なお、ここで商品とは、店舗が顧客に対して提供する役務を含む概念である。
これら店舗で用いられる情報処理装置は、その機能に応じて店員向けの情報あるいは客向けの情報をディスプレイに表示する。例えば、上記POS端末は店員が商品登録を行うための店員向け登録画面を表示する。また、上記タブレット端末は顧客が商品の情報を得るための客向け商品情報を表示し、上記オーダー端末は店員が顧客から注文を受付けるための店員向け受付画面を表示する。
従来、店舗においては、店員向け表示を行うディスプレイと客向け表示を行うディスプレイとは別々に設けられており、ディスプレイの有効活用という観点で改善の余地が残されている。
本発明が解決しようとする課題は、利用されるシーンに応じてディスプレイに店員向け表示情報または客向け表示情報を表示することで、ディスプレイの有効活用を図ることが可能な情報処理装置およびプログラムを提供することである。
実施形態の情報処理装置は、商品を提供する店舗で利用される情報処理装置であって、店員向け表示情報または客向け表示情報を選択的に表示するディスプレイと予め定められた基準位置との距離が所定距離以下であるか否かを示す距離情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した距離情報に基づいて、前記ディスプレイに表示される表示情報を前記店員向け表示情報または前記客向け表示情報に切替える表示処理部と、を備えたものである。
図1は、第1の実施形態の情報処理装置(POS端末)の外観を示す図である。 図2は、第1の実施形態の情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、第1の実施形態の情報処理装置のメモリ部における表示情報管理テーブルのデータ構成を説明する図である。 図4は、第1の実施形態の情報処理装置における制御部の機能構成を示すブロック図である。 図5は、第1の実施形態の情報処理装置の制御部による表示切換処理の流れを示すフローチャートである。 図6は、第2の実施形態の情報処理装置(タブレット端末)の外観を示す図である。 図7は、第2の実施形態の情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図8は、第2の実施形態の情報処理装置のメモリ部における表示情報管理テーブルのデータ構成を説明する図である。 図9は、第2の実施形態の情報処理装置における制御部の機能構成を示すブロック図である。 図10は、第2の実施形態の情報処理装置の制御部による表示切換処理の流れを示すフローチャートである。 図11は、第1の変形例における情報処理装置(発行指示装置)の外観を示す図である。 図12は、第2の変形例における情報処理装置(オーダー端末)の外観を示す図である。 図13は、第3の実施形態の情報処理装置(POS端末)の外観を示す図である。 図14は、第3の実施形態の情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図15は、第3の実施形態の情報処理装置のメモリ部における表示情報管理テーブルのデータ構成を説明する図である。 図16は、第3の実施形態の情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。 図17は、第3の実施形態の情報処理装置の制御部による表示切換処理の流れを示すフローチャートである。 図18は、第3の実施形態の第1ディスプレイおよび第2ディスプレイの表示画面の一例を示す図である。 図19は、第3の実施形態の第1ディスプレイおよび第2ディスプレイの表示画面の他の一例を示す図である。
以下、実施形態の情報処理装置およびプログラムについて説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態により限定されるものではない。例えば、本発明は、商品を販売する店舗で用いられる各種情報処理装置に広く適用することができる。また、本発明に係る情報処理装置は、役務の提供を商品として販売する店舗にも用いることが可能である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して第1の実施形態の情報処理装置およびプログラムについて説明する。第1の実施形態は、情報処理装置を1つのディスプレイを備えるPOS端末に適用した例である。POS端末10は、例えば、アパレル洋品店で用いられる。図1は、POS端末の外観を示す図である。
POS端末10は、取引される商品について商品登録して会計処理を実行する情報処理装置であって、登録装置の一例でもある。POS端末10は、店舗のバックヤードに設置された店舗サーバS(図2参照)とLAN(Local Area Network)等の通信回線によって接続されている。これにより、POS端末10と店舗サーバSとは通信が可能であり、相互に情報(データ)を送受信することができる。
図1は、POS(Point Of Sales)端末10の外観を示す図である。POS端末10は、本体11およびディスプレイ12を有する。本体11(装置本体)は、制御部100およびメモリ部110(ともに図2参照)を含む制御装置を収納するとともに、スキャナ13、プリンタ14、金銭収納機15、および電波受信機16等を備える。ディスプレイ12は、制御部100と無線通信可能であり、制御部100によって制御される。ディスプレイ12は、本体11に着脱可能に載置され、表示部17、操作部18、および電波発信機19等を備える。なお、POS端末10は、クレジットカードからクレジット情報を読取るカードリーダを備えていてもよい。
スキャナ13は、顧客が購入する商品に付されたバーコード等のコードシンボルを光学的に認識する。そして、スキャナ13は、認識したコードシンボルをデコードし、当該コードシンボルが示す商品コードを読み取る。スキャナ13が読取る商品コードは、商品を識別する情報である。なお、スキャナ13が認識したコードシンボルのデコードは、POS端末10の制御部100で行ってもよい。
プリンタ14は、例えば、サーマルプリンタによって構成され、本体11内に収納されている。プリンタ14は、本体11内に収納されたロール状のレシート用紙に、顧客が購入した商品の商品情報、1取引の会計情報等を印字し、レシートとして発行する。レシートは、本体11に形成されたレシート発行口141から発行される。
金銭収納機15は、金銭(硬貨や紙幣)等を収納するドロワを内部に有し、顧客から預かった金銭、商品券等の有価証券類、および顧客に手渡す釣銭などを収納する。金銭収納機15は、POS端末10の制御部100の指示によって、金銭を収納するドロワが露出するよう開放される。
電波受信機16は、ディスプレイ12に設けられた電波発信機19が発信する電波を受信する。制御部100は、電波受信機16が受信する電波の電波強度に基づいて本体11とディスプレイ12との距離を認識することができる。電波発信機19と電波受信機16との送受信は、例えばブルートゥース(登録商標)を用いて行われる。電波受信機16が取り付けられた位置は基準位置の一例である。
表示部17は、液晶パネル等で構成され、各種情報を表示する。例えば、表示部17は、図1に示すようにディスプレイ12が本体11に載置された状態では、店員が登録内容を確認するために商品登録された商品に関する情報を表示する登録情報画面を表示する。登録情報画面は、店員向け表示情報の一例である。店員向け表示情報とは、店員が業務を行うために目視する表示内容をいう。また、表示部17は、ディスプレイ12が本体11から所定距離離れた状態では、店員が顧客に対して商品を説明するための情報、言い換えれば顧客が商品の詳細な内容を知るための情報を示す商品案内画面を表示する。商品案内画面は、店舗が販売する商品の詳細、例えば、商品画像、価格、色、サイズ等の情報を表示する画面であって、客向け表示情報の一例である。商品案内画面は、店舗に在庫がない商品について顧客に説明する場合等に有効である。客向け表示情報とは、客に見せるための表示内容をいう。なお、本実施形態およびそれ以降の実施形態の説明において、ディスプレイの表示部が表示することを、ディスプレイが表示するという場合がある。
操作部18は、表示部17の表面に設けられたタッチパネルによって構成される。操作部18は、触れた位置に応じた情報を制御部100に入力する。電波発信機19は、電波を連続的に発信する。
図2は、POS端末10のハードウェア構成を示すブロック図である。POS端末10は、制御部100と、メモリ部110と、表示部17と、操作部18と、スキャナ13と、プリンタ14と、金銭収納機15と、電波受信機16と、電波発信機19と、通信部120等を備える。制御部100、メモリ部110、表示部17、操作部18、スキャナ13、プリンタ14、金銭収納機15、電波受信機16、電波発信機19および通信部120は、バスB等を介して互いに接続されている。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103を備えたコンピュータで構成される。CPU101、ROM102、RAM103は、バスBを介して互いに接続されている。
CPU101は、POS端末10の全体の動作を制御する。ROM102は、CPU101の駆動に用いられるプログラムなどの各種プログラムや各種データを記憶する。RAM103は、CPU101のワークエリアとして使用され、ROM102やメモリ部110に記憶された各種プログラムや各種データを展開する。制御部100は、CPU101がROM102やメモリ部110に記憶されRAM103に展開された制御プログラムに従って動作することによって、POS端末10の各種制御処理を実行する。
メモリ部110は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等の記憶媒体で構成されており、電源を遮断しても記憶内容を維持する。メモリ部110は、制御プログラム111、商品マスタ112、登録情報画面管理ファイル113、商品表示データ管理ファイル114、および表示情報管理テーブル115を記憶する。
制御プログラム111は、POS端末10として機能するための制御プログラムや電波受信機16が受信する電波の電波強度に基づいて本体11とディスプレイ12との距離を算出するための制御プログラム、当該算出された距離に応じてディスプレイ12の表示を切換えるための制御プログラムなどである。
商品マスタ112は、店舗で取り扱っている商品の情報を記憶したマスタファイルである。商品マスタ112には、商品を識別する商品コードと、商品名、価格などの商品情報とが対応付けて登録されている。なお、店舗で取り扱う商品は日々変化するため、商品マスタ112は、通信部120を介して接続される店舗サーバSによって適宜更新される。
登録情報画面管理ファイル113は、ディスプレイ12に登録情報画面を表示するための情報を管理するファイルである。登録情報画面管理ファイル113には、商品登録された商品の商品名や金額を表示するためのレイアウト情報等が登録されている。
商品表示データ管理ファイル114は、顧客に対して商品の詳細情報を表示するためのデータを管理するファイルである。商品表示データ管理ファイル114には、表示No、商品分類、商品名、色、サイズ、価格、および商品画像等を示す情報が対応付けて登録されている。
表示情報管理テーブル115は、電波受信機16が受信する電波に応じてディスプレイ12に表示する表示情報を管理するテーブルである。図3は、表示情報管理テーブル115のデータ構成を説明する図である。表示情報管理テーブル115には、電波強度、本体・ディスプレイ間距離、および表示内容を示す各情報が対応付けて登録されている。
電波強度の項目には、電波受信機16によって受信された電波の電波強度が予め設定された基準値以上か否かを示す情報が登録されている。
本体・ディスプレイ間距離の項目には、本体11とディスプレイ12とが所定距離以内に位置しているか否かを示す情報が登録されている。本実施形態においては、所定距離は、ディスプレイ12が本体11上に載置されていると認められる距離に設定されている。
表示内容の項目には、ディスプレイ12に表示される表示画面を示す情報が登録されている。図3に示すように、本実施形態においては、本体・ディスプレイ間距離が所定距離以下でディスプレイ12が本体11に載置されていると認められる場合には、ディスプレイ12は、店員向け表示情報である登録情報画面を表示するようになっている。登録情報画面は、登録情報画面管理ファイル113に基づいて表示される。また、本体・ディスプレイ間距離が所定距離より大きくディスプレイ12が本体11から離間していると認められる場合には、ディスプレイ12は、客向け表示情報である商品案内画面を表示するようになっている。商品案内画面は、商品表示データ管理ファイル114に基づいて表示される。
図2に戻って説明する。スキャナ13、プリンタ14、金銭収納機15、電波受信機16、表示部17、操作部18、および電波発信機19の構成、機能については上述したとおりである。通信部120は、店舗サーバSと通信するためのインターフェイスである。制御部100は、通信部120を介して店舗サーバSと接続されることで、店舗サーバSと情報(データ)の送受信が可能となる。
続いて、POS端末10の機能構成について説明する。図4は、POS端末10の機能構成を示すブロック図である。制御部100は、CPU101がROM102やメモリ部110に記憶された制御プログラムにしたがって動作することで、入力部1001、登録部1002、会計処理部1003、電波情報処理部1004、取得部1005、および表示処理部1006として機能する。なお、これら各機能を専用回路等のハードウェアで構成してもよい。
入力部1001には、各種情報が入力される。例えば、入力部1001には、スキャナ13が商品に付されたバーコード等のコードシンボルから読取った商品コードが入力される。また、入力部1001には、会計処理の開始を指示する情報等、操作部18の操作に伴う情報が入力される。
登録部1002は、入力部1001に商品コードが入力された商品について商品登録を行う。具体的には、登録部1002は、商品マスタ112において入力部1001に入力された商品コードに対応する商品情報(商品名、価格等)を取得し、取得した商品情報をRAM103に記憶する。
会計処理部1003は、登録部1002が商品登録した商品について会計処理を実行する。会計処理とは、顧客が購入する商品の代金の支払いに関する処理であって、商品登録された商品の合計金額(取引金額)の算出、釣銭額の算出、表示部17への各種情報の表示指示等を含む。
電波情報処理部1004は、電波受信機16が受信した電波に関する処理を実行する。具体的には、電波情報処理部1004は、電波受信機16が受信した電波の電波強度に基づいて、電波発信機19と電波受信機16との距離を算出し、算出した距離が所定距離以下か否か判定する。言い換えれば、電波情報処理部1004は、本体11とディスプレイ12との距離が所定距離以下か否か判定する。電波情報処理部1004は、電波受信機16が受信した電波に関する処理を常時実行する。
取得部1005は、店員向け表示情報または客向け表示情報を選択的に表示するディスプレイ12と予め定められた基準位置との距離が所定距離以下であるか否かを示す距離情報を取得する。具体的には、取得部1005は、電波情報処理部1004が判定した、本体11とディスプレイ12との距離が所定距離以下か否かを示す距離情報を取得する。なお、取得部1005は、POS本体10の外部に設けられた距離センサから、本体11とディスプレイ12との距離が所定距離以下か否かを示す距離情報を取得してもよい。また、取得部1005は、必ずしも距離の算出結果に基づいた情報を取得しなくてもよい。例えば、取得部1005は、電波受信機16にて受信した電波の電波強度を距離情報として取得してもよい。この場合、取得部1005が距離情報として取得した電波強度が、電波発信機19と電波受信機16との距離が所定距離にある場合の電波強度より強い電波強度であれば、当該距離情報は本体11とディスプレイ12との距離が所定距離以下であることを示す距離情報となる。反対に、取得部1005が距離情報として取得した電波強度が、電波発信機19と電波受信機16との距離が所定距離にある場合の電波強度より弱い電波強度であれば、当該距離情報は本体11とディスプレイ12との距離が所定距離より大きいことを示す距離情報となる。
表示処理部1006は、取得部1005が取得した距離情報に基づいて、ディスプレイ12に表示される表示情報を店員向け表示情報または客向け表示情報に切替える。具体的には、表示処理部1006は、表示情報管理テーブル115を参照して、取得部1005が取得した距離情報に対応する表示情報をディスプレイ12に表示する。より詳細には、表示処理部1006は、取得部1005が本体11とディスプレイ12との距離が所定距離以下であることを示す距離情報を取得すると、ディスプレイ12に登録情報画面を表示する。また、表示処理部1006は、取得部1005が本体11とディスプレイ12との距離が所定距離より大きいことを示す距離情報を取得すると、ディスプレイ12に商品案内画面を表示する。
次に、POS端末10の制御部100が実行する表示切換処理について説明する。図5は、制御部100による表示切換処理の流れを示すフローチャートである。表示切換処理は、会計処理等のバックグラウンドで常時実行されるものである。
まず、電波情報処理部1004は、電波受信機16から電波情報の入力を受付ける(S1)。電波情報処理部1004は、受付けた電波情報に基づいて電波発信機19と電波受信機16との距離、言い換えれば本体11とディスプレイ12との距離を算出し、本体11とディスプレイ12との距離が所定距離以下か否か判定する(S2)。
取得部1005は、電波情報処理部1004の判定結果である距離情報を取得する(S3)。表示処理部1006は、取得部1005が取得した距離情報が本体11とディスプレイ12との距離が所定距離以下であることを示す情報か否か判断し(S4)、所定距離以下を示す情報であると(S4のY)、ディスプレイ12に登録情報画面を表示する(S5)。そして、制御部100は、表示切換処理を終了する。
取得部1005が取得した距離情報が本体11とディスプレイ12との距離が所定距離より大きいことを示す情報であると(S4のN)、表示処理部1006は、ディスプレイ12に商品案内画面を表示する(S6)。そして、制御部100は、表示切換処理を終了する。この表示切換処理が常時実行されることにより、ディスプレイ12の表示は、本体11とディスプレイ12との距離に応じて適宜切換わる。
第1の実施形態によれば、本体11とディスプレイ12との距離が所定距離以下で、ディスプレイ12が本体11上に載置されて店員に操作される状態と認められる場合、ディスプレイ12は店員が商品登録された商品情報を確認するための登録情報画面を表示する。また、本体11とディスプレイ12との距離が所定距離より大きく、ディスプレイ12が本体11から離れて店員が顧客に商品を説明する状態と認められる場合、顧客に対して商品の詳細な情報を示す商品案内画面を表示する。
このため、ディスプレイ12は、店員向け表示画面である登録用画面と客向け表示画面である商品案内画面とを切換えて表示することができるので、ディスプレイ12を有効活用できる。加えて、ディスプレイ12の表示は、取得部1005が取得する距離情報に基づいて、登録情報画面と商品案内画面とに自動的に切換えられるため、POS端末10を操作する店員の操作性を向上させることができる。
(第2の実施形態)
次に、図面を参照して第2の実施形態の情報処理装置およびプログラムについて説明する。第1の実施形態は情報処理装置をPOS端末に適用したものであるのに対し、第2の実施形態は情報処理装置をPOS端末とは別に設けられるタブレット端末に適用したものである。図6は、POS端末20と情報処理装置であるタブレット端末30との外観を示す図である。POS端末20およびタブレット端末30は、例えば、ファストフード店などの飲食店で用いられる。なお、本実施形態以降の説明において、すでに説明した構成、機能と同様のものについては、説明を省略もしくは簡略化し、重複する説明を極力避けることとする。
図6において、POS端末20は、客用表示器21、オペレータ用表示器22、キーボード23、プリンタ24、および金銭収納機25を備える。
客用表示器21は、液晶パネル等で構成され、商品を購入する顧客に対して、1取引で当該顧客が支払う合計金額等を表示する。オペレータ用表示器22は、液晶パネル等で構成され、POS端末20を操作するオペレータに対して、商品情報画面や、取引額、釣銭額など会計処理に係る会計情報等を表示する。
キーボード23は、各種キーを備えている。各種キーとしては、例えば、取引の開始を宣言する取引開始キー、商品コードや金額等を入力するための置数キー、販売合計金額の算出を宣言するための小計キー、1取引の締め処理を行って会計処理を実行することを指示する締めキー、入力をクリアするクリアキー等である。
プリンタ24は、本体11内に収納されたロール状のレシート用紙に、商品情報、決済情報等を印字し、レシートとして発行する。金銭収納機25は、金銭(硬貨や紙幣)を収納するドロワを内部に有し、顧客から預かった金銭、商品券等の有価証券類、および顧客に手渡す釣銭などを収納する。
タブレット端末30は、保持台31に着脱可能に保持される。また、タブレット端末30は、表示部32、操作部33、および電波受信機34を有する。表示部32を備えるタブレット端末30は、ディスプレイを一体的に備えている情報処理装置である。
表示部32は、液晶パネル等で構成され、各種情報を表示する。表示部32は、図6に示すようにタブレット端末30が保持台31に保持された状態では、例えば、店内の空席状況を示す空席状況画面を表示する。空席状況画面は、店内カメラ等の出力に基づいて生成された空席情報を表示する画面であって、店内マップに空席を表すマークを示した画面などで形成される。顧客から注文を受付けてPOS端末20を操作する店員は、空席状況画面を確認して顧客に対して空席を案内することができる。空席状況画面は、店員が顧客に空席を案内するための画面であって、店員向け表示情報の一例である。
また、表示部32は、タブレット端末30が保持台31から所定距離離れた状態では、注文待ちしている顧客が見るためのメニュー画面を表示する。メニュー画面は、店舗が販売する商品の詳細、例えば、商品画像、価格等を表示する画面であって、客向け表示情報の一例である。注文待ちしている顧客は、メニュー画面を見ることで事前に注文する商品を決めることができるため、POS端末20に位置してから注文する商品を迷うことが少ない。これにより、店舗は、効率よく注文を受付けることができ、注文待ちする顧客を減少させることができる。本実施形態においては、店舗は、注文待ちしている顧客がいる状況では、注文した顧客への空席の案内よりも、注文待ちしている顧客への対応を優先するものとしている。
操作部33は、表示部32の表面に設けられたタッチパネルによって構成される。操作部33は、触れた位置に応じた情報を制御部300(図7参照)に入力する。電波受信機34は、保持台31に設けられた電波発信機35が発信する電波を受信する。電波発信機35は、電波を連続的に発信する。電波発信機35が取り付けられた位置は基準位置の一例である。
図7は、タブレット端末30のハードウェア構成を示すブロック図である。タブレット端末30は、制御部300と、メモリ部310と、表示部32と、操作部33と、電波受信機34と、通信部320等を備える。制御部300、メモリ部310、表示部32、操作部33、電波受信機34、および通信部320は、バスB等を介して互いに接続されている。
制御部300は、CPU301、ROM302、RAM303を備えたコンピュータで構成される。CPU301、ROM302、RAM303は、バスBを介して互いに接続されている。
CPU301は、タブレット端末30の全体の動作を制御する。ROM302は、CPU301の駆動に用いられるプログラムなどの各種プログラムや各種データを記憶する。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用され、ROM302やメモリ部310に記憶された各種プログラムや各種データを展開する。制御部300は、CPU301がROM302やメモリ部310に記憶されRAM303に展開された制御プログラムに従って動作することによって、タブレット端末30の各種制御処理を実行する。
メモリ部310は、HDDやフラッシュメモリ等の記憶媒体で構成されており、電源を遮断しても記憶内容を維持する。メモリ部310は、制御プログラム311、メニューファイル312、空席情報管理ファイル313、および表示情報管理テーブル314を記憶する。
制御プログラム311は、タブレット端末30として機能するための制御プログラムや電波受信機34が受信する電波の電波強度に基づいて保持台31とタブレット端末30との距離を算出するための制御プログラム、当該算出された距離に応じて表示部32の表示を切換えるための制御プログラムなどである。
メニューファイル312は、店舗で取り扱っている商品の情報を記憶したファイルである。メニューファイル312には、商品名、価格、商品画像などが対応付けて登録されている。
空席情報管理ファイル313は、店舗サーバSから取得した空席情報を記憶するファイルである。空席情報管理ファイル313は、店内のレイアウトデータに空席の位置をプロットした空席情報を記憶する。上記空席情報は、店内カメラから撮像データを受信した店舗サーバSによって随時生成、更新され、タブレット端末30に送信される。空席情報管理ファイル313は、店舗サーバSから受信した空席情報に基づいて随時更新される。
表示情報管理テーブル314は、電波受信機34が受信する電波に応じてディスプレイ12に表示する表示内容を管理するテーブルである。図8は、表示情報管理テーブル314のデータ構成を説明する図である。表示情報管理テーブル314には、電波強度、保持台・ディスプレイ間距離、および表示内容を示す各情報が対応付けて登録されている。
電波強度の項目には、電波受信機34が受信した電波の電波強度が予め設定された基準値以上か否かを示す情報が登録されている。
保持台・ディスプレイ間距離の項目には、保持台31とタブレット端末30とが所定距離以内に位置しているか否かを示す情報が登録されている。本実施形態においては、所定距離は、タブレット端末30が保持台31上に載置されていると認められる距離に設定されている。
表示内容の項目には、表示部32に表示される表示画面を示す情報が登録されている。図6に示すように、本実施形態においては、保持台・ディスプレイ間距離が所定距離以下でタブレット端末30が保持台31上に載置されていると認められる場合には、表示部32は、店員向け表示情報である空席状況画面を表示するようになっている。また、保持台・ディスプレイ間距離が所定距離より大きくタブレット端末30が保持台31から離間していると認められる場合には、表示部32は、客向け表示情報であるメニュー画面を表示するようになっている。
図7に戻って説明する。表示部32、操作部33、および電波受信機34の構成、機能については上述したとおりである。通信部320は、店舗サーバSと通信するためのインターフェイスである。制御部300は、通信部320を介して店舗サーバSと接続されることで、店舗サーバSと情報(データ)の送受信が可能となる。
続いて、タブレット端末30の機能構成について説明する。図9は、タブレット端末30の機能構成を示すブロック図である。制御部300は、CPU301がROM302やメモリ部310に記憶された制御プログラムにしたがって動作することで、入力部3001、電波情報処理部3002、取得部3003、および表示処理部3004として機能する。なお、これら各機能を専用回路等のハードウェアで構成してもよい。
入力部3001には、操作部33の操作に伴って各種情報が入力される。例えば、入力部1001には、メニュー画面において次ページを表示するための操作を示す情報等が入力される。
電波情報処理部3002は、第1の実施形態の電波情報処理部1004と同様の処理を実行して、電波発信機35と電波受信機34との距離が所定距離以下か否か判定する。すなわち、タブレット端末30と保持台31との距離が所定距離以下か否かを判定する。
取得部3003は、第1の実施形態の取得部1005と同様の処理を実行して、電波情報処理部3002から、タブレット端末30と保持台31との距離が所定距離以下か否かを示す距離情報を取得する。
表示処理部3004は、第1の実施形態の表示処理部1006と同様の処理を実行して、取得部3003がタブレット端末30と保持台31との距離が所定距離以下であることを示す距離情報を取得すると、表示部32に空席状況画面を表示する。また、表示処理部3004は、取得部3003がタブレット端末30と保持台31との距離が所定距離より大きいことを示す距離情報を取得すると、表示部32にメニュー画面を表示する。
次に、タブレット端末30の制御部300が実行する表示切換処理について説明する。図10は、制御部300による表示切換処理の流れを示すフローチャートである。表示切換処理は常時実行されるものである。
まず、電波情報処理部3002は、電波受信機34から電波情報の入力を受付ける(S11)。電波情報処理部3002は、受付けた電波情報に基づいて電波発信機35と電波受信機34との距離、言い換えれば保持台31とタブレット端末30との距離を算出し、タブレット端末30と保持台31との距離が所定距離以下か否か判定する(S12)。
取得部3003は、電波情報処理部3002の判定結果である距離情報を取得する(S13)。表示処理部3004は、取得部3003が取得した距離情報が保持台31とタブレット端末30との距離が所定距離以下であることを示す情報か否か判断し(S14)、所定距離以下であることを示す情報であると(S14のY)、表示部32に空席状況画面を表示する(S15)。そして、制御部300は、表示切換処理を終了する。
取得部3003が取得した距離情報が保持台31とタブレット端末30との距離が所定距離より大きいことを示す情報であると(S14のN)、表示処理部3002は、表示部32にメニュー画面を表示する(S16)。そして、制御部300は、表示切換処理を終了する。この表示切換処理が常時実行されることにより、タブレット端末30の表示部32による表示は、保持台31とタブレット端末30との距離に応じて適宜切換わる。
第2の実施形態によれば、タブレット端末30と保持台31との距離が所定距離以下で、タブレット端末30が保持台31上に載置されて店員に操作される状態と判断される場合、店員が顧客に対して空席を案内するための空席状況画面を表示する。また、タブレット端末30と保持台31との距離が所定距離より大きく、タブレット端末30が保持台31から離れていると認められる場合、メニュー画面を表示する。
このため、タブレット端末30の表示部32は、店員向け表示画面である空席状況画面と客向け表示画面であるメニュー画面とを切換えて表示することができるので、タブレット端末30の表示部32を有効活用できる。加えて、表示部32の表示は、取得部3003が取得する距離情報に基づいて、空席状況画面とメニュー画面とに自動的に切換えられるため、店員を煩わせることがない。
(変形例1)
続いて、情報処理装置の変形例1について説明する。変形例1は、情報処理装置を、店舗のチケット発行窓口などに設置されるチケット発行プリンタの発行指示装置に適用した例である。図11は、チケット発行プリンタ40と発行指示装置50の外観を示す図である。
チケット発行プリンタ40には、発行指示装置50が接続されている。発行指示装置50は、第2の実施形態のタブレット端末30と同様に、制御部とメモリ部(ともに図示せず)を備えた制御装置を有する。発行指示装置50は、キーボード51本体(装置本体)とディスプレイ52とを有する。発行指示装置50は、例えば、パーソナルコンピュータにより構成されてもよい。
キーボード本体51には、キーボード53と電波発信機54が設けられている。電波発信機54が取り付けられた位置は、予め定められた基準位置の一例である。キーボード53は、チケット発行プリンタ40への発行指示に必要な情報を入力する入力装置として機能する。電波発信機54は、電波を連続的に発信する。
ディスプレイ52は、制御装置を収納するとともに、キーボード本体51に着脱可能に設けられている。ディスプレイ52には、表示部55と電波受信機56が設けられている。表示部55は、制御装置の制御に基づいて各種情報を表示する。例えば、表示部55は、ディスプレイ52がキーボード本体51に装着された状態で、店員が発行指示の入力に必要な画面(店員向け表示情報)を表示し、ディスプレイ52がキーボード本体51から取り外された状態で、顧客に対して請求額を含むチケット情報を表示する画面(客向け表示情報)を表示する。電波受信機56は、電波発信機54が発信した電波を受信する。
発行指示装置50は、第1の実施形態や第2の実施形態と同様に、制御装置が取得部および表示処理部として機能することで、ディスプレイ52がキーボード本体51に装着されたか否かを認識し、その認識結果に基づいてディスプレイ52の表示を店員向け表示情報または客向け表示情報に切換える。これにより、チケットを発行する段階ではディスプレイ52に店員向け表示情報を表示し、チケットを発行した後はディスプレイ52に客向け表示情報を表示することができる。このため、変形例1においても、第1の実施形態や第2の実施形態と同様に、面倒な操作を要することなくディスプレイを有効に活用できる。
(変形例2)
次に、情報処理装置の変形例2について説明する。変形例2は、情報処理装置を、レストラン等の飲食店で店員が使用するオーダー端末に適用した例である。図12は、店員が装着するリストバンド60とオーダー端末70の外観を示す図である。
リストバンド60は、顧客から注文を受ける店員の一方の手に装着される。リストバンド60には、電波発信機61が設けられている。電波発信機61が取り付けられた位置は、予め定められた基準位置の一例である。電波発信機61は、電波を連続的に発信する。
オーダー端末70は、本体部71とカバー部72とを備える。カバー部72は、本体部71にヒンジ機構により回動可能に取付けられ、本体部71を覆うことが可能となっている。
本体部71は、制御装置(図示せず)を収納するとともに表示部73を備える。表示部73を備えるオーダー端末70は、ディスプレイを一体的に備えている情報処理装置である。表示部73は、液晶パネル等で構成され、上記制御装置の制御にしたがって各種情報を表示する。例えば、表示部73は、店員がリストバンド60を装着した方の手でオーダー端末70を把持している状態では、入力した商品の商品情報を示す表示画面等、店員が注文の受付時に確認する画面(店員向け表示情報)を表示する。また、表示部73は、店員がリストバンド60を装着していない方の手でオーダー端末70を把持している状態では、顧客に対して注文した商品の合計金額を表示する画面(客向け表示情報)を表示する。なお、表示部73は、店員によってオーダー端末70が所持されていない状態では何も表示しないようにしてもよい。
カバー部72は、操作部74と電波受信機75とを備える。操作部74には、各商品に対応する複数の操作ボタンが形成されている。オーダー端末70は、店員によって操作ボタンが押されることで、顧客の注文する商品を受付ける。電波受信機75は、リストバンド60に設けられた電波発信機61が発信した電波を受信する。
オーダー端末70は、第1の実施形態や第2の実施形態と同様に、制御装置が取得部および表示処理部として機能することで、オーダー端末70が店員のリストバンド60が装着された手に把持されたか否かを、電波発信機61と電波受信機75との距離に基づいて認識し、その認識結果に基づいて表示部73の表示を店員向け表示情報または客向け表示情報に切換える。これにより、店員は、オーダー端末70を持ち変えることで、表示部73による表示を店員向け表示情報と客向け表示情報とに切換えることができる。このため、変形例2においても、第1の実施形態や第2の実施形態と同様に、ディスプレイを有効活用できるとともにオーダー端末70の操作性を向上させることができる。
(第3の実施形態)
次に、図面を参照して第3の実施形態の情報処理装置およびプログラムについて説明する。第1の実施形態および第2の実施形態は、情報処理装置を1つのディスプレイを備えた装置に適用したものであるのに対し、第3の実施形態は、情報処理装置を複数のディスプレイを備えたPOS端末に適用したものである。図13は、第3の実施形態のPOS端末80の外観を示す図である。POS端末80は、例えば、ファストフード店などの飲食店で用いられる。
POS端末80は、本体81(装置本体)と第1ディスプレイ82とを備える。本体81は、制御部800(図14参照)等を収納するとともに、第2ディスプレイ83、キーボード84、プリンタ85、および金銭収納機86を備える。
第1ディスプレイ82は、第2ディスプレイ83に連結された支持部87に着脱可能に支持される。また、第1ディスプレイ82は、本体81と無線通信可能となっていて、制御部800の制御によって各種情報を表示する。第1ディスプレイ82は、第1表示部88、第1操作部89、および電波発信機90を備える。
第1表示部88は、液晶パネル等で構成され制御部800の制御によって各種情報を表示する。第1表示部88は、例えば、図13に示すように第1ディスプレイ82が支持部87に支持された状態では、第2ディスプレイ83と協働して、店員が商品登録するための登録画面を表示する。別の言い方をすると、第1表示部88は、第1ディスプレイ82が支持部87に支持された状態では、登録画面の一部を表示する。登録画面は、店員が商品登録する商品を選択可能な画面であって、店員向け表示情報の一例である。また、第1表示部88は、第1ディスプレイ82が支持部87から取り外された状態では、顧客が見るためのメニュー画面を表示する。メニュー画面は、店舗が販売する商品の詳細、例えば、商品画像、価格等を表示する画面であって、客向け表示情報の一例である。第1操作部89は、第1表示部88の表面に設けられたタッチパネルによって構成される。第1操作部89は、触れた位置に応じた情報を制御部800に入力する。電波発信機90は、電波を連続的に発信する。
第2ディスプレイ83は、第2表示部91、第2操作部92、および電波受信機93を有する。第2表示部91は、液晶パネル等で構成され制御部800の制御によって各種情報を表示する。第2表示部91は、例えば、図13に示すように第1ディスプレイ82が支持部87に支持された状態では、第1表示部88とともに登録画面を表示する。第1ディスプレイ82が支持部87に支持された状態では、制御部800は、表示モードを拡張モードに設定する。拡張モードは、表示する1画面を第1ディスプレイ82と第2ディスプレイ83とで表示するモードで、いわゆるマルチ画面の拡張モードである。また、第2表示部91は、第1ディスプレイ82が支持部87から取り外された状態では、単独で登録画面を表示する。
上記のとおり、第1表示部88は、第1ディスプレイ82が支持部87に支持されるか否かに応じて、店員向け表示情報の表示と客向け表示情報の表示とを切り替える。また、第2表示部91は、第1ディスプレイ82が支持部87に支持されるか否かにかかわらず店員向け表示情報を表示する。第2操作部92は、第2表示部91の表面に設けられたタッチパネルによって構成される。第2操作部92は、触れた位置に応じた情報を制御部800に入力する。電波受信機93は電波発信機90が発信する電波を受信する。電波受信機93が取り付けられた位置は、予め定められた基準位置の一例である。
キーボード84、プリンタ85、および金銭収納機86については、第2の実施形態におけるキーボード23、プリンタ24、および金銭収納機25と同様の構成であり、第2の実施形態で説明しているので重複する説明を省略する。
図14は、POS端末80のハードウェア構成を示すブロック図である。POS端末80は、制御部800と、メモリ部810と、第1表示部88と、第1操作部89と、第2表示部91と、第2操作部92と、キーボード84と、プリンタ85と、金銭収納機86と、電波受信機93と、電波発信機90と、通信部820とを備える。制御部800、メモリ部810、第1表示部88、第1操作部89、第2表示部91、第2操作部92、キーボード84、プリンタ85、金銭収納機86、電波受信機93、電波発信機90、および通信部820はバスB等を介して互いに接続されている。
制御部800は、CPU801、ROM802、RAM803を備えたコンピュータで構成される。CPU801、ROM802、RAM803は、バスBを介して互いに接続されている。
CPU801は、POS端末80の全体の動作を制御する。ROM802は、CPU801の駆動に用いられるプログラムなどの各種プログラムや各種データを記憶する。RAM803は、CPU801のワークエリアとして使用され、ROM802やメモリ部810に記憶された各種プログラムや各種データを展開する。制御部800は、CPU801がROM802やメモリ部810に記憶されRAM803に展開された制御プログラムに従って動作することによって、POS端末80の各種制御処理を実行する。
メモリ部810は、HDDやフラッシュメモリ等の記憶媒体で構成されており、電源を遮断しても記憶内容を維持する。メモリ部810は、制御プログラム811、商品マスタ812、登録画面管理ファイル813、メニューファイル814、および表示情報管理テーブル815を記憶する。
制御プログラム811は、POS端末80として機能するための制御プログラムや電波受信機93が受信する電波の電波強度に基づいて第1ディスプレイ82と第2ディスプレイ83との距離を算出するための制御プログラム、当該算出された距離に応じて第1表示部88および第2表示部91の表示を切換えるための制御プログラムなどである。
商品マスタ812は、第1の実施形態における商品マスタ112と同様の構成であり、第1の実施形態で説明しているので重複する説明を省略する。また、メニューファイル814は、第2の実施形態におけるメニューファイル312と同様の構成であり、第2の実施形態で説明しているので重複する説明を省略する。
登録画面管理ファイル813は、店員が商品登録するための登録ボタンが配置された登録画面を管理するファイルである。登録画面管理ファイル813には、店舗で販売される商品について、商品名と1画面における登録ボタンの位置情報とが対応付けられて登録されている。
表示情報管理テーブル815は、電波受信機93が受信する電波に応じて第1ディスプレイ82および第2ディスプレイ83に表示する表示情報を管理するテーブルである。図15は、表示情報管理テーブル815のデータ構成を説明する図である。表示情報管理テーブル815には、電波強度、ディスプレイ間の距離、ディスプレイID、拡張画面機能、および表示内容を示す各情報が対応付けて登録されている。
電波強度の項目には、電波受信機93が受信した電波の電波強度が予め設定された基準値以上か否かを示す情報が登録されている。
ディスプレイ間距離の項目には、第1ディスプレイ82と第2ディスプレイ83とが所定距離以内に位置しているか否かを示す情報が登録されている。本実施形態においては、所定距離は、第1ディスプレイ82が支持部87に支持されていると認められる距離に設定されている。
ディスプレイIDの項目には、ディスプレイを識別するためのディスプレイ識別情報が登録される。
拡張画面機能の項目には、第1ディスプレイ82と第2ディスプレイ83とによって1画面を表示する拡張モードに関する情報が登録される。
表示内容の項目には、第1表示部88および第2表示部91に表示される表示画面を示す情報が登録されている。本実施形態においては、ディスプレイ間距離が所定距離以下で第1ディスプレイ82が支持部87に支持されていると認められる場合には、第1ディスプレイ82と第2ディスプレイ83とによる1画面表示によって登録用画面が表示される(拡張モード)。また、ディスプレイ間距離が所定距離より大きく第1ディスプレイ82が支持部87から取り外されていると認められる場合には、第1ディスプレイ82にはメニュー画面が、第2ディスプレイ83は登録用画面が、それぞれ表示される(通常モード)。
図14に戻って説明する。第1表示部88、第1操作部89、第2表示部91、第2操作部92、キーボード84、プリンタ85、金銭収納機86、電波受信機93、および電波発信機90の構成、機能は上述したとおりである。通信部820は、店舗サーバSと通信するためのインターフェイスである。制御部300は、通信部820を介して店舗サーバSと接続されることで、店舗サーバSと情報(データ)の送受信が可能となる。
続いて、POS端末80の機能構成について説明する。図16は、POS端末80の機能構成を示すブロック図である。制御部800は、CPU801がROM802やメモリ部810に記憶された制御プログラムにしたがって動作することで、入力部8001、登録部8002、会計処理部8003、電波情報処理部8004、取得部8005、表示モード設定部8006、および表示処理部8007として機能する。なお、これら各機能を専用回路等のハードウェアで構成してもよい。
入力部8001には、各種情報が入力される。例えば、入力部8001には、第1操作部89、第2操作部92から商品コードが入力される。また、入力部1001には、キーボード84から会計処理の開始を指示する情報等が入力される。
登録部8002は、入力部8001に商品コードが入力された商品について商品登録を実行する。
会計処理部8003は、登録部8002が商品登録した商品について会計処理を実行する。
電波情報処理部8004は、第1の実施形態の電波情報処理部1004と同様の処理を実行して、電波発信機90と電波受信機93との距離が所定距離以下か否か判定する。すなわち、第1ディスプレイ82と第2ディスプレイ83との距離が所定距離以下か否かを判定する。
取得部8005は、第1の実施形態の取得部1005と同様の処理を実行して、電波情報処理部8004から、第1ディスプレイ82と第2ディスプレイ83との距離が所定距離以下か否かを示す距離情報を取得する。
表示モード設定部8006は、第1ディスプレイ82と第2ディスプレイ83の表示モードを設定する。表示モード設定部8006は、第1ディスプレイ82と第2ディスプレイ83との距離が所定距離以下の場合、表示モードを第1ディスプレイ82と第2ディスプレイ83とで1画面表示する拡張モードに設定する。また、表示モード設定部8006は、第1ディスプレイ82と第2ディスプレイ83との距離が所定距離以下の場合、表示モードを第1ディスプレイ82および第2ディスプレイ83をそれぞれ別の1画面で表示する通常モードに設定する。
表示処理部8007は、取得部8005が第1ディスプレイ82と第2ディスプレイ83との距離が所定距離以下であることを示す距離情報を取得すると、拡張モードによって第1ディスプレイ82および第2ディスプレイ83で登録画面を1画面表示する。また、表示制御部8007は、取得部8005が第1ディスプレイ82と第2ディスプレイ83との距離が所定距離より大きいことを示す距離情報を取得すると、通常モードによって第1ディスプレイ82でメニュー画面を、第2ディスプレイ83で登録画面をそれぞれ表示する。
次に、POS端末80の制御部800が実行する表示切換処理について説明する。図17は、制御部800による表示切換処理の流れを示すフローチャートである。表示切換処理は常時実行されるものである。
まず、電波情報処理部8004は、電波受信機93から電波情報の入力を受付ける(S21)。電波情報処理部8004は、受付けた電波情報に基づいて電波発信機90と電波受信機93との距離、言い換えれば第1ディスプレイ82と第2ディスプレイ83との距離を算出し、第1ディスプレイ82と第2ディスプレイ83との距離が所定距離以下か否か判定する(S22)。
取得部8005は、電波情報処理部8004の判定結果である距離情報を取得する(S23)。表示モード設定部8006は、取得部8005が取得した距離情報が第1ディスプレイ82と第2ディスプレイ83との距離が所定距離以下であることを示す情報か否か判断し(S24)、所定距離以下を示す情報であると(S24のY)、表示モードを拡張モードに設定する(S25)。次いで、表示処理部8007は、第1ディスプレイ82と第2ディスプレイ83とによって登録画面を1画面表示する(S26)。そして、制御部800は、表示切換処理を終了する。
取得部8005が取得した距離情報が第1ディスプレイ82と第2ディスプレイ83との距離が所定距離より大きいことを示す情報であると(S24のN)、表示モード設定部8006は、表示モードを通常モードに設定する(S27)。次いで、表示処理部8007は、第1ディスプレイ82にメニュー画面を表示し(S28)、第2ディスプレイ83に登録画面を表示する(S29)。そして、制御部800は、表示切換処理を終了する。
図18は、第1ディスプレイ82が支持部87に装着された状態における第1ディスプレイ82と第2ディスプレイ83の表示状態の一例を示す。この状態においては、第1ディスプレイ82の第1表示部88と、第2ディスプレイ83の第2表示部91とによって1画面表示がなされる。具体的には、第1表示部88と第2表示部91とによって登録用画面95を表示する。登録用画面95は、登録情報領域951と登録ボタン領域952とから構成される。
登録情報領域951は、第1の実施形態の登録情報表示画面と同様の表示内容を表示するものであって、商品登録された商品の商品名、価格、注文点数を表示する。店員は、登録情報領域951を目視することによって、顧客から受けた注文を商品登録したか否か確認することができる。
登録ボタン領域952は、店舗が販売する商品それぞれに対応する複数の登録用ボタン953を表示する。登録用ボタン953には、商品名が示されている。顧客から注文を受けた店員は、注文を受けた商品を示す登録用ボタン953を押すことによって商品登録を行うことができる。
図18に示す状態では、表示モードが拡張モードに設定されて、第1ディスプレイ82と第2ディスプレイ83とによって1画面表示を行うので、登録用画面95の全体を表示することができる。これにより、店員は何ら操作することなく全ての登録用ボタン953を見ることができるので、商品登録を容易に行うことができる。
図19は、第1ディスプレイ82が支持部87から取り外された状態における第1ディスプレイ82と第2ディスプレイ83の表示状態の一例を示す。この状態においては、第1ディスプレイ82はメニュー画面96を、第2ディスプレイ83は登録用画面95を、それぞれ表示する。
第1ディスプレイ82が表示するメニュー画面96は、メニュー領域961とスクロール領域962とから構成される。メニュー領域961は、店舗が販売する商品それぞれに対応する複数の商品表示部963を表示する領域である。各商品表示部963には、商品名、価格、および商品画像が示されている。スクロール領域962は、スクロールボタン964および965を表示する領域である。スクロールボタン964および965は、第1表示部88に対してメニュー領域961を上下にスライドさせるためのボタンである。スクロールボタン964または965が操作されると、メニュー領域961は、スクロールされて他の商品表示部963を表示する。注文待ちしている顧客は、第1ディスプレイ82に表示されたメニュー画面96を見ることで、事前に注文する商品を決めることができる。
第2ディスプレイ83が表示する登録用画面95は、登録情報領域951と登録ボタン領域952とスクロール領域954とから構成される。登録情報領域951と登録ボタン領域952は、上述したとおりである。スクロール領域954は、スクロールボタン955および956を表示する領域である。スクロールボタン955および956は、第2表示部91に対して登録ボタン領域952を上下にスライドさせるためのボタンである。第1ディスプレイ82が支持部87から取り外された状態では、第2ディスプレイ83のみで登録画面を表示するため、第2表示部91は、登録ボタン用953全てを表示できない。スクロールボタン955および956を操作することで、第2ディスプレイのみで登録画面を表示する場合でも、店員は全ての商品について商品登録を行うことができる。
第3の実施形態によれば、複数のディスプレイを備えたPOS端末80において、第1ディスプレイ82と第2ディスプレイ83との距離が所定距離以下で、第1ディスプレイ82が支持部87に支持されていると認められる場合、第1ディスプレイ82と第2ディスプレイ83とによる1画面表示で登録画面を表示する。また、第1ディスプレイ82と第2ディスプレイ83との距離が所定距離より大きく、第1ディスプレイ82が支持部87から取り外されたと認められる場合、第1ディスプレイ82はメニュー画面を、第2ディスプレイ83は登録画面をそれぞれ表示する。
これにより、第1ディスプレイ82は、店員向け表示画面である登録用画面95と客向け表示画面であるメニュー画面96とを切換えて表示することができるので、第1ディスプレイ82を有効活用できる。加えて、第1ディスプレイ82の表示は、取得部8005が取得する距離情報に基づいて、登録用画面95とメニュー画面96とが自動的に切換えられるため、店員を煩わせることがない。また、第1ディスプレイ82および第2ディスプレイ83は、これら両ディスプレイ82、83間の距離に応じて、通常モードと拡張モードとに切換わるので、当該両ディスプレイ82、83をより有効に活用することができる。
以上説明したとおり、上記実施形態の情報処理装置は、商品を提供する店舗で利用される情報処理装置であって、店員向け表示情報または客向け表示情報を選択的に表示するディスプレイと予め定められた基準位置との距離が所定距離以下であるか否かを示す距離情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した距離情報に基づいて、前記ディスプレイに表示される表示情報を前記店員向け表示情報または前記客向け表示情報に切替える表示処理部と、を備える。
これにより、各実施形態の情報処理装置は、利用されるシーンに応じてディスプレイに店員向け表示情報または客向け表示情報を表示することできるので、ディスプレイの有効に活用することができる。
また、上記実施形態の情報処理装置は、取引される商品の情報を登録する登録装置であって、取得部は、ディスプレイを着脱可能に保持する装置本体と前記ディスプレイとの距離が所定距離以下であるか否かを示す距離情報を取得し、表示処理部は、前記取得部が前記装置本体と前記ディスプレイとの距離が所定距離以下であることを示す距離情報を取得すると、前記ディスプレイに店員向け表示情報を表示し、前記取得部が前記装置本体と前記ディスプレイとの距離が所定距離以下でないことを示す距離情報を取得すると、前記ディスプレイに客向け表示情報を表示する。
これにより、登録装置のディスプレイを装置本体から取り外された状態でも利用することができるので、当該登録装置のディスプレイを有効に活用することができる。
さらに、上記実施形態の情報処理装置は、第1ディスプレイおよび第2ディスプレイを備え、取得部は、前記第1ディスプレイと前記第2ディスプレイとの距離が所定距離以下であるか否かを示す距離情報を取得し、表示処理部は、前記取得部が取得した距離情報に基づいて、前記第1ディスプレイおよび前記第2ディスプレイ表示される表示情報の少なくとも一方を切換える。
これにより、複数のディスプレイを備えた情報処理装置においても、ディスプレイを有効に活用することができる。
加えて、上記実施形態の情報処理装置は、取引される商品の情報を登録する登録装置であって、第1ディスプレイは、第2ディスプレイが設けられた装置本体に着脱可能に取付けられ、表示処理部は、取得部が前記第1ディスプレイと前記第2ディスプレイとの距離が所定距離以下であることを示す距離情報を取得すると、前記第1ディスプレイおよび前記第2ディスプレイに店員向け表示情報を表示し、前記取得部が前記第1ディスプレイと前記第2ディスプレイとの距離が所定距離より大きいことを示す距離情報を取得すると、前記第1ディスプレイに客向け表示情報を表示するとともに前記第2ディスプレイに店員向け表示情報を表示する。
これにより、第1ディスプレイが登録装置本体に取付けられた状態では、第1ディスプレイおよび第2ディスプレイに店員向け表示情報を表示して、登録装置を操作する店員の操作性を向上させることができる。また、第1ディスプレイが登録装置本体から取り外された状態では、第1ディスプレイに客向け表示情報を表示することで第1ディスプレイを有効に活用することができる。
また、上記実施形態の情報処理装置は、表示処理部は、取得部が第1ディスプレイと第2ディスプレイとの距離が所定距離以下であることを示す距離情報を取得すると、店員向け表示情報を前記第1ディスプレイと前記第2ディプレイとで1画面表示する。
これにより、第2ディスプレイが設けられた装置本体に第1ディスプレイが装着された状態で、店員向け表示情報を第1ディスプレイおよび第2ディスプレイを用いた1画面表示するので、店員の操作性を高めることができる。
なお、上記各実施形態において、POS端末、タブレット端末、発行指示装置、およびオーダー端末などの情報処理装置で実行される制御プログラムは、CD-ROM等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。また、上記情報処理装置で実行される制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良く、さらには、インターネット等のネットワーク経由で提供するように構成しても良い。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 POS端末(情報処理装置)
12 ディスプレイ
30 タブレット端末(情報処理装置、ディスプレイ)
50 発行指示装置(情報処理装置)
52 ディスプレイ
70 オーダー端末(情報処理装置、ディスプレイ)
80 POS端末(情報処理装置)
82 第1ディスプレイ
83 第2ディスプレイ
1005 取得部
1006 表示処理部
3003 取得部
3004 表示処理部
8005 取得部
8007 表示処理部
特開2020-61077号公報

Claims (6)

  1. 商品を提供する店舗で利用される情報処理装置であって、
    店員向け表示情報または客向け表示情報を選択的に表示するディスプレイと予め定められた基準位置との距離が所定距離以下であるか否かを示す距離情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した距離情報に基づいて、前記ディスプレイに表示される表示情報を前記店員向け表示情報または前記客向け表示情報に切替える表示処理部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置は、取引される商品の情報を登録する登録装置であって、
    前記基準位置は、前記ディスプレイを着脱可能に保持する装置本体であり、
    前記表示処理部は、前記取得部が前記装置本体と前記ディスプレイとの距離が所定距離以下であることを示す距離情報を取得すると、前記ディスプレイに店員向け表示情報を表示し、前記取得部が前記装置本体と前記ディスプレイとの距離が所定距離より大きいことを示す距離情報を取得すると、前記ディスプレイに客向け表示情報を表示する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 第1ディスプレイおよび第2ディスプレイを備え、
    前記ディスプレイは前記第1ディスプレイまたは前記第2ディスプレイのいずれか一方であり、前記基準位置は前記第1ディスプレイまたは前記第2ディスプレイのいずれか他方であり、
    前記表示処理部は、前記取得部が取得した距離情報に基づいて、前記第1ディスプレイおよび前記第2ディスプレイに表示される表示情報の少なくとも一方を切換える、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置は、取引される商品の情報を登録する登録装置であって、
    前記第1ディスプレイは、前記第2ディスプレイが設けられた装置本体に着脱可能に取付けられ、
    前記表示処理部は、前記取得部が前記第1ディスプレイと前記第2ディスプレイとの距離が所定距離以下であることを示す距離情報を取得すると、前記第1ディスプレイおよび前記第2ディスプレイに店員向け表示情報を表示し、前記取得部が前記第1ディスプレイと前記第2ディスプレイとの距離が所定距離より大きいことを示す距離情報を取得すると、前記第1ディスプレイに客向け表示情報を表示するとともに前記第2ディスプレイに店員向け表示情報を表示する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記表示処理部は、前記取得部が前記第1ディスプレイと前記第2ディスプレイとの距離が所定距離以下であることを示す距離情報を取得すると、前記店員向け表示情報を前記第1ディスプレイと前記第2ディスプレイとで1画面表示する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 商品を提供する店舗で利用される情報処理装置をコンピュータで制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    店員向け表示情報または客向け表示情報を選択的に表示するディスプレイと予め定められた基準位置との距離が所定距離以下であるか否かを示す距離情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した距離情報に基づいて、前記ディスプレイに表示される表示情報を前記店員向け表示情報または前記客向け表示情報に切替える表示処理部と、
    として機能させるプログラム。
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