JP2022149106A - 液体を吐出する装置、液体収容容器、詰め替え容器、洗浄液容器 - Google Patents

Abstract

【課題】詰め替え作業の作業性を向上する装置を提供する。【解決手段】液体を吐出するヘッド１１と、装置本体に設置され、ヘッド１１に供給するインク２００を収容した液体タンク２１とを備え、液体タンク２１は注入口２１１を覆う開閉可能な第１蓋部材２１２を有し、第１蓋部材２１２は、第１嵌合部２１３を有し、第１蓋部材２１２の第１嵌合部２１３には、詰め替えボトル３０に取り外し可能に備えられ、第１蓋部材２１２を開閉可能な第２蓋部材３１２の第２嵌合部３１３が嵌合可能である。【選択図】図２

Description

本発明は液体を吐出する装置、液体収容容器、詰め替え容器、洗浄液容器に関する。

液体を吐出する装置としての例えば印刷装置において、長時間の連続印刷を行えるようにするため、装置本体に設置された液体収容容器に補給容器から液体を補給できるようにしたものがある。

例えば、液体収容容器は、液体を注入するための液体注入口と、液体注入口の周りに設けられた第１嵌合部と、を有し、液体補給容器は、液体を注出するための液体注出口と、液体注出口の周りに設けられた第２嵌合部と、を有し、第１嵌合部と第２嵌合部とが嵌合することにより液体注出口から注入口への液体の補給が可能となるようにしたものが知られている（特許文献１）。

特開２０１７－２０５８９５号公報

しかしながら、特許文献１に開示の構成にあっては、液体補給（詰め替え）を行うためには、液体が収容された状態の液体補給容器を持ち上げながら第２嵌合部を液体容器の第１嵌合部に嵌合させなければならず、詰め替え作業の作業性が悪いという課題がある。

本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、詰め替え作業の作業性を向上することを目的とする。

上記の課題を解決するため、本発明の請求項１に係る液体を吐出する装置は、
液体を吐出するヘッドと、
前記ヘッドに供給する液体を収容する液体収容部と、を備え、
前記液体収容部は、注入口を覆う開閉可能な第１蓋部材を有し、
前記第１蓋部材は、第１嵌合部を有し、
前記第１嵌合部には、前記液体収容部に前記液体を補給する詰め替え容器に取り外し可能に備えられ、前記第１蓋部材を開閉可能な第１鍵部材が嵌合可能である
構成とした。

本発明によれば、詰め替え作業の作業性が向上する。

本発明の第１実施形態に係る液体を吐出する装置の要部説明図である。 液体タンク及び詰め替えボトルの要部斜視説明図である。 液体タンクに対する液体補給（詰め替え）作業の説明に供する斜視説明図である。 複数の液体収容容器と詰め替え容器の嵌合部形状の説明に供する説明図である。 比較例１における詰め替え作業時の混色の発生の説明に供する説明図である。 液体収容容器の液体を洗浄液に詰め替える詰め替え作業の説明に供する説明図である。 洗浄液容器の要部斜視説明図である。 液体タンクの第１嵌合部と洗浄液容器の第３嵌合部の形状の説明に供する説明図である。 同じく嵌合状態の説明に供する説明図である。 本発明の第２実施形態における液体収容容器及び洗浄液容器の説明に供する要部斜視説明図である。 本発明の第３実施形態における詰め替え容器の説明に供する要部斜視説明図である。

以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。本発明の第１実施形態に係る液体を吐出する装置について図１を参照して説明する。図１は同装置の要部説明図である。

液体を吐出する装置としての印刷装置１は、液体を吐出する液体吐出部１０と、液体吐出部１０に対して液体を供給する液体供給系２０とを備えている。

液体吐出部１０は、液体を吐出するノズルを有する液体吐出手段としてのヘッド１１と、ヘッド１１に液体を供給するサブタンク１２と、ヘッド１１及びサブタンク１２を搭載したキャリッジ１３を備えている。キャリッジ１３は紙面平行方向に往復移動可能である。

ヘッド１１に対して液体を供給する液体供給系２０は、液体収容部としての液体タンク２１を備えている。液体タンク２１は、装置本体に設置された液体を収容する液体収容容器である。液体タンク２１から液体供給経路２２を介してヘッド１１に液体が供給される。液体供給経路２２には、フィルタ２３と、送液手段である送液ポンプ２４が配置されている。

液体タンク２１は、ハウジング２５内に収容されている。ハウジング２５は開閉可能なカバー２６を備えている。液体タンク２１は、詰め替え容器である詰め替えボトル３０から液体としてのインク２００が補給される。

なお、液体収容部は、液体タンク２１のように装置本体に対して交換可能な収容容器ではなく、例えばハウジング２５と一体になったようなものでもよい。

次に、液体収容容器である液体タンク及び詰め替え容器である詰め替えボトルについて図２も参照して説明する。図２は同液体タンク及び詰め替えボトルの要部斜視説明図である。

液体タンク２１は、液体を収容するタンク本体（容器本体）２１０と、液体を注入する注入口２１１（図１参照）と、注入口２１１を覆う開閉可能な第１蓋部材２１２とを備えている。

液体タンク２１の第１蓋部材２１２の天面２１２ａには、図２（ａ）に示すように、第１嵌合部２１３が設けられている。第１嵌合部２１３は、第１蓋部材２１２の天面２１２ａから凹む凹部２１３ａと、凹部２１３ａの壁面から径方向に凹む３つの凹部２１３ｂ、２１３ｃ、２１３ｄを有している。

また、液体タンク２１は、タンク本体２１０から立ち上がって第１蓋部材２１２の周囲を囲む囲み部２２０が設けられている。これにより、第１蓋部材２１２は囲み部２２０の内側に埋め込まれた状態となり、ユーザーが第１蓋部材２１２を直接把持して操作することができなくなる。

詰め替えボトル３０は、補給容器でもあり、液体としてのインク２００を収容するボトル本体（容器本体）３１０と、インク２００を注ぐ注ぎ口３１１（図１参照）と、注ぎ口３１１を覆う開閉可能な第２蓋部材３１２とを備えている。

詰め替えボトル３０の第２蓋部材３１２は、詰め替えボトル３０に取り外し可能に設けられた第１鍵部材である。この詰め替えボトル３０の第２蓋部材３１２の天面３１２ａには、図２（ｂ）に示すように、第２嵌合部３１３が設けられている。第２嵌合部３１３は、第２蓋部材３１２の天面３１２ａから突出する凸部３１３ａと、凸部３１３ａの壁面から径方向に突出する３つの凸部３１３ｂ、３１３ｃ、３１３ｄを有している。

ここで、詰め替えボトル３０の第２蓋部材３１２の第２嵌合部３１３の凸部３１３ａは、液体タンク２１の第１蓋部材２１２の第１嵌合部２１３の凹部２１３ａに嵌合可能である。同様に、詰め替えボトル３０の第２蓋部材３１２の第２嵌合部３１３の凸部３１３ｂ～３１３ｄは、液体タンク２１の第１蓋部材２１２の第１嵌合部２１３の凹部２１３ｂ～２１３ｄにそれぞれ嵌合可能である。

これにより、詰め替えボトル３０の第２蓋部材３１２は、液体タンク２１の第１蓋部材２１２を開閉可能な第１鍵部材として機能し、かつ、蓋部材であるので詰め替えボトル３０から取り外し可能となる。

次に、液体タンクに対する液体補給（詰め替え）作業について図３も参照して説明する。図３は同説明に供する斜視説明図である。

詰め替えボトル３０のインク２００を液体タンク２１に補給するときには、詰め替えボトル３０の第２蓋部材３１２をボトル本体３１０から取り外す。

そして、図３に示すように、取り外した第２蓋部材３１２の第２嵌合部３１３を、液体タンク２１の第１蓋部材２１２の第１嵌合部２１３に嵌合させる。この状態で、第２蓋部材３１２を例えば図３の矢印Ａ方向に回すことで、液体タンク２１の注入口２１１から第１蓋部材２１２を取り外して、注入口２１１を開けることができる。

その後、図１に示すように、詰め替えボトル３０の注ぎ口３１１から液体タンク２１の注入口２１１にインク２００を注いで、液体タンク２１にインク２００を補給する。

このように、詰め替えボトル３０の第２蓋部材３１２を取り外し、第２蓋部材３１２を第１鍵部材として液体タンク２１の第１蓋部材２１２に嵌め合わせて、第１蓋部材２１２を開けることができる。

これにより、詰め替えボトル３０を持ち上げて液体タンク２１と嵌合させるような作業を行うことなく、液体タンク２１の第１蓋部材２１２を容易に開くことができ、詰め替え作業（補給作業）の作業性が向上する。特に、本発明は大型の印刷装置の場合に高い効果が得られる。大型の印刷装置である場合、インクを収容する液体収容部の容量が大きく、伴って詰め替え容器の容量も大きくなり、詰め替え容器は重くなるためである。

なお、液体タンク２１の第１蓋部材２１２を閉めるときには、詰め替えボトル３０から取り外した第２蓋部材３１２を再度第１蓋部材２１２に嵌め合わせて、図３で矢印Ｂ方向に回すことで、液体タンク２１の注入口２１１を第１蓋部材２１２で閉じる。

次に、本実施形態における複数の液体収容容器と詰め替え容器の嵌合部形状について図４を参照して説明する。図４は同説明に供する説明図である。

本実施形態の印刷装置１ではでは、複数の液体収容容器としての液体タンク２１を備えて、各液体タンク２１には異なる種類（色）の液体を収容する。

例えば、複数の液体タンク２１として、図４に示すように、ブラック（Ｋ）、シアン（Ｃ）、マゼンタ（Ｍ）、イエロー（Ｙ）、ライトブラック（ＬＢ）、レッド（Ｒ）、オレンジ（Ｏ）、グリーン（Ｇ）の色のインクを収容する８つの液体タンク２１を備える。

ここで、複数の液体タンク２１の各第１嵌合部２１３の凹部２１３ｂ、２１３ｃは、いずれの液体タンク２１でも同じ周方向の位置に配置されている。つまり、複数の液体タンク２１の第１嵌合部２１３は、いずれも複数の液体タンク２１間で共通の嵌合部分となる凹部２１３ｂ、２１３ｃを含んでいる。

一方、複数の液体タンク２１の各第１嵌合部２１３の凹部２１３ｄは、各色の液体タンク２１毎に異なる周方向の位置に配置されている。

各色の詰め替えボトル３０は、それぞれ、同じ色の液体タンク２１の第１嵌合部２１３の凹部２１３ｂ～２１３ｄと嵌合する凸部３１３ｂ～３１３ｄを含む第２嵌合部３１３を有している。

このように構成したので、インク２００を補給する液体タンク２１の色と詰め替えボトル３０の色とが異なるときには、詰め替えボトル３０の第２蓋部材３１２の第２嵌合部３１３を当該液体タンク２１の第１嵌合部２１３に嵌合することができなくなる。

これにより、詰め替えの目的とする色の液体タンク２１以外の他の色の液体タンク２１の第１蓋部材２１２を開けることができなくなり、混色を確実に防止することができる。

ここで、比較例１について図５を参照して説明する。図５は同比較例１における詰め替え作業時の混色の発生の説明に供する説明図である。

比較例１では、液体タンク２１の注入口２１１は、本発明のような第１嵌合部２１３を有しない通常のキャップである第１蓋部材２１２で開閉するようにしていている。

そのため、図５に示すように、複数の液体タンク２１の注入口２１１を開けたままにして詰め替えボトル３０から所定の液体タンク２１に注入することができる。このような詰め替え作業を行うときに、跳ね返りやこぼしたときのインクが他の色の液体タンク２１に混入して混色が発生する。

具体的には、例えば、詰め替えボトル３０のインク２００の色と異なる色の液体タンク２１Ｂも注入口２１１を開ける。ここで、液体タンク２１Ｂのインク２００の色を見て選択ミスに気付くものの、そのまま液体タンク２１Ｂの注入口２１１を閉じることなく、液体タンク２１Ａの注入口２１１を開けて補給を行う。このとき、跳ね返りインクなどが近接する液体タンク２１Ｂ内に混入してインクの混色が引き起こされる。

また、液体タンク２１Ａにインクを補給した後、液体タンク２１Ａの注入口２１１を閉め忘れたまま、液体タンク２１Ａに隣接する液体タンク２１Ｂの補給を行うために、液体タンク２１Ｂの注入口２１１を開けて補給を行う。このとき、跳ね返りインクなどが近くの液体タンク２１Ａ内に混入してインクの混色が引き起こされる。

さらに、補給する色を間違えて、例えば、マゼンタインクを補給するときに、ライトマゼンタやレッドなどの近い色の液体タンク２１の注入口２１１を開けて、そのまま気づかずに補給を行う。この場合はそのままインク混色が引き起こされる。

これに対して、本実施形態のように、液体タンク２１と詰め替えボトル３０が同じ色でないときには、液体タンク２１の第１蓋部材２１２を開けることができないので、比較例１のような混色の発生を抑制できる。

次に、液体収容容器の液体を洗浄液に詰め替える場合について図６を参照して説明する。図６は洗浄液に詰め替え作業の説明に供する説明図である。

液体を使用する印刷装置１では、インク色配置の変更作業や、印刷を行わない長期の保管時、輸送時などに、供給経路２２などの経路内をインク２００から洗浄液（もしくは保管液）４００に置き換える作業を必要とすることが知られている。

そこで、本実施形態では、液体タンク２１内を空にして、液体タンク２１に洗浄液容器としての洗浄液ボトル４０から洗浄液４００を補給して詰め替えるようにしている。

次に、洗浄液容器について図７ないし図９を参照して説明する。図７は洗浄液容器の要部斜視説明図、図８は液体タンクの第１嵌合部と洗浄液容器の第３嵌合部の形状の説明するに供する説明図、図９は同じく嵌合状態の説明に供する説明図である。

洗浄液ボトル４０は、洗浄液４００を収容するボトル本体（容器本体）４１０と、洗浄液４００を注ぐ注ぎ口４１１（図６参照）と、注ぎ口４１１を覆う開閉可能な第３蓋部材４１２とを備えている。

洗浄液ボトル４０の第３蓋部材４１２は、詰め替えボトル４０に取り外し可能に設けられた第２鍵部材である。この洗浄液ボトル４０の第３蓋部材４１２の天面４１２ａには、第３嵌合部４１３が設けられている。第３嵌合部４１３は、天面から突出する凸部４１３ａと、凸部４１３ａの周面から径方向に吐出する２つの凸部４１３ｂ、４１３ｃを有している。

ここで、図９（ｂ）に示すように、洗浄液ボトル４０の第３蓋部材４１２の第３嵌合部４１３の凸部４１３ａは、液体タンク２１の第１蓋部材２１２の第１嵌合部２１３の凹部２１３ａに嵌合可能である。同様に、洗浄液ボトル４０の第３蓋部材４１２の第３嵌合部４１３の凸部４１３ｂ、４１３ｃは、すべての色の液体タンク２１の第１蓋部材２１２の第１嵌合部２１３の共通嵌合部分である凹部２１３ｂ、２１３ｃにそれぞれ嵌合可能である。なお、図９（ａ）には第１嵌合部２１３と第２嵌合部３１３の嵌合状態を示している。

これにより、洗浄液ボトル４０の第３蓋部材４１２は、すべての色の液体タンク２１の第１蓋部材２１２を開閉可能な第２鍵部材として機能し、かつ、蓋部材であるので洗浄液ボトル４０から取り外し可能となる。

次に、本発明の第２実施形態について図１０を参照して説明する。図１０は同実施形態における液体収容容器及び洗浄液容器の説明に供する要部斜視説明図である。

本実施形態では、液体タンク２１の第１蓋部材２１２には、第１嵌合部２１３とは別に、第１蓋部材２１２の周囲に設けた複数の凸部２１４ａで構成される共通嵌合部２１４を備えている。この共通嵌合部２１４の凸部２１４ａは、すべての色の液体タンク２１で同じ周方向位置に設けられている。

洗浄液ボトル４０の第３蓋部材４１２には、天面４１２ａから突出する４つの凸部４１４ａ間で形成される４つの凹部４１４ｂで構成される第３嵌合部４１３を備えている。第３嵌合部４１３の凹部４１４ｂは、液体タンク２１の共通嵌合部２１４の凸部２１４ａに嵌合する。

これにより、前記第１実施形態と同様に、洗浄液ボトル４０の第３蓋部材４１２を使用して、すべての色の液体タンク２１の第１蓋部材２１２を開けることができる。

次に、本発明の第３実施形態について図１１を参照して説明する。図１１は同実施形態における詰め替え容器の説明に供する要部斜視説明図である。

詰め替え容器３０の第１鍵部材となる第２蓋部材３１２は、容器本体３１０の注ぎ口３１１に取り付けた係止部３２１ａと第２蓋部材３１２に設けた係止部３２１ｂとを接続部材３２２に接続（連結）している。

これにより、第２蓋部材３１２を詰め替え容器３０の容器本体３１０から取り外して、液体タンク２１の第１蓋部材２１２を開閉した後、詰め替え容器３０の蓋部材３１２を紛失するおそれを防止できる。第２蓋部材３１２は注ぎ口３１１から取り外して、液体タンク２１の第１蓋部材２１２の第１嵌合部２１３に嵌合させることができるため、作業性の向上は損なわない。

なお、上記各実施形態においては、詰め替え容器の蓋部材、洗浄液容器の蓋部材を鍵部材と兼用している例で説明しているが、蓋部材とは別に容器本体から取り外し可能な鍵部材を備える構成とすることもできる。

１ 液体を吐出する装置（印刷装置）
１０ 液体吐出部
１１ ヘッド
２０ 液体供給系
２１ 液体タンク（液体収容容器）
２２ 供給経路
３０ 詰め替えボトル（詰め替え容器）
４０ 洗浄液ボトル（洗浄液容器）
２００ インク
２１０ タンク本体
２１１ 注入口
２１２ 第１蓋部材
２１３ 第１嵌合部
３１０ ボトル本体
３１１ 注ぎ口
３１２ 第２蓋部材（第１鍵部材）
３１３ 第２嵌合部
４００ 洗浄液
４１０ ボトル本体
４１１ 注ぎ口
４１２ 第３蓋部材（第２鍵部材）
４１３ 第３嵌合部

Claims (15)

1. 液体を吐出するヘッドと、
   前記ヘッドに供給する液体を収容する液体収容部と、を備え、
   前記液体収容部は、注入口を覆う開閉可能な第１蓋部材を有し、
   前記第１蓋部材は、第１嵌合部を有し、
   前記第１嵌合部には、前記液体収容部に前記液体を補給する詰め替え容器に取り外し可能に備えられ、前記第１蓋部材を開閉可能な第１鍵部材が嵌合可能である
   ことを特徴とする液体を吐出する装置。
2. 詰め替え容器から液体が詰め替え可能になっている液体収容部を備える液体を吐出する装置であって、
   液体を吐出するヘッドを備え、
   前記液体収容部は、注入口を覆う開閉可能な第１蓋部材を有し、
   前記第１蓋部材は、第１嵌合部を有し、
   前記液体収容部に補給する前記液体を収容する前記詰め替え容器の容器本体に取り外し可能に備えられ、前記第１蓋部材を開閉可能な第１鍵部材が、前記第１嵌合部に嵌合する
   ことを特徴とする液体を吐出する装置。
3. 前記第１蓋部材の第１嵌合部は凸部又は凹部を有する
   ことを特徴とする請求項１又は２に記載の液体を吐出する装置。
4. 前記第１蓋部材の第１嵌合部は、前記第１蓋部材の天面に設けられている
   ことを特徴とする請求項３に記載の液体を吐出する装置。
5. 前記液体収容部には、前記第１蓋部材の外周を囲む壁部が設けられている
   ことを特徴とする請求項１ないし４のいずれかに記載の液体を吐出する装置。
6. 種類の異なる液体を収容する複数の前記液体収容部を備え、
   前記複数の液体収容部は、それぞれの前記液体収容部で異なる前記第１嵌合部を有し、
   前記液体収容部の前記第１嵌合部は、当該液体収容部と同じ種類の前記液体を収容する前記詰め替え容器に備えられる前記第１鍵部材にのみ嵌合可能である
   ことを特徴とする請求項１ないし５のいずれかに記載の液体を吐出する装置。
7. 前記複数の液体収容部は、前記第１蓋部材に、前記複数の液体収容部間で共通の嵌合部を備えている
   ことを特徴とする請求項６に記載の液体を吐出する装置。
8. 前記液体収容部の前記第１蓋部材の前記第１嵌合部は、前記共通の嵌合部を含む
   ことを特徴とする請求項７に記載の液体を吐出する装置。
9. 前記複数の液体収容部の前記第１蓋部材は、前記第１嵌合部とは別に、前記共通の嵌合部を備えている
   ことを特徴とする請求項７に記載の液体を吐出する装置。
10. 前記複数の液体収容部のそれぞれの前記第１蓋部材の前記共通の嵌合部は、前記複数の液体収容部に補給する洗浄液を収容する洗浄液容器に取り外し可能に備えられた、前記液体収容容器の前記第１蓋部材を開閉可能な第２鍵部材に嵌合可能である
    ことを特徴とする請求項６ないし９のいずれかに記載の液体を吐出する装置。
11. 液体を吐出する装置の装置本体に設置される液体収容容器であって、
    前記液体収容容器は、注入口を覆う開閉可能な第１蓋部材を有し、
    前記第１蓋部材には、前記液体収容容器に補給する液体を収容する詰め替え容器に取り外し可能に備えられ、前記第１蓋部材を開閉可能な第１鍵部材が嵌合する第１嵌合部を有する
    ことを特徴とする液体収容容器。
12. 液体を吐出する装置の装置本体の液体収容部容器に補給する液体を収容する詰め替え容器であって、
    特定の前記液体収容部の注入口を覆う開閉可能な第１蓋部材に設けられた第１嵌合部に嵌合して、前記第１蓋部材を開閉可能な第１鍵部材を取り外し可能に備えている
    ことを特徴とする詰め替え容器。
13. 前記第１鍵部材は、前記詰め替え容器の注ぎ口を覆う第２蓋部材である
    ことを特徴とする請求項１２に記載の詰め替え容器。
14. 液体を吐出する装置の装置本体に設置される複数の液体収容部に補給する洗浄液を収容する洗浄液容器であって、
    前記複数の液体収容部の注入口を覆う開閉可能な第１蓋部材に設けられた共通の嵌合部に嵌合して、前記第１蓋部材を開閉可能な第２鍵部材を取り外し可能に備えている
    ことを特徴とする洗浄液容器。
15. 装置本体に設置される液体収容部と、
    前記液体収容部に補給する液体を収容する詰め替え容器と、を含み、
    前記液体収容部は、注入口を覆う開閉可能な第１蓋部材に第１嵌合部を有し、
    前記詰め替え容器は、前記液体収容部の前記第１嵌合部に嵌合して、前記第１蓋部材を開閉可能な第１鍵部材を取り外し可能に備えている
    ことを特徴とする液体を吐出する装置。

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